1 :
名無し募集中。。。:
2 :
915:2006/06/23(金) 20:44:50.47 0
とりあえず落ちたのが03:13ですが、
23:53にマイマイさんがあげられた分がまとめに入ってないので
そちらを再掲しておきますね。
以後、00:51に僕が書き込んで以降、03:13までに
オナられた方おられたらよろしくです
3 :
915:2006/06/23(金) 20:47:57.87 0
352 名前:マイマイ268 投稿日:2006/06/22(木) 23:53
--------------------------------------------------------------------
「ちょっとそこのハンサムなお兄さん!」
美術館付近の路地に寝そべっていた“男”は、見たことも無い女に声を掛けられた。
男は女を見上げた。
髪はショートカットで、はつらつそうな雰囲気のある女だった。
『…なんの用だ? 小娘』
ギロリとした目つきで、不機嫌そうに答える。
「ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いい?」
臆面無く女はにこやかに尋ねた。
『まあ…何かをしていたわけではないが、正直…
寝ていたところを起こされるのはあまりいい気はしない』
「ごめんよ〜! ちょっとだけだからさ、お願い!」
女は両手を合わせて、拝むように頼んだ。
男はそれを見てフゥとため息をついてから、女を見た。
『言ってみろ』
「あっりがとう! あのね…この美術館からさ、
“一番目立たずに大通りに抜ける道”とか知らない?」
『……』
4 :
915:2006/06/23(金) 20:48:32.17 0
353 名前:マイマイ268 投稿日:2006/06/22(木) 23:53
男はしばらく黙ったまま女を見据えた。
「んー、知らないかなあ? お兄さん、物知りそうな顔に見えたんだけどさ」
『…知らないわけじゃあないが、お前、それを知ってどうする?』
「たいしたことでもないけど、ちょっくら“捕り物”を、ね」
男は考えた。 捕り物…夕刻に付近にいた警官達と関係があるのか、と。
『抜け道か…』
「お、知ってる?」
『美術館裏のビルの中庭を抜けて、路地裏に入れば目立たんだろうな』
男は普段、こういう手合いは相手にしない。
しかし、ハンサムと言われて悪い気はしなかった。
「おおッ! ありがとうお兄さん、恩に着るよ!
あたし、あさみって言うんだけど、お兄さんの名前は?」
『……ボルト、だ』
「くゥ〜、顔に似合ってかっこいい名前ッ! そいじゃ、またね!」
あさみという名の女は連れていた犬と共に足早に駆けて行った。
男…マスティフ犬のボルトは、しばらくその後姿を眺めていた。
(あの女、俺の言葉が解るのか。 そういう“能力”なのか?
連れていた犬はいい毛並みだったな。 それになかなか…)
思いふけっているうちにまた眠気が差し、ボルトは再び眠りについた。
5 :
915:2006/06/23(金) 20:49:21.03 0
マイマイさんのは以上です
オイラももうちょっとしたらオナります
6 :
915:2006/06/23(金) 21:20:08.53 0
それじゃあいきま〜す。
昨日オナった分はまとめサイトでよろ
7 :
915:2006/06/23(金) 21:21:23.18 0
銀色の永遠 〜嗣永桃子は愛故に苦しむ20〜
変態野郎はFLYHIGHの能力で頭から破裂した。
漫画のキャラだからヤっちゃっても良いよね?
とは思いつつ、さすがに見るのはグロいので
後ろを振り返らずにさっさと歩こうとする。
「な、なんだ?破裂しやがったぞ!!??」
「ガキが何かやりやがったあッ!!!!!」
「てめえッ!!!!!!」
他のモヒカンたちが騒ぎ出す。
お願い、もう面倒くさいからももにこれ以上関わらないで・・・・。
「待ちやがれッッッッッ!!」
願いもむなしく、モヒカンがももを取り囲んだ。
ももは深いため息をついてモヒカンを見渡した。
10人くらいいるかな?
相手するの面倒くさいなあ・・・・。
あぁ、もうすべてが面倒くさい。
息をするのも面倒くさいって感じ〜。
8 :
915:2006/06/23(金) 21:22:27.30 0
銀色の永遠 〜嗣永桃子は愛故に苦しむ21〜
「おい!こいつもしかして・・・・!!」
「なんだよ、オマエ知ってんのかよ!?」
「いや、知らねえけどよ、このやられ方って・・・」
「ちょっと待て!もしかして・・・・」
「そのもしかしてじゃねえのか???」
「なんだよ、てめえら何言ってんだよ?」
なんかモヒカンたちのうちの何人かが騒ぎ出した。
「間違いないぜ!身体の中からの爆弾みたいな破裂・・・」
「ま、まさか・・・!!」
「こ、こいつ、北斗神拳の使い手だあッッッッ!!!」
「ほ、北斗神拳ってあの拳王の・・・!!」
「待てよ!北斗神拳って一子相伝だろ?
使えるのって北斗の兄弟、つまり拳王と例のケンシロウってのと、
あとは病人のトキしかいないって聞いてたぞ?」
「女が使えるなんて俺も知らねえぞ????」
はぁ?
「ど、どっちにしても北斗神拳の伝承者なら
なおさら生かしておくわけにはいかないだろ!!」
「そ、そうだよな。
見逃したってのがばれたら俺たちがあとでどうなるかわかんねえし」
「よ、よし、てめえら、やっちまええッッッッッッ!!!!!」
モヒカンたちはみんなでももを襲ってきた。
9 :
915:2006/06/23(金) 21:23:01.73 0
銀色の永遠 〜嗣永桃子は愛故に苦しむ22〜
「はぁ〜・・・・・・・」
ももは何度目かのため息をついてから、スタンド名を口にした。
「FLY・・・・・・・・・・・HIGH!!!!!」
スタンドが見えない連中にFLYHIGHが触るのなんて簡単だもんね。
「ひでぶッ!!」
「たわばッ!!」
「あわびゅッ!!」
「あべしッ!!」
「ぶはぅッ!!」
「ぬるぽッ!!」
「がッ!!」
「うわらば〜ッ!!」
モヒカンたちは次々と断末魔の声をあげた。
10 :
915:2006/06/23(金) 21:23:54.77 0
はいここまでですm(__)m
11 :
名無し募集中。。。:2006/06/23(金) 22:13:37.81 0
スレ立てと共に乙ッ!
12 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/23(金) 22:21:10.49 0
915さん擦れたて乙です!
>>マイマイさん! ボ・・・ボルト来たぁああッ!!
>>915さん!・・・・ジャギは出えへんの〜w
13 :
名無し募集中。。。:2006/06/23(金) 22:53:19.60 0
ho
14 :
364:2006/06/23(金) 23:12:24.56 0
915さん新スレ立て乙です!
マジ凹みしたのでおいらは逝ってきます・・・ノシ
15 :
名無し募集中。。。:2006/06/23(金) 23:57:27.19 0
保全します
16 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/24(土) 00:04:43.76 0
「・・・・本体の距離は?」
唯の言葉を逃さぬ様に梨華は距離を問いただす!
