ケータイ小説家りさこ9

落ちちゃったゆー
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前スレ
ケータイ小説家りさこ8.1
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1205849572/

まとめサイト
http://natsuyaki.hp.infoseek.co.jp/wolf/hokan.html

1乙
油断したユー

お、新しいのが立ってますね
では早速ｶﾁｶﾁします・・・。

ベンチに座ってりさこと二人。
寒いのか、りさこはうちにそっと寄り添いました。
少し上目遣いに見つめてくる仕草がたまらなく可愛くて、
肩を抱き、さらに引き寄せました。
暖かくて、愛おしくて。

「・・・離れたくない。無理だよ・・・やっぱり・・・」

ふと零れた本音。
おじいちゃん、ごめん。
みやはおじいちゃんが大好き。
でも・・・ここを離れられない。

好きな人のそばを、離れられないよ。
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しばらくの沈黙のあと、うちは語りかけるように話し始めました。

おじいちゃんの状況。
おじいちゃんの思い。
おばあちゃんの思い。
えりかちゃんの願い。
両親の苦悩。

ちゃんと話すべきだと思った。
隠し事はしたくない。
りさこには、わかってほしかったのです。

うちが、どうしたいのか、ということも。
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「みやは？どうしたいの？」
「・・・ここを離れたくない。」
「そっか・・・。」

りさこを抱きしめました。
すごく温かい。
この子のそばは、離れられない。
ずっと一緒にいたい。

なのに。
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「りさこは？行って欲しくないでしょ？」

そうだ、と言うと思ったのに。

なのに。

「・・・・おじいちゃんに会ったほうがいいと思う。」
「あ、なんで？うちと離れてもいいの！？」
「そ、そうじゃないよ！でも・・・」
「でもなに！？」
「みや、怖い・・・怒らないで・・・」

りさこに言われて気付く。
うちはりさこに怒鳴っていたのです。
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ゑ

「ご、ごめん・・・」

少し距離を置いて、謝りました。
りさこはうん、と小さく頷いて言いました。

「そりゃ離れたくないよ？でも・・・おじいちゃんは・・・
1年で・・・死んじゃうかもしれないんだよ？
・・・あとちょっとしかないんだよ？
りさことは1年後だって一緒にいられるんだよ？」
「・・・・・・・なにそれ。」
「えっ？」
「わかってない！りさこわかってないよ！」
「み、みや？」
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「・・・うちがどれだけりさこのこと好きか、わかってない！」
「わ、わかってるよ！」
「わかってないよ！わかってたらこんなこと言わない！」
「みや落ち着いてよ、ね？りさこは別に・・・！」
「いいよ、もういい！ばかりさこ！」

捨て台詞を吐いて、うちはその場から逃げ出しました。
わかってくれると思っていたのに。
離れたくないって言ってくれると思ったのに。
なんで、否定されたんだろう。
わかってる、1年が短いことくらい。
でも、長いんだよ。短くて長いんだよ。
・・・全然、わかってない・・・。

昨日からの混乱していた思考と、否定と想いが
全部ごちゃ混ぜになって、頭がおかしくなりそうでした。
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りさこは平気なんだ。
うちと離れても、平気なんだ。

そう考えるとどうしてもそれを肯定できなくて
なのにりさこの言っていることが間違っているとも言い切れず、
じゃあどうしたらいいんだと問いかけてしまう。

気付いたら家の前にいました。

「みや？今、帰ったの？」

ふと、声をかけられて振り返るとえりかちゃんがいました。
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えりかちゃんを見るとなぜか安心できました。
うちよりも大きな背で、大きくて暖かい人。

