もしも新垣と亀井がちょっとHな幼なじみだったら12
1 :
名無し募集中。。。:
2 :
名無し募集中。。。:2006/08/08(火) 18:28:36.50 0
いつ落ちたの?
3 :
名無し募集中。。。:2006/08/08(火) 18:37:17.43 0
4時半に最後の投稿
4 :
名無し募集中。。。:2006/08/08(火) 18:43:34.90 0
2時間ぐらいで落ちるんだな
5 :
名無し募集中。。。:2006/08/08(火) 19:00:54.51 0
夏休み中は落ちるの早いな
何はともあれスレ立て乙〜
7 :
名無し募集中。。。:2006/08/08(火) 19:13:48.92 0
乙ですたい
8 :
携帯21:2006/08/08(火) 19:30:15.85 O
隣の車両が見える窓枠…そこには眠たそうなれいなが吊革につかまって電車に合わせて小さな体を揺らしていた…。
「行こうガキさん!」
決意も新たに絵里は頷いてみせるとれいなの方へと踏み出そうとした…。
「ちょっと待ってカメ!」
里沙が絵里の袖を引っ張った…。
「どうしたのガキさん?」
小声になる絵里…。
「今、田中っちに会いに行っていいのかなぁ…?」
同じように里沙も小声になった…。
「え?どういうこと!?」
「だって田中っち…コンビニで言ってたでしょ…彼氏の借金返さなくっちゃ…って…!」
「うん」
「それにさあ…田中っちって…なんかいろいろと噂あるでしょう…」
「うんうん」
「もしわたし達の知らないとんでもないとこに行こうとしてたら…どうする?」
里沙はそう囁くと窓際にたたずむれいなを見た…。
9 :
携帯21:2006/08/08(火) 19:51:41.54 O
「ねぇ…田中っちが持ってるのってなんだろ?」
れいなは紙袋を肩に掛けて吊革につかまっていた。
「なんだろうね?」
そうこうしているうちに電車は妖しくネオン輝く大人の街に着いた…。
「あっ!れいな降りたよ!」
絵里が顔を硬直させるとすかさず2人は学校帰りの荷物を掴むとれいなとの間合いを測って後をつけた…。
改札を抜けて駅の構内を歩く1人と2人の乙女達…。
「あっ!!」
遠目でれいなが酔っ払ったおっさんとぶつかった…。
そしてれいなの持っていた紙袋が飛ばされて中身が散らばった…。
絵里は驚きのあまり大きな声を出してしまった…。
れいながそそくさと広がった中身を紙袋に押し込めている…。
それを見ているおっさんがれいなに悪態をついていた…。
大きな声を出した絵里を里沙は懸命に抑えると絵里は子供のように笑った…。
「ごめぇ〜ん!」
10 :
携帯21:2006/08/08(火) 20:09:49.44 O
そう言うやいなや絵里は真剣な顔になって里沙の目を見た…。
「…今のあれって…うちらの学校の制服だよね…?」
そう言い終わると絵里は見てはいけないものを見てしまったような罪悪感から目を落とした…。
「…うん」
里沙も同じく肩を落とした…。
シャツにスカート、カーディガンにルーズソックス等を拾い集めたれいなはゆっくりと立ち上がるとおっさんに一瞥くれてまたなにごともなかったように歩き出した…。
たじろぐおっさん…。
里沙と絵里も顔を上げて歩き出した。
たった今、れいなとぶつかったおっさんの横を通り過ぎようとした2人におっさんが話しかけてきた…。
「…お姉ちゃん達〜!あれぇ〜!!今日はこの制服が流行ってんのかなぁ〜!!」
明らかに酔っ払った口調でおっさんは2人にからみ始めた…。
11 :
携帯21:2006/08/08(火) 20:18:37.12 O
「ねぇねぇ…おじさんと一緒…」
そこまで言いかけたおっさんは無言のうちに前のめりに倒れた…。
「行こうガキさん!!」
一瞬の閃光と共に絵里の膝がおっさんのゆるんだお腹に炸裂したのを里沙はギリギリ確認することが出来た…。
「俄然強めぇ〜!!」
ポーズをとった絵里の太ももは美しい…。
「ア、アンタ…」
「いいのいいの…」
そんな会話が繰り返された後、2人は先を急いだ…。
<続く>
12 :
携帯21:2006/08/08(火) 20:19:22.39 O
13 :
名無し募集中。。。:2006/08/08(火) 20:33:55.70 0
おつですー
14 :
名無し募集中。。。:2006/08/08(火) 20:36:22.29 0
えりりんもなかなか無茶するね
言葉が。。。
乙乙
17 :
名無し募集中。。。:2006/08/08(火) 21:25:05.40 0
イイヨイイヨー
れいな・・・
ho
危険なかほり
21 :
名無し募集中。。。:2006/08/08(火) 22:27:22.65 0
絵里の膝蹴りがストマックに炸裂(;´Д`)ハァハァハァ
ほ
ho
ほ
25 :
名無し募集中。。。:2006/08/08(火) 23:54:15.88 0
ぜ
26 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 00:13:28.14 0
