帰ってきた!!Berryz工房のエロ小説を書こうよ!!! 44
※ ベリエ&℃−ute+エッグ専用のエロ小説スレです。
※ スレ違いな雑談禁止。
※ 常時sage進行で。
※ 基本的に、コテは作家のみで。
※※ ただでさえ書き手の少ないスレです。読者もちゃんと感想を送って作者を応援しよう!
※※ 気に入れば「ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!」
気に入らなければスルー。ネガティブな書き込み(ネガレス)はしない。
※※ 荒しにはスルー徹底。荒しにレスしたやつは荒し同類。
※※ age厨は荒らしと同類。一度注意して聞かないやつはスルー。
※※※ 作者はできるだけコテを。作品には題名を。(まとめるとき楽なんでよろしく)
※※※ 投稿の終わりには必ず「つづく」または「終わり」を。
※※※ 他の作者が投稿中は、投稿が終わるまで投稿しない。(割り込み投稿しない)
※※※ コピペ作品はコピペ元とのトラブルになりかねないので、ここでは禁止。
前スレ
帰ってきた!!Berryz工房のエロ小説を書こうよ!!! 43
http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1156943384/
3 :
名無し募集中。。。:2006/09/02(土) 17:19:44.94 0
iーj;二二;,__r‐、
{~タ-―=二、`ヾ、~l 石川と結婚するのが吉澤の夢!
,-r'"_,,........,__ ` -、 `i) /|
彡;:;:;:;:;/~_Z_ ̄`ー、_ `l、 ,.-=-.、. ,..ィ"~~~~~:::::ヽ
7:;:;:;:;:/. `ー-ヲ t‐-、!`ヽi::r ,:、 ,..ム.゚.,..゚..,.、l ,r'"::;;;_;;::::::::::__:::::::\
;:;:;:;:;/ / ,.、 `!~|:::)::/ / :K"/ r:'" ,iii ~\ ,,...-,-、 /,.r''" ヽ:::::::::::i!
:;,;-〈 / Fニニヽ | .|:::l:::ヽ ラ-{ `"・ ・ ・ 。。 llL_/! /-v" `丶、 i" ,.-。-ュ-.ヽ:::::::::;!
' fヽ ヾ--" l,/::/r'" /`ー!: |~r-。、~`-、゚_ lソ / l ` 、 i ,r・')、 |:`''''' " ヽヽ:::::::ヽ
| ` 、___,..- '"|::::ゝ / l ノ i/`"'" ´゚-y' ./メ, / (・・)`丶、 '''ヽ l :~ ヽ! ,..-、 ヾ;:::::::::|
ヽ / レ"`‐.、_./ .レ /:; r-ニ、 K ./ 「 r'' //~~`''ーヾ'ー、 ノ l f'" '"~ノ l |::::::::L
ヽ _,.-‐−―`ー"ヽ_l ヾ `ー'",.! | |_/ | /、,,..-i'''t=ニ;ラ",l|`ゝr' ヽ ヽ-‐" //'"二
`,.-―'''''''''''<.,_ i" l ヽ....,,-" く__/ `ヽy:|`T"~、.,,__ `,i|ヾ | ヽ、 ,.:-‐-'',/,.r‐''"
'' " l i. ` / |,~`-、 | :i| F‐'''"| ! |ヽイ、_ ,..-‐f彡ゝ--‐"
| `: 、_ ノ ヽ ヽ'、 l!;;;;;;;/ / /:::::::`t''''丶、
l ~ '' ー― '' " /"`'' -、 r|ヽ ,......,,..;:"/:::r:、:::::::ノ
仕事行ってる間に落ちたか、まぁ落ちてもスレ立てればいいだけか
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
復活おめ!
ほ
ほ
ほぜんがわりに昔の作者の名前でもあげていこうぜ
薩摩氏
13 :
名無し募集中。。。:2006/09/02(土) 23:38:54.99 0
まだスケベリを待っている俺はいい加減にしろと怒られるんだろうか
いかん上げてしまったスマソ
スケベリ氏はやめた後はスレも見てないのかな
16 :
名無し募集中。。。:2006/09/02(土) 23:53:57.94 0
ちんこびんびん太郎さんってまだ書いてる?
158氏マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
薩摩とかてらなつかしす
ほ
霧の世界氏
霧たんもいなくなったな
就寝前の保
ほ
朝保
25 :
名無し募集中。。。:2006/09/03(日) 07:31:49.95 O
ほ
h
o
:::::::::::::::::::::::::::::..
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
ほっしゅる!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::..
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::..
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
保全
ほ
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ^w^)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中
:::::::::::::::::::::::::::::..
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
.. ☆ノハヽWho〜oh〜♪
川´・_・リ ♪
|つ¶と ♪.. ___
.. しーJ [◎≡◎]
゙゙""゙゙゙゙゙""゙゙゙゙゙""゙゙""゙゙゙゙゙""゙゙゙
キャプテン熱唱中!
スケベリを待つのは無駄?
自由なんでない
|⊂⊃;,、
|o・D・) ダレモイナイ..オドルナラ イマノウチ
|⊂ノ
|`J
♪ ,,;⊂⊃;,、
♪ (・D・∩) カッパッパ♪
【( ⊃ #) ルンパッパ♪
し'し'
♪ ,,;⊂⊃;,、
♪ (∩o・D・) カッパキザクラ♪
(# ⊂ )】 カッパッパ♪
`J`J
♪ ,,;⊂⊃;,、
♪ (・D・o,) ポンピリピン♪
((⊂#((⊂)】 ノンジャッタ♪
し'し'
カパァー...
♪ ,,;⊂⊃;,、
♪ (,o-D-) チョーット♪
((と__つつ)) イーキモチー♪
えろー
名前出すなら全員出さないとな
復活を考えてる人も名前が出ないと復活できないぞ
とりあえず今何人が書いているのだろうか
めようさん
イメクラスレに作家が流れている悪寒・・・
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ ジャンジャカ
::::::ミゝ从´∇`从つ
::::::⊂__つノ
だじゃれマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
舞波マン、いつもすまないねえ…
それは言わない約束だクウ〜ン
今動いてる作品って何本くらいある?
スレの頭に載せるまとめ作ろうかと思ってるんだが
:::::::::::::::::::::::::::::..
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ ウギャー
::::::.ミゝノk|‘ O‘)つ
::::::⊂__つノ
カンナマン巡回中!
今日はそろそろ何か書かなきゃな保全
57 :
めよう:2006/09/04(月) 04:37:39.06 O
お久しぶりです。
他の作家様が来るまでの暇つぶしにと、またまた『ある洋館にて』の番外編の短篇が出来上がりました。
今度、投稿します。
完成・書きかけの作品がいくつかあるのですが、ほとんどエロシーン無いのでそちらはいつかSUPERに投稿するとします。
舞波マン様、ご苦労さまです☆
また作家様が大勢来てくれると願って…‥
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
頑張って保全するぜ!
めようさんキタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ ! !
お待ちしてます〜
61 :
名無し募集中。。。:2006/09/04(月) 08:45:51.65 0
ho
「雄一お前まんこみたことあるか?」
「リアルの?」
「ああ」
「ないよネットでならあるけど修司くんは?」
「俺もネットだけだ」
「グロいよね」
「グロいなだがエロい」
「うん」
「雄一リアルまんこみたくないか?」
「見たい!」
「やるか・・・」
「やるってなにを?」
「やるんだよまんこ見るためにな」
修司はそういうと立ち上がりベランダに出た
雄一も立ち上がりそれに続く
夏の間にあんなに強かった陽射しは
やわらかくなり心地よいぐらいだった
雄一は修司の端正な横顔を見た
修司は眼下に広がる公園のほうに視線を向けているが
多分目に入っていないだろう
何か考えている雄一にわかるのは
考え事をしているということだけだった
修司の長いまつげが瞬きの旅に揺れる
雄一は修司が何か言い出すまでずっとそれを見ながら黙っていた
つづく
新学期早々委員会決めがあった
俺は図書委員になろうと思っていた
しかし体育委員なるやつがいず
時間は無為に流れていった
しょうがなく俺は手をあげ立候補の意思を示した
するとすぐに熊井が手をあげた
俺が手をあげてすぐにだ
次の日早速委員会があった
たいしたことはない
役員をきめる形式的なものだ
一年の俺達にはあまり関係がない
新しくなった委員長が体育祭に向けてがんばりましょうなどと
豊富を述べていた
終わって二人でクラスに戻ってきた
教室には夕日が差し俺と熊井二人きりだけだった
「熊井俺の事好きだろ」
熊井はビックリしたような顔になり
「好きじゃないよ」
とかの鳴くような声で言いうつむいた
顔が真っ赤になっているのは夕日のせいか
いいや違う
俺はうつむく熊井の正面に立ち言葉を発した
「俺は熊井が好きだ」
熊井は体をびくりと震わせ顔を上げた
目と目が合いおれはもう一度
「熊井が好きだと」
言った
熊井はまたも消え入りそうな声で
「私も好き」
と答えた
「座れよ」
俺が言うと熊井は椅子を引き座った
「目つぶれ」
熊井は少し顔をあげると目をつぶった
肩がすこし震えている
俺はその震えている熊井の肩を優しくもち
熊井の唇に自分の唇をそっと押し付けた
触れた瞬間熊井の体が跳ねた
一旦唇の離すと目をあけた熊井と目が合った
今度は熊井のほうから唇をおしつけてきた
俺はその口の間に舌を入れた
熊井の舌先と俺の舌先が口の中で触れる
柔毛と柔毛がくっつけあうと
俺のペニスは我慢でき泣くなっていた
熊井いいいいいいいいいいいい
俺は熊井の制服の裾から手を偲ばせ
うすっぺらい熊井のおっぱいをもんだ
抵抗せずなすがままになっている熊井に
俺は調子にのり
乳首から目標をおまんこに移した
スカートをめくりショーツに触れたとき
熊井が声をだした
「やさしくしてね」
俺はやさしくパンツの上から何度も熊井のまんこをなでて
触れるか触れないかところでなん往復もさせた
10分もそれを繰り返すうちに
熊井のまたはどんどんと開いて行った
つづく
67 :
名無し募集中。。。:2006/09/04(月) 10:02:30.92 0
はいご苦労さんご苦労さん
「熊井足開いてるぞ」
俺がいうと友理奈は恥ずかしそうにその長くてきれいな足を
ぴたりと閉じるのだがけっきょくまた少しずつ開いていく
ころあいを見はかり俺は友理奈のパンツをおろした
無毛の小俣がそこにあった
ふとももの内側は友理奈自身の液体でぬれている
俺は股を広げると太ももの内側を舐めた
声を押し殺そうとしても耐えることが出来ず
友理奈は小さく熊さんのハンカチをかんでいた
汗だくなりながら俺は太ももをなめそして
友理奈のマンカスびっしりのマンコを丁寧に舐めあげていった
マンカスを口で除去し終わり俺は行為をやめ
友理奈の長い抱擁を交わした
「しないの?」
汗と涙で友理奈の顔はぐちゃぐちゃになっていた
「ゴムもってきてない」
「私まだ生理来てないよ・・・」
俺は友理奈の未開通のトンネルにゆっくりと
俺の電車を開通させた
ゆっくりゆっくり友理奈の顔が苦痛で歪むと
俺の電車は一時停車あせ
そしてついに友理奈の終着駅へと俺の電車は到達した
心も体も一つになったふたりに言葉など
無粋以外なにものでもなかった
それでも俺は友理奈の耳元で
「好きだ」と連呼した
いつの日か僕達に子供ができたら
今日の事を話そう
初めて愛を交わしたこの日をおれは一生忘れない
おわり
70 :
名無し募集中。。。:2006/09/04(月) 12:13:52.10 0
おつ!
すまんあげてもた
うm
お姉さんズも見てきた方がいいな
75 :
名無し募集中。。。:2006/09/04(月) 13:18:41.60 0
IE7か・・・
76 :
名無し募集中。。。:2006/09/04(月) 13:20:22.16 0
おまえらsageれ
このスレキチガイに目をつけられて運営に通報されたら終了なんだから
すまん、sageスレだったのね・・・
あと℃-uteがエロくてドロドロスレもだな
桃子は苛立っていた
自分が考えていた計画と現実に
かなりの齟齬が生じていることに
Berryz工房がデビューしてから約2年
桃子の計画では今頃ぶりっ子キャラでも
女の子に大人気
CM3本TVレギュラー1本CD出せば10万
のはずだった
現実は厳しい
先日のベリフェスにしてみても
キモヲタばかり4千人が集まった
桃子が数えたところイケメンは12人しかいなかった
女子に限っても1割に遠く及ばないのだ
どうすればいいのか
キモヲタ専用アイドルになる気はさらさらない
同年代の女子のカリスマになりたい
女子向けに売り出すのをあきらめた事務所
少ない給料と少ないテレビ露出
しかも最近では千奈美が反桃子グループを
密かに作り
Berryz工房の実質キャプテンの座を虎視眈々と狙ってきている
千奈美の奴・・・
今叩いておかないと厄介な存在になる
ストレスの原因は一つでも少ないほうがいい
あいつを使うか
桃子は携帯を取り出すと電話を掛けた
つづく
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・・・・
γ~三ヽ
(三彡0ミ) クゥ〜ン
.从 ’w’)
( ヽ ヽ
/ ̄ ̄》 ̄ ̄\
;;:⌒);;:⌒) | ∪ ・ |∩
;.;:⌒);;.:⌒) ;;:⌒)≡≡ ⊂| J \ノ
;;:⌒);;:⌒);;:⌒)≡≡≡= ;;:⌒)ノ,,ノ ̄;;:⌒)\ゞ;;:⌒)
マイハマン巡回中!
ho
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
| 何について調べますか?
| ┌────────────┐
| | 巨乳のみやびちゃん |
| | |
| └────────────┘
| [ オプション(O) ] [ 検索(S) ]
|
`──────────┐ ┌───
, '´l, ..| ./
, -─-'- 、i_ |/
__, '´ ヽ、
',ー-- ● ヽ、
`"'ゝ、_ ',
〈`'ー;==ヽ、〈ー- 、 !
