【小説】リア消だったら誰に告ってた 第52章【キッズ】

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1名無し募集中。。。
※ キッズ+エッグ専用の小説スレです。
※ 常時sage進行で
※ 荒らしには徹底スルー
※ 基本的に、コテは作家のみで
※ スレ違いな雑談、自治議論禁止
※ エロネタ禁止
※ 気に入れば「ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!」
  気に入らなければスルー。ネガティブな書き込みはしない
                      ↑これ重要!
前スレ
http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1144764830/
避難所(新狼)
http://yy21.kakiko.com/test/read.cgi/morning/1139654229/
関連スレ
【小説】リア消だったら誰に告ってた 新章【キッズ】
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/ainotane/1118147458/

まとめサイト
http://www.geocities.jp/riasho_kids/top.html
短いの専用
http://jbbs.livedoor.jp/music/11853/   (パソコン用)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/music/11853/    (携帯用)

作品一覧は>>2-10あたりに
2http://ex11.2ch.net01.tripod.com/:2006/05/15(月) 13:56:42.80 0
狼板過去ログ倉庫
3名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 13:58:19.68 0
連載中作品
【小学6年生〜春〜】 夏焼・村上 他
【幼なじみ】 徳永・嗣永
【Distance】 清水・鈴木・村上 他
【白い東京】 梅田 他
【旅立ち】 石村
【勇気の花を咲かせましょう】 有原
【クローバー】 嗣永・清水
【GIRL FRIEND 〜彼と彼女が、もし彼女を助けられたなら〜】 嗣永・須藤
【穂穂村探偵事務所の午後】
【桃ちゃんと行くグルメツアー】 嗣永
【強気な彼女】 夏焼
【素敵な思い出】
【僕に出来ること】
【憧れの彼氏と彼女】
【惚れ薬】
【青春鈴木君】
【君がくれたもの】
4名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 13:59:06.78 0
しばらく更新のない作品
【秘密国家公務員】
【マニアック問題】
【上京恋愛】
【ともだち】
【Bye Bye またね】(旧題【下宿編】)
【夏休み】
【妖精の奇跡・マイマイのイタズラ】
【I REMEMBER YOU】
【風の声】
【彼女までの愛の距離】
【恋への記憶】
【GROWING UP】
【永遠の絆】
【BOYS〜二人の女の子〜】
【妖獣ハンターK太郎】
【最高の思い出】
【遠い夏の日】
【夏の終わりに】
【イノセントウォーズ】
【永遠を誓うメロディ 】
【転校生】
【目隠し】
【好きになっちゃいけない人】
【ゴールデンルーキー】
【QUIZ】
【スカーレット】
【バレーボーイズ】
【恋愛シミュレーション21】
【新連載2(仮)】(長期休載宣言)
【恋のEtude】
5名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 13:59:41.30 0
完結済作品1
【優しい恋の育て方】 15人斬り!
【修学旅行編 】 徳永・嗣永・須藤・熊井・他
【よく効く催眠術】 徳永・他
【プレゼント 】 中島・熊井・他
【特命係 菅谷梨沙子】 菅谷・他
【強くなりたいとゆいたい】 須藤・他
【王子様と2人のお姫様】 石村・嗣永
【舞波短編】 石村
【蝉】(【プレゼント】のシリーズ) 熊井・他
【セミ】(【蝉】の裏側、【プレゼント】のシリーズ) 熊井・他
【雪が降る季節に...】 村上
【日本一の鈍感男】 清水
【ロボキッス】 菅谷
【跳び箱】 清水
【友理奈となかさき続編】(【プレゼント】【蝉】続編) 中島・熊井
【満月の猫】 矢島
【ミステリー】 徳永・嗣永・他
【だんしじょし】 清水・徳永・石村・夏焼・他
〜うたたね〜 嗣永
【手を握って歩きたい】 菅谷(2役)・夏焼
【小児病棟】 岡井
【おつかい】 菅谷
【ギャンブラー】 嗣永
【妖精の奇跡・アイリーンの1週間】 鈴木・夏焼
【願かけ】 須藤・他
【さくら満開】  桃子・他
【おもちゃのぜんまい】 清水
【アメリカ】 愛理・夏焼・他
【小遣いUP大作戦】 桃子
【キャプテンつかさ】 武藤(エッグ)・他
【ためいきの日曜日】 石村
6名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 14:00:13.80 0
完結済作品2
【夏の日の君に】 夏焼
【Silent Emotion】 熊井
【緊張のホワイトデー】 清水
【恋は盲目!?】 清水・他
【だんしじょし・ファンファーレ】 萩原・福田(エッグ)
【学校の怪談】 熊井・清水・石村
【笑顔まで距離】 徳永・夏焼・他
【小さな勇気】  石村・他
【富豪デカvs特命係・菅谷梨沙子】 菅谷・梅田・他
【ある公園にて…】 徳永
【本当に守りたい物】 夏焼・嗣永・徳永・熊井・菅谷
【涙の青春ドッチ!!】 徳永
【星の降る丘】 菅谷
【6月の方程式=4.3.2】 清水
【奇跡の出会い】 菅谷・夏焼
【ふたりぼっちの宇宙戦争】 矢島
【俺はもう死んでいる】 菅谷
【こんな恋のはなし】 Berryz
【おりじなるれしぴ】 梅田
【僕に舞い降りた天使】 清水
【不思議な気持ち】 夏焼
【ハッピー.ライフ.ジェネレーター】 夏焼
【白と水色のメッセージ】 熊井
【レディライクな夏】 夏焼
【須藤さん(仮)】 須藤 中島
【☆友理奈と千奈美☆ 〜ふたりはプリキュア〜)】 熊井 徳永
【夏の涙とスクール雅】 夏焼 菅谷 鈴木
【1日限りのシンデレラ☆】 梅田・熊井
【if・・・】
【夏色の夢】 夏焼
【ウィードクラウン】 熊井
7名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 14:01:06.06 0
完結済作品3
【とびばこ】 菅谷
【私があなたにできること 〜心に残る素敵な時間〜】 石村
【僕に舞い降りた天使】 清水・嗣永・矢島
【A big , little girl】 梅田
【タイトル未定】 菅谷
【思い出のままで・・・】 菅谷
【トライアングル】 熊井
【A big , kettle girl】 梅田
【世界で1番好きな瞬間】 嗣永
【夢のような日々】 石村
【金曜日の出来事】 嗣永
【青春の匂い】 熊井
【ちっちゃいイインチョ】 清水
【夜風につつまれて】 清水
【スタートライン】 鈴木
【パッション】 夏焼・村上
【優しい手】 須藤
【センチメンタル】 嗣永・矢島
【揺れ動く想い】 熊井・菅谷
【ずっと…】 夏焼
【ア・イ・ツ…】 嗣永
【未来の二人】 清水
【日直〜放課後の会話〜】 石村
【時代劇(仮)】
【Sweet or Bitter】 夏焼
【バレンタインデイ・キス】 夏焼
【バレンタインはチョコレース?】 石村
【幼なじみ番外編 友理奈〜初恋〜】 熊井
【春風】 石村
【図書室】 夏焼 他
【飴とキス】
8名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 14:01:43.44 0
完結済作品4
【幼なじみ番外編 〜12年後〜】
【大好き!】
【かっこいい彼】

<<おことわり>>

ここに登場する人物・団体・設定等はすべて架空のものであり、
実在の人物・団体・実際の出来事とは一切関係ありません。


ツッコミ用AA

州*‘ o‘リ<内緒になってないんだも〜ん

川*^∇^)|| <内緒になってないわ
( 川 _ゝ)|| <内緒になってないんだが )

从 ’w’)<内緒になってないよ

从o゚ー゚从<内緒になってないとゆいたいです

ノノl∂_∂'ル<内緒になってないですよ

从´∇`从<内緒になってましぇーん

ル ’ー’リ<内緒になってないぞ

川´・_・リ<内緒になってないだぎゃー
9名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 14:11:09.76 0
>>1
乙です
10名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 15:34:07.19 0
11名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 17:03:15.48 0
保全
12名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 17:14:23.07 O
sage注意
13名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 17:39:35.91 0
>>1
乙です
今回こそおとさないように
気付いたらこまめに保全しましょう
14名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 18:03:31.22 0
少なくとも
ちなこの日までは落としたくないね
15名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 18:43:02.51 0
保全なのだー
16名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 19:02:48.57 0
手が空けば保全
17名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 19:28:21.71 0
18名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 19:59:29.01 O
みんなsageてるけどsage続けてれば落ちないの?定期的にageる必要あるの?
19名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 20:24:30.51 0
あれ? 今エロ系の小説ってどこに保管されてるの?
20名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 20:44:15.11 0
Distanceたん待ち
21名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 21:42:14.76 0
落ちるなよ〜
22名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 21:51:20.26 0
もう落ちないようにみんなこまめに保全よろ
おれも頑張って保全するぜ
23名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 22:31:48.55 O
落としてたまるか
24名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 22:53:32.29 0
保全
25名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 23:42:47.94 0
26名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 00:33:06.25 0
27名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 00:38:42.18 0
28名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 00:58:25.40 0
寝る前の保
29名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 01:47:05.35 0
おれも寝る保
30名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 01:53:56.20 0
茉麻のノーブラボイン画像はいつになったらアップされるの?
31名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 02:19:45.44 0
sageてるとこ悪いがちょっとageるぞ
32名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 02:37:27.01 0
保全
33名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 03:23:12.93 O
34名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 04:32:43.41 O
35名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 07:29:00.20 O
おはほ
36名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 08:06:27.27 0
起きたほ
37無し募集中。。。:2006/05/16(火) 09:02:10.21 0
38名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 10:09:45.01 0
雨がうっとおしい保
39名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 10:19:49.71 0
保全
40名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 10:57:47.98 O
落としてたまるか
41& ◆/p9zsLJK2M :2006/05/16(火) 12:03:22.96 0
保全
42名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 13:43:07.28 0
保全
43名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 14:37:06.89 0
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::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
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マイハマン巡回中!
44名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 15:27:10.69 0
45名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 15:40:08.13 0
早く書け
46名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 16:10:20.72 0
47名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 16:47:18.57 0
48名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 17:20:41.78 0
ディスタン待ち
49名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 18:04:26.54 0
戻って来てくれるって表明してくれただけでも嬉しいよ
他の作者さんも早く復帰してくれると尚いいのに
50名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 18:56:24.04 0
いつかは帰ってきてくれると信じて待ってる
51名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 19:25:14.99 O
落としてたまるか
52名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 19:52:45.35 0
保全
53名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 20:27:57.73 0
54名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 21:34:12.21 0
55名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 21:50:54.63 0
作者さんの降臨待ち保
56名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 22:45:39.89 0
57名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 22:49:03.00 0
58名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 23:02:39.52 0
ここが落ちてないかと帰るなり心配した俺
59名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 23:06:00.26 0
繋げてよ
60憧れの彼氏と彼女:2006/05/16(火) 23:23:29.22 0
俺も書いてます…一応。
みなさんが帰ってくるまでの穴埋めにでもなればと思います

ディスタン先生、楽しみに待ってます
61名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 23:25:19.43 0
さよか
62名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 23:33:33.69 0
お帰りなさい
投下待ってます
63名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 00:04:56.16 0
64名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 00:46:47.35 0
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::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
65名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 00:56:06.24 0
強彼先生も期待してますよ
66名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 00:57:42.86 0
春たん待ち
67名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 01:03:21.66 0
熱心やね
68名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 01:10:47.37 0
寝る前の保
69憧れの彼氏と彼女:2006/05/17(水) 02:02:13.26 0
70名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 02:03:29.09 0
ミスった
コテで書き込んだorz
71名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 02:10:03.96 0
よくあることだ
気にするな
72名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 02:41:31.59 0
ドンマイ
73名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 03:23:51.96 0
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::::::.\:★ノノハ のにゅ♥
::::::.ミゝ从*´∇`)つ  
::::::⊂__つノ
のにゅのにゅマン巡回中!
74名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 04:31:55.98 0
75名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 05:34:16.34 O
76名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 05:59:43.95 O
落としてたまるかぁ
77名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 06:35:34.21 O
だからってageないでね
78名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 07:34:18.99 O
落ちそうだったらageた方がいいんじゃない?
79名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 10:12:09.58 0
ageの必要はないよ
きちんと書き込んでればsageでも落ちない
80名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 10:27:15.79 0
へー
81http://ex11.2ch.net02.tripod.com/:2006/05/17(水) 10:27:23.54 0
 
82名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 10:57:15.50 O
83名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 11:48:31.39 O
84名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 12:47:16.94 0
85名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 13:17:54.21 O
86名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 13:24:34.06 0
また保全スレかよ
87名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 13:51:52.21 O
88名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 14:36:44.53 O
89名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 15:11:34.54 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
90名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 16:07:53.09 0
マイハマン乙
91名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 16:37:32.35 O
92名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 17:41:48.50 0
93名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 18:11:24.67 O
94名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 18:43:50.22 O
投下待ち保全
95名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 19:27:13.79 O
96名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 19:37:35.96 0
書けよ
97名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 19:53:56.26 0
:::::::::::::::::::::::::::::.     
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン 
::::::ミゝ从 ^w^)つ 
::::::⊂__つノ 
マイハマン巡回中
98名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 20:14:01.74 0
前スレのhtml持ってる人いる?
99名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 20:35:22.14 O
憧れさんも待ってますよ
100名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 20:56:24.69 0
古参の作者さんも新規の作者さんも
みなさん大歓迎なのれす
101名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 21:23:26.14 0
同意
102名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 21:36:40.29 0
あと一口保全なども大歓迎
103名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 21:42:11.42 O
誰か来て
104名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 22:09:11.53 O
105名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 22:23:04.16 O
106名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 22:24:42.04 0
107名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 22:31:10.96 0


"
108名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 22:31:56.70 0


109名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 22:41:15.87 O
たっちゃんたら何も分かってないんだからカンカラコーン
110名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 22:57:04.58 0
保全
111名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 23:01:05.73 0
高速保全スレと化してるな
112名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 23:34:04.58 O
保全
113名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 00:05:55.46 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
114名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 00:09:31.69 0
115名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 00:59:44.02 0
久しぶりに書き始めた保
116名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 01:02:01.19 0
経過報告なんて律儀な奴だな
急かす気はないけどせめてスレが落ちる前に貼れよ
117名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 01:30:11.56 0
保全
118名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 02:11:16.09 0
ho
119名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 03:14:01.02 0
ho
120名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 03:24:16.65 0
121名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 04:02:09.80 0
122名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 05:51:39.01 0
123名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 06:30:14.13 O
おは保
124名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 07:08:01.36 0
CLよかったね
125名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 07:54:45.43 0
ベルカンプ使えよ保
126名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 08:07:19.72 0
127名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 08:35:40.23 0
保全
128名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 09:53:05.47 0
おは保
CLのせいで寝坊したよ
129名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 10:23:23.48 0
おでかけまえの保
130名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 10:55:24.69 0
バルサおめでと保
131名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 11:42:23.79 0
優恋さん待ち保
132名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 12:40:53.26 0
133名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 12:46:22.58 O
134名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 13:15:52.93 O
作者さんこいこい保全
135名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 13:48:32.21 0
作者さんたちは、新スレ立ったの気付いているのかな?
136名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 14:33:34.60 O
保全
137名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 14:34:24.76 0
問題はそこだな
他スレで宣伝したら荒らしが来るだろうし、逆にこっちがスレを汚したとして荒らし扱いされるだろうしな
138名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 14:48:31.29 0
本気で書く気がある人ならスレタイ検索くらいはしてくれるだろうから
宣伝は必要ないと思うよ、来ないのは書く気がないからでしょ
139名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 14:54:27.80 0
悲しいが仕方のないことなのかもな
全盛期過ぎた辺りから荒らしも沸いてきたし、それに伴い作者流出
やっぱもう閉じた方がいいんじゃね?
140名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 15:06:50.04 0
改まって終結宣言ってのも変かな
保全人が一人減り二人減り、スレ立て人が居なくなって消滅
でいいと思う
141名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 15:53:37.46 O
142名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 16:12:57.71 0
:::::::::::::::::::::::::::::.     
::::::\:☆ノノノハ エンジョ〜イ♪
::::::ミゝ川*^∇^)||つ 
::::::⊂__つノ 
ナイスグッドマン巡回中!
143名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 16:27:22.66 0
何を弱気な
リア消文化はこんなことで消えてはならない!
144名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 17:03:24.75 O
新作投下待ち
145名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 17:25:50.12 O
146名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 18:06:05.27 0
::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:★ノノハ のにゅ♥
::::::.ミゝ从*´∇`)つ  
::::::⊂__つノ
のにゅのにゅマン巡回中!
147名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 18:37:04.51 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
148名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 18:51:37.84 0
マイハマンなどなど保全人のみなさま乙です
149名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 19:02:56.57 0
Berryz乙
150名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 20:01:51.36 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
151名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 20:05:20.59 O
気づいてほしい
152名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 20:49:26.30 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
153名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 20:53:32.06 O
ここにいるやつは自分が書いてみようとは思わんのか?
154名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 21:25:20.39 0
投下待ちの保
155名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 21:32:26.83 0
新参者でアレなんですが今ちょっと書いてみてるんです

ちょっと聞きたいんですが嗣永さんの一人称は『桃』でいいんですかね?
それと二人称は『あんた』『あなた』『君』のうちどれが一番しっくりきますか?
まぁ時と場合によるのはわかってるんですが教えてくらはい
156名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 21:35:28.74 0
「君」のような気がする
157名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 21:36:16.69 0
ho
158名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 21:38:54.17 O
>>156
待ってるよ
159名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 21:42:25.46 0
155でなくて?
160名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 21:43:53.30 0
自分で書くのはちょとダルい
他人の書いたのにアレコレ言ってるのが俺には丁度いい
161名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 21:44:55.62 0
>>155
頑張って
162名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 21:46:34.30 0
春たん待ち
163名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 21:47:04.65 0
久々の投下来るのかー!
164名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 21:54:13.34 0
待ち遠しいな
165155:2006/05/18(木) 21:58:01.72 0
>>156
『君』を基本にしてみます
でもまだまだ完成しそうにないで出来れば気長に待っててくんろ
166名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 21:58:10.14 0
そろそろ「落ち」の危険領域に入ってきたな。
167名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 22:04:46.79 0
投下くるまではおとさないように頑張る
168名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 22:06:09.26 0
仮に落ちても不死鳥が如く蘇るがな
つーか投稿ないのは流石に問題だな
169名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 22:09:17.89 0
>>138
同感だ。

物語を生んだ以上、成仏するまで書き続けるのが責任だ。
途中でやめるのは、育児放棄と同じである。
170名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 22:10:28.26 0
成仏って・・・
171名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 22:17:00.13 0
:::::::::::::::::::::::::::::.     
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン 
::::::ミゝ从 ^w^)つ 
::::::⊂__つノ 
マイハマン巡回中
172名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 22:17:01.71 0
確かに、キッズはリアルワールドに存在し、このスレッドとはなんら関係のない毎日を過ごしている。
しかしながら、それぞれのリア消作品の中にもまた、キッズが生きているのだ。

彼女達は今この無限なリアルワールドに存在することはできず、小説という有限の世界にいる。
だからこそ、作者諸氏にはアンリアルな彼女たちの生きる世界を広げ、そして維持してほしい。

