1 :
名無し募集中。。。:
2 :
915:2006/10/28(土) 20:02:04.20 0
ってことでスレ立てしました
オイラ自身は今晩中にはオナあげますんでよろ〜
3 :
915:2006/10/28(土) 20:38:28.34 0
オナにはもうすこし時間がかかる保
4 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/28(土) 20:53:08.07 0
スレタテ乙です!
5 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/28(土) 20:53:54.52 0
『職員室』
目線に近い掛札を榮はマジマジと見つめる。
「先に俺が入る・・・・・ミヤビは後方を目視で確認してから後に付いてきなよ・・・・。」
ズカシャーッ!
雅にそう告げるや否や榮は『ステイ・メロウ』を発現させ職員室の扉の鍵穴をコツンと叩く。
鍵穴はガチャガチャと騒がしく摩擦音を立てる・・・・。
ガチンッ。
「回転式錠前で良かった。」
カラカラと扉を開けると榮は闇に目を凝らしながら警戒し中に入る。
「後ろ・・・・大丈夫です。私も入ります。」
雅もまた闇の暗さに心を冷たくしながら職員室に足を踏み入れる。
ジャリ・・・・・・・・・・・。
「ん?」
榮の足が鉄の妙な感覚を感じる。
「?・・・どうかしました?」
榮の態度に雅は顔を覗き込むように問うた。
「・・いや・・・何か『鎖』の様なものを・・・踏・・・・・ッ!!!」
ギュルギュルギュルギュルギュルッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
榮の足首が締め付けられる様に圧迫される!
「・・・・・・・・・・あぁあぁああッ!!!」
足元を確認する暇も無く榮の身体は宙に浮かび床に叩き付けられた。
メキャアァァアーーーーーーーーーッ!!!!!
6 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/28(土) 20:54:32.05 0
肉が叩き付けられる鈍い音が闇に鳴る。
「榮さんッッッッ!!!!!!!!!!!」
雅は地面に叩きつけられた榮に手を伸ばす。
「駄目だ!近づくなッミヤビ・・・・・・ここは下れ!逃げろ!!」
グィンッ!
その言葉を最後に榮は闇の中に引き込まれた・・・・・。
「榮・・・・さん・・・。」
一瞬の出来事に雅は動く事が出来なかった。
「キュフフ・・・・・・・・」
そんな雅に向かって闇の中から笑い声が浴びせられた・・・。
「?・・・この声・・・・は・・・」
聞き覚えのある声・・・だけれど何故、今ここに・・・?
闇の彼方から小柄な陰影がゆっくりと近づいてくる。
窓の外の月明かり・・・夜の明かりがその小柄な陰影を照らす。
「・・・・・・中さきちゃん。」
青白く照らされた友人の名を・・・・・・雅は口にした。
「キュフフ・・・駄目だよ。雅ちゃん、『リアルレコーダー』は「閲覧禁止」って書いてあるよ?」
中島早貴は幼い印象を与える顔立ちで雅に言い聞かせるように微笑んだ。
「この間、『リアルレコーダー』を見てたの早貴は寺田先生には報告しないでおいたんだよ?
雅ちゃんは大事な友達だからって思ってたのに・・・・・・なのにこんな事になるなんて残念だケロ」
7 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/28(土) 20:55:10.28 0
「何なの・・・・中さきちゃん?報告ってどういう事なのッ!?」
部内でも穏やかな性格のはずの友人が自分と対峙する・・・・この構図に耐え切れず雅は声を荒げる。
「早貴の『任務』だよ?この『リアルレコーダー』を詮索するような人物が居たら先生に報告するの。
場合によっては粛清しても構わないって言われたケロ。・・・・・だけど安心してね、早貴は仲間同士で
のイザコザは嫌なんだ。雅ちゃんがこのまま引き下がってくれたら「何も見なかった」事にするよ。
お願いだから帰ってケロ。」
「・・・・・・何で・・・何を言ってるのか解ってるの?そのノートには私達の行動の記録が全部載ってる。
私達は実験動物みたいに逐一監視されている・・・・・・・。寺田先生は私達を何かに『利用』しようと
しているッ。」
「駄目だよ?雅ちゃん・・・・そんな事、言ったら・・・・先生は皆の『可能性』を広げてくれたじゃない?
『弓と矢の試練』を受けた雅ちゃんなら尚の事ソレが理解るんじゃないの?」
「それは違う、部に入部った人間は誰として『能力』を持つ事を望んでいた訳じゃあないッ!演劇部の審査は
・・・・・『弓と矢の試練』で能力者を都合良く集める為だッ!!!!!!!」
「・・・・・・・・やめてよ。」
「私は『リアルレコーダー』に触れて吐き気を感じたッ。吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!なにも知らぬ
無知なる者を利用する事だ・・・・・・!!自分の利益だけに利用する事だ・・・・・・・
なにも知らぬ私達を!!てめーの都合だけでッ!」
「その発言は・・・・・・・雅ちゃんが演劇部を『裏切っ』た事になるよ?それでもいいの?」
8 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/28(土) 20:56:37.09 0
とキャイノキャイノとここまでなのれす!
9 :
名無し募集中。。。:2006/10/28(土) 21:42:52.46 0
保全!
10 :
名無し募集中。。。:2006/10/28(土) 21:59:30.73 O
乙!