「580y・・・・位ですねん。」
「そう・・・それじゃあ今すぐ『本体』を倒してきてッ!」
「な・・・・・石川さんッ!唯だけで戦わすのは危険すぎる!途中で限界が来たら・・・」
梨華に食って掛かる絵梨香を静止しつつ唯は笑みを浮かべた。
「はいな!直ぐに!・・・・・・必ず帰ってきますきに・・・心配せえへんといてや!」
トォオオオォオオオオォオオオオン
唯の身体はコンクリの地面を凹ませながら弾丸の様な勢いで上昇した!
「あ・・・あおいさん!アイツ・・・・まさか真希を狙って????」
芽以は『高層ビルの最上階に居る仲間を狙う』という発想に着いて行けず激しく動揺した。
「落ち着いて!だから私が居るんじゃないッツ!」
対照的に落ち着きを払っているあおいは唯の軌道を目で追う!
「五月蝿い蝿!叩き落してやる!!」
壁が爆ぜる様な動きをすると潜航している「オリジナル・プランクスター」が超速で唯の影を縫う!
血管の様な鉱物の隆起が唯の周囲を取り囲む!
「壁から離れる事が出来経んくせに生意気なッッ!!!」
そう呟くと壁を蹴りつけ上昇力を方向の転換を得る・・・・そのはずだった・・・・・
ズルン
「な・・・・・・・!????」
唯が蹴りつけた壁面から『何故か』油が染み出しており唯の身体は空中で大きく体勢を崩した!
17 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/24(土) 00:16:47.55 0
『隙有りッ!!!!』
壁面から浮上した『オリジナル・プランクスター』は勢いのまま唯の身体に激突した!
「ぐ・・・・・ぇ・・・・」
魚類・・・と言うより首長竜の頭部の様な塊が唯の脇腹に突き刺さる・・・・。
間を置かずその塊はピシピシと音を立てて剥がれ落ち骨格標本のような脆弱なスタンド本体が露わになる!
「く・・・・この・・・・骨野郎ッ!!!!!」
怨嗟の呻きを漏らすと唯の身体は弾かれた勢いのまま投げ出されたオモチャの様に吹き飛んだ。
『あの方向・・・・・偶然だけど都合はいいね・・・・本当に上手くできてる・・・』
『オリジナル・プランクスター』・・・宮崎あおいはそう言い残すと再び壁に着水した。
18 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/24(土) 00:22:40.56 0
こんなところで!
>>14 364さん逝っちゃ駄目だぁぁあ!!
・・・これは『試練』ですよ!
19 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/24(土) 00:29:59.97 0
就寝保!
20 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 01:17:01.04 0
ほ
21 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 02:00:15.48 0
ねるほ
22 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 03:06:36.94 0
おやすみほ
23 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 03:08:21.99 0
この保全を見て振り向いた者は
死…
なないけど、とりあえず明日から長崎福岡のキャプコンなので
2,3日投稿が途絶えますので、それだけご報告をば
では、おやすみなさい
あと、915さんわざわざありがとうございます!
桃子はケンシロウと出会うんですかねw
26 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 07:13:06.73 O
あぶないよ
27 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/24(土) 07:44:11.66 0
おは保!
28 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/24(土) 08:29:51.66 0
保全疾走!
29 :
364:2006/06/24(土) 09:05:49.98 0
献血&ハロショ行ってくる保!
30 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/24(土) 09:56:56.58 0
いってらっしゃいノシ
そういえばミュージアムって入ったことないなぁ・・
31 :
なんみん:2006/06/24(土) 10:04:37.05 0
みなさん乙です!スレ立て乙です!
364さんまずはリフレッシュですよ〜!
ちょっとだけ出します
32 :
なんみん:2006/06/24(土) 10:05:53.19 0
さすがの神父も予想外の展開に動揺を隠せない…。
(このままではあの娘は死ぬ。先生の教え子を殺してしまう……のか…?)
知人の教え子という事もあるが、これでも彼は聖職者だ。
真理の追究の為にはある程度の犠牲は致し方ないとは思っているが、
やはり必要以上の犠牲は出したくない。意に反する。
「待ってくれ…石巻、もう一度重力を……」
石巻に話掛けるが、横から波音が言葉を遮る。
「神父さんよ〜〜〜〜。夜、寝る前によ、部屋にゴキブリが出てきたとするだろ?
そいつに殺虫剤をシューーーーッとやってからよ〜〜、そのまま安心して寝られるかい?
寝られねーよなァ〜〜??そいつの『死骸』を確認しねーコトにはよ〜〜〜〜、
『まだ生きてんじゃねーか?』って、怖くて寝られるワケねーつっーのよーーーーッ!!!!
俺達は今まさにそれだ!こいつらの『死体』を見ないコトには安心できねーんだよォ〜!!」
さらに石巻も続く。
「物事には『起承転結』がある。その最も明確な『結末』は『死』だ」
もはや、神父も腹をくくるしかないようだ。
33 :
なんみん:2006/06/24(土) 10:07:05.45 0
ガオンガオンガオンガオン!!!!
『ザ・ハンド』の右手が何度も何度も空をかき回す。簡単には諦められない…。
しかし、小川の落下速度を緩める事は出来るが、こちらに引き戻すまでには至らない。
やがて能力の及ばない位置まで距離が開けば、一気に速度を速め遠ざかって行くだろう。
「おいガキ、いい加減諦めたらどうだ?つーか、他人を気にしてる場合じゃあ無いだろ?」
『テスラ』の両腕が再び震える。波音はまるでゲームを楽しむかのような顔だ。
「さあ、どうする?今なら逃げられるんじゃあないか?逃げるか?まあ、逃がす気は無いがな…」
プツン!
「『逃げる』だとォ…?この俺が『逃げる』……ふざけんじゃあねーよ……」
怒りが込み上げる…。
1つは波音の言葉に対してだが、もう1つ……それは自分自身にだった。
(俺は『硬派な男』じゃあなかったのか?それなのにこんな事でオロオロしちまって…情けねーな…。
小川ァ…おめーは強い女だ。一緒に戦ってきて分かったぜ……やっと理解した。
紺野ちゃんみたいなお嬢さんより、おめーみたいな奴とつるんでる方が、俺は強くなれるッ!!)
「おがわああああああああああああああああァァァァッ!!!!!!!!!!!!」
億泰は柵に乗り上げたと思うと……なんと『穴』へと勢いよくダイブした!!
34 :
なんみん:2006/06/24(土) 10:09:07.20 0
ドガアアアアアアアアンン!!!!
背後から聞こえる破壊音!さっきまで億泰が立っていた場所に、電撃が炸裂したのだろう。
そんなものは意に介さない。助走での加速と『能力』とで小川との距離を縮める。
そして、ついに……!!
ガバァッ!!
