1 :
名無し募集中。。。:
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::::::::::::::::::::::i, ノ/::::〃'
::::::::::::::::::::::::i. ´,.':::::://' 致死レベルの放射能を検知・・・
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:::::::::::::::::::::::::::! ` 、 /::::::::::::i
:::::::::::::::::::::::::| `_ト,ー‐ ' │:::::::::::::l
2 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 00:22:54.22 0
それなんて
3 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 00:23:59.29 0
青い空を取り戻せ
4 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 00:25:15.67 0
AAの意味がわかんない
5 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 02:24:03.43 0
土砂降り 慟哭 突然の別離
6 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 03:52:46.32 0
愛 夢 ../
7 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 05:50:54.86 0
いぇーいめっちゃポリデント
8 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 05:55:50.98 0
ようわからん
9 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 06:06:25.20 0
このスレを開いた俺はどうすればいい?
小説的にいい題材だと思うんですけどねぇ
誰かを待ちましょう
11 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 09:42:37.71 0
どんよりと曇った放課後
僕は近くの西洋風喫茶店でコーヒーを飲んでいた。
日本の推し進める大東亜共栄圏の政策は
果たしてアジア諸国に受け入れられているのだろうか?
このところの西欧諸国からの経済制裁の発動は
徐々に我々の生活は窮地に追い詰めている。
「このコーヒーもあと何杯飲めるのだろう?」
これからは原材料の豆の輸入も止められるであろう。
こんな他愛も無い贅沢が許されるのもあとわずか・・・。
12 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 09:43:35.85 0
突然、目の前に閃光が走ったかと思うと、叩きつけるような大音響。
「落ちたな」と店の主人。
「近いわね」給仕の女の子が応える。
気が付くと外は真っ黒な雲に覆われ、バケツをひっくり返したようなどしゃ降りの雨。
店の電気は消え、アルフレッド・コルトーの奏でるショパンのマズルカだけが、
蓄音機から流れている。
13 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 10:14:18.79 0
すると雨音の中から仔犬の吠えるような甲高い声。
そのキャンキャン響く声とともに水を撥ねる音が次第に大きくなったと思うと、店の扉を乱暴に開く。
「あ〜 ひどい目に遭った〜! もうびしょびしょ・・・」と声の主。
「まぁこれは大変」給仕が手拭いを差し出す。
そして間髪入れずに声の主、
「こら〜!! こんな所でサボってたな〜!」
「御免よ、ガキさん・・・」
放課後の学校では、召集を受けた近所の人たちを送り出す会の準備が行われていたのだった。
14 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 10:47:19.40 0
「さっき雷が落ちてきた時、爆弾が降ってきたのかと思った」
依然闇に包まれた店内に不安を隠し切れない僕。
「まっさか〜、ここは戦場じゃありませ〜ん!! そんなもの落ちてくるわけないでしょうが」
そんな暗闇とはおよそ無縁な、むしろ暗闇を吹っ飛ばすようなガキさんのガラっ八な性格。
そんな屈託のない明るい笑顔に纏わり付く濡れた髪の毛が妙に艶かしく、
今までの僕の知っているガキさんとは何故だか別の人のように思えてきた。
「お風邪を召します。よろしかったら私のお着物をお貸ししますよ」
現実に引き戻す給仕の声。
「あっ、いいんですいいんです。そんなお構いなく」
「いや、着替えた方がいいよ。本当に風邪ひいちゃうぞ」
そんなやりとりするうちに、ガキさんは奥の間へ連れて行かれた。
「どんな格好してくるのかな〜・・・、あっいかんいかん」
着替えているところを無意識に想像してしまっていた僕。
顔が紅潮しているのを気付かれないように、さりげなくを眺める。
15 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 10:53:24.90 0
>>14 X さりげなくを眺める。
O さりげなく外を眺める。
16 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 11:02:05.37 0
>>11 X 徐々に我々の生活は
O 徐々に我々の生活を
ボロボロ orz
ちょっと出直してきます
17 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 11:53:07.25 0
イイヨーイイヨー
18 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 14:25:37.44 0
もつ。
19 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 17:45:47.23 0
20 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 17:46:36.66 0
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
21 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 19:00:01.15 0
いきなり戦中派きたかwww
22 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 20:45:05.09 0
なんとなく立てたスレがまだあったのに驚きだし小説スレになってるし
23 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 20:55:44.42 0
朝。
ようやく梅雨が開けたような、透き通るような青空。
昨日よりずっと暑いけど、昨日よりめっきり湿気のない朝!
俺は朝練一番乗りを目指して、自転車をこぎ出した。
誰もいないコートって、気持ちいいだろうなぁ。。。そう思って部室を出た俺。あれ?
