1 :
名無し募集中。。。:
もしもじゃないか
2 :
名無し募集中。。。:2007/05/24(木) 22:21:52.51 0
良かったね!ネタだったんだね!
3 :
名無し募集中。。。:2007/05/24(木) 23:06:27.97 0
モーニング娘はみんなHですよ
4 :
名無し募集中。。。:2007/05/24(木) 23:12:47.84 0
・・・Hて曲もあることだし
5 :
名無し募集中。。。:2007/05/24(木) 23:28:13.16 0
尿意を感じて目が覚めた。
つけっ放しで寝てしまったテレビでは、元の仲間が妊娠した事を簡単に伝えていた。
(ふ〜ん。やっぱね…)
尿意を我慢しつつ、ボーッとその画面を見つめ続ける。
ベッドから出るのが面倒で我慢していたけれど、
もうどうしようもないぐらいになってしまったので、
思い切ってベッドから飛び降り、トイレへと駆け込んだ。
パンツを下し、下半身が直接空気に触れるなり、
我慢し続けた液体は勢いよく放出されていった。
あきれるぐらいに出続けるオシッコが、なんとも気持ちのいい場所に当たる。
(んっ…と…)
たまっていたオシッコをすべて出し終えると、
なんとも言えない開放感が全身を包んでいった。
温水でアソコを洗い流し、温風で乾かし終わった後も、
しばらくじっとそこに座り続け、先ほど見たニュースを思い返す。
(う〜ん…やっぱ、あんまり…)
事務所となんかモメてたのは知ってたけど、
こんな風になるとは思ってなかった。
やっぱ、どう考えてもウチらには悪い影響しか無い様に思う。
沈んだ気持ちでベッドに潜り込み、
既に違うニュースをやっていたテレビのチャンネルを変えると、
蝶ネクタイをつけたデブが、微妙な表情でアイツの妊娠を告げていた。
「ふぅ…」
(…オナニーして…寝るかあ…)
6 :
名無し募集中。。。:2007/05/24(木) 23:43:28.39 0
わっふる
7 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 00:08:17.92 0
あげ
8 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 01:18:50.32 0
再び目覚めたとき、テレビではタモリさんが拍手を煽っていた。
いいともには…あんまりいい思い出がない。
こんな時間まで寝てしまったことに
損したような気分になりながら、とりあえず亜弥ちゃんに電話してみると、
亜弥ちゃんはまだ寝ていて、例の妊娠の事もまるで聞いておらず、
教えるなり大げさに驚いていた。
が、次の瞬間にはすぐ自分の事を話し始めていた。
結局、亜弥ちゃんは自分以外の事などどうでもいいのだ。
たぶん、ミキの事も。
電話を切ると、いつの間にかいいともは終わっていて、
よくわからないドラマをやっていた。
その画面を見つめ続けているうちに、なんだか無性に焦ってきてしまい、
生理の時のように、無性にイライラとしていた。
あのチビがとんでもない事をしてくれたせいで、
(元の相方があんな事になったのに妊娠だなんて…正直呆れる!)
