ラノベ「参上！ベリーズ仮面」２

学園の平和を守るヒーロー・ベリーズ仮面！
（茉麻・千奈美・友理奈・佐紀）
世界征服をたくらむせかいせいふくぶ
梨沙子・雅・桃子

キューティー7人衆・アイリー、エリカーを倒したベリーズ仮面の前に
立ちはだかる影・・・

ということで4話から再開

第4話「キューティー7人衆の秘密！」

せかいせいふくぶ部室
「・・・みそラーメン食べたいゆー」
梨沙子がぼーっとしながら言う

「・・・今日もりさこ様はみそラーメンかぁ・・・ホントよく飽きないわね」
雅が桃子につぶやく

「やっぱりぃ〜！その集中力がりさこ様の魅力ですぅ〜！」
桃子がキャピキャピした声で言った

「みんなでそろそろお昼食べにいくゆー！」
梨沙子の提案で3人は学食へと向かった

「エビフライ定食くださーい」
雅がお気に入りを頼む

「もぉはぁ、カレーライスくださぁい」
桃子もお気に入りを頼んだ

「みそラーメンほしいんだもーん！」
梨沙子もいつもどおりみそラーメンを頼む

「あ、今日はみそラーメン売り切れちゃったんだ！」

ガーン！！

この世の終わりを告げられたかのような顔でショックを受ける梨沙子

今にも倒れそうにフラフラしている

「おおおわりだゆうう！！！もぉ・・・りーちゃんうえじにするもん・・」
「り、りさこ様大丈夫ですか！？」
「たまにはぁ〜！カレーライスもおいしいですょおおお！りさこさまぁぁ！」

そんな様子を見ていた一人の少女

「・・・・よかったらこれ、どうぞ！ｷｭﾌ」
サッと、「みそラーメン」の食券を差し出す

「ゆーー！！うれしいゆー！！」
食べられないと思っていただけにうれしさ倍増したのか
普段の5割り増しの笑顔になっている梨沙子

「・・・・あなたたちですね、世界征服・・・いや味噌ラーメン化ををすすめているのは！」
「ワタシにはお見通しだケロ・・・ｷｭﾌﾌ」
少女が言った

「・・・・・・・なぜそれを！？」

雅が少女に警戒して身構えた・・・

「まぁまぁそう硬くならずに・・・」
「あたし、キューティー7人衆です！」
「中島早貴・・・ナカサキーとでも呼んでください！ｷｭﾌ」

「自ら7人衆を名乗るとは・・・彼女、何者でしょう・・・？」
雅が梨沙子に耳打ちする

「まぁとりあえずみんなでお昼食べるゆー！」
梨沙子からは気の抜けた言葉が帰ってきた

確かにお腹は減っている
ぐうー、とお腹のなる音が聞こえた気がした

「腹が減っては戦はできぬ・・か。んじゃ、とりあえず・・・エビフライ！」

・・・・いつもクールな雅も、エビフライには弱いようだった

せかいせいふくぶ部室

「ふーん。そうなんだ・・・」
事の顛末を聞かされ、感心する雅
桃子も真剣な顔でその話には聞き入っていた

この学園に伝わっている、もうひとつの戦士の伝説・キューティー7人衆

7人衆もベリーズ仮面同様、いつか目覚めるとされているということ

「でも、7人衆の目的やなんのために存在しているのかはわからないんだケロ・・・」
「覚醒した7人集のうち5人は、その目的と、まだ覚醒していない仲間2人を探していたケロ・・」

早貴が真剣なまなざしで語る

「なんだかすごぉい話ですねぇ〜！」
桃子が相槌をいれる

「そんな時、あなたたちがこの学園にやってきたケロ！」
「私達が必死で探していた残りの仲間は、りさこ様と出会って、覚醒したケロ」
「きっとりさこ様と7人衆はなにか関係があるんだケロ！」
早貴の口調が熱っぽくなっていた

