1 :
名無し募集中。。。:
2 :
名無し募集中、。。:2006/10/02(月) 05:03:35.31 0
相変わらず不人気道重の写真集は出ないな
3 :
1:2006/10/02(月) 05:05:26.71 O
やべぇ、ホントにスレ戻しちまった…orz
ただしくは四十三部でしたスイマセン 汗
ちょっとしたら出します
ガッシャアァンッ!!!!
耳を劈くような冷たい音が、階下の玄関にいる露伴達の耳に響き渡る。
誰かが2階から侵入したのだろうか?
侵入したとするなら…
「藤本美貴、それに亀井絵里のどちらか・・・・もしくは両方か・・・・」
「う、う・・・・」
露伴は巻物のようになって床に崩れた小春の記憶を読みながら呟く。
4対1・・・・・だが、もはや露伴の敵ではなかった。
顔だけを本にしてそこに転がっている道重さゆみも、全身巻物のようにされた上に
スタンドをボロボロにされてしまった久住小春も、もう岸辺露伴に攻撃することは
できないのである。
「シャボン玉ァアァアアアッ!!!!!」
「ム?」
ドゴォン!!バゴォン!!!ズドォン!!!
上を向いた顔が正面を向くよう、廊下を這いつくばった姿勢でさゆみは
スタンド攻撃を試みたようだが、やはり無駄な抵抗だったようだ。
シャボン玉は小春の記憶を読んでいる露伴の身体をそれて、壁やドアに当たり
割れて、爆裂してしまった。
「おまえ、ふざけるなよ。ススで壁が汚れちまったじゃあないか・・・ドアも・・・
おまえが修理費を出してくれるのか?それならいくらやってくれても構わないけどね」
「ぬぐぐ・・・・っ!!」
「もうしばらくの間そうして待っていろよ。コイツの記憶を全部読んでから
おまえのスタンドもちゃんと使い物にならなくしてやるからさ。後始末は疎かには
出来ないからな…!!」
そう言って巻物になった小春の記憶に目を落したその時、彼の耳に
ドタドタと忙しく靴の踵が床を叩く音が聞こえてきた。
足音は一人のものではない・・・・恐らく二人以上だ。
「あぁッ!!さゆ!!?小春ちゃん!!!」
「亀井、オメーに水切りを教えた兄ちゃんってのはよぉ〜…
こいつで間違いネェーよなァ?」
そう・・・・それは言うまでもなく、ミキティと絵里であったッ!!!
「役者は揃ったようだな・・・そして・・・そう、藤本美貴。ぼくが一番
奇妙で理解できないと考えているのはおまえだ・・・・・!!!!」
「岸辺・・・・露伴ッ!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
『チュミミ〜ン!!!』
『メッシャアーッ!!!』
『ロードォ〜…ロードォ〜…』
『ウゥバアアアアアアァ!!ッ』
「ビスケッツのみんな・・・・・うぅ・・・・っ」
ボロボロにされて狂ってしまったビスケッツの大合唱の中、
ミキティと露伴は数ヶ月ぶりに対峙した。
「…なぜだ?ぼくと出会った事はミキティ、おまえは覚えているハズがないんだ。
あのバスの中でちゃんと書いてやったんだからな…しかし、コイツを読んだ限りでは
ここにいるヤツらは皆おまえの話を頼りにここまでやってきた・・・・と、書いてある」
露伴は巻物になった小春の腕の部分を読み上げる。
もちろん、小春はそれに抗うことはできない。
「他に書いてあることと言えば・・・久住小春、13歳。7月15日生まれの蟹座、
好物はお菓子の梅干し、愛読している雑誌はCanCam・・・・フーン!中学生のわりに
背伸びした雑誌を読んでるんだな。将来ミラクルな大スターになるため、演劇部の
ミラクル・エースを目指している…」
「なッ!!!!」
「なになに?スリーサイズは怖くてまだちゃんと測ったことがない。最近は
ハイビスカスの柄の下着がお気に入り。好きな男のタイプはほどよくムキムキな
タイプだが、実際に好きになったのは部長の…」
「い、言わないで…!!!!」
「…吉澤さんであり、中性的で並の女の子より遥かに美人だ・・・・か。他にも何やら
ゴチャゴチャと書いてあるようだが、どれも今必要な情報ではない・・・・コイツは使えんな」
「ぅ…ぅぐ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
ひ、ひどい!!
なんと容赦のない男なのだ!岸辺露伴という男はッ!!!
彼は目的のために小春のプライバシーを侵害したのだ。
小さな乙女心を踏みにじったのだッ!!!
「こ、この男はァ〜ッ!!小春ちゃんを傷つけやがったの!!」
「…相変わらず趣味のわりースタンドだぜ。人のプライバシーもお構いなしってか?」
「藤本さん・・・・僕には・・・・何だかこの人が許せなくなってきたよ・・・・・
自分より何歳も年下の女の子を傷つけるなんてドス黒いヤツだッ!!!」
「大人気ないって言いたいの?いいや、最高の気分だね・・・・ガキを負かすのはね!!」
露伴はそう言うと、その場にいる全員をバカにしたように『カッハッハ』と
渇いた笑い声をわざとらしくあげてみせた。
「漫画家なら他人のプライバシーに土足で入ることが許されてるとでも思ってんのか?」
「フン、おまえ達のプライバシーなんて別に興味ないさ。ただぼくは脅威となりうる
"悪意の種"を根絶やしにしたいだけだ・・・・別に正義感ぶるわけじゃあないが、
『スタンド使いだけを集めた部活』だなんて、その存在そのものが怪しいだろう?
何を企んでるのかは知らないが、そんなものはもはや『部活』じゃあない。『組織』だ」
「悪意・・・・・?悪意の種だって??美貴達の事を大して知らねーくせによぉ〜…
よくそんなことを言いきれるな、アンタ」
「よく知っているさ。おまえは『時を戻すスタンド』の能力者だったな」
「スタンドのことじゃあねぇよッ!!美貴は…それに亀井やさゆ、小春だって
スタンド使いの前に一人の人間なんだ…アンタは美貴達の人間性を無視してる。
何も知らないくせに、悪人だと決め付けてやがんだッ!!!」
「じゃあ聞くが、おまえの言う『人間性』というのは何のことだ?思想??性格??
体裁??そんなもの、並の女子高生らと何も変わらないのはわかっているがね」
「それならどうしてこんなことをすんだよ!?美貴には見境のないテメーの方が
よっぽど悪人に見えるけどなァッ!!」
「だからこそ、さ。『神無き力は知恵ある悪魔を造る』という言葉があるが…
おまえ達のような集団はその予備軍と言えるんだぜ」
熱の上がるミキティとは対照的に、露伴は冷めた口調で語る。
その態度が、ミキティや他の者の感情をさらに逆撫でしていた。
「スタンド使いではあるが、普段は普通の女の子…それが最も危険なんだ。
おまえたちは、いわばまだ無色透明…これから先、どれだけドドめいた色に変わって
いくのかわかったもんじゃあない。これから先、永遠に『無色透明のままで』いる
ことなど出来はしないんだからな」
「ちィ・・・・ッ!!!」
ダメだこりゃ・・・・・ミキティは、ただそれだけを思った。
わかってはいたことだったが、話し合いで納得させられるような人間ではなかったのだ。
それじゃあどうする?
・・・・・・・答えは一つしかない。
ドギュン!!!
「・・・・・・スタンドを出したか。やはり暴力に訴えるというわけだな・・・・そいつの
名前は確か『ブギートレイン03』…ボロボロにしてやったハズのスタンドが
何故そんなにまで美しい銀色の光をはなっているのか・・・・・それはおまえを読んで
調べるとしよう。ついでに、そのスタンドも今一度使い物にならなくしてやる」
「暴力に訴える・・・・・・それは違うぜ岸辺露伴!!わからず屋のオメーの身体に
直接"思い"を叩き込んでやるだけだッ!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
とは言ってみせたものの、ミキティが岸辺露伴に攻撃できないということは
彼女自身が一番よくわかっている。
問題はそれをどう克服するか・・・・だ。
すぐそこに這いつくばっているさゆみはすでに『岸辺露伴に攻撃できない』ようだし、
小春にいたってはスタンドがボロボロ。
残る頼みの綱は絵里の『サイレント・エリーゼ』であるが、露伴のことだ。
彼女を本にした時、安全装置として既に書いておいた疑いがある。
「行くよエリーゼACT2ッ!!」
『ビィーッ!!』
ドッギューン!!!
怒りに先走った絵里が、攻撃力抜群のACT2『サイレント・エリドリアン』を
露伴に向けて飛ばしたッ!!!
その巨大なシッポは露伴を叩きのめしたくてウズウズしているようだ。
「おまえの人をバカにして舐めきった態度ッ!!正義という名前を借りた
自己中心的で思いやりのないその考え方!!!僕のシッポですべて叩ッ壊してやる!!
悪人はおまえだぁーッ!!!やれッ!!エリーゼACT2!!!」
『ビッギィィィ〜ッ!!!!!!』
いつもに増して男らしくなった(露伴の攻撃の影響もあるが)絵里に、
ACT2も勇ましく答え、露伴に迫っていった!!!
ゴオォォォォオォォォオォォォォォオォォォオォォォォォオォォォォオォッ!!!!!!l
「くらえ!!これがシッポのラッシュだッ!!!デラデラデ・・・・・・」
ガッツ〜ン!!!
『ビッ・・・・・・』
ところがッ!!!
意気の高ぶっていた絵里とエリーゼACT2は、勢いのありあまった
モンスターマシンのように露伴のわきを通りすぎ、壁に激突してしまった!!
「な、なにをやってるんだ〜ACT2ッ!?マジメにやってよーっ!!!」
『ビ・・・ビ・・・・・・』
「無駄だよ。初めて会った時…おまえにもちゃんと書き込んでおいたんだ・・・・
この岸辺露伴を攻撃することは出来ないってね!!」
露伴ヲ攻撃スルコトハデキナイ!
「な・・・・」
デキナイ!!
「なんだってええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!!!!」
ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!
12 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/10/02(月) 05:44:18.53 0
ここまで!!
しかし・・・・・スレタイ間違えた上に、立てるタイミングも間違えたかも・・・orz
で、ではでは!!汗
13 :
915:2006/10/02(月) 06:34:06.25 0
乙です!
タイミングは大丈夫と思いますよ。
今週は土曜にめちゃイケののたんSPがあるからその当たりが要注意だけど
それまではなんとかがんばりましょうw
14 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/10/02(月) 06:34:52.65 0
責任もって頑張って保全しまする
>>915さん
と思ったら915さん来てくれた!!
ハイ!頑張りましょうッ!!!
16 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/10/02(月) 07:25:06.31 0
よし、今日はお休みだ!早めだけど寝ます保全!!
17 :
名無し募集中。。。:2006/10/02(月) 09:58:48.85 O
言わないで保全
18 :
名無し募集中。。。:2006/10/02(月) 11:55:04.41 O
言わないで…
19 :
名無し募集中。。。:2006/10/02(月) 13:03:30.08 O
お、新スレ発見
20 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/10/02(月) 14:29:54.33 0
起き保!
21 :
名無し募集中。。。:2006/10/02(月) 15:37:45.02 O
ほ
22 :
名無し募集中。。。:2006/10/02(月) 16:23:47.69 O
ほ
23 :
名無し募集中。。。:2006/10/02(月) 17:35:57.22 O
保
24 :
名無し募集中。。。:2006/10/02(月) 18:15:55.92 0
いつのまにか前スレ落ちてていつの間にか新スレが立ってたか
とりあえず1さん乙ッ!
25 :
名無し募集中。。。:2006/10/02(月) 19:03:06.38 0
まとめにリンクが無いってことはまだ帰ってきてないのか
26 :
名無し募集中。。。:2006/10/02(月) 19:57:05.24 0
ほぜ
27 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/02(月) 20:53:39.46 0
帰ってきたどーーーーーッ!!
>>1さんスレタテ&オナ乙であります!!
28 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/02(月) 21:30:26.38 0
小栗保全!
29 :
1:2006/10/02(月) 21:47:47.27 O
出します!
絵里の悲しいほど無意味だった行動により、ミキティは完全に理解した。
最悪の状況だ・・・と。
この場に、もう露伴を攻撃できる者はいないのだ・・・と!!
だが愕然とするミキティにはお構いなしに、露伴は指先を光らせ
既に何かを高速で投げ飛ばしてきていた。
シュバッ!!シュバッ!!!
その光は、スタンドとの距離を大幅に離れてしまった絵里に向かって
一直線に飛んでいくッ!!!
「う、うわぁー!!やられるッ!!!!」
絵里はガードできないッ!!
スタンドを戻すのが間に合わない!!!
「ブギートレインッ!!!!」
バシバシバシッ!!!!
しかし何かが絵里に突き刺さる直前、ミキティは彼女を庇い
スタンドの拳でそれを叩き落したッ!!
「これは・・・・・ペン先か?小細工に出しやがって・・・・・・」
「フム・・・・・おまえならきっとその彼女…いや、彼と呼んだほうがいいか?
防御してやるんだと思ったよ・・・・・ぼくが今それを投げ飛ばしたのは
攻撃のためではない。ミキティ、きみのスタンドを観察するためだ」
「観察だって?」
「そうだ。どうやらそのスタンド、本当に何事もなくピンピンしているようだな…
なぜ、ボロボロにしてやったハズのスタンドがそんなに眩く輝いているのか。
ぼくを一撃で倒しでもしない限り、能力の解除はあり得ない・・・・・だがバスの中で
出会ったのは事実だ・・・・・そうなると、おまえはあの日以来どこかでぼくと再び出会い、
何らかの方法でヘブンズ・ドアーを解除させ、さらに時を戻した・・・・・という
可能性が考えられるな。他には…」
「もういいよ。美貴は『バスの中』でのことなんか詳しく知らねーしさ。
勝手に妄想してれば?」
「職業柄いろんな可能性を考えるタチでね…この場合『ヘブンズ・ドアーの
術中から逃れた方法』ということになるんだが…実に興味深いんだ。
なぜならぼくが関与しない限り絶対に"あり得ない"ことなのだからな…」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
強い口調で答えていたミキティだったが、内心ゾッとしていた。
実際、彼の推理はほとんど当たっている。
バスの中で出会って攻撃を受けた事は記憶にはないが、去年の冬に幼稚園で
彼と出会っているのだ。(※ブギートレインは白銀に輝いて〜参照〜)
時を戻したのでミキティしか知らないことだが、露伴の言う"バスの中"以来、
確かに露伴はミキティと出会っているッ!!!
「や、やばいよ藤本さんッ!!攻撃できないんじゃあ・・・・僕らにはもう
どうすることもできないじゃないか!!!」
「騒ぐなッ!!美貴だっていま考えてんだよ!!!」
「逃げた方がいい・・・・藤本さんだけでも逃げてよ!!そしてみんなに知らせるんだ…
愛ちゃんやガキさん達に…じゃなきゃあ僕らの行為は無駄になってしまうッ!!!」
「亀・・・・なんのつもりだ?オメーはどうする気だよ」
「僕は逃げないよ。元はといえば僕がいけなかったんだ…あの時、この漫画家と
出会っていなければ・・・・男の子になりたいなんて思っていなければ!!!
こんなことにはならなかったッ!!それに、さゆをおいてなんていけないよ…!!!」
絵里は沈んだ声で言った。
自分だけでも逃げてみんなに知らせる・・・・
それが今、最善の選択なのかもしれない。
しかし・・・・ミキティは思いとどまっていた。
絵里やさゆみ、小春をこの場に置いて自分だけ逃げるということに
後ろめたいという気持ちもあるにはあるが、それ以上に思うことがあったのだ。
「モタモタしないで!!!僕が足止めをするから早くッ!!
戻れっ!サイレント・エリーゼACT2ッ!!!」
『ビーッ』
「おっと!!そうはさせるものかッ!!!」
エリーゼACT2に露伴の手が迫る。
捕まってしまうッ!?
いや、違う・・・・露伴の手の先にいるのは・・・・・
道重さゆみだったッ!!!
ガシィッ!!!
「のッ!?」
倒れている彼女の腕をグイッと乱暴に引き上げて起こす!!
いったい何をする気なのだ!?
岸辺露伴はッ!!!
「あぁッ!!さゆを離せ!!!」
「仲間を置いて逃げる…聞こえは悪いが、戦術的には良いアイディアかもな。
後からこいつらを助ける思惑なら、仲間を裏切ることにもならないだろう・・・・・
しかしぼくの立場から言えばいま正体を知られたミキティに逃げられてしまったら
非常に困るね。何人仲間を連れてこようとしているのかは見当もつかないが、
そうなってしまってはさすがに骨が折れるよ・・・・」
「い、いたた・・・腕を離して欲しいの」
怒鳴る絵里と呻くさゆみを無視して、さらに露伴は続けた。
「もしぼくがマンガの主人公ならこの場合どうするか?・・・・・どうやってミキティを
屋敷から逃がさず『ヘブンズ・ドアー』で攻撃するか・・・・さて…どうやって…」
空いた手でアゴに指をあて、露伴は考える。
だが、本当はもういくつか手段を考え付いているんじゃあないかと
ミキティに思わせる何かが露伴の表情から窺えるのだからいけ好かない。
「一気に間合いを詰めて攻撃するか?いや・・・明らかな近距離パワー型のスタンドに
それは賢くないよな。もし、ぼくが書き込んだことがすべて無効になっているものだと
すれば、おまえに接近戦を仕掛けるのは危険すぎる・・・・・・」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ガクンッ!
その時、さゆみは無理やり吊り上げられた腕が伸びたような錯覚を覚えた。
肩が外れたような感じもするが、痛みはない。
痛みはないが・・・・眼前に広い床が迫ってくるッ!?
ゴォォォォォォ…
・・・・・腕は伸びているのではないッ!!
小春の全身と同じように、腕が巻物のようにされているのだ!!
ズルゥ〜・・・・・バラバラバラバラバラッ!!!!!!
ベちッ!!
「ぎゃッ!!」
「だから最も安全な策を取らせてもらうことにしたよ・・・・久住小春、
この道重さゆみの腕に書き込んだところを読んで説明することを許可しよう。
おまえにはその資格がある」
ペラペラの巻物と化したさゆみの腕を、転がすように小春の元へ放り投げる。
そのページは、小春のちょうど顔の前で開かれていた。
その資格がある・・・・?
いったいどういうことだろうか??
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「あ・・・・・・・あああああああッ!!!そ、そんな・・・・」
「小春ちゃん・・・・?さゆみは何を・・・何を書き込まれたの?」
「こんな・・・・なんてことを〜ッ!!」
「だから何を書き込まれたの!?小春ちゃ・・・・・・」
そう言いかけて、さゆみは気付いた。
どうしてさゆみは上を向いたまま立ち上がっているのだろう?
ゆっくりと天井が動き始めた・・・
天井が動く?そんなバカな。
「ど、どうしたんださゆ・・・・小春ッ!!さゆの腕にはなんて書かれてやがんだ!!」
「ふ・・・・"藤本美貴が"・・・・・"岸辺露伴を困らせた時"・・・"わたしは"・・・・」
さゆみの耳に入ってくる小春の震えた声がだんだん大きくなっていく。
気付けば、自分のすぐ真下から聞こえてくるような響き方をしていた。
・・・いや違う!!
声が大きくなったのではないッ!!!
足元に小春がいるのだ!!!
しかも、さゆみから近寄っていったのである!!!!
天井は動いていたのではなく、自分が歩み寄っていただけなのだ!!!
上を向いてしまっているため姿は確認できないが、間違いなくさゆみの
足元に小春がいるのだ!!
さゆみはその時初めて気がついた。
巻物になっていない自分の右腕で構えているものは・・・・
「小春を・・・・・"久住小春を爆殺します"・・・・・!!」
さゆみの爆弾スタンド『シャボン・イール』だった!!!!!
藤本美貴が
岸辺露伴を困らせた時
わたしは久住小春を爆殺します
「う、うわぁあああああッ!!道重さん!!!」
「「「な・・・・なんだってえええええええええええええええええええぇぇぇッ!!!」」」
絶対絶命…
岸辺露伴の能力『ヘブンズ・ドアー』とその戦い方は…
ミキティ達の想像をはるかに邪悪に超えていたのであった。
希望は…ないのか・・・・・
ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンンン!!!
40 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/10/02(月) 22:29:40.37 0
ここまで!!
41 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/02(月) 22:42:54.79 0
42 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/02(月) 23:16:58.83 0
オナ中世にも見てたんだけどヒロスエのヤツ地元で撮影してたんじゃんけ!
43 :
名無し募集中。。。:2006/10/02(月) 23:44:21.94 0
そろそろ圧縮保全!
44 :
名無し募集中。。。:2006/10/02(月) 23:46:36.60 0
乙ッ!
露伴は何気に凶悪だよな
45 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/03(火) 00:15:16.80 0
「それじゃ・・・・・・」
梨沙子と言葉を遮る様に舞波は続けた。
「確かに・・・・・私一人の力ではどうにも成らなかった・・・・だけれど私から東俣野さんを奪い去った
事には変わりはないの・・・・・・」
「舞波の言ってること・・・・・・よくわかんない・・・・・・なんであのおじさんが・・・その東俣野さん
を盗ったことが・・・・・・・・・なんでわかるんだゆー?」
舞波はぼそりぼそりと呟くような声で話し始める。
「・・・・・幽霊は限られた人間でしか見ることが出来ないし幽霊の力でしか完全に倒すことは出来ない・・・・・」
いきなり話された事に対応出来ず混乱の色が梨沙子の顔を染める。
「?」
混乱する梨沙子はよそに舞波は続けた。
「あの男が戦ってるの時にね・・・・・東俣野さんの『スタンド』を使ってたの・・・・」
舞波の言葉に梨沙子はますます混乱する。
「あ・・・あば?・・・・・あのおじさんがスタンド使いで・・・・おじさんのスタンドじゃないの?」
舞波は身体を抱えながら俯き宙を浮く。
46 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/03(火) 00:16:09.40 0
「残念ながらソレはないよ。あの男は胸元の『黒い石』を指先で叩きながら東俣野さんの名前を呼んで・・
まるで操るみたいにして『スタンド攻撃』を繰り出していた・・・・それにね、その戦いが終わった後
暴れてた人に『黒い石』を近づけてマホウみたいに吸い取ったの・・・・・東俣野さんもあの男にああやっ
て掴まったのかもしれない・・・・。」
舞波の言葉に梨沙子は唇を噛み締めた。
「・・・・やっぱりあのおじさんは悪い人決定だね!」
『ハヒィ!それは違うど。』
バッグの中から妙な声が聞こえる!
梨沙子はバックに顔を突っ込みながらペットボトルを取り出す・・・・
中を満たすのは『透明な水』・・・・・水は揺れながら自らの存在を主張するかのように獣の言葉を紡ぐ。
『あ・・・主は自分の都合で動く様な人じゃない・・・・きっと何か理由があるのに決まってんだ。』
「どんな理由があろーとあたしの友達を悲しませるよーなヤツはワルモノに即決定なんだもん!!!!」
梨沙子はペットボトルを勢い良く振って中のがんずきに攻撃を加えた!
『あ・・・・・あぶぶ・・・・りさこ・・・・・・それ以上は・・・・き・・・けん』
「ちょっと!駄目だよ梨沙子!!!!!やめなよッ!周りからスッゴイ冷たい目で見られてるよ!!!!」
「あば?」
梨沙子が周囲の冷たい視線を確認すると同時にアナウンスが流れ旅の終点を一つ刻んだ。
47 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/03(火) 00:28:05.66 0
と!今日はこれでおし舞波!
48 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 00:40:20.17 O
乙!
49 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 01:19:03.72 O
落とさないッ
50 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/03(火) 01:34:51.80 0
う〜ん・・・・歌ドキュアップタレントは司会要らない気はしました。
あと初回松浦っつーのはねぇ・・・
・・・とりあえず伝説の木保全!
51 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 01:43:28.49 0
乙ッ!
つーか菅谷はがんずきの言葉が解かるのかw
52 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/03(火) 01:52:59.90 0
色々と敏感な子なのでw
53 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 02:04:45.11 0
つの丸のマンガの動物キャラが
普通に人間と会話してるのくらい違和感が無いなw
54 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 02:31:46.82 0
ほぜほぜほぜほぜほぜほぜほぜほぜ!!!!
55 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 03:21:44.39 O
ほ
56 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 04:17:20.56 O
ぜ
57 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 05:22:48.43 O
ん
58 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 06:49:07.68 0
おは保!
59 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 07:39:28.61 0
出勤前保!
60 :
1:2006/10/03(火) 07:50:59.83 O
そして出します!
それは実に奇怪な光景であった。
さゆみは巻物にされた左腕を床に垂らしながら、上を向いたままの姿勢で、
同じように全身を巻物にされて散らばり動けない無抵抗の小春に右腕の
スタンドを構えて制止している・・・・
ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド
「で、でもそんなバカなことがあるわけ・・・・・さゆが小春ちゃんを
爆殺するわけが・・・・・」
「わあああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!」
苦笑いの篭った絵里の言葉を遮ったのは、小春の悲鳴であった。
「道重さンッ!?く、口からシャボン玉がハミ出てきてます!!!うわぁあ〜ッ!!」
「さ、さゆみは何もしてないのッ!!うっ、う・・・・・うぅぅぅぅぅぅッ!!!!!」
さゆみは思い出していた…
後藤真希との戦いのときを・・・・誤って小春を爆撃してしまった時のことを
思い出し、全身から嫌な汗を吹き出していた!!!
「う・・・・ぐあぁ〜っ!!!!!」
あんな絶望感はもうゴメンだというのに・・・・・それをまたここで・・・・・ッ!!?
「ほら、黙って見ているヒマはないんじゃあないのか?ミキティ」
「これがアンタの正義かよ・・・・それしか方法はないのかよーッ!!
本当にこれが善い人間のやることなのか!?」
「うるせぇーなぁ・・・・善い人間の在り方について云々するのもいいけど、
おまえこそそろそろ善い人間になったらどうだ?手伝ってやるよ・・・・
なぁに簡単さ。いま一度スタンドをボロボロにされるだけでいいんだ」
「・・・・・・それで気が済むのか?本当にそれだけなのか?」
「それだけだよ、ぼくがイジるのはね…それ以外を書き込む事はきみのリアルな
人生をニセモノにすることだからな。いい加減普通の女子高生になれよ」
スッ・・・・
何かを決意したのか、ミキティは足を一歩踏み出す・・・・
背後に立っていた『ブギートレイン03』は、静かに空間にとけて消えた。
「藤本さん・・・・・・何、やってんですか・・・・・?」
絵里の問いに答えず、さらに一歩、露伴との距離を縮める・・・・・
まさか・・・・まさかミキティは・・・・!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「い、行っちゃダメだ藤本さんッ!!藤本さんまでやられてしまったら・・・・
誰がこの漫画家を止めるんですかッ!!!」
「もういいんだよ亀井・・・・・美貴が行かなきゃ小春が助からないし、
さゆもまた傷ついちまう」
「で、でも・・・・・」
「大丈夫だって。たぶん殺しはしねーだろう・・・・・なぁ?露伴先生よぉ…」
ミキティは一歩ずつ近寄りながら、露伴に訊いた。
「さぁね。わかっていることは、おまえがぼくを困らせれば間違いなく
久住小春は攻撃を受ける・・・ということだけだな」
「なら簡単な話じゃんか。美貴がアンタを困らせなければいいんだ・・・」
さらに近付いていく・・・
今度こそ本当に『時を戻す』という危険なスタンド能力をこの世から
封印することができる。
そう思った露伴だったが、ミキティの表情を見て、彼は『奇妙だな』と思った。
「おまえ、これからぼくの攻撃を受けるっていうのに…スタンドをボロボロに
されるっていうのに随分と余裕ぶっこいた表情をしているな・・・・・」
その時、露伴は思い出した。
ボロボロにしたハズのスタンドが無事だということは・・・・
『時を戻す能力』も健在ということになるのではないか?
「まさかおまえ・・・・・すでに時を戻したりしたんじゃあないのか?
打開策を見つけて戻ってきたのか??見当もつかないが・・・・・・」
「いいや、戻してない」
「証拠は?」
「自分の意思じゃあ時を戻せない・・・・それじゃあ証拠にならない?
ま、もし自分の意思で戻せたとしても美貴は戻すつもりなんかねーけどな。
アンタなんかにはわかりゃしねーだろうが、さっき真の友情ってヤツを目の当たりに
してきたんでね。アレをなかったことにはしたくないんだよ・・・・・・なッ!亀井!!」
「ふ、藤本さん・・・・ッ」
真の友情・・・・・それは先ほどの更衣室での出来事を言っているのだろう。
「それに、だ。美貴はハナッから演劇部のみんなに助けを求める気もないのさ・・・
そんなことしたら、こいつの言う通り・・・・・あそこは『部活』とは言えなくなっちまう。
やられたからやり返す・・・・それじゃ栄校のやつらと一緒だろ?なぁ、さゆに小春よぉ」
ザッ!!
…ついに、ミキティは露伴の射程距離に入った!!
あぁ・・・・ミキティはこのままやられてしまうのか!?
もう二度と彼女の勇姿を見る事はできないのかッ!!!
「そう、やられたらやり返すじゃダメなんだ・・・・特にこの場合は・・・・・
やられる前にやんねぇーとなアァッ!!!!!!! 」
ドッギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンンン!!!!!!
「なにィッ!!!!?」
突然のミキティのスタンド攻撃にその場の誰もが驚愕する!!!
一瞬のうちに飛び出してきた『ブギートレイン03』は左のストレートを
岸辺露伴の顔面に繰り出したッ!!
ヒュン!!
だが・・・・・ミキティは露伴に攻撃できないのだ。
拳のコントロールはおもいっきりおかしくそれてしまった!!
「なんだ・・・?今のは・・・・・正直あせったが・・・・今の動きを見る限り、どうやら
この岸辺露伴に攻撃できないようだな…しかし正気か?今の行動は明らかに
このぼくを困らせ・・・・」
「まだだッ!!ブギートレインンンンッ!!!!」
シュバッ!!!
今度は右のストレート!!
もちろん、岸辺露伴に当てる事はおろかカスらせる事も出来ない。
「ミキティおまえ・・・・仲間を見捨てる気か?」
露伴の問い掛けにミキティは答えない。
答えないかわりに、両の拳を握り締め往生際が悪く、大きく振りかぶっていた。
「おぉぉぉぉぉッ!!ゴールデンッゴォォォォォォル決めてェッ・・・・・」
「もういい、幕を下ろせよ・・・・ヘブンズ・ドアーッ!!!!!!!」
ドシュッ!!!!
バラバラバラバラバラバラッ!!!!!!
「・・・・つゥッ!!!」
カウンターを受けて顔を本にされてしまったミキティは、そのまま露伴の
すぐわきを前のめりに倒れてしまう。
あぁ・・・・・ミキティがやられる!!
スタンドをボロボロにされてしまうッ!!!
そして小春の運命は・・・・
「終わったな・・・・おまえはこの岸辺露伴を困らせたんだ。ぼくとしては
ちょいと残酷趣味だが・・・・ミキティ、おまえが引き金を引いた・・・・
道重さゆみという引き金をな・・・・」
「・・・・・・・・・・それはどうかな?」
「え、なn」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シーン
突如、聴覚に起きた異変に露伴は思わず絵里を見た。
この能力は・・・・・絵里の『サイレント・エリーゼACT1』の音を消す能力だッ!!!
一度読んだから知っている…現に絵里の肩の上でエリーゼACT1は能力を発動させていた。
(なるほど・・・確かあの能力は限定された空間全域に影響を及ぼすタイプ。
だからぼくの存在に関係なく能力を使えたわけか・・・・・しかし)
いったいなぜ、絵里はこの状況でそんな能力を使ったのだろう?
使う理由もなければ、メリットもない。
友人の悲鳴を聞きたくなかっただけであろうか・・・・?
シュウゥゥ・・・・・ン
彼の耳に音が戻ってくる。
絵里が能力を解除したようが・・・その理由は依然つかめなかった。
「いったい何のマネだ?いきなり音なんか消して何をしようと・・・・」
『待ッテタゼ』
『えりりんガ能力ヲ解除シタゾ』
!!!!!?
耳元で囁かれた奇妙な会話に露伴は思わず振り返る。
そこにいたのは、顔が本になっているミキティと、上を向いたままであるさゆみと…
しっかりと自分の足で床を踏みしめた久住小春だった!!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
「な、なんだッ!?なぜコイツが『ヘブンズ・ドアー』の術中から逃れているんだ!!?
ということは・・・・まさか今の声はッ!!!!」
「小春の『ミラクル・ビスケッツ』だぜ。"満月の流法"で小春を五分前の
状態に戻した・・・・・危なかったよ、ビスケッツがおかしくなってからギリギリ
五分経過しちまうとこだったからな・・・・・!!!」
「お、おまえ・・・・・・まさか初めッからそれを狙って・・・・・・?倒れた拍子に
そいつに触れたということか…!?アイツが音を消したのも、注意を逸らすための
フェイクだったというのか!!?」
「アンタにとっちゃあ亀井の能力を“読んで知っていた”ことがアダになったな。
知る事は難しいことじゃあねーんだよ・・・・本当に難しいことはッ!!その知っている事に
いかに身を処するかってことの方なんだ!!!」
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
そういえば、道重さゆみはどうしたのだろうか?
ミキティが露伴を"困らせた"のだから、書き込んだ爆殺の命令は
発動しなかったワケがないのだが…
「苦労したぜ・・・・・学期末のテスト並みにフルに頭を使ったよ。アンタが何と
言おうとこのままぶっ飛ばさせてもらうかんな・・・・やれッ!!小春!!!!」
「ハイッ!!!!ミラクル・ビスケッツNo.4!!お願いッ!!!!!」
『シャボン玉☆カナァァァァァァァッ!!!!!!!?』
「こ、このシャボン玉は!!?うわあああああああああッ!!!!」
ボッグオォォォォォォォオォォオォォォォォオォォォォォオォォォォォォン!!!!!
「今のは美貴がアンタを困らせた時、小春に放たれ分解された"さゆのシャボン玉"・・・
それを再形成してアンタを困らせたのは小春だから、今の攻撃でさゆに書かれた
命令が発動することはない・・・やれやれ、美貴が困らせなけりゃいいってのは
確かに本当だったみてーだな・・・・」
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンンッ!!!
71 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/10/03(火) 09:02:18.28 0
ここまで!!あともう少しッ!!
ではでは!ノシ
72 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/03(火) 09:20:03.14 0
おはやっ保〜。
>>53そんな感じで受け止めて頂ければw
>>71 1さん乙!終盤に向けての大量放出!久々にこのスレらしい空気感
になりましたね!
73 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/03(火) 10:17:53.84 0
朝食後保全
74 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 10:54:29.68 0
乙
75 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/03(火) 12:15:07.41 0
昼保
76 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/03(火) 12:42:05.12 0
銀色の永遠 〜真夏ノ夜ノ夢D〜
8月6日
:カードリッジNO4『蛇の知恵、その全て』
「あばばばばば・・・・。」
広い空間。
経験した事の無い様な広さ、慌ただしさに梨沙子の心はすっかり呑まれてしまった・・・・・・。
「梨沙子?どうしたの?早く行こうよ。」
舞波の言葉に我を取り戻した梨沙子は急いで改札に走し出す。
首尾よく改札を抜けると数字の羅列が視界を覆うッ!!
「・・・まいは・・・何処へ行ったらいいの?・・・多すぎてわかんないゆー・・・」
読めない漢字、聞いた事もないような地名。そして多すぎる路線に梨沙子の情報処理能力はたちどころに臨界
を迎えた!!