なかさきちゃんとか忘れてたw
11 :
915:2006/10/28(土) 22:00:51.18 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある52〜
「S市に丸山病院ってあるでしょ?」
「あぁ、国道沿いの大きな病院なのだ」
「週刊誌に載っていたんですよ。
『難病のはるとちゃんを巡る骨肉の争い!』って」
「その話聞いたことあるよ。テレビでもやってたね」
「あぁ、アッシも見たことあるがし」
アッシはみうなの言葉でその話を思い出した。
あれは、少し前の話やった。
S市に済む男性の長男、はるとちゃんが難病にかかっていて
手術には海外に行かなくてはならず、
また多額の費用が必要だって事で募金活動が行われていた。
そこまではどこにでもある話やったけど、
その後からその男性に関わるスキャンダル(?)が
インターネットを中心に騒がれ、
また、マスコミにも情報がリークされていた。
12 :
915:2006/10/28(土) 22:01:31.52 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある53〜
スキャンダルというのは、その男性は
M県きっての大病院であるS市の丸山病院の御曹司やのに
その事を公表してなかったのだ。
自分の家が金持ちなのに募金を呼びかけてるって非難が集中したので、
その男性は自分はダンサーを志して医者も継がずに
家を飛び出した身だから実家の事は黙っていた。
でも今回の件では親に頭を下げてお金を出してもらっている、
それでも足りないんだという釈明をしていた。
それで世間も納得してこの話は収まりそうになっていた。
募金も順調に集まっていた。
ところが今度は、調子に乗った週刊誌が
その男性の離婚歴について書いてしまった。
まあ、男の子の父親だけテレビに出たりで全然母親は出てこないって
不自然なんだから調べられたのは自然の流れやけど。
その離婚した相手というのが10歳以上年下のまだ大学生で、
男の子を産んだのが18歳の時だと書かれたから騒ぎは再燃した。
騒ぎは、男性の別れた妻がマスコミの前に出てきた事で最高潮に達する。
13 :
915:2006/10/28(土) 22:02:40.48 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある54〜
「たしか・・・・、その母親ってのは高校生の時に出来ちゃった結婚で、
大学に進学してすぐに子供を産んだ、
でも結局数年で破局したって話やったよね・・・・・・・」
「そう、そして問題は子供の親権問題・・・・・」
こんこんはアッシの言葉に続けた。
「女性は子供の親権を自分のものにしたかった。
しかし自分の身分は大学生、
しかも子供は難病で手術を受けるには莫大な費用がかかる。
とても病気の子供と二人で生きていく事は出来ない。
そう言われると男性に親権を譲るしかなかった。
それなのに、その女性はテレビで『だまされた』『親権を取り戻したい』
って訴えた始めたんですよね」
「その話が安室と何の関係があるのだ?」
マメが多少イライラしながらこんこんに聞いてきた。
14 :
915:2006/10/28(土) 22:04:08.51 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある55〜
「関係あるもなにも、テレビではモザイクがかかっていましたが
金髪に近い茶髪のストレート、南国を思わせる色黒な肌・・・・」
「あっ!それってもしかして・・・・・・」
みうなが安室を見た。
「そうです。安室さん、あなたの事ですよね」
「あ、じゃあ子供の生まれた年って・・・・」
アッシはハッとした。
「そうです。うちの演劇部と小室学園の戦い最中に
安室さんは妊娠して、そして戦いが終わってしばらくしてから
お子さんが生まれているんですね。
つまり、安室さんは妊娠したから離脱していたんですよ」
安室は相変わらず何も言わずにそっぽを向いている。
「ふむ、この安室って女が3年前、うちとの戦いに積極的に
参加していない理由は子供が出来たからということと
今、別れた夫ともめている事はわかったのだ。
でも私達には関係ない話なのだ」
15 :
915:2006/10/28(土) 22:05:05.78 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある56〜
「いいえ、もしかしたら関係あるかもしれませんよ」
「「「どういうこと?」」」
思わずアッシとマメ、そしてみうなはハモった。
「安室さん、いい加減答えて欲しいんですけどね・・・・」
こんこんは安室に問いかけた。
「急に親権を取り戻したいと言い出したあなたを
あなたの別れたお相手やその家族、そしてマスコミや世間も
今度は一転して非難するようになりました。
『どこにそんな金があるんだ』『親権より子供の命が大事だろう』と・・・・・。
でもあなたはこう反論したんです」
アッシたちはこんこんと安室を交互に見る。
16 :
915:2006/10/28(土) 22:06:52.22 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある57〜
「『言えないけど金のアテならある。』って」
「どういうことやよ?」
「そうそう、その子の手術には何千万もかかるって言ってたよね」
「じゃあ、たかが大学生の安室にそんな大金用意出来るわけがないのだ」
アッシたちは口々に言う。
「その通りです。だから私もテレビで見たときはおかしなこと言うなあ
とくらいしか思っていなかったんです。もちろんマスコミもそう言ってました。
でも今日待ち伏せていて、
鈴木亜美と一緒にいたのが安室さんだったとき私は考えたんです。
今回の栄高との戦いでは安室さんは参加しないと思っていました。
その安室さんが何故浜崎・鈴木に手を貸すのか。
その答えの先に浜崎あゆみの本当の狙いが見えるんじゃないかなって・・・」
「あぁ、その通りだよ・・・・・・・・」
観念したのか、こんこんのしゃべるのを遮って初めて安室が口を開いた。
17 :
915:2006/10/28(土) 22:07:51.65 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある58〜
「あゆはね、3年前にあんたたち演劇部とやり合った時に
どさくさに紛れて『弓と矢』を盗んだんだよ。
あゆはその『弓と矢』を小室学園の連中に渡したんだけど
欠片を割って自分もキープしておいたんだ。
『弓と矢』にはまだまだ未知の力が眠っている、
あゆはそう言ってその欠片をいろいろ調べて実験していたんだ。
ところが、ある実験で一度手痛い失敗をしてね、
それに懲りたあゆはさらに詳しく調べるためにエジプトに行ったんだよ。
あゆはそこである男と出会ったのさ」
「エジプト?」
アッシとマメが顔を見合わせた。
「エジプトって・・・・、もしかして・・・・・・・・」
こんこんの顔が厳しくなる。
18 :
915:2006/10/28(土) 22:08:46.68 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある59〜
「ホル・ホースと名乗るキザな男とね」
TO BE CONTINUED…
安室奈美恵:再起不能
スタンド名:トライ・ミー
19 :
名無し募集中。。。:2006/10/28(土) 22:12:42.83 0
乙!