ん
27 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 00:37:24.78 0
ほ
ほ
ほ
30 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 01:56:55.88 0
ぜ
31 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 04:48:01.12 0
ん
32 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 05:21:27.40 0
ho
ze
34 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 09:05:15.72 O
ほ
35 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 09:08:25.91 0
れいなはブルセラバイトしてるんだろうか
ネオン輝く大人の街って五反田あたりのイメージ?
36 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 10:00:39.46 0
ほ
ほ
ほ
39 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 11:54:35.74 0
ぜ
40 :
( ̄□ ̄;)!!:2006/08/09(水) 12:16:55.30 O
なるほどそのてがあったか
いゃいゃいゃまあ
続き待ってるよ〜ん。
41 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 12:43:38.34 0
ほ
42 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 13:34:21.26 0
ぜ
ん
ほ
ho
歌舞伎町では?
48 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 16:06:14.45 0
ほ
49 :
携帯21:2006/08/09(水) 16:39:36.24 O
>>11 「あ!れいな動いたよ!」
絵里の言う通りれいなは駅近くのコインロッカーに入るとしばらくして出てきた…。
どうやら制服の入った紙袋を預けてきたみたいだ…。
「れいな…どうするんだろう…?」
絵里は先を歩く小さなれいなの体を見ながら呟いた。
「わたしだって分からないよ…」
不安気な絵里の顔につられて里沙も情けない顔をした…。
れいなは大通りを抜けて細い路地へと入っていった。
「…田中っちって今日学校休んだよね…?」
「…うん」
「…午後はコンビニでバイトしてたんだよね…?」
「うん…」
「…なのに…なんで制服持ってたんだろ…しかもこんな時間に…」
絵里も全く同じことを考えていた為に里沙の疑問に答えることが出来なかった。
50 :
携帯21:2006/08/09(水) 16:55:16.98 O
不意にれいなの小さな体が妖しく光るネオンに吸い込まれた…。
里沙と絵里はれいなの姿が見えなくなった店の前に駆け寄った…。
まるで不夜城の如く光々と照らされたネオンに2人は一瞬目を覆った…。
「ロッキーズ…?」
絵里は首をかしげて里沙の顔をうかがった…。
「う〜ん…」
眉をしかめて里沙が腕組みをしている…。
今日2人が喫茶店で働いたお金があっというまに消えていくような金額が並んでいる…。
里沙や絵里にとって見慣れぬ料金と列記された言葉がもの凄く妖しげな大人の世界を感じさせた…。
とにかくあまり長居するのは得策ではないと思った2人は足早にその場を去ろうとした…。
51 :
携帯21:2006/08/09(水) 17:08:38.47 O
ド〜ン!!
絵里は振り向いた際見知らぬ男とぶつかってしまった…。
絵里と男はその拍子に尻餅をつくかっこで倒れてしまった…。
「いててて…」
まだ30前後に見えるその男はズボンについた土埃を払いながら立ち上がると絵里の手を掴んで起こしてくれた…。
「ゴメンゴメン…ぼ〜っとしてたんだ…ゴメ…あっ!!」
言葉を言い終える前にその男は驚いた顔をして絵里の顔を見つめた…。
「?」
絵里は不審な顔で男を見返した…。
「えりりん?…えりりんじゃないか!!体調悪いって聞いてたから心配してたのに…もう大丈夫!?」
堰を切ったように立て続けに絵里に話しかける男に里沙は呆気にとられていた…。
<続く>
52 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 17:15:44.25 0
誰?想像はつくが
おつです
54 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 18:02:55.03 0
ソープ以外とのコラボ?
