娘。小説@狼━━━アジサイ色の傘━━━

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1小説1 ◆n1d/wPxMTQ
娘。小説@狼━━━アジサイ色の傘━━━

2小説2 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/18(火) 22:31:39.25 0
東京は一週間ほど前から入梅したらしく、ここ数日は雨の日が続いている。
仕事に向かう途中のタクシーの中でワタシは、苛立ちながらその薄暗い東京の空を眺めていた。
雨はそれ程強くは降っていなかった。
音も無く打ちつける小さな雨粒は、ひどい交通渋滞の為に全くスピードが出せない事もあって、
外の景色を僅かに歪める程度に、このタクシーの車窓を優しく濡らしていた。

「もうじき晴れそうですね。」
縁のとても太い黒縁の眼鏡をかけたタクシーの運転手が渋滞で動かなくなっている前方の車を気にしながらワタシに言った。
雨の為に窓を締め切った車内には、
運転手の髪に付けられた大量のポマードとワタシの体にふりかけられた香りの強いパルファンの混ざり合った淀んだ空気が充満していた。
3名無し募集中。。。:2006/07/18(火) 22:32:00.95 0
    iーj;二二;,__r‐、
   {~タ-―=二、`ヾ、~l           石川と結婚するのが吉澤の夢!
 ,-r'"_,,........,__  ` -、 `i)                                            /|
 彡;:;:;:;:;/~_Z_ ̄`ー、_  `l、       ,.-=-.、.                           ,..ィ"~~~~~:::::ヽ
 7:;:;:;:;:/. `ー-ヲ t‐-、!`ヽi::r   ,:、 ,..ム.゚.,..゚..,.、l                         ,r'"::;;;_;;::::::::::__:::::::\
 ;:;:;:;:;/ /   ,.、 `!~|:::)::/   / :K"/ r:'" ,iii ~\         ,,...-,-、           /,.r''"     ヽ:::::::::::i!
 :;,;-〈 /  Fニニヽ | .|:::l:::ヽ   ラ-{ `"・ ・ ・ 。。 llL_/!      /-v"  `丶、       i"    ,.-。-ュ-.ヽ:::::::::;!
 '   fヽ  ヾ--"  l,/::/r'"  /`ー!: |~r-。、~`-、゚_  lソ     /  l      ` 、      i ,r・')、 |:`''''' " ヽヽ:::::::ヽ
   | ` 、___,..- '"|::::ゝ   /  l ノ i/`"'" ´゚-y' ./メ,      /  (・・)`丶、    '''ヽ     l :~ ヽ! ,..-、  ヾ;:::::::::|
   ヽ   /    レ"`‐.、_./  .レ /:; r-ニ、 K ./ 「    r''  //~~`''ーヾ'ー、   ノ     l   f'" '"~ノ  l |::::::::L
 ヽ        _,.-‐−―`ー"ヽ_l ヾ `ー'",.! | |_/     |  /、,,..-i'''t=ニ;ラ",l|`ゝr'     ヽ   ヽ-‐"  //'"二
  `,.-―'''''''''''<.,_     i"   l  ヽ....,,-" く__/     `ヽy:|`T"~、.,,__  `,i|ヾ |       ヽ、 ,.:-‐-'',/,.r‐''"
 '' "        l     i.   `   /    |,~`-、      | :i|  F‐'''"|  ! |ヽイ、_     ,..-‐f彡ゝ--‐"
           |     `: 、_         ノ   ヽ    ヽ'、  l!;;;;;;;/  / /:::::::`t''''丶、
            l        ~ '' ー― '' "    /"`'' -、   r|ヽ ,......,,..;:"/:::r:、:::::::ノ
4小説3 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/18(火) 22:32:07.03 0
「あの、ここで良いです。ここで降ります。」
ちょうどそう言おうと思っていたので、運転手の言葉は良いきっかけだった。
仕事場であるテレビ局までは、歩いて行くにはまだ少し距離があった。
このままタクシーで移動して、この渋滞が続いたとしても、恐らく収録の入り時間には充分間に合うだろう。
けれども、ワタシはタクシーを降りる事にした。
どうしてもただじっと待っているという事が、ワタシは我慢出来ない性質なのだ。
雨もそれほどひどくはないし、歩いた方が余程早そうだ。
そう思うともう我慢は出来なかった。

ワタシはタクシーを降りると、念の為に家を出るときに用意しておいた大きな黒い傘を広げ、
雨に濡れて光る歩道の上をテレビ局を目指し、すたすたと大股で歩き始めた。
5小説4 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/18(火) 22:32:45.79 0
彼是もう10分も歩いただろうか、
ワタシは近道をするべく大通りから少し入った住宅街の中の細い路地を歩いていた。
そこは都心にも関わらず、年号がまだ昭和だった頃に建てられたであろう古い人家が数多く建ち並んでいる寂れた場所だった。
ここからなら、もう目的地のテレビ局まではそう遠くはないだろう。
しかし、天候が再び崩れだし、先ほど止みそうになっていた雨脚は随分と強いもの変わっていた。
「あ〜あ、降りなきゃ良かったな。」
一言声に出して愚痴を零すと。
ワタシは洋服があまり濡れてしまわないように雨脚を気にしながら、歩いている歩幅を更に広げ先を急ぐ事にした。

