ケータイ小説家りさこ　2台目

.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜せつなくてくるしくてかんどうする実話ﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･



　　　──　　　雅空　　　miyasora──

　
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　　 ☆ノハヽ　＿
　　州*‘ -‘ﾘ/　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ　
　　　　　　 ￣　　　　　　
前スレ
ケータイ小説家りさこ
http://ex23.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1196237628/

仮面ライダーガイが2ゲットだ

　　　　　 　 　 　 　 ii
　　　　　　　　　　　l l 　
　　　　　　　　　／:l　l:＼
　　　　　　　　　l ミl　l彡l　　　　　　　　/l
　　　　　　　　　lヽ_∨_ﾉl　　　　　　　／/
　　　_______　　_,|l::::''~'':::l|,_　__,,,,,,,,,_／ /
　　//ヽ--/ll~o~''''-,,-'''~ ~oll／　ヽヾ/
　　lヽ,,_　　,ll-,,,_　　|　 _,,,,-ll ＼,／ l ヽ
　　ヽl''''-,,i:::ヽ--~''''i''''~--/:::ヽ--'''l 丿
　　　'' /::::::/lヽ-,,~''''''~,,-/:::ﾍ::::::ヽ ''
　　　/ヽ;::/　!;;''--,,,i,,,--'':;;!　ヽ／ヽ

>>3　あっそ、じゃ死んでよ
>>4　これで僕が天才ってことがわかったんだから
>>5　これで僕いれてライダー５人集結か…おもしろくなってきた
>>6　ファイナルベント
>>7　誰かいないのに気づかないの？
>>8　所詮、お前も弱虫ってことだ
>>9　お前…せっかく俺がゲームを楽しくしてやったのに…！
>>10 うわあああぁぁぁ！

>>1
乙

小説と呼ぶからややこしいのであって、携帯作文あるいは携帯文章とすれば納得もゆく。
作文なら誰でも書ける。だがすぐれた小説は誰でも書けるものではない。
小説は現象を羅列することではないからである。

だがこの携帯作文が百万部売れたとなれば、それはそれでとてもおそろしいことである。
人間が人間でなくなってゆくような、そんな漠然とした不安を覚えるのである。

1000 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2007/12/04(火) 23:23:27.65 0
1000なら映画化決定

きたな2台目！

スレ立ておつです

ちなみが病室から出てきました。
りさこを呼びに来たみたいでした。
みやを見つけると、声をかけてあげてと言って
ちなみはりさこの隣に座りました。
みやは一人で病室に入って行きました。
ちなみはりさこに、ありがとうと言いました。
なんで？とりさこが聞くとちなみは、
ううん、なんでもないと言いました。
ちなみは結局何も言いませんでした。
頬を叩かれたときに言いかけた何かだったのかもしれません。
りさこは気になったけど結局何も聞けませんでした。
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　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
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みやとおうちに帰りました。
ちなみはもものお母さんが来るまで
もものそばにいると言いました。
お願いねといったけどりさこは
ももに聞きたいことがありました。
だからそばにいたかったけど
ちなみとももの間には入っていけませんでした。
だからみやと二人で帰りました。
みやはずっと話しかけてくれていたけど
りさこの耳には入りませんでした。
やっぱりずっともものことばがあたまから離れませんでした。
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梨沙子もものおもいうけとめてあげて

>>8とか>>9が一瞬縦読みに見えたｗ

りさこきゃわう〜ぞ

やっときたな

りさこは一人になって考えました。
ももがりさこを好きということを考えました。
さきちゃんのことで大変なとき、辛いとき
りさこを支えてくれたのはももだったと思い出しました。
優しく抱きしめてくれたもも、
大丈夫だよって言ってくれたもも、
思い出せば出すほどりさこは胸が苦しくなりました。
・・・ももはずっとりさこのこと・・・

りさこは気付くのが遅すぎました。
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まだ遅くないよ！りーちゃん

お母さんもちなみ帰って一人になりました。
容態は安定していて、もう大丈夫だと聞かされました。
随分長い間眠っていたようで体の節々が痛んでいました。
んーっと背伸びをしてももはりさこのことを思い出しました。
泣いていたりさこ、好きと口走ったもも。
りさこはずっと泣いていたからりさこの返事はわからなかったです。
でもりさこはずっとみやが好きなのだろうし
ももを好きになることはないとももはちゃんとわかっていました。
だからケジメをつけなくてはいけないのだと思いました。
気持ちを告げてすっきりしたからなのかもしれません。

ただ、ももは嬉しかったのです。
目が覚めて・・・はじめて会えたのがりさこだったからです。
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　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
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りさこを避けた理由もなんとなくわかりました。
みやとりさこに気を使っていたのだと思いました。
だってきっとももはりさこの気持ちを知っていたから。
だからももは身を引いたのだと思います。
でもなんでちなみと一緒にいたのかはりさこにわかりません。
・・・そんなことはどうでもいいです。
りさこはそんな風に気を使われるのは嫌でした。
それが理由で優しいももに避けられているのは嫌でした。
りさこは思いました。ももはばかだと思いました。

