シカゴ・カブスは14日(日本時間15日)、ハリケーンの影響で開催地が「中立地」のミルウォーキーに
変更された一戦でヒューストン・アストロズと対戦。エース右腕カルロス・ザンブラノ投手が
ノーヒットノーランを達成する快投を見せ、5−0で勝利した。福留孝介外野手は代打で出場も
1打数ノーヒット。アストロズの松井稼頭央二塁手は出番がなかった。
2戦連続でスタメンから外れた福留は、5点リードの9回に2死走者なしで打席へ。
リリーフ右腕ジャック・カッセル投手と対戦したが、カウント1−2からレフトフライに倒れた。
その後は右翼の守備に就いている。
故障の影響や大型ハリケーン「アイク」の影響で先発予定がスライドしたこともあり、2日以来の先発と
なったザンブラノ。しかしその影響を感じさせず3回までパーフェクトの素晴らしい立ち上がりを見せる。
味方打線が5点を先行した後の4回に1死から四球を出したが、3番ミゲル・テハダ遊撃手をセカンドゴロ併殺打。
5回には2死から死球をぶつけるも、続くデービッド・ニューハン二塁手のライナーをデレク・リー一塁手が好捕する。
結局ザンブラノはその後1人の走者も許さず、最後はダリン・アースタード左翼手をこの日10個目の
三振に仕留めてゲームセット。カブスでは1972年のミルト・パパス以来36年ぶり、今季のメジャーでは
ジョン・レスター投手(レッドソックス)に次いで2人目となるノーヒットノーランで今季14勝目(5敗)を飾った。
http://mlb.yahoo.co.jp/headlines/?a=16739 ザンブラーノ 打率.354 出塁率 .354 長打率.582 HR 4 打点14
福留孝介 打率.261 出塁率 .361 長打率.379 HR 9 打点54