マーサー王物語 第14章

反撃開始

まとめサイト（保管庫様に感謝）
http://ookami-bc.hp.infoseek.co.jp/txt/kingdom.html

登場人物紹介（ネタバレ満載なので初心者の方は注意して下さい）
http://ookami-bc.hp.infoseek.co.jp/txt/kingdom/characters.html

まだまとめサイトに保管されていないログは以下の通りです、HTML化されているのでそのまま見れます

マーサー王物語　第６章＋
http://f57.aaa.livedoor.jp/~moshimo/moshimo_log/moshimo592.htm
マーサー王物語　第７章
http://f57.aaa.livedoor.jp/~moshimo/moshimo_log/moshimo593.htm
マーサー王物語　第８章
http://f57.aaa.livedoor.jp/~moshimo/moshimo_log/moshimo598.htm

マーサー王物語　第10章
http://f57.aaa.livedoor.jp/~moshimo/moshimo_log/moshimo622.htm
マーサー王物語 第10章 第2部
http://f57.aaa.livedoor.jp/~moshimo/moshimo_log/moshimo636.htm
マーサー王物語 第11章
http://f57.aaa.livedoor.jp/~moshimo/moshimo_log/moshimo644.htm
マーサー王物語 第12章
http://f57.aaa.livedoor.jp/~moshimo/moshimo_log/moshimo661.htm
マーサー王物語 第13章
http://2c.ath.cx/%E9%9B%91%E8%AB%87%E7%B3%BB%EF%BC%92/%E3%83%A2%E5%A8%98%EF%BC%88%E7%8B%BC%EF%BC%89/12152/1215250736.dat.htm

248 : ◆dO/kErKplo []2008/07/15(火) 19:31:38.99 0
チナミが引き金を惹くと同時に「オードン」は轟音をあげながら砲弾を発する
そしてその放たれた砲弾の弾道は天高くぐんぐんと伸びていき、やがて遠方から来た砲弾に追いついてしまう
「当たれっ！」
チナミがそう言ったその瞬間、２つの砲弾はまるで吸い込まれていくように衝突し空高いところで爆発してしまった
それは嘘みたいに簡単で、信じ難い出来事であった
「そんな・・・信じられない」
そのままチナミが潰されてしまうとばかり思っていたエッグたちはいまだに現実を直視出来てない様子だ
それも無理無いかもしれない、正直言って食卓の騎士と帝国剣士たちだってチナミが活きるか死ぬか半信半疑だったのだから
「すご、これはもう空間把握能力とかを越えてるよ・・・超空間把握能力だなぁ・・・」
そう言えば初等の物理学にこういった問題があるのを聞いた事がある
木から落ちてくる猿を狙って銃を撃てば、猿も銃弾も同じくらいの重力加速度で落下して、
結果的にはじめの狙いさえ合っていれば簡単に猿を撃ち殺す事が出来るというもの
こういった問題を「モンキーハンティング」と呼ぶのだが、偶然にもチナミが砲弾を撃ち落とした今の状況に酷似している
チナミがこの「モンキーハンティング」を知っていたかどうかは定かでは無いし、おそらく知らなかっただろうが
現にチナミはそれらを実践してしまっている・・・その実力、認める他無いだろう
しかしどうやらチナミの様子が少しおかしいようだ
（うう、やっぱりいたい・・・）
実を言うとオードンを無理に持ち上げたために、撃った時の反動がいつも以上にチナミの細腕に響いてしまっているのだ
小さいながらも並の大砲を軽く凌駕するパワーを誇るために当然の代償と言えるだろう
それを見たマイマイは心配するより先に、チナミの言っていたある言葉を思い出す
「自分は持って10分、だから早々にやぐらに誰かを送り込んでくれ」とチナミは確かに言っていた
しかし今潰すべきはやぐらの上の砲撃手のみでは無い
「総指揮官として命ず！ナカサキ、オカール、カンナの3人は全速力でやぐらの上の砲撃手を制圧！！
　そしてマイミ、シミハム、レイニャの3人はこの広い森のどこかにいるロビンを見つけだし、撃破して！
　残った者はこの場でエッグ達との交戦を続けます！」

277 : ◆dO/kErKplo []2008/07/16(水) 23:10:31.12 0
マイマイに指示された者達はそれぞれ指定された場所へと走っていく
シミハム、マイミ、レイニャの3人をこの場から離れさせるのは勇気のいる決断だったのかもしれないが
一応この配置には理由があったのだ
その理由の一つとしてはやはり砲弾やチャクラム等よりも正体のわからぬ矢が一番厄介だということ
どこから襲いかかってくるのかまるで分からない矢の根元を駆逐すれば食卓の騎士らがエッグなどに負ける事はありえない
つまり確実にロビンを潰すために今現在の最強メンバーとも言えるべきこの3人を選択したのだ
もう一つの理由はシミハムとマイミはすでに大戦にてロビンの脅威を経験しているという事
さんざん邪魔されてしまって二人とも思うところがあるだろう、さしずめこれから二人はリベンジをする事となる
ロビンが想定外の罠を突きつけて多少困難に陥ったとしてもこの恨みを糧にすれば立ち上がる事が出来る
そのためにマイマイはこの二人を優先的に選んだのだ
そして最後の理由はエッグ達にやられたマイミの傷が思いのほか酷いために回復の猶予を与える必要があったという事
このままマイミをここに置いていれば間違いなくコレティやユーカに挑んでしまうかもしれない
そうなると傷の回復どころか体力の回復すら危ういだろう
ならば広い森を捜索させるのに専念させて戦闘から一旦身を引いたほうが懸命だ
マイミはこの後もまだまだ活躍してもらわねばならない、ここでヘバってもらっては困るのだ
このような理由でシミハム、マイミ、レイニャにロビンの捜索をさせ
同様にやぐらの上の砲撃手を撃退するためにナカサキ、オカール、カンナを向かわせる
そしてこの場に残ったのは「オードン」を撃つチナミと、コレティにやられ倒れているコハル
あとはチナミを守るように囲んでいるウメサン、ミヤビ、クマイチャン、アイカの計７名だ
こうなって面白く無いのは他でもないコレティとユーカだった
「へえ・・・いくらなんでもナメすぎじゃないかな？雑魚の集まりで私達に競り勝とうなんてね」
「あんまり調子乗りすぎてると本当に狩るよ・・・」
低く見られている事に怒りをあらわにしたコレティとユーカだったが、言い終えると同時に自身の体に違和感を感じてしまう
（あれ？・・・なんだか、体が・・・）
コレティとユーカ、二人の体は二人が思っていた以上に全身に大きな負傷を負っていたのだ
さっきまでシミハムやレイニャの攻撃をまともに受けていたのだから無理もない、立てるだけ有り難いと思うべきだろう
一気に形成が逆転して焦ってるコレティとユーカを見ながらミヤビが声をかける
「確かに私たちはシミハム団長に比べたら力及ばないかもしれないが・・・お前たちを倒すには十分事足りるみたいだな？」

「わぁっ・・・撃ち落とされちゃった」
ここはミキティのアジトから少し離れたところにある全長３０ｍのやぐらの頂上
そこでは巨大なカノン砲「ロイヤルカノン」を操るカノン・ミロドリン・ツブログが予想外の展開に驚いている最中であった
つい最近まで戦闘の素人だったカノンがたった4か月あまりでこれだけの大砲を操れるようになったのは成果だが
付け焼き刃ゆえに砲弾の起動は単調になりすぎてしまうという弱点がある
つまり何回撃ってもその軌道の差は誤差範囲程度でしか無いのだ
それでも本来ならカノン砲の砲弾が撃ち落とされる事なんてありえないのだが、チナミのような者が相手となると話は別だ
飛び道具を極めたチナミをずぶの素人であるカノンが押し切るなんてとても難しい事なのである
「どうしよう・・・このままじゃお役に立てない・・・どうしよう」
せっかく与えられた仕事が行き詰ってしまったのでカノンは酷く焦りだす
だがそんな焦りをほどくようになだめる人物がカノンのすぐそばにいた
その人物とは同じエッグ七人集の一人であるアスナ・ブラウンコッチェビであった
「大丈夫だよカノン、だってカノンは天才だもん・・・たった4か月で戦えるようになるなんて凄いよ
　私なんて2年もかかったんだよ？だからカノンはカノンを信じてカノンを撃てばいいんだよ！
　撃ち続ければ相手も絶対根負けするから・・・きっと」
アスナは接近戦が苦手なカノンを守るためにこのやぐらの上に配置されたのだが
エリート揃いのエッグの中で唯一戦闘の素人だった二人なために色々と分かり合える事も多かったのだ
はじめからエリートだったユーカやロビンがここに居たとして、どうしてカノンを勇気づける事が出来るだろうか
そういう意味でもこの配置は都合の良いものとなっていた
「そうだね、ありがとアスナ・・・今撃たなかったら何にもならないもんね」
「うんそうだよ！カノンなら出来るって」
勇気づけられ元気を取り戻したカノンは再度カノン砲に向きあい、アジト前の広場へと照準を合わせる
他の事は一切置いといてただ撃つ事だけを何百と特訓してきたのだ、単調な軌道だろうが大きく外す事は無い
だが砲弾を放つ前にカノンは何か思い出したようにアスナに告げ始める
「あ、そういえばさっき何人かがこっちに向かってきてたみたいだよ
　コンコン様の言われた通りにやれば大丈夫と思うけど・・・気をつけてねアスナ」
「うん！誰が来ても速攻で倒しちゃうよ」

ここからは最新の更新



やぐらの頂上へと登る唯一の経路である階段のほうへとアスナはスタスタ向かっていく
何故ならこの階段の周囲５ｍこそがアスナが命じられたテリトリーであるからだ
全長30mを越えるやぐらの頂上へ向かうにはこの階段を登らねばならない訳なのだが
当然食卓の騎士と帝国剣士らは急いでやってくるために頂上に着くころにはヘトヘトになっているはずなのだ
10階建ての建物の階段を全速力で駆け上がるようなもの・・・よほど体力が無いとへこたれてしまうだろう
となるとアスナはそんなヘトヘトになった者だけを相手すれば良い事になる
実力的に他のエッグより劣るアスナだが、相手がそのような状態ならば楽に戦えるだろう
全速力で登りきって息を切らしている者の首に得意技の「パイン」を食らわせればそれでいい
ただでさえ息苦しいのに、そこに更に首に穴が開くという苦しみを付加させるのだ
その苦痛は尋常なものではないだろう
暗殺だけを徹底的に叩きこまれたアスナはその行為が十分可能なのだ
（コンコン様・・・この仕事、やれそうです）
そしてアスナにはこの任務について喜ばしく思っている事が一つあった
それはコレティやユーカのような前線ではなく、カノンを護衛するというサポート的な役割を受け持つ事により
実の姉であるオカール・ブラウンコッチェビとの直接対決の可能性が減ったというものだ
何人かの食卓の騎士がこのやぐらに押し寄せてくるだろうが必ずしもそれがオカールだという決まりは決してない
心情的に姉を斬りたくないというアスナのためにコンコンが配慮してくれたのだ
"アスナ、きっとオカールはやぐらには来ません、むしろ前線での戦いを望むはずです
　だからアスナはやぐらの上にいれば決して姉妹で争う事はありませんよ"
コンコンのその言葉を聞いた時アスナは涙を流して喜んだという
自分のためにここまで配慮してくれたコンコンのためにアスナは尽力して働くだろう
数秒後にここへと登ってくる敵の喉元に向け全力でジャマダハル「ケーキノアルミホイル」を突き刺す事だろう

