【小説】リア消だったら誰に告ってた 第64章【キッズ】
1 :
名無し募集中。。。:
2 :
名無し募集中。。。:2006/11/02(木) 12:24:27.93 0
村上ショックで落ちてて悲しくなったので
僭越ながら立ててみました
>>1乙
いやはや、善も悪も節操の無い世の中になったものです
スレ立て乙
5 :
名無し募集中。。。:2006/11/02(木) 13:26:01.96 0
優恋続編でめぐの小説きぼん
ほ
しもた
あげてもた
スマソ
ほ………
ほぜ
前に一度だけ書いた事がある者です。
めーぐるで何か書こうと思うのですがいいですか?
たぶん夜になっちゃうと思いますが
是非お願いします
がんばってください!
ヨロ
早くから投下待ち
ほ
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::::::.\:★ノノハ のにゅ♥
::::::.ミゝ从*´∇`)つ
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のにゅのにゅマン巡回中!
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のにゅのにゅマン巡回中!
前スレ見たい!!
18 :
名無し募集中。。。:2006/11/02(木) 19:47:42.00 O
ラストに更新あった?
アゲハ一派とか逝かれた奴らのせいでめーぐるが・・・・・・
マジ許せん・・・・・
めーぐる作品投下待ち保全
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マイハマン巡回中!
投下待ち保全
>>1 激しく乙です!
932さんもめーぐる推しだったっぽいしモチベーションが心配だ……
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::::::ミゝ从 ’w’)つ
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マイハマン巡回中!
待ち保
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::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
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マイハマン巡回中!
まちほまちほ
ほ
ほ
ほ
30 :
9:2006/11/03(金) 03:20:15.30 0
頭の中で構成は一応出来たのですが
文章化するのが元々苦手なもので大幅に作業が遅れております…
絶対にギブアップせずに書き上げますが今夜中は無理そうです
もし待っている方いらっしゃったらごめんなさい
31 :
名無し募集中。。。:2006/11/03(金) 03:24:06.14 0
気にするな
自分のタイミングで書けばいい
マイペース!
マイペース!
ho
投下待ち
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マイハマン巡回中!
ほ
ぜ
ん
932さん投下待ち保全
40 :
名無し募集中。。。:2006/11/03(金) 17:13:02.88 0
モイキー
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のにゅのにゅマン巡回中!
>>22 このことが小説に何かしらのことで影響してくるだろうし・・・・・
めーぐる推しだったら精神的にかなりやばいと思われ・・・
実際めーぐる推しの俺が精神的にヤバイしorz
めーぐるが辞めた理由の真相は解き明かされないんだろうなぁ・・・・
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マイハマン巡回中!
投下待ち保全
45 :
空色:2006/11/03(金) 21:15:30.58 0
「んああああ〜」
気の抜けた声を出してあくびをすると体がもわわんとして気持ちが良い。
ここに誰かいるのならばできない行動の一つだ。こんな気の抜けた声、顔なんて人様に見せれない。
カッコつけと思われようが何だろうが少しでも自分を良く見せようとするのが人間の性。
それにしても授業中の屋上は誰も邪魔をしないし心地よく寝っころがれる。
秋という季節なのに良く晴れた空。朝は寒かった癖して今は暑い。暑い。暑い。
風が頬を軽く刺激する。少し生暖かいけど嫌いじゃない。
ギィ・・・
?!
「うわっ!!当たった!!・・・・・またここ?」
屋上の戸を開けたのは幼なじみの千聖だった。肌はコンガリ焼けていて顔つきが男っぽい彼女は
物真似が得意で時々やるのだが似ているのと似ていないとの差があって寒いのか寒くないのかはっきりしない。
良く男子から「岡井少年」とちゃかされることもある。歌がめちゃくちゃ上手い。
犬が大好きで犬の話ばっかしたりする。犬のシャンプーを使うこともある。
まだ、まだまだ千聖のことなら言える。階段は必ずどっちの足から降りるとか緊張したり恥かしいときにする仕草。
俺は千聖が好きなんだ。
46 :
空色:2006/11/03(金) 21:17:40.41 0
「っ千聖!今授業中なのになんで居るんだよっ!!」
「へへっ。保健室行くって先生に言って来た」
「・・・へぇ」
一旦音にびびって気づいて起き上がったものの、力が抜けてまた寝る。
先生かと思ってびびったお陰で自分の心臓の音が聞こえるほど脈が速くなった。
でもこれが千聖以外の人だったらこんなに脈が速くならないだろな。
「授業でないの?」
「勉強しなくても大体分かるし、面倒だし、先生はうるさいし」
「ふーん」
千聖が俺の横で俺と同じように仰向けになって空を見つめる。少し雲が多い秋空。
俺は恥かしくて千聖に背を向けたけど、千聖がどんな顔をして空を見つめているのか知りたかった。
いつの間にか爆睡して、起きたのは放課後。気が付くと俺等は向かい合って手を繋いで寝ていた。
まだ寝ている千聖の顔が愛しくて愛しくてたまらない。この顔を見れるのは幼なじみの俺だけの特権。
上着をそっと掛け、千聖の寝顔を見つめる。きっと今、俺は穏やかな顔をしてる。
空はすっかり秋空だった。
千聖が起きたのならば今まで誰にも言った事のない愛の言葉を贈ろう。
「好きだよ」
ーでお願いします10万までなら出せますから
え?スレ違いですか?スイマセン出直して来ます
47 :
空色:2006/11/03(金) 21:22:33.09 0
えーと初めて書いたので文章力がなくてすいません
イメクラ工房で投下しようとしたんですけどリア消スレの活気があんまなかったので
こっちに投下しました
岡井少年だからイメクラに投下しなくて良かったのかもしれませんねw
>>空色氏
みんな意気消沈中だったので激しく乙
ちなみに、
>ーでお願いします10万までなら出せますから
> え?スレ違いですか?スイマセン出直して来ます
ここさえ消せば短編になるので問題ないと思う
乙・・・・・
やっぱり皆意気消沈中か・・・・
って俺も人のこと言えないな・・・
歯磨いて風呂入ってジャスコにいってティッシュとトイレットペーパーを買って
それからミニストップで弁当を買いに行く前保全
51 :
名無し募集中。。。:2006/11/03(金) 22:40:33.76 0
>>48 イメクラ用にメモ帳に書いたとはいえ消すの忘れてました
有り難う御座います
sageろ
ちっぺ推しには堪らない作品キタコレ!
ほ
ぜ
56 :
名無し募集中。。。:2006/11/04(土) 01:28:30.79 0
ん
ついに千聖きたのかーーーーー!!!
保全
ご無沙汰してます。。
以前、こちらでお世話になってたんですが、就職してから、投下をやめてました。
12月までは、仕事も若干暇な時期なので、少し書いてみて、できれば近々、投下しようと思ってますんで、またよろしくお願いします。
最後に、長らく空けてしまい、ほんとすみませんでしたm(_ _)m
〜春〜
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
乙です!マイペースで頑張って下さい!
うはw嬉しい
春たんktkr
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
春さん!これからお願いします!!
キタ━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━ッ!!!!!!!!!!!
うぉぉぉぉぉおおおおおおおお
高まってきたぁぁぁぁぁぁぁあああああああ
前スレ見たい!!
期待保全
ho
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69 :
名無し募集中。。。:2006/11/04(土) 14:14:40.97 O
932=春 じゃねーの?
