やじもも！part2

やじもも！
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1215099179/

http://toromoni.mine.nu/up/files/data/24/toro24972.jpg

立てたのかｗ

乙

前スレ見直してみたらおしまいですってレスあったんだが

>>4
その話がおしまいって意味では？

復活してよかった

>>5
そうだったらいいな
最近のネタスレは過激すぎるからこのくらいがいい

ﾙ*’ｰ’ﾘ人从・ゥ・从

俺が今一番好きな2人だから
スレがあるだけで嬉しいのです

ももとまいみ

落ちてたのか…
>>1乙

私待つわ

もういいかと思って落としたけど
立ったならほしゅするか

流れ早い

保全する

ﾙ*’ｰ’ﾘ＜やじ将軍

ちょｗ

おやすやじもも

あぶい

おはやじおはもも

ﾙ*’ｰ’ﾘ ｵﾊﾖｰ

从・ゥ・从 ｵﾊﾖ

おお！立ってたのか
乙

保全する

あぶい

ho

http://toromoni.mine.nu/up/files/data/25/toro25288.jpg

おれの３トップ

ほ

の

ｰ’ﾘ

この後桃にもガーッとケーキ流し込むんだな

この二人のよさを教えてくれ

一言で言うと純粋

有りと無し

ﾍﾟﾀﾝ･･･

おやすみ

ほ

寝る

ｈ

ohayo

やじももって大型犬とネコがじゃれあってる感じに似てる
(*´Д｀)和むわぁ

おは

なんだよﾌﾄﾓﾓスレじゃないのか

この二人の組み合わせは友情純情がパッと思い浮かぶな
手を合わせるとこもいいけど目合わせながらぐるぐる回ってるのがかわいい

あげとく

前スレはどういうスレだったの

>>47
職人が小説書いてくれてたよ

読みたかったな

お腹空いた

貼ろうとしたが多かったので辞めたｗ

また一緒にラジオやんないかなー

読めるけど秘密

ﾙ ’ｰ’ﾘ＜なんかちっちゃい子って気が合うんだよねぇ
从・ゥ・从＜あぁ、それは桃子だからだよ

>>51
頼む貼ってくれ
それをもとに妄想して小説かけるかも知れん

81 名前：名無し募集中。。。 投稿日：2008/07/04(金) 01:33:34.94 0
そう、いつもこっそり。
だってバレちゃいけないってももが言うから。
あたしはいつだってみんなに自慢したけど、ももはだめ！って。

こっそり、キスをした。
トイレで、こっそり。
一回すると、止められなくなる。
でも、しょうがないよね。好きなんだもん、キス。

何度も唇を合わせる。息が荒くなる。

「舞美ー！」

そんなとき、えりがあたしを呼ぶ。
ももはあたしの服の裾をぎゅっと握る。
上目遣い。ずるい。動けないよ。

結局、えりの呼びかけは聞こえないことにして
あたしは集合時間までももの唇を貪った。

91 名前：名無し募集中。。。 投稿日：2008/07/04(金) 02:38:27.20 0
ももを家に呼んだのは今日で３回目くらい。
でも、ももは慣れないみたいできょろきょろあたしの部屋を見回す。

「こんな部屋だっけ？」
「こんな部屋だよ」
「あ、ちょっ・・・んっ・・・はぁっ」

ももはそこにいるだけで独占したくなる。
元々独占、してるのにね。
あたしのものだって、誰彼構わず言って回りたい。
こうして二人きりになったらキスがしたくなる。
身体が熱い。もものせいだ。キスのせいだ。

ももの腕が背中に回ってくる。
あたしもももを引き寄せて抱きしめる。
唇以外の身体がきつく触れ合う。なんか、いやらしい。

だからきっとこのままベッドで行為に及べばいい。
だけど、そんなことしない。
ももとキスをするだけで今は幸せ。
ももだって、幸せって言ってくれるから。

ベッドに倒れこむ。だけど、キスをするだけ。
いやらしい音は聞こえてくる。もっとキスがしたい。
ももと、もっとキスがしたい。

110 名前：名無し募集中。。。 投稿日：2008/07/04(金) 19:08:35.29 0
力ずく、というわけにはいきそうもなかった。
小さな身体のわりには腕力がある方だと思うが、舞美にはかないそうにない。
体格差を乗り越えるのはなかなか難しいと思える。
桃子は会議室の窓際にいる自分よりも大きな舞美を見た。


今日の集合場所である会議室には桃子と舞美の二人だけしかいなかった。
何故なら、打ち合わせの時間には早すぎるからだ。
集合時間よりこんなにも早く会議室にやってきたのは自分だけだと思っていたが、桃子が会議室の扉を開けると中には舞美がいた。
満面の笑みで「おはよう」と言われ、桃子も同じように「おはよう」と返した。

二人だけで使うには広い会議室。
窓から入り込む太陽の光が舞美を照らしている。
夏になりかけの眩しいぐらいの光に、舞美が目を細めて外を見ていた。
そしてそんな舞美を桃子は見つめる。

111 名前：名無し募集中。。。 投稿日：2008/07/04(金) 19:09:44.60 0
舞美が何かを見ていて、その舞美を桃子が見ている。
そのことに、きっと舞美は気がついていない。
舞美は桃子がいつもこうして舞美を見ていると知らないはずだ。
見ているだけでなく、触れたいとも思っている。
いや、触れるだけならいつでも出来る。
仕事で触れあうことを求められる場面があったし、同じ現場になれば休憩中にじゃれ合うこともあった。
けれど、桃子が望んでいるのはそういった「触れる」ではない。
誰もいない場所。
桃子だけが見ている場所で舞美に触れたかった。

今まで桃子はそんなことを考えたことがなかった。
気を遣うことなく一緒にいることの出来る友人。
舞美はそんな存在のはずだった。
別グループで活動していることもあって、今までは仕事で一緒になることが少なかった。
しかし、最近は一緒の仕事も増えた。
それにともなって、舞美との時間も増えた。
気がつけば、桃子は舞美のことを目で追うようになっていた。

「大きすぎる」

桃子は窓に張り付いている舞美に近づき、声をかけた。

「へ？」

112 名前：名無し募集中。。。 投稿日：2008/07/04(金) 19:11:14.17 0
外を見ていた舞美が振り返り、間の抜けた声を上げた。
ふわりと薄いピンク色のスカートが翻る。
同じ色が好きなのだったと桃子がぼんやりと考えていると、舞美と目があう。
舞美が桃子を見下ろし、桃子は舞美の顔を見上げる形になる。
近くで見ても、やはり舞美は大きかった。

「舞美の身長が」
「今さら言うことでもないじゃん」
「そうだけどさ。でも、羨ましいんだもん」
「大きくなりたいとか？」
「うん。ももも大きくなりたかった」
「でも、小さくて可愛いところがももの良いところだと思うけど。小さいの、可愛いじゃん」
「可愛いのは嬉しいけど、でも小さいと届かない」
「届かないって？」

触れたい。
舞美と過ごす時間が長くなればなるほど、桃子の中でその思いが強くなっていった。
もう、仲の良い友人としてなど舞美のことを見られない。
それ以上の思いを込めて舞美を見ていたし、触れたいと思っている。
桃子が触れたい場所は舞美の唇だ。
唇に触れたいなど、友人に対して持つ感情ではない。

こんなことを考えていると舞美が知ったらどう思うだろう。
何度も考えたことが頭に浮かぶが、それはいつも舞美がどう思うかより、自分がどうしたいのかが大事なのだという結論に行き着く。
ふう、と息を吐き出してから、桃子は手近な机の上に腰を下ろした。

113 名前：名無し募集中。。。 投稿日：2008/07/04(金) 19:12:55.28 0
「お行儀悪いよ」
「わかってる」
「もも。椅子いっぱいあるんだから、椅子に座りなよ」
「舞美が座って」
「ももは？」
「ももは机でいい」

桃子は腰掛けた机の上で足をぶらぶらとさせた。
床へ着かない足に、自分の背の低さを再認識させられる。

「おー、新鮮」

素直に桃子の言うことを聞いた舞美が、桃子から近い場所にある椅子に座り、耳障りな音を立てて椅子ごと桃子の前へとやってくる。
舞美がおでこに手をあてて、桃子を見上げていた。

「たまにはこういう目線もいいね。舞美が小さく見える」

机の上に座っている桃子よりも舞美が低い位置にいた。
今はいつもとは違い、普段見上げてばかりの舞美を桃子が見下ろしている。

「あー、大きくなりたいなー」
「もも、そんなに大きくなりたいなら、牛乳でも飲んだら？」
「飲んで届くなら、たくさん飲むけど。でも、今から飲んでも間に合わないし」
「届く？」
「うん。舞美に届かない」

