ケータイ小説家りさこ　5台目

　　　　　　　　　　.　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　　　 　 　 ∩ ∩　　　|只今充電中・・　 . 　. |
　 　　　　　　 | ∪ |　　 . |少々お待ち下さい・・.|
　　　　 　　　 |　　〜　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　__|★ﾉﾉハヽ 　　Zｚz・・・
　┌┐　　　| ＼州*´ ｰ`ﾘ、ｶﾁｶﾁｽﾔｽﾔ
　│|￣）〓（ 　,,￣￣￣￣）
　└.￣　　　 ￣￣￣￣￣
ケータイ小説家りさこ　4台目
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1197797774/
まとめサイト
ttp://natsuyaki.hp.infoseek.co.jp/wolf/hokan.html

>>1乙

州*‘ o‘ﾘ＜味噌ラーメン大盛りゆー

サキちゃんとも完全に馴染んだころ、
ちなみが言いました。
それはとても唐突でももはとてもびっくりしました。
なんの前触れもなかったから驚いてしまったのです。

「ねぇ、もも・・・ももの好きな人ってどんな人？」
顔は真剣で、茶化したら本気で怒られそうな空気。

「かっこいい？かわいい？ねぇ、ももってば！」
ももが答えに窮していたら、ちなみは矢継ぎ早に聞いてきました。
それでもももは戸惑ってしまい、答えられませんでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

ももが答えに困っていました。
明らかに複雑そうな苦笑で、「んー」とか「うー」とか言っているのです。
なんで言ってくれないんだろう。
隠したい人なのかな？それともうちには言えないのかな？
うちが、ももを忘れちゃったから？だからなの？
とかいろいろ考えちゃうけど結局ももは、
「内緒だよっ！ひ、み、つ！」とか言って誤魔化しました。
だから余計に気になって、ちなみは心苦しい思いをしました。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

あの日、みやが、あんなことを言うから。
だから、ももを意識しちゃって。
だめなんだって言い聞かせてきたのに。

ちなみははっきりと自覚してしまっていたのです。
もものことが好きだって。
意識を取り戻してから知り合ったのに。
名前も知らなかったのに。
ううん、違う、完全に忘れてしまっているのに。
ももはちなみに思い出して欲しくて会いに来てくれているのに。
ももにはちゃんと好きな人がいるのに。

・・・全部みやのせいだ。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!!

みやがうちの病室を訪ねてきたのは少し前のことでした。
りさことのことを相談しに来てから、
初めてうちのお見舞いに来たのでした。
「報告に来たよ。ちゃんとりさこと仲直りした。」
満面の笑みでそう言ったみやはとても嬉しそうでした。
「寂しいって、言ったらりさこも嬉しそうでさ！
うーん、やっぱうちにはりさこが必要なんだよね！」
得意げに話すみや。
「よかったじゃーん！で、りさこはなんでみやのこと避けてたの？」
妬いてたから、なのはわかってるけれど
鈍ちんみやから直接聞きたいのでした。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

早番の中の人乙です

このスレ見ないと一日が終わらない

「うちと一緒って言ってたから・・・寂しかった、のかな？」
みやはそんなことを言いました。
りさこは好きだから、とは言わなかったんだ。
そんなのみんな気付いているのに。
「一緒だよ」と言われてそれをそのまま信じてしまう
みやの鈍感さは呆れを通り越して、
ちょっと羨ましくもありました。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

4台目はぎりぎり伸ばして保全するよ
6レスくらいできるから朝まで保ちそう

問題も無事解決したみたいなので、
うちはここ数日ずっともやもやしていたことをぶつけました。
「あ、あのね・・・みや・・・聞いてもらってもいい？」
「ん？なんかあった？」
「ももの・・・好きな人って知ってる？」
「ふぇっ！？な、なに言ってんの！？」
みやが異常に慌てるので何事かと思いました。
「みや？なんでみやが慌ててるの？」
意味がわからなくてちなみは首を傾げるのでした。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

ももには好きな人がいて、それは知っていて。
でもどんな人かは教えてくれないし、
かと言って何度も聞くのは変だし・・・と思ってみやに聞くのでした。
たくさんの笑顔をくれるもも。
一度、ちなみの前で大泣きしたもも。
大切な存在のもも。
そんなももが好きな人はどんな人なんだろう。
それは純粋な好奇心でもあったし、
認めたくはないけれど、ちなみはその見えない相手に
妬いているのだと思いました。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

そして心のどこかでそれはりさこなんじゃないかと思いました。
みやの「りさこはももとばかり一緒にいる」というのが
気にかかっていたのです。
りさこはとても優しくていい子だし、
ももが好きになるのもわかる気がしました。
でもそう考えるとどうしようもなく胸がざわつきました。
もものことは・・・そんなんじゃないって何度も何度も
言い聞かせているのに、なのに
やっぱり・・・どこかでもものことを好き、って・・・思ってるんじゃないかって
ちなみはそんな自分と戦っているのでした。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

ちなこが愛おしい

くまいちゃんとまぁの関係が羨ましいちなみ。
愛されたいと願うちなみ。
好きな人が欲しい、とももに言ったちなみ。
そんな人が現れるんだろうか・・・。
それは一体誰になるんだろう・・・。

ちなみは、それがももだったらいいのにな、と
心のどこかで思っていました。
でもやっぱりどこかでそれを否定している自分もいて。

きっとちなみはみやからの決定的な言葉を待っていたのです。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

さて、今日はこんなところで。

書いてる人が言うのはおかしいですが、

切ないｗ悲しいｗ


くまぁずは空気なので、外伝？を書いておきましたｗ

またそのうち仕事をしてくれるはずです。

てなわけで、おやすみなさい。

毎日保全、感想どうもです。

おおおおおおおおおおおおおおおおおつ！！！！！！！！！
ちなみいいいいいい

はい、おやすみなさーい

おつだよん！！

乙ですm(_ _)m

保全は任せて！

お疲れ様です！！

中の人時間早過ぎw

前スレのくまぁずもよかった(・∀・)

前スレ落ちずに残ってたので読めましたよ

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

州*‘ -‘ﾘ＜もん♪

州*‘ -‘ﾘ

州*‘ -‘ﾘ＜もん♪

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

州*‘ o‘ﾘ＜ほーほー

ﾉﾉl;∂_∂'ﾙ<べ、別に保全なんかしなくても大丈夫なんだからね

いやだめだろ

そろそろ落ちそうだ

州*‘ -‘ﾘ＜保全はするに越したことはないもん♪

「で、ももの好きな人って・・・みや知ってるの？」
みやが困惑しているので再度聞いてみました。
「ん、えーっと・・・・知ってるんだけど、言えないんだ」
みやは真剣な顔でそう言いました。
「へっ？それどういうこと？？」
ちなみはわけがわからず、聞き返します。
「あ、の、・・・ももの好きな人は言えない。」
「・・・ケチ」
「そ、そういう問題じゃないんだって！・・・ごめん」
みやに謝られてしまって、うちはそれ以上聞けなくなりました。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

同時にうちのささやかな希望が打ち砕かれました。
ももは「好きな人がいる」って返事はしなかったからです。
もしかしたら、「そんな人いないよ」って
みやに言ってほしかったのかもしれません。
でも、やっぱりいて、それは誰なのだろう、と
うちは激しく嫉妬するのでした。
でもそれを知ることはできなくなって
うちは困ってしまうのでした。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

「あ、じゃあさ！どんな人？それくらい教えて」
苦肉の策で、特徴を知ろうと思いました。
「ちぃ、なんでそんな知りたいのさ？へんだよ？」
「・・・だって・・・わかってるよ・・・へんだもん。」
「ちぃ？どうしたの？？」
みやは首を傾げたままちなみを見ました。
「・・・どんなやつなんだろって気になるんだよっ！
気になって気になって・・・なんか胸がモヤモヤして
苦しくって・・・わかんないけど・・・なんかへんなんだもん！」
みやに今の感情ぶつけるように、
少し怒ったような口調でみやに言いました。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

「ねぇ、それってさぁ・・・いや・・・でも・・・」
「えっ、なに？？」
「・・・ちぃ、もものこと・・・好きなの？」
みやの一言に胸が高鳴るのがわかりました。
「好き」トいう言葉。
言われるのを待っていた言葉。
「・・・わか・・・んない・・・でも・・・たぶん・・・。」
うちはそれ以上なんて言えばいいのかわからず
黙り込んでしまいました。
「そっか・・・ちぃが・・・もものこと・・・」
みやは妙に嬉しそうな顔に変わり、
うちはそんなみやを不審に思いました。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

自分のことに関しては超が付くほど鈍感なのに、
ちなみのことはすぐに気がつくみや。
すごいとも思ったけど、
だったら早くりさこに応えてあげて、なんて
場違いなことを考えたりして、
うちは何か言葉を発しようと四苦八苦していました。

「ちぃ、たぶん、妬いたりしなくていいよ。大丈夫だから」
なんてみやが唐突に言うので、ちなみは
「ふぇっ！？」
と間抜けな声で返事をしてしまいました。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

「な、なにが大丈夫？？」
みやが変なことを言うのでちなみは混乱してきました。
「もも好きな人は・・・ってこれは言えないけど、
大丈夫だよ、うん、へいき！」
ってみやは自信たっぷりに言うけど
ちなみはなんのことなのかまったくわかりませんでした。
「ももは・・・知らないんだよね？もちろん」
「うん・・・言えないよ・・・この気持ちだって・・・
ほんとは好きになんか・・・なっちゃいけないんだもん・・・。」
ちなみは弱気になって、自分がなぜもものことを
好きなっちゃいけないのか、みやに話すのでした。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶｼﾞｬﾝｼﾞｬｶｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!!

「なーんだ。そんなの気にしなくていいじゃんか。」
話した後、みやはあっけらかんと言いました。
「な、なんでっ？？」
ちなみはびっくりしてすぐに聞き返しました。
「好きな人がいるってやつは、さっきも言ったけど大丈夫だし、
ももがどんな目的でここに来てようが、
ちなみの気持ちがそうなったんだからしょうがないっていうのと、
忘れてる、なんてそれはちなみのせいじゃないんだから
そこをマイナスになんて思っちゃダメだよ？ね？」
そう淡々と語るみやがかっこよく思えて、
うちはみやに相談してよかったな、と思うのでした。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

「ちなみが素直に、「もものことが好き！」って思えたら、
きっとそんなの気になくなるよ。そのほうがいいってば！
だから、余計なこと考えずに素直になりな？」
みやに、少し強めに肩を叩かれてちなみはハっとしました。
「・・・うん、ありがとう。うち・・・素直になってみる。」
いろいろまだ考えちゃうことはあるけど、
ここは素直に気持ちを認めちゃおう、と思えたのです。
これから悩むこともあるかもしれないけど、
でも、それはあとで考えればいいことだから。
だからうちは、・・・・「ももが好き」と認めるのでした。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

「ちぃー可愛いなぁ、いい顔してる！」
みやにそう言われて少し照れたけど
「ありがとう」って素直に言ったら
「気持ち悪いｗ」っていわれてちょっぴり怒ったりして。
それでもうちはみやに感謝をしていて。
「みや、ありがとうね、聞いてもらってよかった」
「あはは、いいよ、そんなの！」
みやが豪快に笑うので、ちなみもつられて笑いました。

何が大丈夫なのかわかんないけど、
愛されたいって思うのは叶うかはわかんないけど
好きな人は出来たから。
だからきっと前に進んだんだと思う。

そう思って、ちなみはみやを見送るのでした。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

ちなみのお見舞いにいった帰り、
うちはちなみの幸せそうな顔を思いました。

ももが好きだったちなみ。
大好きだったちなみ。
なのに忘れちゃったちなみ。
それでもまた好きになったちなみ。

結局大好きなんだなぁ・・・とみやは思いました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

好きな人かぁ・・・。
みやはぼーっと考えました。
周りはみんなそういうことを言うけれど
みや自身はそんなことを意識したことはなかったし、
あまり興味が持てませんでした。
でも、ちなみが、もものことを、
「笑顔が可愛くて、癒されるんだよね。
うちのためにいろいろしてくれるし、
そういうところが大好きなんだ。」
と満面の笑みで語っていたことを思い出すと、
好きな人がいるっていいなぁ・・・と素直にそう思うのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

恋をすると綺麗になるって言うし・・・
さきちゃんを好きだった自分は綺麗だったのかな。
そうだ、って自信はなかったし、
結局ふられちゃったし、ずっと苦しいことばっかりだったけど
でも、あれはあれですごく充実してた日々でした。
だから、いま、そういうことを考えられなくなって
そういう面での充実はなかったのです。
だから、・・・好きな人が欲しい、と思ったのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

そう、考えた瞬間、うちの頭の中に現れたのは
いつもそばにいて、と言った相手。
いつも笑顔をくれるその相手。

りさこ。

・・・ううん、そんなわけ・・・
だってりさこは・・・友達でそういうんじゃ・・・

急に出てきたりさこにうちはびっくりしていました。
と、同時に胸がドキドキしてる気がして
そんな自分に落ち着け、落ち着け、と何度も言い聞かせていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

さて、こんばんは

みやびちゃんにはそろそろ覚醒してもらいたいです、が、

ちなももが先で。

雅空４はあと２〜３回でおしまいの予定です。

ではではおやすみなさい。

おおおおおおおおおおつ！！！！！！！！！

みーやん素直になって！！！！！！

乙ですm(_ _)m

そろそろ雅ちゃんも梨沙子ちゃんが好きってことに気付いてほしいですね

早すぎてorzでも乙です！

終わってしまうのが悲しい・・がＧＪです！！
今日もお疲れ様でした！！

州*‘ -‘ﾘ＜ももん♪

まとめサイトってありますか？

>>57
>>1にありますよ

おぅふケアレスミス
ありがとうございます

>>55
雅空4が終わるだけみたいじゃないか？
きっと5があるよ

州*‘ -‘ﾘ＜こまめに保全するゆ

州*‘ -‘ﾘ＜ほ

中の人超乙！！
毎朝電車の中で読むのが楽しみでしょうがない
これを読まなきゃ仕事が始まらないわ

おはよー

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

中の人マジでお疲れ様です
前スレまでの分をまとめました
１〜４を分けましたがどうでしょうか？

州*‘ -‘ﾘ＜保全だもーん♪

ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ＜べ、別に梨沙子のために保全なんか･･･も、もうしないんだから！

川*＾∇＾)||＜エンジョーイ

保全です

川´・_・ﾘ＜保全デス

>>66
乙です！まとめサイト見ました
自分はリアルタイムで読んでましたが
まだ読んでない人には分かりやすくていいと思います

　　　　　　　　　　.　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　　　 　 　 ∩ ∩　　　|只今充電中・・　 . 　. |
　 　　　　　　 | ∪ |　　 . |少々お待ち下さい・・.|
　　　　 　　　 |　　〜　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　__|★ﾉﾉハヽ 　　Zｚz・・・
　┌┐　　　| ＼州*´ ｰ`ﾘ、ｶﾁｶﾁｽﾔｽﾔ
　│|￣）〓（ 　,,￣￣￣￣）
　└.￣　　　 ￣￣￣￣￣

まとめサイト見て思い出したけど最初はネタスレ？だったんだよな

熊井ちゃんが取説読んでたから参加できなかったとか
みやびちゃんがストレート携帯使ってるとか結構つながったりしてるのが面白い

川*＾∇＾)||＜炎上〜イ！

前スレより

352 名前： 名無し募集中。。。 投稿日： 2007/12/27(木) 00:15:28.20 0
娘。ベリ℃小説を読んでるやつ書いてるやつ
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1198326617/

329 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2007/12/25(火) 12:23:47.47 O
ケータイ小説家りさこはもっとぶっ壊れた感じのケータイ小説批判ネタスレになると思い立てた
ちょうど恋空叩かれてたから
でもなんか本当に小説スレになってて感動した
職人すげえ

まとめサイトで読み返したら
最初の頃の殺意がめばえるりさこﾜﾛｽ

みやびちゃんも登場直後アゴを擦りむいてるしｗ

川*＾∇＾)||＜円丈〜イ！

川´・_・ﾘ＜保全デス

ほぜん

　　　.　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　　　 　 　 ∩ ∩　　　|只今充電中・・　 . 　. |
　 　　　　　　 | ∪ |　　 . |少々お待ち下さい・・.|
　　　　 　　　 |　　〜　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　__|★ﾉﾉハヽ 　　Zｚz・・・
　┌┐　　　| ＼州*´ ｰ`ﾘ、ｶﾁｶﾁｽﾔｽﾔ
　│|￣）〓（ 　,,￣￣￣￣）
　└.￣　　　 ￣￣￣￣￣

こんばんは中の人です

今日は時間がちょっとないので

来られたらあとで来ます

来れなかったら、明日もちょっと忙しいので

明日も書けないです

スイマセン

では、また

オーケイ、マイペースで良いのよ

ほぜむ

ほ

州*‘ o‘ﾘ＜ほ

たまには休んで

从oﾟーﾟ从＜保全

从oﾟーﾟ从＜ほぜむ

ﾙ ’ｰ’ﾘ＜ほぜんですぅ

州*‘ -‘ﾘ＜こまめに

「好きな人は・・・うん・・・笑顔がステキなんだ。」
茶化したり出来ない空気の中、
秘密、とは言ったものの、ちなみの目は真剣なままなので
ももはなんとかそう言いました。
「・・・そうなんだ。」
ちなみは、さっきまでの勢いはどこへいったのか
すごくつまらなさそうに呟きました。
「それが・・・どうかした？」
「別に・・・もういい。」
「ちょ、それひどい。聞いたくせに・・・！」
ももはちなみがあまりにそっけないので、少し怒りました。
「もういいって言ったんだからいいの！」
逆ギレされてももは何も言えなくなり、
ちなみもそれ以上何も言いませんでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

なんでももがキレられなくちゃいけないんだろう。
そもそも、ももが好きな人は目の前にいて
でも言えなくて苦しんでいるというのに。
もちろんちなみがそんなことを知るわけないし、
わかって欲しいとかそういうわけじゃないけど、
聞いたくせに「もういい」なんて言われて、
ももはすごく怒っていました。
いったい、何の為にそんなことを聞くのだろう。
ちなみの考えていることがわからず、
ももはその場での息苦しさを感じていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「ごめん、帰るね・・・ごめん。」
ももはその場にはいられず、病室を出ました。
「あ、ももっ・・・」
ちなみがなにか言いたげだったけれど、
今は素直に話を聞いてあげることはできませんでした。
ももは病院の廊下に出て、置いてある長いすに座りました。
「ばか・・・ちなみのばか。」
呟いてみても、気分は晴れないからふーっとため息をつきました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

ちなみはなんであんなこと聞いたんだろう。
聞いてどうするつもりなんだろう。
ももが「ちなみが好きだよ」と言ったらちなみは・・・
どう思うのかな。
・・・無理だよ・・・そんなこと・・・絶対言えない。
拒絶されたくない。
嫌われたくない。
気持ちは伝わらなくたっていいから、
そばにいたかったのです。
だから絶対に「好き」だなんて言えません。

あーあ・・・「好きな人いるの？」と聞かれたとき、
「いない」ってちゃんと言えばよかったな・・・。

ももは今更ながら後悔するのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

ワクワクテカテカ

ももが出て行った後、ちなみは後悔しました。
なんであんな風にそっけなくしちゃったんだろう。
むしろ、なんであんなこと聞いたんだろう。
「ばかばかばか・・・・ちなみのばか・・・。」
頭を抱えてみても、何にもならないんだけど
でもちなみはしばらくそうしたままで考え込んでいました。

みやはアテにならないと思いました。
「妬いたりしなくていいよ。大丈夫だから」なんて全然意味がわからないし。
妬くに決まっているのに。
「笑顔がステキな人」って誰なんだろ・・・
全く想像がつきませんでした。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

妬いてるからってあんな風に態度に出すんじゃなかったな・・・
もも怒ってるよね・・・ごめん、もも・・・。
せっかく来てくれたのに。
なのに変なこと言って困らせて、怒らせて。
好きになってもらうどころか、嫌われたかもしれません。
もう来てくれないかも・・・ちなみのこと・・・
嫌になっちゃったよね・・・。
ばかみたい・・・ばっかみたいだよ・・・うち・・・。
気付くと頬が濡れていて、泣いているんだとわかりました。
ちなみはしばらく嗚咽しながら泣いていました。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

素直になれってみやは言うけれど、
それは無理だと思いました。
好きだという気持ちは確かにあるけれど
素直にそれを受け入れることはまだできないんだな、
と自分の心に問いかけていました。
やっぱり心のどこかには、
好きになっちゃいけない、なんて思っている自分がいて。

それを打ち破らないと、だめなんだ。
そう思っていてもできないから、ちなみはもどかしいのでした。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

次の日、みやがももを裏庭に呼び出して言いました。
「もも、昨日、ちぃとケンカしたんだって？」
「え・・・なんで・・・ってちなみが言ったんだ」
「うん、・・・泣いてたんだよね、ちぃ・・・」
「・・・ちなみが？なんで？」
怒ってたくせに。
逆ギレしたくせに泣くなんてどういうことなんだろう。
「・・・うち、言うかどうか正直すごい迷った。
でも、・・・言わなきゃ二人は前に進めないんだ。
特にちなみは、自分の心におっきいバリア張っちゃって、
それを打ち破れないでいるの。
記憶なくしちゃって、自信をなくしてるし・・・。
だから・・・思い切って言うね」
みやは大きく深呼吸をしました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