誰かがネットを張っている。
「なんだ、新垣かよぉ〜」
男女テニス部共用のコートで、ネットを運び終えて高さを計っていたのは、
幼馴染の理沙だった。
「遅いよ〜誰も来ないから、サービスの練習になっちゃうかと思ってた♪」
「ね、ちょっと打ってくれる?」
せっかく先輩がいないのに、コートをほっておくこともない。
「ちょ、ちょ・・・ナイスショー!」
2年の女子では一番うまい理沙でも、俺と打ってるとパワーで押し込まれるらしい。
俺はと言えば、手加減して打てるほどうまくないし、
なんとなく理沙をからかいたかったから、結構本気で打っていた。
ネットをはさんでラリーしながらネットに出ると、理沙がロブを上げてきた。
抜けるような青い空がまぶしくて、俺はスマッシュを空振りしてしまった。
「あははは、ボール見てないから〜あたしのことばっか見てるからだよ〜」
図星だった。
24 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 21:12:08.20 0
それから、俺と理沙はグラウンド・ストロークを何回続けられるか、約束した。
ペースが合ってきたストロークは、すごく、すごく気持ちがいい。
気持ちが一つになれる。
いい球を打ちながら、相手も打って来れる。
そんな球を打ち会うラリーに、集中していた時だった。
「あれ?何二人で打ってるんですかぁ?あやしいなぁ〜亀も混ぜてほしいですよ?」
急にそんな声がして、俺はバックハンドをネットしてしまった。
「もぅ、ガキさんったら、○○君とするなら、キャメ来なかったのに。キャッ♪」
「いや、違うから。そんなんじゃないから!」
真っ赤になって否定する理沙。
俺も恥ずかしくなって、ボールを拾っているが、ガキさん、そんなに否定しまくらなくても・・・
亀井は、最近転校してきた、俺と理沙の同級生、同じクラスだ。
前のショートから、最近は髪を伸ばし始めている。
同級生のクセに、理沙には、ガキさんと敬語を使う。
理沙も「亀〜〜〜」とか言う割には、二人は誰よりも仲良しだ。
ひそひそ話にしては丸聞こえで、ネットのむこうで二人が話していた。
「ガキさん、こうやって見ると、○○君ってかっこいいかも。エリ、○○君取っちゃっていいかな?」
「えっ・・うぇっ?・・・けど・・・あたし達、別に何でもないから。。。」
理沙は真っ赤になっていた。
25 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 21:13:58.60 0
理→里
26 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 21:26:34.33 0
続きまだー?
27 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 21:45:46.12 0
「ねぇねぇ○○君ったら、ガキさんと二人で朝練ですよ?」
教室に戻ると、亀井がおちゃらけてきた。
制服に着替えた里沙は、必死で弁解してる。
「違うから!朝一で来たら、たまたま、いただけだから!」
いや、そこまで言い張らなくても・・・
「おい!○○!お前、ガキさんと、二人でいいことしてたんだって?」
その日は里沙との話題でクラスのみんなに冷やかされっぱなしだった俺が、
逃げるように午後練に出ようとした時、
突然、藤本さんが突っかかってきた。
3年の藤本さんは、この間のインハイを決める団体戦で、うちの学校が負けた時、
最後のNO.1同士のシングルスで、最後のタイブレを痙攣で落としていた。
その日はフルセット続きだった藤本先輩が痙攣で脚が動けないで、
最後の最後を落とした藤本先輩は、涙をボロボロこぼして、コートの中で立ち上がれないでいた。
応援していた俺も里沙も、藤本先輩を囲んで、あの日は泣きわめいていた。
「いや、そんなこと・・・」
「ガキさんはな、大事な時期なんだ。ちゃらちゃらしてんじゃねぇ!」
冷やかしかと思ってた俺に、藤本先輩の言葉は厳しかった。
たしかに、県代表なんてとても望めない男子に比べ、
里沙を筆頭に女子の方は、新人戦を狙えるかも知れないとこにいるのだ。
里沙×亀のダブルスは、この間の決勝でも、相手の3年のNO.1ペアに勝っている。
「おまえとガキさん、仲、良すぎるんだよ。けどな、今は秋を狙える大事な時期なんだ・・・」
藤本さんの言葉は、キツイなかにも、どこか寂しそうな口調だった。
28 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 22:30:56.60 0
今北
作者さん乙
29 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 22:32:04.34 0
ガキさんとカメちゃんのダブルスなんて最高だよ
番組の企画でやってほしい
30 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 22:34:41.68 0
そういえばあま夏でテニスウェアあったな
何でテニスなんだろうと不思議に思った
31 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 23:27:19.91 0
作品きたー!
