【小説】リア消だったら誰に告ってた 第65章【キッズ】
1 :
名無し募集中。。。:
連載中作品
【カノジョにノックアウト】村上、熊井、嗣永、中島、徳永、菅谷
屋上で寝ている俺に届くカノジョからのメール。果たしてカノジョは誰?
【青春】夏焼、徳永
双子の弟・大和と離れた高校に入学した圭介は幼馴染の雅と出会う
そして階段から落っこちてきた千奈美をマネージャーに迎えた野球部は夏に挑む。
野球と恋、両方の行方は?
【タイトル未定(455氏作品)】清水、徳永、村上
朝起きると体が子供になっていた!そして届いた謎の転入届。
謎を追うために小学校へ転入した俺は一体どうなるのか?
【家庭教師】徳永、石村
春休みに家庭教師を頼まれた俺が出会ったのは元気すぎる千奈美だった。
そして俺が失った恋人・舞波との思い出・・・
【タイトル未定(愛理作品)】鈴木
イベント前、道に迷ってしまった愛理は彼に助けられて・・・
【夕霧、】石村
遠距離恋愛中の僕と舞波。だけど『あの子』の存在が消えない・・・
連載中作品(続き)
【終夏凛々】
携帯にあった謎のメモリーにかけると女の子が出たんだけど・・・
【イケメンの球婚】矢島
僕の彼女、舞美は芸能人だった。
だけど僕は心のすみっこで『このまま日陰のままでいてほしい』と、願っていた。
【ストロベリー】
【ウルトラマーサ】須藤
子供を助けて命を落としそうになった僕を助けてくれたのは、
光の国からやってきたマーサだった!
最近の完結作品
【幼馴染】須藤
隣のクラスの茉麻は幼馴染の友達だ。
だけど俺は、ずっと前から茉麻の事が…
【花言葉】菅谷
僕の秘密の場所は、菅谷の秘密の場所。
2人の秘密の場所で僕たちは想いを込めて花の種を植えた。
【僕のシンデレラ】石村
1年前に転校していった舞波。いなくなって初めてその存在の
大切さに気づいた俺の前に、再び舞波が現れた!
<<おことわり>>
ここに登場する人物・団体・設定等はすべて架空のものであり、
実在の人物・団体・実際の出来事とは一切関係ありません。
ツッコミ用AA
州*‘ o‘リ<内緒になってないんだも〜ん
川*^∇^)|| <内緒になってないわ
( 川 _ゝ)|| <内緒になってないんだが )
从 ’w’)<内緒になってないよ
从o゚ー゚从<内緒になってないとゆいたいです
ノノl∂_∂'ル<内緒になってないですよ
从´∇`从<内緒になってましぇーん
ル ’ー’リ<内緒になってないぞ
|リ・_・`川<内緒になってないだぎゃー
乙
乙です!!
前スレまで更新しました
まとめの人も激しく乙です!
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ほ
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::::::ミゝ从 ^w^)つ
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マイハマン巡回中
17 :
宝探し:2006/11/18(土) 18:10:13.69 0
「チャッキーどこだ〜?」
夏焼たちは洞穴の入り口付近で叫びました。
「ねえ、なんで中に入らないの?」
「え? いや・・・」
洞穴の中が意外と薄気味悪くて入りたくないとは口が割けても言えませんでした。
「舞波ちゃんが様子見てくるってさ」
「は?」
「桃子、頭大丈夫か?」
夏焼たちは桃子がおかしくなったのかと思いました。
「チャッキー探せばいいんでしょ? ちょっと言ってくる」
「え? ま、ままま舞波?」
「なんでいるんだよ!ここの島の住人にでもなったのか?」
「最初からいるよ」
桃子は普通に言いました。
「最初っていつだよ・・・」
「卒業してからもずっとみんなと一緒にいたよ」
夏焼たちは、舞波の能力のすごさに驚きました。
「お前・・・そういうことは早く言えよ・・・」
桃子は同じことを早口で言って、夏焼と清水に往復ビンタをくらいました。
18 :
宝探し:2006/11/18(土) 18:10:54.73 0
「みんな〜!」
そのとき、洞穴の奥から石村の声が聞こえました。が、みんな聞こえない振りをして、やりすごすつもりでした。
「ちょっと!さっきから一生懸命呼んでるんだけど・・・」
待ちくたびれた石村が洞穴の入り口まで戻ってきて、怒りました。
「そ、そうなの? 全然聞こえなかったよ。ねぇみんな!」
「う、うん」
石村は少しの間のあと、みんなに「着いて来い」と言うような目つきで歩いていきました。
夏焼たちは仕方なしに着いていくことにしました。
「もうさ、チャッキーはどうでもいいから宝探そうぜ」
夏焼はなんか面倒なことが起きそうな気がしてその場から立ち去りたくなりました。
「ここ」
舞波が指差すさきには、8人の少女たちが一生懸命スコップで地面や壁を掘っていました。
「やっぱり・・・」