落下しながらも小川を胸に抱える!決して放さないように腕に力を込める!!
「小川ああァッ!!俺はァッ!!おめーを助けるッ!!!!」
「虹村……オメー何やってんだヨ……!?」
「俺はバカだからよォ、心の中に思ったことだけをする!!悪りィかよォ…?」
「…ああ悪いナ……頭が悪過ぎる」
そう言いながらも、小川の顔は半ば呆れも含まれた…笑顔だった。
35 :
なんみん:2006/06/24(土) 10:10:09.34 0
(これって…あの夢にまで見た『お姫様抱っこ』ってヤツかィ?
しっかし、相手が虹村じゃあ嬉しくも何ともねーナ…oi)
小川がそう考えている間にも落下の加速度は付いてゆく…。
「で、虹村……これからどうするんだ?まさか心中ってんじゃあねーだろうなァ…?」
「こうするッ!!」
ガオオオオンン!!
億泰は『ザ・ハンド』で自分達の横の空間を大きく削り取る!!そして、瞬間移動する。
重力にさらに横への移動を加えて、放物線を描きながら落下して行く。
目の前に壁が迫る!!
ドガアアアアンッ!!
二人は壁に激突する!!
いや……億泰が小川を胸の中で庇い、背中で壁の衝撃を一人で引き受けている!!
36 :
なんみん:2006/06/24(土) 10:11:36.02 0
バウンドして、壁から体が離れる…。
「もう一丁ッ!!」
ガオオオオン……ドガアアアアンッ!!!!
「もう一丁だぜッ!!」
ガオオオオン……ドガアアアアンッ!!!!
何度も何度も…億泰は自分の背中を壁に打ち付ける!
それを繰り返す事によって、次第に落下の加速は緩んでゆく…。
億泰のガクランはボロボロだ。ワイシャツの背中から血が滲んでいる。
「oioioioi…虹村!!無茶だ!!このままじゃおめーの体がもたねーッ!!」
「別に俺が助かる為にやってんじゃねーよ。おめーを助ける為にやってんだ」
「!!!!」
37 :
なんみん:2006/06/24(土) 10:13:35.78 0
「よおおおおし!!小川ァ!!歯を食いしばれェッ!!!!」
落下速度はだいぶ遅くなった。地面が迫る。
億泰は小川を抱えたまま、さらに『ザ・ハンド』で二人を抱える。
「そのまま着地する気かッ!?それで衝撃に耐えられるのかヨ?」
「足くらいなら一本や二本くれてやらあッ!!おめーはいいから丸くなってろッ!!」
地面はもう目前だ。ほんの1、2秒……。『ザ・ハンド』の足が地面に着く…。
「『FRIENDSHIP』ッ!!」
ズガガガガガガガガーーーーズルルルルルルルルルルルルッ!!!!!!!!
スタンドの4本の足が衝撃を分散する!!
さらに抵抗を消し、床を滑る事で本当に最小限のダメージに抑える!!
やがて、壁にぶつかり動きを止める。二人はしばらくはジッとしていたが…。
「アハハハ…あの高さから落ちて助かっちまったヨ、oi。
虹村よォ…オメーの言う『硬派』ってヤツ、しっかり見させてもらったゼ!」
「へへ……ようこそ…『漢(おとこ)の世界』へ……」
天井は遠い。二人は床に大の字に寝転びながら、顔を見合わせて笑いあった。
38 :
なんみん:2006/06/24(土) 10:14:26.68 0
当然ながら、敵はやがてここに迫って来るだろう。二人は立ち上がり埃を叩く。
「ン?」
なんとなく億泰を見ていた小川はある事に気付く。
上半身の背中側の衣服はボロボロで、ところどころ背中が見えてしまっている。
「脇腹…背中の方だけど……何の傷跡だヨ?」
手術の痕だろうか?針で縫ったような古傷の痕がある。
不躾な質問だとは思ったが、なぜか訊ねてみたくなった。
「ああ、それか?俺が子供ん頃に割と大きな病気してさ。そん時手術したんだよ」
「結構大きいナ…何の病気ヨ?」
「ああん?盲腸炎とか言ってたっけかな…?一ヶ月くらい入院してたな……」
「oioi…盲腸炎で一ヶ月も入院するワケ無いだろ!?だいいち場所が全く違う」
「いや…そう聞いていたんだがなァ……聞き違いだったか……?」
「まあ…別に良いよ……」
小川はそれ以上追求しなかった…。
39 :
なんみん:2006/06/24(土) 10:15:56.35 0
………
……
…
「……どうだ億泰、分かったかい?」
「うん、分かったよ!お父さんありがとう!!」
億泰少年が小学校の教科書とノートを机に広げている。
父親がそれを後ろから覗き込んでいる。宿題を見てやっているのだ。
(この子は決して勉強が出来る方ではないが、自分なりにみんなに追いつこうとする努力家だ)
億泰少年が難問と格闘する姿をジッと眺めながら微笑ましく思う。
病弱で成長の遅れていた体も、今は身長も見違える程に伸び、たくましくなってきた。
病気に関しては、本人には『盲腸炎(虫垂炎)』とごまかしたが、いずれ真実を知るだろうか?
これも……あのDIOの手伝いをしていたからだ。
活動の報酬として大金を受け取っていた。
もちろんそのお陰で億泰の手術も無事に完了して、現在の急成長ぶりに至るのだ。
感謝はするが、やはり割り切れない部分も多い。自分の都合の為に悪に加担しているのだ。
しかし、その活動は今でも続いている。今さら辞められないのだ。
それは金銭の問題もあるが、それ以上に未知の部分……、
額にうめ込まれた『肉の芽』が自分を悪に誘うのだ。
40 :
なんみん:2006/06/24(土) 10:17:49.14 0
ドクン…!
最愛の息子の後ろ姿。自分はこの息子の為にこれまで頑張ってきた。
DIOの手下になり、自分の正義や誇りを犠牲にしてきた。
いや、そもそも『正義』とはなんなのだろうか…?
「はッ!?」
気が付くと、こちらに背を向けて無防備な億泰少年の首筋の辺りまで、両腕が延びていた。
指を大きく開き、力が入り僅かに震えている。
その両腕は……少年の首を絞めようとしていた……。
慌てて腕を引っ込める。父親は自分の行動に動揺を隠せない。なぜ……?
『肉の芽』は確実に人の心を蝕む……。
彼の心の中に、得体の知れない感情がフツフツと湧き上がっていた……。
ドクン…ドクン…ドクン…ドクン…
41 :
なんみん:2006/06/24(土) 10:24:43.99 0
ここまで!
915さん…ぬるぽッ!!で思わず笑っちゃいましたw
前さん…チームそれぞれの『戦略』が交錯していて格好良いですね〜!
ではではノシ
42 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 10:31:29.68 0
ノシ
43 :
なんみん:2006/06/24(土) 10:42:10.54 0
マイマイさん!!名前欄が915さんだったのでつい…
自分は犬の中ではボルトが一番好きです…前さんの設定がいいすね!