明日そう言ってやろうと思ってりさこは眠りました。
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　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

http://naruserv.ddo.jp/img/00kids/03photo/risako/unoffi/openheart0433.jpg

わっきーりさっこー

まとめサイトみたいのある？

落ち着いたね

おぉ次スレ乙
んじゃ相関図テンプレもはっとく

キャプ←雅←梨沙子
↓　　　　　　↑
千奈美　→　桃子

熊井ちゃん→←茉麻

からんでるな

怪盗おりんも期待してる

すでに眠い件

しゃこ

ほ

相関図から
←俺
が消えたなｗ

それは消しておけｗｗ

ほ

相関図修正

故・佐紀←雅←梨沙子
　↓　　　　　　　↑
　千奈美　→　桃子

　熊井ちゃん→←茉麻

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

結局あまり眠れませんでした。
ももの言葉が頭にこべり付いていたからです。
ばかって言わなきゃ、りさこはそればっかりを考えていました。
告白に返事とか、そんなことは考えていませんでした。
とにかくばかって言ってやろうとりさこは朝一番で病院にいきました。
今日は土曜日でよかったとりさこは思いました。
病室の前にはちなみがいました。
おはよ、とちなみは言いました。
ももから聞いたよ、とちなみは言いました。
りさこは首をかしげてなんのこと？と聞きました。
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きたああああああ

ももはりさこが好きなんだよね、とちなみは呟きました。
ビックリして貌が真っ赤になったけど
りさこはうん、と素直にうなずきました。
そう・・・じゃあ、うちは帰るからと
寂しげに笑ってちなみはゆっくりと歩き出しました。
りさこは混乱しました。
なんでちなみがそんなことを言うのだろうと思いました。
りさこはちなみになんで？と言いました。
振り返ってちなみは言いました。
うちはもういらないってことだよ、バイバイりさこ
ちなみはそう言うと走り去っていきました。
りさこは意味がわからなくてポカンとしていました。
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病室に入るとももは泣いていました。
ますます意味がわからなくてりさこは頭がパニックでした。
もも・・・どうしたの？混乱する頭でりさこはそういいました。
う、ううん・・・なんでもない、ごめんと言ったものの、
ももはずっと泣いていました。
りさこはもものそばに寄り添ってももを抱きしめました。
泣かないで、泣いちゃいやだよと優しく言いました。
さきちゃんのときにしてもらったように、
優しく声をかけました。
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ありがとう、りさこ・・・ごめんねももはそう言いました。
そしてしばらくすると落ち着いてももはベッドに体を預けました。
少し苦しそうで無理しちゃだめだよとりさこは言いました。
だって昨日起きたばっかなんだからね、とりさこが言うと
ももはもう一度ごめん、と言いました。
りさこはばか、と言わなきゃということも忘れて
もものそばにいました。
ももが何も言わないからりさこも何も聞きませんでした。
でもりさこはなにがあったのか聞きたくてしょうがありませんでした。
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俺のちなこが死亡フラグ｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

ももはケジメをつけようと思いました。
りさこの返事は待てませんでした。
ううん、待ったところで結果は見えていたからです。
ならば自分から動こうと思いました。
朝早くにちなみに電話をして呼び出しました。
ちなみは眠い目をこすって来てくれました。
ももは言いました。りさこに告白したといいました。
ちなみはすごく驚いていました。
でも、よかったねとちなみはももの頭をなでました。
「だけど・・・結果はわかってるんだ、いいの、別に・・・
だから・・・もも・・ちなみとのこと真剣に考えたい」と
ももはちなみにそう言いました。
ももが考えた自分の想いへのケジメのつけ方でした。
ちなみとちゃんと向き合おう、そう決めたのでした。
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うんうん

千奈美が一番キツイなこの状況

青春は素敵だな・・・何かいいBGMはないかな

まだ２だがまとめサイトが欲しいな

前半は夏リメンバーユー
佐紀ちゃんの話はバイバイまたね
後半は恋の呪縛

>>44
いいわぁ�d

なにそれ・・・なんなのよそれ・・・ちなみは言いました。
だからももは・・・「ふざけないで！」
ももの言葉を遮ってちなみは怒鳴りました。
ももはびっくりして目が点になりました。
「なんで答えも出てないのに諦めるの？
なんでうちとのこと考えるの？
うちがももを好きだから？そんなのおかしいよ！
ももは好きな人に振られるのが怖いだけじゃん！
だから自分を好きでいてくれる人に逃げるの！？」
病み上がり、ううん、まだ上ってもいないももに
ちなみは辛らつでした。
でも、あぁ、そうだなぁとももは思ったのでした。

