もしも新垣と亀井がちょっぴりHな幼なじみだったら2
1 :
名無し募集中。。。:
2 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 13:04:51.47 O
ににに
3 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 13:04:52.38 0
作者さんきてくれてたのに落としてスマンカッタ
4 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 13:08:18.93 O
1乙
5 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 13:13:56.24 O
おまいら人が仕事してる間になんてことをorz
6 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 13:24:34.86 0
落ちてたのかよちくしょぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
前スレ最後の方更新あった!?前スレ346までで落ちてるんだが!!
7 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 13:44:07.74 O
今度は落とさねぇ保全だゴルァ
目当てのスレが軒並み落ちてるんだが・・・
9 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 14:15:21.91 0
前スレは375までなら取得していた
10 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 14:16:17.17 0
俺は370までだ・・・
11 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 14:21:12.86 0
専ブラ使いは何というかアレだな
12 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 14:45:32.75 0
>>6 375まであったのかよ!!てことはもしかして更新あったの?
貼ってくれ!!是非貼ってくれ!!
13 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 15:46:54.63 0
362 名前:286[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 01:49:23.77 0
藤本さんの家からの帰り、私たちは大量の本をもらって帰っていた
「これ友達からもらったやつだけどさ。あげるよ。あっ別に美貴が読んでたわけじゃないからね!」
「これ重いよぉ・・・」
「何冊あるのぉ?これ」
紙袋いっぱいに四つ。まさに大量。でも今の私たちにとってはありがたい重みかも
・・・・・・・・・・
「おーすっごいこといっぱい書いてあるよぉ」
「・・・」
「ちょっとガキさんまた気絶しないでよぉ」
「うん。ちょっと今ギリだったかも」
でも書いてあるのは男の子に告白とか私たちが期待してたことは一切書いてなくて
「男の子ってバナナを食べてる女の子に興奮するんだって」
「へぇ〜こっちにはフランクフルトを食べればいいって書いてあるけど。」
「これホントなの?なんか胡散臭いよ?」
「んーどうなんだろ?」
「信用していいのかな?」
「わかんない・・・」
14 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 15:47:12.08 0
364 名前:286[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 01:50:45.75 0
一時間後・・・
「ねぇガキさん?」
「ん?」
「気絶してない?」
「いまんとこは」
さらに二時間後・・・
「ねぇガキさん?」
「ん?」
「そろそろ寝ない?」
「うん。ここだけ読んだら」
さらに三時間後・・・
「ねぇガキさん?」
「ん?」
「夜が明けてきたよ?」
「あーホントだ」
「結局一晩読んでたね」
「うん。結局ね」
15 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 15:47:28.66 0
365 名前:286[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 01:51:05.64 0
「おはよー」
「うん。おはよー」
「おはよー」
「珍しくテンション低いなお前ら」
「んーまぁちょっとね・・・」
「色々あってね・・・」
極度の睡眠不足を引きずりつつも学校終わりにバナナを買うことと授業はすべて寝ることを硬く決意した二人であった。
366 名前:286[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 01:57:19.26 0
本当は43氏が帰ってくるまでのつもりだったけども
せっかくなので続けてみる。
上で名前を間違える凡ミスをしてしまい正体がわかった人も解らん人もいるだろうけど
今しばらく私の話にお付き合いを願います・・・
16 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 15:47:46.07 0
367 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2006/05/02(火) 01:57:47.56 O
と言ってるそばから更新キタ━━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━━ !!
368 名前:名無し募集中。。。[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 02:03:15.85 0
>>366 貴方最高ですよ。(*´Д`)ハァハァ是非この後も続けていってください
369 名前:名無し募集中。。。[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 02:29:43.18 0
>>366 文体で十分バレバレ
370 名前:名無し募集中。。。[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 03:28:04.05 O
>>366 乙です
他スレでも執筆なさってるのでしょうか?
ちょっと読んでみたかったりするw
371 名前:名無し募集中。。。[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 05:35:56.20 0
乙〜
372 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2006/05/02(火) 06:29:23.89 O
俺も読んでみたい
373 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2006/05/02(火) 07:32:33.68 0
女子高生のエロ本研究本スレ
375 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2006/05/02(火) 10:17:29.19 O
ガキエリと3人でAV鑑賞キボン
17 :
●:2006/05/02(火) 15:48:07.47 0
ここまで
18 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 15:51:19.29 O
GJ!
19 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 15:57:34.00 0
20 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 16:06:50.74 0
ほ全です
22 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 16:48:49.22 O
万が一に備えて羊にもスレ立てておいた方がいいんじゃない?