「落ち着いて。グリーンの所に5の書いてある所だよ!山手線外回り品川方面。降りる駅は五反田で乗車料金
は160円。」
舞波は梨沙子を落ち着かせると明瞭に目的地を告げた。
「あば・・・解ったもん。」
促されるままに硬貨を販売機に滑り込ませ五反田までの乗車券を購入した・・・。
「これであのおじさんに逢って東俣野さんって人を奪い返せば舞波も寂しくなくなるね!」
強い瞳で梨沙子は舞波を見つめる。
「大人しくコッチの話を聞いてくれればいいけど・・・・・」
自分を認識出来る人間が梨沙子しかいなかった、からとは言え巻き込んでしまった事に舞波は今更ながら罪悪
感を感じて来てしまった・・・・。
『だいじょうだ!・・・・・・主・・・い・・いや「元」主だって心の痛みは充分に解るヒトだッ!!!
事情が解れば話を聞いてくれるど!』
77 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/03(火) 12:43:08.36 0
ペットボトルの中でがんずきの獣の声が力強く響く。
「そだね!いざとなったらおまえが居るし・・・・・きっとうまくいくよ!」
梨沙子はペットボトルをなでながら舞波に笑いかけた。
「・・・・・ありがとう・・・。」
その笑顔で舞波は心の痛みが軽くなっていくのを感じた。
78 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/03(火) 12:45:05.58 0
と。昼の部はここまで!
やっぱり1さんが来ると俺もテンションが上がるッ!!
79 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 13:03:04.85 O
お二人乙!
昼更新は仕事中に読めるからうれしい
80 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 14:02:25.37 0
乙りまくり!!
81 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 15:05:42.37 0
保全
82 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 16:37:29.07 0
あんどー!
83 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 16:52:47.67 0
保全疾走
84 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/03(火) 17:39:35.97 0
笑顔でいた梨沙子の頬に疾風が奔る。
ガタンガタンガタンガタンガタンガタンガタンガタンガタンガタンガタンガタン
騒音を立てながら銀に緑のラインがレールを軋ませ停車した。
開いた扉からは無数の他人は波を作りながら流れ出す。
梨沙子は決意を改める様に、力強く一歩を踏み出した。
ガタンガタンガタンガタンガタンガタンガタンガタンガタンガタン・・・・
電車の腹の中で吊革に揺られながら梨沙子は網棚の舞波に小声で尋ねた。
「ねぇ?なんで舞波はおじさんの居場所。知ってるの?」
その質問に舞波は当たり前のように答えた。
「顔は解ってたしね。後を付けて色々調べたら直ぐに解ったよ・・・・・けれどね・・。」
言葉を濁した舞波に梨沙子は怪訝そうな表情を浮かべた。
「『けれど』?」
舞波は目を逸らしながら続けた。
「住処まで調べた頃からあの男の動向がプッツリと切れてるの・・・・・杜王町では見かけていないし
五反田のアパートにも鍵が掛かってて中に入れない・・・・・私達は中の人の許可が無いと部屋の中のは
入れない・・・・・・だからどうしても生きてる人にお願いしたかったんだ・・・・」
「むずかしいコトは良く解らないけど・・・・・・私なら舞波の役に立てるってコトね!」
電車に奔る振動の種類が変わる。
アナウンスが流れ電車は停車した。
夏の暑さに焼かれたアスファルトが咽返るような熱気を放っている・・・・・
梨沙子はテンガロンハットを被り直し五反田の町を見下ろした。
85 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/03(火) 17:42:55.16 0
と!保全がてらにぴろっと出汁ました。
86 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 18:49:32.39 O
乙!
87 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 19:37:05.60 0
乙
88 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 20:53:30.19 0
乙乙!!
89 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 21:00:40.51 0
バラライカ!
90 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 21:44:39.84 0
言わないで・・・
91 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/03(火) 22:40:34.82 0
帰宅疾走!
92 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 23:16:01.92 0
そろそろ圧縮来そうだ保!
93 :
名無し募集中。。。:2006/10/03(火) 23:41:47.23 0
疾走
94 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/03(火) 23:59:04.43 0
保全疾走
95 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/04(水) 00:21:39.47 0
今日は俺等だけなの?保全
96 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 00:56:14.06 O
できるときに保全
97 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 00:56:26.81 0
ここにいるぜぇ!保全
98 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/04(水) 01:22:19.28 0
「なんかこの町・・・・・・好きにはなれない・・・」
馴れない空気に梨沙子は違和感を覚えそんな言葉が口を吐いて出る。
「急ごう・・・・・事が終わればすぐに帰れるよ・・・・」
舞波の言葉に頷くと梨沙子は足早に駅を出た。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
駅から30分程歩くと築10年位だろうか・・・ほど良く痛んだ安アパートに辿り着いた。
「・・・・ここだよ・・・ここの302号室『菅沼英秋』・・・そこがヤツの住処・・・」
「すがぬまひであき・・・それがおじさんの名前・・・・」
錆付いた階段が必要以上にカンカンと高い音を立てる・・・・・
梨沙子は一歩一歩階段を登り詰める。
「待っててね・・・・・東俣野さん・・・・必ず・・・・」
アパートの三階に上がると手前が『301号室』、その次がターゲットの『302号室』だった・・・
99 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/04(水) 01:22:50.94 0
ガチャッ!ガチャッ!
ドアノブは金属音を立てるだけで動きさえしなかった・・・・
「やっぱり鍵、かかってるね・・・・でも!」
ズギュンッ!
梨沙子のスタンド『ファイアフライズ・スター』が発現しドアノブに触れる。
「えい。」
梨沙子がノブを引っ張るとノブは引っこ抜けアイスクリームの様にドロドロに溶け落ちコンクリの床に落ちた。
「舞波ッ。中に誰か居る?」
直ぐさに梨沙子は舞波に中の状況を窺う様に促す。
「中には『一人』・・・・アイツかどうか・・・までは解らない・・・けれど一人居るッ!」
『・・・この感じは主じゃあないど!でも・・・・どっかで・・・感じた気配だど?』
「・・・・解ったもんッ!」
梨沙子はゆっくりと扉を開く。
締め切った部屋の暗がりから何かがこちらの動きを察したらしくモソモソと動く。
100 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/04(水) 01:24:25.10 0
ともう直に終わ梨沙子なのですがここが玄海灘!
101 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/04(水) 01:31:09.87 0
ソルジャー就寝保!
102 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 01:40:46.05 0
乙ッ!
103 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 02:29:26.90 0
保!
104 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 03:11:57.79 O
ほ
105 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 04:23:12.41 O
俺保全頑張ってんなw
106 :
ミラクル・ビスケッツ:2006/10/04(水) 06:22:36.98 O
保全シテヤルー!ウゥバッシャアァァァ!!
107 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 07:36:43.19 O
ほ
108 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/04(水) 07:53:02.50 0
おは保〜
109 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 09:48:22.40 O
保全がステキな季節
110 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 11:32:20.73 O
保全シャララ
111 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/04(水) 12:04:28.70 0
保全は心の応援団
112 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 13:09:22.92 O
保全とはッ!
スレの運命に決着をつける為にあるッ!
113 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 14:43:55.37 O
ほ
114 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/04(水) 15:37:07.70 0
サマーナイト保全
115 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 16:46:54.31 0
保全疾走
116 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 17:54:55.96 O
ほ
117 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 18:02:32.41 0
1さん&前スレさん乙ッ!
>>61の「口からシャボン玉がハミ出てきてます」に不覚にも笑ってしまったw
118 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 18:17:41.27 O
本体メンで相手にトドメをさす率が一番高いのは誰か考えてみたが
やはり断トツで藤本か
119 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 19:00:31.42 0
しゃぼん爆弾直撃喰らったら死ぬな
120 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 19:56:32.48 0
一番やられてるのは誰だろう?亀井カナ?
121 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 20:31:26.61 0
奴は巻き込まれ型だな
122 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 20:33:04.54 0
災難に遭うのは亀井
殴られてるのは藤本か
123 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 20:40:48.66 0
入院レベルだとごっちん戦はほとんどみんなだから置いといて、
対ミキティの梨華ちゃん、
クリスマス前のどたばたでのこんこん&麻琴、絵里&さゆ、
対栄高戦のよっすぃ〜
こんなもんだっけ?
124 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 20:50:29.18 0
石川さんは入院スパイラルで留年したからね
カラスとかEvergreenとRealMeとか
125 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 20:51:43.76 0
長期入院中の石川にボーンコレクターの
リンカーン・ライム的な描写を期待していたのは内緒だ
126 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 21:35:06.44 O
何気に高橋は敗戦が多い気がする
127 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 22:14:45.61 O
たすかに
128 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 22:27:41.29 O
逆にれいなは勝ちまくりだな
129 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 22:47:48.91 0
藤本も何気に負け試合が多い
130 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 23:26:20.98 0
無敗なのはだれだ?
131 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 23:38:31.70 0
矢口
132 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 23:40:35.01 0
そりゃほとんど戦闘に赴いてないからだろw
っつーか勝てる状況以外戦わないよーな気もするが・・・。
133 :
名無し募集中。。。:2006/10/04(水) 23:55:52.81 0
安倍さんも無敗?
134 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/05(木) 00:06:54.70 0
暗がりの動きを梨沙子は凝視しつつ出方を窺う・・・・・。
キラリ・・・・。
暗がりから鋭い光が揺らめく
・・・・その揺らめきのヤバさを本能的に悟った梨沙子は尻餅を突く様な格好で身体を下げたッ!
トォォオオオォンッ!!!!!!!
軽い音を立ててテンガロンハットが朱い一閃により扉に昆虫標本の様な無残な姿に変わる・・・・。
はらはらと茶色い髪の毛の数本は半開きの扉からの光を受け宙に舞う。
光は部屋を微かに照らし荒らされ破壊しつくされた姿を露わにした。
梨沙子はその中に立つ親しい人の姿に目を丸くして驚愕した。
「・・・・み・・・・みや・・・・・なんで?なんでココにいるの・・・・・?」
朱槍を手に収めながら・・・・夏焼雅もまた驚愕の表情を浮かべた。
「りさこ・・・・・・アンタこそ何で?・・・・・・まさか・・・・。」
TO BE NEXT SIDE・・・・・
135 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/05(木) 00:19:25.42 0
と!キャラ談義ぶった切りのタイミングで昨日うpれなかった分をうp!
そして行き成りエピ終了ですw
まあ実際はこの後に続くライナーノーツ編最終章への前哨戦なのでこんな感じ
であります!兎に角役者は揃いました!去年末の様に馬鹿騒ぎが始まりますw
じゃ皆さん談義の続きをドゾー。
136 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 01:08:27.91 0
保全
137 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 01:47:09.67 O
乙!
まぁ藤本は負けて初めて時を戻す感じだからな
138 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 02:26:15.84 0
乙
139 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 02:41:19.82 0
そういやサイボーグのときの対柴田戦も結局安倍が勝ったんだったな
140 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 03:35:19.54 0
保全疾走
141 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 04:37:03.95 O
安倍はれいなに負けてなかった?
というわけで無敗王はれいなと思ったけど一回小春に殺されてるな
142 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 06:41:38.17 0
完全無敗ってのはいないかな?
ベリは犬に負けてるけど、℃-uteは何人かいるかもだけど、単純に出番が(ry
143 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 08:07:31.89 O
保全疾走
144 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 09:09:37.19 O
ホゼン・・・ミツケタゾ・・・シシッ!
145 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 09:40:18.43 0
まぁとりあえず連戦連勝なのはみうな?
単純に出番が(ry
146 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 09:43:40.10 O
いま考えてみれば小春がれいな殺すとかありえれいなだな
147 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 10:06:39.74 O
メン 負かしたメン
藤本…高橋、小川
小川…高橋、紺野
高橋…藤本、小川
紺野…なし
新垣…久住
田中…なし
亀井…なし
道重…新垣
久住…吉澤、新垣、田中
吉澤…藤本、高橋、久住
うーむ記憶違いかなりあるかも
148 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 11:24:27.35 O
ほ
149 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/05(木) 12:35:39.19 0
>>146 あの頃の俺ヤリタイ放題だったからなぁ・・・・。
だが当時の小春の俺設定は心の傷から『どちら側にも揺れる』様な設定だった。
150 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 12:53:50.46 O
まぁれいなと小春が仲良くなったのは後藤戦のあとっぽいからな
寺田にテラーで演劇部に不信感抱いた直後だったってのもある
おれ携帯から頑張り杉w
151 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/05(木) 12:58:23.59 0
ハ、 ∧ ハ /\ /\ /\
,{! ヾ } / !i ヽ ___/\/ \/ \/ \/ |_
. |ソハ !} jレi \
} !/¨ 〃 '{ /
>>150 ト{´{ .ハ} r'"´} !{ \ おまえの命がけの行動ッ!
FY'弍{ }' 斥ァ`}ハ /
ヾ{:i /ノ〉` !rソ  ̄|/\/\ /\ /\
. ヽ /'f=ヘ ハト、 _/\/ \/ \/
,ノ´f\='/ノ!ヽ\._ \
/ノ !|`ヽ三イ ヽノノ `'ー-、._ / ぼくは
/ r'/ | /::|,二ニ‐'´イ -‐''" /´{ \ 敬意を表するッw
{ V ヽ.V/,. -‐''"´ i / |/
ヽ { r‐、___ i / ∩  ̄| /\/\ /\ /\
} .ゝ二=、ヒ_ソ‐-、 i__,. '| r‐、 U \/
. | 〉 ,. -',二、ヽ. `ニ二i___ |:| l| |
152 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 14:06:05.43 0
153 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 15:22:10.98 O
ほ
154 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 16:48:09.37 0
乙女、保全に感動
155 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 17:48:20.66 0
王子様と保全の夜
156 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 18:50:08.71 0
」」 」」 」」 」」
__ | __ | __ | __ |
| | | | _| _| _|
___| ___| ___| ___|
157 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 20:19:15.04 O
そういや後藤戦で戦いしぶるれいなにイライラしてたよーな
描写あったな小春
158 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 21:09:48.71 0
h
159 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 21:31:29.76 0
軽い小川にぶち切れたこともあった
160 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 22:17:42.73 0
h
161 :
915:2006/10/05(木) 23:22:32.39 0
ホント進まなくてすんまへん、今なんやかんやどたばたしててorz
そういやオイラのは途中からすぐ栄高編になったので
部員同士の闘いってほとんどないですね
162 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 23:26:18.47 0
h
163 :
名無し募集中。。。:2006/10/05(木) 23:32:28.85 0
道重のレディオが始まったな
164 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 00:06:38.16 0
165 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 00:29:13.26 0
保全疾走
166 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 00:51:53.00 0
保全ドキュ
167 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 00:53:15.73 0
川川川川リヾヽ川 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
彡川川/// ノ人l|| このストレイツォ
/彡/// ,. -‐=||
'<テテ‐ヾi'イテテ||| 保全せん
l l /||
,._-〉 /|||_____
、 _,.- ニ、 /川川川
:\ """" /川川川_
`''――――'――‐‐' ノ
168 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 01:25:20.74 0
保全疾走
169 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 02:24:06.63 O
ほ
170 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 02:58:11.28 0
保湿
171 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 03:31:34.04 0
保全疾走
172 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 05:04:05.34 O
ほ
173 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 07:47:06.29 O
ぜ
174 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 08:03:59.92 0
ん
175 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 09:17:41.15 O
し
176 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 11:10:13.28 O
っ
177 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 12:28:48.82 O
ぺ
178 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 12:57:44.27 0
し
179 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 14:15:51.93 0
保全疾走
180 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 16:00:47.30 0
志田未来はカワエエな。
181 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 16:52:09.58 0
保全!
182 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 18:32:35.60 O
バラライカ
183 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 18:45:35.51 0
水色メロディは名曲の予感ッ。
184 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/10/06(金) 19:00:26.69 0
やべバラライカ超ツボorz
185 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 19:07:43.62 0
朝から雨風が止まんな
186 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 19:45:43.69 0
保全疾走
187 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 21:08:22.78 0
保全疾走
188 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 21:39:48.18 0
土日は晴れるのかァーーーーーーーーーッッ?!
189 :
名無し募集中。。。:2006/10/06(金) 22:41:42.79 0
ある富豪の家に遊びに行くとそこの富豪の娘と友人が何も言っていないのに
勝手に衣服を脱ぎ始め
「今夜は両親が保全疾走なの」
そう言った
あなたならどうする・・・・?
最高だった・・・
190 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/06(金) 23:12:15.62 0
銀色の永遠 〜紅の狂想曲(コンチェルト)@〜
8月13日
杜王総合病院
:三好絵梨香
「何度も言うようですが・・・・あの時は奇跡といしか言いようの無い事態であなた・・・・
三好さんの生命は『繋がった』・・・その事をもっと自覚して貰わないと。」
白衣を着た恰幅の言い医師は椅子に深く掛け溜息交じり言い放った。
「別に・・・・あたしは生憎『奇跡』なんて信じねーし。大体『あの時』はあたしの超回復力で
蘇生したと思ってますんでッ!気分が悪くなった位で説教貰う義理は無いと思うんですケド?」
医師の言葉に腹を立てた絵梨香は椅子を蹴り倒すと直ぐさに診察室のノブに手を掛けた。
「ちょっと待つんだッ!!いいか!これは小言や小銭稼ぎで言ってるんじゃあ無いッ。定期的に・・・
もっと精密に検査しなければ君の脳の状態はッ・・・このままじゃ取り返しの付かないコトに・・」
「自分の身体のコトは自分で良く解ってますからあしからず・・・・それに今更ジタバタしても無駄だろ?」
絵梨香はそれだけ告げるとバタンと扉を閉じて診察室を後にした。
「・・・・何で・・・なんで解って呉れないんだ。」
医師は膝頭を強く握りながら呟く・・・・
廊下には絵梨香の足音だけ響いた・・・・・・・・・・・
191 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/06(金) 23:19:32.65 0
ふ〜・・・取り合えず保全がてらに出汁とくか・・・・
>>164 も〜暫くは雅ちゃんが活躍するよ!
>>184 6:11分位に「やっべッ。きょうからきらりん新OPじゃんけッッッ!」
と思ってチャンネル回したのでバラライカ聞けてね〜。
水色はSUGAO同様好きダナ。
192 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/07(土) 00:03:42.59 0
8月15日
ぶどうケ丘中学 校舎
:片倉景広
僕は登校日が大嫌いだった。
別に学校に来るのがイヤな訳じゃないし、決められた日に登校するのは必要な事だと思うよ・・・・。
だけど・・・・この暑いのに冷房設備も無い様な所に来なければならないというのは正直堪らないッ!
何時もこの日は憂鬱でしかたなかった・・・・しかたなかったんだ。
でも今日は違う・・・・・まさかこんなラッキーな事が起こるとはッ!
僕はポケットから紙片と取り出す。
『片倉景広さん。話があります。放課後、昇降口に来てくれませんか? 明神 』
うひょるん☆
僕もこーゆー手紙を貰えるなんてッ。
一瞬・・・脳裏を田中さんがよぎって何故だか胸が痛くなった・・・・
なんでだろうか?
複雑な気分を払う様に紙片をポケットに捻じ込んで昇降口に急いだ。
「・・・・あれ?誰も居ない?早く来すぎた?」
周囲を見回してもソレらしいヒトは居なかった・・・・・。
からかわれたのかッ・・・・・?そもそも『明神さん』なんてヒトは居たか?
困惑しつつも僕は歩きながら周囲を注意深く見回す。
193 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/07(土) 00:04:54.78 0
「意外と速かった・・・・ね。」
何処からとも無く聞こえた声・・・・・
僕は慌ててその声を追った。
194 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/07(土) 00:13:16.98 0
今日はココで終わ景広。
6部198さん・・・・片倉君のキャラをいじってしまって申し訳ありません。
195 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/07(土) 00:26:48.58 0
そんじゃま就寝保!
しっかしグレートアヤヤミキティの新曲PVはエライ事になってますなッ。
196 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 00:43:15.71 0
みょ、明神ってもしかしてあの・・・・?w
197 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 01:38:13.23 0
寝る前保全
198 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 02:04:31.79 0
乙ッ!
明神ってどっかで聞いたことある気がするなと思ったらアイツか
あと片倉君だけど全然オッケーっすよ
しかしGAMの新曲PVはけしからん!まったく以てけしからんな!
199 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 02:10:12.46 0
でら調。。?w
200 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 02:26:00.50 0
デェラデラデラデラデラデラデラデラデラデラ!!
201 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 02:55:58.87 O
デラックスーッ!!!!!!!
202 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 03:36:10.62 0
そしてすかさず保全疾走
203 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 05:27:03.47 O
ほ
204 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/07(土) 08:08:32.12 0
oha保ッ。
>>196 あの明神ですw・・・つまり・・。
>>198 承り〜。サブキャラとしてついついと使わせて頂きます。
>GAM あの卵の黄身を潰して食わせるっての・・・・・どういう思考で
ああいうのを入れたのかw渋谷のでっかいモニターであれが流れたらと思うと
・・・・・・
205 :
1:2006/10/07(土) 08:08:50.11 O
とりあえずエピ完まで書けたのですが、
たぶん出し切れないので二回にわけますね!
ではまたしばらくあとで…!ノシ
206 :
1:2006/10/07(土) 08:11:27.63 O
そして前スレさん乙です!
はかなげなイメージの片倉くんですがうひょるん☆で
億泰のあの表情を思い出して思わず吹いてしまいましたw
207 :
1:2006/10/07(土) 09:03:06.36 O
よし出します!
「こ、こいつ・・・・ッ」
爆煙の中で動く影に、ミキティは驚きを隠せなかった。
やや威力の高いシャボン玉の直撃を受けてしまった露伴だったが・・・・
なんと彼はヒザを折ることなく、地を踏みしめていたのだ!!!
「うぐぐ・・・・・・・さっきまでは大して威力のないシャボン玉だったのに・・・・・
よりによってこんな威力のシャボン玉を食らってしまうとは・・・・な」
煙に紛れてうっすらと見えるその姿は凄惨なもので、爆発の衝撃により
イヤリングの片方をどこかへなくしたらしく、頭からは血を流している。
そんな露伴の哀れな有様を見て、あれが本来なら我が身に起こるものだったと
思うと、小春は鳥肌がたってきたのだった。
「そういえば書いてあったな・・・『声の音程をとるのが苦手』だと・・・
スタンドとはその人間の精神を象徴している・・・・・だからシャボン玉の威力も
強かったり弱かったり、安定がとれていないのか・・・・・それにしても」
露伴は力なく右腕をあげる。
その指先は、しっかりミキティを指差していた。
「藤本美貴・・・・おまえの能力、そうとう侮ってはいけない能力らしいな。
特にその"触れたものの時間を戻す"能力は・・・・・」
「た、立ち・・・・あがるのかよ・・・・・その傷で・・・・ッ」
彼の執念に、ミキティは思わず一歩引いてしった。
これぞまさに『THE マン パワー』というヤツであろうか…冷や汗が頬を伝う。
「だが、おまえがこの岸辺露伴を攻撃できないとわかった以上、おまえに
近付くという"恐怖"はもうなくなったな。ぼくのヘブンズ・ドアーに大人しく
本にされてもらおう・・・・!!!」
「アンタを攻撃できない・・・・・その点に関して美貴は必死だ。ゴホッ!ひでー煙だな。
けどよぉ…こっちには元気満々の小春がいるんだぜ?…無理しないほうがいい」
「ミラクル・ビスケッツか・・・・さっきは不覚をとったが、そいつだけで
いったい何が出来る?攻撃に特化しているワケでもないそのスタンドに
このぼくを超えることはできないな・・・・・」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
露伴の背後にハットを被った少年のビジョンが浮かび上がった。
次の攻撃で、恐らくこの戦いは終止符をうつであろう。
この場にいる全員を包み込む爆煙が晴れるより早く、決着はつくのであろう…!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
「あんなシャボン玉の一発や二発、受けたところで何も問題はない…
養分を取られた時のほうが遥かに痛かったね!!おまえ達の負けだァーッ!!
ヘブンズ・・・・・・」
露伴が動いた・・・・・その時ッ!!!!
「Thanks・・・・幸せだったのによぉ〜…立ち上がる余力なんてなかった方が…」
「なに・・・・・・・ハッ!!!」
ガッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!
ミキティを攻撃しようと踏み出した露伴の視界に透明な壁が生まれたッ!!
これは・・・・・この壁はまさかッ!!!
「今日で二度目になりますが・・・・ご存知、電話ボックスの外枠です。
藤本さん、これで良かったんですよね?」
『さっきテメーガNo.2ニ分解サセタ"電話ボックス"ダゼッ!』
『コレヲ狙ッテタンダヨナァ〜!初めッからコレヲヨォーッ!!』
そう!!露伴を再び閉じ込めたのは、彼が一度ミラクル・ビスケッツに
"命令"して分解させた電話ボックスだったのだ!!!
「な、なんだとぉーッ!!!!!」
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!
「こ、このカプセル・・・・いや、電話ボックスは・・・・ゴホッ!!ゲホッ!!!」
露伴は四方を完全に閉鎖された電話ボックスの中で、必死に脱出を試みた。
ドアは開かない・・・・床に埋まるように再形成されているせいだ。
しっかりと床にはまり込んだ電話ボックスは、人の力で動かせるシロモノではなかった。
「ぼくが命令して分解させた電話ボックス・・・・ッ!!こんな、こんなことが・・・!!!」
拳で電話ボックスを叩き割るしかない!!
だが、それは無駄な行為であった…分厚い強化プラスチックをぶち破る力など、
すでに露伴には残されていなかったのだ。
そして何よりも・・・・
「ゴホッ!!ガホッ・・・・!!!すごい煙だ・・・・このボックスの中に
充満しているのか・・・・ッ?ゴフッ!!!!」
「それはこの場に漂っていた『煙』を"分解"して電話ボックスと一緒に
再形成したからです…あなたを参らせるために!!」
「露伴先生よぉ…知ってるか?空気が焼けた時に発生する煙の毒性を・・・・
しかもさゆが壁や天井を爆破した時に焦げて生まれた煙も混ざってるんだ。
アンタ、漫画家だろ?このままでいたらどうなるか…わかってるよな?」
「が、ガホッ!!あ、頭が痛い・・・・吐き気もするぞッ!!ば、バカな・・・・
この岸辺露伴が・・・・・気分が悪いだと!?」
肺に熱を感じて激しく咳き込み始めた露伴は、ついにその電話ボックスの中で
ヒザをついてしまった!!
残された時間はそう長くない…早く脱出しなければ、一酸化炭素中毒に
かかり、無事ではすまないだろう。
現に、もう初期症状が出始めている。
「・・・・亀井を女に戻せ。あと、そこで本になってるさゆもだ。
そうすれば命だけは助けてやるよ」
「な・・・・に?」
「美貴達の目的はそれだけだ。そのためにここまできたんだからな…
ほら、時間はもうほとんど残されていないハズだぜ岸部露伴!!
早くしねぇと命は助かっても中毒による重い後遺症は残っちまうぜーッ!?」
「ハァ…ハァ…そいつを・・・・・・・元に戻せば・・・・・ゴホッ!!」
露伴は煙に焼かれた声で必死に続けた。
「本当に・・・・ここから出してくれる・・・・・のか・・・・?」
「あぁ、約束するよ。交換条件だ」
ミキティが言うと、露伴が軽くニタッと笑ってこちらを見たようだった。
そして彼は表情をガラリと変えてこう言ってみせた。
「だが断る」
ことわる・・・・?
断ると言ったのか!?今ッ!!!
誰もが我が耳を疑った瞬間であった。
「この岸辺露伴が最も好きなことのひとつは・・・・・・自分で強いと思ってるヤツに
『NO』と断ってやることだ・・・・・」
「あ、アンタ・・・・・正気か?自分がどうなっちまうかわかってんのか?」
「あぁわかってるとも・・・・きみら"クソガキ"に屈服して生かされるくらいなら・・・
ぼくはぼく自身の選択で物語の最終回を迎える・・・・・ぼくは漫画家だ・・・・・ッ」
そう言い残し、彼は電話ボックスの中で寄りかかるようにして倒れた。
パシシッ!!パシパシパタンッ!!!
ミキティの本にされていた顔が自動的に閉じていく。
さゆみの顔も同じように元に戻っており、巻物にされていた左腕も
元の長さを取り戻していた。
岸辺露伴の術が解けたのだ!!!
「首が動く・・・・・やったの!!!」
露伴が手を下す間でもなく能力が解除された。
それが意味するものは何か・・・
サアァァァァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・・・・
彼はもう、動いてはいなかった。
まだ生きているとは思う・・・だが一酸化炭素犯されている彼は、
中毒症状によって時機に息を引き取るであろう…
そんな露伴の姿を見たミキティは・・・・・
「やれやれ・・・・・やっぱ美貴はアンタみてーなヤツは大ッ嫌いだな。
扱いにくすぎだぜ・・・・ッ」
ドギュン!!
ミキティの背後に立ち上がった銀色のビジョン!!
『ブギートレイン03』である!!
「ゴオォォォォルデンッ!!ゴォォォォォル決めてェッ!!!
V!!!V!!!V!!!V!!!Vッ!!!!」
ドガッシャアアアアアアアアアン!!!!!
ブギートレイン03が殴打した電話ボックスの外枠は、
いとも簡単に破られた。
そして、ブギートレイン03が中から引っぱり出したのは・・・・・
動かなくなった岸辺露伴である!!!
「ちッ・・・すげー煙だな・・・・よく喋ってられたもんだ、関心するぜ・・・・
小春ッ!!煙を全部"分解"してどっかに捨てといてくれ」
「もうやっていますが・・・・藤本さん、その人をどうするんですか?」
「どうするも何もネェだろ・・・・・・ブギートレイン03『満月の流法』ッ!!!」
ズキュン!!!!!!
顔面蒼白の露伴の身体に触れたスタンドの手が一際明るく輝いた。
その輝きには限界などないのではないかと思わせるほどだ。
これが・・・・ブギートレイン03、第二の能力『満月の流法』ッ!!!
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンンッ!!!
「・・・・・・・ム・・・・」
露伴が呻き声を上げた…蒼白であった顔色も、血の通った肌色に戻っている。
「おまえ・・・・ぼくに何をした・・・・・ッ?」
「アンタが侮れないって言ってた"触れたものの時間を戻す"能力を使ったんだ…
アンタを煙の毒にやられて昏睡状態になる三分前に戻した。あんな濃度の煙の中で
よく三分も耐えたもんだと褒めてやんよ」
「お、おまえ・・・・・いったい何を考えているッ!?」
バシィッ!!!…露伴がミキティの手を振り払う。
「美貴達はアンタを殺しにきたわけじゃあない・・・・だからだよ。それより、
今のうちに外へ出て深呼吸しまくった方がいいぜ?そうすれば三分後、時が戻っても
アンタは倒れることはない・・・吸収して体内に沁み込ませた酸素はもうアンタのもんだ…
中毒症状を起こす要素はまったくなくなるってわけだな」
「・・・・・そんなことにこのぼくが従うと思うのか?」
「従いたくなかろうがアンタが外に出るのは決まったことなんだよ。
さて・・・・・・・それじゃあッ!!!」
ミキティは立ち上がると、スタンド『ブギートレイン03』を引っ込めてこう叫んだ!!
「さゆ!!亀ッ!!小春!!!こっからズラかるぜーッ!!!」
ドッギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!
218 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/10/07(土) 09:25:51.06 0
とりあえずここまで!!
何も解決してないのにミキティが帰ろうとしてますが
続きは今晩あたりにでも!!!
ではでは!ノシ
219 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/07(土) 09:28:59.98 0
>>218 1さん乙ッ!!
>こっからズラかるぜーッ
こ・・この台詞は何かスゴいなぁw
220 :
364:2006/10/07(土) 09:38:20.87 0
乙ですー!
うわぁぁぁぁ前にネタバレスレで書いてた、
「水と空のペットボトルを別々に分解した上で水の入ったペットボトルとして再形成」
って闘法採用してもらってありがとうございます!
今宵も楽しみにしてますよ!
前スレさんも乙!
いろいろ繋がってきましたね!
しかし明神は分かってないおいら・・・
おいらのゲームは、前々からのゲーム一部作り直しとかがようやく一段落ついたので
こっからようやく続き・・・
しかし来週末は資格試験が待ってるので、それまでに新しいの仕上げれるかなぁ・・・
221 :
364:2006/10/07(土) 10:58:19.89 0
保全疾走!
222 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 11:53:21.85 0
昼保
223 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 13:02:46.84 0
保全疾走
224 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 14:01:38.13 0
疾走
225 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/07(土) 15:35:25.17 0
ヒマ見て保!
>>220 色々な糸を結びつける作業はこれからなのれす!
本来やる予定だった・・というかやりたくても蛇足ぎみで設定だけ残った
キャラも出てきたりあのキャラやこのキャラも出す予定であります
>明神
ttp://www10.ocn.ne.jp/~janosch/myoujin04.htm ここでチェキしてください。っつーか俺も下の名前忘れてたーーーーーーーッ
まぁ架空の娘。メン(現在は℃-uteメンか?)という事である人物が片倉少年を
呼びつけるために使った名前にしました。
期待してたヒトにはスマンがみょ〜は出てきませんよw
226 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 16:49:02.93 O
保全疾走ッ!!
227 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 16:54:04.50 0
そういえば今日はめちゃイケに辻が出る日だったな
こりゃ気をつけないと落ちるな
228 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 17:26:45.11 0
ですな。気を付けましょう
229 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 17:36:26.00 0
あと一時間か・・・・・
230 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 18:27:55.24 0
保全疾走
231 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 18:46:03.36 0
さあ二時間半がんばりましょうw
232 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 18:46:07.27 0
,,⊂⊃.、
..(,( ` v ´) <始まったな・・・・・
[U iii )
UU
233 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 19:20:24.65 0
ののたんぶどうヶ丘も留年だからなあw
234 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 19:42:48.40 O
そーいや進級出来なかったメンは石川だけじゃなかったな
あとは辻加護ぐらい?
235 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 19:44:46.12 0
それくらいかと
236 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 19:47:07.79 0
ツンがポォール
237 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 20:04:50.72 O
ゲジゲジン
ボンゴーロ
マルマインゲアー
238 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 20:14:39.69 0
いいらさんは通るか?
239 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 20:39:13.47 0
辻さん抜けたッ!
240 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 20:58:34.47 0
ジョルノ・ジョバァーナ
ツンガポォール
241 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 20:58:59.12 0
おわた
242 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 21:42:21.62 0
落ちそうな時間に向けて保全疾走
243 :
名無し募集中。。。:2006/10/07(土) 21:42:36.11 0
保全
244 :
1:2006/10/07(土) 21:50:04.78 O
出します!
「えぇッ!!何を言ってるの!?ず、ズラかる?」
「ちょっとぉ!?僕まだ元に戻ってないんじゃあ…!!」
「小春なんてもうすぐビスケッツが壊れますよッ!!」
ミキティの軽々しい決断に、3人は抗議の声をあげた。
ここまできて帰るなんて、この短い時間だが苦しかった戦いの意味が
まったくなくなるではないかッ!!?
小春に至ってはスタンドをボロボロにされているのだし、
むしろ損しかしていないのでは!?
「こ、小春は絶対認めませんからねッ!!」
当然の意見だった。
「まぁまぁお前ら落ち着けよ。この漫画家を相手にすることがまず間違っていたのさ・・・
こいつはたぶん、どんなに説得したところで絶対あんたたちを元には戻してくれねぇ」
「じゃあどうするんですか…?」
「美貴にまかせろ。治すことに関しちゃ得意分野の知り合いがいるんだ・・・・
なぁ亀井。最も、そいつの能力で亀井や小春が治せるのかどうかはかなり疑問だが」
ミキティは露伴に背を向けると、踵を返して言った。
「じゃーな、漫画家の先生よぉ!もう二度と会わないことを祈るぜ…
ゴルァ!!亀井!さゆ!小春ッ!!ボケーッとしてっと、露伴がまた
元気になっちまうぜー!!!」
「そ、そんな・・・・」
「いったい何しにきたのかわかんないの…」
「しかも律儀に玄関から出て行くんですね・・・・」
岸辺露伴は考える。
このまま逃がしていいものなのか・・・・と。
時間を戻すスタンド使いである彼女をこのまま野放しにしてもいいのだろうか?
