もしも道重さゆみがエッチな先生だったら

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401名無し募集中。。。
教職課程を選択したのは、ほんの気まぐれだった
折りしも不況だったし、手に職をつけておくのは悪いことじゃないと思っていた
親への話かたをうまくすることで(「教職取りたいんだけど生活費のバイトが・・・」などなど)仕送りが増えることも美味しかった
そして、教育実習の日がやってきた

それまで授業の準備や児童心理など多くのことを机上で学ぶことはできた
これだけのことを自分が小学校のときの先生がやってくれたのかと思うと、尊敬の念すら覚える
それにしても、これだけの仕事と、仕事のための準備をしながら自分の生活なんて、社会人というのはすごい生き物なのかもしれない

教育実習は自分の母校でもある学校だった。案内をしてくれた先生も、どこか見覚えがある気がする。
校長室に通されてソファーに座って自分の指導教官を待っていると、ドアをノックしてピンク色のスーツを着た黒髪の美人が入ってきた。
中に人がいるとは思っていなかったみたいで、「はわっ」と言いながら口に手を当てる。多分同じように教育実習を行う大学生だろう。

入り口に立ちすくんでじっとこっちを見るその女の子に席を勧める。あたふたしている姿がすごく可愛い。
自己紹介をしたけれど、聞きなれない名前だ。間違いなく同じクラスにはいなかった。僕は浪人もしているし、年下かもしれない。
「いやぁ、こういうの初めてなんで緊張しますよ」
「あ、さゆみ・・・私もそうなんです。」
「そうですよねー、ガキの前に立つだけで緊張するなんて、何か変ですよねー」
「え・・・いや、生徒は色々細かいところを見ていたりするので・・・」
「いやー、色々分からないところがあると思うけど、頑張っていこうよー」

一方的に話し続ける僕。2週間の教育実習。がきんちょ相手だと思ってちょっとうんざりしていたけど、こんな美人も一緒に実習とかついてる!
「いえ・・・あのですね、私は・・・」"さゆみ"と名乗ったその女の子は、なんどか口を挟もうとするが、男慣れしていないのかすぐに口を閉じてしまう。
これはこの機会にどうにか!・・・・・・そんな事を思っていた僕の笑顔は、ノックとともに入ってきた校長のこの一言で固まり、この10分をひどく後悔する羽目になる。
「あぁ、君か、教育実習に来たOBは。あぁ、こちらは道重先生。この学校のOGで君の指導教官にあたる。」
ぽかんとした僕が道重先生を見上げると、ちょっと口を尖らせながら頷いた。
さっきまで気が付かなかったけれど、どうも・・・怒って・・・る?
「どうも、この学校の教諭の道重です。"色々分からないところがあると思いますが"、二週間頑張ってください」
ひきつった笑顔の道重先生。ぽかんとする校長。僕はただ「ヨロシクオネガイシマス」という言葉を口にして、頭を下げていた。

なんていう出会いがあれば、教職を取っていたと思う。
ごめん考えたんだけど全然エロくなんなかったしエロくなるのかもわかんないや。エロくなるようだったら続き書きます。