ほ
「テメェらいつまで寝てんだ!!! 早く起きねぇと永遠に眠らすぞ!!」
今日も、雅の一声で私たちの一日は始まる。
「毎日毎日朝っぱらからうるさいんだよなぁ…ブツブツ…」
「ちなこ、なにか言った?」
「いや、なにも…」
ベランダにテントを張って、そこを寝床にしてるちなこは、いつもベランダ越しに雅への不満を言うのだが、そういうとき限っていつもベランダが閉まってなかったりする。
今日も朝から、雅にゲンコツをもらってる。これで一週間連続だ!梨沙子の6日連続記録を打ち破ったのは、私だけが知っている。
「マーサ! また寝惚けてタンスぶっ壊しやがったな! このタンスはテメェの母ちゃんじゃねえって何回言ったら分かるんだよ!!」
マーサは、よく寝惚けて物を壊すことがある。どうやら、離れて暮らしているお母さんを思い出してタンスに抱きついてるみたい。
これでタンスを壊すのは14回目だ。
「とりあえず、マーサは朝飯抜きな」
「え! またぁ…」
「桃子、誰がテレビを観ていいって言った?」
「千奈美ちゃん」
桃子が黙ってちなこを指差す。
「はぁぁぁぁぁ!!? 私ぃぃぃ!!??」
「テメェかぁ!?」
「ちちちちちち違……」
時既に遅しってやつだね。ちなこ、安らかにお眠り…。
お? 雅がこっちに向かって歩いてきたぞ。しかも目つきがヤバい…
私なにかしたっけかな……?
「佐紀! 友理奈はどこいった?」
「え?」
そういえば見当たらない・・・。
「もしかして・・・」
すぐに、呼び戻さないと。
「ピーーーーっ!」
「なんだよその笛は?」
「くる・・・」
「は?」
私の持ってるこの笛を吹くと、いつでもどこでも友理奈が駆けつけてくるのだ。
「佐紀ちゃーーーーん」
やばい、この勢いは抱きついてくるな・・・
「お座り! お手!」
友理奈が私の目の前でピタリと止まり、お座りのポーズを取る。
このときだけは、友理奈の目線が私より下になるので、少しだけ優越感を得られるのだ。
「雅ちゃ〜ん! 買ってきたよ。ファミリートレーナー!」
「どうやったら、ペプシとファミトレ間違うんだよ!!」
出た!後ろ回し蹴り。
「だって同じカタカナ言葉だったから・・・」
「お前・・・いや、もう死んでくれ・・・」
雅、お前に同情するよ。
さて、私は開発中の新薬でも試すとするか。
今度の新薬はすごいんだよね。なんと、透明になれる薬なんだ!
これがあれば、映画もタダで観れるし、乗り物だって乗り放題だよ!
では、一口だけ・・・。
ゴクリ。
「誰!ここにおいといたアタイのお饅頭食べたの!」
「誰もオメェの饅頭なんて食べねぇよ」
はい、私です。ふふふ・・・まさか本当に消えるなんて思わなかったよ。こうなりゃ徹底的にみんなにイタズラしてやる。
「あれ?私のサイクロン号が消えてる?」
「あれ?私の携帯ストラップがない!」
「雅ちゃんからもらった、誕生日プレゼントのテレビ視聴10分延長券がなくなってる!」
「そういや、私の大事な」
「大事な理沙子ちゃんならここにいr」ガンッ ゴンッ ゴキボキ・・・ピクピク・・・
「大事な偽札の原版がねえ!!」
ふふふ。全部ここにあるよーんだ。あー、透明人間って楽しいなぁ。
「そういや、佐紀はどこいった?」
ギク!
「あれ〜?さっきまで部屋にいたんだけど・・・」
「怪しいな・・・友理奈!お前の嗅覚で佐紀を探せ!!」
「わかった! クンクン・・・・・・近くにいるよ」
ヤバ・・・どうしよ・・・
「近くって・・・」
桃子、お前私が見えてるのかよ・・・さっきから目が合いすぎ・・・
「・・・いないじゃん」
ホッ・・・やっぱ見えてないよね・・・
「おかしいなぁ・・・絶対この部屋にいるはずなのに・・・クンクン」
「キャプテンのことだから、透明人間になる薬でも飲んで、案外その辺にいたりしてね」
ちなこ、鋭過ぎだろテメェ・・・・笑ってんじゃねえよ・・・だいたい雅がそんなの信じるわけな・・・
「あり得るな・・・ちなこ、褒美にカニ缶2個な」
「よっし!!」
そのガッツポーズ腹立つ・・・
さて、どうしよ・・・・一旦家から出て、元に戻ってから何食わぬ顔して帰ってくれば・・・・
まてよ・・・そういやどうやったら戻れるんだ?元に戻れる薬なんて作って・・・
「ねぇ」
「ん? ちょっと待って、今元に戻る方法考えてるところだから・・・」
「ねぇってば!!」
「うるさいなぁ!用なら後にしてって・・・・あ、舞波・・・」
つづく
短編で終わらせるはずが長くなりそうな予感・・・
なにげに新作キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
76 :
名無し募集中。。。:2006/11/04(土) 18:09:38.43 0
みんなのキャラが違いすぎてウケルwww
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松本氏の気がする・・・
80 :
名無し募集中。。。:2006/11/04(土) 19:21:47.61 O
これは松本だな
松本だろw
松本か、、、
で誰?
春さん待ってました!!
強彼さんも復帰お願いします!
桃子のグルメツアーって今どうなってんの?
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マイハマン巡回中
松本復活したの?
だとしたらうれしい
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ディスたんほ
92 :
名無し募集中。。。:2006/11/04(土) 23:28:32.76 0
ほ
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マイハマン巡回中!
ほ
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ほ
ぜ
99 :
名無し募集中。。。:2006/11/05(日) 09:31:41.18 0
ん
春
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ho
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マイハマン巡回中!
松
竹
梅
ほ
このスレの人気作家って誰ですか?
一応全ての作品には目を通して見るつもりですが
109 :
名無し募集中。。。:2006/11/05(日) 15:37:12.26 0
各人各様
春タン待ち保
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115 :
名無し募集中。。。:2006/11/05(日) 19:58:46.81 0
ほ
116 :
932:2006/11/05(日) 20:39:23.96 0
932です。
仕事の方がやっと一段落したかと思ったらとんでもない事が起こっており
そのショックを引きずってしまい、どうにも書く気力が沸いてきませんでした。
舞台から退場させる事も考えましたが、如何せんメイン級にすえてしまってる為に、
プロットが全部ひっくり返ってしまうのでそれも出来ず、放棄も含めどうしようかと
土曜日丸一日考えて、とりあえず現状で続けることにしました。
いきなり言い訳めいた長文を投下してしまいすみません。
また、ご心配かけてしまって申し訳ありませんでした。
頑張れ
ってか舞波使ってるんだから村上退場させる理由がないじゃん
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::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
前スレ391のつづき
夏焼さんを見に来ていた他のクラスの男子の波を渾身の力で掻き分けるようにして教室へ戻ると、
驚いたことに早くも彼女のファンクラブができていた。
「お前のお陰で結構な数の男子が夏焼さんに流れたからな。あ、早田は夏焼さんに手を出すなよ」
前の席の男子がご親切に教えてくれたが余計なお世話だ。
そもそも手出してねーし! と叫びたい気分だったが、隣の席に当の夏焼さんがいる手前、俺は
「ハハハ」と乾いた笑いをするしかなかった。
ボス先生が教室に入ってきて2時間目が始まったが、始業日ということで授業はなくて、この時間は
2学期の各委員を決める事になり、1学期のクラス委員の進行で始まった。
俺は委員など面倒なものはなるべく避けたかったので殆ど名ばかりの園芸委員(それぞれのクラスに
ある花壇の世話をするのだけど、なんと今花壇には何も植えられていないのだ)か楽な掲示委員
(プリントなどをただ貼るだけ)を狙っていた。
1学期は楽だと思ってなった美化委員が思った以上に大変で(仕事は楽だったんだけど、週一回開催
される学校全体での委員会ミーティングがとんでもなく長くて必ず学校を出るのが最後になってしまう
くらいだ)えらい目にあったので、今回の委員選択において、事前にいろいろな委員のヤツにかなり
入念に聞き込みを行った程本気だ。
黒板にずらりと書かれた各委員の名前を見て、密かに闘志を燃やしていると、隣の席の夏焼さんが
話しかけてきた。
