プロジェクトX「貧乳写真集の限界に挑んだ男達」

小川麻琴でなんとかなった男達なので今度も大丈夫と思った
しかし、おまけDVDという壁が立ちはだかった
さらに、矢島舞美ならかろうじてと思っていたところに
それ以上に貧乳な鈴木愛理がきた
男達は絶望した
それでも男達はがんばった
そんな男達を奈落の底に突き落としたのは夏焼雅のぽっこりだった

こういうアホなスレが立つのが金曜日ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

(　；∀；) ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ

もう3日も家に帰っていなかった

明日から連休か

　　技　術　で　ア　ゴ　を　捻　じ　伏　せ　ろ

そうだ！あの写真家に頼もう！


門前払いだった

角川だから小川は手がけてない

　　　風の中のすーばーるー　

プロジェクトX


風の中のスバル

　　　あごはどうする？男達は悩んだ




　　　あごは見なかったことにした

そういや昔こんなスレあったなｗ

修
正
の限界

素晴らしい。

男達はアメリカへ飛んだ
「魔法のマニュアル」・・・読んで愕然とした

「貧乳の子には牛乳を飲ませろ」

使いものにならなかった

手遅れだった

コンセプトとニーズとの剥離

決まっていたのは夏という季節だけ
夏でもないのに夏でなければならなかった

男達はある男を呼んだ
小川麻琴の写真集を動物図鑑として再生した男だ・・・

「フォトショップ・・・！」




男の一人が呟いた

フ　ォ　ト　シ　ョ　ッ　プ　の　限　界

（エーーーーーックス）

だがそれは本人の否定になる
別人にするわけにはいかなかった

男たちは思い出した
新垣のときに培った技術を

ブラの中のパッド
シャツの中のニプレス
みんなどこへいった

（ゼエエエエエェェッット）

「フォトショップ！！」
誰もがそれを頭に描いた

「今回は修正なしで行きたいと思います」
この言葉に男達の構想は再度練り直す事となった

男たちの目の前に大きく立ちはだかる洗濯板

　男　達　は　絶　望　し　た

ﾊﾞﾛw

だ　が　男　達　は　あ　き　ら　め　て　い　な　か　っ　た

逆転の発想から生まれたミヤペクト

「むしろ貧乳をウリにしよう！」


主任がついにタブーを口にした

名だたるものを追って輝くものを追って
人は巨乳ばかり求む

その顎、私に任せてもらえませんか？


一人の熟練工が名乗りを上げた

新たなニーズの開拓
この言葉に男達は狂喜乱舞した

男たちはある人物に会いに行く事にした
ぺったんこなのに何冊も写真集を出している伝説の三姉妹に


|
|ﾊ,_ヽヽ
|v�V;从　　 ＜何もやってないよ
|ハヽo∈
|�D｀;） 　　　＜ありのままのすがたなのれす
|ハヽo∈
| ヮ´;） 　　　＜やましいことは何もないっちゃ
とノ
|



門前払いだった

紺野の負の遺産
だが…

危険過ぎる・・・だが、そこには未知なるフロンティアが広がっていた

参考資料を目にして男達は愕然とした
「貧乳というより無乳じゃ・・・」

http://freett.com/danidani9/0065.jpg

男達はあきらめていなかった
「ケバイけど貧乳」　この相反する要素を混ぜたらどうなるのか
一人がつぶやいた
「それだ！！」

Flashムービーにぜひしてくれ！！

「無乳に目を向けさせなければいい」
ある男が答えた

一人の技術者がつぶやいた
「胸がダメなら尻を活用できないか」

その日のうちに1人の男をプロジェクトチームに呼び寄せた
プリケツ写真を世間に知らしめた伝説の男だった

「乳よりも特徴的なところをさらに強調すれば・・・！」



一人が叫んだ

ウェンツ瑛士かとスタッフは思った

このロリコンどもめ！

「顎の先に乳首のような物をつければ巨乳ぽく見えるのでは？」

男達の思考回路は限界だった

乳がなくても乳首があるじゃないか！
ひっぱれ！乳首をひっぱれ！


怒られた

「ロリータはだめだ」
後ろが使えている　
男達に絶望が走った

>>44
男たちの視線は一カ所に集中した





ぽっこりだった

その時、一人の男が口を開いた
膨らんでいなければぎりぎりまで見せる事ができる
みなの顔色が変わった

若い技術者が言った

｢海外で勝負しましょう！」

このスレからトモロヲの声が聞こえる

「あのポッコリおなかを利用して・・・」

郷土芸能（腹芸限定）に詳しい男に視線が集まった

>>51
電話が鳴った
PTAだ！

また振り出しに戻った

「タイカマを作る気か」
上司の心ない一言が男達を打ちのめした

　　　　　　　　　　　, ‐──..､─-.、
　　　　　　　　　 ／::::::::::::::::::::;､::::::::ヽ
　　　　　　　　 /:::::::ノノ:::::::::::::| ＼::::::ヽ
　　 　 　　　　/:::ノ;::／;;ノ::ノ:ﾉ　　ヽ:::::ヽ
　　　　　　　　i:::::;ﾘﾉ　　⌒　　　　⌒ Y:::|
　　　　　　　ﾉ:::::;;iiﾉ　 　┳ 　　　 ┳　iｈ|
　　　　 　　　ﾉ:::::;;ﾘ　　　　　　　　　　 !ﾘ
　　　　　　　　i::::::ヽ:　　　　　 Ｖ　　　ﾉ/ 　美貴が立てたよ
　　　　　　　　/::;;;;;))ﾚヽ,,　　　 __,.ィ:（(
　　　　　　　　/:;;;;;;;;;;;((;;( 、´　 |;;;;;;;;|;;ﾉ 　
　　　　　　　ノ ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、
　　　　　　　　 {　 Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
　　　　　　　　 |ノ''::"::::::::::ヽ／::::::::::: r" /
　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ｙ ゝ
　　　　　 　　{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} |
　　　　　　 　ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丿/
　　　　　　　　 `|1::ー'::::::::::::､:::::__,.ィ' 」"
　　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::::::::::/　/
　　　　　　　　,.ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::/ ノ
　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ/
　　　　　　／"''ー―-----―'''"ヽ、
　　　　　/　 /　　i!　　|　　|　ヽ　　 ヽ,
　　　　 /　 /　　 |　　|　　ヽ　　ヽ、　 ヽ.
　　　　/　　i　　　|　 ヽ　　 ヽ　　 ヽ、　,ゝ
　　　　|　　|　　　 ヽ　　ヽ　　ヽ　　_,ゝ"
　　　　|＿_|＿＿,.-|＿,.-+─┴‐'",.入
　　　　　 | ＿＿＿_ |　　ヽ＿,.-‐''"　 ヽ

「水着なしで」

男達は弱音を吐いた

>>58
嘘はいけない！パットはダメだ！
男たちの決意は固かった

手ぶらならどうか
男たちは頭の中に思い描いた
虚しかった

「水着がないとどこからがデンジャーゾーンかわかりません」
今年入った新人が言った

解りました。やらせていただきます
男の妻も貧乳だった

本当のプロフィールを見て愕然とした

バストとウエストが両方とも68cmで同じサイズだった

「腹はどうにかならないのか？」
魅力がわからない上司の一言が効いた

>>63
いい時間帯で男たちの妻ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!ｗｗｗ

「顎、胸、お腹・・・そうだ！！脚線美オンリーの写真集にすれば？」
男は呟いた

「豊胸がだめなら豊頬ならどうすか？」
男は妻の一言にひらめいた

「こんな胸俺たちと変わらないじゃないか・・・」
男の一人がつぶやいた。
「そうかそれだ！」
アートディレクターが叫んだ。
「美少年写真集として出すんだ！」
こうして前代未聞の中学生トップレス写真集が店頭に並んだ。