動きづらくなってしまった。
朝はなんとなくいやな感じがするだけだったけど、
こうして頭がハッキリしてきてみると、
やっぱりとんでもないことをしてくれたと、そう思う。
怒りながらも、体には朝のオナニーの余韻が残っていて、
再びパンツの上からアソコを軽くいじっているうちに、
自然と昨日や一昨日の夜のことが思い出されていた。
1日と空けずに会っているのに、こんな時でもまた会いたいと思ってしまうのは、
人間ならば当然の事なのだと思う。
決して…ミキがエッチなせいじゃない。
9 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 03:34:31.71 0
美貴
10 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 03:36:34.85 0
もう萎えるわこういうの
11 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 04:43:56.22 0
会長からかかってきた、突然の電話。
そのトーンは、明らかに不機嫌そのものだった。
問答無用ですぐに事務所に来いというその言葉に、
用事がある(まあ、もちろんウソだ)というミキの言葉は完璧に無視され、
そう告げ終わるなり、会長は電話を切っていた。
すぐに来いという会長の言葉は、とても良い知らせだとは思えなかったし、
そうであるはずもなかった。
嫌な予感が全身を貫く中、久しぶりに事務所の中へと入っていくと、
会う人会う人、みな一様に深刻そうな表情でミキの事をみつめてきていた。
皆の視線から逃げるようにして会長室へと向かい、
深呼吸の後、ノックをして会長の部屋へと入っていくと、
普段ならば、「オッ、来たか。入れ入れ」なんて感じで迎えてくれるのに、
会長は不機嫌そうな表情を隠そうともせず、じーっとミキの事を見つめていた。
「…まあ…こっちへ来い」
深いため息の後、吐き出すように、呟くように話しかけてくる。
めったに見せることのない、怒りのオーラをまとったその姿に、
ビクビクしながら近づいていくと―
会長は机の引き出しからかなりの量の白黒写真の束を取り出し、
机の上に乱暴に広げていった。
「見ろ」
「…」
嫌な汗と共に机の上を覗き込むと、
そこには…やはり自分が予想した通りの写真が、
これでもかってぐらいに並べられていた。
12 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 04:45:12.46 0
「先週の金曜日に撮られたものだそうだ。辻の件があった日だよな」
「…」
「だよな!」
「…はい」
肯定するなり、会長はフーッと長い溜息をついた。
「お前はもうモーニングのリーダーなんだ。それは…わかってるよな?」
「…」
「わかってて、辻の件もわかっていて、
それで男とこうして会ってたってわけだ」
「…わかれません」
「は?!」
「ミキ、絶対わかれませんから!」
「お前は…何を言ってるんだ?!」
会長は心底呆れたといった感じで、力が抜けたようになっている。
「だから……わかれません」
「俺はそういうことをいってるんじゃないんだよ!!」
握りこぶしが机の上に振り下ろされ、ドンッ!という鈍い音が辺りに鳴り響いた。
「ぇ…」
「黙ってたらなあ、この写真が…来週か、再来週のフライデーに載っちゃうんだよ!」
会長の剣幕の激しさに、もはや口をはさむ気力も持てなかった。
「お前はモーニングをつぶす気か?!あぁ?!」
「…そんなこと…」
「今、この時期に、これがバレたらまずいってことぐらい、
お前のバカな頭でも理解できるよな?」
「…」
怒られること自体はしかたないと思っても、やっぱりムッとする。
「裏から手をまわしてつぶそうとしてみたが、どうしてもダメだった。
ウチの力じゃ、もう…どうしようもない」
「…」
13 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 04:46:02.53 0
会長の言葉に、実際この記事が出た時の影響を想像してみて、
そして―自分の軽率さに、今更ながらに腹が立ってきていた。
「知り合いで、そういう事に長けた人がいてね。なんとか潰せないかと頼んでみた」
「え…出なくすること…できるんですか?」
「…」
ミキの言葉に、会長は黙って紙切れを渡してきた。
四角いメモ用紙のようなものには、ウチらも何度か使ったことのある、
高級ホテルの名前と、部屋の番号がメモされていた。
「これ…なんですか?」
「その知り合いの息子さん…ていうのがな、
初体験は芸能人が良い…なんていっているらしい。
とくに…モーニングがお気に入りなんだと」
その言葉に、そしてその言葉から連想される行為に、心臓は切なく悲鳴を上げた。
まさか…
「いま、そこに泊っているそうだ」
「あの…それは…」
「どうするかはお前に任せる。俺はそう言うことが大嫌いだし、
お前にも他のやつにも、そんな事をやらせたことはない。…よな?」
「…」
「これからどうするかは、お前に任せる。
だが、記事が表に出たら…まずい立場に立つって事だけは理解しておいてくれ」
「…」
これでは、強制しているようなものだ。けど…
「もう帰っていいぞ」
無言のまま会長に背中を見せ、歩き始めた。
「そうだ。そのメモの主は…
今日の夜の10時、それぐらいまでに誰も来なければ、そのまま帰ってしまうそうだ」
突然突きつけられた、短すぎるタイムリミット。一体どうすれば―
もう糞スレあげないでくれる?