55 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 18:20:42.82 O
ふ〜ん
ほ
57 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 19:03:56.44 0
イイヨイイヨー
58 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 19:08:04.76 0
ほ
ほ
ほ
>>46 さすがにファイルシークの使い方はもう理解しただろう
ほ
64 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 20:46:11.54 O
>>46 ありがとう
まとめて読めたのでこれで
続きが楽しみや
65 :
携帯21:2006/08/09(水) 20:56:52.53 O
>>51 喋りまくる男をなにも言わないでただ茫然と見ている絵里…。
「…ん?どうしたのえりりん…?」
相変わらず無言の絵里に男は近づくと絵里の頭から爪先までをじっくりと舐め回すように眺めた…。
「あのぅ…なんですか?」
ようやく口を開いた絵里に少し慌てた様子で男は絵里の顔を見た…。
「えりりん…えりりんだよね?」
確かに私はえりりんですけど…全く面識もないし見掛けた記憶もない…。
そもそもこの年頃の男の人に知り合いなんていないし…でもこの人は私のことをえりりんと言う…。
誰??
益々不審がった絵里は口をギュっと結ぶと目を細めて男を睨んだ…。
「ゴメンね!えりりん…この前はあんなことになっちゃって…その目…やっぱ怒ってる?」
そう言うと男は安心したように続けた…。
66 :
携帯21:2006/08/09(水) 21:13:57.02 O
「いやぁ…どうしたの制服なんか着たりして…良いなぁ…えりりんの制服姿…!」
にやけた顔で男はなおも続けた…。
「…今日は新入りのれいなちゃんに予約入れてたんだけど…どうしようかなぁ…」
「!!!」
絵里と里沙は目を見合わせた。
男が言い終わるのを待って里沙は絵里の肩を叩くと男に聞こえるように囁いた…。
「ねぇねぇ!アンタこのおじさんと知り合いなわけ?」
「お、おじさん!…誰この娘?また新しく入った娘?」
男はゆるんだ顔で里沙の顔を見ると助けを求めるように絵里の顔に微笑んだ…。
「…全然知らないんだけど…!」
「えっ!!」
男はきっぱりと絵里にそう言われると一度目を伏せてすぐさま絵里の目を見た…。
「なに言ってんのえりりん…えりりんでしょ?ここで働いているえりりんでしょ〜!?」
すがるような目で男は絵里の肩を揺らしなおも続けた…。
67 :
携帯21:2006/08/09(水) 21:30:58.44 O
「…だって俺達…この前あんなに…」
男が言い終える前に絵里は男の手を振り払い冷たい目で言った…。
「私…あなたなんか知りませんし…この店で働いたことなんてありませんから!!」
絵里はそう言うと振り返らずに歩き出した…。
男は絵里の後ろ姿を目で追いながらなにが起こったのか分からない狐につままれたような顔をしていた…。
里沙はそんな男の横顔を見ると絵里に追いつこうとその場から走り去った…。
「ねぇ…ホントに知り合いじゃないの?」
里沙は前を向いて歩く絵里の横顔に向かって言った…。
「全然知らないよ!!」
絵里が強い口調で吐き捨てるように言った…。
それを聞いた里沙は歩きながら振り返えり男の方を見た…。
「あらあら…あの人まだえりりんのこと見てるよ!」
里沙は視線を絵里の横顔に戻した…。
「フン!」
絵里は相変わらず前を向いて歩いていた…。
68 :
携帯21:2006/08/09(水) 21:43:37.56 O
大通りに戻った頃、ようやく絵里は里沙の方を向いて笑った…。
「悪い人には見えなかったけどね…」
そんな絵里の顔を見て里沙は妖しげに絵里の顔を眺めた…。
「へぇ〜!」
「そう思わなかったガキさん?」
里沙の顔が一変して険しくなった…。
「アンタ!そんなんだったらいつか必ず痛い目に遭うよ!!」
お節介婆さんのような口調で里沙は絵里をたしなめた。
「は〜い!」
絵里の脳天気な声が夜の繁華街に消えていった…。
それにしても…。
田中っちの噂は本当らしい…。
果してどうしたものか…。
遠くに光る駅の看板を目指し里沙は絵里に置いていかれまいと歩調を合わせた…。
<続く>
おつおつ!いいよいいよ〜
えりりんもまさか
71 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 21:55:10.03 0
風俗スレにもガキさん出てこないかな
72 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 22:02:06.38 O
ほ
73 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 22:04:58.48 O
いゃ違う展開がいいな。
さゆが金持ちなのに実は・・・とか
吉澤がソープ嬢とかもいいね
実はKは男だったとか
続きに期待だよ
ほ
75 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 22:39:13.54 0
作者さんおつ〜
76 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 22:45:53.02 0