6小説5 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/18(火) 22:33:15.45 0
そして、ようやくその細い路地の終わりにさしかかり、テレビ局までほんの僅かな距離になった時だった。
細いこの路地とその先の大きな通りに面した歩道とが、
T字に交差するその角の片隅に、小さな薄紫色の雨傘が広げられた状態で置かれていた。
それはまるで道端に一株だけ咲いている紫陽花のように見えた。

近付いてみるとその傘の下には、地面の上にダンボール箱が一箱置かれていて、
そのダンボール箱の中には、まだ目も開いていない小さな子猫が一匹入れられていた。

7小説6 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/18(火) 22:33:48.33 0
一体誰がこんな雨の日に子猫を捨てたのだろう。
ワタシは暫らくその傘の横で微かな鳴き声を上げ続ける子猫の姿を見下ろしながらそんな事を考えていた。
その時、不意に誰かがその薄紫色の小さな傘をさっと拾い上げた。
通りの方から歩いてきた大柄な男性だった。
年輩のサラリーマン風のその男性は、歩きしなにその傘を拾い上げると、
歩道からは塀で隠れて見えなくなっていたワタシの気配に気付き一瞬戸惑った動きを見せたが、
直ぐに何事も無いかったかのように、そのままその傘を自分の頭の上に差しその場を立ち去ろうとした、

8小説7 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/18(火) 22:34:23.72 0
「あの、それ、この猫の傘です。」
ワタシは思わず男性を呼び止めた。
「何だと。」
男性はワタシの言葉に足を止め振り返ると同時に怒りをあらわにワタシを怒鳴りつけた。
男性はその後も矢継ぎ早に怒りの形相のまま、あれこれ自分の主張を喚き立てた、
取引相手だとか、部下だとか、傘の件とはまるで関係の無いように思える話を交えながら。
正直、その話の内容はワタシの耳には良く入ってはいなかった。
ワタシはただ、その間、ずっと男性の表情を睨み付けているだけで、何も言い返せぬまま無言でその場に立ち尽くしていた。
傍からみれば睨みつけるというよりは、本当に怒鳴られて叱られているような表情に見えたかもしれない。
睨み付けながらもワタシの目には涙が浮かんでいた。
男性は長々とワタシに怒鳴りつけた後、
気が済んだのか、最後には気が抜けたような表情で舌打ちを一つだけするとその場を去っていった。
小さな傘は舌打ちと共にその場に投げ返された。
男性はまたびしょ濡れになりながら通りを歩いていった。

9小説8 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/18(火) 22:35:13.76 0
ワタシは投げつけられた傘を元通りにすると、その場にしゃがみ込み濡れてしまった子猫を洋服で拭った。
男性は恰幅も良く顔立ちも威厳に満ち溢れ、背広も革靴も腕時計も、どれも一流の身なりをしていた。
ワタシには彼がどのような人物でどのような人生を歩んでいるかも何となく想像する事が出来る。
そして彼がどのようにしてそのような地位を手に入れたかも想像出来る。
ワタシは随分と前から間近で実際に働く男性を目にして来た、何百人、何千人という大人の男性を。

そういった大人達の行動が正しいだとか間違っているだとかはワタシにはわからない、
彼の主張が正しいのかもしれない。
ただ最近はそんな大人達の事が怖いと感じてしまっている。
そして、自分自身もそうなっていってしまうのが怖いと感じている。

10小説9 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/18(火) 22:37:39.89 0

モーニング娘。に入ったばかりの頃は周りの大人達を怖いと思う事はなかった、
大人が怖くなってしまったのは、あれからどんどんワタシ自身が大人になってきてしまっているからだろう。
もう昔のように無邪気に笑いあって遊んだり、怒って喧嘩をしたり、人目をはばからず泣いたりする事なんてほとんど無い。
その代わりに今度は、徐々に周りの大人達の意見に耳を傾けたりする事が出来るようになってくる。
そして、その言葉をひとつひとつ理解する度にひとつひとつ何かを失っていく。
ワタシは多分、戸惑っているのだと思う、まだ感情をそのままぶつけ合っている同年代の子達より、
ほんの少し早く大人になっていく事に。

11名無し募集中。。。:2006/07/18(火) 22:38:47.14 0
(*^ー゚)b
12小説10 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/18(火) 22:39:17.15 0
「あの〜。」
子猫を拭き終わり暫らくそのまましゃがみ込んでいると背中越しに聞きなれた声がした。
雨が止む寸前の通り雨だったのか、先程までの雨が嘘のように止んでいた。
声はしゃがみ込むワタシをすっぽりと覆っていた大きな黒い傘に綺麗に響き、
露先に残っていた雨の雫を一つ、二つと落とさせた。

「なんや、ガキさんか〜。」
ワタシがそのままの体勢で振り向くとそこにはびしょ濡れのれいな立っていた。
れいなは手からコンビ二の袋を提げ、
袋の中には紙パックの小さな牛乳と白いタオルが入れられていた。

13名無し募集中。。。:2006/07/18(火) 22:39:23.31 0
つまんねえ
14小説11 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/18(火) 22:40:06.71 0
「ガキさん、ほら、見て〜、この子まだ目もみえよらんとよ。」
れいなはそう言うと、ワタシの横にワタシと同じようにしゃがみ込み、
紙パックの牛乳を手の平に注ぐと、それを子猫の口元に差し出した。
「お母さんのお乳やないけど、一応温めてもらってあるけん、これで我慢ばしてね。」
れいなはじっと牛乳を飲む子猫を見つめていた。
そのれいなの目線と自分の目線が同じ高さにあると思うと、
さっき男性に怒鳴られた時の涙がもしかしたらまだ浮かんでしまっているのではないかと心配になり、
ワタシは咄嗟に目を拭った。
実際にはもう目は潤んでいなかったかもしれないが、
ワタシはれいなに泣いてる顔を見られたく無いと思った。
そう思ってしまった。