20 :
915:2006/10/28(土) 22:13:34.78 0
ってことで時間かかりましたがエピ完!
次オナは・・・・・まだ構想段階ですorz
まあのんびりおまちくだせえ・・・・
色々突っ込みたいところはあるかもしれませんが
一応考えてますんでご容赦ください(爆)
>>前スレさん
nkskキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
〜ケロキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
リアルに聞いてみたいなあw
21 :
名無し募集中。。。:2006/10/28(土) 22:48:38.96 0
,. _,. , , |
/ / ,/ 、 '" '´// | 余計なお世話だ
/ ,/ _,.ィ/ / |
/ / / ,.-ァT´ Y / -‐' | さっさと乙しろ……
,! (.,-' ,/ l l / ィ ,! ,.rー_ |
/ ノ l | | / N l i' / |/ / ,',rイ ∠ おまえら!
〈,. /´ 人 l. k キヽl | l./ ノ _/ // |
|L.-'´ ヽ ト lヽ ``ソノ',´-' u _,,,.....,. ,! \_________
| ,! ,ハ. |`'l`レ /イ{ _,r_.ニ-─ ''´ ノ _,.-
|(. / j' ,! リ /'´ ヾ! ヽニ乞ー-' く ,.-‐ワ,
l_ヽ l /,/| ノ '′ `¨¨´ ノ ,、'テ /
リ | _/' | j l 、 u u '-'_,.ノ / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | l (.ヽゝ--‐' U /-,一 ´ `ーヤ | | どうせ……
\ ヽ. | ヽ``ヽ‐._‐、 / /ヽ ヽ `ア ,ハ < 最後に1000getするのは
ヽ ヽ. l、 `ヽ`ー`´ _, -' /`ヽ| l >' ,〉 | このDioだ
゙l. ヽ ヽ._u `¨´_,.. -‐ ´ / ノ lヽ_./ \________
| ヽ  ̄ _,、-' / / ヽ
22 :
名無し募集中。。。:2006/10/28(土) 22:58:07.97 0
乙!
みんなのオナが盛り上がってきたね
ところで前スレに貼ってあったイラストはもう見れないのかな?
>>20 915さん乙ゥウ!!!!!!
エピ完乙彼様でした!・・・『ホル・ホース』か・・思わずニヤリingとしてしまいま。
愛すべき敵キャラの奴の活躍は誰でも見たい筈だーーーーーッ!
>nksk はここで是非使いたかった。
ケロは俺も聞きたいなぁ〜w
24 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/28(土) 23:26:21.35 0
25 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 00:20:38.87 0
保全!しろよ。
26 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 01:02:43.70 0
ho
27 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 01:25:44.27 0
新スレたったか
>>8 乙ッ!
まさかの人物が現われたな
>>20 エピ完乙ッ!
こっちもまさかの人物だな
てっきりDIOだと思ったらホルかよ
28 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 02:25:41.84 0
保全疾走
29 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 04:09:53.43 0
保
30 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 05:31:34.41 0
保全疾走
31 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/29(日) 07:54:45.44 0
おは保!
>>27 意外な人選がピリリと引き締めいなるんじゃないか。
と思いまして・・・。
つつーか単に推しメソだからという話もありますがw
32 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 08:23:07.65 0
うむおはよう
33 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 09:33:39.55 0
保全質素
34 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 09:35:41.13 0
35 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 10:51:30.45 O
保全疾走
36 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 11:32:48.04 0
このロリコンがアアア!!いつも寄ってくる…こんなロリコンが…
この世はロリコンだらけなのかァ〜〜〜ッ!?
37 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/29(日) 12:20:49.76 0
>>34 『℃-uteだと』なかさきちゃん推しですね。
なんか結構なレベルのダンスでもそつなくこなしている様に見える処に
苦難してダンスを踊れるように練習を重ねるドラマを垣間見ているような・・・
そんな所が推す理由ですね。
>ブログ チェキ済みですw っつーか前のスレでも名無しでこの話をしたしw
まぁ真面目な話、ブログの内容は纏っててやはりこういう所でも他エッグより
頭一つ抜けたモノが見えますね。次世代ハロプロ戦士としては有望な人材だと
思います。
>>36 ロリコンなど無粋な呼び方をするなッ!!『アリス・シンドローム』と呼びたまえ・・・。
(葉巻を吹かしながらッ!)
まぁ冗談はさておき性欲の対象で見てるわけ無いからEEじゃんw
俺は普通に斉藤さん推しでもあるしなぁ・・・・
さてさてそれじゃあ天下一幼女武闘会にでも出向くか・・
38 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 12:23:33.59 0
ガトク?
39 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 12:33:20.09 0
40 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 12:33:51.22 0
41 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 13:43:55.21 0
保全!!
42 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/29(日) 13:51:04.33 0
仕事中にカキコ!