15 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 08:41:29.56 0
ちょっと読みたい
16 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 08:42:46.96 O
17 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 11:13:47.76 0
期待
18 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 11:34:33.02 0
期待です
19 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 12:26:01.16 0
生け贄
20 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 12:28:22.41 0
ワッフルワッフル
21 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 12:31:59.23 0
原稿用意周到すぎだろ
22 :
名無し募集中。。。 :2007/05/25(金) 12:48:50.74 0
>>13 なに迷ってんだろ
ショウジとは同じことヤってるのに
23 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 15:24:51.90 O
期待
. ∩____∩: :.+
ワク. | ノ ヽ+.:
:.ワク/ ● ● | クマ
ミ '' ( _●_)''ミ クマ
. / ._ |_/__ノヽ
-(___.)─(__)─
25 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 16:00:18.00 0
いけ
26 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 17:36:55.28 0
あげ
27 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 18:20:03.88 0
早く来い
28 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 19:02:43.28 0
どうなるんだ?
29 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 19:26:28.19 0
楽しみです
作者さんはやく書いてーー
30 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 19:43:08.87 0
_ ∩
( ゚∀゚)彡 藤本!藤本!
⊂彡 SEX!SEX!
31 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 20:38:20.47 0
インラインスケート
32 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 21:25:45.32 0
藤本
33 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 23:07:31.58 0
まだ?
34 :
名無し募集中。。。:2007/05/25(金) 23:58:28.12 0
小説楽しみ
35 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 00:11:23.22 0
早く戻ってきてよーー
作者さんまだ帰ってこないの
36 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 00:59:48.46 0
まじで期待
37 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 01:07:17.47 0
>>22 お前だったら若い彼女とやりまくってるのに中年の金持ちのオバハンの相手しろって言われたら
迷わず行くか?
38 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 01:51:18.42 0
自宅に戻り、会長から渡されたメモを眺めているうちに、
タイムリミットの時間は刻々と迫ってきていた。
こんな事をしてまで止める必要があるのだろうか?という気持ちと、
バレたら今のポジションを失いかねない…という気持ち。
…どっちが重いかなんて最初から決まっていたのに、
わざわざ自分に対して悩むフリをしてみせているのは、
彼にたいする後ろめたさの為だろうか。
(大した事じゃない。ゴム越しにちょっとだけ相手のアレが入ってくるという、ただそれだけの事)
シャワーを浴びて、髪をセットし、メイクをする…となると、
もう支度を始めなくては間に合わなくなってしまう。
迷いを断ち切るように立ち上がると、わざと乱暴に服を脱ぎ捨て、
バスルームへと向かって歩き始めた。
そうしてシャワーを浴びていると、
何故だか一緒に涙が出てきている様な気もしてきたけど、多分気のせいだろう。
ミキは…そんなに弱くないハズだから。
39 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 02:10:49.77 0
面白れーーーー
作者さん貴方は神
40 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 03:23:32.80 0
これスレ維持するの難しいだろうな
41 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 06:04:32.66 0
頑張れ
42 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 07:33:13.86 0
期待上げ
43 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 08:35:49.82 0
期待あげ!!!
44 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 09:51:19.45 0
良い
45 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 10:57:57.64 0
作者さんまだー?
46 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 11:05:15.31 O
47 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 11:32:19.06 0
楽しみ
48 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 12:03:20.18 0
三木露風
49 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 13:36:27.15 0
大切
50 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 13:47:14.56 0
ついでに輪姦シーンも入れといて
51 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 14:10:09.18 0
52 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 14:16:36.56 0
続編希望
53 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 15:53:29.49 0
おもろい
54 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 17:28:54.57 O
从*・ 。.・)
55 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 18:51:29.67 0
さゆ
56 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 18:55:29.34 0
タクシーを降り、携帯で時間を確認すると、
時間はすでにタイムリミットの10分前になっていた。
帽子を目深にかぶりなおし、サングラスとマスクという
芸能人まるだしの出で立ちでホテルに入ると、
深く腰を下げてくる従業員たちを全く無視し、
バッグから改めて会長から渡されたメモを取り出して眺めつつ、
中央にあるエレベーター群に向かって歩いていった。
何時間も見つめ続け、部屋の番号は既に暗記してしまっているのに、
取り出してメモを見ることにどのような意味があるというのだろう?