夏焼は肩をがっくりと落としました。
19 :
宝探し:2006/11/18(土) 18:11:56.95 0
「で、お前らなにしにこの島にきたんだ?」
夏焼が率直に聞きました。
「え、いや・・・え〜と・・・お婆ちゃんの法事にちょっと・・・」
矢島は焦って言い訳をしました。
「お前の先祖は、こんな秘境の地に住んでんのかよ!!」
「じゃあ・・・お爺ちゃん!!!」
「ババアもジジイも同じだろうが! それに「じゃあ」ってなんだよ・・・」
矢島の下手くそなごまかし方に夏焼はあきれました。
「ここに宝があるのか?」
「え!!! なんでそのことを!!!?」
矢島だけは頭がいいと信じていたキュートのメンバーも今回もこのアホさ加減にはがっくりしました。
「まぁ、とりあえず、梨沙子ペプシ買ってこい」
無人島でパシリにする夏焼は酷い女でした。
「はーい」菅谷は馬鹿を通り越して素直でした。いや、やっぱりバカでした。
「てかさ、ダンジョン入ってすぐに出会った敵キャラがオオナメクジってどうなの?」
徳永がさらりと言いました。
「ちょっと、私たちがザコキャラだっていうの!!?」
鈴木は右手でロープを振り回していました。
「そうよ、せめて軍隊アリくらいにしてよ!団結力だけは軍隊アリ以上なんだから!!」
村上はフォローが苦手でした。
「もう、ドラクエに例えるのやめね?」
夏焼が苦笑いでそういうと、徳永以外賛成しました。
「てかさ、どうする?とりあえず戦っとく?」
清水がさり気なく言うと、全員目がマジになりました。清水は失敗したなぁと思いました。
一方そのころ菅谷は、圏外の携帯電話でひたすら友達とおしゃべりしながら、コンビニを探していました。
20 :
宝探し:2006/11/18(土) 18:13:08.76 0
つづく
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::::::.\:★ノノハ のにゅ♥
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のにゅのにゅマン巡回中!
乙です!
松本乙
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乙栞菜
松本氏乙です
チャッキーってあの子だったんですねwww
27 :
名無し募集中。。。:2006/11/18(土) 22:33:48.55 O
ほ
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29 :
FLA1Aab054.okn.mesh.ad.jp:2006/11/18(土) 23:27:43.14 0
ほ
乙栞菜
毎回楽しみにしてます
ho
32 :
名無し募集中。。。:2006/11/19(日) 01:57:22.25 0
ze
n
34 :
名無し募集中。。。:2006/11/19(日) 06:26:55.15 0
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シミハムマン巡回中!
35 :
〜春〜:2006/11/19(日) 06:48:56.18 O
「(...国語78点、算数66点、理解74点..)..」
休み時間、俺は返ってきたテストの答案用紙を机の上に並べ、それをじっと眺めていた。
長かった勉強会の任務を終え、いざテストをむかえた俺は、久々に手応えを感じていた。
小6ともなれば、テストもそれなりに難しくなる。...そんな中でのこの結果。
「...ほんと頑張った甲斐があったよ...うんうん」
そう頷きながら、俺が満足気な表情を浮かべていると、
「...そんな点数で満足するなんて...あんたって、幸せ者ねぇ...」
そう小馬鹿にしながら、矢島が俺の答案用紙を覗き込んできた。
36 :
〜春〜:2006/11/19(日) 06:51:57.61 O
>>35 「な..なんだよ、いいだろ別に...(またか)」
テストが返ってくる度、矢島はこんな感じで、俺の点数にケチをつけていた。
確かに、あの村上や矢島から、直に指導を受けておいて、この点数は低く過ぎるかもしれない。
その証拠に、あれだけふざけていた桃子ですら、全ての教科で80点台をとっていた。
ただ桃子の場合、勉強会の成果とゆうよりも、水面下での巧みな工作が、高得点に影響していた。
とゆうのも、どうやら桃子はプライベートで、メル友でもある村上に、仮想テストとゆう名目で、いろんな問題をメールで送信してもらい、それに対し、桃子が解答メールを返信するなどして、なんとも効率のよいテスト勉強?を展開していたらしい。
確かにメールでのやりとりなら、遊び感覚とまではいかないが、また違った感じで、勉強を楽しめるかもしれない。
さすがとゆうか、なんとゆうか、恐るべし桃子。
37 :
〜春〜:2006/11/19(日) 06:59:27.29 O