「早田君、この学校って、こんなにいっぱい委員があるの?」
「ああ。クラス全員が何かしらやらされるんだ。だから無理やり作ったようなのも多いけどね」
「そぉかぁ。前の学校は全員やるわけじゃなかったから、ちょっとびっくり」
夏焼さんは感心したように黒板を見ている。
「夏焼さんは何かやりたいのとかあるの?」
「う〜ん、よくわかんないけど、あまり大変そうなのはちょっと…ね」
と言うので、俺は簡単そうな委員を(えらい事になりそうな予感がしたので、自分が狙っているのは
除いて)いくつか教えてあげた。
「じゃあ、教えてくれた中のどれかにしようかな」
夏焼さんがそう言った瞬間に、恐らく俺と夏焼さんの会話が聞こえていたであろう周囲の男子の雰囲気が
変わったのを俺は見逃さなかった。
あーよかった。あいつらやっぱり聞いていたか。
各委員が順当に決まっていくなか、サプライズは図書委員だ。なんと勉強とか読書には全く縁がないと
思われていた井出(1年の1学期から給食委員一筋)が立候補し、そのあまりの衝撃にクラス中が固まって
しまった隙をついて、男子の立候補者1人ということでそのまま決定してしまった。
週に1度、昼休みと放課後に図書室の当番が回ってくる以外は結構楽な委員だけに、狙っていた奴も割と
多いはずだが、井出に決定してしまった後で我に返った者が殆どで地団駄を踏むしかなかった。
たぶん石村と一緒にって事なんだろうなぁと思っていたら、井出が俺と嵐にVサインを送ってきたので
サムズアップを返してやった。
「じゃあ次は音楽委員に立候補する人〜」
まだサプライズのざわめきが残る教室に、クラス委員がそう言うと何人かの手があがり、ワンテンポ
遅れて夏焼さんの手が「はい」という小さい声と共に恐る恐る挙げられると、更にその直後
「「「はいはいはいはいはいっ!!!」」」
という地鳴りのような声が教室中にこだまして、あっという間にクラスの半分くらいの男子の手が挙がる。
ったく、現金な奴らだ。
特に話し合いをするようなものでもないので、さっさと男女別にジャンケンで委員を決めると、女子は
夏焼さんが勝ち残り音楽委員をゲット。一方勝ち残りを決めた男子は喜びに打ち震えていた。
「希望通りになってよかったね」
と声をかけると、夏焼さんは嬉しそうに「うん」と頷いた。
俺も複数の争いになった園芸委員の座を、生来の勝負運を発揮しジャンケンに勝ち残り手中に収めた事で
2学期は何だか幸先のいいスタートが切れそうな気がしてきた。
その後で体育館に集合して始業式を行い、今日は午前中でおしまいだった。
2時半から道場で稽古を予定している俺はみんなと別れ、実に久しぶりにやって来た屋上で街の風景を
眺めながら、ずっと昔から学校の前で営業している北斗商店で買ってきたパンと牛乳で昼ごはんを済ませた。
空腹がとりあえず満たされた事でいい気分になってきた俺は、その場にごろんと横になる。
9月とはいっても昨日まで8月であり、太陽から降り注ぐ暑さはかなりのものだ。
日陰で休ませる身体に吹き抜ける風が心地よい。
目をつぶると、たちまち眠気が群れを成して襲ってくる。
その猛攻にあっさりと負けた俺が気づいたのは、プルプルと震える携帯電話だった。
「ん?」
まずは時間を見る。うん、まだ2時前だ。十分間に合うな。
画面にはメールが届いたとの表示が出ている。誰だ?
なんだ、めーぐるからだ。
題名:えーと
内容:聞きたい事があるから、今日サボらないでよねー
うーむ、聞きたいことってなんだろ?
123 :
932:2006/11/05(日) 21:21:49.25 0
つづく
乙
やっぱりすわりがいいな
乙栞菜
126 :
名無し募集中。。。:2006/11/05(日) 21:55:02.54 0
ho
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::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
>>932氏乙であります!!
めーぐるはめーぐるでも、932氏には932氏のめーぐるが存在すると思います
実在のめーぐるにはもう逢えないでしょうが、
物語を書き続ける限り、932氏は自分の中のめーぐると逢い続けることができます
932氏の中のめーぐるは932氏が逢いたいと思った時にいつでも逢えるのです
私も932氏のめーぐるに逢い続けたいので、これからも無理をしない程度に続けてください
ところで、
>>117-118の流れが微笑ましいですな
::::::::::::::::::::::::::::.
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のにゅのにゅマン巡回中!
130 :
名無し募集中。。。:2006/11/05(日) 23:51:54.01 O
キター
131 :
名無し募集中。。。:2006/11/06(月) 00:17:04.33 O
932氏キテタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
待ってました!!
>>122 メールのお陰で遅刻をすることもなく道場に到着した俺は、師範であるじいさんやめーぐる兄、めーぐると
共に稽古が始まる。
準備運動と基本メニューをこなした後、2組に分かれて組手が始まる。
今日のコンビはじいさんとめーぐる兄、俺とめーぐるだ。
女の子ではあるがなんといってもめーぐるはあのじいさんの孫だ。実力的には俺よりも上だと言っても
おかしくはないし、実際に組手での対戦成績も負け越しているのは俺のほうだ。負け越しっても1つだけ
だけど。
めーぐるの激しい牽制と踏み込みに難儀しながらも一本は取らせずに紙一重でさばいていく。
とは言うものの、手足の動きと口の動きは全く別だったりして、
「早田さ、今日来た転校生に、せいっ」
「転校生に? おわっとっ」
などと高速で拳や足技を繰り出しながらも器用に話す俺とめーぐる。
「なんか感じなかった? はぁっ!」
「っと! なんかって、何さ!」
ガッ!!
俺の右ハイとめーぐるの左後ろ回し蹴りが激突する。
激突と同時に右脚を押し込み、めーぐるが一瞬バランスを崩しかけたところを見逃さず、懐に潜り込み
ヒジを叩き込む――寸前で止める。
「よぉっしゃ! とった!」
思わずガッツポーズ。これで対戦成績は……えーと、数字は忘れたがこれで五分になったはずだ。
「あーあ、負けかぁ。う〜ん、どうも右に比べると左はダメだなぁ。軸がブレちゃう」
「軸がブレるなんて走りこみが足らんのだよ、走りこみが」
こうかなぁ、とか言いながら蹴りのバランスを試しているめーぐるに対して、勝ち誇ったように俺が言うと、
じろっと友理奈ばりの冷たい視線で睨まれる。
「合宿以降、走りこみをまともにしてない早田に言われたくない!」
ぐさっ。
ど、どうしてそれを………
「まぁいいや。後でおじいちゃんに見てもらおっと。……でさ、さっきの話の続きだけど」
「えーと、なんでしたっけ?」
俺の答えに、めーぐるは「はぁ〜っ」とため息をつく。
「ったく、アンタの頭は鳥頭か。転校生の話でしょ」
「ああそうか。思い出した。で、なんか感じなかったかって事だったよな」
「そうよ」
「うーん、夏焼さんが俺の体のあんなトコやこんなトコを触ったりしてくれれば絶対感じると思うんだが」
俺のアホな言葉を聞いているうちに、とんでもなく真っ赤になっためーぐるが
「バ、バカァッ! その感じるじゃないわよ! ド変態!!」
言うが早いか、カカト落としが炸裂する。
ゴスッ!
「ってぇ……冗談じゃないか……」
「私は、そういう冗談大キライなのっ!! 早田が気づいてないんだったら教えてあげようと思ったけど
もう知らない!」
む、無念……、ま、また一つ負け越し……。
めーぐる様の怒りに火をつけてしまった俺は、その勢いを止められずに負け越しを4つにまで大きくして
その日の稽古をようやく終えて、くたくたになって家に帰ってきた。、
「ただいまぁ〜」
靴も適当に脱ぎっぱなしで玄関からリビングに入り空いていたソファに倒れるように沈み込む。
「あーー……、ハードだった……」
「あらお帰り。ほら、こんなトコロで倒れこまないでよ。もうすぐ夕食の準備するんだから邪魔邪魔。
汗かいてるんだから、先にシャワーでも浴びて来ちゃいなさい」
母ちゃんが実の息子をしっしっと追い払う。うう、児童虐待で訴えてやるぅ。
道着を洗濯籠に放り込み、重い足を引きずりながら2階へ上がる。
ドアノブを回して何人たりとも侵すことの出来ない自分の聖域へたどり着き、ようやくそこで俺は安住の
地を得られる筈だった。
そう、得られる筈だったのだ。
「あ、お帰り。意外と遅かったね〜」
誰かが俺のベッドで横になりながら漫画を読んでいた。
いや、誰かではない。
そこにいたのは、夏焼……さんだった。
137 :
932:2006/11/06(月) 00:24:45.76 0
続きます
138 :
名無し募集中。。。:2006/11/06(月) 00:31:06.41 0
うm
ご苦労
気になる
乙です
帰ったら夏焼さんがいるとか
続きが気になります
おつ
ほ
乙
こういう更新嬉しい
ho
ぜ
ん
春たんマダー?