そう、このスレッドに作品が投下される時、彼女達が我々の存在する外界と接することのできる唯一の瞬間なのだ!!
173名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 22:25:45.57 0
SS第6機甲師団
174名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 22:29:03.77 0
これだけ請われりゃその内書くでしょ
175名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 22:43:12.59 0
それまで保全できるかどうかだが
176名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 22:45:13.04 0
>>167の保全力に期待
177名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 22:45:38.56 0
178名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 23:02:01.03 0
179名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 23:07:53.50 0
180名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 23:22:57.90 O
定期保全
181名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 23:24:49.80 O
よし!俺も再開しよっかな
182名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 23:29:58.11 0
がんばれ!
183名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 23:40:23.03 0
頑張ってくだせー
184名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 23:53:13.34 O
盛り上がってきましたね!
ディスタンさんの復活宣言もあったし新規の作家さんもくるようだし
これはしっかりと落とさぬように保全しないと!
185名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 23:57:12.08 O
>>172
貴方も書いてみてはいかが?
186名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:00:21.96 0
大きなネタが無い限り深夜組と昼組の頑張り次第だな
187名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:02:35.21 0
188名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:27:00.61 0
「○○〜!!昨日言ってたCD持ってきたよ!」
教室に入ってくるなり、駆け寄ってくる少女。
冗談を言い合っていた俺と友達は会話をやめ、そちらに視線をやる。

年の割に大人びた顔だち。でも俺はこいつがガキだったころから知っている。夏焼 雅。
「おおっ、マジで?ナイスだ雅!よくやった!」
この前雅がはまっているというバンドの曲を聴かせてもらったら、俺もはまってしまったのだ。
それ以来、こうしてちょくちょく雅からCDを借りている。

俺がCDを受け取ると雅は嬉しそうに言った。
「3番と7番がおすすめっでも全部いい曲だよ!一回聴いてみて!感動するから。
じゃ、次体育だからもう行くね。また感想聞かせてね〜。」
「ああ、ありがとな、雅。」
俺が雅に手を振ると、にこっと笑って出て行った。

「お前ら、仲いいな〜マジで。」
「だよな〜二人はラブラブですかぁ〜?」
友達たちは勝手に盛り上がっている。人の気も知らないで…
「だからそんなんじゃないっつの!いつも言ってんじゃん。あいつとはただの幼なじみだって…」
そう言っても、奴らは納得しないのだった。
189名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:27:24.82 0
そう、確かに俺と雅は仲が良い。と言うよりも仲が良すぎるんだ。男女なのに…
雅の中では俺は完全に幼なじみ、友達として出来上がっている。男として見ていない。
俺は…そんな関係が不満だった。でも告白して今の関係が崩れてしまったら…
そう思うと行動に踏み出すことができない。

「よっ!相変わらずみたいだな。」
誰かが落ち込んでいる俺の背中をポンとたたいた。
親友の雄太だった。こいつは俺の事情を知っている。
「ああ、ほんとそうだよ…いつまでこんな状態なんだろうな…」
俺はためいきをつきながら言った。
「そうだな〜やっぱ何かしらアクションかけないとどうにもならないだろうな。」
「だよな…でもどうするか…」
「そのへんは自分で考えろよ。お前の恋なんだからな。まっ俺は陰ながら応援してるぜ。」
そう言うと行ってしまった。
俺の恋か…

帰り道。
家も近所なので部活とかが無い日は雅と一緒に帰るのだった。
「…でさ、あそこがいいよね、あの『君の中の〜』ってところ。」
夕焼けの中で歌う雅。けっこう上手い。
「あぁ、そこな。聴いたときグッときたよ。…あ、いつものところ、寄ってく?」
「うん、行く行く!」
いつものところとは通学路を少しはずれたところのコンビニのことだ。
ほんとは禁止なんだけど、そこで買い食いするのが帰り道の楽しみだった。
190名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:27:51.43 0
俺はパンを、雅はジュースを買った。
「あ〜買い食いってやっぱいいな。帰り道に食うのがうまいんだよな〜。」
封を開けて一口。
「…おいしい?」
「うん。」
「ちょっと味見してもいい?」
「ダメ〜!」
「何でよ〜いいじゃんちょっとくらい…いただきっ☆」
そう言って雅は素早い動きで俺のパンにかぶりついた。

「うわっ、ちょっとお前…何やってんだよ!」
「…うん、おいしい。」
いや、間接キスなんだけど…
俺はドキドキした。雅の歯形が残ったパン。
どうしよう、これ。普通に食べていいんだよな?

…などと考えているうちに雅は先に行ってしまっていた。
「ねぇ〜どうしたの?」
振り返って声をかけてくる。
「えっ、いやいや、何でもないよ!」
俺は一気にパンを頬張ってあとを追った。

不意の間接キス…ドキドキしたのは俺だけで、雅はしれっとしている。
やっぱり俺のこと、何とも思ってないんだな…

「…なあ、変なこと聞くけどさ。」
「なに?」
「雅って…好きな人とか、居ないの?」
「う〜ん…別に…どうして?」
「ううん、なんとなく。」
191名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:28:28.97 0
雅の家の前に着いた。
お別れか…今日も進展はなかったな。
と思ったところで雅が言った。
「ちょっと家あがって行かない?見せたいものがあるんだけど。」
…何のつもりだろう。まあ雅のことだから深い意味はないだろう。
それでも俺は何かを期待しながら、雅の部屋におじゃました。

雅の部屋は、以前来たときもさらにピンクで統一されていた。
「お〜すげぇな…何この部屋。」俺は圧巻された。
「かわいいでしょ?で、見せたいものっていうのはこれなんだけど…」
そう言うと雅は本のようなものを手渡した。
少し古びたアルバムだった。ページをめくると5、6歳くらいの雅が写っている。
中には俺が写ってるのもちらほら・・・
「へぇ〜こんなのあったんだ。」
「うん、部屋の整理してたら見つけたの。」
雅も横からアルバムをのぞき込む。

俺たちはアルバムを見ながらしばらく思い出話に花を咲かせた。
「ああ〜行ったな、ここ。この後たしかお前迷子になったよなぁ〜?
みんなで探し回って大変だった気がする。」
「え〜!そんなの覚えてないよ!…何でそんなことばっかり覚えてるのよ〜!」
少し顔が赤くなってる雅。
「はは、ごめんって。ほら、次行くぞ。」
192名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:28:42.70 0
さっそく来たね〜 (・∀・)ニヤニヤ
193名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:28:52.97 0
ページをめくると、俺は一枚の写真に目が止まった。
「この写真…」
「あっ…え〜と…こんな写真あったんだ…」
カメラに向かって笑顔でピースしてる俺…は問題ないが
その横の雅の唇は…俺の頬に重なっている。

沈黙。急に気まずくなった。
雅の部屋で二人きり、ということが意識にのぼってきた。
緊張してドキドキしてきた。

「うん、まあ、あれだ。ガキの頃の話だしな…」
「そ、そうだよ、子供だったんだから…ほら、次いこうよ。」
「そうだな…」

ページをめくろうと手を出すと、同時に手を出した雅と手が触れた。
「…!」
驚いて手を引っ込める。
「ご、ごめん。」
「う、うん。」
俺と雅は顔を見合わせた。
「あははっ、何意識してるんだろね…いつも一緒にいるのにさ。」
苦笑いを浮かべて、雅が言った。
「そうだけど・・・俺は…」
俺は昼間のことを思い起こしていた。

「ほら、さっさと次いこう。」
そういって、ページをめくろうと身を乗り出す雅。
雅のそれは目の前にあった。
194名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:29:21.25 0
ドンッ
雅を引き寄せ、反動で壁に寄りかかる。
雅の手を離れたアルバムが床を滑って行くのがスローで見えた。
俺は、窓から差し込む夕日が成す自分の影を、もう一つの影に重ねた。

ほんの数秒の出来事。
俺は唇を話して言った。
「俺は…雅が好きなんだ。幼なじみでも友達でもなくて、女として。」
俺の恋は…俺自身が始めなきゃいけないんだ。

雅は驚いた顔をしていたが、その瞳から涙がこぼれた。

「どう…して…」
「えっ?」
「なんでキスしたの…?ずっと友達で居れると思ってたのに…」
涙がどんどん溢れている。
「それってどういう…」
「…帰って。」
「いや、でも…」
「いいから今日は帰って!独りにして欲しいの…」

俺は少し考えて
「…わかった。ごめんな、いきなりこんなことして…。俺、待ってるから。」
そう言って雅の家を後にした。
195名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:30:21.95 0
言わないほうがよかったかな…
後悔とすっきりした気持ちを交えながら俺は自宅に帰った。

次の日から、雅は俺を避けるようになった。
廊下ですれ違っても知らん顔。
帰りも別々。

「あれ〜、どうしちゃったの?あんなに仲良かったのに。」
「ケンカか?離婚の危機か?」
…相変わらず友達は俺をいじってくる。
「…まあ、そんなところだ。」
作り笑いで答える。
ふぅ…嫌われたのかな、やっぱ。

そんな日々が続いた。

俺は辛かったが、そろそろ雅のことは忘れたほうがいいのだと思い始めていた。
いつまでも引きずっていても…だしな。

「いってきま〜す。」
いつも通り、学校へ出発。

今日もいい天気だ…と
空を見上げていると後ろから服を引っ張られた。
振り返ると、雅がこっちを睨んでいた。
196名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:31:03.40 0
「み、雅…」
「返して。」
「え?」
「CDよ!貸してたでしょ!」
「あ、ああそうか。…はい。」
鞄の中に入れっぱなしだったCDを取り出して渡した。
「ありがと。じゃあね、それだけだから。」
雅の表情は冷たい。
「お、おう。」
雅が去って行く。今声をかけなければもう終わりのような気がした。
でも、俺はできなかった。

と思っていたら数メートル先で雅が振り返った。
「な〜んてね!ねえ、一緒に学校行こうよ。」
久しぶりに見た雅の笑顔。
「え?お、おう…?」
俺はすぐに雅に追いついて、並んで歩きだした。

「久しぶりだね〜、喋るの。」
「久しぶりってか、お前さ…俺のこと避けてるんじゃないの?」
「避けてるっていうか…う〜ん。」
雅が立ち止まる。俺も立ち止まった。
「あのさ、私、あれからずっと考えてたんだけど。」
真剣な表情になる。
197名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:32:10.43 0
「○○に告白されたとき、私はもう○○とあんな風に仲良くやっていくことができないと思ったの。
私は○○にそんな感情持ってないと思ってたから。」
空を見上げながら話す雅。
「うん。」
「それでしばらく離れてみた。そしたら、毎日が面白くなくて、寂しくて…気づいたんだ。
っていうよりも気づかないふりをしてたんだと思う。自分でも知らないうちに。」
はっきりと俺を見据える。
「私、○○のこと好きだよ。でもそれを意識したらぎこちなくなっちゃいそうで…
ずっと気づかないふりしてたの。」
「…じゃあ…?」

少し恥ずかしそうな笑顔で言った。
「今度は私が告白するね。私、あなたのことが好きです。
友達とか幼なじみとかじゃなくて…。だから、これからも一緒に居てね。」

俺は雅をぎゅっと抱きしめた。
暖かくて…やわらかい。
「ああ、ずっと一緒にいよう。もう二度と…離したくない。」



「CD持ってきたよ!限定のやつ。」
教室に駆け込んでくる雅。
「おう、サンキュー。」

「ほんと仲良いな。」
「ラブラブですな?」


「まぁな!俺たち付き合ってるから。」
198名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:33:14.01 0


保全一口小説書こうと思ったらかなり長くなった
199名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:34:03.49 0
ご苦労さん
ナイスタイミングだった
200名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:35:46.36 0
久々投稿キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ ! !
201名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:36:24.41 0
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
乙です
202名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:40:00.68 0
以前たまに保全小説を書いてた者です
これからもこんな感じでやっていきたいです

203名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:46:57.52 0
あざーっす!!
一口保全でこんなんきたらぜいたくすぎる
これからもよろしくなのです
204名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:46:58.17 0
うm
精進するように
205名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:47:05.93 0
206名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:48:18.88 0
ヨイショ
207名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:53:18.06 0
この調子で盛り上がってこ〜
208名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 01:00:01.83 0
209名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 01:00:48.20 0
自演発見しちゃった
210名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 01:14:45.60 0
:::::::::::::::::::::::::::::.     
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン 
::::::ミゝ从 ^w^)つ 
::::::⊂__つノ 
マイハマン巡回中
211名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 01:18:33.64 0
212名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 01:30:31.73 0
作品が投下されてる〜〜〜!!!
213名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 01:35:25.03 0
川´・_・`||<188さん、あっとぉざいますっ♪
214名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 02:14:31.78 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
215名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 02:15:24.28 0
落とさない
216君がくれたもの:2006/05/19(金) 02:28:35.16 O
>50章
「なに怒ってるんだよ。本当にすごいと思ってるよ。」
僕がそう言うと首を半分だけ僕の方へ傾けて菅谷が疑うように聞いた。
「ほんとに?」
「ほんとだってば。」
「ほんとにほんとにほんとう?」
「うん、ほんとにほんとにほんと!」
何回かそんなやりとりをした後菅谷は前を向きじーっと僕の目を見つめる。
僕は恥ずかしくて目をそらしたかったけど、ここで反らしたらまた疑われそうで、なんとか菅谷の目を見つめ返した。こんなに菅谷の目をじっと見つめたのは初めてかもしれない。
黒と言うよりも少し茶色がかったその瞳に僕が映っているのが見える。僕の姿だけが。
僕の瞳に映っているのも菅谷だけ。
そう考えるとたちまち恥ずかしくなって顔が一気に熱くなり、息ができなくなった。ヤバい…頭が沸騰して湯気でも出てきそうだ。
もうダメだ…数秒後限界ギリギリの状態で僕がたまらず目をそらそうとしたその時
「そこまで言うなら信じる。」
そういって菅谷がニコッと笑った。
僕は安心してふうーっと大きく息を吐き、熱くなった頬をおさえた。
危なかった…あと数秒目を合わせていたら完全に脳が溶けてしまっていただろう。
217君がくれたもの:2006/05/19(金) 02:30:45.21 O
>>216
「あっ、ちょっと暗くなってきた。」
軽く放心状態だった僕に菅谷が窓の外を眺めながら言った。
僕はまだ意識もはっきりしないまま、菅谷の視線を追うように窓の外を見るとだいぶ日が落ちてきていた。時計を見るともう5時を過ぎようとしていた。
「今日はここまでにするか。もう帰ろう。」
「うん、そうだね。明日も教えてくれる?」
「…ああ」
明日もなんて耐えられなさそうな気もしたけど、やっぱり僕は菅谷のこのすがるような目には勝てないらしい。それになんだかんだ言っても菅谷と一緒にいられるのはやっぱり嬉しいし、
「やった!」なんて喜びながら勉強道具をランドセルにしまっている菅谷を見ると何でも聞いてやりたくなってしまう。菅谷にだけは弱いんだ。

「じゃあ行こうか。」
「うん」
帰り支度を終えた僕らは教室を出て歩きだす。
教室同様すっかり静まり返って、やや薄暗い廊下はやっぱりいつもと雰囲気が違う感じだった。
キュッキュッ…
僕らの足音が廊下に響く。それは僕の鼓動の速さよりも随分ゆっくりで、歩調を合わせて一つに重なった足音がなんだか僕の胸をくすぐったい気持ちにさせる。
それに触れるか触れないかの位置に菅谷の手があってなんだか落ち着かない。
218君がくれたもの:2006/05/19(金) 02:33:51.26 O
>>217
僕は何をしゃべっていいのかわからなくて
「あのね、この前先生の髪の毛がこんなになってたんだよー。」
なんてジェスチャーを交えながらいつもと変わらず楽しそうにしている菅谷の話を聞いて頷いたり笑ったりする事しかできない。
そんな状況の中昇降口まで行き、靴を履きかえていると
「○○君の家ってうちと近いよね?」
菅谷が聞いてきた。
「うん。」
「よかったー、じゃあ一緒に帰れるね。」
「えっ?」
その言葉に僕はドキッとして心臓が跳ね上がる。もしかして僕と帰るの嬉しいと思ってくれてるのかな?なんてつい思ってしまったのだ。
しかしその淡い期待は次の菅谷の言葉で一瞬にして儚く砕け散った。
「だって一人で帰るの寂しいもん。」
「そういう意味か…」
僕は肩を落とした。
そうだよな、寂しいだけだよな。僕と帰れて嬉しい訳じゃないよな。当たり前か。何を期待してるんだ、バカだな。
わかってたのに少し期待してしまった自分が恥ずかしい。
「?どうしたの?」
「いや、ほら行こうぜ、おいてくぞ。」
「あっ、待ってよー!」
不思議そうにしている菅谷を置いて歩きだす僕と、足早に僕の元へと駆け寄る菅谷。
僕らは再び歩調を合わせて家へと向かった。