>>36 ...ちなみに、先程まで俺に、テストの点数を自慢げに見せていた桃子は今、
(桃子)「千奈美ちゃん、佐紀ちゃん、見て見て!桃子の理科の点数!」
(千奈美)「ほぇ〜〜86点!...桃ちゃんやるぅ〜!!」
(佐紀)「....」
(友理奈)「桃ちゃん、国語は85点だったし、算数なんか88点で、もう少しで90点台だったもんねぇ〜...」
(桃子)「えっへん!!桃子は、やればできる子なんです!」
...といった感じで、今度はなにやら、1班で自慢話しの真っ最中だった。
まぁしかし、桃子はなんだかんだ言っても、勉強していただけえらい。
村上に、いろいろアシストしてもらったとはいえ、本人にやる気がなければ、あそこまでの点数はきっと取れなかっただろうし..。
逆に、やる気のない俺は、村上や矢島から、やれと言われていた勉強会の復習などは全くせず、帰宅後は藤本達と遊んだり、ゲームばかりしていた。
そして、いざテストをむかえた際、せっかく勉強会で教えてもらった事が問題に出ても、微妙な解答しかできない...とゆう事態が多々あり、その結果がこの点数。
38 :
〜春〜:2006/11/19(日) 07:06:01.73 O
>>37 中でも元々、大の苦手科目である算数は、基礎ができていなかったぶん、いくら村上と矢島に教えてもらったとはいえ、この短期間では、さすがに点数が伸びなかった。
....が、とはいっても、毎回テストで、悲惨な結果に直面していた俺からすれば、この安定した点数を見て喜ぶのはあたりまえだ。
実際、俺と毎回、低レベルな争いをしていた藤本、小川、田中などは、この点数を見て、ほんとびっくりしていたし、他にも、俺のテスト結果を見にきた奴の大半は、同じく驚いていた。
...しかし、横にいらっしゃる、この矢島様は、
『90点以下は0点と同じよ』
..的な、無茶苦茶な持論をもっているらしく、全く納得していない様子だった。
「...まったく、この私が、あれだけ親身になって教えてあげたのに、なにをどうやったら、こんな点数とれるのかしら...」
「...はいはい、すみませんね」
そんな矢島の小言を聞きながら、俺は答案用紙を机の中に閉まった。
39 :
〜春〜:2006/11/19(日) 07:10:51.41 O
>>38 そうこうしている内に、休み時間も終わり、安倍先生が教室に入ってきた。
「はいみなさ〜ん、席に着いてくださ〜い。授業を始めますよ〜」
「...いよいよきたか...」
これから始まる授業は社会だ。
そして俺は、この時間を心待ちにしていた。
とゆうのも、俺は昔から、社会がなにげに好きで、他教科に比べると、いつも社会のテストだけは、そこそこみれた点数をとっていたからだ。
実際、勉強会でも、社会だけはみんなになんとかついていけていた.....気がする。
「..(うまくいけば、夢の『90点』台も)..」
俺は密かに、そんな野望を抱いていた。
40 :
〜春〜:2006/11/19(日) 07:14:52.93 O
>>39 「それでは、先日おこなった社会のテストを返しますが、その前に、いつものように、点数の高かった上位3名を発表します」
うちのクラスでは、テストを返す前に、高得点者上位3人の発表がある。
ちなみに、これまでに返ってきた、3教科の高得点者は、全て一緒のメンバーかつ、順位まで一緒で、
1位 村上
2位 紺野
3位 矢島
...で統一されていた。
ちなみに点数の内訳は、村上が算数の『100点』を筆頭に、国語98点、理科97点。
紺野もそれに負けてなく、国語96点、算数98点、理科96点。とゆう感じで、2人とも完璧といえる結果だった。
.....が、ここで注目すべきは、常時3位の矢島だ。
いくら上の2人が、ありえない高得点とはいえ、それでも、あの矢島が全て3位に甘んじているのは、少しおかしい。
41 :
〜春〜:2006/11/19(日) 07:23:17.10 O
>>40 実際、勉強会でも矢島は、紺野がみんなに、難しい問題の解き方を説明していると、それに対し、
『甘すぎる』だの、
『時間の無駄』だのと、毎回、苦言をさしていたし、あの村上ですら、ここぞとゆう時は矢島に、
『舞美はどう思う?』
...的な、アドバイスを乞うシーンもあったからだ。
「まず第3位は....『96点』で矢島さんです!!」
(クラス内)
「うぉぉ〜!!3位で96点かよ!」
「このクラス、レベル高すぎ!!」
(パチパチパチ)
教室内の、そんなどよめきと拍手の中、
「...ふ〜ん、96点ねぇ...」
今回も再び、3位の発表をうけた矢島は、笑み一つ見せる事なく、なにやら意味ありげな感じでそう呟くと、みんなの拍手の中、先生の所に歩いていった。
...またもや3位の矢島...もちろんこれには、ちょっとした理由があるわけで..。
つづく
日曜朝からキテタ――――(゚∀゚)――――ッ!!!!