気付いたらうちはえりかちゃんの胸の中にいました。
えりかちゃんがうちを抱きしめていたのです。

「え、えりかちゃん？」
「なんかあった？顔、辛そう。」
「・・・なんもないよ。」
「そっか。でも、しばらくこうしててあげる。」
「・・・さんきゅ。」

嬉しいくせに素直になれず、照れ隠し。
だけど、もう少し甘えよう。
混乱した頭を落ち着かせなきゃ・・・。
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この夜、えりかちゃんは部屋に行ってもらい、
家族3人で話し合いました。
お父さんは無理だと言いました。
お母さんも難しいと言いました。
うちも無理だと言いました。

だけどみんなおじいちゃんのことは心配でした。
寂しいというなら会ってあげたいと思っていました。

でももう漁師には戻れない、とお父さんは言いました。
やっと東京での仕事にも慣れて新しいプロジェクトに
参加できるようになったらしく、今辞めることは許されないと言いました。
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じゃあ、どうすればいいのか。

船は、おじいちゃんの宝物は人手に渡っちゃうのか。
おじいちゃんの願いは聞き入れられないのか。

結論は出ませんでした。
今の生活を放ってしまうことも、
おじいちゃんを放ってしまうことも、
できないのです。

だけど決めなくちゃいけない。
引っ越すなら、4月までに。
なら、結論は3月までに。

そうやって実はただ期限を延ばしただけのうちら家族は、
3月までに考えると決めて話し合いを終えるのでした。
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夜。

えりかちゃんは寝静まって、寝息が小さく聞こえていました。
うちは天井を見つめながら考えました。
どうするのが、一番いい方法なのか。

堂々巡りをする頭の中。
だけどそれは仕方がないことで。
簡単に決まることではなくて。

りさこの言葉が胸に響きます。
うちが東京を離れたら、りさこはそれでいいって言うのかな。
1年なんて短いって言うのかな。
・・・・・・りさこは強いのかな。

そんなことを考えているうちに、うちは眠ってしまうのでした。
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こんばんは中の人です。

着々と話が進んでいく感じがいいですね、予定通りですｗ

実際自分がこういうことになったら・・・どうするのかなぁ。

次回はりさこ視点で。

みやびちゃんは常に甘えられる人がいていいなぁ。

乙です。
スレ落としてしまったにもかかわらず中の人の対応が早い早いww

>>1乙デス！

中の人も早速乙デス！

清空もまもなく更新しますですﾉｼ

その日の夜、
約束通りティナがおうちに来てくれました。
まだご飯を食べてないみたいなので、
あたしが作ったご飯を食べてもらいました！

あたしの自信作であるお味噌汁を飲むと、
ティナは目に涙をためて「おいしい」と言ってくれました・・・

・・・涙が出るほど喜んでくれたみたい！良かった♪

おかわりあるよ！って言ったら「お腹いっぱいだからいいよ」って言いました。
遠慮してるのかな？気にしなくていいのに・・・

ご飯を食べ終わると、ティナはまじめな顔をして今までのことを話し始めました。
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　　川*´・_・ﾘ /　/
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The next day of shooting incident ahead of this...
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川*´・_・ﾘ＜ティナごめん！・・・日本語で書いてくれるかな？

从*´∇｀)＜Ｏ．Ｋ！

それは１０日ほど前、あの発砲事件があった日の翌日でした。

家に帰ってくると、長い間単身赴任していたパパが家に帰ってきていました。
パパは一流企業の幹部で世界中を飛んでいるため
あまり家には帰ってきませんでした。

でもしばらくは家から通える所に毎日通勤ことになり、
久しぶりに一緒に住むことになったのです。

でも・・・ワタシにとってパパは
「いい大学に行きいい会社に入るため遊ばず勉強をしなさい」
という厳しい親で、パパにはバスケットをやってることは内緒でした。
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パパはワタシの顔を見ていきなり前日にあった事件があったときに
ワタシが家にいなかったことをママから聞いたみたいで
『どこに行っていたんだ？』
と問いつめられました。

当然バスケットの練習だなんて言えません。
答えるのにモジモジしていると、

『これで遊んでたんじゃないのか？』

とワタシのバスケットボールを取り出しました。
しまった・・・バレてたんだ・・・
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そこからワタシに対する長いお説教が始まりました。
『こんなこと社会に出たら何の役にも立たない』