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逃げてる、まさにそうだとももは思いました。
そんなもも・・・嫌いだよとちなみは泣きそうな顔でいいました。
・・・大嫌いだよ、ばか！！そう言ってちなみは病室を出て行きました。
ももは何も言えませんでした。
ただ涙が勝手に出てきて、ちなみに嫌われたと認識しました。
なんでかな・・・なんでだろ・・・涙は溢れ続けて
ももはずっと泣いていました。
もう、誰もももを好きだなんて言ってくれないのだと思いました。
それはとても辛いことでした。
でも、どうしようもない・・・ことでした。
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あああもも切な過ぎるよ

ちなこがちゃんとした扱いになってきたね

 

本当ちなみヲタってどこいってもうざい存在だな

ほ

ちなこってちなみじゃんか

今気づいたどこから桃子がケータイ書いてるんだ？ｗ

結構前から

ももちきゃわ

ちなみが出て行ってしばらくするとりさこが入ってきました。
その姿を見るなりどっと涙がまた溢れ出しました。
ももはもう今は泣くことしかできませんでした。
りさこがもも・・・どうしたの？と言いました。
ももはなんでもないって言ったけど涙が止まりませんでした。
りさこがももを抱きしめました。
暖かくて、泣かないでというりさこの声が余計に涙を誘いました。
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ももの涙は次第に落ち着きました。
すると途端に力が抜けてベッドに横たわりました。
ももの息は上がっていました。身体も少しダルくなっていました。
りさこは無理しないでと言うのでももは
ごめんねと謝りました。
それからりさこはずっとももの手を握っていました。
ももが泣いていたからなのか心配だからなのか
ももにちょっとでも気があるのか、
なんて最後のはありえないけどももはそんなことを考えていました。
りさこはどうしたの、と聞きたかったかもしれませんが
ももは何も言わないのでりさこも何も言いませんでした。
それがその空気が妙に心地よくてももは眠ってしまいました。
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ももはりさこの手を握り返したまま、目を覚ましませんでした。
あれからもう１ヶ月が経ちました。
こんなことがあるなんて、とりさこはお医者さんに怒りました。
お医者さんはごめん、でも原因がわからないんだよ
と教えてくれました。
ももは涙の跡をつけたまま眠っています。
・・・眠っている・・・のかどうかもりさこにはわかりません。
悲しいとかそういうことじゃなくて
りさこはただ唖然としてしまいました。
ももはどこに行ってしまったんだろうと思いました。
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ちょっと！！！！！！！！！！！！！！！
わあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

おおお？

目を覚ますまでこのスレ落とすなよおおおおおおおおおおおお

あれから一度もちなみを病院で見ません。
学校でもものことを話してもそっけなくてりさこは不思議でした。
前はいつも一緒にいたのに。
あの日何かあったのかなと思ったけど
ちなみには聞きづらくて結局聞けませんでした。
だからりさこは毎日みやと病院にいきました。
ももが目を覚ましたのは夢だったのかな、
あの告白も全部・・・そう思ってしまうほど
りさことみやの生活はももが目を覚ます前に戻ったのです。
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よぉしここは一つオレのキスで

いやいや俺だろ

おっさんのくさいキスでは死んでしまう俺のさわやかなキスで

ある日の帰り、みやが言いました。
りさこはどうして毎日会いに行くの？と言いました。
ももに会いたいからって答えると
みやも、うちもももに会いたいから一緒に行くんだよ
と言いました。
みやはももが好き？とりさこは聞きました。
うん、大好き、ももはうちの大切な友達だもん、りさこもでしょ？
みやはニコニコした顔でいいました。
う、うん・・・そうだねとりさこは言葉を濁しました。
大好きな人が隣にいて、でも眠ったももはりさこのことが大好きで
大切な友達、とは簡単に割り切れませんでした。
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いつの間にさらに切なくなってるぅぅっぅぅう

秋が終わりそうな頃、りさこはみやと空を見ていました。
とても綺麗な秋空でした。

---りさこ聞いて、みやね・・・みや・・・---

みやが言いました。
「みやはね、さきちゃんが好き、好きだったの
でもね、さきちゃんには好きな人がいたの
それが誰なのかはわからないけど、
でもすごく嫉妬したんだよね、誰だよって今でも気になってるの」
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「だからうちは・・・みやは・・・まださきちゃんを引きずってるの
きっと・・・しばらくは割り切ったりできないと思う
もものこともあって忘れようとしたんだけど
無理だったんだ・・・やっぱり好きなんだと思う・・・
って・・・こんな話してもしょうがないのに・・・ごめん」

みやが話している間りさこは黙って聞いていました。
りさこはさきちゃんには勝てない。
そう、確信しました。
りさこは・・・ふと、ももの笑顔を思い出しました。
ももに会いたい、そう思いました。
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空は少し赤くなりました。
雅空は・・・どこにいったのかな。
りさこはそう心の中で思いました。
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　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
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ありがとうございました。
このお話を読んでくださったみなさん。