`ー´ ヽi`ヽ iノ
! /
r'´、ヽ
`´ヽノ
V
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ^w^)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中
『夏焼先生の揺籠』
ヘンタイ和尚 作
※友理奈さん以外は実年齢を無視した設定となっています。
私は夏焼雅。中学校教師、三十二歳独身。
ここしばらくの難題で心が疲れきっている私は、夕暮れの教室で、悩みの原因である熊井友理奈さんの席に座って机に頬杖をついて、苦しい日課となっている考え事をしていた。
静かにドアが開き、きょろきょろと廊下に注意を払いながら教え子の菅谷梨沙子さんが入って来た。
「先生、最近元気ないね。大丈夫?」
「菅谷さん・・・大丈夫だよ」
「熊井さんを心配してるの?」
「ええ・・・でも、大丈夫」
「熊井さんのことがそんなに心配なの?」
「それはそうよ。担任だもん」
「先生を苦しめるなんて、熊井さんが憎たらしいな」
「菅谷さん、熊井さんが戻ってきても叱ったり苛めたりしちゃ駄目よ。先生は大丈夫だから」
「んー、でも、先生が悩んでるとこなんか見たくないな。私もすごく悲しくなっちゃう・・・」
菅谷さんが一歩近づき、私の目を覗き込んで、机に手をかけた。こういう時の菅谷さんはぞっとするほど妖しい美を放散し、私は痺れそうになる。
「私が癒してあげる」
菅谷さんが私の肘の温もりが残る机を引いて、私に向き合って膝に座り、ぎゅっと私を抱きしめた。私も菅谷さんの背中にそっと腕を回した。
膨らみかけのおっぱいが私の顔を心地よく圧迫する。口と鼻が塞がれ、軽い眩暈を起こしそうないい気持ちになる。
この子も肉づきがよくなってきた。おっぱいも、回した手がさする背中も、弾力に満ちている。
この子もどんどん成長するんだ・・・そんなことをぼおっと考え、私は知らず知らずのうちに、自分でも理由のよくわからない涙を流していた。
「先生・・・」
菅谷さんの声に、私は顔を上げた。
「大好き・・・」
菅谷さんの唇がふわっと降りてきて、私の唇に柔らかに着地した。
しばらく私の唇の上をぽんぽんと軽く弾んだ後、菅谷さんの唇が開き、熱い吐息とともに舌がのび、私の唇の隙間からするりと侵入してきた。
「ああいおうあえうえい・・・(かわいそうなせんせい・・・)」
菅谷さんが舌を絡めたまま私に慰めの言葉をかけ、私の髪を優しく撫でてくれた。
んぐ、んぐ・・・夢中で私の口の中をまさぐる菅谷さんの音が私たちを包み込む。
私は全てを菅谷さんにゆだねている。菅谷さんは私の口の中をぐるぐるかき回し、唇を軽くすぼめて私の舌を吸い、私の唾をすくい取り、菅谷さんの唾を混ぜて私に戻す。
私に戻した唾蜜を私の口の中で再びかき回しては、また吸う。
絡まる舌にまとわりついたクリームのような唾液が互いの口を何度も行き来する。
口の周りも顎も、服も、垂れる涎でぐちゃぐちゃになった。興奮が高まり、私のアソコも蜜が溢れた。
ぷはーっ・・・
お互いに呼吸が苦しくて我慢できなくなり、舌と唇を離した。
菅谷さんはべたべたの顔を真っ赤に上気させてハァハァ息を乱している。きっと私も同じだろう。菅谷さんの胸に顔をぺたんとくっつけて鎮まるのを待った。
呼吸が整い、お互いに照れたように微笑みながら、回しあっていた腕をほどいた。
区切りを見つけて教室を出ようとしている私の様子を察知したのか、菅谷さんが尋ねた。
「先生、今日も行くの?」
「うん。そろそろ行かなくちゃ」
「先生行かないで!」
菅谷さんが私の肩をぎゅっとつかんで鋭く見つめて言い、すぐに表情を崩して涙は出ていないが泣き顔を作った。
私はそれに答えられなかった。
「私は先生を独り占めしたいのに・・・このままでは熊井さんに先生を取られそうで怖いの・・・」
「菅谷さん、ごめんね・・・先生は教師だから菅谷さんのことだけを考えてるわけにはいかないの・・・それに、こんなことやってるの菅谷さんとだけだよ」
「そうだけど・・・心配なの・・・」
嫌な沈黙が流れた。しばらくして菅谷さんがぼそっと言った。
「私も学校来るのやめようかな。そしたら先生毎日私のお家に来てくれるでしょ」
「菅谷さん・・・」
「冗談だよ。こんなこと言ったら先生を困らせるだけだから。私は聞き分けのいい子なの」
そう言って、菅谷さんは――少し陰は残っているが――笑ってくれた。
「ごめんね」
「でも・・・熊井さんが羨ましいな」
「熊井さんも苦しんでるんだろうから・・・我慢してね」
「しょうがないから許す。いざとなれば、私は独身者の先生とは違って男子にもモテるから・・・あっ、ごめんねごめんね!!
ああん!変なこと言っちゃった・・・先生年はとってるけどすっごく綺麗だから男子の一番人気なんだよ!ほんとだよ!
シミズ君とかスドウ君とか、トクナガ君も、ツグナガ君も、みんな先生の大ファンだって言ってるんだから!
・・・とにかく、私が言いたかったのは私も先生みたいに男子にもすごく人気があるってことなのっ!!だから先生にフラれたらそっちに走ればいいんだってこと!
あーん、私、国語力ないから変なことばっかり言って先生に嫌われるよぉ・・・あぁ疲れた・・・怒られないうちに帰るね。帰っても勉強はしないけどね!」
菅谷さんはせわしなく手足をバタバタ動かして喚き、いつものかわいい慌て者に戻った。
「はいはい。嫌ったりしないから、気をつけて帰りなさいね」
「うん。先生さようならー」
「さようなら。また明日ね」
菅谷さんは最後は明るく立ち直って去って行った。
菅谷さんは屈託がなく、かわいくて、騒々しくバタバタしていても落ち着ける。それにくらべて・・・。
私はこれで何度目になるのだろうか、重い足を引きずって熊井さんの家に向かった。
つづく
汗でびしょびしょになった額をタオルで拭う。
丁度ダンスレッスンが終わった後、
皆が賑やかに話しながら着替えをしている。
清水佐紀は先ほどからずっと気になっていることがある。
ダンスレッスン中の休憩時間の間に雅に声をかけられた。
少し困惑した表情で言われたのだ。
「ちょっと、話したいことあるんだけど終わったら良い?」
雅がそのような表情をするのだからきっと何か深刻なことがあるのだろう。
そういう時はキャプテンがやはりきちんと相談にのらなければならない。
佐紀はそう思い色々と考えを巡らせていた。
皆が着替えを終わらせている中、
佐紀だけはゆっくりとボタンをかけていた。
「キャプテン遅いよー?おいてっちゃうよ」
桃子がそう言うと佐紀は慌てた様子で答えた。
「あっ、良いよ、ちょっと用事あるしっ」
雅が自分の隣でバッグを片手に持ち、待っていた。
茉麻がドアを開けて佐紀の表情を見てから言う。
「じゃあ行くよ?また明日ね」
そう言うと他のメンバーも皆、佐紀に別れの挨拶を告げていった。
一番最後に部屋を出る時、友理奈が動こうとしない雅を見て言った。
「みやは?みやも用事あんの?」
そう言うと雅は笑顔で答えた。
「あっ、うん、佐紀ちゃんと同じ」
友理奈は語尾を伸ばして無邪気に尋ねる。
「何すんのぉ?」
佐紀は何と答えて良いのか分からず言葉が出なかったが、
雅は何気なくこう答えた。
「ん?えーとちょっと、ね」
佐紀はそんな返答で良いのか、判断がつかなかったのだが、
雅がそう答えたのならきっと大丈夫だろうと思うことにした。
それを友理奈は悟ったらしく
「あぁそうなんだ。じゃね、また明日」と言い部屋を出ていった。
丁度友理奈が部屋を出ていったところで佐紀は着替え終わった。
雅はロッカーに背をくっつけてこちらを見ていた。
二人は目があって雅がまずにこっと笑いそれにつられて佐紀も笑顔になった。
バッグは床の上に置いていたので佐紀もバッグを置き、口を開いた。
「どうしたの?話って?」
雅はさっきまで笑顔でこちらを向いていたのに急に俯いた。
「んー・・・・・と・・・・・・ねぇ・・・」
何か話辛そうに口を開かずに自分の爪を見たり触ってみたりしている。
きっと何だか言い難いことなのだ。
佐紀はそう思い雅の様子を伺って言った。
「何でも言って良いんだよ?」
雅は少しずつ顔を上げる。佐紀の表情を見ながら。
佐紀もそれに気づいているので雅が話し出すまで笑顔で居た。
「あのね、何か・・・・最近、何か・・・・・」
少しずつゆっくり頭の中を整理しながら話す。
佐紀はひとつひとつの言葉に頷きながら聞く。
みやにも悩みがあるんだ。
佐紀は正直なところそう思った。
努力家で、自分の意思をしっかり持つ、完璧、というイメージがあるからだ。
しかし話を聞いていると、雅でも歌やダンスについて不安な所があるようだ。
佐紀からすれば歌にしてもダンスにしても、
雅は悩むところはあまりないように思っていた。
しかしそういった客観とは裏腹に雅は悩んでいたのだ。
歌うことに関してでも、例えば「歌い方はこれで良いのだろうか」だとか、
「今すぐにでも、もっと声が出せるようにならないのだろうか」だとか。
雅がどんなことで悩んでいるのか佐紀は全く想像がつかなかったので、
きっとほかのことを言われても意外だと感じたかもしれない。
だけど、イメージとは正反対のことを言われるとはまさか思わなかった。
佐紀は思ったままを雅に話した。
「みやは、すごい頑張るし、私もいっぱい見習うとこあるしー・・・」
雅は真剣な表情で佐紀の言葉に耳を傾けている。
佐紀は雅に「そんなに悩まないでね」と言いたいのだが、
その理由付けなどが見つからず、
色々遠回りに色々なことを言ったりしてみる。
「えっと、歌とかすごくうまいし、それはみやが頑張ってるのもあるんだし・・・」
しばらくそうしているとずっと黙っていた雅が口を開いた。
「ありがと」
少し笑い声が混じっていたが嬉しそうな顔をしていた。
きっと雅は佐紀が言おうとしていることを汲み取れたのだろう。
とても嬉しそうな顔をする。
「みやび、佐紀ちゃんのこと大好きだもん。嬉しい」
ちょっと恥ずかしそうな顔をして言う。
佐紀はそれがどういう意味かよく分からなかった。
だからとりあえずきょとんとした表情をしながらも言う。
「あ、ありがとう」
すると雅は言った。
「ね、佐紀ちゃん、目瞑って」
唐突に言われたのだが佐紀はそれに従う。
何故そうするのかも分からなかったが、とりあえず瞼を下ろす。
「絶対そのまんまね」
雅がそう言うと佐紀は左肩に手が置かれたのを知った。
何だろう・・・・・。
そう思っていると自分の唇がやわらかい感触を感じる。
甘い匂いがする。
驚いて目を開けると目の前には雅が顔を真っ赤にしていた。
そして雅にキスをされたということを知る。
「みや・・・・・」
佐紀が何かを言う前に雅は佐紀に目を合わせず言った。
「目開けちゃダメって言ったじゃん!」
恥ずかしそうに怒ったようにして言う。
佐紀は呆然としていた。
今までそんな素振りは全く見せなかったのに、何故、いきなり・・・・。
しかし雅は自分のことを本気で思っていてくれたようだし、
さっきのキスも少しも嫌じゃなかった。
むしろドキドキして、感触は心地良かった。
佐紀は自分の気持ちを確かめるということも含め尋ねた。
「みやは、私のこと、どう思ってるの?」
少々直接的すぎるとは思ったが、頭の中は混乱しているので、
率直に聞くしかなかったのだ。
するとやはり雅は怒ったような表情で言ったのだ。
「さっき言ったじゃん。・・・・・・大好きだよ」
佐紀はそれを聞いてやはり嫌な気持ちはなかった。
むしろ嬉しい気持ちだった。
それが友情ではなく恋愛という繋がりの感情でも。
雅はレッスン中の時等、メンバーの中で一人だけ何かが違うという印象を受けさせる。
それは人並み外れて努力家だからだと思っていた。
でも、もしかしたら自分の気持ちも込めていたのかもしれない。
佐紀はそういったことを考えていたが、
雅が目の前で自分からの返答を待っていることに気づいて言った。
「あ、あのね、私全然嫌な気持ちとかはないよ。でもよく分かんない・・・・」
雅は不安げな顔をするが佐紀は続けて言った。
「みやは目立つなぁってよく思うけど、それが好きだからかなとか、でも・・・」
的確に言える言葉が思いつかない。
自分が何を言おうとしているのかもまとまらないまま浮かんだ言葉を述べた。
「多分今はよく分かんないの。ごめんね」
そう言うともう言葉が浮かんでこなくなった。
でも、とつながる言葉が浮かばない。
「あと、私、毎晩佐紀ちゃんのこと考えて・・・・おかしいの・・」
おかしい、ってどういうことがおかしいのかが理解できない。
何がどうなのか、全く佐紀には分からない。
単純に疑問に思ったので尋ねる。
「変って、何が?」
雅は目を見開いて気まずそうにした。
「え、えっと・・・・あの・・・・・・・色々してもらいたいとか・・・・思っちゃって」
やっと言えたというようにため息をつく。
だけど佐紀にはまだよく分からない。
自分が鈍感だということはよく言われる。
こういう時につくづく自分が鈍感なのが嫌になる。
「えーっと、私に何をしてもらいたいの?」
また佐紀は直球で聞いてしまう。
雅は驚いたようにしているが答えない訳にはいかない。
「あ、あのいっぱいキスしたいとか・・・・・・」
佐紀は驚いた。
こ、こういうことか、と思った。
色々、ってことはもっと先のこととか考えてるのかな、とも思った。
何だか複雑な気分になる。
戸惑っている佐紀を見て雅が言う。
「・・・・・・・ダメ?」
確かに雅の障害になっているものはできるだけキャプテンとして取り除いてあげたい。
だけど、こればかりはちょっと悩む。
正直なところ、好奇心というのもない訳ではない。
さっきキスされてからもっと雅に触れたいと思ったのも確か。
だけどそれを認めても良いのだろうか。
「んーっと、えっと、ちゅーくらいは・・・・良い、か、も?」
自分でも疑問だった。
考えがおかしくなってしまったのではないかと思った。
だけどもう言ってしまったものは仕方ない。
こっちを真剣に見て自分の腕を掴んでいる雅がいる。
雅の吐息が自分の近くに感じる。
そして唇を重ねると暖かい肌を感じた。
軽く閉じていた唇の間を雅の舌が開く。
口内に舌が這う。
舌を絡めるだけではなく、歯と歯茎まで舌が動く。
雅の息が荒くなる。
しかしそれと同時に自分も顔が熱くなっているのに気づいた。
雅の舌が自分の口内を這って、変な気分になる。
唾液がたくさん出てくる。
雅の口からも唾液が流れこんでくる。
段々ぬるぬるとしてくる。
唇を離した時に唾液が垂れる。
雅はまだ満足していないようで佐紀の腕を掴んだまま真っ直ぐを見ている。
佐紀は何がなんだか分からなくてほとんど把握ができていない。
ただ、たまにこっそり瞼を開いて見た雅の顔が可愛かったのしか分からない。
「これ以上は、ダメかな」
雅は強く腕を握った。
「これ以上・・・・・って?」
佐紀はすぐ疑問に思って聞いてしまう。
好奇心のみで聞いているように自分でも思った。
すると雅は腕から手を離し自分のスカートの辺りを触った。
「触ってほしいの・・・・ここ」
佐紀はまともに考えられなくなっていた。
というか、理性よりもそういうことをしてみたいという気持ちの方が強かった。
雅の下着の上から優しく指でこすってみる。
どうすれば良いか分からないのだが、雅の表情を見ながら触る。
「あっ・・・・・」
少し上の方を指が通過するたびに雅は喘ぐ。
きっとここが良いのだろう、と佐紀はそこを集中して擦る。
「あぁっ、あ・・・・んっ・・・・」
予想通り雅はそこが感じるらしく、そこばかり触っていたら、
どうやら力が抜けて後ろにあったロッカーによっかかる。
佐紀は雅の顔を見ながら指を動かす。
雅が眉間に皺を寄せたり声を出している時の表情を見て胸が締め付けられる。
たまに雅は瞼を開き恥ずかしそうに佐紀の顔を見る。
