1 :
名無し募集中。。。:
2 :
1:2006/11/03(金) 04:57:57.18 O
つーわけでチェックしたらいきます!
痛い・・・・ナイフの刺さった小春の右腕が痛いッ!!
う、腕が上がらないィ・・・・これは痛みによるものなんだろうが、
まるでズッシリと重たいものが腕に引っかかっているような錯覚を覚えた。
「う、う・・・・」
でもナイフが独りでに消えたり現れたりするわけがないよな・・・・
それは非科学的すぎるよな・・・・
だがこの状況で科学的云々というのは無意味だってことは、じゅうぶんわかっている。
そうなると…考えられる可能性は一つしかない!!
「寺田の能力!?小春のノドに針を刺し、ナイフを一瞬この世から消したのは…ッ!!」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
とにかくナイフを引っこ抜かなくては…!!
傷口を広げぬように、そうっと引っこ抜くんだ。
い、いや・・・・・引っこ抜いている暇はない!!!
寺田がこっちへ向かって駆け出してきているぞッ!!!?
「う、うわあぁッ!!!!!」
「くらえィ!!久住ッ!!!」
ヤツのスタンドの右足が地を踏みしめピーンと張った。
あれは・・・・軸足にしているッ!?
こいつッ!!左足で蹴りを放とうとしているんだ!!!
まずいッ!!アレを狙っているんじゃあないのか!!?
間違いない・・・・あそこを蹴るつもりだッ!!!
「な、No.3ッ!!!!!!!」
『シバッ!!!』
ピキ…パヒュッ!!!!
蹴りを受けるより早く、腕に刺さったナイフを側にいた『No.3』が分解して取り除いたッ!!!
血をせき止めていた栓を失った傷口からは生暖かいものがドロッと湧き出して来る。
だが、腹をくくらなければならないのはここからだ…ッ。
ヤツの蹴りはもうすぐそこまで迫っている!!!
メメタァッ!!!!!!!!!!!!!!ミシッ…
「うげッ!!!」
寺田の『シャ乱Q』が放った蹴りが小春の傷ついた右腕を襲った。
その勢いで、小春は左の方…部屋のさらに奥にあったソファの上に突っ込んでしまう。
やはり・・・・ナイフの刺さった右腕か・・・・・!!!
「うーん、おしいなぁ…蹴りでナイフをさらに深く押し込んでやろうと
思っとったんやけど…あかんなぁ〜、しかもお前にナイフ取られてまうとは…」
寺田が呑気に言ってみせた。
「くそ・・・・・腕が・・・・・ケガしたところを狙うなんて・・・・・ッ」
なんて残忍なヤツ!!
蹴られた腕の感覚がぬるい・・・・折れてはいないみたいだが・・・・
骨にヒビが入ってしまったかも・・・・
「久住・・・・・俺はな、無駄なことに時間をかけん主義やねん。そろそろマジで
いかせてもろてええかな?こうして話してるのも時間の無駄やと思わんか?
会話をするということは…そいつの生きている時間を、話を聞いてもらうために
もらっていることと同じなンや・・・・・これから死ぬだけしかないおまえのために、
なんで俺の大事な生きている時間をやらないとあかんねや、なぁ…?」
シャ乱Qの右の拳が妖しく光り始める。
ギラギラと、目に毒な揺らめきだ・・・・スタンドのグローブが発光しているのか?
・・・待てよ。
そういえば・・・・さっきナイフを投げつけてくるときもあんな光が・・・
「おまえ、本当いい女だったで・・・・なぁに…一撃で済ますさかい!!!」
く、くそ・・・・・休ませてもらえない・・・・・考えている暇がないッ!!!!!
こいつ、一気に決めてくるつもりだッ!!!
シャ乱Qがギラギラと光り輝く右腕を振り下ろしてくるぞ!!!
「これで終わりや!!吹き飛べッ!!久住!!!!!」
う、うわあああああああああッ!!!!
この拳だッ!!この右の拳に何か秘密がある!!!