23 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 17:01:00.89 0
24 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 17:06:57.90 0
新狼に新垣亀井スレの避難所があるよ
25 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 17:22:10.17 O
ほぜん
26 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 18:06:57.56 0
27 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 19:13:20.29 0
もしも新垣さんと亀井さんに同時に告知されたら
28 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 20:28:56.74 0
保全
29 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 21:21:21.19 0
ho
30 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 21:22:18.20 0
保全
31 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 22:05:23.99 0
ze
32 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 22:55:49.95 O
ほっこり保全
33 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 22:57:19.63 O
保全
34 :
名無し募集中。。。:2006/05/02(火) 23:48:50.26 O
お前ら今度こそ絶対落とすなよ、二度目はないぜ
前スレの続き
◇
里沙は帰宅するなり、部屋に閉じ篭った。
机にかじりついては積み重ねられた本に目を通し、スピーカーから爆音で鳴る音楽に耳を傾ける。
何も遊んでいるわけではない。
すべては明日からの作戦を立てるためだった。
里沙には小学生の頃から陶酔しているアイドルグループがあった。
そのグループの歌には男女間の仲を唄ったものが多く存在する。
切ない片想いから甘ーい恋愛、倦怠し微妙な距離が生まれる二人、その先に待ち受ける別れなど、その形は様々だ。
驚くべきことはそれらの楽曲のほとんどが、ある一人のプロデューサーによって創り出されていることにある。
おそらく、彼はこの世の中に存在するありとあらゆる恋愛のケースを研究し、熟知している。
そうでもなければ、たった一人の人物の頭の中から、これだけ多くの恋愛にまつわる歌を生み出すことはできないだろう。
そう、すなわち彼は恋愛マスターなのだ。恋愛求道者なのだ。
だからこそ里沙は確信していた。
彼がこの世に生み出した音楽、歌詞、著書、さらにはTV、ラジオなどのメディア露出。
それらの中に、きっとこの戦いを勝利へと導くヒントがあるはずだと。
里沙は今、そのヒントを得るべく、血眼になってそれら著作物を漁っているのだ。
探索の範囲は彼自身だけでなく、彼がプロデュースしたすべてのアイドルまで及んだ。
「里沙ー、CDのボリューム下げなさーいっ!」
ドアの向こう側から聞こえる母の小言など、今の里沙には届くはずもなかった。
◇
―――翌日。
「新垣のほうから一緒に勉強しようだなんて、珍しいね」
「だってもうテスト近いでしょ?
それに私たちだってそろそろ3年生なんだよ?
ちゃんと勉強しなきゃー。 ほらー、べんきょー、べんきょー♪」
放課後の図書室。
普段は人気もなく閑散としているのだが、試験のシーズンが迫っているせいか、本日はそれなりの賑わいをみせている。
里沙は昼休みのうちに、放課後一緒に試験勉強しようと彼を誘い出していた。
すべては昨晩に立案した作戦を実行するため。
その作戦名、『絶対解ける問題 X=♥ 』。
そう、この勝負は”絶対解ける問題”といってよいほど簡単なものだったのだ。
里沙が昨晩そのことに気づいたときには、その単純さに笑いが止まらなかった。
「じゃあさっそく始めようー♪」
「おー」
長机に向かい合うように腰掛けて、さっそく作戦がスタートした。
とはいうものの、実際に作戦行動に出るのはもう少しあと。
それまではどうにかしてこの図書室の空気に耐えなければいけない。
教科書をなんとなーく開いてはみたが、ものの10分で限界が訪れた。
しかたなく、里沙は地図を見て時間を潰すことにした。
ふむふむ、飯田さんの歌ってたエーゲ海はここにあるのか。
おっ、シンガポールは後藤さんが歌ってたなあ、……トランジットの意味はよくわかんないけど。
…え゛っ! …これはいったいどんな島なんだろう。
「ガキさん、何してんの?」
「うぇっ!? べっ、別にエロマンガ島について考えてなんかないよ!