松本氏
春さん
激しく乙です!
932氏もお待ちしてます!!
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ひるほ
春さん乙です!
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48 :
名無し募集中。。。:2006/11/19(日) 12:50:02.50 O
春さ〜〜ん
喜んだらsage忘れた…
春さん乙です!!
理由が気になる〜!!
続き待ってます!!
春さん禿しく乙です!
続きまってます
保全
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マイハマン巡回中!
教室には、俺と雅ちゃんの2人だけ。こんなチャンスは滅多に無いから言うなら今。
「雅ちゃん、好きです!!」
「ごめんなさい。私は・・・」
やっぱりね。知ってるんだ、大好きな君の事だから。
「知ってるよ。君には好きな人がいる事。」
「じゃあ、何で?」
「気持ちだけ伝えたかった。」
明日の引越しまでに言っておきたかっただけだよ。
「本当にごめんなさい。」
謝んないでよ。涙出ちゃうじゃん。俺昔から泣き虫なんだから。
「いいんだ。俺こそ、ごめん。」
「そんなことないよ。」
最後まで優しいんだね。
「まぁ、君が俺を好きになってくれるまで気長に待ってるよ。」
俺の初恋、バイバイ
一口保全キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
>>54 キタワァ*・゜゜・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゜・*:.。..。.:*・゜゜・* !!!!!
57 :
名無し募集中。。。:2006/11/19(日) 16:55:55.18 0
♪
♪ヽ(´D` )ノ
へ) ♪
く
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63 :
最高:2006/11/19(日) 21:08:30.03 0
ひとつ保全作品を。文章はなんか幼稚でつまらないと思うんですけど一応
書き込んでおきたいと思います。
題名は「最高」でお願いします。
64 :
最高:2006/11/19(日) 21:09:15.61 0
朝の学校で・・・
「この黒肌女〜!!」
「なによ、バカおやじ〜!!」
俺はいつものように学校で徳永とケンカしていた。
「あいつらまたケンカしてるよ」
クラスの奴らがあきれた顔で俺達を見ながらこそこそ話をしていた。
俺だってケンカをしたくていてるわけじゃない。
普通に接したいのにいざ徳永の前になるとこんな風になってしまう。
これって好き・・・っていうことなのか?
「なに一人で難しい顔してんだよ。」
「女の子のことか?っふふ」
そう話しかけてきたのは中村と瀬尾だった。
中村は成績優秀、スポーツ万能、性格もそこそこのスーパー人間。
瀬尾は中村とは全く逆でバカ。でもスポーツのこととなるとすんげぇ燃えるやつ。
とまぁ2人とも俺の親友だ。
65 :
最高:2006/11/19(日) 21:10:12.33 0
「別に、何でもねぇよ。」
「ならいいけど。なんあったらすぐ俺達に相談しろよな。」
「あぁ。」(中村ってほんといいやつだよなぁ・・・それに比べて)
「女の子のことならなんでも俺に聞いてくれよな。っふふ」
「瀬尾、お前にだけはぜってぇ頼らねぇからな。なぁ中村?」
「っはは、そうだな」
「中村までそんなこと言うなよ〜。」
そんな感じで俺たち3人はいつものように話をしていた。
一方徳永のほうはというと・・・
「ねぇ聞いてよ、熊井ちゃん!○○ったらほんっとにうちの悪口ばっかり・・・」
「それはちーのことが好きだからじゃないの?っふふ」
ちょっとからかってみるとちーの顔が赤くなっちゃって
「・・・えっ、そ、そんなわけないじゃん。」
「どうだろうね??っふふふ」
「もぅ、熊井ちゃん!」
66 :
最高:2006/11/19(日) 21:12:15.65 0
昼休み・・・
「おーい黒肌女〜!」
しかし返事がなかった。
「おーい黒肌女〜聞いてんのか?」
もう一度叫んでみたが返事がなかった。
徳永は机に顔を伏せていた。
(もしかして、あいつ泣いてる?)