そんな事を考えながら、折よく到着したエレベーターに乗り込み、
目的の階のボタンを押してドアを閉じると、エレベーターはすぐに上昇を始めた。
エレベーターに付き物の気持ち悪さを我慢しながら
どんどん増えていく階数表示を眺めていると、
エレベーターはあっという間に目的の階へと到着していた。
(ちょっとだけ我慢すれば…それで終わり)
通り過ぎる扉の数字が、どんどん目的のものに近づいていく。
一つ一つ、数字が増えていく度に押しつぶされるようなプレッシャーに襲われ、
そして…改めて自分の軽率さを呪っていた。
まるで死刑宣告のカウントダウンでもくらっているような気分の中、
遂に…というか、目的の1571号室へと到着してしまった。
やり場のない怒りの感情に、思わずこぶしを握りしめる。
57 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 18:57:07.44 0
(ああ!なんでこんな!)
ドアの前でしばらく躊躇していると、
不意に少し離れた所からドアが開く音が聞こえてきていた。
背筋を冷たい汗が走る。
(こんなとこ…見られたくない!!)
その音にせかされるように、慌ててドアをノックしていった。
物音がする方に背中を向けながら、祈るようにノックを繰り返していると、
人が近づいてくる気配とともに、不意にドアがあけ放たれていた。
「どちら…さまですか?」
迷惑そうに、めんどくさそうに、そして何故だか怖々とドアを開けてきたのは―
小太りで髪型も野暮ったく、着ている服もダサくて、
想像していたのとはまるで別の人種だった。
なんとなく、地元の友達みたいなのを想像してたんだけど…
(コンサでよく見るタイプだあ…)
「自分で呼んだんでしょ?さっさと開けなさいよ!」
高圧的に出ても大丈夫なタイプだ…と本能的に察知し、
思いっきり文句を言いつつ、強引に部屋の中へと入っていく。
「え?えぇ?」
想像していたのとはまるで違ったけれど、
変にイケメンとかだったらかえって悲しい気もするから、
これで良かったのかもしれない。
58 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 18:58:34.06 0
わけがわからないといった感じでついてきている男の体温を間近に感じながら、
とたんに緊張が解けて行っている自分が、妙におかしかった。
あるきながら帽子とマスクをはずし、そこら辺に放り投げる。
そして…サングラスを外しながら、男に向きなおった。
男は、ミキの顔をみるなりハッとして目を見開いている。
(典型的なゲーノー人に会った素人って感じ。でも…ミキが来ること…知ってたんじゃあ?)
「あの…どちらさまで?」
「は?何言ってんの?」
ありえないぐらいの失礼な質問に、思わずキツく男を睨みつける。
「藤本美貴さん…ですか?」
「あたりまえでしょ!」
「で、藤本さんが…なんで…この部屋に?」
「は?!何言ってんの?アンタが来いっつったから来たんでしょうが?!」
「えっと…話が見えないのですが」
「何?ホントに聞いてないの?」
「本当に何も。オヤジにこの部屋を取っておいた…っていわれただけで」
「あ〜、なるほど。ふ〜ん」
なんとなく話が見えてきた。驚かそうと思ってなのか、
いい歳そうになのに童貞なのを憐れんでなのかしらないけど、
とにかくミキはこの男の童貞を奪ってやればいい。
今までやってきた、ものすごーくイヤーな仕事の内の一つだと思えば、
なんてことはない。
「モーニングが好きなんだってね」
「え?…まあ」
「で、童貞」
「!」
59 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 19:00:36.09 0
いきなり核心を突いたからなのか、
男はなんとも傷ついたような表情を浮かべている。
「芸能人を相手に…卒業したいと」
父親がマスコミを動かせる程の人なら、こんな感じでも、
今までそういう事をするチャンスはあったんじゃないかと思う。
芸能人と…なんて思ってるから…
「まあ…そうです」
「うん。じゃ、さっさとやっちゃいましょ。シャワーは?」
「さっき」