…って、カ、カメ〜!?」
長机の陰から、いきなりぬっと現れた絵里。
疑惑の視線でじっと里沙を射抜いている。
「ねー、何してんのー?」
「な、何って、勉強だよ! うん、べんきょー!」
「そうは見えないけどなー」
「今は休憩してたの! これからまた取り掛かろうと思ってたところなの!」
「ふーん。 …じゃあ絵里も勉強する! …いいよねー?」
絵里は里沙から彼の方へと、覗き込むように視線を移した。
「うん、もちろん。人数多いほうが張り合いがでるし」
彼が、そう優しく答えるのを聞いて、里沙は少し頬を膨らませた。
が、これは丁度いい、とすぐに考え直す。
どうせなら絵里には証人になってもらおうと思った。
絵里の目の前で、今から彼に愛の言葉を言わせてみせる。
それはまるで魔法のように、至極簡単に。
里沙の口元がニヤリと妖しく歪んだ。
41 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 00:27:42.34 O
43氏キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
この特有の空気感……最高です!
もう一方の作者さんの作品もメチャメチャ楽しく読ませて貰ってます!
42 :
まとめの人:2006/05/03(水) 00:34:04.27 0
作者さんおつです
前スレ落ちちゃったんですね
まとめ更新しときました
44 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 00:37:44.04 0
45 :
286:2006/05/03(水) 01:25:06.59 0
>>1そして43氏乙。
前スレ370(ここの
>>16)
昔狼で書いていたことはありましたが、今は落ちて続いてもいません。
新狼にスレ自体の避難所がありますが私のは乗っていないようで・・・
同時告白スレ6の432、433が私の話だったりします。
さて、書き始めますかね
47 :
350275000070080:2006/05/03(水) 01:55:46.44 O
ワクワクさん
49 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 02:58:02.68 O
保全しとくか
50 :
286:2006/05/03(水) 03:13:27.44 0
「お母さんたち今日から旅行行ってくるから」
GWだ。といっても今日は平日だから俺は学校に行かなくちゃ行けないけど
どうやら親は亀井、新垣両家と旅行にいくらしい。つまり五日間自由に過ごせるわけだ。
「寂しかったら絵里ちゃんと里沙ちゃんに来てもらいなさい」
「寂しかったらって・・・小学生のお留守番じゃないんだから。」
それに17歳の高校生の女の子二人がGW中に男友達と一緒にいるわけもないだろう。
まぁ一人でゆっくりとさせてもらうさ。
「おっはよー♪母さんたち旅行でしょ?今日からそっちに泊りがけで遊びに行くからね♪」
「わたしもー五連休か・・・何して遊ぼうかな」
これは神様が与えてくれた大チャンス!!!
こんな状況だったら否が応でも仲が発展するってもんでしょ?
「予定とかないの?友達と遊ぶとか」
「あっ偶然みんなに断られちゃってさ。ねぇ〜ガキさん」
「うんそうそうみんな予定あるって」
もちろん友達の誘いを全部蹴ったのは言うまでもない
「あーそうですか・・・まぁいいですけどね」
51 :
286:2006/05/03(水) 03:13:58.44 0
夜。
学校から帰ってきた後適当に晩飯を食べ俺は一人の生活を満喫していた。
これが五日続くと考えたら・・・
「「おじゃましまーす♪」」
そういうわけにもいかないか・・・
「いらっしゃい」
「うん。これレンタルしてきたからみんなで見よ」
青い袋をぶら下げながら言う
「何借りてきたの?」
「マトリックス三部作ー」
「また長いものを・・・」
「早速見よ」
・・・・・・・・・・
六時間後・・・
「うわっもうこんな時間じゃん。」
「ホンとだーじゃあ早くもう一本見よ」
「はぁ?まだあんの?」
「ターミネーター三部作・・・」
「付き合ってられん!俺もう寝るから」
「えー見ようよー」
「無理無理。眠いから・・・じゃあ寝るときくらい家帰れよ。」
「はいはーい」
「寝るって」
「じゃあ作戦Dで・・・」
52 :
286:2006/05/03(水) 03:14:25.80 0
あー眠い・・・俺はすぐに寝付いたらしいがベッドに違和感を感じて目が覚めた。
「ん・・・?!!!!!」
なぜだ!!!なぜ亀井が俺の隣で寝ている!!!
一瞬で目が覚める俺。頭は混乱している。
でもまだ何か・・・
亀井を避けるため寝返りを打つと反対側には新垣がすーすー寝息を立てていた
二人に囲まれた俺・・・据え膳食わぬは何とやらというが・・・どうする!どうする俺!