ちょっと焦った。あんな気の強い徳永が泣いてるところなんて今まで見たことがなかったから・・・。
熊井が徳永になにやら話しをしているようだ。
そして話を終えたようで熊井が俺のほうへ近づいてきた。
「ちぃに誤んなよ」
俺は黙っていた。なんで俺が熊井にそんなこと言われなきゃいけないんだよ。
「好きなんでしょ?ちぃの事」
それでも俺は黙り続けた。俺は徳永の事が好き・・・なのか?まだわからない。だから答えない。
「ちぃはたぶん、いや絶対君の事好きだと思うよ」
徳永が?俺の事を?うそだ。俺は徳永に悪口、イヤミを言い続けてきた。
何一つ優しく話しかけたことなどない。なのに・・・なのになんで。
「だから誤んなよ。」
「熊井、いろいろ悪いな。あとは俺自身でなんとかするから」
「っふふ。別にうちはいいけど。こういう役好きだしね」
「なんだよ。それ」
キーんコーンカーンコーン。チャイムが鳴った。
「今日の帰りには絶対誤りなよ?」
「あぁ。わかったって」
そしてお互い自分の席へとついた。
67 :
最高:2006/11/19(日) 21:14:17.83 0
俺の席は一番後ろ。ココからはなんでも見渡せる。
ラジオみたいにずっと友達とくっちゃべってる瀬尾や、
一生懸命先生の話を聞いている中村や、
なかなか授業の内容を理解していなさそうな顔をしている熊井。
そして・・・ずっと外を見つめている徳永。
しつこいようだが俺は何度も徳永にイヤミを言いまくった。
普通なら朝みたいに、「なによー」とか言って追い掛け回してくる。
なのにさっきなんであいつ泣いたんだ?今日は5月22日。
・・・今日なんかあったっけな。もぉーなんで俺がこんなに悩まなきゃいけないんだよ!
「気をつけ、礼」
今日の日直が終わりの挨拶をした。
やっと今日一日の授業が終わった。
そして掃除の時間・・・
俺、瀬尾、中村はどこの掃除もなくさっさと帰ることにした。そして階段のところで
『帰りには絶対誤りなよ』
熊井の声がよみがえる。
68 :
最高:2006/11/19(日) 21:16:06.55 0
「わりぃちょっと先に帰ってて」
俺が瀬尾と中村にそう言うと
「あぁわかった。じゃぁ瀬尾帰ろうぜ」
「ほいほーい。ってか○○、なんか用事か?告白でもするわけ?っふふ」
「(ほんっとにこいつは・・・)お前じゃあるまいしそんなことするわけねぇだろ。ばか!」
「この瀬尾様にバカとはなんですか。もういいわ。中村ちゃま帰りましょ。」
「じゃぁまた明」
おれが言い終わる前に瀬尾は中村を引っ張って走って玄関へと向かった。
まぁ明日事情話せばいっか。そして俺は階段を上り教室へと向かった。
徳永は教室掃除だった。
俺が教室についたとたんに掃除は終わった。(ラッキー)
でもドコへ呼び出そうか。やっぱこういうときは屋上?よし!そこだ。
「な、なぁ徳永。ちょっといいか?」
徳永は黙って俺を睨んでいる。
「ちぃ行ってきなよ。」
さすが熊井。いいところに現れてくれた。
「う〜ん。ちょっとだけだよ!!私だってこれから忙しいんだから」
「じゃぁ帰り支度できたら屋上きてくれ。俺は先行ってるから」
「うん、わかった」
69 :
最高:2006/11/19(日) 21:17:12.73 0
俺はすぐに屋上へと向かった。
そして奥のほうにあるベンチに腰掛けた。
数分後・・・
「何のよう?」
徳永はちょっとキレ気味のようだ。
「まぁちょっとココ座れよ」
俺はちょっと隣のスペースを空けた。
すると徳永はひょこんと俺の隣に座った。
「今日は悪かったな」
徳永は黙ったままだ。
「なんていうか、その徳永の気持ちとかよくわかんなくて・・・」
続きを喋ろうとしたら徳永が口を開いた。
「今日さ、あたしの誕生日なんだ」
知らなかった。誕生日なんて俺には関係ない。
「今日くらいは○○とケンカしないようにしようと思ったのに・・・。なのに」
徳永の目には涙が溜まっていた。なんか言ってやらないと。
「あ、あのさ、お誕生日おめでとう」
こんなタイミングでいうのもおかしいと思いつつコレくらいしか言ってやることが出来なかった。
「ありがと」
「それで、それでさ。今日ずっと考えてたんだけど。俺、あの、その・・・」
頑張れ俺。勇気を出すんだ。
「徳永の事、あの・・・」
徳永はずっと俺のほうを潤んだ目で見ている。こんな表情初めて見た。そして・・・
「好き・・・なのかも」
70 :
最高:2006/11/19(日) 21:18:13.22 0
言ってしまった。
「あたしも今日ずっと○○のこと考えてて、それで・・・」
なんか徳永の顔がだんだん赤くなっていってるのは気のせいか?