32 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 23:30:04.56 0
亀井ちゃんの17才でもテニスウェアあったよ
33 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 23:37:24.16 0
ということはー
34 :
名無し募集中。。。:2006/07/14(金) 23:52:10.09 0
てことは?
てことはー?
36 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 00:23:44.16 0
ほ
37 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 00:25:12.31 0
通り雨で濡れた制服は臭いよ
38 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 00:33:46.99 0
放課後 ガキさん まわり道
39 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 00:41:41.29 0
現在 過去 未来 あの人に
40 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 01:18:33.95 0
放課後 ガキさん 通り雨
どれもこれも甘酸っぱいな
41 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 01:38:45.29 0
高校3年の頃、僕は回り道をして登下校していた
人と少し違うことをするのがクールだなんて思ったりして
今にして思えば全く馬鹿馬鹿しい小さなことだけど
それでも当時受験の悩みを抱えていた僕にとっては
とても大切なルールだったんだと思う
最初はそんな理由で通っていた高速下の短いトンネル
いつの間にかそこを毎日通る別の理由ができていた
「あ、おはよ〜」
「・・・お、おう」
こんな些細なやり取りをするためだけに
僕は律儀に毎朝8時10分にトンネルを通った
そこから学校までの道のり一言も会話なんて無かった
でもそれで良かった
新垣と数分でも一緒にいられることがとても幸せだった
思い出して文章にすると自分で恥ずかしくなってしまうほど滑稽で痛々しい
これぞ若気の至りというやつなのだろうか
でも、大人になって色々スマートなやり方を覚えてしまった自分は
「もう二度とこんな気持ちにはなれない」
そう思うと書かずにはいられないのだった
【つづく】
42 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 01:39:36.01 0
高校1年の時、新垣と同じクラスだったのだが
はっきり言って全く興味が無かった
ほとんど言葉を交わした記憶も無い
新垣は小さくてうるさくて
元気なガキんちょという印象しかなかった
なにしろあだ名も「ガキ」で
それは新垣を形容するのにぴったりな2文字に思えた
それからいわゆる青春期というものに突入し
あっという間に高校3年になり
僕の登校迂回ルートがはじまったわけだが
そこで偶然会った新垣は
以前の「ガキ」なんかじゃなくて
少女から女性への過渡期にある
とても魅力的な「ガキさん」だった
同じクラスだった時にもっと仲良くしておけばよかった
後悔先に立たずとはまさにこういうことを言うものなのだ
【つづく】
43 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 01:40:56.23 0
テストも終わり夏休みに入ろうかという
短縮授業のとても暑い日の学校帰り
一瞬空が光ったかと思うと通り雨がサッと降り出した
すると兎が僕のシャツの袖をちょいちょいとひっぱった
兎『・・・』
僕「ん、、、雨が降ってきて着ぐるみが濡れるからいったん学校に戻る?」
兎はそう画用紙に書いたメッセージを僕に見せると
ダッシュで学校の方に走っていった
僕「あ、お〜い!」
(まったく、、、声に出してしゃべれっつーの。だいたい着ぐるみ着て学校に通うとか・・・
あいつは絶対に社会不適合者になるな)
そんなことを思いながら雨宿りの為に
僕も小走りでトンネルに向かった
思いのほか雨足は強くなり
シャツもズボンもずぶ濡れになってしまっていた
やっと辿り着いたトンネルには思いがけない先客がいた
新垣だった
【つづく】
44 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 01:49:10.48 0
兎ワロスww
45 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 02:08:46.97 0
トンネルの中は雨空のもと思ったより暗くて
スカートを少し捲り上げて水を絞っている新垣は最初誰だかわからなかった
僕の足音に気付いた新垣はそっとこちらに振り返った
頭から全身びしょ濡れでいかにも
「困ったぞ」
と言わんばかりの新垣の表情を見て
甘酸っぱい愛しさがクッと湧き上がるのを感じた
妙に意識して緊張してしまった僕は
「よ、よう。オレオレ」
とわけのわからない「オレ」主張アピール挨拶をしてしまった
(なにを言ってるんだ僕は)と思ったが
新垣も
「おお〜、君か〜!」
と昭和のおじさんみたいな反応をしてくれた
少し空気が和んだ気がした
「めちゃくちゃ降ってるねー」
「おー」
「ていうか君傘持ってないの?」
「持ってたらこんなずぶ濡れになりながら走ってこねーよ」
「もー、普通さー、こういう時に現れた人ってのはさー
『お嬢さん、僕の傘を使ってください』
とか言って傘持ってるもんでしょうがー」
「悪かったな、画用紙なら一枚あるぜ」
「はぁ?」
【つづく】
46 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 02:09:57.54 0
ほ
47 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 02:10:16.83 0
あげるか
48 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 02:36:50.93 0
「ああ〜、なるほどなるほど。この画用紙を頭の上に掲げると
傘の代わりになって雨が防げて帰れますよ、ってコラー!!」