言葉の意味がわからないのか、舞美が不思議そうな顔をした。

114 名前：名無し募集中。。。 投稿日：2008/07/04(金) 19:14:12.68 0
「今なら、あたしよりもものほうが大きいけど」
「ずっとがいい」

桃子は机を指先で弾く。
カチカチという乾いた音が小さく鳴った。

遠回しに言っても舞美には伝わらない。
そんなことはわかっていたが、唇に触れたいなどという願いをどう切り出せばいいのかわからない。
桃子は働かない脳に信号を送るかのように、机を一定のリズムで弾き続ける。

「舞美、ももに合わせてよ」
「いくらでも合わせるけど」
「じゃあ、ずっとそこに座ってて」
「どういう意味？」
「そういう意味」
「座ってるといいことあるの？」
「……ももからいつでもキスしてもらえる」

他の言い回しは思い浮かばなかった。
可愛くない物言いだと思ったが、もう口にしてしまったのだから後には引けない。
鼓動が早くなる。
桃子には舞美が何と答えるのか予想も出来ない。

「別にキスしてもらえなくても困らないけど」

ずきん、と身体のどこかが軋む。
好かれていなくても困らないが、嫌われるのはいやだった。

115 名前：名無し募集中。。。 投稿日：2008/07/04(金) 19:15:22.69 0
「困りなよ」
「じゃあ、困る」

身を乗り出して舞美が言った。
その表情は明るく、嫌われてはいないように見える。
舞美が何を考えているのかわからない。
もしかすると何も考えていないのかもしれない。

「舞美、鈍感なのか天然なのかわかんない」
「両方、かも」
「そんな自己申告嬉しくない」
「じゃあ、どんな自己申告したらいい？」
「どんなのもしなくていいから、少し黙って」
「えー、黙ってたらつまんないじゃん」
「喋ってたら、しにくい」
「なにを？」

桃子が舞美を見ると真面目な顔をしていた。
舞美の自己申告が正しいことに、桃子は頭を抱えたい気分になる。
力ずく。
そんなことを考えたこともあったが、本気で抵抗されたら絶対にかなわない。
もっとわかりやすく伝えるしかなかった。

「もう！キスしたい、って言ってるのっ！」
「誰に？」
「だーかーらー！舞美にだってば！」

116 名前：名無し募集中。。。 投稿日：2008/07/04(金) 19:16:18.49 0
はっきりと言ったからといって舞美の様子に変化はなかった。
相変わらず真面目な顔をして桃子を見ている。
桃子は机から飛び降りる。
床へ両足を付くと、靴の裏がぺたんと音を立てた。

一、二歩足を進めて、舞美の前に立つ。
椅子に座っていても舞美は大きかった。
桃子が人差し指で舞美の唇に触れると、舞美に腕を掴まれた。

手首を握られる。
軽い痛みに掴まれた腕を見てから、桃子は舞美に顔を近づけた。
ゆっくりと近づいて顔を傾ける。
桃子の心音が乱れる。
舞美は目を閉じていなかった。
だから、桃子も目を閉じない。

舞美の薄く開かれた唇にキスをする。
目を開けたままだから、窓から入り込んだ光が目に痛かった。
唇が触れあっている間に握られた手首が離される。
柔らかな感触を確かめるように舌を伸ばして舞美の唇を軽く舐めてから、桃子は舞美から身体を離した。

118 名前：名無し募集中。。。 投稿日：2008/07/04(金) 19:17:09.71 0
「目ぐらい閉じた方がいいよ」
「ももだって開けてた」
「舞美が閉じないから」
「それは、ももが閉じないから……」

そこで舞美の言葉が途切れる。
このままでは埒が明かないと思ったのか、舞美の口からは今の言葉の続きとは違う言葉が出てきた。

「好きなの？」
「舞美は？」
「え？好きだけど」

悪意のない笑顔で舞美が言った。

「なんかもう、嫌がらせだよね。その鈍感と天然って」

舞美の言葉はどこからが本当なのかわからない。
全て本気で言っているようにも聞こえるし、嘘のようにも聞こえる。
人を騙すような人間ではないと知っていても、桃子は舞美と話していると、時々何を信用して良いのか迷ってしまう。

「舞美、そこ座っててよ」
「はーい」
「良い返事だね。はい、目閉じて」
「はーい」

119 名前：名無し募集中。。。 投稿日：2008/07/04(金) 19:18:08.42 0
素直に目を閉じた舞美に、桃子は唇を寄せた。
すぐに唇が触れ合い、一度目のキスよりも明確に舞美の体温が唇から伝わってくる。
もっと舞美を感じたくなって、桃子は舌先で舞美の唇を割って口内へと侵入する。
上顎を撫で、舞美の舌を探して絡めると舞美の身体がびくりと震えた。
どうしようか少し迷ってから、桃子は舞美の唇を解放した。

「もものこと、好き？」
「さっき答えたよ」
「もう一度言って」
「じゃあ、好き」
「じゃあ、はいらない」
「好き」
「信じていい？」
「いいよ。だって、嫌いな人となんか一緒にいないし、キスされたりしない」

舞美にぎゅっと手を握られる。
大人びた顔に似合わないはにかんだ笑顔で舞美が桃子を見ていた。
身長差が変わることはなかったが、舞美との距離が変わったような気がする。
届かなかった舞美に届くように、触れられるようになった。

120 名前：名無し募集中。。。 投稿日：2008/07/04(金) 19:18:59.25 0
「もっと、キスして欲しい？」
「うん」
「ほんと？」
「うん。ももの唇、気持ち良かった」

桃子は壁に掛けられた時計に目をやる。
集合時間はまだ先だ。

あと何回ぐらいキス出来るかな。

そんなことを考えながら舞美に身体を寄せた。
誰かが来るまでの間、出来るだけたくさんのキスを舞美としたい。
逸る気持ちを抑えつけるようにして、桃子は舞美の唇に触れた。

出かけるからあとは誰か貼って頂戴

小説スレになったのか

これみやもも書いてる人じゃね？

212 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/06(日) 06:59:57.64 0
街は夕暮れ時を過ぎて、夜に近かった。
日中は暑いぐらいだったが、この時間帯になるとさすがに涼しい。
桃子は舞美の後を追うように街灯に照らされた道を歩き、駅へと向かう。
前を歩く舞美のすらりと伸びた足を見る。
長い足にジーンズがよく似合っていた。

二人きりじゃない。
そんなことは知っていた。

買い物に行こうと誘ってきたのは舞美の方からだった。
桃子は二人で出かけられるのだと期待したが、話を聞いてみると違っていた。
桃子の友人でもある数人と一緒だと舞美は言った。
「みんなで遊んだら楽しいよ」などと豪快に笑われたら、「うん、そうだね」としか答えようがない。
二人で出かけると思ったのは桃子の勝手な勘違いだったし、たとえ他の誰かが一緒でも舞美と出かけられるのだからそれでいいと思った。
今もそう思っている。
けれど、心の中にあるもやもやとしたものは消えない。

213 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/06(日) 07:00:42.76 0
「もも」

ぴたりと足を止めて、舞美が振り返った。
少し遅れて、舞美の後ろを歩いていた桃子も足を止める。

「なんで怒ってるの？」
「怒ってなんか……」

ない、とは言えなかった。
買い物や食事の最中は笑っていたが、こうして舞美と二人きりになってから桃子はずっと黙ったままだ。
友人達と別れ、舞美と二人きりになった。
それは桃子が望んでいたことなのに、どこか気持ちがすっきりとしない。
納得していたはずなのに、どうして二人きりではなかったのかという思いが心の中から消えない。

悪いのは舞美ではなく、そんなことを考えてしまう自分だ。
わかってはいても、桃子は舞美に向かう「どうして」という気持ちを止めることが出来なかった。

「怒ってるじゃん。さっきから、一言も話してくれない」
「舞美が話しかけてこないから」
「いつもならあたしが話さなくても、話しかけてくるのに」
「そうだけど、舞美から話しかけてきたっていいじゃん」
「今、話しかけた」
「そう」

214 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/06(日) 07:01:46.17 0
素っ気なく答えて、桃子は下を向いた。
街灯の光が作り出した舞美の影が見える。

「もも、黙ってたらわかんないよ」
「話してるよ」
「……どうして隣歩かないの？」
「舞美の足が長いから。歩幅があわないだけ」
「さっきからあたし、ゆっくり歩いてたよ」

確かに舞美の歩調はゆったりとしたものだった。
横に並ぼうとしない桃子を待つように、ゆっくりと歩いていた。
ただ、それ以上に桃子がのろのろと歩いていた。
もちろん舞美が歩調を桃子に合わせていることぐらい気がついていたが、隣を歩く気分にはなれなかった。
つまらないことで拗ねていることは桃子自身わかっている。
それでも素直に舞美と並んで歩きたいと思うことが出来なかった。

「ねえ、もも。今日、楽しくなかった？」
「楽しかったよ。久々のオフだし、みんなに会えてよかった」
「うん、あたしも楽しかった。……でも、もも怒ってる」
「だって！」