「・・・ドラマチックですねぇぇ〜！」
感心する桃子

「りさこ様の目的が世界征服なら・・・7人衆はその目的に従うケロ！」
「なんなりとお申し付けくださいだケロ！！ｷｭﾌﾌ」
早貴が梨沙子にかしづき、言った

「りさこ様・・・この学園にそれを知って転校を！？」
雅が梨沙子を見る

珍しく真剣な顔の梨沙子

しばらく続いた沈黙の後

「・・・・せかいをせいふくするゆ！！」
「あらたなさくせんをじっこうするゆ！！」

梨沙子が力強く宣言した

ベリーズ仮面・部室

「ニュースだもんに！ニュースだもんに！！！」
千奈美が部室に駆け込んできた

「来年の修学旅行が札幌になりそうだもんに！！！」
「へ？へ？札幌？なんでデス！？」

「なんでも「修学旅行を札幌にしよう！」キャンペーン！が
学校内で展開されているようだもんに！」

「へーいいじゃん！札幌！北国でエンジョイ！」
友理奈がのほほんと言う

「そのキャンペーン・・・あやしいわね」
茉麻がつぶやく

「へ？へ？なんで？また世界征服デスか？」

「札幌といったら何を思いつく・・？？」
茉麻が問いかける

「・・・時計台デスか？」
「北海道はでっかいどー！だもんにー！」
「雪祭り!・・・スノーフェスティバル！」


「ほかにない・・・？ほら・・ほら！」
茉麻が言う

「？？」
首をひねる3人

「ほら・・あれ！サッポロ一番よ」

「・・・サッポロ一番・・・！！」
3人が何かに気づき、一斉に叫ぶ

「みそラーメン！！」

「でしょ？きっとこれも世界征服の一環よ・・・」
茉麻が真剣な顔で言った

ガラガラっ！と部室のドアが開き、村田先生が入ってきた
「さすがですねベリーズ仮面！」

「ただいま学校で恐ろしいキャンペーンがおこなわれています・・」

「修学旅行は奈良・京都です！古都の香りに触れて・・・鹿にせんべいをあげる！これが正しい姿です！」

「世界征服の野望を阻止するのよ！ベリーズ仮面！」
村田先生の指令が発動した

「・・・鹿にせんべいあげたいもんに！かわいいもんに！」

「京都タワーってにょきにょきしてて、ナイスグッドです！」

「清水寺にいくんデス！しみずの舞台から飛び降りマス！」

「・・・了解です！長官！早速捜査を開始します！レッツゴー！」

早速捜査を開始するベリーズ仮面

「なかなかのチームーワークね！いいわー！やっぱいいわー長官って響き・・・」
上機嫌で職員室に戻る村田先生

学食前

バニーガール姿でチラシを配らされている桃子と雅

新聞部の早貴がつくったチラシはかなり本格的だった
「修学旅行で札幌に行こう！運動展開中！」
きれいなレイアウトでまとめてあった

「札幌はいいですよぉ〜！クラーク博士もいるんですよぉ〜ｳﾌﾌ」
桃子が得意の笑顔を振りまいていた

「・・・・あのー私たち、なんでこんな格好なんですかぁ？」
顔を真っ赤にする雅

「せっきょくすぎるくらい！めだとう精神でいいんだゆー」
「なかさきちゃんを見習うゆ！自ら進んで着ぐるみ着てるゆ！」
梨沙子が言い、早貴を指差す

「みんなの力で修学旅行を札幌にするケロー！グルメツアーだケロー！ｷｭﾌﾌ」
怪獣の着ぐるみで生徒にチラシを配る早貴

「この怪獣ブースカっていうケロ！かわいいんだケロ！ｷｭﾌﾌ」
早貴の声がはずんでいるのがわかる

「あたしも着ぐるみがよかったです・・・」
「・・・さっぽろー、さっぽろー」と照れまくる雅

うつむいたまま、通りがかりの生徒にチラシを手渡していく
「あ・・・これお願いします」
雅がチラシを手渡す

がしっ！

チラシを受け取った少女は茉麻だった

「やはり・・・あなた方だったのね！学園の平和を乱すのは！」
「悪巧みもそこまでよっ！！！」
と4人を指差した

「・・・今回はあんまり悪巧みでもないと思うんだけど」
雅がつぶやく

「まぁ、お約束ってやつですかねぇ〜？」
と、桃子

「修学旅行は奈良京都・・！これがこの学園の掟ってやつです！！」
茉麻が言う

「・・・結構強引なとこあるわね、ベリーズ仮面・・・」
雅が茉麻の真剣な表情を見て、戸惑いながら言った

戸惑う雅の前に、さっと現れる早貴
「雅さま・・・ここは私におまかせくださいだケロ」

初めて呼ばれる「みやびさま」という響きに雅はちょっとドキっとした

だが、悪い気しない

「・・・まかせたわ！ナカサキー！」
ちょっと「悪の幹部」らしいセリフまわしになる雅

「ｷｭﾌﾌ・・あらわれたかベリーズ仮面！だケロ！」