>>38 我闘姑娘では無いよ〜。
>>39 イベント関係でもありません。
>天下一幼女武闘会
は浅井ラボの小説「TOYJOYPOP」の作中作「ロリの空」の一節です。
冗談で書きました、後悔はしていません。
「ああ、やはりアイドルは中学生でないと俺は認めないね」なんんて発言を
したら半熟院ロリ乃助にロリティカルアッパーを叩き込まれるぜ。ブラザー?
43 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 13:55:01.90 0
半熟たまごamiが好きなのか…
それにしても我闘姑娘がすぐに出てくるあたりがw
44 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 13:55:55.96 0
マジックレストランにて…
石川「二人とも今日は日曜なのに悪いわね。どうしてもキッチンのメンバーが
足りなくて。それじゃあよろしく」
三好・道重「いえいえッ!」
ぽ〜ん♪
石川「お客様がいらっしゃったわ…ただいまお伺いいたしま〜す☆」
三好「チッ…予想外に混んできやがったな…火力が足りねェぞーッ!!
ちんたら待ってられっか!!シーズン・オブ・ディープレッドッ!!」
ドジュアアアアアアアア!!!!チ〜ン☆
道重「わぁああぁ早いの。さゆみも負けてられないの…シャボン・イール!!」
三好「ちょ…まさか!!アレを狙ってんじゃあねぇだろうなッ!?」
道重「お水さんを一撃で沸騰させてやるのッ!!」
三好「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉアレを狙ってるのかッ!!」
道重「シャボン玉アァァァァァァァッ!!!」
ゴッドバアァァァァァァァァァン!!!!!!!!!!!!!!!!
TO BE CONTINUED→
45 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 15:04:24.56 0
保全疾走
46 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 16:11:57.27 0
俺は保全においても頂点に立つ男だ
47 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/29(日) 17:27:40.28 0
俺はロリにおいても頂点に立つ男だ
>>43 ググってみたがバナナ咥えてたあの娘か・・・・。
俺は会員制は怖いので買ってないよ〜。
48 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/29(日) 18:54:58.64 0
どん引き保!
49 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 19:33:07.98 0
前スレさんは真のロリコン紳士や!
50 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 19:35:24.01 O
新スレ乙ですー!
>>915さん
ホル・ホース!やべぇ楽しみにしてまっす!
しかし浜崎はポルナレフといいホル・ホースといいおいしいなぁw
ではいきます!
銀色の永遠 〜 平和な町、杜王町にて 〜
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
久住小春が演劇部の部室で『親友の惨劇』を目の当たりにしたのとは…
時間的に前後した事になるが…
「重さん・・・・・・重さん!!」
「・・・・・・」
「さゆッ!!!」
「・・・・・え?」
本来ならば休日であるハズの第二土曜日。
道重さゆみはその日もせっせと通学していたのだった。
「なんだ、藤本さん」
「なんだとはご挨拶だなァ〜…オメー、幼稚園ン時に習わなかったか?
朝の挨拶はよぉ〜向かい合って『おはようございます!』だぜ」
やけにテンションの高いミキティにさゆみは違和感を覚えた。
おかしい…いつもの朝なら眠たそうにして男子生徒もおののくほどの
ひどい目つきをしている人なのに…
だが、それもそのはずだ。
英語の成績が著しく悪い生徒が学年関係なく強制参加させられてしまう
『特別基礎講習会』は今日の小テストをもって終了するのだから。
第一、第三土曜日は午後から、休日の第二、第四土曜日は朝からという、
非常にかったるい一ヶ月も、もうすぐいい思い出(?)となるのだ。
「いや〜長かったよな。ま、これで英語の単位はなんとかなるよな、うん。
卒業がまた一歩近付いた感じだよ」
「藤本さんは受験生のハズなの。今のセリフ、とても受験生のものとは思えないの」
「受験ン?そんなもん、大学目指したいヤツが頑張りゃいーんだよッ!!
忘れたのか?美貴の夢は大スターになることで…」
珍しくベラベラしゃべり始めるミキティがうざったく感じ始めたさゆみは、
まじめな顔をして聞いているフリをすることにした。興味のない話は流すに限る。
最近は考え事も多くなってきたので、他人の与太話で盛り上がれるほど
気持ちに余裕はなかった。
「・・・・・・・ってなワケでよぉ…ン?おい、聞いてんの??」
「・・・・・・あ、テリヤキチキンサンドを食べたってとこまで聞いたの」
「んなこと、一言も言ってネェよ」
まずい!!ミキティの目つきがいつものモノに戻っているッ!!!
これはイライラし始めている前兆なのだ!!非常に危険な状態なのだッ!!
しかしミキティは一度瞬きをすると、まるでスイッチが切り替わったかのように
一変して、今度は心配そうな表情でさゆみの顔を覗きこんだ。
「さゆ、オメー…まだ小春と仲直りしてねーだろ?」
「!!?」
「その表情は図星だな。まぁなんだ…美貴は前にアンタの話をちょろっと
聞いただけだから大それたことは言えねーが・・・・そんな眉間にシワ寄せてたって
何も楽しくないだろ?さっさと謝っちゃえよ」
謝る・・・それが出来れば苦労はしないのだが、さゆみの『姉』としての
プライドがそれを邪魔していたのだった。
いや、プライドはあれど心の中では仲直りして以前のような関係に今すぐにでも
戻りたいという気持ちでいっぱいだ。
二人で同じ時間を共にしているという時間は何にも代えられないものなのである。
だが、ケンカしてから時間もだいぶ経ってしまっているし、自分はともかく
小春の方はどう思っているかわからない。
だから踏み出せない…さゆみはミキティにそう説明した。
「・・・・・・美貴は末っ子だからわかるんだ。美貴も小学生のころ姉ちゃんによく
パシられたりしたなァ〜…お母さんに頼まれた御使いおしつけられたりしてよォ」
「そうなの?さゆみはお姉ちゃんと一緒に御使い行ってたの」
「そりゃオメー、環境の問題だよ。とにかく美貴の姉ちゃんはそんなヤツだからな。
ま、そーすっと美貴としては小春みたいな気持ちになっていくよなぁ〜?