前スレはわざわざログ残す必要も無いと思ったので残しませんでした
だって1回しか更新してませんでしたしｗ

最近更新できない日が続いてしまいましたが
なんとか落ち着いてきたのでこれからは大丈夫だと思います

ところで過去ログを貼ろうと思ったらレスが反映されないんですけどなんででしょ？

乙！！
待ってたぜ

作者さん乙です！

ずっとスレが立ってなかったんでどうしたことかと・・・
何事もないようでして何よりです
こちらもぼちぼち頑張っております
また保全にてご協力させていただきます！


ところで全板トーナメントには参加されておりますか？
当方、【丸める隊】にて参加しましたところ
「小説の人ですね？」
とレスがありました川*//∇//)|

ちょっとしたお祭りなんでお暇があったら覗かれてはいかがでしょうか？

長文すみませぬ
では・・・

お久＆乙です、作者さん。
連続で落としてしまうとは面目ない。
ラストスパート頑張ってください！

>全長30mを越えるやぐらの頂上へ向かうにはこの階段を登らねばならない訳なのだが
>当然食卓の騎士と帝国剣士らは急いでやってくるために頂上に着くころにはヘトヘトになっているはずなのだ

从*・ゥ・从＜そのぐらいガーッと登っちゃえばいいよ、ガーッと

>>13


ﾘ#・―・ﾘ＜そんな芸当できるのはアンタだけだ！

ochiru

早めのまんこ

あげますか

全板トーナメントってよくわからないけれど参加してみようかしら

>>18


ご存知かも知れませんが全板対抗の人気投票です
○○連と名のつくスレに行けば解説されております

現在、狼は決勝戦進出
次回は7/26、対戦相手はネトゲ実況です

ワタシも準決勝で初めて参加しまのですが・・・
各スレにはいろんな独自の投票用AAが用意されててステキです

因みにワタシは【熊井ちゃん連・丸める隊】に入隊しましたｗ
お気に入りが見つかればいいですね

では・・・

もう500番台か

从oﾟーﾟ从＜保全

保全

ほぜん

ほも

保全

ほぜん

　　 |＼
　　/::　＼ 　　ｴｲｯ
　＜::::_____＞
　州*‘ -‘ﾘ 　☆＜今度は1000までいきますように
　 ﾉ　つ つ／　　　ﾟ ．。．：*・゜☆
　/＿＿_|
　　∪∪

あとたのむ

>>28


了解いたしました

从*’w’)

舞波ぁぁぁぁぁっ！！！！！

州*‘ o‘ﾘ ＜いっちゃうぞバカヤロー！

ここまでの保全率が何％なのかわかってて1000行ったらとか言ってるんだろうけど
また落とすのは勘弁な

だからそういうレス要らないからって

ていうか作品が投下されたのにそれを無視して保全ばかりするからいけないんじゃないの
小説書いてる人なら分かるだろうけどせっかく書いた後に「ほ」じゃそりゃ凹むよ

投下に関するレスがここまで>>13しか無い件
まぁ俺も書いてないから偉そうな事言えないけど

---------荒れるのここまで------------

これから書きます
連っていっぱいあるんですね、どれにするか迷う

作者さん乙ですほ

いつの間にか復活してやがる

「遅いぞお前らぁ！早くあの大砲を止めないと・・・」
いち早くやぐらに着いたオカールはまだ後ろの方にいるナカサキとカンナを怒鳴りつける
しかしそうは言ってもオカールとナカサキ、カンナの足の早さには大きな違いがあるので
こう差がついてしまうのは仕方のない事なのだ
カンナは銃剣使いゆえにあまり走りまわるタイプでは無いし
ナカサキだって確変状態にならなければオカールに追いつけるほどの走力を得る事は出来ない
なのでナカサキは遠くにいるオカールにこう言い放つ
「私たちの事はいいからオカールは先に行ってて！すぐ追いつくから！」
今一番苦しいのは細腕で頑張っているチナミのはずだ
本来なら数人で固まっていくのが最も望ましいのだが優先すべきは砲撃手の撃退
この中で一番速く駆け上がる事のできるオカールがどんどん進むべきなのだ
「お、おうわかった！」
ナカサキの言葉を聞いたオカールは二人を置いて頂上へと続く階段を登っていく
前にも述べたがその階段の段数はかなりものであり、いくらオカールでも息切れから逃れる事は出来ない
半分くらい登ったところですでに足が重く感じられる事となってしまった
しかし今あの砲撃手を止めるのは自分にしか出来ない、自分がくじければその分仲間が苦労してしまう
どうしてオカールがここで折れる事が出来ようか
「うおおおおおおおお！待ってろ大砲！」
両頬をパシンと叩き気合を入れ直し、オカールは残りの階段を登りだす
もう全身が重くなり、呼吸も辛くなり、頭もクラクラしてくる
しかしオカールはもう二度と足を止めやしない
やがて数百秒も経つとオカールはついにやぐらの頂上へと辿り着く事ができたのだ
「着いたぜコノヤロォー！！」
しかしそう喜んだのも束の間、頂上へ一歩足を踏み入れた瞬間オカールは喉に耐えがたき激痛を感じる事となる
「"パイン"・・・！気の毒だけど死んでもらいます」

>>40


ﾘ ・―・ﾘｵﾜﾀ

ついに避けられない時が来たか

遅ればせながら復活オメオメ
作者さん達乙です

オイラは四六時中規制で立て直せないので、待ってました

もう少しコマメに巡回しまふ


しかし、何でドコモは何時も規制中なの…？

加護辻も楽しみに待ってるんでお願いします

寝るからあげときまぷ

落ちませんように…

地震

保全

保全

ﾘ ・―・ﾘ＜ぐわばー

おはようございまぁさとゆいたいです

悲運の姉妹対決はこの後すぐ！
いや、暫く後かな…

地震凄かったね
神奈川もかなり揺れたよ

保全

オカールとアスナ・・・あんなに仲が良かったのに・・・
でもｗｋｔｋ

保全

あの子が寝返りやすい状況だね

>>54


それを言っちゃらめぇぇぇーっ！

川*＾∇＾)||

>>54
それだったらウメサンと一緒の時に後ろからズドンも出来たはず

自重せぇやカス

ほっほー

これから書きますー
寝返りに関してはまた今度ｗ

王様

保全にて侯

こんばんはとゆいたいです

…が、もう眠いので
最後のアゲ

ごめんなさいもうちょっとかかります

>>58
いちゃもんと保全しかできないのか？

王様も平和が好きなはず

夜の保全

引き続き夜の保全

今日は無いのかな

パンツ脱いで待ってたのに

「あ・・・れ？」
階段をかけあがって来た者の首に穴を開けたアスナはその目を疑った
左手につけたジャマダハル「ケーキノアルミホイル」によって今傷つけたのはどう見ても・・・
「お、お姉ちゃん？」
そう、明らかに実の姉であるオカール・ブラウンコッチェビであったのだ
常に姉の事を思い続けてきたアスナがここで見間違える訳が無い
その事に気づいた瞬間アスナはパニック状態に陥ってしまう
コンコンの話の通りならばオカールがここに来る確率は低いはず、アスナ自身も納得していた
しかしオカールは現にこうして来てしまっている・・・そしてアスナは傷つけてしまった
自分がこういった立場に居るのを姉に見られるだけでも発狂してしまいそうになるというのに
よりにもよって"パイン"により喉に穴を空けてしまった
（ど、どうしよう・・・どうしよう）
アスナは混乱に混乱を重ねてしまうがすぐに一つの結論に到達する事となる
姉と戦いたくは無いがこの状況では争いは避けられない、それにこうして見られているだけでも不快感が募ってしまう
ならば速攻でオカールを倒し意識を失わせればいい
死なない程度に、迅速に、目の前のオカールを気絶させる・・・難しいかもしれないがそれしか道が無い
迷っている暇は無い、アスナはオカールを倒すしか無いのだ

喉に穴開いたら普通出血酷くて死ぬよ

いやマイミだけじゃなくてこいつら全員人間離れしたデタラメな体力と回復力があるのが仕様だから

明日菜ペンペンｸﾙ━━━━━━＼(ﾟ∀ﾟ)／━━━━━━ !!!!!

アスナに対しては確率が低いと言ってたが実は予測してたんじゃないだろうか？

おはようございまぁさとゆいたいです

ありえる
さすがコンコン？

王様の救出は何時！

保全

確率が低い、と伝えてアスナを安心させただけ

ハナからコンコンは予測してたと思われ

つまりウソをついたと

赤壁のエピソードみたいだな

ほぜ

アスナがためらってくれれば時間稼ぎになるし意を決してくれれば戦力を削ぐ事が出来るかもとあの芋軍師は考えてそう
そしてこの時点でかなり戦力を分散させる目的は果たされてるわけで
分かれたところをデフデバ勢が各個撃破そして疲れたデフデバをメロニアと結託して潰すシナリオぐらい用意してそう



ただそんなに上手く行くはずはないだろうし第一コンコンがメロニアとつながってない

コンコンは孔明というより司馬仲達だな
さいごは真の天才にしてやられると思う

σ从・ゥ・*从

>>83
考えが読めない（何も考えてない？）戦士に負けるパターンか

さもありなん

从*・ゥ・从ｂ

栄光に向かって走るあのサトタに乗っていこう

（なんだ！？・・・いったい何が起きたんだ！？）
頂上に着いたかと思えば突然喉が熱くなったのでオカールはひどく驚く
この熱さ、そして痛みは尋常なものではない・・・すぐにオカールは刃物で傷つけられたのだと理解する
（やべぇなこれ穴開いてんじゃねぇの？苦しいっ・・・死ぬかも）
ほぼ無酸素状態でここまで駆け上がってきたのでオカールの脳はかなりの酸素を欲している
しかしその酸素の通り道となる喉には多量の血がぶちまけられてしまっているのだ
言うならばアスナの"パイン"はリシャコが敵を深海に溺れさせるのと同等の効力を持っている
オカールは自身がライバル視していたうちの一人であるリシャコの技で溺れてしまったのだ
しかしそういった「リシャコと似た技」という点がオカールの心の奥底を刺激する
（死んでたまるか・・・こんな技で死んでたまるかよぉ！！）
全身が重くてしょうがないと言うのに、頭が朦朧として気をしっかり保つのも大変だと言うのに
オカールはライバルに負けたくないという意地だけでその場に踏みとどまってしまったのだ
人間がこの状況で動けるかは疑問だが、それだけの理由でオカールは十分に動けてしまうのだ
そして自分をこんな目に合せた敵を右手に装着したジャマダハル「ケーキノアルミホイル」で斬り裂こうと
思いっきり飛びかかる
が、しかしそんなオカールはどうしても敵に手が出せ無い理由があった
「お姉ちゃん！？」
（ア、スナ？・・・）
目の前の敵はアスナだった、それだけの理由でオカールは十分に止まれてしまうのだ

今回は感想や予想のレスがたくさんあるみたいですね
これからちょこっと外出するので
それらに対する返事は後ほどさせていただきます

あげ

さげ

見に来たついでに
またあげ

>>89


いってらっしゃいませ
しっかりお留守番しておきます

さて、

それだけの理由でオカールは『十分に動けてしまうのだ』
それだけの理由でオカールは『十分に止まれてしまうのだ』

なんかこのセリフ回し（文章回し）？はどこかでみたことがあるような気がしてならないのですが・・・

こまめに巡回中…

::::::＼☆ノノノハ　ゆいたい〜
::::::.ミ从o゜ー゜从つ　
::::::⊂＿＿つノ　


何かありましたっけ？

そろそろ全板トーナメント決勝だから早めに保全

余談ですがワタシは丸める隊で参加予定です

お祭り騒ぎが好きな方は参加されてはいかがでしょうか？

余計な書き込み済みませぬ
では・・・

きたい

オイラもう寝ます
後何方かよろしくです

オヤシミなさい

ゴルゴ見てしまったついでに保全

ホントにおやすみなさい

保全

>>72-73
そうですよね、実際は闘ってるどころじゃありませんよね
このままオカールを楽にするつもりは無いんでどうか見逃してくださいｗ

>>74
ﾉｿ*>ｰ<ﾘ

＞＞オカールが来るのは予想できてたよ説
隠してもしょうがないんで言っちゃいますけど
皆さんの考え通りオカールが真っ先に派遣されるだろうとコンコンは考えてました
機動力があり、かつたいして主軸でも無いメンバーなのでうってつけなんですよね
なんでそんな所にわざわざアスナを配置したのかはまた今度に

