もしも桃子が愛理にオナニーを教えたら part4.1
1 :
名無し募集中。。。:
2 :
名無し募集中。。。:2009/02/09(月) 22:56:16.39 I
乙
3 :
名無し募集中。。。:2009/02/09(月) 23:04:32.27 O
part4あったの?
4 :
名無し募集中。。。:2009/02/09(月) 23:05:01.63 0
11 名前:携帯3[] 投稿日:2009/02/09(月) 16:46:34.37 O
「あぁ〜痛い!痛いよあいりん!やめて!お願い!」
愛理ちゃんは容赦がなかった。
助走もなにもあったもんじゃない。
いきなり深々と指を突き立てようとするのだ。
せめてなんかこう馴染ませながらというかある意味じらしながらというかそういう配慮が最初から欠如している。
性に対してまだまだ無知なところがある愛理ちゃん。
それがまさかこんなかたちで響いてくるとは…嗣永の身になって考えたら…嗚呼〜恐ろしい。
ただただ恐ろしいばかり。
「あいりん!本当にお願い!桃…ダメ!」
しかし一向に聞き届けられない。
細長い中指が出たり入ったり…もしくは関節がうねうねと曲がったり伸びたり。
5 :
名無し募集中。。。:2009/02/09(月) 23:05:34.95 0
12 名前:携帯3[] 投稿日:2009/02/09(月) 16:48:13.93 O
「痛い!痛いよあいりん!」
「痛いの?」
「うん!痛いよあいり〜ん!」
しかし願い空しくこじ開けるようにして着実に愛理ちゃんの指は侵入し一瞬の抵抗の後あっという間に根元まで入っていった。
「桃の中…あったかい」
そっと呟く愛理ちゃん。
淡々とこなしている姿からは想像出来なかったけれど愛理ちゃんは愛理ちゃんで感動しているようだ。
「桃…これ」
愛理ちゃんの細い指につつ〜っと滴る鮮血。
つまり嗣永桃子純潔の証。
愛理ちゃんは16年間守り続けられた嗣永の血を見つめながらニンマリと笑うと腕を伸ばして俺に見せてきた。
「いいよ愛理ちゃん」
突拍子もないサービスに困惑していると愛理ちゃんは残念そうに次は嗣永の頬にそれを塗りたくった。
6 :
名無し募集中。。。:2009/02/09(月) 23:06:05.96 0
13 名前:携帯3[] 投稿日:2009/02/09(月) 16:50:11.49 O
「あははは…」
怖い!
完全に性の殺人マシーン化してしまった愛理ちゃん。
そりゃそうだろう。
考えてみればさっきまで…そうさっきまで愛理ちゃんだって同じだったんだ。
それを嗣永があのちっちゃな指で…。
やられたらやり返す。
もし2人が芸能界でしのぎを削るライバルであったなら…それはそれは熾烈な争いが繰り広げられていたかもしれない。
それはさておき確かめるように再び桃肉の内側をなぞる愛理ちゃん。
「うぅっ…」
んんっ?
愛理ちゃんが顔を上げる。
おぉっ!
嗣永の体が跳ねる。
また愛理ちゃんが顔を上げる。
嗣永の体が跳ね上がる。
まさか愛理ちゃん!
7 :
名無し募集中。。。:2009/02/09(月) 23:06:38.16 0
14 名前:携帯3[] 投稿日:2009/02/09(月) 16:50:34.60 O
まるで金鉱でも見つけたように愛理ちゃんは確信を持って笑顔を俺に送ってきた。
ウォーズマンスマイル?
思わず懐かしいそんな顔が浮かんだ。
た、多分…そういうことなのかもしれない。
愛理ちゃんは…見つけたんだ。
「あああああぁ〜!」
愛理ちゃんの視線が俺から嗣永のアソコに戻った途端、嗣永が信じらんない声を上げた。
ガクンガクンとうねる嗣永の腰。
ホントだ!
あったんだ桃スポットが!
ここぞとばかりに確信犯的に愛理ちゃんが躍動する。
ざわめく空気。
上半身だけが尋常じゃないほど右往左往している嗣永。
最早俺が掴まえていようがいまいが関係なさそうなところまできている。
そう思った俺はへばりつく嗣永を振りほどきさっと愛理ちゃんの背後に回る。
〈続〉
8 :
名無し募集中。。。:2009/02/09(月) 23:09:28.26 O
エロゲは嵐の中でも頑張ってたのかw
9 :
名無し募集中。。。:2009/02/09(月) 23:15:51.37 0
矢島セクハラ発言の一部はこいつが書いてる→◆dho910AIRI
℃-uteバスツアーの最中旅先にパソコンを持ち歩いて慣れない環境で
自演失敗!愚かにもトリを晒してしまう
糞数字と呼ばれるこの固定はバスツアーにゾック(起動戦士ガンダム)を持ち歩き
いちいち写真をUPし実況していた
ミニコンサートを盗聴した音源もUPしていた
深夜まで狼固定と飲み明かす
そのさなか自演に失敗した
いまは愛理推しを保留にしてマイマイに推しを変えての参戦だったが
握手会でマイマイに無視同然の扱いを受け半泣きw
矢島は握手がよかった矢島は握手がよかったという一方でこの書き込み↓
矢島舞美ちゃんファンクラブ 36maimi
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1233927612/ 187 名前:◆dho910AIRI 投稿日:2009/02/08(日) 02:20:08.74 0
さぁ舞美こっちへおいで
僕からの誕生日プレゼントはこれだ!(全裸になる)
舞美「うれしい」
188 名前:名無し募集中。。。 投稿日:2009/02/08(日) 02:34:46.16 0
さあー
名無しにしそこねたのを発見したぞぉー
犬畜生にも劣る◆dho910AIRIを見つけたらなぶりものにしましょう
10 :
名無し募集中。。。:2009/02/09(月) 23:17:11.39 0
勃ったか
11 :
名無し募集中。。。:2009/02/09(月) 23:19:49.83 0
12 :
名無し募集中。。。:2009/02/09(月) 23:24:57.75 O
エロゲは今も書き貯めてるのかな
13 :
名無し募集中。。。:2009/02/09(月) 23:57:41.10 0
待ってるよ俺は
14 :
エロゲプレイヤー2号:2009/02/10(火) 00:02:42.02 0
「あいりっ…ちゃんと見てる?」
「う…ん、見てるよ、もも…」
「どーなってる?愛理?」
「なんか…パンツから…でてきた?」
「そーだね、ちょうどアレの先っちょんトコ…なんか染み出てきてるね…」
さっきまでオレに聞こえないように行われていたはずの桃子の解説
なのに今はなぜか、オレにもハッキリと聞こえるボリュームで放送されている
いや、それはもう解説というよりは、
桃子と愛理ちゃんの2人による実況に近かった
そしてその2人の実況を聞いてはじめて
今オレが自らの手のひらで抱きしめたこの分身が
その喜びに分泌したカウパー腺液が
トランクスの薄布の繊維の格子から外へと滲み出ているのに気がついた
「もも…あれ、なに?」
「あれがガマン汁だよ」
「ガマン…じ、る?」
そう、コイツの俗称はガマン汁
桃子がそんな言葉を知っているコトは不思議と疑問に感じることもなかったが
それよりも−
「ガマン…ガマンしてるの?なにを??」
愛理ちゃんのその素朴な質問の方がオレのガマン汁の粘度をさらに深めて
それこそオレは、ガマンの限界ってヤツに到達しつつあった
15 :
エロゲプレイヤー2号:2009/02/10(火) 00:03:19.77 0
「ガマンしてるのはねぇ…」
チラリとオレに視線を送った桃子は、
そのまままた、愛理ちゃんの耳元に口を寄せた
そしてまたしても、オレに聞こえないように囁く解説者に戻った桃子
その解説を聞いているらしい愛理ちゃんは
コンマ何秒の世界で表情も様子も見る見る変化を遂げていく
大きく目を見開いたかと思うと、今度は徐々に口がポカーンと開きだし、
胸に抱いたかっぱさんをさらにぎゅっと抱きしめる
すでに真っ赤に染まっていたはずの顔は、
さらにさらに、もう燃えてるのかと思うほど赤くなっていた
おいおい桃子、オマエいったい愛理ちゃんに何を言ったんだよ?
なんだかとんでもないことを言ってるに違いない
今きっと愛理ちゃんの中でオレはとんでもない変態さんになっているに違いない
いや確かに、今やってることも十分に変態なんだが…
「ねぇ〜、手、動かしたら?もっとちゃんとシテみせてくんないと、愛理の勉強にならないでしょ〜」
オレの心の動揺を知ってか知らずか、
またしても小指を立てて空気を掴んだ右手を差し出し
それをゆらゆら上下させるながら
桃子はさらなる要求を提示してくる
なぜか、今のオレはその桃子の指示には逆らえない体になっていた…
16 :
エロゲプレイヤー2号:2009/02/10(火) 00:03:51.75 0
「…………っぅ…」
悔しかったので返事はしなかった
しかしオレは、桃子に言われるままに、
トランクスの中で我が分身をゆっくりとシゴキはじめた
ゆったりのトランクスだけど、やはり窮屈感は否めない
ただ、桃子言うところのガマン汁が大量に分泌されているおかげで
オレの右手は実によく滑り、スムーズな擬似ピストンを成立させていた
「スゴイでしょ?愛理のえっちな水着姿とか見てあんなんなったんだよ?」
だんだん、右手の動きに神経を集中させようとし始めていたとき
突然、桃子の声が聞こえた
「え、えっちじゃ…ないよぉ…」
「えっちじゃなきゃあんなにならないでしょ?」
「で、でもぉ…」
「えっちな愛理のえっちな水着写真見て、コーフンしてぇ…」
「やだぁ…ちがうよぉ…」
「愛理があんなにしたんだよ?あの、お・ち・ん・ち・ん♪」
「やぁ…もものいじわるぅ」
気付けば2人の声はまたオレにもちゃんと聞こえる音量になっていた
それはいいんだけれど…
なんなんだこの2人の雰囲気は?
ピッタリくっついて、真っ赤に上気した顔で
2人ともオレを見てはいるけれど
今の2人は、ひとりで恥ずかしいコトをしているオレという風景を
イチャイチャと眺めているラブラブの恋人同士にしか見えなかった
17 :
エロゲプレイヤー2号:2009/02/10(火) 00:04:14.15 0
ここで<セーブ>
バスツアー握手会の順番待ちの暇なとき「帰ったらコレの続き書かなきゃ〜」ってちょっと考えてたら
実際の愛理との握手でなんかとっても後ろめたくなって
いきなり「ゴメンなさい!」って言いそうになったwww
18 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 00:08:38.78 0
来たか
まとめ更新しました
20 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 00:21:46.24 0
ゴクリ・・・
21 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 01:17:12.64 O
>>19 まとめの人?いつも乙です
まとめサイトへの提案ですが完結作に〈完結済〉的な
表記を加えるというのはいかがでしょうか
22 :
名無し募集中:2009/02/10(火) 02:47:03.93 0
エロゲは罪の意識あるだけマシそのままトイレ直行でしごく奴もいるから
23 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 05:10:53.48 O
ちょっと見ないうちになにがあったんだ?
24 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 07:21:28.29 0
℃-uteスレが荒らされた
25 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 10:01:23.22 O
ほ
26 :
携帯3:2009/02/10(火) 10:29:48.62 O
愛理ちゃんったら!
嗣永にやられた後そのまんまだから丸くてキュートなお尻がプリンと出っ放し。
前のめりで桃の実に熱中してる愛理ちゃん。
しかし膝をついてお尻を突き上げてるからぱっくりと愛理自身が顔を出していて俺は目のやり場に困る。
そしてもう一方、両手で体を支える嗣永であったが自然と腰を前に突き出して足もピ〜ンと開いてきた。
2人の対照的な現状に興奮しない者などいようはずがない。
なんなら黙ったまま俺のそそり立った欲望の権化を愛理ちゃんに突き立ててあげたらそのままバックでつながってしまうじゃないか…どさくさに紛れてやっちゃえば。
そんな小ずる賢い考えが頭に浮かんだがさすがに理性がそれを躊躇させた。
27 :
携帯3:2009/02/10(火) 10:30:33.68 O
トロトロと筋を作って愛理ちゃんの愛穴から割れ目に沿って愛クリの方へと蜜がとろける。
指と口で嗣永を責めているから細くくびれた腰ときれいなお尻が官能的に揺れる。
まさに壮観。
視線を変えれば愛理ちゃんの頭から嗣永の白くて肉感的な2本の足が生えてるようにさえ見えるほど。
それほど愛理ちゃんは嗣永に密着し集中しているのだ。
「うあわあぁ〜ふぅ〜ん!」
「桃!気持ちいい?」
「うん!桃!桃!あああぁ〜ダメェ〜!あいりん!」
シーツを引きちぎるほど鷲掴みしていた嗣永だったが今や愛理ちゃんの頭を掴んで自らのアソコに押し付けている。
そんな凄まじい光景にとどめをさしたのはまたもや愛理ちゃんだった。
28 :
携帯3:2009/02/10(火) 10:32:56.19 O
片方の指で桃の実をいじくり回し今度はもう片方の指を尖らせてシワシワの嗣永の肛門を撫でるのだった。
「ふぅわぁ〜!」
宙に浮くような快感が加わって嗣永の下半身の痙攣が益々強くなった。
「桃…どう?」
愛理ちゃんの不安げな声。
嗣永は震えたまま言葉になっていない。
すると…。
ああ〜っ!
なんと愛理ちゃんは無慈悲にも突き立てたその指を一気に嗣永の肛門に差し込もうとする。
「ふっはっはっ…」
驚きのあまり変な声を出す嗣永。
お腹で呼吸してなんとか調子を整えようとするが上手くいかないみたいだ。
ぐりぐりとよじりながら更に指をねじ込もうとする愛理ちゃん。
さすがにそればっかりはと思って見ているとにゅるっと第一関節までが入ったではないか。
〈続〉
29 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 11:05:08.25 O
あーっ
30 :
名無し募集中:2009/02/10(火) 11:13:57.29 0
にゅる…愛理ちゃんダメ
31 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 13:22:44.55 O
貴重な桃の実が
32 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 15:25:13.14 O
すっかりエロゲスレだな
33 :
携帯3:2009/02/10(火) 17:46:40.10 O
「あああぁ〜桃…大丈夫?」
驚いているのは意外にも愛理ちゃんだった。
歯を食いしばって頷く嗣永だったが最早一刻の猶予も許さなていないのは誰の目にも明白だった。
愛理ちゃんの細長い2本の指がそれぞれジュブジュブと嗣永の違う穴に出し入れされている。
その度に異なった形容し難い濁音が漏れる。
俺しか気づいていないだろうがさっきから同じような音が愛理ちゃんのアソコからも漏れている。
テカテカと輝いた愛理ちゃんのアソコからめくれ上がったクリが俺を呼んでいるとしか思えなかったがそれ以上に差し迫った2人のクライマックスについ目を奪われてしまう。
2本の指が段々とスピードを増していくと同時に空気を切り裂くような喘ぎ声が響き渡る。
34 :
携帯3:2009/02/10(火) 17:47:13.08 O
間違いない!