切ない思いも苦しい思いも
きっといつかは糧になる。
そう信じて生きていきます。

それでは、Bye Bye またね。
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　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
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──　　　雅空2　　　miyasora2──

おしまい
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──　　　雅空2　　　miyasora2──

主演：
　夏焼　雅
　菅谷　梨沙子

出演：
　嗣永　桃子
　徳永　千奈美
　須藤　茉麻
　熊井　友理奈
　清水佐紀（回想・写真）
　もものお母さん
　お医者さん
　川べりの大きな岩

以下割愛

あの子達の切なくて悲しくて寂しくて涙が出る青春の日々
『その後』を描いた感動作

近日公開



──　　　雅空3　　　miyasora3──



「さきちゃんの好きな人って・・・そっかそうだったんだ」

乙です！
雅空3楽しみすぎる

おいこら
作品タイトルを章立て代わりにつかうんじゃねえｗ

ほ

sage野郎空気読めよ
新参ヲタのくせに

桃子は誰のキスで目覚める白雪姫なんだい？

>>80
梨沙子のキスで
がいい

ほ

「熊さんも千吉っつぁんも、そんなところで油売ってたら
女将さんに怒られるゆー」
「なあに、おりさがなんかへまやらかして、お目玉食らってる
隙にこっそり戻りゃあバレやしねえって」
「へまなんかしないもん、熊さんの馬鹿馬鹿馬鹿…」
「おりさちゃん、その包み、そんなに振り回して大丈夫かい？」
「あーっ！」
中のお重は真横になって、汁が風呂敷を茶色に染めている…。
「お遣いのお煮しめが…熊さんのせいだゆーっ！」
「おいおい、とんだとばっちりだねえ…って、もう居ないよ。
足の速さは天下一だねえ」
「いやしかし熊さん、おりんとおりさがいれば、話のネタが
尽きやせんねえ」
「ま、瓦版になるかならないかの違いはあるがな」
「違ぇ無ぇっす」
ハハハハ…
「おや、今度はおみやがお遣いいくみてえだな」
「女将さんも二度手間で大変だなあ」

一方、その頃、おりさは…
「染みが落ちないゆー…」
と、半べそかきかき、風呂敷をごしごし洗濯していた。
お遣いに行ったおみやが、まさかあんな目に会うとは、
今はまだ知る由も無いおりさであった。

「あー、風呂敷穴空いちゃたゆー！」
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　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
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電車の中で読んで泣いちゃったじゃまいかﾟ ｡ﾟ(ノД`)｡ ﾟ ｡ﾟ

に

ゆーw

のにゅ
ｶﾁｶﾁ……………………………………ﾌﾟﾂｯ





……………

きゃぷゅ

ほ

ﾊﾋﾎｰ

川*＾∇＾)||

ほ

>>83
怪盗おりんきたあああああ
密かに楽しみにしてる

べらんめえ

ほ

ho

一日くらい休んでも神様は怒らないよね？

神様はいつもお見通しさ

2台目きたか

じゃあ今日は休もうかね

ベットの上でごろごろしながら考えたりﾆﾔﾆﾔしたり泣いたりしながら書くりさこ

　　　　　　　
　　　〃∩☆ノハハ 　タウンページｴﾝｼﾞｮｰｲ!
　　　⊂⌒川*＾∇＾)||
　　　　 ｀ヽ_っ⌒/⌒ｃ
　　　　　　　 ⌒ ⌒

ほ

みゃあ

りーちゃんも休憩かい？

たまにはのんびり〜

明日からでおk？

まかす

■こんな女と結婚するなら独身でいた方がマシ■
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/male/1196961176/

56 名前：Mr.名無しさん[] 投稿日：2007/12/07(金) 02:34:48
・電車で痴漢被害を訴えたことのある女
（でっちあげの可能性もあるし、実際に触られていたとしても表沙汰にしたがる感性がイヤ）

ｶﾁｶﾁ

きもいゆー

州*‘ -‘ﾘ

　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/ ＜・・・めんどくさいゆー・・・でも書くもん！
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣

──　　　雅空3　　　miyasora3──

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　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
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冬になりました。
毎日寒くてりさこはピンクの手袋を買いました。
ももが好きな色だからです。
水色のマフラーも買いました。
みやが好きな色だからです。
暖かくなるからりさこは手袋もマフラーも大好きでした。
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　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
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あの青春が帰ってきた！

ｷﾀｷﾀｷﾀｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ≡(ﾟ∀ﾟ≡ﾟ∀ﾟ)≡ﾟ∀ﾟ)━━━━!!!!