＞＞黒魔術さん
本当ですか？私は特に何かを参考にしたわけではないですけど・・・
でもひょっとしたら前に見た例を知らずのうちに書いちゃってるのかもしれませんね
これが商業用小説だったら大問題だｗ

>>100


多分ワタシの思い違いということで・・・(笑)

トリ忘れてました
>>101はワタシです


さて、最近保全活動ばかりでしたので、今回は少し『マーサー王・・・』について拙いながらもワタシなりに考察したのですが・・・

『マーサー王・・・』が読者さんから支持されてる要因として
『読者参加型小説』（適切な表現かわかりませんが・・・）ではないか？と思うんです

例えば今回のアスナ登場にしてもいろんなストーリー展開の広がり、広げようがあるワケでして・・・

このまま悲劇の兄妹タイマン勝負でいくのか・・・
それともその勝負に追いついたナカサキやカンナが割って入らせるのか・・・
そしてその結末は・・・

など・・・
『もし自分が作者だったら・・・こういうストーリー展開にする（したい）』
という想像力が働くんですよねきっと

その自分なりのストーリー展開を読者同士で語り合うのが楽しい・・・と言いますか・・・


スミマセンお目汚しで
本編期待してます

では・・・

カノンが全く忘れられている件




まあ「とっとと逃げ出した」でもいいが

早めのほぜん

保全ですよ

あご

びちゃん

こんにちはとゆいたいです

今日は更新無いのかな？

アスナはオカールを倒す気マンマンだと言うのに
当のオカールはアスナを前に完全に静止してしまう
オカール自身ミキティの下にアスナがついているのは分かっていたし
出来る事なら他の食卓の騎士達より先に自分がアスナに会えれば良いと思っていたが
（何らかの形で戦わずに説得できると思っていたため）
いざこうして直面してみるとオカールは何もできなかった、心の中の火が完全に絶えてしまったのだ
息も絶え絶えなところにアスナの"パイン"を受けてしまったので動けないという理由もあるが
多くはやはりアスナと出会ってしまった事によりショックが影響しているのだろう
ただ突っ立っているだけのオカールにアスナの追撃が襲いかかる
（お姉ちゃんごめん・・・ここで寝てて！！）
徹底的に叩きこまれた訓練によりアスナの突きは速く鋭い
今回の目的は殺すためではなく気絶させるためなので若干狙うポイントをズラしてはいるが
この突きをまともに受けたら少なくとも今日一日はオカールは立てなくなってしまうだろう

>>黒魔術さん
けっこう色んな予想見てると楽しいですよね
「あ〜そうすれば良かった」とか「そういう展開もあるのかー」とか「やっぱりそう思うかﾌﾌﾝ」とか
見ているだけでニヤニヤできちゃいますし

>>103
カノンは頑張ってカノン砲撃ってますのでｗ

>>110


それが書き手の楽しさですね

また更新期待してます
が、無理はなさらないでくださいね

では・・・

夕方全板トーナメント対策保全

>>102
全く同感です。私なんかが最たる例でしょうね
この作品が好きで外伝書き始めちゃいましたからね
クライマックスは楽しんでますが、少しだけ寂しい感じもします
日曜の夕方にサザエさんを見てるような感じですｗ

ﾉｿ*＾ ｏﾟ) ＜相方のお隣で前見えぬレイトウバナナを持ったけど
　　　　　　　敵で無く矢でも無くクマイチャンだけしっかり叩いたゼ！

ﾘl|*´∀｀l| ＜出番がねェ絡みもねェサトタもそれほど走ってねェ

川o・ｰ・) ＜じゃあシバチャピン、貴女がライトニングポールの技マネして下さぃ？

川σ_σ|| ＜ライトニングポ〜ル！

川o・д・) ＜似てない！…似てない！

川；σ_σ|| ＜見たこと無いって言ったじゃんさっき…

川o・д・) ＜似てない！もぅ！

川#σ_σ|| ＜電柱…

川*・∀・) ＜シバチャピンもぅ私の剣を出しちゃうよ？

川*σ_σ|| ＜良いよじゃあ…殺ろう。。。

川´・_・ﾘ＜夢にきらめけ！明日にときめけ！この感動は二度とない瞬間である！

(兵士;)＜うわ〜色々な意味でギリだよｗ

ﾘl|*´∀｀l| ＜おらこんな騎士団やだ〜帝国さ行くだ〜

梅さん。。。

スレ違いでスミマセン・・・


>>外伝さん

あなたの心意気に感謝の気持ちで胸がいっぱいです
今、溢れる涙で携帯の画面が見えないくらいです
ありがとうございました

スレ違いでスミマセン・・・

>>黒魔術師さん
仲間の力になれればうれしいものですｗ
微力ですがｗ

イカの人が来てたのか

>>121


度々スレ違いでスミマセン・・・

このスレで外伝さんと巡り合えてホント良かったです！
ちょっと酔ってますので泣き上戸になってますけどどうかお許しください


そして『マーサー王・・・』の読者の方、私的なレスのやり取り、お目汚しでスミマセンでした・・・

そのことにつきましては今後もこのスレを守っていきますのでどうかお許しください


失礼しました・・・

みなさんアツイですねぇ

オイラは場違いだね
居付いちゃマズイ気してきた
orz

せっかく>>114->>118まで色々な人が（もし１人でもそれは凄い）珍しくネタを投下してくれたのに
スレ違いでスミマセン・・・だの
お目汚しでスミマセンでした・・・だの
オイラは場違いだね
居付いちゃマズイ気してきた
orzだの
そんなことないですよ頑張って保全してくださいレス待ちの矢口ばりの保険かけまくり私的トークや保全のほうが盛り上がるのか？

そしてあんたらを注意したら注意した奴が負け的な空気どうにかしてくれないかな？
あとこれを言われてレスするの辞めるとか心にもない事を言うのも辞めときなよ

暫く退散します

あげあげ

うんこっこー

从o´ー｀从 zzz

>>125


遅レススミマセン
おっしゃる通りです
失礼しました
自重します

从o´ー｀从 zzz

ほぜん

ぬ

ほぜん

从o´ー｀从 zzz

从*’ｗ’) ＜ぽっぽぽぽぽぽぽっぽ〜

从 ,,‘д‘)y━~~ ＜あかん！なっとらん！

从 ’ｗ’) ＜…

うはｗｗ懐かしいｗｗｗｗｗｗ

いつの間にかなくなっちゃったよねあのスレ

今スレを見て何が何なのかまったく状況をつかめていないのですが
以前触れた通り面倒事にレスするのは嫌いなので
そのままスルーさせてもらいます

ff　r _ r ﾘ ＜ポッポポポポポ、ポッシボー！

从#‘д‘)y━~~ ＜誰や！

从 ;’ｗ’;) ｸｩ〜ﾝ


ｵｼﾏｲﾊ｡｡｡

>>138
どのネタのことだぃ？

ほぜん

あげときます

从oﾟーﾟ从 ＜お気楽極楽

ほぜん

●あるから前スレの2chリンクも欲しいんだが

>>141
昔あややがトリの着ぐるみ着て「ポッポポポポポ3時だよ〜」って歌うCMがあって
それのAAで1日2回(3時と15時ね)だけ書き込まれるスレがあったんだよ
常に底の方にあってその時間以外は全て保全のみというなかなかすごいスレだったんです

ほぜん

眠い

深夜ほぜん

深夜ほぜん

>>147
これか

ﾎﾟｯﾎﾟｰ！　　　　　(ｾﾘﾌ)ピッピッピ　ポポポポ〜ン
　　 ／⌒＼
　　（ ﾟ ◇ ﾟ ）　　　　♪ ポッポポポポポ　3時だよ
　　（（‘ ｡‘））　　　　　　ポッポポポポポ　3時だよ〜
／|^^.i ＠ i^^|＼　　　　ポッポポポポポ　ポポポポポポポポ
⌒⌒ |＿__|⌒⌒　　　　3時になったら　　3時の紅茶！！！
　　　 ∪∪

>>152
それですありがとう

从oﾟーﾟ从

从oﾟ−ﾟ从

明日菜待ち

从#ﾟдﾟ从＜保全はどうなっておる！

鼠先輩の声しか浮かばん

ほぜん

从ノーﾟ从

更新待ち

書きます！遅くなってごめんなさい

>>146
ごめんなさい、アドレスは無くしてしまいました・・・

期待して待ってる

>>162
専用ブラウザ使わない人はこれだから困るが
作家としてならばたいした問題でもない
地道に狼の過去ログ倉庫から探すとしましょう
探し出したら全部ここに貼ってやる

いらねーから消えろカス

ほぜ

あげ

正直言ってオカールはこれでお終いだと思っていた
苦しいし、体もボロボロだし、何より相手がアスナなのでもうどうでもよくなったのだろう
しかしキューティーサーキットや大戦にて鍛えられたその体は終了を許しはしなかったのだ
オカールの右手に装着されたジャマダハル「ケーキノアルミホイル」は意志に反し素早く前に突き出され
アスナの左手に装着されたジャマダハル「ケーキノアルミホイル」による突きを跳ね除けたのだ
「「！！？」」
この予想外の展開にはオカール、アスナの両方が驚いてしまう
一撃で全てが決まってしまうと思っていただけにその驚きは大きい
（どうしよう・・・戦いたくないよぉ・・・お姉ちゃん早く眠ってよ！！）
瞳にたっぷりと涙を浮かべながらアスナはまたもオカールに攻撃をしかける、しかも今度は連撃だ
しかしそれらの攻撃もオカールを仕留める事は出来ない、すべて先ほどのように受け止められてしまう
（なんなんだこれ？・・・体が勝手に・・・）
何日も何日も厳しい訓練をこなしてきたオカールの体には既に戦闘の型というものが染みついている
アスナの突きはとても素早く鋭いが、それでもまだ戦闘の素人ゆえに単調なものなのだ
となると歴戦を潜り抜けてきた食卓の騎士であるオカールが簡単に攻撃を食らうはずがない
しかしとは言ってもアスナはあのタカーシャイを苦戦させたほどの腕前だ
いくらオカールが強くなったとは言え喉に穴が空いた状態で拮抗できるものなのだろうか？
その答えはやはりアスナが自分でも知らないうちに手を抜いているというところにあるのだろう
オカールがアスナを殺したく無いのと同様に、アスナもオカールを殺したいとは思っていない
互いに各々の目的のためにこうして対峙しているだけで、相手の死などまったく求めていないのだ
突きを受け続けているうちにオカールもその事に気づき始める
（ちくしょう・・・なんでこんな無駄な事をしなくちゃならないんだよ！！
　アスナごめんお姉ちゃんが間違ってたよ、どうでもいいなんて思っちゃダメだよな
　ちょっと痛いだろうけど我慢してくれ・・・少しここで寝ててくれよ）
オカールとアスナ、互いの行動は一致し始める
姉を、妹を、この場ですぐに気絶させ戦線から離脱させようという思いが偶然にも重なったのだ