姉ちゃんムカツク!っていう気持ちによ〜…」
「うぅ・・・・・っ」
「明太子スパロールを隠れて食った小春も悪いかも知んねーケドさ、
それをずっと根に持ってるアンタも悪いよ。パシッてたんだし。女が食いモンのことで
ビービー騒いでたらカッコ悪いぜ?譲っちまうくらいの気持ちでいかねーとなッ!!
美貴なんか、加護ちゃんにテリヤキチキンサンド譲ったことあるんだぜ!?」
ミキティは「すげーだろ!!」と言わんばかりに胸をボンと叩く。
本当のことを言うと、テリヤキチキンサンドの件で加護亜衣とは思いっきりもめたが、
それはもうミキティ自身しか知らないことなので良しとした。
「…なんなら謝るとき美貴も一緒についてってやるよ。正直、あんたらが
バラバラでいるとこっちも何かこう…むず痒くなって来るンだよな〜」
肩にポンと置かれたミキティの手を見て、道重さゆみは考える。
いつもガサツで男勝りな人だけど、やっぱり年上のお姉さんなの…と。
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
寺田先生は『町を守り続ける』という目的を持っている…
と、吉澤さんから聞いたから、私…久住小春は一ヶ月ほど前に与えられた
指令を今頃になって遂行することにしたんだ。
やっぱり気は進まなかったけれど、それを終えてしまえば、
もう二度と後ろめたいものを感じることなくきらりちゃん(月島きらり)と
共に歩いていけると思ったんだ。
でも、考えてもみて。
どうして寺田先生がきらりちゃんに会おうとしたのか。
なぜ小春と道重さんの二人に指令が与えられたのか。
そして…『町を守り続ける』ということがどういう意味なのか・・・・・・・
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
「天にまします主よ…彼女、月島きらりを導いて下さい…」
寺田先生は派手なスーツのポケットから小さなクロスを取り出し、
左手で胸の前に掲げ、ブツブツと何か唱え始めた。
「天国へ行く権利は誰もが持っているもの・・・・と、神父はんは言っていた」
・・・・・何を言ってるんだ?
小春には寺田先生の言っている意味がまったく理解できない。
しかし時間が一秒一秒を刻むにつれ、心の中にわきあがってくる望まない実感は
徐々にカタチを作りつつあった。
「綺麗な心のまま、向こうの世界に逝けた月島は幸せモンやな…
地獄の業火に焼かれながら、天国に憧れる想いをせんで済んだわけや。
月島きらりの魂は、まっすぐに天国へと召されてゆく…」
寺田先生が足元の血溜まりに向かって右手で宙に十字を描く。
言っている意味はわからないし、そんな事実は認めたくない。
だから…
「やめてよ・・・・・きらりちゃんに向かって十字を切ることなんかやめろッ!!!」
パシッ!!!
小春は先ほど分解した扉のドアノブを再形成して、寺田先生の掲げている
小さなクロスに向かって飛ばした。
クロスは彼の手を離れ、床に落ちてカランと渇いた音をたてる。
「神父はんから貰った十字架が・・・・・やれやれ。これやからおまえ一人だけに
任せたくなかったンや。この指令において…最も恐れていたのは月島きらりに
情がうつってしまうということや。せやから絆の深いおまえと道重の二人に任せて
情の入り込む隙間をなくしたつもりやったのに・・・・・とんだ計算外やったな」
「きらりちゃんは…とても素敵な子だった!!あの子のスタンド…ううん!!
"なーさん"を見ればわかる・・・・・『動物や植物と話ができる』っていう
女の子なら誰だって一度は空想する魔法のような非カガク的な素敵さが
その表れなんだ・・・・・・それを・・・・・・あなたという人はあああああッ!!!!!」
「むっちゃ恐ろしいことやないか・・・・・・動物や植物と話ができるということは!!!
すべての情報を網羅できるということに等しいんやッ!!木々はいたるところに生え、
動物は当たり前のようにそこらを歩き回り、虫は俺らーの知らぬところで存在して
人間を見つめている・・・・・・ヘタすると矢口以上のネットワークやで、こいつは。
最も、もうそんな心配する必要はあらへんけどなぁ〜…」
・・・・・もう彼の話なんか耳に入らなかった。
『町を守り続ける』という男の話に聞く耳など持たなかったッ!!
今・・・・この男は今ッ!!!
小春とッ!!あなたを信用している吉澤さんの"心"を裏切った!!!
この男がきらりちゃんにいったい何を仕掛けたのかはわからない。
今もまだ信じたくはないが、きらりちゃんの亡骸がどこにもない事も奇妙だ。
だけど・・・・・・こうなってしまったのは小春の責任だッ!!
よく考えもしないできらりちゃんをここに連れてきてしまった小春の・・・・ッ!!!
「・・・・・・・・っ」
「どうした?怒り狂ったのかと思えば・・・・・おまえほど肝っ玉の据わったヤツが
なぜ涙を流しとるんや、久住…」
絶対許さない・・・・・こいつだけはッ!!!
「…我が名は久住小春。我が親友、月島きらりの魂の安らぎのために。
尊敬する吉澤ひとみの心の名誉のために…」
『悪ヨッ!!コイツハ生マレツイテノ悪ダワッ!!!』
『コイツはくせぇーッ!!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜーッ!!!』
『コンナ悪ニハ出会ッタことがネェーほどナァッ!!!』
ミラクル・ビスケッツのみんなが小春に呼応してくれている。
小春がすべきことはただ一つだッ!!!