それより、ずっと俺のこと考えてたって・・・もしかして・・・
「○○のこと好きなのかなって。」
マジかよ・・・。嬉しいっていうよりも驚きのほうが大きかった。
「プレゼント」
おれは何かプレゼントしてあげたかった。
「え?」
「だからプレゼント。なにがいい?なんでも言ってみろ」
「そ〜だなぁ」
徳永の機嫌はすっかりよくなっているみたいだ。
「チューがいいなぁ♪」
「ば、バカ!おまえ何いってんだよ!」
何考えてんだよ、こいつ。さすがにそれは・・・
「やっぱ私じゃ、駄目?」
徳永は下を向いてなんだか落ち込んでいるようだった。こいつにはほんとかなわねえなぁ。
71 :
最高:2006/11/19(日) 21:18:45.77 0
「なぁ徳永」
「なに?・・・」
おれは徳永の振り向いた瞬間おでこに軽くキスをした。
徳永の顔はさらに赤くなっていた。たぶんおれもそうなのだろう。
このあとどうしていいのかわからず沈黙の時間が数分続いた。
「じゃ帰るか。」
「うん。」
お互い家が違う方向だから正門のところで別れた。
こうして俺の今までで最高に緊張し、最高にうれしかった1日は無事終了した。
72 :
最高:2006/11/19(日) 21:19:46.51 0
数日後。昨日、前歯が抜けたという瀬尾が話しかけてきた。
「なぁお前彼女できたんだって?」
そう。あの日から俺は徳永と付き合っている。
「まぁな。」
「くぅ〜。俺様よりも先に彼女ができるとは・・・。おぬしなかなかやりおるな?っふふ」
「お前は死んでも彼女できないかもな」
「なにを〜!!!おい中村っ窓を開けて○○の足を持て」
「窓開けて、足もってどうするんだよ」
中村は瀬尾に問いかけた。
「決まってんだろ。窓から落とすんだよ。」
あぁなるほどといった表情で中村は窓を開け始めた。
「お、おい中村まで何やってんだよ!!」
「だっておれも早く彼女ほしいもん。瀬尾の気持ちよぉ〜くわかる。」
「ふざけんな、お前ら。悪かった。許してくれぇ〜」
俺は本気で謝った。つもりなのに瀬尾は
「ふっふっふ。瀬尾様お許しくださいませ。と言いなさい。」
くっくそぉー!
「瀬、瀬尾様お許しくださいませ。」
何言ってんだ俺。すると瀬尾は
「中村窓を閉めろ。おれの気がすんだ」
中村は指示通り窓を閉める。ほっと一安心。
遠くで徳永がこっちをみて笑っている。もちろん熊井も一緒だ。
おれも笑顔を返した。こんな日が何日も続いてほしい。そう思った。
あぁ〜今のおれ。すんげぇ最高!!
73 :
最高:2006/11/19(日) 21:20:20.96 0
以上です。
なんかほんと下手な文章ですいません。
74 :
名無し募集中。。。:2006/11/19(日) 21:24:20.10 0
まあ頑張りたまえ
雰囲気はいいもんあると思うよ
ただ1点だけ「誤る」→「謝る」だけ気になる
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マイハマン巡回中!
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のにゅのにゅマン巡回中!
最高さん激しく乙でした!
ちなこと友理奈のキャラとか上手く使えてると思います
後は友人達がもう少し話に絡めたら深みが出たかも?
次回作も期待してます!
最高さん乙です!読みやすかったし良かったです
次も期待してます!
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マイハマン巡回中!
今日は金曜日。
明日は土曜日。
それは当たり前のことだけど、私にとってはウキウキウォッチングなのだ。
放課後、民謡を鼻歌で歌いながら帰ってると、大声で電話してる女の子がいた。
よく見ると携帯を持っていない。
あぁ、この子イタイ子なんだと素直な感想を抱いてみた。
あの子にしか見えない携帯電話で、一体誰と話しでいるのだろうか。
気になって会話を聞いてみることにした。
数分後。どうやら地球外生命体と会話してるらしい。
日本語に近いけど、どうも日本語じゃないみたいだ。
ときどき空に向かって、「あばばばばばばばば」とか叫んでるもん。あの子は、もしかして違う星から来た宇宙人なのかもしれない。
もしかしたら自分の星に帰れなくて困ってるのかもしれない。
よし、私になにかできることはないだろうか。もしかしたら、地球人と宇宙人の交友関係を築けるかもしれない。
私のおかげで宇宙戦争なんて起こらないのかもしれないぞ!よし、ここは私の腕の見せ所だ!桃子ガンバ!