すんげーコラボ
ほ
78 :
名無し募集中。。。:2006/08/09(水) 23:23:42.89 0
30前後の男って
中田氏後のあいつかw
亀ちゃんが心配
そういやあっちのスレで最近えろりんの出番ないな
と思って調べたら最後に出たのが7/19だった
最近はさゆとれいなか
82 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 00:13:10.81 0
ほ
83 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 01:02:34.01 0
ぜ
84 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 01:32:52.67 0
ん
85 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 02:39:43.05 0
んッ!!!!
86 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 03:33:22.38 0
ho
87 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 03:52:32.59 0
はうっ!
88 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 04:09:45.89 0
グレッグ?
エリサマ!エリサマ!ヒザゲリキボンヌ
パラレルワールドとは言え話はつけたのだろうか…?
91 :
携帯21:2006/08/10(木) 06:25:39.64 O
>>46 いつもまとめてもらってありがとうございます。
…にも関わらず図々しい質問で申し訳ないんですが…。
里沙と絵里が学校の屋上でお弁当を食べるとこ&プール入る前の更衣室のシーン…。
どうも省略されてるみたいなので…。
もしあったらまたよろしくお願いします。
作者からのお願いでした…。
それではまた今夜!
92 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 06:50:31.88 0
楽しみに待ってます
93 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 08:14:09.62 O
ほ
ほ
95 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 09:13:14.38 0
悪い噂のある友人を心配して後を付ける凸凹コンビっていい設定だな
作者さん毎度乙です〜
96 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 10:02:54.95 0
ほ
ほ
ho
99 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 11:16:34.56 0
roz
ほ
101 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 12:24:47.66 O
えりりんより
さゆが気になる謎だらけ
ほ
ほ
ほ
105 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 15:48:37.72 0
ぜ
106 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 16:39:25.09 0
ん
ほ
108 :
携帯21:2006/08/10(木) 17:25:38.73 O
>>68 最寄りの駅に戻ってきたのは日付変わって土曜日になった直後だった。
里沙にも絵里にも長いようであっというまの昨日が過ぎていった…。
里沙は絵里の家に泊まることを家に連絡しておいて良かったと思った…。
学校を出る前にその旨を電話口に出たババちゃんに伝えるとババちゃんはいつものように優しく里沙を諭してくれた。
「ちゃんと挨拶するんだよ!よそ様に迷惑かけちゃダメだよ…!」
「分かってるって!」
里沙は早く電話を切ろうとしたがババちゃんは続けた…。
「やっぱり降ったろう…」
その言葉を聞くと里沙は少し胸が痛んだ…。
「ごめん…ババちゃん…」
すると電話の向こうでババちゃんの優しい声が笑った…。
「風邪引くんじゃないよ…!」
里沙はそう言い終わるとゆっくりと電話を切った…。
その時の教室の窓が突然の雨で濡れていたのを里沙は思い出していた…。
109 :
携帯21:2006/08/10(木) 17:38:30.11 O
「それじゃあ行こうか!」
絵里の家まで駅からそんなに遠くない。
そう思うと里沙は自分の心臓が早まるのを感じた…。
「どうしたのガキさん?」
軽快に自転車を飛ばす絵里が笑っていた…。
「…ん?…なんでもない…」
里沙はハンドルを握り直した…。
絵里は雨の中、コンビニの軒下で里沙を待っている間に今夜里沙が泊まりに来ることを母親にメールしておいて良かったと思っていた…。
多分バイト先の喫茶店でならショックでそれどころじゃなかっただろう…。
もしなにも言わずにこんな時間まで遊び歩いていたならそれこそこっぴどく叱られていたはずだ…。
それに一緒にいるのがガキさんと分かると親もそれなりに安心してくれる…。
“気をつけて!”