早貴が着ぐるみのまま言う

「・・・なんか本格的だもんに！今回は怪獣だもんに！！！」
千奈美が怯える

「・・・たぶん着ぐるみデスよ」
佐紀が千奈美を諭す

「キュフフ・・・よく見破ったケロ・・」

ブワッ

着ぐるみを取り払うと、利発そうな少女が現れた

「私こそ！誇り高きキューティー7人衆が参・ナカサキーです！ｷｭﾌﾌ」
「よろしくお手合わせ願うｹﾛ・・・」

「・・・・なかさきちゃん！？」
友理奈が驚く

「・・・久しぶりだケロね・・・友理ちゃん！いやベリーズブルー！」
早貴が友理奈に向かい、言った

ここに向かい合う少女、二人

友理奈と早貴

二人は幼馴染だった

いつも一緒に遊んでいた二人だが、些細な事ではじまったケンカ
それから二人の間には、距離が出来てしまっていた

「・・・あの時はゴメン、悪気はなかったんだ・・」

それは、本当に些細な事

みんなで遊んでいたときに、テレビに映った怪獣ブースカ。
かわいい！と思った友理奈が「なかさきちゃんてブースカに似てるね」と言ってしまった事
それがケンカのきっかけだった

「ひどい！友理ちゃんひどいケロ！！ブースカなんてひどいケロよ！」
「あ、あ？！いやぁ？？ごめん！ソーリー！ソーリーだよ・・・」
「もー！ふざけてるケロ！ひどいケロ！！！」

鮮烈に記憶に残っている、苦い思い出が友理奈の脳裏によぎる

「もういいんだケロ・・怒ってないケロ！！子供の頃の話だケロ・・・」
早貴は言った

「・・・・今の私はりさこ様に忠誠を誓った、キューティー7人衆！」
「りさこ様にたてつく、ベリーズ仮面・・・あなたを・・・倒します！だケロ！！」
早貴が力強い口調で言う

その口調は、幼馴染の友理奈の知らない口調

「なっきぃ・・・」
友理奈がつぶやく

「今は・・・ナカサキーなんだケロ！！」
早貴がそう叫び、すばやく攻撃を放った

「みかん攻撃ケロ！ケロケロケロ！！！」
叫びとともに早貴から放たれる大量のみかん！

ベリーズ仮面への激しい攻撃！！

「うわわわ！痛いもんに！痛いもんに〜！」
「で！？で！なに！？みかん！？みかん！？あたるの！？痛いデス！」
「くうう・・・激しい攻撃だわ！！」

変身前にくらった不意打ちにベリーズ仮面は苦しんでいた・・・

以上　前スレより

すいません思ったより長くなりました

転載乙

「ようし！みんな変身よ！」

「向上心！」千奈美がベリーズイエローに変身する

「探究心！！」佐紀がベリーズグリーンに変身！

「我ら！ベリーズ仮面！」茉麻がベリーズレッドに変身した

「あ・・・あれ！？どうしたもんに！？」
みんなが友理奈を見た

なすがまま、ナカサキーの攻撃を受けボロボロになっているブルー・友理奈

「だめ・・・うちは反撃できない！」
「うちが・・うちがなっきぃをブースカ呼ばわりしたから・・・こんなことに」

友理奈は大粒の涙を流していた

「友理ちゃん・・・」
早貴が思わず攻撃の手を緩める
「・・・・・・・そんな弱気な友理ちゃん・・友理ちゃんじゃないケロ！！」
思わず叫んでしまう早貴

その声をきっかけに友理奈・早貴によみがえる幼い頃の思い出
じゃれあい、2人が無邪気に遊んでいた頃
ふざけてよく友理奈が早貴に言っていた言葉があった

「そうだ・・・なかさきちゃんをいじめていいのは・・あたしだけなんだよ！！！」
「・・・・・・・・ポジティブマインド！！！」

友理奈はベリーズブルーへと変身した！

「その言葉・・久々に聞いたケロ！ｷｭﾌﾌ」
「それでこそ友理ちゃんだケロ・・！これで堂々勝負できるんだケロ！！」
「戦いとかあるじゃない・・・？あれ負けたくないケロ！！」

満面の笑顔になる、早貴

本当に仲のいいもの同士でしか交わすことのできない
二人の間で通じる言葉、繋がる記憶・・・

千奈美、佐紀、茉麻の前に立つベリーズブルー・友理奈

梨沙子、桃子、雅の前に立つキューティー7人衆が参・ナカサキーこと早貴

対峙する二人・・・走る緊張感・・・・

320 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2007/12/19(水) 21:32:06.09 0
普段喋ってるような文が延々と続くだけ

前スレ
ラノベ「参上！ベリーズ仮面」
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1196934529/