一体何のことだろう。
前に進めないってどういう意味なんだろう。
・・・ももが首をかしげていると、みやは言いました。
「・・・ちなみは、もものことが好きなんだ。
しばらくモヤモヤしてたみたいだけど、
この間ちぃと話してて、そうだって気付いたみたい。
そばにいてくれて、笑顔をくれるももが好きだって言ってた。
昨日そっけなくしちゃったのも、
ももが「笑顔がステキな人」とか言ったでしょ？
それに妬いてちなみはそうしちゃったんだよ、たぶん。
それにね、ちなみは、自分はももを好きになっちゃいけないって言うんだ。」
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「ももは自分のことを思い出してほしくて、
だからそばにいてくれるのに、
好きになったりして困らせたくないし、
好きなったら失礼だって思ってるみたいで。
・・・しかも、ももには好きな人がいるし、
好きになっちゃいけないんだって・・・
ま、そういう風に思ってるらしくてね、ちなみは。」
「・・・みーやん・・・それほんと？」
「うち、ウソつかないってば。」
「・・・だよね・・・。でもそんな・・・ちなみが・・・」

ももは激しく混乱していました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「もものことが好きで、でも忘れちゃって、
・・・それでもまた好きになる、なんて・・・
ちなみはよっぽどももが好きなんだね。」
みやはももに微笑んで見せました。
「さっきも言ったけど、悩んだの。これ、言うの。
ちなみの気持ち勝手にペラペラ喋っちゃいけないかな、
って思ったけど、でもこのままじゃちなみもももも、
苦しいんじゃないかなって・・・
もも、昨日辛かったでしょ？「どんな人？」なんて聞かれてさ。
目の前にいるのに、何も言えないんだもんね。」
「みーやん・・・うん、もも・・・辛かった・・・ｸﾞｽ」
みやに優しくされて、いろいろ言ってもらって
ももは自然と涙を流しているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「あ、ごめん・・・泣かせるつもりじゃ・・・」
みやは焦ってももを抱きしめました。
「いいの、嬉しいだけだもん・・・平気だよ・・・」
涙を流しながら笑うとみやは安心したように笑い返してくれました。
「きっと・・・ちなみからは何も言えないと思うんだ。
ほら、ちなみ・・・照れると怒っちゃうタイプだしｗ
・・・だから、ももが言ってあげてほしい。
そしたら、ちなみも素直になれると思うし、
殻破ってくれるんじゃないかなーって・・・。
・・・お節介ならゴメンネ。」
「・・・ううん、そんなこと・・・もも、ちゃんと考えてみる。」
「うん、わかった・・・ちなみのこと頼んだ！」
みやはそう言って悪戯っぽく笑いました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「ｸﾞｽ・・・・じゃあ、ももからも・・・お節介。」
「えっ？？な、なに？」
「・・・みーやんも、素直にならなきゃいけないよ。」
「え、？ど、どういう意味？」
「わからないなら考えて？じゃあ、先行くね！」
ももは走ってその場を後にしました。
鈍感さんなみや。
動き出すとは思えないけれど、
何か考えてくれれば、と思うのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

再び動き始めた物語

悩みながら、苦しみながら、ももを好きになってくれたちなみ。
ももは嬉しくてたまりませんでした。
言ってくれたみやに感謝し、ももは幸せでした。
ちなみのために、自分のために、
ももは「好き」だという気持ちを伝えようと思いました。
過去のことは今は考えたくない。

今、ちなみはももを好きになってくれたのだから。
だからももも、今のちなみを好きになろう。
過去を振り返るのはそれからでも全然遅くはない。

そう心に決めて、みやに言われてから数日後、
ももはちなみのいる病院へ向かうのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

さて、ももちな動き出しました。

今日の夜書けないので今書いちゃいました。

みやは他人には敏感なようですｗ

てなわけで今日はオシマイ。

乙っす
ドキドキします

乙です
思わず応援しちゃいますね〜

お疲れ様です
続きが楽しみです！

ﾙ*’ｰ’ﾘ＜うふふ

まじ乙すぎる

ｷﾀ━━━( ´∀`)･ω･) ﾟДﾟ)ﾟ∀ﾟ)･∀･)￣ｰ￣)´_ゝ`)-_)ﾟ∋ﾟ)´Д｀)ﾟーﾟ)━━━!!!!

続きが待ち遠しい

保守っときます

川*^∇^)<ホ！ｴﾝｼﾞｮｲだっての！

（　・e・）

↑この人も読んでるのか・・w

州*‘ -‘ﾘ＜保全はするに越したことはないもん♪

从oﾟーﾟ从＜危ないとゆいたい

ほしとく

从*´∇｀）＜ほぜん・・・

ﾙ*’ｰ’ﾘ＜保全ですよ♪

ﾉk|‘−‘)＜保全しとくかんな

州*‘ o‘ﾘ＜みやのためにほぜんするもん

ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ＜り、り、りさこのためにほ・・・なんでもない

ﾙ ’ｰ’ﾘ＜ほぜんですぅ

州*‘ o‘ﾘ＜ほだもん♪

州*‘ o‘ﾘ＜もんもん♪

州*‘ o‘ﾘ＜もももん♪

州*‘ o‘ﾘ＜もん♪

　　　ρ
　 ,;;::::::;::::;,
　C*‘ -‘D＜ｷｰ
＠:::∪∪
　 ∪∪

ﾙ ’ｰ’ﾘ＜ほですぅ

川*＾∇＾)||<ほエンジョ〜イ♪

从´∇｀从＜ほだもんに〜♪

ほぜん

寝る前保全

ﾙ*’ｰ’ﾘ＜保全しますぅ〜♪

おちｒｍｎ

研修前ほ

>>143
州*‘ -‘ﾘ＜何の？

ほぜん

州*‘ -‘ﾘ＜ほぜんするゆー

川´・_・ﾘ＜ほっ

　　　　　　　　　　.　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　　　 　 　 ∩ ∩　　　|只今充電中・・　 . 　. |
　 　　　　　　 | ∪ |　　 . |少々お待ち下さい・・.|
　　　　 　　　 |　　〜　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　__|★ﾉﾉハヽ 　　Zｚz・・・
　┌┐　　　| ＼州*´ ｰ`ﾘ、ｶﾁｶﾁｽﾔｽﾔ
　│|￣）〓（ 　,,￣￣￣￣）
　└.￣　　　 ￣￣￣￣￣

梅雨の季節が終わりを告げ、
夏を迎えようとしていました。
昨日までの雨は完全に上がり、外は、
暑いのか暖かいのかわからないけれど、
太陽がキラキラと輝いていました。
制服が夏服に変わり、半袖のももは、
土曜日の放課後、ちなみの病室を訪れました。
病院内は半袖ではまだ少し肌寒かったです。

ちなみは、お昼寝をしていました。
暖かいからかなぁ、と思い、ももは起こさないように
気をつけながら、ちなみのベッドの隣のイスに座りました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

ちなみに会うのは久しぶりでした。
あの日、喧嘩別れみたいになった日から
ここには来ていなかったからです。
みやに言われた言葉と、自分の気持ちを
考えていたら結論が付くまでは来ることはできませんでした。
そして今日、その日がやってきたのです。

眠っているちなみの、
長いまつげ、しっかりと閉じた唇、寝返りをうつ仕草、
すべてがももを刺激して、ももはすごくドキドキしていました。
ももはちなみからもらったネックレスを握りしめ、
ちなみが目を覚ますのをじっと待っているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「ん・・・・あれ・・・・」
１時間ほど経った頃、ちなみが目を覚ましました。
「・・・もも？」
ベッドに横たわったまま、目を擦るちなみ。
ももはベッドから立ち上がり、ちなみの頬を撫でました。
「おはよう、よく寝てたね。」
「ももっ・・・なんで・・・」
「なにが？どうして来たのかってこと？
慌てないで、ちゃんと話をするから・・・。」
頬に触れながら、優しくそう言うと、
ちなみは上半身を起こして、不安げな瞳でももを見つめました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「・・・うちのこと・・・嫌いになった・・・・？
だからっ・・・来てくれなかったの・・・？」
ずっと不安そうな顔をしているちなみはそう言いました。
「ふっ・・・あはは、違うよ」
笑いながら言うと、今度はちなみの顔が拗ねたようなものになりました。
「・・・不安だったんだもん・・・嫌われちゃったって・・・
ももごめんね・・・ごめんなさい・・・」
頬を撫でているももの手を上から掴んで、
両手でぐっと握り締めてきました。
微かに震えていて、ちなみを見つめると、
ちなみは泣き出してしまいました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「えっ・・・ちょ・・・泣かないでよ」
びっくりしてちなみが握っていないほうの手で
ちなみの頭を撫でてあげると余計に泣いてしまいました。
ももはどうしていいかわからず、
ちなみのベッドに腰掛けて、ぐっと抱き寄せました。
「泣いちゃダメだよ・・・ちなみ・・・
それに・・・ももは怒ってないし、嫌ってもいないよ？
だから・・・ここにいるんだよ？」
ももの胸の中で泣き続けるちなみに言ってあげると、
顔を上げてちなみは言います。
「ほんと・・・？ｸﾞｽ、お別れ言いにきたんじゃないの？」
「えぇ？そんなの言わないよー・・・もう、ばかなんだから・・・。」
ももが言うと、ちなみは少しだけ笑顔になって
「・・・ごめん・・・ありがとう。」と言いました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「笑ってよ、ちなみの笑顔が好きなんだから・・・ね？」
「う、うん・・・」
頷いたちなみは太陽みたいに眩しく微笑みました。
「うん、そのほうが可愛い！」
「あ、あは・・・ありがと。」

ちなみが泣き止んで、落ち着くのを待って
ももは話を始めるのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

・・・それにしても、まさか間逆のことを考えているなんて。
ももは告白をしにきたのに。
ちなみはお別れを言いにきた、なんてね。
早く安心させてあげたかった。
好きだと伝えて、安心させてあげたかった。
ネックレスの意味は伝えられないけれど、
それがももとちなみを繋ぐ大切なものなのだと
知ってほしかった。
そしたらいつも安心していられると思うから。

ももは改めて、ちなみを愛しいと感じているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「みや、気持ち悪い。」
「えーりさこひどいなぁ・・・ｴﾍﾍ」
「ね、サキちゃん、みや気持ち悪いよね？」
「うーん、まぁ、確かに。」
「二人ともひどいなぁ」

みやとサキちゃんとりさこは公園で芝生に寝転がって
空を見ていました。
土曜日の午後、暖かくて、眠くて。
りさこはみやの腕枕で眠ってしまいそうでした。
でも、みやがﾆﾀﾆﾀしているので気持ち悪かったのです。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

サキちゃんはりさことみやからは少し離れた位置で、
空を見ていました。
「うちね、今日は気分がいいの。それだけ」
「なんでーねーなんでー？」
りさこがみやに甘えるように言うと、
「秘密。そのうちわかるよ」
と言うのでりさこは首を傾げました。
「ずるいねーみやは」
「だよねーりさこ、みや、変だよねー」
二人でそんなことを言っても、みやは
何も言い返しませんでした。
だから、きっとものすごく機嫌がいいんだろうな、と思うのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「みや、気持ち悪いし、二人で御飯食べに行こうか」
サキちゃんがそう言いながら立ち上がりました。
「うん、一緒に行くゆー♪」
りさこも立ち上がって、歩き出しました。
「あ、ちょっと、二人ともひどーい！待ってよー！」
みやが慌てて追いかけてくるので、
りさことサキちゃんはキャッキャ言いながら
みやから逃げました。
バカみたいなことだけど、楽しくて、幸せで。
りさこの心は満たされているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「あのね、ももの好きな人はどんな人って言ったっけ？」
「・・・笑顔が・・・ステキな人？だっけ・・・」
ちなみは不機嫌そうに、でも、
怒ったりしないように、自分にセーブをかけて言いました。

ももはベッドに座って話を始めました。
ちなみは上半身を起こしたまま、話を聞いてくれました。

「その人ね、きっともものこと、好きなの。
両思い、なんだよね。たぶんだけどさ。」
「そう・・・なんだ・・・付き合うの？」
ちなみが無理してそんなことを言いました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「どうかなぁ。ももはそうしたいけど、
その人がどう思っているのか、わかんないから。」
「聞かないの？」
「聞いてもいいのかなぁ、でも、ふられちゃったらショックだから。」
「ももをふっちゃう人なんかいないよ。」
「そう思う？ありがと、勇気、でた・・・じゃあ言おうかな。」
「うん、きっとその方がいいよ。」
ちなみの無理がそろそろ限界っぽいので、
ももはちゃんと言ってあげることにしました。
言葉を選んで、大切に、伝えることが出来るように。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「・・・ちなみ、もものこと、好き、ですか？」
「えっ・・・もも何言って・・・あ・・・」

ももの言葉を理解したのか、ちなみは固まりました。

「ももはちなみが、大好きだよ。」
ちなみの目を見て、ちゃんと伝えました。

ずっと言いたかった言葉。
ずっと心に隠してきた言葉。
ももの好きな人。
ももの大切な人。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「ももがここに通い詰めていたのは、
ちなみが好きだから、毎日会いたかったから。
もものことを思い出してほしかったから。
だから、ここに来て、ここにいるだけでももは幸せだった。
もちろん、同時に苦しかったけどね。
いくら好きになっても、それは意味がないことだと
・・・思っていたから・・・・・。」
「ももっ・・・ひょっとして・・・うちが記憶をなくす前から・・・」
「そうだよ、ずっと大好きだった。好きで好きでしょうがなかった。」
「もも・・・う、うち・・・ゴメン・・・知らなくて・・・」
泣きそうな顔になってちなみが言うものだから
「なんで謝るの、知らなかったのなら、しょうがないじゃない。」
優しく笑うと、ちなみはほっとしたような顔になるのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「・・・うちもっ・・・うちも・・・ももが好きだよ・・・」
ちなみは声を振り絞ってそう言いました。
「そう、ありがとう、すごく、嬉しい。」
ちなみに抱きつくと、ちなみはももを抱きしめました。
「ずっと気にしてた、気になってた・・・
そばにいてくれて、優しくしてくれるものこと・・・
けど、うちはももを知らなくて、申し訳なくて、
好きだなんて言えなくて、・・・苦しくて・・・
それに、ももには・・・好きな人がいるって・・・
見えないその人にすっごく妬いて・・・」
「その人は、ちなみなんだよ。」
「うんっ・・・嬉しい・・・嬉しいよ、もも」
さらにきつく抱きしめられて、ちょっと苦しかったけど
それ以上に嬉しくて、ももはちなみに身を任せていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「もう絶対忘れないから・・・もものこと、大切にする・・・」
「ありがとう、お願いね、ももも、大切にしてあげるから」
お互い泣きそうになりながら、言葉を交わしていました。

ももはちなみの記憶が戻ることをすでに諦めていました。
そのうえで、戻らなくてもいい、と思っているのでした。
戻らなくたって、二人は幸せなのだから。
だからこれでいいのだと思っているのでした。
幸せだったことも、つらかったことも、
二人の思い出をちなみが覚えていなくても、
今、これから作っていくことが出来るから。
過去に未練を残しても、先には進めないってわかっていたから。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

ちなみがしてしまったことは咎められるべきことです。
でも、原因はすべてももにありました。
りさこを傷つけてしまったことも、
ちなみが自分で身を投げたことも。
みんなが辛い思いをして、ああいう結果になったのです。
ちなみがももを忘れたことも、それはきっと
もものせいなのだろうと思っていました。

だからちなみにはもうあのことは思い出して欲しくなかった。
忘れているならそれでいい。
ももがすべてを背負ってあげるから。
何が出来るかなんてわからないけど、
きっと支えてあげるし、きっと大切にしてあげる。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

今、二人の思いは通じ合い、二人は幸せになった。
過去を振り返ることも大切だけれど
過去をなかったことには出来ないけれど
それ以上に大切なことがある。
ももは、先に進みたい。

今から新しい未来を歩み始める。

それはきっと悪いことなんかじゃない。

ももはそう思っていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「うちが、えっと、ももを忘れちゃう前のうちも、
もものこと・・・好きだったのかな？」
「どう思う？ちなみは」
「うーん・・・きっと好きだったんじゃないかな。あたり？」
「このネックレス、ちなみがくれたものなの。」
ももは服の中にしまったネックレスを取り出しました。
ずっと隠していた、それです。
「あっ・・・これ・・・」
「そう、ちなみとお揃い。」
「じゃ、じゃあ・・・うちはもものこと・・・」
「ま、そういうこと・・・これがももの大切な宝物なんだ
ちなみとももを繋ぐ、大切なもの。」
「うちも・・・大切にするね、もも。」
にっこり微笑んでちなみは言いました。
だからつられてももも微笑むのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

粉々になった足の骨が完治しないちなみ。
落ちた衝撃で折れた肋骨が刺さった臓器が
なかなか回復を見せないちなみ。
まだまだ退院は遠いようでした。

そんなちなみを車椅子に乗せ、病院の中庭へ出ました。
天気がいいものだから、他にも人がたくさんいて、
みな太陽の光を浴びていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

ももたちも太陽を浴びて、ぽかぽか暖かくて
幸せな気持ちで一杯でした。
こんな日々が続くように。
いつまでも幸せでいられるように。

「ちなみ、もものこと、好き？」

「好きだよ、うん、大好きなんだ・・・知ってるでしょ？」

「うん、知ってるよ、ももも、大好きだから。」

「えへへ、嬉しいなぁ・・・すごく、嬉しい」

ちなみがちょっとだらしなく笑いました。
そんな顔も愛しくて、ずっとそばで見ていたい。
ももはそう願うのでした・・・。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

みやから逃げ疲れたりさことサキちゃんは、
「ばふぅーっ！」
って意味のわからない声をあげて芝生の上に
再び寝転がりました。
「捕まえたー！」
みやが、寝転がった二人に重なるように
覆いかぶさってきました。
「みや重いゆー！」
「あはは、ごめんごめんｗ」
みやが、上から降りると、また３人で空を見上げました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「あ、ごめん、あたし電話だ。」
サキちゃんはそう言うと少し離れて
電話を始めました。
すると、みやが話を始めました。
「ねぇ、りさこ・・・」
「ん？なぁに？」
「素直になるってどういうことかなぁ。」
「ん？」
「ももがうちに言うんだ、素直になれって。
意味わかんないんだ・・・でも、わかりそうで
・・・だけど結局わからなくて・・・。」
「みや・・・」
「ってごめん、こんな話・・・あーあ・・・空が綺麗だなぁ」
みやが空を見て言いました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「空は青くて綺麗で・・・いいなぁ・・・」
みやが呟きました。
りさこは、みやの方が綺麗だよって言いたかったけれど
言えませんでした。

みやと空はよく似合う。
ちょっと弱くて、儚くて。
それでも強い意志を持っていて。

みやと空。
雅空。

りさこの思いが通じたとき、
またこうして二人で空を見ていたい。

りさこはそう願っていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

このお話を読んでくださったみなさん
ありがとうございました。

動き出した気持ちと大人になりきれない幼さ。
伝わる気持ちと心地よい空間。
みんなはきっと少しずつ大人に近付いていく。
そんな日を寂しく、でも、嬉しく思って・・・。

それでは、Bye Bye またね。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

──　　　雅空4　　　miyasora4──

おしまい
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

──　　　雅空4　　　miyasora4──

主演：
　菅谷　梨沙子
嗣永　桃子

出演：
　夏焼　雅
　徳永　千奈美
　清水佐紀(サキ［二役］・回想・写真）
　須藤　茉麻
　熊井　友理奈
　学校の先生
　
以下割愛

幸せな二人と蘇る記憶。素直な思いと涙と愛情。
あの子達に訪れる最後の試練。
青春の甘酸っぱい日々を綴った雅空
感動の最終章

近日公開



──　　　雅空5　　　miyasora5──



「そっかもも・・・素直の意味がわかったよ。」

作者さん大量更新乙なのです。研修終わってみたらこのご褒美ｗ
>>144　州*‘ o‘ﾘ＜143はｼｬｯｼｮｰさん定期研修だゆー

感動すた｡･ﾟ･(つд`)･ﾟ･｡
次が最終章か
なんか寂しいな

さて、とりあえず区切りを付けてみたのです。

次をラストにして、りしゃみやを何とかしてあげたいと思います。

が、もちろん簡単にはいかないでしょうが・・・。

で、またももちの名前のところをミスりました・・・ショックだ。

そして他のスレでちょこちょこ書いてたらこっちが書けなくなったり

まぁ、いろいろありましたが・・・なんとか終わらせることが出来ました。

ではでは、今まで保全等していただいて感謝です！

次回スタートはまだちょっとわかりませんが

必ず完結させたいと思いますので、よろしくお願いします。

>>179
乙です
ほんとに乙です

感動しまくりました°･(ノД`)･°･

天才すぎ
ゆっくりで全然大丈夫なんで楽しみにしてます

告白のくだりで脳内で付き片が流れて目の前が滲んで困ったw
作者さん乙です

うおおおおおおおおおおおおおおおお
感動した！！！！！！！！！！
まだおわらないでえええええええええええええ

川´・_・ﾘ＜ほっ

乙です
まじ泣いた
すげーすげー

作者さんお疲れ様です
感動しました！！！
完結編も楽しみにしてます！

うおおおおおおおおおお
良いぞ！あんた最高！作者様

州*‘ o‘ﾘ＜ほだもん♪

作者さんお疲れです
ものすごく感動し
雅空５期待してます

終わるのが嫌だ―――――

蘇る記憶ってまさか・・・いやまさかなぁ

作者さんお疲れ様です
情景描写などがとてもリアルに文字の中に描かれていて感動です。
次回策も楽しみにしてます！！

最高です！下手な小説より全然面白いです！

続きが楽しみすぎる

ﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜ﾆﾀﾆﾀほ

从oﾟーﾟ从＜ほぜん

ﾉﾉl;∂_∂'ﾙ＜ほ、保全はするに越したことはないんだからね！！

　　　ρ
　 ,;;::::::;::::;,
　C*‘ -‘D＜ｳﾁが何もかも思い出させてやるｷｰ
＠:::∪∪
　 ∪∪

州*‘ o‘ﾘ＜みやー

　