続きます
219君がくれたもの:2006/05/19(金) 02:36:01.40 O
随分間があいてしまい申し訳ないです
これからまた書いていきますので
220名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 02:42:04.05 O
君くれさん乙!!
これからも宜しくお願いしますね(´∀`)
221名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 02:48:23.84 0
君がくれたものさん乙です
222名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 03:55:17.25 O
皆さん乙です
223名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 04:28:09.33 O
224名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 06:33:26.17 O
おは保
225名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 07:28:15.52 0
君がくれたものさん乙です
これからもどんどん梨沙子っぷりを発揮していってください
226名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 08:17:23.67 0
227名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 09:07:38.10 O
228名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 09:38:31.33 O
229名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 10:06:01.94 0
ho
230名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 10:44:45.69 O
231名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 11:45:23.51 0
232名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 11:45:25.43 O
233名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 11:50:13.09 0
>>230
>>231
>>232
ニートどもてめーらもなんか書いてみろ
234名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 12:51:43.70 O
お昼休み保
235名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 13:53:07.63 O
投下待ち
236名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 14:41:41.50 O
237名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 15:03:29.66 0
238名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 15:20:35.38 0
239名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 16:15:32.61 O
240名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 17:13:26.08 0
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::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
241名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 17:31:13.47 O
242名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 17:53:44.20 0
まだ落ちてなくて良かった
243名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 17:54:46.98 0
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::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ^w^)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!!
244名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 18:23:48.62 O
245名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 18:46:15.69 0
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::::::.\:★ノノハ のにゅ♥
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のにゅのにゅマン巡回中!
246名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 19:05:41.90 O
247名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 20:06:00.02 0
248名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 20:26:04.73 0
マイハマン・のにゅのにゅマン乙
249名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 20:32:07.93 O
250名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 20:59:15.44 0
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::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
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マイハマン巡回中!!
251名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 21:30:07.81 0
252名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 21:36:34.15 0
地道な保全活動が効いてるな
253ZB086054.ppp.dion.ne.jp:2006/05/19(金) 21:50:52.01 0
254名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 21:52:07.13 0
255名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 22:10:25.78 O
保全
256名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 22:12:02.02 0
まとめの人も復活したこと気付いてるかな?
257ZB086054.ppp.dion.ne.jp:2006/05/19(金) 22:12:55.08 0
258名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 22:31:57.96 O
投下待ち保全
259名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 23:22:00.82 0
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::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
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マイハマン巡回中!
260名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 23:24:34.13 0
昨夜の例だと来るとしたら12時過ぎじゃないの?
261名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 23:54:04.41 0
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::::::.\:★ノノハ のにゅ♥
::::::.ミゝ从*´∇`)つ  
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のにゅのにゅマン巡回中!
262名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 00:39:57.79 0
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::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
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マイハマン巡回中!
263名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 01:12:33.28 0
保全
264名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 01:24:28.79 O
投下を期待して就寝
265名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 02:04:52.74 0
川´・_・`||<おやしみなさい
266名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 02:22:15.13 0
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::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
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マイハマン巡回中!!
267名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 02:40:22.99 0
age保全
268名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 04:39:26.28 0
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::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
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マイハマン巡回中!
269名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 05:14:06.63 0
2度寝前の保
270名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 06:04:16.33 O
寝起き保全
271名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 07:02:30.19 O
272名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 07:49:45.01 O
273名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 09:03:47.44 0
274名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 09:52:37.54 O
投下待ち保全
275名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 10:25:32.58 0
おでかけまえの保
276名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 11:23:17.52 0
277名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 11:57:24.85 O
278名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 12:28:23.81 O
279名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 13:39:33.57 0
今起きた
280名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 14:03:05.63 O
281ZB086054.ppp.dion.ne.jp:2006/05/20(土) 14:32:00.62 0
ho
282名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 15:05:00.94 O
283名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 16:05:07.73 0
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::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
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マイハマン巡回中!
284名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 16:29:13.48 0
保全
285名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 16:44:00.48 O
286ZB086054.ppp.dion.ne.jp:2006/05/20(土) 16:46:28.12 0
287名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 17:20:11.11 O
288名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 17:39:56.08 O
289名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 17:59:15.85 0
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::::::.\:★ノノハ のにゅ♥
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のにゅのにゅマン巡回中!
290名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 18:31:53.20 0
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::::::.\:★ノノハ のにゅ♥
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のにゅのにゅマン巡回中!
291名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 18:35:06.13 0
292名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 18:57:39.02 O
保全
293名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 19:18:34.93 0
294名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 19:55:13.34 O
295名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:27:58.64 0
コツッ、コツッと靴の音を響かせて廊下を歩いていた。
斜め前には若い男。新しい担任の先生だ。
途中で何度も振り返り、俺に声をかける。
俺はそっけなく返事しながら、離れないようについていった。
大きな扉の前まで来ると、足を止める。
「緊張しなくてもいいから。とりあえずここで待ってて」
担任の先生はそう言って、まだざわめきの残る教室に入っていった。
すぐに「はい、席について。静かにしなさい」という声と声が聞こえ、それと共に教室内のざわめきも止んだ。
朝のホームルームが始まり点呼が始まる。
廊下に取り残された俺は、何気なく廊下全体を見回した。
担任教師の言葉とは裏腹に、俺はまったく緊張なんてしていなかった。
温かみのかけらもないこの鉄筋コンクリートの校舎のように、俺の心は冷め切っていた。
俺にとって学校なんて、お子様ランチのご飯に上に立てられたどこの国かもわからない旗くらい意味のないものだったから。
リズミカルな点呼の声が終わって少しした頃、教室から少しの歓声とも取れるどよめきが広がった。
待ちきれず、窓から俺を伺う顔が見える。
そろそろ、出番か…。
つぶやくと同時に「じゃあ、入ってきて」という声が聞こえた。
俺はやたらと滑らかに動く引き戸を開けると、手招きする担任の先生の方へと歩き出した。
296名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:28:17.98 0
俺にたくさんの視線が集まるのを感じる。俺も負けじと教室中を見回した。
何人かが、堪えきらないように左右や前後の生徒にヒソヒソと話し出すのが見えた。
「はい、静かに。…じゃあ、転校生に何か挨拶してもらおうかな」
先生がそう言って、俺の肩に手を置いた。またも、たくさんの視線が俺に集まる。
「……どーも」
「……」
「……」
教室に微妙な空気が流れた。
「…ちょっと、緊張してるのかな?」
取り繕うように先生がそう言うと、あちこちでクスクスと笑いが洩れた。
「じゃあ…あそこ。清水の隣に座って」
俺は指差されたほうにある空席に向かって歩き出す。
「清水。委員長なんだから、色々世話してやってくれ」
背中にその声が当たると
「はい」
と、目の前のやたらとちっちゃい子が返事をした。

「えっと…。清水佐紀です。よろしく…」
席に座るとすぐに、少し緊張した声が聞こえた。
「…どーも」
「……」
「……」
「ええっとぉ…。一時間目、国語だけど教科書は…、まだないよね?」
俺の返事を待たずにテキパキと机から教科書を取り出して、見えるように真ん中に置いた。
「どーも」
「…さっきからそればっかりだね。緊張してるの?」
そう言って、清水さんはクスリと笑った。
297名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:28:37.49 0
授業中、あちこちでチラチラと俺の方を見る目を見た。
当然、その視線には気付いていたけど、俺はシカトを決め込んで窓の外を見ていた。
グラウンドではたくさんの生徒たちが、体育の授業で楽しそうにドッヂボールをしていた。
「ゴメンネ、みんな転校生なんて初めてだから…。珍しがってるのよ」
突然、清水さんがつぶやく。
「べつに。…慣れてる」
なんで、清水さんが謝るんだろう。と思いながら俺が言うと、清水さんは驚いたように俺を見てクスクス笑い出す。
「……」
「『どーも』以外の声、初めて聞いた。クラスでわたしが一番最初だね」
そういってまた笑い出す。
俺は黙ったまま、また窓の外に視線を向けた。
「…怒った?」
眉を八の字に曲げて俺を見上げる。
「どうして?べつに怒るところじゃないでしょ」
「うん。そうだけど…」
清水さんは困った顔を浮かべ、そのままうつむいてしまった。
「……一時間目」
「えっ?!」
「一時間目。あとどれくらいで終わるの?」
「もうすぐ、もう終わるよ」
うれしそうにそう言った。
「でも、どうして?あっ、そっか…。たぶん質問攻めにあうね」
「多分。そうだろうね」
「それも慣れてる?…転校。多いの?」
少し聞きずらそうな声だった。
「多いよ」
俺がそう言うと同時に、チャイムが鳴った。
「…慣れたけどね」
298名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:28:54.84 0
チャイムが鳴り終わり、先生が教室から出て行く同時に俺の机の周りに人垣が出来た。
「ねーねー。どこからきたの?」
目を輝かせながら女の子が聞いてくる。
周りに目をやると、目を輝かせていたのはその子だけじゃなかった。
なにがそんなにいおもしろいのか俺には分からないが、みなが俺の答えを期待するように見つめていた。
「…関西のほう」
「関西?…大阪の方?」
俺がうなずくと「へー」「すごーい!」などと歓声が上がる。
「でも、大阪の人ってもっと話し方が、その…変じゃない?」
「そうそう。大阪弁?ってやつだろ。全然普通じゃんか」
見るからに悪ガキって感じの男の子が、俺を胡散臭そうに見つめる。
「…大阪には半年しかいなかったから。その前は九州にいたし」
数瞬の後、また小さな歓声が上がる。
「転校多いの?」
さっきもされた質問を、さっきとは違う誰かが、さっきとは違う様子でしてきた。
「…多いよ。四国にいたこともあったし、北海道に住んでたこともある。…仕事の事情で」
少しうんざりしながら俺は答えた。ふと横を見ると、また例の八の字眉で清水さんが俺を見上げている。
そんな清水さんに気付いているのは、俺だけみたいだった。
みんな嬉々として俺に質問をぶつけてくる。好きな教科や、食べ物など。そして…。
「お父さんってどんな仕事してるの?」
屈託のない笑顔の女の子が、特徴的な甘ったるい声で俺に尋ねてきた。
仕事の事情で転校が多い。そう聞いたら誰でもそこが疑問になるんだろう。
わかってる。わかってるんだけどね…。
「父さんはいない。母さんと二人で暮らしてる。母さんは貿易関係の会社に勤めてるんだ」
一息にそういった。
屈託のない笑顔が凍りつく。隣の清水さんが息を飲んで俺を見上げるのがわかった。
「……」
「……」
びっくりするほど、ナイスなタイミングでチャイムが鳴った。みんななにも言わないで俺から離れていった。
299名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:29:27.30 0
「…はい」
ふと見ると、清水さんはくっつっけた机の真ん中へ社会の教科書を置いた。
「あぁ…。どーも」
俺はそのまま、清水さんごしに窓の外を眺める。グラウンドではさっきとは違うクラスの人たちが、今度はサッカーをしていた。
「…黒板見てなくていいの?」
伏目がちなまま、清水さんが言ってきた。
「あっ。もしかして…わからないのかな?学校変わると教えてるとこも、違ってくるし…」
「大丈夫。前の学校で、もうここは教えてもらってるから」
「…そう」
それでもまだ、清水さんはなにか言いたげにもじもじしていた。
多分、なんて言うか…居心地が悪いんだろう。まぁ、俺には関係ないけど。
「……ンネ」
「えっ?」
声に気付いて、俺は視線をうつむく女の子に向けた。
「さっきはゴメン。桃が変なこと聞いて」
「……もも?」
「あぁ、うん。さっきの女の子、嗣永桃子って言うの…」
清水さんの視線を追うと、その先にさっきの子が様子を伺うように何度もチラチラこっちを覗き見るのが見えた。
「べつに。…謝られるようなことされてないし」
「でも…」
「清水さんや嗣永さんだっけ?が悪いわけじゃない。だから謝られてもしょうがない」
「…うん」
「それに、俺に父さんがいないのはホントのことなんだから。早いうちに知っといてもらったほうがいい」
「……」
清水さんはまたうつむいてしまった。少しイライラしてくる。
「大変だね。委員長も」
少し皮肉をこめてそう言うと、
「そんなんじゃ…」
清水さんはハッとして顔を上げ、なにかを言いかけたがそのまま口をつぐんでしまった。
俺はまた窓のほうへ目を向けた。窓のほうを向くと、どうしても目の端に清水さんが映ってしまう。
何度も様子を伺うように俺を見上げるのがわかったけど、俺は気付かないふりをしていた。
300名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:29:44.74 0
またチャイムが鳴った。
でも、さっきみたいに俺の周りに人が集まることはなかった。
遠巻きに俺を見てるだけ。
何人かが話しかけてきたけど、俺がそっけなく応対するとそのまま元の席へと戻っていった。
ただ、嗣永さんが必要以上に俺の方へ視線を向けていたが、清水さんがそんな嗣永さんに近付いて何か話しをして…それだけだった。
休み時間も、授業中も。その大半の時間を、俺は窓の外を眺めて過ごした。
何度も清水さんが俺を見上げ、そのたびに俺は少しイラっとしたがすぐにその感情を打ち消す。
なにも考えないでいると、時間は早く過ぎる。
今までの経験で俺はそれを知っていたから、それに従う。
それだけだ。


給食を食べ終わり、食器を見よう見まねで片付けて自分の席に戻ろうとすると、ちっちゃい女の子が俺の進路を遮った。
「あの…」
清水さんはまた、もじもじしながら俺を見上げる。
「…なに?」
「うん…。えぇっと、先生が五時間目に使うプリント、職員室に取りに来いって言ってるの。その…手伝ってくれない?」
なんで俺が…。そう思っていると
「清水。プリント運ぶなら、俺が行こうか?俺だって委員長なんだから」
おもしろくなさそうに俺を見ながら、さっきの悪ガキが話しに割り込んできた。
「ううん、寺田くんはいいの。…先生に言われてるから。学校を案内してやれって」
寺田と呼ばれた悪ガキは「そっか…」とつぶやく。
「じゃあ…。お願い」
そう言って、俺に向き直った。
「…わかった」
何か言いたげに俺を見る寺田の前を横切り、俺は清水さんのあとに続いて教室を出て行く。
教室の外は昼休みのざわめきでいっぱいだった。
確認するように何度も振り返る清水さんのあとを、俺は黙ってついていった。
301名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:30:02.27 0
「体育館ははあっち。雨の日の体育はそこでします」
「…どーも」

「ここが視聴覚室。時々、社会の授業で使います」
「…うん」

「ここが音楽室。音楽の授業で使います」
「……」

「ここが理科の実験室。理…」
「理科の授業で使う」
遮るようにそう言うと、清水さんは一瞬驚いた顔を浮かべて、そのままうなずいた。
「こんな感じ…かな。他になんか案内して欲しいところありますか?」
「……図書室は?」
「えっ!?図書室は…確か…、一階の奥のほうだったと思うけど…。わたし、あんまり行かないから…」
「わかった」
「……」
清水さんはうつむき加減で俺を見たまま動こうとしない。
「…職員室。行くんじゃないの?」
「あぁ。…うん。行く」
そう言って歩き出す。俺はまた清水さんの数歩後ろに続いた。
「本が…読書が好きなの?」
チラチラこっちを見ながら清水さんは言った。
「…まぁ。好きかな」
『他にすることないから』心の中でそう付け加える。
「ふ−ん。…すごいね」
「…なにが?」
「わたし、本なんて全然読まないし」
「本を読むことがすごいことだとは思わないけど」
「そうかな?わたしはすごいと思うよ」
そういいながら清水さんは振り返り、俺を見上げた。
302名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:30:16.92 0
先を歩く清水さんの足元を見ながら歩いていた。
その少しコミカルなその動きを見ていたんだけど、その足がなんの前触れもなく止まった。
「あっ…」
つぶやき声をあげる清水さんの視線の先には、さっきの女の子、嗣永さんがいた。
「桃、ちょっと…」
清水さんは嗣永さんに駆け寄る、困ったようにこっちを見ながらなにか嗣永さんにささやいた。
「……かってる。…でも……だけど…」
二人だけでなにか話し合ってると、嗣永さんが俺の前に進み出る。
「あの…さっきのことなんだけどぉ…」
嗣永さんが例の特徴的な声で俺に言った。
「父さんの話?」
「うん…。佐紀ちゃんにも言われたしぃ。わたしが謝っても仕方ないのはわかってる。でも、なんか…あの…。ごめんなさい」
嗣永さんの後ろで清水さんが心配そうにこっちを見てるのがわかった。
「…べつにいいよ。気にしてない」
そう言うと、嗣永さんの顔がパァっと明るくなった。
「よかったぁ。桃って、いっつもひと言多いんだよね。よけいなことばっか言っちゃうの。この前も佐紀ちゃん怒らせちゃったしぃ…」
今度は、さっきまでがウソのように一気にまくしたてる。
「でもやっぱり、イヤじゃない?そういうのってぇ。しっくりこないって言うか、いい気はしないし。だから、よかったぁ」
そういうのを自己満足って言うんだよ。そう思ったけど、言うのはやめた。わざわざそんなこと言っても仕方ないし。
それに清水さんが自分のことみたいにホッとしながら、嗣永さんと笑い合ってるし。
「…それより、早く職員室行かないといけないんじゃないの?」
「あっ!そうだった」
「そうなの?じゃあ、桃も一緒に行く!職員室こっちだよ!」
嗣永さんはそう言って走り出した。
「こらぁ!!桃!廊下走っちゃダメだよ!」
腰に手を当てながら清水さんが叫ぶ。嗣永さんは急に立ち止まり、こっちを向いてテレたように笑った。
「……委員長も大変だね」
言いながら、なぜか俺はにやけてしまった。
「あっ!笑ってる!」
俺は急いでニヤケ顔を引っ込める。
「笑った顔見たのも、わたしが最初だね」
そう言うと、清水さんはニコリと笑った。
303名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:30:35.32 0
今日最後のチャイムが鳴って、俺の転校初日が終わった。
教室中のみんなが一斉に立ち上がり、ざわめきながら出口のほうへ集まる。
その人ごみが一段落したところで俺も立ち上がり、ゆっくりと出口に向かった。
「あの…」
廊下に出るとまた、清水さんが目の前に立っていた。横には嗣永さんもいる。
「なに?」
「お家、どこら辺なの?引っ越したばっかだと……」
うつむきながら清水さんは話し出す。
「……」
「その、道とかよく分からないんじゃないかって…」
「…で?」
「……」
「だからぁ!」
それ以上なにも言おうとしない清水さんに代わって、嗣永さんが口を開いた。
「佐紀ちゃんとぉ、桃とぉ、三人一緒に帰らない?って言ってる…」
その時、後ろから大きな声で俺の名前が呼ばれた。担任の先生だ。
「なんですか?」
「今日はどうだった?転校初日で大変だったろ」
「はぁ。まあ…」
俺は横目で清水さんと嗣永さんを見ながら答えた。
「徐々に慣れていったらいいよ。…そういえば、一人で帰れるか?道分かる?」
清水さんもこっちを見ていた。その横で嗣永さんがなにか耳打ちしている。
「大丈夫です。一人で」
意識して力強くそう言うと、先生は「そっか。じゃあ、さようなら。明日学校で」そう言って去っていった。
清水さんと嗣永さんは黙って俺を見ていた。
「……じゃあ、そういうことで」
俺はそのまま二人の脇を通り過ぎ、下駄箱の方へと向かった。
途中で一度だけ振り返る。
清水さんは寂しそうにこっちを見ていて、嗣永さんはそんな清水さんになにか話しかけていた。

ガラにもなく、なんか後味の悪さを感じていた。
304名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:30:53.23 0
一人でマンションまで帰って来ると、俺はリビングのソファーに寝転んだ。母さんはまだ帰って来ていない。
部屋にはまだたくさんの荷物が、ダンボールのまま置いてあった。
片付けないといけないのは分かっていたけど、そのまま考え事をしていた。
夕方くらいになったら、お腹がすいてきたので冷凍食品をチンして食べた。いつも通りの味気ない晩御飯。
夕飯を食べ終えると、テレビをつけっぱなしにして俺はまたソファーに寝転んだ。
テレビからやかましい声が聞こえる。でも、俺の耳には届いてこなかった。

「…起きて。…なとこで寝たら風邪引くから」
「うぅん…。あぁ。母さん…」
いつの間にか眠っていたみたいだ。目の前にはいつの間にかスーツ姿の母さんがいた。
「…今何時?」
起き上がってたずねる。
「九時半よ」
言われて時計を見ると、9時38分を指していた。
「今日は早いじゃん」
「一人息子の転校初日。それくらいの融通なら、会社だって利いてくれるわよ」
「ふーん」
「でっ。どうだった。新しい学校」
着替え終えた母さんが向かい側に腰掛ける。
「べつに。普通だよ」
「普通ってなによ。友達出来た?」
一瞬小さな女の子の顔が浮かんだが、俺は急いでそれを打ち消した。
「…まぁ。ぼちぼち」
「そう、よかった」
そう言って母さんは立ち上がり、自分の分の食事の用意を始めた。俺はまたソファーに寝転ぶ。
「寝るなら部屋で寝なさい。その前にお風呂に入んないとダメよ」
あいまいな返事をしながらも、俺は動かなかった。
考え事をしていた。…清水さんが気になっていた。
でもそれを認めたくなかった。