「じゃあよかった。シャワー済んでんなら話ははやいわ。ミキも浴びてきたから」
極めて平静を装いつつ、なんでもないんだってことをアピールしつつ、
パパッと服を脱いでいく。
「え!ちょ、なんでですか?」
「何してんの?ミキだってヒマじゃないんだからさ」
オドオドしたまま服を脱ごうとしない男を急かす。
「なんでそういう事になるか、意味が分んないんですが」
「なんでって…アンタのお父さんに頼まれたから」
「オヤジに?なんでまた」
「なんか、タケテル人?らしいよ。よくわかんないけど」
ブラをはずじて胸をあらわにするなり、男の視線がそこにつきささる。
一瞬、なんともガッカリとした表情を浮かべたのを、ミキは見逃さなかった。
(ムカツク…)
「タケテル??」
話しながらパンツまで脱ぎ捨ててしまうと、
男はあからさまにそこだけをじっと見つめだした。
「ちょっとシクって写真とられちゃって。
アンタのお父さんじゃなきや止めらんないんだって」
「はぁ…」
写真を撮られた…というなり、男が納得した表情になったのは、
なんだか凄くムカついた。
60 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 19:01:21.04 0
「でも、オヤジはしがない建設会社をやってるだけですけど」
「ん?、社長なら偉いんでしょ?」
「まあ、会社じゃ一番」
建設会社とマスコミ。繋がりは、まあ、あるといえばあるのだろう。
こっちとしては、記事が差し止められるのであれば、そんな事はどうでもいい。
それよりも、服をすべて脱ぎ、全裸になったとたん、別の事が気になってきていた。
「ね、アレは…用意してんの?」
ミキがここに来ることを知らなかったって事は、
これからそういう事をするってのを、知らなかったって事でもあると思う。
不意に不安になって、男に聞いてみた。
「アレって…ゴムの事ですか?」
「決まってんじゃん」
アンタと生でヤルなんて、ありえねっての!
「そんなの、あるわけないじゃないですか」
「!」
当然、こっちが用意してあるとおもっていただけに…
自分で用意しようなんて、少しも思っていなかった。
(でも…たしか1個…)
いざという時のために、1個サイフの中にいれておいたハズだ。
そう思い、カバンの中から財布を取り出して、目的のものを探し始めた。
…が、入れたはずのソレは、入れたはずの場所には入っていなかった。
(あ!…岩盤浴のとき…)
盛り上がりすぎて、そういう事をする予定じゃなかったのにそうなってしまったんだった。
61 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 19:02:39.75 0
「呼んどいて用意してないなんてありえないって!買ってきて」
「はぁ?」
「だからぁ、ゴム。買ってきて」
そう言った途端、男の顔には怒りの表情が浮かんできていた。
「ザケンなよ!さっきから黙って聞いてりゃいい気になりやがって」
「え…」
思いがけぬ逆襲に、心がしぼんでいくのを感じていた。
「オヤジに物頼むのに、なんでお前はそんな偉そうなんだよ!
ゴムが無いんならお前が買いに行けっつーの!フザケンな!」
「えぇ…」
言われてみて、ここらへんでゴムが買える場所を思い浮かべてみた。
近くにコンビニはなかったし、
ホテルの売店にはそんなものが売っているのかもわからないし、
そもそもこの時間じゃあやっていないだろう。
よく考えたらミキが自分で、
それもコンビニでゴムを買うというのは、ありえない選択だ。
このホテルは、数多くの芸能人が使っている事でも有名なのだ。
記者にでもつけられて、そんな物を買っている所を見られたりしたら…
再び湧き上がってきた焦りと怒りに身を包まれながら、
指折り前回からの生理の日付を数えてみた。
(ビミョウ…)
62 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 19:03:53.66 0
思わず男をキッと睨みつける。
「な…なんだよ…」
「中に出したら、殺すかんね」
男のアレが、生でミキの体内に入ってくるなんて、
考えただけでもゾッとする。
もはや一緒の空気を吸うのも嫌だった。それでも…