ほぜ

ほぜん

いよいよ姉妹の決戦が・・・

ほぜん

最小限の戦力の消耗で一番時間を稼げる（倒す必要はなく戦力の分散が目的）戦術としてあの芋軍師が考えたなら恐ろしすぎる

期待のほ

岡井姉妹期待あげ

今日は保全が忙しそうだな

どうかな

頑張って保全していくか

眠いよ

今夜は更新ないのかな？

オレもうねるから保全よろしくな

はいるまあさ

干して寝る

ほぜん

今日は更新無いみたいだな
ひょっとして作者さんってどっちかのヲタだったのかもｗ

ho

カンナがそんなに目立ってるわけじゃないし
たぶんバカダナーヲタだったのかもｗ

ほ

hozenn

まんこ

ほぜん

作者さんの推しメンを当てる雑談はおｋかな？
俺は千奈美だと思うんだけど

>>187
目立つも何も一言もしゃべってない

嘘でもいいから王様って言ってやれよ

nkskだろ
他のメンバーの名前は酷いものばかりなのに一人だけ「ナカサキ・キュフフ」だぜ

ほぜん

9月11日の王様との謁見が出来なくなりました

レイニャも「レイニャ・ダケ」でそんな酷くないぞｗ

从oﾟーﾟ从∩＜余に会える幸運な国民はおるか？

そ、それは・・・

テスト

ところで王様のフルネームって？

「もうっ、大事な時だってのにカンナったら何してるの・・・」
オカールを追うようにナカサキは一人でやぐらの頂上へと続く階段を駆け上がっていた
何故一人なのかと言うと走っている途中でカンナが突然うずくまりだしたからだ
どうやらさきほどの攻防にて負傷してしたらしいのだが、あまりに突然なのでナカサキも困ってしまっている
しかし今はカンナに構っていられる余裕は無いのでナカサキは一人で来たのだ
そんなナカサキが頂上に辿り着いた時、ちょうどオカールとアスナが姉妹で対峙し合っている時だった
互いに鋭い突きを出し合っている二人を見てナカサキは面食らうが、すぐに事態を把握する事が出来た
（そっか・・・砲撃手には護衛がついてたんだね、だとするとオカールが頑張っている今はガラ空き）
ナカサキの視線の先には自分の体の数倍も大きなカノン砲「ロイヤルカノン」を扱っているカノンがいた
見た感じアスナ以外の護衛がいるようには見えない
すぐに倒せると思ったナカサキは両手に曲刀「レイトウバナナ」を構え、一気にカノンに飛びかかる
（良かった、確変を使うまでも無かったわ！）
確変を使いさえすればナカサキはマイミをも吹っ飛ばせるパワー、そしてオカールをも凌ぐスピードを得れるのだが
それを使うとどうしても耐えがたい疲労に襲われてしまうのだ
となれば今後のためにも確変は取っておいたほうがいいのは当然の事
そして確変を使わずに済んだナカサキの曲刀の刃はカノンの首を今にも斬ろうとしていた
しかしここでナカサキにとって想定のしていなかった事態が起こってしまう
なんと急に振り向いたカノンが右手の手のひらに隠し持っていた小型銃「ベビーカノン」でナカサキを撃ちだしたのだ
バン！バン！バン！といった３回の銃声とともに小型銃の銃弾はナカサキの右肩、鳩尾、横腹へと撃ちこまれていく
「！！！」
予想外に直面してしまったナカサキはその場に倒れこんでしまう
しかもこの時感じた痛み、そして痺れは通常の銃撃によるものより上回っている事に気づく
「な、なにこれ・・・」
傷口がビリビリと電気にでもやられたかのように痛い、そして立ち上がれないほどにナカサキは苦しんでいる
それもそのはず、カノンの小型銃「ベビーカノン」に装弾されていた弾はとても高価で特殊なものだったのだ
「それは毒だよ、とっても危険なね」

またも更新遅れちゃってごめんなさい
言い訳になりますがどうも忙しくて・・・

私の推しメンは内緒ですけど1推しは舞美や栞菜、れいなじゃありません
nkskちゃんでも無いですｗ名前が無難なのは初期の登場人物なので・・・

マーサー王のフルネームはまだ内緒です
というより決めてません・・・ｗ

毒つーと裏返るのかな

ほぜん

从o´ー｀从 zzz

ほぜん

保全

ほぜん

从oＴーＴ从＜誰も謁見しに来てくれない…

王様すみません。。。

ほぜん

今宵はあるかな

明日早いから後保全頼むわ

書きますよー
また遅くになるかもしれませんが・・・

皮剥いて待ってます

今日は夜明けまで待ってるか

カノンが持たされた武器は２つ有った
一つは遠距離を狙えるロングバレルのカノン砲「ロイヤルカノン」
その威力は大砲ともほとんど変わらず、実際に食卓の騎士や帝国剣士らを苦しめている
そしてもう一つの武器が今ナカサキを撃ちぬいた小型銃「ベビーカノン」だ
ちっちゃなカノンの手のひらにもスッポリ収まってしまうほどのこの小型銃は護身用
護衛であるアスナが何らかの理由でカノンを護れなくなった時のみ使用する事を許されていた
しかしこの小型銃、普通の銃を扱う技能を持たないカノンでも使えるほど扱いやすい代物であるのだが
銃同様に弾丸もミニサイズなためにそれ単体ではあまりに殺傷能力が低いのだ
そこで弾の表面に塗られたのが今ナカサキを苦しめている毒薬である
この毒薬、実は以前大戦にてガキがマイミの動きを止めたのと同一のもの
高価すぎるために小さな弾6発分の毒薬しか与えられなかったが
それでも毒薬が強力なためにカノンの防衛能力を十分に上げてくれている
「動けないでしょ、その毒薬はとても強力らしいからね
　・・・あと数秒もしたら毒が血管の中を巡って全身に行き渡るからすぐに気を失うと思うよ」
カノンの言葉が誇張などでは無い事はナカサキ自身が一番分かっていた
３発弾丸を受けた傷の痛みが酷過ぎるあまり逆に感覚が無くなってきている
このまま毒が脳にまで回って言ったら・・・動けなくなるというのは真実なのだろう
しかしナカサキはこんな所でリタイアなんてしたくない
マーサー王を救い出すためにはまだまだ戦い続けなくてはならないのだ
血管中を毒薬が流れているというのならば血液ごと体外に出してしまえば良い、脳にまで達せなければ良い
そしてナカサキにはそれが可能なのだ
（あまりやりたくは無かったけど・・・仕方無いよね）

銃弾と毒薬は相性が悪いんだよね
発射されるときに銃身内部で擦れて落ちてしまうから発射されたときにはもう残らないのが普通

けどまあ確変でカノンアスナついでにオカールをなぎ倒すところを見たいからそれでいいよもう

从oＴーＴ从

発射時は液体じゃないのかも？

ほぜん

カプセルじゃね

すでにオカールの体には毒が塗ってあってそこを撃ち抜くことにより体内に毒が入るんだよ

まったくまんこまんこだぜ

从oﾟーﾟ从

炸裂弾の様に命中すると破裂するんじゃないかな？
多分粉末の毒だと思う。

>>220
なんでオカールまで巻き添えなんだよ

カノンの手の中に入るほど銃が小さいんだから
炸裂弾も無理なんじゃね

>>229
作者はオカール（とレイニャとウメサン）が嫌いだとしか思えないほど扱いが酷いからそうなると予想

>>230
デリンジャーでは無理か・・・
鉛にまぜる熱に強い鉱物毒とかはどうかな？

毒が入った状態でパンプアップしたら毒の回りが速くなるんだが
どうするナカサキ
そして姿を(意図的に)隠したカンナはこの先どう出るか

この話は五輪後ww

何か歪んだ奴がいるな

オカールは扱い良いだろｗｗｗ
クマイチャンより見せ場あるぞ

ほぜ

阿久悠物語【ﾏﾀｰﾘ】
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日本テレビ開局55年記念番組　ヒットメーカー　「阿久悠物語」★13
日本テレビ開局55年記念番組　ヒットメーカー　「阿久悠物語」★17
日本テレビ開局55年記念番組　ヒットメーカー　「阿久悠物語」★15
日本テレビ開局55年記念番組　ヒットメーカー　「阿久悠物語」★14
日本テレビ開局55年記念番組　ヒットメーカー　「阿久悠物語」★12
日本テレビ開局55年記念番組　ヒットメーカー　「阿久悠物語」★11
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阿久悠物語に道重も出てた件
マーサー王物語 第14章

>>235
クマイチャンって「一応」主役なのに・・・

まだかな

ふー

ほぜん

hoze

実はカノンの銃は特殊でして
戦闘素人のカノンでも扱いやすいようにモノホンの銃の縮小スケール版なんです
モデルはこちら（こんなに小さくはないけどｗ）
http://jp.youtube.com/watch?v=KIq3JkoABYM
なので毒は直塗りですけど、そこまで激しい衝撃という訳でも無いので
弾さえ敵の血管内に届けばいいかな、と（弾丸そのものによる殺傷能力ははなから期待してないということで）

>>231
嫌いじゃないんです＞＜
ウメサンはもう無いけど残り二人には見せ場用意してますんでｗ
クマイチャンよりオカールのが目立ってるのは岡井ちゃん自身が主人公的キャラだからなのかも
初めは未熟だけど、強大なライバルを目指しだんだん成長していく感じで

>>233
あ、ぶっちゃけて言うと確変して毒出そうとするのは正解です
ただそこにもう１アクション加えますね

>>237
物語で検索しないでください＞＜

ﾘl|*T∀Tl|＜で、でも嘘なんだよ・・・・・・きっと・・・

うめしゃん…

クマイチャンはもう成長しないのか…

＜梅田えりかさんクランクアップで〜すお疲れさまでした〜！！
＜お疲れさまでした！！


ﾘl|；´∀｀l|＜…え？もっ、もう終わりなんですか？

＜他の皆さんはあと2ヵ月くらいですかね〜

ﾘl|；´∀｀l|＜…そう…ですか…

川*Ｔ∇Ｔ)|＜♪切なす〜ぎ〜る〜

梅さんは次回作「ハムナプトラ４」が待ってるから

ブブカの件を見ると作者には先見の明が有りすぎだと思わざるを得ない

？

从o´ー｀从 zzz

王様起きて

おっき

从o´ー｀从 zzz…


从o´ーﾟ从 zzz…?