15小説12 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/18(火) 22:41:22.70 0
「・・・ガキさん泣いとうと?」
れいなは猫に牛乳をあげながらワタシの方をちらりと覗く。
「泣いてないでしょ〜が。」
少し強い口調でそう言うと、ワタシは立ち上がり誤魔化すように不機嫌そうな素振りをして不要になった傘を折り畳み始めた。
「もう、なんで怒ると?」
れいなは本当に不思議そうな顔をした。
「怒ってないでしょ〜が。」
今度は出来るだけ笑いながらそう口にしたが、笑顔を作ろうとすればするほど表情は崩れ、
目から涙が溢れてしまいそうになる。
―――本当にワタシは何やってるんだろう?―――
ワタシはどんどん自分が嫌いになりそうだ。

そんなワタシの態度を不思議そうに見つめながられいなは袋から白いタオルを取り出すと、
びしょびしょに濡れた自分の髪を軽く拭いてから、
タオルの濡れていない部分で子猫を包んであげた。
そして、れいなは子猫をタオルで包んだまま持ち上げ、立ち上がると。
「もう、これで寒くないけんね〜」
と、子猫を自分の顔に近づけ、子猫に向かってそう話し掛けた。

その子猫に自分の顔を摺り寄せるれいなの表情は、
無邪気な子猫そのものだった。

16小説13 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/18(火) 22:42:00.38 0
そんなれいなの表情を複雑な気持ちで眺めた。
「・・・・・・れいな、・・・もう行くよ。」
ワタシは綺麗に折り畳んだ傘を手にゆっくりと大通りの方に進みながられいなに向かってそう声を掛けた。
それを聞いたれいなは小さな薄紫色の傘の下のダンボール箱の中に、再びその小さな子猫を戻すと、
小走りにワタシの方に駆け寄った。

れいなは名残惜しそうにもう一度子猫の方を振り返ると、
「あの猫、誰かに拾われるかな?」
と、ワタシに訊ねた。

17小説14 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/18(火) 22:42:36.95 0
世の中には色んな事情がある、ワタシはもうそれを理解出来るほど大人だ、
色々な事情に大人達は理屈を付ける、
でも、そんな大人達よりもれいなの方がはるかに正しい。
ワタシはそう思う。

ただ、みんながみんなれいなのように強くないだけなんだ、
ワタシはびしょびしょに濡れながら無邪気に訊ねてくるれいなに微笑んだ。今度は多分上手く笑えてるはずだろう。
れいなも嬉しそうにワタシに微笑み返す。

18小説15 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/18(火) 22:43:09.80 0
子猫がこの後、無事に育つかどうかはワタシにはわからない、
れいなのように無邪気にそれを信じる事も出来ない。
さっきの男性も思い出してみればそんな事を言っていたような気がする。
世の中の大人は猫一匹だって幸せにしてやることは出来ないし、自分の為の傘だって欲しい、
正しくなくてもそれが世の中の事情だ。
大多数の人間がそれを承知で今もこうして生きている。
ワタシはそれを随分前から理解している。
れいなみたいな人間は稀なのだ。

19小説END ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/18(火) 22:47:41.40 0
れいなと並んで歩きながら、そんな事を考えていた。
そして、ようやくテレビ局の前まで来ると、
れいながワタシに向かってまた一つ訊ねてきた。
「れいな、紫陽花に似とらん?」
「・・・・・・・・・そうだね。・・・風邪引いちゃうよ早く入って着替えよ。」
テレビ局の玄関前で自信満々におかしなポーズを取るれいな、
その全身紫色のコーディネイトのれいなをまじまじと見つめて、
少し間を置いてからそう答えた。

さっきの寂れた路地裏にも本物の紫陽花は咲いていなかった。
でも、この広い東京のどこかには、きっと本物の紫陽花も咲いているはずだ。
れいなを見つめながら一瞬そんな事を考えていた。

20名無し募集中。。。:2006/07/18(火) 22:48:56.64 0
一気に読めた
21名無し募集中。。。:2006/07/18(火) 22:49:20.09 0
ざっと呼んだけど詩的センスゼロだなお前
22名無し募集中。。。:2006/07/18(火) 22:49:32.41 0
三人目のワタシの情報を是非
23名無し募集中。。。:2006/07/18(火) 22:50:44.97 0
24名無し募集中。。。:2006/07/18(火) 22:51:30.67 0
ここまで退屈な小説だと書いたやつよりむしろ読んだお前等が凄いよ
25名無し募集中。。。:2006/07/18(火) 22:51:33.67 0
作者さんプロット落としてよ
26名無し募集中。。。:2006/07/18(火) 22:56:24.39 0
羊化決定
27名無し募集中。。。:2006/07/18(火) 22:56:59.66 0
さっさと自演しろよ作者
28名無し募集中。。。:2006/07/18(火) 23:04:59.54 0
まあまあかな






