もうすぐ終わる!
愛理ちゃんが体いっぱい使って押し出すように桃クリを舐め上げる。
よがり続けていた嗣永の声がいやらしく一瞬かすれた。
「あああああぁぁ〜!桃イッていい?桃イッていいの?イクよ!イク!イクイク〜!!!」
最後の仕上げとばかりに愛理ちゃんの指が高速でこすり上げた。
「うんんんん〜!イクイクイク桃イク〜っ!!!」
上半身と下半身がまるで別の生き物のように波打つ嗣永。
もはやそれはなにかにとりつかれた物の怪の類いに見えるほど。
ええぇ〜っ!?
うううわぁ〜っっ!!
突如物凄い勢いのシャワーが愛理ちゃんの顔面に注がれる。
なんだこれは!?
とめどなく痙攣を繰り返す嗣永の下半身。
その中間の大事な桃の実からしとどに吹き出る液体が愛理ちゃんの顔面に降りかかる。
35 :
携帯3:2009/02/10(火) 17:48:02.36 O
驚きのあまり愛理ちゃんは半開きの口のままその液体をいただいている。
なんなんだこれは?
まっ…まさか。
カクンカクンと振り絞るように腰が震えると勢いよく飛び散っていた桃の天然水の勢いはようやく衰えてきた。
茫然と桃の実を眺めている愛理ちゃんがふと目を覚ます。
「も…桃…」
愛理ちゃんは不安そうに俺を見てきた。
そんな可愛い顔で見られても困るけどどうしたものかと思っているとさっき愛理ちゃんを嗣永と雅が蹂躙している時愛理ちゃんの口に無理矢理詰め込まれていたタオルがベッドの片隅に落ちていた。
俺はひとまずそれを取って愛理ちゃんに渡す。
愛理ちゃんは嗣永の大事なところを拭こうとした。
「いやいや愛理ちゃん…まずは自分の顔拭こうよ」
慌てた愛理ちゃんは思わずタオルを落としそうになった。
〈続〉
36 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 17:59:15.34 0
桃の天然水w
38 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 18:15:22.63 0
だからまとめの人早過ぎんだろw
39 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 18:30:47.64 I
ぶったぎって悪いんだが、だれか愛りしゃスレ復活させてくれ…
なぜか、俺できない...
40 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 18:39:27.94 0
まだ荒らしてんなら辞めといた方がいいんでない?
>>39 もしも愛理と梨沙子が友達の関係を超えていたら...
の小説をまとめに入れておこうか?
42 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 19:51:02.35 I
あっ本当ですか?
差し支えなければ、よろしくお願いします。
43 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 19:59:21.54 0
お久しぶりで申し訳ありませんが
以下、前々スレ(part.3)
690-691
748-751
の続きです
44 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 19:59:56.55 0
「わかったよ、愛理」
「教えてくれるの?」
「かわいいあいりんの頼みじゃしょうがない!」
「ありがとうももぉ!」
くしゃくしゃの笑顔で抱きついてくる愛理
もし愛理のお尻に尻尾がついてたら
それはもう物凄い勢いでフリフリされているんだろうな
なんでかそんな姿を想像しちゃったw
ホント、こんなカワイイ愛理の頼みは断れない
コレ、ももの弱点…
「でも教えるってもねぇ…」
ももだって、ひとりエッチのやり方なんて誰かに教わったわけじゃないもんね
「難しいの?」
困ったような顔でももの顔を覗き込んでくる愛理
困ってるのはももの方だゾ愛理
そうだね…強いて言うなら、教えるのは難しいな
「とりあえず、自分で胸を揉んだりとか、アソコをいじったりとかしてね…」
「ソレやった」
「え?あ、そうなの?」
「ん…でも、友達が言うみたく、気持ちよくとかならなかったよ」
「あ〜…そーなんだ…」
う〜〜〜〜ん……
ホント、教えるのは難しい
45 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 20:00:56.50 0
「ね、ももはどーやってるの?」
「はいぃ?」
「ももは、いつもどーやってるの?」
困ってたももに、またまた困らせる愛理の質問…
いや、いつもって…
「べ、別にそんないつもやってるわけじゃ…」
「いつもじゃなくてもいいから、ももはどーやってるの?」
どうって言われても…
あーやってこーやって…うへぇ…こりゃ言葉には出来ないな
「ね、もも、やってみせて!もものひとりエッチ」
って、おいこら愛理!?
「ちょ、ちょっとまって愛理…」
「ホラ、ダンスとかでも最初は先生に踊ってもらって覚えるじゃん!」
「う、うん…そーだね…」
「やっぱ、体でやるコトだもん、言葉で説明されてもわかんないよ!」
あ〜………
いや、まったく愛理さんのおっしゃる通りなんですが…
「お願いもも!もものひとりエッチ、やって見せて!!」
愛理…
それって、そんな純粋な瞳をキラキラ輝かせてお願いするような内容じゃないよう…
ヤバっ!こんなの徳さん十八番のダジャレじゃん…
46 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 20:01:52.94 0
以上、短いですが
ノープランの人もやっと方向性が定まったのでw
前スレの分、まとめサイトにも入ってないみたいなんで
そのままフェードアウトしようかとも思ったんですがwww
せっかくなのでスレが残ってる間は書かせて頂きたく
47 :
名無し募集中。。。 :2009/02/10(火) 21:14:57.32 0
おっと
48 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 22:14:21.47 0
いいね
キュンキュン来るw
49 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 22:44:55.84 0
ほ
50 :
名無し募集中。。。:2009/02/10(火) 23:07:01.10 O
こっちはまだ荒らされて無いんだ良かった
書けるし読める
51 :
名無し募集中。。。 :2009/02/10(火) 23:12:28.23 0
前スレはガツンと荒らされたけどなw
52 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 00:42:31.44 0
あぶなす
繋いで繋いで手と手に指
接着剤みたいにぺたりと強く
恋人同士みたくふわり優しく
歩けば時々肩が触れて揺れて
その度、目を合わせて笑い合うんだ
くふふって意味も無く
たった今は
それだけが限界値で
たぶんこれからもそれが
「ももっ。もぉーもっ」
ふにゃふにゃの雰囲気がパタパタ足音となり近付き声と共に
「ももぉ」
ゆるりとそれは背中から。腕が真横に現れたかと思えばだらりと垂れ下がり
「うひひっもぉーもぉ」
ラブラブハートがにゃんにゃんにゃんっ
……………なんだそりゃ
「なぁによーあいりぃーん」
痛い頭を押さえ眉間に皺
いくら嗣永プロと持て囃されてもこれは無い本当に無い。
脳内全てがアイドルに染まってしまったのか…トホホと涙が出そう。漫画みたくぶらぶらと目から良く解らないモノをぶら下げて
「なんでもないけどー」
『ど』から音程が下がりぎゅうと包む様に抱き締められる
成る程これは
「ないけど甘えたいんですかー?」
「ふぇっへっへっ
そーでーす」
ほらねビンゴ。
伊達に年上じゃ無いゼふふん
「こらーそこのレズップルー
イチャイチャして無いで早く帰りなさーい」
「ふふんっみーやん羨ましいの?」
「んなワケ無いっつーの
マネージャーさんに早く呼んで来いって言われただけだし」
今日はロケ地が遠いから帰りは送るって言われてたじゃん
長い廊下の先から雅の声だけ現れ体が見えた時は腕を組み、ぷうと頬膨らませて一睨み
『怒ってます』と体言するかの様にしたらすぐにクルッと踝を返し、足早に
「…だってさ」
廻された白い腕をぽむぽむと。労る優しさで叩き別離を求む
「…っ。」
吐く吐息でむくれたのが解ってしまった
そりゃあ、あからさまに鼻からむふーっと吐き出されてしまえば誰だって
「あーいーりーん」
行くよー。と肩揺らし、出来た僅かな隙間からひょい、と抜け出し先へ1歩。2歩。
「ほら行こっ?」
3歩目で愛理目掛けて差し出し左手
ぱあっと開いた手のひらが意図するのは『一緒に』『手を繋いで』
つまらなさそうに下唇突き出し俯くポーズを取っていても
桃子の意図に気付いたのかその手に向けて右腕持ち上げ差し出すから
「お利口さんだねあいりん」
ゆるりと手を掴みそれから一つ一つ確かめる様に指の間へと
一つ一つ、絡ませて
それに合わせ自身の鼓動が少し早くなろうとも顔には表さないで笑顔だけ
トクトクと、ほんの少し痛いけれどもバレ無い様に笑顔だけ
「帰るよー」
ほんの少しだけど、絡む指がぴくりと動いた気がするから強引に引っ張るみたく
本当は笑顔では隠しきれない薄く染まる頬に気付いて欲しく無いだけだけど
それでも無理に引っ張りたくは無いからゆるゆるとだんだん歩幅を狭めて
俯く愛理の顔が上がり、ひょいと見下ろす先が桃子の頭になるように
並んでみるけど、ぶすくれた愛理の顎が持ち上がる気配すらしないからぽふん、と
わざと揺れた振りをして、わざと肩にぶつかって
それでも無言で
ひたすらに無言で笑顔だけ
なのに顎は持ち上がらない
やれやれ今日はどうして…いつもならすぐ軌道修正するのに
なんだか解らないけどまぁいいや
ほれほれーっと今度はまるで明らかに解る様に肩へ
ぽすんぽすんこつんこつんドンッ
1歩、歩く度に揺られて1歩歩く度に肩へ向けて
機嫌よ早く直れ。そんな風に
「…………もー…」
仕方無いな。そんな風に
仕方無いよ。そんな風に
目線を合わせ、苦笑い
それから今度はちゃんとした
「もぉーもぉー」
「なーぁーにー」
ゆらり揺られてふらふわり
だんだんと笑顔は作られふらふわり
「ももぉー!」
「なによー!」
ゴツゴツ痛いくらいにぶつけ合う肩と肩に声と声で
ぶらぶらと手は離さないで絡ませてずっと
「あのね、聞きたい事があ「ちょっと!レズップルももあいり遅い!!
か・え・る・よ!!」
今度は声と共に現れて雅
困り顔したマネージャーも引き連れて来たかと思えば引き返して
「元はと言えばみーやんが悪いのにー」
「そーだそーだみやが悪ーい」
繋いだ手をそのまま人差し指だけ突き出す形に変えて子供みたく
先へ急ぐ雅の背中を指さしながらぶぅぶぅと
それでも少し、歩く歩幅を早め
それでもぶつかり合う肩にお互い息だけで笑ってみたり
「みーやんのぺたんこー」
「そーだそーだ顎出てるよー」
悪いのはどちらかと言えば桃子と愛理なのに
二人はそんなのお構い無しにふざけて茶化して、肩をぶつけて笑い合う
送る。と言ったマネージャーの車の前で怒り肩に腕を抱き
秒数を数えるかの様に爪先でリズムばかり取る
角が生えた雅に辿り着くまでは後、30メートル
オモチャの人ですがこの桃愛はオモチャとは別人で…
手を繋ぐ二人が書きたかっただけですこんな時間なのにエロで無くて申し訳無い
59 :
名無し募集中:2009/02/11(水) 01:52:29.44 0
小津栞菜!相変わらず詩的でリズム感のある萌文です
60 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 03:08:00.85 0
ほ
61 :
携帯3:2009/02/11(水) 05:05:18.57 O
しっかりしてるようでどっかお留守な愛理ちゃんが憎めない。
愛嬌というのはそういう絶妙なバランスの元に成り立っているんだと愛理ちゃんを見て思った。
チョロチョロと嗣永の桃の実から最後の滴が出尽くしたみたいだ。
「桃…桃っ…だっ、大丈夫?」
ぱっくりと開いたままの桃オンリーに愛理ちゃんが問いかける。
不安と緊張。
まさに今の愛理ちゃんだった。
「あっ…あっ…」
カタカタと歯を震わせてようやく嗣永が口を開く。
目がうっすらと開いているが焦点が合っていない。
体は大の字で天井と向かい合っているものの嗣永は懸命に手探りで愛理ちゃんを求めているのだった。
「桃!桃〜っ!ここにいるよっ!」
愛理ちゃんは優しげで大きな瞳をうるうるとうるわせながら空中に伸びた嗣永の手を握った。
62 :
携帯3:2009/02/11(水) 05:06:32.74 O
「ごめん!ごめんね桃〜っ!死なないでぇ〜!」
泣きじゃくりながら愛理ちゃんが叫ぶ。
「あっ…あっ…あい…りん」
息も絶え絶えの嗣永。
途中までは満ち満ちた顔だったのに今じゃ頬はげっそり削げ落ちて…まるで貧乏ネタのAAみたいじゃないか。
「大丈夫か嗣永?」
俺も嗣永の顔を覗き込む。
ダメだ。
相変わらず目がイッてる。
「あい……りん」
「なに桃ぉ〜っ!?」
下手したら殺人犯になりかねない愛理ちゃん。
それじゃあ俺は共犯か。
それはマズい。
「嗣永!おい嗣永!大丈夫か!大丈夫かぁ〜!」
俺と愛理ちゃんの必死な願いが通じたのかゆっくり頷く嗣永。
「だっ…大丈夫…大丈夫だから」
うつろな目で微笑んだはいいがまだ安心は出来ない。
63 :
携帯3:2009/02/11(水) 05:08:27.74 O
「ホントに大丈夫なの?」
「…うん」
ふぅ〜と息を吐いた俺の横でへなへなと腰砕けでペタリ尻餅の愛理ちゃんがベッドにもたれかかる。
ようやく俺達は胸をなで下ろしたがはてさてこれからが問題だった。
「嗣永…一体…一体なにが起きたんだ?」
目をぱちくりさせて愛理ちゃんも体を寄せる。
放心状態の嗣永が口をパクパクさせてはいるが聞き取れない。
「なに?なんなの桃?」
嗣永の口元に愛理ちゃんが耳を近づける。
かろうじてなにか囁いてはいるみたいだが…果たして。
「えっ?塩?あの辛いの?」
なんだかわけの分からない問答が繰り広げられていた。
「違う?クジラ?もうなに言ってるの桃?」
混乱が混乱を呼んでるようで愛理ちゃんの頭の上には?マークがたくさん浮かんでいるみたいだ。
〈続〉
64 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 05:09:25.69 O
文才ないなw
65 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 05:10:54.21 0
66 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 06:37:41.99 0
>>42 ”もしも愛理と梨沙子が友達の関係を超えていたら”
のページを新規作成して入れておきました。
67 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 06:54:39.10 0
ほんといつもいつも乙です!
何人もいるのではと思うくらい仕事早いですよね。
68 :
名無し募集中:2009/02/11(水) 08:27:35.93 0
>>66あそこの最初の作家さん上手かった
69 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 09:34:02.33 I
>>66 本当に乙です。
いつもいつもありがとうございます。
70 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 10:01:25.44 O
Iも何か書けよ
71 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 11:52:36.91 0
保全しとく課
72 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 14:05:42.56 O
i
73 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 15:30:59.67 0
保全
74 :
エロゲプレイヤー2号:2009/02/11(水) 16:41:01.19 0
「……ァ…ハァハァ……ハァ…」
3つの荒い息づかいだけが空間を構築している雅の部屋−
そういえば、ここは雅の部屋だった
肝心の部屋の主−雅は今どうしているのか?