从oつー｀从 ﾑﾆｬﾑﾆｬ

先見の明？なんのことでしょ

おうさまーさ

今日は更新なしか

ほぜん

ほ

ほぜんしておきます

11:00ほぜん

川#σ_σlly-~~ｲﾗｲﾗ

昨日はごめんあさい、今から書きます

期待

痺れ倒れたナカサキは僅かに残った力を絞り出すように曲刀を自分に向ける
そして何を血迷ったのかカノンに弾を撃ち込まれた部位の周囲に刀を入れ始めたのだ
深く切り込みを入れた訳では無いのだが傷口からはドバドバと多量の血が流れ出す
「ええっ！？」
ナカサキの動きを封じたので砲撃を再開しようと思っていたカノンだったが
突然ナカサキが奇妙な行動始めたので注目せざるを得なくなってしまう
「いったい何をやってるの！？」
カノンがそう言ったと丁度同じ時、ナカサキは今度は曲刀を首に向けたのだった
そして自身の首の周りを穴がぐるりと切り始める！
もちろん首からも血は多く流れ、たちまちナカサキは血まみれになってしまう
しかしその表情からはどこか安心のようなものが感じ取れる
「ふぅ・・・これで毒を抜く事が出来る」
その言葉を聞いてカノンはすべてを理解した
ナカサキはわざと自分を傷つける事で毒の逃げ道を作ったのだ
撃ち込まれた弾に塗られた毒はまず周囲の切り口から排出され
例え全て抜けきらなかったとしても首にも逃げ道を作れば脳に与える被害は最小限に出来る
毒にやられても死ぬわけではないのにこんな事をするナカサキは正直言って愚かとしか言いようがない
しかしナカサキにとってはこんなところでくたばってマーサー王を救えなくなる事のほうが怖いのだ
痛みは酷いが毒さえ抜けば戦い続ける事が出来る
「あとは、この弾丸を摘出しないとね」
そう言うとナカサキは地に伏せたまま全身に力を入れ始める
刺激を与えられた全身の血管は圧縮され、ポンプは次々と血液を全身に送り始める
当然傷口から出る血量は多くなるがそれ以上に全身を巡る血液のほうが多い
やがて溜まった血液はナカサキの筋量を増やし、リンリン戦の時に見せたような現象を引き起こす
「ま、まさか・・・」
驚きに驚いたカノンは完全に手を止めてしまっていた
筋肉の肥大化と血流の増加の影響により毒弾丸がポトンと押し出されたのだから驚かずにはいられないのだろう

更新きたー

グロいな

仕様です

ほぜんでございます

nkskの血なくなっちゃう＞＜

続きかきます〜

ルパン喰いで血を補給すればいいじゃん

こういう術をヨガかチベット僧の武術で見た気がする
映画だけど

続き待ってるよ

ほぜんします

カノンは驚愕すると同時に恐怖さえ感じていた
そのまま気を失っていれば痛い思いをする事など無かったのに
ナカサキは自らを傷つけ、更に体に相当の負担をかけると聞いている「確変」まで起こしている
その結果ナカサキは胸からも肩からも首からも血をドバドバ流し続けていて、見てるだけでも痛くなってくる
ひょっとしたらこのまま出血多量で死ぬんじゃないか？とも思ったが
毒に侵され確実に倒れてしまうのに比べたら少しでも立ち上がれる道を選んだのだろう
一人の戦士にここまでさせるマーサー王とはいったいどのような人物なのかとカノンは気になった
そして同時に自分は目の前のナカサキのように恩人であるミキティに尽くしていない事に気づいた
（私・・・全てを捧げるって言ったくせになんにも役に立ってない・・・！）
そう思うが早いかカノンは小型銃「ベビーカノン」をしっかりと握ってナカサキの前に立ちはだかった
残った弾丸は３つのみ・・・正直言ってナカサキ一人に使うのはもったいなさすぎる
しかしこのままでは自分はやられてしまうし、そうなると砲撃が出来なくなってしまう
砲撃が出来なくなったら自分がここに居る意味など何も無い・・・
役に立たないなら立たないなりに全ての力を発揮せねばミキティに合せる顔が無いのだ
「お願い死んで！」
そう言うとカノンはナカサキの額目がけて残された弾丸のツブを撃ち込んだのだった
額に当てる事が出来れば毒はダイレクトに脳を犯し、気絶どころかそのまま潰す事も出来る
たとえ多少ハズれたとしても頭部への攻撃なら確変により筋力増強で弾丸を摘出する事も出来ないはずだ
そういった狙いでカノンは小型銃からバン！バン！バン！と3発の銃弾を放ったのだった
しかしカノンはこの時ある大事な事を忘れていた
それはナカサキは食卓の騎士の中で最も弾丸をはじき落すのを得意とする技術士だという事
キィン！という音が鳴った後気付いてみれば既に銃弾は地に落とされていた、はじかれたのだ
初めは不意打ちだったし、普通の銃弾よりスケールが小さいのでナカサキも喰らってしまったが
二度も同じ攻撃を喰らうほどではない
そんなナカサキを見てカノンは絶望しか感じなくなってしまう
「あ・・・やだ・・・」
時間が残されていないナカサキは相手が戦闘の素人だろうと容赦しなかった
立ちあがったかと思えば右手に持った曲刀を思いっきりカノンの平らな胸に振り落としたのだ
確変したナカサキのパワーは凄まじく、斬撃というよりは打撃のような、グシャッとした音が鳴り響く

相変わらず猟奇的ですね

こういうドーピング的戦闘法って後がきついんだよね

気を失って倒れてるナカサキを無言で安全なところに運ぶ役目か

hoze

从o´ー｀从 zzz

>>278
>カノンの平らな胸

从#・ェ・ﾘ

貧乳姉妹の仲間入りかｗｗ

川*´ ｃ｀) ＜カノンはぺったんこかも〜

川*´ ｃ｀) ＜ユーカはゆっさゆさかも〜

☆川ゝ_σ||ｖ

しばちゃん。。。

ﾉｿ*＾ ｏﾟ) ｷｭﾌﾌ

保全しとくか

>>286
これを聞いたカニョンが怒りのカノン砲を・・・

今亀戸帰りの電車の中です
岡井ちゃん可愛かった・・・
携帯で続き書きます

書け

更新楽しみに待ってます

>>281
カンナはモンハンのぬこか

今の℃とナカサキって似てるな
ドーピングしまくりで死にそう

「砲弾が・・・止んだ？」
ここはミキティのアジトの前にある広場
つまり食卓の騎士達と帝国剣士らがコレティ、キッカ、ユーカ達と戦っている場だ
食卓の騎士と帝国剣士はその3人に加えロビンの矢とカノンの砲弾を同時に相手していたわけだが
そのうちの一つである砲弾が途絶えたのでこれから戦いが楽になるであろうとみなが思った
「も、もしかしてナカサキ達がやったの！？」
はしゃぐクマイチャンだったが、そんなクマイチャンをすぐにミヤビが静める
「まだ分からない、ひょっとしたら一時的に交戦しているだけかもしれない
　でもどちらにしろ今が攻め時・・・勝ち鬨なのは間違いない！！
　皆気合を入れるんだ！、そしてチナミは休養を・・・」
ミヤビはそう言いかけるとチナミを見て動きを止めてしまった
何故ならチナミの細い腕は血だらけになっており、脚もガクガクと震え、苦痛の極限にいるような表情をしていたからだ
重い「オードン」を持ちあげ負担のかかる砲撃を繰り返していたのだから無理も無い
チナミにしか出来ない「砲弾迎撃」を続けてきたのだがもうその身体は限界にまで達していると見ていいだろう
「ごめ、ミヤビ、みんな、ウチもうだめだ・・・」
そう言うとチナミは抱えた小型大砲「オードン」ごとその場にバタリと倒れてしまった
「チ、チナミ！」
さっきまでコハルを診ていたマイハがすぐにチナミの元へと駆け寄る
負担大とは言え戦闘でやられた怪我では無いのでマイハが適切な処置をすればまず大事には至らないだろう
しかし問題はせっかくカノン砲の砲撃が止んだというのに状況がまるで好転しなかったという事だ
チナミとマイハとコハルを護りながら好機を待つといった作戦であったのだが
このままチナミが倒れてしまったら結局攻撃の手が増えた事にはならない
相変わらず矢は止まないし、コレティとユーカ、そしてキッカによる猛こうは依然厳しいままだ
せめて矢さえ止んでくれれば攻めきる事が出来るだろうが・・・シミハム、マイミ、レイニャからの便りはまだ無い
となればこの状況を打破するには何かリスクを犯してでも道を切り開くしか無いのだろうが
（私の密追を上手く使えばキッカくらいは倒せるはず・・・そのためには・・・）
誰よりもこの状況を変えたがっていたのはアイカ・ダンケシェーン・アウシガであった
ここにいる他の者の技ならば流れを変えるほどの事態を起こすのは困難だ
しかしアイカの密追ならば不意打ちゆえに一気に山を切り崩す事が出来る
あとはその条件さえ揃えばいいのだが・・・

ハロメンと握手したのは何気に初めてですね
マイミの握力はやっぱり強かったです
アイリのとこですぐ流されてしまったのは残念

ほ

激しく裏山ｗ
最初からこの苦戦は予想してなかったです

保全

誰も本編の感想言ってなくてﾜﾛﾀｗｗｗｗｗｗｗｗ

言ってんじゃん

作者は合理性とかそんなつまらん事は考えてないから

ほ

☆川ゝ_σ||ｖ

ﾉｿ*＾ ｏﾟ) ｷｭﾌﾌ

ほ

从#ﾟーﾟ从＜余の美麗写真の感想報告はどうした？

岡井ちゃんはフットサル大好きだと思ってたのに
幻滅した

保全すっか

陛下申し訳有りません
買ってません・・・

>>310
？

おうさま〜

陛下他メンヲタに見せたら綺麗だと褒められました

>>309
この先陛下のロッドマンぶりが心配(楽しみ)ですｗ

从oﾟーﾟ从＜もっと褒めい

ほぜ

鯊

从#ﾟ−ﾟ从

ho-

あげ

（やっぱり・・・これしか無い！）
何を思いついたのかアイカはチナミの方へと駆け出し、落ちていた小型大砲「オードン」を拾い上げたのだ
突然のアイカの行動に敵のコレティ達だけではなく味方の食卓の騎士らも驚いてしまう
「ア、アイカ何やってるんだ！？」
周りの意見も無視してアイカは「オードン」を持ちあげるとコレティ達の側へ向け始めたのだった
「チナミさんが戦えなくなったとは言ってもこの大砲が使えなくなった訳じゃありませんからね
　この圧倒的破壊力で敵の陣形に穴を開けるんですよぉ」
アイカは「オードン」をキッカに向けながら重い引き金をググッと引こうとしている
確かにこれが決まれば戦況はかなり有利になるが、アイカは特に大砲の技術を心得ている訳ではない
「馬鹿！その大砲をチナミ以外が使いこなせるわけ・・・」
ミヤビがアイカを制しようと声をあげたがそれも「オードン」のドカァンという砲撃の前にすべてかき消されてしまった
その砲弾の行方は案の定まっすぐには飛ばず、あさっての方向へと向かって行ってしまう
チナミの「オードン」は特別製中の特別製なので素人が思い立ったところで使いこなせるような代物では決してない
このように無駄撃ちになってしまう事はこの場にいる誰もが容易に想像できたことだろう
コレティらも一瞬驚いたが、結局なんとも無かったのに気づくと嘲笑うように言葉を発する
「少し驚いたが・・・やはり簡単には戦況を変える事は出来ないみたいだな！
　こちらには砲撃が無くともまだ矢が残っている、となるとお前らに好機は決して訪れない！
　せっかくレイナやシミハム、マイミを送り込んだというのにまだ解決できてないようだしな」
自慢気に言ってみせたコレティだったが喋っている途中にある事に気づく
それはさっき「オードン」を撃ち放ったはずのアイカがどこかに消えているという事だ
焦ったコレティはユーカに目くばせしてみせたがどうやらユーカもアイカを見失っている様子
（いつだ・・・いつ見失った！？）
居なくなった瞬間がいつかは定かでは無いが恐らくアイカが「オードン」をぶっ放した時に
コレティらが注意をそらしたのでその辺りに身を隠したのだろう
「どこだ？どこだ？」
辺りを見回してもどこにもいない、完全に死角へと入りこんでしまっているのだろうか
姿の見えない敵の存在にコレティは冷や汗をかいてしまう