いきなり近づいてあの宇宙人をびっくりさせちゃいけないから、後ろからそ〜っと近づいてみよう。
いや、そ〜っと近づいたら余計に警戒するかもしれない。
そうだ、あたかも昔から友達だったかのように振舞えばどうだろう?
いい考えだよね?さすがは私だ。ナイスアイディア桃子!
よし、あの子の後ろからスキップしながら「ひさしぶり〜」って言ってみよう。
なんかビックリさせっちゃったみたい。
やっぱり後ろから急に声かけられたらビックリするよね。
今度からは気をつけるぞ。ドンマイ桃子!
なんか、ビックリしすぎてコンクリート塀に後頭部ぶつけて倒れちゃったみたいだけど、大丈夫だよね?
白目むいちゃってるけど、この子は宇宙人だから元々白目なんだよね?
あ、もしかしたら、死んだふりしてるのかもしれない!
私たち地球人が熊に会ったら死んだふりするように、この子宇宙人たちも地球人に会ったら死んだふりするように言われてるのかもしれない。
だとしたら、こんなとこにいるとこの子は宇宙との交信の続きができないじゃないか。
よし、早急にここから立ち去ろう。
今日の晩御飯はカレーライスだ。かれこれ5日間カレーライスだけど、明日はきっとカレーうどんだよね。
だって明日は土曜日だもん。
夕暮れ街を スキップしながら 桃子は我が家へ帰ってく
ある街のある場所の嗣永桃子の金曜日の出来事。
おしまい
ワロス
最高さん乙です
タイトル見たときはいま「いちかな…」って思ったけど
読んでみたら読みやすいしほのぼのしててとてもよかったです
もうちょっと長くしてちなみとの絡みを増やしてほしかったかな☆
松本乙
金曜日の出来事はシリーズものか?前にもあったよな?
面白かったからいいけどwww
深夜に松本キテたーー!!
宝探しの続きもよろしく!
ho
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前スレ473の続きです
腹も膨れたところで、散歩がてら近くのコンビニへ今日発売のマンガ雑誌を買いに(できれば立ち読みで)
出かけることにした。
9月に入ったというのに、外の空気はまだ涼しいというには足りず昼間の熱気が残っているようで歩いていると
汗がじんわりとふき出してくる。
夜空を見上げれば、雲もなく星空が広がっているけれど、夏にみんなで訪れたあの場所で見上げた星空には
到底かなうわけもなく、ここが東京なんだということをいやがおうでも実感させられる。
頼りない街灯の明かりだけの道路から、角を曲がりぱぁーっと一帯が明るくなるとこの辺りで唯一のコンビニだ。
店内にはバイトの店員と配送のおじさん、そして会社帰りらしいサラリーマンが2人ほどいるだけだった。
このコンビニでは立ち読みしていると注意されてしまうという珍しいコンビニで、毎週店員と俺との、マンガ雑誌
を買うか買うまいかの鬩ぎあいが続いている。ここ2週間は俺の負けでマンガ雑誌を買うハメになっていて、今週
こそは! との思いを胸に秘め俺はコンビニへ足を踏み入れた。
俺は早速雑誌コーナーに行き、目当てのマンガ雑誌を手に取る。
バイトの店員は配送のおじさんから商品を受け取っていてこちらには注意が向けられていない。
(今だ!)と判断した俺は通常の3倍のスピードで毎週楽しみにしている連載マンガを読み、続いて愉しみ順に
読み進んでいく。
店員の注意がこちらに向かっていない隙をついて、読みたかったマンガを全て読み終わった俺は、久しぶりの勝利
者の感覚に浸りながら意気揚揚とコンビニを出ようとした。
「あれ? 早田君」
ドアのところで誰かに声をかけられた。
誰かに、というのは正しくないか。
声で誰かはわかったから。
振り向くと、コンビニの袋を下げている友理奈がいた。
「おお、くまいちょー。こんな時間にどうし…ぐは!」
振り向いた場所が悪かった。
自動ドアに渾身の力で挟まれ、俺は潰れたカエルのような情けない声をあげた。
「だ、だいじょーぶ? 痛そうだけど…」
心配そうに言う友理奈。「平気だよ」とは言ってみるものの、予想していなかった所からの一撃なもんだから
実はものすごく痛かった。でも友理奈の前でこれ以上情けないカッコはできない俺はやせ我慢。
痛む体を抑えながら、夜の道を2人で歩き出す。
「早田君の家って、こっちなの?」
「いや、ちょっと違うけど、夜の散歩。」
「そうなんだ。なんかいいね」
なにがいいのかよくわからないが「まあね」と返す。
「くまいちょーは塾の帰り?」
「うん。私の周り、頭のいい子ばっかりだから。なかさきとか、愛ちゃんとか…」
「えなりがいるじゃないか」
確か通知表を見せ合いっこしたとき、2人は同じような成績だったはずだけど…。
「いや〜、それがねぇ。ここだけの話なんだけど」
「ふんふん」
「今回千奈美ちゃんに初めて負けたのよね〜。それがもうショックで……」
と、冗談ぽくよろめいて見せる友理奈。あまりショックでもなさそうだ。
「まあそういうわけで、お母さんに塾へ行きなさい、と言われてしまったわけなんです」
「そっか。ウチは超放任主義だからそういうの全然ないなぁ。なさすぎて将来不安になるよ」
俺と友理奈は、顔を見合わせて笑った。
「そうだ、今日さ、転校生が来たじゃない?」
「うん、来たね」
「早田君は、転校生の夏焼さんを見て、どう思った?」
「へ?」
「あの…その…、すごく可愛い子だったじゃない? 実は早田君のタイプとか?」
「ああ、そういう事か。みや…えっと、夏焼さんは確かに可愛いとは思うけど、別に…なぁ…」
「告白とかされちゃったら?」
「え? ないない、絶対ない。もし仮に万が一試しにそういう事が起きても絶対断るし」
タイプどころか一生もののトラウマですから!
