こんにちは!洒落で娘。を共有しよう!Part174

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26名無し募集中。。。
 昨日送ったメールのタイトルについて、その謎解きをいたしましょう。
 というのも、あのタイトルには深い意味があったのですが、
スタッフに聞いたところ、「よく意味がわからなかった…」というスタッフが何人もいたからです。
また会員さんからも、「意味がわかりませんでした」というメールが何通か来ました。

 昨日のメールのタイトルは、「踊るアホウに見るアホウ、同じアホなら熊野にコイコイ。
何のことですか? うどんを食べたら、ナルトがふた切れ入っていたのです。
何のことですか? 蟻の熊野詣で、バッタのたたき売り。
何のことですか? とにかく、東北や九州や横浜の方も、熊野に来たらわかります。」というものです。
 まず、「蟻の熊野詣で」を知らないスタッフがいました。
室町時代以降、特に江戸時代、熊野への参拝者は途切れることがありませんでした。
その様子を遠くからみると、蟻が並んでいるが如くだったと言います。
山道を蟻のように列をなして歩いたから、「蟻の熊野詣で」と言うのです。
 それから「バッタのたたき売り」とは、「バッタ屋」にかけています。
「バッタ屋」とは、質流れ品や倒産品など、
正規のルートを通さない品物を現金で買い叩き、ものすごく安い値段で売る商売です。
 さて、「蟻の熊野詣で、バッタのたたき売り」とは、
「蟻」と「バッタ」が昆虫であるという所が共通していますが、それ以上の意味はありません。
つまり、ナンセンスな言葉のつながりなのです。
そして、この意味のないナンセンスな言葉のつながりは、ナンセンスなことを言ったり、
とんちんかんなコミュニケーションをする東北の人間、九州の人間、横浜の人間を、愛情をこめて皮肉っているのです。
 と言うと、東北の人は「えっ、わからない。」と言うでしょう。
九州の人は、「わはははは。えっ、何?」と言うでしょう。
横浜の人は、「先生に、そういうことを言われる筋合いはないわっ。」と突っぱねて、
首をかしげながら怒っていることでしょう。
 たとえば、踊るアホウに見るアホウ、同じアホなら踊らにゃソンソンとなるところ、
頭の中が熊野のことで気になる東北県人が、うっかり熊野にコイコイと言ってしまったり、
皆で鳴門の話をしている時に、九州の人は急に、
「うどんを食べたら、ナルトがふた切れ入っていたのです。これは証でしょうか。」と言ったりします。
何の脈絡もなく、鳴門とナルトの音が同じだから、そういう発言をするのです。
 また、「蟻の熊野詣で」は歴史的な事実、「バッタのたたき売り」は流通業界の事実ですが、
まじめに、脈絡なく、クールに意見の疎通が難しいのが横浜エリアです。