いっそのことCGにしようかと思った

「野田社長にアドバイスを求めてみよう」
若手技術者が声を上げた

海岸で水着のみやびちゃんに出合った〜

「私はたわわなおっぱいにしか興味ありません」
男達は絶望した

ﾜﾛﾀ

「この写真集を待っている人たちがいる」
男は諦めなかった

「…くびれはどうするんだ？」

盲点だった

<印をつける>しとこ

久しぶりに面白いじゃないか

「他に目を向くようにして、ボディ、ぽっこりお腹に目が向かないようにすればいい」
鶴の一声だった

「バックショットだけでいくというのは？」

チーム1のアイディアマンは満を持して発言した

「どっちが前ですか？」
スタイリストから声が上がった

おまえらがんばれ超がんばれ

想
定
外の腹

「もう一度基本に戻ろう！寄せて上げる・・・限界まで」

来週定年を迎えるベテランスタッフの発言だった

「このネタを四人で回すのはつらすぎます」
明らかに雅ヲタではないスタッフが泣きついた

ノﾉハヽo∈
从*｀ ヮ´）　　｡･ﾟ･⌒） チャーハン作るたい！！
　/　　 ｏ━ヽニニフ))
　しー-Ｊ


　　　　　　　　アッ！　｡･ﾟ･
　 ノﾉハヽo∈　　　　　｡･ﾟ･｡･ﾟ･
　从; ﾟ ヮ ﾟ）　　　／／
　/　　 ｏ━ヽニニフ
　しー-Ｊ　　 　彡


　　　ノﾉハヽo∈　　　　ｼｮﾎﾞｰﾝ
　　　从*´ ω`）
　　c(,＿Ｕ_Ｕ　　　　　　･ﾟ･｡･ ﾟ･｡･ﾟ･ ｡･ﾟ･
　　　　　━ヽニニフ

　　　　　　　　　　　　　　　　　よしバレてないっちゃ！
　　　　　　　　　　 ｸﾙｯ　ノノハヽo∈
　　　　　　　　　　　 　ﾐ（´ヮ ｀；从つ　ｻｯｻ
　　　　　　 　　　　　　c( Ｕ･ ﾟＵ｡彡･ ｡･ﾟ･　
　　　　　━ヽニニフ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　ノノハヽo∈　　｡･｡ﾟ･｡ ﾟ･｡ﾟ･　ﾁｬｰﾊﾝできたとよ！
　　　　从*´ ヮ｀)つ＼･ﾟ･ ｡･ﾟ･･／　　
　　　　　　　　　　　 　￣￣￣　

限りなく無防備なシチュエーション
これしかない
どこまでも開放的になれる空間を探せ！

「もう力武靖に頼むしかないでしょう」

若手技師の悲痛な叫びだった

お前ら失礼この上ない素敵な野郎どもだなｗ

「ミイラを作る気か！！」
現場を見たマネージャーから声が上がった

「雛ポーズ！そうだ！雛ポーズなら奇跡が起きるかも」

その後男達の希望は砕かれる事になるとは

できあがったサンプル本を書店に持ち込んだ
「こんなの売れないよｗ」「正気？ｗｗｗ」


辛辣な言葉が浴びせられた

「動物図鑑なら・・・」
男達に最後の希望の言葉が浮かんだ

良スレ

女性が一人旅をするというのは危険ではないですか？
それも見知らぬところに初めて行くとなれば男心をそそります

「フルーツで胸元を隠すのはどうでしょう？」爽やかニートさんが発言した

「レンズの湾曲率を変えてみては？」
「そんなの特級技術者に頼まないと無理だ」

「やはり海外か」
動物図鑑か地球の歩き方か天秤にかけていたスタッフがつぶやいた

エックスウッ〜エクッス〜

从从从#~）＜重力か・・・

この総帥のなにげないひとことに皆の目が一斉に輝いた

いや近場でもかまわない
小さな島に一人だけで娘が来るというところがツボだ

「最初から十円玉を貼り付けては？」
十円コラ専スタッフが発言した

男たちは絶句した

「真横から撮影したのにまるで隆起が無い」

「貧乳だからこそ興奮する」青い鳥はそこにいた

そろそろ9時45分ぐらいだけど希望の光がまったく見えてこないな
次週に続くのか？

「気圧を下げれば膨らむんじゃないか？…釣り上げられた深海魚のように」

「catch phraseを重力に勝ったおっぱいにしましょう
強気なスタッフが発言した」

女の居ない島に娘が来れば胸の大きさなど問題にならないのではないか！

３D立体メガネを使ったらどうでしょうか
入社8年目のKがぽつりと呟いた

「ただの水着では注目を浴びるのは難しいので
スクール水着を使ってみては・・・」

みなの視線がとても寒かった。

それは既に前回使った切り札だった。

「写真集のタイトルを　くるぶし　にすればほかの所に目が行かないのでは？」
男達は小手先の技に頼る事にした

「年齢を９歳に設定すれば自然ですよ」

コロンブスの卵だった

うわ〜とんでもなくつまらないスレ開いちゃった

地元の男に狙われているのに気がつかない娘
この雰囲気が出せれば抜群のエロスになる

「胸の大きさはともかくぽっこりした腹で勝ってはどうしょうもないじゃないか」
現地スタッフが反論した

発売周期に紛らせばなんとかなるんでは営業担当の言葉が技術者たちの心に火をつけた

「心交社に依頼するというのは？」

潰れていた

「珍獣図鑑にすれば」
遙か昔に使った気がした

「いろんなおっぱいを見てみたいんです！見せてください！」
男は小学校の前でそう力説した

捕まった

男達は、加護に目を向けた
加護のスキャンダルに併せて発売すれば、売り上げ倍増を望めた

「至急ダイソン社へ外電を・・・」

貝殻のような元々膨らみのあるものを使ってみては？

その一言でプロジェクトが動き出した

http://noid.s43.xrea.com/apuroda/img/up12403.jpg

「着ぐるみ…」

「写真集のタイトルを『パット入り』にしてみたら・・・？」

目から鱗が落ちた

「貝殻では元々と剥離し隙間ができてしまう　我々は決して見せてはいけないのだ」
ぎりぎりのチラリズム・・・そのぎりぎりがないのに言葉だけが一人歩きをしている現実を見せつけられた

おまえら面白いよｗ

アスペクト比を調整してみてはどうでしょうか？


盲点だった

ないものは仕方ないじゃないか！

全員が黙り込んだ

おもしれｗｗ

「パット入り」
その言葉で男達は救われたような気がした・・・
翌日男達は地獄の奥底にたたきつけられたかのようにうちひしがれた
「パット入り」この言葉はもう藤本美貴で使われていた・・・

「やはり顎しかないですよ」
男がつぶやいた

食い込み
満場一致だった

http://fresh-breeze.net/imgup/data/hpimg1361.jpg
これをどうしようと言うのか！

顎の写真・・・石川梨華高橋愛ハロプロの歴史は顎の歴史でもあった

「そう。俺たちに叶えられない夢なんてない。
たどり着けない未来もない。」

・・・おっぱい星人の夢は叶えられそうになかった。

男は故郷の母にも相談した

「蜂に刺されれば膨らむよ」

最初のロケ先が養蜂場に決まった

「実はこの被写体は赤ちゃんだった、ってことにしては？」

男達は壊れていた

前代未聞の大量発注
何種類もの浴衣がならんだ

「今からさすったらどうですか？」
若いスタッフが言った
「さするのは胸か腹か？それとも顎か？」
年老いたスタッフが訪ねた
「・・・」若いスタッフ黙りこくった
「別の所の目を向けるんだ　例えば熊井の身長とか」
男は叫んだ