下着の上から触っているのにも関わらず佐紀の指は濡れた感触がある。
それを確かめるために蛍光灯の光に照らして自分の指を見てみる。
雅は恥ずかしがって目線を外す。
「直接、触って良い?」
今度は佐紀からそう言った。
雅はゆっくりと頷く。
佐紀は雅の下着の中に自分の手を入れる。
割れ目を優しく触るとさっきより熱い愛液が指に絡む。
指を割れ目を開き中に入れる。
「あっ・・・・・・」
雅は腰をびくんと動かした。
柔らかいぬるぬるした中で指を動かしてみる。
「あぁっ・・・・・んっ・・・・・」
さっき下着の上から触ってもすごく反応した所を触ってみる。
硬く勃起したクリトリスを人差し指でいじってみたり、つまんでみたり。
雅の口からは唾液が少し垂れていた。
「んっ・・・・・んんっ」
指を速く動かすと雅の顔が険しくなる。
またその様子が可愛らしく感じるので、
雅が泣きそうになる程クリトリスを刺激し続ける。
ずっと触っているともっと硬く勃起してくる。
それをぎゅっと摘むと雅が泣きそうな声で言った。
「いっ・・・・・いっちゃうかもしんない・・・そんなことされたら・・・・・」
「良いよ、いっても」
そう言うと雅がやっと口を開いているといった感じで言った。
「いくとこ・・・・・・見て?」
「・・・・うん」
佐紀はそう聞いてまた激しくクリトリスを刺激する。
段々膣口の方がひくひくしてくるのが分かった。
「あっ・・・・・・いく!あぁっ!!」
腰がびくびくと動いた。
佐紀が少しでも指を動かすと腰が動く。
下着から手を抜くと佐紀の手がびしょびしょに濡れていた。
雅はぺたんと後ろのロッカーによっかかったまま座り込む。
それを見て佐紀も雅の目線に合わせて話すためにその場に座る。
「あの、みや・・・・・」
急に全てを把握してしまった佐紀は言い難そうにして言う。
明日からどう接すれば良いのだろう。
さっきの自分はどこかおかしかった気がする。
何かが壊れてしまっていた気がする。
だけど、雅を見る目は確実に変わった。
「明日は私がしてほしい、な?」
雅は笑顔で言った。
「うん。」
「私、雅ちゃんのこと好きかもしれない」
まだ分からない、といったふうに首を傾げた。
「好きなんだよ。私がこんなに好きなんだもん」
雅は笑った。
そして二人はまたキスをした。
終わり
リ|*‘ヮ‘)|つ(つづき)
来客が去った後の我が家はいつもと同じように冷え切った空気に戻った。もう仕方がないと割り切ってはいるが、
私にはその場にいることがまだ苦痛で仕方がないと思えるときがある。実の親子なのに、信頼関係が存在しないとは
実に辛いことである。
「ごちそうさま」
友理奈は食べ終わると私と視線を合わせないままに部屋に戻っていった。一人残された私と、食べかけのハヤシライス。
それをぼーっと眺めているうちに、私は何だか悲しくなって、それ以上食べるのをやめた。
「…」
この家に二人住んでいる事が、マイナスにしか思えない。でも、だからといって一人家を出るわけにはいかない。友理奈が
もう少し大きければそれもできたかもしれないが、悲しいかな、彼女はまだ幼すぎたのである。
翌日。昼間から仕事に出た私が帰ってくると、自宅に友理奈の姿はない。にもかかわらず、家の鍵はなぜか開いている。
ひょっとして、泥棒にでも入られたのか?などと不安な気持ちになった私が恐る恐る居間に入ると…
「あ、おじさま、こんにちは」
そこに友理奈ではない女の子が座っていた。これは…昨日の…
「め、愛ちゃん、だったよね?」
声が半分裏返りかけた。間違っていないか、必死に自分の頭の中で確認する自分がどこか恥ずかしい。
「そうですよ、私が愛です。この間は…妹がお世話になりました」
お世話になったなんて、私はちっともそんな事思った覚えはないのだが…そんな事をふと考えた。まあ、そう言われるのは
正直、悪い気はしないが。
「友理奈は…?」
「友理奈ちゃんなら、さっき私に留守番しろって言って、買い物に行きましたよ」
なるほど、彼女を置いておけば鍵をかける必要はない、などと思っていたのだろう。他人を置いて家を出るなんて私には
危険な行動としか思えなかったが。
しかし、結果的には彼女がいなかった事が幸いした。私は彼女と、いろいろな話をする事ができたのである…もっとも、
本音はあまり喋れなかったが。
「ガチャッ」
一頻り二人で話した頃になって、居間のドアが開いた。
「…何してるの?」
友理奈は自分の友人(の姉)と親しげに話している私の姿を認めると、冷たい目で睨み付けた。もっとも、その視線に
たじろぐ事など、とっくの昔に私は忘れ去っている。
「…別に」
私はそう言うと…彼女…愛ちゃんのほうを向いて、
「じゃ、またね」
そう言うと部屋に戻った。所詮私の役割など一人でいた彼女の話し相手なのであって、本命が帰ってきたらお払い箱に
なるのは目に見えている。そうなる前にその場を去ればいい…私の判断であった。
案の定、部屋に戻った途端に、確かに笑い声がドアの向こうから聞こえてきた。そう、私の判断は決して間違っては
いなかったのである。
部屋に戻った私は書斎の椅子に腰を下ろし、音楽を聴きながらコーヒーを飲んでいた。誰にも邪魔されない、私だけの
貴重な時間。
マーラーを聴いている内にすっかり眠くなった私はそのまま眠ってしまっていたらしい。目を覚ますと外は日が暮れて
すっかり暗くなっている。
「じゃあ、またねー」
遠くでそんな声がした…と、私の部屋のドアがノックされた。
「はい?」
扉を開けると…愛ちゃんがいた。
「今日は、どうもありがとうございました」
娘とは対照的に、にこやかな笑顔で私に話しかけてくる彼女は、それだけでも随分と可愛らしく見える。
「ああ、またいつでもおいで」
そう話して、去っていく彼女を見送る自分の目尻が自然に下がっていた事に、私は気づいていた…しかし、それとは別に
もう一つだけ、心に引っかかった事にも、気づいていた。
「目元が…似てるなぁ…」
しかし、今はまだ、それ以上考える事はなかった…いや、考えられなかったのである。彼女の謎にこの時点で気がつくほどには
私はまだ、彼女を知らなかった。
リ|*‘ヮ‘)|つ(つづく)
ほ
おおおおおお!作者さん乙です!!
いよいょこのスレも本格的に復活ですかっ!
おお!?いきなりの3連投!!
和尚殿、えごまさん、CAROL氏乙!
素直に和尚殿復活は嬉しいです
リア消スレに負けるな〜
保全
ほ
115 :
356615000008883:2006/09/05(火) 02:47:22.97 O
ほ
作者さん達乙です
寝る前にほ
保全
保
全
保全
元気に保全
助太刀保全
ho
ze
ho
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
从*´∇`)<ガオー
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ^w^)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中
小説がいっぱい来てる!
久しぶりに作者さん達がいっぱい来てて嬉しいです!!
ho
えごまさんへ
私が言った「みやさき」というリクエストに答えてくれてありがとうございました
これからも頑張って下さい
(次は「ももさき」でお願いします)
大ケケ惜しかったな保全
『夏焼先生の揺籠』
>>94 私の大切な生徒、熊井友理奈さん。今年の新入生。元々それほど口数の多いほうではなかったが、態度は真面目で礼儀正しく、クラスメートとの間にも特に問題はなかった。
二学期になって様子が変わった。どこが変わったのかと聞かれても答えに窮するのだが、確かに変わった。
接していると妙な不安定な気分にさせられる。落ち着きが壊されるのだ。自分の立場とか尊厳とかが根底から崩されるような不安にぺたぺたとおびやかされるのだ。
そして熊井さんは先週から突然学校に来なくなった。
何度も薄汚れた陰鬱なアパートを訪ねたが、いつも不在だ。だが、居留守を使っているのは明らかだ。
前日郵便受けに入っていた郵便物がなくなっているし、何より、人の気配がするのだ。
とにかく根気強く訪問を続けるしかない。そうすればそのうちきっと会ってくれるはずだ。
でも・・・私だって本当は行きたくない。私はあの子が怖いんだ。
学校に来なくなる直前の熊井さんは気の触れたオーラみたいなものに覆われていた。
熊井さんの前では誰だって自分をちっぽけな人間だと感じさせられるような毒みたいなものが充満していた。
学校に来なくなってから一週間も経つ今となっては、もっとすごいことになっているだろう。
熊井さんの住処への道のりがもっと遠ければいいのに。私の足は鉛のように重い。
だが、どんなに重苦しくても、歩き続ければいずれ目的地に着いてしまう。
私は何度見ても慣れることのできない陰鬱なアパートの前でふうっと息を吐き出し、空いた隙間に気力といくらかの勇気を注入した。
呼び鈴を押したが、案の定、出てこない。
でも今日は引き下がらないぞ。どうしても引っ張り出してやる。早く解決しないと私はへとへとになってしまう。
古ぼけた呼び鈴を私の指の形に窪んでしまいそうなほどしつこく連打すると、ついに迷惑そうに熊井さんが現れた。
久しぶりに外界に出たのか、夕方の薄明かりにも眩しそうだが、顔色は悪くない。
いつもながら、百七十センチを越す身体は威圧的だ。
一週間ほど会っていないだけなのに、更に大きくなったように見える。
気だるそうにのっそりしている風体にはかえって凄みがある。このまま襲われたら私はあっさりと叩き潰されてしまうだろう。
私は悪いことをしているわけではないのだから襲われたりはしないだろうが、それでも心の奥が怯えで震えている。
だが一方では熊井さんに惹かれているのが会ってすぐにわかった。会いたくて会いたくて仕方なかったのだということに気づいた。
しょうがないよ。
学校に来なくなってから今まで、ずっと熊井さんのことばかり考えていたのだから。
頭の中でずっと熊井さんと対話していたのだから。
ずっと熊井さんの息づかいを意識していたのだから。
そうして、いつしか私の想い人みたいになっていたのだ。
会いたくてたまらなくても会ってくれない冷たい技巧派。私は自分が捏(こ)ね上げた偶像に弄ばれ、どんどん意識させられたのだ。
私が勝手にはりめぐらした恋愛の駆け引きに自分から引っかかりに行ったみたいなものだ。
教師という立場なのにこんな出来事が発端で胸をときめかせてしまい、意地汚い気持ちが情けなくて凹みそうになったが、それは仕方のないこと。
熊井さんは驚くような美少女だから。
菅谷さんも美しいが、また違ったタイプの美しさだ。
しかも、学校では見ることのなかった眠たげで不貞腐れたようなアンニュイな表情。髪も服もだらしなく乱れ、悩ましい。
私のアソコはきゅんと疼いたが、表情には出さずに何とか隠したつもりだ。
「入ってもいい?」
私が聞くと、熊井さんはこくりと頷いてドアを大きく開け、室内に戻っていった。
私はドアが閉まらないように持ちながら、その場で躊躇した。
何かとてつもないものが待ち受けている予感がしたのだ。踏み込んだが最後、暗黒に呑み込まれて二度と引き返せなくなるような予感。
でも、生徒を救うのが私の仕事だ。それに・・・いや・・・理由は何でもいい、ただ、熊井さんを見ながら熊井さんと話をしたい。私は覚悟を決めて足を踏み入れた。
室内は窓もカーテンも閉めきられ、サウナよりも蒸し暑く淀んでいる。
「ご両親は?」
「見てのとおりですよ」
流し台には食器やペットボトルや缶詰が散乱している。床はそれほど荒んでいないが、よく見ると半分開いた押入れの中に衣類の山がぐしゃぐしゃに突っ込まれている。
両親はずっと不在なのだろう。あるいは、時々帰ってくるが、いないほうがましなだらしない人間たちで、不在の今は比較的恵まれた時間なのかもしれない。
会った時から気になっているのだが、熊井さんはむせ返るような異臭を放っている。
「熊井さん・・・言いにくいんだけど、しばらくお風呂に入ってないんじゃない?」
「うん。ずっと入ってないよ」
「熊井さん、それはよくないよ。こんなに暑いんだから綺麗にしとかないと病気になっちゃうよ。先生待ってるから、お風呂に入ってきなさい」
「えー、面倒だなぁ」
「シャワーだけでもいいから」
「じゃ、先生が私を洗ってよ。そうしてくれるんなら入ってもいいよ」
「え・・・」
ごくっ、と私の喉が鳴る音が大きく響いた。
「洗ってくれる?」
熊井さんの上目遣いの眼差しに、私は頷くしかなかった。
熊井さんは私の目の前で無造作に服を脱ぎ始めた。
何日も着続けていると思われるTシャツの汚れも気になるが、直接素肌にくっついていた下着の変わり果て様は哀れなものだ。
熊井さんが投げ散らした元は純白だったと思われるパンツには黄色い染みが広がり、尻の穴の部分には茶色い粒がびっしり付着している。ブラジャーも垢で濁って元の色がわからない。
だがそんな哀れな布切れたちの下から現れた肉体はひれ伏したくなるほどまばゆいものだった。
思ったとおり、胸は蕾のように僅かにかわいらしく膨らんでいるだけだ。
乳首も時期が来ればここから乳が出るとは思えないようなちっぽけな粒にすぎない。
すらりと長い手足も直線的で丸みがなく、コンパスを連想させる。
女性ホルモンのバランスが少ないのだろう。美少女なのに少年に近い。
・・・私のために作られたような肉体だ・・・
私は全身に鳥肌が立ち、ぶるぶる震えた。
「先生、あんまりじろじろ見ないでくださいよぉ」
熊井さんの小馬鹿にするような声で私はハッと我に返った。
「こっちですよ」
熊井さんはしなやかな尻を見せつけるように先導した。
風呂場の薄汚れたタイルはカラカラに乾いていて、埃っぽい。確かに長い間使われていないようだ。
ボコボコに凹みのある錆びた金属製のシャワーは初め見たときは使えるかどうか心配だったが、試してみると弱々しくではあるが湯が出た。
転がっていたボディスポンジを取ろうとすると、
「私、肌弱いから、素手で洗ってくださいね」
熊井さんがたしなめるように言った。
私は手で石鹸を泡立て、熊井さんの左腕を取った。
熊井さんの腕に触れた瞬間、泡の膜に覆われていても、私の手はびりびりとした刺激に打ち震えた。
指から手の甲、掌、腕、肩、腋・・・ゆっくりさする。真っ白の泡に包まれて塑像のようだ。
胸に触るにはもう少し心の準備が必要だ・・・そうしないと、興奮で失禁してしまうかもしれない・・・。
熊井さんの体にもう少し慣れるために、今度は右腕を取った。
左と同じように、指から初めて上へと進む。
熊井さんは目を閉じて口で呼吸をしている。微かな呼吸音が私の胸には大鐘のように響く。
右腕が終わり、首も終え、いよいよ胸だ。
私は目をかっと見開き、息を止め、思い切って乳房に触れた。
乳首が小さいのでわからなかったが、とても硬い。掌で軽く触れただけでわかる。勃起しているのだ。
コリコリした感触に全神経を集中させながら、掌をまっすぐ滑らせる。
「はあっ・・・はあっ・・・」
熊井さんの息づかいが荒くなった。
私はそれを聞き、腰が砕けてしゃがみこんだ。
動揺を見透かされたくなかったので、しゃがんだまま腹を洗った。
「ククッ、ククッ・・・」
くすぐったいのだろう、熊井さんは息を殺して笑った。
そのくぐもった笑い声を聞いて私も一息つけ、どうにか長い脚に手を滑らせることができた。すべすべした長い直線の感触を楽しみ、足の指の間は特に念入りにこすった。
足の指を頬張ってしゃぶりたい気持ちを抑えて。
足の指を洗い終えた後、いったん手をすすぎ、もう一度石鹸を泡立て、熊井さんに後ろを向いてもらい、ぷりぷりしたお尻を堪能した。女の子らしい、柔らかい尻肉だった。
肛門の周りをさすっているうちに不意に虚しさがこみ上げてきた。