動物とお話できる能力って欲しいなあ…一日中猫とおしゃべりしてたい!
石巻ですね!研究所の連中は基本は淡々としてるイメージですね(所長除くw)
44 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/24(土) 10:57:57.20 0
>>41 なんみんさん乙!
『漢の世界』!!!!!
グッと来ましたね!!
>チーム戦・・・・なんですがあと1チーム出ますw
45 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 11:26:03.50 0
hotu
46 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 12:30:39.19 0
ノ
47 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 12:31:56.94 0
ほ
48 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/24(土) 12:32:08.75 0
シ
49 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/24(土) 13:30:54.98 0
プギャー
50 :
610:2006/06/24(土) 16:02:49.06 0
>>なんみんさん乙!
億泰と小川、ほんとにいいコンビになってきましたね
それにしても人稲だなぁ…
51 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 16:56:09.02 0
俺とお前しかいないようだな
52 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 17:11:17.33 0
いや俺もいるぞ
53 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 17:29:15.30 0
俺だっている
54 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 18:10:22.09 0
保全疾走
55 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/24(土) 18:13:20.13 0
四人位居るの?
56 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 18:26:33.33 0
俺を含めて5人だな
57 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/24(土) 19:16:54.93 0
五人揃って保全ジャーッッ!!!!
ズギュユウウユウウン!!!!
58 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 19:53:52.40 0
俺達の戦いはまだまだこれからだッ!
―完―
59 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/24(土) 20:09:00.37 0
ご愛読有難うございました!
来週から『絶対保全!!ホゼガンガー!』が掲載されます!
60 :
915:2006/06/24(土) 20:24:41.29 0
銀色の永遠 〜嗣永桃子は愛故に苦しむ23〜
「う、うわあああああッッッッッ!!!!!!」
あ、一人腰を抜かしているおかげで
ももの攻撃を免れてる。
そうだ!!!
「おじさん」
「た、助けてえええッ!!!」
「ねえ、おじさん」
「お願いします、命だけは、命だけは・・・・」
「もも、街に行きたいんだけど」
「なんでもしますから命だけはお助けを〜」
「人の話聞いてよ。こんなところ歩くのイヤだから
街まで連れてってよって言ってるんだけど」
「へ?ま、街ですか・・・・?」
「もも、車とか運転出来ないのよね。
おじさん、街までももを乗せてってよ。
それなら助けてあげても良いよ」
「ほ、本当でございますか?????」
「ももの気が変わらないうちに動いた方が良いよ」
「は、はひッ〜!!!!!!!」
うん、これで街までの移動が楽になったな。ラッキー♪
こうしてももは移動手段を手に入れた。
車って言ってもジープだからオープンカー。
暑いしクーラーも無いし砂埃で空気も悪くて最悪だけどね。
61 :
915:2006/06/24(土) 20:25:18.37 0
銀色の永遠 〜嗣永桃子は愛故に苦しむ24〜
ももはおじさんに運転させている車の後部座席で
車に積んであったカンパンをほおばりながらこれからのことを考えた。
って、ろくな食べ物が無いよね・・・・・・・。
さてさて、街に行ってからどうしよう?
敵のスタンド使いがこのままももをほったらかしって事が無いと良いけど・・・・。
それに、この漫画って相当バイオレンスな世界の設定のようだね。
まあいくら強くてもスタンド使いみたいな超能力者はいないみたいだし
FLYHIGHさえあればなんとかなると思うけど・・・・・・
とりあえず、『北斗の拳』ってどんな漫画だったっけ?
たまにアニメを見ただけなんでよく知らないんだよね。
たしか・・・・、1999X年、地球は核の炎に包まれた・・・
ってナレーションで始まるんだよね。
んで、主人公のケンシロウってのが怒ったら服が破れるんだよ。
それで「あたたたー」って言いながら悪者を指で突いたらパーンって・・・
あ、そうか。それでさっきのモヒカン連中が騒いでいたんだね。
もものFLYHIGHの能力をケンシロウの技と間違えたんだ。
あとは・・・恋人を悪者に誘拐されて助けに行くとか
お兄さんが何人かいて、その人達と闘うとかだったよね。
ラオウ、だったっけ?
う〜ん、全然話がわかんないや・・・・・・・・。
62 :
915:2006/06/24(土) 20:25:47.40 0
銀色の永遠 〜嗣永桃子は愛故に苦しむ25〜
「ねえ」
「は、はいッ!!」
「ラオウってどういう人だったっけ?」
「ラオウ?け、拳王のことでございますか?」
「そうなのかな?よくは知らないから聞いてるんだけど」
「け、拳王は世紀末覇者を名乗り、天を目指している男でございます。
なんでもケンシロウの兄で、北斗神拳の伝承者争いで敗れたとか・・・」
「北斗神拳?あぁ、ケンシロウが使ってるヤツだね」
「お、お嬢様・・・・・・・」
「何?」
「お嬢様の使っておられるのは北斗神拳じゃないのですか?
そうじゃなかったら、お、お嬢様はいったい何者で・・・・」
「ももが何者かおじさんに答えてももに何か得があるの?」
「い、いえ・・・・・」
「じゃあももの質問にだけ答えてよ」
「は、はい、申し訳ありません・・・・」
「ケンシロウってたしか恋人を誘拐されたとかって人だよね?」
「そうです。南斗六聖拳の一人で南斗孤鷲拳の使い手、シンに
連れ去られたとかで」
「その人はどうなったの?」
「ケンシロウに倒されたそうでございます。
ただ、噂ではその恋人もすでに亡くなっていたとかだそうで・・・」
63 :
915:2006/06/24(土) 20:26:17.08 0
銀色の永遠 〜嗣永桃子は愛故に苦しむ26〜
「ふ〜ん。じゃああんたは誰の家来なの?」
「はッ、聖帝様でございます」
「聖帝?誰それ」
「聖帝とはこの乱世に覇を唱え・・・」
「お願い、意味わかんないから簡潔に言って」
「も、申し訳ありませんッ!