あの輝きは何かを秘めているからこんなに光っているんだッ!!!
な、殴られてはまずい!!
絶対にこの拳に殴られてはならないッ!!!
あ・・・・アレをやるしかないのか?
この身体がもつかどうかわからないが・・・・いや、でもこの拳に殴られたら
もっと取り返しのつかないことになる気がする・・・・・
うぬーッ!!もう迷っている時間はない!!!
「み・・・・ミラクル・ビスケッツゥゥゥゥゥゥッ!!!!!!!」
『マ…マジカヨオォォォッ!!危ネェヨォォォォォ小春ゥーッ!!!』
『怯エテル暇ハナイワッ!!ヤツノ拳ガくるワヨッ!!!』
『小春ノ精神力ニ賭ケルシカナイッ!!イクゾーッ!!!』
ビキビキビキ・・・・・シパァアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!
「な、何ィーッ!!!!!!?」
ゴシャアアアアアアアア!!!
寺田が驚いた声が一瞬だけ聞こえて、小春の目の前は真っ暗になり何も聞こえなくなった。
シャ乱Qの拳は、小春ではなく小春が突っ込んだソファを殴りつけたようだ。
どうして寺田のスタンドは攻撃を外してしまったのか?
なぜなら・・・・
小春自身を・・・・分解したからだ・・・・ッ。
ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド
く・・・・く・・・・
こ・・・こいつは・・・・やっぱりきつい・・・・
このまま意識を・・・・・失うとマジに・・・・
い・・・・逝ってしまう・・・・・
笑い話にもならない・・・・・
このまま・・・自分のスタンドでバラバラに・・・・・なって・・・・
し・・・・死んでしまったら・・・・・
ビスケッツのみんな・・・・早く再形成を・・・・・・
小春の意識がなくなるその前に・・・・
そして・・・・・反撃するんだ!!!!
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
パシッ・・・・パシッ・・・・・
フゥッ・・・・・・
視界に光が戻る・・・・世界が時を刻む音が聞こえる・・・・
小春がヒザをついてるのは・・・・・寺田の机の上だ!!
かわしたぞ・・・・・ヤツの拳を・・・・・
「ビスケッツのみんな・・・・よくやってくれた・・・・・ハァ…ハァ・・・」
いつも思うが・・・・・この『自分を分解する』行為は本当に危険だ。
小春の意識が消えた中で再形成を行うこの行為はかなりの博打なのである。
もし、再形成をおこないきるより早く、ビスケッツまで逝ってしまったら・・・?
考えるだけでゾッとするよ。
小春の気配に気付いたのか、寺田が振り返った。
彼が小春のかわりに殴りつけたソファは・・・・
どこにもなくなっていた。
「なんてヤツや・・・・話には聞いた事があったが・・・・・自分を分解するとは・・・・
そのまま逝ってまったらどないするつもりなんや・・・・?」
「それが最善の方法だと思ったからです・・・・・あなたのそのスタンドの拳には
触れたくなかった・・・・・だからおこなったまでです」
「フム・・・・久住小春。おまえは中学二年生であり演劇部の部員としては
まだ一年弱と長くないが…14歳とはまるで思えんブッ飛んだスケールの判断と
行動をす…」
「うるさいッ!!!!!!」
ドガッ!!!
小春は立ち上がると、寺田が何か言い終わるより早く机の上に置いてあったペン立てを
ヤツに向かって蹴り飛ばす!!
「ムッ」
バンッ!!!
蹴り飛ばしたペン立てはヤツのスタンドが難なく弾き飛ばした。
なるほど・・・・・かなり反射神経、そして精密動作だな。
「失礼なヤツやな・・・・人が話している最中にそないなもん蹴り飛ばして来よって…
反則やで?ホント、せっかちやなぁ…」
「あなたの口数が多すぎるからです・・・・あなた・・・・無駄なことに時間をかけないと
おっしゃいました。ですが・・・・そのわりにはチンタラしすぎじゃあないですか?