>>115
こういうヒトコマに心惹きこまれるんだよな
中の人マジで乙ﾃﾞｽ

泣いた

ももは相変わらず眠っていました。
頬に触れるたびにりさこは「起きろ〜」って
心の中で唱えていたけれどもちろんももは眠ったままでした。
もものお母さんが言っていました。
桃子は眠り姫ね、きっと王子様を待っているのよと。
りさこはドキっとして胸が苦しかったです。
隣のみやは、そうですねと相槌を打って笑っていました。

りさこは・・・ももの王子様なのかな、
その日はそのことばかり考えていました。
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　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
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病院を出るともう真っ暗でした。
「寒くてやだねー。今年は雪絶対降るよ！」
みやは寒そうに嫌な顔してたけど目は輝いてました。
雪降るかな？ってりさこは空を見上げました。
重たくて寂しそうな空でした。
あれからずっとです。
あれから晴れた日なんてあったかなぁ。
マフラーみたいなキレイな水色の空を見てない気がします。
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　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
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ちなみと二人きりになりました。
理科室の掃除でした。
りさことちなみはあの日からずっと微妙な感じでした。
ちなみはももといつも一緒だったのに病院にも来ていませんでした。
りさこは勇気を振り絞って聞いてみました。
ちぃ、なんで病院来ないの？
ちなみは下を向いていました。
ごめん、言いたくないならいいんだゆーとごまかすと
ちなみは悲しい笑顔でごめん、と一言だけ言いました。
りさこはもう何も言えませんでした。
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　　州*‘ -‘ﾘ /　/
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ある日、ママがくまいちゃんじゃなくてちなみを
病院に連れてきました。
ちなみはふて腐れていました。
ママは強気にちなみになにか言っていました。
ちなみは下を向いたままでした。
でも、ゆっくりとももに近づくと
ももの頬を撫でていました。すごく愛おしそうに。
そして急に泣き始めるとずっと「ごめん」と言っていました。
りさこはびっくりしてみやを見ると
みやもびっくりしていました。
でも、ママは満足げにちなみを見ていました。
りさこはますます意味がわかりませんでした。
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　　州*‘ -‘ﾘ /　/
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ちなみはもものそばから離れませんでした。
だからりさことみやとママは先に帰りました。

あまりに寒かったので３人でコンビニに寄りました。
そこで肉まんを買いました。３つ買いました。
りさこはいらないって・・・見たくないって思ったけど
言い出せずに買ってしまいました。
でもあんまんじゃないからいいか、とも思っていました。
歩きながら食べました。
りさこの肉まんは、あんまんでした。
途端、あの日のことを思い出してりさこは泣いてしまいました。
さきちゃんが吐いた血とあんまん
何もかもが鮮明でりさこはとても悲しかったのです。 ＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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　　 ☆ノハヽ　 ＿
　　州*‘ -‘ﾘ /　/
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
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あ、ミスった恥ずかしいorz

ママはりさこをおんぶしてくれました。
送る、と言ってくれました。
なので途中でみやと分かれてママと二人で
帰りました。
ママの背中はあったかくてりさこはずっと泣いていました。
りさこ、「肉まんがあんまんだったでも店員さんをでもにくまん」でしょ？
とママは言いました。
りさこはびっくりして一瞬泣き止みました。
そうか、やっぱりそうなのね、さきちゃんかー・・・とママは言いました。
え？どういうこと・・・？さきちゃん？りさこは聞き返したけれど
ママは何も言いませんでした。
ママは何でも知ってるみたいでした。
でもりさこには何にもわかりませんでした。
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　　州*‘ -‘ﾘ /　/
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ほ

りー

え

もん

川´・_・ﾘ

覚めた目で見ないでよ佐紀ちゃん

⊂⊃
川´・_・ﾘ＜天使ﾃﾞｽ

悲しさがこみ上げてくるじゃないか

カッパにしか見えないよ佐紀ちゃん

＜ｹｯｹｯｹ

隠れてないで出て来い

出て来いよ隠れてないでOH YEAH今すぐ

出て来いよしゃくれてないでOH YEAH今すぐ

街がクリスマスに染まる頃、りさこはママと買い物に行きました。
りさこはみやに、ママはくまいちゃんに、プレゼントを買うのです。
前日からあれこれ相談していて、いっぱいお店を回りました。
りさこはママといろんな話をしました。
くまいちゃんのことが好きすぎる、とか言ってて
りさこは素直に羨ましいなぁと思いました。
りさこもみやの話をするとママは頑張ってね、と言ってくれました。
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りさこはネックレス、ママはブレスレットを買いました。
それからりさこはももに小さなぬいぐるみを買いました。
りさこに似てる、とママが言ったサルのぬいぐるみでした。
もものベッドに置いてあげようと思いました。
りさこがそばにいたら寂しくないから、と思ったのです。
ママは言いました。
そんな風に思ってプレゼントするとももが勘違いしちゃうよって
りさこもそう思ったけどずっと眠っているももが
寂しいと思ったからで、それ以上の意味はありませんでした。
・・・ううん、そうりさこは思い込んでいました。
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泣ける