「・・・お、おまえ、竜ちゃんばりのすげーノリ突っ込みだな・・・」
「ふん!」
少しすねたような顔をして新垣はトンネルの出口の方に歩いていき
顔を少し差し出して雨空を見上げていた
雨の間隙を縫ってわずかに差し込む光で
新垣の顔は白く輝いて美しく見えた
僕は思わずしばらく見とれてしまった
新垣は急にこっちに振り返って言った
「な、なに見てるんですかー!え、ちょ、もしかしてブラ透けてる!?」
「いや、ないから!そんなの見てないから!」
「も〜、男はこれだから、、、出た!狼でしょ!た〜すけて〜」
「マジで違うから!俺が狼なのは板だけだから!」
よくわからないごまかし方をしてしまったが
とりあえずその場を収めることが出来たようだった
「あ〜、ママの言うこと聞いて傘持ってくれば良かったな〜」
ただでさえ小柄な体をさらに小さくして
しゃがみこんで新垣はそう言った
「でも今日降水確率0パーだったでしょ、オレ朝天気予報だけは見てっから」
「あたしも見たよー。でもうちのママは魔女だからね(娘ドキュ参照)、何でもわかっちゃうんだよ」
「魔女?」
「そう、さっきまでここにいたと思ったのに急にいなくなっちゃったりするの」
「ふ〜ん」
【つづく】
49 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 02:39:29.99 0
眠いのでまた明日書かせてもらいます
お粗末さまでした
50 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 02:44:50.37 0
乙
51 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 02:50:07.29 0
期待してるよん
52 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 03:02:08.41 0
作品投下乙!
乙
笑える所もあるけど全体的にどことなくブルーな感じで好きかも
ほ
55 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 07:28:02.66 0
淡い青春の初恋
この節制された距離感が愛しい
コネガキヲタ必死だなwwwwwwwwww
______ ____ \/
_____
f:::::::::ヽ
i::/" ̄ ̄ヾi
|:| / \|
|r/ ^ ^)
( ヽ _) }
__/ヽ 3 i
r"ヽ t、 \___i
`/ i ヽ__/
/ ヽノ j j|ヽ
r⌒ヽ_/ / /r |
{  ̄`-、_ヘ^ |
ヽ-、____)―、j
/ ヽ_ /
`ー――′
57 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 09:35:48.29 0
ほ
58 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 10:10:44.12 0
昭和のおじさんみたいな反応ワロス
ほ
60 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 12:27:44.42 0
ここは凄い文豪の集まるスレですね
ほ
62 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 14:45:37.53 0
沖縄アクターガワスクールです
スコート
64 :
p295c4d.aicint01.ap.so-net.ne.jp:2006/07/15(土) 16:43:57.90 0
ほ
65 :
名無し募集中。。。 :2006/07/15(土) 16:44:29.93 0
服着忘れた
66 :
名無し募集中。。。 :2006/07/15(土) 18:29:28.79 0
おちる
ほ
68 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 20:01:38.98 0
( ・e・)<このスレを26時間テレビスレの猛攻から救うのだ
69 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 20:13:14.51 0
ガラッ!
「おはよ〜さぁ朝練いくぞ〜!」
「おばさま、いってきまーす!」
幼馴染の里沙は、おふくろ公認をいいことに、
すっかり自分のペースで俺を引っ張り出した。
僕らは自転車で並びながら、ようやく明るくなり始めた道を走っていった。
昨日の藤本先輩の言葉を聞いて、俺と里沙は“めっちゃ朝練"を始めることにしたのだ。
里沙の苦手は、山なりのトップスピンだ。
女子のシングルスでも、里沙の身長を飛び越すくらいのを打つ娘もいる。
あれを使われると、今の里沙ではどうしようもない。
朝の誰も来ない時間帯に、コート一面を使って特訓することにしたのだ。
「ほれ、とりあえずしっかり返すことから!」
「え、うぇえええ〜いじわる〜!こんなの取れないよぉ〜」
県大会では2、3回戦の俺でも、腕っ節は女子よりある。
県でもトップクラスの里沙の練習台くらいはできる。
俺は、自分が打ち込むことはせず、
なるたけ女子の試合でありがちな、山なりのトップスピンを続けることにした。
里沙はギャアギャア言いながらも、徐々にコツをつかんできたようだ。
「おやおや?何だか二人っきりでラブラブですぞ?エリも混ぜて欲しいですよ?」
「ちっ違うから。特訓してるだけだから!」
いや、そんなに力一杯否定しなくても。。。
70 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 20:22:44.31 0
「え〜けど二人っきりで特訓なんて、ア・ヤ・シ過ぎるぞ♪」
「いやいやいやいや、シングルスのね、練習したいから・・・」
「え〜ガキさん、ペアのあたしより、○○君の方がいいんだ。。。」
俺は亀井も嫌いじゃないが、なんか、せっかくの二人の時間をツブされた感じだ。
里沙の方をちらりと見てから、
「じゃあ、亀井も入れよ!ガキさん、ちょっと交代」
しぶしぶコートを出たガキさん。替わって入った亀井は、はしゃぎまくっていた。
「きゃっ♪ガキさん、○○君取っちゃって、ごめんね♪」
「亀〜いちいちうるさ〜い!」
「あひゃ〜○○君、ちょっと、やさしくしてよ〜エリ、こんなの打てない〜」
山なりのトップスピンに、亀井は全く対応できていない。
一応、藤本先輩の後のNO.1、NO.2を争う里沙と亀井だが、こんなんでいいのだろうか?