「・・・・・死をもって償わせます」
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!!!
小春はきらりちゃんの仇をとらなければならない…
今の小春には悲しみで泣いている時間なんてないんだ!!!
この部活を愛している新垣さんや、心の支えにしている亀井さんには悪いが、
もうこの目の前にいる邪悪な男の手のひらで遊ばされているワケにはいかない!!
演劇部は活動中止だッ!!!
今日この日をもって・・・・・顧問はいなくなるンだから!!!!!
「口は災いの元っちゅう言葉があるが…久住、おまえももう少し考えてから
もの言った方がええんとちゃうか?ミラクルエースの名が廃るで」
「おっとッ!!動かないで下さい・・・・・小春のビスケッツはなんだって分解できるんです。
これから生きたままあなたを分解するわけですが・・・その前にッ!!!きらりちゃんを
どこへやったのか、それだけ話してもらいます・・・・!!!」
きらりちゃん、待っていて。
まだ実感はないけれど・・・・・これが終わったらちゃんと埋葬してあげるから!!
「やれやれ・・・・・そう急がんでもええやんか久住・・・・お前にとって月島きらりとは
"しばしの別れ"でしかないんや。おまえという非常に有能な『部員』を失うのは
むっちゃ痛いことやが・・・・しゃあないわな。ほんま残念やわぁ…」
ズ ゥ オ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ・ ・ ・ ・ ・
寺田の背後にゆっくりと人型のビジョンが上ってくる。
わりとシンプルでノッペリしているボディのハズなのに派手に見えるのは・・・・
その首にファーのようなものがギラギラと赤く光り揺らめいているからだ。
右手だけにグローブをはめて、身体のいたるところにこの男のネクタイと
同じ『♂』の文字が刻み込まれている。
それらがすべて、ギリギリのセンスで保たれていた。
「こっ・・・・これが・・・・・・ッ!!!」
「久住、おまえを始末させてもらうで」
初めて見る・・・・・これがッ!!
演劇部の顧問、寺田光男のスタンド!!!
「 『 シャ乱Q 』 !!コイツが俺の“愛の第六感”…そうッ!スタンドや!!!」
ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド・・・
60 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/10/29(日) 20:19:39.72 0
ここまで!!
シャ乱Qと書いてて思ったのですが、Qの部分って『クイーン』とか『キューピー』とか
読ませた方がいいんでしょうか?
それとも『キュー』のままの方がいいのか・・・・・・いまだ悩んでたり 汗
ってなわけでバイト行ってきます!
ではでは!!ノシ
61 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 21:06:10.99 0
乙
62 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 21:34:00.64 0
乙でーす。
63 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 21:52:54.59 0
>>60 語源的には「キューピー」だね
別にそうする必要はないけど
64 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 22:26:59.30 0
保全疾走
65 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 22:57:57.59 0
| ノ / /二三´`ヽヽ l /ヽヽ ヽ /r‐´// |┐
/‐'´,/ /く \-- ̄`''‐\ ヽく ||ノ、lノ,-'´// |
ヽ/_///く :ヽ弋;;;;ッ-、 | |:::::-<::::-=ニ二// /´
Y´ .\/ ノ  ̄ ̄::::ノ/ ヽ !弋シフ´/ r‐'
| /`i、 .V/ ヽ ::::::lノ __| ヽ:: | / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.l l | ヽ | :::::../::::: ̄ノ // |関係ない
ヽヽヽ! | \::::::/ |/ <
| vヽ | _,. -''''ヽ-‐、 .|、ヽ |保全
/.( (>、_| !-‐''~´ `~´\! ./'ノ \_____
|/ `-i´ |. '';;,,,,,,,,,,,,,,,;;'' /|/ _,,、
| | |. """"" / | r'''ヽ''´ヽ ヽ!-、
デス・ノート完結編
今回のテーマ曲が
ブンブンサテライツ
「Girl」って・・・・・
67 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 23:23:31.84 0
>>60 なぜ寺田がシャ乱Qって名付けたかによるね
しかし藤本たちの卒業後の進路が気になりますな
寺田にとっては卒業後も杜王町にいて欲しいはずだし
68 :
マイマイ268:2006/10/29(日) 23:35:07.87 0
みなさん乙です&新スレおめ!
では俺も続きいきます!
69 :
マイマイ268:2006/10/29(日) 23:35:38.96 0
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
一方は電車のような鎧を纏った姿、一方はメタリックな天使のような姿。
それぞれが最も信頼する最高のパートナーが姿を現す。
しかし…
「どうした? 突っ立ってるばかりで何もしてこねーのかあ?」
橘慶太は動揺すら見せない。
「まさか、見えてないのか慶太の奴…。 スタンド使いなんじゃあ?」
「いや、慶太はただ操られているだけで本体は別にいるのかもしれん…気を抜くな」
「そっちが来ねーんなら、こっちから行くぜェ!!」
フッ
「き、消え…」
「どこいっちまったんだ、奴は…おぐっ!!!!」
ぐらんっ、と美貴の頭が激しく揺さぶられた。
「藤本ッッ!!」
70 :
マイマイ268:2006/10/29(日) 23:36:36.86 0
慶太は美貴の懐に入っており、その拳が彼女のアゴにクリーンヒットしていた。
「あが…い、いつの間n…はがァッッ!!!」
ドズンッ ドズンッ ドズンッ
体勢を整える間もなく、がら空きになった腹部に連撃が加えられる。
スタンド攻撃を繰り出す暇もないほどの早さである。
美貴はよろめき、腹を抑えながらその場にうずくまった。
「慶太あああーーー!!!! お前ッ!!」
一茶のファイナル・リバティーが慶太に突っ込んで行く。
しかし、慶太は彼のほうを見てニヤリと余裕の笑みを見せた。
スカアァッッ
ファイナル・リバティーの拳が虚しく空を切る。
そこに慶太の姿は既に無かった。
(バカなッ! スタンドはやはり見えているのか!?)