桃子は視線を舞美の影から、舞美へと向ける。
飛び出た声は思っていたよりも大きなもので、舞美の肩がびくりと震えるのが見えた。

215 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/06(日) 07:02:33.07 0
「だって？」
「だって、だってさ……」

次第に声は小さくなり、次に桃子が口にした言葉は辛うじて舞美の耳へ届くぐらいの音量になった。

「二人がいいな、とか思うじゃん」

桃子はもう一度下を向く。
舞美の影を見ようとしてやめる。
他に見るところもなく、桃子は仕方なく自分の靴を見た。

「あれから、二人だけで遊んだりとかなかったし」

会議室でキスをした日から、桃子は舞美と二人きりで出かけたことがなかった。
それまでは二人で買い物に行ったり食事に行ったりすることがあったのだが、あれから仕事が忙しかったり、休みがあわなかったりで二人きりで遊びに行くような機会がなかった。
仕事で会うことがあれば、人目を盗んで二人きりになれる場所へ行ったし、そこでキスをした。
そんなことを繰り返している間にキスをすることには慣れた。
けれど、二人で出かけるきっかけを作れないまま時間が過ぎてしまった。

216 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/06(日) 07:03:25.34 0
そして時が過ぎれば過ぎる程、二人で会おうと誘いにくくなった。
今までしたキスの回数からすると、二人で遊びに行くことぐらいは何でもない。
手を繋ぐより簡単なことのはずだ。
だが、何でもないことのはずなのに今さらすぎて、改まって「二人で会おう」と誘うのも何故だか気恥ずかしい気がしたのだ。

「だって！」

舞美が桃子の思考を遮るように大きな声を出した。
桃子が自分の靴から視線を移し舞美を見ると、舞美が桃子に背を向けた。
そしてゆっくりと歩き出す。

「だって？」

桃子が舞美の背中に声をかけると、舞美の足が遅くなる。
その歩調に合わせるように桃子も足を進めた。

「あたしだって、ほんとは二人で会いたかったけど、なんか二人きりとか……」
「とか？」
「恥ずかしかったからさ」
「舞美でもそんなこと思うんだ？」
「なにそれ、ひどーい」

217 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/06(日) 07:04:16.89 0
ひどいとは思ったが、それが桃子の素直な感想だった。
キスをする前もキスをした後も、舞美は何も変わらない。
今までと同じように桃子の側に寄ってきて、肩を抱いたり腕を組んだりしていた。
桃子だけでなく、他の誰に対しても変わらなかった。
いつもと変わらず過剰なぐらいのスキンシップを取っていた。
だから、桃子には舞美が自分と同じような気持ちを抱いているとは思えなかったのだ。

「だって、舞美はそういうの全然気にしなさそうに見える」
「あたしだって、それぐらい気にするよ」
「舞美にも人並みの感情があったんだねえ」
「あー、今、すっごい傷ついた！」

舞美が足を止めて桃子の手を取る。
乱暴にぶんっと手を振られた。
桃子が舞美を見ると、唇を尖らせて不満げな顔をしていた。

舞美のその顔に、さっきまでの苛立った気持ちが桃子の中から消えていく。
二人で会いたいと思ってくれていた。
同じ気持ちでいてくれたことがわかって、怒っていたことがひどく馬鹿馬鹿しいことに思える。

218 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/06(日) 07:05:22.11 0
早く言ってくれたら良かったのに。

桃子はそんなことを考えたが、自分も言わずにいたのだから仕方がないと思い直す。
けれど、どちらかが思っていたことをもっと早く相手に伝えていれば、今日がもっと楽しくなったのだと思うと何だか少し損をしたような気がする。

「ごめんね」

何も答えない舞美の顔を見ながら、桃子はもう一度「ごめんね」と告げた。
何に対して謝ったのかは自分でも良くわからない。
だが、とにかく謝らなければいけないような気がした。

桃子が繋いでいる手に力を入れると、舞美がこくんと首を縦に振った。
繋いだままの舞美の手を桃子は口元へと持ってくる。
街灯の下、白く光っているように見える舞美の手の甲へ唇を押しつけた。
肌の感触を確かめるように時間をかけて口づけてから、桃子はゆっくりと唇を離す。
桃子が背の高い舞美を見上げると、頬を染めた舞美が早口で言った。

219 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/06(日) 07:06:54.11 0
「ちょ、ちょっと、もも。駄目だよ、こんな場所で！」
「いいじゃん、これぐらい。お詫びだよ」
「良くないよ！外でこんなことして、誰かに見られたら……」

桃子は真面目な顔をして説教を始めそうな舞美の腕を引っ張ると歩き出す。
後ろから舞美がぶつぶつと何かを言っている声が聞こえたが、そんなことは気にせずに駅の構内へ入り、改札を抜ける。
舞美を引きずるようにしてホームまで辿り着くと、桃子は舞美の手を握り直した。

「ね、今度はももと二人で会ってくれる？」
「……うん」

ホームに電車が到着する。
桃子は乗らなければならないその電車を見送った。

舞美が痛いぐらいに桃子の手を握る。
きっと次の電車にも乗れないだろうと桃子は思った。

続きﾖﾛｗ

269 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/07(月) 02:26:46.60 0
付き合ってるのがバレたら・・・みたいな話です

270 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/07(月) 02:27:18.78 0
必死になって隠してきたのに、バレれるのは意外とあっさりだったりする。
いや、バレたというか、バカの舞美が口を滑らせたというか。
おかげで、ベリーズと℃-uteの14人だけのこの楽屋は静まり返ってしまった。

「あ、はは・・・あはは・・・」
「もう・・・」

舞美の「やばい」っていう笑い声と、ももの諦めた声が小さく響く。
あぁ、もうすぐにここから出て行きたい。
でもそうもいきそうにない。だって、入り口にはポカーンとしてる愛理がいるんだもん。
そこどいてね、なんて言って出て行けるわけはなくて・・・。

「・・・それ、冗談だよね？」
「え、あー・・・・・・」
「ちょっと、もも見ないでよ」
「だ、だって・・・」
「舞美ちゃん・・・？」

静まり返った楽屋に沈黙を破ったのは愛理。
愛理がももと舞美を交互に見ながら聞く。
舞美が困った顔をして、ももに助けを求めようとするからももは呆れちゃってそれを拒否した。
ばかなんだから・・・としか言いようがないなぁ・・・可愛いといえば可愛いところだけどさ。

271 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/07(月) 02:27:46.12 0
そう、それはたった5分前の出来事
えりかちゃんが佐紀ちゃんと自分のお姉ちゃんの彼氏の話をしてて・・・

「あー、恋人同士ってそんなことでケンカしちゃうんだー」
「そうらしいんだよねー、お姉ちゃんめっちゃ怒ってたもんｗ」
「大変だよねぇ、ケンカってなかなか素直になれないもんねー」
「そうそう！そこが難しいんだよね！」

二人は意見が合ったらしく、うんうん頷いてた。
ももと舞美は会話には参加してなかったけど話だけは聞きながら頷いたりしてた。
そんな時舞美が・・・

「ほんと素直じゃないって怖いよねー。あたし、すぐ怒らせちゃうんだもん」
「「へっ？？」」

ぽつり、と舞美はそう言った。ももはマズイ、と思った。けど、遅かった。

272 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/07(月) 02:28:20.02 0
「素直に言えたらいいけどさー。ももってすごい意地っ張りなんだよねー
まぁ、あたしもなんだけどさー・・・付き合うって難しいよねー・・・ん、どうかした？」
「・・・舞美？」
「んっ？なーに？」
「もも、とか付き合うって・・・・ってどういうこと？」
「あっ・・・・・・・・・」
「・・・・バカ舞美」
ももは俯いて、呟く。
「え、ちょ、待って・・・まさか・・・うそぉ！！？」

えりかちゃんのこの「うそぉ」って大きな声でみんなももたちの周りに注目しちゃって
えりかちゃんは放心してて、佐紀ちゃんが回りに状況を説明してて・・・
ももは違う、とか、誤解、とか言いたかったけどももまで放心しちゃって
舞美を怒る気にもなれなくて、・・・・それで、今この状況に至ってるってわけで。

273 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/07(月) 02:28:45.39 0
「もも、なんで！？どういうこと！？」
「え、ももに言うの？」
「なんで舞美ちゃん盗るの？℃-uteのリーダーなんだよ！？」
「べ、別に盗ったわけじゃ・・・ていうかリーダーは関係な」
「関係あるよっ！ももちゃんのばかー！」

愛理が急に怒りの矛先をももに向けてきてももはビックリした。
そして、関係ないて言ったもんだから舞ちゃんが噛み付いてきて・・・
な、なんでー？なんでももに怒るのよー？

「ちょっと待って、まず確認しようよ。もも、舞美と付き合ってんの？」
「え、ももに聞いちゃうの？えー・・・」
「付き合ってる、うん、付き合ってるよ！」
「もう、勝手に答えないでよっ」
「なんで！？なんでももちゃんなの！？」
「え、なんでって言われてもっ・・・」