怖かったから。
305名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:31:09.98 0
一ヶ月が過ぎた。
それくらい日数が経つと、俺の転校生って存在の価値も落ちてきて周りも落ち着いてくる。
つまり、俺の休み時間は一人で窓の外を見て過ご時間、昼休みは図書室で過ごす時間になるってこと。
その日の昼休みも、俺はいつものように誰もいない図書室で本を読んでいた。
図書室は嫌いじゃない。独特の雰囲気とそして匂いが好きだった。
ふと顔を上げると、窓から日光が射し込み光りの筋を作っているのが見えた。
俺は本を読む手を止め、しばらくの光景を眺める。
光りの筋を作っているのが、部屋の中のほこりだって分かっていてもやっぱり、それはきれいだった。
きらきら輝いていた、ほこりの動きが急に変わる。
誰かが部屋の中に入ってきたからだ。そしてその誰かとは…
「図書室にはあんまり来ないって言ってなかったっけ?本、読まないって」
「……うん。そうだけど…」
清水さんはそう言いながら、部屋の中を見回した。
「図書室って、こんな感じだったんだね。…本の匂いがする」
「なんか、俺に用?それとも、本読みに来たの?」
俺の質問に困った顔をしながら、清水さんは俺のそばまで来ると
「せっかくの昼休みなんだしさ。…みんなと外で遊ばない?」
と言って、困った顔のまま笑った。
「外で?」
「うん。ドッヂボールとかサッカーとか」
「……」
「運動が苦手ってわけでもないんでしょ?…体育の時間のとき見てたんだ。上手かったじゃん、サッカー」
「…なんで?」
「なんでって…みんなで遊ぶとおもしろいよ」
「…それも、委員長の仕事か。わりぃけど…」
やめとく、そう言いかけたときまた誰かが部屋の中に入ってきた。
「あっ、桃…」
俺はまた舞い上がって輝くほこりを見ていた。
306名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:31:42.16 0
「ちょっと、あんた!!」
怒りながら、嗣永さんズンズン近付いてきて、
「せっかく佐紀ちゃんが言ってるんだから、一緒に遊んだらいいじゃんか!」
そう怒鳴り散らした。
「ちょっと、桃…」
「佐紀ちゃんは黙ってて!」
俺は睨みつけてくる嗣永さんを見て、大きくため息をついた。
「…すごくヤなこと言っていい」
「なによ…!」
「……別に頼んだわけじゃない」
「!!」
パシィ!!
頬に鋭い痛みを感じた。と同時に「桃っ!!」という清水さんの叫び声が聞こえる。
嗣永さんはそれでも、俺を睨んでいた。
「ゴッ、ゴメン…。大丈夫?」
「佐紀ちゃん!!こんなやつに謝らなくていいよ!」
「でも…」
「あんたさぁ!なんか態度悪いよ!!みんな言ってる。話しかけてもそっけないし。暗いし!」
「…桃、もういいから」
「そうやって、一人でいるのがかっこいいとでも思ってんの?自分は他の人とは違うとでも思ってるんじゃないの!?バカみたい!!」
俺は黙って嗣永さんを見つめていた。
「なによっ!」
「…気が済んだ?」
「なっ…!!」
「気が済んだなら、もう行ってよ。本の続き、読みたいんだ」
嗣永さんは一瞬驚いたような顔をすると、再びその顔を怒りに染めて俺に背を向ける。
数歩進んで思い出したかのように振り返り、清水さんの手を強引に掴んでそのまま出て行った。
残された俺は…また座って本を手に取った。でも集中することは出来なかった。
ほこりで出来た光の筋に目をやることもなかった。
307名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:32:02.29 0
席に着くと同時に、五時間目の始まりを告げるチャイムが鳴った。
俺は真新しい社会の教科書を広げ、教室中を見回す。
さっきの図書室のことがウワサになってるかな?と思ったけど、そんな様子はなかった。
悪意をこめて俺の方見てるのは、嗣永さん一人だけだったから。
多分、口止めしたんだろう。隣に座ってるこの小さな女の子が。
授業も半ばまできた頃。
「あの…さっきは…」
横から声がした。さっきも聞いた声が。
「…ゴメン」
ゆっくりとそう言って、清水さんは俺を見た。相変わらず眉はハの字に歪んでる。
「怒ってる…よね?」
正直、俺はうんざりしていた。
「あのさ」
「なに…?」
「いちいち謝るの、やめてくんない」
『うざいよ』そう言いかけて、…でもその言葉は出てこなかった。
「だけど…、あたしもよけいなことしちゃったし。桃だって…」
清水さんの視線を追うと、そこに嗣永さんがいた。嗣永さんは俺に気付くと一瞬睨んで、そのあとすぐに視線を黒板にもどす。
「桃のこと…嫌いにならないでね。本当はあんな子じゃないの。ちょっと…」
「どうでもいい」
強引に話をさえぎると、清水さんはビクッと体を震わせた。
「正直…どうでもいい。嗣永さんのことも清水さんのことも。それに、なんで嗣永さんのことを清水さんが謝るの?おかしいじゃん」
「だって、…桃とは友達だし」
『友達』という言葉に、俺の眉がピクッと反応した。
「それに…、それに君とも仲良く……」
俺は跳ね起きるように立ち上がった。教室中の視線が集まる。
「どうした?」先生が不思議そうに俺を見た。
「……お腹が痛いんで、保健室に行っていいですか?」
そう言って、先生の返事も待たずに出口の方に向かった。
清水さんの方を決して見ないように注意しながら。
308名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:32:22.39 0
十分後。俺は保健室ではなく、屋上で寝ていた。
青い空を見ながら、時々グラウンドから聞こえてくる歓声に耳を傾ける。
イライラしてくると、俺は空を見る。
バカみたいに広い空を見ながらなにも考えないでいると、自分の体が大きな空と同化したような気になる。
イライラも煩わしさも溶け出して。強い風が全部吹き飛ばしてくれて。自分がまっサラになる。
そんな気にさせてくれる。…そんな気にさせてくれた。
いつもは。

何度も寝返りをうつ。
服が汚れるとか床がコンクリートで固いとか、そんなこと気にもならなかった。
それどころか、何度も鳴るチャイムも気にしないで俺はそこで寝転んでいた。寝転びながら考える。
俺の心の空。その空にポツンと浮かんだ黒い染み。どうすればその染みはなくなってくれるのか。
そのそもその染みはなんなのか。
そんなことを考えていた。
気が付くと日はだいぶ傾いていた。
立ち上がってグランドの方を見ると、下校していく生徒たちが見えた。
みんな仲良さそうに並んで、おしゃべりをしながら歩いていく。
それを黙って、一人で見ていた。
その時に気付いた。染みの正体が。
気付いたんじゃなく、思い出したんだ。
それが分かったとき。俺はなぜか笑ってしまった。
いや、なぜかじゃない。
どうして笑っているのか、俺は知っている。
俺が笑っているのは…泣いてしまわないように、だ。
笑わないと泣いてしまうから。
だからムリして笑っていた。


その染みは『寂しさ』だった。
309名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:32:51.05 0
「こんなトコにいたんだ」
後ろから声がした。何度も聞いた声だ。俺は振り返れない。今振り返ったら…。
「こんなトコ、案内した覚えないんだけどなぁ」
だんだん声が近付いてくる。俺は気付かれないように急いで目を拭った。
「笑い声が聞こえたから…」
そう言って清水さんは俺の前に回りこんだ。
「あっ…」
「……なに?」
「泣いてた…の?」
「……」
俺がなにも言えないでいると、清水さんは困ったように入り口の方を見た。
そこには眉をひそめてこっちを伺う嗣永さんがいた。嗣永さんはゆっくりとこっちへ歩き出す。
「なんの用?」
俺がそう言うと、
「ほらっ!やっぱりだよ。心配するだけ無駄なんだって!佐紀ちゃんもういこ!!」
そう言ってまた怒り出した。嗣永さんは気付いていないみたいだ。その…俺が泣いていたことに。
「心配?俺が…?」
「そうだよ!わざわざ探してあげたのに。どうせそれも『よけいなこと』って言うんでしょ!!」
「桃…」
「桃はあんたのこと許したわけじゃない!佐紀ちゃんに言われたから、仕方なく探して…」
「ちょっと待って」
清水さんがさえぎった。
「…ホントにそう思ってるの?よけいなことだと思ってる?」
「……」
「ほらっ。なんにも言わないし。もういいじゃん、ほっといて…」
「桃は黙ってて!!」
小さな体からは想像できないくらい大きな声で、清水さんが叫んだ。
「ホントに思ってる?ホントは…、本当は寂しいんじゃ…」
「寂しくなんて…!!」
「だったら!!だったら、なんで…」
清水さんはチラッと嗣永さんを見た。嗣永さんは迫力に押されて、驚いたように清水さんを見ていた。
「なんで…泣いてたの?」
310名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:33:06.52 0
「えっ…!?」
横で嗣永さんのつぶやきが聞こえた。
「…泣いてたんでしょ?」
俺は目を逸らそうとした。俺を見つめる清水さんの真剣な目に耐えられなかったから。
だけど清水さんは俺の腕を掴み、それを許してはくれなかった。
「話して。教えてよ」
俺は大きく息を吐き出した。
「毎日さ…」
「えっ?」
「毎日。一人で学校へ行って、一人でご飯食べて、休み時間も一人で過ごして、一人で帰る。誰ともしゃべらない。…毎日、毎日」
「……」
「そんなの楽しいわけない。自分でも分かってる。でも、俺にはそうすることしか出来ないんだ」
「…なんでよ!」
嗣永さんが口を挟んだ。
「そんなの、ヘンだよ。話してみればいいじゃんか」
「そうだよ」
「最初は緊張するかもしれないけど、勇気出して…。みんな、いい人だよ」
一生懸命話す嗣永さんと、何度もうなずく清水さんに俺は自然と笑顔を向けた。
「わかってるさ、そんなこと。でも、だからこそ…みんな、清水さんや嗣永さんみたいにいい人だからこそ…さ」
「どういうこと?」
清水さんが腕を掴んだまま俺を見上げると、嗣永さんも同じように俺を見上げた。
「俺だって…最初はこんなんじゃなかったんだ。友達いっぱい作ったし、休み時間とか放課後も、みんなとしゃべったり。…遊んだり」
「…うん」
「スポーツも苦手じゃなかったから…結構人気者だったんだよ。こう見えてもさ」
「だったら…」
俺はまた笑って見せた。
「転校……多いんだ。前にも言ったと思うけど」
「「あっ…」」
二人は声をそろえてそう言うと、そのままうつむいてしまった。
「ここにだって、いつまでいるか分からない。だから…仲良くなってもね」
311名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:33:22.32 0
「楽しければ楽しいほど、辛くなる」
「だけど…そんなの…」
嗣永さんはそこまで言って、そしてそれ以上なにも言えず口を閉ざした。
「それに、それだけじゃないんだ」
二人がまた顔を上げる。
「いろんなトコに行って、いろんな人に出会う。多分、清水さんや嗣永さんとは比べられないくらい、いろんな人に出会ってきた」
「うん…」
「一年のとき、一緒に逆上がりの練習した友達。二年のときケンカして、でもすぐに仲直りしたやつ」
「……」
「あんなに仲良かったのに。気付いたらさ、思い出さなくなってる。多分そいつらも…俺のことなんて思い出さないよ」
俺はそう言って、俺を掴んでいた清水さんの手を強引に離した。
「そいつらはそこで普通に生活してる。みんなでね。俺は…思い出の中にしかいない。俺だけどこにもいない。そして、忘れられていく」
二人から逃れるように背を向けて、屋上の柵に手を置いた。
鉄の柵は冷たくて汚れていた。でも俺はその柵をしっかりと握り締めた。
「そいつらが悪いわけじゃないんだ、…誰が悪いわけでもない。ただ…」
「ただ…?」
日が落ちて紫色なった空を見上げた。涙がこぼれないように。
「怖いんだ。忘れられるのも…忘れるのも……怖い」
目をつぶって、深呼吸をした。
何度も何度も…。

「だから、友達を作るのもやめた。忘れるくらいなら、覚えたくない、覚えられたくない。…思い出なんていらない」
二人はなにも言わなかった。

グラウンドの方から、下校していく人たちの笑い声だけが聞こえていた。
312名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:33:37.22 0
「…と、いうわけで。俺は学校生活を楽しんじゃいけないのさ」
振り返りながらそう言った。
自分でも驚くくらい、明るい声が出た。
「嗣永さん」
嗣永さんは黙って俺の顔を見た。
「それと、清水さん」
清水さんも今にも泣き出しそうな顔を俺に向ける。
「『よけいなこと』って言って、ごめん」
俺は頭を下げた。
「それと、いろいろ良くしてくれてありがとう。でも俺は…二人の期待には応えられそうにないです。……ごめんなさい」
「……」
「だから、二人とも俺のことは気にしないで。どうせ、すぐに…いなくなると思うし。気にせず、二人は学校生活を楽しんでください」
嫌味にならないように気をつけてそう言うと
「じゃあ、さようなら」
俺は一直線に出口へ向かった。
「ちょっとぉ…」
途中で嗣永さんの声がしたけど、足を止めなかった。
でも…俺の手が出口のドアノブを掴んだ時。
「待って!!!!」
叫び声が聞こえた。小さな体からは考えられないくらい、大きな…涙声が。
俺の体はビクッと震え、そしてゆっくりと振り返る。
「ここでさよならしたら…もう二度と君と話せなくなるの?」
「…そうだね」
「席…隣なのに?」
「…うん」
「そんなの……ひどいよ…。イヤだよぉ」
泣きながら、清水さんはこっちに向かって走ってきた。
313名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:33:56.91 0
清水さんは涙を拭いもせずに、俺の手を掴むとドアノブから引っぺがした。
そしてそのままドアを背にして立つと
「行っちゃダメ!!」
そう叫びながら、ドアを押さえた。いつの間にか嗣永さんもそばに来て、驚いたように清水さんを見ていた。
俺がドアノブに手を伸ばそうとすると、清水さんはなにかわめきながらその手を払う。何度も繰り返した。
嗣永さんはどうしていいか分からないみたいに、俺と清水さんを交互に見ていた。
「困らせないでよ」
そう言うと、清水さんは首をブンブン振った。
「イヤ!!絶対ダメ!!」
「今なら、まだ間に合うんだ。だから…さ」
「なにに間に合うの?!…意味わかんないよ。わかんない!わかんないっ!!」
「今なら…これ以上は、辛くなるだけ…」
「もう、ムリだよ!!!このままなんて!このまま、さよならなんてムリ!!だって!だって…」
「……ダメだよ……言っちゃダメだ…」
俺の口が勝手になにかをつぶやいた。清水さんはそんな俺の目を見て
「好きなのっ!!君が好きなのっ!!!」
そう叫ぶと、そのままうずくまってしまった。
「佐紀ちゃん…」
嗣永さんが清水さんの肩に手を掛けて、そのあと俺を睨んだ。でもすぐに驚いたような表情になって、そのまま口をつぐむ。
「……だったら、なおさらだ」
二人を無視してドアノブを掴んだ。その手を清水さんが力無く掴む。
「なんでよぅ…」
「…忘れちゃうんだよ」
「私は忘れないよ…!絶対!!絶対!!!」
清水さんは何度も『絶対!!』と繰り返した。何度も何度も。
「俺は忘れるよ。…清水さんのこと」
『絶対!!』の声が止み、清水さんの手が俺の手からポトリと落ちた。
俺はドアをくぐると、後ろ手でドアを閉じた。
そして、清水さんの泣き声を聞きながら階段を下っていった。
314名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:34:13.50 0
数日が過ぎた。
毎日。順調だ。
一人で学校へ行って、一人でご飯食べて、休み時間も一人で過ごして、一人で帰る。誰ともしゃべらない。
そんな毎日。俺が…望んだ生活だ。

その日も、俺はいつものように黒板を見ながら、先生の話をボーっと聞いていた。
あの日以来、俺は窓の外を見ていない。
理由は二つ。
窓の方を見ると、どうしても清水さんが目に映ってしまうから。
それと…。
空の青を見ていると、心の中の例の染みが浮かび上がってくるから。
その染みは、もう染みとは呼べないくらい俺の心に中に広がっていた。
まるで俺を覆いつくすみたいに。
時々、教室の中が真っ黒に染まって、自分以外誰もいなくなってしまったような錯覚に陥る。
たった一人、真っ暗な部屋ともいえない空間に取り残される。
俺は怖くなって走り出す。走って走って、小さな光を見つけて。その光に向かってさらに走る。
でも…。
光にもう少しで手が届くってとこまで来ると、俺はその光から背を向けてしまう。
闇に染まった自分の体が恥ずかしくて、その光からも逃げ出してしまうんだ。

その時。
俺以外の周りの人が一斉に立ち上がった。いつの間にか授業が終わっていたみたいだ。
「おーい。ちゃんと立って。寝てたのか?」
先生の声に、急いで立ち上がるとクラスのあちこちでクスクスと笑いが洩れた。
時計を見ると、もう終わりのホームルームが終わったところだった。
みんなカバンを手に一斉に出口に向かう。俺も机の上を片付けると、カバンを手に取って出口に向かった。
その途中、すれ違いざまに声をかけられた。
嗣永さんだった。
例の甘ったるい声じゃなく、しっかりとした声。
『視聴覚室に来て』
そう聞こえた。
315名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:34:32.40 0
「ダメもとだったんだけどな。来てくれたんだ」
視聴覚室の扉をくぐると、第一声がそれだった。俺は黙って机の上にカバンを置いた。
「なんの用?って言わないの?」
嗣永さんは、意地悪っぽく笑う。
「…清水さん。元気?」
俺がそう言うと、嗣永さんは目を丸くした。
「なにそれー。心配してんの?…じゃあ、桃も言っちゃおうかな。『よけいなお世話』」
「……」
「ジョーダンだよ。べつに君を責めようと思ってるわけじゃないから、安心して。全然元気だよ、佐紀ちゃん。いつも通り」
嗣永さんは机の上に腰掛けた。
「まだちょっと、ボーっとしてるときあるけどぉ、…大丈夫なんじゃない。君の言うとおり、すぐに忘れるよ」
「そう。よかった」
「……今度は佐紀ちゃんの真似ね。『ホントにそう思ってる?』」
そう言って俺を覗き見る。
「似てなかったかな?もう一回言うね。『ホントに思ってる?ホントにそうだと思う?』」
「……」
「君さぁ。ホントは知ってたんじゃないの?佐紀ちゃんの気持ち」
「えっ…?」
「佐紀ちゃんが君に優しいのはぁ…君の世話を焼いていたのは、委員長だからじゃなくてぇ、…君のこと好きだったからだってこと」
嗣永さんはピョンと机から飛び降りた。
「だ・か・ら。わざと冷たくしてたんでしょ?そうでしょ?」
「…なんで?」
「だってヘンだったもん、佐紀ちゃんが君に好きだって言ったとき。君、とっても…辛そうな顔してた」
俺は嗣永さんから目を逸らす。無意識に唇をかんでいた。
「泣いてる佐紀ちゃんより、君の方が辛そうだった。だからやめたの。…ホントは、またひっぱたいてやろうと思ったんだけどね」
言いながら、ビンタをするふりをした。
「…まあ、どうでもいいよね、こんなはなし。どーせ君は、全部…ぜーーんぶ忘れちゃうんだから」
なにか答えを待つように、嗣永さんは俺を見た。
俺は口を開いて、でも…

…なにも言えないまま口を閉じた。
316名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:34:49.69 0
「ひと言多かった?」
「…べつに。でっ?そんなことが言いたかったの?」
「また、そんな言い方ぁ?まあいっか。桃が聞きたいことは一つ。一つだけだから、ぜーーーったい答えてね」
「質問による」
「ダメッ!絶対答えるの!じゃないと…」
またビンタをするふりをする。
俺は大きく息を吐いて、あきらめたようにうなずいた。
「そうそう。最初からそうすればいいのよ」
「で、なに?」
「じゃあ行くよぉ」
そう言って、嗣永さんコホンッと咳払いをした。
「佐紀ちゃんを…。あなたは佐紀ちゃんを忘れることが出来ますか?」
さっきまでがウソのように、急に真剣になって俺を見つめた。
「なんだよ…それ」
「……」
嗣永さんはなにも言わない。ただ、黙って俺を見つめる。
「…出来るも出来ないもない。そういうもんなんだよ。忘れて…」
「答えになってない。ダメだよ」
「……」
「答えられないの?」
俺の前に立ち、腕を振りかぶる嗣永さんが見えた。そして
パシィ!!
「……」
「…君はなんでここに来たの?」
頬を叩いたのは嗣永さんの方。だけど、叩いた嗣永さんの方が目に涙を溜めていた。
「呼んだのは桃だよ。でも、君はここに来る必要なんてなかった。無視してもよかったのに。無視すればよかったのに…」
頬がジンジンと熱い。でも頬以上に痛かった。
「なのに君はここに来た。佐紀ちゃんのことが…。ううん、いいや。でも、…もう一つ。もう一つだけ聞かせて。あなたは…」