札幌在住の俺はナカサキーを応援します

「いくケロよ！！！」
先に動いたのは早貴だった

早貴がみかん攻撃を繰り出そうとしたその瞬間
ブルーから放たれた、意外な言葉

「・・・信玄餅買ってきたんだ」

「キュフ！？」
早貴が動揺する

「なかさきちゃんと仲直りしたくて！！」

またもよみがえる幼い頃の思い出

友理奈がバス旅行のおみやげだよ！と二人で食べた信玄餅。
「・・・こんなおいしいみやげ、初めて食べたケロ！！！」
早貴がこれ以上はない！って幸せな顔をする
「なかさきちゃん、オーバーだよ！オーバー！！」
友理奈が笑う

これ以来、すっかり信玄餅のとりことなった早貴

動揺した早貴は隙だらけとなっていた

「よし！今よ！ベリーズボンバー！」
茉麻が叫ぶ

「強い心・・・優しい歌・・・真心一番・・・！」
「必殺！ベリーズボンバー！！！」

・・・・・閃光一閃！！

「キュ！キュフフフフ〜〜！」
攻撃を受け、ナカサキーの悲鳴が響き渡った・・・

「・・・・やるわね！ベリーズ仮面！！」
雅様と呼ばれてちょっとやる気を出した雅が、女幹部らしく言う

「今日のところはぁ〜！私達の負けですぅ〜！」
桃子が相変わらずの調子で言う

「あばば・・・いったんひきあげるゆー！！」
おろおろしながらも梨沙子がいった

……えっ

「・・・友理ちゃん」
友理奈に抱きかかえられた早貴

「こないだ山梨に合宿にいったんだけど・・買ってきたの、信玄餅」

「友理奈、こんなにたくさん買ってきてたんだもんに！」
千奈美が部室から大きな信玄餅の箱を持ってきた

「やけに多いなーって思ったら、そんなわけだったんだ・・・」
茉麻は、友理奈がお土産を買うときやけに真剣な表情になっていたのを思い出した

「仲直りデスね・・・」
佐紀が言う

「こ、今年こそは仲直りしたくて・・ごめんね・・！」
ちょっと噛みながら、信玄餅を手渡す友理奈

「いま、キョトシって言いましたよね！？キョトシって！？」
早貴がおどけた口調で言う

「あー！！ひどい！うちちょっと噛んだだけじゃん！！」
「もー！決めた！やっぱしなかさきちゃんをいじめる！」
友理奈が早貴に手渡した信玄餅を取り上げた

「ひ、ひどいケロ〜！！食べたいケロよぉ〜！」
「もー！うちは、こ・と・し！ってちゃんと言えます！」

じゃれあう2人
平和な時間に包み込まれ、笑いあう5人

「一件落着デスね・・・！」
佐紀がつぶやく

「んじゃそろそろ帰りますかー！」
じゃれあいながら帰宅する5人

乙ですm(_ _)m

いろんなネタが混ざっててワロタw

乙です
すげぇクオリティ高けぇーｗ

せかいせいふく部

「ゆ！」
部室に帰った3人は、無人のはずの部室の人影に驚いていた

「・・・・あなたたち、キューティー7人衆！？」
雅が言う


「お待ちしておりました・・・りさこ様、雅様、桃子様」
少年のようないでたちの少女が口火を切った
「我々残りの7人衆、全力でガーっと戦います！ガー！」
「まかせるかんなー！」
「世界征服の日は近いでしゅ・・・！」

「おおお！なんだか自信たっぷりですねぇ〜！お願いしますよぉ！」
桃子が7人衆に言う

「なんだか本格的になってきましたね・・・りさこ様」
雅が梨沙子を見る

「ゆ・・・！ゆー！！！」
予想外の展開だったのか、若干動揺している梨沙子

「おー！」声をあわせる4人
「おぉ〜！！」ちょっと遅れて、桃子も続く

「・・・なんだか激しい展開になりそうね、見てなさい！ベリーズ仮面！！」
自分の中に目覚め始めた「女幹部」という自覚に従う雅
ニヤリと笑い、高らかに言い放った

「みやがノリノリだゆー・・・！おもしろいもーん」
梨沙子様の言葉に、4人衆から笑いが起きる

「な、なによっ・・・！気合入れただけですからっ！」
照れる雅

「おお〜！そろそろ下校時刻ですよぉ〜！早く帰らないと先生に怒られちゃいますうう〜！」
時計を見た桃子が言った

「んじゃみんなでかえるゆー！」
「はーい！」
梨沙子の声にみんな素直に返事する

「よーし！きょうはりーちゃんのおごりでみんなで帰りにたこ焼きたべるゆー！」
「やったー！！」

「ふ・・とんだ馴れ合いでしゅね・・・」

「ん？まいまいなんかいった？ガーって食べようよ！！たこ焼き屋まで走っちゃうぞー！」

「いや・・なんでもないでしゅ！いくでしゅ！」

ベリーズ仮面　第4話　終

照れみやびきゃわあああああああ

今後も続けれるといいなぁーという希望

黒幕マイマイだなｗ

期待

从´∇｀从＜ほだもんに〜♪

ほ

前スレ380まで取得した分上げた
新鯖datうまく取れない
ttp://f57.aaa.livedoor.jp/~moshimo/moshimo_log/moshimo520.htm