「だめだ蜂に刺された部分が炎症をひきおこしている！」

男たちは愕然とした

「発達障害の医学書、という体で」

社会的にマズかった

「ぺったんこちゅぱちゅぱ！」男が叫んだ

モデルに思いっきり引かれた

>>137 スタッフが小川に知らせると
　　　「私が行ったらパニックになっちゃうよ」ポッキーを貪るように喰いながら小川は言った

　　　スタッフは殺意を覚えた

等身大顎付写真集
男たちの逆転の発想だった

ふとももなら他のだれにも負けません
バリエーションを増やすため撮影の計画書は綿密を極めた

「タバコのミニチュアを隣に置いて比較するとか」
「コントを作る気か？」容赦ない一言だった

ブルマしかない
男達の合言葉だった

「人間の科学の限界って意外と近くにあるんだなぁ・・・」

弱音を吐かざるを得なかった

懐かしいスレだ

「今のご時世スパッツしかないですよ」
空気の読めないスタッフが言った

絶望感による静寂がロケ現場を包む中

「来たか。」

男達は届けられた荷物の宛名に希望を見いだした。

「ＤＣ１２ｔｕｒｂｏ」外電を打ったダイソン社の掃除機だった。

水着は胸じゃないふとももで勝負だ
すでに注文済みの水着が総入れ替えとなった

「藤本を横に並ばせれば…ッ！！」
まさに発想の逆転であった

「顎吸いまーす」打ち合わせが不足していた
アルバイトのスタッフが掃除機を当てる場所を間違えてしまった

「スク水」は？？？

当たり前の意見に心が揺れるほど技術者たちの心は荒れていた

＜顎を生かす方法を探せ！＞

リーダーの言葉に男たちは写真集を読み漁った

「石川梨華写真集」　「岡田唯写真集」

「ダメだ、胸が違いすぎる」

何の参考にもならなかった

「萩原と並ばせたら」
もはや狂気の沙汰であった

「雅・・・雅・・・っ！きもの、着物だ！これなら胸もぽっこりもカバーできる！
　・・・しかしふとももまでしんでしまう・・・！」

八方塞だった

「腹の写真集ならいけるんじゃないか」
若いカメラマンから提案があった

「アントニオ猪木写真集」

「これだ！はやく赤パンツを用意しろ！」

皆　心がふるえた

ご期待下さい

フェチ…それは魔法の言葉だった

男は小川麻琴、藤本美貴の写真集に関与した男だった

>>159
その時上司の一言が救いの手を差しのべた
昔ﾎﾜｲﾄﾍﾞﾘｰというアーティストがいたこれが参考にならないか

「赤パンツは田上です」
マジレスする奴が居た

「萩原だけじゃなくもっと小さい子も並ばせればいいんじゃないか？」
「良いですね、それでみんな上半身裸にすれば売り上げ倍増ですよウヒヒヒイヒ」

3日徹夜の会議室は既に限界だった

アゴで隠せないか？
モデルに却下された

「アゴと胸を隠せば…」
もはや誰なのかすら分からなかった

「顎ではなくあそこにあるのはおっぱいだ」
徹夜続きで壊れているプロデューサーの一言だった

お前ら糞ワロスｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

何百のポラを撮ってキャメラマンは気付いた

「彼女は腋だ！」

「結局顎なのね」
そう発言した人が居た

「いっそさらしを巻いて撮ってみるか。」
起死回生かと思われた。

「アラスカで撮影すれば全てが隠せる衣装を着ても違和感がありません！」
男はなりふり構っていられなかった

「ミイラを作る気か」
何度目のマネージャーの抗議の声だろうか

「山中真由美ちゃんが恥ずかしくて『ぺったんこぉ！』なんて叫べないものを
つくりましょう！」
本物のぺったんこ作品へ・・・男たちは大きく舵を切った

「シロクマの方が色ぽい写真撮れます」
カメラマンからの発言だった

プロジェクトＸ 〜小川麻琴写真集に携わった男達〜
http://ex7.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1102426017/
プロジェクトＸ〜そして小川麻琴写真集は完成した〜
http://ex7.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1108265174/

誰かが言った
「原点に帰ってみよう
　写真を集めればそれは写真集だ」

ぺったんこだったら小春の方が適任では？
男達は思った
が・・・
黙っていた

「この子のファンはこの子に何を求めているんだ？」

男達は大事なことを忘れていた

彼女はぴりりまでだ・・・だがそこに何かがある！
男の目に見果てぬ希望の光が見えたような気がした

「髪型だ！！」
男達に希望の光が走った
この娘のウリは大人っぽい格好
それを実現するきかく
すべてがそろっているような気がした

パットを付けることで何とか妥協してもらうという方向で話が決まり
本人にその旨を伝えた、が

「私が胸無いって何かの冗談ですか？」

何処からか鉛筆の折れる音が聞こえた

「これは特殊胸部保護繊維といってね、パットじゃないんだよ」

嘘が板についてきた

写真集への道は平坦ではなかった　あれは平坦なのに

「後藤さんみたいな変な修正しないでくださいね」　男達は殺意を覚えた

http://maimi.hello.tc/up/images/maimie0977.jpg

これだ！スタッフは舞美の写真集を手に持って叫んだ

柴ちゃんかと思った

「舞美ってだれ？一言他突き刺さった」

腹筋以外なにもない．．
http://fresh-breeze.net/imgup/data/hpimg1701.jpg

その時、歴史が動いたｗ

腹筋すら・・・無かった・・・

巨大なアゴがあるじゃん．．

そのとき一人の技術者がつぶやいた

心交社・・・

だがロリであってアゴではない

あるスタッフがつぶやいた
「今ある乳についてどうのこうの言うのではなく　半年後一年後の乳の有り様を投資してもらうのはどうでしょう？」
乳の先物買い市場が形成された瞬間であった

でもアゴ．．
http://www.helloproject.com/newslist/natsu_0704271200.html

このさい乳首だけを隠してみたらどうだろう？
力ない笑いが起こった
誰もがＯＫは出ないと思った

★をつけるか消すかスタッフの心は一つだった

未来に投資する
それは誰もが危険な賭けであることはわかっていた
でも一年後に胸囲が１０ｃｍ増えたら今の胸で撮った写真集はきっと価値が出るはず
可憐な少女の成長が見られるまたとない機会をファンに与えられるじゃないか
男たちは悩み続けた

家族をかえりみる余裕すら・・・なかった

菅谷．．矢島．．鈴木．．夏焼．．
親の金で決まった．．

夏焼って貧乏っぽくね

「エビフライ…」

職人がつぶやいた

こうなったら専門家に意見を求めるしかないだろう

その声を聞いた男たちは一斉に巨大掲示板に目をやった

貧乏・・・貧乏だから栄養が回らない
だから　写真集を買ってもらえれば売り上げで栄養費を出す事ができる・・・
そう言ったコンセプトで被写体を見るとうってつけのｙほうなきがしてきた

一人の若い技術者の目にとまった
「りしゃまんぺろぺろ」

これだ！これですよ！にわかに沸き立つプロジェクトチーム

巨大掲示板に目を向けた男達は力を失った
貧乳ふたなり　ゴスショタ　ツンデレ眼鏡っこ　あまりにありそうにもないキャラクターの氾濫だった

中堅のスタッフが言った
「ＤＪオズマにボディースーツを描かせましょう！」
これは逝けると皆が考えた

「門倉とキャッチボールさせる企画をすれば・・・」


言い放ちそうになったその言葉を
胸の奥に、しまった

「なんで俺たちには嗣永や梅田や須藤の話が回ってこないんだ！
　なんで矢島鈴木夏焼なんだ！」

男達は思い出した
"鈴木愛理"も手がけなければならない事を

http://kissho1.xii.jp/7/src/7jyou2582.jpg

須藤は普通にないと思う．．

何かヒントになるものは無いのか

男達はベリーズ工房の握手会に参加することになった

握手を終え会場を後にした男達はみな口をそろえてこう言った

「なぜ嗣永にしなかったんだ…」

本社から送り込まれたのは
http://reinacchi.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20070427215837.jpg
を売り上げた男だった

「師走の翁・・・」


新米社員がつぶやいた
しかし、それではもはや写真集では、なかった

成功の影で散っていった多くのプロジェクトがある
栄光の影に埋もれて行ったリーダ―がある
輝かしい光が当たるメンバーの側で話題にも出ないキャプテンもいる

風のなかの　まいみー
砂の中の　あいりー
みやびどこへいったー

見守られることも無く〜

１人の若手技術者が声を張った

事件は会議室で起きてるんじゃない現場で起きてるんだ

その言葉に男たちは目が覚めたのか駆け足で小さな胸の元へと駆けて行った

「体育座りっておっぱい見えないのに何かエロいっスね」

コンビニで雑誌を立ち読みしていた若者達の何気無い言葉―


担当者には天の声に聞こえた

過去のモデルの資料を漁ってみた

そこには股を開いただらしない座り方ばかり

「そうか！体育座りをだらしなく座れば太ももも強調できるぞ」

男たちの胸への興味はどんどん薄れていった

「アーッ！」

この声をきいて男達は発展場に向かった

>>225
どこいくんだよｗｗ

もちろん、南の島ならではの、ビーチやプールでの水着カットも満載！
すげえな・・・
みやヲタ友に見せて貰うかw

買え馬鹿ｗ

その市場の声は希望の光となった

現場の技術者達は会社に対してこう言った

「無理なもんは無理」

切れてるの？

この手法は後に「ナスペクト比」と呼ばれるようになった

ナスペクトｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ドザペクトに続いて名言ｗｗｗｗｗｗ

自演かよ

アクペクト比に関してひとつ大きな落とし穴があった・・・
それは外で撮影すると背景がおかしくなることだった

男たちはため息をついた
こうしてプロジェクトはまたふりだしにもどった

「実際の使われ方から考えてみませんか？」


若い担当者の何気ない一言に、誰もが息を呑んだ

1人がつぶやいた

「背景を空か海だけにすれば歪みも解りづらい・・・」

こうして南の島での撮影が決まった

だがそれには写真集発売時に握手会ができないという大きな代償とのひきかえだった

新型の画像変換装置がうなりをあげた

男たちは、「これでいける！」・・・と、ふるいたった

男たちは顎について必死に研究を重ねた

「シューマッハ・・・」

誰かがつぶやいた

あれ？地震ｷﾀ？

みやびちゃんの胸は揺れてないよ？

「揺れ・・・全部ブレた写真にすれば胸部加工してもバレないのでは？」

勇気ある発言だった

「レーシングスーツを着せればいいのか！」

だがそれでは太ももは生かせない

「レース・・・クイーン・・・！傘の柄で顎を隠せば！」

だがそれでは太ももしか生かせない

「手品の人体切断の箱に入れれば！」

邪魔な胸だけ消してしまえる完全犯罪計画だった

手ブラにして上手く撮影すれば．．．

若き技術者の言葉に皆息を呑んだ

みやびちゃんの胸は可動式

アゴ于動かせ．．

|
|ﾊ,_ヽヽ
|v�V从 ＜詰めすぎだな
|ハヽo∈
|�D｀） ＜つめすぎなのれす
|ハヽo∈
| ヮ´） ＜つめすぎっちゃ
|ﾊ,ヽ
|ｅ・） ＜詰めすぎにもほどがあるのだ
|ハヽ
|ｩ｀ﾘ ＜詰めすぎがひどい☆カナ
|ﾉハヽ
|_∂'ﾙ ＜ホント詰めすぎね
|ハo∈
| ｖ ･） ＜あきらかに無理してるよね
|ハヽo∈
|�D・） ＜どうもこうもないっす
とノ
|
|