美しい肉体を洗って更に磨きをかけている喜びを味わうべきなのだろうが、なぜか熊井さんの汗や垢や汚物を落すことが美に対する冒涜のように感じられる。
熊井さんの生み出すものは全て美しいものなのに、私はそれを無残に削ぎ落としているのだ・・・。
私は泣きたくなった。だがその一方では熊井さんの素肌に触れた興奮でアソコがぷるぷる痙攣している。自分の情緒の不安定さと淫乱さに嫌気がさす。
最後に、おまんこだけが残った。
生殖に関する営みと無関係に生きてきた私にとってもここは特別な場所だ。
触れたくてたまらないのだが・・・触れたら取り返しのつかないことになりそうで・・・呼吸がハァハァ上ずり、体がこわばって動かなくなった。
熊井さんが見透かしたように言った。
「先生、ここも洗いたいんでしょ。私も先生に洗ってもらいたいんだけどやめとこうね。先生すごくドキドキしてるから、こんなとこ触ったら心臓が爆発しちゃうかもしれないからね」
熊井さんは自分でシャワーを当てながら表面だけを指でくちゅくちゅ洗った。
こんな洗い方では奥は汚れたままだが、私はこれでよかったと思った。熊井さんの最後の砦がけがされずに済んだのだ。
髪は自分で洗うからと言うので、私は先に部屋に戻った。
気を静めるために少しだけオナニーをした。シャワーの音が止まったので、垂れた愛液をハンカチでぬぐって、何食わぬ顔を取り繕って熊井さんを待った。
「さてと」
バスタオルを巻いて胸部だけを隠している熊井さんが冷蔵庫をガチャガチャ引っ掻き回した。
「先生、お疲れ様。はい!」
缶ビールをわたしてくれた。
「え・・・先生まだ仕事中だから飲めないよ」
「あっそう。じゃ、私が飲もうかな」
「駄目よ!」
私は熊井さんの手から缶ビールを奪い取った。
缶はものすごく長い時間冷蔵庫に眠っていたとみえ、キンキンに冷えている。
この家にこもった不快な熱とさっき触れた熊井さんの裸肢体のせいで、喉がカラカラだった。
それに、せっかく話を聞いてもらえそうになったのだから熊井さんの機嫌を損ねたくなかった。
「そうね。せっかくだからいただきます」
私はプルタブを開け、ごくりと一口飲んだ。熊井さんは冷たい瞳で私をじっと見ている。
「先生、男の人とセックスしたことないでしょ?」
突然、熊井さんが変な質問をしてきた。
私はビールを噴き出しそうになった。
「え・・・あ、あ・・・」
私は肯定も否定もせずに口ごもった。私の様子から、熊井さんは「ない」という答えを受け取ったようだ。
「男の人と交際したことはありますか?」
「あ、あるよ」
「最近も?」
「え・・・ああ・・・」
「最近はないんだね。いつ頃?」
「え・・・高校生の・・・頃かな・・・」
「その時の人とは別れたの?」
「え・・・うん・・・」
「どうして?」
「・・・どうして・・・って・・・・・・性格の・・・不一致・・・かな・・・」
「その人先生とセックスしたいようなこと言わなかった?」
「え・・・わ、忘れたわ・・・」
「思い出してくださいよ。言ったでしょ?」
「・・・言った・・・かもしれないね・・・」
「先生拒んだんでしょ」
「・・・」
「泣きじゃくって、頑なに嫌がったんでしょ」
「・・・」
「そうでしょ。だから長続きしなかったんでしょ」
「・・・そうかも・・・ね・・・」
「その人と手をつないだことくらいはある?」
「あるよ、それくらいは」
「ぎゅっとつないだ?」
「え・・・普通に・・・」
「先生はぎゅっとはつないでないでしょ」
「・・・」
「相手の人はぎゅっと握ったけど先生は握られるだけで力を入れなかったでしょ」
「・・・」
「そうでしょ」
「・・・」
「KISSは?」
「・・・」
「ないんだね。やっぱりね。先生男の人が嫌いなんでしょ」
「そんなこと・・・ないよ!同僚の先生方ともうまくやってるつもりよ・・・」
「仕事ではね。でもそれ以上深入りできないんでしょ」
「・・・」
「男の人を好きになるのが怖いんでしょ?」
「・・・」
「女の人は好きでしょ?」
「・・・」
「女の人の体とか唇とかが好きなんでしょ?」
「・・・」
「女の人とKISSしたことはあるでしょ?」
「え・・・な・・・」
「ほーら、反応した。あるんでしょ?」
「・・・」
「答えてください!あるんでしょ?」
「・・・」
「ありますよね!」
「・・・」
「生徒としたことありますか?」
「・・・」
「ありますか?」
「・・・」
「ありますよね!」
「・・・ぅっ・・・」
「ふん、まあいいわ。じゃ、オナニーはしてるよね」
「・・・」
「してるよね」
「・・・」
「してるんでしょ」
「・・・」
「誰のこと考えてしてるの?」
「・・・」
「やっぱり女の子?生徒たちかな?いたいけな生徒を・・・」
「・・・うぅ・・・」
「襲うのかな?それとも・・・」
「・・・」
「襲われるほうかな?」
「・・・ぅぅぅ・・・」
「ねえ、どっちですか?」
「・・・ぁぁぁ・・・」
「襲うの?襲われるの?どっちなの?」
「・・・ぁぁぁぁ・・・」
「・・・ぁぁぁぁ・・・」
「ねえ先生教えてくださいよどっちなんですか?」
「やめてーっ!」
私は叫んで熊井さんの言葉攻めを止めた。
私の胸は激しく動悸を打つ。怒りではない。熊井さんから短い言葉で攻められるたびに心臓がひっくり返りそうに蠢き、アソコがじんじんするのだ。
パンツがじっとり濡れたのがわかる。
呼吸が苦しくなってくる。
「やめて!やめて!やめて!・・・」
私は熊井さんに帰るとも告げずに飛び出した。
その夜はどうしても寝つけなかった。
熊井さんが学校に来ないことを悩んでいるからではない。そんなことではもう悩んでいない。
体の芯から妙な火照りが湧いてきて、自然に股間に手がのびる。
・・・いい思い出にだけ浸らなくちゃ・・・
菅谷さんとの濃密な接吻、菅谷さんの匂い、胸の弾力、舌の動き、唾液の温度、時折見せる艶かしい表情、それらを思い浮かべてオナニーをした。
だが、快感が高まるにつれて菅谷さんは闇に溶け込んでゆき、代わりに、掻き消しても掻き消しても浮かんでくるのは熊井さんの肢体と声だった・・・。
つづく
「ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ」
桃子は座っている梨沙子に話しかける。
「ん?な〜にぃ・・・・・?」
今日は梨沙子が桃子の家に泊まりに来ている。
午後8時半。今は二人で入浴している。
浴槽の中で桃子は梨沙子が顔を洗っているのを眺めている。
洗顔フォームで真っ白になった顔を見て桃子笑う。
「あっちょっと口に泡入った!」
梨沙子は手探りで蛇口を探し、捻る。
急いで顔についた泡を洗い流す。
そして両手で蛇口から出たぬるま湯を口に運んで吐き出す。
それを三回繰り返す。
「梨沙子なにやってんのぉ?」
桃子の笑い声が風呂場に響いた。
「だってももが話しかけるからだよぉ〜」
梨沙子は怒った顔をしながらスポンジを手に取る。
それを見て桃子はボディーソープの容器を手に取りスポンジの上に出す。
「洗ってあげる〜」
そう言うと梨沙子が手にとっていたスポンジを奪い取り浴槽からあがった。
「んー、自分でもできるよ」
梨沙子は言うが桃子は何も答えない。
ただ楽しそうに鼻歌を歌いながら梨沙子の背中の方に回った。
背中をごしごしとスポンジで擦る。
上から段々下の方へ。
腰のほうまで丁寧に洗う。梨沙子はぼーっと浴槽の中を何となく眺める。
「はい、じゃあこっち向いて」
顔を見ながらこうされるのは少し恥ずかしいので梨沙子はちょっと猫背になる。
桃子は平然とスポンジを右手に持っている。
梨沙子のそのような様子には構わず桃子は肩の方にスポンジを置く。
鎖骨の辺りをなぞるようにスポンジを動かす。
首に近づくとくすぐったいのでびくっとしてしまう。
「くすぐったぁいって」
梨沙子は桃子に笑って言った。
「じゃあ首洗わない?」
桃子も笑って言った。
「えぇ〜それはぁちょっとぉ・・・・」
「でしょ」
そう言うと桃子は首筋にスポンジを滑らせる。
「くすぐったっ!」
梨沙子の声と桃この笑い声が響く。
「我慢して〜」
桃子は梨沙子に軽いキスをする。
いきなりされるとは思っていなかったので梨沙子は驚いた顔をした。
「ここも洗うよ?」
そう言うと桃子は梨沙子の乳房の下方にスポンジをくっつけた。
どう答えて良いものかが分からない。
前に何回か桃子とキスしたことはある。
胸も揉んだことがある。揉まれたこともある。
少しなら、あそこも触られたことがある・・・・・。
だけど、それ以上は進展するものではないと思っていた。
好奇心とかそういったものだけだからだ。
それ以上は本当にしてはいけないと思う。
興味がない訳ではない、だけど・・・・・。
これじゃ、これ以上のことをすることになってしまう。
桃子は梨沙子の返事を待つことはなく乳首の方へ向かって少しずつスポンジを滑らす。
「あっ・・・・・」
梨沙子の膝がびくっと動く。
「どうしたの?」
わざとらしく桃子は聞いてくる。
梨沙子は何も答えられずただ黙っているだけだ。
スポンジが乳首の上を通過する。
「あぁっ・・・」
思わず声が出てしまう。
「あれ?何で声出てるのぉ?」
にこっと笑って言う。
そんなこと聞かれても何も答えられないのを知っているくせに・・・・。
梨沙子はもじもじと脚を動かした。
桃子の左手は梨沙子の右の乳房を触っていた。
桃子の小さい手からは全く隠れきれなくて、
人差し指と中指の間からピンク色の乳輪が見えている。
輪を描くように桃子は左手を動かし、
右手ではスポンジで乳首の辺りをずっと滑らせている。
「ね、ねぇっもうそこは良いって・・・・」
梨沙子はそう言うと桃子は言った。
「んー、そうだね」
お腹にスポンジを滑らせると丁寧に洗ってから、
一旦上半身をシャワーで流した。
背中の方から前へ、丁寧に。
梨沙子はちょっとほっとしたし、がっかりもした。
このまま下半身もこうやってされたら、
桃子にされるがままになってしまいそうな自分が居たからだ。
「自分で洗う?」
そう言うと桃子は梨沙子にスポンジを差し出した。
機嫌を損ねてしまったかもしれないと思ったが、
さっきと表情は変わらず、
鼻歌を歌っているのにも変わりはなかったので安心した。
「うん」
と梨沙子は返事をしてスポンジを受け取った。
少し寒いのか分からないが桃子は自分の体にシャワーをかけている。
一番最後には足をスポンジで擦り、桃子にシャワーを借りようとした。
すると桃子は鼻歌を歌ったまま梨沙子の脚にシャワーを向けた。
「あっ、ありがとう」
「はい、後ろ向いて」
そう桃子が言うと梨沙子はそれに従った。
そして全部泡が流れると桃子は言った。
「はいっ、これで・・・・・あっ・・・・」
桃子は何かを思い出したように言う。
何を思い出したのかは分からないので梨沙子は桃子の言葉を待つ。
「ちょっと、りさこ、そこ座って」
浴槽の端に背をもたれて座る。
桃子は湯船の中に入る。
「なに?」
「忘れてるってば」
桃子はぐいと梨沙子の膝を掴み脚を広げさせた。
梨沙子は慌てて膝を閉じようとするが桃子が押さえているし、
恥ずかしいので混乱していてうまく力が入らない。
桃子は梨沙子のあそこに顔を埋めた。
「えっ、ちょっとぉ」
梨沙子がそう言うと桃子は顔をあげて首をかしげる。
「ここ、ちゃんと洗えてないよ?」
「えっ、えっ・・・・・」
戸惑っているのを見て笑顔になってまた顔を埋めた。
割れ目をなぞり、割れ目を舌でこじあける。
膣の中へ舌がにゅるにゅると侵入してくる。
「んっ・・・・あっ・・・・んんっ・・・」
梨沙子の喘ぎ声が風呂場に響く。
「あー・・・ほらやっぱ、洗えてないよ。えっちぃ味する」
桃子はそう言うと梨沙子の顔を見上げながらクリトリスを下から上へと舐め上げる。
「ちょっと・・・・っ、そこダメっ・・・」
それにも構わず桃子は首を振るようにして舌を動かしている。
梨沙子の膝が、がくがくと動き桃子が舌を激しく動かす音が響く。
それにまた梨沙子は反応してしまい余計膝が動く。
「やっ・・・・・ちょっと・・・・・」
桃子の舌が膣口の下方からクリトリスの上方までを往復する。
段々とクリトリスが勃起していくのが自分でも分かった。
梨沙子はもう頭の中が真っ白になりかけた。
しかしそこで桃子の頭を掴んで
「ダメだってばぁ!」
と少し大きな声で言って離した。
そう言うと桃子は言う。
「辛くない?いーの?ねぇ?もうすぐいっちゃいそうだったんでしょ?」
と言って浴槽から上がり蛇口を捻る。
温かいお湯がシャワーから出てくる。
梨沙子はそれが図星だったので俯いた。
すると桃子が梨沙子のあそこにシャワーを当てた。
「あっあっあっ・・・・・ちょっと・・・・んっ・・・・・・・」
何もいえなくなってそのまま座りこんでしまいそうな梨沙子の背中に桃子は手を添える。
「もっと強くしよっか」
そう言うと桃子は蛇口を捻る。
梨沙子のあそこにシャワーが当たり、お湯が色んな場所に飛び散る。
「ダメだって、いっちゃう、いっちゃう」
泣きそうな声で訴えるが桃子は構わず梨沙子のあそこにシャワーを当て続ける。
「いくっ、いっちゃう!」
梨沙子の声が響いた。
桃子はびくびくと腰をくねらせる梨沙子にシャワーをあてるのをやめた。
そして微笑む。
真っ赤な顔をしている梨沙子頬にキスをした。
「やっぱり、いきたかったんでしょ?」
梨沙子は桃子をうつろな目で見つめる。
「また、今度してあげるからね」
桃子はそう言うとシャワーを置いた。
梨沙子は俯き加減になりながら
「・・・・・・うん」
とだけ答えた。
終わり
>>132 ありがとうございます。
正直自分もリクエストしてくれる方が居て助かってますw
何かあんまり思いつかないのでww
ももさきで、ですね了解です。これも多分近日中に書きます。
でも今ちょっと有原栞菜で書いてみたいなぁと思っているので、
それを書いてからになるかもしれません。
時間かかっちゃうかもしれませんが、期待せずに気長にお待ちくださいませ。
150 :
名無し募集中。。。:2006/09/05(火) 22:34:06.15 O
ほ
栞奈となかさきちゃんでお願いします
リハビリ代わりに、イメクラスレにショートを投下したんだが、思ってたより鈍っててちょっとショック…
あっちで桃子専門に書いてる人、ナニモン何だ?!
すごすぎるんだが…
最近狼で桃子の小説ばっかり見かけるな
保全
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
ほ
明日は頑張って何か書きます保
期待してます保
和尚様、乙!
会話文が長く続くのに複雑な情景が深くてイイですねぇ。
えごまさん、百合乙!
個人的なリクエストはまぁさ・ちな。
161 :
名無し募集中。。。:2006/09/06(水) 06:09:43.45 O
ほ
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
作者さんが増えてきて嬉しいクゥ〜ン
164 :
名無し募集中。。。:2006/09/06(水) 09:32:34.10 0
ほ
:::::::::::::::::::::::::::::..
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
キャプテソ…
この時間帯はじっとがまんだな
ほ
いまこそ保全!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
ほ
俺「さき、寿司的って続けて何回か言ってごらん」
川´・_・リ<寿司的寿司的すしてきすしてきすしてきすしてき
川*´・(`俺 ) chu
川*´・_・リ<え?何なの?(ドキドキ)
俺「だって今キスしてって言ったじゃないか」
川*´・_・リ<…あっ
俺「何回も言ってたからもっとしようか」
川*´・_・リ<もう…バカ
阻止!断じて阻止!