455さんとか青春さんとか戻ってこないのかな・・・
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::::::.\:★ノノハ のにゅ♥
::::::.ミゝ从*´∇`)つ
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のにゅのにゅマン巡回中!
150 :
名無し募集中。。。:2006/11/06(月) 13:06:04.15 O
ないよね
昔の作者がんばれ
今の作者もがんばれ
お
保全
本編はもう少しかかりそうなんで、とりあえずサブの作品を投下しときます。
久々なんで、話しが分かりにくいかもしれませんが..
155 :
名無し募集中。。。:2006/11/06(月) 19:31:16.35 0
うm
頑張るように
156 :
〜春〜:2006/11/06(月) 19:33:08.84 O
小学6年生〜春〜
(昼休み)
「はぁ...(今日も〇〇くん、あの人達と勉強してるのかなぁ)...」
雅はそんなことを考えながら、深いため息をついていた。
昼休み、ちょくちょく4組にきていた〇〇が、ここ最近、来なくなっていた事を、雅は少し心配していた。
「...(〇〇くんの事は信じてるけど、離れてると、やっぱり)...あっ!」
そんな不安を抱いていた雅のもとに、他クラスに遊びにいっていた愛理が帰ってきた。
「雅ちゃん雅ちゃん!またいろいろと、おもしろ話しを仕入れてきたよ!」
「ほんと!聞かせて聞かせて!!」
157 :
〜春〜:2006/11/06(月) 19:34:57.81 O
>>156 待ってましたといわんばかりに、身を乗り出す雅に対し、愛理はゆっくり自席に着くと、ここ最近、他クラスであったさまざまな出来事を、雅に話し始めた。
なにかと社交的な愛理は、他クラスにも友達が多く、いつもいろんな話題をもってかえってきては、それを雅に話していた。
その中でも、雅が特に楽しみにしているのが3組の話題で、4組の雅にとっては、愛理がもたらすその情報が、いろんな意味でとても貴重だった。
そして雑談は進み、話題は3組の給食の話しに...
158 :
〜春〜:2006/11/06(月) 19:37:35.22 O
>>157 「...でねでね!桃ちゃんたら、〇〇くんが最後に食べようとしていたプリンを、あれこれ駄々をこねて、もらったらしいの..」
「えっ..また?、確か前は、〇〇くんのヨーグルトを勝手に取って食べたっていってたし、その前は、果物ゼリーも..」
「うん、なんか桃ちゃん、好きなデザートが給食にでたら、自分のだけじゃもの足りないらしくて、毎回、〇〇くんにもらうつもりでいるみたい...」
「なっ..(なんて図々しい)..で..でも、さすがにそんな事を毎回されたら、〇〇くんも怒るじゃ..」
「チッチッチッ」
そんな雅の発言に対し愛理は、人差し指を左右に振りながら、甘いわ雅ちゃんと言わんばかりの表情で、再び話し始めた。
159 :
〜春〜:2006/11/06(月) 19:41:30.26 O
>>158 「そこが〇〇くんのすごいとこでね、なに言うこともなく、普通にあげちゃうんだって..」
「そっ..そんな、何も言わないなんて...」
「〇〇くんて、昔からすごく気前がいいのよねぇ...多分、桃ちゃん以外の子が同じ事しても、怒らないわよきっと...てか、こんな事するの、桃ちゃんくらいだけどね、クスッ」
「...(ほんと、なんて女なのかしら..てゆうか、〇〇くんも〇〇くんだよ、そんな事されて、なにも言わないなんて...ハッ!!...もしかして〇〇くん、その見返りに、あの女になにかしてもらってるんじゃ)...」
そんな感じで、あれこれ深く考え、困惑していく雅をよそに、愛理はさらに話しを続けた。
ほ
161 :
〜春〜:2006/11/06(月) 19:46:49.84 O
>>159 「...にしても、あの〇〇くんが、昼休みに勉強している姿には、ほんと目を疑うわ」
「...今日もやってるの?」
「うん、頑張ってた.....と言いたいとこなんだけど、いつものごとく、〇〇くんの右隣りに座ってる桃ちゃんが、やたらと〇〇くんにぴったりくっついて、ちょっかいだすもんだから、なんか〇〇くん、集中できてない感じだし」
「...うん」
「そうこうしてたら、今度は左の席の舞美ちゃんが、ちゃんとやれって感じでキレだして、いつものごとく桃ちゃんと喧嘩になっちゃうの。
...なんか勉強会なのに、すごく騒がしくて、見てる方からしたら、すごくおもしろかったよ!
まぁ、そんな2人の間に挟まれてる〇〇くんは、すごく大変そうだったけど...クスッ」
162 :
〜春〜:2006/11/06(月) 19:48:58.41 O
>>161 「...(いいなぁ、私も〇〇くんと..)」
楽しげに勉強会の事を、勢いよく話し続ける愛理とは対照的に、雅はそんな感情を抱きながら、さみしそうな表情を浮かべていた。
(キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン)
そうこうしている内、昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴り響いた。
その予鈴を聞き、教室にいた他クラスの生徒は、それぞれの教室に帰り始め、外にいた生徒も、まちまちに教室に戻ってきていた。
そんな中、愛理の元に、他クラスの女子が、なにやら大声を張り上げながら、やってきた。
163 :
〜春〜:2006/11/06(月) 19:51:54.76 O
>>162 「愛理ちゃ〜ん、愛理ちゃ〜ん!」
「あっ、千奈美ちゃん、どしたの?」
「悪いんだけど、社会の教科書貸してくんない?」
「うん、いいよ」
「あんがと!...あっ、そういえば愛理ちゃん、あの噂、聞いた?」
「あの噂?」
「ほらっ、後藤くんの...」
「ああ、後藤くんが舞美ちゃんの事を.....」
...
そんな感じで、おしゃべり好きな2人の会話が弾む中、
「...(うん!決めた!!)」
雅は心の中で、なにかしらの決意を固め、前の席で談笑を続けている愛理達を後目に、急いで3組に向かった。
つづく
春たんキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!
リアルタイムで読んじゃった〜!
春さん乙です!!
雅の次の行動が気になります
もう完全復活ですよね?続き待ってま〜す
166 :
名無し募集中。。。:2006/11/06(月) 19:57:19.80 0
はい、おつかれおつかれ
書くの忘れてた
前スレ見たいんですけど誰かhtml持ってませんか?
春さん乙!!
本編投下待ってます!!
エロ
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::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
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マイハマン巡回中!
172 :
るんるん:2006/11/06(月) 22:15:13.34 O
慰める友理奈
泣きやむまあさ
二人は仲良し
おしまい
173 :
名無し募集中。。。:2006/11/06(月) 22:16:55.68 0
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
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マイハマン巡回中
春タソの復活をどれほど俺は心待ちにしてたか(つД`)
>>136 今日最大のサプライズ!
夏焼さんの姿がなぜ俺の部屋にあるのか全く理解できず、ただ呆然と立ち尽くすだけの俺を見て、彼女は読んでいた漫画を閉じて
反動をつけて体を起こす。
ベッドにあぐらをかいて、学校では絶対に見せなかったような表情でにへ〜っと笑う。
座り方が座り方なもんだから、スカートの中が「ちょ、おま!」状態で見えちゃってるんですけど!
何を言っていいのか思いつかず、あわあわしている俺に夏焼さんが先に話し出す。
「ねー、もしかしてとは思ってたけどさー」
「はい?」
「シンはホントに忘れちゃったの? 雅のこと」
へ?