>>249

貧乳ほぜむ

男たちはもう何日家に帰っていないだろう

ほか弁を食べながら仕事場でＴＶを見ていると

特殊メイクで和田アキコが変な外人に変装していた

ある技術者が忘れかけていた助言を思い出した『从从从#~）＜重力か・・・』

しかしその挑戦も徒労に終わった

しかしついにかすかな希望の光を見つけたのである

いや、肉はあるんだ！

ただ付いている位置が少し下なだけで・・・・

そうだ顔のアップだけでいけばいいのでは

と、いう事は逆立ちか？

1ページはどうにか成ってもその他は･･･

また振り出しに戻った

あの肉をなんとかよせて上げられないのか？

「逆立ちをして写真を写して天地逆にして本に載せればいいじゃないですか」
新人がつぶやいた

それだ

試写したそれはまさに　　髪が逆立った　　ホラー写真だった



そこに　　胸からのメッセージは　　なかった

ありのままの彼女を写せばいい



バベルはそう語った

訪ねて来た男は静かにしゃべりだした
「これは人口肛門につかうパイプなんですけどね」

無理矢理ヌーブラくっつけたらいいと思います

正社員になりたがってるバイト君の発言に目が点になった

「一度太らせてその後痩せさせればいいのでは」
古参の技術者がつぶやいた

これは何度か使われた手法である
いけるかも・・・

だが男たちには時間がなかった

　　　　　　　　　　　　　　　　　　立
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ち
　　　　　　　　　　　　　　　　　　は
　　　　　　　　　　　　　　　　　　だ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　か
　　　　　　　　　　　　　　　　　　る
　　　　　　　　　　　　　　　　　　垂
　　　　　　　　　　　　　　　　　　直
　　　　　　　　　　　　　　　　　　の
　　　　　　　　　　　　　　　　　　壁

「後藤真希をご存じかね」

ゴマイケルは死にました

サブタイトルを付けたらいいと思いますとバイトくん

サブタイトル
〜夏えぐれ焼パイ〜

サブタイトルを付けたらいいと思います
しつこいバイト君


Miyabi〜チェリーパイ〜

隣の会議室から突然発狂したような笑い声が起こり
スタッフの一人がしばらくして救急車で運ばれていった

新垣里沙写真集担当班のスタッフだった

「別のモデルの写真に顔だけ合成しよう」

男たちはもう何が何だか分からなくなっていた

その時扉が開いた


ゆっくりと会議室に入ってきた男が語った

「目を覚ませ」

語り継ぐ人もなく吹きすさぶ風の中で
写真集スタッフの名は忘れられても
パッド無いと乳無い
撮影まだ終わらない
パッド無いと乳無い
撮影まだ終わらない

つんくだった

ｴｰｰｯｸｽ

その頃雅ちゃん（中3）は
寄せて上げていた

そして静かに溜息をついた

市場に革命を起こせ

みんなが諦めかけたその時！

「ファンの人達も胸は期待してないんじゃないですか？」

雷に撃たれたかと思う程の衝撃が走った

誰か昔のプロジェクトXネタのFLASH貼ってくれ

握手会を見学した時一人の技術者が気づいた
誰も胸を見ていない・・・！
だがそこにはファンの満足そうな笑顔があった

スタッフの一人は自宅にポスターを貼りまくりヒントを得ようとした

ナスが嫌いになった

http://page.freett.com/fabricatedairing/tbs1102projectx.html

ありがとう
でも言い方が悪かったかな
こういうのじゃなくてハロー関係のやつが見たかったんだよ

矢口編
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Shikibu/8177/Icon/003_310.swf

分からなかった方のために、もう一度

知が嫌いになった

それにしてもこのモデル、ノリノリである

写真集＝水着って誰が決めたんだ？
アドバイザーのハロヲタ３４歳（フリーター）が怒鳴った

会議室に雷鳴が轟いた

いいこと！これはいいこと！

ありがとう
そうそうこういうやつだよ
小川麻琴編の方が個人的には面白くて好きだったけど

「そもそもファンはありのままを見たいのでは？」

会場がどよめいた

「それじゃ、洗濯板になってしまう」

スタッフは頭を抱えた

「タイトルをサンタフェにすればファンは胸に注目しないのでは？」

企画会議に爆弾が落とされた瞬間だった

ゼ
ロ
に
挑
む技術者たち

「胸の部分にモザイクを入れればよいのではないか」

カメラマンの助手が独り言の様につぶやいた

「馬鹿なことを言うんじゃない！」

もっともな意見だった

過去の事例からヒントを得ようとする

そんな現場に突然舞い降りた一つの事例

男たちは一縷の望みを求めて福知山にとんだ

日本人はエビが好きだ・・・エビさえあれば売れるんだ！
遅れていたコンセプト作りに社長が唸った

「エビの着ぐるみ、いやいっそ小麦粉と卵とパン粉でコーティングするのはどうだろう」

名古屋出身のアルバイトが呟いた

僕、貧乳好きですよ


スタッフのひとりがつぶやいた

その頃小川はポッキーの早食いに挑戦していた
「こんなんじゃあの赤坂さんに勝てない」

会議室に沈黙が流れた
そこにスタッフが1冊の写真集を手に取って会議室に入ってきた
「ＲＩＯＮＡ」だった

だがやっと探し当てたエビちゃんにもやはり胸が無かった

１人の地方人が叫んだ
「どげんかせんといかん！」

そうか！鬼の洗濯岩だ

「いっそ飛び出す絵本にすればいいのでは」
通りがかりの営業マンがつぶやいた

>>308
真っ平らが強調されただけだった・・・

素
材
と
技
術
　　虚構　と　実像　

ナノテクノロジー

ここは今が旬だな

考え得る事はすべて試した
それでも正解は見えなかった

男たちはプロジェクトの解散を考えた

「いや待て、合成写真という手があるぞ！」

大声で提案したのは、アイコラにはまってしまったオタクスタッフであった

そんなもので百戦錬磨のﾏｼﾞｦﾀは騙せない


計画はまた振り出しに戻った・・・

上半身がダメなら下半身をアピールしたらどうだろうか

「マ●スジ」

男達の頭を一つの言葉がよぎった

切り札>>316に絵ｺﾝﾃを頼んだ

風のなかのス〜バル〜

こうなったら名前が雅だけに日本の雅を表現すればいいんだよ…

こうして全編胸にさらしを巻いておいて着物の写真集が出来上がった

しかし写真集の中にいたのはトミーズの雅だった

武田久美子の貝殻ビキニを使いたかった
しかし、膨らみがどうしても出ない
男達は悩んだ
諦めかけた夕方、ある技術員が冗談で呟いた

「貝の中身をそのまま使ってみたらどうだろう？」

急いでボリューム感のある貝の探索が始まった
その貝は南米にあった

　　　　　　　　　　ｴｰｯｸｽ　　　　
　　

私は貝になりたい

やべえｗ爆笑したｗ

http://noid.s43.xrea.com/apuroda/img/up12412.jpg
こんな感じなのだろうか

葉っぱ

「『美乳』と言い張ってみてはどうだろうか？」

「顔は夏焼でしかも胸がある森尾由美に影武者を頼むってのはどうですか？」

「無い乳を美と言うのはどうだろう？」

乳無しだと別に水着の上無くてもやらしくないだろ

白熱する議論は深夜に及んだ
結論は


出なかった

自宅に帰ってもアイディアを絞り続ける男達


　　　　呟かれる「パット」「豊胸」「絶壁」



　妻たちははタウンページから病院を探し始めた

男達は憔悴しきっていた

もう諦めてるだろ

プロジェクト破綻

延々とエビフライをくわえる写真集なんかどうです？

　市民プールに足を運ぶ男達

「女体盛りで胸を誤魔化せないかね？」

不意に専務が発言した

誰も何も言えなかったが
頭片隅にそれは渦巻いていった

食べたいと誰もが思った

「アゴを乳だと言い張るのはどうでしょう？」
技術者の一人がつぶやいた

やけくそだった

諦めかけ縁側でスイカを食べていた若いスタッフが叫んだ
「塩だ！スイカの塩ですよ！
貧乳なマイマイを常に横に立たせることによって
雅の巨乳をアピールすればいいんです！」