露伴の頭には『演劇部』というスタンド使いの集まりの存在が引っかかっていた。
スタンド使いの集まり・・・・集まっている理由がないワケがない。
目的があるから集まって・・・いや、きっと集められているのだ。彼女たちは。
幸い、今は何も動き出していない・・・・だが動き出してからでは遅い。
彼女達があの殺人鬼"吉良吉影"と同じくらい、もしくはそれ以上の驚異となる日が
いつか来るかも知れないのだ。
もしそうなったら…『時を戻す』スタンドなど、どうやって相手にすればいいのだ?
彼女達は悪い人間ではないのだろう。
それは読んだからわかる。
しかし・・・・・やはりこのままではいけない気がするッ!!!
バタンッ!!!
玄関の扉が閉まった。
ダメだ、やはり逃がすわけにはいかない!!!
「待てッ!!!」
露伴は立ち上がると、流血した重い頭を抱えて走り出し、勢いよく外に飛び出した!!!
ガチャアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!
扉を開けたそこには・・・・・
「お、おまえ・・・・」
「言ったろう?あんたが外に出る事は決まったことなんだってよぉ〜」
ミキティたちが、彼が出てくるのを待っていたのだ!!!
バアァァァ〜ンッ!!!
こいつまさか・・・・・
ぼくを外に出すためにわざと外へ出たのか・・・?
ぼくに外で新鮮な空気を吸わせるために、逃げるフリをしたのか・・・ッ!?
「これでアンタの命は助かったな」
信じられないというような表情を浮かべる露伴に、ミキティはさらり言った。
「なんてやつだ・・・・」
ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!
ドシュッ…
「あああああああああッ!!!」
「ど、どうしたの小春ちゃんッ!?」
「藤本さんに戻してもらってから五分経ったのに・・・・なのに!!」
『オレ達ガ元気ナンダゼーッ!!』
『ワタシ見タワッ!!ソイツガいま小春ちゃんニなにか書キ込ンダノヨ!!』
『アタシモ見タ!!書キ込ンデタ!!ネーッ!!!』
『書キ込ンダ書キ込ンダ!!!』
ビスケッツ達は騒ぎながら、一斉に露伴を指差した!!!
「書き込んだ・・・・とは人聞きが悪いな。消しただけだよ・・・さっき書き込んだ
命令を全部ね・・・・そして、その娘の命令もな・・・・」
ドシュドシュッ!!ビシィッ!!!!
岸辺露伴のヘブンズ・ドアーが宙に何かを書き込んだ瞬間!!
絵里の右頬がベリッと捲れ上がった!!!
『男の子の気持ちになる』・・・・・その文字が薄くなり、やがて消えていった。
「これで全部だな・・・きみたちに書き込んだ命令は・・・ほら、早く逃げろよ。
またぼくの気が変わってしまうかもしれないぜ?」
「Thanks・・・・とでも言っておくか。どういう風の吹き回しだがわかんねーがよぉ」
「藤本さん・・・・?ぼく、戻ったの?あんま実感ないんだけど・・・」
「…さっさと行けよ。ここでなくても談笑はできるだろう?それからミキティ…
きみとは二度と会いたくないな」
「美貴も同感だね・・・・でも一応礼は言ったからな。さ、みんな行こうぜ…」
ミキティの背中を見て露伴は思う…
今でもおまえに殺されかけたと思っているから、命を助けられたとは思っていない…
だが、しかし・・・・外までぼくをおびき出したおまえの行動には…
『まさか』って感じだが・・・・・グッときたな。
露伴はその時、どうして友人の広瀬康一が彼女らの事を問題視せずに
自分に伝えにこなかったのか…"言葉ではなく心で理解できた"。
「頼むからぼくの前に二度と現れてくれるなよ・・・・・・ぼくの気持ちが変わって
しまわない保証はないのだからな・・・・・藤本美貴!!!」
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!
その日の夕方・・・
ぶどうヶ丘公園でミキティは考えていた。
先程、公園の女子トイレに自然に入っていった絵里を見て、泣いて喜び抱きついてきた
さゆみに対して以前のように顔を真っ赤にした絵里の事も興味深いと言えば
興味深いのだが、それ以上に思うことがあったのだ。
「小春よぉ・・・・中学生のオメーにこんなこと聞くのもアレなんだけど・・・・」
「はい?・・・あ、コラNo.6ッ!!これは小春のアイスキャンデーなんだから
齧らないでよー!!・・・・はッ、すいません…何ですか?」
「お、おう・・・あたしら『演劇部』ってよ・・・・しらねーヤツから見たら
やっぱり『組織』なのか?」
小春はミキティの質問に表情で疑問符を浮かべた。
小春の注意がそれてしまったアイスキャンデーは、意地の汚いNo.3やNo.6に
ガジッガジッと音をたてて食われ始めているが、もう気にはとめなかった。
「いつだったか・・・・吉澤さんや石川さんが言っていた気がします。
演劇部の事を『組織』だって・・・・・栄高の人達も・・・・きっと演劇部を
そういう目で見ていたハズです」
「・・・・・・だよな・・・・見るよな・・・・・そういう目で・・・・・」
組織・・・・露伴もそう例えていた。
スタンド使いの組織だ。
そうだと考えるなら・・・・いったい何が目的の組織なんだろうか?
「くそッ!寺田のおっさんが考えることはわっかんねーな!!!」
「わかりませんね・・・・でも・・・・なにかとてつもなく恐ろしい何かを・・・・
今は従っていなければならないと思わせるものを持ってるのは確かです」
小春は思い出していた。
去年の冬の夜の出来事を…
寺田の部屋に忍び込み、恐怖の片鱗を味わった時の事をッ!!
「意味深な発言だな。おまえさぁ・・・寺田となんかあったの?」
「・・・・い、いえ、そーいうわけでもありませんけどね・・・・」
なぜか誤魔化してしまう小春であった。
この場にいないのに奇妙な重圧を感じる・・・・
そのために、口に出す気が起きなくなったのだ。
口に出しては、寺田との距離が縮まる気がして嫌だった。
彼とはできるだけ距離をとっておきたい・・・・そう考えていた。
「そーいや話は変わるけどよぉ〜!!やっぱアンタ、よっちゃんさんのこと
"好き"だったんだなぁ〜ッ!!えぇ?おいッ!!」
「な!…なんですかいきなりッ!?」
「いや、わかるよ。その気持ちよくわかるぜ美貴様には。そうだな、
美貴達はいわば姉妹みたいなもんだ」
「あ、あの・・・小春には道重さんだけでじゅうぶんなんですけど…」
「そーいう意味じゃあねーんだなぁ。まぁいいや。どこに惚れた?
美貴はすっかり飽きたけどよぉ・・・キレると容赦なく男女の差別なしに手ェ出すような
よっちゃんさんの、どのへんがいいんだ??」
なんて頭の切り替えが早い人なんだろう・・・と、小春は思った。
自分よりいくつも歳は上のハズなのに、自分と同年代か、それ以下に見えることがある。
もちろん、自分よりも遥かにすごい人間に見えることもあるのだが・・・
「おいおい、どこにグッときたんだよ?教えろよぉ〜w」
「せ・・・背中・・・・・」
「え、なんだって?」
・・・・・・・
「うわーッ!ビスケッツが小春のアイス全部食べちゃってる!!
も、もう一個買ってきまーすッ!!」
「あ、待て小春!!話の途中だぜッ!逃げんなーっ!!!」
今、この時は…
間違いなく年上のお姉さん的な風格は見えなかったのだった。
岸辺露伴 再起可能
スタンド名 ヘブンズ・ドアー
※お知らせ※
今週号の『ピンク・ダークの少年』は休載です。
TO BE CONTINUED…
255 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/10/07(土) 22:13:16.67 0
エピ完ですーッ!おれ乙!!w
つーわけで次回からクライマックスに向けてブギートレインを走りださせますー!
たぶん一話完結とかの話じゃなくて、vs後藤編みたく
続きものになっていくと思いますー!!
それでは次回 〜小春ときらり〜(仮) でまた!!
ではでは!!ノシ
256 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/07(土) 22:29:18.03 0
>>255 1さん乙でーす!
で次回はあの時話していた次オナな訳ですか・・・・・
ってきらりかよw
257 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/10/07(土) 22:54:08.19 0
>>256(前スレさん)
なんだか一番適任な気がしたのでw
しかしきらりを荒木絵に脳内変換するのは至難の技だなぁorz
>>220(364さん)
この闘法、是非一度使ってみたいと思ってたんですw
超ありがとうございましたッ!!
258 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/07(土) 23:32:41.05 0
「こっちよ・・・・」
声を追い急いで振り向いた視線の先・・・・・
「君は・・・・・演劇部の・・・」
僕の背筋をイヤな汗が伝う・・・・
彼女・・・・・『夏焼雅』はこちらに笑みを送っているが僕に警戒心を抱かせないようにしているのはバレバ
レ・・・・『岡田さん』の事があってから彼女等を『監視』していたのが・・・感づかれたか?
「待ってたんですよ。片倉さん・・・・・いやフェムトさん。」
「えぇ!?」
・・・な・・・何でそれを・・・突然の事に驚いた僕は目を大きく見開いてしまった・・・まずい・・・
落ち着け・・ペースを向こうに持って行かれる・・・・・焦燥する僕を尻目に彼女は尚も続ける。
「あなたが『少年と蟻の王』の主人公のモデルなんでしょ?」
そう言って彼女は何枚かのFDらしきものを取り出した・・・・
菅沼さんが僕と伊達さんとの出会いや敵との戦闘の事を書いた『少年と蟻の王』・・・
あの小説では僕が主人公の『フェムト』・・・伊達さんが『アト』って名前でモデルにはなっているけど
その事実は僕達の『チーム』以外は知る筈も無い事なのに・・・・それにあのディスクは・・・・・・
259 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/07(土) 23:34:13.39 0
「夏焼さん・・・・・もしかしてそのFDは菅沼さんの『小説原案』が書き込まれているの?」
乾く唇を堪えながら僕は声を振る絞る・・・・・
「そうよ・・・・それで片倉さんに話が・・・・」
「・・そうか・・・理由は『君達』か・・・最近、菅沼さんとは連絡が取れていなかった・・・・・あのヒト
を『殺す』事が出来なくてもあのヒトの動きを封じる事はお前等『ライナーノーツ』には可能だものな。」
腹の中をドス黒いカタマリが沸き立つ・・・・やっぱりまだ『あの事件』は終ってなかったんだッッッ!!
「ちょっと!?・・・何を言ってるの?そんなんじゃ無い・・・私は・・・」
「五月蝿いッ!黙れよッッ。権力を傘に人を玩んで喜ぶ様なヤツ等をッッ僕は許さない!」
やってやる!もうあんなヤツ等を野放しになんかするモノか!僕にはもうコントロール出来る筈だッ!
「ぉおおおぉ!『パーソナル・シザース』ッッ!!!!」
僕だってやれば出来る・・・出来るンだ!!!
そうだ・・・・そ・・・う・・・
あ・・・アレ?
何だか・・・ド・・・ン・・・ドン・・・・視界・・・が・・・・・意・・・識が?
・・・この・・・ま・・ま・・・じゃ・・・・だ・・・・伊達・・・さ・・ん・・・
260 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/07(土) 23:45:18.83 0
パーソナル・ジーザスでしたぁ〜ん。すんません。
>>257 荒木絵できらりか・・・なーさんはリアルタイプの猫だろうね。
261 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/08(日) 00:02:53.57 0
じゃあ就寝保
262 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 00:38:28.54 0
クライマックスですか!
でもまだ終わらないよね?
263 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 01:10:15.28 0
圧縮前保全!
264 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 02:02:13.33 0
>>1さんエピ完乙ッ!
露伴の介入&攻撃はここでひとまず終わりなのかな?
ホッとする様な寂しいような不思議な感覚だ
>>前スレさん乙ッ!
あーやっぱり飲まれちゃうのか・・・w
265 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 02:09:08.90 0
>>1さん
エピ完乙です
しかし露伴も亀井に少し悪戯しただけなのに
結局家まで焼かれることになって大変だなあw
>前スレさん
乙です
片倉くんまた乗っ取られちゃうのかw
とりあえずは片倉とガースーがどうやって知り合ったのか気になるところ
267 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 02:57:39.11 0
BT03の口がかわいいな
268 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 03:08:27.30 0
お、新手のオナか!?藤本はなかなかいいな
ブギトレワロスw
保全疾走
270 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 04:15:21.92 0
保全疾走
271 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 05:23:30.46 O
早く画像見たい保
272 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 06:17:10.03 O
いいね
273 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 07:45:40.18 0
hozen疾走!
274 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 08:52:04.17 0
『保全の世界』にこそ真の勝利がある
275 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 10:36:42.72 O
ほ
276 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 11:18:40.86 0
なんだ・・・あるんじゃねぇか・・・そんな簡単な保全法が!
277 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 11:57:55.36 0
やれやれだぜ
_,。o。、_
/ノ/ハヽ\
<7、 んイ VvV) ヽ />
\リー"ノーメ( `ーリ_/
l ̄ て メ ) ̄ "l
| //Vヽヌ\ /
lLlーーl--l-ゝl
L-lーーlー-ゝ
ん-lーl--ーゝ
278 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 12:57:40.92 0
疾走保全
279 :
364:2006/10/08(日) 13:59:24.72 0
連休だし遊びに行ってくる保全!
現場じゃないよ(w
280 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 15:05:43.23 0
保
281 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 15:21:24.54 0
全
282 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 16:11:38.07 0
疾
283 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 17:04:25.50 0
病
284 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 17:59:05.23 0
バリバリバリ…ドッパアアアアアアアァァァァ!!
285 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 18:54:38.13 0
/ソヘヘ
┣¨ 'v=0=w` ┣¨
┣¨('( ゚∀゚9m
┣¨ ヽ::::ノ〈ゝ きさま、みているな!
┣¨ ヽヽ_) ┣¨
286 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 20:04:13.13 0
、--‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、
/⌒` 三ミヽー-ヘ,_
__,{ ;;,, ミミ i ´Z,
ゝ ''〃//,,, ,,..`ミミ、_ノリ}j; f彡
_) 〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡
>';;,, ノ丿川j !川|; :.`7ラ公 '>了
_く彡川f゙ノ'ノノ ノ_ノノノイシノ| }.: '〈八ミ、、;.)
ヽ.:.:.:.:.:.;=、彡/‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;)
く .:.:.:.:.:!ハ.Yイ ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~
):.:.:.:.:|.Y }: :! `二´/' ; |丶ニ ノノ
) :.: ト、リ: :!ヾ:、 丶 ; | ゙ イ:}
{ .:.: l {: : } ` ,.__(__,} /ノ
287 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 20:57:37.59 0
今週のもて王めっちゃワラタ
288 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 21:55:39.05 0
そして保全
289 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 22:24:25.79 0
全
290 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 23:04:17.82 O
保!
291 :
名無し募集中。。。:2006/10/08(日) 23:41:51.11 0
!
292 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 00:35:34.24 0
寝る前保全
293 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 00:48:15.72 0
寝る・・・だとぉ?
294 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/09(月) 00:55:15.99 0
はぁ〜よーやっと飲み会終了!
ちょっち今日のうpは無理だ是ぇ〜。
>>264 やっぱり呑まれてしまいましたァー!
>>265 それはまた別のお話・・・・・ってか書いてもいいですが無駄に
長い話なので断片だけでお楽しみ頂ければと・・・
>>266 ナイス!俺も負けてられないな・・・・
>>279 いってらっしゃい!
295 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/09(月) 01:14:03.80 0
んだば就寝保!
296 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 01:48:05.04 0
保全地蔵
297 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 01:52:33.14 0
現在進行中のニスト2人か
298 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 02:41:50.43 0
今日図書館ではじめて1巻から見たんだけど4巻で飽きた
スピードワゴンの小沢がジョジョ好きなのは知ってて
そのままぱくったのかよと思った
299 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 02:43:46.04 0
図書館にあんのかよ
300 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 02:44:49.50 0
モテ王は本編要らないからジョジョネタだけで枯れるまでやってそれで終わりでいいよ
301 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 03:22:28.30 0
保全疾走
302 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 04:00:02.78 0
保全疾走
303 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 05:19:05.39 O
アバッキティ
304 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 06:57:16.06 0
おはー
305 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 08:46:38.59 O
ほ
306 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/09(月) 09:29:43.24 0
おはやっ保〜。
>>298 図書館にJOJOとは・・・昔手塚治虫の『火の鳥』が置いてあったよーなノリ
なのかな?
ジョナサン編は総じて地味だし現在の感覚だとそれほど面白く感じないのかもな。
まぁ初めてだったら13巻から読み始めればいいんじゃね?
307 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 11:40:47.38 O
携帯疾走!
308 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 13:27:17.18 0
保全疾走
309 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/09(月) 15:16:56.86 0
帰宅保全
310 :
名無しボシュゥ:2006/10/09(月) 15:20:03.55 0
PSのジョジョゲーで、キャラの色変え方法を教えてくれたまへ。
311 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 15:27:50.17 0
テレビのリモコンにメニューとか画面調整ってあるだろ?
そこに色を補正する項目があるはずだからそれで思う存分色を変えるんだ
312 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 16:10:46.89 0
313 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 16:41:15.49 0
悪くはない感じだが売れ線ではなさそうだな
314 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 17:52:51.39 0
保全疾走
315 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 18:54:32.42 0
保全疾走
316 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 19:41:59.68 0
保全疾走
317 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/09(月) 20:10:59.23 0
ノ・・・・・ノロイ怖ぇえ
318 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 21:06:45.50 0
保全疾走
319 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 21:55:05.35 0
320 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 22:41:55.58 0
シブイねえ、オタクまったくシブイよ
321 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/09(月) 22:55:01.93 0
ジョナサンは神奈延年。
Dioは子安武人。
ツェペリは秋元洋介。
スピートワゴンは若本 規夫。
エリナは久川 綾。
を希望したかったなw
322 :
名無し募集中。。。:2006/10/09(月) 23:43:19.80 0
若本規夫ってスネークの中の人か
323 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/09(月) 23:51:18.70 0
銀色の永遠 〜クレナイの狂想曲(コンチェルト)A〜
8月15日
ぶどうケ丘中学 校舎
:夏焼雅
「ッッッッッ最悪の展開ッ。」
あの部屋で見つけた『FD』の書かれている内容が『フィクション』で無く『ノンフィクション』であれば
私個人で負える問題じゃあないッ!
だからこそ真偽を問いたかったのに・・・・・・・・・戦闘になってしまうなんてッ。
「戦う」か「逃げるか」?
真相を追うにはどちらも選びたくは無いがどちらかを選ばなければならない。
「セクシー・アダルティッッ!」
私は朱の槍を翳し構えを取る。
「それでも・・・・・・やるしかないぜよッ!」
ドタッ・・・・・・・・・・・
「・・・・・・・?」
戦闘が途端、片倉さんが卒倒してしまった・・・・・・・
だのに・・・『スタンド』は消えない・・・・?
何なの?
324 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/09(月) 23:51:51.24 0
私の考えなとお構いなしに黒い液体のカタマリが粘着質な音を立てて近づいてくる。
「ったくよぉ〜。やりづらいったら有りやしないぜ・・・・小僧ごときが俺をコントロールしようとしやがっ
て!」
黒い液体<パーソナル・ジーザス>は憎々しげに倒れている片倉を睨む様な仕草をとる・・。
「『スタンド』が・・・・喋る?」
久住小春の『ミラクルビスケッツ』や愛理の『ミスチーフ・エンジェル』の様に話をする様なタイプは知って
いる・・・けれどそれは各々の人格の鏡の様なもの・・・・それに比べコイツの言い草は何なんだ?
明らかに『本体』とはまるで違う・・・・『ジギルとハイド』みたいじゃないかッ!
「ぁあ?お前もか?・・・めんどうくせえなぁ?イチイチ説明しなきゃならないのか?」
パーソナル・ジーザスの頭部が裂け長い舌らしきモノを出すと挑発するようにビロビロと蠢かす。
「俺は俺だ・・・・独立した意識を持っている・・・そこの片倉に使われる存在じゃあないッ!」
スタンドは無意識の『才能』・・・魂を作り出している訳じゃないはず・・・・だとしたら
コイツの本体とまるっきり正反対のような物言いは・・・
「片倉さんの意識下自我・・・・?」
頭の中にそんな言葉が浮かんだ・・・・・
「意識下・・・自我だとッッッ!!!!!!ふざけるんじゃねえぞ!小娘ッ。俺は生まれた時から<パーソナル
・ジーザス>なんだッッ!こんな小僧のオマケみたいは訳がねぇだろッッッ!」
私の言葉に激昂した<パーソナル・ジーザス>はその身を躍らせ襲い掛かったッ。
325 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/09(月) 23:58:50.10 0
とここまでで推し舞波!
6部さんには申し訳ないがP・ジーザスを俺の感覚で変にいじってしまった。
イメージも最初は泥人形と思ってたんだが書いてるうちに『ベノム』とか
『カーネイジ』みたいなのになってきちゃったしね。
>322 そうだね音速丸だね!
326 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 00:50:30.90 0
保全
327 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 02:07:04.61 O
ほ
328 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 02:14:05.79 0
乙ッ!
「ぜよッ」ってw
329 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 03:09:19.98 0
http://berryz.uh-oh.jp/koharu/source/0990.jpg /⌒l
:{.__, |
{ |
}.__, | 『我はついに手に入れたぞ!!』
__,/厂{ |、
__ノ{ 、 }ー ,八 『永遠の小春を!』
|! 、 | {.イjj \
| | ヽ.___,フツ'´ ) ,ィ
ヽ.__>ーく_(rへ__,/ハ { ヽ \、
ハ..__,.ィ"丁厂_,ノ ノ :〉 、__ヽ `丶.__ノ 〉
!ヽニニニニ-tijj":::i:{ {ヽ-ゝ __ \
|i ::::巛'::::::j;彡'::::;':/l {\\ 〆勺7ヽz )
:|!('.:::::::::jj彡'::::/人 ヽ `¨ ,r/FミV/_}[ 〈 ,
ヽ_'ー--一__''ニ´ くヽ \ー-、 ヽ. ハ|`> iッ`T゙K, レノ
/´「`广 ̄:::彡:: l } j}ヽ、\ Y>|ィ Tミi> l/ン,r'´
/..:f}!! :::三:: ! ' ,ハ \,,>‐/ 人.'⌒),/凹,. -‐'"'´~'''
_/ .::;i}!}|! ::三::.. :. j:: ; (⌒!ノ ミ.  ̄彡 !h´.,.,;.;';;'';:';'';;.;.,
{ .::;}}i}人` :::三ッ川:..{:. ; jlY^) ミ....::彡 rj^),;'';:;':;;';.:'':;':;'.;.;
330 :
1:2006/10/10(火) 03:34:14.23 O
前スレさん乙です!
では俺も!!
銀色の永遠 〜 久住小春はバラライカを奏でる 〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私はまっすぐその道を歩いていた。
遠回りや道草を食ったり・・・足踏みをしたことも多いが・・・・
それでも少しずつ・・・・・一歩一歩まっすぐ歩いていた。
私はかけがえのない友人達と一緒に歩いていたのだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「うわぁ、混んでる」
お昼休み・・・・私、久住小春は一人で『サンジェルマン』へやって来ていた。
ちょっと出遅れてしまったなぁ・・・・人気の焼きたてカレーサンドは全滅、
ハムチーズデラックスサンドXももう品切れのようだ。
テリヤキチキンサンドに関しては言うまでもない。
だが、そんなこと私にとってはどうでもいいんだ!!!
私がその手におさめたいパンはただ一つッ!!!
「め、明太子スパロール・・・・・・ッ!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
…いけないいけない、よだれを垂らしてるヒマじゃあないな。
道重さんは今日も『明太子スパロール』がいいって言っていたけど・・・・
「どうしよう。一個しかないや」
ここの明太子スパロールは美味しいからな。
食べたいなぁ〜・・・でも、こういうときは買っていっても道重さんはいつも
わけてくれないし、それ以前に私自身も子供みたいに半分個とかはしたくない。
一個丸々頬張るからこそ、明太子スパロールの真の魅力が感じられるのだ!!
食べたい・・・・小春が食べてあげたい・・・・
考えてみれば、私にはこの明太子スパロールを食べる権利があるんじゃあないのか?
だって買いに来てるのはこの私なんだから。
しかも今日だけじゃあない。昨日も一昨日も、私は道重さんにパシられてるんだ。
パン代は確かにもらってるけど、この人ごみの中で争奪戦を繰り広げるのは
すっごく骨が折れることで、その疲労は尋常じゃあない。
・・・・やっぱり私には食べる権利があるな。
道重さんには「売り切れてました」とでも言って、安い納豆巻きでも買っていこう。
「お会計365円でございま〜す・・・ありがとうございました〜」
さて…会計を済ませたはいいが、この明太子スパロールをどこで食べようか悩むなァ。
とりあえず道重さんの前に持っていくのはまずい。
あの人はワガママだから取られてしまう・・・・手のかかる姉だ。
やはりここはどこかで隠れて平らげてしまうのが一番ッ!!
中等部の体育準備室なんてどうかな?あそこには飲み物がイッパイある。
全部体育教師のだけど。
…と、店の入り口でモタモタしているのがいけなかった。
「うわわわ〜!!どいてどい・・・」
「え・・・うわッ!!!」
ドンッ・・・ゴシャアアアアッ!!!!
「「いってーッ!!!」」
突然、背中を襲った衝撃に私は吹っ飛ばされた!!
誰かがすごい勢いでぶつかってきたんだ!!!
迷惑極まりない…で、でもよかった・・・・紙袋はしっかり抱きかかえていたから
私が買ったパン達はちょっと潰れただけで済んだみたいだ。
「ど、どうしよ〜!!全部落としちゃったッ!!!ふえ〜ん!!」
ところがぶつかってきた相手側は残念ながら無事では済まなかったらしく、
いくつものクレープを見事に全て地面にぶちまけていた。
ご愁傷様です・・・・
「大丈夫かなぁ?コレ食べれるかなぁっ??ねぇ、なーさん??」
『なー』
その子が側にいたちょっと愛想の悪そうな顔をした猫に声をかけた。
・・・・この猫、この子の猫なのか?一緒に連れて歩いてるの??
ぶつかって来られたのは私だが、ボーっと見てるわけにもいかなかったので
私は彼女のクレープを拾うのを手伝うことにした。
「あ!ごめんなさいっ…一緒に拾ってもらっちゃって」
「いえいえいいんです・・・クレープ、ほとんどビニールで包んでありますから
たぶん食べれますよ」
「ハイ!なーさんも食べれるって言ってたしっ、大丈夫そうですねッ!!」
・・・食べれるって"言ってた"??
彼女の言っていることがよくわからなかった。
それにしてもすごい数のクレープだけど、全部一人で食べるンだろうか?
それとも私と同じように誰かのぶんも買ったのかな?
まぁどちらにせよ私にとってはどうでもいいことだし、猫を連れて歩いている時点で
かなり変わった子だということは十分わかったから気にしないことにしよう。
赤いチェックのスカートに妙にデザイン性のある白いカッターシャツ…
なんだかオシャレな制服…どこの学校だろう?
そんな不思議な子の様子を見て、私は「可愛い子だな」と思った。
いや変な意味ではない。
同性から見て、彼女は可愛らしいオーラを十二分に出していると思ったのだ。
髪の毛を両脇で束ねている・・・・ツインテールというやつか。
小春もマネしてみたいなぁ、ポニーテールにも飽きてきたことだし。
「あっ!拾うの手伝ってくれてっ、ありがとうございました!!」
クレープを全部拾い終えた彼女は、私に対し元気よく頭をさげて礼を言うと
連れていた猫と共に杜王駅の方へと大急ぎで走っていってしまったのだった。
私はまだ知らない。
今の奇妙な子が、これから先・・・・小春の運命を大きく変えてしまうことを・・・
私はまだ知らない・・・
ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!
『演劇部』…
私はいつものようにその部室に足を踏み入れた。
この部活に入部してからもう一年になる。
杜王町に引っ越してきたばかりの時は部活動なんてやるつもりはなかったけど…
私たち、ぶどうヶ丘高校演劇部による『リボンの騎士』は
今年の夏のコンクールで非常に高い評価を受けた。
県大会まで駒を進めてしまったほどだ。
個人的に思ったことだが、高橋さんと石川さん…それに吉澤さんの功績が大きい気がする。
今でも忘れない・・・あの3人の迫真の演技を。
まるで自分達が本当にその役になってしまったかのような先輩たちの
“スゴ味”を小春は今でも忘れてはいない!!
ちなみに、高橋さんが気合を入れすぎて演技中に『スタンド』を
出してしまった事はここだけの秘密である。
「道重さん、お昼ご飯買って来ました!」
部室の隅の席で答案用紙と睨めっこしている道重さんに、
私は『サンジェルマン』の紙袋を差し出す。
「ありがとうなの。でも随分遅かったね」
そう言う道重さんの表情は暗い。
それもそのハズ、彼女はこのあいだ行われた二学期の英語の
中間テストで見事に0点を取ってしまったのだ。
数学は30点だったらしいから、ダブルパンチというわけである。
しかし・・・道重さんってそんなに英語が苦手だったンだろうか?
「う〜ん…自分でもこれ以上どこが間違ってるのかわからないの。」
一端解き直しを中断してサンジェルマンの紙袋をゴソゴソと開ける
道重さんの答案用紙をなんとなく覗き込んでみる。
うーむ・・・・中学生が習う英語と大して変わらないんだな。
でも待てよ?ここの和訳はあってるし、ここの文法も間違っていないし…
どうして紙面いっぱいにバツをつけられたんだろう・・・おや?
「「あ」」
私と道重さんの声がハモった。
『 Class: 1−A Name: Sayumi Michoshige 』
コレ、名前間違ってないか?
…みちょしげ?
「ぶッ!!!」
思わず笑いが込み上げ、吹き出してしまった。
それと同時のタイミングで、道重さんが言った。
「こ、小春ちゃん!?コレッ!!頼んでたモノと違うの!!」
「み、道重さん・・・・ちょ、超ウケますねw」
「さゆみは明太子スパロール頼んだハズなのに、なにこれェ〜ッ!!
しかも潰れてるの。もしかしてわざとなの?だからヘラヘラしてるの??」
「え?あ、いやそっちのことじゃなくて・・・・」
「ちょっと待ったぁッ!!!」
グワシィッ!!!
道重さんはいきなり立ち上がると、私の両頬を掴んだ。
な、なんだなんだ?どうしたっていうんだ・・・??
「歯に海苔がついているの・・・でもコレは青海苔じゃあない・・・・
細切りされた焼き海苔なの・・・そしてこの海苔を使用する主な料理といえば・・・」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
「明太子スパゲティ・・・・つまり明太子スパロールッ!!!」
し、しまった・・・・
ちゃんと鏡で歯についた海苔を確認して取っておくべきだったッ!!!
・・・・ここまできたらしょうがない、潔くなろう。
「なんでさゆみのぶん買ってきてくれなかったの?!つーかなんで
パン屋にのり巻きが売ってるの?」
「だ、だって…あと一個しかなかったんです、明太子スパ」
「だから隠れて食べちゃったの?さゆみに隠れてコソコソとぉ〜ッ!!
マジ、意地きたねーの!!あなた、メス豚よ!!!」
い、意地きたない・・・・・・・メス豚?
道重さん、それはちょっとひどすぎやしないですか??
「明太子スパロールは・・・・小春の好物でもあるんですッ!!小春だって
食べたかったんです!!だから食べたまでです!!ビスケッツのみんなも
大喜びでしたッ!!!」
「それと隠れて食べたことは関係ないッ!!どーしてさゆみに隠れて
食べたの?その小春ちゃんの心が許せないのッ!!!半分個しようとか
思い浮かばなかったの!?そんなに独り占めしたかったの!!?」
うぅ・・・・あの優しい道重さんが怒っている・・・・orz
でも・・・でもこれだけは・・・・
「嘘つかないで下さい〜ッ!!こないだだって一個しかなかったときに
半分個してくれなかったじゃあないですか!!正直に買ってきたところで
どうせまた『年功序列なの』とか言い出すに決まってるッ!!!」
譲れないッ!!!!
「こ・・・小春ちゃんンン〜〜〜ッ!!!誰に向かってそんな口を…」
「"みちょしげ"さんにですよ!!みちょしげさゆみさんに言ってるんです!!!」
そう言いながら、私は道重さんの瞳から目をそらすことなく
机の上の答案用紙をバンバンと叩いてやった。
「・・・・あ」
どうやら道重さんはようやく気付いたようだ。
名前を間違えて書いたことを・・・・自分が0点を取った理由を・・・・
「バカにしやがって・・・・・ムカつくのッ!!」
「小春は親切に教えてやったつもりですけどね〜ッ!!
それじゃあ小春はこのへんで。午後の授業は体育なんです」
「もう絶対口きいてやんないッ!!!」
部室から出ようとする私の背中に向かって道重さんが怒鳴った。
・・・・・小春だってそのつもりですからね!!
だから私は、その台詞にピクリとも反応せずに部室を出たのだった。
ガラガラ・・・・ピシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!
341 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/10/10(火) 04:12:55.44 0
ここまで!!
バラライカ聴いたので予定してたサブタイから変えましたw
>>262さん
まだ終わりではないですが、このエピからまっすぐクライマックスへと
橋をかけていく予定っす!!
ではでは!ノシ
342 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/10/10(火) 05:42:29.93 0
問題なく保全する
343 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 07:05:57.66 O
出かけ保
344 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 07:59:41.20 0
乙保
345 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 09:09:01.95 O
眠い保
346 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 09:22:44.19 0
1さん乙
347 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/10(火) 10:40:56.88 0
ヒマ見て保全!
>>328 なんとなく夏焼さんにはそんな空気が似合うカナと思って
言わせて見ましたッ!っつーか今回誤字が酷すぎるなぁ・・・あとで
修正しなきゃだわ。
>>341 1さん乙!きらりキターーーーーーーーーwwwww
みちょしげで思い出したがデビュー当時の道重さんはどういう風に間違った
かは忘れたがサイン書いてて自分の名前間違ってたのを思い出した。
348 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 12:01:23.86 0
保全質そう
349 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 13:05:15.78 O
四部のころってホルホースなにしてんのかな?
350 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 13:53:16.15 O
ヒモ生活☆カナ?
351 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 14:42:36.09 0
保全疾走
352 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 14:47:56.53 0
乙ッ!
道重大人げねーなw
353 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 15:23:24.94 0
♀「| ☆ ヽ
ヽラ丿-、☆| す 保
` ̄u/厶ヽ | る 全
ヽ) 'イ.9_) |ヘ、 だ
ハ ⌒J |'リ\ ァ
ヽニ-ヘ u|へ\ |
` ̄´r| / レ⌒ ッ
ヽニソ/'/ / !!