☆ノノハ
__州*‘ -‘リ<しょうせつがこないゆー
|i\ 旦 ̄ ̄ ̄____\
\____|\____ヽ
‖ | |====B=|
|\|___l__◎..|ヽ
| | ̄ ̄ ̄ ̄|
\| |〜
「まだいたぁ!」
息を乱しながら走って桃子が教室のドアを開けて叫んだ。
窓を通した夕日の柔らかいオレンジ色が教室の中を色付けしていた。
その教室の中には一人の小柄な髪の短い女子が座っていた。
窓の方へ向けていた顔をこちらに向けて言った。
「待ってたからね」
佐紀は微笑む。
「良かった」
桃子は佐紀が座っている窓側の席の隣へ座った。
「ごめんねっ」
「んーん、全然平気」
まだ息が整うことはない。
桃子は机の上に右頬をくっつけて佐紀の方を見つめる。
肌がオレンジ色に染まっていた。
髪の毛も真っ黒な訳ではなくて少しオレンジがかっていた。
佐紀の髪の毛は柔らかくてさらさらだけど、
今の瞬間はもっと綺麗な、美しい髪の毛に見えた。
だから、触れてみたくなった。
桃子は顔を上げるとそっと佐紀の方へ近づいた。
すると佐紀は桃子の方へ向かってにこっと微笑んだ。
鼓動が大きくなった。
こんな近くで、しかも自分の肌にキャプテンの体に触れると思うと・・・。
佐紀は黙って待っている。
彼女が自分の肌に触れるまで。
そっと桃子の手が佐紀の髪を撫でた。
その手があまりにも優しいので桃子を愛しく感じる。
佐紀と桃子は椅子に座ったまま向き合い見つめ合う。
桃子の右手は佐紀の髪の毛の中に指を入れてみたり、
自分の指に巻きつけてみたりしている。
指だけは楽しそうに動いているものの、
表情は真剣で佐紀の目を見つめている。
「ごめんね、委員会あるって聞いてなくて、何も伝えてないのに遅くなっちゃって」
桃子が佐紀の手を握った。
「全然、平気。何もないのにももがそのまま帰る訳ないもん」
「・・・・・・ありがと」
佐紀の首筋に軽いキスをするとくすぐったがって肩をあげた。
「可愛いっ」
桃子は顔を近づけ鼻をくっつけて言った。
「ごめんね、待たせちゃって」
「良いって。でも・・・・・そのかわりに」
「そのかわりに?」
「ここでして?」
桃子は驚いた顔をしたが佐紀は微笑んだままだ。
「良いよ、でも声出しちゃダメだから」
「うん」
佐紀の顔は紅潮する。
桃子はキスをするといきなり佐紀の胸に顔を埋めた。
「ちょっと何してんのぉー!びっくりしたじゃん」
佐紀は桃子の頭を離そうとするも、桃子はしっかりと抱きついているので離れない。
「きもちーし、佐紀ちゃんにいっぱい触りたいし」
胸に埋めていた顔を上に向けて嬉しそうに笑って言う。
「まったく、もぉ・・・・」
納得いかないような表情をしているが、
胸に頭をぐりぐりと押し付けてくる桃子の頭を撫でている。
たまに「ふふふ」と笑ったりしてその息が服を通してでも感じる。
紺色のスカートの中に桃子の手が入って下着の上を撫でる。
「舐めちゃうよ?」
桃子はそう言うと首を傾けた。
佐紀は慌てて首を横に振った。
「良いって!指にしてっ」
そう言ったのにも関わらず桃子は佐紀の下着を下ろす。
椅子に座っている佐紀のあそこに口が届くように床に座り込む。
そしてスカートを腹部まで捲りあそこに顔を近づける。
「ちょっと、ダメだって!」
佐紀は言うが桃子は構わない。
「すごい、濡れてる」
指で割れ目を広げられる。
羞恥心で桃子の顔をまともに見られない。
「やめてよぉ。いつもそうやっていじわるするんだから」
桃子はそのまま舌を伸ばし下から上へと舐める。
たくさんの愛液の中に舌が入った音がする。
ぴちゃぴちゃと愛液を舌がかき回す。
「んーっ・・・・・・」
クリトリスは舐められていないのに反応する。
頭の中で声を抑えようとしているのにも関わらず、
知らぬ間に声が出ていた。
「声、出てるよ」
桃子は笑って言った。
指摘されるのがまた恥ずかしくて口を手で押さえた。
割れ目の周りまで舐め、膣口の辺りからクリトリスの下方まで舌を滑らせる。
それしかしていないのに佐紀のクリトリスは勃起している。
「あー、佐紀ちゃんすごぉい」
桃子はそう言うとクリトリスを軽く噛んだ。
「あっ!」
たまらず佐紀は声をあげた。
すると桃子が佐紀の顔を見る。
「ちょっとぉ・・・・・・それは声出ちゃうもん」
「じゃあ、良いってことだよね」
桃子はまたクリトリスを加えて軽く噛む。
「あっ、ダメっ、ももっ・・・・」
「こうするとすぐいっちゃうんだもんね」
そう言われるととても恥ずかしい。
「えっ・・・・・」
「痛いのに感じちゃうんだ?」
その言葉が恥ずかしく俯いてしまう。
舐めて、軽く噛んでの繰り返しを三回程続けたところ、
佐紀の腰が椅子から高く浮いた。
「もういっちゃうの?」
桃子は問いかけた。
しかし佐紀はちゃんと答えられなかった。
「あっ、ダメぇっ、それいっちゃ・・・・・」
そしてまた桃子が軽くクリトリスを噛む。
「あっ・・・・・!!」
桃子は唇を離した。
佐紀の腰はびくびくと動きながら高く椅子から離れて浮いた。
その様子を桃子は黙って見ている。
やっと腰が椅子の上に下りて佐紀が桃子の姿を探した時、
桃子はやっぱり自分の前に座っている。
まだ自分は下着を履いていないし、スカートも捲くれ上がっている。
これじゃあ桃子はまともに見ている。
「ちょ、ちょっと恥ずかしいってば!」
そう言うと佐紀は自分で下着を履いてスカートの乱れを直す。
桃子はその様子をみて微笑む。
「じゃっ、帰ろっか」
すぐバッグを持って桃子は立ち上がる。
「えっえっ、ちょっと待ってよぉ。膝がくがくして・・・・」
そう言うと佐紀は机に掴まって立ち上がった。
「んー・・・・・・」
桃子は何かを考えているようにしてすたすたと歩いてドアのほうへ向かう。
急いで追いかけようとすると桃子が振り向いた。
「嘘だよっ」
佐紀のほうまで駆け寄って顔を見て目線を合わせて笑ってから手を繋ぐ。
そして頬にキスをする。
「びっくりしたじゃん」
佐紀はため息をついて言った。
すると桃子は言った。
「だって何しても可愛いんだもん。ゆっくり帰ろ?」
佐紀はぎゅっと手を握り返して言った。
「うん。ゆっくりね」
桃子は教室のドアを開けた。
終わり
>>160 どうもです!
一応、栞菜で書いてはいるんですが進まなくて、
キャプテンと桃子で先に書いちゃいました。
栞菜か、まぁちなか、どっちが先に書き終わるかは分からんのですが
期待しないで待っててください〜。
えごまさん、いつも乙です!
栞菜の作品、楽しみにしています。
今日は連載物が進んでいないので、約一ヶ月ぶりに『ベリーズ・アイランド』を投稿いたします。
ベリーズ・アイランド
――佐紀と桃子の無人島ライフ――
『倦怠期』
「ねえ佐紀ちゃん、ずっと二人きりで暮らしてるから、飽きない?」
「え・・・全然飽きないよ」
「あたしは飽きた!」
「ガーン!!はっきり言うなぁ・・・」
「だからね、しばらく離れて暮らそうよ。クンニとか乳首舐めとかは自分ではできないから、そういうのやってほしいときだけ狼煙で合図するからね」
「桃・・・」
「じゃあね佐紀ちゃん」
「桃!」
「ん?」
「じゃ〜ん!!これ見て!!」
「あ!生えてきたんだ!」
「このジョリジョリ感!面白ーい!」
「触らせて!!」
「私に飽きたんでしょ。駄目だよ」
「ごめん嘘だよぉ!!触らせてよぉ!!」
「あはははは・・・」
「待ってよぉ!」
「あはははは・・・」
「あはははは・・・」
ベリーズ・アイランド
――佐紀と桃子の無人島ライフ――
『清水製薬』
「佐紀ちゃん、苦しいよぉー」
「どうしたの桃?わ!すごい熱!」
「うーんうーん」
「桃、薬草を煎じたよ。飲んでね」
「えー、これ苦いから飲めないよぉ」
「しょうがないなー桃は。甘いのを作ってあげる」
ゴソゴソゴソ。
「はいできたよ。マンゴーの汁を入れたから甘くなったよ」
「うええ、変な味ー!!」
「もう、桃ったら!しょうがないな、私が体内でおいしいのを調合してあげるね。
えーと、薬草と、バナナと、昆布と、スッポンと、人参果と・・・
(もぐもぐ)
お腹をくすぐってかき混ぜてと・・・きゃはっきゃはっ!
自分でくすぐってこんなにくすぐったいなんて、私って敏感!きゃははは・・・
よし、混ざった!桃、待っててね!すぐに薬を出してあげるからね!
(くちゅくちゅ)
はぁん・・・ああん・・・病気で弱ってる桃もかわいいよぉ・・・
はぁぁぁ・・・あぁ、出てきた・・・桃、おまんまんを舐めて・・・」
「うん・・・ぺろぺろ・・・わぁ、おいしい!ぺろぺろぺろぺろ・・・おいしーぃ!!」
「はぁん・・・よかったぁ・・・あはぁっ・・・」
「じゃ〜ん!治ったよ!!」
「早っ・・・」
終わり
☆ノノハ
__州*‘ -‘リ<おしょうおつだゆー
|i\ 旦 ̄ ̄ ̄____\
\____|\____ヽ
‖ | |====B=|
|\|___l__◎..|ヽ
| | ̄ ̄ ̄ ̄|
\| |〜
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
ほっしゅる!
ノノ人ヽ
Σ 川;´・_・リ
/^ 、`ヽ
/ 人,'~~`'~~) ノノ゛゛ヾ
〈 〈 ) .( ノノl∂Д∂'ル<きゃぁ〜エッチだぁ〜
,.._,/ /,ヽ_ソ ヽ _(_っc)
./// //‐ ん.ん.ん.んゝ、ァ /|
/// // ~~ .ノ ノ ! | ~~./ /...|
.///_// ~~~~~~~~~ / / |
//_《_》′─────‐ ' / ./_____
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / |\____\
| 汗 達 磨 .| ./ . | |====B=|<ベリーズ・アイランド
|__________|/ |\ |___l__◎..|、 _, ,_
| | ̄ ̄ ̄ ̄| ▼*・∀・▼
\|清水専用| ̄ ̄__っっ
保全
保全
久しぶりにこのスレ見つけたから来てみたけど
あいかわらずクオリティー高えー!
作者さんかたがた乙ですヌかしていただきました
深夜の保全
リ|*‘ヮ‘)|つ(つづき)
彼女が去った後の食卓は…もはや書くまでもないであろうが、冷え切った空気であった。心なしか皿に盛られたハヤシライスも
冷えている気がする。
「ところで…あの子…どこで知り合ったんだ?」
私がそう問うと、友理奈は露骨に嫌な顔をした。
「何でそんな事言わなきゃいけないの?」
まあ、予想された答えだ。私はそれには答えず、質問を続ける。
「どこでと、訊いているんだよ」
本当はその答えはおおよそ見当がついていた。ついているのになぜ尋ねたかといえば、自分の見当がつく事以上の情報を
娘から聞き出したかったからである。
「…知らなかったの?愛理ちゃんのお姉さんだって、言ってたじゃん」
そう言うと友理奈は私をにらみつけた。まあ、冷え切った感情なら仕方があるまい、と思う事にした。
「そうか…」
やはり、それ以上の事は何も知る事ができないまま、私は一人部屋に戻った。再びマーラーを聴きながらペンを走らせている内に
思わず呟いてしまう。
「ああ、あの子が娘なら、よかったのに」と。
それから何日かが過ぎた。私が仕事から戻り、駅に降り立ったところで…突如大雨が降り始めた。
「おいおい…」
生憎、私は傘を持っていない。コンビニで傘を買おうかとも思ったが、財布の中に小銭がない。おまけに、駅の前に常駐しているはずの
タクシーすらいない。
「参ったな」
今日はつくづく運がないなと自分を呪っていたところへ…赤い傘が視界に入った。
「あっ…」
間違いない、傘を差して歩いているあの後姿は…愛ちゃんだ。
「め、めぐ…みちゃん」
声が思わず裏返りそうになったが、意を決して声をかけると…赤い傘の女の子が振り返った。
「ああ、おじさま…」
にっこりと微笑んだ彼女の顔を見ただけで、自分の中に溜まっていた疲れがすべて吹き飛んだ、ような気がした。こんな気持ち、実の娘じゃ
絶対に味わえないような感覚だ。
「今から帰るんですか?」
訊けば、彼女は買い物の帰りらしい。赤いかばんの中から、小さな袋が顔を覗かせている。
「そうなんだけど…傘がないんだ」
空を見上げながら、私は呟いた。タクシーを拾って帰ってもいいが、乗り場前にいないのを呼び出すのは少々面倒だった。
「じゃあ…一緒に帰りませんか?」
予想しうる範囲内で一番嬉しい答えが、返ってきた。
私が彼女の傘を持ったまま、二人は雨の道を歩いた。勿論、そこでもいろいろな話をした。学校の事、妹の事、そして友理奈の事…
彼女は私の拙い話にも決して嫌な顔をせず、笑顔で受け答えをしてくれた。よほど人間ができているのだろう、と思った。
そんな彼女の表情が曇ったのは、歩き始めて数十分が経ったころだった。
「ところで…君のお父さんとお母さんは何の仕事を?」
そう尋ねると、少しの間があった。何かおかしな事言ったかと思って彼女の顔を見ると、その顔から笑顔が消えていた。
「それは…その…」
歯切れが悪い。どうも訊いてはいけない事を訊いてしまったようだ。
「ま、まあ…別に嫌ならいいんだ、ごめんね」
「…すいません」
それっきり話の流れが悪くなって、ほとんど会話がなくなってしまった。雨が小降りになった道を黙って歩き続ける二人を誰か
他の人が見たなら、どう思うのだろう…親子だろうか、それとも…
そんな事をふと考えているうちに、二人は交差点にたどり着いた。
「私、ここでいいです」
愛ちゃんがそう言うと、傘を持って私のほうを向いた。
「今日は…ありがとうございました」
傘のないところを助けてもらったのだから、お礼を言うのはこちらの方なのだが…
「ああ、どういたしまして」
そう言ったところで、彼女が思いもよらぬ事を言った。
「今度、私をどこかに…連れて行ってもらえませんか」
突然だった。思わず目が点になる私に、彼女は続けた。
「あの、嫌ならいいんですけど、その、どうしても話したい事があって…」
そして彼女は、私の顔を見上げるように言った。
「だめですか?」
もしかしたら、私は頼られているのかもしれない。娘に邪険にされ、家庭内冷戦状態が続いているのにその友人に頼られるのも
おかしな話だが、もしそうなら、それに応えないのは相手に対して失礼というものだ。
「…分かった」
私はその申し出を受けてみる事にした。家にいて憂鬱な時間を過ごすよりは、余程いいとの判断も、当然そこには存在した。
「じゃあ…これ…」
彼女が手渡してくれたメモ用紙には、携帯電話の連絡先とアドレスが記されていた。
「ありがとう」
これがあれば、ひょっとしたら家の中で孤独を感じずに済むかもしれない。そう考えれば、かなりありがたい事ではある。でも…
その前にしておかなければならない事があった。
「一つ、頼みがあるんだけど…」
「何ですか?」
彼女の表情が、またいつもの表情に戻っていた。私がメモ用紙を受け取った事で、心に少しばかりの余裕が生まれたのだろうか。
「この事は…友理奈には内緒にしてもらえないかな」
娘が知ったら、何を言い出すか分かったものじゃない。そこで彼女に口止めを依頼したのである。
「ふふ…わかりました。秘密ですね…私と、おじさまの」
彼女がシニカルな笑みを浮かべた。まあ、二人が秘密を共有するのも悪くない…と思う事にする。
「じゃあ、また連絡しますね」
彼女…愛ちゃんは手を振って去っていった。もちろん、これから私たちがどうなるかも知らないままに。
リ|*‘ヮ‘)|つ(つづく)
うわわわわ、こんな時間にCAROLタン来てたーーーー!!!!
こ〜んどわたしどこ〜か〜
つれ〜てい〜てく〜ださいよ
続きが気になります!乙乙でした!
200 :
名無し募集中。。。:2006/09/07(木) 06:08:25.63 O
保全
保全
ほ
ho
フォ
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
ほ
207 :
名無し募集中。。。:2006/09/07(木) 15:28:11.37 O
( ̄○ ̄;)
じっと保全
虫のように保全
210 :
名無し募集中。。。:2006/09/07(木) 18:00:55.45 0
他のスレに貼ったやつなら貼りますよ
自分のオリジナルなら、発表済みのものでもおk。
だがその前にsageてくれ。
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・・・・
γ~三ヽ
(三彡0ミ) クゥ〜ン
.从 ’w’)
( ヽ ヽ
/ ̄ ̄》 ̄ ̄\
;;:⌒);;:⌒) | ∪ ・ |∩
;.;:⌒);;.:⌒) ;;:⌒)≡≡ ⊂| J \ノ
;;:⌒);;:⌒);;:⌒)≡≡≡= ;;:⌒)ノ,,ノ ̄;;:⌒)\ゞ;;:⌒)
マイハマン巡回中!