落ちるよ

　　　　　　　　　　.　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　　　 　 　 ∩ ∩　　　|只今充電中・・　 . 　. |
　 　　　　　　 | ∪ |　　 . |少々お待ち下さい・・.|
　　　　 　　　 |　　〜　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　__|★ﾉﾉハヽ 　　Zｚz・・・
　┌┐　　　| ＼州*´ ｰ`ﾘ、ｶﾁｶﾁｽﾔｽﾔ
　│|￣）〓（ 　,,￣￣￣￣）
　└.￣　　　 ￣￣￣￣￣

川*＾∇＾)||＜ﾆｮﾎ保

ﾙ ’ｰ’ﾘ＜保全ですぅ

从´∇｀从＜ほだもんに〜♪

州*‘ o‘ﾘ<ほだもん

川*´・_・｀ﾘ＜ﾋﾊﾎｰｲ

ﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜ﾆﾔﾆﾔ・・・あっ、保全するんだった

州*´ ｰ｀ﾘ＜みやのためにほぜんするもん

州*‘ o‘ﾘ＜も〜ん♪

从*´∇｀）＜ほだもんに〜♪

保全

　　　　　　　　　　.　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　　　 　 　 ∩ ∩　　　|只今充電中・・　 . 　. |
　 　　　　　　 | ∪ |　　 . |少々お待ち下さい・・.|
　　　　 　　　 |　　〜　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　__|★ﾉﾉハヽ 　　Zｚz・・・
　┌┐　　　| ＼州*´ ｰ`ﾘ、ｶﾁｶﾁｽﾔｽﾔ
　│|￣）〓（ 　,,￣￣￣￣）
　└.￣　　　 ￣￣￣￣￣

ﾙ ’ｰ’ﾘ＜ほ！ですぅ

ここのみやｻｷはｽﾌﾟﾘﾝﾀｰの二人みたいな感じかな(・∀・)

州*‘ -‘ﾘ＜保全はするに越したことはないもん♪

川*＾∇＾)||＜ほっ

保全

　　　

　　

千奈美は仁の近くに寄る。
仁は千奈美に言った。
「分かってるんだよね？」
千奈美は初体験をする自信はなかったが、仁の気持ちに答えたかった。
仁は千奈美を優しく押し倒した。
千奈美はビックリして「キャッ」と声を上げた。

仁は千奈美のカワイイ声を聞きながら服を脱がしていく。
千奈美はその時顔を真っ赤にしながら仁みみつめる。
仁は服を脱がされた千奈美はカワイイ下着になった。
仁はそれを見て興奮した。
そして下着をゆっくり脱がしていく。
千奈美はベットの上でおとなしく仁を見ていたが、内心不安でいっぱいだった。
そんな千奈美に仁は
「俺を信用しろ」
と言った。
千奈美はそれに赤い顔をしながらうなずいた。
仁は上の下着から脱がしていった。
ちなみはカワイイおっぱいを仁に見せた。

そのおっぱいを仁は揉んでいった。
千奈美はエロい声を出した。
それを聞いた仁はもっと興奮して強く千奈美のおっぱいを揉んでいった。
次に下を脱がして行った。
千奈美のﾏﾝｺに仁は自分のﾃﾞｶｲﾁﾝｺを入れた。
千奈美は痛いと思ったが何も言えないでいた。
千奈美は仁のモノになっていった。

どんだけ文才ないねん
このスレで勉強しなさい

最後にみやりしゃから離れて電話してたサキちゃん
二人きりを作るためなんだろうけど、わざわざ離れて電話するってのが
伏線のような気がするキャプヲタでした

　　　　　　　　　　.　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　　　 　 　 ∩ ∩　　　|只今充電中・・　 . 　. |
　 　　　　　　 | ∪ |　　 . |少々お待ち下さい・・.|
　　　　 　　　 |　　〜　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　__|★ﾉﾉハヽ 　　Zｚz・・・
　┌┐　　　| ＼州*´ ｰ`ﾘ、ｶﾁｶﾁｽﾔｽﾔ
　│|￣）〓（ 　,,￣￣￣￣）
　└.￣　　　 ￣￣￣￣￣

仁は千奈美はうるさい文章だなｗ
とりあえず↓ここにでも書いていろいろ批評して貰いなさい
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1199965386/

ほぜん

ほぜんです

ほぜんした

　　　　　　　　　　.　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　　　 　 　 ∩ ∩　　　|只今充電中・・　 . 　. |
　 　　　　　　 | ∪ |　　 . |少々お待ち下さい・・.|
　　　　 　　　 |　　〜　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　__|★ﾉﾉハヽ 　　Zｚz・・・
　┌┐　　　| ＼州*´ ｰ`ﾘ、ｶﾁｶﾁｽﾔｽﾔ
　│|￣）〓（ 　,,￣￣￣￣）
　└.￣　　　 ￣￣￣￣￣

うｍ

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

雅空５早く読みたいな

ほ

ほぜん

州*‘ -‘ﾘ＜ほぜんですゆー

──　　　雅空4　　　miyasora4──

＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

ま、間違えたもん！ま、マズイもん！
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　☆ノハヽ　 ＿
　州；*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

──　　　雅空5　　　miyasora5──

＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

夏を前にした日、りさこたち7人はさきちゃんのお墓の前にいました。
さきちゃんが死んで、1年が経ったのです。
サキちゃんも是非行きたいと言うので
りさことみやは連れて行きました。
ももに車椅子を押され、ちなみはやってきました。
久しぶりに見たちなみの足にはまだギブスが巻いてあったけど
顔色はよくて、元気そうでした。
久しぶりに6人が揃い、サキちゃんもいて、
りさこはなんだか嬉しくなりました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

さきちゃんのお墓に手を合わせました。
（お久しぶりです、さきちゃんは今何をしていますか？
りさこは毎日勉強頑張ってます。
・・・寂しいけど、でも、さきちゃんはずっとりさこの中に、
りさこの胸の中に入るからね）
りさこは心の中でそう言っていました。
みんなやっぱり笑顔は見せませんでした。
哀しい出来事だったから、今でも、
立ち直ってフリをしているだけなのかもしれません。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

サキちゃんは、「はじめまして。」と一言だけ言ってから
手を合わせていました。
その横顔はやっぱりさきちゃんにそっくりで
りさこは少しだけ戸惑うのでした。

そして、初めて見るちなみはすごく驚いていました。
「うわ・・・ほんとにそっくりなんだね・・・！」
少し興奮した様子でサキちゃんに話しかけていました。
サキちゃんは困惑しながらもちなみと話をしていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

ママとくまいちゃんは二人で静かに手を合わせていました。
くまいちゃんはさり気なくママに気を使っていました。
ももはちなみのそばから離れませんでした。
ちなみもももをよく頼っていました。
二組のその姿がなんとなくお似合いで、
あぁ、この二人は想い合っているんだなぁ・・・と思うのでした。
それと同時に、いいなぁ・・・と思う自分がいて
りさこはちょっぴり心寂しくなっていました。
ふと、みやを見るとじっとお墓を見つめていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

ゆー中休みだゆー
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

おおおお
きてたー！！
いつもｶﾁｶﾁ乙です
とりあえず梨沙子様お茶でも( ^-^)_旦〜

何かブツブツ言っているみたいだったけど
りさこにはうまく聞き取れませんでした。
「・・・きちゃん・・・うち・・・わ・・・・ん・・・・・どう・・・・う・・・」
微かにこれだけ聞こえてりさこは首を傾げるのでした。
「りさこ、みやって確か・・・」
サキちゃんがりさこに耳打ちをしました。
りさこは小さく頷いて、みやをずっと見ていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

お墓参りを終えて、りさこはサキちゃんとみやと
3人で家路につきました。
でもみんな何も言わなくて、沈黙が漂っていました。
「っと・・・あのさ！あたし、用事あるんだ、先行くね！バイバイ！」
急に沈黙を破ったサキちゃんはダッシュで駆けていきました。
最近、サキちゃんはこんな風にみやとりさこを二人にします。
嫌じゃないけれど、なんでだろう？と
りさこはいつも思っているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「りさこ・・・あのね・・・やっぱり・・・」
「・・・？みやぁ？」
「うちは・・・ううん・・・ごめん・・・」
「みや？どうしたの？さきちゃん・・・・のこと？」
「・・・それどっちのさきちゃん？」
「ううん、もういい。」
「ごめん・・・りさこ」

また沈黙になって、その日、りさことみやはわかれました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

今日は、今日だけは、みやをそっとしておこうと思いました。
さきちゃんが好きだったみや。
1年が経って、簡単に割り切れるわけはないのです。
りさこはみやが好きだからこそ、
みやに下手にかまうことをしませんでした。
きっと明日になったら、みやは元に戻っているはずだから。
入っちゃいけない部分もきっとあるのです。
りさこはそれを見極めてみやと接するのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

とりあえず、さわりだけ。

ちょっとあらすじを考えたのですが、

ひょっとしたら最終章じゃなくなるかもしれませんｗ

まぁ、努力はしますが・・・。

てなわけでまたよろしくお願いします。

乙です！
最終章じゃないほうがいいですｗ

中の人乙です！
雅空が終わったらまた何か書いて下さいとお願いしようと
思ってましたが次の章があるなら是非読みたいです！

中の人仕事はえー
乙です！

>>236
可愛いw

ほぜん

――‐―‐――‐― ､ ＼　　 //＾i:|,,.- 、
~ ＾^`｀"＾~´~´~^ '' 丶＼,,＼//　 |//＾i.|
　　.:　　　　　　　　　　`ヽヽ.|:|'､. //　,ｌ.|
:.　　.:..... 　 　 　 　　　 　:､　|.|、 |'|＼ !｣　
　 　　　..:...　 　 　 　 　 　 ~i': ヽ:|i| 、 ＼　　　
　　　　　 　 ... 　 　　... 　 　　　 」ｊ,.　 ,.-‐'''"゛￣｀ﾞ ヽﾞ 　　　　ﾁｭｯ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,. ‐''" .:::::::::::::::::::::::::::: :::. ﾞ'ｰ-､.,,☆ﾉﾉハヽ
　　　..:::::..:...　　　　　　　　　 ,. '　.:::::::::::::::::::　　 　 　●::::: ::..　,ノ州*‘ -‘ﾘ　
　　　　　　　　　 _ ,.. -ｰ-─:´　..::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　,.-‐''"´ とヽ　　｀ヽ_
　　::::..　　::::　r'"　.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 　 　　　　／　＼　　　 し(,＿,.､_）
.:: 　 　　　　　 ヽ　.::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::_,,..-‐''"´｀ﾞ'､､＼ 　＼
　.　　　...::::. .::..　 ヽ　.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: , ‐´ `ｰ､,＼　　＼
　　........ 　 　　　　/　.:::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＿_, ‐'" 　　　　`ヽ,.＼..　 ＼
　　　　　　:::::... ／. ...:::.............................................. 　 　　　　　　''､、＼:..　 ＼

ほしゅ

州*‘ -‘ﾘ＜ほぜんですゆー

川*'ー')これは保全するﾔﾖｰ

中の人超乙です！
最終章なんて言わずにずっと続けて下さいな

マジ乙すぎる

これからの展開に期待してます

続きを期待しちゃいますｗ

読まないと気になっちゃいます(・∀・;)

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

川´・_・ﾘ＜保全デスよ

从*´∇｀）＜ほっ

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

川｀・_・ﾘ＜力の限り保全デス！！！

　　　　　　　　　　.　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　　　 　 　 ∩ ∩　　　|只今充電中・・　 . 　. |
　 　　　　　　 | ∪ |　　 . |少々お待ち下さい・・.|
　　　　 　　　 |　　〜　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　__|★ﾉﾉハヽ 　　Zｚz・・・
　┌┐　　　| ＼州*´ ｰ`ﾘ、ｶﾁｶﾁｽﾔｽﾔ
　│|￣）〓（ 　,,￣￣￣￣）
　└.￣　　　 ￣￣￣￣￣

寝る前ほぜん

从oﾟーﾟ从＜ほとゆいたい♪

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

りさこがももとちなみのことを知ったのは、
お墓参りの少し前のことでした。
みやと二人でお見舞いに行ったらいつものようにももがいて、
でも、みやがあの日のようにニタニタしてて
ちなみとももも、なんだかは恥ずかしそうに俯いて、
りさこが首をかしげていると、ももが説明してくれました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「あ、あのね・・・りーちゃん・・・ももとちなみはね・・・」
「ゆー？もも変。」
「えっと・・・つ、つ、つき・・・合うことに・・・なって・・・うん・・・」
ももが顔を真っ赤にして言いました。
「！ちぃ！ホント！？」
りさこは心底ビックリしてちなみに話をふりました。
「うん・・・うち・・・もものことはまだ思い出せない・・・
でもね・・・もものこと好きって思った・・・
苦しかった、辛かった・・・でね、みやに相談して・・・
そしたらももがうちに・・・好きだって言ってくれて・・・
ももはうちのことずっと前から好きだったって・・・
苦しいのは・・・ももの方だって知ったんだ」
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「それで・・・まぁ・・・うん、お互い気持ちが通じてね。」
ももは嬉しそうに言いました。
ちなみのそばでちなみのお世話をするももが
すごく似合ってて、そこにはももしかいちゃいけない気がして
りさこは素直に「おめでとう」と言うのでした。
二人はすごく幸せそうでした。
・・・でも、嬉しい気持ちと羨ましい気持ちと・・・ちょっとだけ嫉妬心がありました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

ちなみが好きだったもも。
でも、その思いは通じなくて、言えなくて
苦しんでいたももをりさこはよく知っていました。
だから、りさこは「ももよかったね」と
言ってあげたくなるのでした。
でも、やっぱりそんな幸せな二人は羨ましかったです。
りさことみやにそんな未来はきっとないから、
好きだっていう気持ちが通じ合った二人が羨ましいのです。
みやといつかこんな風に見つめ合って微笑みあいたい。
りさこは、ふとそう願うのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

そして、芽生えた嫉妬心にりさこは少し戸惑いました。
元々、ももが好きだったのは・・・りさこ。
好きで好きでたまらないと言われたこともありました。
ももはりさこに優しくしてくれて、暖かくしてくれて
それは全部ももの気持ちがあったからで・・・
いまがないというわけじゃないけれど、
・・・りさこは今更、妬いているのでした。
ももをふったのは自分だというのに。

なんてワガママなのだろう・・・
りさこはそう思ったけれど、実際そう思うのだから
それは仕方のないことなのだろうとなんとか心に
踏ん切りをつけているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「りーちゃん？どうかした？」
「ふぇっ！？？な、なんでもないもん！」
「ウフフ、まったくもうｗ」
「ゆー・・・・」
ももに笑われてりさこは赤くなってしまいました。
「りさこ妬いてるのー？」
なんてちなみが言いました。
「ち、違うもん！妬いてません！」
「えー怪しいなぁｗまぁ、いいけど・・・」
ちなみがみやみたいにニタニタしていてりさこは
ちょっぴり悔しくなりました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「ところでみーやん・・・素直になれましたか？」
「・・・意味がわからないのになりようがない。」
ももに？（ハテナ）な質問にみやは、不貞腐れて答えました。
「もう、鈍感さんだなぁ・・・ま、そこが魅力か・・・」
ももはなにか呟いてから、りさこに言いました。
「りさこ、頑張るんだよ？」
「え？なんのこと？」
「ううん、なんでもない、あ、二人ともジュース飲む？買ってくるよ」
ももは唐突に話を変え、病室を出て行ってしまいました。
りさこは言われた意味をずっと考えているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

そして、夏がやってきました。
試験を何とか乗り越え、長かった1学期は終わりました。
そのあとは夏休み！
りさこはみんなで旅行に行きたいと話していて
みんなもノリ気でした。
ちなみは行けないけれど・・・でも、行っておいでと
ちなみが言うからももも行く気満々でした。

でも、あることでその計画は頓挫してしまいました。
まさか唐突にあんなことが起きるなんて。
誰も、いや、本人以外わかるはずはなかったのです。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

こんばんは中の人です

やっといつもらしい？時間に更新ですｗ

みやりしゃが進みませんが、

まぁ、いろいろ波乱はあったほうがいいだろうってことで・・・

では、おやすみなさい。

おおおおおおおおおおお乙！！！！！！！！！！！！！！１
どんなこただよおおおおおおおおおお

乙ですm(_ _)m

　　　　　　　　　　.　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　　　 　 　 ∩ ∩　　　|只今充電中・・　 . 　. |
　 　　　　　　 | ∪ |　　 . |少々お待ち下さい・・.|
　　　　 　　　 |　　〜　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　__|★ﾉﾉハヽ 　　Zｚz・・・
　┌┐　　　| ＼州*´ ｰ`ﾘ、ｶﾁｶﾁｽﾔｽﾔ
　│|￣）〓（ 　,,￣￣￣￣）
　└.￣　　　 ￣￣￣￣￣

ﾙ ’ｰ’ﾘ＜保全ですぅ

州;‘ -‘ﾘ＜べ、別に保全してるわけじゃないもん！！

　

ほぜんだよ

　

ほしゅ

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

波乱期待してます

州*‘ -‘ﾘ＜ほ♪

夏休み前、終業式の日にりさこたちはファストフード店で
旅行雑誌をいくつも広げて
ああでもない、こうでもない、と行き先を話し合っていました。
お金が余りかからなくて、でも、夏を感じられる場所で
なかなか行き先は決まりませんでした。
そんな時、サキちゃんが言いました。
「あ、あのね・・・えっと・・・ごめん、先帰る！ごめん！」
何か言いかけて、口をつぐみそのまま帰ってしまったのです。
りさこたちはポカーンとしてしまうのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「どうしたんだろ・・・？なんか最近変だよね？」
みやがサキちゃんの行った方を見つめて言います。
「うん・・・どうしたのかなぁ」
りさこにはさっぱりわかりませんでした。
もちろん、誰にもわかりませんでした。
「と、とにかく場所決めちゃお？早くしないとさ」
そう言ってまとめてくれたのはくまいちゃんでした。
最近のくまいちゃんはちょっと頼もしくて
ママも頼りっきりになっていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「じゃあここ！電車代込みでだったら安いし！」
ももが提案したのは海辺の小さな民宿でした。
「ほら、5人以上だとさらに安くなるって書いてあるし！」
「うーん、海だったらうち賛成かなー、まーさも？」
「ん？どれ？・・・あぁ、いいと思う。」
くまいちゃんもママもそれで納得していました。
「ふむふむ・・・うちはいいよ、りさこは？」
「うん、そこでいいよ、サキちゃんはいいのかな？」
りさこはやっぱりサキちゃんが気になるのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「しょうがないじゃん、いないんだから。」
ってくまいちゃんが言うけれど・・・
「う、うん・・・今夜電話しとくね」
りさこは渋々納得して、電話することにしました。
日程は、８月に入ってすぐにしようということになり
また明日集まって予約の確認をすることになりました。

りさこたちは夕方前に解散し、
みやとりさこは二人で家路に着きました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「ねぇ、みやぁ？・・・サキちゃん旅行ノリ気じゃないのかなぁ？」
サキちゃんの様子が変なのはそうなのかな、と
りさこは考えていました。
「うーん・・・どうかなぁ。旅行自体は楽しみって言ってたし・・・」
「なんかあったのかなぁ・・・」
「まぁ、明日聞いてみようよ・・・ね？」
「うん・・・」
みやに言われてとりあえずそれで考えるのをやめました。

そして、夜、りさこはサキちゃんに電話をするのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「もしもし？サキちゃん、あのね、行き先が決まったの。」
「へー・・・どこ？」
「うん、えっとね、○○っていう海の民宿で・・・」
「あぁ！ももが見てたヤツだ、うん、いいと思うよ。」
「で、でね、8月の初めに行こうって話しで・・・
明日また詳しいこと決めるんだけど・・・明日お昼に今日の店来れる？」
「あ、明日・・・・う、うん、平気」
「よかったゆー！じゃあまた明日。」
「うん、りさこありがと、おやすみ」

電話を切ってりさこは思いました。
別に変なことなんてないじゃないかと。
だからきっとみんな思い過ごしなのだと思っていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

次の日、昨日と同じようにみんな集まって
詳しい日程を話し合いました。
「じゃあ、これでいい？おっけー？」
最終に決まった日程でくまいちゃんが確認を取りました。
みんなそれに頷きました。・・・・でも

「あ、あのさ・・・ごめん・・・それはちょっと行けそうにない。」

サキちゃんがこんなことを言い出すのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「えっ・・・なんで？」
みんな首をかしげてサキちゃんを見ました。
「・・・ご、ごめん」
サキちゃんはまた謝りました。でも、理由はいってくれません。
「サキちゃん？・・・何か用事あるの？だったら別の日でも・・・」
ももが気を利かせて言いました。
「あ、いや・・・うん・・・えっと・・・」
サキちゃんはなにか言いたそうでした。
でも言えなくてもどかしいって感じに見えました。
「・・・最近へんだもん・・・なんかあった？」
りさこは意を決して聞いてみました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「わかった・・・言う、ちゃんと言う！」
サキちゃんはみんなを見て言いました。
りさこは内心ドキドキでしたが、それを隠して
さきちゃんの話に耳を傾けるのでした。

「単刀直入に言うね・・・あたしね・・・転校する。」
みんなが一斉に言いました。
「へ、へぇぇぇぇ！？？」
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「え、え？だ、だってサキちゃん来たばっかりじゃ・・・」
みやがみんなが思っていたことを聞きました。
「あーうん・・・まぁ、そうなんだけど・・・いろいろ・・・あって
・・・みんなあたしの足の事は・・・知ってるよね？」
「あぁ・・・捻挫しちゃったってやつ？」
りさこが返事をすると、サキちゃんは頷きました。
「あれさ、大したことない捻挫とか言ってたじゃん？
・・・それって実は・・・ウソだったみたいで・・・。
今でも足の感覚が違うんだ、ずっと気になってて、
有名な大学病院で精密検査してもらったの。
自分を納得させたかったのかなぁ・・・？」
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「そしたらさ・・・筋肉がちょっと、ほんのちょっとだけ
痛んでるって言われたの。
簡単な検査じゃわからないらしくて・・・
でも、ちゃんと治さないといけないって言われてさ
・・・治ったらまた前みたいに走れるかもしれないって
バスケもまたできるようになるかもしれないって・・・・
でね、・・・それには手術が必要なんだ。」
みんな黙ってサキちゃんの話に耳を傾けていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「で・・・その手術なんだけど・・・
まぁ、ちょっと一筋縄じゃいかないみたいで
専門医に、あ、スポーツの専門のお医者さんね、に
診てもらうのがいいだろうって・・・
それであるお医者さんを紹介してもらって
親と相談したんだけど・・・そこで診てもらうことになったの。
・・・それで、その、そこはね、・・・あ、アメリカ・・・なの。」