自演です
29名無し募集中。。。:2006/07/18(火) 23:09:32.45 0
イイヨイイヨ〜
30名無し募集中。。。:2006/07/18(火) 23:12:37.81 0
3人目のワタシは無かったことになってるの?
31名無し募集中。。。:2006/07/18(火) 23:22:13.31 0
田中れいな=紫
32名無し募集中。。。:2006/07/18(火) 23:37:42.28 0
>>30
きっとだれかに続きを書いて欲しいんじゃないかと
33名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 00:04:54.53 0
短編集
34名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 00:07:21.13 0
俺もココで短編書いていい?
35名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 00:08:42.97 0
OKでしょ
36名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 00:15:06.75 0
つか頼む
37名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 00:20:54.34 0
meからも
38名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 00:30:32.86 0
3年目の浮気ぐらい
39名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 00:49:49.49 0
よーし書いちゃうぞ
えりりんとさゆとれいにゃとガキさんの四人で書きます
40名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 00:50:53.36 0
えりりんとさゆが恋人同士でれいにゃがそれにちょっかいを出すって展開で考えてるんだけどどう?
41名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 00:55:25.16 0
あーやっぱ卒メンもだすかも
えりりんとさゆの恋愛を影ながらささえたりするいい先生として
いままで卒メンを全部だすとかってのどう?
ちょっと長くなるかもです
42名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 01:00:36.43 0
ここで流れぶった切っていま書き終えた初短編おいてっていい?
43名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 01:01:15.74 0
>>42
ヨロ
44名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 01:01:44.43 0
ちょっと待ってて明日かくかもです
45名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 01:02:13.95 0
>>42
ヨロ
46名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 01:03:40.79 0
あつ〜い。
ガキさんがつらそうな顔をしているので休憩を取ることに決めた。
山道の傾斜が緩くなり見えたベンチに二人して座る。くたくただった。
七月というのに本当に暑い。
「カメなにいってんのよ。七月だからでしょ〜」
そうだった。ごめんなさい。

腰を下ろすと古いコカコーラの看板が見えた。ちょっと剥げてて塗料の赤と地の鈍い白銀色が混ざっている。
「あれ売店じゃな〜い? ちょっと冷たいものとか買ってこよっか?」
「あっ、じゃあわたし買ってきます」
「いやいや、ここは私がいきますよ」
どうぞどうぞ。
といいたい所だけどガキさん疲れてそうだし我慢。いやいやわたしが行くって。
そう言うとなんだかすごい嬉しそうな顔をしてガキさん「どうぞどうぞ〜」
シテヤッタリという風の表情をしたガキさんを残して売店に向かった。
47名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 01:05:51.31 0
++++
「おそくなってごめんなさいー」
「お〜。
 いいよいいよ。なんかあったの?」
「つかれて買ったジュース二本とも飲んでたんだよ。おいしかったー。」
「そっか〜それなら遅くなってもしかたないよねってこらー! わたしのジュースないって、ちょっとちょっとー」
勿論うそでポケットに入れてある。
「ジャーン! えりのポッケの中でしたー。はいガキさんの分。」
そういってポカリスウェットを渡す。うれしそうな顔。眉毛は平ら。なんであんな平らなんだろう。
「カメも飲む〜?」
というか最近眉毛細くなってる気がする。なんか癒されるなあ。
「お〜い、かーーめーー」
「うんっ? いるいるよ?」
「だからー、人の話きいてるー? のーーめーー!」
上目遣いでこっちの目をのぞきこんできて、
え? んっ! ガキさんの口がえりの口にくっついてそこからしょっぱくて甘いのが口の中に入ってきた。生あったかいポカリスウェット。実は一本飲んでるけど渇いたのどにはさからえないしやっぱりおいしいって
えぇえええうぇえれてええええええええええええええーーーー!
口の中に残ったポカリが噴出して目の前の顔にかかる。おでこにかかった前髪がぺっしゃんこになる。
「ちょっ、やめてよ〜。べとべとになるでしょーが」
ガキさん何気に顔赤い?
「ご、ごめん〜でも」
「でもじゃあないでしょ〜」
48名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 01:06:40.73 0
ええ? おかしいのは向こうのような。でも考えてみると正直嬉しい気もする。なんか他の娘。より仲良くなった気がするし。ああ、ちゃんと言ってくれたら出さなかったのに〜。ただ今嬉しいっていうのも恥ずかしいな〜。
ああでもいったほうがいいかな〜。「ねえカメ」そうだ。ここは絶対言っといたほうがいい気がする。
いつもこういうとこ優柔不断だからだめなんだよな〜。ガキさん今こっち見てるし。「カメ」今言えば。
急に背中になんかが入ってきた。ん。つめたい!?

「も〜、いつまでねてんの〜カメ。ほらジュースかって来たよ」
えくぼと眉毛とこのこえは。あー。あー。ああ。そうか。瞼を開けると久しぶりに見る太陽は目をちくちくと刺して、渇きでのどはひりひりしていた。
「ずっとよんでたのに〜。なんか寝言いいそでいわないから」
そういうとガキさんはわたしの背中からさっき入れたジュースを出した。
「ごめんごめんなんでもないよ。ありがとう。」
わたしはそういって笑った。ガキさんの前髪はさらさらと風に揺れていて、でも頬は走ってジュース買ってきてくれたんだろう、ちょっと赤かった。あーあ、いいとこだったのになー。