遂に役者が揃ったか
wktk

おっとっと

保全

保全

川*＾∇＾)||＜ほだよ♪

夏だぜ

寒い冬ね〜♪

寒いけどうぁっい情熱で耐えるぜ！

第5話「誇りをかけた挑戦！」

ベリーズ仮面・部室

「今日も練習がんばるデス！」
佐紀が部室にやってくる

大好きな歌にあふれ、大好きな仲間たちの集うこの部室
佐紀は楽園のように思っていた

いつものようにガラガラ！とドアを開けようとしたとき
はさまった一通の手紙を見つける佐紀
「ん・・？なんなのデス？」
「挑戦状・・・ちょ、ちょうせんじょう！？デス！！」
あわてて開封する佐紀

「明日放課後、学食にて待つ！7人衆が四　チッサー」
そこにはそう書いてあった・・・

「とんだラブレターね・・・」
茉麻が言う

「たいへんだもんに！放課後・・・誰が告白されるもんに！？」
千奈美が本気が冗談かわからない口調で言う

「激しいバトルになりそう・・・うちらみんなでパワーアップしていかなきゃ！」
「気を引き締めていくデス！」
「がんばるもんにー！」
「おー！」
誓い合う四人

せかいせいふくぶ部室

「ベリーズ仮面と明日、勝負いたします・・・挑戦状を差し出しておきました」
礼儀正しく、落ち着いた口調で報告する、ボーイッシュな少女・千聖

彼女こそがキューティー7人衆が四・チッサーである

「挑戦状なんて、ずいぶんアナクロね」
雅が言う

「挑戦状！かっこいいですよねぇ〜！すてきですよぉ〜！もぉは気に入っちゃいましたぁ！」
桃子が目をキラキラさせて言った

「まずはベリーズ仮面を倒してごらんにいれます！」
「さすれば、りさこ様のじゃまするものはおりません」
千聖が自信たっぷりに梨沙子に向かい、言った

「ゆ？」
梨沙子が千聖をみつめる

「・・・世界征服への邪魔者はいなくなります」
千聖が言葉を続けた

「ゆ？ゆ？」
梨沙子はよくわかっていない様子だ

「つまり・・世界がみそラーメンとなるのです」
「ゆー！！みそラーメンちゅるちゅるしたいゆー！」
梨沙子が目を輝かせる

「私の力・・・必殺のキューティー技で、必ずやつらを・・・倒す！」
千聖が拳を握り締める

そんな千聖を見ている七人衆達

「チッサー、張り切ってるかんな！」

「そうだね！きっとチッサーならガーって倒せる！」

「ナカサキーのように不甲斐ない結果にならないといいでしゅが・・・」

「不甲斐ないだと！？仮にも・・・仲間だぞ？ナカサキーも！」
千聖が舞をにらみつける

「ふ・・お手並み拝見といきましゅか・・・」

「ナカサキーのかたきは・・・この私が！！」

千聖は、決意を新たにした

きたー

たー

>>50
りしゃこｱﾎｽｗｗｗ

あげ

一見シリアスだが少年のカミカミ口調を思い出すとw

以上デース(・ε・)

ﾉﾉl;∂_∂'ﾙ＜べ、別にあんたのために保全してるわけじゃないんだからね！

川´・_・ﾘ＜保全デス

やばいまた落ちる

ほー

ジンギスカーン

♪野菜ないか　もったいない気がして〜

♪麸 葉

ベリーズ仮面vsキューティーレンジャーが現実となったね

思い続けてると願いって叶うんだな
合同コンとこのスレは奇蹟だわ

ほぜんのほ！

ごめん
名無ししにするの忘れた

>>67
久しぶりですなw

>>69
どうもご無沙汰しておりますm(__)m

ベリーズ仮面部室
「お願いします・・・おねえちゃんを助けてください！」
小柄な少女が部室へと入ってきた
「入部希望者デスか？」
佐紀が尋ねる

「いえ・・あなたたちにお願いがあってやってきました！あたし7人衆チッサーの妹・・明日菜と申します」
はきはきと答える少女

「おおー！妹さんがいたんだもんにー！」
千奈美が驚く

「姉は・・・変わってしまった」
明日菜が悲しそうな目で言った

「覚醒した当初は、7人衆で学園のために頑張ろうと、張り切っていたのですが」
「だが、途中から「この力は世界制覇のための力だ」と言い出し・・・それから様子が変なんです」
「どうか、私の大好きだった姉を・・・姉を助けてください！」
明日菜が4人に懇願する
「わかったわ！あなたの願い・・・きっとお姉さんに届けてみせる！」
茉麻が力強く言った