それに、そこにあったはずのソファが"なくなっている"ことに疑問は多々あります・・・が」
初めにこの町の正義云々を語り…そのあと小春のノドに突き刺さった針。
目の前で一瞬消えてすぐ現れたナイフ。
そのあと、蹴りをはなってきたスタンド・・・・重要なのはここだ。
最後に、ソファを消し去った右拳の一撃。
無駄なことに時間をかけないと言うのなら・・・・・
なぜ、ナイフのあとに蹴りなんか放ってきたんだ?
初めからあの右拳で殴りにかかればいいものを、それをしなかったということは…
わ・・・・・・わかりかけてきた!!
こいつの・・・・シャ乱Qのスタンドの特徴がッ!!!
「あなたのスタンド…ひょっとして連続して『能力』を使えないンじゃあないんですか?」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
12 :
1:2006/11/03(金) 05:38:09.69 O
ここまで!
出来たとこまで出したいんすけど規制にやられそうなのでorz
起きてられればまた朝方出します!
では!ノシ
13 :
名無し募集中。。。:2006/11/03(金) 05:40:44.37 O
乙です
14 :
364:2006/11/03(金) 07:16:43.19 0
1さん新スレ乙ですー!
久々の自分分解キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
やっぱり限定された空間ではビスケッツは不利か…
東俣野くんのオルガンみたいな質量のある武器でもあれば話は別なんでしょうが…
しかし、前スレさん、915さん、マイマイさんのダメージが予想以上に大きい…
かくいう自分もかれこれ1ヵ月半ゲームをオナれてない……
……やるしかないというのか…俺も……「あれ」を……
15 :
名無し募集中。。。:2006/11/03(金) 07:58:36.40 0
乙!
16 :
364:2006/11/03(金) 08:29:14.36 0
17 :
名無し募集中。。。:2006/11/03(金) 08:53:42.66 0
「むぅぅ!アレは秘儀自作オナ(ゲー)貼りの術!」
「知っているのか!?雷電!!」
男塾式乙!
18 :
364:2006/11/03(金) 10:20:08.74 0
会社の仲間とフットサルしに行ってくる保全!
19 :
名無し募集中。。。:2006/11/03(金) 12:02:40.82 O
ほ!
20 :
名無し募集中。。。:2006/11/03(金) 12:02:55.08 0
,ィラ火、 `((ど迄;;;少゙_ノ‐'゙ //_人.ハ_,、 _/\/\/\/\/\/\_
┌(《炎(べj! `''゙゙´ じ'で,('ー-‐'" `ヽ \ く
___/ ゝ`‐h忙,ッリへ_(^ヽc‐'⌒´`7,イ'´(ハ(^ヘ、 ヽ< このときをまっていたっ!/
,/rく/*/`′`'~~´ //// ,ノイ‐-、 ''" } { / \
/|<./゙Y ) // //// `7| へ、:! ',ニ、〉ミ、 〉  ̄|/\/\/\/\/\/ ̄
,∠ イ_/人.///__/∠/ ト、_/∠_| ´ei川ィeヽ !{;レヘ ゝ _|\/\/\/\/\/|_
//\/`く./// // / ̄ ,,メ ̄王〈{ヽニノ;;,,、.ご_u jリイノ!i レ! \ /
{ / /!\/ / // / / / / / '++++' ,.イ'",.,.、,、,、,-、゙'";Y!i:{!; j} _/ くらえ! \
゙\_j/ // // / / / / / <ゝ /ノィ( ̄,二ニ)j゙ 、iトlトj!ジ'´ /\ 保全疾走だァ〜〜!! /
/ / // // / / / / /〃//〃, ノ {イリ!`ニ二´ i ;!川ト/ ,;: イ / \
'// // // / / / / |/ ゙〃〃/ ノ ! ル 川 jハ ジ'´ ""  ̄\/\/\/\/\/ ̄
21 :
名無し募集中。。。:2006/11/03(金) 12:49:41.92 0
>>12 1さん乙!
おぉッ!!!燃える展開だッ!!!!!