光学迷彩

ｷﾗｷﾗ

運悪くミヨシと鉢合わせか









ツボハッチだけになｗ

いやきっとキッカの目の前に登場→キッカ暴走のコンボだよ

とりあえずほ

从oﾟーﾟ从

期待

コレティを倒すのは・・・機体揚げ

書きます、また夜遅くになるかも・・・（もう遅いですけど）
ちなみにアイカは別に迷彩とかの小細工は使ってませんｗ

期待

気配を消したのか

アイカが帝国剣士に選ばれた理由としては特殊な目を持っているというのが大きく占めていたのだが
そのアイカの目には二つの特性があった
一つは相手の目をよく見て、何を考えているのか瞬時に読み取り攻撃を回避するというもの
どこを狙ってくるのか、どういう攻撃を仕掛けてくるのか、さしずめ読唇術ならぬ読眼術と言ったところだろう
これにより大戦にてリシャコやアイリの攻撃をいとも簡単に見切り、翻弄する事が出来た
そしてもう一つの特性は相手の視界のおおまかな範囲を知るというものだ
つまり相手がどこからどこまで見えているというのかを手に取るように知る事が出来るという能力である
これを利用すれば簡単に死角に隠れる事が出来、見えない所からの奇襲を仕掛ける事が可能となる
それこそがアイカの必殺技である「密追」であり、得物が軽いナイフだろうと多大なダメージを与える事が出来る
アイカが帝国剣士の中でも最もと言っていいほどに地味なナイフを扱っているのはそこに理由があるのだ
大きな武器を持ち歩き目立つよりはナイフのような小型の短刀のほうがより隠れやすい
そして今もこうしてユーカは自身の背後にアイカがいる事すら気付かず首を左右に振る事しか出来ていない
（その大きな鎌、切れ味は良さそうだけど影を作りまくってるよ？・・・アダになったね）
アイカは訓練により音をほとんど立てずに歩く事が出来る
動物が外敵を判断するのに利用する視覚と聴覚を最大限に遮断して奇襲をかけるこの「密追」
一度アイカが敵を射程範囲内に捕えたならば十中八九決まる暗殺技だ
しかしアイカは突然背筋が凍るほどの違和感を感じる事となり、ユーカに刺そうと思っていたナイフを引っ込めてしまう
（！！？・・・この感覚は！？）
その感覚の正体はすぐに掴む事が出来た、それはユーカとアイカの左方からこちらを見つめているキッカ・モニカの視線だったのだ
いや、見つめているというよりは「ガン見」していると表現したほうが適切かもしれない
実はこのキッカ、他のエッグ達が砲撃により目をそらす中ただ一人だけアイカから視線を外さなかったのである
何故ならこのキッカの狙いはただアイカ・ダンケシェーン・アウシガを抹殺する事のみ
宿敵を見逃す訳がないという理由なのだ
（アイカめ辱かしめてやるアイカめ辱かしめてやるアイカめ辱しめてやるアイカめ辱かしめてやる）
全てを見ていたキッカの手からは２，３０枚のチャクラムが既に放たれている
その全てはアイカを叩っ斬るまで追い続ける執念のチャクラムだ
その執念はキッカが帝国兵の前でアイカに辱かしめを受けた時のものに恨みを幾重に重ねたもの、まさに濃いの執念恐ろしや
執念どころか怨念さえ感じられるこのチャクラム集はアイカをどこまでも、果ての果て、果て果てまで追い続ける事だろう

自由に死角に入れるて夏の蚊みたいだな

アスカだ！

ほ

ほ

（まずい！）
チャクラムの大群に気づいたアイカはすぐさま後方へと避けたのだが
その避けようとした先にもチャクラムは追ってきている、そのまた避けた先にも追ってくる
まるで自動追尾機能でもついているかのようにチャクラムはアイカの後を追い続けてくるのだ
（馬鹿な・・・ただのチャクラムなのにこんな事が出来るわけ・・・）
アイカの考えの通りただの平凡なチャクラムが対象を追いかける事なんて出来るはずが無い
例えキッカがチャクラムの名手だとしてもそれは当然の事だ
もっともアイカのように他人の動きを予測出来るほどの技量があったとしたら話は別であるが
（・・・まさか！）
そこでアイカは何故キッカが自分の行先を狙ってチャクラムを投げる事が出来たのか気づいてしまった
キッカは自分のように「相手の視界を見る」能力を持ってなどいない、つまり凡人である
そのような凡人が天才の真似をするにはどうすればいいだろうか？
答えは量、何事も凡人が天才を越えるには質より量が必要という事だ
天才に劣ると思えば努力の量を増やせばいいし、一撃のパワーが劣るとしたら何発もぶちこめばいい
そしてここでキッカは数十枚単位のチャクラムを一斉に投げる事でアイカの移動しうる範囲を全て網羅したのだ
キッカがチャクラムを投げてアイカのもとへ届くまでかかる時間は１秒もかからない
となるとアイカが方向転換出来るのはせいぜい２回が限度であり、距離で言えば５メートルがやっとだ
アイカがはじめに居た位置から半径５メートルの円を覆いこむように複数枚のチャクラムを投げれば良い
何枚かは無駄になるかもしれないが、チャクラムは回転運動をするので３０も投げればそのうち２，３は当たるだろう
昔アイカと戦った時にもこうして複数枚を投げつけたが、その時は未熟ゆえに全てのチャクラムに力を入れれはしなかった
しかし今のキッカは違う、打倒アイカを目指し訓練に訓練を重ねたキッカはもはや全てのチャクラムに怨念を込める事が出来る
アイカは自身に能力によりどのような攻撃も容易く避けてしまうが、このように全方位を封鎖されてしまえばどうしようもない
チャクラムの檻に閉じ込められたアイカはまず怨念の込められた一撃を胸で喰らい
そして痛みで動きを止められたところに、ブーメランのように回ってきたチャクラムによる集中砲火を受けてしまったのだ
キッカは２，３当たれば良いと思っていたが現実は６も、７も、８もアイカを傷つけている
高速回転するチャクラムはアイカの肉をガリガリガリと削りその刃は骨まで達してしまった
「うああああぅぅううあああああああああああ」
右頬を、肩を、胸を、腹を採掘されてしまったアイカはたまらずその場で絶叫してしまう
その絶叫と同時に噴き出した血の噴水は先ほどマイミが噴いたものより多量で、それでいて鮮やかだったという
これぞキッカの「惨々午後」・・・アイカを切り崩すためだけに作られた技だ

採掘ってひどいなまたｗ

鎌もった人を盾にしないなんて優しいのか甘いのか

それにしてもキッカはお金のかかる戦士だなｗ

うひょひょ

確かに盾にしないまでも
ユーカの方に行けば道連れだったのにな

戦輪て30枚も持てないと思うんだが・・・・

ソコはほら・・・達人だからｗ

まあ致命傷与えるようなんじゃなくペラペラのやつなら可能だけどそれでも２０ｋｇはあるだろうな

作者がそんな事を考えてると思うか？

そもそもチャクラムの使い方もわかってないかと

::::::.＼:★ノノハ
::::::.ミゝ从 ・ゥ・)つ 揺れまくり！とか言ってｗ
::::::⊂＿＿つ ） ）
虚乳偽乳マン巡回中！

滞空時間の長いブーメランみたいなイメージかな？

あれって戻るの？
漫画だとアレだけど形状的には不可能だと思う

キッカがすげー投げ方してるんでしょ

怨念は物理を超えるんだよきっと

あげ

もうビームの出ないファンネルってことでいいじゃん

超能力だろ
そうじゃなきゃ先にユーカミンチになってる

そしてアイカもこの程度ではなんともないんだぜきっとｗ

FFの円月輪だろ

超電磁ヨーヨー的なもの

レイニャの木刀のようにスペアがたくさん・・・・

ho

はじめはユーカを盾にするとかいうのも考えたんですが
それだと後々ユーカを活躍させる際に支障が出るんで
アイカがそこまで考えられなかったorどうにか生きる道を探すのに必死だったという方向にしました
ユーカの後ろにくっつくと確実にやられちゃいますしね

あとチャクラムは実際使われていたものでもだいたい0.5kgぐらいみたいなんで
30枚持ったとしても20kgしませんよ
それとキッカは一球入魂と言うよりは数うちゃ当たれのスタイルなんで
1枚1枚は手のひらサイズくらいとなってます、なので重さで言えば0.3kgあたりでしょうか
吉川友ちゃんは舞美並のパワーっ子なんでこれくらいは持てそうですよね
（ただし30枚のチャクラムを持つとなると手をぐわーっと開かないといけませんがｗ）

ただチャクラムの使い方はぶっちゃけて言うとご指摘の通りあまわかってません・・・＞＜
正直言って漫画的なイメージをそのままキッカに委ねているってのはありますね
もうその辺りはノリと勢いで！っていう

あ、さすがにアイカは助かりません

戦死確定ｷﾀ━━(ﾟ∀ﾟ)━━!!

作者はレイニャオカールウメサンだけじゃなくてアイカも嫌い、と

空蝉やキッカの生み出した怨念と言う幻覚を見せられた説を唱えようとしたらもうアンサー出てる

>>358
ライジングサンと独目鉄のヨーヨーは俺の好きな武器のベスト８と９だ

この作品で死にはしないと思うけどｗ
無傷じゃないって事じゃないかな

川σ_σ||＜いいかげんザコ戦を切り上げて真の主役シバチャピンを出すﾐｭﾝ

>>368
物語の最初の方であんた食卓の騎士最低レベルの人(注：仮の姿では今のところ)に負けたでしょｗ

バキの末堂や独歩の奥さんも生きてたんだ
アイカも多分生きてる

>>369
川σ_σ||＜主役は最後に勝てばいいﾐｭﾝ、途中負けるのはお約束だﾐｭﾝ

柴ちゃんなんでそんなに必死なの？

粉擁護はしたくないがこの物語で不意討ちを含めて
負け知らずの戦士が帝側を除いたらそんなにいないはず

ほとんど総力戦だもんな

今日はないのかな

こりゃ五輪で落ちるかな

从oﾟーﾟ从＜落とさん

川σ_σlly-~~

これから書きます〜

>>373
確かにそうですねｗ
食卓の騎士と帝国剣士は全員負けを経験してますし

しかしエッグ相手に帝国のホープが2人とも瀕死てやられすぎじゃね？
これから黄金聖闘士並のミキ帝軍のメンバーはピンピンしてんのに

川σ_σ||＜メロニア四天王がいるから問題ないﾐｭﾝ

はいはい柴ちゃんは秘密兵器だから出番が来るまでおとなしくしてようね

（永遠に秘密だけど……）

（アイカ？・・・）
コレティの蹴りによって胸（平らな）に強烈な一撃を喰らい、倒れていたコハル
そんなコハルが目を覚ました時に瞳に映った光景は、ちょうどアイカがチャクラムの餌食になっているものであった
人間なのに人間じゃないみたい、激しく血を噴くアイカを見てコハルはまずそういう感想を抱く
そして次第にアイカがやられてしまった事、それはキッカの仕業である事、これはとても許せない事というのを理解し始める
「アイカ・・・アイカ・・・キッカああああああああああああ！！」
気づけばコハルは胸の痛みも無視して薙刀片手にキッカのもとへと突っ走って行っていた
さっきまで寝ていたというのにすぐさまこういった行動が起こせるなんて本来ならば考えられない
いや、それ以前に胸に大怪我を負ったばかりだというのに起き上がる事自体が信じられない
後にマイハが言っていた事だが、コレティの蹴りは鎧を突き破りコハルの胸にまで達していたので
胸に脂肪の少ないコハルがここで意識を取り戻し、なお戦闘の臨むのは奇跡でも起こらない限りありえなかったらしい
そしてコハルはこの後まだまだ奇跡を起こす事となる
「は？・・・生きてたの」
せっかくアイカを倒した余韻に浸ってたというのに突如入ってきた邪魔者コハルにキッカはイラっときてしまう
そこでキッカはさっきアイカにやってみせたように複数枚のチャクラムをコハルに投げつけたのだ
同様にロビンも突然意外な行動を起こしたコハルに向けて同時に１０の矢を放つ
２０のチャクラムに１０の矢、これをかわすのは寝起きのコハルでなくても困難だろう
しかしここから起こる奇妙な展開こそがコハルが奇跡のエースと言われる所以
まるでコハルを後押しするかのように後方からドオッ！と突風が吹き始めたのだ
「きゃっ！なに！？」
その突風があまりに強いために投げられたチャクラムも矢も吹き飛ばされてしまう
自身にかかっている力よりも強い力を突風によってかけられたのだから当然だろう
実はこの風、食卓の騎士と帝国剣士達がこのアジトに向かう際に作った道から吹いてきたのだ
うっそうと生い茂っていた木をこじあけるようにチナミの砲弾で折って作った道なので
この道は完全にトンネルのような形状になっている
外で吹いている風がこの狭いトンネルを通り、圧縮され、抜ける頃には突風へと変化を遂げたのだ
また運の良い事に、この突風はキッカを守ろうと前に出たコレティとユーカの足をもつれさせている
つまり転倒させたのだ
となるとコハルの邪魔をする者はもういない
右手にしっかりと強く握った薙刀「ワフウビジン」でキッカを貫けば良いだけなのだ
「うあああああキッカあああああああ！！！」