せかいせいふくぶ部室

「ねぇ〜！？挑戦状なんか出しちゃってだいじょぶなんですかぁ？」
「あのぉ〜ベリーズボンバーって結構痛ぁいんじゃないんですかぁ〜！？」
千聖を心配そうに覗き込む桃子

「あのような技を受ける前に・・・我がキューティー技でベリーズ仮面を倒してみせる！」
千聖が桃子に向かって言い放つ

「ああ〜ごめんなさぁい・・・でもぉ！もぉはぁ〜！仲間が痛いのとか・・やですよぉ〜！」
シュン・・となる桃子

「桃子さま・・・心配してくれるのか？」
千聖が桃子を見つめる

「桃でいいですよぉ〜！ｳﾌﾌ」
「呼び捨てではあまりに失礼・・・・・桃ちゃん、で、いいか？」
千聖が照れながら言う

「はぁ〜い！桃ちゃんって呼び方、かわいいですねぇ〜！ｳﾌﾌ」
にこにこと笑う桃子

「・・・7人衆にはいなかったタイプだな」
千聖がつぶやき、もう一度桃子を見る

「ん？」て感じで見つめてくる桃子
「そんなに見つめたらやですよぉ〜！ｳﾌﾌ」

ふにゃーと笑う桃子の笑顔に千聖は優しい気持ちになる
「・・・いかんいかん！キューティー7人衆たるもの・・・安らぎなど不要！」

ベリーズ仮面VSキューティーレンジャー
楽しみすぎます！！

あっすーが出てるw

作者さんの引出し広いなー

放課後・学食

「待ちかねたぞ！ベリーズ仮面」
千聖が言う

「あなたね、挑戦状を送りつけてきたのは・・・」
茉麻がにらみつける

「いかにも！われこそキューティー7人衆が四・チッサー！」
「我らが7人衆の前に立ちはだかるものは・・・誰だろうと、倒す！」
千聖が凛とした表情で言う
その瞳には、一点の曇りもなかった

「さあ！早く変身しろ！ベリーズ仮面！いざ勝負！！」
千聖が挑発するかのように言う

「向上心！」「探究心！」「ポジティブマインド！」「それがベリーズ仮面！」

四人は、ベリーズ仮面へと華麗に変身した！

少し離れた位置から雅と桃子が見守る
「・・・チッサー、お手並み拝見ね」
「大丈夫ですかねぇ〜！？」
桃子が心配そうに言った

「大丈夫ですかね！心配してんだ！それ聞いたことある！でも！チッサーは強いよ！ガー！」
七人衆が六・マイミーが言う

「この私も手を焼くぐらいだよ！ガー」
「ご飯に砂糖混ぜられたよ！ガー！」
「それは・・気づかないマイミーがおばかなんでしゅ・・」
「ん？まいまいなんか言った！？ガー！」
「なんでもないでしゅ・・・」