栞菜ちゃんが舞美に詰め寄る。どんどん混乱してきちゃった・・・
それから次々にももと舞美は責められて・・・

でも、ふと気付いたらベリーズのみんなは普通にお喋りしてた。
えーーーっ・・・みんなは何でももなの！？とか言ってくれないのー・・・・？
なんて、ちょっと寂しく思いつつ、℃-uteの子達から集中砲火を浴びるももでした。

274 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/07(月) 02:35:39.68 0
波乱の一日を終え、もうすぐにでも帰りたかったんだけど
舞美が家に来いって誘うもんだから大人しくついてきた。
だけど、そう簡単にももの気持ちは収まらない。

「ごめん・・・」
「もういい」
「でも、もも怒ってる・・・」
「そりゃ怒るよ。ばか」
「ごめん・・・つい」
「つい、ってあのねぇ・・・まあもういい」
「もも、笑ってよ。笑顔見たいよ」

もういいって言って舞美の匂いがするベッドに伏せたら、
腕をクイクイ引っ張って犬みたいにご機嫌をとろうとする舞美。
チラっと見たらしょんぼりしてて思わず、撫でたくなってしまう。
・・・結局、甘いなぁ。って自分で思ったけど撫でたい衝動には代えられない。

「おいで、舞美」
「うん！」
「あん、もうっ！」
「えへへー・・もも可愛いー」

ニコニコ微笑まれたらいつまでもしかめた顔でいるのは難しいから、
ちょっと悔しいけど笑ってあげる。

きっと、いつかはバレたよね。うん、そのタイミングが早いか遅いかだけなんだ。
なんて、都合よく考えて、結局舞美を許しちゃって、
舞美がしてくれるキスに、そっと身をゆだねるのだった。

275 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/07(月) 02:36:25.57 0
終わりです
でも、バレないドキドキのほうがいいよねｗ

317 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/08(火) 00:53:47.35 0
ちょっと書いてみた

318 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/08(火) 00:54:07.76 0
舞美とのキスで一番、高揚しちゃうのは、隠れてするキス。
コンサート前、楽屋でこっそり。
こんな関係は割と長いけれど、いつまで経っても慣れない。

誰もいないか、確認して空いている楽屋に引っ張り込まれる。
カギを閉めたら思い切り、時には痛いほどきつく抱きしめられる。

「んーっ・・・ももの匂い好き」
「ももも、舞美の匂い好きだよ」
「えへへー、一緒だねー」
「ねー」

おたがい、自分の鼻を相手の身体に押し付けて匂いをかぐ。
舞美の匂いは安心する匂い。あぁ、ここにいるんだって安心できる。
だから、こうしているのはすごく好き。

319 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/08(火) 00:54:28.26 0
「もうすぐ本番だよ、どうしよう」
「どうもしないよ。普通にやるだけだもん」
「もも、頑張ってね」
「舞美こそ、頑張ってね」
「うん。ももがよかったって言ってくれるように頑張る」
「じゃあ、もぉも、舞美が可愛かったーって言ってくれるように頑張る」

身体を密着させて、コンサートの成功を誓い合う。
舞美の筋肉質な身体。でも、ぷにぷにしてるところもあってそれが気持ちいい。
それをこう、肌で感じることが出来るのは幸せとしか言いようがない。

「んっ・・・」
「・・・んー・・・」

舞美を上目使いに見つめると、そっと唇が降りてくる。
もものそれに降り立つとすぐ舞美の舌がももの歯列に割り込んでくる。
少し強引な舌の動き。ももは応えるように舌を絡ませる。
少し前、テレビで大人のキスはこうだって言ってた。
だから、ちょっとだけ大人に近づけるように背伸びをしてみた。

321 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/08(火) 00:54:52.54 0
キスは続く。きっと、時間がなかったら永遠に続けているかもしれない。
舞美とのキスはそれくらい、心地いい。
なんでだろっていつも思うけど、答えなんか求める前に
頭が蕩けて何も考えなくなるから、結局答えは出てこないんだけど。


「ももー！着替える時間だよ、ももっ！どこー？」


ももが舌を巡らせて舞美の歯を撫でようと思った時、佐紀ちゃんの呼ぶ声がした。
ももはドキっとして、唇を離す。
だけど舞美はすぐにキスを再開させてしまって、動けない。
目は閉じられているから何も言えないし・・・・。

322 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/08(火) 00:55:23.60 0
ツーっと唾液が唇端から零れ落ちる。
そうなった時、舞美は唇をようやく離して、その唾液を舌で舐め取った。
「・・・ごめん、止まらなくなっちゃった」
「いいよ・・・じゃあ先に行くね」
「うん。あとでね」

舞美が申し訳なさそうに言うから可愛くなってすぐに許してしまう。
ううん、もともと怒ってなんかいないんだけど。
・・・それに、こっそりするキスの醍醐味はここにある。
探されているわかっていて、また口付ける。
何ともいえない背徳感はそう簡単に味わえるものじゃないから。
舞美と付き合ってそんなことまで覚えた。きっともっといろいろ覚えていく。
そんなことを考えてニヤける自分の頬を叩くのだった。

323 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/08(火) 00:55:43.28 0
おしまいです

337 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/08(火) 16:46:49.01 0
桃子は二人きりでデートしたかったのに空気読めずnkskを連れてきちゃった舞美
http://toromoni.mine.nu/up/files/data/25/toro25288.jpg

コレが前スレの最後でおｋ？

おｋ

コピペ乙ですありがとう

>>91
舞美空気嫁ｗ

nkskは舞美と二人きりかと思ってたのに何で桃が居るの？状態

隣り合わせちゃいけないな

舞美は一人で来たはずなのになんで二人が居るんだろう？
まぁいっかあはははは状態

もやもやした気持ちをデザートとかでごまかしちゃう桃子

あげとく

前スレのhtmlとJane用datファイル
ttp://hekocute.dip.jp/small/data/chirari0444.zip

ももち可愛いよももち

保全

>>94
nkskおまえもか！ｗ

梅さんブロック
http://shimihamu.jog.buttobi.net/up/img/sakichan106.jpg

なにこの4人激しく萌えた

ブロックｗｗ

舞美と桃が２人で遊びに行く約束(桃的にはデート)
近くでさり気無く聞いていた梅さんとキャプ
当日待ち合わせ場所に行ったらそこには既に梅さんとキャプの姿

つづけ

やじもも

保全の時間

昔友達のデートに乱入したことがあるｗ

おまえってやつは

ｙｊｍｍ

ほ

hzn

hzn

また作家さん書いてくれないかな

別の作家さんのが読みたいなぁ
ももやじじゃなくてやじももで

質の高いものを書ける作家さんが来るのを期待しましょう

今ちょっと考えてるんだけど
質の高さって言われたら自信無くしちゃうｗ

前スレの作家さん悪くはないんだけど
一つの描写に対して回りくどい書き方というか
台詞も淡々としてるというか
読んでて妙な疲労感があった
桃子が大人過ぎていまいち若々しさがないような