「亀、全然ダメっ!交代交代!」
里沙にしては、珍しく強引にコートに入ると、練習再開の合図で手を振った。
その様子がまぶしすぎて、急にドキン!とした俺は、里沙への球出しを空振ってしまった。
夏が始まる、真っ青な朝だった。
コネガキヲタ必死だなwwwwwwwwww
______ ____ \/
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72 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 20:33:42.51 0
( ・e・)< 職人降臨!! 頑張って〜♪
73 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 20:36:09.88 0
キ〜ンコ〜ン♪
「あ、あの、さ・・・」
お昼前に早弁をすませ、売店にパンを買いに行こうとした俺に、里沙が寄って来た。
「こ、これ、食べる?」
いつになくモジモジした里沙が、周りを気にしながら、差し出してきたのは、弁当箱だった。
かわいい、レモン色の袱紗みたいだ。
「・・・え、と・・・朝練、つきあってくれて、ありがと」
言葉が途切れたままでいると、
「ガキさ〜ん、こっちこっち!おべんと食べよっ♪」
亀井の声だ。
「食べたら、返してね」
里沙は、クラスの他の娘に知られないように、スカートをひらめかせて亀井達のところへ走り去った。
なんとなく教室で食べづらくなった俺は、里沙のお弁当を持って屋上へ行った。
「お、○○、どうした?」
誰もいないと思ってたのに、藤本先輩だった。
あれ、それ彼女の手作り弁当?」
めざとい!
「ありゃりゃ〜新垣に言っちゃうぞ〜♪○○が彼女弁当なんて♪」
「ち、違うんです、これは・・・」
「・・・あ、ガキさんの手作りか。。。」
ちょっと気まずいながら、藤本さんが側に来た。
お弁当箱を開けると、小さなハンバーグに、タコさん・カニさんウィンナーだった。
「ありゃりゃ〜これ、作るの大変だぞ。ガキさん早起きしたんだな〜」
えっと・・・家を出るときって、まだ日が出たばっかりだったから・・・
74 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 20:43:29.80 0
「ガキさん、いい娘だな・・・」
ぽつりと、藤本先輩がつぶやいた。そっちを見ると、煙草を手にしている。
「藤本さん!それ!」
「いいんだよ、美貴には、もう、なんも残ってないんだ」
団体戦、シングルス共に、最後の最後でインハイ行きを阻まれた藤本先輩。
「・・・シングルだけでも、いけてたらな〜。。。大学推薦もあったのに・・・」
藤本先輩は、煙のむこうの遠くを見つめながら、独り言のようにつぶやいていた。
箸をとめていると、
「ほらっ!お前たちは、まだ、この夏があるじゃん!」
どーんと俺の背中を叩いて、藤本先輩は立ち去って行った。
なんだか、寂しそうな背中だった。
と思ったら、くるりとこちらを向いて叫んだ。
「ガキさんを、大切にしろよ!美貴の命令だぞっ!」
75 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 20:47:30.34 0
藤本センパ〜イ。・゚・(ノД`)・゚・。
76 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 21:01:32.31 0
放課後も、練習だった。
里沙はもう帰っただろうな・・・女子の方が、練習の終わりは早い。
こっそり水道で洗っておいたお弁当箱を返そうと思っていたけど、仕方ない。
まぁ帰りがけに、里沙の家に寄って返そう。
そう思って駐輪場に行くと、
「遅〜い!もぅずっと待ってたんだぞ!」
いきなり声がして、ビックリした。里沙だった。
「ガキさん、どうしたんだよ、驚かすなって」
「あ、自転車、パンクしちゃって・・・ね、乗せてって♪」
見ると、タイヤがぺしゃんこだった。
明日、家にある道具を持ってくることにして、
今日のところは、里沙を俺の自転車の荷台に乗せて帰ることにした。
( ´D`)つ旦 < 職人しゃん 乙なのれす
78 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 21:02:26.36 0
「今日さ、藤本先輩に褒められちゃった♪
『ガキさん、きっついトップスピン、返せてんじゃん』って。
○○の秘密特訓のおかげだね♪」
ペダルをこぐ俺にしがみつきながら、里沙はご機嫌だった。