・・・・・・・・・・
「ガキさん起きてる?」
「うん。起きてる」
「何にもされなかったね」
「されなかったね」
「しかも下行っちゃったしね」
「まぁ・・・らしいかもね」
「ウヘヘ♪ほんっとにね」
「でもさぁ・・・」
「ん?」
「ここでなんかしたら私好きになんてなってなかったかも」
「絵里も・・・だから好きになったのかもね」
「じゃあもうねよっか」
「うん。明日は朝から作戦Eね」
「わかった〜じゃあおやすみ」
「おやすみー」
53 :
286:2006/05/03(水) 06:08:16.01 0
人いないんですかね・・・
怖いんで自ら保全
>>50ー52
お泊まりキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
286氏乙です!
ああ!俺もこんなGW過ごしてー!
55 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 06:32:38.28 O
うおぉおあああああああああああああああっっ
気づいたら作者さんが二人も更新してるぁあああああっっ
>>43氏
帰ってきてくれたんですね・゜・(つД`)・゜・僕は嬉しいです
相変わらずクオリティの高い作品を提供してくれて感謝です
>>286氏
更新&保全あざーす!!!
貴方の作品で毎度毎度勃起させてもらっている者ですおはようございます
なんというか貴方の作風は絶妙なエロスがあり情景を想像しやすく妄想癖のある私にはたまりません
これからも世界の性犯罪抑止の為、国の為、人の為、ヲタの為、いや、俺の為にも是非とも続けてください!!!
乙〜
58 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 08:25:08.65 0
おつんつん
59 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 10:13:13.16 O
おはよう保全
60 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 10:27:53.28 O
最初から見たかった
61 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 10:43:53.45 0
エロエロヌチュヌチュキボン
62 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 10:50:41.57 0
ガキさんの激エロ小説っていままでにありましたか?
それは最高でしたか?
63 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 11:00:21.89 0
>>62 ガキさんだけじゃないのならあった 最高だった
えりりんの激エロは最高
64 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 12:14:37.81 0
保全だよ
65 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 13:13:29.70 0
エリザベート
66 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 14:15:06.44 0
亀
67 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 14:48:19.93 O
えろりん保全
うむ
70 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 16:24:57.46 0
ちょっぴりHな展開をお願いします
71 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 17:11:54.98 0
うm
72 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 18:01:43.57 0
落とさん
73 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 18:36:47.76 O
ほぜん
74 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 18:44:44.24 0
携帯も乙カレー
えっちな亀ちゃんの小説はどれ?
76 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 19:45:15.92 0
>>63 スレタイ教えて
できればログのうpも頼む
77 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 20:40:10.85 0
ほ
ze
79 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 22:14:45.54 O
ん
カメマメ
81 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 23:05:52.28 0
ガキさんのエロなんてくのいちあややくらいしか見たことない
亀エロはけっこうあるような気がする
83 :
名無し募集中。。。:2006/05/03(水) 23:39:04.66 0
さて、今日は更新があるのだろうか
とりあえず期待して待とう
陰謀に満ちた放課後の勉強会。
彼がコツコツと真面目に問題集と向き合っている傍ら、
里沙と絵里は勉強してるポーズを取りつつお互いを監視しあっている。
そんなこんなで小一時間が経とうとしていた。
彼はシャープペンシルを机の上に転がすと、大きな伸びを一つした。
里沙は彼のその仕種を目ざとく捉えて、いよいよ作戦の発動を試みた。
「ねえ、そろそろ頭疲れてこない?」
「ちょっとね」
「じゃあさ、気分転換に韓国語勉強しない?」
「韓国語?」
「うん、最近、映画とか見ててはまっちゃってね、今、勉強してんの」
「へー、面白そうだなあ」
彼が無警戒に関心を示すのをみて、里沙は内心ほくそ笑んだ。
勝ち誇ったように横目でチラリと絵里のことを見やる。
悪いね、カメ、この勝負もらった!
勝負の世界は時に残酷なのだ!
「じゃあ、私に続いて発音してみてね」
「うん、分かった」
「チャルモッケスムニダー♪」
「ちゃるもっけすむにだー♪」
「うん、それは”いただきます”っていう意味なんだよ。じゃあ次、チャルモゴッスムニダー♪」
「ちゃるもごっすむにだー?」
「それは”ごちそうさま”ね。 んーと、次はね…」
リズムよく続けられていく韓国語レッスン。
しかしそれが里沙の仕掛けた罠であることに誰も気づかない。
ただ一人、里沙だけが、餌に食いついた魚を徐々に引き揚げているような快感を覚えていた。
そして、いくつかの単語をリピートさせた後、里沙はとうとう勝負を決定付けるクリティカルワードを繰り出した。
「サランヘヨ〜♪」
「さらんへよ〜♪」
「…言ったね? 言いましたね?」
確認するように彼の顔を指差しながら、里沙は心の中でガッツポーズを作った。
「念のためにもう一回、サランヘヨ〜♪」
「さらんへよ〜♪」
「もひとつおまけに、サランヘヨ〜♪」
「さらんへよ〜♪」
…はい、勝った!