「見るかんな！チッサーの気迫がベリーズ仮面を圧倒してるかんな！」
七人衆が伍・カンナーが指差す

舞美猛獣みたいだなｗ

あいかわらずおもしろいｗ

向かい合うベリーズ仮面とチッサー

数においては４対１
絶対の利があるにもかかわらず、まったく動けないベリーズ仮面

「下手に動いたら・・・確実にやられる！」
そんな空気が4人に伝わっていた

・・・その場は、チッサーが完全に支配していた

「・・・できる」

今まで戦ってきた7人衆とは違う「決意」を感じて茉麻がつぶやいた

「たしカニー！今までとはなにかが違うもんに・・・」
「うちら・・・押されてる！？プッシュ！そしてピンチ？」
「冷や汗ジリリ、きてマス・・・」

今まで感じたことの無い感覚に戸惑う4人

「私には背負っている誇りがあるからな・・・！！」
チッサーが言う

「そして、仲間を倒された・・お前らへの憎しみがある！！」

そう叫ぶと、千聖の攻撃が繰り出された

「くらえ・・我がキューティー技・僕らの輝き！！」

その手の中より放たれる閃光がベリーズ仮面を捕えた
まばゆい光にくるしむ4人

「まぶしいもんに！！！」
「へ？へ？見えないデス！！」
「みんな！ここは耐えて！！」

茉麻が叫ぶ

「敵ながらナイスグッドな攻撃ね・・・！」
長身の友理奈が3人の前に出る

「うちの影に隠れて！！」
長身の友理奈が身を挺してみんなをかばった

「ブルー！」
茉麻が叫ぶ

「へへ・・うち、おっきいでしょう？だからこそ、こんなとき役に立つのよ！」
攻撃に耐えつつ友理奈が言う

影に隠れつつも友理奈の身を案じる3人

「ブルーだいじょぶかだもんに！！」
「ブルーーー！！」

仲間への思いやり・・・

いま、ひとつの気持ちになるベリーズ仮面たち！

普通に手に汗にぎってる俺(32)

名場面集の3位ぐらいににランキングされるなこのシーン

「・・・チッサー！あなたは誇りを背負って戦っているといいまシタね！」
佐紀がきっ、と千聖を見つめた

「・・・・私たちだって誇りがありマス！！！」
佐紀が叫んだ

「学園の平和を守る戦士・・・いや、それよりなにより・・・」
「一緒にすごしてきた友情！仲間の絆が一番の誇りデス！」
「合唱部のキャプテン、この清水佐紀一番よくわかってマス！！」
佐紀が懸命に言葉を続けた

「キャプテン！！！」

「変身後は色で呼ぶ！」といううちら流・みんなで決めたルールも忘れて、３人が叫ぶ


「ヒハホーイ！！」
佐紀が、その小柄な体を活かしてすばやくジャンプする！

「は、早いっ！！！」
まったく予想していなかった動きに千聖が一瞬怯んだ

とりあえず続きはまた明日にでも！

乙ですm(_ _)m

ﾋﾊﾎｰｲｷﾀｰｰｰｰｰ!!!!!