マイマイの水着を想像し社長はのいちもつはいきり立った

ｵﾚｵﾚ

選べ．．
　ﾉｿ*＾ ｏﾟ）っttp://park11.wakwak.com/~n-saki/c-ute/070427_saki.jpg
　ﾘl|*´∀｀l|っttp://www.umedaerika.com/ume/img/ume784.jpg
　从・ゥ・从っttp://maimi.hello.tc/up/images/maimie1033.jpg
　州　` ｖ ´）っttp://airisuzuki.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/airi/src/up0008.jpg
　ﾘ ・一・ﾘっttp://okaichisato.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/src/okai0435.jpg
　(o・�D・)っttp://hagiwaramai.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/mai/src/up0053.jpg
　ﾉk|‘−‘)っttp://whiteschool.ddo.jp/cgi-bin/910/src/nakky0050.jpg

キュートの欠点は美少女がいないってことなんだぜ？

だがそれがいい

>>342
これってわざとブサイクな写真選んでるんだよね
普通でこれだったら・・・・・

http://sa.item.rakuten.co.jp/parusu/a/1004354325443543/

今宵は知られざるプロジェクトＸの裏側を、ご覧頂こう

「もう何をやってもダメだ・・・」

誰もがそう思った・・・

その時プロジェクトリーダーが叫んだ！

「正面から撮るからダメなんだ！後姿のだけの写真集で行きましょう！」

逆転の発想だった。

このままでは発売延期の危機、男たちは焦った

そうだ、いっそ３年ほど延期すれば問題解決するのでは？

しかしその望みはほとんど無かった

「シリコンを使いましょう。もうこの手しかありません。」
プロジェクトリーダーは決断を迫られた

徹夜で市場調査を終えた社員が会議室に駆け込むなり言った

夏焼ファンは胸が無くても買います
一般人は購入前には表紙しか見ません表紙を魅力的にすれば・・行けます！
あとは彼女の魅力で勝負です！

・・・その時一筋の光が射した

>>349
望みないんかい

「彼女の最大の魅力はどこだ？確か年齢に似合わず大人びた容姿だったな」

皆黙り込んだ

「顔は大人　体は子供　名探偵コナン」
やけくそになってつぶやいた　

その時別室で調査員が頭を抱えて悩んでいた

「ｦﾀたちの言っているツルペタポッコリンってなんの暗号なんだ・・・」

男は湯切りに失敗し流し台に広がったカップ焼きそばを見つめていた




――その時だった。





「これだ、これを活かすんだ」

どー活かすんだよｗ

「『だがそれがいい』ってタイトルにしませんか？」

会議室に一筋の光が射した

てきとーにとればいいんじゃね？

さすがゆとりである

「ゆとり・・・ゆとり・・・そうだ！衣服にゆとりをもたせればいいのでは！」

貧乳が強調されるだけだった

あんたのゆ〜と〜り！

部下の首がとんだ

「顔に合わせた乳を求めるのではなく　乳を基準に考えてみてはどうだろうか？」
古参の技術者が言った

「では試しに　ランドセルを背負わせてみます」
白いブラウス　紺のスカート　赤いランドセル　これらをCGで合成してみた
「いくら何でも・・・」
「これは　ひどい」
合成された画像を見て皆口をそろえて落胆の言葉をのべた

http://mataorawotaka.raputax.com/oni-chan/up/kamikamiqueen0371.jpg

夏焼に
小学生の格好は
・・・無理だった

「私にやらせてください」
１人の少女が名乗りを上げた
村上だった

しかしその少女の胸を見た瞬間スタッフに絶望感が漂った

男達は遠くから必死に聞こえる声援を耳にした

「清水〜清水〜清水さ〜きさ〜ん」

そうだこれだ！

糞ﾜﾛﾀwww

「何か根本的な解決方法があるはずだ！」

プロジェクトリーダーは、苛立ちを隠そうともせず叫んだ

全員、下を向いたまま無言だった

重苦しい空気が、スタッフ一同を包み込んだ

「もう、だめかもしれませんね」

気の弱いことでは定評のある男が溜息混じりに言った

やっぱりダメか・・・

分からなかった方のために一度

1から3、3から5にはできても……
0からは、0からだけは、　作り出す事はできない……

皆、あきらめかけていた

「動物を使いましょう」
アイドル写真集を動物図鑑として発売した営業担当が発言した

もう打つ手がない
男たちは立ち尽くした

｢私にいい考えがあります、ちょっと出かけてきます｣
と言って会議室から飛び出して行った若い技術者が居た






二度と帰っては来なかった

「え？まだこのスレ続いてたの？ｗｗｗｗもう諦めたらｗｗｗｗ」
何気ない通りすがりのレスに

男たちは傷ついた

ヘッドライト テールライト 旅はまだ終わらない





撮影責任者が小さな声で歌い出した

語り継ぐ　人もなく　ふきすさぶ風の中へ
紛れ散らばる　星の名は　忘れられても
ヘッドライト　テールライト　旅はまだ終わらない
ヘッドライト　テールライト　旅はまだ終わらない

404 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2007/04/29(日) 05:45:23.85 0
しかし水着見てこれほど胸に意識がいかない子って初めてだ
いや胸が大きい小さいじゃなくて他がとにかく見所満載なんだよ



男たちに一筋の光明が見えた

>>15
セブンイレブンだｗ

http://www7a.biglobe.ne.jp/~konkon/projectX_2.mp3
http://www7a.biglobe.ne.jp/~konkon/p2.txt
プロジェクトＸつながりで宣伝しとく

ベタにパット入れますか？

それしかないか・・・問題は何枚入れるかだな・・・

疲れ果てた技術主任が投げやりに呟いた

普段から入れていると聞いていますからその枚数でいいのでは…

同じく疲れ果てた部下が返した

♪風の中のすばる〜

カメラマンの一人がつぶやいた
「アイドル写真集じゃなくて下着メーカー用のパットカタログって事にすれば」

男達が絶望している中、一人の女が口を開いた
「腕立て伏せの体勢ならいけるよ」
藤本美貴だった
男達の目に希望が再び戻った瞬間だった

だがその希望もすぐに打ち砕かれることになる

「まさかこれほどとは・・・」

「やっとこさ」

某大物芸人の追い討ちに全員絶望した

「写真集は水着を着なきゃいけないのか？」

腕立て伏せの体勢を試したところ、胸よりも腹がでてしまった
男達はニュートンを恨んだ

「他のモデルさんの体と合成しましょうか。アイコラみたいに。」

若手社員がつふやいた

「うつぶせがだめなら仰向けにすれば腹は引っ込むんじゃないでしょうか」

腹より胸が引っ込んだ

「光井愛佳の体だけ拝借するというのはどうだ？」

互いの弱点を補える名案だった

「また石川梨華にださせればいいじゃないか」

男達は開き直った

「こうなったらBerryz工房のメンバーに相談してみるしかないな」

中堅社員が外部に助けを求めた
だがBerryz工房には誰一人問題を解決できるメンバーはいなかった・・・

試作品ができた
一人の男がヌケるか試した

五分後に男が息を切らせながら戻ってきた
「意外と行けます」

「ある技術を使うことで夏焼の胸は短期間でDカップになる。しかしそれは・・・」

もう夏焼雅ではなくなる
男は言葉に出せなかった

凄いスレだなｗ
地味に楽しみにしているからマターリ進行よろしく

「ハリウッド？」
「そうか！特撮か！」

男たちに歓声があがった

「特殊メイクだ！　特殊メイクで乳を作れ」

憤怒にまみれた怒号が、どこからか発せられた

皆、それほど苛立っていた

「揉んで大きくなるのなら揉んでみようよ
それでダメなら仕方ないじゃないか」
スタッフ総動員で24時間体制で乳を揉む計画を立てた





そんな計画を事務所が許すはずも無かった

皆、疲れていた

>>393
輪ロスwwwww

「胸が小さいことも含めてみやびちゃんの魅力なんじゃないのか？」
新入りのスタッフのこの疑問はとても口に出して言えるような状況ではなかった

揉めば大きくなると聞いたことがある

主任が立候補した

「胸が小さいほうが萌えるんですよ」
いつも寡黙な男が突然声を荒げていった

大きくなったのは主任の股間だった

「特撮なら・・・」
「そうか！円谷プロだ・・・」





先方から断られた

「だが、無い物はどうやったって揉めないじゃないか！！！」

部下の一人は吼えた

一同は沈黙した

いくら巨乳アイドルでも写真集では揉めない！己を見失うな！
部下が張っ倒された

「要は胸に刺激を与えればいいんだ」
「そうか、揉む事すら不可能ならば逆に押し込むように刺激してやれば反動であるいは…」

結局押し込まれたままになりそうだとは誰も言えなかった

す、す、吸えばいいのでは・・・

>>416
既にダイソン社のサイクロン掃除機で試したｗ

「みやびちゃんちゅっちゅしよ〜」ニヤケ顔の男が言った

「需要はあるのかね。需要は！！」
大口愛好家からのクレーム電話だった。

「胸は膨らみかけがイイんですよ」
部下の一人が呟いた





すぐにその言葉は否定された
そこには膨らむ気配すら見せない広大な平原があるだけだった

「まだ分からんのですか？巨乳の写真集なんかいくらでも有るんです！
この子のファンはそんな物求めてないんですよ！」
４０を過ぎたロリコンのスタッフが言った


男たちは目から鱗が落ちるようだった。




モデルの胸からはパットが落ちた。

「パットが落ちるのも一種のポロリでは」

それもアリかも知れない

その時だった

「夏焼も女なので妊娠させれば乳は大きくなります」

男はくびになった

「待て待て、スーパーロボットに誰も胸を求めないでしょ。
　マジンガーやゲッターと一緒に映せば違和感ないんじゃ・・・」
20代ゆとりスパロボ厨が言った。




アフロダイA と並べて悲惨なことになった。

時がせまっていた

294 名前：名無し募集中。。。 投稿日：2007/04/29(日) 19:05:32.41 0
>285
みやびちゃんは背中とかワキとかに無駄なお肉がついてるから
数字は稼げるかもな。