聖帝様は本名をサウザー様とおっしゃられ、
先ほども申しました南斗六聖拳の一人でございます」
「南斗六聖拳って北斗神拳みたいなもん?」
「いえ、正確に言いますと、北斗神拳は拳法の流派の一つでして、
対になるのが南斗聖拳でございます。
内部からの破壊を得意とする北斗に対して、
外部からの破壊を得意とする南斗は
まさに表裏一体、陰と陽の関係でございます」
「意味わかんな〜い」
「つ、つまり、北斗神拳と南斗聖拳は昔からのライバルなわけでございます。
それで、北斗神拳が一子相伝、つまり親から子へと
一人にだけ伝えているのに対し、
南斗聖拳は弟子を取り、様々な流派が枝分かれしているのです。
現在、南斗は108派あると言われており、
その中でも特に優れている6人の男達が南斗六聖拳を名乗っているのでございます。
聖帝サウザー様は南斗鳳凰拳の使い手で、六聖拳の中でも特に秀でておられ、
天下を取るにふさわしい帝王の星の下に生まれた方でございます」
64 :
915:2006/06/24(土) 20:26:48.68 0
銀色の永遠 〜嗣永桃子は愛故に苦しむ27〜
「う〜ん、よくわかんないけど、とりあえず
ケンシロウってのとラオウってのと、そのサウザーってのが闘ってるわけね」
「は、はい。
ただ、先日、ケンシロウと拳王は闘ってお互い負傷したらしく、
拳王は現在行方不明、拳王軍は崩壊状態であります。
ただ、聖帝様に与しておられました南斗六聖拳の一人、ユダ様が
先日、ケンシロウの仲間でこれも六聖拳のレイに倒されたらしくて・・・」
「らしい、らしいばっかりじゃん」
「つ、つまり、拳王は負傷で現在行方不明でして、
その間に聖帝様が天を取ってしまおうと行動しておられるのですが、
ケンシロウの動きも気になるというところでして・・・」
「ふ〜ん。まあいいや。ももには関係ないかな」
「そ、そんなぁ。これだけ説明したのに・・・」
「アンタの努力なんて知らないわよ」
とりあえずどういう状況かは・・・・あんまりわかんないや。
要するにケンシロウとラオウとサウザー、この3人に注意だね、たぶん。
65 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 20:27:00.45 0
66 :
915:2006/06/24(土) 20:28:12.64 0
ここまで!
ってことで、出来る限り北斗の拳を知らない方にも
最低限の説明で話通じるようにがんばりますがわからなかったらスマソm(__)m
んで、書いている通り、舞台設定はレイとユダが死んだ直後くらいです
なのでジャギは出ないんで申し訳w>前スレさん
67 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 20:29:26.00 0
乙っ!
割り込んでスマソ
68 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 20:40:57.82 0
乙ッ!
怯える雑魚キャラがかわいいな
69 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 21:25:50.47 0
保全疾走
70 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 21:26:29.19 0
otu
71 :
◆IaDBAHqRoU :2006/06/24(土) 21:31:03.73 0
72 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 21:41:43.09 0
ギヤルサー・・・スケールすごすぎwwwwwwwww
73 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 21:42:21.77 0
そのトリップ・・・まさか
74 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 21:53:27.70 0
.: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. . : : : :: : : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::
. . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::
∋8ノハヽ8∈. . . .: : : ::: :::::::::: @ノハ@. . .: : : ::: : ::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、:. . .: : : ::::::::::::::/:彡ミ゛ヽ;)ー、:. . .: : : :::::::::::::::::::::: ::::
./ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: :::::::::: / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: :::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .::::::: / :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: ::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
75 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 22:13:17.46 0
____ (`丶、
\ ; r─` 、 `ヽ
∩ レ | `ー┬rヽ ',
∪ イ \/| ,_|_j__ト |,
____/> | ‥ ノ \ | ;
 ̄ ̄ ,’ノ^)‐个く ヽ ,
; ノ` イ ノ, ノ / ,
{ `''宀' /〉
` ー、 // 〉
`T ´/ ∧
76 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 22:48:18.79 0
ほ
77 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 23:12:17.78 0
ze
78 :
名無し募集中。。。:2006/06/24(土) 23:50:33.97 0
にしおかすみこ来たwwww
79 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/25(日) 00:20:35.74 0
粉々になった壁の破片が絵梨香の頭上に降り注ぐ・・・・・・。
「ゆ・・・・・唯ッッッ!!!!!!!」
絵梨香は唯が飛び去って行った方角へ駆け出そうとする。
「何処に行くのッ!!!戦闘中なのよ!!!」
梨華は服の袖口を掴んで絵梨香の足を止めた!
「は・・・放せよッ!!あたしが行かなけりゃ・・・唯が・・・・」
「あの娘は『必ず帰ってくる』・・・・そう言ったのよ!」
「でも・・・・」
「あの娘は必ず敵を倒してくる!私はそう信じてるわ・・・・あなたも信じなさい。
『仲間を信じる事』がチームの一番の仕事よッ!!」
梨華は力強い瞳で絵梨香を見つめた。
その眼差しからは劣等感からの陰りは消え失せ、黄金の意志が光輝いていた!
「・・・・「あの時」言われた事をまたココで言われるなんてね・・・・やっぱり石川さんには
勝てないワ・・・・」
梨華の輝きに魅せられた様に絵梨香の瞳から不安の色が消えた・・・。
「理解ったらイクわよッ!『信じる事が」
「『信じる事が勇気をくれる』でしょ?・・・・・・それじゃあ唯やんが敵を倒すのが速いか
あたし等が速いか・・・・競争でもしますか?」
「そ〜ね・・・とっとと終わらせてチキンでも貪る?」
「ソレ・・・なんか品がないですよ・・・」
梨華と絵梨香の目前にギロチンの刃が空を切る・・・・
二人は臆しもせず笑みを浮かべながら歩きだした。
80 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/25(日) 00:30:57.36 0
紺なところで推し舞波ッツ!!!
>>66 915さん乙です!ジャギでないんですかぁ?w
桃子と卑怯合戦が見たかったのにゅww
81 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/25(日) 00:38:27.35 0
就寝保全!
あとはまかせた是!
82 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 01:22:14.58 0
otu
83 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 01:30:04.50 O
>>66 915さん乙です。シュウだったらスタンド見えますかね?今後どうなるか楽しみ。
>>81前スレ83さん任せて下さい
84 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 02:19:48.30 0
そういえば主の姿が見えないがどうした?
85 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 02:57:19.86 0
保全だけは怠らぬよう
86 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/06/25(日) 04:14:20.16 0
皆様乙ですー!
俺もチェックして出そうっと!!
「ところで、さっき君は『手違い』がどう・・・とか言っていたが・・・・
いったい何が手違いなのかね?ブふぅ〜・・・・・・何が起きて、どんな経緯で
わたしの前に立っているのか・・・・・それに関しては非常に興味深いのだが・・・・」
そう言うと、ポルポは手元に置いてあったクラッカーをムシャムシャと
下品に食べ始める。
口の中に物を含めたまま、さらに彼は続けた。
「刑務所で手違い・・・・ブフゥ・・・・どんな手違いが起きればここに現れるというのか・・・」
・・・・・・いま思いついたのだが、こいつにどうすればギャングになれるのか
訊くというのはどうだろうか?
相手は牢獄の中だし、ごとーにとって不都合なことになっても
なんとかなるんじゃあないか?
・・・・でも、見る限りこのデブは好き勝手な生活を送っているようだし・・・
仲間に連絡されたら、かなり面倒だ。
んぁ・・・・そもそも、このポルポは捕まってしまった今でもギャングなのか??