`二フ′,/,ィi
354 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 17:00:21.21 0
保全ドライヴ
355 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 17:01:25.60 0
_ ラ´ ミミノヲ、〉ヽく、 |保 鯵 上 肩.|
ミ/、 ヽ ノヽゝ ̄ヽ| rY ミ) L | 全. の 半 胛|
ミ `'i | フ ミ\ >」ノL'ヽ ミ .| し 開 身 骨. |
|\__ノノミ,.く´ヽ ヽ、ミミ三r'´::::::::::|/:ヽ _ __ | て. き. を .を.|
| ミ/ `iミ_r==、 ミミ三ラi:::::::::::::::::::::ヾ / ヽ、 .| や. の 腰 ブ .|
ヽ= ミ/ヽ__ミ/、 ヽ, r'''\ ミr-、 ゝ、::::::::::::::::ヽ __ _ヽ | れ よ .寛 チ .|
ミミ ミ/ ミ/ `'i ゙iヽ/ )ミ、r―‐ゝ、ヽ\::::::::::::::ノ:´ >´ ヽ | ッ .う 骨 割.|
ミミ/ヽ ミ/ヽ、__ノ iミ`'ー'´ミ |ミ ,.-`'ー--::::::::::: / ヽ .| ! に ま っ |
ミ〈 ミ|ヽ_ |ミ、 ミ|ミ / \ _| | | で て. |
ミヽ ミ!  ̄| `ミミミミミミミ \ ノ、 ̄ | | ! .|
ミ ミ| |ミミ、 ミr'⌒ヽ ミミ、,. -‐‐- 、_ ヽ ヽ, |_______|
ミ|、 / `ミ、ミ/\ ミ| _r|///r'⌒\`'‐ 、_ ヽ
ミ ̄‐ イ ミ/ヽ、 ミ/ /三ミ川 r三ミヽ rヽ三ヽ、_/ヽ_,. =ニ=-、_
\_ミミ/ヽ `´イ |彡 フヽ! | r-、ヽミ彡::ヽ三三彡―- 、-----<´ ̄`ヽ、
ミ、 ミ/ ノ | ⌒,ヽ、_| |'、 .彡/、)ヽ三二ニ=-、_ \`\ \
\_|/ ヽ三 r_,.-''´ //`"´/,ィl \)―‐-、三ミヽミヽ \ \
`'‐-==ニヽ_( '--、 _i'ヽ'::::::::/ニ゙'゙‐- ヽ  ̄`ヽ)ヽミヽヽヽ ヽ ヽ
ヽ彡川リゝ、ノ__,ィ:ヽ\ヽ ゙!:::: |ヽ |ヽ ヽ \
ヽ(`'‐く'´,_-;ジヽ_\>! _,. |::::、 ヽ、_ヽ | | \
|`'‐=、>、  ̄ノ゙,ノ |:::: ヽ ヽ\_| ミ|
356 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 18:16:24.96 0
保全疾走
357 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 18:59:04.36 0
ほぜェん
358 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 19:46:43.89 0
疾走!!
359 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 20:37:52.53 0
保全しますわよ
360 :
610:2006/10/10(火) 21:44:38.52 0
みなさん乙です!
実は
>>266は俺なんだ…前スレさんw
普通のオナが浮かばないからこんなことやっちゃった
>>1さん
「クライマックスへ」ということは、本家四部で言えば重ちー死亡くらいの時期の
感じでしょうか?楽しみにしております!
361 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/10(火) 22:23:17.24 0
帰宅保ォ〜ッッ!
ラーメン屋の90年代JPOP攻撃から逃れてきました!
>>360 いいんじゃないですかw
気分転換と重要です。俺も常に転換してます!
362 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 23:01:10.30 0
保全疾走
363 :
名無し募集中。。。:2006/10/10(火) 23:20:59.77 0
>>347 さゆがサイン間違えてたのは「sayami」だったな(w
364 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/11(水) 00:10:56.24 0
365 :
名無し募集中。。。:2006/10/11(水) 00:30:52.94 0
366 :
名無し募集中。。。:2006/10/11(水) 00:57:09.78 0
367 :
名無し募集中。。。:2006/10/11(水) 02:19:36.40 0
何者?
368 :
名無し募集中。。。:2006/10/11(水) 03:32:01.48 0
保全疾走
369 :
名無し募集中。。。:2006/10/11(水) 03:48:11.03 0
保全疾走
370 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/10/11(水) 04:26:25.24 0
バイト帰宅保全!
>>610さん(
>>360)
まさにそんぐらいの時期な感じっす!!
ってか
>>266は610さんだったんすか!?
制服もちゃんとぶどうヶ丘高校のだし、超いいじゃないっすか!
ナイスオナ乙ですッ!!
371 :
名無し募集中。。。:2006/10/11(水) 06:36:27.44 0
おはよ〜
372 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/11(水) 08:03:46.63 0
おは保〜!
朝から志田未来かよw
まぁうれしいンだがッ。
>>365 「だが断る」 ってなんだこの面白いグラドルはw
373 :
名無し募集中。。。:2006/10/11(水) 09:18:19.79 0
ホゼンシッソウ
374 :
名無し募集中。。。:2006/10/11(水) 10:54:18.64 O
ホーミーおもろいな
375 :
名無し募集中。。。:2006/10/11(水) 12:29:51.24 0
食後保全
376 :
名無し募集中。。。:2006/10/11(水) 13:49:48.15 0
ホゼン
377 :
名無し募集中。。。:2006/10/11(水) 14:35:25.04 0
378 :
名無し募集中。。。:2006/10/11(水) 15:49:04.50 0
エロリー
379 :
名無し募集中。。。:2006/10/11(水) 16:56:37.22 0
380 :
名無し募集中。。。:2006/10/11(水) 17:52:15.35 O
帰って画像見たいな
381 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/11(水) 18:52:56.42 0
>>377はもう見れないようだ・・・・。
しかし今日は志田未来祭りだな。ウホ。
382 :
名無し募集中。。。:2006/10/11(水) 19:39:16.74 0
だが俺は相棒を見る
383 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/11(水) 20:01:18.88 0
黒い液体が空間を滑るッ。
「コイツッッ!!速いッ」
<パーソナル・ジーザス>の腕を叩き付ける様な出鱈目な攻撃。
軌道は読めたがその速度に私は身をかわすのに精一杯だァーッ!
「ひゃはァッ!ひゃはァアッ!!!殺してやるッ!ドロドロのヘドカスに成りやがれッ!!」
<パーソナル・ジーザス>はサデステックな笑みを浮かべながら連撃を繰り出す。
槍の間合いで戦いたいが<パーソナル・ジーザス>は近い間合いから離れ様とせず執拗に打撃を繰り返す!
「く・・・ヘドロ野郎が・・・・だったら粉微塵に吹き飛べよォォォオッ!!」
『セクシー・アダルティ』の切っ先を天に向けるとそのままプロペラの様に旋回させる。
「天上天下雅流!羽羅礼琉符依堵ッッッ!!!!!!!!」
槍は<パーソナル・ジーザス>の腕を弾き、旋回運動で生み出された突風が<パーソナル・ジーザス>の身体を
吹き飛ばす!
「オゴォゴゲゲッ!!」
呻き声を上げながら<パーソナル・ジーザス>はゴロゴロと無様に吹き飛ばされ地面を這う。
「この間合いッ!!!!喰らえッッ!!!天上天下雅流!牌屡玖螺津射阿ッ!!!!」
384 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/11(水) 20:08:34.64 0
とちょびっとだけ放出!
>>382 今、相棒みたら戦国自衛隊もビックリの戦場にw
385 :
名無し募集中。。。:2006/10/11(水) 21:07:31.88 0
ちょこっと乙ッ!
386 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/11(水) 22:00:58.34 0
おっ未来ちゃん!
387 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/11(水) 22:59:26.85 0
オナ中保
388 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/11(水) 23:24:15.00 0
朱の一閃が空を穿つき<パーソナル・ジーザス>の胴体に深く突き刺さる・・・・。
「グギャヤ・・・・ァアア・・・・」
『セクシー・アダルティ』に貫かれ<パーソナル・ジーザス>は苦悶の声を上げる・・・・。
「手応え有りッッ!!・・・・・お前の負けだ!<パーソナル・ジーザス>ッ。」
勝利を感じた私は高々と勝鬨を上げたッ。
「グァアァ・・・グアァアアァ・・・・・・・・・・・・なんっつてな!」
苦しみ悶えていた筈の<パーソナル・ジーザス>は頭部の裂け目を醜く吊り上げ嗤って見せた。
「・・・・・ッな・・・? ッッッ!!!!!!!!!」
<パーソナル・ジーザス>の笑み。
それに疑問を感じた 途端に腕に激しい痛みが走るッ!
もうもうと煙を上げ串刺しになった<パーソナル・ジーザス>が立ち上がる・・・。
「ギァャハッ!どうだ痛いかァ?俺の『能力』は物を溶かすんだよ・・ハッ!俺に触れるだけでも溶ける・・
・・・・ドゥウユュアンダァアアスタァアアァン!?(理解したかぁ!?)」
「〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!」
痛みに耐えかねた私は『セクシー・アダルティ』を<パーソナル・ジーザス>から引き抜く。
「ヒャハッ!引っこ抜いちまったナァ?アァ?!俺もちびっと痛かったがどうだ?・・・・お前のほうが
ダメージが有るんじゃないのかァ?ヒャハッヒャハッヒャハァアアァアァア!!!!!!!」
<パーソナル・ジーザス>は声を上げて雅を嘲た。
「ダボがァ・・・・・・・」
私には腕の痛みより<パーソナル・ジーザス>の嘲りへの怒りが勝っていた!
389 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/11(水) 23:26:05.43 0
・・・・・・さりとて『セクシー・アダルティ』を突き立てれば相手に与えるダメージより此方の受ける
ダメージの方が大きい・・・・まともににやり合えばジリ貧だ・・・・・
相手に『触れないで』倒す方法なんて・・・・・
・・・・
・・・・・・・?
・・・・・・・・あった。
やってみるか・・・『空の槍術<the AIR>』
390 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/11(水) 23:35:18.57 0
と!今日はここでおわ雅!
391 :
名無し募集中。。。:2006/10/11(水) 23:38:28.69 0
前スレさんは雅すきだなーw
392 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/11(水) 23:54:10.64 0
>>391 あー・・・・言われて見れば雅ばっかり活躍させてますなぁ。
実際の所はスタンド能力が今やりたい方向性にピッタリはまっているので
どうしても使いたいので頻繁に出る状況に!
そんなに推しではないですが愛着が涌くとそういう方向になっちゃいますねぇw
393 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/12(木) 00:22:27.08 0
早めに就寝保!
394 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 01:06:05.74 0
武装錬金保全
395 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 02:27:11.26 0
乙っす
396 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 04:00:13.00 0
保全疾走
397 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 04:23:39.45 0
マンハッタンが・・・
398 :
364:2006/10/12(木) 06:13:30.92 0
どうにもこうにも最近忙しくてなかなかゲームも過去ログも更新できず・・・
とりあえず週末に資格試験が控えてるので、それまでは正直まともに更新できないと思います。
申し訳ないですがもうしばらく自分はこんな感じで・・・。
399 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 07:39:42.61 0
ちぃ〜と遅いがきらりん保
400 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/12(木) 08:27:14.30 0
おはようやっほ〜おはやっ保〜!
>>398 出来るペースでいいと思いますよ〜。
資格試験ガンガッてくださいッ。
401 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 09:40:20.77 0
l / / ,,.. --‐--ニ二 ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/¨i i/! ミ | お 保 今 お
、、./-ソ ./ / \ 、 _二ニミ | ぼ 全 ま ま
ミ / / ! \、ヾシ;;;/ | え .の で え
ヽ. !、 \ ヽ、._,,,;';;/ ,.,.レ | て .回 打 .は
l. l l゙ヽリ .,;;;;;;/__,ィイ/ミ | い .数 っ
. ,、/ l l/ !,,,;;;;/r'´iヘツ | る を .た
!!゙丶,,,,..ヽ,';;;// ',.-‐'" _ | の
ヽミニ=;;ヽ ‐- 、  ̄ ̄ < か
. ヽヽ-ツ/ ', | ?
ヽ ', !./.: \______
ヽ', / .j ,.._
',ヽ¨´::::ノ
', `¨__,.. __,.
', 、.ニフ'´
. ', ヽ_,.-‐-'
/ミヽ、 , ,.. -
. /--' !ヽ i /:::::;:::::
. /=、 / ', ヽ _,.!::::::':::::::
402 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 11:31:22.06 0
定時保全疾走
403 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 12:31:46.80 O
りさ子の写真集って今日だっけ?
404 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 14:11:52.02 0
そうだね、今日発売だね!
まぁアマゾンからは未だ来ないが
405 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 14:59:10.74 0
地方は品薄みたいだ
406 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 15:29:53.64 0
売れたら売れたでカウントダウン番組を見るのが気恥ずかしいなぁ・・・。
407 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 16:42:46.14 0
保全
408 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 17:21:50.12 0
疾走
409 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 19:08:55.13 0
保全疾走
410 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 19:52:49.38 0
保全疾走
411 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 20:49:52.42 0
疾走保全
412 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 21:16:02.16 0
雅の技に振り仮名ふってくれないと読み飛ばすよw
413 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 21:31:37.28 0
羽羅礼琉符依堵=パラレルフィット?
牌屡玖螺津射阿=パイルクラッシャー?
元ネタわかんないけど
414 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 22:24:00.85 0
415 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/12(木) 22:37:45.98 0
帰宅保全ンンンンンッ!
>>412 正直スマンカッタ!ふったら何かカッコ悪いかなと。思ってた!
次回からは気をつけるよ。
>>413 羽羅礼琉符依堵=パラレルフィート
牌屡玖螺津射阿=パイルクラッシャー
れす。互いに元ネタはありません。パラレルは旋回してるような適当な語感
で!パイルはパイルバンカーの強化版(EX版)みたいな感じで適当に!
>>414 プゲワロッ!相変わらずロカベリーはスゴ腕だッッッッ!!!!!
416 :
915:2006/10/12(木) 22:59:11.11 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある38〜
「・・・・・?」
自分の武器をぶちまけちゃった。何をする気なんやろう?
安室はさらに手に持った警棒を投げ捨てると、
カバンの中に両手を突っ込んで何かをわしづかみにして取り出してきた。
手にいっぱい持っているのは・・・・・・・豆まき用の豆?????
「節分にはちょっとだけ早いかな・・・・・・・。
今までは狙いを定めて確実に遠距離から当てるためにベアリング弾を使っていたけどね、
オマエらが飛び込んでくるなら狙いを定める必要は無いんだよ。
いっぱい投げつけてそのうちの一つが当たれば良いんだし、
逆に言うとその方がどれが電撃地雷かわからないから
いくら防御しようにも難しくなるでしょ」
そう言いながら安室は豆をいっぱい持った両手をクロスさせた。
「なんや、ベアリング弾に今度は豆まきて、アッシたちのマネばっかりやね」
「別にアンタたちの能力や武器なんて知ったこっちゃないよ。
ただ単にぶちまけるのに適当なものを選んだだけの話だから」
417 :
915:2006/10/12(木) 23:00:43.35 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある39〜
安室は・・・・・このセイタカアワダチソウの中に入ってくる事はありえんやろ。
なぜなら、安室の武器である『接触地雷』がアッシやマメに触る前に
セイタカアワダチソウに触ってしまうから。
だから円の中で待ちかまえている安室に
アッシとマメはこの草むらの中から同時にとびかかる。
半径2メートルのどこから飛び込んでくるかわからないから
安室は二人の攻撃を両方ともかわすなんて事はできんやろう。
そこで安室は言っていた通り、
アッシとマメのどっちかに電撃地雷の能力がついたマメを投げつけてくる。
正確には、投げた瞬間の他の豆と接触しなくなった瞬間に
電撃地雷の能力を付加させるんやろう。
そうなると、豆の全部をタオルで防ぐことは不可能。
アッシとマメのどっちかは電撃を浴びる事になってまう。
「マメ!覚悟は出来てるやよ?」
アッシは姿の見えないマメに向かっていった。
「愛ちゃんこそ!
私達のどっちかが電撃を食らわずに安室を倒せばそれで良いのだ!」
マメはアッシが思っていた事を言ってくれた。
「てめえら・・・・・・・」
「そういう事やよ。
最後にアッシか豆のどっちかが立っていれば
それでアッシたちの勝ちなのやよ」
418 :
915:2006/10/12(木) 23:03:27.23 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある40〜
言いながらアッシはしゃがんで地面を斜めに叩く準備をする。
足をやられているアッシは直接飛び込む事は無理やから
せり出しに乗っかって飛びかかるしかない。
その時やった。
ボゴ、ボゴボゴボゴ・・・・・!!!!!!
「なにぃッ!?」
突然安室の足下が盛り上がり、安室がバランスを崩すッ!
マメが何かの植物の根っこを生えさせて
その生長で安室の足下を歪ませたんだッ!
それを見たアッシは地面を斜めに殴ったッ!
ボコオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!
ライク・ア・ルノアールの能力で一度凹んだ地面は
安室に向かって激しく伸びていく。
そしてアッシはそのせり出しに手を掛けて
その勢いで安室に殴りかかったッ!
それと同時に反対側からマメが飛び出してくるッ!
419 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 23:04:38.88 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある41〜
「おちょきんしねまアアアアッッッッッッッ!!!!!」」
「眉毛ビイイイィィイイィィイイッッッッッッッッッムゥッ!!!!」
ビシッ!!ビシビシビシッッッッ!!!!!!!
アッシの身体のあちこちに安室の投げつけた豆が突き刺さる!
しかしなんともないアッシはライク・ア・ルノアールの拳を
深々と安室の顔面にヒットさせたッッッ!!!!!!
そして、アッシの向かいでは・・・・・・・
マメもその眉毛から伸びた木の枝を安室の肩に突き立てていたッ!!!
?????
二人とも・・・・・・無事?????
マメも電撃を受けていない?????
420 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 23:06:04.34 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある42〜
「ふ、二人とも・・・・・・・・・・
私に触ったな・・・・・・・・・・・・・
これを待っていたんだよ・・・・・・・・・
も、もちろん、投げつけた豆には
スタンド能力を使っていなかったんだよ・・・・・・・・・・・」
殴られ、突かれながら安室が口を開く・・・・・・・・・・・・
「『電撃地雷』の能力は・・・・・・・ッ!!!!!
私の身体にしておいたんだよおおおおおッッッッ!!!!!!」
421 :
915:2006/10/12(木) 23:07:51.91 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある43〜
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリッッッッッッッ!!!!!!!
激しい電圧が安室の身体からほとばしるッ!!!!!!
「あ、あはは・・・・・・・・・
わ、私もただでは済まないけれど・・・・・・・・
オマエたち二人も道連れだッ!!!!!!!!
オマエたちさえ倒せば、倒せばああああッ!!!!」
電気に痺れ、苦しみながら安室が叫ぶッ!
なんという執念ッ!!!!!
422 :
915:2006/10/12(木) 23:09:11.76 0
ここまでってことでご無沙汰ですんません!
ホントに最近バタバタしてて落ち着いてオナれなくて(^^;;;
んで、やっぱりある程度溜めてから一気に出す方が
自分にはあっているなあ・・・・
まあ残りあと少し、ボチボチがんばります
423 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 23:13:43.05 0
豆とマメがごっちゃになってて読みずれ
424 :
915:2006/10/12(木) 23:17:02.64 0
>>423 「マメ」がガキさんで「豆」がホントの豆で書き分けてるんでヨロ
ホントは実際自分もちょっとどうかなって思ったw(^^;;;
425 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 23:24:55.76 0
>電撃地雷の能力がついたマメを投げつけてくる。
ちょww
426 :
名無し募集中。。。:2006/10/12(木) 23:33:17.53 0
>>425 あ、ごめんなさい。それはマヂでミスだ(ノ∀`)
427 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/13(金) 00:14:35.93 0
>>422 915さん乙!まぁ出来るペースで楽しんでやれればいいんじゃないでしょうか?
428 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 00:58:31.96 0
乙
429 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/13(金) 01:03:27.94 0
就寝保
430 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 01:59:08.13 0
保全しそう
431 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 02:36:40.18 0
乙ッ!
安室は恐ろしいな
432 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 03:08:22.64 0
ダイバスター保全
433 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 03:45:57.20 0
保全疾走
434 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 06:35:51.84 0
おはよう
435 :
364:2006/10/13(金) 07:40:10.21 0
出勤前保!
915さん乙!
436 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/13(金) 07:52:13.26 0
おは保全
437 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 08:26:00.06 0
赤西仁 再起不可能
スタンド名 ヘズィテイツ
TO BE CONTINUED・・・・・・
438 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 10:41:21.17 0
| | ::::l .::|
| | |/ ::::|》
/| | _,!... -‐''" ! / ̄ ̄ヽ
ゞ'" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\) ,,;;| ( さっ! |
| ┌┼〒7= | ヽ __ノ
| :::ヽ 7_「/ _,.ィ彡, `y′
| :::::::::>=''" 彡彡 ノ
|\__......--―''" ! 彡ミ
r‐|ミリ(ニ::‐--‐ヽ 〃---‐::ニ) ミ='、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ヽ
|,ヘ|′ <'kツ'>" "<''kツ> `!;イ.| | 保全を |
|((:::::::. " ..:::.. ` .::::::))| ノ 続けましょうか |
ヽ、,!::: ,! :: :::!,ン -=ニ、 ……… ノ
_,|、 \/ ::/、 `ー―――――''"
_,.〈〈| \. `ー---―'` / |>ト、_
_...-///|:: \ \ `'''''''''" / / :|、ヽ `‐-、__
_...-''" _..-''"/ /| |:: \ \______/ / :::::|. ヽヽ‐-、__ `‐-、__
 ̄フ'''" _...-''" / / | |: `-.、 ,...-''" :::::::|. ト、`、 `‐-、__ `ー=ニ ̄ ̄ヽ
439 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 12:01:45.44 0
昼の保全疾走!
440 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 12:53:40.84 0
ギャオ視聴保全
441 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 14:02:43.47 0
ほぜェん
442 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 15:49:11.90 0
保全疾走
443 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 16:55:25.31 O
保全疾走
444 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 17:45:24.08 0
保全疾走
445 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 18:41:01.37 0
きらりん☆保全リューション
446 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 19:29:39.80 0
保全疾走
447 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 20:55:47.43 0
448 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 21:01:44.16 0
>>447 (o_ _)ノ彡☆バンバン ギャハハハ
449 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 21:36:47.17 0
ぴったりじゃん
450 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 21:52:14.56 0
∬∬´▽`)<oioi、セクシーボーイが語学留学するらしいZE
451 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/13(金) 22:33:08.01 0
一陣の風が吹きぬけ私の前髪を揺らす
コォォオォォォ・・・・
風に身を任せる様に『セクシー・アダルティ』を水平に構え、目を閉じ呼吸を整える・・・・・
「ヒャヒャッッ!何だァ?もう観念して念仏でも唱え始めたかアァアァ?」
<パーソナル・ジーザス>は舌をベロベロと蠢かせて動かなくなった雅に向かって挑発をした。
「・・・フゥウゥ・・・・・・ゥゥウウゥウ・・・・・・」
雅は半眼のまま呼吸を整えている・・・・・。
<パーソナル・ジーザス>はニヤニヤと嗤いながら腕を広げ尚も挑発をした。
「ホラァ、ホラァッ。やってみろよ?ここをブスッとさぁぁあ?」
ポンポンと右頬を叩いて見せる・・・・・。
「ヒャヒャッ!!!!尤もやれたらのハナシだがなぁぁぁぁああああぁwwwwwwwww」
ボッ
「えッ?!!!」
鋭い一撃が<パーソナル・ジーザス>の右頬を捉えるッ。
「・・・・今・・・・今なにが起きた?・・・・クソガキは動いて居ないのに・・・何が・・・起きた?」
一撃の鋭さに足取りが覚束無くなった<パーソナル・ジーザス>は激しく狼狽し始めたッ。
ボッ
ボッ
ボッ
ボッ
感知出来ない攻撃が<パーソナル・ジーザス>の身体に刻み付けられる。
452 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/13(金) 22:34:30.81 0
「なんなんだ?何が・・・起きてるんだァ?俺に触れればヤツの方がダメージを受ける・・・なのに?」
地面を這いずりながら<パーソナル・ジーザス>は怯えた視線で雅を見た。
雅は依然、槍を水平に構え微だにはしていない・・・・ようだった・・・。
「『空の槍術<the AIR>』・・・・。」
私は<パーソナル・ジーザス>の存在が脅威で無くなった事を悟り口を開く・・・。
「槍を音速で打ち出し発生した振動・・・・『ソニックブーム』を利用した槍術だ・・・これでお前に
触れる事も無くお前に攻撃を加える事が出来る・・・・・。」
ズシャッ。
地に這い蹲った<パーソナル・ジーザス>に『セクシー・アダルティ』を向ける。
後はお母さんがやるように静脈に注射針を刺し込む様に槍を突き立てれば・・・終る・・けど・・
・・・・片倉さんは死なないだろうか・・・・・まだ聞きたい事があるからソレは困るナ・・
私は2秒程、思案したが意を決して<パーソナル・ジーザス>を刺す事にし『セクシー・アダルティ』に力を込め
る・・・・・・・。
ゾザジズジゾザゼジズゼザゾジゼズザゾザジズジゼゾジザゼズゼズゾザズゼザジゼ ・・・・・
「ッ?」
『大量の何か』が這い回る様な音に私の手が止まる・・・。
「ッたくよォ・・・・・『何か』妙な感じがしたと思えばこのザマとはなぁ・・・・・?」
目の前に立つ男・・・・・・その姿に私は小説の登場人物の名前を思わず呟いた。
「『蟻の王 アト』・・・・・」
453 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 23:04:08.84 0
おわりか?
454 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/13(金) 23:08:37.12 0
「・・・・・ヒャハ・・・ヒャハハ・・・・クソガキが土壇場で俺に助けが来るとはなァ!!!
オイッ!!『伊達謙』ッ!!!俺の本体の『片倉景広』がこのアマから攻撃を受けて俺を発現したッ!
俺が倒されれば片倉景広は死ぬ!チンピラの腐れ脳で考えろ!答えは簡単だろ!俺を助けろッッ!!!」
<パーソナル・ジーザス>は伊達に一息で捲くし立てた。
「・・・・・・!?」
思いもしなかった人物の登場に嫌な汗が吹き出る・・・・・
『リアルレコーダー』や『小説原案』で『伊達謙』のスタンド能力は知っていたが・・・・
二対一で勝てるだろうか・・・・
私は下唇に歯を当てた・・・・。
「おい<パーソナル・ジーザス>・・・・・俺の行動を決めるのは誰でも無ぇ・・・・俺だ。」
伊達謙は<パーソナル・ジーザス>を穿つく様な視線で睨む。
「はァ?この状況で何言っ・・・・」
ドボォォオォッ!!!!!!!!
<パーソナル・ジーザス>の言葉を断ち切る様に伊達の爪先は片倉の腹部にのめり込むッ!
「プ・・・・・・ぷげェ・・・・・・」
片倉は絞り出す様な声を上げ苦悶の表情を浮かべ目を覚ました。
「・・・・・景広。何時までも寝くたれてんじゃねぇ・・・・とっととスタンドを引っ込めろ!」
伊達に髪の毛を引っ張られ無理矢理身体を起こされた片倉は状況確認も満足に出来ないまま<パーソナル・ジー
ザス>を引っ込める。
455 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/13(金) 23:09:12.34 0
ドッ・・・・・
伊達の手が離れると片倉景広はそのまま尻餅を突き塞ぎ込んだ。
「伊達さん・・・・・・僕は・・・また・・・・・」
パギャーッ!
伊達の拳が片倉の顔を捉えるッ。
「・・・・強すぎる力を押さえつけるにはそれ相応の精神力が要る・・・・・それだけだ。」
それだけを言うと伊達は片倉から目を逸らした。
「・・・・はい」
伊達の言葉に片倉は項垂れるだけだった・・・。
「で・・・・・・そこのガキ。お前は何なんだ?」
456 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/13(金) 23:15:09.62 0
はいッ!今日はここでおしまあさ!
作中にスタンド以外でスタンドに攻撃を与えてますが『ミスタの弾丸』みたいな
ものだと思っていただければッッ!
>>453 本当は終わ梨沙子の予定だったが早く次の展開にイキたかったので
カキ続けたよ。
457 :
名無し募集中。。。:2006/10/13(金) 23:45:16.61 0
保
458 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/14(土) 00:04:09.66 0
やばいベッキーのドラマがアホ面白い。
459 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/14(土) 00:22:38.03 0
オシリーッ!
460 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/14(土) 00:28:43.57 0
ケツキターッ!
461 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/14(土) 00:58:28.04 0
さてと就寝保全
462 :
915:2006/10/14(土) 01:19:48.38 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある44〜
だがしかし・・・・・・・・ッ!!
「安室奈美恵と言ったな。
キサマのその執念は尊敬に値するのだ。
栄高の一味にもこんなに気高いヤツがいたのはな。
しかし・・・・・・・・・・・・・・・・」
「アンタはさっきアッシにいったやよ。
博奕で自分に勝つ気かと。その通りやよ。
アッシたちもアンタに博奕で勝てるとは思ってないし、
アンタも博奕を打つ気はないから
二人ともしとめる方法を選ぶのはわかっていたやよ」
「な、なぜ・・・・・・・、はッ!!!???」
安室は自分に触って痺れているはずなのに
ピンピンとしているマメとアッシを交互に見た。
「やっと気付いたようやね。
アッシが殴ったのはタオルを巻き付けた左手やよ」
「私も眉毛ビームの先端に、さっき脱いだトレーナーの切れ端をかぶせておいたのだ。
つまり二人とも、直にアンタに触らずにゴムで防いでいるのだ」
「て、てめえら・・・・・・・・・・・・・」
463 :
915:2006/10/14(土) 01:20:31.05 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある45〜
「もう自分自身が感電して身体も満足に動かないかもしれないけど、
その執念に敬意を表するやよ」
アッシは安室に突き立てた左拳を引いた。
パキッ
一方のマメは安室に刺さった木の枝を折るとその枝を手に持って
安室が身動き取れないようにした。
「戦士よ、全力で倒す事が私達が示す敬意なのだ」
マメがそう言うと、マメのスタンドから次々とツタが生えてきて
すでに能力が切れて放電し終わっている安室の身体に
次々と巻き付いていく・・・・・・・・・・
「うおおおおッッッッッッッッッ!!!!!!!!」
アッシはマメからもう一枚のタオルを受け取ると
念のためにライク・ア・ルノアールの右手に巻き付けた。
(もっとも、安室はもう『電撃地雷』をやるだけの
体力は無かっただろうけど)
464 :
915:2006/10/14(土) 01:22:50.80 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある46〜
「さよならさよならさよならさよならさよならさよならさよなら
さよならさよならさよならさよならさよならさよならさよならあああッッッッ!!」
ドグオオオォォォンンンンンンンンンッッッッッッッッッッ!!!!
安室が自分の絡まったツタを引きちぎりながら吹っ飛ぶッ!!!
「しーゆーあげいんやよ」
「アディオス、バイバイチャッチャ・・・・なのだ」
ドグシャアッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!
安室は悲鳴も上げずに地面にたたきつけられた。
「ふう、終わったやよ・・・・・」
アッシはさすがに立っているのがつらくてへたり込んだ。
「そうだね」
マメがアッシを見下ろしながら言った。
465 :
915:2006/10/14(土) 01:24:44.71 0
寝る前オナ!
>>前スレさん
雅ちゃんのセクシー・アダルティーってニストには使い勝手良いっすよね
自分も動かしやすいキャラの一人です
しかしますます凶暴な性格になっていくなw
466 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 01:39:47.38 0
乙
467 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 01:51:22.89 0
前スレさん&915さん乙ッ!
468 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 03:03:41.80 0
しししッ保全したど
469 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 03:47:49.68 0
きさまら深夜の保全は嫌いかね?
470 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 04:41:42.39 0
すごく・・・好きです
471 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 07:03:22.39 0
保全しないか?
472 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 07:48:39.56 0
ウ保ッ
473 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 09:59:27.64 0
赤西君も語学留学か…
474 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 12:00:35.07 0
/|
ヘ /|/ | N /i/´ ゙ ̄ ̄``ヾ)_ ∧ /
V .| , Nヾ ゙ ゙ヽ |\/ ∨l/
レ' 7N゙、 ゙i _|`
/N゙ゞ .! ヽ こ 解
陰 7ゞミミ、 ノ,彡イハヾ、 i Z れ っ
謀 Zー-r-==、'リノ_ノ_,.ヾミ,.ィ,ニi ヽ は た
だ / {i `゙';l={゙´石ゞ}='´゙'r_/ 〈 何 ぞ
! |: `iー'/ ヾ、__,.ノ /i´ / か !
! i、 ! ゙ニ-=、 u / ,ト, ∠_ の
! |` ヽ、i'、_丿 /// ヽ /_
! | _,.ィヘヽ二 ィ'_/ / ゙i\|/Wlヘ
|' ̄/ i ヽ_./´ ./ .| `\ ∨\
wヘ /\|/ /ィ´ ゙̄i / ir=、 l'i"ヽ、
∨ ∠__,,..-イ i /\_,イ,=-、 i 、,.ゞ、 | ゙'"ヽ \
! .i-'´ ,i | ./`゙'i' /i_.!._,..ヽ<! ゙i、゙i. =゙! \
475 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 12:18:33.93 0
ミミ:::;,! u `゙"~´ ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ ゞヾ ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/  ゙̄`ー-.、 u ;,,; j ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\ ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/ J ゙`ー、 " ;, ;;; ,;; ゙ u ヾi ,,./ , ,、ヾヾ | '-- 、..,,ヽ j ! | Nヾ|
'" _,,.. -─ゝ.、 ;, " ;; _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ | 、 .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
j / ,.- 、 ヾヽ、 ;; ;; _,-< //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─-- エィ' (. 7 /
: ' ・丿  ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、 i u ヾ``ー' イ
\_ _,,......:: ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... ' u ゙l´.i・j.冫,イ゙l / ``-、..- ノ :u l
u  ̄ ̄ 彡" 、ヾ ̄``ミ::.l u j i、`ー' .i / /、._ `'y /
u `ヽ ゙:l ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_  ̄ ー/ u /
_,,..,,_ ,.ィ、 / | /__ ``- 、_ l l ``ーt、_ / /
゙ u ,./´ " ``- 、_J r'´ u 丿 .l,... `ー一''/ ノ ト 、,,_____ ゙/ /
./__ ー7 /、 l '゙ ヽ/ ,. '" \`ー--- ",.::く、
/;;;''"  ̄ ̄ ───/ ゙ ,::' \ヾニ==='"/ `- 、 ゙ー┬ '´ / \..,,__
、 .i:⌒`─-、_,.... l / `ー┬一' ヽ :l / , ' `ソヽ
ヾヽ l ` `ヽ、 l ./ ヽ l ) ,; / ,' '^i
476 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 13:17:59.90 0
保全
477 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 14:47:30.41 0
μ ’ヮ ’μ<・・・
478 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 15:55:10.80 0
保全疾走!
479 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 16:39:04.72 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中
480 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 17:52:03.54 0
震えるぞ保全
481 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 18:21:07.72 0
燃え尽きるほど保全
482 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 19:10:00.46 0
保
483 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 20:01:34.24 0
保全保
484 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 20:17:59.53 0
保全保全
485 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 20:33:59.56 O
ディオ! おまえのくだらない保全はこれを狙っていたのなら予想以上の効果をageたぞッ!
486 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 21:31:43.11 0
おれは………これからの……おれには…保全が必要だ
あつかいやすい……きわめて忠実な
……保全が…な
487 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 22:13:57.49 0
ほじぇん
488 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 22:36:02.51 0
しっそう
489 :
名無し募集中。。。:2006/10/14(土) 23:17:44.41 0
_ ∩
⊂/ ノ ) ぐはっ
/ /ノ☆
し'⌒∪
☆ノノハ∩
从´∇`)/ チナミーアパカー!!
と ノ
(つ ノ
(ノ
490 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/14(土) 23:54:30.60 0
今日は無理っぽな保
491 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 00:07:39.01 0
_ ∩
⊂/ ノ前 ぐはっ
/ /ノ☆
し'⌒∪
☆ノノハ∩
从´∇`)/ チナミーアパカー!!
と ノ
(つ ノ
(ノ
492 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 00:44:22.47 0
保全疾走
493 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 01:27:25.91 0
コ
ツ
/咒ヽ | コ
,「互互ヽ ン ツ
/ ハ 八 ハ.ヘ |
|/ 〉X〈 ヽ| ン
V /
| ハ
〈/`′
494 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 02:23:09.97 0
やむをえん!保全疾走ッ!!