連日徹夜で会社に詰めていた若手技術者がいろめきたった

　☆ﾉﾉハヽ
　ﾉﾉl∂_∂'ﾙ 　＜ほ

くびれからえぐれへのエポックメーキング

「もしかしてみやびちゃんは男なのでは？」

この言葉を発して以後この技術者を見かけたものはいないという

「我々が発売するのは、水着写真集だ　水着とは何だ？　泳ぐための衣装だ　つまり水着を着るイコール泳ぐに適した体型になるという事だ」
もはや　何を言っているのかわからなくなってきた

男子生徒「なぁ夏焼。お前写真集出すんだってなｗ」
みや「な、なによ、悪い！」
男子生徒「悪くねーけどさ、水着なんか着るなよな・・・俺そのまんまの夏焼が・・」
みや「・・・ありがと」


中学３年生の会話を街角で聞いていた技術責任者は涙を拭った

ｴｰｯｸｽ

「まず整理してみよう　この子の魅力は何だ？」
原点に返った発言が出た

「歌じゃないですか？」
写真集には生かされない発言が出た

「昔子供雑誌によくあった飛び出る写真というのはどうでしょう。赤青のメガネをつけて」

「しかしＤＶＤが付属しますよね？それでトータル的に何とかなりませんかね？」

若手広報マンは宣伝文句を静かに頭の中で考え始めていた

「それじゃぽっこりが強調されちゃうんだよ！」
特殊技術専門スタッフが叫んだ

夏焼は何度も何度も確かめた
しかしそこに谷間はなかった

ま
た
振
り
出
し
に
戻
っ
た

「もう少し腰をくねらせて」

桃子が言った

「胸より顎が気になりませんか？」

それを言ってはおしまいだった

>>436
「もともとないものが飛び出す訳ないだろ！」

一同息をのんだ。

同じ議論の繰り返しばかりだった。
もはやこれまでと思われた。

酷い話だがﾜﾛﾀ

全員による７回目の会議が始まった
皆一様に沈黙したままだが特に夏焼の表情が冴えない
そんな夏焼の表情を見た技術者達は心に誓った

絶対に諦めない

もうILMに頼むしかないよ

>>437
むしろDVDのせいでCGって手が使えなくなったんだよ！

小川麻琴を手がけてきた古参のスタッフが怒鳴った

「Did you call?」

スピルバーグだった

「ならば特殊メイクなら」

また同じ議論の蒸し返しだった

「困ったときはアレを連れてくるしかない。」

あの伝説のスタッフの声だった。

「あの時もあいつの鼻に助けてもらった。」

そう。象の招聘こそ起死回生のアイデアだった。

象ｗｗｗｗｗ

>>451
鼻をどう使うんだよｗ

象だ　象しかない　スタッフ間から　力強く象コールが出てきた

「こまったぞう」

袋叩きだった

おい！象を連れて来い！今すぐだ！

社内は怒号と喧騒に溢れた

「像かぁ〜・・・」

若手広報マンが象についてWebで検索し始めた

「今からでも誰かとペアの写真集にしたらどうですか？GAMみたいにﾌﾟﾗﾏｲゼロってことにならないですかね？」

入社したての若手社員が言った

「あの時はゾウの鼻に掴まらせるインパクトで乗り切った。」
「こんどは文字通りゾウの鼻に吸わせてみようと思う。」

ダイソンのサイクロンの何倍もの吸引力に期待をかけた。

若手技術者がヒントを得ようと高橋愛の写真集を手に取った

「たまんねぇ〜」

議論が平行線をたどっているなかマーケティング担当の男が口を開いた
「そもそも購入層は胸があろうがなかろうが関係ない層ではないでしょうか？」

商品がハロプロ関連ということを思い出した瞬間であった

「小細工などせず正々堂々とビキニを着せよう」

バンザイ突撃が決定だった

そのとき真っ青になったスタッフが会議室に駆け込んできた
そのスタッフは何も言わずに手に持った会議室のテレビでDVDを再生した

児童ポルノまがいの写真集を問題視するニュース番組の特集の録画だった

「ほっほっほ、諦めたらそこで試合終了ですよ」

相談を受けた物理学者が口を開いた
「下から見上げるように撮れば多少の凹凸はつくよ」




顎で顔が隠れてしまった

やはりCGしかない。
皆の心が一つになり、三丁目の夕日スタッフ招聘でまとまりかけていた時。
いきなり中止、白紙撤回を叫ぶ者がいた。

嗣永桃子だった。

「象がだめなら　珍獣図鑑にすればいいじゃないですか」
スタッフももうやけくそだった

今日も会社で泊まり込みだ

男は2週間前に式をあげたばかりであった

むねなんかなくたっていいじゃない
人間だもの

最後のみつを頼みだった

「おとうさんはどんなおしごとしてるの？」

5歳になる娘のこの一言が胸をえぐった

だが被写体の胸はえぐれていた

技術者がふと見たおしゃれ関係に出てる森泉を見て何かが閃いた

お父さんはね胸の無い子に希望を与える仕事をしてるんだよ
娘が思春期になった時それが心の支えとなった

パーツモデル
男達の脳裏にこの言葉が浮かんだ
各パーツモデルの集合体「夏焼雅」
これならいける
男達は希望を見いだした

「昔は水着なしで売れてたなぁ」
男達は遠くを見て呟いた

「毛がなければ修正も要らなかったなぁ」
現実逃避が始まった

「そういえばギャル曽根の胃ってお腹いっぱいになると内臓を圧迫するほど大きくなるらしいッスよ
　それを胸にもってけないッスかね？」
新入社員がつぶやいた

「むしろ世論を貧乳に価値があるように誘導しませんか？」

いつのまにか会議に参加していた電通の社員が提案した

＜賛成！

＜さんせいなのれす！

＜賛成するっちゃ！


どこからともなく声がきこえてきた

>>399を思い出したチーフが部屋を出て行った




戻ってきたチーフは静かに　半ばおごそかに宣言した

「品質面でのリクワイアメントは確保できているのではないだろうか」

皆、疲弊しきっていた

>>399,480

上司と同僚に恵まれたいい会社だな
うらやましい

おまけにアロハロ石川梨華2をつけるのはどうだろうか？

すべてが動き出した

「色校　手配かかれ！」
「キモいキャプション担当　２日であがるそうです！」
「台割り　チョイス会議セッティングします！」

自分がヌケればマーケットもヌく

信念が厚い壁を毀した瞬間だった

男達は久しぶりにコンサートに行った
そこには写真集に期待しているファンが大勢いた

「みやびボンバイエ！みやびボンバイエ！」
彼らのためにも…
みなそう心で誓った

「胸なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ。」

現場の男たちは30代だった

なんじゃこのスレwwwww

ここへ来てはじめて前進してるｗ

議論は夜中まで平行線をたどったままだった
疲れきった男が呟いた
売れ残った小川の写真集とセットでミヤビリーズブートキャンプとして売るか


男の視線の先には夜中の通販番組の寺門ジモンが映っていた

http://up2.viploader.net/pic/src/viploader461601.jpg
「こ、これだ！」

男達の脳裏に雷鳴が轟いた

ノノl∂_∂'ル＜みんな頑張って

http://up2.viploader.net/pic/src/viploader461620.jpg

>>491
誰のためにみんな苦労してると思ってるんだ！

「誰のために？　そう男達は自問した　いくら画像を加工しても画像と現実が剥離していくだけである
購入者達が使える画像を提供する事　そのために自分たちはがんばっているのではないのか？
しかし　素材が悪ければそれも不可能な事になりはしないのか　男達は追いつめられていった」

↑乖離じゃないの？

「タイトル・・・決まりました・・・・

『みんなごめん
　やっぱり
　びにゅうまでしかむりでした。』

＜誰が微乳じゃｳﾞｫｹ!!