俺はと言えば、その・・・背中に当たる微妙な、あの、柔らかい感触ばかり気になって、
あたふたと、ろくに返事もできないでいた。
「・・・どうしたの?なんか怒ってる?」
「ち、違うよ。 あ、お弁当、サンキュ」
今度は、里沙が黙りこくった。恥ずかしがってるのか。
お礼を言わなきゃ。
「おいしかったよ」
「・・・」
里沙がなんて言ったのか、小声過ぎて聞き取れなかったが、ますますキュッと密着してきた。
チャリをこぎながら、二人が無言になった時、急にポツリときた。
「あれ?」
次の瞬間には、ザーっと降って来た。
通り雨だ。
79 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 21:21:52.34 0
雨はやたらにきつかった。
僕らは、ちょうど目の前の公園の大きな木下で雨宿りすることにした。
「この公園、昔、よく来たね」
あ、たしかに。幼稚園の頃から一緒だった俺と里沙は、この公園でよく遊んでた。
「○○がこの木に登って、落っこったこともあったっけ」
木から落ちた俺を見て、里沙が大泣きしてたことを思い出した。
すぐ脇の里沙を見ると、濡れたシャツに、うっすらレモン色が透けているのでドキンとした。
ずっと隣にいたのに、すっかり女の子っぽくなっていたのに、気づいていなかった。
どちらともなく、手を握って、なんとなく、無言になっていた。
「ちょっと、寒いね」
案外長い通り雨で、里沙が肩を震わせていた。
「すぐ、やむよ」
俺は里沙の肩に手を回した。
里沙の目は、少し涙ぐんでいるようだったが、俺の視線と合い、そっと瞳を閉じた。
ざぁーーーーー
初夏の通り雨。
ガキさんは、あま夏の香りがした。
80 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 21:24:27.63 0
↑ 【つづく・・・かな?】
Mフェア21見返して、ハロモニまで寝る
保守
82 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 22:13:50.26 0
ほ
83 :
名無し募集中。。。:2006/07/15(土) 23:06:45.12 0
>>80 あま夏のような甘酸っぱい物語
作家先生乙です
84 :
名無し募集中。。。:2006/07/16(日) 00:04:28.37 0
>>80 んん〜 いいね!
通り雨の公園ではじめての・・・ 景色が目に浮かぶわぁ・・・
しかし藤本センパイがしんぱいですねぇw
85 :
名無し募集中。。。:2006/07/16(日) 00:18:13.98 0
>>48の続きです
「あー、君信じてないでしょ」
「いや、そんなことは、、、あるけど、、、」
正直言ってあまりにも突拍子も無い話だったので
僕はどう対応していいのかわからなかった
「ママこの通り雨はわりと長いって言ってたよ」
「てかさ、そんなことまでわかっちゃうんだったらさ、なんつーの
新垣の未来とか全部上手くいくように予め調整できちゃったりするんじゃないの?」
「あのねー、そんな人生おもしろくないでしょ?」
「ん、まぁそうだけどさ」
新垣の言うとおりだった
先の見えてる人生に何が期待できるというのか
僕は家業を継ぐために大学まで親に決められていた
僕の人生はほぼ決まってしまっていたのだ
それが原因で受験のことを悩んでいた時期なのに
我ながらくだらない質問を新垣にしてしまったなと思った
【つづく】
86 :
名無し募集中。。。:2006/07/16(日) 00:18:59.87 0
そんなことを考えていると
隣から「ふんふん♪」と気持ちの良さそうな鼻歌が聞こえてきた
なんとなく聞き覚えのある曲だった
「それ何だっけ?」
「あー、これはねー、安倍なつみさんの『恋の花』って曲。あたし安倍さん好きなんだよね〜」
新垣は楽しそうな顔をしてそう言った
「なんか女の子でハロプロ好きとか珍しいな」
「あーそうかもねー。でもホント好きなんだ〜。モーニング娘も大好き。元気になっちゃう。
特に5期のさ、愛ちゃんとこんこんとまこっちゃんいるじゃん、わかる?」
「まぁ」
「あの子たちって何か他人の気がしないんだよね〜」
「庶民的で親近感が持ちやすいってこと?」
「うーん、そういうんじゃなくて、、、何だろう、、わかんないけどなんか好きなんだよね」
そう言って新垣は優しそうに笑った
【つづく】
87 :
名無し募集中。。。:2006/07/16(日) 00:20:21.46 0
「さっきの話なんだけどさ」
「ん?」