「あなたは佐紀ちゃんを忘れたいですか?」
317名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:35:03.81 0

「ちゃんと答えて。…お願い」
「……」
重苦しい沈黙。俺は。おれは…。
「…帰る」
そう言ってカバンに手を伸ばす。しかしあと少しのところで、嗣永さんにカバンを奪われた。
「返せよ…!」
「……逃げるの?」嗣永さんはますますカバンを抱え込む。
「返せったらっ!」
「逃げるのなんて、卑怯だよ!」
「うるさい!」俺はカバンをつかんで引っ張った。
「ここで逃げたら、君ホントに一人になっちゃうよ!」
「うるさいっ!!黙れっ!!!」嗣永さんは頑として放さない。
「ホントは忘れたくないんでしょ?」
「うるさいっ!うるさいっ!!」
「佐紀ちゃんのこと、忘れたくないでしょ!?そうでしょ!?」
俺はカバンから手を離した。
「そうだよね…?」
「……一人で言ってろ」
そういい残して、俺は……

黒い染みが…広がっていく……。
俺はたった一人…取り残されて…怖くなって走り出す……。
俺は小さな光を見つけて…でも……あと少しのところで……。
その光から…。
俺は…俺は背を……。

「好きなんでしょ!?君も…、君も佐紀ちゃんが…好きなんでしょ?」
318名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:35:19.12 0
「あのとき、あの辛そうな君の顔を見たとき分かったの。君だって…。だから、だからあんなこと。忘れるなんて…」
「どうしろって言うんだよっ!!!」
嗣永さんの体がビクッと震えた。
「どうすればいいんだよ!!教えてくれよ!…いなくなるんだ!いなくなるんだよっ!!俺は!!」
ありったけの声を搾り出す。
「お前になにが分かるんだ!!分かってて言ってんのかよっ!!俺だって…!俺だって!!でも……!クソッ!!クソォ!!!」
俺は叫んだ。わめき散らした。怒鳴り散らした。
声が枯れ、自分でもなにを言ってるのか分からなくなって、それでも大声を上げ、叫んだ。


「気が済んだ?」
気が付くと、嗣永さんが俺のそばで立っていた。
「気が済んだなら、行ってよ」
「えっ…?」
「…桃にだってわかんないよ。君がどうしたらいいのかなんて。もしかしたら、…君のほうが正しいのかもしれない」
そう言って、俺の肩に手を置く。
「だけどね。どうしたらいいのかわからないんなら、…したいようにすればいいじゃないのかな」
「したいように…?」
「桃ね、実はさっき…ウソついたの。佐紀ちゃん、全然普通じゃない。毎日…泣いてる。今の君と一緒だよ」
頬に手をやった。頬に触れた俺の手は濡れていた。
「佐紀ちゃんが泣いてるの。君も泣いてる。だから行かなきゃ。…ううん。君は君がしたいようにしないといけないの」
「でも…。もう、ムリ…」
「ムリとか、そんなの関係ないよ。君は…分かってるんでしょ?自分がどうしたいのか」
「……嗣永。俺ってダメなやつだよな。最低だよ。泣いて、わめいて。怖がって。…逃げりことばっか考えてた」
「フフッ。そうだね。でも…」
「うん。でも、だ」
俺は立ち上がる。嗣永は「はいっ!」といって、俺のカバンを差し出した。
俺はそれを受け取ると、走り出した。

小さな光に向かって。
319まとめの人3rd:2006/05/20(土) 20:38:41.97 0
バーボン入っちゃったっぽいなぁ
とりあえず乙です
続きを待ってます

P.S 最近仕事できなくてすいません
320名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 21:14:30.84 0
なんかキタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─!!!!!!
321名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 21:29:20.64 0
作品投下されてる━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
乙です!!
322名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 21:30:35.94 0
大作だな
323名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 21:33:45.15 0
乙です
佐紀ちゃん大好きなんで佐紀ちゃんメインの話大歓迎です!
まとめの人も乙です
これからもよろしくなのです
324名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 21:35:48.89 0
思うんだけどさ、これだけまとめて書いてあったんなら
一度に投下せずに数回に分けてくれればいいのに

投下がないと保全もダレるんだよ
325名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 21:38:38.52 0
鬱になりそうだああああああああああああああああ

326名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 21:40:35.17 0
まだ終わってないよね
まとめさんもそう思ってるみたいだけど
327名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 21:46:34.67 0
何か久しぶりに書いてみるか
328名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 21:48:40.69 0
俺も書くかな
329名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 21:52:28.45 O
295さん乙です
330名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 21:59:05.50 0
>>327
書いて書いて!
是非とも書いて!
331名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 22:08:27.84 0
昔キッズ小説を書いてた人が来ましたよ
332名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 22:09:46.99 0
盛り上がってんじゃん
333名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 22:29:22.94 O
投下カモーナ
334名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 23:08:04.64 0
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335名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 23:30:46.97 O
336名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 23:42:02.82 0
>>319さんの言うとおりバーボンとかいうのになっちゃいました
かなりパニクりましたがなんとかうpできるみたいです
>>324さんのいうことももっともなんですがあと少しなので
うpさせてもらいます
337名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 23:42:42.88 0
『佐紀ちゃん、公園にいるから!丘の上の公園!!』
教室を出る間際、嗣永はそう叫んだ。
土地勘もロクに無い俺は、ただ走った。走って走って、丘の上を目指す。
今日中に…、あの夕日が沈む前に…。明日になったら、すべて終わってしまう。そんな気がした。
『いつまでここに居るか分からない』
清水さんに言った、自分のセリフが浮かんでくる。
クソ喰らえだっ!!
『いつまで』もクソもない。俺には…
今しかないんだから。

心臓の悲鳴を聞きながら、それでも坂を一気に駆け上がる。
坂の…丘の上……公園!?あそこだ!
俺は柵を乗り越え、公園内に入ると急いで周りを見回した。
「清水さんっ!!」
ベンチ、すべり台、シーソー、ジャングルジム。
どこにも、いない。間に…合わなかった、のか?

……まだだっ!まだ、どこかにいるはず!
俺はまた走り出そうと…。

キィ、キィ

ブランコが揺れていた。
その横の小さな姿。夕日を受けて長い影を作っていた。

清水さんが俺を見ていた。
338名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 23:43:18.89 0
清水さんは俺を見ていた。赤い目をしながら。
「なにしにきたの…」
そして、ぽつりとつぶやくように言った。
「あのっ、あの……さ。言いたいことが…」
「もう二度と、あたしとは話さないんじゃないの?そう言ったじゃん…」
「……」
「君が言ったんだよ」

「…どうすればいいだろうって、そればっか考えてた」
俺はゆっくりと口を開いた。
「でも、わかんなかった。だから、したいようにします。…言いたかったこと、言います」
「……」
「清水さんのこと、忘れたくないです。ずっと、…ずっと一緒にいたい。俺…」
大きく息を吸い込んで、吐いた。

「清水さんが好きです」

「……ひどいよ、そんなの。…勝手過ぎるよ」
震える声で清水さんはそう言った。
「君が言ったんだよ。君が…あたしこと、忘れるって。だからあたし…」
「ゴメン」
「謝んないでよ!謝るのなんて…。君はひどい…です」
清水さんは一歩前に進んだ。さらに一歩踏み出す。さらに、もう一歩。
「あたし…も、したいようにして…いい?」
そして、そのまま走り出して、…俺の胸に抱きついた。
「えっ!なんで…」
「ホントに……本当に、もう二度と君と話せなくなるのかと思った。…怖かった」
「…ゴメン」
「ばか!君なんて、君なんて!!…ばかぁ!!」
言いながら、清水さんは俺の体をギュッと掴んだ。俺もその小さな体を抱きしめる。
絶対この手を離さない。
そう決めた。
339名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 23:43:23.90 0
340名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 23:43:51.21 0
二人で並んでベンチに座り、沈んでいく夕日を見ていた。…しっかり手をつないだまま。
ちっちゃい手だった。ギュッと握ると、その小さな手もしっかり握り返してくれる。
それがとてもうれしくて…幸せだった。

「桃がそんなこと言ったんだ」
「うん。嗣永必死だった。清水さんのために、あんな必死にさ」
「桃が必死だったのは…あたしのためだけじゃないと思う。君のため…」
「えっ?」
「言ってたもん。君にひどいことしちゃったって。すごく悩んでた」
「…そうなんだ。俺のほうが、全然ひどいこと言ってたのに。…嗣永にはでっかい借りが出来ちゃったかな」
「フフッ…桃に借り作ったら大変だよ?」
「マジで!?」
「うん!マジマジ」
「それは…困ったな」
そう言って俺たちは笑い合った。
「……いいよな。友達ってさ」
「うん。やっと気付いた…?」
「ああ。思い出した。…思い出したよ」
それ以上はなにも言わず、俺たちは夕日の沈んでしまった空を見ていた。…しっかり手をつないだまま。
俺は不意にその手を引いて…清水さんにキスをした。
「なななっ、なんてこと…!!こういうことは、段階を踏んでというか…まだ早いっていうか…。っていうか、キス?!あたしが?」
「イヤだった?」
「そうじゃなくて、イヤとかじゃなくてですねぇ…」
「言ったろ?したいようにするって。それに、段階とかまだ早いとか言ってられない。俺には…今しかないんだから」
清水さんは、少し悲しそうな顔をしながら俺を見上げた。
「でも、それでいいだろ?俺は今、世界で一番…」
立ち上がって、大きく息を吸い込む。そして
「清水さんが好きだぁーーーー!!!清水佐紀が大好きだぁーーーーーーーーー!!!!!!!」
そう叫んだ。
「バカバカッ!!大声でなに言ってんのよ!!」
「いいじゃんか。ホントのことだよ」
「もう……知りませんっ!」
341名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 23:44:36.13 0
      エピローグ

学校からの帰り道。今日も隣には小さな女の子。
「おじゃましていーい??今日は三人で帰ろうよぉ!」
後ろから嗣永に声をかけられた。俺と清水さんは顔を見合わせて、もちろんうなずいた。
「最近さ、君ぃ。評判いいよ。みんな言ってるし。…明るくなったって」
「へへ、そりゃどーも。嗣永と…清水さんのおかげだよ」
「あっ!今、『清水さん』って言った!クレープだよ!!」
「なんでだよ。…嗣永がいるじゃんか」
「桃は特別だもん。クレープ、クレープ!!」
清水さんは歌うように、クレープと連呼する。
「なになに?佐紀ちゃん、桃にも教えてよぉ!」
「えっ!…えっとぉ。彼、桃のことは『嗣永』って…呼び捨てじゃんか。でもあたしは…『清水さん』じゃん?」
「うんうん。それで?」
「だからぁ…、せめて、二人でいるときはぁ…ね?」
「…わかったよっ!おごればいいんだろ。いくぞっ……佐紀」
「きゃーー!!『佐紀』だって。佐紀ちゃん、『佐紀』って呼ばれてるの?」
清水…佐紀は顔を真っ赤にしながらうつむいた。
「アツアツだねーー!なんか、桃まで恥ずかしぃーくなっちゃう」
嗣永は例の甘い声で、キャッキャッ言いながらはやし立てる。
「…いいから。もう行こう」
「うっ、うん!桃も来るでしょ?」
「えー。いいの?おじゃまじゃなーい?」
俺と佐紀は顔を見合わせて、同時にうなずいた。
「ホントにぃ?…もちろん、君のおごりだよね?」
佐紀が俺を見上げる。俺は渋々うなずいた。
「だよねー。君は桃には頭上がらないもんね」
「はいはい…」
「じゃあ。出発ぅ!!!」
俺は大きくため息をつく。横で佐紀が楽しそうに俺と嗣永を見た。
342名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 23:46:16.63 0
丘の上の公園。そこのベンチに三人で座って、クレープを食べていた。
一足先に食べ終えた俺は、佐紀が一生懸命口を動かしてクレープにかじりつくのを見ていた。
自然と顔がゆるんでしまう。
「…でもさー、ホントに君。よく笑うようになったね。前まで、クスリともしなかったのにぃ」
嗣永がそんな俺を見て言った。
「あたしは見たことあったよ。って言うか、クラスで一番最初に見たんだからっ!」
「なによそれぇ、佐紀ちゃん自慢してんの?…でも、怒ったトコ見たのは桃が一番だよ」
「えっ!…そうなの?」
見上げる佐紀に、俺は少し考えてうなずいた。
「くやしーい?佐紀ちゃん、くやしいでしょ?」
「…うん、くやしい。けど…桃ならいいや」
「なにそれー。つまんなーい。……でもすごかったよね。佐紀ちゃん自分から告白する方だって言ってたけど…」
嗣永はクレープの最後のひとかけらを口に放り込んだ。そして。
「『好きなのっ!!君が好きなのっ!!!』だもんねぇ。桃、あんなこと言えなーい」
佐紀はブッ!と食べていたクレープを吹き出して
「ももももっ桃!!!いきなりなに言ってんのよ!」
言いながら嗣永をポカポカと叩く。
「やめてぇ、佐紀ちゃんゴメン。ジョーダンだよ。…でもさ、ここで君は佐紀ちゃんにどんな告白したのかな?」
そう言って嗣永は俺の方を見た。
「もももおぉ。桃、やめてって…」
「でもぉ、桃にだって聞く権利、あると思います!」
「ダメダメッ!」「でもぉ…」
二人の声を聞きながら、俺は空を見上げた。バカみたいに広い真っ青な空。雲一つ無い。……染み一つ無い。
大事なものを…忘れたくなものや忘れちゃいけないものを残しながら、それでも、自分がまっサラになった気がした。

「俺、佐紀が好きです」

つぶやくように、でもしっかりとそう言った。
嗣永は目を丸くして俺を見て、佐紀は真っ赤になりながら…
しっかりとうなずいた。

                      お し ま い
343名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 23:46:58.76 0

別に一気にでも(・∀・)イイ!!と思うよ 
344名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 23:47:15.04 0
お疲れ
345名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 23:47:37.27 0
乙━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ ! !
346名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 23:49:29.79 0
萌えた
347名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 23:54:41.12 0
乙です!
キスされたあとの佐紀ちゃんの反応がたまんない
幸せな気分だ
348名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 00:14:40.47 0
乙ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
349名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 00:36:29.31 0
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350名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 00:59:28.51 0
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351名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 01:16:07.11 O


キャプテン可愛いな〜
352名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 01:21:05.10 0
ho
353名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 01:48:55.94 0
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354名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 02:41:10.60 0
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355名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 02:41:43.63 0
乙乙乙!!!!!!!
356名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 03:24:49.95 0
ho
357名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 03:44:45.38 O
358名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 03:58:46.65 0
ze
359名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 06:30:15.12 0
360名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 06:42:29.15 0
久々に満たされた気分だ
361名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 08:29:51.39 0
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362名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 09:08:11.11 0
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363名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 09:15:35.40 0
のにゅのにゅマン乙でつ
364名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 09:53:39.09 0
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365名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 10:16:54.64 O
366名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 11:14:20.18 O
367名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 11:49:51.27 0
368名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 11:53:17.29 O
369ZB086054.ppp.dion.ne.jp:2006/05/21(日) 12:02:49.07 0
370名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 12:42:57.50 0
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371名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 12:45:38.52 0
372名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 12:50:29.48 0
明日はちなこ作品投下あるかな?
373ZB086054.ppp.dion.ne.jp:2006/05/21(日) 12:55:10.43 0
きっとあるさ
374名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 13:21:53.90 0
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375名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 13:44:18.21 O
376名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 14:11:06.72 0
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377名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 15:05:20.61 0
ho
378名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 15:23:17.81 0
ze
379名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 15:39:14.93 O
380名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 16:17:02.29 O
381名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 16:47:09.04 0
382名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 17:31:55.21 O
保全
383名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 17:50:02.70 0
明日じゃね〜か!忘れてたぜ
384名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 18:20:03.56 0
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385名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 18:41:22.21 0
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386名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 19:21:44.16 0
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387名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 20:05:28.70 0
保守
388名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 20:51:27.65 0
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389名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 21:24:07.92 0
390名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 21:32:29.06 0
やべえええええええええええ!!!!!!
久々に覗いたらキャプテンネタキテタ――(・∀・)――!!!!!!!!!
ほのぼの胸キュン約1ヶ月振り保全フォ――――――――――!!!!!!!!!
391名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 22:17:46.71 O
保全
392名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 23:07:13.58 0
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393名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 23:27:34.45 O
さがりすぎ
落ちそうだからあげるぞ
394名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 00:22:30.24 0
千奈美ちゃん誕生日おめでとう♪
395名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 01:01:08.19 0
千奈美おめ保
396名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 01:33:57.55 0
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::::::.\:★ノノハ のにゅ?
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397名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 02:08:53.89 0
398名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 02:10:11.40 0
399名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 02:13:47.86 O
保全
400名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 02:46:18.93 O
千奈美誕生日おめでとう
いつも一緒にいられるわけじゃないけど、今しかない14歳の千奈美の笑顔を見れることをとても嬉しく思うよ
君の笑顔がいつまでもいつまでも幸せでありますように