また一人真ん中らへんの餌食となった

美乳、美乳だよっ

いっそ男装をテーマにしたらどうだろうか？

「ないものはない！」

借金取りに言うセリフだった

「それはちょっとマニアックすぎないか？」

会議は紛糾した

「自分たちが抜けるか抜けないか」

部長の声が響いた

「基本に立ち返って考え直してみよう」

「抜けません」
弱々しく一人の男がつぶやいた

　　　　　☆ﾉﾉハヽ
　　　　　ﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜ないものは作るしかない　作るしかなーいーよー♪
　　　　　".(つ　と)” ｷﾞｭｯｷﾞｭｯ
　　　　　　　ｕ-ｕ'

「じゃあこの話は無かったってことで…」
べつの男が帰り支度をしながら発言した

しかし会議室の扉は鍵がかかっていた

「逃げる場所は無い。戦うか死ぬかだ」

プロジェクトリーダーの目は据わっていた
出口はもうビルの窓しかなかった

「抜けるまではここから出れないと思え」

一般社員の過酷なる戦いが始まった

「せめてまいまいかキャプテンの写真集で」

社員から泣き言が入った

しかしマイマイの権利は他社に押さえられていた

　　　　　　　　第参
　　　　　　　　　 話


勃
た
ない現場

「視点を変えてみよう」

誰かが発言した

「乳や尻で抜こうとするから無理がある
しかしこの子の武器はそこではなく…」

「アゴか！」

全員が叫んだ

「いっそ全部AAにしてしまったら・・・」


狼のネタスレを書籍化するほうが数倍楽だった

>>511
「その通りだよ諸君、まずこれを見たまえ」
プロダクションリーダーは得意満面でそう言いつつ一冊の本を取り出した

「ファラオ？！」
一同困惑し、しばし沈黙

逆にアゴに装飾を施す…
ノーズアートか！

とりあえず吉村教授に連絡してみましょう。
何かすごいヒントが有るかもしれません。

あのころ、社員はまだ疑うことを知らなかった。
ヲタの溢れる需要、ハロプロらしい女らしい体・・・。
製作は三週間――撮影すれば息もつかぬうちに、すぐ終わる。
大した苦労を出すこともない・・・。
私たちはこんなふうに、みやびの写真集を単純に思い描いていた。

　ゴールデンウイークまでには家に帰ってくる。

新人技術者たちは、笑いながら母親に叫んだ。

　　　　「ゴールデンウイークにまた！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昨日の世界　より

>>1
不覚にも(ry

「いっそアニメで」

発想の転換だった

「番組がちがう・・・」


つっこむ元気も，なかった

ペーパーマリオのＣＭが流れた、


二次元！これなら！

「出っ張りも何もないからもともと二次元です」

即座に反論が出た

ﾜﾗﾀｗ

「ええい！　ベリーズ工房のエースは化け物か！？」

もはや何がなんだか・・・

「股間に集中するんだ」


今は亡き主任の言葉が脳裏をよぎった

この時誰もが「この写真集抜けるﾐｭﾝ」
と緑色した謎の物体が置いていった写真集からヒントが生まれるとは思わなかった

「いっそパラパラ漫画にしてはどうでしょう」


誰もが疲れ果てていた

「１０円・・・」

「隠すのは顎かおっぱいか？」

「腹ですよ」

「他にもあるだろ？」

試算してみたところ平均２８０円必要なのがわかった

カルト集団の広報部じみてきた男達であった

「な〜に現物が居るだけ良いじゃないですか、『みやび』写真集の方が難しいですよ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
通りすがりの鉄道ｶﾒﾗﾏﾝの一言に、皆奮い立った・・・

「ハリウッドの特撮技術を使えばどうだろう」と隣の男が言った

「シャツインしてでもなんとかしてみせます！！」

男は上司にそう言い切った

「これは・・・・水の中に足を突っ込んで隠している」
Ayumi2を開いた技術者がうめいた

短足の被写体の足先まで写っている写真が一枚も無い恐るべき写真集だった

「そこに何があると言うんだ・・・そう、なにも無いじゃないか！」

自問自答で明け暮れる日々だった

「もう彼らに託すしかない！」

ＩＬＭとの共同作業にゴーサインが出た

「ふくらみは乳首だけ」

男たちは、泣いた

スレが落ちそうだった

それでも男達は諦めなかった

もうみんな飽きていた
惰性と倦怠が支配していた

憤怒と諦念が会議室を支配していた
その時会議室のドアが開いた
そこには夏焼雅が不安げに立っていた

男たちの股間は奮い立った

胸はなくとも萌える事は可能だ

基本を忘れるんじゃない






亡き父の口癖が頭によぎった

「そうだ！ハンカチを使おう。」

早稲田×法政の試合でのハンカチ王子を見ての
言葉だった。

ただこの時点ではハンカチをどう使うつもりかは不明だった。

>>516
番組が違うが藁田

「もう実は男だったということにしませんか？」

皆疲れていた

　「貧乳写真集を股間に挟んだ男達」


　　目もかなり疲れていた

>>542
「それではだめなんだよ！そうだおなじ悩みを抱えてる同姓向けにつくるんだ」
男たちはどよめいた。

「カタログ　・・・そうだ　CG 特撮　特殊メイク　豊胸手術に俺による手揉み　ビフォーアフターをカタログ風にして発表してはどうでしょうか」
どさくさに紛れて自分の願望を盛り込むスタッフが発言した

「これだ！！これで前ページ行きましょう！！！」
http://f16.aaa.livedoor.jp/~hello/up/img/1299.jpg

もう何もかも空しかった

次々と浮かんでは消えるアイデアとテクニック…

太陽が沈み行く西の暁に

皆、胸の中で手を合わせていた

（神よ、我々に救いを与えたまえ…）

エッッックス！

かつて一つのプロジェクトが立ち上がった
短所が個性だと主張する敏腕プロデューサーつんく♂
だが写真集制作の技術者たちにつきつけられた注文は超難題
ワニは首を振った
象もハナを振った
シッポを振ったのはREXを制作した角川
だが被写体はいくら振っても揺れなかった
立ちはだかる壁、幻の谷まさに八方塞がりだった
標高のない山を越えろ！
万策尽きた男たちの最後の手段とは・・・
前代未聞の奇策とともに奇跡光景を目撃します！ヲタのシミに・・・

「これは参考にできないだろうか？」
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader462079.jpg

モーニング娘。久住小春の写真集だった

「小春なら年齢をはじめ各部のスペックもみやびちゃんとほぼ同一だ」

一同は色めきたった

「だが腹はどうする？」

会議はふたたび紛糾した

寝不足の新入社員が呟いた
「サシャみたいにジャージを着せては・・・」

「ジャージ姿に需要があるのか？」

新入社員の案は一蹴された

マジｦﾀが言った

「雅ちゃんの写真集なら水着なんか無くても20冊は買う！」

そんなヲタにスタッフが叫んだ

「そういうファンに40冊買わせるような写真集を作るのが仕事なんですよ！！」

北極圏に住む人に氷を売りに行くのが営業の仕事だ
だからこそ制作の責任は重い

営業部門からの冷静な指摘にさらに追いつめられる制作スタッフたちだった

「もうあと20分で5月、もうすぐ夏か…」

一同大きく溜息をつく

「せめて冬だったら水着は…」

一同再び大きく溜息

もう10円コラでええやん…
スタッフの一人が力なく呟いた

「１０円コラを行いますと１ページ当たり平均２３０円必要となりますが・・・つけますか？」
冷静に面積を計算している経理担当が言った

「ほな、一円玉でエエですやん…」
その男は商人の町大阪から出張してきていた

「あほですか。10円は肌色に似ているからいいんですよ」

追い詰められた技術者はﾏｼﾞﾚｽすることしかできなかった
「ん？五円なら、五円なら乳首だけ見せて全体は・・・」

>>559
当然だが事務所に却下された。
やはりだめなのか皆がそう思った。

「こ　この句読点は・・・」
「お客様には気づかぬふりをするのが儀礼だ」

だが誰もそこまで見ていなかった

「女神が出たらみやびちゃん巨乳！」


スタッフは現実逃避するしかなかった

メイキングＤＶＤが一本の映画になることになった。

どういうわけか海外で高評価を受けたこの作品は
『12人の怒れる男』と双璧を成す優れた人間劇であるとして遂にオスカーを獲得するに至った

後日談になるが、今作をパッケージ化する際
オスカー像を模した金ピカの夏焼雅フィギア(手ブラのポーズ)
を初回特典に付けるか否かを巡って新たな苦悩のドラマがあったという

もう諦めムードが漂っていた・・・

　