ちょっと首を横に振れば確認できることではあるんだけれど
今のオレにはそんなことを気にする余裕はなかった
それは今オレの目の前でピッタリ身体を寄せ合っている桃子と愛理ちゃんにしても同じのようで
部屋の中には3人の−
いや、2人と1人の荒い息づかいだけが響いている
オレはソファーに浅く腰掛け、
ジーンズを足首辺りまでズリ下げたトランクス1枚の下半身を投げ出した仰向けに近い体勢で
トランクスの中に右手を突っ込み硬直した我が分身を激しく擦っている
そんなオレの行為を
トランクスの薄い布に穴が開くのではないかというほどの熱い視線でその1点を凝視しつつ
時折キスでもしているんじゃないかというほど顔と顔を密着させながら
手と手をしっかりと握り合って見つめている桃子と愛理ちゃん
微妙なパワーバランスが保たれた長くて短いこの時間
ひょっとしたら、この時間が
オレにとってイチバン幸せな時間だったのかもしれない…
75 :
エロゲプレイヤー2号:2009/02/11(水) 16:41:35.73 0
「ももぉ…あついよぉ…」
「ん〜?なぁにが?」
「わかんなぃ…カラダ…熱いの…」
涙声で桃子に縋り付く愛理ちゃん
胸に抱かれたかっぱさんは、桃子との間でサンドイッチになっている
ホント、あのかっぱになりたいって心底思う
「ももぉ…熱いよぉ…ももぉ…」
愛理ちゃん…愛理ちゃんが興奮している
興奮?なにをもって愛理ちゃんは興奮しているんだ?
オレのこのギンギンに硬直した分身を見て興奮しているのか?
それとも、この特殊な空間で桃子と密着して、桃子に恥ずかしいこと言われて…なのか?
「愛理…愛理はホントにえっちなコだね」
「やぁん…ちがっ…」
桃子…
ちくしょう桃子っ!
そのときオレの中で桃子に対するライバル意識が確実に芽生えた
桃子じゃなくオレが、愛理ちゃんを興奮させる存在になりたい
そんな思いがオレの心を支配していた
76 :
エロゲプレイヤー2号:2009/02/11(水) 16:42:11.74 0
「あ、あいりちゃ…ん……愛理ちゃん、愛理ちゃん…」
小さく愛理ちゃんの名前を連呼しながら、我が分身を扱き続けるオレには
もう写真集は必要なかった
目の前にいる愛理ちゃんの
真っ赤に染まった顔、潤んだ瞳、ツヤツヤの唇、汗が滲んだ首筋、
桃子と指を絡めた小さな手のひら、短めのスカートから生え出た白く豊かな太もも
長めのソックスまでの間の肌がつるつる光っているきれいな脚
写真集にあった水着なんかには到底及ばない露出度ではあっても
今はもう、目の前にある愛理ちゃんの全てが何百倍も刺激的だった
「ほら愛理…愛理のこと見てコーフンしてるよ…えっちな愛理見て」
「ちがっ…やだよぉ…もも…ももぉぉ」
やっぱり、愛理ちゃんを昂めているのは桃子の言葉、桃子の声、桃子の存在−
オレの興奮さえ桃子は武器にしている
このままではオレは桃子に勝てない…
ちくしょうちくしょうちくしょうちくしょう…
愛理ちゃんっ……………
そのとき、オレの中で何かが弾けた
次の瞬間、オレはおもむろに立ち上がると、
分身が分泌した粘液でベトベトのトランクスを
足首で固まりと化しているジーンズの所まで一気に落下させた
77 :
エロゲプレイヤー2号:2009/02/11(水) 16:42:41.25 0
こんなところで<セーブ>
ホントは週末のボノコン参戦までに終わりたいんだけど…
78 :
携帯3:2009/02/11(水) 17:57:44.89 O
愛理ちゃんが分からないまま答える度に悔しそうな嗣永の表情。
なにかを伝えたい。
なにかを愛理ちゃんに教えたい。
それがこっちにも伝わってくるから痛々しいやらもどかしいやら。
「だから塩じゃないの?なにが違うの?」
じれったそうな愛理ちゃん。
それ以上にもっとじれったそうな嗣永。
「シオなんでしょ?」
頷く嗣永。
「だからシオなんだね?」
首を横に振る嗣永。
「もう!桃分からないよ!」
拗ねてるような怒った顔の愛理ちゃんも可愛いけれどもうそろそろ俺が口を挟んでもいい頃合いかと。
チラッと嗣永が俺を見てきた。
よしっ…。
「あっ、愛理ちゃん…ちょっと…いいかなぁ?」
きょとんとした目がこっちを向いた。
「愛理ちゃん…知らないかもしれないけど…」
愛理ちゃんの目が興味津々に光ってくる。
「シオって…潮のことじゃないかなぁ〜」
79 :
携帯3:2009/02/11(水) 17:58:04.49 O
なにがなんだかこんがらがって絶対分かってないであろう愛理ちゃん。
コクっと首をかしげて考え込んでいる。
「あのぉ…女の人で…そのぉ…イッた時にね愛理ちゃん…俺も恥ずかしいんだから聞いてくれる?」
恥じらう乙女の愛理ちゃん。
興味津々には違いないんだけど男の俺に教えてもらうのはためらいがまだあるようだ。
「女の人ってイッた時にね…なぜだか分からないんだけど…今みたいになる人がいるらしいんだよ」
「なんで知ってるんですか?」
すかさず愛理ちゃんのカウンター。
「えっ…それは…ええっと…A……V…」
なんてことを言わせてくれるんだ愛理ちゃんは!
こういうのはスッゴく恥ずかしい。
無意識なのか興味本位なのかは知らないが愛理ちゃんも罪な女の子だ。
「A…V?なんですかそれ?」
まだ言うか愛理ちゃん!
80 :
携帯3:2009/02/11(水) 17:58:24.48 O
益々苦境に立たされた気分。
「ま…まぁ…簡単に言うと…エッチなビデオ…かな」
時代は既にビデオではない。
なのにエッチなが冠につけばDVDではなくそこはやはりビデオだった。
その方がそこはかとなく淫靡な雰囲気が漂う。
「ふ〜ん…」
軽蔑…痛いほど蔑んだ視線…毛頭覚悟の上と言い切れないのが俺らしいんだけれどなんとか気を取り直して顔を上げると意外にも愛理ちゃんはいつもの爽やかな大きな瞳で俺を見ていた。
「あのぉ…今度…見せてくれません…か?」
そっ、そんな八重歯見せてはにかみながら言われたら胸の辺りがキュ〜ンとするではないか。
いい娘だねぇ〜愛理ちゃんは。
それにしてもどこまでハングリーなんだよ愛理ちゃん!
男心をくすぐってやまない愛理ちゃんが言葉にならないほど愛しい。
〈続〉
81 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 18:59:52.83 O
このスレには作家しかいないのか?
作家の意欲が途切れたら終わりだな
82 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 19:02:56.48 0
83 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 19:04:16.87 0
”スピンオフ携帯3”と”エロゲ スピンアウト”
この2作品を合成しながら読むとエロさが倍増するな
84 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 19:30:22.28 0
単にヒトイネなだけなんだろ
85 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 19:53:55.83 0
エロゲプレイヤー2号のバスツアー参加での経験が妄想に生かされてるなぁ
86 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 21:16:07.32 0
あぶ
87 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 21:20:25.60 0
「え〜っと、それじゃぁ…」
壁際に置かれた愛理のベッドの上
その壁に大き目のクッションを立てかけて
それに背中を預けるように寄りかかる…もも
「じゃ、あたしこっちね?」
そんなももの正面にちょこんと座りこむ愛理
結局押し切られて、ひとりエッチの実演を行うはめになってしまった…
「いいよ、ももっ!おねがいっ!」
ワクワクって文字が浮かんで見えるくらいニコニコしてももを見ている愛理
ふぇぇぇん…帰りたいよぉぉぉ…
と、泣き言ばかり言ってても始まらないから…終わらない
ももも女だ!決心だっ!!
「じゃぁ…やる、よ?」
「う、うん」
ううう…愛理、そんなキラキラした目でみないでよぉぉぉ
88 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 21:20:59.97 O
>>81 これはこれで書き易いけどな
他みたいに一人の職人に住人が群がるよりはいいと思うが
89 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 21:22:15.14 0
「ももはぁ…まずこー…パジャマの上から…むっ、胸をさすってぇ…」
「ふんふん」
ちょっと声が上ずりつつ、
愛理に借りたもの凄く肌触りのいいピンクのパジャマのその上から、
説明通りに左手で自分の右胸を軽くさすって見せると
愛理はいちいち大げさにうなずいて見せた
一瞬からわれているのかと思ったけど…
大きく目を見開いてももの方を凝視している愛理は、どうやら真剣っぽい
「次は?」
って相変わらずのキラキラの瞳で急かしてくるところを見ても
ホンキで勉強しているつもりらしい…
愛理ってばもぉ…
「それで…ゆっくりさすりながら…たまぁ〜に、こう…お、おっぱぃ…を揉むカンジで…」
胸の全体をさすりつつ、時折手のひらに胸のカタチに添った丸みをもたせて、
柔らかく、ふくらみを持ち上げるように動かしてみせる
「ほぉぉぉぉぉ」
ももの手の動きを見てうなり声を出す愛理
イチイチ関心しなくていいからっ!愛理っ!!
90 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 21:23:12.64 0
「次はっ?次はっ?」
「…ちょっと、まって愛理っ…そんな、せ、せかさないで…」
ぶっちゃけちょっと集中できない
そんなに先を急がれても、気持ちよくなんてなれたもんじゃないよ、愛理…
って、アレ?
ももってば、気持ちよくなろうと…してる?
こんな間近で愛理に見られてて
気持ちよくなんてなれるワケない
それでもカタチだけでも、ひとりエッチをしてみせてあげれば
それで愛理も納得するかなって
そう思ってはじめたひとりエッチの実演だったんだけれど…
愛理の熱い視線
射すようにももに注がれているその視線
それをカンジながら、こう…胸を触っていたら…なんか…
さすってる左手の指の間に引っかかる何か…
手のひらに時々感じる突起物…
もものちくび…
どんどん硬く尖ってきている…
91 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 21:23:54.11 0
まずいまずい
あまりホンキになっちゃうと…ね
「とにかく愛理、ちょっとしばらく、静かに見てて、ね?」
急かす愛理をなだめつつ、自分の気持ちもひとまずなだめて
抑え気味に、またゆっくりと、胸をさすって、揉む
あまってた右手も、左の胸の上に置いて、同じようにゆっくりと、さすって…揉んで
「…んっ」
ヤバっ!ちょっと声出た!!
だって…
確かにこのパジャマの生地は薄いけど、その下にはちゃんとブラだって着けてる
なのに、もものちくびってば、なんでこんなにハッキリとわかるくらい尖がってるのよ?
カンジ過ぎないように、おとなしく胸触ってるのに
この尖がったちくびに指や手のひらが擦れるたびに
ももの全身に電気が走る
「………っ……んっ………んんっ…」
ダメ
息が、声が、止まらなくなってくる…
でも、胸をさすってる手も止められない…
それどころか、もっと強く、2つのふくらみを掴むようにも動いてる
ももの意思を無視するように?
ううん、ももの無意識に従うように…
マズイ…このままじゃ、もも…
92 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 21:24:37.10 0
「もも!?」
へっ!?
「大丈夫?もも!?」
ふと、目を開く
ってか、今まで自分が目をつぶっちゃってたことにも気付いていなかった
目の前には愛理の顔
ちょっと潤んだ目でももの顔をのぞき込んでる
心配…したんだね、愛理
ももが苦しんでるとでも思ったのかな?
ももは気持ちよくなってたんだよ
愛理が知りたがってたトコロに近づいてたの
それなのに…まったくw
「大丈夫…大丈夫だよ、あいりん…」
愛理のアタマをナデナデする
サラサラの髪の毛の手触りが気持ちいい
「ホントに?」
「ほんとーにw」
「よかったぁー」
ふにゃーって座り込んで全身でとろける愛理
カワイイ
かわいすぎるゾ愛理
こりゃぁ
握手会でどんなにももがワザを使っても
愛理のファンのヒトを奪い取ることができないワケだわ…
93 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 21:25:21.82 0
アンカー打ち忘れたけど
>>45でした
>まとめの人
まとめサイトへ入れて頂いてありがとうございます
なんか催促したみたいで申し訳ないです
あと、タイトルですけど、ノープランってのもあんまりなんで、
現時点では一応 「まいっちんぐ桃子先生」 にしといてくださいww
94 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 21:35:51.12 0
95 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 21:37:54.01 0
96 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 21:43:23.01 0
いちいち反応する愛理がかわいいな
97 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 21:55:58.39 O
>>95 いちいち反応してもらって申し訳ない
煽りレスでも無反応よりは嬉しいからその調子で頼む
98 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 22:27:58.09 O
スレ無くなったと思ったから遅くなりました。
前前スレ
>>931の続きです。
「ももっ…触ら、ないで…っ」
こんな醜くて汚いあたしに触らないで
ももまで汚れちゃうから
そっと触れてた桃子の腕を振り解く
上辺だけの優しさなんてもういらない
からだだけでも良いなんてホントは嘘
欲しいのは、こころ。
ももの心が欲しいよ。
「どーしたの愛理。泣いてちゃももわかんないよ」
ちらっと見えた桃子の表情はやっぱり困惑気味で
胸の痛みが増した気がしたから
散らばってた衣服を手繰り寄せ抱き締めた
ぎゅっと腕に力を入れたら
自分のものかと思ってたそれから桃子の匂いがして
こんな時でも無意識に桃子を求めてる自分に嫌気がする
99 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 22:28:30.97 O
「ねえ、愛理?嫌ならもももうしないから。ごめんね」
「ちが…っ!」
パッと顔を上げた視線の先には
心底反省してますっていう桃子の顔
なんでももが謝るの
悪いのはあたし
全部あたしが悪いのに
上手く言葉に出来ない自分がもどかしい
「ももは、…悪くなんか…っない!」
やっと言えた言葉は、ただそれだけ
「……悪いよ。愛理を泣かせた。だからももが悪い」
なんでよ
勝手に振り回してるのはあたしなのに
なんでももまで泣きそうなの?
もう嫌だ
こんな自分も
優しすぎる桃子も何もかもが嫌
100 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 22:29:03.14 O
「……もう、帰る」
グスッとひとつ鼻を啜ってから
今度はちゃんと自分の服を手繰り寄せた
「ちょっと待ってよ、愛理!」
「っ……」
痛いくらいに手首を掴まれる
「もも全然わかんない」
「………」
「だからちゃんと説明してよ」
有無を言わせない、いつもは余り見る事の無い真剣な表情の桃子
このまま全てをさらけ出してしまおうか
あなたの事が好きです。
と、伝えてしまえたらどんなに楽だろう
もし伝えてしまったらももはどうする?