ここで中の人の頭の整理をさせてください

りさこ→みや
みやびちゃん以外知っている

みや→さきちゃん
全員知っている

さきちゃん→ちなみ
まあさとももだけ知っている

ちなみ→もも
お互いだけが知っている

もも→りさこ
みやびちゃんとくまいちゃん以外知っている

こんな感じかな

24日はみんなでもものベッドに集まりました。
それぞれももにプレゼントを渡しました。
りさこはぬいぐるみ、ママはお菓子の詰まったブーツ
みやはストラップ、くまいちゃんはみんなの写真を入れた写真立て
ちなみはクロスのキラキラしたネックレスでした。
ちなみ以外のプレゼントはベッドのももを囲みました。
ちなみはそっとももの首にネックレスをつけました。
りさこには聞こえなかったけどももになにかを話しているようでした。
みんなのプレゼントに囲まれたももを見て
これでももは寂しくない、だから早く戻っておいで。
りさこは心の中でそう呟きました。
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　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
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病院の帰り、5人で寒空を歩きました。
ママはくまいちゃんとみやはちなみと手を繋いでいました。
りさこはキョロキョロしているとみやがおいで、と
言ってくれたのでりさこはみやと空いている方の手を繋ぎました。
息が真っ白で凍えそうで、でも気分は良くて
りさこの頭はよく冴えていました。いつも以上に。
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短いけど昼書いてるし、・・・おやすみ。

今日も乙です

いつも楽しみにしています。

州*‘ -‘ﾘ

ほ

ほ

州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

ﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜ほ、保全なんて今日だけだよ･･･

保全

自己満足かもしれないけれどりさこたちはご機嫌でした。
ももにプレゼントを渡してご機嫌でした。
ちなみが言いました、肉まん買って帰ろう、寒いし！
みんなテンションが高かったのでわいわい言いながらコンビニで買いました。
少しずつ食べながら家路を歩きました。
するとちなみが、あー！これあんまんだ、肉まんじゃない！と言いました。
え？あ・・・りさこもこの間あんまんだったよね？とみやが言いました。
うん、と返事をするとちなみは・・・
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「でも、店員をにくまんなんちゃってｗとダジャレを言いました。
りさこはハっとしました。
あんまん・・・真っ赤な血・・・さきちゃん・・・好きな人・・・
あまりの衝撃にりさこは立ち止まってあんまんを落としてしまいました。
りさこ？どしたの？え、ちょ、りさこ？
みんなびっくりしてりさこを心配していました。
ママはりさこを見つめて、そういうことだよ、と言いました。
りさこはその場からしばらく動けませんでした。
みやも気付いたかなって思ったけど無表情で
みやの考えていることはわかりませんでした。
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さきちゃんはちなみが好き・・・さきちゃんはちなみが・・・
家に帰ってもりさこはそればかり考えていました。
好きな人が言っていた言葉・・・
りさこはさきちゃんとちなみと一緒にいるところを思い出しました。
ばか、もう、つまんないってダジャレばっか言うちなみに
さきちゃんはいつもそう言っていました。
でも・・・思い出したさきちゃんの顔はすごく楽しそうでした。
みやが知ったら・・・どうなるのかな。
ちなみはこのこと知っているのかな・・・。
りさこの考えことが尽きることはありませんでした。
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おちるよ

佐紀ちゃぁああん

ほ

人ｲﾈ

川´・_・ﾘ＜ほデス…

ｶﾁｶﾁ

山の

おっぱい

ほ

ま

続きが楽しみすぎる

12月25日、りさこはみやに遊びに行こうと誘いました。
でもみやは用事があるから、と言って遊んでくれませんでした。
ママもくまいちゃんとデートをするみたいで、
りさこは一人、ももの病院に行きました。
でも、病室に入るとちなみがいました。
ちなみはびっくりした顔をして、どうしたの？と言いました。
行くところがないから・・・と言うとそっか、おいでよと
ちなみは座っているイスの隣を指差しました。
ももは気持ち良さそうな顔に見えました。
ただ、目を閉じているだけだったけど。
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りさこ、うちね、ももが好きなの・・・知ってた？
ももの頬を撫でながらちなみは言いました。
りさこはびっくしりてイスに座るのを忘れていました。
立ったまま、動けなかったのです。
大好きなの、好きで好きでたまらないんだ・・・
泣きそうな顔でちなみは言いました。
このネックレスね、前にももが可愛いって言ってたやつなの
うちからなんか・・・欲しくなかったかも知れないんだけどね・・・
寂しそうに俯いてちなみは言いました。
・・・ももによく似合ってる、りさこはそう言うのが精一杯でした。
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だよね、似合ってる・・・はぁー・・・だめだなぁ
ちなみは俯いたまま泣き始めました。
ここに来ると泣いちゃうの・・・いつも、そうなの
昨日も危なかったんだけど、ガマンしてたんだ
涙を流しながらちなみは言いました。
・・・りさこに話さなきゃね、あの日のこと・・・
服の袖で涙を強引に拭うとちなみはゆっくり、
あの日、ももがまた眠ってしまった日のことを話してくれました。
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今でもずっと思ってる・・・
なんで怒鳴ったりしたんだろって・・・
あれでももは泣きやまなくて・・・それでまた・・・
眠った、と言いたかったのかも知れないけれど
ちなみはその先を言わずに完全に泣き崩れてしまいました。
りさこはちなみの後ろに立って、後ろからぎゅっと抱きしめました。
ありがとう、ちなみはそれだけ言うとしばらく泣いていました。
ももが妬いちゃうかな・・・と思ったけど口には出しませんでした。
ちなみは間違ってないよ、あれはももが悪い・・・
ももはばかだゆー・・・ばか・・・だもん・・・
りさこがそう呟くと、そうだね、と短くちなみは言いました。
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・・・誰がばかだって・・・？そう聞こえました。
ももだよ、ももはばか・・・って・・・
りさこは心底ビックリして口をつぐみました。
ゆっくり前を見ると、ももが薄っすら目を開けて
りさこをちなみを見つめていました。
もも！！りさことちなみは一斉に口を開きました。
あはは・・・また寝ちゃったか・・・ももは小さな声でそういいました。
りさこは泣いてなかったのに勝手に涙が出てきて大変でした。
でもちなみはいっぱい泣いてたのにまた泣いちゃって
もっともっと大変そうでした。
そんな二人をももは見つめていました。
その顔は穏やかで、ももはなぜか幸せそうに見えたのです。
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ももおおおおおおおおおお