それだけしか書かれていない母親からの返信メールを絵里は温かい気持ちで思い出していた…。
110 :
携帯21:2006/08/10(木) 17:50:03.80 O
今晩の我が家のご飯はなんだったんだろう…。
そう思うと絵里は途端にお腹がすいてきた…。
コンビニの明かりにたぐり寄せられるように絵里はスピードを上げた…。
2人の乙女が夜更かししておしゃべりに興じるわけである…。
里沙と絵里は買い物かごに好きなものを放り込んだ。
こんな時間にそんなもの食べたら太っちゃいますよ!
そう突っ込みたくなるようなお菓子達が買い物かごを占めていた…。
友達と過ごす週末の夜ということで2人のテンションは上がっていた…。
それに今日はなんせ喫茶店でのこと、れいなのこと、それに…話すことが山盛りでそういうことも手伝って2人の買い物かごはお菓子で溢れていた…。
コンビニを出る絵里の顔がごきげんだった。
それに比べて里沙はいよいよ絵里の家に近くなるとガチガチに緊張してしまった…。
111 :
携帯21:2006/08/10(木) 18:06:35.42 O
絵里は愛車をいつもの場所にしまうと音をたてずに玄関を開き小さな声でただいま…と言った…。
まだ起きていた母親が出てきて絵里になにか言うと明るい顔をして里沙の方を見た。
「里沙ちゃんいらっしゃい!」
「お、おじゃまします…」
里沙はそう言うと絵里に促されて早速絵里の部屋のある2階へと上がろうとした…。
「…お兄ちゃんまだ帰ってないから〜!」
階段の途中で後ろから絵里の母親の声がした…。
「うん!分かった!」
絵里は振り返らずに返事した。
2階には兄と絵里の部屋があって絵里の部屋は奥の方だった…。
里沙は緊張した面持ちで手前の部屋の前を通った…。
ここかぁ…!!
里沙の胸は高鳴った…。
里沙は思わず立ち止まった。
なんの飾りもない平凡なドアのぶがそこにはあった…。
<続く>
112 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 18:28:27.74 O
うん。
今度はそうきたか。
乙ですー
おつおつ
115 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 20:24:16.58 0
作者さん乙です〜
仕事から帰ったらゆっくり読ませていただきます
ほ
117 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 21:09:50.34 0
友達とのお泊り前でテンション上がるってのは分かるな〜
最近はあんまりしてないけど、束の間の非日常って感じでやたら楽しかった
テンションが無駄にあがるよな
ほ
120 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 22:27:45.20 0
ぜ
ほ
ほ
123 :
名無し募集中。。。:2006/08/10(木) 23:18:19.83 0
ぜ
ん
125 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 00:09:56.85 0
ほ
126 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 00:49:35.78 0
ぜ
127 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 01:26:11.02 0
ん
ほ
129 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 02:30:48.95 0
新
亀垣絵里沙
131 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 05:26:19.06 0
ho
132 :
携帯21:2006/08/11(金) 05:27:31.39 O
>>111 「ん?どうしたのガキさん!早くおいでよ!」
さっさと部屋に入った絵里は自分の部屋から首だけ出して里沙を呼んだ。
「…うん」
里沙はそう言うとゆっくり絵里の部屋に入った…。
ベッドには脱ぎ捨てられたパジャマと乱雑に重ねられた布団があった…。
里沙には絵里の朝の行動がそのまま想像出来た。
しかしそれ以外は机も本棚も綺麗に片付いていた…。
里沙は絵里の部屋がもっと汚れていて足の踏み場もないような想像をしていた…。
悪く言えばガサツな感じかと思っていた…。
…にも関わらず絵里の部屋はキチンと片付いけられていた…。
「へぇ〜!」