シン?
確かにそりゃーあっしの名前でございますが、一体何をおっしゃっているんでしょうか? この方は。
俺の顔にハテナマークは浮かんでいることに気づいた夏焼さんが
「じゃー、こうしたら思い出せるかなぁ〜」
そう言って意味深な笑みを浮かべて俺に近づくと、どこかで見たことのあるような構えを…
「村上流奥義! 星雲乱舞!」
何この人! いきなり高速の蹴り技のオンパレード!!!
てゆーか、ここで何で村上流の技が出てくるのさ!!
俺は咄嗟にかわしきれず最初の2、3発を喰らってしまう。
狭い俺の部屋では裁ききるのも一苦労で、意味もわからず防戦一方な戦い(?)を強いられてしまう
「ほれほれほれほれ!!!」
笑顔で迫る夏焼さん。
学校じゃこんなキャラ微塵も見せてなかっただろー!!
都合30発も蹴りを繰り出してくれたところで唐突に動きを止める夏焼さん。
「さあ、思い出した?」
「それどころじゃなかったんですけど……」
そう言うと「ほほう、まだ喰らいたいですか」と彼女の足がすぅーっと上がって行き、完全にカカト落とし1秒前の状態に。
だから!
夏焼さんパンツ丸見えですってば!!!
その時。
俺の脳裏をまるでフラッシュバックのように一つのシーンが浮かんで来た。
夕焼けに照らされる、村上道場の近くの公園。
いつものように砂場で遊んでいる、まだ幼い俺とめーぐる。
そしてもう一人………
みやびちゃん。
もう一人の幼なじみ。
「みやび……ちゃん?」
おそるおそる俺が声に出すと、夏焼さん…いや、雅ちゃんは上げていた足をすっと降ろした。
「やーっと思い出したか。このバカシン」
口調とは裏腹に、その瞳にはみるみるうちに涙がたまっていき、喉の奥から嗚咽が漏れ、ダっと俺の胸に飛び込んで来る。
その体を受けとめる形になってしまった俺は、どうしていいかわからずとりあえず雅ちゃんの背中に腕をまわして抱きしめる。
見ようによっては恋人のようなその体勢は、俺による情けない程の絶叫で崩れることになった。
「い、いってぇぇ〜!!!!」
ち、ち、乳首がぁぁぁっ!
ぎゅぅっとひねられてますぅ!!
「ふふふ、昔と変わらずシンは甘いね〜」
天使のような悪魔の笑みで、雅ちゃんは微笑んだんだ。
179 :
932:2006/11/06(月) 23:34:17.43 0
また続きが出来たら書かせていただきます。
という事で自分からも……
春さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
待っててよかった!
180 :
名無し募集中。。。:2006/11/06(月) 23:45:00.15 O
お前らの好きな作家誰よ?
春さんキテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!久々に乙です
みやびちゃんももこに負けるなー
932さん乙です
みやびちゃん幼馴染だったのか
ティクビつねられるとかうらやましすぎるw
::::::::::::::::::::::::::::.
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のにゅのにゅマン巡回中!
春さん、932さん乙です! これから毎日が楽しみです。
184 :
るんるん:2006/11/07(火) 01:19:40.22 O
るんるんという言葉を聞いて
ももちの笑顔が浮かんだよ
ももちはいつでもるんるんしてる
そんな姿を思い浮かべたら
僕もいつのまにかるんるんになった
おしまい
185 :
名無し募集中。。。:2006/11/07(火) 01:24:09.17 0
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
保全〜
187 :
名無し募集中。。。:2006/11/07(火) 02:31:49.99 O
なんかほのぼろしたw
188 :
名無し募集中。。。:2006/11/07(火) 02:32:52.68 O
sageないやつはガチでキエロ
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乙
ほ
wktkでお待ちしています
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ほ
俺も雅ちゃんのパンチラ踵落とし喰らいたい(;´Д`)
ほ
ぜ
ん
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ほ
ぜ
932さん乙です!!
雅が幼なじみで登場してくれるとは思ってなかったので本当に嬉しいです
雅とシンのこれからに期待
ほ
ぜ
ん
208 :
名無し募集中。。。:2006/11/07(火) 23:23:31.00 O
今宵もお待ちしています
春さんキテタ━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━ッ!!!!!!!!!!!
応援してます保全フォ――――――――――――!!!!!!!!!
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保全
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ho
ほ
ぜ
ん
ho
ほ
そろそろゲキハロ行く準備始めるか…ほ
ほ
ほ
ぽ
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「これとこれを混ぜたら・・・・」ボンッ!
また失敗しちゃったか・・・。
やっぱり、永谷園の麻婆春雨よりカニ玉のほうがよかったのかな?
でもカニなんて高級なものあるわけないし・・・。
・・・え!? なんでカニ缶が落ちてるの? もしかして神様の仕業?
それとも、妖精さん? もしかしたら、私に惚れたイケメンが置いていってくれたのかも!!きっとそうだよ。どこの恥ずかしがりやのイケメンだろう?フフフ・・・。
でも、これでやっと元に戻れるぞ。
「おーい、見つかったか?」
「見つからな〜い」
夏焼たちはウサギの巣穴を探しに町外れまでやってきていました。
「雅ちゃん、雅ちゃん! ウサギ探してるんなら私の小学校の飼育小屋にいるよ」
「マジか!? 梨沙子にカニ缶移動!」
「え? カニ缶ならさっき千奈美ちゃんがどっかに投げて・・・」
「カニカンってなに? プリキュアの新しい敵かなにか? そんなの私いらないよ」
菅谷がバカで助かりました。
そして、バカな菅谷に連れられて、夏焼たちは学校のウサギ小屋に向かいました。
えーと、鏡、鏡と・・・。
戻ったかな? なんか緊張してきた。緊張しない薬でも作ろうかな・・・。
えーい、ちくしょう! これで戻ってなかったら腹いせに雅の王貞治のモノマネ動画をネットで流してやる!!
見るぞ〜! 3・・・2・・・・・1・・・・
戻ってる!助かったぁ・・・戻った記念に雅の寝言の音源でもネットに・・・・
「おー!ウサギだー!」
「可愛い〜〜」
「ウサギってなに食べるかな? 千奈美ちゃん食べるかな?」
「おい!私食わせるのかよ! 野菜にしとけよ」
清水探しのことをすっかり忘れ、ウサギと遊びはじめました。
「ウサギってさ、一羽二羽って数えるってことは、飛ぶんだよな? いっちょ屋上から飛ばしてみっか?」
「さすが雅ちゃん、頭いい〜〜」
「面白そ〜、やろうやろう!」
夏焼の言葉に乗せられ、みんなでウサギを抱え、屋上に上りました。
次の日、ウサギたちの死体を発見した先生により、警察に通報され事件として取り扱われるこになるとは知る由もない夏焼たちであった。
みんな遅いなぁ・・・せっかく言い訳ままで考えてみんなの帰り待ってるのに・・・。
「ただいま〜! いや〜ウサギって飛ばないんだなぁ」
あ、帰ってきた。
「み、みんな・・・」
「お、佐紀! お前どこ行ってたんだよ、ウサギと遊んでたんだぞ」
「キャプテンもくればよかったのに! ウサギ可愛かったよ」
ウサギ・・・・?? 私を探しに出かけてたんじゃなかったの? まぁ・・いっか・・・
「へー、そうなんだぁ・・・私はちょっと頭が痛かったから、一日寝てたよ、ははは・・・」
「大丈夫? そういや顔色悪いよ?」
そりゃぁ顔色も悪くなるよ・・・
「あ、佐紀ちゃんにお土産だよ。はい、ウサギ小屋の隣の鶏小屋の写真」
「・・・・あ、ありがと・・・・ははは・・・」
いらねぇ・・・
「さーてメシだメシ! 今日の当番は・・・げ!桃子と梨沙子かよ・・・」
「よし、美味しいカレー作るぞ〜」
「おー」
「りーちゃん、そこの白菜とカルピス取って」
「は〜い」
「お前ら、カレーの作り方知ってんだろうな・・・」
今日は色々あったけど、やっぱりみんながいたほうが楽しいな。
今夜の夕食は覚悟して食べないといけなさそうだ。今から人数分の胃薬でも作っておこうかな。
「おいおい、カレー作るのにポリンキーはいらないだろ! おい梨沙子、イチゴは冷蔵庫に閉まっておけ! てかお前ら手洗ってないだろ!!