あれ？目から何か汗が…

よかったああああ･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･

もぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ

ももって子の睡眠障害はいつ治るんだろう？
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　　ﾉﾉl∂_∂'ﾙ／／
　　　/ 　つ／／

雅ちゃん．．．

ｶﾁｶﾁほ

さすがびちゃん
そうでなくちゃ(笑)

ほ

か

ほ

梅キャプはリアルな仲のよさが邪魔して妄想出来ない

ほ

ほ

ほぜん

ほい

以上デース（・ε・）

　　　（誰か私のところに来ないかな…）
　　　　　　　　　　　　　○
　　　　　　　　　　　　　 ｏ
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　　　　　　　　　　　　　川´・_・ﾘ/　/
　　　　　　　　　　　　　(∪ つ／／　
　　　　　　　　　　　　　　)ノ　￣
　　 　 　 　 　 　　　　　 （

不吉なことを言うんじゃない佐紀ちゃん

目を覚ましたらりさことちなみがいました。
二人とも、泣いていました。
ももはそばにいてくれるのが二人で安心しました。
二人はしばらく泣き止まなかったけれど
ももはすごく幸せな気分でした。
また、寝ちゃった・・・とおもったけれど、
やっぱりももは幸せでした。
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ももはちなみがいることに安堵していました。
ちなみはもものことが大嫌いだと言っていたからです。
きっともうももには・・・そう思っていたのに。
なのにちなみはりさことすぐそばにいて・・・
ももは泣きそうだったけどぐっと堪えました。
ももにとってちなみの存在は大きくて
自分自身ビックリしていました。
頭がボーっとするけれどももはそう思っていました。
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それからしばらくするとお医者さんやお母さんや
まあさやくまいちゃんが病院にやってきました。
でも、みやは来なくてりさこは連絡がつかないといっていました。
ももはみんなとまだはっきりしない頭でいろんな話をしました。
お医者さんも不安が少しあるけれどもう大丈夫だよ、
と言ってくれました。
それでもりさこは何度も問い詰めていたみたいだけれど・・・。
でももも自身、もう大丈夫だと確信のない自信がありました。
だからりさこに平気だよと言いました。
りさこは渋々引き下がっていてそんな膨れた顔が可愛かったです。
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しばらくして今日が12月25日だと知りました。
だからももはくまいちゃんとまあさに謝りました。
二人は、いいんだよと笑ってくれてももはほっと一安心でした。
よく周りを見るといろんなものがももの周りにありました。
りさこそっくりの人形、お菓子の詰まったブーツ
可愛いストラップ、写真立て・・・そして胸のネックレス
ちなみは「ごめん」と謝りました。
こういうのは好きな人からじゃないとだめだよね、とちなみは言いました。
ううん・・・嬉しいよ・・・嬉しいとももは言いました。
しょげてるちなみが可愛くてももの胸はぎゅっと鷲掴みにされた気分でした。
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ももが二人きりになりたいとりさこに言いました。
だからりさこはみんなを部屋から出してももと二人きりになりました。
りさこ、いい加減結論出たでしょ？とももは言いました。
りさこはドキっとしました。
できればその結論は言いたくなかったからです。
わかりきっていた結論、わかっていて告白したもも
でももものショックを考えるとりさこは言い出せませんでした。
それに・・・今更選んだり、好きじゃないなんてりさこには考えられませんでした。
早く、言いなさいとももはお姉ちゃんみたいに言いました。
りさこはももの手を握って話をしました。
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りさこはみやが好きだと言いました。
でももものことも好きだと言いました。
でもでもみやがずっと好きでももの好きとは違うと言いました。
間違えないように、ゆっくりとりさこは言いました。
ももは黙って聞いていました。
・・・ごめんとりさこが言うとありがとう、とももは言いました。
りさこを好きになってよかった・・・ありがとうと言いました。
ねぇ、りさこ・・・ももね、また眠りたいの・・・そばにいて？ももは言いました。
えっ・・・でも・・・りさこは躊躇しました。
あの日のこと思い出したからです。
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りさこの気持ちは胸に響きました。
みやを好きな気持ちも十分理解できました。
その心地よくすっきりとした想いに、
ももの心はりさこに執着しなくなっていました。
今なら、このときなら梨沙子を諦めきれると思いました。
だから眠って心をリセットしようと思いました。
だからせめて眠るまでは梨沙子にそばにいて欲しかったのです。
手を握り締めて眠りたい、と言いました。
りさこは躊躇していたけれどももが懇願するといいよ、とりさこは言いました。
りさこの手の温もりを感じながらももは眠りに付きました。
新しい気持ちを、心を手に入れるためにももは眠りました。
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えぇ、みやも書くの？書いていいの？やったー