「…愛理?」
優しい声色に思わず口が滑りそうになる
だからギュッと固く唇を噛み締めた
101 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 22:31:00.50 O
手首を掴んでた桃子の手から力が抜けて、ゆっくりと肩に向かって撫で上げられる
ビクンと震えるからだはやっぱり桃子を求めているんだと実感する
肩に置かれた桃子の手が背中にまわされ
まるで子供をあやすみたいにポンポンと叩かれた
規則正しく繰り返されるそのリズムに
絡まった糸がスルスルと解けるみたいに穏やかな気持ちになった
「……もも」
「ん?」
「…欲しい」
「何が?」
「ももの、全部が欲しいの」
102 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 22:31:45.53 O
驚くほどさらりと零れる
ホントの、気持ち
からだだけでもイヤ
心だけでもイヤ
全部、全部が欲しい
ずっと言いたかった言葉
言ってはいけないと思ってた言葉
「いいよ、ももの全部あげる」
「……え?」
「ももの全部が欲しいんでしょ?だったら全部あげるよ」
─────────
─────
懲りずにエロ無しでも続く…。
103 :
名無し募集中。。。 :2009/02/11(水) 22:39:28.37 0
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
いいなぁキュンキュウする
104 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 22:57:06.94 0
105 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 23:14:08.61 0
エロじゃなくてもエロく感じる
106 :
名無し募集中。。。 :2009/02/11(水) 23:17:39.44 0
もう全部あげるっていってる時点でもうああああああああああああああああああああああああああ
エロはそのうちでも大丈夫だな
107 :
名無し募集中。。。:2009/02/11(水) 23:50:55.66 0
やべえええええええええええええええええええええええええええええええええwwwwwwwww
108 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 01:00:37.27 O
>>102 「その変わり、愛理もももに全部ちょうだい」
頭が追い付かない
全部だよ?
ももの全部が欲しいって言ったのに
全部くれるってももは言った
なんで?
ももはみやのモノじゃないの…?
何も反応を示さない愛理に桃子はそれを肯定と取ったのか
背中に置かれていた手が首の後ろに回り、強く抱き締められた
今までに無いほど、強く強く
耳元に掛かる桃子の吐息がくすぐったい
109 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 01:01:11.36 O
「…なんで、そんなに優しいの?」
聞かずにはいられない
ずっとずっと疑問に思ってた事
「なんでって………愛理の事が好きだからだよ」
桃子の頬が、愛理の頬にピタッと寄せられる
「………っ!!」
桃子の言葉を理解した途端
一気に上がる、心拍数
身体中の血液が顔に集まってるみたいに熱くなる
一瞬、聞き間違いかと思った
だってももはみやの事が好きだって
ずっとそう思ってた
でも、くっ付いてるもものほっぺたも凄く熱くて
だから嘘じゃないんだって、そう思えた
110 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 01:01:41.08 O
「あー、言っちゃったぁ」
恥ずかしさからか
愛理の肩口に額を擦り付ける桃子に、どうしようもない程の愛しさが溢れる
と同時に、先程とは違う涙が込み上げてくる
でも言わなきゃ
あたしもちゃんと気持ち伝えなきゃ
桃子の肩を押して身体を離す
「…ももっ」
呼べば自然と絡まる視線
少し見上げる形の桃子の頬がほんのり赤く染まっていた
111 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 01:02:16.03 O
「あたしもっ……あたしもももが好き」
しっかり桃子の瞳を見つめて
桃子の瞳に映る、自分自身を見つめて
やっと伝えられたこの想い
こんな一言くらいじゃ言い表せきれないけれど
それでも一番伝えたかったこの言葉
やっと伝えられた──
「………うそぉ」
「ホントだよ」
「ホントにホント?」
「ホントにホントだって」
唖然とした表情を見せる桃子が可愛くて
可愛すぎて仕方無かったから、頬にひとつキスを落としてから耳元で囁いた
「あたしの全部、ももにあげる」
────────
─────
112 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 01:03:03.19 O
時間出来たんで一気にガーッて書き上げたから微妙ですが、一応これにて終了です。
…けど、なんか不完全燃焼っぽい気もするんで次回からエロ入った話しになるかも。
久しぶりに伸び子でした。
すんばらしいw
このスレで一番好きかも
114 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 01:05:18.12 O
乙
やたらとキュンキュンする話で素晴らしいと思ったら
伸び子だったのかw
115 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 01:25:29.43 I
なんか、Buono!2のメイキングも2人はラブラブだな。
116 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 01:49:52.24 0
117 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 02:03:41.43 0
うわあああああああああああ
伸び子お帰りいいいいいいいいいいいいいいいい
118 :
名無し募集中:2009/02/12(木) 02:31:49.14 0
桃は…
放心状態…♪
(・‐・;)
このスレを煽ってるとしか思えん
119 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 06:50:46.61 O
あぶね
120 :
KY軍団員 ◆MOMO/qhfJ2 :2009/02/12(木) 06:58:30.85 0
Buono!紺に行って来たんだがこのスレのせいで以前とはBuono!の見方が変わってしまっている自分がいた
とても幸せだと感じた
121 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 08:03:28.75 O
伸び子きてたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
朝からキュンキュンきました
あざーす
122 :
携帯3:2009/02/12(木) 09:47:27.86 O
「マジで?」
コクっと頷く愛理ちゃん。
嗚呼…可愛いのにいやらしいスケベな女の子。
それを最高と呼ばずしてなにを最高と呼ぶのであろう。
愛理ちゃんと一緒にAV鑑賞。
考えただけでも…。
ささやかな俺のコレクション。
潮吹いちゃうのってあれとあれとあれ…。
果たしてどれがいいのやらジャンルも今一度洗っておきたいなどどバカげた妄想が渦巻く。
短い時間のことではあったが俺の中で愛理ちゃんは軒並み急上昇。
「でもなんでクジラ…?」
まだ気にしてたのか愛理ちゃん。
本当にウブな女の子だ。
同時にほったらかしだった嗣永の存在に申し訳ない気持ちになる。
「まあいいじゃないか愛理ちゃん…とにかくそういうわけだから…嗣永はそういう体みたいだね」
愛理ちゃんは納得したようなしてないような複雑な表情でとりあえず頷いてみせた。
しかし疑問は残る。
123 :
携帯3:2009/02/12(木) 09:47:55.33 O
「嗣永…」
嗣永はげだるそうに俺を見た。
「もしかして…潮…初めて?」
我ながらとんでもない質問だとは思うが愛理ちゃんが起きるまでいろんな話してただけにもう怖いものなんてありゃしない。
嗣永自身信じらんないといった表情で黙ったまま頷く。
「スッ…スゲェ…」
思わず声に出してしまうほどとんでもない光景に遭遇したとしか言いようがない。
まさか…まさかの愛理ちゃんが嗣永を開発しちゃうなんて…。
分からないなら分からないなりに不器用だけど一生懸命。
愚直にやってたら思わぬ結果が生まれるもの。
良いのか悪いのかよく分からないけれど凄いものを見せてもらった。
これはさすがに合格だろう。
免許皆伝と言ってもいいくらいに。
「あ〜あ…」
気がつけば雅のベッドは嗣永の出した液体でびしょびしょ。
言い逃れ出来ないくらいの大きな円が出来ている。
124 :
携帯3:2009/02/12(木) 09:48:18.08 O
そういえば雅あれ以降姿見せてないなぁ…。
「うっ…動けない」
呻くように嗣永が訴えかける。
シャレになってない破壊力。
拙い愛理ちゃんの手つきがまさかの奇跡を起こしたんだ。
「どうしょう」
こんなオロオロした愛理ちゃんは守ってあげなきゃいけない。
けれど手だてがない。
どうしたもんかと途方に暮れていると嗣永が「あいりん…パパ…呼んで」と囁いた。
それは良い考えだと思い早速愛理ちゃんは携帯を取り出してかけた。
「来てくれるって」
これで一安心。
「もう少しゆっくりしたら…体も元に戻るかも」
俺達は愛理ちゃんのパパが迎えに来てくれるまで安静に待つことにした。
嗣永を見守る愛理ちゃんの横顔が可愛い。
矢島に聞く暴挙に始まり嗣永に拷問めいた自慰享受…そしてある意味出藍の誉の師匠とのそれこそ生死をかけた実技試験。
125 :
携帯3:2009/02/12(木) 09:52:31.10 O
痛快な出来事だ。
「おっ、来たみたいだ」
玄関の辺りで車の停まる音がした。
雅には後でことの経緯を伝えないと。
「肩に掴まれって」
嗣永はなんとか懸命に起きようと踏ん張った。
まるで生まれたての子馬のようにカクカクと不安定な足取りで立ち上がると愛理ちゃんと俺に担がれてようやく部屋を出た。
「あっ、あれ?雅!?」
玄関に下りると片足引きずりながら雅がタクシーに乗り込もうとしていた。
「どうしたんだよ雅?」
「どうしたもこうしたもないよ…階段から落ちちゃって」
なんてことだ。
なかなか上がってこないと思ったらまさかこんなことになってるなんて。
「大丈夫か?」
「ダメみたい…バキッていった」
えぇ〜っ!
雅…骨折?
「なんで階段から落ちたの?」
126 :
携帯3:2009/02/12(木) 09:59:11.83 O
そうか愛理ちゃんは知らないのか。
「愛理のせいだよ」
雅…それはいくらなんでも…確かにそうかもしれないけど。
「私のせい?なんで?」
パタンと閉まったタクシーのドア。
雅はこちらを見ようともしない。
あらぁ〜。
まさかの結末に一同唖然としてしまった。
「あっ、来た!」
雅の乗ったタクシーが出ていくとすぐさま愛理ちゃんの指差す方には高級車が落ち着いたエンジン音を響かせていた。
「大丈夫か嗣永?」
「…うん」
相変わらず足にキテルみたいだ。
倒れ込むように嗣永は後部座席に消えた。
「じゃあまた見せて下さいね!」
元気ハツラツの愛理ちゃん。
そうだった。
AV一緒に見るんだった。
「うん…分かった」
なにが分かっただよ全く。
ホントにそんな時が来ればいいけど。
動き出した愛理ちゃんのパパの車。
勢いよく振られた細い腕が2本窓から外に出ていた。
「プップゥ〜!」
クラクションが2回鳴り響いた。
とんでもないものを見せつけられた1日だったけどそれはそれで素晴らし1日。
それはそうと愛理ちゃんのパパの車が小さくなっていくのを見届けながら俺は足を折ったかもしれない雅を乗せたタクシーが今どのあたりを走っているのか気になっていた。
『都会っ子 純情編』
〈完〉
127 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 10:02:36.70 O
都会っ子ってマジで吹いたじゃねえかwww
エロゲいつもありがと
128 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 10:03:36.73 0
次回はAV鑑賞か
129 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 11:27:40.30 O
皆さん巧いねぇ
ごちそうさまとゆいたいです
130 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 11:28:26.26 O
このスレはまだ死んでいない
伸び子とエロゲがいる限り!
131 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 12:03:06.84 O
132 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 12:35:45.89 O
頑張れ!
応援してるぞ
133 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 14:11:23.72 0
134 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 15:32:44.79 0
ほ
135 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 17:03:34.80 O
伸び子帰って来てたのか!
文体が違うから別人が書いてると思ってたぜ
続編もwktkで待ってる
136 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 18:31:21.36 0
wktk
137 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 19:36:46.93 0
ktkr
138 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 20:04:58.42 O
伸び子お疲れ愛してる!
シチュエーション書くのは抜群にうまいな
139 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 20:09:32.55 O
>>111の続編です。
「ちょっと聞いてよ、愛理!!」
「どうしたの?」
℃-uteでの仕事の休憩時間
桃子にメールでもしようかと携帯を開いた所で栞菜に呼ばれる
振り返ると、楽しそうな顔をした栞菜が走り寄って来た
「あのね、えりかちゃんと舞美ちゃん、ついにやっちゃっ」
「栞菜ぁぁぁ!!」
何かを言いかけた栞菜の後ろから、えりかの手が伸びて来て栞菜の口を塞いだ
「なになに?どーしたの?」
「あ、何でもないから。ごめんねー」
モゴモゴと苦しそうな栞菜と対照的に、さわやかスマイルのえりか
そのまま栞菜を引きずるように連れて行ってしまった
「……意味わかんないんだけど」
───────
────
140 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 20:10:07.56 O
「…って事が今日あったの」
「へー」
今日はオフだったのに、わざわざ迎えに来てくれた桃子と並んで帰る電車の中
迎えに来てくれた事が嬉しくて
何より桃子と一緒に居られる事が嬉しくて
いつにも増して次から次へと話したい事がポンポン出てくる
そんな愛理の話しに目を細めながら相槌を打つ桃子
「舞美ちゃんとえりかちゃん、何かあったのかなぁ…」
「そうだねー」
クスクスと口元に手をあてて笑う桃子
「…なに、ももなんか知ってるの?」
「いや、別にー」
「絶対怪しい。教えてよー!」
「んー……じゃぁ耳貸して」
「なになに?」
桃子に言われた通り、少し屈んで桃子の顔に耳元を寄せる
「あのね、あの二人……」
「うん」
「えっちしたんだって」
「っ…えぇー!?」
「ちょ、愛理ウルサイ!!」
141 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 20:10:38.85 O
確かにあの二人が仲良いのは知ってたけど
お互い好き合ってるんだろうなってのもわかってたけど
なんだろう、この複雑な心境
パッと頭に浮かぶのは、裸で抱き合う二人の姿
ベッドの上で、絡み合う姿
だめだめそんな事想像しちゃだめ
イケナイと思いつつも、次々に浮かんでしまって消えないあらゆる想像
あの二人がそんな関係だったなんて…
速くなる鼓動のリズムと
熱を持ち始める頬
どうしよう
なんだかわかんないけど、凄く身体の中が熱い
あの二人の事想像して、あたし興奮しちゃってるの?
違う、そんな事ない
でもやっぱり…
そうかもしれない
142 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 20:11:15.26 O
あの日、桃子に気持ちを伝えた日
桃子にちゃんとすべて伝えた
なんであんなお願いしたのかも、あたしの気持ちも、全部ももは受け止めてくれた
それでも身体の関係だけはまだ無かった
ももの事が好きで、もももあたしの事を好きでいてくれて
それだけで充分だったから
でも何故だろう
きっと、身体もももを求めてる──
143 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 20:11:46.47 O
「なに愛理、もしかして変な想像しちゃってるー?」
急に静かになった愛理を、桃子がニヤけた顔で覗き込む
「……うん。」
「えっ…」
そんなにあっさり肯定されて、桃子の方が戸惑ってしまう
「すっごい、想像してる」
「あ、愛理…?」
「でもさ、想像だけじゃわかんないから…」
そっと、今度は愛理が桃子の耳元に近付いた
「二人がどんな事したのか、実技で教えてくれる?」
──────
────
続編も続く…
144 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 20:13:08.87 O
みんなただいま。
これから頑張ってエロ書くから宜しくね( ・_・)ノ
145 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 20:19:18.51 0
>>139-143 愛理のたくらみ(続編) ページ作成して追記
トップページ等もそれに伴い変更しました
146 :
名無し募集中。。。 :2009/02/12(木) 20:33:05.23 0
まとめの人いつも乙っす
俺も伸び子に負けてられないなぁ
147 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 21:20:09.42 O
実技キタ━━(゚∀゚)━━!!