…いつか君にこの想いが届くといいな
401名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 02:48:41.19 0
YOUその思い買いちゃいなYO
402名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 02:56:47.00 0
ちなこハッピーバースデー!!
403名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 02:57:24.68 0
とりあえず俺には届いたw
404初めてのBirthday:2006/05/22(月) 03:11:56.87 O
「さて、問題です。今日は何の日でしょう?」
通学途中、ふいに隣を歩く千奈美が満面の笑みを浮かべ目をきらきらさせて聞いた。
「何だよ徳永急に。」
「いいから早く答えてよ。」
うっとおしそうに聞いた俺に催促する徳永。
「えーと、何の日だったっけなー。」
そんな風にとぼけてみたけど俺は知っていた。だってその日は俺にとっても大事な日だから。
「ひどーい!わかんないの?大事な日なのに!今日は…」
「徳永の誕生日だろ?覚えてるよ。」
徳永の言葉を遮るように俺が答えると、徳永は俺に向けていた指と怒りの行き場をなくしあっけにとられる。しかしすぐに
「なんだ、覚えてるんじゃん。ならすぐ答えてよ!」
なんて言いながら俺の肩をパンと叩くと、続けざまに
「弘樹からのプレゼント期待してるから。」
なんて言って不適な笑顔を浮かべた。
「そういうのって自分から言うことじゃないだろ。図々しい奴だな。」
「別にみんなに言ってるわけじゃないよ。弘樹は彼氏だから言ってんの。もちろんくれるんでしょ?」
「さあね。」
徳永に対抗して不敵笑みを浮かべてみたけど、俺にだけなんて言われて、彼女にとって俺が特別なんだと実感して内心嬉しかった。
405初めてのBirthday:2006/05/22(月) 03:16:21.94 O
>>404
「そんなこと言ってほんとは用意してるんでしょ?何だろうなー。」
徳永の顔は本当に楽しそうで、その笑顔は俺にとっては少しプレッシャーだ。
「何をそんなに期待してんだよ徳永。いいもんなんてあげられねーぞ。」
なんせ女の子にプレゼントなんてあげたことがないから、何をあげていいか分からなくてすごく悩んだ。
鞄の中に忍ばせてきたけど、果たして喜んでくれるかどうか不安でしょうがないのだ。期待に応えられればいいんだけど。
「今日弘樹部活ないよね?」
「ああ。徳永は?」
「アタシもない。一緒に帰れるねー。ていうかさー」
「なに?」
「いつになったら名前で呼んでくれるの?」
「はっ?なんだよ急に。」
急に振られた話題に俺は慌てた。それは出来れば触れてほしくないことだった。
「だってさー、もう三ヶ月以上たってるのにまだ一回も呼んでくれないじゃん。何回も言ってるのに。付き合ってるんだしそろそろ呼んでくれてもいいんじゃない?」
少し不満そうな顔を浮かべる徳永。そうなのだ、付き合って三ヶ月以上たつのに俺は未だに徳永のことを名前で呼べずにいる。小学生の頃からずっと徳永と呼んでいたため、名前で呼ぼうと思ってもどうしても恥ずかしくて呼べないのだ。
406初めてのBirthday:2006/05/22(月) 03:20:39.81 O
>>405
「むっ、無理だよ、別にいいだろ徳永で。」
「何照れてんの。ほら呼んでみなよ。千奈美って。ほらほら!」
赤くなってる俺の反応を半分面白がって、からかうようにさらに詰め寄ってくる徳永。
「だから無理だって。頼む!勘弁してくれ。」
「なんで今更そんなに恥ずかしがってんの?しょうがないなー。」
徳永は文句を言いながらも、必死に断る俺の様子を見て渋々あきらめてくれた。でもその顔はなんだか少し寂しそうに見えた。
俺は胸が少し痛んだ。俺だって千奈美って呼びたい。でも、心の中ではいくらだって千奈美って呼べるのに本人を前にすると言えないんだ。

「じゃあ、帰り昇降口のところだよ。」
「ああ。」
学校へ着いた俺たちはそんな約束をしてそれぞれ自分の教室へと向かった。
その日は授業中も休み時間もずっと、いつどうやって徳永にプレゼントを渡そうか考えていた。
帰りに公園かどこかによって渡すか、それとも帰り道で離れ際に渡すか。
考えた結果離れ際に渡すことにした。公園で渡したら、徳永のことだその場で中身を見られかねない。直接プレゼントに対する反応を見るのはなんだか怖い。離れ際に渡せばその場ではなく帰ってから見てもらえるし。
よしそれでいこう!
407初めてのBirthday:2006/05/22(月) 03:21:47.41 O
>>406
授業がすべて終わり約束通り昇降口へと少しドキドキしながら向かう。階段を下りた後一旦立ち止まり、あたりを見渡す。どうやらまだ来ていないらしい。
先に靴を履きかえドアのところで待っていると数分後
「お待たせー。」
周りも気にせず一際目立つ声で僕に手を振りながら徳永が登場した。
「弘樹結構待った?うちの担任の話が長くてさ。」
「いや別にそんな待ってない。徳永んとこの担任何をそんな長いこと話してたんだ?」
「なんだったっけなー?」
徳永は腕を組み何とか思い出そうとしているがどうも思い出せないらしい。
「何だよ聞いてなかったのかよ。」
「だってあんなの聞いてらんないよ。それにどうせ大した話しないからあの先生。」
「まあ確かに、あいつは大した話しねーな。」
「でしょ?だからいいの。もう帰ろう。」
「そうだな。」
そんなやりとりをしながら俺たちは学校をあとにした。
408初めてのBirthday:2006/05/22(月) 03:23:26.98 O
>>407
「あっ、そうだ!新しいダジャレ考えたんだ。聞きたい?ねえ聞きたいでしょ?」
ふと思い出したように徳永が切り出した。
「またダジャレかよ、もういいよ。」
ダジャレ好きの徳永は新作が出来る度に俺に聞かせる。たいてい寒いものばかりで、いつも反応に困ってしまうからやめてほしい。
「今度のは傑作だから聞いてよ。」
「お前毎回そう言ってるけど面白かったためしがねーじゃん。」
「失礼な!今度のは本当に傑作なんだから。」
「わかったよ、聞くよ…」
あまりにも自信ありそうな顔で言い切るもんだから仕方なく聞いてやることにした。
「じゃあいくよ。『肉まんを買って食べてみたらあんまんだった。でも店員をにくまん!』」
ダジャレを言った後の徳永はそれはもう満足感に浸ったような顔をし、俺は軽くため息をついた。
「…」
「ねっ?面白いでしょ?」
「いや、うまいとは思うけど面白くはないんじゃね?」
「なんでー、面白いじゃん!」
「まあでも今までのに比べたら確かに面白いな。」
「まったく…この面白さがわからないようじゃまだまだだね。」
「そりゃすいませんね。」
きっと一生分からないだろう。むしろ分かりたくない。
409初めてのBirthday:2006/05/22(月) 03:24:35.01 O
>>408
俺たちはこんな風にしていつもと変わらない会話をしながら歩いていた。
しかし、徳永の家が近づいていくにつれて、だんだんとお互い口数が少なくなっていった。
朝あんだけプレゼントの催促をしていた徳永も、今はプレゼントのプの時も言わない。
普段はずけずけ物を言うしいつもすごく元気なのに、徳永はいざという時になると緊張してダメらしい。そんなギャップも俺が徳永を好きになった理由の一つだ。
お互いが話せなくなった頃、ついに徳永の家の前についた。
ヤバい着いてしまった。今だ、今渡さなきゃ。
いつもならそのまま「バイバイ」と言って家にはいっていく徳永も僕の様子を察し、待っている。
今までに流れたことのない空気が俺たちを包んでいた。
俺は大きく息をはいた後カバンの中へと手を伸ばした。
「徳永、誕生日おめでとう。これプレゼント…たいしたもんじゃないけど…」
とプレゼントを差し出した。
俺が恥ずかしくてぶっきらぼうに前につきだしたラッピングされた袋を受け取った徳永も少し恥ずかしそうに
「ありがとう、嬉しいよ。」
と言ってはにかむように笑った。それは初めて見る表情ですごく可愛くて俺のドキドキさらに止まらなくなっていった。
410初めてのBirthday:2006/05/22(月) 03:30:59.02 O
>>409
俺がその可愛さにポーッとなっていると、ガサガサと音が聞こえだした。
ふと前を見ると徳永がプレゼントの中身を見ようとしていた。
俺は慌てて
「あっ、あのそれ、恥ずかしいから家に帰ってから開けてくれ。なっ?」
と言って徳永の腕をつかんだ。
しかし徳永はさっきまでのしおらしさが嘘のように
「いいじゃん。嬉しいから今見たいんだもん。」
なんて言って俺の制止も聞かずに箱を開けてしまった。
計画は失敗だ…。どんな反応が返ってくるだろうか。恐ろしくて前を見ることが出来ない。
「あっ、目覚まし時計だ!かわいーじゃん。」
なかなか上々な反応に安心して顔を上げると徳永は嬉しそうに笑っていた。
「よかったよ、喜んでもらえて。」
「ありがとう、でもなんで目覚ましなの?」
「あっ、えっと、使ってもらえば分かると思うから。」
徳永は不思議そうな顔をしながらも
「ふーん、じゃあ早速使わせてもらうよ。ありがとう。」
と言ってくれた。
俺はもう恥ずかしさの限界でとにかく早く帰りたくて
「ああ、じゃあ俺行くわ、またな。」
と言うと徳永も
「うん、バイバーイ。また明日ね。」
と笑顔で手を振ってくれた。俺はそんな徳永に軽く手を振り、足早に家へと向かった。
411初めてのBirthday:2006/05/22(月) 03:35:55.67 O
>>410
帰ってからもずっとプレゼントのことが気になって夜も眠れやしない。あの目覚まし時計、徳永は使ってくれるだろうか仕掛けたもう一つのプレゼント喜んでくれるかな。
そんなことを考えているうちに夜が明けた。
支度をしいつもの待ち合わせ場所に行くともう徳永がいた。昨日以上に心臓がドクドクいって今にも口から飛び出そうだ。
「徳永おはよう。」
「弘樹、おはよーぐると!昨日はありがとう。使わせてもらったよ。あの目覚まし時計。」
「あっ、そう。」
徳永はいつにも増してテンションが高めだった。
「すごい嬉しかった。」
その言葉に安心すると同時に、あれが本当に使われたかと思うと恥ずかしさがこみ上げる。
412初めてのBirthday:2006/05/22(月) 03:45:15.27 O
>>411
「そっか、よかった。」
「でもいつかはちゃんと、ねっ?」
「…ああ、いつかな。」
「約束だよ。まあ今はあれで勘弁してあげるよ。」
徳永は頷きながらそう言って俺の肩をポンポンと叩いて笑った。
「へいへい、頑張りますよ。」
「気持ちがこもってなーい。」
わざと気のない返事をする俺とわかってて突っ込んでくる徳永。
『あははっ。』
俺たちはいつものように笑い合った。
俺はさわやかな青空を見ながら来年もこうして笑い合っていたいなと思った。
ちっ…ちっ…千奈美と!



カチッカチッ…カチッ!
〜起きろー徳永!遅刻するぞー。おい、早くしないとおいてっちゃうぞ。おーい徳永ー、おーい…千奈美!〜


おしまい
413初めてのBirthday:2006/05/22(月) 03:48:24.81 O
読みづらかったり変な文になってるかもしれませんが千奈美の誕生日記念に書いてみました
千奈美誕生日おめでとう!
414名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 06:32:17.78 O
乙です!!!
415名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 07:47:58.01 O
初めてのBirthdayさん乙です!!
416名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 07:48:40.15 O
千奈美誕編乙!
417名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 07:56:26.66 0
乙ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
418名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 08:32:13.95 0
北アあああああああああああああああああああああああああああああああ
419名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 09:08:20.67 O
誕生日作品キテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
420名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 09:54:26.10 0
>>413
乙です!!
自分も好きな人からあの目覚し時計が欲しいと思いました

>>342
だいぶ遅れましたが言わせてください・・・乙です!!
転校生の心を開かせるなんてさすが佐紀ちゃんはすごいですね
主人公もすごくいい人でした
421名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 10:44:48.36 O
みなさん乙です!!
422名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 10:49:40.08 0
千奈美!!
お誕生日おめでとう!!!!!!!!
423名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 10:56:56.18 0
Bye Byeまたねの続きが読みたい
424名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 11:16:44.01 0
今日は千奈美の誕生日なので
保全
425名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 11:50:54.93 0
::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:★ノノハ のにゅ♥
::::::.ミゝ从*´∇`)つ  
::::::⊂__つノ
のにゅのにゅマン巡回中!
426名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 12:59:11.35 O
保全
427名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 13:40:46.23 O
428名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 14:36:26.51 0
おめでと保全
429名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 14:51:51.19 0
徳保
430名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 14:57:22.60 0
永保
431名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 15:03:20.54 0
千保
432名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 15:09:51.72 0
奈保
433名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 15:17:30.77 0
美保
434名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 15:52:17.97 O
435名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 16:14:36.35 0
しゅ
436名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 16:27:25.96 O
437名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 16:48:05.11 0
438名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 17:20:30.60 0
439名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 18:08:18.11 0
今日は落としちゃいけないので保全
440名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 18:15:49.29 0
なんで?保
441名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 18:22:36.51 0
だって千奈美の誕生日だよ
誕生日は作品投下の期待が大きいんですよ保
442名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 18:29:50.93 0
そっかー保
443名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 19:21:52.16 0
444名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 19:35:35.94 0
>>441
基地外とはしゃべらん方がいいぞ
445名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 19:37:29.60 0
マジデカ?
446名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 20:15:03.97 0
保守
447名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 20:39:20.11 0
::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:★ノノハ のにゅ?
::::::.ミゝ从*´∇`)つ  
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のにゅのにゅマン巡回中!
448名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 20:41:44.31 0
449誕生日プレゼント:2006/05/22(月) 21:12:13.68 0
5月22日。
今日は俺の大好きな子の誕生日だ。
今日こそ気持ちを伝えようと思うけど…
「健太、おはよー!」
千奈美はいつもと同じように元気だ。
「おぉ。おはよう。」
俺も普通を装ってそっけなく答えた。
「もー!今日くらい元気にあいさつできないの?」
「朝からうるさいなぁ。」
「感じわるーい!今日は何の日か知ってる?」
「えっ…し、しらねーよ!」
「ホントは知ってるんでしょ?」
「しらねーよ!うるせぇから早く行けよ!」
「…もう健太なんか知らない!バーカ!!」
そう言って千奈美は走って行ってしまった。
動揺してたとは言え最悪なことを行ってしまった。
元気な千奈美が好きなのに…
俺って最低だ…
450誕生日プレゼント:2006/05/22(月) 21:12:53.29 0
へこみながら教室に行くと千奈美がクラスのみんなに祝ってもらっていた。
「ちぃちゃんおめでとう!」
「ありがとう!熊井ちゃん!」
「これプレゼント♪」
「え〜?何?ありがとう!」
俺はそんなやりとりをボーっとドアに突っ立って見ていた
「開けてからのお楽しみだよ♪…って健太君どうしたの?」
熊井が気付いて話しかけてくれた。
千奈美はこっちを睨みつけてすぐに
「健太なんかほっとけばいいよ!」
「え…でも…」
「熊井ちゃん、行こ!」
オロオロしてる熊井の手を引っ張って教室を出て行ってしまった。
「はぁ〜…」
思わずため息が出る。
「おはよう。どうしたの?」
「あぁ、舞波。おはよう。」
「また千奈美ちゃん?」
舞波はクスクスと笑い出した。
舞波は俺の幼馴染で俺の相談相手。
「後でちょっといい?」
俺は今日も舞波に相談することにした。
451名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 22:07:45.80 0
続きこないのかな
452名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 22:11:31.05 0
中途半端な止め方だよな
453誕生日プレゼント:2006/05/22(月) 22:22:07.54 0
「健ちゃん、そんなこと言っちゃったの?」
お昼休みに早速俺は屋上で舞波に相談をした。
「もー、健ちゃんは女の子の気持ちをわかってないなぁ。」
なぜか嗣永もついてきた。
「それで、どうしたらいいかな?」
俺は嗣永を無視して舞波に話しを続けた。
「あっ、無視したー!桃子ショックぅ〜。」
「とりあえず、ももちに謝って。」
舞波はいつも嗣永に甘い…
「…ごめんなさい。」
俺は舞波の言うことには逆らえなかった。
それからは3人でどう告白するかを相談した。
意外と嗣永がいい案を出してくれた。
「そろそろ休憩終わるから戻らないと。」
「そうだな!2人ともありがとうな!」
「うん。がんばってね!」
教室に戻ると相変わらず千奈美と熊井がイチャイチャしていた。
千奈美は熊井が大好きみたいだ。
熊井が女でよかった…
454誕生日プレゼント:2006/05/22(月) 22:23:41.42 0
ついに放課後
千奈美は熊井と話しててなかなか帰りそうにない。
熊井がチラッとこっちを見て
「千奈美ちゃん、私そろそろ帰らないと…」
「そうだね。じゃあ一緒に帰ろ!」
「え?いや、今日は一緒に帰れないんだ。」
「え〜?なんで?」
不機嫌な声を出してる千奈美
「えっと…あっ!弟を迎えに行かなきゃいけないんだ!」
一生懸命言い訳を考える熊井
きっと熊井は俺に気を遣ってくれてるんだろうなぁ…
「え〜。…わかった。」
渋々千奈美は納得したみたいだ。
これでとりあえず安心だ。
「ごめんね。また明日!」
「バイバイ♪」
やっと帰るみたいだ。
俺も千奈美の後を追おうと席を立つ。
「健ちゃん、がんばってね!」
後ろから舞波の声が聞こえる。
心配そうに様子を見ていた舞波も少し安心したような顔で手を振っていた。
舞波に応援されると本当にがんばれる。
「ありがとう。がんばってくるよ!」
455誕生日プレゼント:2006/05/22(月) 22:24:48.45 0
通学路を少し急ぎ足で歩くと
すぐに千奈美に追いついた
「千奈美!」
「あれ〜?健太じゃん。どうしたの?」
朝の態度がウソみたいにいつもどおりに戻っていた。
「あの…あのさ…今日誕生日だろ?」
「えっ?知ってたの?」
千奈美は本当にびっくりした顔をしていた。
俺が本当に知らないと思ってたみたいだ。
「知ってるに決まってるだろ!す、好きな子の誕生日なんだから…」
「えっ?…えーっ!!」
この反応は玉砕だろうなぁ。
でもここまできたら言うしかない!
「初めて見たときからずっと好きでした!これ受け取ってください!」
俺はお小遣いを貯めて買ったプレゼントを差し出した。
456誕生日プレゼント:2006/05/22(月) 22:25:28.06 0
しばらく沈黙が続いた。
やっぱダメだったかぁ…と思った瞬間
「ありがとう。すごいうれしい…」
俺の手からプレゼントは千奈美の手に移った。
「開けていい?」
「あぁ、もちろん。」
俺は動転していた。
OKってことなのか?
プレゼントの箱を開けた千奈美は顔を上げて
「…私もずっと健太の事好きだったよ。」
顔を真っ赤にしてOKの合図をしてくれた。
「熊井よりも?」
「もー!そんなの熊井ちゃんに決まってるじゃん!」
「え〜?ひでぇー!」
俺たちはいつもの雰囲気に戻った。
でも確かに俺たちの関係は変わった。
帰りは初めて手を繋いで帰った。
千奈美の薬指には指輪が輝いていた。

「あっ、言うの忘れてた。千奈美、誕生日おめでとう!」
457誕生日プレゼント:2006/05/22(月) 22:29:22.76 0
変なとこで区切ってすいません。
これで終わりです。
題名と内容が合ってないし文章も下手ですけど…
458名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 22:40:18.17 0
乙です
千奈美はなんか青春って感じがしていいですね
459名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 22:42:39.82 0
上手・下手は問わんよ
今は投稿があると言うことが何より大事だから
460名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 22:43:49.67 0
チャレンジングスペリッツキタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!! 乙
461名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 22:44:35.91 O
乙です