本当にクライマックスなんだなァ〜とオラ、ワクワクしてきた。
>>16 364さん乙!!
まぁ心の傷はそんなに早くは癒えませんが積極的にめーぐるテンを摂取した
お蔭で取り合えずの所は心の整理は付きました〜。
・・・・・・・と強がってみるテスト
「男の仕事は痩せ我慢」を合言葉にがんがって生きたいですね・・・・
22 :
名無し募集中。。。:2006/11/03(金) 13:58:47.28 O
ほ!
23 :
名無し募集中。。。:2006/11/03(金) 14:56:25.96 0
も!
24 :
1:2006/11/03(金) 14:57:22.45 O
出す!
きらりちゃんが寺田に殺害されて、小春がこの部屋に飛び込んでから・・・
まだほんの二百数十秒…三分ほどしか経っていない。
しかし・・・・あとその半分にも満たない時間で最終の決着はつくであろう…
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
「もし、連続して能力を使えるのなら・・・・・小春はもっと翻弄されているハズです。
何がなんだかわからぬまま、そこにあったソファのように"この世から消されて"
いるはずなんです・・・・もっとも、まだ手加減しているというのなら話は別ですが…」
「この世から消されて・・・・・この世から・・・・?ンッン〜・・・・それはちょっと違うなァ」
小春のセリフに何か不満があったらしいな。
寺田は自分のアゴをなでながら首を傾げ、こちらを静かに見据えた。
「この世から消してなどおらんのやなぁ…久住、冥土の土産に教えてやるわ・・・・・
どうせお前はスデに『シャ乱Q』によって始末される運命にあるんやからな・・・」
ヤツのスタンドが右手をかざす・・・・・
再び光が集まり始めているッ!!
「シャ乱Qの特殊能力・・・・・それはッ!!『時を駆けぬける』能力ッ!!」
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!
"時を駆けぬける"能力ッ!!
「時を・・・・・駆けぬける・・・・?」
それが寺田の能力!?
ということは・・・・・さっきまでそこにあったソファは・・・・?
「"背中を後押しする"って表現があるよなぁ・・・・迷っているヤツの背中を
後押ししてやるっつーアレや・・・・本来ならこの時間から消え、未来へ駆けていくのは
ソファではなく久住、お前やったンや・・・俺の能力で間違えて後押ししてもうた
ソファはいったいどこまでブッ飛んでってしまったんやろうなぁ?二年後?三年後?
かなりの力でぶん殴ってんから十年ぐらい先の時間に飛んで行ったのかもわからんなァ」
ウオォン・・・・・ウオォン・・・・・
かざしたスタンドの右手の光が、ユラリ、ユラリ揺れている。
あの光が・・・・時を駆けるほどのパワーを持ったエネルギーのビジョンか…!!
「見えるか?聞こえるか?感じるか?この強力なスタンドパワーの揺らめきが・・・・・
これこそ我がスタンド能力…今度こそ貴様を時の彼方に吹っ飛ばしてやるわーッ!!」
ギュウウウウウウウウウン!!!!!!!
寺田が机の上に立つ小春に向かってきた!!
・・・・・次の一撃で決めてくるようだ。
自分の能力を敵に教えるという事は、その能力にかなりの自信があるということッ!!
小春をッ!!時の彼方とやらに吹っ飛ばそうとしている!!
だが・・・・・それぐらいで慌てる久住小春じゃあないんだ。
演劇部のミラクルエースだということを!!
たった今あなたに思い知らせてやるッ!!
小春は・・・・再形成係のビスケッツを四人、正面に構えて見せた。
「舞美ちゃんが言っていた・・・・"冥土の土産に教えてやる"と口にした者は・・・・
どんなに狡猾で頭の切れる優れたヤツでもそれがアダになってやられると・・・・・
それはなぜか・・・・・・理由はただ一つだッ!!!!」
「何をゴチャゴチャ言っとんのや!?これで・・・・さよならやでーッ!!!」
「そうそれはッ!!そいつが"勝った"と思い込んでいるからだ!!!