裸で正座して待ってる
148 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 21:25:23.75 O
書き慣れてない上にこの年代だと心情をどう表すか難しいなぁ
149 :
名無し募集中。。。 :2009/02/12(木) 21:34:37.99 0
書きなれてなくても人に伝わる文章であれば必要十分だと思うよ後は自分の色を出してみて
心情は…割と感情をストレートに表現すれば当たらずとも遠からずにはなるんじゃないかな
そこに桃子とか愛理とか雅だとかを当てはめると形にはなるはずだからチャレンジ!
って
>>148は伸び子さん?だったら俺がとやかく言うことじゃないんだろうけど
150 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 21:50:20.49 O
>>148 ここの人達はみんな心が広いから、自分の書きたいように書いたらいいと思いますよ。
と、偉そうに伸び子が言ってます。テヘ
151 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 22:02:34.96 O
残念ながら伸び子さんでは無く自分の趣味で書き遊んでるオモチャの人でしたとさ
今の書き方にも桃愛にも不慣れなんで慣れた心情書きにしようかなと思えど…みたいな
>>149-
>>150の方励ましどうもありがとうございます
152 :
名無し募集中。。。 :2009/02/12(木) 22:12:02.94 0
好きなように書けばいいと思うよ
いろいろな人のいろいろな文章が見れて面白いからさ
153 :
携帯3:2009/02/12(木) 22:26:22.85 O
>>297 part3
いろんなことを考えて素直に嗣永の顔を見れないでいると「いひひひ…」と屈託なく嗣永は笑った。
それは確かにいつもの嗣永の笑い声だった。
「も、桃…なんか飲む?」
雅もさっきまでの嗣永を見ているせいか心なしか圧されてる気がする。
「ありがと〜桃ジュース飲みたいなぁ〜喉カラカラだもん」
「ん…分かった」
「あっ、でもやっぱり桃ココアがいいなぁ〜あったかいの!」
「うん…分かった!」
雅が立って背後のドアがパタンと閉まった。
トントントンと小気味良い階段を下りる音が聞こえた…その瞬間…!
「桃〜っ!!ダメェ〜!!」
ビックリしたぁ〜!愛理ちゃんの寝言かぁ〜。
154 :
携帯3:2009/02/12(木) 22:26:47.32 O
「ウフフ…」
嗣永につられて俺も笑う。
「桃〜っ…って…愛理ちゃん…どんな夢見てるんだろうな?」
嗣永が含み笑いしてる。
そりゃあそうだろう。
質問する方がバカだ。
さっきの壮絶な死闘が今愛理ちゃんの夢の中で再現されているに違いない。
「可愛いね…あいりんって」
独り言なのか俺に同意を求めてるのか…嗣永はテーブルの角を見ながら呟いた。
「うん…そだね」
今更ながらテーブルの上の落書き帳がアホらしく思えてくる。
なにやってんだろ俺達は。
「それにしてもなんでこんなことに…」
愛理ちゃんに1人エッチを教えるなんて。
バカげてる!
誰だってそう思うよな。
この落書き帳…それにさっきのベッドの上で繰り広げられたエッチなレッスン。
可愛い女の子が集まってなにやり始めるんだかと思ってたらとんでもないことになった。
155 :
携帯3:2009/02/12(木) 22:27:14.87 O
気持ちよさそうに寝息を立ててる愛理ちゃんを見てても未だにこれが現実とは思えない。
女の子のアソコってあんな風になってたんだなぁ…。
感動する暇もなくあれよあれよと繰り出される嗣永の秘技だった。
ホントに雑誌で読んだだけなのかと疑いたくもなるけど嗣永が誰かと付き合ってるなんて聞いたことないし。
「だってあいりんが教えて欲しいって言ったんだもん」
「マジで…それホントなのか?」
「うん…ホント」
やはりにわかには信じがたい。
こんな優しそうな顔してそんなこと嗣永に聞くんだからなぁ…見た目じゃ分からないってことなのかも。
〈続〉
156 :
名無し募集中。。。 :2009/02/12(木) 22:30:11.31 0
エロゲ休まなくて大丈夫かよw
ココアが気になるなぁ
157 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 22:50:58.70 0
おそらく今一番好きなように書いてるのがエロゲだなw
いいよいいよ〜
158 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 22:58:43.22 0
エロゲは俺たちを勃起させるよりも
笑わせることに主眼をおいている気がするw
単語の選び方とかが面白いよね
159 :
エロゲプレイヤー2号:2009/02/12(木) 23:13:21.56 0
「きゃぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
「きゃっ!…ウソっ!?」
オレの怒張した分身が野に放たれた瞬間
愛理ちゃんは大きな悲鳴を上げて、小さな両の手のひらで2つの瞳を覆いつくした
同時に桃子も小さな悲鳴とともに、驚いたような顔で俺を見ている
さすがの桃子も、オレのこの行動は予想外だったようだ
「ちょっ…」
桃子が何か言いたそうにオレを軽く睨みつつ言葉を飲み込んだ
だが仮にここで桃子が何か言っても、オレは聞く耳を持たなかっただろう
オレの目にはもう、愛理ちゃんしか映っていない
「愛理ちゃんっ!愛理ちゃんっ!!」
何度も何度も、本人に聞こえるように愛理ちゃんの名前を連呼しながら
オレは立ったままの体制で、その先端がヘソまで届くほど垂直に隆起した我が分身を擦り上げた
汗のようにダラダラと流れ出るカウパーが泡立ちながらぐちゅぐちゅと醜い水音を発している
とにかく全身が熱い
アタマの中が真っ白になりかけて、ひどく視界もぼやけて来ている
脚もなんだかガクガクと震えて、いつまでこのまま立っていられるのかと思うほどだった
それでもオレは愛理ちゃんの名前を呼び続けながら
熱い欲望の化身を愛理ちゃんに向けるように擦り続けた
「愛理ちゃんっ!愛理ちゃんっ!!あっ!愛理ちゃぁんんんっ……愛理っいっ!!」
「えっ!?」
何度目かの絶叫で、無意識の呼び捨てになった瞬間
驚いたように自らの手による目隠しを解いて顔を上げた愛理ちゃんと、瞬間、視線が重なった
160 :
エロゲプレイヤー2号:2009/02/12(木) 23:13:51.25 0
「やっ………!!」
オレと視線が重なったことに驚いた愛理ちゃんは慌てたように視線を落とす
その落とされた視線の先には、直立したオレの分身
「ひっ!!」
さらに短く悲鳴を発した愛理ちゃんは、さらにそこから視線を逸らす…
と思ったら、
意外なことにそこで愛理ちゃんの視線は固定された
「……………す…ご…」
ポカンと大きく開いた愛理ちゃんの口からかすかに声が漏れた
消え入るようにフェードアウトしつつも、それはオレの耳にもハッキリ届いた
それは当然、愛理ちゃんの隣にいる桃子にも届いているだろう
愛理ちゃんの胸に抱かれたかっぱさんは、
もはやただの緑の物体にしか見えないほど潰されていたが
それをさらに絞め殺すかのように、愛理ちゃんは両の腕に力を込めた
「すご…く、おっきぃ………パパのと…違う…」
驚きと…好奇?
愛理ちゃんはオレのモノをマジマジと見つめている
キタ
愛理ちゃんがオレのテリトリーに飛び込んできた
今、愛理ちゃんはこのオレの分身にその視線を奪われている
オレの分身が、あの愛理ちゃんの視線を、いや、心を独占している
桃子じゃなく、オレが、
オレの分身が
オレの……チンポがっ!
161 :
エロゲプレイヤー2号:2009/02/12(木) 23:14:12.36 0
「見てて…愛理ちゃん…」
逸る気持ちを自ら静めるように、静かに愛理ちゃんに言葉を投げるオレ
返事はない
けど、オレのチンポから視線を外さないことで愛理ちゃんは答えてくれている
そう、オレは解釈すると
相変わらずガチガチに硬直し、自ら分泌した粘液でヌラヌラと光っているチンポを
愛理ちゃんに見せつけるように、ゆっくりとシゴキはじめる…
ヌチャヌチャと音がする
そしてその音にかき消されるほどの小さい音量で
愛理ちゃんの息づかいが聞こえてくる
「…はぁ…はぁ…ぁ…はぁ…」
どんどん乱れてくる愛理ちゃんの息
その愛理ちゃんの顔はもう大火事で全焼状態
そして、ゆらゆらと炎を映す潤みをもったその瞳には
オレのチンポがはっきりと映りこんで消えることはない
今、オレのチンポが愛理ちゃんを支配した
それはもう、ある意味オレは愛理ちゃんを犯していることに相当する
ソレぐらいの感動がオレの心の中に沸き起こり
オレは天にも昇る気持ちで
チンポをシゴク右手の動きも軽快にして豪快になっていった
しかし−
162 :
エロゲプレイヤー2号:2009/02/12(木) 23:14:32.41 0
「も…も…ももぉ……すごいよぉ…ももぉ…」
もも…桃子!?
愛理ちゃんの視線は動いていない
今尚、オレのチンポが独占状態だ
なのに…愛理ちゃんの口からでた名前は…桃子だった
「ん…すごいね、愛理」
「う…ん…」
「すっごく大きく…かたぁ〜く…なってるね」
「も、ももぉ…」
ちょ、愛理ちゃん…
なんで?なんでそこで…桃子なんだよっ!!
そんなオレの心の叫びなど聞こえるわけもない愛理ちゃん
そしておそらく、この心の叫びが聞こえているに違いない桃子
2人は共に視線こそオレのチンポに固定しながらも
しっかり身を寄せ、手を指を絡ませ、2人の世界を再構築し始めている
なんで…なんでなんだよぉ…
言い知れぬ敗北感に支配されるオレ…
しかし、それでも尚、チンポをシゴキ続けるしかないオレ…
ちくしょう…桃子ぉ…
わずかに愛理ちゃんの隣の桃子に視線を移すオレ
そんなオレの視線を待っていたかのように、桃子はニヤリとオレに笑いかけた
163 :
エロゲプレイヤー2号:2009/02/12(木) 23:14:50.08 0
ここで<セーブ>
どうも本家エロゲのパワーには追いつかんようだw
164 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 23:18:33.20 0
いや正直俺は勃起している
165 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 23:19:58.39 0
俺もだ
166 :
名無し募集中。。。:2009/02/12(木) 23:25:39.93 O
ちなみに俺は2号でも勃起している
心配するな
167 :
名無し募集中。。。 :2009/02/12(木) 23:40:04.36 0
金曜日、Berryzのレッスンがなく家の自室のベッドで雅は雑誌を読みながらダラーっとしていた。
家のチャイムが鳴る。
雅は父が帰ってきたのかなと思い、そのまま雑誌を読み続けた。
廊下から徐々に足音が近づいてくる。
母がノックした。
「雅、桃子ちゃん来てるんだけれど」
168 :
名無し募集中。。。 :2009/02/12(木) 23:40:28.87 0
一瞬雅は母が何を言ったから理解できなくて自分の中で反芻してみる。
桃子ちゃんが来てるんだけど。
ベッドから勢いよく飛び上がり部屋を見渡す。
散らかっている。
自分の格好を見てみる。
スウェットだ。
「お母さん、桃に10分、いや、5分待ってもらって」
「ごめん、もう上がってもらっちゃった」
遠くから、お邪魔しまーすという声とともに足音が聞こえてきた。
ノックの音がする。
「みやー、いい?」
「……いいよ」
諦めて開城するしかなかった。
169 :
名無し募集中。。。 :2009/02/12(木) 23:41:14.35 0
「みや、すっごく気を抜いてるね」
部屋に入るなり雅の服装を見た桃子からの感想だった。
「自宅なんだから当然でしょ! まったく……来るんだったら連絡の一つもよこしなよ」
「あ、ごめんね、みや。うーん、どうしても相談したいことがあって……あれ、あの写真集もものじゃない?」
雅はベッドの隅っこを見やる。
桃子写真集が3冊積み重なってた。
一番見られたくないものをみられた!
焦ると不審がられると思い、何事もなかったかのように手に取ると、ベッドの下に放り投げた。
「ちょっと、みや!大事にしてよ!」
「別に?」
「別にって……そうだ、サインいる?」
「いらない」
本当はけっこう欲しかったりするが断った。
170 :
名無し募集中。。。 :2009/02/12(木) 23:42:16.65 0
「で、相談って何?」
「そうだよ、みや。愛理とのことなんだけど」
「あー、こじれたんだ。しょうがないなぁ」
雅は話を遮った。
どうせ、そんなことだろう。
愛理は一見フニャフニャしてるがその反面、頑固で気難しいところがあるからな。
こうなったらアタシか舞美あたりがどうにかするんだろうか。
「まあ、話は聞いてあげるから。どこかその辺に腰掛けて。飲み物は水でいい?」
桃子は雅のベッドに腰掛け、雅は部屋にある冷蔵庫からミネラルウォーターのペットボトルを差し出した。
雅もミネラルウォーターを飲むことにした。
最初は落ち着いて話を聞こうとしていたのだが、
桃子の話があまりにも思いによらない方向へとすすんだために途中で吹いてしまうこととなった。
171 :
名無し募集中。。。 :2009/02/12(木) 23:43:18.06 0
雅は愛理が桃子に好意を抱いているのに気がついていた。
桃子とすごく楽しそうに話したり触れ合ったりする愛理。
桃子を眩しそうに、でもときどき寂しそうに見つめる愛理。
桃子と雅が話したりじゃれたりすると邪魔をしてきたり不機嫌になったり睨み付けてくる愛理。
けれど友情の延長線上だと思っていた。
友達が自分以外の誰かと楽しそうに接したり遊びに行ったという話しを聞いたときに感じるちょっとしたジェラシー。
愛理もそうだと思ってたのだけれど。
恋愛感情まで発展してるとは想像できなかった。
172 :
名無し募集中。。。 :2009/02/12(木) 23:43:56.84 0
「それで、ももとしてはどうしたいの?」
「うーん、それがわからない」
「わからないの!? あんな返事までしちゃったのに」
「……ごめん、愛理に告白されたときは自分も舞い上がってその気になりかけてたけれど、
冷静になってみるとどうしていいのかわからなくて……みやに相談しに来たんだ」
雅は何度目になるかわからないため息をついた。
「じゃあ、答えてあげる。今度愛理のうちに言ったらはっきりと自分は違いました、ごめんなさい、って謝る。
たぶん許してくれないだろうけど」
「でも……そうすると愛理がかわいそう」
「今でも、じゅうぶんにかわいそうなことしてるってわからない?」
173 :
名無し募集中。。。 :2009/02/12(木) 23:45:55.40 0
語気を強めた雅に桃子は何も答えられなかった。
「そういう中途半端なこと言ってるから愛理が傷つくの。
それとも、このままズルズル行ってみる? 泥沼だよ。
先も見えない。将来もない。
だったら、早いほうがお互いのためだよね。
言ってることわかる?」
桃子は黙ったまま下を向いていた。
鼻をすする音がかすかに聞こえる。
言い過ぎた―雅は反省するも、ここで下手にフォローしてもももこのためにならない。
「まぁ、今日は早く寝て、明日はっきり言う!