なんにせよ、このまま黙りこくっているわけにもいかない。
「・・・・・変な噂が立ってるぽ」
「ム?」
「刑務所でギャングになるための面接を行ってるってさ・・・・」
「・・・・それと君の手違いと・・・・何の関係があるのだね?」
ポルポは食う手を休めずに聞き返してくると、白ワインに口をつけた。
「んぁ・・・・でも、それはデマだったんだ。これがごとーの『手違い』でさ・・・・
面接と面会を間違われてしまったってわけ。笑えないし」
「・・・・・・話を要約させてもらうが、つまるところ・・・・ギャングになるために
面接を受けに来て、ここに立っている・・・・と、君は言いたいのかね?」
「ま、そーいうことになんのかなぁ〜面会しに来たと思われちゃったけどね」
「ブフー・・・・・・」
口癖のような息を吐き、ポルポはクラッカーを食べ続ける。
そして、こんなことを言い始めた。
「『面接』ってのは確かに違うなぁ・・・・ぶふぅ」
「うん、それを『面会』だと間違われて・・・・」
「そうじゃない・・・・・・きみは『ギャングになりたくて』その噂を鵜呑みにし、
ここに現れたということなのだね?いま、最も重要なのは・・・・ギャングになるために
行動したという、その事実が存在するかどうかということなのだよ・・・ブフ〜」
「んぁ・・・・・まぁ」
「・・・・なるほど、よくわかった」
そう言うと、ポルポはグラスの中のワインを一気に口へ流し込む。
んぁ・・・ちょっとちょっと、コイツなに一人で納得しちゃってんだ?
ごとーにはこのデブが何をわかったのか見当もつかない。
『 ポッポーッ!! ポッポーッ!!! 』
「んぁッ!!」
突然、ポルポの監獄の中に置かれた鳩時計が元気よく鳴いた。
青い鳩は『ポッポー』と、喧しく午後3時を告げている。
びっくりした・・・なんで真昼間に目覚ましなんてセットしてるんだ?
青い鳩・・・・そーいえば、幸せの青い鳥は恋をしたところにとまるっていう話を
聞いたことがあるぽ。
なんだかこの鳩を見ていると、なぜか『ミキティ』を思い出すなぁ・・・
・・・・・・と、ポルポから目を離したのは一瞬だったはずだった。
なのに次の瞬間、彼は・・・・
ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ・・・・・
片手に火のついたライターを持っていたんだッ!!
い、いつの間に・・・・?
着火音も、何も聞こえなかったぽ・・・・!!
さっきまでその手に持っていたのは食べかけのクラッカーでは・・・・?
「どれ・・・・・それじゃあ『面接試験』を始めるとするかな・・・・・」
「えッ!?なんだって!!?」
「面接試験だよ。きみは我々の組織に入りたいんじゃあなかったのかね?ブフゥ〜」
ポルポは空になったワイングラスを、ごとーに向けて言った。
面接試験・・・・?面接試験と言ったの?
それはつまり・・・・
「面接は・・・・やっぱりギャングの面接は存在すんのッ!?」
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!
ポルポは言った。
ギャングに入団するための試験・・・それはごとーの『信頼』を見ることなのだと。
やつの組織に入るには、見えないところで『信頼』を示さなければならないのだと!!
そのために行われるテストというのが・・・・
この、ポルポから受け取ったライターの・・・・炎を守ることッ!!!
今から24時間、このライターの『炎』を消さずに持っていねばならないんだ!!
それができたら、ごとーを彼の組織に入団させてくれると言う。
ライターのガスは十分にあるそうだから、燃料が切れて消えるということはないらしい。
だが、もし何かの拍子に『炎』が消えてしまったら!!
ごとーは『信頼』できない女ということで、入団を許してはもらえないそうなんだッ!!
これが、ギャングの入団試験なのか・・・・!!!
・・・・・・けど簡単な話じゃないか。
要はこの『炎』を消さなければいいって話。
それに、どんなことをしても試験に落ちるわけにはいかない・・・・
卑怯な手も使おう、地獄に落ちることもしよう。
なんとしてもポルポの組織に入り、おねーちゃんを探し出すために
情報を集めるんだ。
でなきゃ、ごとーがここに立っている意味はないからな・・・・ッ!!
「明日の午後3時・・・ここに再び君が面会に来るのを楽しみにしているよ」
最後にそう言われたが、ごとーは何も言わずに監房の前から立ち去った。
ガシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!
ポルポの監房から出てくると、来るとき通った鉄の扉が音をたてて閉まった。
なんだかいきなり空気が軽くなった感じがする・・・・あの廊下の空気は
異様な重たさがあったからな。
ライターの炎は、手の中で『ボボボボボ』と爆ぜている。
これから24時間・・・なんとしてもこの炎、守りきってやるぽ・・・・
その時、女刑務官のこんな声が聞こえた。
『面会人はゲートをくぐったら再びボディ・チェックを受けてください!』
・・・・・え?
なんつった?今・・・・??
『ボディ・チェックを受け、館内を出てもよいという許可が出たら次の部屋に進み、
自分の所持品を受け取って下さい!!』
・・・・・・えっ!?
ごとーは咄嗟にライターの炎を手で覆った。
ちょ、ちょっと待つぽ!!ボディ・チェックだって!!?
確かに囚人からは何も受け取ってはならないって言われたけど、そこんところは
ポルポがこの人達を買収して『ライター』を刑務所から持ち出す許可を
得ているのかと・・・・・!!!
で、でも考えてもみるぽ・・・・この人達は恐らく、この刑務所でギャングになるための
『面接』が行われているなんてこと確実に知らないだろう・・・・
知っていれば、スムーズに事は進んでただろうからだ。
だとすると・・・・まさか・・・・・
これも試験だっていうのかッ!?
ポルポのごとーを試す試験はすでに始まってるってのか!!?
ボディ・チェックで見つかってしまえば、『炎』を守るも何もない・・・・
何か策はないか・・・・
考えろ・・・・・考えるんだぽ!!ごとぉーッ!!!!
やるしかないんだ・・・・このテストを乗り越え・・・・
ごとーは必ず、ポルポの組織『パッショーネ』に入団しなくてはならないんだ!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド・・・
あれこれ悩んでいるヒマはないッ!!
今はこのライターと『炎』さえ守れれば・・・・!!!!
ごとーは左手で炎を覆うようにライターを隠し持った。
「うぐぅッ!!!」
んぁ・・・・あ、熱いッ!!
親指が絶え間なく針で刺されているようだぽ・・・・や、火傷で済むのか・・・?
ジジ・・・・ ジジ・・・・
女刑務官がごとーの顔を覗きこむが、当然平静を装って誤魔化す。
が・・・・やっぱり限界ってのはあるし、身体は正直だ。
額から嫌な汗がドッとふきだして来た。
ジジジ・・・・ ジ・・・・・
女刑務官はようやくごとーの体をポンポンとチェックし始める。
んぁ・・・・あ・・・・は、早くして・・・・ッ!!!