「あ、アメリカぁぁ！？？」
またみんな一斉に声を出しました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「や、別にね、アメリカなんか行かなくたっていいんだけど
一応あたしは・・・有名な選手だったわけで・・・
親の期待もあったし・・・行ってみればって言われてね。
治るんだったら行ってもいいのかなぁ・・・って。
で、その、旅行の日程と被っちゃうんだ・・・ごめんね。
そこで一度診てもらってその先生も手術した方がいいって言うなら
しばらく向こうに滞在して、ってことになるから・・・
親がそうなるんだったら向こうの学校に行けばいいって言うんだ
・・・だから、転校、なの。」

みんな想像の出来ない話で話が終わってもﾎﾟｶｰﾝと
していました。
りさこもよくわからなくて首をかしげているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

とりあえずこんなもんで

夜また書きたいと思います。




例のごとく、こんな症状があるかどうかはわかりません

きんにく留学！？

中の人超乙！！
夜は寝ないで待ってます

アメリカの医者と言えば真っ先に
ジョーブ博士が思い浮かびました
続きを期待してます！

保全

今夜はリアルタイムで待ってます

ダイジョーブ博士

川´・_・ﾘ＜こまめに保全デス

从´∇｀）＜ほだもんに〜♪

　　　　　　　　　　.　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　　　 　 　 ∩ ∩　　　|只今充電中・・　 . 　. |
　 　　　　　　 | ∪ |　　 . |少々お待ち下さい・・.|
　　　　 　　　 |　　〜　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　__|★ﾉﾉハヽ 　　Zｚz・・・
　┌┐　　　| ＼州*´ ｰ`ﾘ、ｶﾁｶﾁｽﾔｽﾔ
　│|￣）〓（ 　,,￣￣￣￣）
　└.￣　　　 ￣￣￣￣￣

州*‘ o‘ﾘ＜も〜ん♪

「それ・・・まじだよね？」
改めて確認をするみや。
「うん、ほんと！」
あっけらかんとしているサキちゃん。
「そっか・・・じゃあ旅行は中止だね」
くまいちゃんはそう言って、
持っていたパンフレットをテーブルに置いてしまいました。
「えっ、な、なんで？」
サキちゃんは慌てて熊井ちゃんを見ました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「みんなで行こうって言ってるんだから、
サキちゃんいないと行けないじゃんか、当たり前でしょ？」
「い、いやでも・・・」
「サキちゃんが、帰ってきたら、アメリカにまた行っちゃう前に・・・
送別旅行ってどう？それじゃだめ？ね、みんな」
くまいちゃんがみんなに提案をしました。
みんな頷いて、そうしよう、という話になりました。
サキちゃんは申し訳なさそうだったけど、
りさこも賛成だったし、サキちゃんがいないと嫌なのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「うーん・・・ごめんねぇ、みや、りさこ」
3人での帰り道、サキちゃんは言いました。
「黙っててごめんだし、予定変えさせちゃってごめんだし
もうなんか・・・・ごめん。」
サキちゃんは小さな身体をさらに小さくして謝りました。
「い、いいってばそんなの！や、やめてよ！」
「そ、そうだよ！確かに驚いたけど謝るようなことじゃないよ！」
みやとりさこは必死でそんなサキちゃんに言っていました。
「ごめっ・・・あ、あたし・・・・・」
すると、急にサキちゃんが泣き始めました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

りさこたちは余計焦って、必死になだめていました。
「ごめんっ・・・二人には・・・ｳｯ・・・言わなきゃって・・・ｸﾞｽ
でも・・・言い難くて・・・ごめんっ・・・」
「ゆー・・・気にしてないもん、サキちゃん、ちゃんと言ってくれたもん
りさこもみやも怒ってないよ？ね？」
みやは頷き、りさこがちっちゃいサキちゃんを抱きしめると、
サキちゃんは今まで抑えていたものが一気に溢れたらしく
声をあげて泣き始めました。
「言いたくても・・・言えなくてっ・・・ｸﾞｽﾞｯ・・・」
りさこはしばらくサキちゃんを抱きしめていたし、
みやもそばから離れることはありませんでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

りさこはおうちに帰っていろいろ考え事をしました。

サキちゃんはりさこたちと仲良くなって
きっとこれからもずっと一緒なのだと思っていました。
さきちゃんにそっくりなサキちゃん。
亡くなったサキちゃん。
遠くへ行こうとしているサキちゃん。
どちらもりさこから離れていってしまう。
大切な人なのに。
りさこが気を許して、なんでも話せる人だったのに。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

もしかしたら、もしかしたらサキちゃんは日本へ帰ってきて
またいつものように朝一緒に学校へ行くことが
出来るようになるのかもしれない。
でも、その可能性は・・・あんまり高くないようで。
りさこは寂しくて哀しくなりました。
でも、これはサキちゃんにとって大切なことなのです。
大好きなバスケットをもう一度やりたい、
そんな思いの結晶なのです。

りさこが「行かないで」なんて言えるわけありませんでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

そして、しばらく経った日サキちゃんは渡米しました。
りさこたちは空港まで行きたいといいましたが
「どうせすぐに戻ってくるし、いいよ」と断られちゃいました。
サキちゃんがいない間、りさこたちは毎日ちなみに会いに行きました。
ママやくまいちゃんも一緒に。
6人で集まって昔の話をしたり、ゲームをしたり。
みんな楽しくて、笑顔に溢れていました。

でもやっぱり、りさこは・・・
ちなみともも、ママとくまいちゃん、みやとりさこというペアになると
いつも心が苦しかったです。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

4人はそれぞれ愛しい人と一緒。
でも、りさことみやは違いました。
離れないけれど、くっつきもしない。
ももたちが仲睦まじいとりさこはこっそりと
胸を痛めているのでした。
もちろん・・・みやが気付くわけもなくて。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

ある日、ちなみが言いました。
「で、旅行はいつになるの？いいなぁ、ちなみも行きたい」
「ちなみは行けないでしょ」
すかさずももが言うと、
「わかってるよぉ、でも、計画に入れて？ね？寂しいじゃん！」
なんてちなみが言うものだからももは
しょうがないなぁ、と甘い顔をして言いました。
「えへへ、もも大好き」
なんてちなみもノロけちゃって・・・。
りさこはいいなぁ・・・と素直に二人を見ていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「んとね、カレンダーとにらめっこした結果・・・
8月の終わりしか無理！・・・なんだけど、どう？」
くまいちゃんが言いました。
そのあとみんなで詳しい日程を決めて、
サキちゃんも一緒に行けるように、
みんなでサキちゃんと思い出を作れるように。
りさこたちはちなみの病室で丁寧にに計画を寝るのでした。
ちなみはいいなぁ、と言いつつも、
ももには「楽しんできてね」と言っていて、
自分が行けないことはきちんと割り切っているようでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

宿題もそこそこに、りさこたちは帰ってきたサキちゃんと
２泊３日の旅行へ出かけました。
やはりサキちゃんはアメリカへ転校するようでした。
みんな寂しい気持ちを抱きながらも
それを素直に口に出来なくて、もどかしくて、
でも、いい思い出を作ろうと海辺の民宿へ向かうのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

いいよいいよー

出発の前の日、ちなみが言いました。
「もも、楽しんできてね、うちは平気だからね」
「うん・・・ごめんね。ちなみも一緒がいいんだけど・・・
ちょっと・・・無理みたいだしさ」
「いつまでも気にしてないの！ももはそこんとこよくないぞー？」
「わかってるよぉっ・・・もう・・・」
「えへへ、待ってるからね、元気でね」
「うん、ありがとう、行ってきます。」
「うん、行ってらっしゃい。」

挨拶をしてから、顔を近づけ唇が触れ合いました。
告白をした日から数えて、もう１０回を越えるキスでした。
ひとつ、ひとつが大切なキスだからきちんと覚えていたかったのです。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

サキちゃんを快く送ってあげたい。
寂しいけれど、でも、悲しんだりするのはいや。
楽しく、笑い合いたい。
ももはサキちゃんの転校を聞いてからずっとそう考えていました。
だからそうできるように、ももは笑顔を絶やさないように
そればかりを考えているのでした。

駅前に集合して、ももたちの短い夏の思い出がスタートするのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

こんばんは

とりあえずこんな感じで。

話の流れが早いというか飛ばし気味なのですが

おわかりのようにこれから長くなりそうなので

そこはあんまり気にしないでください。

では、おやすみなさい。

おおおおおおおおおおおおおおおおお乙!！！！！！！！！！！！！１１１
すでに泣きそうだぜ！！！！！！

乙！
そして旅館には水色の鏡が…

「おみやが神隠しか…ううむ…」
難しい顔をして腕を組んだこの男、小伝馬町界隈じゃあ
知らねぇ者は居ねえ、切れ者と評判の岡っ引きの清水の親分。
思案投げ首の親分におりさはしびれを切らした。
「早く探してゆー！もたもたしてると日が暮れるゆー！」
「まあ落ち着きな。実は近頃、神隠しがあちこちで起こっててな。
神隠しに遭うのは決まって年の頃十二、三の男だが…」
「親分さん、おみやちゃんは娘ですぜ」
「熊の言う通り。だが関わりが無ぇとは思えねぇってことだ。
おい、ちっさ、行くぞ」
「へえ」
ちっさと呼ばれたこの男、下っ引きの千佐太郎。
まどろっこしいってんで、親分には「ちっさ」と呼ばれている。
「熊と千吉は日が暮れる前ぇにおりさ連れて帰ぇんな」
「あたいも探すゆー！」
「おりさちゃんまで神隠しに遭ったら、おいら嫌だよっ！」
急に千吉が怒鳴ったもんで、皆、鳩が豆鉄砲食らったような
顔で千吉を見ていたが、男共は一斉に吹き出した。
千吉は顔を真っ赤にしてうつ向いてしまった。
「千吉の言う通り。おりさ、取り敢えず帰ぇるぞ。後は大人に任せな」

清水の親分達を見送り、家路につく三人。
おりさはまだ不満げな顔で歩いている。するってぇと…
「ぴぃぃっ！ぴぃぃっ！」
ふいに鳥の鳴く声。鷹だ。おりさは空を見上げた。
(…舞波丸！)
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

舞波丸！？

うん
舞波丸だよ

保全

州*‘ -‘ﾘ＜保全はするに越したことはないもん♪

ﾉﾉl;∂_∂'ﾙ＜べ、別に梨沙子のために保全してるわけじゃないんだからね！！

川*＾∇＾)||＜保全はするに越したことはないんだよ♪

電車に乗り込んで、目的地へ向かいました。
電車の中では、クジ引きで席順を決めました。
りさこはくまいちゃん、ママはサキちゃん、みやはももと
二人ずつ座ってなかなか新鮮な組み合わせでした。
くまいちゃんとはちょっとだけ気まずいけど
でも、仲良く色んな話をしました。
くまいちゃんはニコニコして、ママとの話をしてくれました。
とっても仲良しで、りさこは「いいなぁ」ばっかり言っていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「りさこ、くまいちゃんに感謝してるよ？」
「ほえ？なんで？」
「んっとね、この旅行も全部計画してくれたのくまいちゃんだし、
頼りになるなぁって・・・いひぃ〜♪」
ちょっと恥ずかしくってごまかしちゃったけど、
その気持ちは本当でした。
「あはは、どうも。りさこも、大人っぽくなったね」
大きな手のくまいちゃんはりさこの頭を撫でて言いました。
「え？そうかなぁ？」
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「なんていうか・・・凛々しくなった、かな。」
「えへへ、嬉しいもん！」
そう言われて素直に喜ぶと、くまいちゃんも笑顔でした。
二人もなかなか悪くないなぁ・・・とりさこは思いました。
ふと、前の席のママとサキちゃんを見ると
こっちもすごく和やかに話をしているようでした。
でも、話しながらなにかパクパク食べていて、
りさこはずっと気になっているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

みやと二人は別に困るわけじゃないけど・・・
でもなんだか何を話せばいいのかわからなくて
二人とも沈黙しちゃっていました。
「ねぇ、もも？ちぃとどんな感じ？」
するとみやが沈黙を破って聞いてきました。
「どんなって・・・・まぁ、それなりに。」
「ふーん・・・ちぃ幸せなんだ・・・うんうん、よかった。
・・・ねぇ・・・ももはさ、ちぃの記憶のことどう考えてる？」
「どうってねぇ・・・ももは・・・もう戻らなくてもいいかなって」
「え、そうなの？でも、忘れたままってのはきつくない？」
みやはびっくりしたみたいで、ももに聞き返しました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「だって・・・思い出すってことは、りさこのこととか・・・
いろいろ余計なことまでさ・・・
それはちなみが悪いんだけど、今こうしてみんな仲良くて・・・
なのに・・・・辛いことなんか思い出して欲しくないんだ。」
それがももの正直な思いでした。
きっと誰かに聞いて欲しかったのかもしれません。
だからこんなにもスラスラとみやに話しているのでした。
「そっかー・・・それもそうだね。
今のちなみの笑顔は本物だし・・・わかるよ、ももの気持ち。」
「そう言ってもらえると嬉しいな。えへへ・・・」
ももがにっこり笑うと、みやもそれに応えてくれて
ももの心は少し軽くなるのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「で・・・みーやんは素直になれた・・・まだみたいだけど。」
「ちょ、それほんと意味わかんないっ！教えてよ」
「やだ、これは自分で考えなさい。」
「むぅ、ももきらーい！」
みーやんが可愛く拗ねて見せました。
「・・・みーやん似合わないね・・・。」
って言ってあげるともっと拗ねるので
「あはは、可愛い可愛い！ｗ」
なんて言ってももとみやは楽しく電車での時間を過ごしていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

ふと、横のサキちゃんとまあさを見ると、
二人は座ったときからずっとお菓子を食べていました。
もうそれはずっと、ずっと・・・。
何を話しているかまでは聞こえなかったけれど
和やかというかなんというか・・・
二人にはピッタリな空気に思えるのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

そして、お昼前には乗り換えの駅に到着し、
ももたちは冷えた列車から残暑の厳しいホームへと
重たい荷物を持って降り立ちました。
「あつーい！」
第一声はももでした。
暑くって溶けてしまいそうなのでした・・・。
「ももちが騒ぐと余計うるさいよー・・・ほら、行くよ」
おっきな熊井ちゃんを目印に、
ももたちは乗換えまでの時間を潰す為に、
お昼御飯を食べに行くのでした。
目的地まではまだもう少しかかるみたいです・・・。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

お昼ごはんはすぐに決まりました。
りさこの、「味噌ラーメン！」の一言で。
みんな「暑いのに・・・」とか「ラーメンはいいとして、なぜ味噌・・・」とか
いろいろ思っただろうけれど、
りさこの天真爛漫な顔を見ていたら
だれも否定など出来ませんでした。
なので、駅舎のなかのラーメン屋さんでももたちは
お昼ごはんを食べるのでした。

サキちゃんは汗だくだったし、
みんな暑い暑いと言っていました。
でも、りさこだけは平然と「美味しいもん♪」とか言っちゃって
可愛いなぁ・・・とももは思うのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

くまいちゃんがこっそりももに、
「さっきりさこに凛々しくなったとか言っちゃったんだけど
撤回しなきゃいけないね、これはｗ」
と教えてくれました。
「あはは、だね、りーちゃんはまだまだ可愛いから」
なんて返事をするとくまいちゃんはケラケラ笑っていました。

そしてももたちは冷えた駅舎を出て、
乗り換えの暑いホームに立ちました。
そこへ、目的地の最寄り駅まで連れて行ってくれる
鈍行の電車が滑り込んでくるのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

さて、とりあえずこんなもので

いまさら気付きましたけど、

大人数がいっぺんに動く描写は苦手ですｗ

至らない点はお見逃しくださいませ・・・

ではまた夜きます

乙です！自分は批評とかできないけど
このスレが好きなのはとにかく読みやすいことです
夜の更新期待してます！

　

落としてたまるか

州*‘ -‘ﾘ＜保全はするに越したことはないもん♪

ﾉﾉl;∂_∂'ﾙ＜り、梨沙子のために保全す・・・や、やっぱ言えない

ほぜむ

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

電車は心地よく揺れながら海辺の街を目指しました。
りさこは朝が早くて眠いのか、あくびをしています。
「みやぁ・・・寝てもいい？」
なんて聞いてくる始末で。
「いいよ、着いたら起こすから。」
「うん・・・ごめんね・・・」
りさこはちっちゃな声でそう言うと、
みやの肩にもたれかかって寝息を立てました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

みんながりさこを見ていました。
「なんだ、りさこ寝ちゃったの？」
「うん、眠いみたい。」
「りーちゃんはおこちゃまだなぁ」
ももが得意げに言うのでちょっと悔しくて
「ももも変わんないじゃん」
って言ってやると、ももは膨れちゃって
それがまた面白くって、
うちはりさこを起こさないように気をつけながら
笑っているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

りさこはうちの肩ですやすや眠っていました。
みんなそれぞれ話をしたり本を読んだり
していて気付けばうちとりさこは二人きりみたいな
雰囲気になっているのでした。
りさこをチラっと見ると、驚くほど長い睫毛が目に入り、
またキャミソール一枚だけのりさこの肩は剥き出しで
りさこの白い肌が余計に白く見えました。
そのくせ、唇は口紅も塗っていないのに真っ赤で
うちは思わず見惚れてしまうのでした。
「りさこ・・・可愛いなぁ・・・」
素直にそう思うのでした。
こんなに可愛い子がいつもうちのそばにいる。
それは奇跡のようにも感じで、
うちはクラクラとしてしまうのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

そして、目的の駅まであとひとつという所でうちは
りさこの肩を揺り動かしました。
「りさこ、起きて、もうすぐ着くから」
「んっ・・・みやぁ・・・」
寝ぼけているのか、何を考えているのか・・・。
起きた途端、りさこはうちにぎゅっと抱きつきました。
「ちょ、ちょっとりさこ！起きなさいってば」
うちのお腹あたりにりさこの胸の感触を感じました。
うちは必要以上に動揺して、焦っていました。
「りさこ、起きて、りさこ！」
「・・・うー・・・起きる・・・もん！」
りさこはゆっくり起き上がって、「おはよう、みや」
と言いました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

さっきの可愛いと思ったりさこ。
胸が当たったお腹。
おはようと言うりさこの表情。
全部知っているはずなのに。

なのになぜうちはドキドキしているんだろう。

りさことならいままでなんでもしてきたのに。
なぜいま、うちはドキドキしているんだろう。
「みや？」
「な、なんでもないっ！」
りさこが顔を覗き込んでくるものだから余計焦って
強く言い返してしまいました。
「・・・みや変。」
降りる準備をし始めたりさこはそう呟くのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

みやがなんか変だけど、まぁ、気にせずりさこたちは
電車を降りました。
よく寝たし、りさこの体調はバッチリでした。
電車を降りると、すぐに潮の香りが漂ってきました。
「海の匂いだー！」
サキちゃんは確か、海に来るのが久しぶりらしくて
一番はしゃいでいました。
暑いけど、汗かいちゃうけど、海の匂いでりさこも
すごくテンションが上っているのでした。
「よーし、じゃあ宿へ参りますか！」
くまいちゃんの掛け声でりさこたちは駅近くにあるという、
２泊するお宿へと歩いていくのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

お宿の民宿は思ってたよりも大きくて、
そして想像以上に海に近かったです。
りさこたちはさっそく部屋に案内されて
６人が泊まる大きな部屋に入りました。
「なんか修学旅行っぽーい！」
なんて言ってももとママは機嫌がよく、
サキちゃんとくまいちゃんもニコニコしていました。
みやも楽しそうに部屋を見て回っていたから
さっき怒られちゃたのかと思ったけど、
りさこはそうではないようで安心するのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「・・・ひまだぁ」
ちなみはももも、みんなも訪ねてこないのでヒマでした。
ここのところは毎日みんな来て、
この病室で勉強したり、くだらないこと喋ったり
たまり場みたいになっていたのに。
誰も来ない、というのはこんなに寂しいものなんだろうか、
と改めて実感するのでした。
親は忙しいし、土日しか来てくれないし、
ちなみはヒマでヒマでしょうがありませんでした。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

「・・・行っておいでなんて言うんじゃなかったかな・・・」
散々ももに行け、気にするな、と言ったくせにと
思ってはいるけれど、行くな、なんて言える状況じゃなかったし・・・
それにももには楽しんできて欲しかったし・・・

「でも・・・やっぱ失敗した・・・寂しい・・・」

なんて後悔している自分がバカみたいで
かっこ悪くて、ださいなぁ・・・とちなみは思うのでした。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

「なんで足治らないかね・・・」
階段から滑って落ちたとももが教えてくれました。
「・・・どういう落ち方したらこんな粉々になっちゃうんだろ？」
見せてもらったレントゲン写真のちなみの右足は
確かに粉々で、時間がかかるとは聞いていました。
「でもなぁ・・・もう４ヶ月くらい経つはずなのになぁ・・・
あぁ・・・！もう・・・もどかしいなぁ・・・」
なかなか治らなくて病院からは出れなくて
旅行にはいけなくて、高校にもいけなくて
もものこともいっこうに思い出せないし・・・
「はぁ・・・寝よ・・・」
まだ昼にもなっていないというのに
ちなみは読もうとしていた本を投げ出して
眠ってしまうのでした。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

短いけど・・・

とりあえずこんなもんで

旅行でいろいろ動けばな・・・と思います

ではおやすみなさい

更新ありがとうな
おやすみ

おおおおおおおおおおおおおお乙！！！！！！！！！！１１１１１

旅行でひと波乱あるのかな？
続き楽しみです!