あの作家さんは雰囲気が好き
あと舞美のセリフとか実際に言いそうな感じの言い回しだなって思った

うん
好きだよ

>>120
自信ないからお手本見せて

書いてもらえるなら何でも読むし何でも嬉しい

z氏の小説はビターで大人向けなんだよ

前スレ立てた者だけどあの人呼ぶために立てたのはここだけの話

あの人が書く桃子は一枚上手でクールかっこ良すぎる感じはある

二人のを読めるならなんだって嬉しいよ

z氏の小説だったのか…orz
道理で桃子が大人な感じなのも納得
嫌いじゃないがさすがにそろそろあの人のはもういいや

あのさちょっと思ったんだけど

もしかしてももやじよりやじももの方が好きな人多いの？

z氏ってだんれ？

書いてくれるならなんでも美味しく頂きます
何も書けないのにいちゃもんつける人は勘弁して下さい

やじももいいけどそのスレはもうあるから両受けでいいかなって

>>131
飼育や狼で小説書いてる人
サイトのアドを貼るのはアレなので飼育ウィキで探してみて

桃子絡みは桃子受けが好きな人が多いでしょ
オレもそうだし
でもまTPOでいいんじゃね

色々あるんだなｗ
なんかﾜﾛﾀ

いちゃもんのつもりはないが
書いたらいちゃもんつけていいのか
と思ってしまうやじもも駄文考え中の俺

なんだっていいさ
生暖かく見守るもんだから

個々の好きで自由に書けばいいと思うよ
色んな人のが読みたいから楽しみにしてる

>>137
今まで書いてた人よりも面白くて質が高いのだったらいいんじゃないの

読みたいときはまず自分で書くんだ
上手くなくてもいいとにかく書く
→それぞれが互いの小説を読めるしかも大量

…ってそんな上手くいくわけないかｗなんか宗教みたいだｗ

質の高いのとかそんなハードルあげたら誰も書けないってのｗ
面白いなｗ

カプ小説?ってことになるんだから妄想程度でいいんじゃないの？
まず妄想を言葉にしてみようよ

質が高いのだの誰々のはもう読みたくないだの贅沢だなーw

荒らされるなら無理せず落ちていい

投下経験あるけど反応あるだけで嬉しいものだよ

作者さんは名無しで書いてる自重してくれ
アドレスを書かなければいいという問題じゃない頼むよ

俺は前スレでちょこちょこ書いてたけど、その有名な人じゃないです

名前出すのは荒らしたい人か狼初心者だよ
こうなる予感したから前スレ落としたんだけど立ったからしょうがない

お前のしょうもない予感とか100％どうでもいい
作品待ち

しょうもなくどうでもよくない！
けど同じく作品待ち

>>129
そういう事を書くって事はもっと良い小説が書けるんだな
書いてくれよ

ゲド戦記みて落ち着こうぜ

ゲドは見ないけどまったりｗｋｔｋしてるよ

>>153お前が原因だろうが

やじももは新しいからかなり飢え飢えだもんな

>>153
正直ゲド戦記はがっかり作品だよ
オープニングの描写で呆れてしまったよ

>>152
まあzは飼育ではずいぶん下っ端だからな
書く気があるか無いかの話だけでもっとマシなもん書ける人はいくらでもいるだろうよ

売名でスレ立てしたんだと思ったんだけど違うのか

うわお荒れてきたよどうしよっか

いったん落ち着こうぜ

飼育の上がメカ沢だとか車輪kら尿だなんていうギャグはいらないよ

さてこの頭の悪そうな携帯をどうやって追い出しましょうか

お前が萌えるネタを書くんださあ早く

氏の書く小説は独特だから名無しで書いても特定しやすい
自サイトに狼に投下したネタですなんて書いてるから
ここで名前出されても仕方がない

>>158さんはどんな素晴らしい小説を書いてくれるんですか？
今から楽しみです

どうせ話するんならやじももの話しようよ

ベリキュ写真集でも見て癒されるか

密会写真貼って

>>80-90
とりあえずこれは俺書いた

携帯くんが必死すぎて怖いです
自尊心持つのはそれなりの実力を身につけてからにして欲しいもんだね

蒸し返すなよ…

>>170
ｲｲﾖｲｲﾖ
もっとｐｌｚ

もっとみんな健全にさ
舞美や桃子みたいに清らかな心でスレに臨もうよ
どんどん蒸し返していこうぜ

清らかにデレデレに可愛いの待ってるよ

とりあえずとびきりエッチなやじももください

エッチじゃないのがいい
話に自然と引き込まれるようなのが読みたいです
素敵な作者さんお願いします

なかなか合体しないけどエッチなのはもうあるぞ
あっちで早く合体させて下さいって言ってこい

あっちはなんか違う感じがするよね

たぶん合体しないだろうけど面白いからあれはあれでいいんじゃね

面白ければなんでもいい

あっちって何処

とりあえずウザいＱは消えたな

ゆりちなヲタだった奴かな？

>>182
多分舞美桃子の虐待スレのこと
「舞美」か「桃子」で検索してみ？

ああ？

駄文投下しちゃっていいのかな

いいよ

腐女子が多いスレは荒れる

せっかくふたりでいるのに、舞美は当たり前のように℃-uteの話をする。
桃子だってベリーズ内で起こったことを舞美に話すし、それはお互いさまで、
グループが違うのだから仕事の内容だって違うし、時間が合わないことでの擦れ違いはしょうがない。

わかってはいるけれど、それでもやっぱり、ときどきは淋しく思ってしまう。
自分は舞美が誰よりも好きだけれど、舞美はまだ自分と同じ好きではないような気がしてしまう。

だって舞美のことはみんなが大好きだから。
舞美だってみんなのことが大好きで、付き合うまでは、桃子もそのうちのひとりのはずだった。

それがイヤで、桃子のほうから舞美に好きだと告げた。
告げた直後は驚いたように目を見開いたけれど、舞美は笑って頷いて応えてくれた。

でもそれは、たまたま好きだと言ったのが桃子だったからじゃないだろうか。
もし愛理や梨沙子が好きだと言ってたら?
もし今後、誰かが舞美に好きだと言ったら?

自分の考えが恐ろしくなって、でも有り得そうな気もして、
桃子はそっと、たまたま仕事終わりの時間が重なって一緒に帰ることになった舞美の横顔を盗み見た。

付き合い始めてからの舞美の態度は、付き合う前と少しも変わらない。
目に見えて変わったようすは何ひとつなくて、今も楽しそうに仕事の話をしている。

舞美の整った横顔を見上げながら、桃子の頭には卑屈な考えが思い浮かぶ。

自分でもくだらないことだとわかっていた。
聞いてはいけないことだともわかっていたのに。

「…ねー、舞美」
「んー?」
「…舞美は、ももと℃-ute、どっちが大事…?」

言った瞬間、言わなければよかった、と桃子は思った。
思ってもなかったことを聞かれたと言いたげに、舞美がぽかん、と口を開ける。

「…ごめん、なんでもない、聞かなかったことにして」

答えを聞くのが怖くなって、桃子は舞美から目をそらすように俯いて歩き出した。
そんな桃子の背中に舞美の戸惑いを孕んだ声が届く。

「…どっちって…そんなの」

どきん、と桃子の胸が鳴った。

期待が膨らむ。
申し訳なさが募る。

「…ももと℃-uteは違うから、どっちとか、そんなの選べないよ」

そう答えることは頭のどこかで予想していた。

舞美は優しくて、聞かれた質問に素直に思った通りのことを言う、バカがつくほどの正直ものだから。

でも、だけど。
こういうときぐらい、もう少し付き合っている(はずの)自分を想って言葉を選んでくれてもいいじゃないか。

自分の考えがものすごく自分勝手なものだとわかっていても、淋しくて悔しくて、桃子はそのまま俯いて顔を覆った。
桃子のようすに気づいたのか、少しうしろにいた舞美が小走りに桃子のもとにやってくる。

「もも? どうしたの? 泣いてるの?」
「…舞美のばかっ、こういうときは嘘でもいいからももって言ってよ!」

ばしっ、といくらか強めに舞美の腕を叩いたら、構えてなかった舞美の体が少し揺らいだ。

「…ももばっか舞美のこと好きみたい…」

自分でもわかるぐらい涙声になる。
でも泣き顔は見られたくなくて、体ごと舞美に背を向けた。

「……わかってたけどね」

まるで捨て台詞のようだと思いながら桃子は歩き出す。

好きだと言わなきゃよかった。
告白したからって舞美をひとりじめできるとも思わなかったけれど。

でも桃子が好きだと告げて、舞美がそれに頷いてくれたとき、
他のみんなより少しは桃子を好きになってくれるかも知れないと期待した。

応えてくれたのは、舞美も少しぐらいは桃子をそういう意味で好きだったからだと。

やめておけばよかった。
その他大勢で満足してたらよかった。

すん、と鼻を啜ったとき、桃子の小さな体は、背後から甘い香りに包まれた。

「…え…?」

甘い香りが舞美の匂いだと気づき、続けて自分の体が舞美の腕に抱きしめられていると気づく。

「ま…舞美?」
「なんでそんな淋しいこと言うの」
「…なんで、って」
「あたし、もものこと大事だよ」

ぎゅ、と、桃子を抱きしめる舞美の腕が強まる。

「他とは比べられないくらい、大事だよ」

それは舞美からの初めての告白だった。

桃子の心音が途端に跳ね上がる。
高鳴る鼓動が聞かれてしまいそうだった。

「でも、だからって嘘つくのはいやだよ」

体格差のせいで、桃子を抱きしめる舞美の腕は桃子の胸元より少し上にあって、
そのうえ舞美は力の加減をあまり心得ていないから、腕の力が増せば増すほど息苦しくなるのだけれど、
でもその息苦しさは同時に、桃子の不安な気持ちを消していく力も生ませた。

「…舞美」

呟くように呼ぶとまた力が強くなって、桃子は苦笑した。

「舞美、くるしい」

言われてようやく自身の行動に気づいた舞美があわてて腕の力を弱め、桃子から離れようとする。
けれど桃子は舞美のその腕を掴んで、ゆっくり振りかえった。

見上げた先で、困ったように桃子を見下ろす舞美がいる。
その整った顔が少し赤らんでいるのを見て、また桃子の不安が薄くなる。

「…じゃあ、キスしてくれたら許す」
「えっ?」
「ダメ? ももとキスするのイヤ?」
「いっ、いやじゃないよっ」

恥ずかしそうに大きな手で自身の口もとを覆った舞美がきょろきょろとあたりを見回す。

「誰もいないよ、ね、早く」
「う、うん…」

舞美の服を掴み、ねだるように少し引っ張ると、舞美が恐る恐るというふうに桃子に顔を近づけてきた。
桃子より先に舞美が目を閉じ、その整った顔にちょっと見とれてから、桃子もそっと瞼を伏せた。