「くぅ・・・・」
我慢するぽ・・・・ごとー!!
指が焼ける痛みで発狂しそうになってるのはわかるけど、我慢するんだぽ!!
これ以上に痛い目にあったことなんて、今まで数えるのも面倒くさいほど
あったじゃないか!!
「・・・・・・・」
「・・・・・・・・っ」
「・・・・・」
「・・・・・・・・・・・ッ」
「・・・・・OKです。何も問題はありません。ここを出る事を許可します」
拷問のような痛みの苦しみで、何十分と感じられたボディ・チェックは
とうとう終わりを告げた。
頑張った、よく頑張ったよごとー。
自分自身にあとでお祝いしよう、なに食べようか?
できたら右手にナイフを持つような料理は避けたいなぁ、左手でフォーク持たなきゃ
ならなくなるからなぁ〜。
さて、あとは銀色のケースの中の私物に初めからこのライターがあったと見せかけて・・・
「その前に手のひらもあけて見せてください」
「・・・・んぁ?」
「もう一度言います。手のひらを見せてください、チェックします」
な、なんだってえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!
女刑務官がごとーの左腕を掴む。
こ、これで見つかったらなんのために嫌な汗で身体中濡らしたのかわかんない!!
まずい・・・・この女ッ!!明らかにこの『左手』を怪しんでいる!!
何かを隠していると思っているッ!!!
この手は開くしかない・・・・隠し通すことはできないッ!!!
どうする・・・・・どうする・・・・・どうする・・・・・ッ!!!!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
「早くッ!!その手のひらを開けて見せなさい!!!」
女刑務官は、もたもたしているごとーに一喝すると、左手をグイッと
強く引っぱった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・この左手の親指・・・・・・どうしたのかしら?真っ赤よ・・・・火傷かしら?」
「んぁ・・・・昨日お料理する時ちょっと。あまり得意な方ではないんで・・・・
お料理塾にでも通おうかな〜とは思っているんですけどね」
「・・・まぁいいわ、右手にも何も持っていないようね。退館を許可します」
「・・・・・・・・・」
・・・・・・・『ゴシップ・セクシーGUY』。
あぶないところだったぽ・・・・
ごとーのスタンドは『風』を自由に操るスタンド。
左手の親指が焼かれていたときにかいた汗を水蒸気にして、
そのウズをこのライターに纏わせた。
光の屈折現象さ・・・・この水蒸気がスーツとなって、光を屈折させている。
だから、ライターと『炎』が透明に見えるんだ。
以前これで自分の身を消したことはあったけど、自分以外の『物』を
消したことはなかったからな・・・・うまくいって良かったぽ。
そして刑務所を出て数秒後・・・・・ライターは元通り、見えるようになった。
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!!!
102 :
1 ◆I7CTouCqyo :2006/06/25(日) 04:58:33.81 0
ここまで!!
透明になる能力についてはジョジョの10巻、シーザーvsワムウ参照ってことで!!
ではではノシ
103 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 06:28:44.45 O
乙ッ!
104 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/25(日) 07:46:08.70 0
105 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 09:25:33.76 0
保全疾走!!
106 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 10:22:03.31 0
〃 ,-、ェゝキヽ い レイ そこちょっと
, ,.ィエ)__、'^l,l/ , 、 ← 0
/ fミ ,ィ'ノ ,) ヾ, ヽヽ し・トゥ・れい
〈 t- `ー ' ァリ ノ ノ l、 失 礼 ィィィ〜〜〜
ヽ `ト、 / / ,r' ゚ 'iト、
: {::丶-‐彡'> ({ ';ヾ 、
い そー-r''":ヽ ぃ ) ';;;ヽ'ュ、 , ..,,、 ,r- 、、
t:.:.:.:.::::::::ヽ ( ';;;;;ヽ V'{l {i, ソヾィ ト、ヽ
丶ヽ:.:.:.:::::::::ヽ、 ・ ';(ミ,ヽ`t-‐''_,ノィキヽ
ヽzzェ=彡ヘ ヾ;;rくゝミ匸キ-‐-<
) ヾ― ''" ヽ ・. ┌=ゞ' "`ヽ Y'{i,゙{i、'{i,ヽ
'┐ ヽ ヽ. ヾ ・ . ,ィヘ、, r.イ'i{lヽヽヾ、`' .::
` ヽ. 'ミ, 'i, ,ト、、 ,.ィ(゙ヾ `` '` ヽ丶:::::::ノ
ヽ, ヽli;, ヽ,,ィケ `'iヽ、 {、``′ ,::'':.:,ィTハ,`下リ
・ l,_ ,, '':.:.:. /;;l l;`rt-≦ニミヾ>、,、 rtゞ、いヽ.`ヽ
107 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 11:26:48.76 0
TURBO保全
108 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 12:27:46.04 0
ほ
109 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 12:52:44.57 0
是
110 :
364:2006/06/25(日) 13:06:53.66 0
ゲームデータの作り直しと気分転換がてら、夏焼家槍戯を整理してみた。
雅棟燐虞槍 秒間60連撃+伸縮、可変、自在の刺突
牌屡蕃珂 敵を貫通し、磔にする
夏焼流槍転脚 敵の背後に槍を伸ばし、刺突点を支点に槍が戻る勢いで移動する際に蹴りを喰らわせる
龍回峰嵐 槍を回転する勢いで敵を吹き飛ばす。また、高速回転斬撃の盾を作り出す。
奥義・魅栖斗琉弖胤
秘奥義・撫流那駆
奥義2種はスレ内では解説がないので今のところ空白で。
自分の中でイメージはあるけど、違ってたらアレだしここで明文化しちゃうと狭まりそうな気もするし。
111 :
915:2006/06/25(日) 13:32:10.14 0
>>110 乙!
魅栖斗琉弖胤は・・・・あんまりどういうのか考えてなかったっす
とりあえず攻撃力があって一撃必殺くらいのイメージしかなかったし(^^;;;
112 :
915:2006/06/25(日) 13:53:17.27 0
今ちょうどGyao見終わったんだけどみやびちゃんが
過龍回峰嵐やっていてワロタ
113 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 14:01:25.64 0
た・・・確かにポールを旋回してたw
114 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 15:31:19.13 0
ほ
115 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 16:28:10.97 0
zen
116 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 17:25:37.70 0
しっ
117 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 17:25:39.38 0
疾走
118 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 18:33:18.00 0
ho
119 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 19:10:14.59 0
mo
120 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 19:46:55.18 0
さ
121 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 20:01:33.45 0
pi
122 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/25(日) 20:52:22.85 0
( ^▽^)<エンス!
123 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 22:08:48.19 0
疾走
124 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 22:24:59.72 0
今日は何人くらい居るんだい?