『こんなくだらないことをやるぐらいなら勉強しろ』

『こんなことをやる奴と関わるのは勉強の邪魔だ。縁を切りなさい』

コテンパンに言われました。

バスケットボールは一度パパがゴミ箱に捨てましたが、
あとでママがこっそり返してくれました。
そのときママは『ゴメンね・・・』としか言いませんでした。
理解者であるママも隠しておきたかったんでしょう・・・
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翌朝、パパは朝から仕事に行ったみたいなので
バスケの練習をしにあの廃ビルに向かいました。
その時はまだあきらめてはなかったのです。

しかし・・・

廃ビルに着くとそこにはパパがいました。
その時、この廃ビルはパパの会社の所有物だと言うことを思い出しました。
ワタシはそれを知っていてあえて使ってたのです。

パパは私の存在に気づくと、
『ティナ、お前がここで遊んでいたのは知っていた。』
と言われました。パパには全てお見通しのようです。

『ちょうど取り壊しの話も出てたからいい機会だ。
これからは近づかないように。』
そう言葉を残してパパは車に乗って去っていきました。
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ワタシはその場で放心状態になりました。
これでもうバスケットはできない。
やるとまたパパに何を言われるか分からない・・・

怖い・・・

トラックがビルの周りに止まったところでサキがやってきました。

取り壊すということをワタシの口からきいたサキは
ビックリして「なんで！？」ときいてきましたが、
分かってるけど・・・「わかんない」としか言えませんでした。

それよりもサキの声を聴いて
『縁を切りなさい』というパパの言葉を思い出しました。

サキと縁を切る・・・ホントに切らないといけないの？
じゃあどうやって話せばいいの？
ビルが壊される音を聞きながら・・・それだけを考えてました。
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今日はここまでデス。

ｊａｎｊａｋａ始まりました。本編とは髪飾りで差別化を図ってみました。
しばらくはティナ視点で振り返っていきます。

落ちちゃいましたね・・・自分もたまに保全はしてたんですが
ちょっと悔しいですｏｒｚ

余談ですが、佐紀ちゃんシンデレラ出るんでしょうか？
楽しみなような不安なような・・・不安なのは自分の懐ですがｗ

それではﾉｼ

お2人ともお疲れ様ですm(_ _)m

どちらもつらい展開が待っている気がします…

>>1
スレ立て乙です

雅空の人、清空の人更新乙です
ふたつともどうなるんだろう

保全

州*‘ -‘ﾘ＜も〜ん♪

もん

あぶないってば

保全ばかりでもあれだからなにか書かないか

お題：思い出深いシーン

俺はみやびちゃんのお墓参り

りさこがちなみにさされるところ

从oﾟーﾟ从＜保

保全しとく

从´∇｀从＜ほだもんに〜♪

俺はみんなで海に行ったのが思い出深い
でもその後でいろいろおこっちゃうんだよね・・・

州*‘ -‘ﾘ＜ほだも〜ん♪

あっしは雅ちゃんが梨沙子に初めて愛の告白するところ

こんばんは中の人です

今夜はお休みします。

思い出深いシーンか・・・。
さきちゃんが死んだところですかね。
・・・実は中の人が死なせたわけではなく
「さて、小ネタでも書くか・・・」とスレにきたら
すでに死んでいたのですｗ
正直びっくりした覚えがありますねぇ。