思わず里沙は口から漏らしてしまった…。
「ウヘヘへ…ガキさん久し振りだもんね!」
絵里は照れ臭そうに笑った…。
小物や雑誌、パジャマに布団まで凡そ学校での絵里からは想像出来ない程それらは確かに17歳の女の子そのものだった…。
133 :
携帯21:2006/08/11(金) 05:47:13.42 O
世の男性諸君がなかなかお目にかかることのないそのお年頃の女の子の雑誌は表紙は可愛いモデルさんであってもページを進めていくと思わずドキッとさせられるものがあったりする…。
そこには男子にとっては退屈極まりないダイエットと占いの記事に混じって…男の子を悦ばせるテクニック、女の子が感じるやり方、初体験&自慰行為の告白等…えっ!これ女の子が読むの?という程過激なものも載せられていたりする…。
普段里沙は雑誌を買うことも見ることもほとんどなかった…。
絵里が飲み物を取りに行ってる間に里沙は本棚からランダムに1冊取り出すとゴロンと横になった…。
パラパラとめくっていくとあるページに目が止まった…。
“愛の告白”と題された連載記事…。
その冒頭を読もうとすると階段を上がってくる絵里の足音が聞こえた…。
急いで里沙は綺麗なモデルさんが着飾ったカラーページを開いてなにごともなかったかのように背伸びした…。
134 :
携帯21:2006/08/11(金) 06:04:36.04 O
「おまたせぇ〜!」
「あ、ありがとう…」
運ばれてきたジュースを2人は早速飲み干した…。
「プハァ〜!!」
さながらビールを飲む大人のように2人は冷たいものが喉から胃に伝わるのを感じていた…。
「いやいやいや…」
「どうもどうもどうも…」
2人共余程喉が渇いていたのだろう…。
2杯目も半分飲み終えると絵里はこの世の極楽とでもいうような顔で里沙を見た…。
里沙も合わせて微笑み返した…。
その途端…。
絵里の表情が段々と曇っていった…。
「ガキさぁ〜ん…」
絵里は床に置かれた小さなテーブルに肘をつくと力なく崩れ落ちた…。
「グゥワキさ〜ん…」
声にならない声で絵里は里沙を呼んだ…。
135 :
携帯21:2006/08/11(金) 06:17:13.14 O
これまで溜めていたものが絵里の目から一斉に流れ落ちた…。
絵里がしゃくり上げる度にグラスの中のジュースが揺れるのを里沙は見ていることしか出来なかった…。
ひとしきり泣いた絵里は少し落ち着くとこの世の終わりのような声で里沙に聞いた…。
「…なんで…ヒッ…なんでサユなんだろう…」
涙で睫毛を濡らしながら絵里が答えを求めていた…。
里沙はなにも言えないでいた…。
なにも言えなかった…。
自分から口を開けばこれまでの絵里との関係を壊してしまいかねないことを里沙は知っていた…。
それ故にただただアイツを…Sを恨むしか里沙には出来なかった…。
しかし幾ら恨んだところで自分達の今の関係がそういつまでも続かないということも里沙は分かっていた…。
いつかは誰かが悲しまなくてはならない運命…。
それを予見するかのようにテーブルの上のジュースがザワザワと揺れていた…。
136 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 06:23:07.90 0
ざわ
137 :
携帯21:2006/08/11(金) 06:32:14.02 O
「…先にお風呂にしよっか…」
口を開いたのは絵里だった…。
頬を伝った涙の跡も乾かないままに絵里はバスタオルを取り出して里沙に渡そうとした…。
「はいガキさん!」
絵里は少しだけ笑った。
「う…ん…いいよ…カメ先に入っておいでよ…」
里沙は絵里の手にあるタオルを見ながらそう言った…。
「だってガキさんお客さんだもん!お客さんが先に入らないとダメじゃん…!」
ちょっと困惑した絵里の顔を里沙は見れないでいた…。
「いいよいいよ…アンタ先に入っておいでよ…わたしは後でいいからさ…」
「なんでよガキさん?」
絵里は問い詰めた…。
その目から逃れるように里沙は語尾を強めた…。
「だって今のアンタの顔見てるの辛いんだから…しょうがないでしょ!!」
少しの沈黙の後、絵里は自分のものを用意すると静かに部屋を出ていった…。
<続く>
138 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 06:38:41.26 O
ふ〜ん
そっかそっかそっか〜
う〜ん
いまいちかな。
続きの展開・・・楽しみに読ませてもらいます。
139 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 06:38:50.31 0
携帯21さんて若いっすよね?