「ママがね、あたしが12歳くらいの時に1度だけ私の人生を決めちゃったことがあるんだって。
それでママは今になってもずーっとそのことを気にしてるみたい」
「ふ〜ん」
「ママが言うにはあたしに普通の女の子の生活をして欲しかったんだって。
もしかしてもう一人のあたしはモーニング娘になってたのかな?」
いたずらっぽく笑いながら新垣は僕を覗き込んでそう言った
髪がしっとり濡れた彼女の小顔は
17才の僕には透明感が強すぎて
僕の心音を高めるのに充分すぎるほどの効果を持っていた
「ば〜か、んなことないっしょー」
照れ隠しにそう言うのが精一杯だった
「でもね、この世界とは別の世界があってね
そこには違う自分が生きてるんだってさ
なんかそういうのって良くない?」
「なに、それも新垣のお母さんが言ってたの?」
「うん」
「・・・わかったよ。
新垣里沙さん、君は向こうの世界ではきっとモーニング娘のメンバーで
明るくて元気でみんなを幸せにしてくれてるんだ
君のママが言うんだから間違いないよ
だって君のママは魔女なんだもんな?」
僕は恥ずかしさからちょっと茶化したような口調でそう言ってしまったが
新垣は嬉しそうに小さく微笑んで
僕の目を見て静かに頷いた
【つづく】
88 :
名無し募集中。。。:2006/07/16(日) 00:22:46.64 0
それから意識してしまってしばらく会話ができなかった
やがて雨音が弱くなり
靄がかっていたあたりの空気も徐々に透明度を取り戻しつつあった
「よし!あたしそろそろ行くね」
「おう」
(何か言わなくちゃ)
とても大切な空間を失ってしまうような気がして
焦燥感ばかりが僕の中を慌ただしくめぐった
何かを伝えたいのだけれど
実際その「何か」は
当時の幼かった僕の引き出しには
ストックされていなかった
新垣は立ち上がり眩しそうに空を見上げていた
その光景はすがすがしい朝を僕に連想させる爽やかなものだった
「今朝ママがもうひとつ言ってたことがあるんだ」
新垣はこちらを振り向くことなく言葉を続けた
「『今日は素敵な人と話できるかも』って」
「へ?」
思わず僕は素っ頓狂な声をあげてしまった
新垣はそのまま小さな体を揺らして走っていった
雨上がりのアスファルトのにおいを心地よく感じながら
僕は新垣の背中が豆のように小さくなるまで
ずぅっと見ていた
【つづく】
89 :
名無し募集中。。。:2006/07/16(日) 00:25:34.49 0
僕は家に帰ったとたん
ベッドになだれ込み枕で頭を覆って
あれこれと後悔し始めていた
(携帯の番号くらい交換しても良かったんじゃないか?
何でそんなことも思いつかなかったんだろう
ていうか、はっきり言ってさっきの雰囲気ってすげーいい感じだったんじゃないの?
うわー、もう、なにやってんだよ
失敗した、ぜってー失敗した
青い!青すぎるぞオレ!
高校3年生だよ?中学生じゃないんだから
てか、ガキさん可愛すぎ!
今まで顔だけで「いいかも」って思ってたけど
違う!あの子はいい子だよ、間違いない!
これ完全に恋でしょ!いや、もう愛でしょ!
てか好き!!ガキさん大好き!
うわぁ〜、もうきっかけ失っちゃったんじゃないのオレ?
いやだぁ〜、ガキさはぁ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!)
【つづく】
90 :
名無し募集中。。。:2006/07/16(日) 00:26:30.54 0
すっかり興奮してしまった僕は
無意識で枕に顔をバフバフしながら
ベッドの上でもんどりうっていた
「ガキすわぁ〜〜〜ん、好きやでー」
ふと気付くとベッドの足元に妹の足が・・・
「キモい」
そうつぶやくと妹はドアをバタンと強く閉めて出ていった
「ち、違うんだ、さゆぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
(ゴミくずを見るような冷ややかなあの目・・・
さゆ、違うんだ!
お兄ちゃんは、お兄ちゃんは
・・・確かにキモいな)
でもそれで正解だったんだ
それがあの年齢にしかできない
もう一生経験することのできない
恋のやり方なのだから
【つづく】
91 :
名無し募集中。。。:2006/07/16(日) 00:28:19.57 0
夜になっても僕の心は落ち着かなかった
勉強も全く手につかず
完全に「駄目な受験生」を地でいってる感じだった
去り際に新垣が残した言葉が頭の中でグルグル回っていた
「『今日は素敵な人と話できるかも』って」
(これってどう考えても
素敵な人=オレ
って式が成り立ってんじゃないの?)