AAネタスレだと乳の感触にみやびちゃんが殺意を覚えるところだなw
頭が勝手にそっちの分岐に行っちゃって
その後の文章が噛み砕けなかったw

ﾉﾉl;∂_∂'ﾙ＜べ、別におっぱいが小さくても悔しくないんだからね！！

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

州*‘ o‘ﾘ＜もんもん♪

州*‘ o‘ﾘ＜ほだもん♪

州*‘ o‘ﾘ＜やだもん♪

☆ままゆと未来ちゃんの大切な親友〜梨沙子ちゃんキター☆

　 　☆ﾉﾉハヽ
　　 州*‘ ヮ‘ﾘ∩＜Baby, please take a chance！恋の魔法で　♪
　（(　(⌒) ⊃ノ　　)) 悲しみを溶かしてあげるよ！♪
　　　　　（＿)

　　 ☆ﾉﾉハヽ
　　 州*‘ ヮ‘ﾘ＜Baby, please fall in love！今ときめいて　♪
　（( 　ﾉ　⊃⊃　)) 弾けるような　恋をしてみようよ！　♪
　　　(__ﾉヽ_)

　　　ﾉﾉﾉハヽ☆
　　　ﾘ‘ ヮ‘*州＜Baby, please take a chance！恋のTrue Romance　♪ 　
　（(　⊂⊂　 　_) 少しずつ、咲かせてあげるよ！♪
　　　　　(__ﾉ￣　彡

　　☆ﾉﾉハヽ
　　州*‘ ヮ‘ﾘつ＜Baby, please fall in love　今輝いて　♪　
　（( （⊃　 (⌒) )) 眩しいほどの恋をしてみようよ！♪　
　　　 (__ﾉ


　　 /＼__,ﾍ,
　　 ﾉ☆ﾉﾉﾉハ
　　州*‘ ヮ‘ﾘ＜☆Leah Dizon 戀しよう♪☆
　　c(,_ｕｕﾉ http://jp.youtube.com/watch?v=DF2eM0ulBNc

　　　　　　　　　　.　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　　　 　 　 ∩ ∩　　　|只今充電中・・　 . 　. |
　 　　　　　　 | ∪ |　　 . |少々お待ち下さい・・.|
　　　　 　　　 |　　〜　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　__|☆ﾉﾉハヽ 　　Zｚz・・・
　┌┐　　　| ＼州*´ -`ﾘ、ｶﾁｶﾁｽﾔｽﾔ
　│|￣）〓（ 　,,￣￣￣￣）
　└.￣　　　 ￣￣￣￣￣

川´・_・ﾘ＜ほ

州*‘ -‘ﾘ＜ほだゆー♪

州*‘ -‘ﾘ

ﾙ ’ｰ’ﾘ＜ほっ

从´∇｀从＜ぷ

川*＾∇＾)||＜すてっ

ﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜ぷ

州*‘ o‘ﾘ＜じゃんぷ

州*‘ -‘ﾘ＜ゆー

「みやー、ママとくまいちゃんとサキちゃんが買い物行くって。
みやも行くー？」
部屋を見回り終えて、窓から海を見ていると
りさこにそう呼ばれました。
「んー・・・いいや。りさこは？」
「じゃあ、りさこもいいや。」
と言うので、りさことみやは部屋に残りました。
ももはちなみに電話すると言って、
ママたちと一緒に出て行きました。
広い部屋に二人きり。
いつもとは違う空間。
うちは柄にもなく、緊張しているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

「りさこ・・・お茶飲む？」
「ううん、いい」
「りさこ・・・お菓子食べる？」
「ううん、もうすぐご飯だよ」
「そ、そうだよね・・・」
「みや、さっきから変・・・どうしたの？」
りさこにはすっかり見透かされているようで、
うちはちょっとドキっとしてしまいました。
「べ、別に・・・なんもないよ。」
「ふーん・・・」
りさこはそれ以上何も言わず、荷物を片付け始めました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

あ、みやびちゃんがママって言ってる・・・
ごめんなさい、まぁに脳内変換でｗ

変なのは自分でもわかっていました。
どうしてだろう、どうして今日、こんな風になってしまったんだろう。
りさこは妹みたいな存在で、
いつもそばにいてくれて、むしろ、いてほしくて。
かけがえのない人です。
それはちゃんとわかっていました。
でも・・・電車の出来事が頭を過ぎるのです。
今まで意識なんてしてこなかった、りさこの
女の子としての魅力、色っぽさ、美しさ。
ふと思い出すだけでも変な気持ちになって
それがどういうものかよくわからなくて、
うちは、この二人きりの空間を居心地悪く思っているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

それでも誰も帰っては来なくて。
まだ夕方に少し時間があって。
３人はきっと喋りながら散歩がてらに、
近所のコンビニを目指しているはずだから
まだ帰っては来ないだろうと思います。
ももはちなみとの電話が長引いているのだろうし、
むしろそれは邪魔しちゃいけないもので。

どうしよう・・・って考えなきゃいいんだ、そう、
何も考えなければ・・・！
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

「明日はね、朝からね、海だよ？えへへ、泳ぐもーん！」
りさこが荷物から水着を取り出してそういいました。
やっと沈黙が破れて、りさこのテンションも高そうなので
うちはほっとして、平静を装って話を続けました。
「楽しみだなぁ、海かー・・・そういえば、うちってね、
海辺の学校だったんだよ？転校してくる前までは。」
「ゆー？そうだったの？知らなかったー」
「うん、言ってなかったもん。・・・いい所だったよ。
あの海が大好きでさ・・・また行きたいな」
昔のことを思い出して、うちはちょっと懐古な気分になっていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

「りさこも行ってみたい！」
「あぁ、そうだね。一緒に行こうね、連れて行ってあげる」
「いひぃ〜♪どんなとこ？」
「港町でね、すぐそばに海があって・・・・
あ・・・そういえば・・・」
うちはふと、幼馴染の少女を思い出しました。
転校してから連絡すら取っていません。
仲は良かったけれど、うちは新しい学校に忙しくて大変で
転校してすぐにさきちゃんと仲良くなって、好きになって
夢中で、彼女の事をすっかり忘れていたのです。
もちろん、悪気はなかったけれど・・・
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

「ん？どうしたの？」
「ううん、ごめんごめん、ちょっといろいろ思い出してて。」
「そっかー・・・ねーみや、もっと聞かせて？」
「あ、うん・・・えっとね・・・」

うちはその子のことを思い出しながら、
うちが育ったあの港町のことを話しました。
りさこは目を輝かせて聞いてくれたから
話すかいがあったというものです。
りさこに彼女のことは言わなかったけれど、
うちは「今どうしてるのかな・・・？」と考えているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

変な気持ちのせいで居心地が悪かったのだけれど
うちは自然とりさこと話せていました。
だから話をふってくれたりさこに感謝し、
あの胸のドキドキやざわめきをなんとか
抑えることが出来ていました。

そして、話もそこそこになったころ、
ももが帰ってきて、３人も帰ってきて、
夕食の時間となるのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

ももからメールが届いて、うちは目を覚ましました。
本当は電源を切らなきゃいけないのだけれど
こっそり規則を破っているちなみは、
「着いたよ、電話するね」というメールを見て、
かかってきた電話を取り、ももと話を始めました。
長電話だったけれど、「寂しい」なんてことは言いませんでした。
行けと言ったのは自分なのだから、それは言えませんでした。
ももを心配させたくないし、楽しんで欲しいのです。
でも、電話を切ったらやっぱり寂しくなって、
ため息をこぼしてしまうのでした。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

みやの今まで知らなかったことを聞いて、
りさこはとても嬉しい気持ちでした。
しかもそれをりさこに話してくれたことが嬉しかったのです。
「りさこが初めてかも、この話は」といわれ、
自分は特別なのだと思うことが出来たからです。
もちろん、その特別が本当の特別ではないと
ちゃんとわかっていたけれど、
嬉しいものは嬉しいのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

夕食は大きな食堂でした。
畳敷きの部屋で、りさこたちは大きめのテーブルについて
たくさんのご飯を食べました。
電車ばかりで疲れていたし、いっぱい食べられました。
ママは「もう限界だーっ」と言いながらおむすびを食べていたけど・・・

夕食の後は、部屋に戻ってトランプをしました。
本当に修学旅行みたいだったけど、
先生みたいに怒る人もいないし、
りさこたちは「大人」のいない快適な時間を楽しんでいました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

それでも明日の朝ごはんは早いし、
明日は一日海で遊ぶ予定なので
トランプも早々に切り上げて、早く寝ることにしました。
お布団を３つずつ縦に並べて、枕を向かい合わせて
りさこたちはお布団に入りました。
りさこは一番左で、隣にみや、その隣にサキちゃん。
りさこの反対側にはもも、その隣にママとくまいちゃん。
早々に切り上げたというのに、こう着替えて寝る準備を済ませると
また話を始めてしまって、結局予定の時間に寝ることは
もちろん、できませんでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

ゆ！お風呂を忘れてたもん！
ま、まぁ・・・どくしゃさんがのうないほかんしてくれるはずだもん！

さて、つづきつづき・・・・
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノハヽ　 ＿
　州；*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

みんなが寝静まっても、りさこはなんだか眠れませんでした。
みやもモゾモゾしているので、
「みやぁ、起きてるもん？」
と話しかけると「うん、りさこも？」と帰ってきました。
「うん・・・みやぁ、そっち行ってもいい？」
「へっ？あ、え、っと・・・ってもう来てるし・・・」
少し離れているので声が大きくてみんなを起こしちゃまずいと、
みやのお布団にもぐりこみました。
「いひぃ〜♪みや、暖かいゆー」
「・・・いや、うちは暑いけど。」
「むぅ」
「はいはい、いいよ。いてもいいから」
「えへへー」
みやが許してくれたので、りさこはみやの枕で
みやのお布団で、みやのそばで眠りました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

>>403
お前が好きなのはミヤビじゃねえよ！！！

「まったくもう・・・こいつー」
みやがりさこのほっぺを突きました。
「いひぃー♪」
「もう・・・」
みやは呆れて？いたけれど、
りさこは内心嬉しくて仕方ありませんでした。
みやの体温を感じられる距離。
ドキドキして、ちょっとだけ興奮していて。
小さなコソコソとした話し声で、
みやと、二人だけの秘密のような話をする。
なんて、りさこは幸せなのだろう、と思いました。
だからちょっとだけ甘えて、眠るときには
みやの胸の中に潜って眠りました。

みやはりさこが眠ってしまうまで、背中を撫でてくれているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

はい、私が好きなのはママ、茉麻ちゃんです
みやびには捨てられたんだゆー
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

どう考えても、ありえない状況でした。
肩にもたれかかるとかそういうレベルではないのです。
りさこはすぐそこにいて、スヤスヤと眠っている。
動揺を誤魔化そうとして撫でていた背中。
誤魔化せても同様は消せませんでした。
時々吐息が首筋にかかり、りさこの透き通るような
白い顔を見ているとなんとも言えない
気恥ずかしい気持ちになって、
ドキドキをして、顔が赤くなって、・・・
うちはきっとどうかしていました。
じゃなきゃ・・・あんなこと・・・。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

白い肌、寝息、赤い唇、無防備に甘えるりさこ。
プチン、とうちの中の何かが弾けました。

うちは、少し下にあるりさこの顔に自分の顔を近づけました。
鼻先が触れ合って、ドキドキが最高潮に達し、
気付けばうちは・・・りさこの唇に自分ものを重ねていました。

それはきっと数秒の話だったのだけれど
うちには数時間にも感じるほどでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

キス・・・しちゃった・・・どうしよう・・・・。

唇が離れてそう思いました。
どうしよう。なんでこんなこと。
りさこに知られたら・・・嫌われてしまうかもしれない・・・。
キスなんかしたことないのに。
誰かとキスしたいなんて考えたこともなかったのに。

うちは・・・一体なんてことをしてしまったのだろう。

変わらずスヤスヤ眠るりさこ。
うちはみんなに聞こえるのではないかと思うほど
心臓を鳴らしているのでした。

そして、一睡も出来ないままりさこのそばで
一晩中悶々としているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

こんばんは

とりあえずちょっと動きました。

みやびちゃんにはこれまでぽやーんとしてた分、

思いっきり悩んで欲しいものです。

それから、

>>406は自分ではありません。

では、また来ます。

乙なのです
みやに期待

ウワワワワ！！とうとうチューを！！
こっちまでドキドキした！

ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!!!!
でもやっぱりお風呂のシーンが欲しかったｗｗ

お風呂おおおおおおおおおおおおお

お風呂ｗｗｗ

お風呂はいろいろマズイのでカット・・・
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

州*‘ -‘ﾘ＜まずいのはみやとさきちゃんだけだゆー

ﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜りさこ、怒るよ。

州；*‘ -‘ﾘ＜・・・・ごめんなさい。

ﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜よろしい。


みやびちゃんのドキドキ具合からして、
お風呂は別に入ったことにしてくださいｗ
明日っていうか、２日目なんとかします、ごめんなさいｗ

おやすみなさい。

待て！二泊するんだからチャンスはもう一度ある！！
お風呂おおおお！！！！！

最近の佐紀ちゃんは結構・・・だぞｗ
むしろ熊井ちゃんが・・・だぞｗ

書き込んだら作者さんが気を使ってくれてたｗ

ちょｗお前らお風呂に貪欲すぎｗｗｗ
作者さん今回もおもしろかったです
明日のお風呂期待してますｗ

＞中の人

バー上げちゃったねｗｗｗ

お前ら色々期待しすぎｗ
俺は初めてのチューしてくれただけで満足だｗ

マジで乙です
想像しながら読むとおもしろい

お風呂もいいが海だぜ海
海の家での着替えシーンは若干長めでお願いしやす

州*´ -｀ﾘoOＯ＜みやぁ・・・

Σﾉﾉ;∂_∂'ﾙоО（・・まさか梨沙子に気づかれた？・・）

ﾉﾉl;∂_∂'ﾙ＜べ、別に保全してるわけじゃないんだからね！！

州;‘ -‘ﾘ＜べ、別にマネージャーのために保全してるわけじゃないもん！！

ほぜ

hzm

昼ほ

保全

漫画家ひさわゆみの人気作『いけないっ課外実習』

を盗作したケータイ小説『イケない課外授業』がiらんどのランキング一位！

本人に反省の色はなく、自作自演で擁護する始末。

こんな犯罪者を野放しにしていて、いいのだろうか↓
http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=ikenaikagai&BookId=8

ほっしゅ

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

やー

ほぜんだよ

川*＾∇＾)||＜ほだよ♪

こんばんは、中の人です

今夜はちょっとお休みします。

酔っ払いだからですｗ

ごめんなさい、、、、では、おやすみなさい。


みんな保全ありがとう、感謝してます

酔っ払いおやすほ

乙デス

ほぜん

保全デス

保全

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

ﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜起立礼着席うちとりさこでだから聴いてね ほ

空が明るみ始め、枕元の携帯を見ると
起きる時間の１時間前になっていました。。
あぁ・・・もう、寝られなかった・・・今日は海なのに・・・。
りさこのばか・・・。
スヤスヤとうちの胸の中で眠るりさこを見つめます。
「・・・ったく・・・幸せそうな顔しちゃって。」
プニプニと頬っぺたを突くと、
「んっ・・・」
と声がして、一瞬焦ったけどりさこはそのまま寝続けていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

胸はドキドキしっぱなしで、
昨日の唇の感触もしっかり残っていて・・・
でも身体がそろそろ限界だと悲鳴を上げ始めました。
「んー・・・・やば、眠くなってきた・・・・」
逆に今寝たら絶対起きられない。
そう思ったので一生懸命目をパチパチするけれど・・
「・・・・だめ・・・」
うちは急に襲ってきた睡魔に負けて、
そのまま眠ってしまうのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

「・・・あらあら」
起きる時間の３０分ほど前に目が覚めて、上半身を起こすと、
自分の前のお布団に居るはずのりさこがいない。
あれ？と思って、隣を見ると、りさこはみやのお布団の中にいました。
冷房が効いているとはいえ、この暑い夜に
ぴったりとくっついて、二人は眠っていました。
「・・・見せ付けるなぁ、二人とも。」
りさこの幸せそうな寝顔を見ていたら、
「よかったね、りーちゃん。」と言いたくなります。
そんなりさこをみやはしっかり抱きしめていました。
・・・これが無自覚の出来るワザなのかなぁ。
りさこはドキドキだったんじゃないかなぁ。
と、鈍感なみやのことを考えているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

そして起きる時間の少し前になるとみんな起き出してきます。
起きた３人はみやとりさこを見つめながら、ももと同じことを考え
ニヤついたり、考え込んだりいろいろしていました。
すると、「んっ・・・・あれ・・・・」とりさこが目を覚ましました。
「りーちゃん、おはよ。起きた？」
そばに行って声をかけると、りさこは小さく頷きます。
「朝だよ。もうすぐ起きる時間だから、起きたほうがいいよ。」
サキちゃんもりさこに声をかけます。
「うん・・・起きるっ・・・あ、でも、みやが・・・」
りさこはみやにぎゅっとされていることに気付いて、
起き上がれないらしく、困った顔をしていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

目を覚ますと少し騒がしくて、目を開けると、
ももが声をかけてくれて、りさこは小さく頷きました。
それからサキちゃんがが「朝だよ。」と教えてくれました。
起きなきゃ、って思って動こうとすると
みやにしっかり抱きしめられていることに気付きました。
昨日は背中を撫でてくれてただけなのに・・・。
ちょっと困ったなぁ・・・と思ったけれど、
でも、大好きなみやのすぐそばでこうしていられて
りさこはすごく幸せだったし、このままがいい、とも
ちょっとだけ考えているのでした。
・・・ゆー・・・近いもん・・・。
そして、もちろん昨日自分から潜り込んだとはいえ、
この状況に対してりさこの胸はドキドキと鼓動を早めているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「みや、起こしちゃおうか、もう時間だし。」
困るりさこを見かねてももが言いました。
あっ・・・もうちょっと・・・こうしてたい・・・って思ったけど
それはもちろん恥ずかしくて、言えなくて。
「うん・・・」とりさこは頷きました。
「えーほんと？りーちゃん、幸せそうな顔してる。」
とももに指摘されて、
「ち、違うもん！」と否定すると
「またまたぁ〜」とサキちゃんにも言われて、
りさこは朝から顔を真っ赤にしているのでした。
「もう、二人嫌い！」
と苦し紛れに言っても通じず、二人は終始ニヤついていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「しかし起きないねぇー」
サキちゃんがみやのほっぺをツンツンして言いました。
「でも、時間だしね。」
ももはそう言って、みやの肩を揺らしました。
「みーやん、起きて。みーやん、朝だよ！」
一回目ではピクリともしないみや。
二回目のももはちょっと大きな声で言います。
「みやぁ、起きて、みやー！」
りさこも近距離でみやの肩を揺らしてみました。
「・・・・・んー・・・・なに？」
みやは薄っすらと目を開けて、起きるのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「みや、朝だもん。起きて！」
「みーやんが起きないと、りーちゃんお布団から出られない。」
ももがちょっと怒った声で言いました。
「ふーん・・・・そう・・・・おやすみ。」
でも、みやはクールにそう答えてまた寝ました。
「ちょ、みやー！起きろー！」
サキちゃんも痺れを切らしてみやを思いっきり揺すります。
「みや、起きないの？」
ママが寄ってきてりさこの髪を撫でました。
ママの感触にちょっと癒されて、うん、と頷きました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「よしよし、じゃあ、起こしてあげる。」
ママがそう言って、みやの肩に手をかけました。
「・・・コラー！！！みやび、起きなさい！」
「っ！！は、はい！！！起きる起きる！」
ママの大声と大きな揺れにみやは飛び起きました。
りさこから手を離し、なんでか正座しちゃってるみや。
りさこは慌ててるみやがおかしくて
「あははー！みや変！」
なんて大声で笑っちゃうのでした。
りさこはみやの感触、匂いが離れてしまって寂しいけれど
仕方ないので起き上がって準備を始めました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「もう、まぁ、ずるい」
うちは起こされたことでかなり機嫌が悪くなっていました。
だいたいなんでまあが夏焼家の起こし方を知ってるんだか・・・。
「起きないのが悪いのー」
なんて言われてもっと機嫌は悪くなりました。
ったく・・・１時間しか寝てないのに・・・。
それはうちのせいじゃなくてりさこのせいなのに・・・。
あんなの、もういや。
今日の夜は「だめ」ってちゃんと言わないと。
・・・あぁ、しかし眠いなぁ・・・。

歯を磨きながらうちは寝たい！って言う身体を無視して
懸命に睡魔と戦うのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

「みやぁ、怒ってるもん？」
みやがイライラしていて、りさこのせいかなって思いました。
一晩一緒に寝ていたから、りさこ何かしちゃったかな、とか
無理やり起こしちゃ悪かったかな、とか
りさこはみやの怒っている原因を必死に考えていました。
「・・・別に。」
「・・・そっかぁ。」
「ちょ、そんな顔しないでよ。うちが悪いヤツみたいじゃん・・・」
りさこが俯いちゃうとみやが慌てて言いました。
「怒ってないよ、ごめん。ほら、さっさと着替えよ？」
みやが優しく言ってくれて、りさこはほっと安心をしました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「みやぁ、怒ってるもん？」
着替えているとき、りさこにそう言われました。
いや、怒ってるっていうか眠いだけで・・・
別にだからってりさこを責めたいわけじゃないし・・・
「・・・別に。」と返事をするとりさこは目に見えて落ち込みました。
うちは焦っちゃって、どうしよう、って思って
平気だよと怒ってないよと言ってあげました。
するとりさこは安心した顔をしていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