里沙は再び勝ち誇った目で絵里を見やった。
一方、絵里のほうは何が何やらという表情で眉をひそめながら里沙を見返す。
そんな二人の無言のやりとりなどまったく知る由もない彼は、呑気に里沙に尋ねた。
「ねー、今のはどういう意味なの?」
「ふふっ、知りたい?」
「うん」
「今のはね―――”愛してます”っていう意味だよ♪」
「ふーん」
そう、彼に”愛してます”という言葉を言わせたのだ、しかも三回も。
これは昨日、FC限定DVDの「AYAKAのとつげき英会話」を見ていて思いついた作戦だった。
いやー、実に簡単なことだった。
こんなにもあっさり勝利条件を満たせるとは、まさに”絶対解ける問題”。
里沙が一人悦に入っている横で、ようやくなんとなーく里沙の意図を把握した絵里。
しかしその表情は心底呆れたような顔だった。
責める、というよりむしろ可哀想な人を哀れむ視線で里沙を見る。
ため息を深くついてから、小声で里沙に耳打ちした。
(…ガキさん、分かってると思うけど、それノーカンだから)
(えー、なんで? 言わせたじゃん! ”愛してます”って今言ったじゃん!)
(…そんなのダメに決まってるでしょ)
(あー、やっぱり”好きです”じゃなきゃダメ?)
(そういう問題じゃなくて…。 だいたい”好きです”って韓国語でなんていうか知ってるの?)
(もちろーん♪ ……って、あれ? んーと、えっ? ……何だっけ?)
(…どっちにしろダメじゃん。 それに絵里が言いたいのは心の問題なの。
今のはただ言わせただけでしょー。 そんなの認められません)
目の前であからさまに繰り広げられているナイショ話に、彼は首を傾げた。
「ねー、二人で、何コソコソ話してるの?」
「「ぎくっ! こ、こっちの話!」」
同時に慌てて振り返りながら、同時に同じ言葉を言う二人。
(とにかく、今のはダメだからね!)
絵里は最後にそう釘を指して里沙の耳元から口を離した。
一見、ルールの穴をついた見事な奇襲戦法であったかのように思えた。
しかしそれは、大会の運営委員会によって残念ながら反則と判断されてしまった。
時代を切り開くのはいつだって皆が気づかない盲点を突くような斬新な発想なのに、
それが認められなかったことに里沙はえらく憤慨していた。
…まあ、少々強引過ぎる作戦であることは、里沙もうすうす感づいていたところではあるが。
だがここでめげている場合ではなかった。
こんなこともあろうかと、里沙は予備の作戦を用意していたのだ。
できることならこの作戦は使いたくはなかった。
その理由はただ一つ。
単純に”恥ずかしい”からだ。
しかしながら、メインの作戦が座礁してしまった現状ではなりふり構っていられない。
予備の作戦を発動するために、里沙はおもむろに制服のブレザーのボタンに手をかけた―――。
寸止めですか_ト ̄|○
94 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 00:37:28.28 0
43マー!
95 :
まとめの人:2006/05/04(木) 00:46:15.91 0
おつですw
96 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 00:50:20.48 0
>>92 乙です!!今から読みますがなんかエロ来たっぽいすね!!ちくしょう!!勃起した!!
98 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 01:40:49.83 0
うむ
100 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 03:08:27.52 0
ほ
101 :
286:2006/05/04(木) 03:36:25.67 0
トントントントントン・・・・・・
んー?何の音だ?
「あっあなた起きたの?」
「んー?にいがき?」
「やだ〜もう里沙でしょ♪あ・な・た♪」
俺いつの間に新垣と結婚してたっけ?