「どこに行ったッ!?」
キョロキョロと辺りを見回すが、慶太の姿は見えない。
美貴のように不意打ちを食らわぬよう、防御姿勢に入る。
71 :
マイマイ268:2006/10/29(日) 23:37:07.68 0
「ここですよォ、一茶さァ〜〜〜ん!」
声がしたのは……上空!!!
見上げると、慶太の体が宙を舞っていた。
そしてそのまま放物線を描き、ドゥ・マゴの屋上へ華麗に着地する。
なんという跳躍力…!!
「一茶さァん? 今俺に、“何かしようとしましたァ?”
なんつうか殺気みたいなモン感じちゃって、思わずここまで飛んじゃいましたケド、
何なんスかねェ…もしかしてそれがスタンドって奴ですかァ?」
(…危険だ! 危険だぞ…お前は…慶太ッ!)
一茶は屋上の慶太を睨みつけ、歯を強く噛み締めた。
そんな中、後ろでうずくまっていた美貴がよろよろと立ち上がる。
「い…一茶…、店の人達に逃げるように言ってくれ…
それから、本体だッ…! 本体がどこかに…!」
美貴の言葉に頷くと、一茶は店の中を見渡した。
2名の店員と数名の客が何事かとこちらを見つめている。
「早くここから逃げろ! ここにいたら死ぬかもしれんぞッ!」
72 :
マイマイ268:2006/10/29(日) 23:37:38.10 0
ざわざわざわざわ…
店員と客はどうしてよいのかわからずオロオロしている。
「逃げろと言ってる!!」
ガッシャアアアアアアアア!!!
威嚇のために、一茶はスタンドで窓ガラスを派手に殴り、ブチ破った。
「キャアアーー!!」
「なんかヤベーぞっ!」
勝手に割れたように見えた窓ガラスと、一茶の『凄み』に
店員と客がわらわらと逃げ出していく。
そして、残った者が一人…
「………」
さきほどまで慶太と会話していた、見慣れない学生服の男。
オープンテラスのテーブルにずっと同じ姿勢で座っている。
「お前が本体か…? そうなんだなッ!」
一茶が男に詰め寄ろうとした、その時…
「そうはさせませんよ、一茶さァーーん…!!」
屋上にいた慶太が飛び上がり、一茶に向かって飛び込んでくる!!
73 :
マイマイ268:2006/10/29(日) 23:38:12.34 0
ガズッ!!
慶太の拳がアスファルトを叩き、地面にヒビが入った。
「尋常じゃあ無いぜ…慶太…」
一茶はかろうじて避けたが、そうでなければ大怪我を負っていただろう。
「ミキタカァッ!! お前は逃げろッ、戦闘向きじゃあねェからな!」
「ええ、そうさせてもらいます…」
ミキタカと呼ばれた男は椅子から立ち上がり、その場から離れていく。
「ま、待てっ…」
「待つのはアンタだ、一茶さん…!!」
隣にいた慶太が再び攻撃を繰り出す!!
ボグッ! ボグッ!
またしても目にも留まらぬ速さの2連撃。
それを、攻撃を予想していた一茶がスタンドでガードする。
「うッ!!」
しかしそれでも衝撃で数メートルほど後ろに吹っ飛ばされてしまった!!
「おかしいな、何も無い空間でパンチが止められた…。
見えない“何か”がある。 それがスタンドってやつ☆カナ?」
74 :
マイマイ268:2006/10/29(日) 23:38:53.61 0
笑みを見せながら、慶太は少しずつ一茶に近づいてくる。
また攻撃を仕掛けるつもりのようだ。
「……」
だが今度は一茶も動揺しない。
「んん…? こ、これは…?」
慶太が眉に皺を寄せた。
「お前にスタンドが見えていようが、見えていまいが俺の攻撃には関係ない…」
「ゲホッ! ゲホォ!!! おごぉ…」
胸を押さえ、激しく咳き込む慶太。
「俺の攻撃は誰にも見えない…慶太、知っているか? 酸素には毒性がある。
お前の周りの酸素濃度は今、通常の10倍だ…」
「ゼヒーッ! ゼヒーッ! ゼヒーッ!」
徐々に呼吸が荒くなっていく。
「いくらお前が超人的な力を手に入れようと、毒には勝てない!」
「うう…! おご、うううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ…ッ!!」
ついに慶太が地面に膝をつく。 そして両手を伸ばして天を仰ぐような体勢になった。
75 :
マイマイ268:2006/10/29(日) 23:39:24.13 0
「うンまァァァァァァァァァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜いッ!!!!」
そして『歓喜』の雄たけびを上げた。
「…?!」
「うまいぜェェェーーーーーーーー!!!!
ひさしぶりだこの『空気の味』! 最高じゃあねえか!
“故郷の味”って奴だよ、これがッ!!!!」
一茶は動揺した。
人体にとっての毒、見えない攻撃…最強の攻撃方法だと自負していたはずの
酸素を操る能力がこの相手には効いていないのか、と。
「実に、実に気分がいいッ!
深・呼・吸ゥゥゥゥゥー!!! んんん〜〜〜〜〜〜〜!!!