保全
ほ
ぜ
スレ違いならすまん
フラゲしておきながら開封してなかったDVD『キューティービジュアル』を、たったいま初めて見たんだが…
すまん、俺、℃‐uteヲタになるわ…
舞美とかめぐとか愛理はもちろんなんだが、
なかさきとか岡井とかめちゃくちゃかわいいんだよなこれが!
梅さんとか写真でみるより全然かわいいし、隠してるけど胸でかいし!
何よりみんなダンスすんげぇ上手いんだよ!
ライブ映像とメイキング付きで3000円は絶対安い!
作家のみなさん、ぜひ見てください!
必ずイマジネーション刺激されますから!超オススメです!
でもやっぱり舞美がいちばんw
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ^w^)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中
ho
リ|*‘ヮ‘)|つ(つづき)
その夜。いつものようにマーラーを聞きながらウイスキーを嗜んでいるうちに、私は眠り込んだらしい。気がつくとヘッドフォンの
中に音はなく、グラスの氷も解けきってウィスキーはすっかり薄くなっていた。
「…ぁあ、もうこんな時間か」
時計を見ると日付が変わって午前零時を回っている。眠ろうと思って椅子から身を起こしたところで、私の携帯電話が鳴った。
「もしもし?」
「…あ、もしもし…」
愛ちゃんだった。
「どうかしたのかい?」
「ごめんなさい、どうしても…ちょっと話したくて」
彼女のひずませて喋る声は初めて聞いた。少しばかり印象が違って感じた。そのひずんだ声の彼女と…私はまたしばらく話し込んだ。
そして、電話の最後に彼女が言った。
「今度の土曜日…会ってもらえませんか?」
「土曜日?」
壁のカレンダーを見ると土曜日は今のところ何も予定がなかった。これなら…まあ問題はなさそうだ。
「分かった。じゃあ…昼ぐらいに家においで」
「はい」
その声の様子が、少しだけ暗いのが気になった。
土曜日の朝が来た。何となく落ち着かない気持ちのまま着替え、新聞を読んでいると、友理奈がやってきた。
「明日まで泊まってくるから」
「…どこへ?」
「何で教えなきゃいけないの?」
いつもの問答だ。正直もう慣れっこになっているから、何を言われても別に大して驚かない。
「親が子供の行き先を心配するのは、悪い事かね?」
「…誰も親になってくれなんて頼んでない」
「…そうか」
私だって、誰もこんな娘を持ちたいなんて思ってはいない。何なら愛ちゃんのような娘のほうが…いや、これ以上はやめておこう…
こうなった責任は私にもあるのだから、そんな事を考えた。
「なら、好きに行ってきなさい。ただし、他人に迷惑はかけないように」
「分かってる」
そう言うなり、友理奈は荷物をまとめてさっさと家を出て行った。
「…こんな筈じゃなかったのになぁ」
去り行く娘の後姿を見ながら、何度目かの恨み言を私は呟いていた。
我が家の呼び鈴が鳴ったのは、それから数時間後の事だった。
「こんにちは」
扉を開けると、白い服に身を包んだ愛ちゃんが立っていた。
「いらっしゃい」
自分ではそのつもりはなかったのだが、先の一件のせいか、どうも私の表情は冴えなかったらしい。
「…どうかしたんですか?」
訝しげに彼女が尋ねる。
「いや、何でもないんだ…それより、どうしようか…どこか昼ごはんでも食べに行くかい?」
私が提案すると、彼女の表情に笑顔が戻る。
「いいんですか?じゃあ、ごちそうしてくださいね」
「ああ、いいとも」
娘にこんな事をした記憶がもう随分ない。そうだ、家族三人で過ごした、あの最後の夜以来だ…そこまで考えて、私はそれを忘れる事にした。
今目の前にいるのは娘ではなく…こちらが娘ならよかったと、私が望んでいるあの子なのだから。
「じゃあ、行こうか」
ガレージに向かう自分の足取りが、いつもより少し軽い気がした。
ガレージに止めている銀のメルセデスの前に来たとき、彼女は少し驚いているようだった。
「どうかしたかい?」
「おじさまって…車二台も持ってるんですか?」
本当は自分で運転する時の車と、事務所持ちの車が置いてあるだけなのだが、彼女はそれを両方とも私の持ち物と勘違いしたのだろう。
「はは…まあね」
ついこんな嘘をついてしまうのは、私の悪い癖だ。
「さ、行こうか」
メルセデスCLKの助手席に彼女をいざなう。彼女はここでまた驚いたらしい。
「私、右側に乗るんですか?」
「そうだよ」
どうやら、左ハンドルの車に乗った事がなかったようだ。こんな事に驚く彼女の反応が何となく新鮮で、私は少し面白かった。
「さ、早く行こう」
そして、私たちは初めての旅に出た。
リ|*‘ヮ‘)|つ(つづく)
面白い!!
どんどん面白くなってきましたね☆彡
227 :
名無し募集中。。。:2006/09/08(金) 02:02:48.07 0
ほっしゅる!ほっしゅる!
すまん嬉しいあまりsage忘れたorz
ハァ━━━━━━;´Д`━━━━━━ン!!!!
今後の展開にwktkしてますー
230 :
名無し募集中。。。:2006/09/08(金) 03:08:17.17 0
えごまさんへ。
ベリヲタとベリが絡む小説キボンヌ。 保守♂。
:::::::::::::::::::::::::::::..
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
保全
めーぐるにおじさまって呼ばれたら確実にBKしそうな俺が保全
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
ほ
236 :
名無し募集中。。。:2006/09/08(金) 12:10:51.01 O
保全
|
|─⌒) くまのこみていたかくれんぼ
|(,,ェ)・)
|∇^)
⊂/
| /
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
| おしりをだしたこ
|
|
| ヽo ))
| ,,ノ
|U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(⌒─-⌒)
( ・(,,ェ)・)
| l川*^∇^)
| |U | いっとうしょう
| C:、 .ノ
| U""U
| ぼいんっ
| 川
| ( ( ) )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
h
239 :
名無し募集中。。。:2006/09/08(金) 16:44:26.04 O
運転しながらほ
おいおいw
工房
イメクラすれ落ちた
用心してこまめに保全
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
244 :
名無し募集中。。。:2006/09/08(金) 19:38:30.76 0
保守
sageで保守してくれ
このスレは荒らしは無視すればOKってわけじゃないから
>>181 和尚さんもお疲れ様です!
ていうか、こっそり和尚さんのファンですw
栞菜と愛理で書きました。
あんまりエロくないと思われますw
でも書いてる分には楽しかったので、これからまた書くと思いますwww
>>151 期待に添えられなくてすみません。
でも多分そのうち書くと思うので気長に期待せずにお待ちください!
公園のベンチに一人。
誰かを待ちながら携帯をいじる一人の少女が居る。
待ち合わせの時間まであと十五分ある。
どうしてもこの日が楽しみで早めに来てしまった。
さすがにまだあの子は来ないだろうと思っているけど、
一応メールをする。
もうすぐ着くよ、と。
何だか正直に伝えるのは恥ずかしい。
自分がこの日をずっと心待ちにしていたのがバレてしまうようで。
宛先をアドレス帳から選択して本文を入力する。
一番最初のま行のボタンを押した瞬間視界が真っ暗になった。
驚いて両肩が上がる。
「だーれーでーしょぉ」
後ろから目隠しをしてくる柔らかくて温かい手。
声ですぐ愛理だと分かるが、あえて後ろを向かない。
手首の辺りの肌に彼女の耳が触れる。
「くすぐったいってばぁ」
栞菜は口を大きく開けて笑う。
すると愛理もつられたように笑い出す。
愛理の左腕をぐいと引っ張って栞菜は振り向こうとする。
丁度顎が左肩の上に乗っている。
少しだけ首を動かしただけなのにも関わらず、
すかさず愛理はキスをしてきた。
頬を狙ったのだが、届かなくて首元になった。
栞菜はキスをされた場所を手で押さえ笑う。
「だからぁ、くすぐったいって」
愛理は栞菜の前に腕を伸ばし抱きつく。
「じゃあ、くすぐったくないようにしよ」
「・・・・・うん」
愛理は栞菜の前方に回って軽い口付けを交わした。
栞菜の頬がほんのり紅く染まる。
その様子を見て愛理は笑う。
そして手を出して栞菜に握らせ、その手を引っ張り立ち上がらせる。
さっきのキスが嘘のように、自然な口調で愛理は言う。
「喉渇いちゃった!そこにあったでしょ?マック行こうよ」
「あるよ。すぐそこ」
二人は手を繋ぎなおして、歩き出す。
別に女の子同士が手を繋いでいてもそこまでおかしくないかもしれないけど、
一応ちょっとだけ隠して、
前から来た人には見えないように寄り添って後方で手を繋ぐ。
愛理のふわふわのスカートのために二人の間はほとんど見えない。
後ろから追い越す人には当然見えていると思うが、
こんなこと、気持ちだけの問題なのだ。
本当は見えたって全然構わない。
だけどちょっとだけ、自分たちは特別な関係だというのを示したいのだ。
お店のドアの前に二人で立って足下を見ると、
二人のつま先の辺りに直線を引けば、
斜めになることもなく真っ直ぐなのだろう、
と思うくらい歩調があっていることを知った。
ドアが開くとぼーっと足下を見ていた栞菜の手を愛理が引っ張る。
時刻は午後二時。
もう昼食という感じではないし、飲み物だけ頼むことにした。
「えーっと、アイスティーと・・・・・栞菜ちゃん何にする?」
「んー、と私も同じ」
「じゃあアイスティーの・・・・L2つで」
「そんなにー?」
「喉渇いてるんだもん。ちょっとゆっくりしたいし」
「じゃあいっか」
栞菜が言い終わってすぐ十代後半と思われる女性店員が言う。
「420円になります」
愛理がバッグから財布を取り出し500円玉を出す。
急いで栞菜が財布から210円を出して愛理に渡す。
「あー、良いのに」
「ううん」
そう二人が言っている間にも店員は五十円玉一枚と十円玉三枚を愛理に差し出す。
それで何となく栞菜は愛理に210円を渡すタイミングを失う。
「気にしないで。今度奢ってよ」
栞菜の手を強く握る。
「今度、どこいこっか?」
愛理が問うと栞菜は高い声で笑う。
「まだ今日だって会ったばっかなのに」
「だって、さ、ねぇ?」
「だってって?何ぃ?」
二人の何気ない会話が流れる間にアイスティーが注がれる。
目の前のトレイに二つ大きな紙コップが置かれる。
そしてストローもその横に置かれた。
栞菜がトレイをもって愛理を後ろから追いかけるようにして階段を上る。
愛理もそれに気づいて少し駆け足で階段を上った。
二人は何も言わずに一番上の階まで上った。
一番上が三階なのだが、そこまで人も入る時間帯ではないから、
ガラガラ、というよりも誰もいなかったと言った方が早い。
一番奥の席を背伸びして覗く。
「やった、また二人っきり」
そしてまたきょろきょろと周りを見回すがやはり誰もいない。
愛理がそう言うと恥ずかしそうにしながらも栞菜は微笑んだ。
階段を上がってきても、ある程度その場所に近づくまでは、
そこに人がいるのかどうか確かめられない一番奥の場所。
いつものように二人で隣同士になって座る。
向き合った方が確かにお互いの顔を見ることができるのだけれど、
できるだけ近づいていたい二人は隣同士に座る。
栞菜がストローを一本とって袋を外し、愛理のほうにあるコップに差し込む。
「ありがと」
そう言うと一口アイスティーを飲む。
自分の分もストローをさそうと思ってストローを取ると右側から手が伸びる。
ストローの袋を開けて栞菜側のコップに差し込む。
アイスティーを飲みながら栞菜と目を合わせて微笑む愛理。
目があってから、ストローは唇から離れて二人は自然とキスをする。
それからまた互いの舌を絡ませる。
栞菜の舌を愛理は咥えて吸う。
舌の裏から唾液が溢れてくるのを愛理は口に含む。
誰もいないこの場所に栞菜の声が漏れる。
「ねぇ、ねぇ、栞菜ちゃん、飲ませてよ」
と愛理は言うと人差し指でコップをつんつんとつついた。
栞菜は意味が分からず、とりあえず首を傾げながらもコップを掴んだ。
ストローが唇に触れるように愛理は下から腕に手を添える。
「口移しで」
「う、うん・・・・・」
栞菜は恥ずかしがりながらも、鼓動が大きくなり、愛理にもっと近づきたくなった。
口内に一口、アイスティーを含む。
愛理は栞菜の後頭部に手を添えて自分の顔にぐいと近づけて唇をくっつける。
栞菜の口内から愛理の口内へと液体が流れる。
さっき自分で口に運んだアイスティーよりほんのちょっと甘い感じがする。
それはきっと栞菜の愛情も入っているからだ。
アイスティーなのだから、ぬるいのではなくて冷たいほうが当然おいしい。
だけど、栞菜の口を通して飲んだ方が温まってしまうけど美味しく感じた。
うまく口に運べなくて唇の左右から少しだけアイスティーが流れてくる。
一度口の中に運ばれた液体を飲み干した時に、
栞菜が愛理の唇の端に垂れた液体を舐めとった。
「栞菜ちゃんえっちぃなぁ」
「誰のせいだと思ってんのぉ」
頬を真っ赤に染めた栞菜はもじもじとしながら、
自分のスカートを触って照れ隠しをしていた。
「私も飲ませてあげる」
愛理はそう言うと自分のコップを取ってそれを口に含んだ。
栞菜の表情を見ながら唇を近づける。
さっきまでスカートを触っていた指を自分の指と絡ませた。
唇をくっつけながらも、液体を飲み干す音が聞こえた。
「じゃあ、今度は私ね」
栞菜はまたコップを手に取りストローを咥えた。
晴れた日の午後二時半。
まだ日照りが強くて外を歩くと汗が噴出す。
秋の風は感じるものの、まだ暑い。
ある場所に二人だけ。
互いが互いの愛を感じていた。
ひとまず終わり。
だけど多分また続き書きますw
乙です!!
続き待ってます!
えごまさん
主観と客観をまぜこぜに書くのはうまくなってからの方がよろしいかもしれません
客観>公園のベンチに一人。
客観>誰かを待ちながら携帯をいじる一人の少女が居る。
客観>待ち合わせの時間まであと十五分ある。
主観>どうしてもこの日が楽しみで早めに来てしまった。
主観>さすがにまだあの子は来ないだろうと思っているけど、
主観>一応メールをする。
主観>もうすぐ着くよ、と。
主観>何だか正直に伝えるのは恥ずかしい。
うまくなるとまぜこぜでも自然な文になります
>>253 未熟なもんですみません。
以後気をつけて書いてみます。
ガンガレ!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ ウギャー
::::::.ミゝノk|‘ O‘)つ
::::::⊂__つノ
カンナマン巡回中!
注文の多い料理店
だがそれがイイ!!(・∀・)
岡上安打保全
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
hosyu
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・・・・
γ~三ヽ
(三彡0ミ) クゥ〜ン
.从 ’w’)
( ヽ ヽ
/ ̄ ̄》 ̄ ̄\
;;:⌒);;:⌒) | ∪ ・ |∩
;.;:⌒);;.:⌒) ;;:⌒)≡≡ ⊂| J \ノ
;;:⌒);;:⌒);;:⌒)≡≡≡= ;;:⌒)ノ,,ノ ̄;;:⌒)\ゞ;;:⌒)
マイハマン巡回中!
ほっしゅる!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ^w^)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中
くまぁずでお願い
>>253 個人的には客観・主観混じりは嫌いじゃありませんよ。
・客観と主観のどちらかの一文を長くする(客観が望ましい)。
・主観は口語体、客観は過去形が良いのでは??