「ほら〜もうご飯出来ちゃうよ?起きて起きて」
「今行くよ」
「ほらお寝坊さんなんだから〜でも昨日激しかったから無理もないか」
「何が?」
「そんなこと女の子の口から言わせないのっ!ほら食べて食べて」
「うん。あーおいしそうなにおいが・・・」
しない。うん。まったくしない
どちらかというと異臭がするんだけども・・・
102 :
286:2006/05/04(木) 03:36:40.81 0
「亀ぇ!ちょっとなんでこんなの入れたの!」
「えーだっておいしそうじゃん」
「ほらふきこぼれてるじゃんか!」
「わっどうしようガキさん!」
「そんなこと言われたってわかるわけないでしょ!」
「何やってるのあんたら?」
「うわぁ!ちょっとーいきなり声かけるのはナシでしょ!」
夢か・・・どうりでさ
「で、何やってるの?科学の実験?」
「料理に決まってるでしょ!朝ごはん作ってるの」
ほう。料理ですか。そういえば一応女の子だもんな。料理ぐらい出来るか・・・
にしてはどう見ても科学の実験にしか見えないんだけどな・・・
・・・・・・・・・・
「はい完成〜♪食べて食べて」
「なぁ亀井に新垣。お前ら錬金術使えたっけ?」
「はぁ?何言ってるの?」
目の前に出された料理?(疑問系)はいったいどうやって作ったんだろうか・・・?うちにこんな材料があったのだろうか?
「ほら食べようよガキさん」
「うん・・・うぇ?味がない」
「えぇーうそーどれどれ?・・・あーりんごジュースの味がする!」
「えーそんなの使ってないし」
「でもするってー」
これ食べて生き残れるかな俺・・・
103 :
286:2006/05/04(木) 03:38:11.01 0
短いですけど・・・ご勘弁を
元気が残っていたらまた書きます
乙です
それにつけても101はガキさんフラグが立ったと見て宜しいですかな
ガキさんが作ると何でもリンゴジュースの味がするのか
h
o2-
z
109 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 08:09:26.68 O
乙っす!!101で朝一からギンギンに勃起した!!
110 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 09:27:38.72 O
ほぜん
111 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 11:27:33.88 0
危ない
うむ
113 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 12:20:43.30 0
いい感じに作者さんきてるな
115 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 14:11:20.85 0
一応保全しておくか
116 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 15:07:06.31 O
保全
ほ
118 :
softbank220021111029.bbtec.net:2006/05/04(木) 15:12:06.02 0
メ _|\ _ ヾ、
メ / u 。 `ー、___ ヽ
/ // ゚ 。 ⌒ 。 ゚ u / つ
/ //u ゚ (●) u ゚`ヽ。i l わ
l | | 。 ゚,r -(、_, )(●) / ! ぁぁ
ヾ ! //「エェェ、 ) ゚ u/ ノ あぁ
// rヽ ir- r 、//。゚/ く ああ
ノ メ/ ヽ`ニ' ィ―' ヽヽヾ ぁあ
_/((┃))_____i |_ ガリガリガリガリッ
/ /ヽ,,⌒) ̄ ̄ ̄ ̄ (,,ノ \
/ /_________ヽ \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_|\ _
/ u 。 `ー、___ ヽ
/ ゚ 。 ⌒ 。 ゚ u / つ
/u ゚ (●) u ゚`ヽ。i わ
| 。 ゚,r -(、_, )(●) / ぁぁ
il ! //「エェェ、 ) ゚ u/ あぁ
・ 。 || i rヽ ir- r 、//。゚/ i ああ
\. || l ヽ`ニ' ィ―' il | i ぁあ
゚ヽ | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ダンッ
。 ゚ _(,,) すまねえな (,,)_ / ゚
・/ヽ| |て ─ ・。 :
/ .ノ|________.|( \ ゚ 。
 ̄。゚ ⌒)/⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヽ\  ̄ 。
119 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 15:42:03.49 O
くのいちあややのガキさんのエロってガキさんを裸にしてハケ水車に乗せてとかそんなのだっけ
( ・e・)
121 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 17:19:56.90 O
ほ
122 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 18:09:32.94 0
ぜ
123 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 19:11:25.44 O
ん
124 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 19:11:58.95 O
乳
首
126 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 20:24:04.90 O
引
127 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 21:00:54.46 0
>>119 なんだその1行だけで俺のチンポをギンギンにさせるレスは
128 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 21:04:14.65 0
ハケ水車いいねw
129 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 21:43:36.35 O
43氏といい
286氏といい
何故このスレに降臨する人はこんなにもレベルが高いのか!
超乙です!!