唇が触れる瞬間、舞美の服の裾を掴んだ手が震えたことは、しばらく黙っていよう、と桃子は思った。

おわりです
エロは書けないので書き逃げー

>>195
楽しませていただきました♪

文章に特徴あるな
飼育であやみき書いてた人かな

そういう詮索とかマジでウザイ
いい加減自重しろや携帯
飼育なんかどうでもいいんだよ


小説おつ！桃子可愛いなぁ

桃子かわええええ

詮索はやめよう？せっかく名無しなんだしさ
誰でもいいじゃないか！

携帯はおれ一人じゃないんだけど
なんで攻撃的になるかなぁ

ｲｲﾈｲｲﾈｰ

いちいち詮索するからだよ携帯
飼育でもどこでもいいからそこに篭っててね

>>157
あなたの言う通りでしたｗ

もっとやわらかい物言いできないのかなぁ

よーし俺も書くか

じゃあ俺も書く
なあもっと妄想を書いてくれないだろうか
それをもとに膨らませたい

舞美はスキンシップ激しいから誤解されやすそうだな

もっともっとみんな書いちゃいなYO

吉澤がいるな

みんなで書こう！
心情だけつらつら書き捨てるんじゃなくてきちんと状況描写のある作品を！

http://toromoni.mine.nu/up/files/data/23/toro23134.jpg
http://toromoni.mine.nu/up/files/data/23/toro23135.jpg
http://toromoni.mine.nu/up/files/data/25/toro25662.jpg

とりあえずこれ貼っておく

>>211
手本見せて

妄想か
鈍感だけど一直線な舞美をいい子いい子する桃子と
キャンキャン楽しそうにリアクションする桃子を嬉しそうに眺める舞美
イメージこんなんだけど違う？だめ？

密会写真ｷﾀｰ

>>212
これほんと嬉しかったわ
最低行為であるはずのstkにこの時ばかりはGJ！って思ったもん

身長差がいい感じでたまらん

ちょっと見上げるんだよね、舞美のこと
その目線とか可愛いんだ桃子

3枚目マジいいな

>>212
仲いいよねえ
ほほえましいｗ

桃子がいない時　℃のコメンタリーでは癒される可愛いと絶賛
桃子がいる時　　やねんではドジだの（赤ちゃんとあうのは）桃子だからだよと突っ込みまくり

いつも真っ直ぐな舞美が桃子の前だと素直になれないのもいいかなと思った

ご飯食べようって誘ったのにＫＹな舞美は真野ちゃんを呼び、
不機嫌になった桃子をなんとか笑顔にさせようと買い物している図だと妄想

>>212
３枚目の一番右ってまのちゃん？違うよね？

桃子もＯ型だっけ？

>>221
ツンデレ化ｗ

素直になれない舞美かいいな
でもツンデレではないんだよなただ楽しんでるような感じ

バカだもんな

桃子を前にするとツンデレ度が上がる気がする
本人を目の前に褒めると調子にのるからつい突き放してしまう

>>223
真野ちんだよ

ツンデレっていうか単純に好きだからからかってるだけだと思うんだけど

>>229
ﾄﾝ

そうツンデレじゃなくて桃子との絡みを楽しんでる
いいね可愛いね

桃が目の前に居るといぢりたくてしょうがないって感じ

舞美は桃子といると自分をつっこみだと勘違いしてる気がする
喜々として桃子をいじりに行こうとするイメージ
いつもいじられてるからいじれるのがうれしくて仕方ない感じ

从*・ゥ・从＜桃子はぼけだなぁ
ﾙ；’ｰ’ﾘ。o（舞美には言われたくない）

>>234は心が濁りすぎてる
家族に冷たくされて育った哀れな子なんだろうな……

>>212
桃子って顔をめっちゃ見るんだな

お酒飲みながら作品投下待ってるんだけどまだかしら

そんなにポンポン投下されるかｗ
妄想しながらまったりしようぜ

指相撲はあったけど腕相撲したらどっちが勝つんだろ？
どっちも筋肉質だよね

さすがに舞美だろうｗ

乳くらべはいい勝負か

最初はそう思ってたんだけど
見てたら筋肉の量だけなら桃子の方が多そうなんだよね

http://toromoni.mine.nu/up/files/data/0/toro194.jpg

短いなぁ桃子ｗ

http://naruserv.ddo.jp/img/00kids/up/naruupkids0750.jpg
桃子の方が筋肉付いてそうじゃない？

何年前の画像だろう

おおこれこれ
筋肉の話じゃないけどやじももスレ立ってからこればっかり見てたよ

このときの舞美はまだ痩せすぎ

この好きすぎて歌ってる桃子めちゃかっこいい

ちょっとこの桃子衝撃だなｗ

今はだいぶ脂肪ついてるな桃子も

痣が多すぎる

矢島のライバルは茉麻みたいだぞ


ここで、きました名勝負。
体力勝負では絶対に負けないと言い張る二人・・・。
Berryz工房 須藤茉麻　ｖｓ　℃-ute 矢島舞美

まさに意地と意地とのぶつかり合い。
マッスルパークスタッフ、番組スタッフが息をのむ好勝負
次の日の仕事に影響しないといいけどなあ・・・心配だ・・・

この壮絶な戦いを絶対にお見逃しなく！！！！
http://ssm.laff.jp/blog/

この対決は梅さんが足を引っ張るな・・・

体力のなさと舞美ブロックには定評のある梅さん

>マッスルパーク
この二人で？気になりすぎるｗ
でもベリメンからときどき筋肉を絶賛されてる桃子も入れて

梅さん入れるならベリも桃子にしてやれよ
ハンデありすぎだろ

待て。それではますますハンデが広がってしまう

>対内時計を正確に測る競技
これ桃子超得意だから圧勝になっちゃうよ

>>259
得意なんだｗ

>>253
桃子は苦手な球技やるのか・・・面白いかも

ボーノイベ（桃子誕生日サプライズ）でそういう話があったはず
ぴったしに止められるらしいｗ

舞美は生やぐちの番組内で、矢口との腕相撲で負けたからな
そこまで力持ちってわけではないみたいだな

あれ腕の長さが違いすぎじゃなかった？
あんまり覚えてないけどｗ

やじもも程差は無いだろうな＞長さ

マッスルパークにある実物大のモンスターボックスを見て
はたしてやじももは何を思っただろう…

しっ　静かに

投下待ち

保

ｈｚｎ

ｈｚｎ

ｈｚｎ

ほ

待つしかないのか

舞美が1992年2月7日生まれ
桃子が1992年3月6日生まれ
だから桃子にとって舞美のいない世界はありえないんだよ
とか言って

何そのセカチュー

ほ

ｈｚｎ

ｈｚｎ

hzn

新作まだー？
昨日からお酒飲んで待ってるんだけど

飲み通しかよ

hzn

あげ

>>275
そう考えると壮大だなやじもも

あぶい

>>275のネタで何か書けそうな感じ
このネタもらっていいのかな

>>287
俺もそれでなんか書けないかと思案しているのだが難しい
お前頼む

書いてくれ！

がんばってみる
でもごめん、今日はもう眠いのでとりあえず寝てくるw

なんていうガッカリさんなんだお前は！

文才の無いから保全しつつ待ってる

文才の無いって文からしてｗ
保全は私も協力しましょう

二人で並んで歩く時
舞美がなにげに歩幅を合わせるのか
桃子が必死に食らいつくのか

桃が舞美にあわせるな

ハロコンで転んだ桃子を助けたりバックステージでピンクの衣装の話で桃子の名前出してみたりする舞美だから
桃子が苦しそうに歩いてたらきっと気を使うはずｗ

必死すぎて何も無いところでこける桃子
何こけてんのな舞美ってか

良いなｗ

このスレ住人が知り合いだらけだぜ

舞美もよくこけるらしいね

桃ヲタがもう少し「桃子が桃子が！」って感じをセーブしてくれると我々はこれからもずっと上手くやっていけると思うんだ
かつてのベリヲタからのお願い

舞美推しだけど「桃子が」って言ってたかもしれない
気に触ってたとしたらごめんな

おはよー

みやびっちヲタ･･･

おはようございます
今日こそ新作が投下されるはずだとお酒飲みながら待ってます

そうポンポン書けるもんじゃないんだよ
焦らせないでくれ

何もいっぺんに投下しようとしなけりゃいいのに
文章上手けりゃ小出しでも読むし

書き手にしてみりゃそういう小出し小出しがいやなのもいるんですよ
10レス以上使っちゃうようなものすごい長い話になるとかならともかく
ちゃんと仕上げてから投下したいっていうかさ
だったら羊池って話になるだろから向いてないのかも知れんわな