「そうなんだぁ」
その言葉には、隠し切れない嬉しさがにじみ出ていた。
つづきます
乙です!!
932さん乙です!!
いつも更新を楽しみにしてます
932さん乙です
みやびちゃんに告られて断るとか
早田君はまだまだ分かってないなあ
乙
断れないだろ腕づくで
>>105 前スレ見たら分かるよ・・・・・
これに出てくる雅じゃ誰だって断るから・・・・
でも、そんな雅が大好きです
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110 :
名無し募集中。。。:2006/11/20(月) 22:51:44.17 O
ほ
そういえば今日は舞波っちの・・・
ほ
113 :
名無し募集中。。。:2006/11/21(火) 00:32:39.36 0
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115 :
一口保全:2006/11/21(火) 01:08:34.74 0
待ちに待った給食だ
どんなにこの時を待ちわびていたか!
さぁ、今日は何から手をつけよう
大きいおかずから?
う〜む、…それも悪くない
現に器に入ったビーフシチューは俺を誘うような艶っぽさだ
よし!
ここは牛乳からにしよう!
キンキンに冷えた牛乳ビンはまた食欲を誘う
さぁ、俺の腹に収まっちまいな!
……。
俺の手が止まる
はて、…妙な視線を感じる
誰だ?
周囲を見渡す
……。
謎は解けた
俺の手を止めた原因、…清水だ
清水が横目で俺を見ている
「何だ?」
俺の問いに首を振る清水
……。
ん〜、どうも腑に落ちない
こうして躊躇している間にも牛乳は温く、ビーフシチューは冷めてしまう
俺は咄嗟に清水の机の右端に追いやられていた牛乳ビンを手に取り
一気にそれを流し込んだ
「…あ、ありがとう」
清水は嬉しそうに言った
俺はビーフシチューに手をつけた
おしまい
一口保全さん乙です
乙です!
118 :
保全小説:2006/11/21(火) 02:23:13.01 O
最近、雅と桃子は仲が良い。
仲がいいのは前からだけど、最近特に仲が良い。
千奈美は二人がなにも言おうとしないので、自分から問い質して
119 :
保全小説:2006/11/21(火) 02:34:48.57 O
最近、雅と桃子は仲が良い。
仲がいいのは前からだけど、最近特に仲が良い。
千奈美は二人がなにも言おうとしないので、自分から問い質して、「んひひ〜」という桃子の軽い笑声と、「や……まあ」という雅の中途半端で曖昧な頷きによってそのことを知った。
そのことについては、まあ、喜んだ。ラブラブなのはいいことだ。
二人は、千奈美がいるときは隣同士で歩いていても手を繋がない。二人きりのときは繋いでいるらしい。
何かとウワサノフタリのため、彼女たちのすぐ側にいる千奈美の耳には色々入ってくるのだ。
手ぇ繋いで歩くくらいいいじゃん、と千奈美は常々思っている。
彼女たちは、『三人』が『二人と一人』になることを嫌がっているようだ。
それについては、ちょっと気に入らない。
120 :
保全小説:2006/11/21(火) 03:38:21.62 O
あ、続きます
ほ
おはほ
ほ
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ほ
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127 :
FLA1Aal162.okn.mesh.ad.jp:2006/11/21(火) 15:33:39.42 0
ほ
ほ
ほぜん