みやはさきちゃんのお墓にきていました。
お墓の前に座り込んでさきちゃんにずっと話しかけていました。
さきちゃんが死んでから起こったことを話していました。
さきちゃんは何も言ってくれなかったけれど
みやはさきちゃんのそばにいるだけで幸せでした。
さきちゃんに会いたい、声が聞きたい、そう思っていました。
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みやはさきちゃんの好きな人を知りました。
その人はちなみでした。
りさこから聞いていた「にくまんとあんまん」のことで
すぐにわかりました。
「さきちゃんの好きな人って・・・そっかそうだったんだ」
みやは心の中でそう呟きました。
でもみやはわからない、知らないふりをしました。
りさこを心配させたくなかったからです。
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でもりさこも当然わかったみたいで泣き出してみやは焦りました。
だけどあの時のみやにりさこをフォローする余力はありませんでした。
みやは家に帰って一晩泣き続けました。
なぜちなみなんだろう、なんでなんだとずっと泣いていました。
ちなみが憎らしく、悔しくてみやは負の感情で満たされていました。

みやは次の日、携帯も持たずにさきちゃんのお墓に行きました。
自分の気持ちにケジメをつけるつもりでもあり、
未練たらたらさきちゃんに会いたくてという気持ちもありました。
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そしてみやはずっとさきちゃんと話をしていました。
みやはさきちゃんが好きでした。
変わることはないと思っていました。
でもこうやって墓前にいるとみやの心は晴れていきました。
さきちゃんへの想いにケジメがつきそうでした。
それは寂しくもあり悲しくもあったけど
そうしなければならないのだと思いました。
そうしなければみやは先に進めないのだと思いました。

そしてみやは暗くなりつつある墓前でさきちゃんに言いました。
「さきちゃんが大好きだったよ、ありがとう、ばいばい」
みやは溢れてくる涙を抑えきれず、
そのまま走り去りました。
さきちゃんのお墓を見ることはできませんでした。
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ももが眠ってりさこはもものほっぺにちゅーをして
病室を出ました。
病室を出てるとちなみが心配そうな顔でベンチに座っていました。
ちなみ、ももが眠ってからそばにいてあげて？
りさこはそう言ってちなみに微笑みかけました。
眠ったってまさか・・・ちなみは言いました。
ううん、ただ眠っただけ・・・大丈夫だゆーと言うと
ちなみは安心したのか安堵の表情になりました。
りさこはももにちゃんと話をしたといいました、
ちなみはそっか、そうなんだ・・・と複雑そうな顔で言いました。
だからちなみはそばにいてあげなきゃとりさこが言うと
ちなみは、「ありがとう」とそれだけ言って病室へ入っていきました。
りさこも安心して家に帰りました。
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家に近付くと、誰かがいるのが目に入りました。
それはみやでした。下を向いて立っていました。
みやぁ？と声をかけるとみやはりさこに飛びつきました。
りさこ・・・ごめん・・・ごめん・・・
謝りながらみやは泣きました。
何がごめんなのかわからなかったけど
りさこはみやの背中を撫でながらみやが泣き止むのを待っていました。
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いっぱい書いたｗ
中の人は相変わらず泣きそうです

みやのｶﾁｶﾁに泣きました

みやがストレートでｶﾁｶﾁしてる徹底ぶりに感動しました

みやびちゃん書くの上手いんだね
ただのバカだと思ってたｗｗ

保全デース（・ε・）

感動すぎる

>>208
狼では残念キャラだが頭が良いところもある子なんだよｗ
ストレートカチカチは前スレで機種変した話も覚えていてください

ほ

ほす

守ります

みやびちゃんはINFORBAR派☆カナ

Rｲﾗﾈ