140 :
携帯21:2006/08/11(金) 07:08:37.71 O
いまいち…かぁ…。
これからもどうぞよろしく…!
老人は朝が早いのであります…。
141 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 07:33:05.36 0
携帯21爽やかすぎ
どっかのすねちゃまとは違うね
おつおつ。いいよいいよ〜
143 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 08:55:22.41 0
乙乙!
エッチなコーナーでドキドキするとは
ガキさんまるで中学生みたいだな
良い感じですよ
146 :
携帯21:2006/08/11(金) 11:34:45.74 O
爽やか…良い感じ…。
やっぱり読む人によっていろいろですね…(^^)
書く方もそれが楽しみです!
毎度レス下さってありがとうございます。
それではまた今夜!!
ほ
148 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 12:45:27.03 0
俄然強め!にほ
ほ
150 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 13:50:53.22 O
ウヘほ
151 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 14:17:48.88 0
亀
152 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 15:15:11.05 O
うほ
153 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 15:49:17.42 0
ほーい
154 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 15:57:53.52 0
155 :
携帯21:2006/08/11(金) 16:59:03.30 O
ありがとう
156 :
携帯21:2006/08/11(金) 17:32:40.77 O
>>137 主人のいなくなった部屋…他人の家で1人でいる空間…。
「ハァ…」
里沙は自然と溜め息が出た…。
どうしたらいいんだろ…。
あの絵里の涙…なんとか出来るもんならなんとかしてあげたい…。
でもアイツはサユと腕を組んでいた…。
それに…わたしを好きだと言った…。
どうしろというんだ…。
こんなこと誰にも言えるわけないし…。
でも…。
いつもそうやって誰かのことばかり心配して…自分のことはどうなんだ…。
1時間目の稲葉先生も喫茶店のマスターKも傷つくことを怖れちゃいけないって言ってたじゃないか…!
里沙は強い決意と共に隣の部屋のある方を見つめた…。
なんの音沙汰もない隣の部屋…。
里沙はまた溜め息をつくとなにもかも面倒になって絵里のベッドにもたれかかった…。
157 :
携帯21:2006/08/11(金) 17:52:19.17 O
…ふと目を移すと床に転がしていたままの読みかけの雑誌があった…。
“愛の告白”と題された例の記事…。
里沙は後ろめたい気持ちもあったが触りだけでもと思いページを開いてみた…。
そこには里沙と大差ない少女が自らの体を売っていく中で徐々に変わりゆく肉体と精神の記録が克明に綴られていた…。
悪質なカメラ男によって次々と陰湿な目に遭うも新たな焦燥と快感の世界に溺れていく少女…墜ちてゆく中で輝きを増す女の性…。
「た、高橋援交…」
思わず口にしてしまった里沙はそんな自分に驚いてしまった…。
「なにやってんだろ…」
そしておもむろにページを閉じた手からは言葉とは裏腹にドキドキが伝わってきた…。
里沙は自分が分からなくなった…。
あんな汚らわしい世界なんて…。
そう思う自分…。
なにか体の中にポッと火がついたような新しい感覚…。
今までとは違う世界に興味津々の自分…。
158 :
携帯21:2006/08/11(金) 18:00:53.35 O
肯定も否定も出来なかった…。
興奮した自分がいた…。
それだけは事実だった…。
そうこうしていると階段を上がってくる絵里の足音が聞こえてきた…。
里沙は慌てて雑誌を本棚に戻すと何事もなかったように体勢を整えた…。
里沙は呼吸を正し部屋に入ってくる絵里を待った…。
「ガキさんお待たせ!」
弾んだ声の絵里がパジャマ姿で髪を拭きながら入ってきた…。
「う、うん…」
少し虚ろな目のまま里沙は立ち上がると部屋を出ていった…。
絵里はそんな里沙の姿を不思議そうに眺めていた…。
<続く>
リンクリンクリンク
160 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 18:43:12.75 0
イイヨイイヨー
161 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 18:55:22.35 O
う〜ん
う〜ん
う〜ん
まだまだだね・・・
162 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 19:02:42.88 0
こういう心理描写の回もあっていいだろ
163 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 19:06:11.28 0
その携帯はちょっとおかしいから
165 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 19:11:03.53 0
その携帯は作者さん自身じゃないの?w
自分で戒めてるのかと思ってたw
166 :
携帯21:2006/08/11(金) 19:11:53.07 O
違いますけど…
167 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 19:14:11.85 0
違うのかw
まぁ言わせないようにいいもの書いちゃいましょう
がんばです
168 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 19:14:58.95 0
マイペースで続けてくださいな
>>168 気にすんな 馬鹿ばっかりだ 皆馬鹿だしお前の親も馬鹿
171 :
携帯21:2006/08/11(金) 19:31:25.05 O
172 :
( ̄□ ̄;)!!:2006/08/11(金) 19:35:17.25 O
この顔ですか?