佐紀!今日も薬頼む!」
「今作ってる〜」
おしまい
松本氏?乙です!!
ho
松本氏待ってたよ
次回作楽しみにしてます
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ほ
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テラシュールwwwwwwww
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ほ
☆ノノハ
从 ’w’)
.ノ^ yヽ、
ヽ,,ノ==l ノ
/ l |
"""~""""""~"""~"""~"
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ん
雅のキャラがおもろいw
乙です
ほ
ze
ん
ほ
ぜ
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保全
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ぜ
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::::::\:☆ノノハ ヒハホーイ
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>>178 そういえば、小さい頃は近所の悪ガキに泣かされてばかりで……
泣いている俺を慰めるのは、いつもめーぐるやめーぐるの兄貴で……。
そして、俺の記憶にある近所の悪ガキの名前は『みやび』だった……
あまりのトラウマに、俺の記憶はついさっきまで雅ちゃんの名前を封印していたのだ。
あともう一つ重要な何かがあったのだが、それが何だか思い出せない。
俺が記憶の糸をフル回転でたぐりよせる作業に熱中している間に、雅ちゃんは
「さーて、エロ本でも探すとするか」
などと恐ろしい事を言いつつ勝手に本棚をガサゴソとあさり始める。
「ちょ、ちょっと! 何してんの!」
気が付いて止めるが、それでやめるような雅ちゃんではない。
「どけ」ゴスッ
「ふが」
一撃で蹴倒される。ダメだ。どうにも雅ちゃんには相性が悪い。
俺がエロ本をそう簡単にわかるような場所に隠しているはずもなく、結局探索に飽きてしまったらしい雅ちゃんは
ふてくされて椅子に腰掛けると俺に向かって言った。
「ところでさぁ、せっかくお客さんが来てるのに、茶の一杯も出ないわけ?」
「へ?」
「あーあー、ノドがかわいたなー」
雅ちゃんの目が怪しげにギラリと光ったのを見て、「持ってきまーす!」と部屋を弾かれるように飛び出していく俺。
転げ落ちるように階段を降りると、台所にいた母ちゃんが
「これ、早くシャワーあびろって言ったでしょ! しかもさっきからアンタ、部屋でドタドタうるさいわよ」
と小言を飛ばし、そして俺がジュースをコップに注ぐのを見て不思議そうに言った。
「なんでコップ2つも持ってくの?」
「なんでって、そりゃ…、え!?」
雅ちゃん、あなた一体どこから……?
不思議そうに見ている母ちゃんをなんとかごまかしてジュースを持ち帰る。
ガチャとドアを開けると同時に「遅ーい」と文句が。
「ごごごごめんなさい!」
封印していた記憶が甦ってしまってから、精神的に優位に立てない俺は反射的に謝ってしまう。
「まあいいわ。この街に戻って来て、久々に楽しい気持ちになってるしね」
「それより雅ちゃん、一体どこから俺の部屋に入ってきたの?」
「そこ」
平然と指差す雅ちゃん。
その指し示す方向には窓。
そうですか、窓から入ってきたんですか。とても身が軽いですね。
俺も稽古の汗ではない嫌な汗をたっぷりかいていてノドがかわいたのでジュースを飲む。
「ねえシン」
「はい?」
「もう愛とキスくらいは当然やってるんでしょーね」
ブホッ!
盛大に噴出してしまったジュースを、危うく全身に浴びるところだった雅ちゃんはたちまち憤怒の表情に変わる。
「ちょっと! 汚い!!!」
260 :
932:2006/11/09(木) 23:01:27.26 0
また続きができたら書かせていただきます。
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
262 :
名無し募集中。。。:2006/11/09(木) 23:11:26.66 0
ご苦労さん
みやびちゃん(((゜д゜;)))
乙です
雅のキャラってこんな感じなの?
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932さん乙です
みやびちゃんでまた一波乱ありそうですね
でもみやびちゃんは恋愛対象じゃなさそうな雰囲気が…
続き待ってます
春たん待ち
ほ
270 :
学校戦争:2006/11/10(金) 02:17:17.89 O
「私たちが戦わないで、誰が戦うっていうのよ!」
机に拳を打ち付ける佐紀に、一斉に視線が集まる。
「で、でも、向こうはこっちの五倍の人数がいるんだよ?勝てる訳ないよ…」
「戦争ってのは人数で勝ち負けが決まるっての!?」
弱音を吐く友理奈に佐紀が一喝する。
「じゃあ、なにか作戦でもあるの?」
今まで黙っていた桃子が、口を開いた。
「だから、それをこうやって考えてるんじゃない」
佐紀は、椅子に座ると右手でこめかみをトントンと叩きながら、考え込みはじめた。
どうしてこのようなことを話し合っているのかと言うと、それは、一ヶ月前に遡ることになる。
その日は、夏休みに毎年行われる学校の行事で、いつも通っている学校に、夏休みを利用してお泊まりするという、どうでもいいイベントが開催された日だった。
あくまで自由参加なのだが、何故か毎年百人近くの生徒が集まる。
今年も、夏休みどこにも連れて行ってもらえなくて、暇をもてあましてる生徒84名が、集まった。
そこに、佐紀、友理奈そして桃子ら三人も参加していた。
271 :
学校戦争:2006/11/10(金) 02:18:12.06 O
続きます
春タンの復活に松本氏の復活そして新しい作者も出てきたことだし活気が戻ってきたな
932氏キテタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
新作もキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
激しく乙です!
932氏の雅ちゃんはツンデレの予感;´Д`;
乙です
275 :
名無し募集中。。。:2006/11/10(金) 06:40:20.27 0
保全です
ほ
ぜ
ん
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OKかも〜ん
ほ
ぜ
ん
ほ
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ho
緊急保全
救急保全
289 :
名無し募集中。。。:2006/11/10(金) 20:43:56.54 0
じゃあ俺も保全
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ほ
ほ
ほ
294 :
名無し募集中。。。:2006/11/10(金) 23:12:53.63 0
ほ?
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299 :
宝探し:2006/11/11(土) 02:36:40.78 0
「アドバル〜ン恋のバル〜ン ポニーテールに夢乗せ〜る♪ってかぁ。
みやびちゃんに頼まれてたペプシも今日はちゃんと買えたし、もしかしていいことあるかもね」
ペプシを入れた袋を片手にぶら下げた菅谷は、スキップをして家路についていました。
その途中。ドンッ!