「ほらほらー、カメぼーっとしてないで。のめよ〜」
ガキさんが飲んでるポカリののみかけをちょっと飲んだ。
あっ、
おいしー。

【おわり】
49名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 01:07:15.59 0
作者さん書くならコテハンで
50名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 01:11:43.47 0
>>48
激しく乙です
51名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 01:12:21.30 0
>>49
ごめ
もっとまともになったら考えます
52名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 01:14:44.31 0
>>51
おいおいタイトルも無いぞ
53名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 01:17:02.31 0
勝手が判ってなくてすまん
題名は「ぽかり」で
54名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 01:41:33.49 0
http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1152804107/
このスレで書いてた作者タン、見てたらここで続き書く気ないかな?
55名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 02:20:55.45 0
56訂正小説1 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/19(水) 02:48:45.37 0
娘。小説@狼━━━アジサイ色の傘━━━ (訂正)

57訂正小説2 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/19(水) 02:49:15.15 0
東京は一週間ほど前から入梅したらしく、ここ数日は雨の日が続いている。
仕事に向かう途中のタクシーの中でワタシは、苛立ちながらその薄暗い東京の空を眺めていた。
雨はそれ程強くは降っていなかった。
音も無く打ちつける小さな雨粒は、ひどい交通渋滞の為に全くスピードが出せない事もあって、
外の景色を僅かに歪める程度に、このタクシーの車窓を優しく濡らしていた。

「もうじき晴れそうですね。」
縁のとても太い黒縁の眼鏡をかけたタクシーの運転手が渋滞で動かなくなっている前方の車を気にしながらワタシに言った。
雨の為に窓を締め切った車内には、
運転手の髪に付けられた大量のポマードとワタシの体にふりかけられた香りの強いパルファンの混ざり合った淀んだ空気が充満していた。

58訂正小説3 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/19(水) 02:49:47.82 0
「あの、ここで良いです。ここで降ります。」
ちょうどそう言おうと思っていたので、運転手の言葉は良いきっかけだった。
仕事場であるテレビ局までは、歩いて行くにはまだ少し距離があった。
このままタクシーで移動して、この渋滞が続いたとしても、恐らく収録の入り時間には充分間に合うだろう。
けれども、ワタシはタクシーを降りる事にした。
どうしてもただじっと待っているという事が、ワタシは我慢出来ない性質なのだ。
雨もそれほどひどくはないし、歩いた方が余程早そうだ。
そう思うともう我慢は出来なかった。

ワタシはタクシーを降りると、念の為に家を出るときに用意しておいた大きな黒い傘を広げ、
雨に濡れて光る歩道の上をテレビ局を目指し、すたすたと大股で歩き始めた。

59訂正小説4 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/19(水) 02:50:29.03 0
彼是もう10分も歩いただろうか、
ワタシは近道をするべく大通りから少し入った住宅街の中の細い路地を歩いていた。
そこは都心にも関わらず、年号がまだ昭和だった頃に建てられたであろう古い人家が数多く建ち並んでいる寂れた場所だった。
ここからなら、もう目的地のテレビ局まではそう遠くはないだろう。
しかし、天候が再び崩れだし、先ほど止みそうになっていた雨も随分と強い雨脚に変わっていた。
「あ〜あ、タクシー降りなきゃ良かったな。」
一言小さく声に出して愚痴を零すと。
ワタシは洋服があまり濡れてしまわないように雲行きを気にしながら、歩いている歩幅を更に広げ先を急ぐ事にした。

そして、ようやくその細い路地の終わりにさしかかり、テレビ局までほんの僅かな距離になった時だった。
細いこの路地とその先の大きな通りに面した歩道とがT字に交差するその角の脇に、
小さな薄紫色の雨傘が広げられた状態で置かれていた。
それはまるで道端に一株だけ咲いている紫陽花のように見えた。

60訂正小説5 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/19(水) 02:50:59.54 0
近付いてみるとその傘の下には、地面の上にダンボール箱が一箱置かれていて、
そのダンボール箱の中には、まだ目も開いていない小さな子猫が一匹入れられていた。

一体誰がこんな雨の日に子猫を捨てたのだろう。
ワタシは暫らくその傘の横に立ち、微かな鳴き声を上げ続ける子猫の姿を見下ろしながらそんな事を考えていた。
その時、不意に誰かがその薄紫色の小さな傘をさっと拾い上げた。
傘を拾い上げたのは通りの方から歩いてきた大柄な男性だった。
年輩のサラリーマン風のその男性は、歩きしなにその傘を拾い上げると、
歩道からは塀で隠れて見えなくなっていたワタシの気配に気付き一瞬戸惑った動きを見せたが、
直ぐに何事も無いかったかのように、そのままその傘を自分の頭の上に差しその場をすたすたと立ち去ろうとした。

61訂正小説6 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/19(水) 02:51:26.80 0
「あの、それ、この猫の傘です。」
ワタシは思わず男性を呼び止めた。
「何だと。」
男性はワタシの言葉に足を止め、振り返ると同時に怒りをあらわにワタシを怒鳴りつけた。
男性はその後も矢継ぎ早に怒りの形相のまま、あれこれ自分の主張を喚き立てた、
取引相手だとか、部下だとか、傘の件とはまるで関係の無いように思える話を交えながら一方的に続けた。
正直、その話の内容はワタシの耳には良く入ってはいなかった。
ワタシはただ、その間、ずっと男性の表情を睨み付けているだけで、何も言い返せぬまま無言でその場に立ち尽くしていた。
傍からみれば睨みつけるというよりは、本当に怒鳴られて叱られているような表情に見えたかもしれない。
睨み付けながらもワタシの目には涙が浮かんでいた。
男性は長々とワタシに怒鳴りつけた後、
気が済んだのか、最後には気が抜けたような表情で舌打ちを一つだけするとその場を去っていった。
小さな傘は舌打ちと共にその場に投げ返された。
男性はまたびしょ濡れになりながら通りを歩いていった。