いてもいられなくなった僕は兎に相談の電話をかけていた
「あ、もしもし、兎?オレオレ。ちょっと聞いてくれよ」
「・・・」
「今日さ、あの後こんなことがあってさ・・・・・・・でな・・・・・・・なわけよ」
「・・・」
「で、オレが思うにはだよ・・・・・・・・・・・ってことだろ?」
「・・・」
「でもさ、そん時は何も浮かばなくって・・・・・・・・てなって・・・・・・・・・・だったわけ、どうすればいいと思う?」
「・・・」
「てか、何か喋れやぁぁぁぁ!!!!!!!」
ブチッ
プープー
電話は切られた
「うっぜ!兎マジうっぜ!」
その時メールの着音が鳴った
見ると写メールで
画用紙を持ってたたずむ兎が写っていた
その画用紙には「とにかく頑張れ!」と書いてあった
(兎・・・)
夏休みに入る終業式の一日前の夜のことだった
【つづく】
92 :
名無し募集中。。。:2006/07/16(日) 00:37:00.55 0
さゆうぅぅ
93 :
名無し募集中。。。:2006/07/16(日) 00:38:44.87 0
ほ
94 :
名無し募集中。。。:2006/07/16(日) 00:41:06.05 0
兄重の日記かよ
95 :
名無し募集中。。。:2006/07/16(日) 00:53:01.08 0
今ある現実とは別の人生・・・
或いはオーディションを受けた多くの応募者のオマージュ?
96 :
名無し募集中。。。:2006/07/16(日) 00:59:55.50 0
僕らの頭の中にいつもあるパラレルワールドだな・・・
97 :
名無し募集中。。。:2006/07/16(日) 01:32:53.03 0
終業式の朝、いつものように8時10分にトンネルをくぐったが
新垣には会わなかった
昨日あれだけ話したのだから
今朝は今までとは違い楽しく会話をしながら学校に行けるものだと
期待して家を出ただけに少し拍子抜けしてしまった
せっかく昨日少しだけ新垣との距離が縮まった気がしたのに
このまま夏休みに入るわけにはいかないと思った
当時の僕にはすべてを白紙に戻してやり直すだけの器量は無かったのだ
学校に到着すると僕は新垣のクラスに直行し彼女を探したが
新垣はどこにも見当たらなかった
結局学校で新垣に会うことはできなかった
前日に電話番号の交換をしなかったミスを考えると後悔の念が激しく増した
学校帰りにトンネルの下で昨日新垣と話した場所に立ち
壁にもたれてしばらくぼうっとしていた
やがてネガティブではあるが、恐らく事実に限りなく近いであろう思考が僕をとらえた
(昨日は勝手にテンションが上がってしまったけど
新垣にとっては何でもないことだったんだろう
ただ学校帰りに同級生と話しただけ
それだけだ
新学期にはまた、朝に挨拶を交わすだけの2人に戻っている
明日からは勉強づけの退屈な夏休みが待っている
そういうもんだ)
こんなのは僕にはまったく耐えられないことだったけれど
凡そこれが現実というものなのだ
だがそうはならなかった
【つづく】
98 :
名無し募集中。。。:2006/07/16(日) 01:34:28.60 0
オマージュとかそんなたいそうなものではないのです
下手くそなので冗長になってしまってすいません
また今度続きを書かせてもらいます
ho
101 :
名無し募集中。。。:2006/07/16(日) 05:21:32.52 0
おもしろい
コネガキヲタ必死だなwwwwwwwwww
______ ____ \/
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( ヽ _) }
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/ ヽノ j j|ヽ
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{  ̄`-、_ヘ^ |
ヽ-、____)―、j
/ ヽ_ /
`ー――′
103 :
名無し募集中。。。:2006/07/16(日) 07:22:27.97 0
保全してくれたのね
>>98 乙
下手糞じゃないよ
同じ書く者としてここ巧いとか思うとこたくさんあった
ただここで書くには適さない作風かもね
ここではコンパクトにまとめて事件性の多いプロットを作るとウケがいいよ
個人的には好きなんで続き期待してるけどね
105 :
名無し募集中。。。:2006/07/16(日) 08:07:16.56 0
いや好きに使ってくれていいよここは
AAスレにしようとしてたのと違う流れになってるけど
106 :
名無し募集中。。。:2006/07/16(日) 08:44:25.47 0
良スレにつき保全
>>105 ここってのはこのスレってことじゃなくて狼のことね
流れが早いしがっつり長編書くなら
>>98氏にとっても羊とかのほうがいいんじゃないかなと
まあブルー感好きなんで頑張ってほしい
108 :
名無し募集中。。。:
ほっしゅる