495 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 03:05:06.17 0
保全疾走
496 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 04:39:03.46 0
保全疾走
497 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 05:24:39.43 O
やむおえん
498 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 07:37:18.44 0
や えん
499 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 09:19:17.16 0
な・・・・・・・・なんだってェー
500 :
1:2006/10/15(日) 09:52:23.88 O
ちょっとしたら出します!
面倒になことになったのはそれからのことなんだ…
放課後、いつものように部室に訪れた私は適当な席に座ると
カバンから女の子の必需品であるスタンドミラーを取り出し机の上に立てた。
小春もたまにはツインテールにしてみよっと。
後頭部で髪を束ねていたゴムを乱暴に取ると、髪はゴムの束縛を逃れて
自由になり、柔らかく肩にかかった。
あとは適当に髪を梳かしてから改めて両サイドをゴムで束ねればいいだけなのだが…
小春のスタンドミラー、ちょっと小さいんだよなぁ〜…なんか見づらいや。
道重さんが持ってる鏡は大きくて見やすいんだよなァ〜…
ハッ!!
いけないいけない。
私は道重さんと"絶交"したんだ。
あんなワガママな人とは、二度と口をきかないと心に決めたんだった!!
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!
「小春ちゃん何しとーと?」
グッと両の拳を握り締め決意を固める私に話をかけてきたのは
ダボダボヤンキーファッションがよく似合う高等部一年生のれいな先輩だ。
「髪型変えるン??」
「あ、ハイ。なんとなく、そんな気分なんです」
「マジで?なんばしよったと??」
なんばしよったとか言われてもなぁ…
一々『町で見かけた子がツインテールにしていたから小春も真似したくなった』とか
説明するのもかったるい話である。
「わかったッ!!男に振られたんじゃあなかとね?!」
いきなり何を言い出すんだ。勝手に話を進めないでほしい。
そもそも男の子に振られたら髪型を変えるなんて話、私は聞いた事がない。
髪をバッサリ切るっていうンなら聞いたことあるのだが・・・
それに何よりも、私はまだ振られてなんかいないんだ。
「・・・・?なんね、違うんか」
私が答えないでいると、れいな先輩は一人で納得してしまったのだった。
「そーだ小春ちゃん、髪縛るンならいいモンあげるばい」
れいな先輩がカバンをゴソゴソと漁り、中から何かを取り出す。
それを私にスッと差し出してきた。
「れいな先輩、これは??」
「髪飾りっちゃ。れいなのお古やけど、良かったらいる?」
れいな先輩の手のひらにちょこんと腰掛けている二つの髪飾りは
私が持っている質素な赤のゴムとは違い、デザイン性が高かった。
黄緑と白のタータンチェックの柄が綺麗で、それでいて小振りなリボンなので
可愛いことこの上ない!!
「い、いいんですか?可愛いのに…これ気にいってないんですか??」
「だってれいな似合わんもん。だからあんま使わんし」
「そうなんですかァ〜!?れいな先輩ッ!!ありがとうございます!!!」
ひえ〜!いいものをもらってしまったなぁ〜!!
早速つけてみる・・・・うん、なかなかいい感じだ。
私にはちょっと派手すぎるかも知れないが、たまにはこういうのも悪くないな。
小さなリボンを指でチョンチョンといじくり鏡を眺めて自己満足に
ウットリしていたその時、部室の扉が静かに開いた。
…扉を開けた人物に、小春は表情を明るくした!!
「あッ!吉澤さん!?」
「小春、ちょっとちょっと」
よ、吉澤さんが小春に手招きしているゥ!?
嬉しいッ!!なんだなんだ??
小春は勢いよく立ち上がると、椅子を倒したことにも気付かず走り寄っていった。
髪型が変わってることに気付いてくれないかなーッ?!
「なんでしょうッ??」
意気揚々と訊いている自分がなんだかこっ恥ずかしい。
それでも少しテンションの上がっている小春に、吉澤さんが言った。
「重さんはいる?」
「さぁ、まだ来てないです!」
言いながら、ワザとらしく頭を左右に振ってみる。
気付け!!気付けッ!!!
「そうかぁ。俺さ、サッカー部は引退した身だけど今日は後輩の練習を
見にいかないといけないンだよな〜!!だから小春から重さんにも伝えといて」
き、気付いてないィ!?バカなッ!こんなに頑張ってるのにーッ!!!
そして、次の一言は小春のテンションをブチ壊すのにじゅうぶんな
破壊力を持っていたのだ。
「お前たちに指令だよ」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
部活を早上がりした私は、杜王駅の側にある亀のいる池で
ジッと水面下にいる亀を眺めていた。
早上がりした理由は特にない、気分が乗らなかったってだけだ。
「寺田先生の指令か…小春に回ってきたのは何ヶ月ぶりカナ…」
そりゃあ気分が乗らないはずだ、自分でもそう思う。
吉澤さんは髪型が変わってることにも気付いてくれなかったし、
彼にとって小春という存在はそんな程度のものなのだろうか?
…あ、吉澤さんで思い出した。
私は吉澤さんから渡された"写真"を取り出し、それに目を落とした。
写真に写っている少女の名前は『月島きらり』という女の子だ。
S市にある小石川学園の中等部2年生らしく、私と同い年らしい。
写真の彼女がぶどうヶ丘中学の制服を着用しているのは、去年の夏休みまで
私の学校の生徒だったからだそうである。
ちょうど小春と入れ違いだったというワケだ。
でも…小春は知っている。
写真に写っている笑顔が素敵な彼女を小春は知っているッ!!
なぜなら私は、この『月島きらり』と一度出会っているからだ。
今日のお昼にサンジェルマンの店先で彼女が地面にぶちまけた
たくさんのクレープを拾う手伝いをしているからだ!!!
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
今回のこの指令は私と道重さんに言い渡されたものだそうだが、
私は道重さんにこのことをまったく伝えなかった。
彼女と絶交したから!!というのも理由の一つではあるが…
小春には、どうしても疑問を拭い去ることができない奇妙な指令だったからだ。
正直、実行にうつそうか迷っている。
その奇妙な指令の内容とは…
「なにしとんじゃあテメェッ!!!」
突然耳に入ったドスの効いた声に、私の思考は中断されてしまった。
そういえば、ここのバスターミナルにはたまにぶどうヶ丘高校の不良が
何人かでたまっていることがある。
誰か可哀想な人が絡まれているのかもしれないな…ま、小春には関係ないか。
「おいスッタコ!!オメーだよ!!そこでバカみてーに池ン中眺めてる
オメーに言ってんだッ!!シカトくれてんじゃあねーぞボゲッ!!!」
声が近くから聞こえた、今度はすぐ真後ろだ。
そんな近くから大声が聞こえたら普通は何事かと振り返るもんだ。
誰だってそーする。小春もそーする。
だが、振り返ってから後悔してももう遅いのだ。
「テメー・・・・こないだ3年生のクソ野郎と一緒にいた女だよなぁ!?」
「なんつー名前だったか?吉澤・・・?確か女みてーな名前のヤサ男だったなーッ!!」
「・・・・はぃ?」
「しらばっくれてんじゃあねーッ!!こちとら記憶力だけはいいのよ!!
立てッ!!ボケッ!!!」
ふ、振り返らなければよかった…
絡まれているのは・・・・小春でした〜!!いつの間にかァ〜ッ!!!
なんだか今日はいろいろとツイてない日なのかもしれない…私は重い腰を上げた。
目線が上がってから気付いたが…この顔にケガをした二人組み、もしや・・・・
「ほほォ〜中坊の、それも女のくせに・・・・タッパあるっちゃ〜ッ」
「ぬう〜・・・もしかしてあなた達は・・・・」
そうだ、思い出した!!
ついこの間、部活が終わって吉澤さんと一緒に下校していたときに、
この人達がぶどうヶ丘高校の一年生らしき人たちをカツあげしていたんだ。
で、吉澤さんが『そーいうのやめましょうよ〜』みたいな感じで割り込んでいって…
その結果は、この二人組みの顔のケガを見てもらえればわかってもらえるであろう。
「ようやく思い出したかァ〜!?」
「ハイッ!!このあいだ、吉澤さんにメタメタにされた人達ですね!!」
そう、正直に答えてしまったのが運の尽きだったようだ。
グワシィッ!!!!
「うえッ!?」
いきなり首の角度が90度曲がる。
束ねた右側の髪をつかまれて持ち上げられているのだ!!
「い…いててーッ!!!」
「よぉ〜くお答えできましたッ!!」
ギュウウウウウッ!!…引っぱる力はさらに強くなる。
「痛い痛い痛いッ!!・・・・・お、女の子の…髪を引っぱるなんてーッ!!!」
「アァ?中坊にゃ男も女もねーんだよクソガキ!!オメー、吉澤とどーいう関係?」
「か、関係?そんなこときいてどうするン・・・」
「わしらの前に連れてこいや。この間の"お礼"をしてやりてェからよぉ…倍返しにしてなーッ!!」
いてててて!!!なんてサイテーな人達なんだッ!?
お礼をしてやりたいとか何とか言ってるが・・・・・つまるところ、
恨み晴らさでおくべきかっ!!という事なんだろう。
そんなことでワザワザこの私が吉澤さんを呼ぶとでも思っているのか?
あの人は忙しいンだ!!!
よ、よぉし…こうなったら!!
「し、知りませんよ…それに小春、携帯電話とか持ってないですし…」
嘘をついてやるッ!!!
ドッギャ〜ン!!
「…ンダラこのカバンから出てる"ストラップ"はなんだぎゃああああああッ!!!」
「え?…あ」
し、しまったァ〜!!!
嘘ついて適当にあしらおうと思ったけど、こんな簡単にバレてしまうなんてッ!!
「わしらにド嘘かますなんてよォ〜いい度胸しとるのおぉぉぉぉぉぉぉ!?
テメーも吉澤と一緒に病院で寝かしてやろうかァッ!!?ゴルァッ!!!」
グイィッ!!
「イタタッ!!な・・・・何をするだぁーッ!!ゆるさん!!!」
「テメーに許す許さねーの選択肢なんかねんがぁぁーッ!!ボサっとしとんなダボが!!
待たされンのは嫌いなんじゃ…はよ電話かけんかッ!!!」
「よしよし…そんじゃあまずテメーの携帯電話を握れ。そしたら次はcallだ。
猫を撫でるときみてーな声で電話しろよぉ〜っ!?したらココへ来るよう誘えや!」
「う・・・・うぅ・・・・」
ま、まずいことになってしまった〜ッ!!
今の嘘でどうやら不良たちをかなりヒートさせてしまったらしい…!!!
かなり、かなりやばいのよ…助けてダーリン、くらくらりん。
ブゥーン・・・・・
その時、空気の振動する音が聞こえてきた。
なんの音だろう・・・・・音は不良達にも聞こえてきたらしく、自然と私の髪を握る
手の力が緩み始めている。
「な、なんじゃあああああ!?」
不良の一人が情けない声をあげた。
まさかこの音は・・・・空気の振動する音の正体はッ!!!
「は・・・・・・・・・ハチの大群だぁ〜ッ!!!!!!!」
ブブブブブブブブ・・・ブゥウウウゥウゥウウゥウウウウゥウウウゥンンンッ!!!!
ハチの大群が一斉にこちらに向かってきているッ!!!
空気が震えるような音の正体は・・・ハチの大群が起こす"羽音"だったんだ!!
こ、こっちに向かってくるぞ・・・・襲い掛かってくるッ!!?
「「「うわぁああぁあぁあああぁッ!!」」」
不良は小春の髪から手を離して後退るが、小春はそのハチの大群に
驚いて思わず屈んでしまったッ!!
刺されるッ!!
何がなんだかわからないがハチに刺されてしまうッ!!!
ブワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!
・・・・・シーン
「・・・・・・・・・・え?」
我が身に起きた奇妙な出来事に、小春は呆気に取られた。
なんだ・・・・今のハチの大群は・・・・
こっちに向かって来たと思ったけど・・・・小春を・・・小春だけを…
器用に避けていった・・・・?
「オボゲェ〜ッ!!た…助けてくれェッ!!!!!」
「い、いたいいたいッ!!!は、鼻を刺されたァ〜うぎゃあああッ!!!!」
「!?」
ハチの大群に覆われる不良たちの苦痛に悶える声が響く。
この・・・・このハチたちは・・・・まさか・・・・・不良たちだけを狙っていたのか・・・・!?
で、でもどうして!!?いったい何が・・・・ッ!!!
たまらずその場から逃げ出す不良たちを、ハチの大群はさらにしつこく追いかけていった。
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!
本来なら、そのまますぐこの場を立ち去るべきだった。
ハチに刺されなかったのはただのラッキーだっただけなのかも知れないからだ。
だが、私は動けなかった。
ハチに驚いて腰を抜かしたからではない…
そこに立っている人物から目が離せなかったのだ。
あとあとまで関わりあうことになる・・・・その人物に・・・・
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
「ひどい人たちでしたねっ!!ケガとかしてない・・・・・ですかっ?」
その少女は、ひょこっと私を覗き込むように屈む。
白いカッターシャツに赤いチェックのプリーツスカート…そしてツインテール。
この子は・・・・・
この足が長くてスタイルのいいこの子は・・・・・ッ!!
「よかった〜!!ケガはないみたいですねーっ!!もう大丈夫なんですよ!!
わたしの友達の『なーさん』がっ、ハチさん達にあの人達をこらしめてくれるよう
"頼んでくれた"んだー!!!っていうか・・・・・もしかしてっ・・・・・・
わたしとどこかでお会いました・・・・っけ??」
・・・・・・・・・月島きらり!!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
513 :
1:2006/10/15(日) 11:10:32.06 O
あぶねギリギリっぽ 汗
しかしきらりは書いてて違和感アリアリアリーヴェデルチだな…
とりあえず日常パートは早々切り上げるようにしますね!
ではでは!ノシ
514 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 11:13:14.69 0
乙津
515 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 12:07:31.31 0
乙ッ!!!!
516 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 12:47:30.24 0
乙
517 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 13:48:01.39 0
まだ読んでないけど乙ッ!
助けてくれたのか・・・?
彼女が…私を助けてくれたと・・・・・・・
そういう解釈をしていいのだろうか?
「あっ!なーさんが帰ってきたッ!!なーさんっ、おいで〜!!!」
『なー』
月島きらり…いや、月島さんの元に例のあまり愛想のよくなさそうな
猫が帰ってきたようだ。
愛想はよくなさそうに見えるが、それでも可愛く見えるのは動物が持つ
天性の愛嬌があるからかもしれない。
「自己紹介がまだだったねっ!!わたし、月島きらりっ!!14歳ッ!!
でぇっ、この子がわたしの一番の友達のっ、なーさん!!!」
『なぁー』
月島さんは満面の笑みでその腕に抱いた猫を紹介してくれた。
『なーさん』と呼ばれた猫も、その無愛想だった瞳をパチッとあけ、
つぶらなまぁるい瞳で私を見つめている。
「月島・・・・・さん。それになーさんと言ったね・・・・・なんだかよくわからないけど、
『ありがとう』って言うべきですよね」
「!!?」
『なぁ?!』
私がそう言うと、月島さんとなーさんが目を丸くした。
な、なんかおかしいこと言っちゃったかな?
いろいろと疑念を抱いていたせいか、けっこう失礼な言い方をしてしまったのかも…
「ご、ごめんね!!小春も突然のことで動揺してて…」
うぅむ…バツが悪いなぁ。
申し訳なさそうに頭をかき、月島さんの表情を窺う。
・・・・信じられない表情をしていた。
「・・・・・・・ッ」
『・・・・・・・!』
ニッ・・・ニコォーッ!!!
そこには眩し過ぎるほどの微笑みの花が咲いていたのだ!!!
「あ、あなた・・・・・『なーさん』が"見える"の??」
『なあぁあぁぁあぁ!!!』
「え・・・・・・・?」
私は再度、月島さんの腕に抱かれた猫のなーさんを見る。
小春としっかり目が合った。
「ねぇっ!?見えてるんだよねっ!!」
『なーぁ!!』
ま、まさか・・・・・この『なーさん』というのは・・・・ッ!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「は、初めてだよーぅ!!初めてなーさんが見える人に出会えたっ!!!
よかったねぇっ、なーさん!!!お友達がっ、増えたねッ!!!!」
『なぁあ〜っ!!!』
歓喜のあまりか、月島さんは腕の中のなーさんを力いっぱい抱きしめていた。
彼女の腕の中にいるなーさんは、苦しそうでもあり、喜んでいるようにも見える。
月島さんは顔をあげると、なーさんを左手に抱えて私に握手を求めてきたのだが…
「ぜひっ!!わたしとなーさんにあなたの名前を教えて下さいっ!!!」
その時、小春の脳裏に…忘れかけていた"あの日"の感動が甦ってきたのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『は、初めてです…"彼ら"が見える人がいるなんて…嬉しいですッ!!』
『そうか、あんたは今までスタンド使いに出会ったことがないんだね?』
『スタンド使い…?そう呼ばれてるのですか?そうですね、ありません。
物心ついた時から私は"彼ら"と一緒に時同じくしてきたのです。
そして、私の友達には"彼ら"が見える人がいませんでした・・・・あなたが…
あなたが初めてなんです!お願いです!!名前を…是非名前を聞かせて下さいッ!!』
『大げさだなぁ〜高等部2年の藤本美貴だよ。演劇部にはあんたのスタンドが
見えるヤツがワンサカいるんだかんね』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
ガシィッ!!!
小春は思わず彼女の差し出した右手を力強く握ってしまった。
この子は…月島さんはあの頃の小春と同じ気持ちなんだ。
「私の名前は小春・・・・・久住小春ですッ!!」
月島さん、あなたには・・・・小春はとても共感できるッ!!!
共感できるのはきっと小春だけだ!!
今日、初めて会ったハズ・・・・なのに・・・・小春は・・・・・・
目の前にいる可愛い月島さんを"親友"だと思えてならなかった・・・・・
あなたは小春のこれまでの短い人生の中で…
最も短い期間で分かり合うことが出来た人なのかも知れない…ですッ!!
そう思うと、小春はしばらく月島さんの手を離す事が出来なかった。
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!
523 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/10/15(日) 14:06:19.53 0
実はここまで!!さっき出せなかったぶんを!!!
みなさま、いつもありがとうです!!
ではでは!ノシ
524 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 15:37:51.53 0
乙!
525 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 15:38:06.01 0
乙!しっかし小春ときらりを別人にして
登場させるってのは盲点だったなあw
526 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 16:18:31.57 0
☆ノハヽ 日 ウーイ
从 ’w’)ノ
人_',ヘヘ
‐''"´''""゛'"`''"´'''"″"''"`''""''"`''
527 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 17:38:08.80 0
保全
528 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 18:14:29.53 0
疾走
529 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/15(日) 18:59:12.28 0
銀色の永遠 〜クレナイの狂想曲(コンチェルト)B〜
8月15日
レストラン ポイヤル ロフト
:夏焼雅 伊達謙 片倉景広
テーブルの上には数枚のFDが置いてある
「貴方達と『菅沼英秋』との関係性はこのディスクで理解りましたッ!」
雅は強い視線で目の前の男達を睨んだ。
「・・・・・・・・だとしたらどうする?『敵対組織』として俺たちと戦争でもする気か?」
伊達は冷たい視線で雅を睨み返す。
「やめてくださいよぉ・・・伊達さん。話は最後まで聞かないと・・・ねぇ・・夏焼さん。」
片倉は引き攣った笑顔で伊達を宥める。
「私達は・・・・・少なくとも私は貴方のチームとは敵対する心算はありませんッ!」
その視線に威圧されつつ雅は自分の意思を主張した。
「口では何とでも言える・・・・・俺はお前達『ぶどうヶ丘』の人間を信じる心算は無い。」
その主張を如何にも青い。と断ち切る様に伊達は口端を軽く上げ嘲笑した。
「ちょっと伊達さん・・それじゃあ話が進まないじゃないですか。」
取り付く島のない状況・・・・夏焼雅を可哀想に思う片倉はさっきまでの戦闘の事などすっかり忘れ話を取り
付け様と必死に伊達に食い下がる。
「私達『演劇部』の人間は厳密に言えば一枚岩では無いし親しい人以外が『本当』はなにを考えているか何て
知らない・・・只の集まりでしかありません。だからこそ本当の意味での『チーム』である貴方達に力を貸
して欲しいんです。」
雅は席を立ちながら伊達と片倉に本心を告げた
530 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/15(日) 19:00:15.57 0
『仲間』の事を信頼もしたい・・・が『リアルレコーダー』の事を考えれば誰かが記帳係を担っている。
その事を巡って仲間割れや『最悪の事態』まで行ってしまうかも知れない・・・・その事を考えれば部員以外
の人物に頼って『真実の確証』を得なければならない!
それが『ライナーノーツ』との戦いに勝ちうる兵法なのだッ!
「ねぇ?伊達さん?彼女もここまで言ってるんですし話を聞いてあげましょうよ。」
片倉はうっすらと涙目に成りながら伊達に懇願する。
「・・・・勝手にしろ。」
伊達はその視線を鬱陶しそうに払いながら目を瞑った。
「・・・・じゃあお聞きします。この『NO4』のディスク。『蛇の知恵、その全て』は作り話じゃなくて本当の 話なんですか?」
雅はディスクを指差し問うた。
「・・・・・・・・・。」
伊達は目を瞑ったまま動かなかった。
「ぁ・・・・あのォ・・・ヤツヤキさん・・・それは・・・・」
片倉も歯切れ悪そうにしか答えない。
「この小説の最後は『かくて蛇は死に絶え、人形の狂宴は終末を告げた』となって終っています。・・・・
けれど私はこの間『ライナーノーツ』と名乗った『スタンド使い』と戦いました・・・・これは『蛇』が
未だ生存している。という事じゃないんですか?」
「・・・・ガキ・・・・何が言いたい・・・・」
雅の言葉に伊達は不快そうに眉を上げる。
「まだ何も終っていなかった・・・そういう事ですッ!」
伊達の威圧をそのままのに雅は自らの考えを叩き付ける。
「・・・そんな・・・・信じられない・・・・アイツは菅沼さんが跡形も無く細切れにした筈じゃ・・・・」
片倉は雅の発言に頭を抱え顔を蒼白させた。
531 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/15(日) 19:13:57.23 0
と!とりあえずココまで!脳内ではもっと出来てるんだけどココまで!
915さん!1さん!乙でしたぁああぁッ!!
>>491 手厳しいなw
532 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 20:12:56.34 0
保全疾走
533 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 20:22:20.17 0
乙りまくり
534 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 20:47:33.24 0
535 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 21:39:42.66 0
ホ
536 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 22:23:59.52 0
ze
537 :
364:2006/10/15(日) 22:35:14.33 0
皆様乙っした!
溜まってた過去ログ上げて、ついでにジョジョネタリンク2件ほど追加してみますた。
ようやく無事に資格試験終わってついでにスケバン刑事見てきました(w
サキよりレイカより多英に目が行ったのは何故だろう(w
資格試験は、次回やったら受かる手応えアリ!
>>前スレさん乙です!
おぉ!共闘ですか!?
伊達対雅も見てみたかったんですが、雅勝ったら雅>みーよになるしなぁ(w
そういや雅は天上天下雅流使うようになって夏焼家槍戯はもう使わないのですかね?
>>915さん乙っすー!
ついに安室も撃破ですね!
クライマックスに向けて盛り上がって参りました!
そういや「さよならSeeYouAgain」はこういう決め台詞にも合いますね(w
>>1さん乙ですー!
なーさんスタンドだったのか!!
その割にはきらりは普通に初対面でなーさん見えると思ってない人にきらりの紹介もしてるし(w
小石川っていったら何故か昔のネタスレ思い出した(w
538 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/15(日) 23:17:38.59 0
>>537 354さん。乙彼様〜。
>対伊達戦 これは要望があればw
まぁ冗談はさて置きスピードは劣るモノの展開の自由さで伊達の圧勝カナ?
対三好戦は取ってつけたような<ザ・エアー>で溶岩のヨロイを貫通出来ますが
(ゲームではシールド効果無効みたいな)相手が相手だけに雅の力では勝てないでしょう!
>天上天下雅流 界王拳を会得した後の悟空みたいな感じで受け取ってください。
もしくは斬鬼さんに自分流で行け!と言われた後の轟鬼。(ますますワケワカメw)
539 :
名無し募集中。。。:2006/10/15(日) 23:18:10.50 0
乙!寝る保
540 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/15(日) 23:28:16.15 0
さてとそんじゃま俺も就寝保!
全くカンケー無い話だが家のマウンテンサイクル(押入れ)から
宮村優子の「ケンカ番長」がwwwwwww
時代だなァーw
541 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 01:04:57.88 O
今日はわりと盛り上がってるな
いいことだ
542 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 01:25:26.56 0
保全疾走
543 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 02:51:26.92 O
ここで3部格ゲーの銀色の永遠版を考えてみる
544 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 03:22:00.91 0
>>1さん乙ッ!
久住ときらりの関係そして物語がどのように展開するかが楽しみだ
>>前スレさん乙ッ!
なんか探偵モノみたいになってきたな
少しずつ真実に迫る感じ嫌いじゃなくてよッ!
そういや昔ハロプロ格ゲーってあったよな
545 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 04:34:28.18 0
保全疾走
546 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 06:27:53.11 0
おはよ〜
547 :
364:2006/10/16(月) 06:54:08.32 0
>>544 一応娘。格ゲーは今も羊にあるよ、動いてるか分かんないけど
娘。srcは総合サイトもなくなって現役作者は自分だけ
娘。RPGは一応今も情報サイトで作ってる人一人二人いるはず…
長いこと娘。ゲーに関わってる身としては寂しい限りだけどね…
548 :
1:2006/10/16(月) 07:01:22.35 O
前スレさん乙ですー!
364さんもいろいろと乙でしたッ!!
ではちょっと出します!!
その日からというもの、小春の日常を不思議な光が優しく包み始めたッ!!
先日の奇妙な出会いの後、連絡先を交換した私達は、毎日のように
連絡を取り合っては放課後に顔を合わせている。
月島さんはとても食いしん坊で、いつも何か口にしている子だった。
『サンジェルマン』のカスタードバナナチョコクレープに始まり、
『レインボー』のストロベリー&チョコチップアイス…さらには杜王町の
特産品である牛タンの味噌漬けなんかも好物なんだって。
理解不能と同時に感動を覚えたのは、昼休みという限られた短い時間の中で
サンジェルマンのクレープを食べたいがためにわざわざS市からやってくるという
彼女の根性と食に対する姿勢だ。
恐らく、先輩の紺野さんにも引けを取らないほどであろう。
月島さん曰く「サンジェルマンのクレープじゃなきゃダメ」なんだそうだ。
そんな月島さんは意外なことに杜王町に住んでおり、S市の中学校まで電車通学している。
なぜ、学区外である『小石川学園』に通っているのか…驚くのはここからなんだ。
そもそも小石川学園というのは私立中学で、舞台俳優を多く生み出している有名な学校で、
ある劇団の団長が校長を勤めており、舞台俳優や女優を育成している専門学校のようなものらしい。
つまり月島さんは、輝かしい未来を担う女優のタマゴということッ!!
「でも音痴だし、料理や裁縫もできないけどねっ」は、月島さんの口癖だ。
そしてある日、彼女は言った。
ぶどうヶ丘中学に在学していた頃・・・・・
私の所属している演劇部の面接を受けたのだ・・・・・と。
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
でも、だからなんだってことはないんだ。
そんなの小春達には関係ないんだから。
目の前には、今日もカフェドゥ・マゴでチョコレートパフェを美味しそうに
口に運んでいる月島さんがいる。
「おいしいッ!!小春ちゃんっ!!もう一個頼んでもいいっ!!?」
「ダメって言っても頼むンでしょ〜?そのかわり小春にも一口ちょうだい☆」
「いいよっ!!やったぁ〜!!じゃあコレと同じやつ一つとっ、
デラックスイチゴサンデー一つ下さァ〜いっ!!!」
「えッ!?二つ頼むのッ!!?」
今、こうしている時が楽しくてしょうがなかった。
だから何も気にすることはない…気にするのはヘンだ。
たとえ…
たとえ、彼女が"寺田先生に射られた"スタンド使いなのだとしても。
551 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/16(月) 07:14:48.55 0
おっはーッ。
>>543 じゃあ俺的妄想!
岡田唯
・ハイドレインジャ 236+P HIT後、1秒毎に3ドット体力を削る。
・「飼い犬は要らんのやでッ!」 214+P 指先から骨針を前方に打ち出す。
・「ヒトの限界視力」 22 コマンド完成後、上半身の当たり判定を無くす。
スーパーコンボ
・ハイドレインジャ2 236236+P HIT後一定時間相手の操作が混乱状態に
なる。
・ハイドレインジャ3 コマンド完成後、岡田唯の能力を一定時間上げる。
>>544 ジョジョに謎(投げっぱなしの部分)が明かにしていきたいw
ハロプロ格ゲー・・・・ナツカシス。紺野使いだったな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
ある日のこと。
きらりちゃんが補習を受けるハメになってしまったらしく、その日はいつものように
会えなくなってしまったので、私は久々に部活に顔を出すことにした。
『演劇部』
そういえば、もうすぐクリスマス公演の劇の準備が始まる頃だな…
扉を開けると、そこは二週間前に道重さんとケンカした時から
あまり風景は変わっていなかった。
その様子に、なぜか安心感を覚えてしまう自分がいた。
「おいぃぃぃぃッス小春!ヒサブリだなァoioi。ま、ワタシも人のことは言えんがネ」
「小川さん、なんですか?その袋は…ずいぶんと重たそうですけど」
「これカイ?これはなァ・・・・・ワタシらの故郷の味だゼ・・・・・・・
おーい!!新ぃ〜潟産の美味しいお米!!!」
小川さんが窓際の植木鉢に水をやっている新垣さんを呼ぶ。
なんだか新垣さんをからかっているように見えた。
「おい聞こえてンなら返事しろヨ!新潟産の美味しいお米ッ!!」
「なんでだよ!ちげーよ!!」
「新垣里沙ッ!!ホレ、新垣さんの美味しいお米、なんちってw」
「わかったわかったわかったから!!で、これはなんなのだ?」
「だから言ってンだろoioi。新潟産の美味しいお米だよ。今朝、田舎から
送られて来たンだ…ま、お裾分けってやつカァ〜!?太っ腹だぜ、ワタシィ!!」
「このお米は・・・魚沼コシヒカリ?どっちかってーとアキタコマチの方が
わたしは好みなのだ。もちろん無洗米で」
「無洗米だァ〜?oioi、そんなもんに真の米の味は出せやしないゼ!!
なぁ小春ッ!!小春もいるかい?新潟産の美味しいお米」
小川さんが私にお米を勧めてくる。
そうだなぁ・・・・小春はあまりお米にはうるさくない方だけど・・・・
あ、そうだッ!!
このお米、きらりちゃんに持っていってあげようッ!!
確かお父さんと二人暮しと言っていたし、2kgぐらい持っていけば
ちょうどいいかも知れないな!
でも、きらりちゃんってば食いしん坊だからなぁ〜ッ!!
「ン…小春ちゃん、どうしたのだ?いつになくニコニコしているみたい」
「ちょっと見ないうちに変わったナァ!oioi、なんかイイことでもあったのカイ??」
「えへへ・・・なんでもないです☆小川さんッ!!お米、ちょっとだけもらいますね!!」
「「!?」」
新垣さんと小川さんはビックリしていたようだった。
小春が『えへへ』なんて声に出して笑ったもんだから。
でも自然に出ちゃったんだから、しょうがないンですよ。
小春、何か変わりましたか??
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!
夕方の五時を過ぎ、そろそろ帰ろうかと支度をしていたところで、
私はその声を久々に耳にした。
「小春ちゃんッ!!」
・・・・・道重さんの呼ぶ声だ。
彼女は私の肩を掴むと、ちょっと強引に私を振り返らせた。
「なんです?」
「なんですって・・・・・あんま大きい声では言えないけど…」
「・・・・」
道重さんは私と視線を合わせず目を泳がせていた。
その様子が、なんだか私をイライラさせる。
「…用がないなら小春は帰りますね」
「・・・・・ッ」
「・・・・・それじゃあ…」
「指令!!・・・・・どうなったって・・・・吉澤さんが言ってたの」
ッ!!!!!!!!!!!!!
「小春ちゃん…どうしてさゆみに"指令"のこと伝えてくれなかったの?
さゆみ達に言い渡されたものなんじゃあないの?ねぇ答えて」
指令・・・・・
指令か・・・・・
指令ってなんだ・・・・?
中学・高校の部活動に、指令だなんて言葉・・・・・
まるッきし!!似合ってない・・・・・マンガに出てくる悪の組織みたい。
「それなら・・・・・大丈夫です。小春一人でなんとかできます」
「え、でも・・・・」
「しつこいな・・・・・小春一人でなんとかしますって言ってるじゃあないですか!!
正直、道重さんの助けなんか"いりません"よッ!!」
ズバアアアアアアアッ!!!
小春は、いまは何も悪くないハズの道重さんに感情をあらわにした。
「ッ!!!そ、そう・・・・ごめんなの・・・・」
…この時、道重さんは何を考えていたのだろう。
ショックを受けていたのだろうか?
それとも、こんな私に腹を立てたのだろうか?
なんにせよ、部室から出ようとする小春を追いかけようともせず、
寂しそうにその場で爪を噛んでたたずんでいた道重さんには・・・
罪悪感を感じずにはいられなかった・・・・・ッ。
くだらないケンカのせいで口には出して言えないけど。
でも・・・・・・道重さん、わかって下さい。
あの事を根に持ってこんなこと言ってるんじゃあないってことを。
あなたと動くことになれば、この『指令』は実行に移さなきゃならなくなる。
まだ・・・・・まだ迷いがあるんです。
この指令・・・・実行に移すべきかどうか・・・・
だって、いまだその内容に小春は納得できてないンですから!!!
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
558 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/10/16(月) 07:49:53.00 0
ここまで!!
俺も前スレさんに負けじと妄想!!
藤本美貴
・VVラッシュ 236+攻(スタンド時連打可能) 殴りまくる攻撃
・逆転サヨナラ!満塁ホームランッ!! 214+攻(スタンド時2回連続入力可) 急接近して殴る
・「誰の胸が小せェだァ!?」 623+功 HIT後、相手浮く
スーパーコンボ
・「ゴールデンゴール決めてッ!!」 236+功功 VVの強化版
・満月の流法 214+功功(3ゲージ消費) 15秒間のあいだ体力全回復、時間が来ると体力元に戻る
・ブギートレイン03 →強+弱+→S (残り体力1/4、5ゲージ消費) その試合を初めからやり直す
ではでは!ノシ
559 :
364:2006/10/16(月) 07:59:39.36 0
リアルタイムで1さん乙でした!
仕事行ってきます!
健康診断憂鬱だ…orz
560 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 09:57:06.57 O
『保全』だ・・・
561 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 11:02:31.16 O
この保全を見てから振り返ったとき お前らは
562 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 11:03:25.41 0
CM見たわw
面白いのかあのゲーム?
563 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 13:03:05.47 O
何のゲーム?
564 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 14:04:18.80 O
格ゲーだったら亀井はやっぱ3タイプいんのかな
れいなは本体モードとスタンドモードで技がガラリと変わりそう
565 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 15:48:33.32 O
俺しかいないのか
566 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 16:31:37.58 O
頑張るか
567 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/16(月) 17:03:32.96 0
帰宅保ォーッ!