勝ったと思ったとき!!そいつはすでに敗北しているッ!!!」
ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!!!!
スタンドの拳が小春に迫ってくる!!
なんというスゴ味!!
だが・・・・・絶対に屈するもんかッ!!!
いまだッ!!!
「ミラクル・ビスケッツ!!!」
『アイアイッサァー!!!!』
ピシッ!!ピシピシッ!!!
寺田の攻撃を受けるより早く再形成したもの・・・・・
銀色に輝くそれは・・・・!!!
「な、なんや・・・・ッ!!!」
「あなたが毎日研いでいたとか言うナイフの切れ味・・・・・よく味わって
みるといいですよ・・・・・自分の身体でね!!!!」
バァ〜ン!!!!
さっき小春の右腕を傷つけた寺田のナイフを再形成したッ!!!
寺田に向かって飛ばしてやれッ!!ミラクル・ビスケッツ!!
『ソウレッ!!返シテヤルゼェーッ!!!』
『貫イテクレルーッ!!!』
ドヒューンッ!!
「俺のナイフやと・・・・・・フン、何かと思えば・・・・・そないな程度で
この俺が立ち止まるとでもッ!?足止めにもならんなァ〜!こんなもんッ!!!」
バシィッ!!!!!!
飛ばしたナイフはいとも簡単にヤツのスタンドの左腕で弾かれ、床に叩きつけられた。
寺田が向かってくるスピードは依然変わらない。
右拳を・・・・・振り上げている!!
小春をしとめようと心に決めているッ!!!
「終わりや久住ッ!!キサマの時は駆け出すッ!!!くらえィ!シャ乱・・・・・」
「・・・・・・・・忠告します。あなたのその右腕・・・・・今すぐ自分を守るために
使った方がいい・・・・・よそ見してちゃダメダメですよ」
「ッ!?キサマこの状況で何を・・・・」
『ヤッタゼ』
『エェ、コンナ近クマデ近ヅケタワ』
「・・・・・・・ハッ!?」
やれやれ・・・・ようやく気がついたようだな・・・・
小春がビスケッツにナイフを飛ばさせた真の意味を・・・・
『コイツ…思イコンデイタゼ』
『小春ちゃんニ勝ッタト思イコンデイタノネ』
『コイツニ近付キタカッタンダヨナァーッ!!スゴク、スゴク近ヅイテ
乙女心チャンス!!!』
「な、なんやこいつらーは・・・・・いつ間に俺の左腕に・・・・・集まってたんや?
まさか・・・・さっきの弾いたナイフに取り付いて・・・・」
「きらりちゃんの仇、討たせてもらいますよ・・・・この想いは止められない」
「や、やばいッ!!こいつらー・・・距離が近すぎるで・・・・は、早く振り払わねばッ」
パキィ!!
「うぐッ!」
おっともう遅い・・・・・
ビスケッツの"分解する"能力が寺田の左腕にヒビを入れ始めた。
「お、俺の腕に・・・・・ヒビが・・・・・・?こ、こんな豆粒ごときにこの俺が・・・・・
ひ・・・・・捻り潰してくれるわ!!」
寺田がビスケッツの3人を睨む・・・・・そうはさせるかッ!!!
「いくよビスケッツのみんなッ!!!!」
『ウシャアアアアアアアアッ!!!』
『イィィィッ!!ハアァァァァァ!!!』
演劇部も・・・・・
あなたの自己満足でしかない正義も・・・・・
「これで終わりだぁーッ!!!バラバラバラバラバラバラバラバラ!!!」
パキパキパキパキパキパキッ!!!!!
「ぬぐううううううううッ!!俺の身体がッ!?なんやァこれはあああッ!!!」
寺田の腕に生じた亀裂が腕を上り、胴体、足、頭部へと伸びていく。
ビスケッツの3人による直線的な行ったり来たりの攻撃だッ!!
銃撃のようなビスケッツの体当たりでヤツの身体を余すところなく
バラッバラに分解してやる!!!