「え…?」
「さっさと脱ぎなさいよ!」
「あ、ああ…」
男は慌てて服を脱いでいき、あっという間に全裸となった。
股間を手で隠してはいるけれど、すでに準備万端といった感じなのが、
なんだか凄いムカつく。
「な…なんだよ」
「さっさと仰向けに寝て」
黙って寝ていて、男が腰を動かすのをじっと我慢してようと思ってたけど、
やめることにした。自分が上になれば、童貞だったら2〜3分で出させる自信がある。
「あ…ハイ」
もう、早くアレを出させて終わらせてしまおう。
こんな、悪夢のような場所からは…少しでも早く逃げ出したかった。
ミキを怖がりつつも、なんとも嬉しそうに見つめてくる男の腰の辺りに立ち、
手に思いっきりツバを吐き出したのち、
ビクビクと動いている男のアレに塗りたくっていった。
男の視線は、穴があくんじゃないかってぐらい(まあ、あいているんだけど)、
美貴のアソコに注がれていた。
そんな視線は無視して、今度は自分のアソコにツバを塗って行った。
63 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 19:04:13.70 0
つまらん糞スレ
64 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 19:04:49.73 0
男のアレに手を添えながら腰を下ろし、どんどん距離が近づいていくほどに、
悪寒が強くなっていった。
ムカつくほど硬い先っちょが、ミキのアソコに入ってくるなり、
悪寒は最高潮に達し、全身に鳥肌が立っていった。
先っちょをいれたまま悪寒に耐えているミキを、男は不思議そうに眺めていた。
「出そうになったら絶対教えてよね!」
「あ…うん」
男の返事に合わせて、腰をグッと沈みこませていった。
「あっ!」
ほとんど濡れていないアソコは、よけいに男のアレの感触が感じられて、
それがこれ以上ないってほどに嫌だったけれど、
これが終わればもうなんの心配もいらなくなるのだと自分に言い聞かせ、
男の腰の上あたりに両手をあてがいながら、
猛スピードで腰を上下に動かしていった。
身もだえしながら、気持ち悪いあえぎ声を上げ続ける男を無視し、
長年の経験から、ほぼすべての男の急所だとしっている、
カリ首のあたりを重点的に攻めるように腰をうごかしていると、
自分は全く感じていないのに、アソコは思いっきり濡れてきて、
よりスムーズに腰を動かせるようになっていた。
時折深く腰を下ろしつつ、自分の感じるところにアレが当たらぬよう気をつけつつ、
事務的に腰を動かし続けていると、
不意に男は腰をグッと美貴にむけて押しつけてきていた。
「ああああ!!!」
男の腰がミキのアソコにグッと押し付けられると共に、体の奥の方で、
気持ち悪い先っちょがググッと動いていくのを感じ、そして…
(えっ!!)
65 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 19:05:19.74 0
「ちょ!ちょっとぉ!!」
慌てて腰を引き離していった。
引き離すなり、男のアレはビクビクと動きまわり、
その先っちょからはビュビュっと気持ち悪い液体が吐き出されていって、
男のだらしない腹のあたりに飛んで行っていた。
「ちょ、イキそうになったら教えてっつったでしょうが!!」
慌てて股間に目をやると、腰を上げたばかりでポッカリと開いたアソコからは、
ボッタリ…と、なんとも濃くて気持ち悪いアレが、落ちて行った。
「あ〜〜!!」
一瞬、男の顔面を殴ってやりたい衝動に襲われたが、
それよりも股間の気持ち悪さの方が気になったので、
慌ててバスルームらしき方向へと走り始めた。
ツーッっと足を伝うアレの気持ち悪さに、
自然と涙が出てきていた。その涙を男に見つからないように気をつけながら、
バスルームに入るなり、便座に腰をおろしてビデのボタンを押した。
ブーン…という動作音とともに、アソコに温水が当たり始めた。
いままで男の気持ち悪いものが入っていた所に温水が入ってくるよう、
腰の角度を調整しながらじっとしていると、
涙とともに、自然と嗚咽が漏れてきていた。
(なんで…こんな目に…)
何十分こうしていただろうか?