568 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 18:03:59.62 0
加勢しよう
569 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 19:00:11.14 0
保全しそう
570 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 19:33:59.12 0
保全ン
571 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 20:03:01.26 O
572 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 20:54:35.98 0
( ゚д゚ )
573 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 21:50:45.76 O
保全
574 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 22:16:26.86 0
575 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 23:02:02.92 0
保全
576 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 23:22:19.24 0
>>574 何じゃこの企画w
こういうのを見るに思うのは小春もすっかり21世紀のリンミンメイだね(古
577 :
名無し募集中。。。:2006/10/16(月) 23:46:22.73 0
毛先15センチのケアで保全は生まれる
578 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/17(火) 00:19:18.48 0
もぉおぉおーーーーーーッ。今日は寝るぜぇええぇええッッッ。
579 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 00:58:15.52 0
地道に保全疾走する
580 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 01:22:34.20 O
ほ
581 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 02:00:09.13 O
早めにほ
582 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 02:53:38.40 O
銀色の永遠版格ゲーってことは康一たちも参加か
583 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 03:52:01.89 0
保全疾走
584 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 04:19:34.73 O
できるときに
585 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 04:33:24.23 0
できるだけ
586 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 05:03:56.89 O
保全を
587 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 06:07:20.69 O
するだぁー!ゆるさん!!
588 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 07:15:59.43 O
そういうきみはジョナサンジョースター
589 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/17(火) 07:46:47.12 0
おは保だァーッ。
590 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 09:23:28.72 O
保全を!こいつの目の中に!突っ込んで…!
591 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 11:14:52.76 O
保全し…抜けるっ!!
592 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/17(火) 12:15:11.19 0
なぜッ!故意だ!
わざとだ!
なぜこんなことを!
うッ・・・・・
目から保全が出てる・・・・・・
593 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/17(火) 13:19:52.68 0
∩ ∩
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{ニ{ス!ーl;;;;;;!ーl、.,E} | 保全 |
{ニ}ハ'⌒M⌒'ハ_E} | /
_,{゙人゚,>;兀;<.゚人゙} _,厶.________,/
ノ兀ヽ``゚i};' {f゚" ,ノ-r;ァァ7
f二フハ.n,|;'; |J/|⌒ヽ`ヾ(
⌒Ytf| |0{;'; ,};;| |⌒Y;{0ヽ、
..::シ ,人.ト(_)イノ}::`)爪`、:.`
⌒ヾ" :::V^^V ,ノ⌒Y丶ヽ::.
594 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 15:17:33.40 0
f0、
Y(
.jミ!
, -‐''⌒}ヨ、
/ _/~´}ヨ:ど~≧zrァ-、
_,,ノツ´,イ ,;/ヲ ,,,ノヽ、{ノ‐'^`ヽ
,j'ト,ム ッ ''/ヲ_イ'´ ,ニ火巡_,jリ 厂 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⌒ヽ
'゙ ミ:.いイ,_,Yノ,.‐''⌒`ヾ"' ヾ)) / |
孚~えj廴,ヾ{(f;;, ,ィ ツノこ,;シ) | 疾 走 |
こ}! }!ご,,_ミ<・,)>ー今(・スj( | /
'’公くti廴,_`ス(yハ 'マ介ふ `ー;z______/
ぇ、、`,>彳"´ ;i}〉9ミ乢'片 /
Vl兀lマrァ、,_,,.ィ/´ ミY `ヽ ´
f\Nハ!八ハハァ-ミ尖ァ-ミ}__
ミ;, ヽy'},. '},}^;'f} ノjひハ. }-、`丶
〈:_,lt;,`〈_} {' iV|イ'!j jノ .::\
:.. `{_ f:.t.:>'l:. ',Yl_`丶、...:::::::::::::.
:::. `{_;' Y V'l }∧\,:';ヽ ...:::
:::::.. ヽ!`《__!ー‐しl::::::};;';};;;;;;;::::
595 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/17(火) 15:59:39.58 0
E{
` ・ ,,}ヨ _/゚ ̄>ー 、
'’|ミ| }ヨ ,ヘ〕〕〕) / /
lミ| E{ ,ヒレ} _ ノ|。 |
lミ! `<ェfヒjX7フノ |。::...|。
ヽ>、_]ヨy曰xrュ ハ、::::.\。 厂 ̄ ̄ ̄ ̄⌒ヽ
`'┴<ソ×jヒ{^xtf) ヽ::::::.ヾ / |
,ノr'M_,しヒ「\。 \::::: | 保全疾走 |
{r/@`Yg゚c ハ。 ヽ | /
レゞ==彳〉∝{ {。 ; _,,厶_____,/
ヾr孑ノ人゚__,/Zス。_
い゚,ハ△-'┴宀=一'
`>'´ ,. -zッェfff{{に"
,ゝィだう-ィひ少゙,,,;
./^>'\ー'",ァ''´,.ィ仞}
596 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 16:53:35.19 0
./ヽ ,j} jf}气`ハ、 ,H />'
|{ハ}} ,,ィリ州|い{,mヾコエ>゙ /7
|ルjム=.' iif !ケy ,==ミ、_,/>' 厂 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⌒ヽ
k<.9ノリ jリ|ひ!((.・>.)!┴'゙ / |
__|77ァ''´ |Y,ィ`ァ'-ヘ | クゥ〜ン |
_r'「{|,;if|' j; ビ了父ィソ ,/y _,厶 /
/_,>ィ|,fリ |,八八/^′/y'zZ \______,/
|__/ム|イ ,イ}|ゾY^ンYメYイ ⌒ヽ
,.く::7ト, 州こ^ニ^/⌒ヾィ´
/;゙ `>| W! _,,ィ化儿>'⌒ヾ/.:: /;l
f.::::,ィl{{リヾ比" jf|}y' `ヾ//.:::: /;f}}
597 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 18:16:35.21 0
364さんとこのリンクのジョジョ料理再現見てたら腹減ってきた
モッツァレッラチーズとトマトのサラダは前に自分で作ったことあるが結構おいしかったな
オリーブをトッピングしたらさらに良し
598 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 19:35:51.11 0
保全
599 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 19:38:18.63 0
ちくわがうなぎになるだとォーッ!
600 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 20:30:35.12 0
てか最後に舞波ワロス
601 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 20:50:17.85 0
しっかし石川さんがパツキンだなッ!
602 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 21:05:49.13 0
_| _ _|_ ┬ノ┬ 車殳 --、 七_ l__ゝ ー|ー l 丶丶
ノ| ノ ⊥ 乂 手 (ノ _) (乂 ) __) 9 ヽ_ノ
,. -─- 、
,. -─- 、 l>>前スレ83l
l
>>1 l ヽ、 ノ
ヽ、. ノ / \
____ / . \ | |
/ \ | | ,、/> ̄ ̄ ̄´,. -─- 、
/ 閲覧者 ヽ  ̄_| |_ ̄ / く l
>>915 l
l l __\/___ 厶- ''´ ヽ、 ノ
l l | r‐───‐┐| ,、 / \
. ヽ、 , ' | オナ攻撃 | /└──┐ | |
ヽ、 / |│ |│ \┌──┘  ̄ ̄ ̄
. / \ 佝ニニニニニニ..」 ` ,. -─- 、
. /r────‐、ヽ/r r r r r r r r/ ____ l
>>364 l
│l JOJOオタク | | r r r rュ r r / \ く ヽ、 ノ
│| 容赦なし |│========" ヽヘ. \ / . \
└─────‐┘ \ > |_____|
603 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 21:49:51.79 0
ほ
604 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 22:32:50.49 0
ぜ
605 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 23:01:52.99 0
606 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/17(火) 23:37:26.50 0
「だからこそ・・・・・・かつてあの集団と戦った貴方達に私は協力して欲しいんですッ。
お願いします、一緒に戦ってください!」
雅はテーブルに額を付けて懇願した。
自分の行為・・・・・・部の『秘密裏』の記帳を読み、敵対しうる可能性も有る集団と係りを持つ単独行動
・・・・見方によれば十分に裏切り行為だろう、場合によっては粛清も受ける。それでも『仲間』を守りたい。
「・・・・断る。」
「ッ!」
「伊達さんッッ。」
「あの時は偶然、俺と敵対する集団の構成員があの『集団』にいた・・・だから戦ったまでだ・・・
・・・・・俺はこれ以上係る心算はない。」
伊達はそれだけ言い残すと席を立った・・・・。
「そんなッ!」
雅の懇願も虚しく伊達は踵を返し歩き出した。
「お前らの問題はお前等でカタを着けろッ。」
「・・・・・・・・やっぱりなぁ・・・」
伊達の背中を見送りながら片倉は溜息を突きながら言葉を漏らした。
「僕たちの『チーム』は菅沼さんが居ないと全然纏まらないんだ・・・・・あの人は常識が無し思いつきで
行動をするメチャクチャな人だけれどなんとなく場を纏められる・・・・・今だって菅沼さんが居れば絶対
協力するように伊達さんを説得したのに・・・こんな時になんで・・・・あの人は居ないんだ・・・・・」
607 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/17(火) 23:38:11.20 0
「・・・・・・・・・・。」
片倉の言葉に雅は無言で『FD』を握り締めた。
「君がどういう経緯でその『FD』を手に入れたか解らないけど・・・・・それが『道標』に・・・なるかもし れないね。」
片倉も立ち上がり残された伝票を手にした・・・・。
「道標・・・・ですか?」
片倉の言葉に雅は掌のディスクを見つめた。
「先刻の通り・・・・僕は暴走するから手助けしたくても出来ない・・・・ごめんね。」
雅の方を向くと片倉は申し訳無さそうに頭を下げた。
「・・・・いえ・・・・伊達さんの言葉が正しいです・・・・敵集団のターゲットは『私達』です・・・・
菅沼さんは・・・・最初に狙われていた様ですから・・・・次は私達です。」
雅は先日訪れた彼の荒らされた住処を思い出していた。
「・・・・そう・・・・・まぁあのヒトの事だからある日ひょっこり出てくるかもしれないなぁ・・・。」
窓越しの青空を片倉は懐かしそうに遠く見つめた。
「あぁ・・・・雅ちゃん。高等部の岡田先輩には気を付けなよ。あのヒトは『ライナーノーツ』に利用されて
たのか、利用してたのかは解らないけれど幹部連中と繋がりが有ったみたいだ・・・・・・もっとも壊滅後
は特別な動きはしてないみたいだから『それだけの関係』だったのかもしれないけれどね!」
「・・・・・・はい。解りました。」
突然の片倉の言葉に雅の顔から血の気が引いた。
まさか・・・・ここでその名が出るとは・・・・
やはり彼女が『記帳係』なのか?
608 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/17(火) 23:39:23.62 0
ヘタに動けば演劇部の『虎の尾』を踏むことになる・・・・。
今後の動きを考えながら雅は自動ドアを開けた。
ゾザジズジゾ・・・
「なッ??????」
突如、雅の服に大量の黒い物体がへばり付いていたッ。
「・・・・・・このッ!!!!!!」
雅は身体を大きく捻転しながら黒い物体を振り払おうとする・・・が一向に黒集りは動く気配はない。
ズォォォッ!!!
黒集りは隆起すると手の様な形になり雅の服のポケットをまさぐる。
「・・・・・・・え・・これ・・・・コレはッッ!!!!」
『手』はポケットから『FD』を取り出し後方に投げた!
パシッ
投げ出された先には人影があり4枚のディスクを手中に収めた。
「・・・・・・これはまだガキには早ぇえ・・・・返して貰うぜェ〜」
人影の主・・・・伊達謙は手の中のFDを確認しながら雅を冷たく睨んだ。
「何で・・・こんな事を・・・それに『返す』ってどういう・・・」
問い掛けた矢先、雅の視界に薄い飛行物が揺らめく。
ッ!
「・・・・・紙?・・・・名刺?」
2枚の小さい紙片・・・雅は訝しくそれを見つめた
609 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/17(火) 23:40:12.04 0
「『FD』の変わりにソレをくれてやる。俺は今、『動けない』・・・だがソイツなら問題無く行動出来る。」
「ソイツ?」
伊達の言葉に雅は紙片を改めた。
1枚は伊達の名刺、もう1枚には『枯堂 榮』と記されていた・・・。
「枯堂榮<こどうさかえ>・・・・元システムエンジニア。職場がコケて失業してからは俺が面倒をみている。
今は俺達の仲間だが『ライナーノーツ』のメンバーだったヤツだ・・・組織の事はソイツに聞け!」
610 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/17(火) 23:43:30.45 0
と!ここまでなのれす!
611 :
名無し募集中。。。:2006/10/17(火) 23:53:34.85 0
オリキャラか
612 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/17(火) 23:58:14.37 0
オリでーす
613 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 00:21:23.01 O
乙!
オリキャラいいんだが振り仮名ふってほしいななんて
614 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 00:49:30.70 0
こどうさかえって書いてあるよ
615 :
915:2006/10/18(水) 01:01:22.56 0
乙です!
ところで最近なかなか落ち着いて時間取れないんだけど
今日ヒサブリにリボンの騎士やりまして、
相変わらず愛ちゃん編苦戦中
なのは良いけれど誰か紺ちゃん出すこと出来ました?w
616 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 01:12:40.99 O
本当だ書いてあったよく読め俺orz
前スレさんスマソ
617 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 02:19:10.13 0
未だ高橋編がクリア出来ていない
618 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 03:07:17.73 0
歩善疾走
619 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 04:12:46.74 0
保全疾走
全てを保ち疾うに走る
620 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 04:46:24.62 0
乙ッ!
くッ・・・なんかおもしれーぞ
621 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 06:06:14.46 0
保全疾走
622 :
1:2006/10/18(水) 07:21:38.49 O
前スレさん乙ですー!
ではいきます!
きらりちゃんと出会ってからというもの、まるで時が加速しているのかと
錯覚してしまうほど月日が経つのが早く感じられたのだった。
…もう一ヶ月にもなるんだなぁ。
人生を長い目で見れば、一ヶ月なんてアクビ一つにも満たない時間なのかもしれない。
でも、小春にとって・・・・そしてきらりちゃんにとっても、この共に過ごした
一ヶ月という時間は今までに経験したどんな一ヶ月よりも濃いもののハズだ。
先月から茶色く変わり始めていた木の葉はハラハラリンと枝から離れ、
からっからの落ち葉となり、今年の冬の到来を予感させる。
その頃には、小春はもうほとんど演劇部に顔を出さなくなっていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
「発声練習ゥ?」
「うんっ!こないだカラオケ行った時に気付いたと思うんだけど、
わたしってだいぶ音痴なんだぁ〜っ!だからっ勉強しようと思って!!!」
小春ときらりちゃんは杜王町の駅前にある東日本最大のチェーンデパートの一つ、
『カメユー』にやって来ていた。
訪れたのは二階の隅に位置する楽器屋さんだ。
ここは楽器だけでなく、有名なギタリストのコード表や楽譜も売っていたりする。
他には『今日から始めるトランペット』だとか、『フルート・初歩の初歩』なんていう
教材も見受けられた。
きらりちゃんは本棚から適当に一冊手に取ると、それをパラパラめくり始める。
「小春ちゃんっ。これ、全然書いてあるコトがわからないよ〜っ」
『なーっ』
「どれどれ?・・・・・『入門!色鮮やかな・カナリヤみたく・たくましく』・・・・・
うえぇ、なにコレ・・・・・・」
なんだかセンスの悪そうな本を手に取るなぁ・・・・天然というかなんというか・・・
まあ題名はアレだけど、中身はわりと普通のものみたいだな。
発声の基本は胸式呼吸ではなく腹式呼吸だとか、それがビブラートを会得するのに
重要な役目をなんちゃらかんちゃら、と書いてある。
そうだ!!腹式呼吸といえばれいな先輩だ。
あの人ならきらりちゃんにシッカリとした腹式呼吸を・・・・
いやダメだな。
れいな先輩が行っていたとかいう一秒間に十回の呼吸をする特訓だとか
十分間息を吸い続けて十分間吐き続けるという鍛錬はきらりちゃんには向かないだろう。
そういえば、れいな先輩とも久しく会ってないな。
この可愛らしい髪飾りをくれたれいな先輩と…
小春は長い髪の毛を左側へ一つにまとめて縛ってくれているれいな先輩の
髪飾りをちょんちょんと指でなでた。
え?なぜツインテールをやめたのかって??
それはきらりちゃんと髪型がかぶるのが申し訳ないからに決まっている。
だから小春は、一つ余ってしまったれいな先輩の髪飾りをいつも左腕に通していた。
「困ったなぁ〜…ねぇっ、なーさん・・・・なんかいい本ないかなぁ〜・・・っ」
『なーぁ…』
パタンと閉じた本を元の場所にしまうと、きらりちゃんは再び本の背表紙を
一つずつ入念に調べ始めた。
天然で、おっちょこちょいな子だけど、そんなきらりちゃんのこういう前向きで
行動派な姿勢には憧れをおぼえずにはいられない。
よぅし、小春も負けてられないぞッ!!
アコースティックギターの新しいモデルでも見てみようっと。
まぁお姉ちゃんのギターでじゅうぶん間にあってるから買うつもりはないけどね。
壁にかけられたいくつものアコギは、定番色からド派手な赤色、クールな青、
さらには渋めな真っ黒いギターも・・・色々あるんだなぁ〜。
その中に、小春は見慣れない楽器を発見した。
「なんだこれ?」
三角のボディに短いネック、サウンドホールも小さければ弦も三本しかない。
奇妙な形のギターだった。
っていうかギターなのコレ?
「お気に召されましたか?お客様〜。そちらはロシアの民族楽器で
『バラライカ』というものになりますね〜、ハイ」
「バラライカ?ウクレレみたいなものですか??」
「似ているようですケド全然違いますね〜。形や大きさもそうですが、
最大の特徴はなんと言ってもこの三本の弦ですね、ハイ〜。上二本のナイロン弦と、
下一本の金属弦の組み合わせで音の可能性を格段に広げているンですね〜、ハイ」
へぇ〜、こんな楽器あるんだなぁ。
初めて目にする奇妙な楽器に私は感動を覚えずにはいられない。
「もしよろしければ、コチラ手にとって御覧になりますか〜?」
ハイ・・・と言いかけるも、今日は小春の用事でここに来たわけじゃないので
私は店員さんに丁重に断ると、再びきらりちゃんの元に戻った。
バラライカ・・・・・かぁ。
弦が三本しかないのに、どんなメロディを奏でるんだろう?
二本のナイロン弦と、一本の孤独な金属弦で…
きらりちゃんと出会ってからというもの、ケンカしたこともあってか
道重さんと一緒にいる時間はまったくなくなってしまったな。
小春ときらりちゃんがこうしている今、道重さんはどうしているんだろう?
ふと、そんなことを思った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
「おい、小春」
数日後、下校しようとした小春を誰かが引きとめた。
彼の顔を見るのもヒサブリだ…吉澤さんである。
あの吉澤さんに声をかけられたのだ、今までの小春だったら嬉しいとか
そういう気持ちが沸き起こるハズなのに、なぜかその時はあまり快く思わなかった。
「おまえ、どうしたんだ?部活には全ッ然顔出さなくなっちまってよォ・・・・・
それに、あの件はどうなったんだ?」
「あの件・・・・・・?」
「・・・・・・指令のことだよ。『月島きらりを寺田のおっさんの前に連れてくる』っつーな。
こーいうこと、あんま口に出させンなよな」
・・・・・ッ!!
「別に時間はかかったっていい。誰かを勧誘するとか、何かを捕まえるだとか
そーいう類の事じゃあないからな・・・・でもな、だからってチンタラされても
困るんだよ。困るってのは俺のことじゃあねぇ、寺田のおっさんのことだ」
「・・・・・・・吉澤さん」
「ん?」
もうそういう話は終わりにしよう。
小春はここ最近ずっと考えていた事を、ついに部長である彼に打ち明けることにした。
「小春は・・・・・・演劇部をやめますッ!!!!」
ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンンン!!!!
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
小春の意を決した台詞によって重苦しい沈黙が生まれたる。
何だか気まずいが・・・・今の私には自分は演劇部にいる意味なんてないと思ったのだ。
だからやめようと考えたんだ・・・・・ただそれだけのことだ。
道重さんとケンカしたままというのが非常に心残りだけど・・・・
でも小春はまだ中学二年生だし、あの人は高校一年生だ。
もしかしたら、いずれまた会うことがある・・・・・かも知れないじゃあないか。
「演劇部に入って…遠回りや道草をくっていたんです。だからって、それを
後悔なんて一切してません…おかげで新しい道を見つけることができましたから。
もちろん、ミラクルな大スターになる夢を諦めたってわけじゃあないです」
沈黙を打ち破るように、自分の気持ちを述べる。
彼はどんな反応をするだろう…怒るだろうか?
それとも悲しんでくれるのだろうか?
「・・・・・・・困るんだよなぁ、そういうのさ」
どうやら前者らしいな・・・・そう思ったが、彼の次の言葉に
小春は目を丸くしてしまった。
「今、小春にいなくなられると・・・・・俺、困るんだよ」
「えッ!!?」
なんだなんだ!?
この人ッ!何を言おうとしてるんだ??
胸が高鳴ってくる・・・・・もしかして・・・・吉澤さんも小春のことを・・・・っ?!
「俺だけじゃあない。重さんも、れいなもミキティも、みんな困るぜ?」
ズコーッ!!
なんだよ、そういうオチですか。
「どうして困るんですか?指令なんてものは、小春じゃなくてもできるハズです!」
ちょっと腹がたった私は口を尖らせて言った。
「指令がどーとかの前に、忘れたのか?俺たちは演劇部なんだ・・・・・
本職は舞台の上にあるんだよ。俺が何を言いたいかわかる?俺が言いたいのは…
小春が抜けると痛いってことだ、お前にはかなりの演技力があるからさ」
演技力・・・・・?
それにこの人、本職は舞台の上とか言ったけど・・・・
「クリスマス公演も近いんだ。確実に小春にも役は回ってくる。
なのにいきなりいなくなられたら、みんな困るんだろう?」
「指令がどうとかじゃあないんですか?小春はてっきり・・・・」
「指令なんて二の次でいいんだよ、俺らは『演劇部』なんだからな。
ただ、与えられた仕事はしっかりやんないといけないよなァ?」
演劇部…そうだ、小春は演劇部員だったんだ。
指令云々の前に演劇部としての活動があるんだ。
でも・・・・・
「小春は・・・・その与えられた仕事が出来そうにありません。なんのために
きらりちゃんを寺田先生の前に連れて行くのか、理解できないからです」
その時、空気の流れが変わったような気がした。
吉澤さんのオーラに変化が起きたような気がしてならない…どうしたんだ?
「小春ゥ・・・・・おまえ、いま“きらりちゃん”と言ったか・・・・?どういうことだ?
おまえの性格からして知らない人間を"ちゃんづけ"するなんてあり得ないよなァ…
と、いうことは・・・・・もう"知り合っている"んじゃあないのか・・・・月島きらりとよぉ…」
「・・・・・ハッ!!!」
「どうなんだよ、小春・・・・・ッ!!!」
し、しまったッ!!
今の状況できらりちゃんと知り合いどころか"親友"だということがバレたら…
それはヤバイことだ!!直感だが・・・・・何かヤバイッ!!!
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
633 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/10/18(水) 07:50:47.75 0
やべ〜一応まだ先があるんすけど確実に規制引っかかりそうなんで
とりあえずここまで!!
残った分は昼に出かける前に出します!!!
>>915さん
俺もまだアジュール卿出せてないッス 汗
ではでは!ノシ
634 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 08:10:05.47 0
乙なのれす!
635 :
364:2006/10/18(水) 08:52:25.13 O
職場で始業前に乙の姿勢で保全!
前スレさん1さん乙ですー!
とりあえずぶっちゃけちまおう!
アジュールは、「紺野さんにゆかりのあるユニットの地形」の場所にいます。
636 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 09:59:40.29 0
-= 、
_ ヽ)
,. -  ̄  ̄ノ - 、
__ r‐'ニ、 _/ ,. -‐ \
r'^ヽ ヾ Y´ ノ// ヽ ヽ
,.ゝヽ ヽf′// / /_/__./ /. ,' 、ヽ 丶 ヽ
/ `、ヾ ヽj-r'/.ノ !´ノLハj `!: ,' ハ. j. ',. ヽ ',__,. - 、
,.-'\ \ゝ,ノ ,レ7 i'ーレ'rf´`ヽ.j:: :.// !ハ:. j ;. !' _.. -ニ、
,.ゝ、 ヽ:.. ノ´ ノレ'^!:「.{f::,,ゝイ !:ノイ / `j:ィ ! !:. !´ )
rく \ゝ、丶´ j !.: :!.:!: | 7.''.::ノ ノi「 ノ ノ ,ィ::. j .:|::. j| /_,∠´
ゝrヽ._,ノ  ̄ j .:j:.::.l::.i:..丶ー'′__ ヽ -=‐、' ノ:./!:. j!:.ハ! '´ }
ノ :ノ.:.,'.:ノ::.:. ゝ / `7 __ソイ,ノ:/j:/ {::..;∠二
/.,.:'..::/‐ ニ=-、 { / /,',',','ヽj`Yi/7 f::... _,ノ
_ -´:/..:.:/.:_.:/ \`r:' ̄7、',',', rヘ_ノ`} | `r':.r′ ノ
-==ニ二_.. イ>'¬{´ ,/ ヽ_ / `ヾ'ヽ `´ヽ!‐-.ノ'..__.. -‐:/
( ̄ `>‐ ´ゝ ノ !  ̄r'ゝ ´ヽ ` 、 ` 、 .. _. -‐ ´
( ̄ ` ー‐  ̄ j、 i /-r'7 _`ゝノゝ _ ` -'_ _..:.. `丶、
`7.:ァ‐--r‐;r‐'7´ ̄`) /'v┴レ'Lノヽ `ヽ. ヽ `丶、、::.:..ヽ
!:/ !.:{ ,. ィ´ィ´rヘ,ノ' ´ / ヽ:.. } \ ヽ \::. ヽ
|l │:.iゝ‐ ´/ !-' ´ _,.、-vゝ.,、,.--j^!`丶j j ヽ::..ヘ
|! ヽ.:ヽ`ヾ`ヽ'´ , ‐ ´ /ゝL `丶.__ノ ヽ:.!
ヽ ヽ:ゝ \:.Y´ -‐'´`´゙/ } ヽ
637 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 10:45:31.49 0
保全戦士の試練の巻
638 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 11:51:06.50 0
くっつく保全
639 :
1:2006/10/18(水) 13:05:00.96 O
ようしいきます!
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・!!!」
う、うあぁあぁぁあぁぁあああぁぁぁ!!
いいわけのネタ思いつかないよーッ!!
それにしても…なんてするどい人なんだ、吉澤さんは・・・・・
なんて感心してる場合でもないッ!!
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・ッ」
そして、次に吉澤さんの吉澤さんの口から出た台詞に小春は仰天してしまった。
「なあぁぁんだ。そーいうことかァ〜!!ったくしょうがねーなぁ小春は〜ッ!!!」
「・・・・・・・・・・え?」
吉澤さんはやけに明朗な声色で言った。
そしてポンポンと小春の背中を優しく叩く。
い、いったいどういう心境の変化だ?
「おまえ、寺田のおっさんのこと"信用してない"方だろ?」
「そ、それは・・・・・」
「・・・・・その表情、図星と見たぜ。まぁ無理もないよな。俺だって何も
知らなかったらあの人のこと色々と疑うだろうよ。ましてや最近仲良くなった
友達を信用できないヤツの前になんて連れて行きたくはねェよなぁ〜」
ちょっと・・・ちょっと待ってくださいよ!!
どういうことですか?何も知らなかったらっていうのは・・・・?
あなたの口ぶりは『自分は知っているから疑ってない』と言っているようなものッ!!
私は恐る恐る吉澤さんに訊くと、彼はこう答えた。
「あぁ、俺は知ってるよ。『町を守り続ける』っつーあの人の考えを
私は知っている・・・・・これでも一応は部長だからよォ」
ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド
町を守り続ける…だって?
なんだそれは・・・・どういうことだ??
「とまぁ大物ぶって言ってみたけど、俺も突っ込んだことは知らないんだなァ。
でもな、俺が見る限りあの人は何も間違ったことはしてない・・・・少なくとも
今まではね。このこと、他の部員には内緒にしててよ?」
「内緒って・・・・・他にどれだけの部員がそのことを知ってるんですか?」
「ほとんどいないね・・・・考えてもみろよ。町を守る、なんてこと意識してたら
普通の学生じゃいられなくなっちまうだろう?プレッシャーに潰れるヤツも
出てくるだろうし、町を守っているっつー"誇り"が高くなりすぎて天狗に
なっちまうヤツも出てくる・・・・そーいうヤツは取り返しがつかないからな。
だから寺田のおっさんは皆に言わないんだ」
は・・・・・初めて聞いたな、そんな話。
吉澤さんはさらに続けた。
「指令に疑問を抱く…そりゃあ普通のことだね。何も知らなければ特にさ。
でも、これでわかったろう?スーツは派手だしなんか怪しい人だけど、
寺田のおっさんは悪い人間じゃあないんだ」
「それじゃあ・・・・・小春に・・・・いや、小春と道重さんに与えられた指令は
いったい何のためのものなんですか?なんのためにきらりちゃんを・・・・?」
「それは知らないよ。ま、指令っつーぐらいだからあっち(スタンド)の事なんだろ」
「・・・・・・・うーん」
「あの人が『月島きらり』と会いたいなら会わせてやりゃいいんじゃね?
何のためかは知らないけどさァ、心配するようなことはないと俺は思うねー。
あの人は悪い人間ではないハズだからな・・・・ってしつこく言ってる俺も
気持ちワリィな」
吉澤さんの口ぶりからすると、彼は寺田先生の事を悪い人間だとは
思っていないが特に信頼しているというわけでもないように感じた。
「こんな指令のために演劇部やめるなんてもったいねーよ。会わせば終わり
なんだから、さっさと『月島きらり』と会わせて・・・・後は自由にすればいいじゃん?
ちゃんづけしてるとこ見ると、かなり仲良いんだろ?あ、でももうすぐ
クリスマス公演だからな〜サボりもほどほどにね、あのミキティですら最近は
役がもらいてーからってんで顔は出してるんだからなw」
会わせれば終わり…確かにその通りだ。
それを終わらせてしまえば、きらりちゃんとは『指令』というくだらない
心の引っ掛かりを気にすることなく一緒に遊び続けることができるだろう。
それに、ホントの事を言うと・・・・・まだ舞台を降りたくはない。
スポットライトを浴びて、舞台風を身体に感じたい。
・・・・・・・吉澤さん、あなたの言った事を信じていいんですね?
小春は、吉澤さんのことを信じますよ・・・・?
心の中で祈るように何度もそう反復すると、小春はきらりちゃんと一緒に
パフェを食べている想像をして、無意識のうちに微笑んでいたのだった。
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
644 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/10/18(水) 13:22:18.32 0
ここまで!色々ともーすぐです!
では時間ないのでいてきますー!!ノシ
645 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 14:18:07.03 O
電車の二人保全!
646 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 14:44:02.79 0
乙ッ!
647 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 15:41:09.82 0
/ , - -、ヽ } i `ヽ.
ノ / / ,ヘ ソノ, `〜ァ
-‐ '´ / _,.ィイl /ミ{ハj、ヽ._ ≦i}
-‐''´/ ノリル' 三,ヘニゝ <リ
∠-‐'_,.ニ-' _,ノ7ノハフtセフ「 |lり' この
- r‐vフ=Fせアヽミ /ニ~`)}.|/ きたならしい
|.!.|.fヘj j∩(~ 彡 ゙_{、ヾ(( ゙|l 保全がァ
|.l lゞ=、'´ )} _`ニ゙-、 ij l.| ──ッ!!
!. rニ」:ヽ (( 〈-‐',ニ{ ハ二ニヽ
.ソ \\.リ {' ̄-‐ } ,イlj`ー=ニ \
{`ー-、 \` ‐、 } jレ': |ハー--、\
ヘ\\`ー、 `ー、` ' ー' : | ハ.|:::::::::::ヽ
:::::ヽ.ニ`ー- ゝ、 `'''ー‐¬/リー 、\:::
648 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 16:40:28.05 O
できるだけッ
649 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 17:55:17.73 O
頑張ってッ
650 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 18:43:23.04 0
保全疾走
651 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 19:32:48.53 0
/ ´ }} __
/′ ,. :' : ̄:´: : __: `丶、
|! /:/´: ― ̄: :―: :-- .、ヽ
| /: :/:: : l: l : ヽ. : ヽ: :ヽ: : : :i
l : ハ::.:ハト : :{\: :ト : l : : : l
|:.{ _ >{-ァ ̄、_ヽ! }:ハ:l: : :l
l:.l  ̄ ̄ `ー`メ ,リ:: :/
_.fォ、, =ミ , == 、 /:::/
/´イハ ::::: 丶 ::::: /イメ、 <保全疾走
l' _`小、 f+ー ァ  ̄/∠ヽ }
入 ̄>、_  ̄ ,イ- ' ノ{:)_
/;∠ ー ァ7|  ̄ {ー‐ ´ー、ヽ}、
r ィ/ j l!ー _ _ イ \ ヽヽー.、
/j´ ′ / _,レ'//}j_ _ ヽ i `{:ヽ
/j´ | V /ノ ' / 小 | ト、 V | ート.、
f:ノ ! i i´ ' / l l l! |,、 i | ヽ:j、
/j′ l l j , イ } j|| | {ハ
ィ:ノ | V / ヽヽl ノ ! | ヽト,
{:j | / / ヽハ { / | ノ:ヽ
/:.{ | / i { ヽ V| | {:.: :_}
{: :.:〉 | V |、 ヽ. ヽ `ヽ、j| ノ´
652 :
364:2006/10/18(水) 20:12:04.68 0
653 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 21:07:02.57 0
修正乙
654 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 21:42:15.10 0
保全疾走
655 :
915:2006/10/18(水) 22:20:56.22 0
>>652 乙です!
で、紺ちゃんの出るところはやっぱりアソコかあ・・・・
2カ所ありますよね?
ただ上にいるだけじゃダメなのかな。まあまた試してみます
656 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/18(水) 23:07:45.92 0
みなさま乙であります!今日は〜ちょっと自オナを修正したので力尽きました。
ここまでしか出来ていません。
銀色の永遠 〜クレナイの狂想曲(コンチェルト)C〜
8月15日
パーラーメイト 乙
:夏焼雅 枯堂榮
「ここが・・・・・?コドウさんの勤務先・・・」
騒音が外まで漏れる遊技場・・・・
その迫力に雅は暫し立ちすくむ・・・・。
「ど・・ど・・・どうしたら・・・・中に入れるんだろうか?」
雅の身体に緊張が奔るッ。
制服を着ている事も有るが正面から入るのはどうしても気が咎める・・・・。
キョロキョロと周囲を見回し雅は裏口らしき所から中へ入ることにした。
657 :
名無し募集中。。。:2006/10/18(水) 23:38:06.79 0
ここまで?w
658 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/18(水) 23:43:52.49 0
うん・・・先の話までできては居るけどこの導入部は全く書く予定がなかったので
ちょっと迷いながらといった具合で。。。。
659 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 00:13:46.12 O
乙かれ!
660 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 01:33:25.91 O
保全は命なり!
661 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 02:33:43.73 O
キラークイーンはすでにそのスレにも触れているッ!
662 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 03:13:43.43 0
>>1さん乙ッ!
ついに寺田の目的が登場したか・・・やっぱ吉澤は聞かされてたんだな
>>前スレさん乙ッ!
明日(?)に期待
663 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 04:21:14.81 0
よしッ!保全!
664 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 05:33:19.04 0
保全疾走
665 :
364:2006/10/19(木) 07:39:42.15 0
出勤前保!