「バラバラバラバラバラバラバラバラバラ!!!!」
『バラ!!』
『バラバラッ!!!』
ビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシッ!!!!
寺田の全身に余すところなく亀裂が入る!!
そして・・・・・・ビスケッツがそれぞれ星を描いた時・・・・・・
「き・・・・・・・キサマなあぁんぞにィーッ!!!!!!!」
これがミラクル・ビスケッツの"分解"する能力だぁーッ!!!!!!
ビスケットが粉々に割れるようなビジョンでッ!!!
くたばれ寺田光男ォーッ!!!!!
「ぬぐわああああああああああああああああああああああッ!!!!!!」
「バラバラバラバラ・・・・・・・・・・・バラライカ!!!」(砕け散れ)
ビシッビシシィッ・・・・・・バッゴォオォォォオォォオォォォオォォオォーッ!!!!!!!
サアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・
部屋に静けさが訪れた・・・・
終わったのか・・・・・・?
きらりちゃんの仇を・・・・・討てたのか?
いま、この部屋には小春以外に誰もいない・・・・
寺田の身体は、小春の前から跡形もなく消えてしまっている。
張り詰めていたものが取れたような気分だ・・・・小春はぐったりと
その場に力なくヒザをついた。
ちょっと呆気ないような気もするけど・・・・寺田に勝ったんだッ!!!
でも…
…本当にこれで終わりなのか?
36 :
1:2006/11/03(金) 15:33:18.86 O
ここまで!
ではでは!ノシ
37 :
名無し募集中。。。:2006/11/03(金) 16:14:52.03 0
乙!これは続きが気になるゥーッ!!
38 :
名無し募集中。。。:2006/11/03(金) 17:14:41.17 0
人稲!
39 :
名無し募集中。。。:2006/11/03(金) 17:42:41.33 0
乙ッ!
40 :
名無し募集中。。。:2006/11/03(金) 18:40:31.75 0
ホゼンッシッソう
41 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/11/03(金) 19:08:35.92 0
>>36 1さん乙!!!
>バラライカ!!!」(砕け散れ)
この誤訳っぷりが最高にヒートッ!!!!!!
42 :
名無し募集中。。。:2006/11/03(金) 19:41:44.84 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ メーグルグル
::::::ミゝリ|*‘ヮ‘)|つ
::::::⊂__つノ
天使めーぐる巡回中!
43 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/11/03(金) 19:43:33.71 0
めぐぅぅうううぅううぅううぅううううぅうーーーーーーーーーーッ!
44 :
名無し募集中。。。:2006/11/03(金) 20:21:05.17 0
何があったと思えば
そうか・・・そんなことがあったのか
45 :
915:2006/11/03(金) 20:33:12.20 0
>>364さん
気を遣わせて申し訳ないっす
今回は事情が事情だけに紺ちゃんの時以上のダメージ負ってますけど
伝え聞くところによるとそれでも今日のイベで℃-uteメンはみんな
元気にやっていたとか
明後日の大阪行きますんで自分も℃-uteに負けないように
笑顔で彼女たちに接してきたいと思います
あと、ゲームの方まず1面だけやらせてもらいました
こういうのも楽しいですね
でもその前にリボンの騎士もクリアしなきゃ(ノ∀`)
>>1さん
乙です!燃えるなあ、この展開
1さんの事だからさらにwktkな展開が来る事でしょう、期待大です
>>なんみんさん
長編乙です!
いやあ紺ちゃんがシブイシブイw
渋すぎて鼻の頭に血管が浮き出そうです
やっぱりなんみんさんのオナを待っていた甲斐がありました
自分もボチボチ次オナ書き始めてます。
なんとか来週中にはあげられ始めれば・・・
46 :
915:
あ、あとSBRの最新刊買ってきましたけど
おまけのスタンド解説、これは特別新しいって話が無さそうで
それでいてなんかゾクゾクくる事が書いてありますね
最初のページの言葉なんかどこかで使いたくなるw
それと表紙のジョニィがすげえ
荒木神はホントに神の領域に近づきつつあるなあ・・・・