て、っていうか！早く服着なさいよ！

いまだ下着姿のりさこを直視できない自分がいて
ふと目に入る唇が気になって

あぁ、ここに昨日・・・とか考えちゃう自分がいて
それがたまらなく恥ずかしくて。

考えちゃダメ、ダメ・・・と思うたびに
余計にりさこのことが気になってしまうのでした。

っていうか・・・バレてないよね？

なんて聞けるはずもなく、
眠たいイライラとりさこへの気恥ずかしさとキスへのビクビクとした秘密とが
入り混じって、みやはなんとも言えない気分になるのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

準備を済ませ、朝食を昨日と同じ食堂で食べました。
みんな朝だからと、たくさん食べました。
おひつの中のご飯は全部なくなりました。
でも、みやは一杯しか食べなくて
赤い目をずっと擦っていて、
眠いのかなぁ・・・とりさこは心配になるのでした。
たまに目が合っても、みやは逸らしてしまって
ひょっとしてりさこのせいで眠れなかったから
みや怒ってるのかな・・・と思いました。
でも、そんな風に聞くことはできませんでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

そして、食事も終わって部屋に戻り、
りさこたちは海に繰り出す準備を開始するのでした。
お宿のおじさんによると、海水浴場まですぐだから
着替えて行った方がいいよ、と教えてくれました。

なので話し合って、りさこたちは水着を部屋に広げて、
キャッキャ言いながら着替え始めるのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

こんな時間に目が覚めて・・・更新です。

どうでもいいシーンをgdgd書いてみました。

なので全然話自体は進んでいないという・・・ｗ

では、もう一度寝ます、おやすみなさい。

乙ですm(_ _)m

川´・_・ﾘ＜力の限り保全デス！！

おおおおおおおおおお乙！！！！！！！！！！！！
いいシーンです！！！１

お疲れさまです！

保全

ほぜん

州*‘ -‘ﾘ<みやのために保全するもん♪

ﾙ ’ｰ’ﾘ＜保全ですぅ

ほのまら

川｀・_・ﾘ＜ﾋﾊﾎｰｲ

州*‘ o‘ﾘ＜ﾎﾎﾎｰｲ

ほぜん

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

落とさない

着替えシーンを妄想しながら待ってます

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

不思議な夢を見ました。
寂しくて早々に眠ってしまったちなみは、
不思議な、でも、なんか気になる夢を見たのです。

ちなみが、ももと歩いているのです。
それも中学のときの制服を着て。
何か親しげに話していて、それがごく当たり前のようで。

場面は変わって次は、
ちなみがももの寝ているベッドに腰掛けていました。
そのベッドは病院のように見えました。
ちなみは寝ているももにずっと話しかけています。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

また変わって今度は、
ちなみがももとりさこを見つめていました。
二人が楽しげに何か話していて、
それをちなみはずっと見ていました。

そして、また変わって
次はちなみがノートに何かを書いています。
文字まではっきりは見えないけれど
一心不乱にノートに向かっているのです。

また変わって
次はちなみは手を真っ赤に染めていました。
本当に真っ赤。
見たこともない色をしていました。

その色にあまりに衝撃を受けて
ちなみはハッとして、目を覚ますのでした。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

カーテン越しの窓から白み始めた空が見えて
時計を見るといつも起きる時間の少し前でした。
「・・・なに・・・なにこの夢・・・」
気付くと、息が上っていて額には汗をかいていました。
「真っ赤・・・だった・・・どういうこと・・・？」
ちなみはあの赤かった手を見つめました。
でも、今の手は当然普通の色をしていて・・・
いろいろ考えようとしているのに
頭がボーっとして思考を許してはくれませんでした。

しばらくすると朝食が届けられ、
ちなみはボーっとしたまま食事を取るのでした。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

お昼になる頃、ようやく頭がハッキリしてきて
ちなみは昨晩の夢について一つずつ思い返しました。
こんなに鮮明な夢は初めてでした。
色も、香りも、音も、すべて覚えていました。
何であんな夢・・・
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

まず、ももと二人で歩いていたところ。

あれはありえない光景です。
だってちなみは中学校の制服を着たももを知らない。
しかも二人で歩いているなんて。
どう考えても、おかしいのです。

それから、ベッドで眠るももに話しかけているちなみ。

まるでうちとももが反対になったみたいでした。
ももが入院してたことなんてもちろん知りません。
そんなこと考えたこともなかったのに。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

りさことももが話しているのを見つめているのだって、
うちはそんな光景全然知りません。
だいたいなんでそんなもの見ているのか・・・。

ノートだって・・・あんなにノートに一生懸命に
向かったことはありません。

それから・・・真っ赤な手。
起きて息が上がるほどドキドキしていた光景。
全く記憶にない真っ赤な手。

・・・そういえば・・・　夢を思い出しているとそこは教室で、、
ちなみは、視界の隅に倒れこんでいるりさこを見つけました。
りさこの服は真っ赤に染まっていました。

これは・・・どういうこと？
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

うちがりさこになにかしたから・・・だから血が・・・
で、でもそんなの・・・うちがなんでそんなこと・・・。

だけど、ふと鼻につくのは鉄臭い血の匂い。

「ち、違う！」

その匂いがあまりに鮮明に残っていて
ちなみは思わず声をあげました。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

これは夢だ。
現実に起こったわけじゃない。
うちは全部知らない。
ありえるはずがないことなのに。
何でこんな夢見たんだろ・・・。
なんでこんなに鮮明な夢だったんだろう。

おかしいよ、・・・なんで・・・。

ちなみは夢が途端に怖くなって怯えてしまいました。
自分の頭が見せたものなのに。
怖くてしょうがなかったのです。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

「・・・まさか・・・でもっ・・・」

ちなみは最悪のタイミングで思い出しました。
・・・ちなみがももと、２ヶ月分の記憶を失っていることに。

ひょっとしてこれは欠けた記憶の一部・・・・？
だとしたら納得のいく部分ももちろんあるけど・・・

でも、りさこがいて、服を赤くしていて、ちなみの手も赤かった。
それって・・・まさかちなみがりさこになにか・・・。
ううん、そんなことありえない・・・。

「なんなのよ・・・この夢は・・・」
やっぱり怖くてちなみは頭を抱えてしまいました。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

どうしてだろう。
記憶がこんな形でも戻れば嬉しいはずなのに。
夢でも、欠けた一部が帰ってくるならば
それは嬉しい事のはずなのに。
どうして胸騒ぎがするんだろう。
赤かった自分の手のことだけじゃない。
なんだか胸がざわついてしょうがないのです。

記憶は、夢は、一体なにを告げたいんだろう。
どうしてちなみは記憶をなくしちゃったんだろう。

「あぁ・・・もうわかんない。」
ちなみは頭が痛くなってきて、それ以上考えることを止めました。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

さて、今日はここまでです。

ちなみを動かします。

着替えはもうちょい待ってください、

でも、別に面白いことはありませんよ？ｗ

ではまた来ます。

中の人乙！！！
じらすなぁｗ

着替えとお風呂期待してたらｼﾞｬﾝｼﾞｬｶだった。。。
でも乙です

乙ですm(_ _)m

記憶を取り戻すことによってどうなってしまうのか気になります

うわわわわわわ

考えてみたら
りさこが腹部を露出しているシーンって
負の記憶が形を表す訳で…

うわあ…

ちなみいいいいいいいい

激しく乙です
続き楽しみに待ってます

ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ<まったくもう・・梨沙子はずるいよ・・・・

保全

おは

州*‘ o‘ﾘ＜ほだもん♪

州*‘ -‘ﾘ＜もんもん♪

州*‘ -‘ﾘ＜リンリンリンッ！

写真集宣伝乙

川´・_・ﾘ＜保全デス

川*＾∇＾)||＜エンジョーイ

音楽は鳴り続ける

州*‘ o‘ﾘ＜ほだもん♪

早めの保全

まだかなまだかな

州*‘ -‘ﾘ＜学研のおばさんまだかなー

州*‘ o‘ﾘ＜がらもん♪

「おー！くまいちゃんすっごいもん！」

水着に着替えたくまいちゃんはモデルさんみたいで美人さんでした。
足が長くてりさこはいいなぁ・・・と思うのでした。
「へへーん♪すごいっしょ？ってみや、さっさと着替えなってばー」
「え、う、うん・・・」
「みーやんは胸が「ちょ、もも怒るよっ！！！」
ももがなにか言おうとしてみやはそれに飛び掛りました。
「りさこは・・・うん、可愛いね」
みやは顔を赤くしてりさこのピンクの水着を褒めてくれました。
みやに褒めてほしくてももと一緒に買いに行ったので、
りさこはとても嬉しくなりました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「みやのも可愛い！」
みやは下が赤いスカートみたいな水着で、
すごく可愛らしい水着でした。
「・・・う、うん、ありがと。」
みやは照れくさそうに言って、あくびをしていました。
・・・そんなに眠いのかなぁ・・・。
「さて、行くかー！海だー！」
くまいちゃんの掛け声でりさこたちは水着の上に
シャツと短パンはいて浮き輪を持って海へ出かけました。

ジリジリと熱い太陽がりさこたちの肌を焦がしました。
「・・・焼けちゃうなぁ」とももはポツリ、呟いているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

まだ時間が早かったので、砂浜には人はそんなに多くなくて
適当な場所を見つけてりさこたちは、
お宿で借りたパラソルを広げました。
早速、テンションハイなサキちゃんとくまいちゃんとももは
服を脱いで海へ駆け出していきます。
「りーちゃんもみーやんも早くー！」
砂浜でももがりさこを呼びます。
「ママ？泳ぐ？」
「うん、でも、先に行っていいよ。ほら・・・」
ママはパラソルの下で今にも寝ちゃいそうな、
みやのことを指差して言いました。
「うん・・・じゃあ行ってくる！」
りさこはみやをママに任せて、上下脱ぐと、海へ飛び込みました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「ちょっとももち、水かけないでってばー！」
くまいちゃんがももを追い掛け回したり、
「キャー！サキちゃんヘルプー♪」
なんて言いながら逃げ回るもも。
りさこもニコニコ笑いながら冷たい海水と
熱い太陽を感じで「夏だなぁー」と実感しているのでした。
ふと、みやとママを見ると
みやはママの膝枕で眠っていました。
りさこはいよいよ自分のせいでみやが寝不足なのでは、と
思い始めるのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「まぁ、ごめんね・・・」
りさこが海へ走っていって、うちはまぁに言いました。
「いいよ別に。寝てないんでしょ？今海に入ったって
どうせ遊んだりすることできないよ、だから・・・」
「わ、ちょ、まぁ！」
うちはまぁに肩を押さえつけられて、
まぁに膝に頭をつけていました。
「うちの膝貸してあげるから少し寝なさい。
お昼になったらきっと遊べるからね、わかった？」
ほんとのお母さんみたいに言われてうちは素直に頷きました。

そして、うちはパラソルの中、眠ってしまうのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

「・・・あれ・・・」
目を覚ますとみんながパラソルの中にいて、
それぞれ何かを口にしていました。
「みや、お昼だよ？もう眠くない・・・？」
りさこがうちの顔を覗き込んで言いました。
「うん、・・・よいっしょ・・・平気だよ。みんなごめんね」
うちは起き上がって謝りました。
「いいよいいよ、あ、みや、焼きそばでよかったら食べよ？」
サキちゃんが焼きそばをくれて、みんなでお昼ご飯を食べました。
眠くて朝しっかり食べてなかったから、
うちはあっという間に平らげてしまうのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

みやも起きて、みんなで談笑しているとママが
「あ！もも、携帯震えてたよ、忘れてた」
とももに言いました。
「ありがと、見てみる・・・・・・ん、・・・ちょっと電話してくるね。」
ももは携帯を見てそう言うと、少し離れた場所へ行きました。
「どうしたんだろ？」
みんな疑問だったけど、何も聞けず、
りさこたちはそのままご飯を食べ続けていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「ちなみ？どした？」
ももは、ちなみから「ごめん、時間あったら電話ください。」との
メールを見て、ちなみに電話をかけました。
『ごめん、海だよね・・・』
「あ、うん・・・でも大丈夫。どうかした？」
ちなみの声に元気がなくて、
寂しいのかなぁ・・・とももは考えていました。
『・・・変なこと聞くようでごめんね、・・・あのさ・・・
・・・うち・・・階段から落ちたんだよね？
そのとき、血って出てた・・・？そこに、りさこ・・・いた？』
「えっ・・・なにそれ・・・？」
ももはドキっとして、びっくりしました。
『・・・お願い、教えて欲しい・・・』
ちなみは元気のない声のまま、そう言うのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

ももは迷いました。
ちなみは記憶でも取り戻したのでしょうか。
だからそんなこと・・・？でも、聞くって事は確証が持てない？
でも、ただ単に気になって聞いているだけってことも・・・
どうしよう、なんて答えれば・・・

『もも？どうしたの？』
「あ、ごめん・・・えっと、血は、額から少しだけだよ。
りさこはそこにはいなかった。・・・それがどうかした？」
『そ、そうなんだ・・・ありがと、ごめん、海、楽しんでね』
ちなみは一方的にそう言うと、電話を切ってしまいました。
ももは首をかしげながら、ちなみの言っていたことが気になるのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

うそ・・・ついちゃったなぁ。
今まで詳しいことなんか聞かれたことなかったし・・・。
夜、もう一度電話した方がいいよね・・・？

ももはしばらくいろいろ考えて、
みんなの元へ戻りました。

午後はみやも元気になって、まぁも加わって
みんなで楽しみました。
遠泳なんかしちゃったり、ボールぶつけてみたり、
すごく楽しくて、充実した日なのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

少し寝て、頭がスッキリすると、うちは、
りさこの水着が気になってしまうのでした。
着替えてたときも、さっきまでも、
全然なんともなかったのに・・・

全然きわどくない水着なのに、そういうとこへ目が行っちゃって
あぁ、だめだ・・・って思って、でも見ちゃって。
胸大きいよなぁとか、むちむちしてるなぁ・・・とか
いつもそばにいてわかっていたことなのに、
なんで水着になったからって・・・・

うちは必死で考えないようにすればするほど
考えてしまうのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

なんとかごまかして一日を過ごし、
民宿に戻ると、水着のままで先にお風呂にどうぞ、なんて言われて
６人ではいることになりました。
・・・どうしよう。
昨日は、混んでるからってうちはサキちゃんとももと３人で
お風呂に行ったからりさことは別だったのに。
一緒だなんて・・・。

うちはいろいろ思い出して、一人、困っているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

今日はここでおしまいです。

まぁ、お風呂はまぁ・・・飛ばしていいですか？ｗ

これから、っていうか今もだけど

ちなみをちょこちょこ挟んでいきます。

ではおやすみなさい。

乙です。
自分的には雅のﾓﾔﾓﾔ感が好きだから
お風呂は期待してますw

お風呂はみやびちゃんが不憫になるからｗ

>>524
無理はしなくていいぞ脳内補完で頑張るから

州*‘ -‘ﾘ＜ほぜんですゆー

　　　　　　　　　　.　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　　　 　 　 ∩ ∩　　　|只今充電中・・　 . 　. |
　 　　　　　　 | ∪ |　　 . |少々お待ち下さい・・.|
　　　　 　　　 |　　〜　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　__|★ﾉﾉハヽ 　　Zｚz・・・
　┌┐　　　| ＼州*´ ｰ`ﾘ、ｶﾁｶﾁｽﾔｽﾔ
　│|￣）〓（ 　,,￣￣￣￣）
　└.￣　　　 ￣￣￣￣￣

朝っぱらからﾑｯﾊｰとなりました
お風呂は…期待してますｗ

从*´∇｀）＜ほっ

川´・_・ﾘ＜保全デス

从*´∇｀）＜ほだもんに〜

ﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜ほぜん

州*‘ -‘ﾘ＜ゆー

ホゼン

帆だよ

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

保全あげ

保全する

保全した

死守

俺がりさこを守る

「やったー！誰もいないし気兼ねしなくていいじゃーん！」
ももは6人でお風呂にどうぞって言われたのが嬉しかったのです。
長い時間はもちろんだめだけど、
やっぱ旅行に来たならハダカの付き合いもなくっちゃね♪
昨日はみやとサキちゃんと3人で入ったけど
他のお客さんもいたし・・・でも今日は6人だけだし！
ももは機嫌をよくして、荷物を片付けてから浴場へ直行しました。
「えへへ、りーちゃんと入るの初めてだよね？」
「うん！もも、髪洗ってあげるー」
「あはは、ありがとー。」
なんて言いながらももとりさこはさっさと脱いじゃって、
お風呂場へと入りました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

次にはまぁとくまいちゃんとサキちゃんも続いて入ってきました。
わーお・・・まぁとりさこの胸は大きいなぁ・・・。
ももだって・・・負けてないはず・・・だけど。
なんてちょっと見比べちゃったりして。
サキちゃんとくまいちゃんには勝ってるなぁとか
考えちゃったりしていました。
だけど、しばらくたってもみやが入って来ません。
「ねぇ、みーやんは？」
最後に入ってきたサキちゃんに聞きました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「あぁ、なんか忘れ物あるとか言って・・・」
「ふぅん、そっかー」
さてはみーやん・・・胸気にしてるなぁｗ
そんなの気にしなくてもいいのに・・・。
そんなことを考えながらお湯を浴びていると
ガラガラと戸をあけてみやが入って来ました。
「ご、ごめん、遅くなった・・・・」
みやは特に隠すこともなく、入ってきて
アレ、そういうことじゃなかったのかなぁ・・・と
ちょっとだけももは拍子抜けなのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

みんながポンポン脱いで浴場へ入っていきます。
「みや？入らないの？」
最後のサキちゃんがうちに声をかけます。
「え、あ、わ、忘れ物！取ってくる！」
「うん、わかった、早くねー」
サキちゃんはそれだけ言って入って行きました。
うちはサキちゃんを見送ってその場にへたり込みました。
「ど、どうしよう・・・」
うちはさっき直視できなかったけど視界に捉えてしまった
りさこの全裸を思い出しました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

やっぱり胸大きかったよなぁ・・・
身体もなんか・・・りさこ・・・えっちだし。
って何てこと考えてるんだ・・・女の子同士だし！
き、昨日だってももとサキちゃんと入ってるし！
でも、さっきのりさこを思い出しちゃって
うちは顔を真っ赤にしていました。
「・・・・入らなきゃ・・・変に思われちゃう・・・」
うちは意を決して、水着を脱ぎ、浴場へと足を踏み入れました。
小さめの自分の胸はちょっと気になるけど、今はそれどころじゃ・・・
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

えっちだぁ・・・うちなに書いてるんだろ・・・。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　


州*‘ -‘ﾘ＜みやーさっさと書くゆー
ﾙ*’ｰ’ﾘ＜そうだよ、みーやん遅い
ﾉﾉl；∂_∂'ﾙ＜い、いやだって・・・

「もう、みや遅いもん！」
りさこが近寄ってくると、うちは思わず下を向いてしまいます。
「みや、りさこが髪洗ってあげるね。」
「え、ちょっとりーちゃんももじゃないのー？」
「みやが先だもんー」
「あはは、わかったよぉー」
りさこはうちの手を取ってお風呂のイスに座らせました。
「いひぃ〜♪あぁ、みやいっぱい焼けちゃったね」
りさこがうちの肩に触れました。
「ひゃぁっ！」
うちはびっくりしちゃって変な声をあげてしまうのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

「あ、ご、ごめん・・・」
りさこも驚いたらしく、謝られました。
「い、いや・・・いいよ、ごめんね。洗ってくれるの？」
「う、うん・・・いい？」
強引にひっぱって来たくせにそんなところはしおらしくて。
座っているうちの顔を覗き込んできました。
「い、いいよ・・・お願い。」
その顔が素直に可愛くて、うちはドキドキしっぱなしだけど
余計にドキドキしてしまうのでした。
「う、うん！」
りさこは嬉しそうに返事をすると、うちの髪を丁寧に洗ってくれるのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

昨日は一緒にお風呂に入れなかったから、
今日こそは、って思っていて
一緒には入れたら髪を洗ってあげたいな・・・と
りさこは思っていました。
だから、みやがお願いって言ってくれて嬉しかったです。
優しく、みやを傷付けないように洗いました。
みやはなんだか照れていて、赤くなってたけど
そんなみやも可愛くて、りさこはやっぱり・・・

この人が好きだなぁ・・・と思うのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

お風呂から上ると、みやはぐったりしていました。
「みやぁ？大丈夫？」
「へっ、あぁ、うん・・・」
でもそうは見えなくて、荷物を部屋に置いて、
りさこはみやを外へ連れ出しました。

「みやーこれ飲むといいよ。」
民宿前の砂浜にあるベンチで待たせていたみやに
近くで買ってきたポカリを手渡しました。
「あ、ごめんね・・・なんかのぼせちゃって」
「ううん、りさこが長く浸かっていられるか競争しようなんて言ったから・・・」
それでみやとママが意地張っちゃって、
みやは負けたけどかなりボーっとしちゃっていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

もう日は落ちかけで、目の前の海は赤く染まっていました。
すごくロマンチックな光景で・・・
りさこは見とれてしまうのでした。
風も心地よくて、気温も下りかけていたので
みやを冷ますにはちょうどいい気候でした。

「いいよ、うちが負けず嫌いだからさ。気にしないで？」
「うん・・・」
みやが頭を撫でてくれたので、急に甘えたくなって
りさこは隣のみやの肩に頭をくっつけました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「どした？あはは、りさこは可愛いなぁ・・・・はぁ」
みやはもう一度りさこの頭を撫でてため息をつきました。
なんでため息なんか・・・って思って聞こうとしたら、
みやがボーっと夕日を見ていたので
何も聞けず、聞かず、りさこはそのまま甘えることにしました。