千奈美はこういう青春ズバリみたいなのがよく似合うよね〜
462名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 22:49:40.79 0
小学校や中学校時代に戻りたいのっておれだけ?
463名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 22:50:55.14 0
うm
464名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 22:54:44.12 0
戻りてえ
465名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 22:55:44.14 0
そこまで若返りたくはない
466名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 23:02:34.44 O
頭の中が今のままで戻れたらどれだけいいか…
前にそういう設定の作品があったと思うが
467名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 23:05:28.49 0
でもあれって望んで戻ったんじゃなかった気がす
468名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 23:10:36.39 0
誕生日プレゼントさん乙です!!
469プレゼント:2006/05/22(月) 23:16:53.26 0
「○○く〜ん♪」
「千奈美どうしたの?ご機嫌だな!」
千奈美はいつも朝からテンションが高いけど今日はいつも以上に高い
「今日は何の日でしょう?」
「えっ?今日?22日だから…虹の日とか?」
俺は笑いながら答えた
「もー!何それー!全然違うよー!!」
顔を膨らまして怒る千奈美
怒った顔もかわいい
「あっ!じゃあ誰かの誕生日だ?」
「そう!それだよ!誰でしょう?」
千奈美の顔が一気にパァッと明るくなった
「えーっと、梅田さん?」
「梅さんは24日だよ…」
「あれ?そうだったっけ?」
「もういいよ。○○なんか知らない!」
そう言ってプイッと横を向いてしまった
これもかわいかったけどそろそろ言わないと本当に忘れてると思われそうだ…
470プレゼント:2006/05/22(月) 23:17:50.21 0
「千奈美♪誕生日おめでとう!」
言った瞬間バッとこっちを見る千奈美
「えっ?覚えててくれてたの?絶対忘れてるんだと思ったー!」
「当たり前だろー!わざと忘れたフリしてたのに本気で怒るから焦ったよ」
「えへへ、だってぇ〜…」
千奈美の顔に笑顔が戻った
やっぱり千奈美は笑顔が一番かわいい
「ごめんな!じゃあプレゼントは何がいい?お詫びに欲しいものをあげるよ!」
「…○○」
「お、おれ?」
「うん」
千奈美は顔を真っ赤にして俺を上目遣いで見る
もうヤバイくらいかわいい
「いいよ!じゃあ今日は特別に俺をあげる♪」
自分で言って恥ずかしいセリフだ…
「ありがとう!○○」
「でもホントに俺なんかがプレゼントでいいの?」
「うん!最高の誕生日プレゼントだよ!」
「でも俺はいつでも千奈美のものだよ」
やっぱり恥ずかしいセリフだ…
でも俺にとっても最高の日になった
471プレゼント:2006/05/22(月) 23:19:46.62 0
短いけど終わりです。
何とか間に合ってよかった…
千奈美誕生日おめ♪
472名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 23:20:54.56 0
おつかれ
473名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 23:30:11.13 O
また作品キテル━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
乙です!!
474名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 23:31:01.41 0
ぬあんかきたあああああああああああああああああああああああああああ
チャレンジングスペレッツ多数降臨中ふぇえええええええええええええええええーーーーーーーーー
475名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 23:31:23.51 0
作品来てる━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ジロ見終わったら読みます
作者さん乙です!!!
476名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 23:54:42.09 O
チャレンジングスペレッツって何?
477名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 23:58:52.70 0
「ねぇ、ちょっとこっち来て!」
友達と喋ってた俺に突然声をかけてきたのは同じクラスの嗣永だった。
「え?な、何…?」
「いいからぁ!まぁついてきてよ。」
そういうと俺の制服の裾を掴んでグイグイ引っ張っていく。
「お、おぃ!何なんだよ。」
引っ張られて行く俺を友達はあっけにとられた顔で見つめていた。

「なぁ!どこ行こうっての?」
「別にどこも行かないってば。…あっ!居た居た!千奈美〜!」
一人の女子が振り返る。
「何?桃。どうし…た…?」
千奈美と呼ばれたその子は俺を見ると固まった。
「千奈美〜誕生日おめでと!プレゼント持って来たよ〜。」
嗣永はにやにやしながら言った。
その子の顔がみるみる赤くなる。
「なんで…桃、知って…?バ、バカ!!!○○君のことなんか好きじゃないんだからね!!
冗談はダジャレだけにしてよね!!!!」
そういうと走り去ってしまった。
「あっはっははは!かわいい〜」
嗣永は爆笑している。
俺は意味がわからなかった。
あれ、そういえば何で俺の名前知って・・・?

恋のはじまり
478名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 23:59:00.40 0
乙ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
479名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 23:59:28.34 0
すべりこみセーフ!!
何とか間に合った
480名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 00:00:49.98 0
そこまでしてw
481無題:2006/05/23(火) 00:01:25.91 0
僕の隣の家には僕と同じ日に生まれた女の子が住んでいる
名前は徳永千奈美ちゃん
家が隣のせいか常に一緒に育ってきた記憶しかない
いつも誕生日は僕んちとちー(僕は千奈美ちゃんの事をそう呼んでいる)んちで一緒にパーティーしてる
そういつも一緒に・・・

「ねえ、まこ今日一緒に帰ろう」
僕の名前はまことだから千奈美は僕のことをまこって呼ぶ
「ちーいい加減まこって呼ぶなよ」
「女の子みたいだから?」
ちーは嬉しそうに僕を覗き込んでる
「わかっててやってんだからタチ悪いよな」
やれやれって感じで言うと
「だって、まこはまこじゃん」と目を細めてニコニコしながら答えた
呆れて何も言えない
いつもこうだ

学校に行くと友達がまた恋人出勤ですかとからかう
ちーは「ばーか」って僕の悪友に笑いながらあかんべして自分の席に座る
ちーの周りに友達が寄ってきた
明るくて元気なちーはクラスでも人気者だ
そんなちーと幼馴染だと思うとちょっと自慢したくなる
「おい、お前いまいやらしいこと考えてたろ」
悪友に突っ込まれる
「ち、ちげー」
「赤くなってる嘘付けねー奴だなお前は」
笑いながら俺の肩を2〜3回ぽんぽんと叩く
完全におもちゃにされてるな俺
そうこうしてるとチャイムが鳴って先生が来た
僕は朝の返事をしてないことに今気付いたが
まあどうせ今日は一緒にパーティーするんだからいいかとほおっておくことにした
482無題:2006/05/23(火) 00:01:42.26 0
>>481

なんだかんだで忙しくその後もちーと話をする機会が無く放課後になった
掃除当番を終えると僕はちーに
「さあ、毎年恒例だ一緒に帰ろう」
「えー返事くれないから友達と帰ることにしたよー」
びっくりしたような声でびっくりするようなことを言われた
「えっ?」
「だって誕生日祝ってくれるって言うから断れないじゃんどうせパーティーで一緒だしいいよね」
ちょっと寂しそうな顔になってるのかちーは困ったような声で僕を諭しだした
「い、いや別に俺もあいつらとかえるから別にいいよ」
「聞いてねーぞ」
悪友が平坦な声で返す
「まあなんだ、とにかくもう僕らも6年生なんだからいつまでも一緒って訳にも行かないよな」
とりあえず強がることにした
ふーんって顔しながらちーはとにかく友達待たせてるからって帰っていった

僕は一人寂しく悪友にも裏切られとぼとぼと一人帰ることにした
今迄で一番情けない誕生日だ
くそーこうなったら今夜のパーティーでも無視してやる
とか一人で馬鹿なこと考えながら土手を歩いてると悲しくて涙が出てきた
何で返事しなかったんだろう俺の馬鹿
誕生日に一人泣きながら帰る
最悪だ
483名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 00:01:50.25 0
千奈美…プレゼントはおれだよ
って言ってみてー!!
484無題:2006/05/23(火) 00:01:56.39 0
>>482


「まこはやっぱり女の子だねー」
聴き慣れた声のほうに振り向くとそこにはちーがいた
「まこが心配で断ってきたわよ」
「ば、ばかだな目にゴミが入っただけだよ」
「ふるーい」
ちーはそういいながら僕の肩をポーンと叩いた
5歩ぐらい先に行ったかと思うと急に振り向いて
「これからも誕生日はずーっと一緒に帰ろうね」
優しい笑顔とともにちーはそう言った
僕は迷うことなく
頷いて
そのままちーの手を握って駆け出した
そしてお互いに
「お誕生日おめでとう」と言いあった

終わり
485無題:2006/05/23(火) 00:02:30.40 0
間に合わなかった_| ̄|○

千奈美誕生日の次の日おめでとうw
486名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 00:03:29.88 0
みんな精力的じゃん
487名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 00:04:11.78 0
かぶっちゃってすいません
ぎりぎりアウトですが乙です
488名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 00:04:38.16 0
なんかまた着たああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
また描いて絵えええ絵えええ絵えええ絵ええええええええええええええええええええ
489名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 00:06:23.43 0
>ぎりぎりアウトですが乙です
ワロスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
490名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 00:09:59.62 0
>>481
惜しい
491名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 00:20:05.40 0
久しぶりに盛り上がったな
492名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 00:23:16.71 O
毎日誰かの誕生日だったらこのスレも廃れないのに
493名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 00:34:16.75 O
千奈美はこのスレの原点だからな
何気に伸びる
494名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 00:34:35.92 0
千奈美の誕生日終わっちゃったけど書いていいですか?
495名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 00:40:08.49 0
是非!大歓迎です
496名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 00:43:31.23 0
皆さん乙です!!
497ちなこの一日:2006/05/23(火) 00:50:50.89 0
私の名前は徳永千奈美。
みんなからは、「ニュータイプ」って呼ばれてるんだけど、シャア・アズナブルなのかクワトロ・バジーナなのかはわからない。
成り行きで、ベリーズ工房っていうアイドルグループに所属することになったんだけど、「ベリーズ工房」っていうか「ベリーズ攻防」って感じかな。
今日はいつもより10分も早く目が覚めたから、愛車のサイクロン号の手入れをしながら、鼻歌で「初めてのチュウ」を歌ってたところなんだ。
あ、そうこうしているうちに雅が起きたみたい。
毎朝5時に起きて、みんなを無理やり起こすんだよね・・・。

「朝だぞー! テメェら起きろー! そんなんじゃ農家の嫁にはなれねぇぞー!」
ほら、始まった・・・。てか、誰が農家の嫁になるって言ったんだよ・・・・。
あれで起きないと、鼻に正露丸詰められるから嫌なんだよね・・・。
梨沙子なんて5日連続で正露丸詰められてるし・・・・。
「お! ちなこ今日は早起きだな? どうした?将来が不安で眠れなかったか?w」
「ち、違うよ! たまたま早く起きただけだから!」
たしかにここにいたら将来の不安も出てくるかもね・・・。
今日の食事係りは、桃子と梨沙子のコンビか・・・。胃薬の準備しとかなきゃ。
この前二人が作った夕食では、オムライスとは名ばかりで、ライスを使った形跡すらなかったからなぁ・・・・。
「スクランブルエッグ食べた舞波が、ぶっ倒れたぞ!」
やっぱり食べるのはよそう・・・胃薬なんかじゃ、あの二人の料理には勝てそうにないみたい・・・・。
498ちなこの一日:2006/05/23(火) 00:51:16.64 0

今日はオフだから、午前中はみんなで分担して掃除したり洗濯したりするんだよね。
掃除係りは主にマーサと友理奈とキャプテンと雅。そこに頼んでもないのに梨沙子が着いて行くんだ。
そして、雅ちゃんに殴られて渋々洗濯係りに戻るんだよね。ほんと学習能力のない子だよ。
「よーし、今日も社会のゴミどもを掃除してくるかぁ」
「おー!」
まあ、掃除の意味を履き違えてるんだけど・・・・。
でも、おかげでここ最近犯罪が減ったとか減ってないとか・・・。
残ったメンバーで洗濯をするんだけど、この面子がまともに洗濯を出来るわけもない・・・。
案の定、半分以上の洗濯物が破れてしまった。あとで殴られるんだろうな・・・・はぁ・・・。
梨沙子に至っては、「洗濯は川でするもんだよ!」って言って、川に行っちゃうし。

さあてお昼だ。今日もデパ地下の試食で空腹を満たすんだよね。
またマーサが試食を完食して、怒られてるよ。

499ちなこの一日:2006/05/23(火) 00:51:44.15 0
「ねえ屋上で遊ぼうよ〜」
また梨差子のわがままが始まったよ。そんなの雅ちゃんが許してくれるわけないだろ・・・
「しゃーない、行くか」
え?行くの?なんかみんな嬉しそうなんだけど・・・
ま、まぁ、私も嫌いなほうじゃないからいいけど。

「着いたぞヒャッホーイ!」
「あ、なんかやってるよ」
桃子がまたくだらないもの見つけたな。
ん?よく見たら、ヒーローショーか、よし!でかした桃子。
ここは一番前に陣取って怪人にさらわれる役に抜擢されようじゃないの。
「うわぁ!なにすんだよ!この着ぐるみ野郎!」
あ・・・キャプテンがさらわれちゃった・・・やっぱちっちゃいと子供に思われてとくだよね。
この前もマックで、キャプテンだけオレンジジュースおまけにもらってたしね。
でも、キャプテンさらっちゃうと誰かさんが黙ってないよ。
「佐紀ちゃーん!」
やっぱり・・・・。友理奈が飛び入り参加しちゃったよ。あ〜あ・・・ヒーローまで打ちのめさなくてもいいのに・・・・・。
なんか、子供たちから憧れの目で見られてるよ友里奈・・・・・。

500ちなこの一日:2006/05/23(火) 00:52:36.98 0
気がついたら、もう夕方だよ。
あのあと、友里奈にヒーローショーで是非働いてくれと、関係者からしつこく勧誘されてたのを、雅が一蹴したり
子供たちがお金を払って乗っている乗り物に、さりげなく舞波ちゃんが二人乗りしたり、マーサが乗り物を3台壊したとこでトンズラしてきたり
と、まあ、まだいろいろあったけど、一番すごいのは、UFOキャッチャーにうまい棒のキャラクターのヌイグルミが入ってたことかな?
雅が2万円投資しても取れなかったのを、桃子が100円で取ってしまったものだから、雅が店員に文句言いに言って、7万円受け取ってたっけ?
デパートに来て、お金増やしてる人を始めてみたよ。

さ〜て、家に着いたぞ。辺りはすっかり夜だ。
「よーし、ちなこ達集合!」
『達』ってなんだよ!
「なに?」
まさか、私にメイドの格好させてストリートファイトでもやらせるつもりじゃ・・・・?
それとも、おはスタに一人で出演しろとかいう罰ゲームをやらせるんじゃないだろうな・・・。
嫌だ、あんな朝っぱらかテンションの高い番組に一人で出たくなんかないよ!
「・・・・・おい! 聞こえてるのか!?」
「え!? なに?」
「今日はテメェがお袋のアソコから出てきた日だろうが!」
言いかたにはちょっと萎えたけど、これは誕生日プレゼント?
「千奈美ちゃんおめでとう! 今日は、千奈美ちゃんがティッシュのもくずにならなかったことを祝う日だよ」
いや・・・違うだろ・・・・。
「みんな・・・ありがとう・・・・・」
「さあ、プレゼント空けて見て」
なにが入ってるんだろ? 
501ちなこの一日:2006/05/23(火) 00:53:40.47 0
ん? 毬藻? え、ほかは? スパルタンX・・・・・。ファミコンの本体ないんですが。
これは・・・ジグソーパズルのピースかな?4ピースしかないけど・・・・。
お? これは、最新機種の携帯!・・・・って、店の展示物だよ・・・・。
あとは、ホットペッパーに、ビックリマンシール・・・・本当にびっくりだよ・・・。
ん? 下のほうに紙切れがある・・・・手紙かな?嬉しいことやってくれるなぁ。
どれ、・・・・請求書って・・・・金取るのかよ・・・・・。
しかも600万リラって、円だといくらになるんだよ!!

「さてと、明日はおはスタだから早く寝ろよ! ちなこ一人で出演するからな!これも誕生日祝いだ!」
えええええええええええ!!!! 最悪だl||li _| ̄|○ il||li



                          終わり
502名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 00:54:48.30 0
遅れすぎました
スルーしてやってください
503名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 00:55:07.85 0
なんだとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお








504名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 00:58:12.56 0
松本さんか、乙!!!
505名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 00:58:28.82 O


おはスタ録画予約完了しますたw
506名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 00:59:50.45 0
松本乙
>>505
明日おはスタ出ないだろw
507名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 01:01:15.62 0

ワロタ
508名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 01:48:43.94 0
509名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 02:04:52.07 0
寝る前の保
510名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 02:28:17.50 0
::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:★ノノハ のにゅ?
::::::.ミゝ从*´∇`)つ  
::::::⊂__つノ
のにゅのにゅマン巡回中!
511名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 03:52:37.46 O
512名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 06:02:14.74 O
513名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 07:04:17.30 0
皆さん乙です!!
今から学校行くんで後で読ませていただきます
514名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 08:25:42.32 O
落ちそう
515名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 09:01:37.66 O
516名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 09:23:27.04 0
517名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 10:07:24.53 0
518名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 10:09:13.73 0
519名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 10:17:03.43 O
520名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 11:54:44.70 0
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::::::.\:★ノノハ のにゅ♥
::::::.ミゝ从*´∇`)つ  
::::::⊂__つノ
のにゅのにゅマン巡回中!
521名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 12:35:02.92 0
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::::::.\:★ノノハ のにゅ♥
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のにゅのにゅマン巡回中!
522名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 13:31:02.16 O
保全
523名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 14:20:02.98 0
524名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 14:50:31.56 O
525名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 15:02:31.20 0
526名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 15:57:06.57 0
527名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 16:22:21.69 0
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::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
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マイハマン巡回中!
528名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 16:59:15.35 0
保全
529名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 17:46:00.10 0
530名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 17:51:18.28 O
531名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 18:40:27.70 O
投下待ち保全
532名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 19:36:12.94 0
保全
533名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 19:44:45.78 0
保全
534名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 20:04:23.66 0
何分おきだか分からんけんけど保全
535名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 20:10:17.53 0
60分ぐらいで
536名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 20:41:52.17 0
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::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
537名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 20:42:40.88 0
538名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 21:14:09.40 0
保全の人も乙
539名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 21:34:11.38 0
540名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 22:23:35.37 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
541名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 23:01:14.72 0
542名無し募集中。。。:2006/05/23(火) 23:58:24.55 0
543名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 00:15:09.45 0
復旧した保
544名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 00:39:32.04 0
じょ
545名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 01:13:16.64 O
梅さん誕生日おめ!
ちなこの時みたく投稿祭りあるかな?
546ZB086054.ppp.dion.ne.jp:2006/05/24(水) 01:51:05.18 0
正直な話
547名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 01:52:42.96 0
どうした?
548名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 02:08:31.08 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
549名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 02:34:44.99 0
寝る前の保
550名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 03:28:51.57 0
そっか日付変わって
梅さんか
ハッピーバスデー!!!
551名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 06:02:29.71 O
梅ほ
552名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 07:17:09.54 O
梅さんおめ保
553名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 07:56:57.07 O
梅さんものの作品少ないもんね
期待しちゃおう保全
554名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 08:57:07.13 O
555名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 10:00:43.92 O
556名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 10:34:08.08 0
557名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 11:37:08.14 0
雅はためらう事なく、フェンスに向かう。
怖くて仕方がないのを必死に押し隠すように、1歩1歩と自分の覚悟を噛み締めながら歩く。
『ごめんね、まあ、ちい。こうするしかないんだよ。多分私、死ぬ。だけどアンタたちにはこれ以上迷惑掛けないから。』
気付くと雅の頬を涙が伝う。
『やばい。マジで昔の思い出とか蘇ってきたじゃん、本当だったんだ・・』
雅はどこか他感的に死ぬという事と対峙した。
「何やってるの!!」
その時、とても懐かしい声がした。雅は思わず振り返る。
「まあ!?」
最後にもう一度、会いたいと願ったその人が、そこに立っていた。

558名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 11:37:42.45 0
茉麻は物凄い形相で雅に駆け寄る。
「何やってるのって聞いてるの!!答えなよ!!」
茉麻は力任せに雅の肩を揺する。
「・・・・・・まあ・・私・・私。」
我に帰った雅は全身の力が抜けきり、その場にへたり込む。
「何も言わなきゃ、解んないよ!どうしたの?何があったの!」
それでも雅は、放心状態のまま、ただ呆然と茉麻を見つめる。
「みや?みや!しっかりして!」
再度、肩を抱き寄せると、失禁している事に気が付いた。
ただならぬ事態だという事を茉麻は悟り、もう一人の当事者であろう佐紀に踵を返す。
「佐紀?何があったの?どうして雅がこんな・・・」