130 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 22:22:34.28 0
えりりんのおしっこ飲みたい
131 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 23:02:23.98 0
んじゃ俺はガキさんのを飲みたい
132 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 23:03:18.32 0
俺も
133 :
名無し募集中。。。:2006/05/04(木) 23:04:46.50 0
両方飲みたいけど
シャッフルしたやつはなぜかあんまり飲みたくない
134 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 00:07:43.53 0
ほ
135 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 00:12:27.38 O
ほぜんやな
136 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 00:23:22.84 O
ほい
137 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 01:08:59.66 O
今日は作者さんの投下あるのだろうかワクワクテカテカ
138 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 01:19:44.33 0
ブレザーのボタンをすべて外し終えてから、
里沙は自分の手を団扇代わりにして顔をパタパタ仰いでみせた。
「なんかさー、暑くない?」
「いや、別に?」
「いや、絶対暑いって。
ちょっとこれ脱ごうっと」
暖房が効いている図書室。
とはいえ設定温度はやや低めの19℃。
地球に優しいこの設定温度では暑さを感じるはずもない。
しかしこの作戦はブレザーを着たままでは実行できないのだ。
里沙はわざと暑がりな自分を演じて、ブレザーをナチュラルに脱ぎ捨てることに成功した。
実際のところは絵里と彼が不信感アリアリな視線で見つめているのだが、
いそいそとブレザーを畳む里沙はそれを知る由もない。
次なるステップを踏むために、里沙は大きく伸びをしながら椅子から立ち上がった。
わざと大きめな声で一人ゴトを言う。
「あー、そういや、最近、運動不足かもなー……、よしっ!」
ぐぁわらーっ!と図書室の扉を開け放ち、廊下に出る里沙。
クラウチングスタートの態勢をとり、そこから顔を上げて真っ直ぐ前を見据える。
廊下の端っこまでおよそ100mほどだろうか。
胸の中で鳴り響くスタートのピストル。
「おりゃおりゃおりゃおりゃーーーーーーーーっ!!!」
全力疾走。
周りの風景がものすごい勢いで流れていく。
すれ違う人は皆、とても驚いた顔で里沙のことを振り返った。
放課後の廊下を制服少女がこんなにも必死に爆走している光景に出くわせば、それも当然か。
あっという間に廊下の端っこにたどり着くと、休む間もなく駆け抜けてきた道を全力で引き返した。
スタート地点の図書室前まで戻ってきて、里沙は制服のブラウスの中におもむろに手を入れた。
手を背中に回して何かを確認する。
そして一言、ポツリ。
「…まだ、足りない」
結局、里沙はその後、廊下を3往復ほど爆走してから、絵里と彼の座る長机へ戻った。
額に汗を滲ませつつ満足げな表情を浮かべる里沙を、二人はポカンと呆気に取られたような表情で迎えた。
「ガキさん…、き、急にどうしたの?」
「いやあ、最近、ちょっと運動不足だなーって思ってね。
ふと走りたくなっちゃったんだよねー、ほら、そういう時ってカメにもあるでしょ?」
「い、いやー、どうだろー、あんまりないんじゃないかなー、あ、あはは…」
「そう? まあ、気にしないで」
「う、うん、分かった、気にしないでおく…」
何故だかすっかりおびえた様子の絵里を横目に、広げていた勉強道具をまとめ始める里沙。
「じゃあ、私、勉強に集中したいからこっちの机に移るね」
そう言って、長机の向かい側にある、別の机へと席を移動した。
ちょうど彼から自分の背中が見える位置。
これで予備の作戦の準備はようやく完了だ。
脱ぎ捨てられたブレザーも、滴り落ちる汗も、移動した席の位置も、すべてはある目的のため。
それは某プロデューサーの名著『LOVE論』の169P、1〜2行目の文言を再現するためだった。
あまりにもナチュラルに事を運べた自分の才能にある種の脅威すら感じながら、里沙はその文章を頭の中に浮かべた。
以下、本文より抜粋。
>>あと、ブラウスに汗がにじんでブラのとこだけクッキリしてたりすると「ワオ!」って感じだし
>>あと、ブラウスに汗がにじんでブラのとこだけクッキリしてたりすると「ワオ!」って感じだし
>>あと、ブラウスに汗がにじんでブラのとこだけクッキリしてたりすると「ワオ!」って感じだし