ということで今日はおしまい!」
桃子を帰るように促した。
桃子はまだ下を向いたままだったが、ベッドから立ちあがって部屋をでた。
174 :
名無し募集中。。。 :2009/02/12(木) 23:46:50.93 0
雅は玄関先まで送っていったが、お互いに無言であった。
雅としては言い過ぎた、というか言い方が悪かったと気まずくなっていた。
「ももさぁ」
桃子からの返事はないので続けた。
「まぁ愛理とは大変なことになると思うけど、アタシもできる限りのことはするし、
舞美やえりかにでも頼んでどうにかしようとは思うからさ、だから」
桃子の肩をポン、と叩く。
「元気だして。また一緒にDVDくらい見てあげるから、ね?」
「……ありがと」
すごく、ちいさくであるが、桃子からの返事はあった。
「明日、がんばってね。じゃあね、バイバイ、もも」
「うん。ありがとうね、みや。バイバイ、おやすみ、みや」
175 :
名無し募集中。。。 :2009/02/12(木) 23:49:14.72 0
ずいぶん間が空いてしまいましたが「桃のち愛理ときどき雅」の続きです
自分も書きたいように書かせてもらってる口でしてみんなに感謝です
ぱらぱらぱらぱら雨の音
こんなに寒いのに窓の外から叩く音が
さらさらさらさら流れる音も
雪なんて有り得ないしどうせ霰や霙なんて一切も
諦めろ雨。だってほら、今水たまりをタイヤが弾く音が状況に拍車を掛けて
「…っ…も、も?」
まだ2月なのに
「〜…ももぉ…?」
まぁ東京だからし「もも!」
「なーあに?」
窓の外、遠くへ意識ばかり飛ばす桃子からすぐ右の方
ぷぅと膨れた声がすぐ側右の方から殴るから笑みで返そう満面の
「なーあに?じゃ無くて!
……教えてくれないの…?」
振り返る先にはむくれた愛理。頬をわざとらしく膨らませた
かと思えばすぐにしゅんと俯いてイジイジと
摘まれた袖先が浮いて沈んでしまっては
折角作った満面の笑みすら見てくれない程ぱきぱきと移り変わってしまっては
これは困った。折角の笑顔に曇りがかかり、顔の横から雨の一粒でも降りそう
まるで漫画みたいに
「だってさぁーももだってわかんないのにー」
「嘘じゃん」
バレたか
明らかに棒読み明らかに嘘だと解るそれ
意識を飛ばす数分前に聞かれた言葉や単語が余りにもショッキングだったから
ああ外は雨かなー、なんてついと遠くへ思わず
「だってオナニーなんてそんな「シッ!もも声おっきい!!」
勢いだけの両手が口をふがふが
鼻まで抑えられちゃ呼吸が苦しいぞふがふがふが
「ちょっとあいりーん」
強くは引き離せないから腕を叩いてぺちぺちと
まだ優しさで力の加減はするけども
「くーるーしーいー」
「だってぇ」
俯く前に手を離して呼吸が難しいからいい加減に
「これは内緒の話なの!」
通路挟んだ隣で雅が寝てるのを横目チラリと確認しつつ
内緒と言った本人がそんな大きな声出されてもなぁ
鼻息だけで溜息ふぅ
擽ったさに手が離れないかなぁ、なんて期待して
「あいりんはどうしたいのさぁ」
塞がれた手の内で吐き出し跳ね返る息が熱い。自分のだけど
「どう…って……知りたい。だけ?」
なんだそのあやふやさ
小さく笑っても跳ね返る息、唇は未だに手の中で
抑えたままの愛理が言うには、自慰を知らない自分はとても子供でそれは嫌だとか
そんな人間は居ないかも知れないけど、『つまらない』と指を指されるのと同様に皆が蔑むのでは?なんて
愛理は自慰も知らないコドモだからつまらない、なんて
「そんな事…」
無いと思いたいが無知は嫌。ただそれだけの為に聞いたのだ『オナニーとは何?』と
勇気を決して、狙いを定めて、桃子に
「なんでももなの?」
白羽の矢が当たる理由をいくつかいくつも考えて、思い当たるがどうして
同じグループ内の人間が嫌なら隣で寝てる雅でも良いだろうし愛理より年上が良いのなら
そうだ年上に限るとしたなら年の差が千差万別するハロープロジェクトに所在するのだから
「そこでなんでももなのさー」
「だって」
二の句を告ごうと口先が動いたが固まり。固まり固まりおやどうした?
「とにかくももがいーの!」
一度唇をきゅっと結んできっぱりと
目線はすくっと桃子ばかりを射してハッキリ
「ももじゃ無きゃ嫌。」
射して絡む目線。跳ね返せない程に強く
たじろいで後退ろうとも背中には壁。それかふかふかに堅い椅子。ついでに雨で濡れる窓。退路が無い
困った。取り敢えず眉の一つでも下げるかな
「お願い。教えて、もも」
参った。この真剣さに下がる眉は一つじゃ足りない
こんな場所じゃ教えられ無いよ…また今度!ねっ?
なんて社交事例すら通用しなさそうだなぁ…
愛理を挟んだ向こう側、雅の頭を越して更に一つ向こうの窓へと意識を向け、考え想像を巡らせる
承諾したその先、場所は勿論ベットで?応援してくれている誰もが羨む愛理の素肌や知らないだろう顔を?声を?
知り得るのは自分?たった一人?
自慰を知らない訳では無いがその乱れた自分が目の前の愛理に変わり
そうさせている自分が…
「………くふっ」
「ちょっともも、擽ったい」
「だったら離してよ」
当たり前の対処策を投げ更に更に思考を広げ
「…どうなの?」
たいのに阻む声がするから仕方無い
「いーよ。解った、教えてあげる」
ぷくくと止まらない擽ったさを小さな息に換え、くるんと上目使い
まるで邪か蛇かの様なその瞳の色
「本当?」
気付いてか気付かないのかその声はいぶかしげにまだ
「本当本当。だから手ぇ離して」
呆れた様に今一度ぽんぽんと抑える腕を叩いた音と同時に
まるでその合図を待っていたかの様に「もうすぐ着きまーす」なんて間の抜けたスタッフの声がするから
「今日のお仕事終わったら…ね?」
くるんと更に、天井を見上げるくらいの上目使いにウインクを一つ
「、絶対だよ!」
それを信じてか、朗らかになった声と唇を解放する手に腕
「みーやん着くよー!」
やっと離してくれた愛理の前髪をくしゃりと撫でながら未だ眠る雅へ声を掛け
ぽわぽわとまた乱れる愛理の妄想を浮かべ
ゆるゆると流れるスピードが落ちた窓の向こうへまた目を向ける
「今日は何時に終わるんだったっかなぁ…」
なんて、独り言の様にぽつりと吐き出しながら
見慣れた目的地へと運ぶ車と景色がゆらゆらぴたりと終着へ
必要以上に気にしぃなオモチャの人がまたエロじゃ無い別人を書きましたとさ
この先エロスはまた今度で
こんな作文書きでも受け入れてくれている方々にはいつも感謝してます
182 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 00:49:51.27 O
おもちゃの人の文章はかわいいなぁこっちまでポワポワするねいいよー
それに比べて自分の中身がない癖にだらだらと長くていつもスレストを引き起こす糞文章をみると切腹したくなる
状況がわかるように最低限の描写入れてるつもりなんだがもうちょっとスリムに読みやすくなるようにしてみるか
183 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 00:58:27.79 O
おもちゃの人のは擬音がいい味を出してるな
すごく優しい雰囲気を出しててかなり好きだわ
184 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 01:59:26.53 0
185 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 02:30:29.16 0
まとめ乙
職人が多くて大変だと思うけど、
それだけスレもまとめも充実してるってことだと思うから頑張ってくれ
186 :
名無し募集中:2009/02/13(金) 03:34:34.46 0
オモチャの人は作詞家になれるんじゃね?
187 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 03:51:13.58 O
作詞家ってどうやったらなれるの
188 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 04:13:00.21 O
よし
第二のるーららに俺はなる!!
189 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 06:40:31.50 O
ふぅ
190 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 09:01:46.07 0
ho
191 :
名無し募集中:2009/02/13(金) 10:01:54.83 0
a
192 :
携帯3:2009/02/13(金) 10:43:56.32 O
「それにしたってなんでよりによって俺が呼ばれるんだよ?そもそも雅の部屋でこんな絵描く必要あったのか?」
最初から引っかかっていた疑問を素直にぶつけてみる。
だってことの真相はやっぱり嗣永が握っているに違いないのだから。
「うん…それはね…」
言い難そうにしている嗣永を見ていると絶対それなりの理由があるということが分かる。
「あいりんってさぁ〜絶対いやらしいこととか知らない感じするよね?」
それはよく分かる。
「舞美からメール来た時桃も目疑ったもん」
へぇ〜あの矢島から。
「最初は舞美に1人エッチってなに?って聞いたらしいの」
「マジで?あの矢島に?」
それこそ俺は耳を疑った。
「あの矢島じゃ…」
「うん」
そうでしょうそうでしょう。
笑える。
193 :
携帯3:2009/02/13(金) 10:44:28.34 O
「ガァ〜っと桃に丸投げ」
「だろうなぁ〜」
果たして愛理ちゃんに説明出来るほど矢島がそういうことに詳しいか疑問だけれど矢島が嗣永に任せたのはある意味出来過ぎな気がする。
矢島にしては考えた末にだろうか…いやなんとなく嗣永に投げっぱなしたに違いない。
なぜなら矢島はそういうヤツだから。
それはそうとなんで俺なんだ?
「これでも桃も悩んだんだよ」
そりゃあ悩むだろう。
なんの前触れもなくいきなり愛理ちゃんに1人エッチ教えてって言われたら。
「みんな知ってるみたいで自分だけ知らないのが悔しいというか焦るというか…とにかくそんなことらしくの」
近からず遠からず誰だっていつかはいつの間にか分かってるもんだと思う。
それが気になって仕方ないのは分からないでもないけどなかなか身近な人には聞けないもの。
ある意味そこが愛理ちゃんの凄いとこでもある。
「雑誌とかに載ってることそのままだけど…それで分かってくれるかなぁ〜ってちょっと思っちゃったんだぁ〜」
「それで雅に?」
194 :
携帯3:2009/02/13(金) 10:44:51.89 O
「うん」
嗣永自身悪びれるつもりもないらしい。
雅にしてみたら面倒臭いの半分面白半分ってとこだろう。
「じゃあ嗣永は普段1人でしないの?」
さらりと言ってのける自分が怖い。
あらあら途端に黙り込む嗣永。
おかしいでしょ!
愛理ちゃんのことは散々バラしておいて自分のことになったら黙るなんて。
「黙るってことは…してる?してるんでしょ嗣永先生?」
首を横に振る。
「ウソだよぉ…してなきゃ教えられないし興味なかったら雑誌なんて読まないでしょ?やってるんだよね嗣永も?」
陥落寸前。
〈続〉
195 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 11:16:57.13 0
196 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 12:06:32.10 O
ここでまさかの舞美登場かみんな愛理−舞美ライン好きだな
いつの間にかエロゲのを読むのが昼休みの楽しみになってる
197 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 13:18:22.72 O
甘酸っぱいな
198 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 14:52:25.33 0
ふぉう
199 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 14:53:38.93 O
>>143 「じっ、実技って……」
「ほら、この前は教えて貰えなかったから」
何が、なんて言わなくてもわかるよね?
あたしだって口にするのはやっぱり抵抗あるし
桃子の手をキュッと掴めば握り替えしてくれる
それだけで言葉なんて必要ない
そのまま桃子の手を引いて
愛理が使う駅のプラットホームへと降り立った
───────
────
200 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 14:54:12.39 O
「今日ね、みんなパパの試合見に行ってて居ないの。」
「…へー」
見慣れた自分の部屋に桃子が居る
なんだか凄く変な感じがして、背中がムズムズと痒くなった
「そんなにキョロキョロ見ないでよぉ」
別にやましいモノなんて何も無いのだけれど
そんなにじっくり見られるのはやっぱり恥ずかしい
どうせ見るなら、あたしを見ればいいのに。
なんて、思っても口には出せないけれど
「愛理」
「な、なに?」
じっと桃子の背中を見つめていたら急に話しかけられて、ドキッとしてしまう
意識し過ぎなのかもしれない
201 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 14:54:41.58 O
背中を向けたまま桃子は話しを続けた
「あのね…」
「うん?」
「もも、ホントに愛理の事好きなの」
「えっ?あー…うん、ありがと」
突然過ぎる桃子のセリフに、背中のムズムズが更に大きくなってしまう
あれ以来、桃子は事ある毎に愛理に気持ちをストレートにぶつけてくるようになった
好きと言われる度に、愛理もまた更に桃子の事が好きになっていく気がする
けれどいつも桃子への返事はお礼の言葉ばかり
桃子と同じように私も好きだと言えばいいだけなのになぜか出来ない
たった二文字の言葉が喉につかえる
歪んでしまった心は、そう中々素直になってくれないみたいだった
202 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 14:55:11.88 O
「愛理くねくねしてるー」
いつの間にか目の前に立っていた桃子が、可笑しそうに下から覗き込んでいた
「だってぇ…」
「まぁそんな愛理も可愛いけど」
「ももの方が可愛いよ」
「ももが可愛いのはみんな知ってるから」
「何それー」
ケタケタと笑い合える、こんなやり取りが幸せに思う
もうきっと、もも以外考えられない
ももさえ居れば、他には何もいらない
沈み行く夕陽に照らされた桃子の笑顔が、泣きたくなるくらいに綺麗だった───
──────
────
203 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 14:55:47.34 O
保全変わりに上げました。
また夜来ます。
伸び子。
204 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 14:57:22.40 0
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
205 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 15:45:31.35 0
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
206 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 17:08:32.91 O
伸び子お疲れ愛してる!
あまーいのにせつない感じが出てていいね
こちらもがんばるか
207 :
エロゲプレイヤー2号:2009/02/13(金) 17:47:24.03 0
桃子?