痛みを通り越し、感覚がなくなり始めたころ、
ようやくミキは立ち上がって、傍らに置いてあったバスタオルで股間を拭っていった。
ドアを開けて部屋に戻ると、男はなんとも心配そうな表情を浮かべながら、
こちらを見つめていた。
66 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 19:05:37.02 0
「あの…つい…」
「…まあ…いいよ。童貞だもんね」
「あ…すいません」
何もする気にはなれなかったが、ここからは一秒でも早く逃げ出したかった。
あちこちに散らばった自分の服を手繰り寄せると、
ゆっくり服を着ていった。
「お父さんに…ちゃんと伝えてね」
「え?…ああ!もちろん!」
「うん…」
ため息とともに最後の服を着終えると、バッグを抱え上げ、
改めて男の顔をみた。
こんな男のアレを生で入れただけじゃなく、中にまで出されてしまったのは、
結局はミキが軽率だった事がはじまりなのだ。
「じゃあ」
「…」
無言の男に見送られながら、部屋を出るなり再び涙があふれてきていた。
でも、これで終わり。彼に何も言わなければ、なかった事と…一緒。
67 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 19:13:29.36 0
すげー
68 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 19:54:18.92 0
これは
69 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 20:08:06.77 0
凄い凄い
70 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 21:15:15.77 0
美貴
71 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 21:58:23.21 0
エモーション
72 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 22:24:51.89 0
そろそろ続編よろ
73 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 23:03:21.29 0
いいですねー
74 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 23:06:41.64 0
気になって眠れない
75 :
名無し募集中。。。:2007/05/26(土) 23:25:49.20 0
東京都・港区。アップフロントエージェンシー内。
その最上階にある会長室では、しかめつらをした男が誰かと電話をしていた。
窓の外はいかにも初夏といった陽気なのに、男の表情はまるで真冬のそれである。
「そうですか…、藤本は来ませんでしたか」
男は落胆の色も露に、高級そうなイスの背もたれに体重をかけた。
「責任感が無いといわれればそれまでなんですが。ハイ。面目至極もございません」
汗をかきながら電話に向かって謝り続ける男。
「この埋め合わせは必ず致しますので。本当に申し訳ありませんでした」
男は受話器を握ったまま、再び椅子に深く背中を倒し、そして…深いため息をついた。
顔には、怒りとも悔しさとも取れる表情が広がっている。
目を瞑り、そのままじーっと何かを考えている様子だったが、
不意に体を起こすと、次々と誰かに電話をかけていった。
10分ほどすると、男が呼び出したらしい者達が、次々とその部屋へと入ってきていた。
「会長、藤本は…」
川口…と呼ばれた男が話しかけた。
「行かなかったそうだ。おそらく来週のフライデーには出てしまうだろう」
「そうですか…。記事の内容を差し替えるのも…ダメだったんですよね?」
「うむ」
「どうしますか…藤本」
「今回は、藤本の覚悟を試すいい機会だとも思ってたんだが…
思っていたよりも、ずっと芸能界への思いは小さいようだ」
「では…」
「モーニングはやめてもらう」
「しかし!藤本抜きでは…」
「しかたあるまい。こんな事をしでかしておいて、
そのまま残ったのでは、下の者に示しがつかない」
それきり、みなは黙り込んでしまった。
誰も口にはしなかったが、
その場にいるものはみな、ある種の終末観を感じていた―
76 :
名無し募集中。。。:2007/05/27(日) 00:10:03.92 0
さすがです
暇な時でも良いから続編よろ
77 :
名無し募集中。。。:2007/05/27(日) 00:43:47.92 0
やはり
78 :
名無し募集中。。。:2007/05/27(日) 01:29:02.18 0
みき
79 :
名無し募集中。。。:2007/05/27(日) 02:46:01.11 0
期待
80 :
名無し募集中。。。:2007/05/27(日) 02:53:18.26 0
なんという良スレ
81 :
名無し募集中。。。:2007/05/27(日) 05:09:08.50 0
三木露風
82 :
名無し募集中。。。:2007/05/27(日) 08:35:23.06 0
ほ
83 :
名無し募集中。。。:2007/05/27(日) 10:26:26.53 0
続編思いつかなかったら
新しいのでもいいよ
84 :
名無し募集中。。。:2007/05/27(日) 11:51:21.23 0
まだ完結じゃないようおな
85 :
名無し募集中。。。:2007/05/27(日) 12:05:13.42 0
勘違いミキティがカワイソス
86 :
名無し募集中。。。:2007/05/27(日) 13:17:59.15 0
美貴
87 :
名無し募集中。。。:2007/05/27(日) 13:48:02.33 0
今回の件でメンバーから性的な虐めキボンヌ
88 :
名無し募集中。。。:2007/05/27(日) 15:17:17.82 0
試練
89 :
名無し募集中。。。:2007/05/27(日) 15:53:59.99 0
みき
90 :
名無し募集中。。。:2007/05/27(日) 16:54:17.60 0
続きが気になるぞ
91 :
名無し募集中。。。:
障子