【娘復権】07年亀井をエースに!2【最後の切り札】

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540名無し募集中。。。
某ブログより転載

2006年12月23日
亀井絵里の「存在証明」

12月23日―――
モーニング娘。亀井絵里さんの18歳の誕生日だ。
なぜ、唐突にこんなことを書き始めたかというと、私は数年前、誠に恥ずかしながら
このアイドルグループの「追っかけ」なるものをやっていた経験があるからだ。

97年5月に発足したモーニング娘。は安倍なつみを軸に、その歩みを進めたが、99年7月にリリースした「ふるさと」のセールスが空前の大不振。
転換期に差し掛かった「娘。」は同年8月、後藤真希を迎え入れ9月リリースの「LOVEマシーン」がミリオンを達成、モーニング娘。は一躍、「国民的アイドルグループ」へと飛躍を遂げた。
そして翌年、石川梨華・吉澤ひとみら4期メンバーが加入、絶頂期を迎え、さらに後に娘。構想のキーパーソンとなる高橋愛ら5期メンバーを組み入れ安定期へと突入していく。
私が、「追っかけ」を始めたのはちょうどこの頃である。私はあるメンバーが目当てで現場へ繰り出す日々を続けていたのだが
あれは亀井絵里さんを含む6期メンバーが加入した03年初旬、肌寒さの残るある日の昼下がりだったと、記憶している。
「追っかけ」というのは当然、私一人だけではなく同じことを考える同様な人が多数集まるのである。当然、娘。側の関係者の警戒も厳しい。
つまり、接触できる時間というのはほんのわずかである。そんな中、私は娘。の移動の合間の待ち時間で亀井さんとゆっくり会話出来るチャンスを得た。
前述したように私は当時、他のメンバーのファンであったため、失礼ながらこの時はファンと関係者の目が空いている亀井さんにちょうど「軽く」話しかけようと思った程度であった。
541名無し募集中。。。:2007/01/18(木) 21:10:04.02 0
「なんでモーニング娘。に入ろうと思ったの?」

軽く挨拶を済ませ、当たり障り無い会話を少しした後、私はこう彼女に質問を向けた。

「自分を変えたい、と思ったからです。今までの人生を振り返った時、私は周りの人に相手にされず、人の陰にばかり隠れて生きている自分がいました。
だから、モーニング娘。に入って世の中の人に元気と勇気を与えることで、日本中の人に必要とされたい。」

そう語る彼女の眼は幼くも、しかし強く確実にこちらの心へ訴えかけていた。
これ以来、私は彼女の虜になった。

あれから4年が過ぎた。
昨春から社会人になった私は「追っかけ」を辞め、住所変更と更新手続きを申告していないファンクラブの会報ももう手元に届くことは無い。
モーニング娘。は一時の勢いを完全に失い、その存在はもはや風前の灯火と言っていいかもしれない。
「LOVEマシーン」時のモーニング娘。には、強烈なメッセージとエールを発信した歌詞と相まって、疲弊し切った日本社会の要請があった。
翻って、今のモーニング娘。は時代にもう、必要とされていないのではないか。彼女たちを必要としているのはもはや、一部の熱烈なファンだけでしかないかもしれない。

自分を変えたい―――
そう誓った14歳の願いは叶っただろうか。