積水ハウスは「先方と折衝し円満解決を試みましたが、解決に至りませんでした。(徐さんに対する
支援は)雇用管理や社会的責任という観点から行っています」と公式コメント。
ネット上などでは「顧客を訴えるなんて」との反響が大きいが、(同社の)山口部長は「お客さまは
神様と言われるが、それも事実。私は物差しが違うと思うんです」と言う。
在日コリアン人権協会の徐正禹副会長は、同社の訴訟支援について「会社の業務として
行った先で精神的に追いつめられる事態になったのだから支援は当然。企業が顧客を訴える
ケースはいくらでもある」と指摘する。反響の大きさについては「当たり前のことが画期的に見えて
しまうところに在日問題の難しさがある。在日が絡むと客観的判断が曇ってしまう」と分析。