何かを企んでいる…そんな目、そんな笑顔
なにをする気だ…って、ちょっとオレのチンポを擦る手の動きが止まったその時−
「あいりっ…」
「…ももぉ?」
「あの、ね、大きくかた〜くなった、アレ、が、ね…」
「う…ん?」
「愛理のここに…入るんだよ?」
「きゃっ!!」
ちょと短めのスカートを履いた愛理ちゃん
ベッドに腰掛けながらもお行儀よくしっかりと閉じられていたその両腿
愛理ちゃん自身の呼吸の乱れに合わせてほんの少し緩んで開いてはいたけれど
例えば目の前のオレから下着が見えるようなそんな乱れ方はしていなかった
なのに桃子のヤツは今、
そんな神秘の空間に、あろうことかその右手を突入させていった
驚きの悲鳴を上げて再びガッチリと両腿を合わせる愛理ちゃん
おかげで差し込まれた桃子の右手は愛理ちゃんの両腿にしっかりと挟みこまれた
208 :
エロゲプレイヤー2号:2009/02/13(金) 17:47:49.81 0
「ちょ、ちょっと、ももっ!?」
慌てて愛理ちゃんは桃子の腕を両手で掴み、それ以上の進入を阻止しようとする
さっきオレのチンポとの初対面のときに両手で目隠しを作ったときには
愛理ちゃんの両腿の上でお座りをしてかっぱさんだったが
さすがにこの状況では、床下へと転げ落ちるしか術はなかったようだ
「あっ…!」
転がり落ちるかっぱさんに気を取られる愛理ちゃん
その瞬間、桃子の腕へのブロックは緩み
おかげでさらに桃子の手は愛理ちゃんの核心へと侵入していったようだ…
「ほら、愛理…ここ、すっごい濡れてる…」
「やぁっ…ももっ…やめっ…」
「なんで濡れてるかわかる?愛理」
「しらないぃ…濡れてなんか…ないもん」
「そう?でも、ももの手…なんかヌルヌルするんだけどぉ〜?」
「ちがっ……あんっ!ももっ!やめ……んんっ」
も、桃子…
お前ってヤツはなんて羨まし…いや、なんてハレンチな
オレは今の今まで、愛理ちゃんの目の前で、見せつけるようにチンポをシゴイていた
それで、愛理ちゃんを汚し、犯している錯覚に酔っていた
しかし、今、桃子のヤツは、その愛理ちゃんを直接、その手で汚し始めている…
しかもさっきオレに見せた不敵な笑み−
これは完全に、オレへのあてつけの意味も含んで
オレに見せつけるように行われている行為だ
桃子…恐ろしい女だ
209 :
エロゲプレイヤー2号:2009/02/13(金) 17:48:14.12 0
「ももぉ…やめ……んっ……はぁ……ももぉ……」
愛理ちゃんのスカートの裾がまくられ、
露になった太もものその中心に桃子の右手が挟みこまれている
残念なことにガッチリと閉じられた腿のおかげで、
桃子の手がソコでどんな動きをしているのかはオレにはわからない
しかし、時折天を仰ぐようにしつつ目を細め、全身をピクンと弾かせる愛理ちゃんを見る限り
あの桃子の手は、指は、恐ろしくイイ仕事をしているに違いない
そんな桃子の魔法の手で、オレのこのチンポをしごかれたら…
い、いや、なにを考えているんだオレは!?
と、ほんの一瞬、考えてはいけないことを考えたオレの視線が桃子に泳いだ
待っていたのは、その考えさえ見透かしたかのような桃子の笑顔
オレと視線が合ったっことを確認すると、桃子はオレのチンポへと視線を移し
愛理ちゃんの股の中心に挟まれた右手はそのままに
残った左手を、あの空気の棒を掴むカタチでオレに差しだし、
ゆっくりと上下しはじめた
やっぱり…小指は立っている
そしてオレは
桃子の手の動きに操られるように、その動きとリンクさせるように、
しばしチンポを掴んだままだった自分の右手を再び動かし始める
「あ…やっ…ももぉ……ももぉ……」
「くっ…んっ……んんんっ……」
オレと愛理ちゃん、2人の悦楽の嗚咽が響き始める
もしソレを聞いている第3者がいるのなら、
オレの声は彼女たちの歌に混ざったどっかのだれかのコーラスなみに邪魔なのは承知だが
今のオレはその声を抑えることは出来なくなっていた
210 :
エロゲプレイヤー2号:2009/02/13(金) 17:48:58.30 0
<セーブ>
伸び子の読むんだあと自分のを省みるとちょっとした自己嫌悪に陥る
モチロンそれもまた心地よいワケだがw
211 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 17:57:57.79 0
212 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 18:36:33.17 O
エロゲ2号はM
213 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 20:19:59.02 O
>>202 「ねぇ愛理ー」
「んー?」
すっかり日も沈み、ベッドに背中を預けて床に直に座るには少し肌寒くも感じて来た頃
そろそろ明かりを付けようかと思ってた矢先に、いつもより少しだけトーンが低い桃子の声に呼ばれた
「ももね、ホントに愛理の事が好きなの」
「うん、あたしも」
「でね、愛理の事…凄く大事にしたいと思うの」
「…うん」
「でもさ…一緒に居ると、離れたくないもっとくっつきたい、愛理に触りたい…って思っちゃって……」
薄暗くて良く見えないけれど
きっとももは恥ずかしげに俯いてるんだと思う
だってさっきからももの小さな手がスカートをギュッと握り締めてるから
214 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 20:20:27.78 O
「ひとりエッチ教えてって言われてから、ももずっとなんか変で……愛理の事、変な目で見ちゃって……気付かれないようにって平気な顔してるけどホントは凄く気になってて……あー、もう何言ってるんだろー!」
膝に顔を埋めてしまう桃子
正直、嬉しかった
もももあたしと一緒なんだって
求めていたのはあたしだけじゃなかったんだって
凄く嬉しかった
「あたし、ももに触って欲しいよ」
ももも同じ気持ちなら、何も怖い事なんてない
ももだから、触って欲しいんだよ
「教えてくれるよね?」
「っ…でも、本当はももも良くわからない…」
「じゃぁ二人で勉強しようよ」
「……う、ん」
215 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 20:20:57.87 O
えっと……
確か、服脱ぐんだよね?
そう思って立ち上がり、チュニックの裾に手が掛かるものの中々脱ぎ出す事が出来ない
この前は桃子が脱がせてくれた
その時も恥ずかしかったけど、桃子が勝手に脱がせてたからされるがままで気付けば下着姿になっていた
でも自分の意志で脱ぐとなるとやっぱり躊躇ってしまう
自分から言い出した事だけど
どうしよう、恥ずかしいよももぉ
顔を上げたら桃子と目が合った
愛理の思いが伝わったのか、桃子の腕が伸びてくる
「ももが脱がしてあげる」
「んっ…」
今日に限って、上に着ているのはチュニック一枚だけ
ホットパンツとタイツを脱がされたら、身に付けている物は下着だけになった
216 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 20:21:25.88 O
「愛理、可愛い」
桃子の視線を感じて身体が熱くなる
そのままベッドに押し倒された
「も、もぉ…」
「ん?なぁに」
桃子に向かって腕を伸ばす
抱き締めて、の意味を込めて
そしたらやっぱり桃子はわかってくれて
ギュッと力強く抱き締めてくれる
「愛理、ちゅうしてもいい?」
ダメだなんて言うはずない
ももになら
幾らでも、ドコにでも……
「…して欲しい」
少し身体を離した桃子がふんわり微笑んだように見えた
217 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 20:23:00.49 O
桃子の気配が近付いて来て
決して怖いとかそんなんじゃないんだけど、思わず目をギュッと瞑ってしまう
「好きだよ、愛理…」
「………っ」
軽く触れた桃子の唇
やわらかくて
あったかくて
こんなにも気持ちが良いモノだなんて知らなかった
「愛理…」
一度唇が離れた後、名前を呼んでからまた口付けられる
何度も何度も啄むように
「んっ……ももぉ…」
頭が真っ白になって何も考えられなくなる
218 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 20:23:15.35 O
感じるのは、桃子の唇の感触とキスの合間に名前を囁く桃子の声だけ
部屋が暗いせいか、その分余計に聴覚と触覚が過敏に反応するみたい
いつまでも、ずっとしていたいと思うくらい
桃子の唇は気持ちが良くて甘かった
───────
────
続く…
219 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 20:23:55.34 O
>>210エロゲ2号さん
自分はエロ描写が苦手なんで尊敬しますよ。
なにせ未だにキス止まり…orz
楽しみにしてるんで頑張って下さい。
伸び子。
220 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 20:39:36.77 O
キュンキュンし過ぎて恥ずかしいんだが…
なんかわからんけど、伸び子ありがとう!
221 :
名無し募集中。。。 :2009/02/13(金) 21:07:08.11 0
伸び子お疲れ愛してる!
ってうわああああああああああああああああああああああああああああ
222 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 21:33:17.16 0
223 :
携帯3:2009/02/13(金) 21:58:56.25 O
「嗣永だって興味ないわけないし知ってるから困ったんじゃないの?ねぇ…週にどれくらいのペース?」
もう俺自身知ったこっちゃなかった。
嗣永にどう思われようが俺は嗣永の性生活が気になって仕方ないんだからどうしようもない。
「してる…んだよ…ね?」
俺が嗣永の目を見て言うと嗣永は目を伏せて真っ赤な顔でコクンと小さく頷いた。
やっぱり〜!
満足そうに頷く俺と消えてなくなりそうな嗣永。
「で?」
「えっ?」
「で…週に何回くらい?」
「バカァ〜」
「いいじゃんもう〜だってやってるんでしょ?」
また黙っちゃったよ。
「さすがに…毎日はないよね?」
頷く嗣永。
やっぱりやってんじゃん。
224 :
携帯3:2009/02/13(金) 21:59:59.28 O
「5回?」
さすがに多いかな?「違う?」
「うん」
「じゃあ4回?」
首を横に振る。
「違う?じゃあ3?」
違うかぁ…。
「2回?2回でしょう?」
あっ…嗣永が黙り込んだ。
2回なんだぁ〜。
「2回かぁ〜!やるね嗣永〜!」
ここぞとばかりに調子に乗ってはやし立てる。
「2回かぁ〜なんかリアルだなぁ〜!その指で…へぇ〜…いやぁ〜嗣永…2回やってんだぁ〜スゲェ〜!」
嗣永が1人エッチをしている。
目の前にいる女の子が1人エッチをしているっていう現実。
それもクラスで人気のある嗣永が。
これで興奮しないでいつ興奮しろというのか。
案外素直に白状してくれてこっちとしては大助かりだけどよくもまあぶっちゃけてくれるよなぁ…。
225 :
携帯3:2009/02/13(金) 22:07:11.24 O
「もういいでしょ桃のことは」
「ダメ!もっと詳しく!」
「へっ?」
「どんな風にとか」
「絶対教えない!聞かれても絶対言わないもん!」
ほっぺを膨らまして俺を睨む嗣永だけどやってることには変わりない。
「じゃあせめてどんなこと考えながらするのかでも教えてよ」
もじもじ嗣永。
その顔見てるだけでこっちは良い気分。
「さっき言ったでしょ!」
「いつだよ?」
「都会っ子編で」
「はいはいそうでした」
まあいっか。
これだけ聞けただけでも俺的には大収穫。
このへんでよしとするか。
「で…愛理ちゃんのことなんだけど」
嗣永自身も忘れてたみたいにハッと俺を見た。
〈続〉
226 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 22:08:31.75 0
2号はMで携帯3はSだな
「…よし!」
1年最初のイベントは明日
そうだ明日なんだやらねばっ
「ぷひゃっ…女の子だしいー?」
ぽんと浮かび上がったクサイ台詞に思わず吹き出しついでに語尾も
どこかの誰かさんを思わせる両腕を胸の前で合わせぴょんと片足『内心キャーキャーだわ!』
まぁやりきってしまえばもうこのポーズに用は無いが
さてと桃子は両腰に腕をやり鼻息んふーっ
爛々に輝く目で取り敢えず並べた品々を見やる
「………で、どうするんだったっけ…」
なんじゃそりゃ
思わず脳裏に映ったままの肌が黒い人もズルッと肩を下げるじゃ無いか
きらきらのアイドルスマイルは崩さずにわざとらしく
「えーっとぉ…うーん…と」
ガーっと聞いたあやふやなレシピをうんうん唸りながら思い出すがどこの引き出しにも見当たらない
見当たらないぞどこにも
「まぁいっか!
チョコ切ーろおっと」
…これは先行き不安な桃子のチョコ奮闘記である
聖なる『女の子の日』バレンタインまでは後5時間
『チョコの日は女の子の日』
「桃子ー早く寝なさいね」
「はーぁい」
適当な返事をふらつかせ、ガタガタどつん!と物騒な音が台所に鳴り響く
そんなに力むなら手で割れば早い話なのになぁ
きっと桃子が望む理想の砕かれたチョコの破片達は、細部まで粉々にされた物なんだろうが家庭用包丁じゃ根気と時間にが要る手間
桃子の斜め後ろに置かれた包装すら解かれて無いチョコは2つと半分もあると言うのに
「チョコレイトだましいぃに〜」
…まぁ楽しそうだから放っといてあげよう
ちなみに置いてあるチョコレートは全てミルクチョコ。甘い。
ついでに品名はガー○、ロ○テ、○治と入り乱れ…。何で?
「あーもー腕ダルーい!」
ちょっと待て早い。
ぐわんと降り上げた腕はパーとなりグーとなりうんと伸びへ繋がって
「でも細かく砕けば滑らかになるらしいしー」
誰も聞いちゃいないのに声高で独り言
「でーもーもーやーだー」
誰も聞いちゃいけないな今の独り言は
言った矢先に腕はひょいと下降、胸の前。
うんとまるで自分に言い聞かせるみたく力んで
「手でやっちゃお」
先程までの努力はどこへやら
さっさと方向変換した後はぱっぱと全ての包装紙を破り取りついでに一口ぱくっ
「うぅ〜んあんまぁい」
とご機嫌へと回復。またチョコレイトだましいぃに〜、なんて歌いながらぱりぱり次から次へチョコをなるたけ小さめに折り砕く
最初からこうすれば良かったのに…、なんて言葉は禁句。読み手も書き手も桃子は当然だが
「きぃみきーみっ」
『君』の言葉で思い浮かぶのはあの懐こい笑顔
それだけでなんだか擽ったくなるくらいのあの
―今年のバレンタインどーしよー!?お父さんに何あげよっかなぁ
「…ももはねぇ…愛理にあーげよっ」
―えっ?いーの!?
「くふふふっ…」
思い出される昼間のやり取りそのままに自身が言った台詞を呟く
言わなかった言葉は一つ。
ずっと前から決めていたのに。1月入る前からずっと
来年の今年のバレンタインは、皆にあげるけど一番の特別チョコは
あの子にあげよう。愛理にあげよう。
そうずっと、決めていたのに実は
―ありがとうもも!あたし凄い楽しみにしてる!
うわんと泣きつく様に肩へ背中へ
きゅん、と懐かれまたあの鼻先笑顔
「かわいーなぁ愛理」
思い出し笑んでしまう。それはまるで姉か先輩か
「かわいー…」
はたまたそれは恋なのか、解らないがただひたすらに口元が緩んで緩んで止まらない
気付けば板状のチョコは再三に細かく砕かれ見る影無し
「これ、を…」
湯煎?湯煎って何どうするんだっけ?