上から目線でスイマセン。。。
251の10行目の最後に『舐めとった』は『舐め取った』ですか??それとも、えごまさん、もしや、広島とかの関西の方ですか??
なんかさぁ愚痴愚痴言ってないで自分で書いてみろって感じ
おはほ。
270 :
名無し募集中。。。:2006/09/09(土) 09:13:43.97 0
ほ
えごまさん乙です
自分はえごまさんの文は上手だと思います
えごまさん頑張って!!
>>266 それは自分も書こうと思ってました!
でも、色々書こうと思ってるのが溜まってるので、
だいぶ遅くなるかもしれません・・・・・。
期待せずに気(ry
>>267 ご指摘ありがたいです。
上から目線なんてことありませんよ。
取った、ですね。変換忘れです、すみません。
ちなみに関東の人間です。
>>271 そう言っていただけるのは大変ありがたいです。
素直に嬉しいです。ありがとうございます。
>>272 ありがとうございます。
今夜はまぁちなを投下する予定ですので、
暇だったら読んでやってください。
保全だクゥ〜ン
保全
昼保全
えごまさん今夜も待ってます!!
CAROLさん和尚さんの続き待ってます
279 :
か:2006/09/09(土) 13:26:06.96 O
こ
ほ
ほ
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
284 :
名無し募集中。。。:2006/09/09(土) 20:02:41.02 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
彼女のことが世界で一番大好きなのは私。
茉麻はそう思いながらまだ暑さの残る夕方に家を出た。
五分ほど前に千奈美からの着信があったのだ。
丁度、クラスメイトにメールを送ろうとしている時だった。
ベッドの上で仰向けになって寝転がり、
茉麻の額にかかっている髪の毛を風が払う。
明日の持ち物を聞くメールの送信画面がふっと違う画面へ変わった。
画面には電話番号、そして名前が表示された。
『徳永千奈美』
久しぶりの千奈美からの電話。
いつもはメールなので、電話することはほとんどない。
茉麻は通話ボタンを押し、携帯を耳に当てる。
「あ、まあさん?」
「うん、どうしたの?」
「あのね・・・・・」
「ん?」
「何か・・・・・やっぱふられた!」
千奈美の笑い声とも泣き声ともとれる声が響いた。
というよりも、察すれば泣くのを我慢しているのだろう。
そういえば、前から聞いていたのだ。
千奈美には好きな先輩が居て、その先輩に近いうちに告白をするという話を。
それが今日だったのは知らなかったのだが、
特にびっくりするようなことではなかった。
「そっか・・・・・・」
茉麻は相槌を打つ。
何と言えば良いのか茉麻は知らなかった。
数秒の沈黙が二人の間を流れれる。
茉麻は起き上がり、壁に腰掛け座る。
「辛いね・・・・・・でも・・・・、気持ちを伝えたのは偉いよ」
顔が見える訳でもないのに真剣な表情で言った。
きっと彼女を励まそうと思い、言葉を選んで言おうと真剣になっているのだ。
だけど、こういうことを聞くのはしょっちゅうあることではないので、
緊張もしている。そのため茉麻の声は震えていた。
「でも、ね、聞いてまあさん」
「なに?」
「私告白してる時にまあさんの顔が頭に浮かんできたの」
「え?」
「おかしいかな?」
ドキッとした。
茉麻は自分が千奈美のことを好きだというのを自覚していた。
だけどそのことは千奈美には伝えていなかった。
もしかしたら自分の気持ちに気づいているのではないか、と思った。
「・・・・・・・おかしくないよ」
茉麻はやっとの思いで声を出した。
自分でも余裕がなくなってきているのが分かる。
これが精一杯だった。
「うん・・・・・・・」
窓からカーテンを通した風が入ってきて茉麻の髪の毛を揺らす。
その度に目に髪の毛が入りそうになるので、
逐一指で髪の毛をかき上げる。
「ねぇ・・・・・・・」
今度は完全に泣いている様子が伝わってきた。
「会いたいよ」
千奈美の掠れた消えてしまいそうな声が茉麻の耳の中を震わせた。
「うん・・・・・私も」
「・・・・・・本当に?来てくれる?」
茉麻は時計を見た。時刻は午後四時半。
自宅から千奈美の家までは三十分もあれば着く。
九時が門限なのでそれを過ぎなければ大丈夫だ。
さっき出かけて帰ってきたところなので、
服はもう着替えている。
だからこのまま靴を履いて財布を持って行けば良い。
「今から行くね」
「・・・・・・・待ってる」
そう千奈美が言うと電話はきれた。
母親に声をかける。
「ちょっと出かけるけど、九時までには帰るから」
「うん、分かったけど・・・・・どこ?」
母親がそう言ったときにはもう茉麻は玄関で靴を履いていた。
ドアを開けて外に出て大きな声で言う。
「千奈美の家!」
走って駅まで向かう。
途中で知っている人にたくさん会ったが会釈もせず通り過ぎた。
千奈美の家の最寄り駅まで420円。
もう何度も行っているから当然覚えている。
財布の中からお金を取り出し切符を買う。
買っている間に電車がきていることに気づく。
改札口を通り、階段を駆け上って電車に乗る。
所謂、駆け込み乗車、というやつだけどそんなことを気にしていられなかった。
とりあえず、早く、千奈美の許に行きたかったのだ。
運よく急行に乗れたので丁度良かった。
乱れた呼吸を整える。
こんなに急いでいるのも何か恥ずかしい感じがしたので、
茉麻はドア側に顔を向けた。
そして汗ばんだ額をドアに押し当てた。
冷たい感触がある。
それでやっと少しばかり冷静になった。
千奈美はきっと今も泣いている。
彼女が悲しむ時間なんて一秒もなくて良いのに。
全部私が不安も悲しみも取り払ってあげるのに。
抱きしめてあげたい。
安心させてあげたい。
私も好きだということを伝えたい。
早く。
ぼんやりと景色を見ながらそんなことを考えていた。
茉麻の大きな目にはたくさんの色が右から左へと移る。
そして目的の駅に着くとまた茉麻は走り出す。
駅のホームは夕日に染まっていた。
橙色の中に踏み込む。
茉麻の姿は橙色の中にくっきりと影となった。
ホームから階段を駆け下りる。
冷え込んだ車内に居たので汗は引いたが、
また汗が吹き出てきそうだ。
ポケットにつっこんでおいた切符をまた取り出し改札口を通る。
ここから千奈美の家まで走れば五分とかからない。
何度も見たことのある景色が目の前に広がった。
呼吸はもう相当苦しい。
だけど、一秒でも早く着いて千奈美を抱きしめてあげたかった。
ずっと千奈美がどうしているか気にしながら走り続ける。
何事にもこんなに必死になったことはなかった。
それだけ千奈美のことが好きなのだ。
足が痛くなってくる。
だけどそんなことは気にしない。気にしている暇はない。
汗で髪の毛が額や頬にくっついてかなり乱れている。
顔も真っ赤だと気づいていたのだが、
だからといって落ち着くまで待つ暇もなかった。
そしていつもよりもだいぶ早く千奈美の家の前へ着いた。
立ち止まってすぐインターホンを押す。
呼吸が苦しくて喉が痛かった。
だけど苦しいので呼吸を整えるべくゆっくりと呼吸をした。
そうしていると階段を駆け下りる足音が聞こえドアが開く。
目を真っ赤にした千奈美が少しだけドアを開いた。
千奈美は茉麻だと確認した後に開こうとドアノブに手をかけたが、
茉麻は自らドアを開いてすぐ千奈美を抱きしめる。
千奈美のクーラーで冷え切った体を茉麻が汗ばんだ熱い体で抱きしめた。
目からは自然とまた涙が溢れてきた。
涙で茉麻の胸の辺りを濡らす。
声を出して千奈美は泣いた。
茉麻も千奈美が泣き終わるまで抱きしめ続けた。
その間に茉麻の息は整ったが、千奈美の息は荒くなった。
二人の体温が一緒になるのが分かって、
互いの気持ちが相手の皮膚から流れてくるような気持ちだった。
やっと千奈美が泣き止むと、茉麻の服を掴んで家の中に招き入れた。
鼻も真っ赤になって瞼も腫れている。
家には千奈美しか居なくて、リビングに二人きり。
ソファに隣同士になって座る。
ひっくひっく、という声にもならない声がリビングに響いた。
茉麻は千奈美の手をそっと握る。
そして言った。
「ねぇ・・・・・・」
声が出なくて答えられずに茉麻の方を向いた。
「きっと千奈美は自分の気持ち分かんないと思うけど」
茉麻は左手を拳にして腿の上に置いた。
「私は、千奈美のこと好きだよ」
千奈美はそれを聞いてゆっくりと頷いた。
茉麻は千奈美の目を見ると何故だかまた涙が溢れていることに気づいた。
自分が持っているものは携帯と財布しかなかったので、
慌てたが、また抱きしめた。
隣に座っているので体を捻っている体勢になってしまい、ちょっと辛い。
だから千奈美の腰を掴んで自分の太ももの上に腰を下ろすようにした。
千奈美も甘えて茉麻に寄りかかる。
「・・・・・・まあさんのこと、好きみたい」
「ほんと?」
「今、ドキッってした」
そう言って笑うと千奈美は茉麻の方へ顔を向けた。
茉麻はほっとした顔で言う。
「笑ってくれて良かった」
さっきの千奈美の笑顔よりも嬉しそうな顔で笑った。
「今日だけで良いの、良いから、いっぱい触って欲しい・・・・・」
「・・・・・・うん」
茉麻がそう言うと千奈美は笑顔で茉麻を抱きしめた。
千奈美の柔らかい肌が茉麻の顔面いっぱいに押し付けられる。
幸せな気持ちで胸がいっぱいになった。
茉麻は今までずっとこうしたいと思っていた。
千奈美が大好きで、誰にも渡したくなくて、
でも、誰よりも幸せになってほしかった。
そのためにはどうすれば良いのか・・・・・。
一番楽しそうに話すのは好きな人のことだ。
そして千奈美が好きな人と付き合うのが一番良いのだということを悟る。
本当に彼女を愛しているのならば、彼女が一番幸せになることを祈るべきだと思った。
自分の気持ちを伝えて相手を困らせたくもない。
だけど、今の言葉が本当で千奈美も私のことが好きなら、
私たちは世界で一番幸せになれるかもしれない。
私はたくさん千奈美のことを想ってるし、大好きだし、彼女のことを一番分かってあげられる。
茉麻は嬉しくなった。
そして千奈美の方へ顔を上げて唇を重ねる。
茉麻が目を瞑ったのを見て千奈美も目を瞑る。
今までずっと想ってきた相手にこんなことができるなんて思いもしなかった。
茉麻の手は千奈美の腰の辺りに伸びる。
そしてTシャツを捲ってその中に手を入れた。
すべすべとした感触はずっと触れたかった彼女の肌から伝わってきた。
キスをしながら茉麻は千奈美のブラジャーのホックを外す。
その瞬間に千奈美は舌を絡ませながらも眉間に皺を寄せ小さく声を漏らした。
「んっ」
Tシャツの胸部が膨れた。
それは胸からブラジャーが外れたからだった。
茉麻の手は腰の辺りから腹部へと滑る。
そして段々と上方へと這う。
千奈美の息が荒くなり始めた。
茉麻は千奈美の乳房を掴み、優しく揉む。
「きもちぃ?」
一瞬口を離した時に聞いた。
すると千奈美は震えながらゆっくりと小さく頷いた。
「んっ・・・・・」
ちょっとずつ指を動かすたびに千奈美の小さな声が漏れる。
乳首を人差し指で左右に擦るようにして動かす。
そうすると上半身がびくびくと反応した。
茉麻はそれを知り、千奈美の胸の上までTシャツとブラジャーを捲くった。
右の乳首を舌の先で舌から上へ舐め上げる。
「あっ・・・・・・んんっ・・・・」
たまらず声が出た。
それから左の方も舐めてみる。
「んっ・・・・」
それから口に含み舌で転がす。
「あぁっ・・・・・・そ、それ・・・・・・・・・・・ダメ・・・」
千奈美は耳元でそう言った。
しかし茉麻はそれを止めることはない。
しばらく左の乳首を舐めていたかと思えば、
次は右の乳首を口に含み舌で刺激する。
「あっ・・・・だからっ・・それされると・・・・・・・」
遂には腰が大きくびくんと動いた。
左手は腰に添えていたのでその動きがよく分かる。
それから茉麻は千奈美の短パンに手をかけた。
自分の腿の上に座っているので、そのままでは脱げない。
「脱がして良い?」
茉麻がそう言うと千奈美は恥ずかしそうに頷いた。
そしてちょっと腰を浮かせて脱がせやすいようにする。
するすると短パンは千奈美の長い脚を滑って床に落ちる。
茉麻は千奈美の脚と脚の間に膝を入れ、座らせた。
多分、茉麻もわざと膝を揺らしたりしている。
千奈美は気づいていたし、もっと強く擦ってみたくなった。
茉麻の腿に強く股間を押し付け、腰を前後に動かす。
「そうすると、気持ち良いの?」
茉麻は聞いた。
「うん・・・・・・」
千奈美は俯きながらもゆっくり動いた。
「じゃあおっぱい触っててあげるからいっぱい動いて良いよ」
茉麻は両手で千奈美の胸を揉む。
「んっ・・・・・ぁ・・・・っ」
さっきよりも強く茉麻の腿に股間を押し当てて動く千奈美。
乳首を強く吸う。
すると千奈美も興奮するのか、腰の動きが速くなった。
「あっ・・・・・変な感じする・・」
今まで感じたことのない気分だ。
茉麻が自分の乳首を舐めている。
その舌の動きを見るだけでもまた興奮して腰の動きが速くなるのだった。
「こうすると・・・・・良いんだね」
そう言うと茉麻は軽く千奈美の乳首を摘んだり、強く吸ったりする。
千奈美は段々と前後に腰を動かしながらも、びくびくと腰が動いてきたことを自覚した。
ただ腰を動かし、茉麻の膝に擦りつけるという行為を、
ひたすらしていることしか把握できなくなった。
「あっ!ダメっ・・・・・もうっ・・・・!」
茉麻が軽く乳首を噛んだ時に千奈美の腰は大きくびくんと動いた。
そして茉麻は唇を離し千奈美の顔を見る。
眉間に皺を寄せているが、辛そうでもない、悲しそうでもなかった。
千奈美は体の力が抜けたようで茉麻に寄りかかった。
茉麻はその体を少し起こして自分に掴らせて千奈美の顔を見た。
それに気づいた千奈美は恥ずかしそうに笑った。
「恥ずかしいから、見ないでよぉ」
幸せそうな笑顔を見て、茉麻は千奈美より、もっと幸せな気分になった。
そしてキスをした。
「言っておくけど、私が千奈美のこと世界で一番大好きだから」
千奈美はそれを聞いて返答した。
「・・・・・・・・・私も茉麻のこと世界で一番大好きだから、他の人と浮気したらやだよ」
その言葉を聴いて茉麻は微笑んだのだった。
終わり
まぁちなもいいなぁw
このカップリングあまり好きじゃ無いけど良かったw
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
『夏焼先生の揺籠』
>>142 翌日の夕方。
残務を急いで終わらせ、下校時刻が過ぎて部活で残っていた生徒たちがあらかた帰った頃合を見計らって、校舎を後にした。
菅谷さんが待っていることは授業中に菅谷さんが送ってきた目の合図でわかっていたのだが、あえて教室には寄らずに。
今日は一日中、私にとっては途方もなく長い時間、この時だけを待っていたのだ。
「先生!!」
校門を過ぎた所で呼び止められた。息を切らして菅谷さんが駆け寄ってきた。
「・・・先生、なんで教室に来てくれなかったの?先生とお話したかったのに・・・」
「ごめんね。先生、今日はすごく忙しくて」
「また熊井さん?」
「・・・そう・・・」
「先生、今日は行かないで!。私とイチャつく気分じゃないのなら、私、我慢するから、とにかく今日は熊井さんに会わないでゆっくり休んでよ。今日の先生、顔色がすごく悪くて心配なの・・・」
「心配かけてごめんね。でも、先生は菅谷さんだけの先生じゃないの。熊井さんがすごく困ってるから、熊井さんのことを一番に考えてあげないといけないの。菅谷さんを構ってる暇はないの」
その言葉が鉄槌のように菅谷さんを打ちのめした。菅谷さんは泣き出した。