落ちかけた太陽が異常なまでに紅く、血を彷彿させるほど不気味に彼女達を照らし出した。

559名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 11:38:12.24 0
「佐紀!答えて!何があったの?あなた達に!」
 
「呼んでもないのに来てくれたんだね。今、茉麻の話してた所、もうこの子、
使えないから、アンタに代わり頼もうと思ってさ・・・。」
普段とは、何かが決定的に違う佐紀の佇まいに、疑問符を抱きながら佐紀との間合いを詰める。
「使えないとか、代わりとか、佐紀の言ってる事、よく解らない。私が解るように話して!」
 
「まあ!帰って!アンタには関係無いから!これは私と佐紀の話なの!」
雅が必死に割って入る。
「関係無くないよ!みやの問題は私の問題なんだよ!友達でしょ!」
茉麻が顔を真っ赤にしながら、雅を制した。

佐紀はなにが可笑しいのか、高笑いをし、雅を見下ろす。
「これは傑作だね。雅が命張って、守ろうとした人が トモダチ だって!
同情するよ!哀れな同性愛者に・・・さてココからが本題・・・」
目の前で、雅の最も怖れた光景が展開されようとしている。
佐紀は、じっくりと勿体つけ、茉麻を追い込もうとしているのが、手に取るように解った。
あの時、自分に矛先を向けたように、ゆっくりと残忍に。
560名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 11:38:37.84 0
「実は、見たんだ・・・茉麻と雅のキスシーン。」
茉麻の顔色が一瞬変わる。
「雅がレズなのは、知ってるけどさ。まさか茉麻までが・・・ね。」
 
「それと、今雅がこんな目にあってる事とどう関係があるの!」
茉麻は怯む事無く、佐紀を問い詰める。
「だから・・・ね?解んないかなぁ・・そうゆうの知れたらさ、茉麻やばいんじゃない?
矢島君だったっけ?私知ってるんだよ。なんでも両想いだとか・・・。
だからさ・・・これから少し茉麻に頼み事とか、するかも知れないからさ、今日はその挨拶みたいな?」

雅は絶望感に打ちひしがれた、自分が命を賭して守りたかった全てが、佐紀の手中にあった事実に、
ピエロでしかなかった自分にただ、打ちのめされた。

「で?佐紀は私に何をして欲しいわけ?私はアンタをぶっ飛ばしたいとゆいたいんだけど。」
茉麻から放たれた一言に2人は唖然とする。
「言いたきゃ言えばって言ってるの!私は確かにみやにキスした、したかったんだもん。
愛しかったもん、みやが。でも、それと一緒くらい矢島が好き!私間違ってる?」
茉麻の澄みきった眼が佐紀を捕らえた。
561名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 11:39:02.74 0
「お母さん・・・」
佐紀は咄嗟に、下ろしたての靴を隠し平然を装った。
「可愛い靴じゃない。」
酒の臭気が佐紀の鼻をつく。
「お母さん、寝てなきゃ・・・気分はいいの?」
佐紀の眼があからさまに泳ぐ。
「気分?いいわよ。財布にお金があればね!」
そう言い捨てたと同時に平手が飛ぶ、そして佐紀は避けることなく、それを受け止めた。
自業自得とゆう言葉が痛すぎるほど身に染みた。
「ごめんなさい・・・お母さん。」
佐紀の懺悔が更に、母の憤怒に拍車をかけた。
立て続けに髪を掴まれ左右に振る、佐紀の小さな身体が人形のように揺られ、とかしたばかりの黒髪が無残に乱れた。
佐紀は、ただされるがままに、母の暴力に身を委ねた。
ブラックミュージックに身を委ねる如く、ただ無心に罪と罰を受け入れた。
562名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 11:39:22.35 0
佐紀は荒川の土手を歩く。
靴紐を懸命に結んでいた「さっき」が、遠い昔の様に思われた。
いや、そんな過去も忘れてしまった程に、佐紀の心は空洞化していた。
佐紀の横を日焼けした男子や、髪が異様に黒光っている同級生等が通り過ぎる。
皆が夏の思い出や武勇伝など披露し、通学路らしい風景をただ遠目に傍観する。
 
佐紀の視界に同じクラスの生徒等が目に入ってくる。
茉麻、千奈美、雅が仲良さげに談笑し時折、雅がおどけてみせた。
「・・・・・・・・・・・・・・」
佐紀は無言に彼女達を凝視し、心の中で囁く。
『目障り・・・・・目障り・・・・・・目障り・・・・』
ただひたすらに、羨ましさを押し殺す様に続けた。


563名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 11:41:29.88 0
夏休みのハードワークがたたり、雅は全ての教科の宿題が未提出のまま、職員室に呼ばれた。
「雅。どうして宿題やってきてないんだ?乾先生も、北先生も心配してたぞ。怒らないから、ね?理由を聞かせてくれないかなぁ?」
担任の坂本がデリケートなものを扱うように、優しく問いただした。
百戦錬磨で知られる、担任の話術に思わず、口が滑りかけたが、寸での所で踏みとどまる。
もはや自分のの問題などどうでもよく、ただ茉麻のシアワセを願い、雅は堅く口を閉ざした
564名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 11:42:53.67 0
それからの雅は完全に孤立する様になった。しかしそれを彼女は孤高であると自らに
言い聞かせ、日々を過ごす様になった。
少なくとも、まあだけは自分を理解してくれている・・そんな存在が雅の支えになっていた・・
565名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 11:43:15.40 0
すごい時間に来たな
お前一体何屋さんよ?
566名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 11:43:47.80 0
佐紀は夜な夜な硝子の前に立つ機会が増えていた。
今日で1週間ぶっ続けで踊り明かしている・・しかも60分を2セット
踊っている時が全ての苦痛から開放されていると信じて疑わない彼女の姿がそこにある。
あぁ帰りたくないな・・そんなことを彼女の背中の無数の打撲痕が訴えていた。
しかし、体中の疲労がそれに勝り、佐紀に帰宅を決断させた・・
恐る恐る自分部屋に着き、ベッドに横たわる、梅雨時には1年前のあの日母親につけられた
背中の傷が疼く。
(あぁ・・お母さん・・死んでくれないかな・・) 気づけば涙が頬を伝っていた・・

明くる朝、佐紀は母と顔を合わす事無く、登校した。荒川の土手で雅を見つけた、
「今日も一人?」と佐紀
「おかげ様でもう、とっくに孤立してるから。」雅が不貞腐れ気味の返事を返す。
「まぁ、そんなカリカリしないで。邪魔な子いるんだけど、また手伝って欲しいんだ・・」
佐紀は踊りに明け暮れている時とは、真逆の、悪意に満ちた笑顔で雅をもてあそぶ。
友理奈は、梨沙子と帰り支度をしながら談笑していた。
以外にも梨沙子が音楽に詳しく、聞いた事もないようなロックバンドの話を
嫌な顔ひとつせず、聞いている。
いつしか友理奈の手の平に梨沙子が、O Z Z Yと悪戯書きしていた。
「すごいね!梨沙子!でどうゆう意味?」
「ブラックサバスっ!オジーは神様!」友理奈は苦笑しつつ関心していた。
567名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 11:46:20.82 0
担任も話に加わり、場を和ませた。
「先生もね、昔フォークに凝っててね・・」 
「ホントーですか?じゃ金八先生も昔はモテてたんですか?」
友理奈が他愛もない質問をする・・
「そうだねぇ・・昔は少しはモテたなぁ先生も・・」
「嘘ですよ!先生は今でもモテモテですよね!?」友理奈を中心に場が和む。
友理奈が教科書を仕舞おうとカバンを開いた瞬間、彼女の顔色が変わった・・
季節外れの苺が友理奈のカバンの中で原型なく潰れていた・・
千奈美は、写真立ての懐かしい写真を眺めている。 そこには、まだ小学生の頃の仲の良い3人組が寄り添っている。 千奈美と茉麻、そして顔をボコボコに腫らした雅びが照れ臭そうにはにかんでいる。

あの頃の記憶が鮮明に甦る。 千奈美は警ドロに夢中になり過ぎ、何時の間にか、隣の学区にまで来てしまっていた。 「どこだろう・・ここ?」千奈美は徐々に不安が募り見知らぬ公園に着いた。
そこには、その学区の子供たちが自分達と同じ様に、遊んでいる。 千奈美は勇気を出し、話かけてみる。「あのぅ。ここはどこですか?遊んでて皆と、はぐれちゃって・・」「なんだこいつ?見ない顔だな。」 千奈美は即座にしまった・・と後悔した。
警察役の雅は、千奈美を見失い、日が落ちるのに連れ、心配が増していた。 (チーの奴、どこまで逃げたんだ?このままだと夜になっちゃうし、ほっとけない。)雅もまた、探す所が無くなり、もしやと隣の学区に足を運んだ。
「おまえ、男か?スカートはいてよぉ!」自分より遥かにガタイがでかく、学年が上だと思われる男子が、口火をきる。 「なんかお前、えなりかずきみたいだ!」金魚の糞がつづく。
千奈美は恐さで、パニックに陥り、ボソボソと一人ゴトしか言えない。 「おまえっ!なんか物真似してみろよ。そしたら、かえっていいからよ!」 とうとう、千奈美が泣きだした。
しかし泣いたことで、それが止むのでなく、泣いたことで、それはエスカレートした。
568名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 11:48:19.04 0
雅は歩き疲れ、休む為、公園を見つけた。
(だめ。もう無理・・チーも多分帰ってるよね。あそこで一休みして、帰ろう)
公園に近づいた時、雅は子供の悪意のこもった歓声を聞いた。
「えーなーり!えーなーり!」鬱陶しく思い。休憩を諦め、公園を後にしようと思った時、
「あっ!いた!」と千奈美の姿を確認した。
「ったく・・面倒だな。」そう一人ごち、雅は公園にむかう。
金魚の糞が前のめりで倒れた。
何が起きたかわからないまま、千奈美はそこにいる知った顔に気づく。
「雅?」
「あんたら!ウチの仲間よくも泣かしてくれたねっ!」
雅のバックブローがさらにジャイアンの顔を撃つ。
雅はケンカの術を熟知していた。相手に考える隙を与えないこと、勢い至上主義でいること。
鼻を押さえ涙目のジャイアンの股間をさらに撃つ。
しかし、数的不利は明らかで幼い雅はすぐさま返り討ちに遭う。
髪を捕まれ力任せに地面に叩き付けられると、男子達から蹴りの洗礼を受けた。
口から赤いモノを流しながら、さらに雅はジャイアンの脚にしがみつく。
「千奈美にあやまれっ・・」
力ではどうしても勝てない相手に、雅は喰らいついて放さない。
「なんだよっ!こいつ!おまえらなんとかしろっ」ジャイアンは恐怖で顔が引き攣った。
仲間たちが、雅を引き離し蹴り続けた。
「ちょっ・・死んじゃう!」千奈美は自分にできる事は・・と、瞬時に思い助けを求め一目散にダッシュした。
千奈美は須藤飯店に着き、大急ぎで茉麻を連れ出した・・
公園まで猛ダッシュで駆けたどり着くと雅が顔中を腫らしながらも、勝者の佇まいでそこに立っている。
周りの男子8人全てが股間を押さえ、のた打ち回っていた。
「今日はここで勘弁してやるけど、文句があるなら、いつでもきな。」雅はジャイアンの胸ぐらを掴み、吐き捨てた。
569名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 11:50:12.41 0
「みや・・だいじょうぶ?」雅の顔を見て、とても心配する。
千奈美はまた、泣きだした「ありがとう・・私が・・こんな所に来ちゃったから・・」
「別にチーの為でもないし、チーの所為でもないから。」雅は照れ臭そうに淡々としている。
「千奈美、一つだけ、アンタに言うけど、これからは絶対泣かないって、私に約束して。何時までも、チーの傍に私がいるって思ってちゃ駄目!
女が泣いたら世界中の男に馬鹿にされちゃうんだから。」
「アンタは笑ってる時が一番、イケてんだから!」
「うん。わかった!ウチもう泣かない。約束する!」茉麻は、雅の芯の強さと、心の暖かさに、貰い泣きした。
「あっ、まぁが泣いてる!」
「まぁまで・・んじゃ罰として野菜ラーメン!」公園では蝉が鳴いていた。
須藤飯店は賑っていたが、茉麻の部屋まで上がり、傷の手当てをして貰っていると、
茉麻が3人分の、バター野菜ラーメンを軽々と、運んできた。
「野菜のせ過ぎじゃない?茉麻。」雅は、口中が切れているにも関わらず、とても幸せな顔をしている。
「お野菜は私が作ったんだからねっ!文句ゆうなと、ゆいたい!」
「あぁ・・安心したら、お腹すいたね! 延びないうちに食べよ!」
  
そして3人は、キレイにそれを平らげ、芸能人の会話や、お笑いコンビ名だとか、他愛もない話を夢中でしていた。
「じゃ、千奈美、そろそろ帰ろうか・・まぁ、ご馳走様!」
「なんか、今日、雅大変だったけど、おかげで雅の事、少しだけ解ったきがする・・」と茉麻。
「あっ!使い捨てカメラ、あと3枚で終わるし、写真、皆で撮ろうよ」
嫌がる雅を無視し、彼女を、中心に、千奈美と茉麻が、並ぶ。
「1+1はーーっ!?」
雅は照れ臭そうに、はにかんだ・・・・
〜7月 桃子編〜 鬱陶しい梅雨空が嘘の様に消え去り、夏がジリリとそこまで来ていた・・・
クラス中が浮き足立つ中、一人浮かない顔で、嗣永桃子は、思いふけっていた。(また、落ちたかなぁ・・これで5度目かぁ・・桃のどこに非があるんだろう・・)桃子は先日受けた、オーディションの事を憂い、溜め息をもらした


570名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 11:55:41.77 0
帰宅し、まず母から、青い封筒を手渡された。
「また・・薄い・・」封筒の厚みがオーディションの結果を残酷なまでに、物語る。
乱暴に青封筒を開け、中身を確認すると、残念ながら・・から始まる、例の事務的な文字の羅列が、そこにあった・・
桃子は5度目にして、初めて悔し涙を流した。
気分の善し悪しに関係なく、すなっくももが開店した。
いつもなら、自然に客に対して笑顔を振りまけるはずが、客のオヤジギャグにも笑顔を引きつらせる。
そんな気持ちのままいると、当たり前の様に失敗はついてきた。
CDシングルの三曲目に必ず、カラオケが入ってるように・・
ガシャーン!!桃子が、グラスを倒す。
「あぁいいよ、気にしなくて・・」常連客が愛想良さげに振舞う。
「まぁ・・すみません・・桃もちゃんとお詫びしなさい!」桃子の母が桃子に謝罪を強いる。
「・・・・もすいません・・・」声すら出ないほど、桃子のストレスが募る。
「ほんと、すいませんねぇ・・この子がボーとしてるもんですから・・」
「ママ、もういいじゃない。桃ちゃんも勉強のしすぎで、疲れてるんでよね?」
酒臭い息が桃子にかかる。
「・・・解ってないくせに・・みんな私の事なんてなにも解ってないくせに!!」
とうとう桃子のダムが崩壊した。
「大人だからって、なんでも物分りいいフリしちゃって!むかついたら、そう言えばいいじゃない!」
「桃子!お客さんよ!なんて口利くの!」
「お母さんだって!なんでも我慢しちゃって!言いたい事あるなら、桃にそういってよぉ!」
桃子の感情はもう自分ですら、抑えが効かない位置まで高まっていった・・
「みんなダイキライ!・・・」
桃子は気付くと店を飛び出していた・・
勢いよく飛び出したはいいものの、桃子は完全に、行き場を失っていた。
親しい友達ができず、桃子もまた、雅と同じく一人だった。雅が孤高であるなら、桃子は異端の人であった。
(今日も佐紀ちゃん、踊ってるかな??)
桃子は自分と同じく、なにかに没頭する彼女の存在を思い出し気が付くと、佐紀の居場所へ足を向けた。
571名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 11:59:01.52 0
9月に入ると、残暑はまだ続くものの、日の入りは、早くなる。
真っ赤に燃えている夕日を眺めながら、雅は往生にて、佐紀を待っていた。
胸ポケットには、彼女の夏の全てが、味気ない銀行の封筒に収まっている。

錆付いた扉が開くと、取引の相手がこちらに向かい、ゆっくりと歩をつめる。
西日のせいか佐紀の表情に影ができ、佐紀の心の闇を鮮明に照らし出す。
その威圧感に圧倒されつつも、雅は本題を持ち出した。
「見たんだ・・あんたと茉麻、キスしてたでしょ・・・」
雅の顔中の血の気が一気に引き、軽い目眩を覚える。
「なんか、すごく面白くなってきたね・・雅。あんたもういいよ。自由にしたげる。
日記も、ほらっ!」そう言うと、日記を放り投げた。
雅のあからさまな狼狽ぶりが、佐紀の心の闇を拡張させる。

「そんな・・・ここまできて・・・お願い・・アイツには関わらないで!
私、なんでもするから!まあだけには・・・この通り・・」
雅は完全に敗北を認め、佐紀の前で土下座をした。
「なんでもね・・・じゃあここから飛び降りなよ。そしたら全部無かった事にしてあげる。」
一瞬、雅は言葉を失うが、茉麻の幸せに満ちた笑顔を思い、無言で頷いた。
「わかった・・・だから、まあにだけは・・」
「約束するよ。見せてもらおうじゃない・・愛の力だっけ・・証明してみてよ。」
もはや佐紀は修復不可能なまでに壊れ荒んでいた。
「約束の、ほら!」
雅はおもむろに封筒を差し出す、錯覚などではなく佐紀の表情は雅の知るそれとは、
まるで別人のものであった。
「ゴクリ・・・」
あまりのプレッシャーに雅は固唾を呑む。
「ふぅん・・・本当に集めてきたんだ。すごいね・・・愛の力?こうゆうのって・・・」
佐紀は口の両端を吊り上げ、艶を失った眼で雅を見据える。
「なんかさ、気・・変わった。別にいらないから。こんなもの。」

572名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 12:02:45.41 0
すいません続きます
573名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 12:16:49.75 O
キテル━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
574名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 12:19:40.30 0
キタ━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)ノ━!!!
575名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 12:46:03.09 0
長いよ
576名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 12:51:18.00 O
鬱になりました
577名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 13:13:50.90 O
明るい作品読みたいな
578名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 14:02:07.42 0

579名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 15:00:30.66 0
保全
580名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 16:27:20.29 O
581名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 16:37:17.98 O
羊と狼両方で書くんですか?
582名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 17:55:11.33 O
保全
583名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 17:55:24.95 O
584名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 18:31:30.19 0
乙ほ
585名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 18:58:13.66 0
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::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
586名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 19:10:40.37 0
きつううううううううううううるううううううううううううううううううう
587名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 19:57:18.64 0
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マイハマン巡回中!
588名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 20:28:41.07 0
589名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 21:38:38.73 0
590名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 21:41:44.10 0
591名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 22:30:30.65 O
保全
592名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 22:47:26.56 0
梅さん人気ねーな
593名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 23:34:39.60 0
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マイハマン巡回中!
594名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 23:44:16.53 O
落ちそうだから上げます
595名無し募集中。。。:2006/05/24(水) 23:48:50.92 0
596名無し募集中。。。:2006/05/25(木) 00:09:42.99 0
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597名無し募集中。。。:2006/05/25(木) 00:35:26.58 0
598名無し募集中。。。
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