62訂正小説7 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/19(水) 02:51:57.71 0
ワタシは投げつけられた傘を元通りにすると、その場にしゃがみ込み濡れてしまった子猫を洋服で拭った。
男性は恰幅も良く顔立ちも威厳に満ち溢れ、背広も革靴も腕時計も、どれも一流の身なりをしていた。
ワタシには彼がどのような人物でどのような人生を歩んでいるかも何となく想像する事が出来る。
そして彼がどのようにしてそのような地位を手に入れたかも想像出来る。
ワタシは随分と前から間近で実際に働く男性を目にして来た、何百人、何千人という大人の男性を、
そういった大人達の行動が正しいだとか間違っているだとかはワタシにはわからない、
ただ、最近はそんな大人達の事が怖いとは感じてしまっている。
そして、自分自身もそうなっていってしまうのが怖いと感じている。

モーニング娘。に入ったばかりの頃は周りの大人達を怖いなんて思う事はなかった、
大人が怖くなってしまったのは、あれからどんどんワタシ自身が大人になってきてしまっているからなのだろう。
もう前のように無邪気に笑いあって遊んだり、怒って喧嘩をしたり、人目をはばからず大泣きしたりする事なんてほとんど無い。
その代わりに今度は、徐々に周りの大人達の意見等に耳を傾けたりするような事が出来るようになってくる。
そして、その言葉のひとつひとつを理解する度にひとつひとつ何かを失っていく。
ワタシは多分、戸惑っているのだと思う、まだ感情をそのままぶつけ合っているような同年代の子達よりも、
ほんの少し早く大人になっていく自分に。

63訂正小説8 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/19(水) 02:52:29.26 0
「あの〜。」
子猫を拭き終わり暫らくそのままその場にしゃがみ込んでいると背中越しに聞き慣れた声がした。
雨が止む寸前の通り雨だったのか、気が付くと先程までの雨はいつの間にか嘘のように止んでいた。
声はしゃがみ込むワタシをすっぽりと覆っていた大きな黒い傘に美しく響き、
その振動は露先に残っていた雨の雫を一つ、二つと落とさせた。

「なんだ、ガキさんか〜。」
ワタシがそのままの体勢で振り向くとそこにはびしょ濡れのれいなが立っていた。
れいなは手からコンビ二の袋を提げていた。
袋の中には紙パックの小さな牛乳と白いタオルが一つ入れられていた。

64訂正小説9 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/19(水) 02:53:00.37 0
「ガキさん、ほら、見て〜、この子まだ目も見えよらんとよ。」
れいなはそう言うと、ワタシの横にワタシと同じようにしゃがみ込み、
紙パックの牛乳を自分の手の平に注ぐと、それを子猫の口元に差し出した。
「お母さんのお乳じゃないっちゃけど、温めてもらってきたけん、これで我慢ばしてね。」
手を差し伸べながられいなはじっと牛乳を飲む子猫を見つめていた。
そのれいなの目線と自分の目線が同じ高さにあると思うと、
さっき男性に怒鳴られた時の涙がもしかしたらまだ浮かんでしまっているのではないかと心配になり、
ワタシは咄嗟に目を拭った。
実際にはもう目は潤んでいなかったかもしれないが、
ワタシはれいなに泣いてる顔を見られたく無かった。
何故かそう思ってしまった。

65訂正小説10 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/19(水) 02:53:44.05 0
「・・・ガキさん泣いとうと?」
れいなは猫に牛乳をあげながらワタシの方をちらりと覗く。
「泣いてないでしょ〜が。」
少し強い口調でそう言うと、ワタシは立ち上がり誤魔化すようにして、不機嫌そうな素振りで不要になった傘を折り畳み始めた。
「なんで怒ると?」
れいなは本当に不思議そうな顔をした。
「おっ、怒ってないでしょ〜が、ほら〜。」
今度は出来るだけ笑いながらそう口にしたが、笑顔を作ろうとすればするほど表情は崩れ、
目から涙が溢れてしまいそうになった。
―――ワタシは何やってるんだろう?こんな嘘なんて吐いて何がしたいんだろう?―――
ワタシはどんどん自分が嫌いになりそうだ。

66訂正小説11 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/19(水) 02:54:10.90 0
そんなワタシの態度をやっぱり不思議そうに見つめながられいなは今度は袋から白いタオルを取り出すと、
びしょびしょに濡れた自分の髪を軽く拭いてから、
タオルの濡れていない部分で子猫を包んであげた。
そして、れいなは子猫をタオルで包んだままひょいと持ち上げながら自分もその場で立ち上がると。
「もう、これで寒くないけんね〜」
と、子猫を自分の顔の近くまで抱き上げ、
顔を子猫に摺り寄せながらそう話し掛けた。

そんな風にしているれいなの表情は、
まるで無邪気な子猫のようだった。

67訂正小説12 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/19(水) 02:54:54.03 0
ワタシはそんなれいなの表情を複雑な気持ちで眺めていた。
―――れいなの目にはワタシの表情はどう映って見えるのだろう?―――
「・・・・・・れいな、・・・もう行くよ。」
ワタシは綺麗に折り畳んだ傘を手にゆっくりと大通りの方に進みながられいなに向かってそう声を掛けた。
それを聞いたれいなは小さな薄紫色の傘の下のダンボール箱の中に再びその小さな子猫を戻すと、
小走りにワタシの方に駆け寄った。