　発　売　不　可　能　

彼女は撮られる側でなくてはいけないんだろうか？
この小さなくだらない疑問がいつまでも頭から離れなかった

「とにかくこの写真集でオナニーして逝けるかどうかがカギだ」

「・・・やらせてください！」

一人の若いスタッフが立ち上がった

男は来る日も来る日もオナニーに励んだ

若い技術者が気分転換に嗣永桃子のソロDVDを見ながら呟いた

「これだけあれば・・・」

『足りぬ足りぬは工夫が足りぬか・・・』


誰かが呟いた・・・


『胸だよ！』喉元まで出かかった言葉を若手技術者は飲み込んだ・・・

「なあ、購入層はともかく、クライアントは何を求めているんだろう？」
スタッフの一人がぽつりとつぶやいた

「だっておかしいだろう？
矢島舞美を出した翌月に鈴木愛理に新垣里沙に夏焼雅って
何かこっちじゃ量れない狙いがあるに違いないんだよ！」

貧乳教徒・・・・

会議室に置かれた一枚のメモ

　　　　　　　　　　　　　　(￣￣<　 　　　／￣＞
　　　　　　　　　　　　　　　＼　 ヽ　 　／ ／ｿ
　　　 　プ　ロ　ジ　ェ　ク　ト＼　 ヽ P r o j e c t　X
─────────────────────
　　　　　　挑戦者たち　／|_／ ／＼Challengers
　　　　　　　　　　　　　　|　　／ 　　　＼ 　　丶
　　　　　　　　　　　　　　＼／　　　 　　 ＼__ノ　

尻はどうなんだ





用務員のおじさんが呟いた

「それだ！」

廊下ですれ違った用務員のおじさんのひと言で社全体が動き出す

マコスレの人かえってきてー

「��健康美�≠ﾈんていう便利な言葉もありますが」
ぽっこりの前に言葉は無力だった

「美人でとっつきにくいイメージだったみやびちゃんの
　　ぽっこり画像を見て急に親近感がわいてきました」

とある新参ヲタの言葉に男達はひと筋の光明を見る思いがした

ho

撮影現場の者たちが言った

「感度で売り出すのはどうでしょう」

却下された

思いあぐねるスタッフに一本の電話が入った

「ｳﾁは胸なしでも充分勝負してますよ」

電話の相手は心こう社だった

「世界初アイコラ写真集でどうだろう！」
血気盛んな新入社員が言った

殴られた

一つの企画が提出された

DVDに収録されるのは夏焼みやびが水着撮影を嫌がるシーン
体型に自身が無く恥ずかしがる彼女に似つかわしくない大胆な水着を要求し
半ば無理矢理に撮影に連れ出す
写真の方は恥辱の表情に歪んだ彼女の乱れた姿
撮影終了後落ち込んで泣きそうな表情の彼女にスタッフが次々と
「良かったよ〜」と声をかえる様子をDVDの特典映像として収録する


・・・皆ぞくぞくするものを感じた

>>584
天才だ

皆つかれていた

気づいた時には皆

あばらの骨が折れていた

>>586
ラグビーでもやったのか？

既に皆飽きていた

　　　　　ｶﾀｶﾀ
　☆ﾉﾉハヽ
　ﾉﾉl∂_∂'ﾙ 　＜ｶﾞﾝｶﾞﾚ
＿(__つ/￣￣￣/　
　　＼/　　　　 /
　　　~￣￣￣~

「まあいいんじゃないっすか？適当に撮っちゃいましょうよ！！そうすれば股間に良い感じのスジとか写りますよｗｗ」

そう言われればそうだったと納得した男達だった

「オナニーさせればいいんですね。」

若い技術者が言った。

それが難しいことは誰もが知っていた。
だが、その若い技術者はそれが何でもないかのごとく言い放った。

「ドッキリカメラ大作戦です。」

何かひらめいたのか？

「場所は夜の公園です。」

撮影できるのか？

「みやびちゃんの前にあふれるカップル・・・」

その場にいた誰もがざわめきだった。
いったいその後に何があるのか？

「興奮するみやびちゃん・・・」

そうか、演出効果か？
誰もが考え付かなかった画期的なアイデアである。

「みやびちゃんがオナニーしているところを隠しカメラで撮・・・」

若い技術者は頭から血を流して倒れていた。

ほ

なんかループしてるよぅな

気にするな　それよりも明日は学園祭だ準備は進んでいるか？

みやびちゃんの魅力って一体何だ？


この一言がきっかけになった

顎がなければ


既に顎がないデブが呟いた

吹いたｗ

1000レス目が結論だ








続くか…
違う心配が皆にうまれた

資料置いときますね

つhttp://up.nm78.com/dl/13267.jpg

こんな事が罷り通ってしまうこんな世の中じゃ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ﾎﾟｲｽﾞﾝだった

『もう、終わりだね〜君が小さく見える〜』

まだまだだ

>>599
　　　　　ｶﾀｶﾀ
　☆ﾉﾉハヽ
　ﾉﾉl∂_∂'ﾙ 　＜これはダメだろ
＿(__つ/￣￣￣/　
　　＼/　　　　 /
　　　~￣￣￣~

ほ

「勇者ライディーン設定資料集でどうだろう！」
ロボットアニメマニアの社員が言った

やっぱり殴られた

ﾜﾛﾀ

　

まだやれるはずだ

スレタイを良く見ろ！
｢貧乳写真集の限界｣と書いてあるじゃないか！

｢そのままでいいじゃん｣

と発言した社員が行方不明になった

「愛理にみやびちゃんとかそれが好きな人には夢のようなラインナップじゃないですか！！
憶することはありません！　正々堂々と貧乳をあらゆる視点から収めましょう！！！１」
そんなセリフが頭の中をよぎったが恥ずかしさのあまり言い出すことはできなかった

貧乳児童ポルノ本だゆー

「木を隠すには森…」

はっ！今こそあぁ！で写真集を作りましょう

ttp://www4.uploader.jp/dl/reinachan/reinachan_uljp00060.jpg.html

ほ

この先どう進めていくべきか皆悩んでいた

扉の向こう側の廊下を通る男と目が合った
その男はニヤニヤしながら部屋の中を一瞥すると足早に立ち去っていった

その男は菅谷梨沙子写真集班のチーフだった・・

男たちの闘争心に火がついた

病院で点滴を打っていた広報マンが資料を手に会議室に飛び込んできた

956 名前：名無し募集中。。。 投稿日：2007/05/02(水) 21:15:31.49 0
既に10日間家に帰らず泊り込みで発案していた若手社員が呟いた

若手社員「夏焼ばっかり見てたら夏焼のこと好きになってきたなぁ・・・」
古参技術主任「それだ！！」

落胆していた会議室が一気に活気付いた瞬間だった


資料を手に広報マンは叫んだ
「これです！これでまだ逝けます！」

緊張みなぎる室内にマヌケな連続音が伝わる
スタッフの眉間に皺がよる　拳を握る者も現れた

雅だけはその正体に気付き下を向いた　音が聞こえる

あばばばばば･･･････

一向に光の見えてこないプロジェクトに技術者達は疲れきっていた
そして、つけたままのテレビにはプロ野球が映っていた

その時、野球解説者がこう言った
　「時速９０キロの超スローボールの後では、１２０キロ程度の
　球が１４０キロにも１５０キロにも感じる」

ある技術者が叫んだ
　「そうだ！これだ！！」
　「限りなくまっ平らなものと並べれば、たとえわずかな膨らみでも巨乳
　に感じる事ができる」

一条の光が差し込めた瞬間だった

こっちが限りなく真っ平らな方でどうする？
暗闇に突き落とす一言だった

「じゃあ逆にえぐれてるものを並べえれば？」

壊れだした瞬間だった

会議は平行線をたどったままだった

被写体も真っ平らだからちょうど良かった

需要を見直そうということになった
そもそもロ（検閲削除）相手の写真集なら胸なんてない方がいいのでは？


「そうだ！ロ（ｒｙ巨乳なんて邪道だ！」
スタッフの１人が力説した

離婚相手に

被写体の隣に豊満な中年女性を並べたらどうだろう
きっと扁平胸のエロスが伝わるに違いない


力説するスタッフは須藤ヲタだった

「撮影場所変更！ノルウェーまでのチケ確保！」
「ノルウェーといえば・・・そうか！フィヨルド！！！」

ロケ地が抉れていても意味がなかった

もう一度まっ平らで考えて見ましょうよ

ぬりかべ・・・

ベ、、、ベニア板・・・

「少し休憩にしよう」

その日のお茶請けは歌舞伎揚げだった

小春でもなんとかなったように問題は乳ではなかった
顎と腹であった

みやびちゃ〜ん

照明が絞られ薄暗くなった作業場に声が響いた
それはもう数日泊り込みで仕事をしている若手社員の寝言だった

　　　　　　　　　　　　　　(￣￣<　 　　　／￣＞
　　　　　　　　　　　　　　　＼　 ヽ　 　／ ／ｿ
　　　 　プ　ロ　ジ　ェ　ク　ト＼　 ヽ P r o j e c t　X
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　　　　　　挑戦者たち　／|_／ ／＼Challengers
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