125 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 22:53:03.98 0
俺は今トリックから帰還したが
126 :
名無し募集中。。。:2006/06/25(日) 23:11:08.76 0
二人っきりだな
127 :
610:2006/06/25(日) 23:16:50.13 O
みなさん乙
デスノート観てきたよ
128 :
名無し募集中。。。:2006/06/26(月) 00:04:01.45 0
hozen
129 :
名無し募集中。。。:2006/06/26(月) 00:06:14.29 0
130 :
名無し募集中。。。:2006/06/26(月) 00:28:35.39 0
保全疾走
131 :
名無し募集中。。。:2006/06/26(月) 00:51:57.15 0
ほ
132 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/26(月) 01:12:15.41 0
銀色の永遠 〜曖昧ミーMINDG〜
風を切りながら人の身体が宙に舞う。
「く・・・・間に合わへんッ!!!」
唯は『落下地点』を見定めると身体を丸め衝撃に備えるッ!!
廃屋の様なマンションに激突する刹那、唯は今日の『運勢の悪さ』というのに幾許か憤りを覚えた。
「『足元注意!考えもしない事態で足元を掬われます』・・・・あんな所で足を滑らせて隙突かれる
なんてホンマろくでもないで・・・」
窓ガラスの硬質な感覚が肩に触れ爆ぜる!
ガッシャヤッヤッヤヤァアン!!!!!!
窓ガラスの破壊音が鳴り響く!
唯は強引に着地しようと慣性をコントロールする為身体を高速回転させる!
ギュアァ・・・・・ ドガァアアアアアアッ!!!!!!!!!
「ぎゃあぁああぁああああぁッ!!!!」
唯の身体は『何か』に激突し断末魔が廃屋に木魂する・・・・・・。
「な・・・何やねん・・・・」
流れ出す『血の赤』・・・・・・・床に叩き付けられた唯の傍に血河が流れる・・・。
「・・・・女が窓から突っ込んで来るとはな・・・・オメ〜と居るとホント退屈しないぜ・・・」
唯が声を追う様に見上げるとそこには赤い髪をした男と学生風の少年が立っていた・・・。
赤い髪の男は顔に飛び散った血液を親指で弾くと何事も無かったかの様に涼しい顔をしている。
足元には唯の激突で血塗れになった男が倒れている・・・。
なのに・・・・この状態でなんでこんなに涼しい表情で居られるのか!?
唯は叩き付けられた衝撃で混乱気味の意識を制しながら立ち上がる・・・・。
133 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/26(月) 01:23:23.84 0
「だ・・・・伊達さんッ!この人・・・演劇部の人ですよッ!でも何でココに・・・こんな所に?」
目の前に立つ男達を・・・唯は見た事が合った・・。
「ミスクリエイション(出来損ない)の片倉景広に・・・『愚者』の伊達・・・自分等、何で
一緒におんねん・・・・ココにちゅーんはどうゆう事やねん・・?」
「イテテ・・・・・お前等ね・・・・何で「大丈夫か?」の一言も無いんだよッ!!」
床に倒れていた男がスックリと立ち上がる・・・。
床にも、身体や服にもベッタリと付着していた血液が無くなっていた・・・・・・
「だってオメ〜・・・死なないだろ?」
「そうですよ!菅沼さんは死なないんだから心配するだけ無駄じゃないですか!」
「死ななくたって痛いモンは痛いンだよッ!!!!」
唯の身体が硬直する・・・・・
コイツ・・・
コイツが・・・何でおんねん・・・・
「?・・・・お前・・・確か『オカダユイ』・・・お前が何でここに・・・・」
男は唯の方を振り向くと何かが解った!・・・そんな表情をした。
「そうか・・・・・「また」そうなのか・・・」
菅沼英秋は口端を吊り上げると唯との間合いを詰める。
「おい!菅・・・オメ〜何一人で納得してんだ?俺達にも解るように話せッ!」
菅沼英秋は首だけ伊達謙の方に向け答えた。
「端的に言えばコイツと『ライナーノーツ』の野郎とが結託して騒ぎを起こしてるっつー事だよ!」
「そんなッ!この人は演劇部に所属してるのにッ!仲間を売ったって事ですかっ!?」
片倉景広は菅沼に食って掛かった!
「じゃあ何で今から『ライナーノーツ』の大親分の所に殴りこもうって時にコイツが来るんだよ?」
菅沼はピシャリと片倉の額を叩きながら言い放つ。
134 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/26(月) 01:29:18.55 0
「な・・・・何、言うてんねん・・・・付き合いきれんワ・・・・」
唯はその場から離れ様と破壊した窓ガラスへと飛び出すッ。
「おっと逃がすかよ!『Man Han Quan Xi』ッ!」
菅沼の背後から銀色の煌きが奔る!
トッ・・・・
飛び出したはずの唯の身体は廃屋の床に叩きつけられた。
「????何やねん・・・・窓から飛び出したハズ・・なのに・・・何で床が・・・」
135 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/26(月) 01:32:04.87 0
こんな感じで舞波舞波!
136 :
前スレ83 ◆5QP4YFlyRI :2006/06/26(月) 01:34:41.05 0
就寝保!
137 :
名無し募集中。。。:2006/06/26(月) 01:38:38.49 0
乙ッ!
なかなか興味深いシーンだな
138 :
N.O.:2006/06/26(月) 02:56:18.90 0
http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1150524946 前スレさん
ええ今回はナンセンスがテーマなんで大げさにバカバカしくあろうということで
なんみんさん
トニオの料理は血が出るだけじゃなくもがき苦しむ所が敬遠されるんじゃないかと
誰だってそーする俺だってそーする
610さん
こういう全員そろって3枚目なキマらないエピソードってのあんまりないんで
箸休めにでもなれば幸い
マイマイさん
アポロ11号の下りが思い浮かんだ時はこれだと心の中でガッツポーズを取りました
リキエル好きなんでいつか引用したいと温めていました 虹はそう ウェザーです
139 :
名無し募集中。。。:2006/06/26(月) 03:03:44.53 0
レスおせーw
140 :
名無し募集中。。。:2006/06/26(月) 04:24:33.38 0
ほ
141 :
364:2006/06/26(月) 07:04:24.74 0
出勤前保ッ!
前スレhtml出来上がってきたけど上げてる時間なさげなので夜に!
142 :
名無し募集中。。。:2006/06/26(月) 08:46:26.84 0
おは保
143 :
名無し募集中。。。:2006/06/26(月) 08:54:10.35 O
明らかにN.O.さんと我々とは時間の流れの早さが違う!!
144 :
名無し募集中。。。:2006/06/26(月) 09:31:22.56 0
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| (r
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ
145 :
名無し募集中。。。:2006/06/26(月) 10:56:07.00 O
>>143 きっとN.O.さんは波紋呼吸を体得しているんだ!
146 :
名無し募集中。。。:2006/06/26(月) 12:51:53.23 0
やっぱり名古屋の講演行きたかったなあ・・・・とレポを読んで思う保全
147 :
名無し募集中。。。:
昼ドラ保