173 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 19:36:29.50 0
>>170 また親がバカの奴に俺の親がバカと言われた orz
174 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 19:40:38.01 0
175 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 19:42:08.29 0
何の感想もないより賛否両論あったほうがいいと思う
作者としてもやる気がでるだろうし
176 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 19:43:15.67 0
177 :
携帯21:2006/08/11(金) 19:50:40.16 O
>>172 その顔を待ってたんですよ…。
どうもわざわざすいませんねぇ…。
点と点を合わせて線を書く…。
分かってますよ…それだけじゃダメだってことも…。
それ以前のとこでも…まだまだまだ…なのも認めます…。
けれど…最近ここに書くのが楽しいんです…。
だから…。
自己満足にならないように気をつけます…。
どうぞこれからもよろしく!
178 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 19:54:59.11 0
Janeがぶっこわれた
おつおつ〜
180 :
( ̄□ ̄;)!!:2006/08/11(金) 19:59:23.87 O
こちらこそ。
ほ
182 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 21:21:33.88 0
り
183 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 21:29:52.44 O
俺は待つ
184 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 21:40:04.85 0
俺は書く
185 :
名無し募集中。。。:2006/08/11(金) 21:45:03.71 0
そして僕は途方に暮れる
ほ
ho
ほ
ほ
ほ
はひほ
192 :
名無し募集中。。。:2006/08/12(土) 00:34:39.90 0
>>177 オレは作者さんの文体好きだけどね
焦らずマッタリ書いていって下さいな!
193 :
名無し募集中。。。:2006/08/12(土) 00:38:59.33 0
現行の小説は過去ログいくつから始まってるの?
194 :
名無し募集中。。。:2006/08/12(土) 01:01:31.16 0
ほ
195 :
名無し募集中。。。:2006/08/12(土) 01:39:45.17 0
ほ
196 :
名無し募集中。。。:2006/08/12(土) 02:02:29.23 0
ほ
197 :
名無し募集中。。。:2006/08/12(土) 02:17:23.73 0
地道にho
198 :
名無し募集中。。。:2006/08/12(土) 03:22:02.74 0
ほ
199 :
名無し募集中。。。:2006/08/12(土) 05:08:54.53 0
がんばれ
ばんがれ
ほ
202 :
名無し募集中。。。:2006/08/12(土) 09:36:23.86 0
じぇ
203 :
名無し募集中。。。:2006/08/12(土) 10:11:08.79 0
ナンカレーほ
ho
205 :
名無し募集中。。。:2006/08/12(土) 11:12:08.37 0
ニャンカレーだにゃー!
206 :
名無し募集中。。。:2006/08/12(土) 11:50:00.89 0
ぬこ乙
207 :
名無し募集中。。。:2006/08/12(土) 11:50:43.13 0
インディゴブルーほ
ほ
209 :
名無し募集中。。。:2006/08/12(土) 13:20:40.46 0
ぜ
ん
211 :
名無し募集中。。。:
ほ