「いったぁ〜い! ちょっと!ちゃんと前向いて歩いてよね!一体どこの転校生の登場の仕方よ!」
「ごめんなさいねぇ。ちょっと急いでたもので・・・」
どこからどうみても70歳くらいのお婆ちゃんが、すまなさそうに菅谷に頭を下げました。
「ごめんで済むなら、喫煙だって盗作だって恋愛だって許されるんだよ!!」
「まあまあ、そんなに眉間にシワを寄せてちゃぁ、私みたいに、すぐにシワクチャのばあさんになっちゃいますよ」
おほほほ。とお婆さんは笑いました。
「とりあえず、示談で済ましてやるから、出すもの出して!」
夏焼仕込みのゆすりに出ました。
「おやおや、年寄りは大切にしとくものですよ。お金は出せないけど、この宝の地図なら・・・」
「宝!? みやびちゃん喜んでくれるかも! ありがとう、お礼にペプシ上げる」
菅谷はお婆さんから宝の地図を奪い取ると、代わりにペプシを置いて行きました。
できればペプシは置いていかない方がよかったと思います。
300 :
宝探し:2006/11/11(土) 02:38:38.72 0
「梨沙子おせぇなぁ、ペプシ買ってくるのに何日かかってんだよまったく・・・」
そうなのです。菅谷は、4日前にペプシを買いに行ったきりまだ戻ってきてなかったのです。
「みやびちゃ〜〜ん!! 宝の地図持ってきたよ〜〜!!」
「どうやったらペプシと宝の地図を間違えるんだよ!!」
夏焼の回し蹴りが炸裂しました。
「だいたいこんな胡散くせぇ地図が本物なわけないだろ・・・」
「あ、これ、この前テレビでやってた宝が隠された島の地図と似てる・・・」
桃子が地図を拾い上げ、首を傾げて言いました。
「あー、そういやこの前テレビでやってたねぇ」
友理奈も思い出したようにいいました。
「それを早く言えよ! てか桃子、お前私の許可なく勝手にテレビ見たな・・・テメェは一日30分って決まってるだろうが!!」
「ちちちち違うよ!千奈美ちゃんが無理やり見せるんだよ!!」
桃子は咄嗟に嘘をつきました。その後、徳永が顔の大きさが3倍になるまで殴られたのは言うまでもありません。
「よし!オメェら準備しろ!早速出発すっぞ!」
「出発、出発〜〜♪」ガンッ「・・・っつ・・・」
夏焼信者の菅谷はテンション上がりまくりで、はしゃぎまった挙句、夏焼に鉄拳制裁を喰らいました。
「佐紀、島まで行く飛行機かなんか頼むな」
「そんな急に言われても、今から作ってたら一ヶ月はかかるよ」
夏焼は相変わらず無茶を言う女でした。
「前作ってたモビルアーマーはどうした?マンションの屋上にまだあるだろ?」
「あれは、先月、粗大ごみと間違われて、持っていかれたよ」
「オメェの作ったロボは粗大ごみ並みかよ・・・」
夏焼は呆れてがっくりしました。
「しゃーねぇ、あの手を使うか・・・」
「わたしの手なら貸さないよ」
夏焼の蹴りが、桃子の顔面をクリーンヒットしました。
301 :
宝探し:2006/11/11(土) 02:39:53.99 0
「テメェら!準備はいいか!? おやつはちなこ以外税抜きで300円までだぞ!」
「なんで私だけ税込みなんだよ!! 意味わかんねぇよ」
税抜きで300円と言っても、みんな大体260円くらいしか買っていませんでした。
「出発する前に、えと・・・そこの巨神兵とチビっ子・・・お前ら2人、背中に背負ってるPCエンジンとメガドライブは置いていけ・・・」
熊井と清水はゆっくりと背中からおろしました。
「あと、そこのバカ2人・・・宝探しにドレスは着用しなくていいから、脱いで来い」
桃子と菅谷は残念そうに着替えたものの、宝探しに着て行くような格好に到達するまで、計14回はファッションショーをしました。
「それと、マーサ、お前邪魔・・・」
「それじゃ、出発するぞ!!」
『おーーー!!!』
こうして夏焼たちの宝探しの旅が始まりました。
302 :
宝探し:2006/11/11(土) 02:41:00.41 0
つづく
松本氏キテタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
メガドラとPCエンジンがおもいっきりツボw
おつおつ
茉麻カワイソスwww(つД`)
306 :
名無し募集中。。。:2006/11/11(土) 08:53:51.55 0
ほ
松本氏乙です
相変わらずキャラが濃すぎwwwww
ほ
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::::::.\:★ノノハ のにゅ♥
::::::.ミゝ从*´∇`)つ
::::::⊂__つノ
のにゅのにゅマン巡回中!
ほ
|
ほ
ほ
|
ほ
ほ
え!?
む
雅
o
p
ここまで
323 :
名無し募集中。。。:2006/11/11(土) 23:38:46.03 0
sage忘れた
すまぬ
325 :
名無し募集中。。。:2006/11/11(土) 23:43:59.94 0
気にするな
おまえは気にしろ
>>325が消えるまで復帰しないつもりの古参作家って絶対いるよな
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::::::.\:★ノノハ のにゅ♥
::::::.ミゝ从*´∇`)つ
::::::⊂__つノ
のにゅのにゅマン巡回中!
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::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
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::::::.\:★ノノハ のにゅ♥
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::::::.\:★ノノハ のにゅ♥
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333 :
名無し募集中。。。:2006/11/12(日) 07:41:41.71 O
ほ
ぜ
335 :
名無し募集中。。。:2006/11/12(日) 10:30:09.96 O
み
保全
337 :
名無し募集中。。。:2006/11/12(日) 11:53:43.13 0
補
ze
n
作者さ〜ん!
みんなイメクラスレに行っちゃったんですか?
ほ
ze
ze
ぜ
ん
ho
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::::::.\:★ノノハ のにゅ♥
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納入
ほ
春たん待ち
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::::::.\:★ノノハ のにゅ♥
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のにゅのにゅマン巡回中!
ほ
っ
354 :
名無し募集中。。。:2006/11/13(月) 02:51:18.42 O
保全しとくか
すまん
ageてしまった……
356 :
名無し募集中。。。:2006/11/13(月) 02:54:00.43 0
よくあることだ
気にするな
357 :
名無し募集中。。。:2006/11/13(月) 03:26:23.74 O
ドンマイ
ほ
ほ
ぜ
ほ
ぜ
ん
ほ
ほ
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マイハマン巡回中!
ほ
369 :
〜春〜:2006/11/13(月) 20:09:50.34 O
>>163 (3組)
「...はぁ、平和だなぁ」
昼休みも終わり、次の授業までのわずかな休み時間、俺はそんな事を呟きながら、机にふさぎ込んでいた。
勉強会自体は、それほど嫌なものではなかったのだが、やはり慣れない事をしているせいか、勉強会直後は少し疲れがでる...それだけに、いつしか俺にとって、このわずかな休み時間が、安息のときになっていた。
心地よい眠気も誘う中、ぼんやりとクラス内に視線をおくる俺....昼休みが終わったとはいえ、次の授業まで少し時間があるだけに、まだ戻ってきてない生徒や、他クラスの生徒も、ちらほらいるみたいだ。
370 :
〜春〜:2006/11/13(月) 20:14:34.82 O
>>369 先程まで一緒に勉強していた村上、矢島、桃子は、揃ってトイレに行っていて、まだ帰ってきていない。...そういえば、次の授業に必要な社会のノートを、梅さんに返してもらうとかなんとか村上が言ってたので、帰りがけに1組にでも寄っているのだろう。
ちなみに、3人がトイレに出掛ける際、桃子に、
「ねぇねぇ、〇〇くんも一緒にいこぉ〜よぉ〜」
...と、いつものごとく誘われたが、俺もまた、いつものごとく即座に断った.....とゆうか、矢島の変質者を見るかのような、冷たい軽蔑視線の前で、一緒に行くなどと言える訳がない。
371 :
〜春〜:2006/11/13(月) 20:17:40.05 O
>>370 ...そんな中、ふと横に視線をうつすと、石村がなにやら黙々と、ノートに書き込みをしていた。
どうやら、先程の勉強会で教えてもらった事を、自分なりにまとめているらしい。
いつもながら、石村の頑張りには頭が下がる。
そんな感じで、机にふさぎ込んだまま、ぼんやり石村を眺めていると、
「...〇〇くん」
ふいに後方から俺を呼ぶ声がした。
「えっ?」
その呼びかけに反応し、体を起こした俺が、声のした方へ振り返ると、教室の入口の所に、雅が立っていて、こちらをじっと見つめていた。
372 :
〜春〜:2006/11/13(月) 20:22:30.77 O
>>371 雅が3組にくるなんてほんと珍しい...