れいなは名残惜しそうにもう一度子猫の方を振り返ると、
「あの猫、誰かに拾われるかな?」
と、ワタシに訊ねた。

68訂正小説13 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/19(水) 02:56:28.72 0
世の中には色んな事情がある、ワタシはもうそれを充分理解出来るほど大人だ、
色々な事情に大人達は色々な理屈を付ける、
でも、そんな大人達の理屈よりれいなの行動の方がはるかに正しい。
ワタシはそう思う。

でもそれは簡単に出来る事ではない、
みんながみんなれいなのように強くはない。

ワタシはびしょびしょに濡れながら無邪気に訊ねてくるれいなに微笑んだ。今度は多分上手く笑えてるはずだろう。
れいなも嬉しそうにワタシに微笑み返す。

69訂正小説14 ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/19(水) 02:57:10.38 0
子猫がこの後、無事に育つかどうかなんてワタシにはわからない、
れいなのように無邪気にそれを信じる事も出来ない。
さっきの男性も思い出してみればそんな事を言っていたような気がする。
世の中の大人は猫一匹だって幸せにしてやることは出来ないし、自分を守る為の為の傘だって欲しい、
正しくなくてもそれが世の中の事情だ。
大多数の人間がそれを承知で今もこうして生きている。
ワタシはそれを随分前から理解している。
みんな弱い人間だ。
れいなみたいな子は稀なのだ。



70訂正小説END ◆n1d/wPxMTQ :2006/07/19(水) 02:58:35.61 0
れいなと並んで歩きながら、そんな事を考えていた。
そして、ようやくテレビ局の前まで来ると、
れいながワタシに向かってまた一つ訊ねてきた。
「れいな、紫陽花に似とらん?」
「・・・・・・・・・そうだね。・・・・・・風邪引いちゃうよ早く中に入って着替えよう。」
テレビ局の玄関前で自信満々におかしなポーズを取るれいな、
その全身紫色にコーディネイトされたれいなをまじまじと見つめて、
少し間を置いてからワタシはそう答えた。

さっきの寂れた路地裏にも本物の紫陽花は咲いていなかった。
でも、この広い東京のどこかには、きっと本物の紫陽花も咲いているはずに違いない。
れいなを見つめながら一瞬そんな事を考えていた。

71名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 03:24:59.87 0
>>67のガキさんにこの場面を切り上げさせる台詞を言わせるってのは
結構好きかも
といってもガキさんしかいないから、ガキさんにいわせしるかないんだろうけどねえ
72名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 03:31:53.37 O
ワンダー3って言葉があるよね、不細工ワースト3なのか不人気ワースト3なのかは知らないけど
狼一般には紺野小川新垣の3人を指す言葉らしい、悪い意味で

ところが紺野小川をそのままに新垣を亀井に入れ替えてワンダー3と言うレスを見かける
紺野では無く新垣を亀井に入れ替えているのである

不細工なのか不人気になのか知らないが恐らくワーストを示す言葉にも関わらず
紺野を残し新垣を亀井に入れ替えているのである

新垣が紺野と亀井に何で勝っているのかは私は知らない
写真集の売上では小川にさえ負けている新垣がワースト3から何故逃れられるのか?

2ch,狼におけるレスの数がそのまま人の数では無い事は説明するまでも無いでしょう
今でも私は紺野小川亀井の名前を説明的に添えてレスされたワンダー3と言うレスを見かけます

説明が長くなりましたが、この事からも紺野と亀井のアンチの姿が
透けて見えるかと思います。
73名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 03:43:12.32 0
訂正版も読んだ
相変わらずすらすら読める
本当に良い意味ですらすら読めるのだそれは続きを読もうとする自分がいるからにほかならない
74名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 03:44:22.44 0
>>71
そのあとのガキさんの考え方が切なくて胸が苦しくなる
75名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 03:45:00.76 0
保全する
76名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 03:45:25.15 0
あぼんだらけじゃ
77名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 04:00:58.46 0
ガキさんの小説スレ大好きなんだけど
落ちると探すのが大変じゃ
78名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 04:17:32.65 0
この人の他の作品って何があるの?
ガキさん以外のもあるのですか?
79名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 04:19:02.65 0
ないよ
80名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 04:19:41.44 0
ないの?
81名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 04:52:06.08 0
po
82名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 07:25:36.83 0
83名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 07:57:08.95 0
84名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 10:02:54.59 0
ho
85名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 11:01:54.72 0
保田
86名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 12:10:35.53 0
87名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 12:42:07.76 0
88名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 12:54:40.42 0
ho
89名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 13:08:43.02 0
hoge
90名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 13:11:38.69 0
れいにゃああああああああああああああああああああああ保全
91名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 13:16:29.97 0
イイ!
92名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 13:17:05.42 0
すごくイイとおもいました
93名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 13:19:56.69 0
 |  |
 |_|ハ§
 |新|e・) 
 | ̄|J゚    
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
94名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 13:49:23.46 0
 |  |
 |_|ハ§
 |新|e・) 
 | ̄|J゚    
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 

95名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 13:50:11.75 0
 |  |
 |_|ハ§
 |新|e・)<禿げ 
 | ̄|J゚    
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 