>胸に脂肪の少ないコハル
ﾉﾘ#｀ｩ´ﾘ＜SATSUGAIするSATSUGAIする作者SATSUGAIしてやる！

まあこっから見せ場なんだからええやんｗ

オリンピック上げ

運はやっぱり残ってたか

星の最期は派手な爆発と決まっとる

ほぜ

さすがオリンピックだな
流れがはやい

ほぜん

さすがオリンピック王様の所属するグループの曲を流すとはｗ

付き合ってるのに片思いかｗ

从o´ー｀从 ﾑﾌｰ

こんな時間ですけど今から書きます！

（馬鹿な！コハルの運は尽きたはずでは・・・）
地に転げながら思ったコレティだったが、すぐに自分が一瞬たりともそういった考えを持った事を恥じる事となる
運なんて不確定なものに量など存在する訳が無いし
仮に存在したとしてもそれは人間が測定出来るものでは決してないからだ
だからこそコハルが幸運を起こさぬうちに先手必勝と言った形でまっさきに蹴りを入れたというのに
なぜ今更になって「運は尽きたはず」とか思ってしまったのか、コレティは自分でも分からない
とにかくこの件はコハルの強運をなめきってトドメを刺さなかった自分自身に責任があるだろう
しかし転倒してしまったのでコレティはキッカを助けにいく事は出来ない
何故ならコハルはキッカのすぐ目前にまでやってきているからだ・・・どう考えても間に合う訳が無いのだ
突風の勢いを借りたコハルは駿馬にも負けず劣らずの速度でキッカへと向かっている
長身ゆえに突風を受ける面積が広いのでコハルはその影響を大きく受け常人離れした速度で走る
その様はまるで神の見えざる手によって背を押されているよう・・・・そう、まさに"ラムタラ"だ
奇跡の力、神の力を借りたコハルは突風による勢いをすべて薙刀「ワフウビジン」へと集中し突撃をする
「うおおおおおおキッカ死んじゃえええええ！！」
突風による勢いとコハルの長い手足によって生じる遠心力
それらがすべて集まった事で薙刀「ワフウビジン」の先端には想像を絶する破壊力が生み出される
コハルは更にアイカがやられた事に対する怒りをも薙刀に籠め、キッカの腹へと突き刺したのだ
「・・・！！！」
本来なら薙刀は鎧ごとキッカの腹を吹き飛ばし、そのまま殺す事が出来るはずだった
しかし気付いてみると、薙刀はキッカの腹に先端だけ突き刺さったままで動きを止めている
「あれ・・・どうして」
「コハル、どうやら強運もそこまでのようですね」
「ふぇ？」
キッカが腹にグッと力を入れると同時にボキン！と音が鳴り、コハルの薙刀は無惨にも折れてしまう
薙刀が折れる事で初めてわかったのだが、キッカは破壊された鎧の下にもう一層だけ鎧を装備していたのだ
青い塗料でメッキされたその鎧の構成成分は青銅・・・硬くはないが鉄の数倍の強度を誇る金属だ
いくら薙刀に勢いが味方したとしてもその細い刃では青銅の強度を打ち破る事など出来ない、むしろ折れてしまうのがオチ
キッカが腹に巻いていたこの鎧の名は「青の腹筋（ブルーストマック）」
接近されるのを苦手とするキッカが攻められた時の最後の砦として着けていたのだ

物かよ　馬より微妙

こんな形でのぁぉ参戦とはｗｗ

ﾉﾘ#｀ｩ´ﾘﾉﾉ#｀-´）＜SATSUGAIするSATSUGAIする作者SATSUGAIしてやる！

从´・_l・）＜はてはて？

400

薙刀って切れ味よりも遠心力で叩きつけるのが古代からの用法だから薄い金属片だとダメージ逃がせないんだけどね
骨とか粉々になると思う

「くそっ、あの攻撃で死なないなんて！」
焦るユウキは戦闘の構えをとる。しかしノンはユウキを無視してピーチーに話しかけた。
「あんたもグルだったんだね。その『闇冥閻』ってやつの」
「ええ。簡単に言えばそういうことになります」
「ケメちゃんは」
「知らないと思いますよ。彼女は私のことをとても信頼してくれてたみたいですし」
あくまでも表情を崩さないピーチー。
「アイボン、は」
ノンがそう聞きかけたところに、後方から恐ろしい勢いで何かが飛んでくる。しかし。
鋭い金属音。ノンの一撃によって千切れ飛んだ鋼線が、宙に舞う。
「ばかな！俺の『ゲンバデギッタヤツ』が！！」
不意打ちを仕掛けたユウキが、驚愕の声をあげる。彼が得意とする得物、鋭い刃を持つ
鋼線『ゲンバデギッタヤツ』。先ほどノンを切り刻んだ攻撃はこれによるものだった。しか
し自慢の武器は、あっさりと力を失ってしまった。
動揺するユウキに、ノンが向き直る。
「あんたは、アイボンがどうなったか知ってるよね？」
少しの沈黙の後、高笑いをはじめるユウキ。
「ハハッ、アイボン？ああ、あいつね。俺が殺したよ！！」
「嘘だ。あんたなんかにアイボンが負けるはずがない」
「…舐められたもんだな。俺、ゴッチンの弟だぜ？」
「ゴッチンに似てるけど、ゴッチンには程遠い」
ノンの一言は、ユウキを残酷な行動へ走らせるには十分だった。
「へへ…お前もひっかかったろ？この俺の変装術に」
ユウキが懐からマスクを取り出し、それをおもむろにかぶり始める。

まるで悪夢を見ているようだ。ノンにはそうとしか思えなかった。
マスクを被った次の瞬間、ユウキの体が縮みはじめたのだ。体格も、どこかでみたような形
に変わってゆく。
「はじめてみた。もはや変装じゃなくて変身ね」
驚きとも呆れとも取れるような感想を漏らすピーチー。
ノンの目の前には、ノンそっくりの人物が姿を現していた。
「どう？これであのハゲチビを油断させてそのまま斬ったってわけ。断崖絶壁から突き落と
してやったから、今頃海の藻屑なんじゃないかな？」
「……」
「どうしたの？おともだちが死んでそんなに悲しい？」
ノンそっくりの声色で、さも楽しそうにユウキが語りかける。
「…信じない」
「は？」
「あんたなんかにアイボンがやられたなんて、ノンは信じない！！」
それまで溜めていた力を一気に解放するかのように、ユウキを猛襲するノン。しかしユウキ
の姿はノンの視界から消えてしまう。
「…上か！！」
ノンの勘どおり、天井近くまで飛翔していたユウキ。
上から、叩き落してやる！！
ノンもまた、同じようにジャンプするが彼女はすっかり忘れていた。ここが、屋内であることを。
勢いよく飛び上がったノンは、凄まじい勢いで天井に激突してしまう。跳躍力では劣るものの、
滞空時間に勝るユウキが攻撃する機は今、熟した。
「バーカ、お前は地べたで俺の必殺技を食らって死ね。くらえ、『Ｅ．Ｅ．ジャンプ』！！」
急降下しながら、標的に向かって無数の鋼線を投げつける。その姿はまるで得物を襲う鷲、
Extra Eagle Jump。ノンは再び全身を刻まれながら、墜落した。

「その技、ソニンと一緒じゃなきゃ使えないと思ってた」
戦いを傍観していたピーチー、そんなことを言う。マスクを脱ぎ捨て、忌々しげな顔を見せるユウキ。
「俺の前であの筋肉ダルマの名前を出すな。ちくしょう、なんであいつコンビ解消しやがったんだ」
あなたの素行が悪いからでしょ。ピーチーは心の中でつぶやく。
ユウキ・スティルスチール・イマムショイル。
帝国貴族・スティルスチール家の長男に生まれ、門外不出の変装術を極めたことからスティルスチ
ール家の家督を継ぐものとして期待されていた。
しかし戦において少しでも面倒なことがあると兵を置いて敵前逃亡を繰り返し、挙句の果てには北の
騎馬民族との重要な決戦時において出陣さえせずに、首都のバーで数人の女子をはべらせ酒を飲
んでいたことが発覚。ユウキはスティルスチール家を勘当されてしまう。
行く当てもなくフラフラしていたユウキは、遊ぶ金欲しさに様々な犯罪に手を染める。そんな悪名を
聞きつけ、暗殺組織『闇冥閻』が彼のことをスカウトする。だがそこでも彼は自分の能力に鼻をかけ、
気に入らない同僚を密かに屠り、組織外の仕事で私腹を肥やしていた。
「どうでもいいけど、その子、まだ生きてるわよ？」
「えっ？」
ユウキが振り向くと、そこには血まみれにも関わらず苦しそうに立っているノンがいた。
「なんだこいつ、不死身かよ！」
「アイボンも、ノンも…あんたには負けない」
「うるせえ！！」
激高したユウキが、ノンに止めを刺すべく駆け出した。
「俺の最高の必殺技だ！消し飛べ、『乙投突堵拿痛陀是（おっととっと、なつだぜ）』！！」
ユウキの目の前で、縦横無尽に暴れ狂う鋼線。彼の脳裏に、文字通りミンチにされたノンの無残な
姿が浮かび上がる。しかし実際に目にしたのは、驚くべき光景だった。

ユウキが懐に仕込んでいた鋼線は、全部で７つ。そのうち最も太く殺傷力のある「ゲンバデギッタヤツ」
は破壊されたものの、残りの６本は健在であった。その６本全てが、ノンの左手で鷲づかみされていた。
「あんたの鋼線なんか、アイボンの銃弾に比べたらスローすぎる」
アイボンとの訓練の日々。時には彼女が放つ銃弾全てを弾き飛ばすことを強いられた時もあった。そ
んな中で鍛えられたノンの動体視力は怪物級と言ってもよく、６本の鋼線の動きを止めることも容易かった。
「くそ、化け物が！！」
ユウキは無理やり鋼線を引き抜こうとするが、ノンの小さな手にがっちりと掴まれ思うように動かせない。
もはやここまでか、そう思いかけたユウキ。だが次の瞬間。
ノンは白目を剥いて、倒れてしまう。その背後には、いつの間にかピーチーが忍び寄っていたのだ。
「た、助かったぜピーチー」
「相手は二人で一人前とは言え、黄金剣士よ？油断は禁物」
と言いつつ、内心はユウキの不甲斐なさに呆れていた。
ソニンと組んでた時は相当荒稼ぎしてたみたいだけど、一人じゃ使えない。いずれ、死ぬか。
そんなことを思われてるとも知らず、ユウキは相好を崩しピーチーに駆け寄る。
「なあピーチー、あんたなかなかの腕だな。どうだ、俺と組まないか？俺の変装術とあんたの情報操作、
これだけでその辺の小国ならすぐにでも落とせる。何なら…」
「おいおい兄ちゃん、ナンパなら他所でやってや」
声のするほうを振り向く二人。
「自分、うちを殺したつもりやったみたいやけど。詰め、甘いんとちゃう？」
そしてその声を聞きノンが再び、意識を取り戻す。
「ったく。うちがおらんと、てんでダメやな。ほら、さっさと立たんかい」
「…アイ、ボン？」
うっすらと見開いた目には、確かに相方の頼もしい姿が映っていた。