666 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/19(木) 08:02:57.93 0
667 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 09:31:25.73 O
ジョジョ苑
668 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 11:39:21.55 0
/ / . : ヘ/! \
// / . /: : ∠、ム| . ヽ
/ ィ . / :/|: |: :/ ノ: 人: ハ
i/ . : . | .|{‐ |=ヘ{‐'! ` =ナ左、 V:|: .ハ
/ | :|: : |: :八 | o ヽ| ´ o ∨/: i |
|:i: : . 、 |{ ヘ! .彡 , ミ、 /メ| . ハ|
保全疾走> ヽ|ヽ: : .`| .三´ _____ ̄彡'/ . ://リ
> .\ |ニ. 二、,二.ヽ| /: //
/ : : ハ`` V: : : : :ン∠イ : : ヽ
/ . : :/ : \ \――/ /: :|: : : . :ヽ
/ . : : : :ィ: > ` ̄ イ: : 、 、、: : : : .ハ
/ . :/i/ "´ |  ̄ | `^``゙^\:、 : . ハ
i/ . :/ へ ノ __ Vニ、 ヽi、:、: i
ハ i:/ ∠.... iく__ 彡⌒ソ > ‐ 、 ヽi、!
V / ̄、 ̄\\ ∠ニ -‐_厂 ヽ. `
/ |: レ  ̄ ̄` 厂| ̄,r ̄- 、: |. i
/ .|/ 厂 | '´ V: 丶
「 ̄ ̄`ヽ/. : : : . . / ハ . : : : : : . V/ ̄`ヽ
,ノ二二.ヽ {. : : : : : :∧ヽ/∧: : : : : : : : :} . ニニヽ
< ̄ィ―- 、ヽV: : : : : :\//: : : : : : : : ノ//. --t、ヽ
`7 ヽ.ハ: : : : : : : :`´|: : : : : : : : : {彡''´ |/
669 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 12:23:33.30 0
昼保
670 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 13:39:41.71 0
,..-''" ̄ ̄ `'" ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
./ ,,,... -――- ...._ ',
| /'´ `! |
| ,ノ | :! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | ,. -==、 ,.==-、 |. | / 「おとなはウソつきだ」
l: l ィてフ_> :i i ィてフ_> | ;' | と思った少年少女のみなさん、
iヘ:| | | |''| | どうもすみませんでした。
|,ハ| r_!__ト, /ノ | おとなはウソつきではないのです。
ヽ'_l、 ,___, /'′ _ノ 保全をするだけなのです……。
`l \ ―‐ ,/  ̄ ̄ヽ、_______________
_,. -l 丶、___.. 1"i''''''―-
‐''"´ |\ / |
|: \ / |
671 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 15:12:24.54 0
保全疾走
672 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 15:12:57.96 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
673 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 16:07:04.71 O
月島きらりのなーさんは遠隔自動操縦なんだろうか・・・
674 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 17:21:17.77 O
そういやミキティが絵がヘタって設定はこのスレでは出てないよね?
675 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 18:11:03.94 O
WaTの二人とやったときにあるよ
676 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 18:27:32.57 0
銀色の永遠 〜ブギートレインは白銀に輝いて〜
だな!
677 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 18:48:05.24 O
そういやあったんだった。
さゆえりはスポルトマティクの時にあったの覚えてたんだけど
678 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 18:49:28.40 0
ニスト問わずこのスレの寺田がかなり好き
679 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 19:51:41.64 O
かつて「スレ」がこの2chで繁栄したのに突如滅んだのは なぜかわかるか?
それはこいつらが!「保全」という概念を知らないアホ頭だからだ!
680 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 20:10:31.21 0
出番は少ないけど寺田はカリスマ性があるよな
妖しい魅力ってやつか
681 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 20:29:36.89 0
なるほどな!なるほどなるほどなるほどな!
682 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 21:32:53.50 0
保全疾走
683 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 22:15:32.08 0
保全疾走
684 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 23:05:54.20 0
保全疾走
685 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/19(木) 23:19:30.67 0
帰宅保ッ。
うぎゃぴー!こんな時間かよ!!!
686 :
名無し募集中。。。:2006/10/19(木) 23:58:52.32 0
寝る保
687 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/20(金) 00:44:37.54 0
銀色の永遠 〜クレナイの狂想曲(コンチェルト)C〜
8月15日
パーラーメイト 乙
:夏焼雅 枯堂榮
「ここが・・・・・?コドウさんの勤務先・・・」
騒音が外まで漏れる遊技場・・・・
その迫力に雅は暫し立ちすくむ・・・・。
「ど・・ど・・・どうしたら・・・・中に入れるんだろうか?」
雅の身体に緊張が奔るッ。
制服を着ている事も有るが正面から入るのはどうしても気が咎める・・・・。
キョロキョロと周囲を見回し雅は裏口らしき所から中へ入ることにした。
裏手は表の煌びやかさとは裏腹にみすぼらしく薄汚れていた・・・・
「うわぁ・・・・汚い」
その惨状に雅は思わず声を上げる。
「どこが入り口は解らないけれど・・とりあえずここから開けて見るか・・・・」
雅は手近の比較的キレイなノブのドアに手を掛けた。
ガチャリ。
軽い音を立ててドアは開くとその先に髪まで脂ぎった制服の男が立っていた・・・・。
「・・・・・・あ・・・・え・・・?」
『開けた直ぐ傍に店の人間が居た』という想像しなかった事態に雅は声を失う。
「何だァッ?ここはガキが来ていい場所じゃあねえぞッ!!」
中年の男は雅を睨みつけると怒鳴り声をあげた。
688 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/20(金) 00:53:50.55 0
「い・・いや私は・・えと・・そう!・・・枯堂さんに・・・・」
中年の怒鳴り声に雅はしどろもどろに答える。
「あぁッ!?」
雅の言葉に男は顔を紅潮させる。
「何を騒いでるんですかぁ?島津さん?」
中年の男の後ろから何者かの声が聞こえる。
「俺は今イラついてるだよ話かけるんじゃねェ!枯堂ッ!!!」
「え!」
雅は目を丸くして中年の背後の人物を見た。
「君が『夏焼さん』?」
180cmはある長身の細面がぬっくりとドアの外に顔を出す。
「はい!あなたが枯堂榮さん・・・・ですか?」
自分の名を知っていたことに驚きながら雅は返事をした。
「おい・・・・枯堂!」
中年が榮を睨みつける。
「ぁあ・・・・言ってませんでしたねェ。島津さん、この娘は伊達さんの『使い』なんですよ。あんまり怖が
らせると怒られちゃいますよ〜」
榮はヘラヘラと笑いながら島津と呼ばれた男に忠告をした。
「そ・・・・そういう事は早く言えよ・・・・お嬢ちゃん、謙さんには宜しく言っておいてくれよ。」
中年は顔を引き攣らせながら奥に消えていった。
689 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/20(金) 00:55:51.33 0
「やれやれ・・・・カラ威張りばっかりのオッサンは嫌だねぇ・・・」
榮は蔑む様な目で中年を見送った。
「貴方が『枯堂榮』さんなんですね・・・・でもなんで私の名前を?」
挨拶もそこそこに雅は榮に問うた。
「伊達さんから『連絡』が入ってたからね〜。で?お嬢さんは俺から何が聞きたいのかな?」
榮は大きめの口を悪戯っぽくにかりと広げた。
690 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/20(金) 01:02:23.34 0
と今日はここで推し舞波ッッ。
691 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/20(金) 01:22:27.04 0
そんじゃま就寝保
692 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 02:11:18.65 0
乙です
693 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 02:39:41.07 O
乙
694 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 03:34:55.43 0
乙!
695 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 04:45:17.62 0
銀色の永遠
696 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 06:31:31.04 0
おはほ〜い
697 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/20(金) 07:46:25.20 0
おは保!
698 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 08:54:27.66 O
始業前保!
699 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 10:57:48.51 O
ほ
700 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 11:24:46.44 0
("ヽ
ヽ ヽ ,-、._
.) ヽ/-,_/ ,.----、_
/ ̄ ̄"' /__ /:ヾヽ t-.、
/`"/ ,.--,. "〉r"、へ、_ .__/y )
\,/ O "" /{ {.;=x,_",y=.{ )
./"`/ ,,,,,,, // /"`"、 /"`) l. '・〉 、・`|.,;'
丶,/ """ // / /"/./| /<|l、 ,_|、 /l/ <とりあえず保全だ!
/ ::::..'-" / /:/./、__)tヽ.fllllllk./-'
.( ̄/ ‘‘‘‘:::::. /::/ | |ヽヽ\,.___/-、
 ̄/_ ‘‘‘: /::// 、| ヽ / ヽ|ヽ.ト
 ̄"ー-、___ /:/ノ .| |ヽ/ヽ_/vlヽ ヽ\
丶ー--> /|_ | / |/・|__〉 \
\ ,个-y"|ヽ/ __/ /.| ̄/ .{
\__/ ヽ .|ヽ[。//|. / l .|
701 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 13:07:09.49 0
保全
702 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 14:29:38.75 O
700越えたのも久々だね
703 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 15:03:08.71 0
うむ!何ヶ月ぶりか?だな。
704 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 16:10:49.18 O
疾走
705 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 16:32:15.04 0
座ったままの姿勢で保全
706 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 17:26:55.88 0
生命磁気への保全疾走!
707 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 18:04:35.57 0
勝ったッ! 第3部保全!
708 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 19:22:07.45 0
落ち着け・・・保全数を数えて落ち着くんだ
709 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 19:45:31.63 0
1部ゲー買おうかなぁ〜どうしようかな〜
710 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 19:49:08.10 0
まぁ面白そうではあるが・・・バンダイだしな。
711 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 20:26:49.55 0
しかしよりによって1部をゲーム化とは
712 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 20:42:59.31 0
じゃあ2部も出るのか?と問い詰めたいなぁ〜ッ。
713 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 20:58:03.59 0
ファミ通レビューでは平均7点くらいだったような
714 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 21:26:01.07 0
レビューが全てでは無いが・・・
ビミョーwwww
715 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 21:38:13.21 0
ファンなら・・・ってやつか
716 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 21:40:20.70 0
ファン度が高すぎても低すぎても楽しめないかも
って書いてあったwダメじゃんw
717 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 22:11:08.82 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
718 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 22:22:21.25 0
オイラも微妙だけど特典の荒木神の映像ディスクが
惹かれるから悩み所なんだよなあ・・・・
719 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 22:33:10.65 0
漫画原作のやつとかって出来はあんまり良くないのが多い気がする
映像キャラの使用料とかが高いのかな?
まあ3部の格ゲーは概ね評判良かったらしいが
720 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 23:09:31.26 0
ロイヤリティは確かにネックかもしれない。
版権で出来がいいのは本当に少ないなぁ・・・・俺の経験だとSSのウテナ位か?
>3部 はゲームシステムは正直煮え切らなかったなぁ・・・
ほぼ本体モードでOKでキャラ的によほどの事がないとスタンドモードにする必要が
なかったりとかHITなのに反撃確定とかそれってどーなのと思うものが多々あったな。
721 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 23:09:58.88 0
>>719 バンダイのファミコン参入第一弾のキン肉マンがクソゲーなのに
売れちゃったのがそもそもの原因って言われてるね
アレでどんなにつまらなくてもキャラゲーなら売れるって法則が出来ちゃった
まあ3部の格ゲーは面白かったけど
元々格ゲーにノウハウあったCAPCOMだったしねえ
722 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 23:17:40.70 0
おもえばZガンダムホットスクランブルとかすごいクソゲーだったなぁ・・・
JOJOのSFCのゲームなんか語れないねwww
アレってバンダイじゃなかったっけ?
723 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 23:38:20.51 0
724 :
名無し募集中。。。:2006/10/20(金) 23:56:26.28 0
SFCのはかの有名なコブラチームだ
725 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/21(土) 00:09:58.42 0
「何でもって・・・何でも答えてくれるんですか?」
その言葉に雅の顔が引き締まる。
「おいおい・・・そんな顔するなよ。リラックス。リラックス。それよりその制服、『ぶどうヶ丘』の中等部
のだろ?鈴木プロの娘さん・・・愛理ちゃんは元気にやってる?」
ニコニコと笑みを浮かべながら何処からか取り出した缶コーヒーを榮は雅に手渡す。
「愛理の事を知ってるんですか・・・?」
出された左手だけが妙に生白いそんな事を感じながら雅はコーヒーを受け取る。
「あぁ・・・・知ってるとも・・・・さあて何から・・・いや何処から話そうか・・・。」
枯堂榮は薄い青空を見上げながら独白の様に話し始めた。
「あれは・・・・今から半年前くらいだなぁ・・・俺はシステムエンジニアとして零細企業に・・まぁ小さい
会社で働いてたんだ、仕事はムチャなのが舞い込んで来ることもしばしば・・・社員も居なかったから忙し
かったなぁ・・・あの頃は・・・で、ある日会社が行き成り倒産して何故だか知らないが俺がかなりの借金
を背負わされててなぁ・・・・まぁ後で知ったんだが俺の上司が俺の名義で・・・・」
「・・・・その身の上話が何に繋がるんですか?」
726 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/21(土) 00:10:37.88 0
「最後まで話は聞くものだぜ!・・・でどこまでだぁ?あぁ・・・それで借金を返さなくちゃならないんで
水商売でやってこうと思ってナァ・・・・ところがその職場がまたとんでもない所で俺みたいなのが一人増
えると自分等の都合が悪いとか言いやがって俺にミスをさせるように仕組んでその事で袋叩きにしやがって
よ〜。便所の水飲まされたことも有ったぜ・・・・・。そんな事が続いても俺は仕事を辞める訳には行かな
かったから耐えられるだけ耐えた・・・。だがある日な、ビールビンで俺の頭を殴りやがっておれは朦朧と
しながら地べたを這った・・・その時になぁ・・・見たことも無い様な『蛇』に咬まれた。」
「『蛇』?『蛇』そのもの・・ですか?」
「そう『蛇』だ・・・とんでもなく痛かった・・・。でな、痛みに蹲ってる俺に後ろから声が聞こえたんだ
薄気味悪い声でなぁ今でも忘れないよ・・・・『お前に自由な羽を与えた、高潔なお前ならこの世の糧に成
れるだろう』ってねぇ・・・・意味が解らないって。」
「誰だったんですか?その声の主は?顔は見ましたか?」
「残念ながら・・・痛みでそんな余裕は無かったね。まぁそれで俺は『スタンド能力』ってのに目覚めてリン
チくれた連中をボッコボコのぼろ雑巾にしてイキオイで俺に借金被せた上司を探してボッコボコにして借用
の名義を変えせた・・・・まぁそれで俺の『復讐』は終った訳だが・・・何とも虚しい気持ちだったな・・
・・・・・そんな時だったぁ・・・菅沼さんに会ったのは・・・・」
727 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/21(土) 00:17:22.93 0
と今日はこんな所で推し舞波!
前スレ的には1部ゲーは買う予定は無いナァ〜。
夏夏とか℃uteのアルバムとかあるしね!
昔は結構濃くゲームはやってたけれど今はやる気が起きないってのもありますが。
そーいやコブラチームってバスタードも作ってたよねwたしか。
728 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 00:27:05.78 O
乙!
そーいや今連載中のニスト以外のニストの方々はどうしてるんだろ?
個人的に610さんの新作の絵の方を期待してるんだが
729 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/21(土) 00:33:29.11 0
保全戦士として名無しで保全疾走してるんジャマイカ?
俺も、もう少し時間が取れれば610さんに対抗して絵を描きたいのだがw
730 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/21(土) 00:49:24.79 0
そんじゃま就寝保
731 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 01:00:14.32 0
Exactry(その通りでございます)
絵描いちゃっていい系ですか?あんなんでよければ描きますよ〜
普通のオナもやりたいけどなんせ未だにネタが思いつかんのでね…w
732 :
610:2006/10/21(土) 01:01:44.45 0
おっと名乗り忘れた
俺も就寝
733 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 01:21:59.12 O
>>610さん
石川さんじゃないけどうまい下手じゃないっすよ!
俺はあの絵からジョジョを感じ取ったね
734 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 02:31:42.56 O
まあ保全
735 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 02:36:16.55 0
乙ッ!
オナで絵を描きたくなったと心の中で思っ(ry
736 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 03:26:23.84 O
だね兄貴ッ!!
737 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 03:26:44.26 0
どうもマイマイ268です
ストーリーが思いついては消え、思いついては消えしてる状態のまま
名無しでレスしてますよw
738 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 03:27:21.79 0
739 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 04:23:38.85 O
みんな元気そうで何よりだ
740 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 05:30:43.76 O
見上げれば保全
741 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 05:50:51.07 0
振り向けば保全
742 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 08:28:48.42 0
朝の保全疾走
743 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 09:19:49.37 0
そろそろ圧縮疾走
744 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 09:23:07.10 0
ならば速かろうが保
745 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 10:43:08.00 0
疾走しておくか
746 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 12:26:24.03 0
さて、保全するかな
747 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 12:26:28.26 0
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:/、 l:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l
l:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.::.:.:.:ハ:.:.:.:./ `l:.:.:.:.lハ:.:.:..ト、:.:.:.:.:.ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l
.l:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.ll:.l l:.:.:.i l:.:.:.:l、. ',.:.:l ヽ:.:.:.:l i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ィ:.l
l:.ハ:.:.:.lヽ:.::l l:l i:.:.l _/',:.:.:l `ヽ、_i__ ',:.:.l l:.:.:.:.:.:.:./l l:l
l f ',:.:.:l ',:.l-l― ヽlニ 、 ,:.l , ゝ:l― ',:.ト 、i:.:/l:.:/ヽ l!
.l l ',:.:l、ハl ヽ ヾ / ヾ ',l l/、l/`i .ト、
'、 ' ゝl i ノ===〈. //l / / ` ‐- 、_
ヽ l .l \___../ ヽ、____./イlレ / `
/ ヽ i. / ,ィ
/ l¨i r, 、 i、 ,i_ -、 //:.l<昼保
,, '' .l ヘ i `ー-`=' - ‐''! /´ : . l
,, '' l: .ヽ. l , ――‐ 、.l ./: . : . :l
.l: . :\ .H H /: . : . : .l
', : . : ヽ. l l l ! /: . : . : . : l
', : . : . ヽ ',ヽ.___.ノ/ //: . : . : . : .l
ヘ: . : . : . \` -----' / ./: . : . : . : . :l
748 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 14:18:12.49 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
749 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 14:20:26.03 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ ロォォォ〜ド
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
750 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 15:11:12.53 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ チュミィイィイン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
751 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 16:08:15.74 0
マイハマンマイハマン
752 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 17:06:41.38 0
なんかマイハマンが露伴に壊されたビスケッツみたいになってる(w
753 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 17:59:49.85 0
保全疾走
754 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 18:19:08.21 0
大切なのは『保全に向かおうとする意思』だと思っている
755 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 18:44:23.60 0
______________
|\_____________/|
| | ||
| | ||
| | だが断る ||
| | ||
| | |_j_
__f‐ュ ∠、ヽ}
Y/ rュ───────────ノ ノ
ゝ ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄{ .〈
∠i....ノ /,,,, ̄ ̄ ̄`丶. |\|ヽ
{ /| ,/:/ ヽト、ト、: :\: ヽ |\_|
了/ |. /: { -‐- -`=ヽ:i | :|
| | /: :ノ ,≠、 ,≠、 i ヽ 〈. |
ノ ハ ゝ:ハ イヒタ ヒタト ハ:ノ ノヽ |
fi -‐ ヘ {i:ハ ' // ノ \ i、
ノ ヽソヘ -- ィi/ イ .::::}
756 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 19:38:22.28 0
保全しとこう
757 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 19:57:52.36 0
保全疾走
758 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 20:27:22.53 0
速めに保全なのだよ!
759 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 20:55:24.51 0
保全疾走
760 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 21:36:09.76 0
保全三段返しッ。
761 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 22:27:41.90 0
保全疾走
762 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 22:42:14.91 0
保全疾走!
763 :
名無し募集中。。。:2006/10/21(土) 23:33:32.78 0
保全疾走
764 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 00:05:33.28 0
ほ
765 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/22(日) 00:23:02.77 0
「ちょっと!話を勝手に進めないでください。なんで『蛇』に咬まれて『スタンド使い』に成れるんですかッ
能力は生来持っているか『弓と矢の試練』を受けなければ・・・・・・・・・・」
「話の腰を揉む子だなぁ〜ッ。この話は何回したか忘れくらいしたがな!伊達さんや遠見塚のマサさん、片倉
少年はその『矢』ってのに射抜かれて能力を身に付けたって聞いた、が〜・・・俺はあの『蛇』に咬まれて
・・・・菅沼さんは『殺生石』ってのに触れてから能力を身に付けた聞いてる・・・・。」
「『矢』だけじゃない・・・の?・・・・じゃあ・・・・『矢』って何なの・・・・・?」
766 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/22(日) 00:24:45.55 0
と!非常に短いが今日は息が切れました!申し訳ぇ〜。
767 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 00:56:17.33 0
乙彼
768 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 02:06:58.63 0
寝る保
769 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 03:16:19.78 0
保全疾走
770 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 04:13:52.00 O
ほ
771 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 05:05:02.48 O
わ
772 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 06:28:35.58 O
い
773 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 07:40:23.88 O
と
774 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 08:30:38.52 0
す
775 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 09:41:56.15 O
ね
776 :
1:2006/10/22(日) 10:10:22.11 O
いくッ!!
もうすぐいきます!
次の土曜日…私はついにきらりちゃんを寺田先生の元へ連れて行く決意をした。
その事を彼女に伝えたところ、ぶどうヶ丘中学の生徒だった頃に一度会ったことが
ある(おそらく演劇部に入部する時だ)というので特に嫌そうな表情は見せなかった。
ただ一言、あんま好きなタイプの先生じゃないカナァ…とだけ言っていた。
それでも「小春ちゃんの頼みだからいいよっ」と首を縦に振ってくれた
きらりちゃんには正直感動せずにはいられなかった。
あなたならどうする?小春なら行かない。
小春が思うに、きらりちゃんはいつも行動を共にしている猫(の形をしたスタンド)の
"なーさん"の正体を知りたかったのではないだろうか?
以前、きらりちゃんに小春のミラクル・ビスケッツを見せて"スタンド"という
概念を教えてあげたことがあったが、彼女はなーさんをスタンドだとは
決して認めなかったんだ。
なーさんは自分の大切な友達なのだと言い張っていた。
その気持ちは小春だって負けていない。
ミラクル・ビスケッツのみんなは小春の大事な友達だからだ。
しかし、きらりちゃんが何と言おうとなーさんはスタンドなんだ。
感覚の目でよく見てみればわかる…なーさんは、やはりきらりちゃん自身だ。
そして、そのきらりちゃんをスタンド使いにしたのは寺田先生。
生まれついてのスタンド使いだった小春はちゃんと見たことがないが
『弓と矢』によって射抜かれたきらりちゃんからなーさんが生まれたのだろう。
きらりちゃんは矢で射ぬかれた記憶をスッポリなくしてしまっているようだが、
なーさんがスタンドだという事は、やはりどこかで肯定しているのかも知れない。
だから小春が言った時、きらりちゃんは寺田先生と会う決意をしたのかも知れない…
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
午前中、カフェドゥ・マゴの限定メニューのパルフェを食べに行ったその足で、
私ときらりちゃんはぶどうヶ丘高校・中学へ向かった。
しかし…お腹すいたなぁ〜。
思いのほかパルフェの値段が高くて、しょうがないから二人で一つ頼んだんだ。
じゅうぶん美味しかったしお腹に入ったけど、やっぱりお昼時になってくると
お腹の虫が我慢できずにグーグーと泣き始めてしまった。
「小春、もうお腹すいちゃったよw」
「わたしもだよ〜っ!これが終わったらお昼ご飯食べに行こうっ!!
S市にっ、おいしいパスタ屋さんがあるんだよ〜!!!」
「そいつはいいねーッ!!梅が入ってるパスタとかある?」
「あるあるっ!楽しみだね〜っ!!」
『なーぁッ』
よぅし、お昼はガッツリ食べるぞぉ〜!!
談笑しながら歩いていた小春たちだったが、校門のあたりまでくると
きらりちゃんと小春の口数は不自然なほど減っていた。
緊張しているのだ・・・・あのきらりちゃんが・・・・・
まぁ無理もない、大して関わりのなかった他校の先生に会うなんて、
普通に生活していれば滅多にないことだから。
「そっ、そういえば小春ちゃんの学校は第二土曜日でも休みじゃないのっ?」
「休みだよ、第二・第四土曜日は…あ、でも道重さ・・・じゃなくて、英語の中間テストの
成績が悪かった生徒は学年に関係なく『特別基礎講習会』ってのに参加させられてるって
クラスの友達が言ってたなぁ」
「そうなんだぁ〜…」
「じゃなきゃ今頃きらりちゃんと遊べてないよ〜」
う〜ん、なんだろうなこの空気は。
小春も多少緊張していたが、その倍以上は緊張しているであろうきらりちゃんを
見ていると、その空気に呑まれて小春までどうしたらいいのかわからなくなってくる。
来客者用の玄関から校舎へ入り、演劇部の部室へ向かっている頃には、
小春達はもう無言になっていた。
ガチャリ・・・・・・
静かなせいか、部室の扉を開く音がやけに大きなものに感じた。
中には・・・・・誰もいない。
さすがに練習日でもない休日に部室へやって来てる人はいないかぁ…
もし、きらりちゃんが転校することなくこの学校にいたら…
小春ときらりちゃんはどんな関係にあったんだろうか。
…いや、考えるまでもないか。きっと今みたいな関係になっているに決まっている。
一次試験をクリアし、二次試験を受ける間もなく転校してしまったきらりちゃんには
この演劇部の部室はどんな風に見えているのだろう?
『ッ!!!』
部室に足を踏み入れ、奥の寺田先生の部屋へと近付こうとしたその時だ!
きらりちゃんのなーさんが異常なほど奇妙な反応をしめしたッ!!
『なぁッ!!なーななぁなッ!!なぁーッ!!!』
「な、なーさんっ?どっ、どうしたの??」
『ななッ!!なぁーな!!なッ!!!』
「・・・・・・え?」
なーさんの言葉に、きらりちゃんは表情を曇らせた。
“人間以外のあらゆるものと会話を交わすことのできる能力”を持った
なーさんの言葉は、残念ながら小春には理解することは出来ない。
「き、きらりちゃん・・・・・なーさんは何て言ってるの?」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・きらりちゃん?」
「・・・・・・『ここに来ちゃいけない、行くなら覚悟しなければならない・・・・
と、あそこの観葉植物が言っている』って、なーさんが・・・・っ」
きらりちゃんは、震える手でゆっくりと窓際に並んだいくつもの植木鉢を指差した。
あれは・・・・・新垣さんがいつも嬉しそうに眺めている観葉植物だ・・・・・ッ!!
行くなら覚悟?いったいどういうことだ…?
「きらりちゃん・・・・・どうする?」
「・・・・だ、大丈夫だよっ!わたし行くよッ!!」
『なァッ!?』
「なーさん!わたしならっ大丈夫!!だって会うだけなんだもん!!!
それに・・・・・・知らなきゃいけないことだってっ、いっぱいあるんだよっ!!」
そう言うと、きらりちゃんはスタンドの…いや、掛け替えのない友達である
なーさんをギュウッとその胸の中に抱いた。
・・・・・・あの観葉植物はいつもこの部室にいるんだ。
あそこに置かれたその日から、演劇部での出来事をすべて見てきているんだ。
でも・・・・・本当に大丈夫なのか?
寺田先生に会わせてしまっていいのか??
『"町を守り続ける"っつーあの人の考えを私は知っている・・・・・
これでも一応は部長だからよォ』
吉澤さんの言葉が脳裏に浮かぶ。
・・・・・・大丈夫だ!!吉澤さんだってそう言ってたんだ!!!
きらりちゃんだって、いま目の前の運命に真正面から向かおうとしているッ!!
なのに小春がこんな気持ちでいたら・・・・・申し訳なさ過ぎるじゃないか。
「会って、これから何を聞かされても・・・・わたしとなーさんは一生友達だよっ!!
ねっ!?小春ちゃん!!!」
「もちろん!!!小春も一緒に立ち会ってあげるから・・・・大丈夫だよッ!!!」
『ソウダゼーッ!!何モ心配ナンカシナクテイインダッ』
『ミンナ一緒ダモノネ!!!』
『きらりタン!!キャワユス!!!』
小春の身体から飛び出したビスケッツのみんなも、一斉にきらりちゃんと
なーさんを囲み、励ましたのだった。
きっと、これが終わったら・・・・・小春達は今まで以上に仲良くなっている気がする!!
一生、一緒にいるような気がするッ!!!
グゥゥ…と、お腹の虫がなった。
きらりちゃんの言ってたパスタ屋さん、楽しみだなぁ…早く行きたいな!!!
「よぉし・・・・・小春ちゃんっ!!」
「うん!!行こうッ!!!」
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!
どうしてその"可能性"を予想することが出来なかったのか?
こうなってしまった今は、考えているようで何も考えていなかったさっきの
自分自身に腹を立たせることしかできない。
今日もド派手なスーツを着ていた寺田先生は、小春が立ち会う事を許してはくれなかった。
すぐに帰るよう言われてしまった。
彼はきらりちゃんただ一人と話したいようで、その立ち会いには彼女自身である
なーさんですら許してもらえなかったんだ。
もしかしたら、あの先生にはなーさんがただの猫に見えた・・・・のかも知れない。
部屋を出ざるを得なくなった時、きらりちゃんが小春の服のスソをつかんだ。
そんなきらりちゃんの困ったような瞳を見て・・・・小春は・・・・
「大丈夫だよ」と言って、ミラクル・ビスケッツNo.4をきらりちゃんの服の
ポケットの中に忍ばせておいた。
小春はいま、部室の隅に座っている。帰ることなんて出来るもんか。
…そういえばこの席、道重さんとケンカした時のあの席だな。
『なぁ』
机の上にいるなーさんが小春に何か言ったようだ。
「ごめんね、なーさん・・・・小春にはなーさんの言葉がわかってあげられないんだ」
きらりちゃん、早く戻ってこないかな・・・・
一人ぼっちのなーさんがなんだか愛しく思えてきて、その頭を撫でてあげようと
手を伸ばした・・・・・・・その瞬間ッ!!!!
『なああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!』
なーさんが突然全身の毛という毛を逆立てたんだ!!!
ど、どうしたんだ!今まで何度も触れたことはあるけど、こんなの初めてだ!!
なんかヘンなことしちゃったのか!!?
「な、なーさんッ!!よくわからないけどごめん!ごめんね!!」
『なあッ!!!!ななななああああああッ!!!!!!!!!!』
なーさんは依然叫び続ける。
・・・・おかしいぞ・・・・・なんか奇妙だ!!!
『なあぁぁぁぁぁぁがぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!』
発狂しながら、なーさんは机から飛び降り駆け出していく。
なーさんが向かっているのは・・・・奥の部屋ッ!!
寺田先生の部屋だ!!!
な、何があったんだ・・・・まさかッ!!!
「きらりちゃんに何かあったの?・・・・みんな!!No.4は何か言ってるッ!?」
『小春ゥーッ!!コイツハヤベェッ!!』
『きらりちゃんがヤベーゾッ!!!』
『No.4ハ・・・・No.4ハッ!!!』
ビスケッツのみんながそれぞれ何かを口にしようとしたその時だ!!!
ドンッ!ドンッ!!ブシャアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!
「え・・・・・・?」
なーさんが走っているままの姿勢で飛び上がった。
不自然な飛び上がり方だ。
まるで、打ち上げられているような飛び上がり方で・・・・・・
腹と背中からバリバリ血を撒き散らしていた!!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!
「な・・・・・・・・・・なーさんンンンッ!!!」
『・・・・・・・・・・・・ッ』
無残な姿で飛び上がったなーさんは、床に倒れ伏すことなく風に溶けて消えた。
撒き散らした血も、部室のどこにも付着していない。
ふ、普通のことじゃあないぞ!!
なーさんは・・・・きらりちゃんのスタンドなんだ!!!
そのなーさんがバリバリ血を吹いて消えるなんて・・・・・ッ!!!
「きらりちゃんッ!!!!」
縁起でもない光景が瞼の裏に繰り広がる・・・いやだ!!
そんなことがあってたまるかッ!!!
寺田先生の部屋のドアを開けようとするが、カギが中から閉められて
しまっているようだった。
だから何だっていうんだ・・・・こんなものーッ!!!
「ミラクル・ビスケッツ!!!」
『『『シバアアアアアアアアアッ!!!!』』』
バシュン!!!
ドアノブが取り付けられていたカギごと分解したッ!!
そういえば、以前この部屋に忍び込んだときも同じ事をしたっけ・・・・!!!
「きらりちゃん!!!」
ただの板になったドアを蹴破ると、そこには・・・・・
「・・・・・・・・・・なんや久住?俺は帰れと言ったハズやけどな」
寺田先生が佇んでいた。
寺田先生だけが佇んでいたのだ。
だがきらりちゃんの姿はない。
どうしていないんだ?それに・・・・・
「なんだこの血は・・・・・・?」
寺田先生の足元には、小さな血の池地獄が生まれている。
なんだそれ?誰の血??
きらりちゃんはどこにいるんだ?!
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
「き…きらりちゃんンンーッ!!どこ?どこへ行ったんだァーッ!!!」
「はよ家に帰れや久住。俺はな、これから汚れた部屋の後片付けをせんとアカンねん・・・」
後片付け?
なんのだよッ!?今はきらりちゃんが先だね!!!
きらりちゃんはこれから小春とS市に遊びに行くんだ。
おいしいパスタ屋さんがあるって・・・・梅が入ってるのもあるって言ってた。
きらりちゃんが案内してくれるんだよ。
さっき、ドゥ・マゴで一緒に同じ一つのデザートを食べたきらりちゃんが…
『小春ちゃんンンンンッ!!!』
ドヒュンッ!!
部屋の物陰から飛び出してきたのはきらりちゃんのポケットに
忍び込んでいたハズのミラクル・ビスケッツNo.4だった。
どうしてきみがそこから出てくるんだ…?
『きらりちゃんガッ!!小春ちゃんッ!!きらりちゃんガーッ!!!』
「な、No.4・・・・・待って・・・・・それ以上は・・・」
言わないで…
『きらりちゃんがッ!!ソイツニ“殺サレタ”ノォーッ!!!』
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!
「・・・・・・・・」
うそだよ。
さっきまで一緒にいたんだから。
きらりちゃんが・・・・・殺されたなどと・・・・・・
「嘘をつくなあああああああああああああああああああああああああああッ!!!!」
いったい寺田先生はなんのために小春にきらりちゃんを連れて来させたのだろう?
吉澤さんが信用している寺田先生は何のために?
そして・・・・・きらりちゃんに何をした!?
何が起きているんだ・・・・・きらりちゃんはどこだッ!?
事実を認めたくない私の頭はパニックを起こしている。
そんな小春に、寺田先生は冷たくこう言った。
「ミラクル・ビスケッツやと・・・・?久住おまえ・・・・・覗いていたっちゅうわけか?
ここで起きた事を・・・・・すべて・・・・・・・」
「・・・・・・・・・ッ!!」
「・・・・・残念なことや。実に残念なことや!!久住ィ・・・・こうなると・・・
後片付けはまだ終わってないってことに・・・・・・・・・なってしまうもんなァ!!!」
ドッバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!
月島きらり 死亡
スタンド名 なーさん
TO BE CONTINUED…
790 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/10/22(日) 10:56:15.21 0
ギリギリだったァ!あぶねッ!!
というわけで次回へ続くみたいな感じでよろしくです!!
ではでは!ノシ
791 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/22(日) 11:25:49.28 0
乙!
・・・・なんつー展開だ・・・・
792 :
610:2006/10/22(日) 12:46:26.46 0
793 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 12:51:32.31 0
>>792 スゴスw
ドドドの擬音といい思わずニヤけてしまうなぁ
794 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 12:56:59.23 0
ネクタイが荒木チックでワロス
795 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 13:50:19.53 0
乙保ッ!