最高に『ナイスグッド!』ってやつだァァァァァァハハハハハハハハハハーッ」
(逆効果…だったのか、これは…。 そういう能力なのか?
ならば今度は酸素を薄く…!!)
「ハッハァーーー!!!」
一茶が二度目の攻撃を仕掛けようとした瞬間、
まるでドラッグを吸ったかのようなテンションで慶太は跳躍する。
そして今度は街灯の上の小さなスペースの降り立ち、見下ろした。
76 :
マイマイ268:2006/10/29(日) 23:40:44.61 0
ここまで!
>>66 ブンサテの新曲ですかね
まだ聴いてないけど、楽しみ!
77 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 23:46:36.83 0
乙!たしかミキタカはスタンド見えるんだよね
>>67 演劇部員は娘。同様卒業しては補充し…って形なんじゃ?
78 :
名無し募集中。。。:2006/10/29(日) 23:58:05.83 0
乙ッ!
うお!なんかすげーテンション上がってきた!
79 :
名無し募集中。。。:2006/10/30(月) 00:05:04.00 0
乙です。
80 :
名無し募集中。。。:2006/10/30(月) 00:09:45.44 0
1さんのを読んで
>>78を書いてる間投下されてたとは
ということでマイマイさんも乙ッ!
81 :
名無し募集中。。。:2006/10/30(月) 00:42:14.89 0
保全しそう
82 :
マイマイ268:2006/10/30(月) 00:50:56.80 0
>>77 見えないんじゃなかったかな…?
どちらにしろ、ミキタカは宇宙人って設定で今回は書いてます
83 :
名無し募集中。。。:2006/10/30(月) 02:06:39.17 O
乙ッ!
84 :
名無し募集中。。。:2006/10/30(月) 02:46:05.76 0
保全疾走
85 :
名無し募集中。。。:2006/10/30(月) 03:58:43.16 O
しばッ
86 :
名無し募集中。。。:2006/10/30(月) 07:56:37.93 0
二人とも乙!
>>82 77じゃないけど、
「ぼくは宇宙人」では見えてなくて、そのあと全体の解説みたいなのでは
「スタンド見えるらしい」って書いてあったからどっちにも取れるような・・・
87 :
名無し募集中。。。:2006/10/30(月) 10:07:26.22 0
おつ
88 :
名無し募集中。。。:2006/10/30(月) 11:10:27.48 0
89 :
名無し募集中。。。:2006/10/30(月) 12:10:56.15 0
昼保
90 :
名無し募集中。。。:2006/10/30(月) 13:13:51.00 O
きっとアラーキーがミキタカだけ見えないのは
不都合ってんで変更したんだろう
91 :
名無し募集中。。。:2006/10/30(月) 14:32:46.67 0
保全疾走
92 :
名無し募集中。。。:2006/10/30(月) 15:10:50.68 0
>>90 でもさ、JOJO−A−GOGOではミキタカのスタンド名は出てたから・・・。
後付け設定で『自覚のないスタンド使い』なんじゃね?
設定が変わるなんてジャンプではよくある事じゃないかッ。
あと路線が。
93 :
名無し募集中。。。:2006/10/30(月) 15:34:54.35 O
そういやジョジョアゴの設定忘れて看守のスタンド名に
「スノー・ウインド・アンド・ファイア」って名付けてから
単行本で中途半端に「プラネットウェイプス」って直したからおかしな事になってるねw
94 :
名無し募集中。。。:2006/10/30(月) 15:37:38.85 O
スタンドは見えるけど宇宙人かスタンド使いかは
謎のままっていう設定だよ
95 :
名無し募集中。。。:2006/10/30(月) 15:39:59.96 O
スノーじゃなくてアースね
96 :
名無し募集中。。。:2006/10/30(月) 15:50:21.38 O
五部で出た隕石に付着してた菌でどーたらって話あるじゃないっすか
ミキタカはそれとなんか関係あるんじゃないんすかね?
ミキタカが本当に宇宙からきたとすればですけど
97 :
364:2006/10/30(月) 16:03:36.44 0
遅ればせながら前スレ補完と時系列更新!
例の如くある程度勝手に当てはめた部分があるので問題あったら言ってください。
『宇宙のファンタジー』は前スレさんのライナーノーツ編にミキティがどう絡むか分からないので
とりあえず7月下旬に。『欠けた満月』の怪我度合いから8月上旬くらいかな、とも思ってはいるんですが。
>>前スレさん乙!
敵は外だけではなく内側にも!?
ライナーノーツなる敵はまだ全貌見えてないし、雅は四面楚歌状態ですね…
>>915さん乙です!
謎が紐解けてきた…って思ったらホルホースキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
1さんは5部キャラですがおいらは3部キャラが絡むとテンションが上がります。
残る強敵は2人!楽しみにしてまっす!
>>1さん乙ですー!
とうとう激突…!遠隔操作の小春のほうが地の利はありそうですが、
今の小春が身を隠しながらとか仲間を呼ぶとかしなそうだし、予想がつかない…!
しかし『月島きらり』が殺されるなら同タイプのスタンドの『安倍麻美』も危なかったんだな…
>>マイマイさん乙っす!
慶太強っ!
しかも単純に勝てばいいってだけの話でもないぶん厄介ですね。
とりあえず『ナイスグッド』ワラタ
ミキタカのスタンド名はジャンプ本誌で連載中は出てなかったから、ジョジョアゴ持ってなかった当時は
コミックス買って「いつの間にスタンド名出たっけ?」と疑問に思ったなぁ…
98 :
名無し募集中。。。:2006/10/30(月) 17:12:08.68 O
ほ
99 :
名無し募集中。。。:
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r‐‐-i
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| hozen |
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