俺は、そんな印象を受けつつ、少し緊張した面もちで、辺りを気にしながら、こちらに歩いてきた雅に話しかけた。
「よぉ雅、どうしたんだよ?」
「う..うん、ちょっと...(どうやら、あの人達はいないみないね)..よかったぁ」
「えっ?」
「ううん、なんでもない、なんでもない、エヘへッ...」
そう言って、はにかんだ笑顔を見せる雅..。
「...(隙を見て、〇〇くんだけ呼びだすつもりだったんだけど...なんにせよ、こんなチャンスめったにないわ)...よし!!」
「???」
そんな感じで、なにやら自分に気合い入れをした雅は、意を決してた表情で、再び俺に話しかけてきた。
373 :
〜春〜:2006/11/13(月) 20:28:34.29 O
>>372 「あ..あのね〇〇くん..」
「うん?」
「へんなお願いかもしれないんだけど....その〜....シャーペンをね、一本貸してほしいの!」
「えっ?...シャーペン??」
「うん!!...できればテスト期間が終わるまで.....ダメ?」
そう言って雅は、哀願の表情をしながら、俺をじっと見つめてきた。
「い..いや、全然構わないけど..」
「ほんと!!」
「あ..ああ、ちょっとまって、いま出すから...」
「うん!!...(よかったぁ断られなくて)..」
そんな感じで、先程までとは違い、今度はどこか安堵の表情を浮かべている雅。
そんな雅の、一連の言動やリアクションを、少し不思議には思いつつも、俺は机の中から筆箱を取り出し、蓋を開けた。
そして、上段部分に入っている、赤と白のシャーペン2本を手に取り、雅に話しかけた。
374 :
〜春〜:2006/11/13(月) 20:33:37.71 O
>>373 「この2本だけど、どっちがいい?」
「それじゃあ....赤のほう」
「はい、じゃあこれ」
そう言って俺は、雅に赤のシャーペンを手渡した。
「ありがとう〇〇くん!テストが終わったら、すぐ返すから...エヘッ」
そう言って、ほんとうれしそうな表情でシャーペンを見つめている雅...
そんな雅を見て、俺は自然と言葉を続けていた。
「...そのシャーペン、雅にやるよ」
「えっ?..そ..そんなの悪いよ、貸してもらえるだけで、私は充分だから..」
「いいって、いいって」
「で..でも、私がこれもらっちゃったら、〇〇くん困るんじゃ...」
「大丈夫、大丈夫、ほらっ、シャーペンなら、まだ一本残ってるから....だから、遠慮なくもらってくれよ..」
そう言って俺は、残った白のシャーペンを強調した。
それでも雅はまだ、すまなそうな表情をしていた.....が、少し考えた後、ちょっと遠慮がちな感じで、口を開いた。
375 :
〜春〜:2006/11/13(月) 20:36:18.18 O
>>374 「...ほんとにもらっちゃっていいの?」
「うん、全然OK!」
「...じゃあ、お言葉に甘えちゃうね!...ありがとう〇〇くん!!」
そう言って雅は、シャーペンを大事そうに握りしめながら、満面の笑みで、俺に感謝していた。
「...(なんか分かんないけど、俺のシャーペンが役に立ってよかったよかった)..あっ」
目の前でうれしそうにしている雅を見ながら、俺がそんな事を考えている最中、外で遊んでいた藤本達男子勢が、いい汗かいたとゆう感じの充実した顔つきで、教室に入ってくるのが見えた。
376 :
〜春〜:2006/11/13(月) 20:44:58.02 O
>>375 一気に騒がしくなる教室内...
そんな流れの中、
「..あっ、もう帰らなきゃ...じゃあ〇〇くん、私帰るね..」
「ああ、またな」
「うん!!」
雅はそう言って、元気に返事をすると、
「...(シャーペンもらえたし、これであの女を一歩リードしたかも)...エヘへッ」
なにやら超ご機嫌な様子で、教室から出ていった。
...一緒に勉強できないぶん、せめて〇〇くんのシャーペンを使って、勉強しよう...
そんな雅の、ささやかな計画は、こうして大成功を納めたのだった
......が、この話しにはちょっとした裏話があった。
つづく
乙
春さんお疲れ様です
更新しました
379 :
名無し募集中。。。:2006/11/13(月) 21:08:10.43 0
ほ
春たんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
続き期待してます!
春さんキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
激しく乙です!
932氏もお待ちしてます!
春さん乙です
舞美のSさをもっとお願いします
まとめさんも乙です
乙です
乙です
みやびちゃん推しにはたまらないです
385 :
名無し募集中。。。:2006/11/14(火) 00:48:57.34 0
:::::::::::::::::::::::::::::..
::::::\:☆ノノハ ヒハホーイ
::::::ミゝ川`・_・リつ
::::::⊂__つノ
シミハムマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
>>259 雅ちゃんは悪態をつきながらティッシュの箱を投げつけてくる。
親切なのか、たまたま近くにあったからなのか。
たぶん後者なんだろうが……。
「だって雅ちゃんがいきなり変な事聞くから…」
「別に変じゃないでしょうが。小さい頃はあんなに2人仲良かったじゃない」
「そ、それは小さい頃の話でさぁ」
「へぇ、そうなの、ふぅん……そういう事言っちゃうんだ」
含みをもたせるような言い方で、雅ちゃんは俺の表情を伺うような仕種を見せる。
「まぁ、親切なクラスメートが教えてくれたけどさ……えーと、誰だったかな。ほら、あの、黒い女の子。そう、
彼女によると、シンは今モテモテらしいじゃないの。いろんな女の子に好意を寄せられて、誰にしようか天秤に
かけてるトコなんだってねぇ?」
えなり……てめぇ……。
「いや、それはさぁ」
「いつもの公園で、愛と将来を誓い合ったあの頃の純粋なシンはどこへ消えてしまったのかなぁ」
遠い目をするな、遠い目を。
「俺、そんな事言ったかな?」
「私ちゃんと聞いたもん。「ボク大きくなったらめぐちゃんのお嫁さんになる」って言ってた」
「……、あの、言ってる事がおかしくないですか? それ」
「無茶苦茶おかしいし、愛も変な顔してたけど、それでも「うん♪」って言ったし約束成立でしょ」
俺は頭を抱えた。昔の俺よ、お前は頭悪すぎるぞ……。
それにさっきから雅ちゃんのペースにすっかりハマってしまっている。なんとかしないとマズイ。
「そ、そんな話覚えてないし、それにホラ、めーぐるだってきっと忘れてるよ」
「覚えてたらどうする?」
「え?」
「覚えてたらシンはどうする?」
「えーと、アハハハ……あー、それはないでしょ」
「私が、つい昨日、愛にこの事を聞いてたらどうする?」
「はぁ?」
「もちろん覚えてるよ♪って笑顔で即答されたって言ったらどうする?」
「………」
やられた。答えを用意されてた……。
雅ちゃん、恐ろしすぎる。
「まぁ、恋愛ごとはあれこれ他人様が口を挟むような事ではないけどさ」
そう言って、雅ちゃんはジュースを飲み干し椅子から立ち上がる。
「妹としては姉の事を応援しないわけにはいかないでしょ」
妹ねぇ……。
まぁそうなんだけどさ。
「じゃね」と言って、窓に足をかけた雅ちゃんは、思い出したかのように俺を振り返る。
「そうだ。シンに言っておかなきゃいけない事忘れてた」
「今度はなんスか?」
「私、今のクラスでは大人しい美少女路線で行こうと思ってるからさ、シンもそのつもりで接してよね。
普段の私の事バラしたりしたら、村上流の奥義で…どうなるかわかるよね」
「その言葉が非常に現実味がありすぎて怖いんですけど……とりあえず「雅ちゃん」じゃなくて「夏焼さん」て
呼べばいいんでしょ。雅ちゃんも協力してくれるんだよね?」
「あはは。シンが黙ってくれてる限り、学校じゃシンのこと邪険に扱ったりしないからさ、それじゃよろしくね」
軽く手を振って、ぽんと窓からジャンプすると、雅ちゃんの姿はあっという間に消えてしまった。
続きます
腹違いの姉妹キター!
932さん乙です
みやびちゃんの問答たまらんー
最近こういう主人公が言葉責めされてるシーンが好きになってきた
自分のことをSだと思ってたけど実はMだったのかも…
乙
932氏激しく乙です!
雅ちゃんと早田くんの会話のテンポの良さが最高ですな
雅ちゃんのポジションが最高すぎるw
雅ちゃん祭ですな♪
ほ
ぜ
397 :
名無し募集中。。。:2006/11/14(火) 10:27:39.40 0
ん
雅
様
愛
理