米大リーグ機構は26日、本塁打に限ったビデオ判定の採用を決めたと発表した。
28日から連戦の始まる3カードで実施され、翌29日からは全試合で適用される。
ビデオ判定を使用するかどうかは審判の責任者の判断に委ねられ、
本塁打の打球がフェアかファウルか、フェンスを越えたかどうか、
観客の行為により影響があったか、微妙な場合に用いる。
再判定も責任者が行い、この判定には両チームとも抗議できない。
セリグ・コミッショナーは「使用は限られたケースになるし、
進行の妨げにはならない」などと話した。
ビデオ判定に関しては、昨年11月のGM会議で本塁打の判定のみを対象に導入することが可決され、
機構側に勧告。今季は本塁打の判定をめぐって誤審ともみられるトラブルが続き、
採用への流れが加速していた。
ビデオ判定は、野球を除くアメリカンフットボール、バスケットボール、アイスホッケーの
米4大プロスポーツで既に導入されていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080827-00000039-jij-spo 日本でも早く!