>>308
気にせず自分のペースで良いのでお願いします

ｈｚｎ

hzn

>>275のネタでどうのこうの言うてた>>287だけど
たぶんみんなの想像とはかなりかけ離れたものになった、すまん
でもせっかく書いたから投下する

舞美は時々、なぜか桃子に意地悪なことを言いたくなる。
でもそれは桃子を傷つけたいからじゃない。

なんとなく、好きな子に意地悪する小学生男子の心情に…、似てる。

ふとそう思って、舞美は自分の考えがひどく子供じみたものに感じ、途端に恥ずかしくなって両手で自分の口を覆った。
焦りながら周囲を見回してみたが、声に出していたわけじゃないから誰も気づいた様子はない。

でも、なんとなく視線を感じてそちらに目を向けたら、桃子が不思議そうに舞美を見ていた。

ばちっ、と目が合って、桃子が少し照れたように小さく笑う。
でも舞美は、直前まで考えていた自身の考えが読まれたような気がして、思わず豪快に顔ごと背けてしまった。

背けてからマズイと思った。
こんな態度では桃子に誤解されてしまう。

そう思うがなかなか振り返れず、何度か深呼吸を繰り返した後でそろりそろりと振り返ると、
桃子はもう舞美の視線の先におらず、誰にも気づかれないようにそっと収録スタジオを出ていくところだった。

しまった、と思ってあわてて桃子を追いかける。

違うのだ。
悲しませたいわけじゃないのだ。

ただ、どう接していいのかわからないだけで。

スタジオを出るとすぐ脇に廊下があって、少し歩いた先に窓がある。
そのそばに桃子が立っていた。

出てきたのが舞美と気づいた桃子がゆっくり背中を向けて歩き出す。

「待って、もも」
「…なあに？」

くるりと振り向いた桃子は笑っていて、でもその笑顔は明らかな作り笑顔で、
そんな顔をさせたのが自分だと思うだけで舞美の胸が痛んだ。

「…あの、えっと…ごめん…」
「なんであやまるの？」
「なんで、って、それは…」
「舞美、ももに何かしたっけ？」
「した、っていうか…なんていうか…」

実際には目をそらしただけで、桃子本人に何かしたわけじゃない。
でも、桃子の素っ気ない態度は逆に桃子が傷ついていると思わせて。

「何もしてないならあやまることないじゃん」
「それは…うん、それはそうなんだけど…」
「…ももが勝手に舞美を見てて、舞美はそんなももから目をそらしただけじゃん」

どき、と舞美の胸が鳴った。
なんでもないことのようと言われたのに、桃子の言葉は罪悪感を強くする。

ふいっと踵を返した桃子が後ろ手に手を組んで静かに歩きだす。
ついて来いと言われたわけではなかったし、むしろひとりになりたいと思ったのかも知れないけれど、
舞美は無言でそのあとに続いた。

しばらく歩いて、人通りは少ないが日当たりのいい窓際のベンチを見つけた桃子がそこに座る。
その隣に自分も座っていいものか少し迷ったが、困ったように見上げられて思い切って腰を下ろした。

「…なんでついてきたの」
「なんとなく」

ひとりにしたくなかったから、とは続けなかった。

「…変なの」
「変かな」
「変だよ」
「そう？」

苦笑いを浮かべて桃子を見たら、小さく笑った桃子の笑顔は柔らかかった。

「…ももは、なんであたしを見てたの？」

無意識に舞美の口をついて出た言葉に、すぐに桃子の顔に緊張と戸惑いが走る。
逃げられそうな気がして、思わず桃子の小さな手を掴んだ。

掴んだ瞬間、桃子の体がびくんと揺れる。

「…舞美ってけっこう意地悪だよね」
「そうかな」
「そうだよ、知ってて聞いてるでしょ」
「うん」
「ほら、やっぱり意地悪じゃん」
「ももはなんか、意地悪したくなる」
「嬉しくない」
「……そういうことしたくなるのが、ももだけって言っても？」

ぎゅ、と桃子の手を掴む手の力を強くしたら、答えに詰まったように桃子は俯いてしまった。

「もも？」
「……舞美はずるいなあ」

そう言いながら舞美の手を握り返してきた桃子に、今度は舞美が体を揺らせた。

「もうそれだけで他のこととかどうでもよくなっちゃうじゃんか」

俯いているせいで桃子の顔はよく見えない。
でも、さらりと揺れた髪の隙間から赤くなった耳が見えて、桃子がどんな顔をしているのかがますます気になった。

「…もも」

掴み返してきた桃子の手に指を絡めながら、小さな体をますます小さくさせている桃子との距離を少しだけ詰める。

「…ね、なんであたしを見てたの？」
「…わかってるんじゃないの」
「うん。でも、ちゃんと言葉で聞きたいな、と思って」

恥ずかしそうに、ゆるゆると桃子が頭をあげる。
その顔は珍しいくらい赤くなっていて、舞美の心臓が嬉しさで跳ねる。

「もも？」
「…ぅー…」

恥ずかしそうな上目遣いがなんだか可愛くて、桃子が何か言うより前に舞美は笑いながら桃子の肩を抱き寄せた。

「ちょ…、舞美？」
「あたしさ、前から思ってたことがあるんだけどさ」
「な、なに急に」
「あたしとももって、誕生日、１ヶ月違いじゃん？」
「…うん」
「でも、あたしのほうが１ヶ月先なんだよね」
「…そうだよ、それがなに？」

顎の下あたりに聞こえてきた桃子の声は少し不満げな声色で、舞美の心に意地悪な気持ちが生まれる。

「てことはさ、ももにとって、あたしのいない世界はありえないんだな、って」

一瞬、何を言われたかわからなかったのか、桃子の体が固まった。
おや？　と思った舞美が桃子の顔を覗き込もうとしてて、でもそれは叶わなくなる。

桃子が自分の肩を抱く舞美の腕から逃げ出すようにベンチから立ち上がったからだ。

「もも？」
「しんっじらんない！　舞美、うぬぼれすぎ！」
「えー、だってそうじゃん」
「…っ、そうだけどっ！　でもそんなこと言ったらえりかちゃんだって佐紀ちゃんだってそうなるじゃん！」
「あ、そっか」
「舞美のばか！　自意識過剰！」

呆れたように言い放って、舞美をそこに残したまま桃子が駆けだす。
そんな桃子の背中に、舞美はのんびりと呼びかけた。

振り向くことは、ちゃんとわかっていたから。

「ももー」

想像どおり素直に振り向いた桃子に満足した舞美の口もとが綻ぶ。

「大好きだよ」

舞美の言葉を聞き取った桃子の顔がまた赤みを増す。
何か言い返してくるだろうかと思ったけれど、軽く唇を噛んだあと、大げさにアッカンベをしてばたばたと駆けて行った。

その反応が可愛くて、舞美は思わず吹き出してしまった。

やっぱり桃子にだけ意地悪したくなる。
これが小学生男子の心情と似ていて、自分がまだまだ子供だからそう思ってしまうのだとしても、別にいいような気がした。

だって桃子には、舞美が意地悪をする相手は桃子だけだと教えた。
それが特別な意味を持ってることを桃子が気づかないわけがない。

好きな子にだけ意地悪してしまう子供とは決定的に違うこと。

それは、相手が自分の気持ちを知っているということ。

満足そうに大きく息を吐き出したあと、舞美は桃子が駆けだして行ったほうに全速力で向かった。

さるさん喰らった…orz

>>319で終わりです

さるさん…支援できんですまん
舞美はベリの「ガキ大将」みたいに素直になれないんだな

でもある意味直球だな

ほぜん

hzn

今日こそ小説が投下されるものと期待してる

小説ｷﾃﾀｰ！！

おちる

小説が来ないと落ちる

Fun ZYX
http://jp.youtube.com/watch?v=2gBcWhRrLus
http://jp.youtube.com/watch?v=69FvzR-vSXA

hzn

hozen

hzn

今日もお酒飲みながら待ってたのに小説なしですか・・・

>>333
小説あったじゃないか
ちゃんと読んでんの？
どんなの期待してんだよ

ｸﾚｸﾚ厨とほぜレスばかり
終わったな
やじちな、やじすずスレもあるし

くれくれ厨とhznばっかで小説の感想もなしか・・・

ほぜんはいいが
せっかく書いても何の反応もなくまた次って言われると書く気も失せる
感想とかももちろんうれしいけどせめてネタ提供ぐらいしてよとか思うよ・・・

単なる独り善がりの説明文はスルーしてる
その代わり良い小説には誰よりも丁寧にレスつける人だよ俺は

誰よりも丁寧にって今までそんなレス見たことねーよｗ

ここではまともな小説が投下されたことないからだよ

まあまあ喧嘩しないで気長に待とうぜ
そのうち優れた書き手さんが現れるかもしれん

「良い」ってのが読めなかったらしい

がんばって書いたけど自分のはまともじゃなかったってことですね
自分はお呼びじゃないみたいなんで消えます
読んでくれた人ありがとう

ああ

書いてくれたものに対して文句しか言えないやつってなんなの

良スレ発見…と思ったら今まさにスレ終了してた orz

難しいところなんだよな
駄目な作品を称賛しちゃうのってやっぱり違うと思うし
かと言って文句言うのも違うし結局スルーすることになる
そうすると「レスがない」って拗ねたり怒ったりする作者さんが出てくる