職人さんありがとう！

川*＾∇＾)||＜ほだよ♪

ホゼンジャー！

く、梶原一騎ばりの引きじゃねぇか…

从oﾟーﾟ从＜ 横浜アリーナでうちらと握手！＞ 从・ゥ・从

ほー

从*・ゥ・从＜ガーッと保全するよ♪

貧乏レンジャーベリーズ仮面

ふっかい懐イカスネ

ほ

从#~∀~#从

ほぜん

ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ＜ほ

ほ

川*＾∇＾)||＜ほだよ♪

川´・_・ﾘ＜保全デス

从oﾟーﾟ从＜保全だとゆいたいです

ほー

もいっちょほー

「ヒハホーイ！！
すばやい動きで佐紀が千聖を翻弄した！

それは、小柄な体を活かしきった動作だった
すばやく、ピンポイントで捕え、的確に繰り出した攻撃が千聖にヒット

千聖の手に隠していたまぶしい光の源、特製懐中電灯をはじき飛ばした

「くうう！」
キューティー技・僕らの輝きを封じられる千聖

「ナイスグッド！キャプテン！」

「さすがキャプテン！」「頼れるもんに！」

「へっへー！照れマス！」と佐紀が微笑む

「くうう」
必殺の技を封じられ、立ち尽くす千聖

「まだまだ・・負けぬ！ナカサキーを倒したお前らが憎い！！」

憎しみに支配され、しゃにむに突っ込んでくる千聖

その動きは先ほどまでとはうってかわって隙だらけだった

佐紀が叫ぶ
「いまこそ必殺！ベリーズボンバー！デス！」

「オッケィ！キャプテン！！」
皆が応じた

「強い心・・」
「優しい歌・・」
「真心一番・・・！」

ベリーズ仮面・必殺のベリーズボンバーが放たれようとしたその瞬間

「チッサー！あぶないですよぉおお！」
突如走ってきた桃子が千聖をかばって前に立った！

「桃ちゃん・・・！？」
「わたしだって幹部なんですよぉ〜！ｳﾌﾌ」
「それに・・・桃ちゃんて呼び方！気に入ってるんですぅ〜」
「逃げてくださいよぉ〜！」

小柄な体を駆使して、千聖をかばいつつ、きっ！とベリーズ仮面をにらむ

いつも笑顔の桃子が見せた意外な表情

ベリーズ仮面の手が止まった

一瞬、時が止まったように感じられた・・・・

電車が遅れて帰宅が遅くなりましたんで、今日はこのへんで

保全してくださってるみなさんありがとうございます

ほ

乙です！

ほほほ

ももちが仲間をかばうなんて！

>>1先生の作品が読めるのは狼だけ

いいよいいよー

川´・_・ﾘ＜保全デス

ほのまら

「変身後は色で呼ぶ！」
歩くチャイルドポルノ末永遥さくら姉さんも似たようなこと言ってたなw
勤務中(任務中?)はピンクです！

保だ保

从*・ゥ・从＜ガーッと保全するよ！！

ﾘl|*´∀｀l|＜保全なんだよ♪

ﾘ ・一・ﾘ＜保全だよ

とりあえず必殺の技が懐中電灯に吹いた

从oﾟーﾟ从＜保全だとゆいたいです

ほぜほぜ

ﾘl|*´∀｀l|＜保全なんだよ♪

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

ﾙ*’ｰ’ﾘ＜保全ですよ♪

ほーほー

「・・・・ベリーズ仮面、この勝負お前らの勝ちだ」
静寂を破ったのは千聖の一言だった

「私はお前たちに憎しみを抱き、力にしようとした」
「しかし、憎しみは力など生まぬ！かえって心を曇らせる・・・」
「仲間を思いやる気持ちこそが、力の源なのだな・・」
千聖は必死で自分をかばう桃子を見て、そうつぶやいた

その視線に気づいた桃子が言った

「ええ！？なにか、もぉ、わるいことしちゃったんですかねぇ〜！？」
おろおろする桃子

「いや、いいんだよ・・・戦士として大切なこと、それを知ることができたんだ、桃ちゃん」
千聖が桃子を見て、笑顔になった

「はぁ〜・・よかったですよぉ〜！」
ほっとする桃子

「私はさらに技を磨き、そして強くなる！そのときこそ本当の勝負だ！ベリーズ仮面！」
清清しさすら感じる気高いその姿に、茉麻は言う
「その日が楽しみね・・・！」

戦士と戦士、通じ合うものを感じるベリーズ仮面とチッサー

ここに、今日の戦いは終結を迎えた

せかいせいふく部部室

「桃があんな顔するの初めてみたわ、やればできるんじゃ〜ん！」
雅が桃子に言う

「だってぇ〜！せっかく仲良しになったんですよぉ〜！」
「チッサーが倒されたらぁ〜って考えると・・・うう」
桃子が涙ぐんだ

「・・・・桃！泣かないでよぉ！」
雅が声をかける

「・・・なーんて、泣いてないですよぉ〜！」
桃子がにまーっと笑った

「・・・・さすがね、嗣永プロ」
雅が言った

「しばらく修行してきます　チッサー」
そう書いてある手紙を発見する舞美

「あー！これ知ってる！置手紙！！ガー！」
「・・・チッサーも不甲斐なかったでしゅ・・・」
「まぁ、弱者は7人衆には不要でしゅ・・・」
舞がつぶやく

「ナカサキー、チッサー・・・わたしの好きなにおい、減っていくかんな！」
「許さないかんな・・・！」
めらめらと怒りに燃え、クールな表情で少女が言う

その少女の名はキューティー七人衆が伍・カンナー

「私のキューティー技で・・・倒すかんな！」

ベリーズ仮面・部室

「ありがとうございます・・・姉から手紙が届きました」
明日菜が言う

「明日菜へ　私は7人衆の力を大事なものを守るために使いたいと思う　千聖より」
手紙にはそう書いてあった

「あなたたちとの戦いの後、姉に私の大好きな笑顔が戻ってきました」
「きっと、姉は・・・7人衆の力その目的に気づくと思います」
明日菜が笑顔になる

その無邪気な微笑みを見て、安堵する4人

「きっといつかわかりあえる日がくるはず・・・」
茉麻がそう確信を得た声で言った・・・

参上！ベリーズ仮面　第5話「誇りをかけた挑戦！」　おわり

5話まで完結です！ありがとうございます

感想などお寄せいただけると幸いデス！

更新乙ですm(_ _)m

次回は栞菜が出番か…
どんな技を披露してくれるのか楽しみですw

乙です読ませるなぁｗ
栞菜はいじりがいがあるキャラだから楽しみにしてます

乙です！
間違いなく今までで最強の、いや最狂の敵になるだろう栞菜
続きが気になるぜｗ

乙です。

一回ベリーズ仮面が敗れ、新たな必殺技が開発されれば良いなぁと思ってます。

おつ！

ところでBerryz仮面の歌詞で雅桃梨沙子って歌ってんの？

ほ

チッサー男前やな〜

ほうお

川*＾∇＾)||＜ほだよ♪

アリカンの毒牙にかかるのは果たして誰か！？

>>146
キャプテンか茉麻の汗の匂いに食いつきそうだな

ﾉk|*‘ｐ‘)＜く、熊井ちゃんのしまぱんﾊｧﾊｧ

保全

ほ

保全