430 :
初春、友理奈と僕【エロあり】:
幼馴染の熊井友理奈と僕の関係はいつからおかしくなったのだろうか。
記憶を辿っても、もう思い出せない。
友理奈がかつては優しい子だったことなど、僕はすっかり忘れている。
僕は多少気の弱いところはあるかもしれないけど特にいじめられっ子というわけでもないのだが、友理奈だけは僕をひどくいじめた。
リコーダーの中を唾だらけにされたり、
サイズの小さい靴に砂利を詰めたのを履くように強要されたり、
何をしているのかはわからないけど、僕が食べる前の給食を友理奈がトイレに持って入って「もっと美味しく」してくれたり・・・
とにかく、友理奈は暇さえあればいつも僕に絡んでくる。
一日中僕をいじめる甘美なやり方を考えているとしか思えない。
そんな友理奈の転校の報せが電撃的に告げられた日から、友理奈のいじめは途絶えた。
そして、いよいよ明日から会えなくなる日の帰宅後、友理奈が僕を訪ねてきた。
有無を言わさず僕の部屋に上がりこみ、ドアを閉めるや否や、
「おちんちん見せなさい」
いつもと様子の違う、少し上ずったような声で命じた。
いつも冷たく僕の目を見据えている視線も、少し逸れたところを彷徨っている。
今までさんざんいじめられてきたが、性的なことを命じられたのは初めてなので僕もたじろいだ。
それでも長い間に培われた習慣で、僕は従ってしまう。
友理奈は僕のズボンとパンツを膝までずらした下半身に一瞥をくれた後、しばらく黙り込んだ。
無限に長く感じられる。
粗末なイチモツをこれ以上見られるのは恥ずかしい。
「もういいですか・・・?」
「まだ・・・」
友理奈はボソリと言い、僕に背を向け、スカートの中をまさぐって、足首までパンツを下ろした。
前かがみになって片足を上げ、パンツから抜いた。
もう一方の足の踝にパンツを引っ掛けたまま、束の間躊躇っているようだったが、意を決したように素早く脱ぎ捨てた。
それからベッドでうつ伏せになり、スカートをめくり上げた。
ぷりぷりの尻と、いつもより長く見えて眩しい太腿が露わになった。
「今までのこと、少しは悪いなぁって思ってるんだから・・・最期にいい思いさせてあげる・・・」
震える声で友理奈が言った。
「うち、まだ・・・したことないんだから・・・お尻に・・・こすりつけるだけだよ・・・」
友理奈に対する怖れよりも欲情のほうが先に立つ。
僕は友理奈の後ろ頭にぺこりと一礼し、恐る恐るベッドに上がって友理奈に重なった。
431 :
名無し募集中。。。:2008/01/17(木) 22:22:45.64 0
友理奈の髪が顔に触れ、いい匂いが鼻をくすぐる。
服の上からでも、友理奈がじっとりと汗ばんでいるのがわかる。
背中から友理奈の大きな鼓動が伝わる。
僕は腰をもぞもぞ動かし、勃起したイチモツを尻の割れ目に埋める。
海綿体がどうかなってしまいそうなくらい、友理奈の尻は熱い。
クラクラして吹っ切れた僕は夢中で友理奈の尻にイチモツをこすりつける。
「あっ・・・あ・・・お尻の穴が取れちゃうよぉ・・・」
友理奈にしては珍しく情けない声を出しながら、肩が震えている。
泣いているような気もするが、気持ちよくてぶるぶるしているだけなのかもしれない。
どちらも、なのかもしれない。
僕にはそれがわからない。
わかる前に果ててしまったから・・・。
友理奈の尻に飛び散った精液がパリパリに乾くまで、僕たちは動かなかった。
動けなかったのではない。動きたくなかったのだ。
止まった時間の中を永遠に漂うように、ずっとそのままでいたかったのだ。
「ほんとはうちがいじめてほしかったんだ、ずっと・・・でもそんなの言えないよね・・・いじめてくれないから、でもいつも○○君と関
わっていたかったから、うちがいじめたの・・・」
背中に僕を乗せて、うつ伏せのまま、友理奈はしみじみ語った。
432 :
初春、友理奈と僕【エロあり】:2008/01/17(木) 22:23:33.59 0
ベッドから起き上がり、やはり僕に背を向けたままパンツを履き、振り向いた時にはいつもの強気な表情に戻っていた。
だが、徒歩三十秒の友理奈の家まで一緒に歩き、いよいよお別れという時、友理奈が僕に、幼稚園以来となる涙を見せた。
「絶対会いに行くよ。小遣い貯めて」
友理奈に対して初めて、強い言葉が自然に出た。
友理奈と二度と会えない人生なんて、許せるわけがない。
「うん・・・・・・いじめに来てね・・・」
蒼ざめて儚げだった友理奈の顔に、赤みがさした。
「今度はお尻じゃなくて・・・アソコを・・・痛くしに来てね・・・それまで純潔をとっとくから・・・」
僕らは友理奈の家の前であることを忘れ、長い口づけを交わした。
舌を絡ませたりしない、互いの唇の柔らかさと温もりを確かめ合うだけの口づけを。
十四歳の僕たちの季節はこれからだ。
終わり