なんて暴露しつつ、おやすみなさい。

お疲れ様ですm(_ _)m

さきちゃんが死んだ部分は別の人が書いていたのか！！

もともとネタスレだから序盤はみんな書きたい放題だったもんな。
でもビックリだわ

さきちゃん入院の頃から中の人は一本化されたかと思ってた
急展開がなかったらその後のストーリーも変わってたかな

公園に移動してもなぜかサキもワタシも黙ったままで・・・
その間もどうすればいいのかをずっと悩んでました。

するとサキがその沈黙を裂くように「話したいことがある・・・」
と言いました。それに合わせて「ワタシもある」と答えました。

サキが「ティナから言って」と言うので、
とにかくバスケが出来なくなることを伝えようと
勇気を振り絞り「ワタシ、バスケ辞める！」と言いました。

『出来なくなった』ではなく『辞める』と言ったのは
きっと自分に言い聞かせるためだったんだと思います。
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サキは突然のことにビックリしていました。
「なんで！？」ってきいてきたけど全くその先を考えてなかったので
「・・・辞めたいカラ」としか言えませんでした。

そのあともサキが言ってることをそのまま否定していくだけの
苦しい話し合いが続きました。

必死にワタシを説得してくれるサキ・・・
でもだんだん話していくうちになんだか・・・

イライラしてきて・・・
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サキはいいよなぁ・・・
パパもママもバスケやらせてくれるし・・・
今は出来なくても来月には出来るようになるし・・・

ワタシなんか・・・もう・・・

それはうらやましいという気持ちではなくただの嫉妬でした

ワタシはこんなに悩んでいるのに・・・
こんなワタシの気持ちも知らないでやろうやろうと言うサキが
だんだんうっとうしくなってきて・・・

「バスケバスケウルサイ！」

そう叫んでしまいました。
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その時、今日初めてサキの顔を見ました。
サキはとても怯えた表情でワタシを見ていました。

その顔を見てワタシは、自分がさっきまで思っていた
嫉妬という感情がどんだけ愚かなことなのかということに気づきました・・・

サキはワタシのことを思って言ってくれているのに・・・
ワタシは最低だ・・・

もう・・・サキと一緒に居る資格はない・・・
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よし、サキに嫌われよう・・・

バスケが嫌いって言えば・・・

サキのことが嫌いって言えば・・・

サキもワタシのことを嫌ってくれる・・・

ワタシはそう思い、

サキが持ってたボールを取り上げて
近くにあったゴミ箱に捨てました。
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そのままサキに背を向けていいました。
「・・・バスケ・・・キライになったの・・・」
背を向けていったのはサキの悲しむ顔が見たくないのと・・・

すでに自分が泣いてたからで・・・

そして、
「だからバスケバスケ言うサキも嫌い」
言ってしまった・・・でも、これでワタシを嫌ってくれるはず。
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サキが震えた声で話しかけてきたみたいだったけど、
この場にいるのが辛くなったので別れの言葉を言って走り去りました。

こんなことしたら絶対嫌われるよね・・・
ワタシ最低なことしたんだもん。

頭の中では
「ゴメンナサイ」っていう罪悪感と
「これでいいんだ」っていう達成感が
グチャグチャになって涙が止まらなくなっていました。
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帰ってすぐママに泣きながら報告しました。

「パパの言うとおり友達と縁を切ってきた」と言うと
『そこまでしなくても・・・お友達に謝ってきなさい』
と言われました。

でもワタシはサキに完全に嫌われたと思っていたので・・・
「もう無理・・・謝っても許してくれないよ・・・」
と言ってママに抱きついて泣き続けました。

「だから・・・パパの言うとおり勉強する！」
そうワタシは決意したのです。
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今日はここまでデス。

自分の思い出のシーンはサキちゃんがちなみに
好きになりかけたことをぶっちゃけるところですね。

ここが無かったら清空は無かったと思うんで。

あっ、事前にスイマセン。土日は更新できないですｏｒｚ
土曜の読売は行きませんが地方なので前のりして
日曜日の横浜に参加します。

それではﾉｼ

お疲れ様ですm(_ _)m

寝る前保全

川｀・_・ﾘ＜力の限り保全デス！！

ﾙ*’ｰ’ﾘ＜ウフフ♪

ほぜんっと

保全ついでのお題

『印象に残ったセリフ』

自分は桃子が目覚めてちなみに言った
｢そばにいてほしい｣