文句言うならその「良い小説」ってのを書いてみてよ
書けないくせに文句だけ言わないでよ

終わらせたがってる人がいるのは分かった
Buono!姉妹スレでもそうだったね

ただ単に間違えずに日本語で文章が書けることと小説が書けることって違うからねぇ

何も称賛しろってことじゃないじゃん
乙だけでも反応あると嬉しいもんだよ

あーなるほど
それは悪かったかもしれん
これからは「乙」くらいは言うようにするわ

狼にプロ級の小説を求められてもｗ
所詮は妄想でネタなんだからそのへんで楽しまないと

萌える描写があるだけでいいじゃん
良い小説ってなんだよ
それがわからない

誰かプロ級のもん寄こせなんて言ってる奴いるか？

>>338
これの「良い小説」がわからないんだよね
何求めてるのか言ってくれないと

舞美と桃子のあまりにも唐突なレズ恋愛的な描写ばっかりで萎えてるってのはあるよ
ストーリーも何もあったもんじゃない
映画のクライマックス部だけ抽出して見せられても何も感じないだろう

ストーリーｗｗｗｗ
こういうネタすれでストーリーもクソもないだろ
だったらそういうスレを立てろよ

なんだよそういうことかよつまんねーやつ

ここってそういうスレなんじゃないの
萌えるシチュを文章にするとかさ
ストーリー性とか求めるなら飼育とか個人サイト行けばいいと思うんだけど

別に>>338は文句言わずにスルーしてるだけなんだろ？
いいもんが出てこりゃ褒めるっつってんだしそんなに気にする必要もないと思うんだが
書きたい奴が書いて褒めたい奴が褒めりゃいい

>>358-359
君らの自己弁護じゃないことを祈るばかりだよ

そのわりには書き手もやたらプライド持ってるよなｗ

>>56単発でこれ書いたの俺なんだけどこういうのダメってこと？

ただの萌えシチュエーションの書き捨てなら作者さんもいちいちいじけたりしなくていいんじゃないか

そういうことだろ

>>363
駄目とかいちいち気にしなくていいよ
書きたい人が書けばいいんだから
そのかわりレスがないからってウダウダ文句言うのは勘弁して欲しい

レスがないのは気になるし寂しいけど
でもウダウダ文句言ったことはないよ

あぁ、つまらなかったか・・・と反省するくらいで

いやわかるよ気持ちはすごくわかる
自分が手間暇掛けて書いた作品は愛しいし良く書けたと思いもするだろう

こうやって良スレが潰れていくわけか
スルーするのはいいが小説まだ？とかほぜレスばかりしてネタ提供もしないのはどうかと思う

一番理想的なのは妄想やネタで遊びつつ小説が投下されたら
感想言ったりまた妄想したりっていう繰り返しだと思うんだ

>>338さんのオススメの良い小説を教えて下さい
又は自作の小説を読ませて下さい

そうだね
投下してくれた小説の視点違いとか語ってみたかったなー

語りスレでも独りよがりの説明文とか言ってる奴がいたが文章理解できないただの馬鹿？

ようやく仕事が終わって来てみたらあらら
俺は短くても長くてもエロくなくてもエロくてもありがたい
疲れた心と体のお薬となりますｗでわさっそく読ませていただきます

適当でいいんじゃない
ろくなもん出てくるはずないんだし期待しすぎないこと

306 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/13(日) 08:39:12.16 0
そうポンポン書けるもんじゃないんだよ
焦らせないでくれ


書き手であることで勘違いした自尊心持っちゃってる人がいるのは確かかもしれん
完全に作家気取りだもんなｗ

>>376
いい加減どっか行ってくれ
大体妄想も何も書かずに催促ばかりでまだ？まだ？書かれたらそう反応されてもおかしくはない

>>320
桃子の身振り手振りを想像しながら読みましたｗ
案外桃子が思ったとおりの展開になってたりしてなんてね

>>376
浮いてるよ

お前ら仲良くできね−の？
ここに投下する人間も読む人間もハロ系同人サイト行き来してる奴だろ
お互いカプや趣向違うから気が合わないとか気に入らないとかあるかもしれないけど
誰々の小説だからもうヤダとか読まないとか思ってもいいけど言葉にすんなや
同じもん好きなら仲良くやろうよ

質が高いのが読みたいだの優れた作家だの良い小説だのｸﾚ厨のくせにうぜーな

ほんとだよなｗたかが狼の板で何期待してんだかｗ
本格的に書けるんならこんなところに投下しねーっつーのｗ

仕事から帰ってきたんで読ませてもらったよ
確かに舞美の桃子いじりは小学生男子な感じがするｗｗｗ

まぁまああんまりウザイとかいうもんじゃないぞ
とりあえずなんかネタないのか

もうこのスレには何も投下されないだろう

あんなゴミカキコいらね

妄想できるネタとか画像とかないのか

破壊と再構築がさらなる発展を招くのだ
このスレは終らないし終らせやしない！

画像とか出尽くしちゃったよなぁ
ベリキューでもまたバラバラの収録になっちゃったし

212 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2008/07/11(金) 23:50:05.69 0
http://toromoni.mine.nu/up/files/data/23/toro23134.jpg
http://toromoni.mine.nu/up/files/data/23/toro23135.jpg
http://toromoni.mine.nu/up/files/data/25/toro25662.jpg

とりあえずこれ貼っておく


まぁ、これ見て落ち着け

そんなに数ないからねえぇ・・・壁紙とか作れる職人なんかが住み着いてくれるといいんだけど

優良事務所様お願いします
シェーキーズでユニット作ってくださいお願いします

じゃあお姉さんズのやねんでも振り返ろうか

二枚目の桃子の舞美に向けた笑顔がいいね

真野ちゃんソロ無理っぽいからシェーキーズまじで希望するけど桃子のボノがあるからできないんだろうな

お姉さんズやねんはあれだ、影のリーダーのくだりが一番面白かった

またなんかのアニメのタイアップ取ってきてくれええ
そしてそれをシェーキーズに下さい
シェキピアノでもなんでもいいから

>>396
いつになくうわずった桃子の声が可愛かった
して舞美の天然が際立ってたｗ

小説スレにしようとするから荒れる

ようやく治まったところに蒸し返そうとするお前みたいな馬鹿もいるしな

そしてあなたのように煽る方も同類ですよ
馬鹿うざいしか言えないんですか？

矢島と嗣永のヲタって相性最悪なんじゃねーのww荒れ過ぎだろw

布団の中で屁こきながら妄想してる腐女子の溜まり場

>>401
ごめん基本的に馬鹿にしてるわ
とりわけ携帯とか完全に見下してる
しょうもない馬鹿親から生まれてきたダニめってｗ

嗣永が不細工すぎて萌えない

第２のいしよしにはなれないな

>>404
大丈夫か？オレ友達になってやろうか？
お前みたいな社会不適合者でもオレとなら仲良くできるよ

いしよし　あやみき　りさみや言ってる奴はとりわけ下に見下してる

２行以上のレス禁止な

こんなのが巣食うスレにネタ投下する気にもなれんわ 絶望した

おやすみやじもも

　 　　ﾉﾉﾉヽヽ ノハヽヽ
　　　ﾙ*’ｰ’ﾘ(・ゥ・*从
　　Ｏ^ｿ⌒とγつ⌒ｖ^Ｏ
　　（_（＿ﾉ､_ソ_入＿）_）

Kindai ベリキュー年長４人組座談会
http://maimi.hello.tc/up/images/maimie3415.jpg
http://maimi.hello.tc/up/images/maimie3420.jpg

hzn

今見つけたがもう終了してるのかｗ

hzn

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もう保全するなよ
こんな自己中の多い荒れたスレになんて書き手さんも呆れて来てくれないよ・・・

自分の作品が称賛されなかったからってそういう逃げ口上どうなの

荒らしをいつまで続けるの？
30歳まで？40歳まで？
日常生活はきちんとできていますか
仕事はしてますか
いつかまともにならなきゃ駄目だよ

hzn

>>424
君みたいな能無しがいる限り

反応のなかった小説とかってあったっけか？
でももうダメかもわからんね

>>212の画像で二人とも帽子を目深にかぶってて桃子からは舞美を見上げれば顔が見えるけど
舞美からは桃子の顔が見えなくて舞美がちょっと寂しくなるような話書いてくだされ

やじももがベリキューなのもいいけど、たまには普通の高校生っていう設定のも読んでみたいかも