みやと見たあの青い空を思い出しました。
清々しくて、綺麗な空。
色は違うけれど、この空も、海もとても綺麗です。

りさこたちはしばらくうっとりと目の前の光景を見つめていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「みーやーん！りーちゃーん！ごはんだよー！」
日も沈んで、なお一緒にいたりさこたちをももが呼びに来ました。
「うん、もも、ありがと。」
「すぐ行くね。」
りさこたちは返事をして、夕飯へ向かいました。
みやにくっついて腕を組むと、
みやは照れくさそうに笑って、ぎゅっと手を握ってくれました。
今までもあったことだけど、
りさこも照れちゃって、民宿までは無言で歩きました。

りさこは、なんだかすごく幸せなのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

りさこと二人で夕日を見ていました。

うちがりさこの頭を撫でると
りさこが、コトンと身体をうちの肩に預けてきました。
どうしたのかなって思ってりさこを見ると、
べったり甘えたいって感じで、
うちはそんなりさこをとても可愛く思いました。
「どした？あはは、りさこは可愛いなぁ・・・・はぁ」
もう一度頭を撫でてあげると、
うちは思わずため息が零れました。
りさこがうちを見つめそうになっていたので
ふと視線をそらして夕日を見つめました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

こんなに可愛くて、
うちに懐いてくれて、
甘えてくれる。
大切な、りさこ。
手離したくなどない人。
そばにいて欲しい相手。

うちはこのりさこを独占したくて
ドキドキも緊張も
全て受け入れていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

あぁ、・・・・これってきっと・・・うちは・・・


そう考えようとしたら、ももが呼びに来ました。
ふと周りを見るともう暗くなっていました。
うちは考えることを止めて食事へ向かいました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

途中、りさこが腕を組んできて、うちはまたドキっとして
でも、全然いやじゃなくてむしろ嬉しくて。
だけど恥ずかしいから笑って誤魔化して
りさこの手を握ってあげました。
二人して照れちゃって、無言でした。

だけどこの感じは心地よいものなのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

ももは言いました。
血なんか流していないし、りさこもいなかったって。
ももはうそなんかつきません。
だからきっとあれは夢で。
大したことのない夢で。
気にすることはないのです。

お昼を過ぎて、そう考えると気が楽になって
うちは気が抜けたように眠ってしまいました。

だけど、眠るんじゃなかった。


―――夕方、目を覚ましたうちは、全てを思い出すのでした。

＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

さて、今日は結構書きました

みやびちゃんもよく頑張りましたｗ

次回で雅空5の中盤、というところでしょうか・・・・

それではまた

おおおおおおおおおおおお乙!！！！！！！！１１１１１１１１１
思い出してしまったあああああああああああああああ

胸きゅんでしたが次はいよいよ試練ですねぇ・・
お疲れ様です

お風呂ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!!!!
乙でした

お風呂シーンもあって満足でしたｗ
でも続きが怖いな
今日もお疲れ様でした

お風呂入ってドキドキはいいんだけどなあ
傷跡見えるからそれどころではないような…

ほぜん

川´・_・ﾘ＜保全デスよ

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん

お風呂乙ｗｗｗ
次の展開も気になります

記憶が戻ったちなみは今後どうなるのだろう？
続きが楽しみです
お疲れ様でした

えなり自害

ハロコン行ってきますほ

>>573
不吉だからやめてくれ

保全

ほっしゅ

小さめの胸→×
凹んだ胸 →○

保全

ﾉﾉl;∂_∂'ﾙ＜べ、別に梨沙子のために保全してるわけじゃないんだからね

ほぜん

ほしゅ

川´・_・ﾘ＜保全しておきマス

ホゼン

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

保全です

ほぜん

こんばんは　寒いですね・・・

>>567
傷跡のことをすっかり忘れてました・・・だめですね・・・。
フォローは入れます、ごめんなさい、そしてありがとう。

>>578
ﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜・・・・・・。
州*；‘ o‘ﾘ＜・・・・（ま、まずいもん！謝った方がいいゆー！）


では、今日の分です。

夕ご飯を食べて、りさこたちは部屋に戻りました。
すると、くまいちゃんがあるものを取り出しました。

「じゃーん！花火！やろ？」
「着いた日に買ってきたんだ、やるよね？」
ママとくまいちゃんがニコニコ笑って言いました。
「うん、やる！」
「やりたい！」
りさこも、ももも、みやも、ノリ気になって
6人でみやとさっきいたベンチのそばの
砂浜へ向かうのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

さっきよりもまた少し気温も下って、
過ごしやすい気候でした。
月も出ていて、りさこたちを照らしてくれます。
「よし、ばらせたし、はじめるかー！」
くまいちゃんがそう言って、りさこたちは花火を始めました。

色とりどりの花火、派手な打上花火、全部、綺麗でした。
少し煙たいけど、そんなのはガマンして、
りさこたちは騒ぎながら花火を楽しむのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「ちょ、りさこ持って歩かないでー！」
「いひぃ〜♪」
「もう、熱いってばー！」
ニヤニヤしながらみやとかももを追いかけて遊びました。
サキちゃんは隣でゲラゲラ笑っていて
楽しんでくれたみたいでりさこは嬉しく思いました。

「さて、最後はこれかなー」
ママが取り出したのは線香花火。
一つずつ手に持って、
潮騒の、夜の砂浜でりさこたちは静かになるのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

円になって座り込んで、
一斉に火をつけて、誰が最後まで残っているか勝負。
「・・・うわぁ・・・綺麗・・・」
パチパチと小さく音を立てて華を散らす線香花火。

「・・・サキちゃん、遠くへ行っても、うちら、友達だからね？」
くまいちゃんがちょっと恥ずかしそうに、
でも、しっかりとサキちゃんの目を見て言いました。
「そうだよ、りさこたちはサキちゃんのこと応援してる！」
みんな口々にサキちゃんへの気持ちを言いました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「ちょっと・・・もう・・・・泣かせないでよっ・・・！」
サキちゃんは線香花火を持ったまま、泣いていました。
そのとき、サキちゃんの花火もポトリと落ちて
みんな続々と花火を落としました。
もう誰が最後まで残っていたかなんてわからない。

ただ、明かりがなくなった砂浜には、
サキちゃんの小さな嗚咽だけが響いていました。
そして隣のももは、サキちゃんの肩を抱いているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「みんな、ありがと・・・ｸﾞｽ・・・大好き！」
サキちゃんは泣きながらも、明るい声で言いました。
りさこは嬉しくて、でもちょっぴり悲しくて。
それでもこの大切な思い出は残しておきたい、
と感じていました。

「じゃあ、まだ残ってるしみんなやっちゃっていいよ。」
くまいちゃんが声をかけました。

りさこは、みやとの思い出も作りたい。
そう思って、線香花火を2本持ち、みやを誘いました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「み、みや・・・あ、あのね、」
みやは砂浜に座り込んでいて、
ぼーっと真っ暗な海を見つめていました。
「んー？どしたの？・・・あ、残り？じゃあやろっか。」
「う、うん！」
まさかみやが言ってくれるなんて思わなくて、
りさこは嬉しくてずっとニコニコしていました。
「りさこ、どうだった？二日間」
パチパチと線香花火が音を立てています。
「楽しかった！電車も、民宿も、海も、花火も！」
「そっかぁ、よかったね。」
みやはにっこり微笑んでいました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「みやは？楽しかった？」
「え、うん、もちろん。」
「よかったね、みや」
「そうだね・・・うん。あ、そうだ・・・ここはもう、痛くない？」
そう言って、みやはりさこのお腹に触れました。
その時二人の線香花火は、ポトリと落ちました。
「あぁ・・・うん、平気。全然痛くないよ？」
「そう、もう傷も小さくなっているだろうし、よかったね。
お風呂じゃ、よく見えなかったし、水着でもあんまりわからなかったよ。」
「えへへ、治るの早かったから・・・。みや、ありがと。」
「え、あ、うん・・・」
みやは照れて砂をいじいじしていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「みやぁ・・・」
「んー・・・どしたー？」
「今日はなんか、甘えてばっかりだ・・・ごめんね。」
りさこはみやの肩にもたれかかって、
腕を組みました。
「いいよ、別に・・・」
みやは短くそう言って、海を見つめました。
だからりさこも海を見つめました。

真っ暗だけど、ちょっと怖いけど
みやと一緒ならそんな怖さにも勝てちゃう気がしているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

線香花火をやろう、と持ってきたりさこ。
トコトコ歩いてくる感じが、ヒヨコみたいで
なんだか可愛いく感じました。
りさこは少し恥ずかしそうに言い渋っているので
「んー？どしたの？・・・あ、残り？じゃあやろっか。」
と言って上げるとニコニコ笑っていました。

りさこと思い出の話をして、楽しかったねと言い合って。
りさこのそばにいるとやっぱりちょっと意識しちゃうけど
でも、心地いいことに変わりありませんでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

線香花火が落ちそうでした。

りさこにお腹の傷のことを尋ねました。
今まではなんとなく聞きづらかったこと。
触れにくかったこと。
水着のときに少し気になって、
でも、お風呂じゃ直視なんてできなくて
聞いてみるのでした。
そして、ドキドキしながらお腹に触れてみました。

線香花火が落ちて。

もちろん傷なんてわからないけど。
心配してあげたらありがとう、なんて言われて
うちは照れちゃって砂をいじってごまかしました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

りさこがうちに身体を預けて腕を組んできました。
「甘えてばっかりだ・・・ごめんね。」
と言われても怒る気になんてなれるはずありません。
だから「いいよ、別に・・・」なんて言って
うちは胸のドキドキを隠す為に、
海を見つめました。
りさこも同じく見つめていました。
ふと、りさこの横顔を盗み見ました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

まっすぐに前を見つめている瞳。
可愛いかわいいと思っていたけれど、
初めて「美しい」と感じました。
色んな表情をするりさこだけれど
こんな顔をしているところははじめて見ました。

なんでりさこにこんなにドキドキして、緊張すんだろう。
これがちぃの言ってたドキドキなのかな。
それってことは・・・うち・・・りさこのこと・・・。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

「気になって気になって・・・なんか胸がモヤモヤして
苦しくって・・・わかんないけど・・・なんかへんなんだもん！」

と言っていたちなみ。
うちの今の状況にソックリだ。
ねぇ、ちぃ、これってやっぱり・・・

うち、りさこのこと、好きなのかな・・・・？

だけど当然答えはなくて、うちはまた海を見つめるのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

は、恥ずかしい・・・
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

すべての記憶がふっと沸いて来ました。
次々に埋められていくピース。
もものこと、りさこのこと、うちがしたこと。
全部、全部、うちの元に帰って来ました。

うちは、その内容に呆然とし、
その場で嘔吐しました。

あぁ、・・・うちはなんて最低な人間なんだろう。

気持ち悪い。

全部、気持ち悪い・・・。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

ちなみは、昨晩の夢を思い出します。

血はりさこを刺した血。
ノートはももへの気持ち、自分の想い。
ベッドで眠るももは、意識を失っていたから。
二人で歩いていたのはそれが日常だったから。

うちの知っていたもも。
うちが新しく知ったもも。

同じだけど、違う。
なにかが、違う。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

りさこを刺した。
自分は追い詰められていた。
気が狂いそうだった。

全部、心に蘇る想い。
あの、吐き気、気持ち悪さ。

身体の震えが止まらない。
うちは自分を抱え込んでずっと震えている。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

あの時の、飛び降りたときの痛み。
身体の痛み、心の痛み。

罪の意識。
ももへの想いと梨沙子へ気持ち。

あ、・・・あのノート。
あれは誰かの目に触れただろうか。
―――ももは、あれを読んだだろうか。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

あぁ、きっと読んだから・・・うちのことが好きだなんて言ったんだね。
だって、ももがちなみを好きになんてなるはずないもんね。

この2ヶ月幸せだったのになぁ。
好きだって言われて嬉しかったのに。
ちなみだって、すごく好きだったのに。

もも、「好き」だなんて言ってくれたのは、
ノートを見てうちのことを憐れんだからなの？
同情なんだね、きっと。
好きなんかじゃ・・・ないんだ。

こんなもの・・・。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

ちなみは首にかけたネックレスを握り締めました。

両想いになったらつけようって思ってたのに。
なんでこれ、つけてるんだろう。
誕生日のプレゼントだってももは言っていた。
・・・ウソ、ついてたんだね、もも。

あぁ、やっぱりノートを見たんだ。
だからネックレスの場所を知ってたんだ。
こんなの両想いじゃない・・・。
ももはただ同情して・・・。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

ねぇ、どうしてウソつくの。
どうしていつもそばにいてくれたの。
ただの同情なの。
それとも、りさこを刺したのは自分のせい、
だなんて責任感じているの。

だから、好きだと告白したらそれに応えたの。
あの言葉も、あのキスも、・・・全部ウソなの。

今日も、階段から落ちたとウソを。
血も額からだけだと、りさこはいなかったと。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

ちなみがショック受けちゃうから？だから言わないの？
そんなの・・・いらない。
本当のことが知りたかっただけなのに。
なのに・・・なんで・・・。

どうしてこんなに苦しいんだろう。
どうして震えが止まらないのだろう。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

ごめんね、りさこ。
きっと何度謝ったって許してもらえない。
でもりさこは・・・ニコニコ笑って・・・・。
何も言わなかった。
きっと責めたかったはずなのに。
りさこはなにも悪くないのに。
悪いのはちなみ一人なのに。
勝手に考えて、勝手にあんな最低なことをして。

ごめん、りさこ。
うちはきっと何度でも謝る。
許してもらえなくても、謝るからね。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

ももとの思い出を、早く思い出したかった。
大切な人との、自分の知らない思い出。
共有して、笑いあいたかった。

なのに、どうしてこんなに気持ちが悪いのだろう。
どうしてこんなに苦しいのだろう。
ウソをついていたみんなも、りさこを刺した自分も、
全部忘れてももにまた恋をした自分も、
同情なんかで好きと言ってくれたももも、

全部、

気持ち

悪かった。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

吐き出したものを片付ける気分にもならなくて、
かといってこの病室にいる気にもならなくて
車椅子に乗って中庭へ出ました。

うちはひたすらりさこへ謝っていました。
ごめんね、ごめんね、と。
あの時も、後悔をして、謝って、飛び降りた。

「2度と同じことはしない・・・でも、したいって思っても
いいよね・・・逃げたいって思うくらいいいよね・・・？」

誰へ話しかけたのか。
うちはふと、そう言うのでした。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

さて、結構書きました

落差激しいなぁ・・・まぁ、お許しください。

ちなみの思いは賛否両論かと思いますが、

なんというか・・・上手く言えません、ごめんなさい。

みやびちゃんの気持ちと、ちなみの気持ちとを

交錯させて進められれば、と思っています。

では、おやすみなさい。

おおおおおおおおおおおおおおお乙！！！！！！！
なんかなきそうだぜ！！！

長文更新乙です
そしてみやりしゃｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!!!!と思ってたら千奈美が。。。
明日も期待してますー

読み応えのある作品ありがとうございますm(_ _)m

すげぇぇぇぇ

中の人超乙！！
千奈美を幸せにしてあげて･･･

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

　　　　　　　　　　.　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　　　 　 　 ∩ ∩　　　|只今充電中・・　 . 　. |
　 　　　　　　 | ∪ |　　 . |少々お待ち下さい・・.|
　　　　 　　　 |　　〜　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　__|★ﾉﾉハヽ 　　Zｚz・・・
　┌┐　　　| ＼州*´ ｰ`ﾘ、ｶﾁｶﾁｽﾔｽﾔ
　│|￣）〓（ 　,,￣￣￣￣）
　└.￣　　　 ￣￣￣￣￣

千奈美に元気な笑顔が戻りますように…

今夜も期待してます

千奈美・・・ホントに桃子は千奈美のこと好きになってるんだぞ
同情じゃないぞ・・・続きが気になる

小説の人物にマジレスwお前かわいい奴だなw

ほっしゅ

州*‘ o‘ﾘ＜ほだもん♪

ちなみ、さきによろしくな。

保全

州*‘ o‘ﾘ＜ほだもん♪

おやすみ

花火を終えて、りさこたちは部屋に戻り、
ゲームとかはせずにいろんな話をしました。
お布団を敷いて、真ん中に集まって、
それはまるで修学旅行みたいで。

言い尽くせないほどの大切な思い出たち。
サキちゃんとの思い出はそう沢山なわけじゃない。
でも、一個一個が濃くて、すっごく楽しかったから。

お菓子をつつきながら、りさこたちはずっと話し込んでいるのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「ふわぁ〜・・・・・」
隣のみやがあくびをしていました。
「みや？眠い？」
りさこが聞くと、「うん」ってみやは頷きました。
「先に寝ていいよ、ももたちまだ喋ってるし」
ももがみやに言うと、
「ごめんね、先に寝ちゃう・・・みんなおやすみぃ」
立ち上がって自分のお布団に入っちゃうみや。
「みや、おやすみー」
みんなが声をかけると、みやはすぐに寝てしまいました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「りーちゃん、見て！」
みやが寝てしばらく経ち、りさこたちも寝ようとして
いろいろ片づけをしていると
ももがりさこの事を呼びました。
「ん？なぁに・・・？」
りさこが寄っていくと、ももはみやを指していました。
「こんな寝顔・・・可愛いね。」
スースー寝てるみやの寝顔。
確かにももの言うとおりとても可愛いです。
りさこはしばらく目が離せませんでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

お布団に入って電気が消えて、
りさこは一人、旅行のことを考えました。
サキちゃんとのお別れ旅行。
帰ったらその2日後、サキちゃんはアメリカへ飛び立ちます。
寂しいけれどしょうがない現実なのです。

旅行も明日でオシマイ。
明日は、海で遊ぶかどうか話し合って
結局海には行かず近くの神社に立ち寄り、
おみやげを買って帰ることになります。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

一つずつの思い出を忘れてしまわないように。
そっと胸に言い聞かせて、りさこは眠りました。
みやをふと見ると、りさこのほうを向いていて、
小さく「おやすみ、みや」と言って目を閉じました。

みやとの距離も少しだけ縮まって。
みやもりさこに優しくしてくれて。

ねぇ、みや、楽しかったよね？りさこは楽しかったよ。

そして、夜は更けていくのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

夕方も過ぎて、だんだんと暗くなっていく空。
ちなみは中庭にある大きな木のそばから離れられません。
動く気にもならないし、動きたくもありません。
暑い空気も少しずつ冷えてきました。

すると、「徳永さん！・・・あぁ、もう探しましたよ。」
と看護師さんに見つけられました。
「大丈夫？病室見たらいないし、嘔吐の後があって・・・」
「・・・・どうかな・・・わかりません。」
下を向いたまま小さく呟きました。
「とにかく病室戻りましょう、ね？」
「・・・はい・・・」
頷いて、ちなみは看護師さんに車椅子を押してもらい、
病室へ戻りました。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

「なにかあった？体調悪い？」
ベッドに寝かされて聞かれます。
足元の台には冷めた夕食が乗っかっていました。
「・・・わかんないです」
「わかんないって・・・・熱はないわね。」
看護師さんは困った顔でちなみの額に手を当てました。
ひんやりと冷たくて、少しだけ頭がキリっとしました。
「ご飯は？食べられそう？」
「・・・吐いちゃう・・・かも」
「まぁ、無理はないようにね・・・食べられなくても
少しだけでも食べた方がいいよ、ね？」
「はい・・・」
そうして看護師さんは病室から出て行きました。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

「・・・・もも・・・」
一人になって呟くのはももの名前。

大切な人。大好きな人。愛しい人。

「・・・けど、ももは違うんだよね。
ごめんね、あんなノートのせいで・・・・もものこと・・・
縛っちゃってるんだよね・・・同情してるんだよね・・・。」

食事なんかいらない。
全部、いらない。
気持ち悪い。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

気付くと、ベッドの正面の壁には食事が飛び散っていました。
ちなみ自身も荒い息をしています。
「・・・いらない・・・いらないよ・・・全部・・・いらない・・・。」
小さな声で呟き続けるうち。

「なんでウソなんか・・・好きじゃないならそう言ってくれればよかったのに。
これも・・・もういらない・・・・」

ちなみは首からネックレスを引きちぎり、壁に投げつけました。

「ｸﾞｽっ・・・・ゴメン・・・ごめん！・・・みんな・・・ごめんね・・・・ﾋｯｸ」

涙が止まらなくて、うちは泣き喚きました。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

「徳永さん！？どうかした・・・・！？」
看護師さんがちなみの声を聞いて入ってきました。
そして、部屋の惨状を見て絶句しています。
「どうしたの・・・なにがあったの・・・？
お友達がいないから寂しいのかな・・・？」
看護師さんはちなみの頭を撫でてくれます。
それでも震えだした身体は収まらず、
手を見ると真っ赤に染まっているように見えて
あのときのりさこの瞳を思い出して、
うちは、絶叫しました。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

そして、思いました。

なぜ、あのときに死んでおかなかったのか。

なぜ、あのときに死なせてくれなかったのか。

なぜ、記憶なんか失ったのか。

なぜ、記憶なんか取り戻したのか。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

みんなの顔が浮かびます。

みや、りさこ、くまいちゃん、まぁ、サキちゃん、さきちゃん。

そして、もも。

みんな知ってたんだ。知っててウソついたんだ。
何の為？
ちなみを傷付けたくない？
ホントのことを言うことが正しいとは限らないって事？

そんなの詭弁。
誰だってほんとのことを知りたいはずなのに。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

そう考えるとみんなが憎く思えて、
そんな自分も大嫌いで。

ただ、りさこには謝りたい気持ちと
死ななくてよかったという安堵感を抱きました。

でもふと浮かぶなぜ死ななかったのか、
なぜ生きているのか、という最低な考えをすると
何も食べていないのに吐き気が襲ってきます。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