「先生、ひどいよぉ・・・それはわかってるけど・・・でも・・・そんなこと言われたら悲しくなるよ・・・私も先生の生徒だよ!・・・うっ、うっ・・・うぇーん・・・」
その通りだ。教師たる者、いかなる場合でも全ての生徒を平等に見つめなければならない。今の私は教育者として失格だ。でも私は鎧を剥がされた弱い人間。菅谷さんを顧みる心のゆとりがなかった。
「ごめんね。先生、急いでるの」
「先生!!」
泣きじゃくって抱きつこうとする菅谷さんを振り切って私は駆け出した。
ごめんね菅谷さん、私も泣きたいよ。菅谷さんみたいにかわいらしい子を悲しませるなんて・・・。でも、私は・・・私は・・・早く熊井さんに会いたくて我慢できないの・・・。
古ぼけた呼び鈴は、昨日とはうって変わって仲間を歓迎してくれているような肌触りで迎えてくれた。
私は昨日この中に入ることを許されたのだから。
それでも呼び鈴に指を当てたまま少し躊躇した。
昨日の熊井さんの言葉の攻撃が思い出されたから。
最初は羞恥心で私を痛めつけたそれは、時間の経過とともに私にとてつもない快感をもたらしてくれるものへと変わり、私はオナニーを覚えたての小娘のように一晩中耽溺することになった。
だがそれは時間の流れが棘を取り去り、私にも快楽を摂取できる程にまで濾過してくれたおかげだ。
熊井さんの攻撃はやはり直接触れるとそのたびに確実に私の脆い精神を蝕み疲弊させてゆくものには違いない。
それが積み重なって飽和点を超えた時にどうなるか、考えるのは恐ろしい。
それでも、なるようにしかならない。もう引き返せない。私は呼び鈴を思い切って押した。
熊井さんが、今日はすぐに出てきた。扉の向こうでずっと待ち構えていたみたいに。
「来ると思ってた」
熊井さんは私に向かって悪戯っぽく微笑んだ。
相変わらず窓もカーテンも閉めきってあって蒸し暑いが、熊井さんの部屋は昨日とは様子が違う。
整然と片づけられ、部屋の中心に真っ白な布団が敷かれている。
熊井さんに軽く布団の方に押され、私は促されるまま布団に座った。
「先生、ここでオナニーして見せて」
熊井さんはにっこり笑って言った。
私は呆然と気が遠くなるのを感じた。だがそれは熊井さんの突飛な言葉に驚いたからではない。
ここでは何を言われてもおかしくない。
ただ、久しぶりに見る熊井さんの会心の笑顔に見とれてしまっただけだ。
「いつもやってるようにやってね」
ぼおっと見とれている私の襟元に熊井さんの手がのび、ブラウスのボタンを一つ一つ外した。
熊井さんが優しく脱がせてくれたので、私は自然に次の段階へ進むことができた。
私は一糸まとわぬ姿になった。
服を着ている子供と裸の大人。歪な対比と思われるかもしれないが、今の私にとっては全く違和感がない。
熊井さんにもっと見てもらいたい。そして意地悪く批評してもらいたい。
「先生の裸、貧乳だけど、綺麗だね」
熊井さんの言葉は物足りなかった。
ああ、残酷さが足りないよ。私の汚点のおっぱいをもっと強くけなしてほしい。
膨らみのないみすぼらしい乳房と大きくて黒くて無様な乳首を笑い飛ばしてほしい。
でも無防備な私の前で、熊井さんはいつもより優しかった。
「先生、かわいい」
私の頬に軽く口づけさえしてくれた。
口づけしながら、熊井さんは私の手を取ってそっと私の股間に運んだ。
私は静かにおまんこを撫で、包皮の上からクリトリスをこすった。
「あ・・・はぁぁ・・・」
私の呼吸のリズムが変わるのを確認し、熊井さんは唇を離して目をくりくりさせて私の行為を見つめる。
熊井さんに見られていることも相まって、私はすぐにいきそうになったが、それを阻むように熊井さんが口を開いた。
「先生、お話しましょう。先生はオナニーしたままだよ。えーと、先生はいつも誰のこと考えてオナニーしてるの?」
「んん・・・」
「ふふっ・・・菅谷さんでしょ」
「・・・」
「菅谷さんだよね」
「・・・うん・・・」
「やっぱりね。でも、昨日は違ったでしょ」
「う・・・うん・・・」
私は素直に頷いた。
「誰かが菅谷さんを蹴落としたんでしょ」
「・・・うん・・・」
「先生の妄想の中でいろんな恥ずかしいことしたのは誰かな?」
「・・・」
「先生を夢中にさせた新しい恋人は・・・誰かな?」
「・・・・・・くまい・・・さん・・・」
私は震えるような小声で告げた。
「え?よく聞こえないよ」
熊井さんは、意地悪く、耳に手を当てる仕草をした。
「・・・熊井さん」
「へえ、熊井さんか。熊井さんって・・・もしかして、私のこと?・・・そっか、先生、私が好きなんだぁ!オナニーに使うくらい」
「・・・ごめん・・・なさい・・・」
「先生の妄想では私どんなことしたのかな?」
「私を・・・いじめた・・・」
「どんなふうに?」
「・・・言葉でいじめたり・・・途中で指を抜いたり・・・クリトリスをつねったり・・・お尻の穴をほじったり・・・唾を飲ませてくれたり・・・」
「ふうん。先生は私にいやらしいことした?おまんこ舐めたりとか」
「・・・した・・・。おまんこを舐めたし・・・お尻も舐めたし・・・」
「菅谷さんでする時はどんなこと考えてたの?」
「菅谷さんは・・・私にKISSしてくれて・・・指で気持ちよくしてくれて・・・」
「おまんこは舐めたの?」
「うん、舐めた・・・」
「唾も飲ませてもらった?」
「・・・うん・・・」
「菅谷さんも途中で指を抜いたりする?」
「うん・・・時々・・・」
「クリトリスを痛めつけたりとかは?」
「うん・・・する・・・」
「なんだ、私のほうがちょっと意地悪ってだけで、やってることはあんまり変わらないじゃない。だったら私でも菅谷さんでも一緒でしょ。もう帰ってよ。帰って思う存分菅谷さんでオナニーすれば?」
「熊井さん!!そんなふうに私をいたぶらないで!!・・・私はもう熊井さんでないと駄目なの!!・・・ああん、オナニーだけじゃ我慢できないよぉ・・・」
私は熊井さんにもとっくにわかりきっていることを大声で打ち明けた。
熊井さんは口角を上げ、勝ち誇ったような笑みを浮かべた。
私に見せつけるように、熊井さんは羽織っていたシャツを脱いだ。
ブラジャーはつけていないので、すぐに眩しい上半身が飛び込んできた。
部屋着としては不自然な感じのするひらひらのシルバーのスカートの下からはむき出しのおまんこと尻が現れた。
私も時々そうして過ごすのだが、今日の熊井さんはパンツをはいていなかった。その程度のことも熊井さんへの愛しさを増す材料となる。私は心の底から熊井さんを求めた。
そんな私の気持ちが手に取るようにわかっているのか、私の欲望の抑揚に最も相応しいタイミングで熊井さんの長身の体がすくっと立ち上がり、私に覆い被さった。
私の耳に口をつけて「淫乱」とささやき、そのまま耳の穴を舌でかき回した。
手は私の粗末な乳房を揉みしだいている。
「はぁぁ・・・」
私から刺激を受けているのでもないのに、熊井さんは私に聞かせて私を堕落させるために作り物の喘ぎ声を上げる。そんなものが真実らしく聞こえてしまう私は悔しがりながらも愛液を垂らす。
弄ばれるのが心地良い。
それにしても、熊井さんは昨日石鹸で洗ったのにこの暑い部屋にずっとこもっているのでものすごく汗臭い。
汗と尿の成分が同じだということがよくわかる。
その汗の匂いを突き破って時々少女の鋭い刺激臭が鼻を刺す。
匂いだけでもイってしまいそうになっているところに、私の股間に脚をもぐりこませ、秘所付近に強く押しつける。
「ああっ・・・はあっ・・・うぐ」
熊井さんの脚が私の愛液でべちょべちょになる。
熊井さんが私の唇をむさぼる。唇をこじ開けられ、熱い吐息と舌が流れ込む。
「んっ・・・ふぅん・・・はぁぁ・・・」
私は熊井さんの乳首をくりくりいじる。
私と同じような膨らみのない胸に載っている、私と違って薄色で小さな乳首を。
「はあっ・・・はあっ・・・先生、ちょっと離れるよ・・・」
熊井さんは私から離れ、部屋の隅に置いていた箱から双頭バイブを取り出した。
「これを使おうよ」
熊井さんは双頭バイブを持って、ごろごろ転がって布団に戻ってきた。
「・・・ちょっと待って」
私は素敵なアイデアを思いついた。
私は押入れに何百体ものおびただしい人形やぬいぐるみ類が詰め込まれているのに気づいていた。
「熊井さん、人形たちを布団の周りに並べて、私たちのセックスを見てもらおうよ。ギャラリーが多いほうがいいでしょ」
私は素敵な思いつきを披露した。
熊井さんは一瞬表情がかたまり、瞳を翳らせたが、すぐに
「ん・・・・・・ふふっ・・・おもしろそう・・・」
明らかに作ったような薄笑みを浮かべた。
声も上ずっていた。
強がっているように見えた。
私は熊井さんの様子の変化に気がついていた。だが私は自分の奇妙な思いつきに夢中で、それ以上深くは考えなかった。その時にもう少し注意を払っていれば、この後訪れる悲劇は起きなかったのだろう。
今となっては悔やんでも仕方ないのだが。
私は汗まみれの素肌が埃だらけになるのもかまわず、人形ぬいぐるみ類を抱えた。
熊井さんは布団の上で体育座りをして黙って私の作業を眺めていた。
日本童女、西洋娘、木目込み人形、修道女、熊の背に乗った童子、髭の老人、得体の知れないフィギュア、こけし、犬、猫、キリン、ネズミ、鹿、名も知らぬキャラクター・・・
何百体もの目のある物たちを布団の周囲に山のように積んだ。
おびただしい目が私たちを環視している。みんな熊井さんと私を期待して見ている。
私たちはそれらに囲まれて落ち着きのない遊戯を始めた。
向き合って座り、双頭バイブが埋め込まれた股間をもぞもぞ動かしながら舌を絡める。
熊井さんの背中に指先を這わせる。
その様子を日本人形とダルマが平板な目で覗き込んでいる。
野ウサギが耳を立ててため息をついている。
インド象は二本の横糸だけで出来ている目を不器用に見開く。
あらゆるものがそれぞれのやり方で私たちを見ている。
衆人環視の中でセックスさせられる刑罰みたいだ。
思ったとおり、私は今までに味わったことのないような不思議な快感にすぐに登りつめた。
熊井さんはノコギリのような呼吸音を立てている。動きは荒っぽく、イライラしているように見える。
「ああっ、我慢できないよぉ!・・・こんなのじゃ全然だめ!ペニバンつけるね。久しぶりに思いきり動いてみたいから」
熊井さんは双頭バイブが入っていた箱からペニスバンドを取り出し、装着し、愛液でぎとぎとに潤っている私のアソコに挿入した。
熊井さんの体が密着する。私は熊井さんの背中に腕を回し、しっかりと締めつける。
熊井さんの全身から粘り気のある汗が滲み出ている。病的なものを感じさせる粘りが興奮を更にそそる。
「熊井さん、強すぎるよ・・・痛いよ・・・」
「あはあっ、あはあっ」
熊井さんは私が痛がるのなど聞こえていないように、ヤケクソに動く。
腰を激しく振りながら、視線は落ち着きなく周囲をさまよっている。
呼吸音もどんどん変な音になる。気持ちよさそうな音ではない。
さすがに熊井さんの様子の変化が私にも気になり始めた。
初めは熊井さんも興奮しているのだと思い込んでいたのだが、実はそうではないようだ。
熊井さんは怯えている。
恐怖を掻き消すために必死なのだ。
激しく動きながらも、注意深く、人形たちの山に触れるのを避けている。
が、私が伸ばしたつま先が人形の山の一角に当たり、崩してしまった。崩れた人形の山の周りも崩れ、更にはその付近も連鎖的に崩れる。
私と熊井さんに向かって崩れる。
目、目、目、目、目、目・・・たくさんの目が私たちにずずずとにじり寄る。
「きゃーーーっ!!」
熊井さんは目玉が飛び出すほどの形相で叫び、私の上でがくりと崩れた。
妖少女熊井友理奈さんの心臓は呆気なく押しつぶされてしまった。
私はずしりとのしかかっている熊井さんから抜け出して立ち上がり、動かなくなった熊井さんを見下ろした。
私は驚くよりも悲しむよりも先に、感心した。
セックスを見つめるたくさんの人形の目が迫る――熊井さんはこんなことが怖かったのか?瞬時に恐ろしい想像に苛まれたのか?
熊井さんは私以上にもろかったのだ。
すっかり疲弊してギリギリのところで辛うじて命を保っていただけのくせに私を誘惑したりして、精神を圧迫し、結局私のつまらぬ猟奇的な思いつきのおかげで逝ってしまったのだ。
熊井さんの抜け殻を見ているうちに、次第に実感が湧いてきて、私の足場があやふやになり、畳の中に溺れてしまいそうな錯覚を覚えた。
ああうっ、ああうっ・・・沈んでしまう。
何か掴まるものがほしい。
どこか這い上がれる地面がほしい。
私は手足をバタつかせ、命からがら熊井さんの体に辿り着いた。
あお向けにひっくり返し、安住の陸地とした。
*********************************
どれくらい時間が経ったのかもわからない。
突如ドアから眩しすぎる光が差し込み、遠く懐かしい少女が現れた。
言うまでもなく、菅谷さんだ。
菅谷さんの目には、蜘蛛の巣に絡め取られたような目をして熊井さんの上にあお向けにぴったり重なって寝そべっている私が映っているのだろう。
「えへ、えへへへ、けぺぷう・・・ばぶぅ・・・へへっ・・・くぷっ・・・えへへ・・・」
私は一所懸命、菅谷さんにここであったことを語っているのだが、私の声は喉から出るや否やでたらめな奇声と狂った笑い声になってしまう。
もう菅谷さんに私の物語を伝えることはできない。
できないのなら仕方がない。
私は菅谷さんから目を逸らし、熊井さんの上で体を揺らした。熊井さんの体は大きくて気持ちいい。船のようだし、揺り籠のようだ。
視界の隅で菅谷さんが泣き崩れている。目障りだ。泣くぐらいなら早く出て行けばいいのに。
あ、菅谷さんが服を脱ぎ始めた・・・どういうつもり?・・・私をこの気持ちのいい場所から無理矢理連れ戻そうとでもいうの?・・・え、やだ、来ないで!
やめて・・・
邪魔しないで・・・
―――終わり―――
305 :
名無し募集中。。。:2006/09/09(土) 23:40:18.25 0
はい、おつかれおつかれ
引き込まれますねえ
次回作も楽しみにしてます
さすが和尚・・・
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
309 :
名無し募集中。。。:2006/09/10(日) 00:46:26.63 0
ほ
和尚氏乙です
えごまさん、和尚さん、乙です!
保全
あぁ!すごいよ!すごいわ!
ほ
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
保全
保全
保全
和尚さまの作品からは
いつも狂おしいほどの熊井ちゃんへの愛を感じますね
次回も楽しみにしております
一週遅れのハロモニ視聴中の保全
素晴らしい!
保全
ほ
ぜ
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
保全
保全
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
霧たんは引退したの?
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
ほ
保全
ほ
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
いやいや霧さんもきっと帰ってくるさ
ほ
霧氏の消息求む
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ^w^)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
おはよう保全
月曜日の朝ほ
保全
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
349 :
名無し募集中。。。:2006/09/11(月) 14:43:43.11 0
おやつ前保全
↑下げろよ
おやつ後保全