96名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 13:54:23.31 0
ぽかりの感想書いちゃだめ〜?
97名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 14:23:25.03 0
 |  |
 |_|ハ§
 |新|e・)<禿げ、禿げ
 | ̄|J゚    
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
98名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 14:54:01.88 0
もげん
99名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 15:16:54.36 0
保全
100名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 15:32:26.67 0
天才ですよこれは
101名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 15:50:07.38 O
保全してくれてた方々ありがとう
おかげで今回は読めました
作者さんは三人目は別としてまた長編書く気はないんですか?
102名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 16:24:48.54 O
103名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 16:57:42.88 0
104名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 17:00:26.52 0
短編も面白いと思う
短編ならではの良さを出すのが上手い

105名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 17:07:07.92 0
良くわからん
106名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 17:37:04.10 0
107名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 17:44:01.79 0
ぜん
108名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 18:14:20.26 0
ho
109名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 18:46:46.77 0
今回は落ちないね
110名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 19:22:56.88 0
ho
111名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 19:35:45.33 0
職人
112名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 19:43:52.00 0
他の娘小説と雰囲気が違うねちょっと暗いような気もするけど読んでるうちに不思議とこれが現実のような気がしてくる
113名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 20:03:53.59 0
ko
114名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 20:05:19.91 0
みたことあると思ったらログ削除したスレだったw
つか羊でやれよ
115名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 20:13:16.94 0

作者の自演w
116名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 20:24:25.03 0
美勇伝
117名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 20:47:17.19 0
この作者は天才
故に他の作者が理由も無く叩きます
118名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 20:56:19.78 0
叩くわけじゃないが評価しづらい
119名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 21:05:27.15 0
この作者の小説はマンセーレスになんか空気の違いを感じる
120名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 21:23:12.41 O
この作者が新しいの書く度に
小説から娘を題材にする必然性をどんどん感じなくなっている
121名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 21:23:12.65 0
違いっていうかなんていうか
続きを読みたいだけ、それだけ、他に何の意味もないよ
ただそれだけ、重要な事だよ
122名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 21:32:23.31 0
>>120
そうすげー評価しづらいんだよ
だから絡みも少ないし「行くよ」以外萌えポイントが無いというのもいいえてると思う
123名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 21:34:30.79 0
ho
124名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 21:39:46.27 0
ポカリのほうは口移しいらないかなあ
好みの問題だろうけど
125名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 21:45:33.94 0
添削してーけどめんどい
126名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 21:55:55.52 0
>>124
補足
それ以外は萌えるという意味
127名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 22:20:10.21 0
128名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 22:26:23.88 0
途中に書いてある池沼みたいなやつか?
よく読めるな
129名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 22:27:30.36 0
違いが分からない
130名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 22:48:08.13 0
131名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 23:14:00.68 0
途中のやつも結構良いよ
132名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 23:22:10.29 0
そういってくれる人がいると救われる
133名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 23:27:21.19 0
新垣小説ばかりになってしまった
紺野と小川がいなくなるからしかたがないのか
高橋はもう嫌と言うほど小説のネタにされてきた
それもひどい目に合わされている話ばかり
じゃあだれを書けばいいのか
小春?だめだ。この子をエロの対象には出来ない
れいな?オレは6期の事を知らない
じゃあ?
吉澤しか居ないではないか
そうか、吉澤小説を書けばいいのか・・・ふーん。
134名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 23:28:30.95 0
葛藤の独白乙
135名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 23:33:42.79 0
136名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 23:33:58.85 0
買い手よ吉澤
137名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 23:37:55.87 0
ガキさんは夏の匂いがするからしょうがない
138名無し募集中。。。:2006/07/19(水) 23:39:31.87 0
そうだねしょうがないのだ
139名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 00:03:45.80 0
意外と生臭いよガキさん
140名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 00:11:20.09 0
ドリアンみたいな臭いなのだ
141名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 00:16:56.29 0
だがそれがいい
142名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 00:19:30.90 0
高橋の上半身と新垣の下半身が合体するとそれが最臭兵器
143名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 00:31:50.58 0
オラの腋だけでジュウブン
144名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 00:52:48.71 0
145名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 01:03:59.11 0
146名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 01:23:11.21 0
147名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 01:33:29.96 0
148名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 01:54:44.26 0
ho
149名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 02:09:06.65 0
ze
150名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 02:22:06.31 0
国保税?
151名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 03:16:49.22 0
n
152名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 03:24:48.61 0
hozen
153名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 03:38:34.14 0
154名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 04:24:29.68 0
155名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 04:24:58.87 0
156名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 04:54:25.11 0
ガキさんかわいいよガキさん
157名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 05:03:04.40 0
娘。小説を書くならキャラの名前だけとかじゃなくて
娘。である必要性とか欲しいよな
歌詞をセリフにして言わせるとか
158名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 05:12:24.34 0
シナリオの本質そのものは娘。である必要性のいらないものだが
この人はそのシナリオで娘。を描いている
実在の娘。をじっくり見つめ丁寧に描き出している
159名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 05:32:17.84 0
娘。ネタはさすがにもう少しは欲しいところ
160名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 05:37:28.79 0
娘ネタっていうのは微妙に違う気がする
娘が娘らしければいい
ここの小説は知らんけど
161名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 07:37:31.80 0
作者が書きたい物を書けばよい
読みたい人間が勝手に読むさね
俺とか
162名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 08:02:45.55 0
保守
163名無し募集中。。。:2006/07/20(木) 08:29:33.21 O
この人の場合は少し特殊だよ
所謂娘小説の娘で描かれる醍醐味とは少し違う
164名無し募集中。。。