曖昧あやふやレシピは未だ試行錯誤
桃子、湯煎は沸いたお湯にボウルを浮かべて溶かす行為だ。
「直接溶かすと死ぬよって舞美が言ってたなぁ」
死ぬとは大げさだが確かに死ぬ。鍋もチョコもぶすぶすに黒焦げてしまう
「…まぁいっか」
聞いた相手がきっと間違いだ。
ガーってやってバーっと溶かせばドロー!
なんて大きく言い過ぎだが確かにこんな具合で桃子に手作りチョコ論を話したのは舞美
それを有言実行するみたく桃子は平皿を取り出し、正にガーっと砕いたチョコを皿に乗せ
バーっとでは無いが四角い機械にドンと置き、スイッチぽん
う゛んと重たい音を鳴らしてオレンジ色の光を発行しだしたそれは確かにオーブンレンヂ
ふんふん、と鼻歌奏でる桃子には全く合わないレンヂのリズム
最後のチンだけが節の合いの手になったぐらいだろうか
「とーけーた!って熱っ!」
当たり前だ
レンヂに加熱された皿が熱いのは当たり前だから落ち着いて布を介して欲しい
「もぉ〜…」
自分の不手際にだろうか文句の一つを言いながらどろどろに溶けて黒い液体となったチョコを取り出し
「これに生クリームをガー…っと」
少量だが濃厚な乳液は並々と平皿の縁までゆらゆら盛り上がり
「ちょっとバターをガーっと入れて」
ナイフに掬われぽちゃん、と言うかぼちゃんと落ちた白い固まり
当然だが数滴ぴぴっとあちこちに飛んで
「きたなー…お母さんごめんなさーい」
小さくぽろっと謝罪
だんだんと汚れていくこの惨状をどうにかするのは母だと勝手に決めた謝罪
「これをガーっと混ぜたのかなぁ舞美は」
皿の縁で表面着力を起こしている液体をガーッと混ぜる勇気は無く、ゆるゆるそろそろかき混ぜているつもり。でもあちこちへまた水滴が飛んでいる事に桃子は気付いているんだろうか
ついでに先程入れた個体はバター『風味』のマーガリンである事実にも
「チョコレイトだましいぃ〜ふふふふふふんふぅふぅ〜」
ゆらゆらゆらゆら鼻歌リズムに乗せ
ふらふらふらふら腰を降り
色々間違ってはいるがまぁほぼ合ってた曖昧舞美レシピの名は『ももちでも作れる生チョコレート』
決して間違ってはいないが…
「こんなんかな…?
で、冷『凍』庫にガー、っと」
232 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 22:19:00.22 0
.
一つ歩幅の振動でも揺れて零れる舞美レシピは、哀れ冷凍庫の中も汚しながらもちゃんと収まり
柔らかくて甘いチョコは数時間後、歯も立たない硬い硬いチョコへと早変わりするのだろう
「愛理喜んでくれるかなぁ」
冷凍庫の舞美レシピをもう一度だけ確認すると今度はその下冷蔵庫の中身
「舞美は教えてくれたからちょっと増やしてあげよっかなぁ」
言いながら手は伸び、丁度隣にあった『みーやんの』と書かれた袋からガサガサ取り出された小さな白黒チョコは2つ。何故だか2つ。
「みーやんごめぇん、ももこれ好きなんだよねぇ」
しゅんと小さくしょぼくれた袋を横目にわさわさ剥き出され、ポイッとゴミ箱に投げ捨てられたその白黒包装紙は
牛の絵が描かれたチロルチョコ
「んん〜んっおいしー」
ふりん、と一度だけ身を震わせてそのまま
歯も磨かずに寝室へと向かう桃子の背中には
汚された惨状のままの台所と
舞美の、と書かれた袋に入る予定だったチロルチョコが置き忘れ去られてそのままに
「おっと電気電気っ」
まぁ電気は消しに来てくれたのだから、この際良しとしよう。良しにしてしまおう。
「チョコレイトだましいぃ〜にぃ〜」
…そんなにそのフレーズが気に入ったのか桃子
同じフレーズを繰り返し繰り返し、台所から遠くなる背中と共に小さくなってだんだんと
*
*
*
「愛理っ!
どう?おいしい?おいしー!?」
「…………………硬い。」
「うー…もも一生懸命作ったのに…愛理の為に」
「あ…あたし!あたし、ももが作ったシュガートースト食べたい!
あれがももの料理の中で一番好きだしっ!」
「本当!?
じゃあ今度作って来るね!」
「わあ凄い楽しみ!
…この硬いチョコ、どうしよう?」
「ん?みーやんにあげよっ!」
「そ、そうだね!」
「みーやーんっ」
235 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 22:21:20.57 0
.
明日はバレンタインだからって事でこんなん書いてみたり
オモチャの人は風の噂で桃子があんまり料理上手く無いって聞いたから…
237 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 22:30:20.17 0
いいんジャマイカ だいたいw
238 :
名無し募集中。。。 :2009/02/13(金) 22:32:00.05 0
すごくいい
文章どうのこうのではなくバレンタイン前日にこういった話をつくってくる
心意気がたまらなく好きだ
ていうかももこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
239 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 22:36:52.52 0
240 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 22:47:40.19 O
>>239 まとめの人いつも乙です
不都合、と言うかそんなに気にはしませんがこーゆー系の方がぽんぽんと浮かぶ人なんでwikiがタイトルだらけになってしまうかもしれないwww
そうなると多少は自重しますが一纏めにスピンオフにして頂いた方が良いかと?
短編は短編で今回みたくタイトル入れたり入れなかったりするんでw
241 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 22:57:50.29 O
久しぶりにまとめみたら充実しすぎてふいたw
なんかもうこの2人リアルで付き合って欲しいわ
242 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 23:06:50.31 0
>>240 確かに最近トップページが重くなってきたので
少し整理しようかと思っています
今の愛理−梨沙子のまとめみたいな感じで
多作の人はまとめページを作って階層化して行こうと思います
ここまでスレが長生きするとは思っていなかったもので
適当に作ったつけが回ってきた感じですm( __ __ )m
243 :
名無し募集中。。。 :2009/02/13(金) 23:07:43.97 0
桃子は愛理宅の最寄り駅に11時35分に着いた。
電車のドアから降りるとき足取りが重く感じられた。
逃げたい。
でも行かなければいけない。
そのような気持ちになるのはオーディション以来かもしれなかった。
愛理に告白は勢いだったことを伝え、謝る。
時間にすれば数秒かもしれないが、お互いにとってどんな数秒になるか。
想像すると怖くなる。
でも―やはり言わなければいけないんだ。
愛理にこれ以上嘘をつきたくない。
愛理をこれ以上傷つけたくない。
244 :
名無し募集中。。。 :2009/02/13(金) 23:08:33.33 0
でも。
愛理が自分のことを真剣に好きだと言ってくれたことは凄く嬉しかった。
本当に凄く。
これは全然嘘じゃない。
みやには断れと言われたし、そうも思うんだけれど本当にそれでいいのか。
でも、でも、でも。
いくら考えても答えのでない問答が続いていく。
それでも。
愛理に会わなきゃ。
245 :
名無し募集中。。。 :2009/02/13(金) 23:09:15.72 0
桃子は改札を抜けて階段を下りていく。
愛理が視界に入る。
階段下から上を見上げていた。
まだ桃子に気がついていないようだった。
遠くからでも困ったかのような表情が見て取れた。
「愛理ぃー!」
無意識のうちに大声で愛理を呼んでいた。
愛理が気がついたようで、表情がパーっと明るくなり、ももー、って言い返し、両手を振って答えてくれた。
桃子にとって不思議な出来事だった。
昨日は愛理に会うのが怖くて怖くてほとんど眠れなかったのに。
愛理に会ったら嬉しくなるなんて。
246 :
名無し募集中。。。 :2009/02/13(金) 23:09:57.09 0
「もも、遠くなかった?」
「まぁまぁかな。一時間半はかかってないし」
「もも、来てくれてありがとうね」
愛理からの満面の笑みが眩しくて、それが少しつらかった。
「いいけど……その自転車は何?」
クリーム色のセーターにデニムのミニスカートの愛理は脇に自転車を抱えていた。
「これで来たんだ。だからもも、いっしょに行こ」
「自転車で? 一台しかないのに?」
桃子としてはバスや親の車で迎えに来ると思ってたので驚いた。
「うん。もも、よろしく。大丈夫、電動アシストだから二人でもいけるはず」
後ろの荷台に愛理が腰をかけ、サドルをポンポン叩く。
二人乗りで桃子が漕ぐように要求しているのだ。
「しょうがないなぁ」
自転車に跨ってみて違和感を感じる。
「愛理、ごめん。足届かないっぽい」
「え―――!!」
結局愛理が漕ぐ羽目となった。
247 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 23:10:16.07 0
あのすみません・・まだ大丈夫だと思って放置してたら
桃愛理のスレ落ちちゃいました
248 :
名無し募集中。。。 :2009/02/13(金) 23:10:40.45 0
「愛理、なんで自転車で来たの?」
桃子は疑問に思っていたことをペダルを回してる愛理に投げかけた。
「舞美ちゃんがね、その……好きな人が出来たら二人乗りさせてもらえって言ってたから」
舞美め、また適当なことを。
「それよりもも、つかまるの肩で大丈夫?……体にもっと抱きついても大丈夫だよ」
「いいの、じゃあ」
愛理のお腹の上に手を回し、背中に抱きつく格好となる。
耳を傾けると愛理のトクン、トクンと鼓動が聞こえてきて、なんとも心地よかった。
会話がなくなり、愛理の鼓動を聞いていたのだが、愛理がそのうち気持ちよさそうに鼻歌を歌い始めた。
すぐにはわからなかったが、桃子も知っている曲だったのでピンと来た。
Buono!の『You're My Friend』だった。
249 :
名無し募集中。。。 :2009/02/13(金) 23:12:07.60 0
250 :
名無し募集中。。。:2009/02/13(金) 23:22:52.49 0
251 :
名無し募集中。。。:2009/02/14(土) 00:03:26.28 O
まとめの人いつも乙
レスなしがデフォになってくじけそうだけど明日も書くか
…ってボノコン土日入るから厳しいや
252 :
名無し募集中。。。:2009/02/14(土) 00:52:12.57 O
流行りの書く書く詐欺ですか
253 :
名無し募集中。。。:2009/02/14(土) 01:51:20.80 0
携帯同士落ちつけよ
254 :
名無し募集中。。。::2009/02/14(土) 02:13:34.43 0
まとめの人乙です
レスなしってやっぱきついっぽい?
255 :
名無し募集中。。。:2009/02/14(土) 02:30:45.06 O
悪い意味で冷静になってしまうのがきついかな俺は何一人で熱くなってるんだろ、って
自分は気分屋のお調子者なのでモチベーションにはかなり影響する
でもレスなしでもスレある限り完走しないとねレス貰うためだけに書いてるわけじゃないし
256 :
名無し募集中。。。::2009/02/14(土) 03:29:55.63 0
ボ
257 :
名無し募集中。。。:2009/02/14(土) 06:50:50.28 O
おはよう
258 :
名無し募集中。。。:2009/02/14(土) 07:10:48.22 O
おはようございますm(_ _)m
自分は今くらいのスレスピードが丁度いいと思ってます。
レスはもちろん有り難いですし、やる気にも繋がってるんですが、本編の続き書いてる頃みたいに期待され過ぎちゃうと変にプレッシャーが大きくなってしまうので…。
と、伸び子が言ってます。
259 :
名無し募集中。。。:2009/02/14(土) 07:54:50.93 O
そだね好きなように書かせてもらってるから愚痴るようなことでもないか
甘ったれてごめんね気を取り直して頑張るか
260 :
携帯3:2009/02/14(土) 08:29:31.89 O
「あいりんねぇ…こんなに可愛い顔して…今スッゴくエッチなことに興味持ってるんだよ!」
なんで嗣永がときめいた顔してるのか意味が分からなかったけれど愛理ちゃんがそういうことなら聞き捨てならない。
「じゃああいりんはどんなこと知ってるの?って聞いてみたんだけど」
「うん、それでそれで?」
「あいりんったらね…自分の大事なとこもちゃんと見たことないんだって」
「ホントに?」
「うん、ホントらしいよ」
「らしいって…じゃあ嗣永はしっかりと見…」
「もう〜バカ!」
「はい、すいません」
とにかくもう嗣永は自身のことを話すのは終わりにして欲しいらしくそうじゃないと愛理ちゃんの話が出来ないみたいだ。
俺は渋々了承し嗣永の鼻にかかった甘い声に耳を傾ける。
261 :
携帯3:2009/02/14(土) 08:31:56.26 O
「そんなだからなにから話したらいいか悩んじゃった」
そりゃそうだろうだなぁ。
今時この歳でそんなヤツいるか?
まあ目の前でスヤスヤと眠ってるんだけど。
「それでみやに助けを求めたの」
なるほど!
雅なら…ってオイ!
まるで雅は1人エッチクイーンみたいじゃないか!
うん、でもちょっと分かるのが恐しい。
雅には悪いけれど雅は普通にそこんとこ詳しい気がする。
まあ普通ってのがどんなもんかは分からないけれど雅ならって。
「それで今日ここでってことになったのか?」
「うん」
でもやっぱりおかしい。
さっきからなんの解決にもなってないんだけど…なんで俺なんだろう。
「でさぁ…一体なんで俺なんだ?」
またもや嗣永の表情が曇る。
262 :
携帯3:2009/02/14(土) 08:33:15.85 O
「うん…それなんだけど」
「うん」
「そんなあいりんだから好きな人なんていないだろうなぁ〜って思ってたの」
「なんだよそれ?」「どうなんだろうなぁ〜って思ったんだぁ…思うでしょ?」
そりゃあまぁ確かに。
自分のアソコを見たことない娘が急に1人エッチに興味津々になったんだもんな。
なにかあったに違いないし誰か好きな人が出来たとしてもおかしくない。
「うん…まぁ」
軽く頷いてやると安心した顔で嗣永は続けた。
「そこでみやと一緒に聞いたんだ」
へぇ〜…でも…んん?
「それがなかなか言わないの!」
確かに愛理ちゃんは口が固そうなイメージではある。
へなへなしてる印象が強いけどいざという時は頑固な感じ。
〈続〉
263 :
名無し募集中。。。:2009/02/14(土) 08:43:15.74 O
エロゲ朝から乙だなぁ
みやびちゃんはどう絡むんだろうな
264 :
名無し募集中:2009/02/14(土) 09:00:22.39 0
書き手さんの創作意欲が衰えないのがスゲエ
265 :
名無し募集中。。。:2009/02/14(土) 09:43:34.95 0
266 :
名無し募集中。。。:2009/02/14(土) 10:59:35.22 O
久々に来て見たら大好きな伸び子復活してるし他もめちゃめちゃ進んでるし
神スレ認定
267 :
名無し募集中。。。:
ゆっくりし(ry
書きたい人が好きなように書くスレに収まったから面白いよ