796 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 14:37:11.43 0
保全
797 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 15:58:27.86 0
疾走
798 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 16:39:13.44 0
,.r=ニ=く´ヽ
r'ノスミ彡ミ`i }
_ )ヽj\ j、!jr。、r。1ノ |
,. ‐'´ _`,r‐- 、,) /|ヾj ,,;,,,、ノj!、j<保全疾走
,. -─‐:´/ ̄`)j ゝゝ─-)/ / |ゝ- く`)J′
「 ハ_,> .{ /´ー´ ̄ ̄ヽ { / 丶 |!イ
. ヾ! `' ト、_,ノ、._」、ゝrヘ|ゞ!'′ヾ. ヽ,j′\
-─‐ヾ、 ´( ヽ:く_・` i'´´ノ::/ィ ,、\ \ |
/ `` _フ!r‐f7;/ !_ノ } \ >j_
/{、 /  ̄ 7 ,ノゝ._二 -} ̄ _,ノ /! \|.j´rヽ-‐-、
 ̄ `i! | ` ヽ(__, ,. ヽ、 ̄ ヽゝ-' j| `|‐ヽ' ミン
_」! l / } ゝ._ノ!j .:j ``´
l ヽ ヽ. ゝ-'/ /
` -‐  ̄ヽ \ /
799 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 17:40:05.70 0
保全疾走
800
801 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 18:42:10.27 0
乙保!
802 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 19:02:05.76 0
保全疾走
803 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 19:38:09.34 0
からくり保
804 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 20:00:48.07 0
保全疾走
805 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 20:05:54.85 0
806 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 20:08:15.40 0
かわいいかどうかはともかく
小学生にしてこの読ませる技術に長けた文章は気になるw
武藤のブログなんて読めないもん(ノ∀`)
807 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 20:37:05.32 0
保全疾走
808 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 21:04:45.95 0
809 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 21:16:34.64 0
「さぁな・・・・『蛇』に『矢』に『石』か・・・・何か繋がるキーワードが有るんじゃねぇの?
じゃあ話を戻すか?まぁ・・・・・そんな事も有って『ライナーノーツ』って名乗る奴から連絡はあった
が興味が無かったんで全部、無視してた。正直『能力』なんてあっても持て余してたからなぁ・・・・・・
そんな時だった・・・・・河童に似た貧乏臭いガキや鈴木プロやそのお嬢さん、どうみても日本人顔なのに
英語でばっかり話すネエちゃんや菅沼さんとの血が沸き立つような戦い・・・・・その中で気付いたんだ。
俺に必要だったのは『復讐』じゃなくて『仲間』だったんだってな・・・・それからは菅沼さんと行動を
共にしてたよ。伊達さんにも仕事の世話をしてもらったしなぁ・・・・・で、ここまでが俺の話だが参考に
なったか?」
「・・・・・・正直解りかねない所が多々ありました・・・でもありがとうございます。」
雅の言葉に榮はにこり笑みを浮かべたが直ぐに顔を厳しくする!
「ッ!どうしたんですかッ!?」
榮の手に開封してない缶コーヒーは充填される!
「なに・・・・・・仕事だよ。見えるか?100y程離れた所に不審な奴が居るだろう?・・・・・ココの処
出没しやがってっる『車上荒し』だよ!」
コンッ!
榮は缶コーヒーをアスファルトに立てると足を肩幅に開き奇妙な動きを始めた。
「何してるんですか?急いで走って行かなければ・・・・・逃げちゃいますよッ?」
雅は奇妙な動作を続ける榮に告げる。
「・・・・・ここから走って行っても向こうの方に逃げ切る分が有る!だから叩き落してやるさね!」
榮は妙にサディスティックな笑みを浮かべた。
「・・・・・さかえサン?」
「距離は100。9番で行くか?ピッチングで行くか・・・・迷うな?・・・迷ったら短く・・・か」
神妙な顔つきで何かをブツブツと呟く・・・・。
810 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/22(日) 21:18:08.25 0
「・・・・・何をする心算なんですか?」
雅の言葉を遮る様に榮は自らのスタンドの名を叫ぶ!
「『ステイ・メロウ』ッ!!」
ズキュン
榮の左手から『棒状のモノ』が生え出すッ!
それは刻印のPが妙にくっきりを浮かぶ・・・・・ゴルフクラブだった。
811 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/22(日) 21:19:03.82 0
とここまで!風呂いってきま!
812 :
915:2006/10/22(日) 21:44:52.49 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある47〜
「そうだねじゃないやよ。いきなり逃げるなんてひどいがし」
「だ〜からただ逃げたんじゃないってば。
愛ちゃんもそのおかげで勝てたんだし」
「だったらちゃんと言ってくれたらいいがし!
こっちはてっきり逃げたと思って・・・・・」
「私が敵にしっぽ巻いて逃げる女なわけないでしょが」
「そりゃそうやけどさあ・・・・」
アッシは口をとがらせた。
「そんなことより」
「そんなことよりじゃないやよ!」
アッシは抗議するが、マメは無視して話を進める。
「安室に聞かなきゃいけない事があるのだ」
「聞かなきゃいけない事?」
「そうなのだ。浜崎あゆみの目的を聞かなきゃいけないのだ」
「目的って、3年前に・・・・・・」
「3年前の事を恨んでいるのは鈴木亜美なのだ。
浜崎あゆみはそんな感情的な事よりも
もっと計算高くて自分の得のためにしか動かない女だから
別の目的があるはずなのだ。そして・・・・・・」
813 :
915:2006/10/22(日) 21:45:48.42 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある48〜
マメは突然自分のスタンドのツタをのばすと
安室の左肩を辺りをツタで縛り始めた。
「うっ」
安室が苦痛に顔を歪める。
「マメ?何してるんやよ?」
と・・・、さっき眉毛ビームを直撃されて
血で真っ赤になっていた安室の肩の辺りから
流れていた血が止まり始めた。
「とりあえず動脈を縛って止血したのだ」
「あ、アンタ・・・・、それで恩を売った気?」
安室が苦しそうに言う。
「誤解するななのだ。これについて聞きたいのだ」
マメは流血が止まった安室の左肩から腕にかけての部分を指さした。
「ん?何か書いてあるやよ。入れ墨?」
アッシは安室の左腕をのぞき込んだ。
814 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 21:46:31.68 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある49〜
「HARUTO May 19 1997」
安室の左肩にはタトゥーでそう彫り込まれていた。
「なんか人の名前と日付みたいやけどこれがどうかしたん?」
「それを聞きたいのだ。
1997年の5月といえば3年弱前、小室学園と我が演劇部の
戦いが終結してまだ数ヶ月の話なのだ」
「か、関係ないだろ、オマエらには・・・・」
「関係あるか無いかはこっちで判断するのだ」
マメが安室を問いつめる。
その時やった。
「それは・・・・安室さんの子供の名前と生まれた日ですよ」
815 :
915:2006/10/22(日) 21:47:18.21 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある50〜
「えっ?」
背後からの声にアッシたちは思わず振り向く。
「こんこん!」
みうなに肩を借りて、こんこんがつらそうに歩いてきた。
「こんこん、まさか鈴木亜美にやられたの?それにまことは?」
マメが駆け寄ってみうなと反対の方の肩を持ってこんこんを支える。
「ううん、鈴木亜美は倒したよ。向こうでのびてる。
私も麻琴も結構やられたけどなんとか大丈夫。
麻琴は今は木陰で三好さんと唯ちゃんと一緒にいるよ」
「勝ったのか、それならよかったのだ」
「それよりも子供ってどういう事やの?」
アッシはこんこんに問いかけた。
816 :
915:2006/10/22(日) 21:47:53.61 0
銀色の永遠 〜新垣里沙には守るものがあり、高橋愛にはプライドがある51〜
「私、最近女性週刊誌をよく読むんですよね。
ほら、スタンドのせいで病院通いがここのところ多かったから。
病院って待ち時間がやたら長いですしねえ。
待合室で女性週刊誌を読む機会が多かったんですよ」
こんこんは安室の横に座ると左肩のタトゥーを見つめながら話し始めた。
「そもそも、安室さんの存在は栄高とやりあうようになって
3年前のデータを調べている時から気になっていたんですよ。
小室学園の中でもかなり中心にいたみたいなのに
早期に、それも別にやられたわけじゃないのに戦闘から離脱しているし。
安倍さんも理由はわからないって言っていたんですよね」
「それと女性週刊誌がどう言う関係が?」
マメが首をかしげる。
「それで、安室さんについて色々調べていたんですよ。
で、安室さんって小室学園でも結構有名人だったんですね。
歌やダンスが上手いってことで文化祭でライブをやったりしていたそうです。
だから安室さんの写真を入手することが出来て、
それでその写真を見てピンと来たんですよ」
アッシとマメ、そしてみうながこんこんの話に聞き入る一方、
観念したのか、安室はそっぽを向いてこんこんに目をあわそうとしない。
817 :
915:2006/10/22(日) 21:50:52.33 0
すっかり週1ペースですがここまで!
>>1さん
きらりちゃん・・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
てか予想外の展開にびっくりしました。wktkです
>>前スレさん
亨ちゃん使っていただいてサンクス。
あのエピってオナ始めて2つ目だから
ストーリー展開やスタンド、それからめぐの性格とか含めて
今からすると恥ずかしい限りですが
めぐのスタンドも含めてリサイクルしていただけるのは感謝の限りですm(__)m
818 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 22:32:25.33 0
乙!
819 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 22:45:28.24 0
1さん&前スレさん&915さん乙ッ!
>>790 衝撃展開!バカな・・・か・・・簡単すぎる・・・あっけなさすぎる・・・
観葉植物は全てを見全てを聴いていた・・・《Rose(Plant) of Pain》だな
そして久住は窮地を脱することが出来るのか?
>>792 素敵
610!!貴様描き慣れているなッ!
820 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 23:19:30.79 0
保全疾走
821 :
名無し募集中。。。:2006/10/22(日) 23:49:36.79 0
保全疾走
822 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 00:03:11.24 0
寝る保
823 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 00:37:28.78 0
堂本兄弟始まった保全
824 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 00:52:40.05 0
今日はなっちさんか・・・・・。
825 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 01:02:52.78 0
オワタ
スッピンが可愛えかったね。
826 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 01:07:41.14 0
うーむ・・・見事に見逃してしまった
今日放送だったのか
827 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 01:33:51.20 0
保全疾走
828 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 01:58:50.42 0
雨が止まない
829 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 02:46:07.46 O
みな乙!
雨つよorz
830 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 04:08:22.68 O
保全の一族
831 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 04:20:04.12 0
ミハイルは最後に良いレースを魅せてくれた
832 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 05:32:17.04 0
保全疾走
833 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 07:12:09.45 0
出勤疾走!
834 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 07:19:57.97 0
おは保!
835 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 09:01:57.57 O
さぁ、保全を続けましょうか・・・
836 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 09:41:42.83 0
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ /こ 考 常 世
, , ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::, -‐'' ̄ ゙゙̄'二- ヽ / と え 識 の
. そ 保 特 \ /│ ` ー‐----‐' ´ !` ! ./ で り で 中
. | 全 に ヽ | ./ 、 , ‐' ./, .‐' ´ ./ / も ゃ 素 っ
な が カ 、 .!/ ヽ .>'i j / ,/ / │ よ あ 直 て
. ん か ネ '、 / ヽ フ / , -' / . ヽ / .| ぉ 当 に よ
の ら と ! / │ 、 ヽ / ./ /゛ │ / ! ∫ 然 ォ
か む か 7r ! .)-ヽ、 ! / /´ \ / , -─ ‐ ∫ の ∫ ,/
も と / ! / ヽ '.| .! / , -'' .| .)-''゙ , -フ゛ ー-‐ '‐‐''' ´
な l / l \、_, -> `ーニニ‐'´ ./ / . /´ / い ワ ゆ 絶
: / ̄~/ -、 . -.'´ / .、 ``丶、‐' /_ノ -、! る カ ず 対 ヽ
, / ヽ |/ .i/ ` ー─'''゛ ` / よ ラ ら に /
-、 _ / / ヽ.! | ( .ヽ、 ,/ ,/ な ズ ね 一 !
 ̄  ̄ / ヽ| へ.ヽ-‐ .! , -''゙゛ ,r‐'´./ あ 屋 え 歩 |
/ ヽ .!\ !´ _ト-ッ'T ∫ っ も !
/゛\ ‐' ヽ`''‐-ニ 、 ./` / ./ 'ヽ、 ∫ て 、
837 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 11:02:28.96 O
保全疾走
838 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 11:59:27.93 O
賭けよう!ワシの『保全』を!!
839 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 11:59:40.47 0
疾走保全
840 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 13:37:04.71 O
保全と言うぞぉ〜ッ!!
841 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 15:31:30.58 O
人稲!
842 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 16:41:25.92 0
保全の黄金率
843 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 17:32:38.33 O
ま…まさか無意識のうちに
俺が保全しているだと!?
844 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 18:43:04.35 0
全
845 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 18:43:54.67 O
俺だって保全しなくっちゃあな…
カッコ悪くて次スレに行けねーぜ…
846 :
610:2006/10/23(月) 19:54:06.56 0
帰宅保!
>>819 授業中ずっとノートに落書きしてたタイプです!人に披露するのは殆ど初だったりするw
本人に似せつつジョジョっぽく描くって難しいっすね
そこを試行錯誤するのが楽しみでもあるんですが、出来てますかね〜?
これからも何か描きたくなったらやりますよ、あと何かリクがあれば…w
他のニストさんのオナとのコラボもやってみたいかも…
847 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 20:46:19.22 0
>>846 じゃあリクw
610さんの考えたスタンドからで良いので
是非外伝オリジナルのスタンドの絵をよろっす
848 :
610:2006/10/23(月) 21:32:19.79 0
元になった衣装とかあるんですよね…その画像が見られれば…
つーか俺が勝手にみんなのイメージを形にしちゃっていいのカナ?
849 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 22:29:36.13 0
保全スプラッシュ!
850 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 22:30:49.47 0
いいんじゃね?
851 :
915:2006/10/23(月) 22:42:22.92 0
>>848 自由にやっちゃってくださいな
やったもん勝ちがこのスレの暗黙のルールw
852 :
名無し募集中。。。:2006/10/23(月) 23:32:37.43 0
『やっちっていいカナ?』・・・・・
そんな言葉は使う必要がねーんだ
なぜならオレやオレたちの仲間はその言葉を頭の中に思い浮かべた時には!
実際にオナをやっちまって もうすでに 終っちまってるからだッ!
だから 使った事がねェーーーーーーーーーーーッ!
>>610 ・・・・・・
オマエもそうなるよなァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
オレたちの仲間・・・・
わかるか?オレの言ってる事・・・・・え?
853 :
610:2006/10/23(月) 23:46:42.33 0
>>915さん
そーですね!じゃあやる時はそれぞれのニストさんに意見を聞こうッ!
メインキャラだけでもそうとうな数あるので、誰を描くかは気分次第ですが…w
>>852の言ってることが『言葉』ではなく『心』で理解できたッ!
854 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 00:26:17.42 0
そんばだ就寝保全
855 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 01:05:10.51 O
小説がありゲームがあり絵師がいる
これはすごいことだぞ
856 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 02:25:30.66 O
ほ
857 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 02:29:30.55 0
ゾンビがあああああ
858 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 03:48:02.43 0
どうやら俺しか見てなかったようだな
859 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 05:03:08.02 0
保全疾走
860 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 06:57:25.60 0
おは
861 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 08:01:21.99 0
雨の保全疾走!
862 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 09:06:49.17 O
保全するだぁー
863 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 09:08:43.77 0
________________
| | | |
| |__| . |
| | | ヽ |
| | ─ ┴──l.─|
| ・ .| / |
| \ | / |
| \_ _-・ .|
|  ̄ ̄ |
| | |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
864 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 10:20:18.61 O
保全
865 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 10:54:51.86 O
バラライカって島谷作曲した人のだったのか
866 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 12:01:14.27 O
いいか…目標は900でも999でもねェ…
目指すは1000ッ!それだけだッ!!
867 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 12:49:07.81 0
/;;;;/:レ'´::::::\ミミミミミミミミ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ >'´:::::::::::::::::::::\ミミミミミ
| ハ ハ ハ | /ヘ/|::::::::::::::_:::::`ヽミミ
| | | ヽ !-‐''''´ └┬┐::`
| ハ ハ ハ | /r=、,ノ 、、_i_,. \.|::::::
| | / / '´`ヾゝ-‐ !-i::
| ハ ハ ハ | / | 、 /ヽ
| | /r、,└‐'' |
| ハ ハ ハ |/ |;;'-ニ_‐---、 ./ l
\______// 、ヽ、_ `_フ'´ / |
__/| `ヽ、二 / /ノ
/ ノ .| / /´
ノ-‐'´ .\_ __/ `フ´
ヽ―― '''' "" ̄ /´`)
868 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 13:50:14.84 O
oioi…
869 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 13:50:43.59 O
保全疾走
870 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 14:31:08.44 0
保全疾走
871 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 15:28:46.64 0
/i /{/'⌒'} }}Y/ / ,r-、ヽ, /
ノ、|、ヾ_,,ノ ノ ノ{ ヾ {^')) }フ/ / _/
\ヽ、 彡'`、、 'ー' ノ //",,゙ """ / ヽ
ヽ-、ミ‐-、、 、,r=‐'¬ー=、、,-‐'_ ヽ、 /ノ / 『味』 保・ こ
ミ/ ~  ̄ノ /\ /彡 "" |/ だ 全・ の
/ ,' u ∪ ! ヽ | i、゙ー''"彡 /| ぜ を・ 味
、、∪ / ノ / _,,,...-‐‐ニ=,ノ,,/ ヽ、,,_ \ ,イ / | : し・ は
ニ、=!, l_. レr=-ニ二、,,,.-'" ー、==-ヽ'"/ / ヽ : て・
、(・,)>ノ⌒ ∠,(・,)_く ゙` ヽ゚ノ`ー=、_ /// ∠ : い・
 ̄/""゙ ヽ ̄ ̄ \ヽ  ̄ ̄ // ノ る・
u 〈 、 u (ヽ //  ̄ノ
ヽ -' lj >、 // /  ̄ヽ、
/ヽー‐ 、 /'"´ 'i // / ∨ヽ/
^゙"⌒ヾ、 ,i| ,"__} // / /
ー- - ヽ_人`'′ // / /
/ i'゙' /-─‐‐''/_/_
872 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 15:57:26.10 0
お!未来ちゃん。未来ちゃんッ。
873 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 16:51:46.86 0
保全疾走
874 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 17:34:51.97 O
んあぁぁぁぁぁ…しょっぱい
875 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 18:45:20.05 O
落とせん
876 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 19:16:29.69 0
寒いッ!鼻水が止まらん!
877 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 20:03:17.35 0
捧 エ わ J フ |;;;;|;;;;;;;;;\ ヽ |:::| /_/ ヽ
げ ネ た o フ |;;;|;;;;;;;;;;;;;;ヽ ヽ |::| /;;;/ ヽ
た ル し J : | |;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ l |::| 〈`/:::::::::: _,,,、 ミヽ .|
: ギ の o : |ヽ|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l l |:|. ´::::::::: ./r'''''`ニノ .|
: | 保 : |;;;/|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l .l |:|:::: :: ミ /| |
ぞ 全 全 \__|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l | /、_ :: /~~ヽ ミ. / | ;;;;;; |
て /;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| |、:::::`'-、 | i |'' / /| .|;;;;;; |
\__を______/× ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;| | `''-、::::::`''-、ヽ::::|ノ_r' _|ノ .ノ;;;:::::::::::: /
――――――――――――--、;;;;;;| | `''-、_::::::: |`'''´ `''‐''´-、__/
878 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/24(火) 20:29:20.78 0
「ソレが・・・・榮さんの『スタンド』?」
雅の言葉を無視する様に榮は『ステイ・メロウ』をゆっくりと振り上げ・・。
振り下ろすッッッ!!!!!
ボ・・・ギィィインッ!!
鈍い音を立てて弾き出された缶コーヒーは左に逸れたかと思うと右に曲がりキレイな放物線を描く!
「良し!ナイスフェード!」
榮は缶コーヒーの軌道に口元を緩ませた!
ピュンピュンピュンピュン
缶コーヒーは風を切りながら車と車の間に滑り込む・・・・。
「うげぇぇッッ・・・・・・・・」
肉が潰れる様な鈍い音と共に呻き声を上げて男が車の間からヨロヨロと歩き出し倒れた・・・・・
「はい。一丁あがり・・・・・どうだい?俺の『物体に自由にスピンをかけて弾き飛ばす』能力は?」
榮は自らの能力を説明すると雅に白い歯を見せた。
879 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/24(火) 20:39:04.39 0
はい!榮登場編は終りました〜。次からはお待ちかねの激闘編です!
>>819 いえいえ〜使ってみたかった欲望を抑えられなかっただけですw
>>853 まぁ852は俺なんですけどねw
気分転換に違ったアプローチを決めるのも宜しいんじゃないでしょうか?
880 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 21:10:24.02 0
乙!
前スレさんのオナのストーリーがよく分からない…
のは俺だけ…?
881 :
マイマイ268:2006/10/24(火) 21:13:08.55 0
DEKITAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!
というわけでおひさしぶりです
なんか思いついたので書くことにします
多少投げっぱなしGなところもありますがご愛嬌
タイトルは「銀色の永遠 〜宇宙のファンタジー〜」です
882 :
マイマイ268:2006/10/24(火) 21:13:41.73 0
―演劇部・部室―
(だりぃー……)
ある日の放課後。
夏の日差しが強くなってきたこの頃。 藤本美貴はやる気が出ない。
ここのところ特訓ばかりしていた反動からか、今日は格別無気力だった。
部活が始まるまでの間、美貴が椅子に座ってだらんと手足を伸ばしているところへ
田中れいなが部室に入ってきて、近くに腰を下ろした。
「……」
れいなは鞄から何やら雑誌を取り出し、ぱらっと開いて
折り目をつけていたページから読み始める。
「なぁ、れいなよォ」
「んー?」
雑誌に目を落としたままれいなは答える。
「なに読んでんだ?」
「図書室に置いてあった本」
「ふぅん、なんて?」
「『宇宙のファンタジー』っていう昔の雑誌。 宇宙人とか、UFOとか、
そんなんがいっぱい書いてある本」
「へぇ…」
(何が面白いんだか、そういうの…)
そう思う美貴をよそに、彼女は興味津々な様子で活字を追っている。
美貴は再び、だらしなく手足を伸ばして机に伏した。
883 :
マイマイ268:2006/10/24(火) 21:14:15.30 0
「あ、美貴姐!」
「あン?」
「あのー、アレ! ちょっとド忘れしたんやけど、ほら…畑とかにさ、
謎の円型模様…人の足跡も無かとに綺麗に草がなぎ倒されとって…
えーと! あれの名前なんやったっけ? テリーマンじゃあなくて…」
「『ミステリー・サークル』?」
「そうそう、それそれ! 『ミステリー・サークル』!」
「それがどうしたんだ? その雑誌見てんのもそのせいか?」
「うん、まあそうなんやけどね。 前に杜王町にそれが出来たん知っとお?」
(杜王町に…? そんなんあったか?)
美貴は首を振った。
「去年の夏だか秋頃、学校の近くの畑にそれが出来たことがあったんやって。
すぐ消えてしまったらしいけん、見た人は少ないらしいっちゃけど」
「ほぉ〜。 どうせ『ヨッシー』ん時みたいに見間違いじゃねーの」
「うんにゃ! 仗助くんから聞いたんやけん間違いなか!」
と、れいなは鼻息を荒くして語っている。
しかし美貴はそんなことには興味は無く、むしろ気になるのは、
(仗助からって、おめーらいつの間にそんな仲良くなってんだよ…)という事だった。
「で、仗助くん宇宙人と会ったんやって、それから…」
れいなは子供のように目を輝かせながらその話を続けた。
もっとも美貴のほうはそれを半分聞き流しながら、
れいなと仗助が2人で歩いている姿などを想像して、
(案外似合いかもしんねーな)
と、笑いをかみ殺していた。
884 :
マイマイ268:2006/10/24(火) 21:14:47.49 0
ガラガラッ!!
部室の扉が開く。
「おーし、部活はじめんぞー」
入り口から吉澤ひとみが入ってくるのと同時に美貴は席を立った。
それからスタスタと入り口に向かって歩き、吉澤と入れ違いに出て行こうとする。
「おいおいミキティ、部活始めるって言ってんじゃん」
「さーぼーりー」
「部長の前で堂々と言うなっ」
吉澤は部員名簿で美貴の頭をペシッと軽く叩く。
「美貴お腹いたいのー」
鼻声の裏声(?)のような声を出してふざけながら美貴は部室を出た。
「キモッ」
「うっせ!」
--------------------------------------------------------------------
885 :
マイマイ268:2006/10/24(火) 21:15:19.63 0
―カフェ・ドゥ・マゴ前―
部活をサボっての帰り道、ドゥ・マゴの前を通ったところで
藤本美貴はなんとなく喉が渇き、店内を見渡した。
オープンテラスのテーブルには学生服の男子が2人座っているのみ。
1人は見知らぬ制服で、見ない顔である。
もう片方はどうやらぶどうヶ丘の学ランのようだが、背を向けていて顔は見えない。
(うっし、コーヒーでも飲んでくか…)
久世光彦との戦いの後、特訓ばかりしていた疲れもあり、
ちょうど静かな気分に浸りたいと思っていたところだったため、
客が少ないのは好都合だった。
「すんませーん、これ1つ。 Mサイズで」
アイスコーヒーを注文し、テラスのテーブルへ戻って座る。
それからストローで少しずつチューチューと啜りながら、
日差しの暑さと、アイスコーヒーの冷たさのギャップに心地よさを感じ、
まったりとすぎる時間を過ごすことにした。
(あー…。 亜弥ちゃんにでも電話してみっかな…)
ザッ
鞄から携帯電話を取り出そうとしたところで、すぐ近くで足音が聞こえた。
ふいに顔を上げると、そこに見知った顔があった。
886 :
マイマイ268:2006/10/24(火) 21:15:51.27 0
「座っていいか?」
「アンタは…」
返事を聞く前に、『辺土名一茶』はテーブルへ腰掛けた。
「……」
「ひさしぶりだな」
「ああ…。 てかよォ、別に相席はかまわねーけど、他にも席は空いてるぜ?」
「そうだな。 しかし知らぬ顔じゃあ無いんだ、いいだろう」
一茶は無表情なのか微笑んでいるのかよくわからない表情である。
好意的とも言えないが、敵意があるようにも見えない。
「知らぬ顔じゃないつったって、アンタんとこの会社で一度会っただけだろ」
「まあそう言うなよ」
「ふん。 つーか、アンタ一応サラリーマンだろ。
なら平日の昼間にこんなとこでサボってて大丈夫なわけ?」
「なに、仕事に差し支えないさ」
「援交だと思われたって知らねーからな」
そこで一茶はくくっと笑った。
それから店員を呼び、美貴と同じくアイスコーヒーを注文した。
「それで、何か用があるんじゃねーの?」
「まあな…」
そうして一茶は話始めた。
すぐに本題に入り、それは実に単刀直入であった。
彼の話の内容はこうである。
887 :
マイマイ268:2006/10/24(火) 21:16:22.72 0
『寺田とは何者か?』
「……」
「社長からの命令でね、極秘事項だ」
「なんであたしにそんなこと聞くんだよ」
「ぶどうヶ丘高校には何人か知り合いがいるもんで、そいつらから聞いたんだが、
君は演劇部に入部してもう1年以上にもなるんだろう。 詳しいかと思ってね」
「あたしより長く在籍してる部員なんてたくさんいるだろ」
「いやいや、その中でも君は特に部活に熱心というわけでも無さそうだ。
そういう人間に聞いたほうがいいだろう」
そう言って彼は少しニヤけた。
「アンタなァ、あたしをバカにしてんのか? これでも歌には自信あるし、
それなりに夢持って演劇部入ったんだ」
「なら平日の放課後にこんなとこでサボってて大丈夫なのか?」
「うっ…」
ついさっき自分が言った言葉をそっくりそのまま返され、美貴は言葉に詰まった。
確かに一茶の言う通りではある。
「教えてくれないか。 何か知っていることがあれば少しでも…」
「悪いけど、」
一茶の言葉を遮り、アイスコーヒーを1口吸ってから、美貴は彼を見据えた。
「話すことは出来ないな。 その代わり目的も聞かないし、
あんたらが奴のことを知りたがってることも黙っててやる」
888 :
マイマイ268:2006/10/24(火) 21:17:09.65 0
「やっぱり、か…」
答えを聞き、そこで一茶もようやくアイスコーヒーを口にした。
「どうしても聞きたいなら力付くで聞きだしな」
「いや、そんなことをする気はない。 それに、収穫はあった」
「…?」
収穫はあった、とはどういう事かと美貴は首をかしげる。
「君の口ぶりから、君が彼を普通の教師だと思ってないことくらいは察した。
普通は顧問教師の事を他人に向かって“奴”だなんて言い方はしないだろうし、
それを隠したがるのがますますもって怪しさを強調させる。
もし君が“何考えてるかわからない変な教師だよ”程度の事を言っていれば
もっと上手く隠し通せたかもしれないが」
「…ふんッ」
少しだけ悔しさを感じ、美貴は彼から視線を逸らす。
「今日はここらで引き上げることにしよう。
一応、名刺を渡しておく。 もし話す気になったら連絡してくれよ」
一茶は自分の名刺を置くと、代わりに伝票を手に取った。
「おごってもらう義理はねーよ」
「男のたしなみって奴だ。 情報料代わりとでも思ってくれ」
そう言って一茶は伝票を持ってカウンターへ向かった。
美貴一茶の背中をぼけっと眺めながら頬杖をついた。
889 :
マイマイ268:2006/10/24(火) 21:23:30.89 0
KOKOMADEDAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!
>1さん
きらりちゃんんんんんんんんんんんんんん!!!
予想GUYです…
>前スレさん
乙です! 時系列がよく理解できてない部分ありますがw
榮のスタンド、絵で見るとかっこよさそう!
>915さん
乙です! 次はついに浜崎編ですかね!
安室といえばこないだ福岡娘コンやってたとき別会場で安室コンやってて
ヲタを珍獣でも見つけたような顔で見てました・・・
>610さん
女キャラを書いてください是非!w
890 :
610:2006/10/24(火) 21:51:13.74 0
>>前スレさん
そうそう気分転換ですよ、まあ絵師になるつもりも無いので…
前スレさんの気分転換も期待してますw
前スレさんのオナ、正直俺もよく理解できてない部分が…汗
雰囲気はすごく好きなんですが
>>マイマイさん
あ〜ここまでかッ!リアルタイムで読めました
アイツが出るのかな?
マイマイさんのを読んで俺も普通のオナがしたくなってきた!
ちなみに絵は女キャラの方が遥かにムズいですw
891 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 22:29:15.67 0
2人とも乙だぜ
892 :
名無し募集中。。。:2006/10/24(火) 23:04:26.17 O
マイマイさんも来たし、前っぽくなってきたね
あとはなんみんさんがいれば…
893 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/24(火) 23:26:20.40 0
まとめ終了!
>>889 マイマイさん乙!ヤツか?ヤツが・・・!
>>890 絵もオナのうちでしょうw赴くままにやられたらイイんじゃないでしようかw
今回の俺のオナはワケワカメ!という感想が多いですね〜。
話の軸がまだ語られていない『リアルレコーダー』や『菅沼のディスク』というのも
ありますが『枯堂榮』という人物の自分の話したい事を話したいように話す
というキャラ設定なのも災いしたかなと。
何でも話すとか言っておいて結局自分の話しかしてない様なヤツだしな・・・w
まぁクレナイシリーズのまだ起の部分なので『謎』な部分はおいおい紐解けるように
なるよ〜。と言っておきましょうか!
894 :
915:2006/10/24(火) 23:33:04.75 0
℃-uteイベ大阪昼夜ゲットハァ━━━━ ;´Д`━━━━ン!!!
今のところ2/2っすよ
って、あと一枚予約してるんだよなあ・・・・、めんどくせ(^^;;;
>>863 最初見たとき意味わからなかったんだけど
ちょうど本屋で立ち読みして意味わかって爆笑しますた
>>865 なっちの恋の花でハロプロにはすでに関わってるね
>>マイマイさん
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
マイマイさんの世界が繰り広げられるのを期待ageっす
>>610さん
出来る範囲で絵オナも小説オナも是非です
895 :
名無し募集中。。。:2006/10/25(水) 00:01:38.33 0
896 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/25(水) 00:13:32.40 0
897 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/10/25(水) 00:49:42.26 0
それじゃあ就寝保全!
898 :
名無し募集中。。。:2006/10/25(水) 01:15:30.15 0
保全
899 :
名無し募集中。。。:2006/10/25(水) 02:21:29.40 O
保全
900 :
名無し募集中。。。:2006/10/25(水) 03:01:53.31 0
900
901 :
名無し募集中。。。:2006/10/25(水) 04:29:08.74 0
保全疾走
902 :
364:2006/10/25(水) 06:14:37.45 0
うっし!ジョジョともうひとつゲームを掛け持ちで作り始めたら
なんか急に忙しくなってなかなか顔出せなくなってました。
>>610さん
すげー!ジョジョっぽい!
おいらは絵とか書けないスクリプトだけの奴なのでこういうのにシビれる憧れるゥゥ!
好きにやっちゃっていいんでないでしょうか!?
そもそも絵に元作者のイメージ云々言ったら最初にやらかしちゃったのはおいらですしね(w
>>1さん乙ですー!
うわー急展開!きらりちゃん・・・
しかし小春にはしんどい展開ですね…大人を信用できなくなりかねないし、
好きな人との狭間で…いろいろ想像膨らみそうな…
>>前スレさん乙っ!
雅が動きまくってますね…謎が謎を呼ぶ感じで。
まだまだキャラの幅広がりそうですし。失踪した菅沼や東俣野の件もまだハッキリとは分かってないし。
全て紐解かれるまで追っかけますよ!
>>915さん乙ー!
ようやく勝てた、って感じですねぇ。まだボスは残ってますけども。
安室の謎解き編がどう関わってくるか楽しみにしてますよ。
マイペースでいいんでないでせうか!大人数作者がいての連日更新もこのスレの味ですし!
>>マイマイさん新作乙ー!
タイトルだと『彼』が関わってきそうですね!なんかまた大人数バトルの予感!
久世の名前も使ってもらってありがとうございました!
掲示板のほうも壮絶亀レスですがどうもでした!
想像以上に長くなった…(w
903 :
364:2006/10/25(水) 06:19:00.35 0
で、ゲームの話。
ちょっと本腰入れてペース早めないとリアルタイムに追い付く気配もないことに
割と最近気付きました(w
約130オナってことはおいらビハインド100あるので、週に2本作っても
追い付くまでに丸1年の計算ですし(w
…まぁ、マイペースで、としか言えないわけで、チョコチョコ作っていきますよ。
904 :
364:2006/10/25(水) 07:39:32.55 0
出勤前保!
905 :
名無し募集中。。。:2006/10/25(水) 08:22:38.04 0
朝の保全疾走!
906 :
名無し募集中。。。:2006/10/25(水) 09:34:19.83 0
おはヨーグルト!
907 :
名無し募集中。。。:2006/10/25(水) 10:39:08.01 0
ベリのDVDと℃-uteのアルバム購入!
908 :
名無し募集中。。。:2006/10/25(水) 12:15:56.05 0
昼保全
909 :
名無し募集中。。。:2006/10/25(水) 13:12:00.74 O
昼飯保全
910 :
名無し募集中。。。:2006/10/25(水) 14:00:28.43 0
」」 」」 」」 」」
__ | __ | __ | __ |
| | | | _| _| _|
___| ___| ___| ___|
そうだね午後だね。
午後保全!
911 :
名無し募集中。。。:2006/10/25(水) 15:36:58.12 O
俺の最後の保全だぜーッ!
受け取ってくれーッ!
912 :
名無し募集中。。。:
明日第一部のゲーム発売!!
糞ゲーの噂があるが・・・
買う人いる?