「…どいつもこいつも。黄金剣士はゾンビの集まりかよ！！」
ユウキがいつでも鋼線を飛ばせるよう構えの姿勢を取る。そしてピーチーは。
「生きていたとは驚きだわ。あの人には、あなたを真っ先に消すように言われていたのに」
「それは光栄やな。にしても、このアイボンさんを騙くらかすとはな。自分、相当な策士やろ」
「あなたほどじゃありません。もちろん、あの人にも遠く及びません」
そこへ、ユウキが躍り出る。
「ちくしょう、何で生きてやがるんだ！あの時確実に殺ったはずなのに！！」
「自分みたいなボンクラの目ぇ誤魔化すことくらい、朝飯前やわ…」
突然のことだった。それまで、饒舌に喋っていたアイボンが突然、吐血したのだ。
「黄金剣士と言えど、これには勝てませんよね？」
ピーチーが持っていたのは、毒薬の瓶。
「あなた方も存在くらいは知ってるでしょう？元黄金剣士の天才毒薬使いを。これは彼女謹
製の猛毒、窓もないこの室内なら５分と持たないでしょうね」
ピーチーはアイボンが登場するのを見るや否や、その瓶の中身を床に撒いていたのだ。
「おいちょっと待てよ、俺は、俺はどうなるんだ！！」
慌てたユウキが、ピーチーに縋りつく。
「この二人を片付けたら、解毒剤をあげるわ。こんなところでもたつくような人間、『闇冥閻』
には必要ないもの。もちろん、私のパートナーにも」
「くっ！」
直撃を受けたアイボンほどでなくとも、ユウキにも毒は回っていた。最早一刻の猶予もない
のは火を見るより明らかだった。
「というわけだ。毒で死ぬ前に俺がお前らの息の根をとめてやる。覚悟するんだな！」
ユウキの双眸は、息も絶え絶えの二人を捕らえていた。

一方、帝国の貴族街。
大邸宅を構える帝国貴族・ファイブウッド・ヨコハマ・タソガレンは眠れぬ夜を過ごしていた。もちろん、
身に溢れんばかりの興奮のためにだ。
「ひいや、ふうや、みいや、ようや、いつむうななやここのつとう…クックック」
彼の、いや、正確に言えば彼の抱えるコンコン・バックマウスの策が成るまで、あとは数を数える程度
の時間が残されているだけ。先刻、コンコンから受けたドラエモンヌ炎上の報告を聞き、次の報告が
待ちきれなくなっていたのだった。
アイボン・ヴァージニア・ホットスプリングス。できれば、直接死に顔を見たかったがなあ…

ファイブウッドはかつて、彼女に耐え難い屈辱を与えられていた。
現帝王のカオリン・ジョンソンが即位して間もなく出された周辺諸国との和平政策。手始めに、諸国の中
では小国ながらも最も勢いのあるマーサー王国に白羽の矢が立てられた。バカダナー、タラステル…
王国の中枢を担う有力貴族たちが帝国の開く宴に招かれる。中には帝国の罠かも知れぬと警戒する者
もいたが、勇猛果敢で知られるバカダナー家と智謀に長けるタラステル家の人間が居れば間違いは起
こらないだろうという意見が大半を占めた。
そんな状況をよく思っていなかったのが、元老院議長を務めるファイブウッドであった。帝王をできるだけ
傀儡化させ国の舵取りを思うままにしたいと考えるファイブウッドにとって、帝王カオリンが自らの政策を
成功させることは何としても避けたいことであった。しかしながら表立ったこと、つまりは王国貴族たちの
暗殺はできない。確かにカオリンの権威は失墜するものの、マーサー王国と戦争状態になるのはほぼ
確実であろう。それは最大のライバル国を屠ったばかりの帝国にとってあまりいい材料とは言えなかった。
メロニアやシスコムーンなどの有力国やピチレモンやキラレボといった小国に至るまで、徒党を組まれ
てしまっては、帝国はさらに疲弊してしまう。いずれは周辺諸国への侵略を企てていたものの、それには
もう少し時間が必要だった。
要するに、王国貴族たちが気分を害した状態で帰国すればいい。あの国は、あの帝王は信用ならぬ人間だ、
そう思わせればいい。ファイブウッドは宴に出される料理に細工をする姦計を立てた。
ところが、細工された料理を出されたのはファイブウッド自身であった。豪華な料理に舌鼓を打つ両国の貴
族の前で一人だけ抗議の声を上げるわけにもいかず、気分が優れぬと嘘をつき中座する破目に陥った。
それがファイブウッドの姦計をいち早く察知した当時の黄金剣士見習いであったアイボンの仕業だと知るや
否や、ファイブウッドは烈火のごとく憤怒した。彼の、黄金騎士全員への私怨とも言うべき因縁はここから
始まるのだった。

さてその頃、ピーチーの撒いた毒によって窮地に立たされているアイボンたちは。
「ノン…あれ、やるで。うちらの最高の必殺技や」
肩で息をしながらも、立ち上がるアイボン。
「でもあれは、さっきノンが一人でやろうとして失敗しちゃって」
「どうせ自分のことや。天井にでもしたたか頭ぶつけたんやろ。しょーもない…」
軽口を叩きつつも、意識が段々と薄れていくのを感じるアイボン。
「おいおい、死ぬ間際まで仲良くおしゃべりかよ。仲のいいこった」
すぐ傍に、ユウキが迫っていた。幸いなことに、相手も毒が回っているらしい。しかし、
圧倒的に不利なのはこちら側。何とか、ノンが立ち上がるまでの時間を作らないとい
けない。
「…なあ。自分、ゴッチンの弟なんやろ？」
「ああ。それがどうした？」
「ゴッチンが、言うてたで？弟は人間の屑だ、いなくなってせいせいしたってな」
「こ、この野郎！！」
ユウキが、直接拳でアイボンを殴り飛ばす。気の治まらないユウキはさらにアイボン
に馬乗りになって殴りつける。それを彼女は、頭部だけは頑なに守りながら攻撃を受
け続ける。
「ちくしょう！どいつもこいつも、俺をバカにしやがってええ！！！！」
さらに攻撃を加えるユウキだが、自ら吐血することで我に返る。
「っと。時間がねえ。お前らには今すぐ死んでもらわないとな」
「それはこっちの台詞や。ノン！」
「アイボン！」
「全力で、うちに向かって走れ！！」
ノンは、アイボンの言われたとおりにした。彼女が何を考えているのかはわからない。
けれど、彼女の言うことはいつでも正しかった。本物の彼女には、そう思わせるだけの、
何かがあった。

火の出る勢いでアイボンに向かって走ってくるノン。ユウキはそのまま自分に突っ込んでくるのを防ぐために、
６本の鋼線をノン目掛け飛ばす。しかし彼女の勢いはまったく削がれない。
そしてユウキは気づく。さっきまで倒れていたアイボンが、仰向けになって足を屈めていることに。
「うちを、全力で踏みつけろおお！！！！」
アイボンの言葉で、ノンは走り幅跳びの要領で前へとジャンプする。着地点はもちろん、アイボンの足の裏。
「まずい、ユウキ！！」
ようやく二人がやろうとしてることに気づいたピーチー、しかしもう遅かった。
ノンがアイボンの足の裏に、自らの足を合わせる。と同時にアイボンが全力で足の裏をユウキに向ける。つまり、
砲台がユウキに照準を合わせた状態。その状態のまま、ノンはありったけの力を込めて跳躍する。
「まさか、やめろ！！」
「ぶっ飛べ！！！！！！！！」
ノンの体がユウキに直撃する。そして勢いはまったく殺されぬまま、二人して謁見の間の壁に激突した。ユウキ
の体は壁とノンに挟まれ骨の髄まで粉々になり、蛙が潰れたような声を上げ毒が回るより先に絶命した。
「やったか？」
「うん、ノン、やったよ…」
「よし、ほな、次はピーチーや…あれ」
しかしピーチーの姿はそこにはなかった。つまりそれは、二人の確実な死を意味していた。
「あほ…ノンがもたもたしてるから、ピーチー、逃げてもうたやん」
「ごめん…」
そう言いながら、ずるずるとアイボンのほうへ体を這わせ近寄ってゆくノン。
「余計な体力…使うなや…うちより早よう、死ぬで？」
「だいじょうぶ。ノン、アイボンよりお姉さん、だから」
「こないな時だけ、早生まれ、ずるいわ…」
ようやくノンがアイボンの元へ辿り着いた時には、彼女は既に事切れていた。
「ねえアイボン。ノンは、アイボンと一緒で…楽しかった…よ」
そしてアイボンの後を追うように、ノンもまた動きをとめる。アイボンの手を握ろうとした手は途中で固まり、その姿
はお互いにピースをくっつけているように見えた。

いい最終回だったな

久々に乙です
やはりハッピーエンドにはならなかったか・・・

>>380
黄金聖闘士は実戦で驚くほど脆かったな

一気に更新きたなあ

>>406
訂正
×元黄金剣士の天才毒薬使い
○元帝国剣士の〜

そう言えばあの人は黄金剣士じゃありませんでした…

結局ピーチーて誰だったんだっけ？
まだそこの話残ってんのかな

ピーチー姉さんと言えば石井リカだね
そして最大の謎は帝国の毒薬使いだが該当する人物がいない
もしかして毒舌を吐く人の事ならブロッケンマン真っ青なんだがｗ

ほぜ

王様〜

まんこ

ふじょん

無しか

あげてねる

ho

　　　　＿＿＿
　　 ,;f　　　　　ヽ
　　i:　　 　　 　　 i
　　|　　　 　　　 　|
　　|　　　　　　　　|　　///;ﾄ,
　　|　　　　^　　^　)　////ﾞlﾞl;　ありがたやありがたや
　　(.　　>ﾉ(､_, )ヽ､} l 　 .i .! |
　 ,,∧ヽ　!-=ﾆ=- | │　 　| .|
／＼..＼＼｀ﾆﾆ´ !,　{　　 .ﾉ.ﾉ
／　 ＼ ＼￣￣￣../　　 / .

ほぜん

保全

何気にピンクと黄色とぁぉが全員集合してるじゃないか
ぁぉは物だけどｗ

ほぜん

帰ってきましたほぜん

まだかな

因果なもんだ全く！
「あのシャイでどうしようもなかったナカサキ・キュフフも変わったもんだ」
などとクマイチャンはからかった。
そりゃ無理もないよ、おとなしくて剣を振るのだってもどかしくて「剣士らしくない」何て言われてもおかしくない彼女がキュート戦士団の端くれ。

川*＾∇＾) ＜だっていうんだから夢があるのかないのか兎に角、ナカサキをチェック！

ﾉｿ*＾ ｏﾟ) ＜何をおっしゃるピリリまでがのたまう訓練積めば為せば成る！

川#＾∇＾) ＜ならばこうしよう近くに闘技場があるそこに答えがある！

ﾉｿ*＾ ｏﾟ)　ｷｭﾌﾌ