>>195 食用
原産地の北米では大型のものが釣れ、体が丸くフライパンにすっぽりと収まり、バター焼きなどに適することから
pan fishと称され食べられている。食味は、タイに似るとよくいわれる[要出典]。
中国では、1987年に観賞魚として移入された後、食用に転用された。一般に、英語名を直訳した藍鰓太陽魚
(ランサイタイヤンユー、lans?i taiyangyu)、または、単に太陽魚と呼ばれ、湖北省、広東省などで養殖が行われている。
中国での養殖には主に顆粒の配合飼料が使われ、臭みも少ない事から、蒸し魚としての利用が多い。
日本ではあまり食用とはされていない。肉の味は決して悪くないが、日本のものは小型で身が薄い一方骨が多く、
調理や食べる際に手間がかかる。また体の割りに腸の内容物の量が多く、悪臭の強い内容物が身に付着してしまうと
風味を損ねるため、食材としては扱いにくい魚である。ただし日本で捕獲されたブルーギルも、しばらく養殖し、
大きくするとともに臭みを減らせば食材としての価値は高まると考えられる。滋賀県では琵琶湖のブルーギルをビワコダイという名称で、
鮒寿司のフナの代用魚としてなれずしとして利用したり、揚げ物などの材料としたものが試験的に作られており、
県のサイトでも調理方法を公開している。[2]また個人的に大型の個体を食用に供する釣客もいる。