ふと気がつくとオトナが何人もちなみを囲んでいました。
頭が痛くて、震えが止まらなくて
涙だって止まらなくて。

ちなみはまた大きな声で絶叫しました。

そして、またふと気がつくと、
空が明るくなっていました。

時計を見ると、もう朝の6時を過ぎていました。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

あぁ・・・寝ちゃったんだ。
何か薬でも打たれたのか、気分の悪さはなくなっていました。

そして、朝がやってきて、ももたちが帰ってくる日。

きっと夜になれば、ももが来ます。
なんて顔をして会えばいいのか。
そんなの全くわからないし、
記憶が戻ったことさえ、言っていいのかどうかわからない。

そのことを考えようとしたらまたふっと眠気がやってきて
うちはもう一度目を閉じるのでした。
＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ∨
　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
　　　　　　 ￣

うぅ・・・

こんばんは、同じく苦しい中の人です。

ちなみには苦しませてばっかりですね・・・。

ごめんよー。

そういえば、恋愛ライダーの桃子が可愛かったので

しばらく書く気がしませんでしたｗ

なんて言いつつ、おやすみなさい

ちなみ…悲しいな

ちなみぃ

未だかつてここまで千奈美が切ない役になった小説はない

もうこの後は別人格作って逃げるか舌噛むかしかないだろ

保全デス

　　　　　　　　　　.　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　　　 　 　 ∩ ∩　　　|只今充電中・・　 . 　. |
　 　　　　　　 | ∪ |　　 . |少々お待ち下さい・・.|
　　　　 　　　 |　　〜　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　__|★ﾉﾉハヽ 　　Zｚz・・・
　┌┐　　　| ＼州*´ ｰ`ﾘ、ｶﾁｶﾁｽﾔｽﾔ
　│|￣）〓（ 　,,￣￣￣￣）
　└.￣　　　 ￣￣￣￣￣

浮上

州*‘ -‘ﾘ＜ほぜんだゆー

州*‘ -‘ﾘ＜みそラーメン♪

じゃんじゃか

ちなこにはホント幸せになってほしい…
これ以上誰かが傷つくのは見たくないよ

恋愛ライダーの桃子が可愛いのは同意だけど

ほぜん

ほしゅ

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

从*´∇｀）＜ほだもんに〜♪

保全だよ

从*´∇｀）＜ポチョムキン〜♪

保全だよ

朝起きて、神社へ向かいました。
割と大きくて、観光地になっている神社でした。
りさこは、
「みやに振り向いてもらえる素敵な女の子になれますように」
と
「サキちゃんの足が治ってすごい選手になれますように」
ってお願いをしました。
りさこの長くて、目を開けたらみんなお願いを終えていました。
でも、隣のみやはそれでもしばらくなにかお願いしていました。
なにかなー？と思ったけど
聞いちゃったらご利益がなくなっちゃうので聞きませんでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

神社のそばにはお土産物屋さんがたくさんあって、
りさこたちはそこでお買い物をしたり、
アイスクリームを食べたり、
それこそ修学旅行みたいに楽しみました。
みんな笑顔で、これで旅行が終わっちゃうなんて
全然思えませんでした。

そして、お昼をそのお土産物屋さんの一つで済ませて、
りさこたちは電車に乗り込みました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

電車は相変わらず鈍行で時間がかかります。
でもみんな元気で、いっぱい話をして
思い出をかみ締めていました。

「りさこ、眠くない？平気？」
「んっ・・・うん、なんで？」
「いや・・・ううん、なんでもない。」
みやがりさこに気遣ってくれて、
りさこはそんな一つ一つが嬉しくて。
今日も甘えようと思って、みやと腕を組みました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「どうしたの？」
「んっと・・・」
「ん？」
「なんでもない！」
「なーんだそれー」
なんてくだらないこと言い合って、
そんなりさこたちを微笑ましく見てくれるみんながいて
りさこはとても、とても、幸せでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

しばらくするとももはんーって唸り始めました。
「もも？どうしたもん？」
りさこが尋ねると、ももは困った顔で言いました。
「あのね、昨日の夜から電話が繋がらなくって・・・
メールも返事がないし・・・どうしたのかな？」
「ちぃ？どうしたんだろうね？」
みやが答えました。
「今夜、お土産持って会いに行こうかなって思ってたんだけど・・・」
「行っちゃえば？携帯どっかにやっちゃったとか、
あ、ほら、電源切らなきゃいけないのにつけてるし、怒られたとか？」
くまいちゃんが考え込みながら言いました。
「そ、そうかな・・・うん、だといいけど。」
ももは困った顔のままだったけど渋々納得していました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

それからは、また電車を乗り換えました。
そこではもうみんな元気がなくて、
疲れていて眠っていました。
りさこのとなりの座席はみやだったので
また腕を組んで甘えて眠りました。
みやも嫌がらないし、
それはちょっと不思議だけど、
ここぞとばかりに甘えておこうと思うのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

りさこがうちの腕に自分の腕を絡めて眠りました。
今朝見た寝顔は可愛くて、
いつまでも見ていたいとか考えていました。
でも、そう考えちゃう自分がなんとなくいやで
素直に可愛いなって思えなくて
それはしょうがなくて・・・・

だって、りさこだもん
いつもそばにいたんだもん
急にそんな風に思っちゃったら・・・

だめなんだもん
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

好きなのかな、って正直思ったけれど
でも違うんだ、そうじゃないって思う気持ちもあって、
どれがほんとうなのかわからなくて。

だけどそばにいるとドキドキして、緊張して
こんなの今までなかったことだから・・・。

でもまだ認められない。
そんなにうちは簡単じゃない。
うちは頑固なんだ。

・・・・でも、隣で寝ているりさこは可愛いから困るのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

地元の駅に着いたときには、もう日は傾きかけていました。
赤く染まる駅で、りさこたちはサキちゃんを囲みました。
「みんな、ありがとう！楽しかった！」
サキちゃんは一人ひとりの手を握って言いました。
「あー・・・だめ、泣いちゃいそうｗ」
「サキちゃん、涙はまだとっておかなきゃ」
みやが声をかけると
「そうだね、そうだった」とサキちゃんはニッコリ微笑みました。

そして、りさことみやとサキちゃん、もも、くまいちゃんとママに
別れて帰途に着くのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「じゃあ、ここで。」
りさこがいつもの三又の別れ道で立ち止まりました。
「うん・・・。」
「そう・・・だね。」
みやもサキちゃんも下を向いていました。
「よし、またすぐ会うし！別れはその時だね！」
サキちゃんが明るく声をかけ、
みやもりさこもそれに応じました。

そうして、りさこたちはそれぞれ一人になり、
家に帰りました。

おかーさんには、「あんた黒い！」と言われて
ちょっとだけ落ち込むのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

その夜、みやからの電話があって
りさこは夜の公園へ走りました。
疲れていたけど、関係ありませんでした。

公園に着くと、ももが泣いていました。
わんわん泣いていました。
隣にはみやがいて、困った顔をしていました。

何があったんだろう・・・りさこはそう思いました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

こんばんは

今夜は少し短いですがご勘弁

ようやく旅行も終わって、

物語が動いてきます、・・・・・多分。


しかしまぁ・・・気分の悪いことがあるもんで。

あれのせいでなんか書く気を削がれます。

てなわけでおやすみなさい。

乙です
乙です
今日もいいところで

毎日お疲れ様です

狼っていうとこはヒドい一面もありますが
作者さんの作品は素晴らしくて・・本当にGJです

ゆっくりでいいので頑張ってください

お疲れさまです
続きが気になるううう

面白いなー

お疲れ様です
下らない騒ぎはスルーしていきまっしょい

　　　　　　　　　　.　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　　　 　 　 ∩ ∩　　　|只今充電中・・　 . 　. |
　 　　　　　　 | ∪ |　　 . |少々お待ち下さい・・.|
　　　　 　　　 |　　〜　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　__|★ﾉﾉハヽ 　　Zｚz・・・
　┌┐　　　| ＼州*´ ｰ`ﾘ、ｶﾁｶﾁｽﾔｽﾔ
　│|￣）〓（ 　,,￣￣￣￣）
　└.￣　　　 ￣￣￣￣￣

上弦の月も西に傾き、城下の町も眠る頃、おりさは江戸城の一室にいた。
いや、この姿、忍装束に身を包み、忍者刀を腰に携える…
「怪盗おりん」その人である。そして隣には、同じ姿の女忍者。
二人の傅く相手は、この城の主、将軍徳川茉麻(まつあさ)、その人である。
怪盗おりんの正体、それは将軍直属の忍であり、普段は『おりさ』として
城下に潜伏しているという寸法だ。
そして、茉麻の鷹・舞波丸が二度鳴き三度回れば、それは召集の合図なのだ。
「ご苦労とゆいたい。早速だが、調べて貰いたいことがある」
「ごめんなさい、おりんは他にやりたいことがあるもん」
「ちょっとおりん、何言ってんの？」
もう一人の女忍者がおりんをたしなめる。
「まあ、おつぐ。先ずはおりんの話を聞こうとゆいたい」
「もうっ！将軍様はおりんに甘いんだから…。で、おりん、何なの？」
この女忍者の名はおつぐ。おりんの実の姉である。
「おみやちゃんが行方知れずなんだもん。おりん、探したい」
おりんは事の経緯を話した。
「うむ…。相次ぐ神隠しとは尋常ではないな。ではおりん、おみや探し
の傍ら、神隠しの件も調べてくれとゆいたい。無事見つかるといいな」
「はい、将軍様。有り難うございます」
「さて、おつぐには、伴天連との密貿易について調べて欲しいとゆいたい」
話を要約するってえと、伴天連からの密輸品を、城下に持ち込む手引きを
している役人を洗い出せ、ってな話だ。
「御意」
「うむ、二人とも下がってよい。よろしく頼んだぞとゆいたい」
二人の忍は、夜の闇に溶け込むように消えていった…。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

シブイなりさこｗ

あさほ

怪盗おりんもクライマックスだな

お昼の保全

っていうか怪盗おりんホントに携帯で書いてるｗｗｗ

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

>>685
おりんの作者さんも乙ですm(_ _)m

州*‘ -‘ﾘ＜ほだも〜ん♪

保全しときます

ほっしゅほっしゅ

(　｀＿´) ＜妹がまた遠くへ行ってしまう

なぜにマサオ

ゲキハロでキャプテンと姉妹やってからメル友らしい

以外な組み合わせですな

だねぇ

中の人元気でたかなぁ

無理に書いても書けないと思うし気長に待ちますか

州*‘ -‘ﾘ＜力の限りほだもん♪

「ももっ！」
「あぁ、りさこ・・・・ごめんね」
みやがりさこに申し訳なさそうな顔で言いました。
「・・・りさ・・・こ・・・ｸﾞｽ・・・ﾋｯｸ・・・うわーん！」
りさこの姿を見ると、ももは余計に泣いちゃいました。
「どうしたの・・・？なんか、あった？」
ももを抱きとめ、髪を撫でてあげると、
ももは鼻水をすすって
「ちなみが・・・・ちなみが・・・」
とちなみの名前を繰り返しました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「あのね、りさこ・・・ももは・・・」
「いいのっ・・・みーやん・・・ももが話すから､ｸﾞｽ」
「あ、うん・・・」
みやを遮ってももは話し始めました。

小さい声で呟くように詳細を話してくれました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

ももがちなみの病院を訪れたのは夜になってからでした。
家に帰って片づけを済ませて、
お土産を持って急いで病院へ向かいました。
寂しいかなって思って出来るだけ早く行ってあげたかったし
ももも、早くちなみに会いたかったのです。

そして、エレベーターで目的の階まで行き、
降りるといつものようにナースセンターに挨拶に行きました。
一言挨拶をしてから行くのがももの通例でした。
だからお土産ももちろん持っていくのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「こんばんはー・・・嗣永です。」
入り口で挨拶をすると、ちなみの担当のナースさんが
出てきました。
「こんばんは、あら、ちょっと黒くなったわね？」
「あ、はい、海で泳いで・・・あ、これお土産です！」
カバンから取り出して手渡すと
「ありがとう」と喜んでくれました。
「・・・あのね、嗣永さん・・・ちょっといいかしら？」
笑顔が消えて何かと思ったら
真剣な顔でナースさんは言うのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「え、はい・・・」
ももが返事をすると、ももはナースセンターの
休憩所に通されました。
ソファに座らされ、話を聞きます。
「あのね、・・・・徳永さんのことだけど、
これは徳永さんのお母さんにも今朝お話したし、
あなたに言ってあげてと言われてるんだけどね
・・・徳永さん、昨日の朝から様子がおかしいのよ。」
すごくまじめな顔でナースさんが言うから、
ももは座りなおしてきちんと聞きました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「なんていうか・・・ぼーっとしているというか・・・
考え事をしているみたいで・・・。
お昼過ぎには眠っていて安心したんだけど、
夕方ごろ部屋を見に行ったらいないのよ。
それで探し回っていたら、中庭で・・・
ポツンと一人、車椅子に乗ったまま、またぼーっとしているの。
言葉数もすごく少なくて・・・。
部屋に連れ戻して、夕食食べてねって言って出て行って
しばらくしたら、絶叫・・・かな。大声が聞こえてきたの。
慌てて部屋に向かったら夕食は全てベッドの前の壁に
撒き散らされてて、本人は錯乱状態で・・・
なんとか薬を打って落ち着かせたのよ・・・・。
・・・嗣永さん、心当たりはない？」
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

ももは呆然とその話を聞いていました。
錯乱・・・絶叫・・・。
笑顔の眩しい千奈美には全く似合わない言葉。
「あ、ありません・・・そんな・・・」
「そうよね・・・。私たちもわからなくて・・・
今朝からは落ち着いているみたいだけど、
食事は一切食べないし、ベッドに座ったまま考え込んでいるの。」
「そんなっ・・・」
「だから、あなたが病室に行ったらきっとなにか
感じることがあるかもしれないし
そういうことがあれば教えて欲しいの・・・・。」、
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「はい・・・でも・・・そんなっ・・・
ももが・・・ちなみを放って旅行に行ったからですかね・・・？」
「いいえ、それはないわ。寂しいとは言っていたけど
それくらいであんな風にはならないもの・・・
・・・もしかしたら記憶が混雑しているのかもしれないし」
「記憶・・・思い出した・・・？」
「いえ、それはわからないけれど・・・」
「そう・・・ですか・・・。」

ももは衝撃的な話を聞いて、ナースセンターを出ました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

錯乱だなんて。
ちなみにいったい何が起こったのか。
ももが旅行に行って怒っているのかな。
それとも、記憶が戻って・・・・
でもっ・・・ずっと思い出せなかったの急にそんなこと・・・
ありえないよ・・・・じゃあいったいなに・・・。

ももは混乱していました。
でも、ちなみの病室の前に着いて
入るために、深呼吸をしてドアを開けました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「ちな・・・み？ももだよ、帰ってきた、お土産・・・」
病室に入ると、
ちなみは入り口とは逆の窓側を向いていました。
「・・・ごめん、もも、今すぐ帰って」
聞いたことのない、低い声でした。
「え、っ・・・」
「帰ってって言った」
こっちを向きもせずちなみは言いました。
ももは頭の中がパニックを起こしていました。
さっき聞いた話と、このちなみの態度。
どうすればいいのかわからず、入り口で立ち尽くしていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「早く出て行って」
「な、なんで？せっかく会いに来たんだよ？
旅行から帰って休む間もなく会いに来たんだよ？
ちなみに会いたかったから・・・なのに・・・」
ももがそうやって言い返すと、
「・・・帰って」
ちなみはそれだけ言いました。
「いやだよ、ちなみ顔見せてよ・・・」
「嫌・・・早く出て行って、頼むから」
「ちなみ・・・・ｸﾞｽっ・・・なんでっ・・・・
怒ってるの？ももが旅行に行ったからなの？ｸﾞｽ」
とうとうももは冷たい物言いのちなみが怖くて
泣き出してしまうのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「そんなのどうでもいい・・・何回も言わせないで」
「ちなみっ！」
「うるさいなぁ！！出て行けって言ってるじゃん！！
いい加減にしてよ！」
ちなみはこっちを向き、大声でももを怒鳴りつけました。
「ちなみ・・・・ｸﾞｽ・・・・ごめん・・・ごめんなさい・・・」
ももは泣きながら何度も謝って
走って病室を後にしました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

会いたかっただけなのに。
おかえりって言ってほしかったのに。
お土産のお菓子を一緒に食べたかったのに。
思い出話を聞かせてあげたかったのに。

ひどいよ・・・・

ももは泣きながら病院を出ました。
バスに乗り込んでやっと泣き止んだけれど
みやに電話したらまた泣いてしまって
それからは涙は止まりませんでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

なんでちなみは錯乱状態になったのだろう。
なんでちなみはももを怒鳴りつけたのだろう。

ちなみに、なにがあったのかな・・・・。

ふと、海で遊んだ日のことを思い出しました。
ちなみが階段から落ちたという話を聞いてきました。
血は出ていたのか。
りさこはそこにいたのか。
血は額からだけで、りさこもいなかったとももはウソを言いました。
・・・まさか。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

ちなみは記憶を取り戻したのでしょうか。
だからりさこを刺したことを悔い、錯乱し、
ウソをついたももに冷たく当たったのでしょうか。

でも、これはかなり現実味のないことだと思いました。

だってそんな急に思い出すなんて・・・。

ももはこの可能性を信じることは出来ませんでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　 ﾙ*’ｰ’ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「もも・・・」
ももの話を聞いてりさこはびっくりしました。
みやもそうだと言いました。
「なんでっ・・・かなぁっ・・・ｸﾞｽ」
泣いているももがかわいそうでたまりませんでした。
「許せない・・・うち、ちぃのこと許せない！」
みやは拳を握り締めて言いました。
「もものこと泣かせるなんて・・・！
うち、明日会いに行って来る！怒ってやる！」
みやはすごく怒っているのでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「いいよっ・・・そんな・・・」
ももは遠慮がちに言います。
でも、
「だめ！うちが納得できないもん！
こないだまでラブラブだったじゃんか、二人とも！
おかしいよ、なんかあったんだよ！
りさこもおいで、いいよね！？」
「あ、うん！ももを泣かすのは許せないもん！」
りさこもみやに感化されて怒っていました。
ももは「ありがとう」と言ってりさことみやを抱きしめてくれました。

そして次の日、みやとりさこは病院へ向かいました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

さるさんになってしまいましたｗ

こんばんは

気分の悪さも何とか払拭しつつ

更新しました。

ももが可哀相かなぁ・・・と思ったりして。

では、おやすみなさい

乙ですm(_ _)m

ちなみぃ…

お疲れ様です
胸が締め付けられます・・・

おおおおおお乙！！！！！！！！！！

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

州*‘ -‘ﾘ＜とりあえずほだもん♪727

あー

ほっ

ももあああああああああ

ﾙ ’ｰ’ﾘ＜ほぜんですぅ

ほしゅ

ももち・・・

ﾙ*’ｰ’ﾘ＜力の限り保全しますぅ〜♪

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

せつないね

州*‘ -‘ﾘ＜やだもん♪

州*‘ -‘ﾘ＜職人さま待ちほ

ｶﾁｶﾁ

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

ﾙ*’ｰ’ﾘ＜保全しますぅ〜♪

川*＾∇＾)||＜力の限りほだよ♪

病院に着いて、ちなみの病室へ向かいました。
ドアを開けるときちょっと緊張したけど
怒っているみやは「バン！」って大きな音を立てました。
ちなみはビックリしたのか、寝ていた身体を起こしました。
「ちょ、ここ病院・・・」
ちなみが注意しようとすると、みやがそばに寄って
ちなみの胸倉を掴みました。
「何考えてんの、何してんの！」
みやは怒鳴りました。
こんなに怒っているみやを見るのは久しぶりで
りさこもちょっぴり怖かったです。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「・・・うるさい、帰って」
「ちぃ！どうしたの！？なんでももに怒ったわけ！？」
「みやには関係ない。帰って」
ちなみも負けずとみやを正面から睨みつけました。
「ちぃ！！」
「・・・・うるさい。」
ちなみが吐き捨てるように言うと、
みやはちなみから手を降ろしました。
「・・・りさこ、帰ろう。無駄だったよ」
みやは入り口にいたりさこに声をかけました。
「え、う、で、でも・・・」
りさこはどもって言いたいことが言えませんでした。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

「あ、あの・・・・ちぃ？もも、泣いてた・・・可哀相で・・・
で、でね・・・りさこ・・・理由聞きたいなって・・・」
ちなみが怖くて正面を見られなかったけど
下を向いて言いました。
「・・・りさここっちに来て」
「え、ちょ・・・」
ちなみの言葉にみやは納得が行かないようでした。
「りさこだけ残って、みや、ごめん」
「・・・・なんだよそれ・・・」
と言いつつもみやは一人で病室を出て行きました。

病室にはりさことちなみだけがいました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 ∨
　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

あぁ、だめだ・・・なんか書けないです

ごめんなさい、今夜はこれで勘弁してください

すいません、おやすみなさい

「今度こそ・・・必ず・・・。あの時はゴメンね・・・チャントコロシテアゲラレナクテ」
あの時と同じ・・・でも今度は喉に熱いような、冷たいような感覚です。
声も出ません。すぐに呼吸もできなくなりました。溺れた感覚です。
ああ、今度こそ死んじゃうんだ・・・。でも悪いのはきっとりさこだからしようが無いよね。
言葉にできないけど、ちなみのこと恨んでないって伝えたかったから、
苦しかったけど笑顔を作った。

さようなら・・・みや。大好きだった。でもこれは、ももとちなみの間を引き裂いた
りさこへの罰なのです。お父さん、お母さん、生まれ変わったらまた、お父さんと
お母さんの子になりたいです。みんなみんな、さようなら。
もうすぐ何も見えなくなりそうです。ホントにさよなら・・・


…っていう続きがアップされてたらみんなびっくりするよな？
俺はびっくりするよ

ちょｯ焦ったWWW