里沙が昨晩、この文章を見つけたときは目から鱗が落ちる思いだった。
あの数々の恋愛ソングを世に打ち出したヒットメイカーが、こんな簡単なものに「ワオ!」と感じるのだ。
もう一度言う、「ワオ!」と感じるのだ。
里沙の頭の中に、「ブラウス+汗+ブラ=ワオ!」の完璧な方程式が完成した。
今、身に着けているのは100mダッシュ賞味8本分の汗を吸い取ったブラウス。
綿とポリエステルとの薄い生地が背中にピッタリと張り付いているのが分かる。
そこにクッキリと浮かび上がる魅惑のライン。
彼の視線はきっと自分の背中に釘付けのはず。
そして、彼は今、こう思っているはず。
「ワオ!」
だけど―――。
何もしてないのは怪しまれるので、いちおう教科書などを捲ってはいるがとても文字など読める心中ではない。
里沙の心臓はかつてないほどに高鳴っていた。
この胸のドキドキは、さっき走ってきたせいだけでは決してない。
人に見られている、と自覚することによって、耐え難い羞恥心が里沙を支配していたのだ。
思えば、今朝、本日学校へ身に着けていく下着を選ぶ時からそのドキドキは始まっていた。
冬場はブラウスの下に身に着けているはずのキャミソールを、今日は着てこなかった。
そのためやけに身体がスースーして、それを思うたびに里沙の心臓はトクリと跳ねたものだ。
顔だけでなく耳までもが真っ赤に染まっているのが自分でも分かった。
視線を意識するたびに、背中がカッと熱くなり、それが余計に汗を発生させ、浮き出たラインを明確なものにする。
…恥ずかしい。
できることならすぐにでもブレザーを着て背中を隠したい。
あんまりじっくり見ないでほしい。
…でも、やっぱり見てほしい。
そして「ワオ!」と思ってほしい。
「ワオ!」どころか「ウワーオ!」って思ってほしい。
…けど、恥ずかしい。
二つの感情の葛藤に里沙は揺れに揺れていた。
やがて瞳をギュッと閉じて、彼のためにどうにか恥ずかしさをこらえる覚悟を決めた―――瞬間。
「あははっ、似てるーっ♪」
「だろ? で、これが体育の岡村先生」
「あっはっはっ、これも似てるなー。
サルっぽいところとかそっくり♪」
なんとも穏やかな二人の会話が、背後から里沙の耳に飛び込んできた。
里沙はゆらりと立ち上がり、ツカツカと二人の座る長机に歩み寄る。
抑揚のない声で二人に尋ねた。
「…ねえ、アンタたち何やってんの?」
「ふぇ? 何って、先生の似顔絵描き大会♪」
「ほら、新垣もみてみてよ。 亀井ったらほんと下手くそでさー」
「ちょっと、やだー、見せないでよー♪」
なんだか二人がいちゃついているように見えたのも里沙の怒りに油を注いだ。
冷酷な瞳の奥に、怒りの炎を燃え滾らせながら里沙は彼に訊いた。
「…アンタ、ひょっとして見てないの?」
「え? …な、何を?
あ、ひょっとして新垣も先生の絵、描いてたの?」
「ちげーよっ!ちがくて、私の、ブっ!………ブっ……ブ……」
「ブ?」
「ブ………ブ………」
燃え滾っていた怒りもどこへやら、顔を赤くして途端に口ごもってしまう里沙。
”ブラ”という単語を面と向かって口に出すのが恥ずかしくなってしまったのだ。
ご立腹な里沙の様子を見て、彼が申し訳なさそうな表情を浮かべた。
「…なんか新垣の気悪くさせるようなことした?
だとしたら謝るよ、ごめんな」
彼はそう言って、優しげな眼差しで里沙を見た。
その真っ直ぐな眼差しが瞳の奥の炎をさっぱりと鎮火する。
あまりの純粋さに、里沙は脱力せざるをえなかった。
「…いいや、なんでもない」
ガックリと肩を落として、すごすごとブレザーを着込む里沙。
頭の中には昨夜聞いた音楽が流れ出す。
私の問題♪ 答えは簡単♪
私、何を思ったでしょう?
…あなたなら、絶対解ける問題―――だと思ったんだけどなぁ。
どうやらちょっと難しすぎたらしい。
結局、里沙は勉強道具を抱えて、絵里と彼の座る長机へと舞い戻った。
…作戦は失敗だ。
彼に見られていなかったということに、ちょっとホッとしているのも事実。
けれど気づかれなかったのはやっぱりちょっと悔しい。
「試験にも出るかもしれないよっ! もーっ!」
「…な、何が?」
いきなり怒られて首をかしげる彼を尻目に、
次はもうちょっと分かりやすい問題にしなきゃな、と思う里沙であったとさ。
>>140-146 最初はこんなもんで
これから徐々にね、徐々に
ちなみに色は指定しませんでしたが、みなさんは何色を思い浮かべましたか?
148 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 02:17:24.80 0
更新乙です
自分は水色かな
149 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 02:18:01.88 0
ほうほう
150 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 02:18:30.21 0
>>147 乙です!今日も(*´Д`)ハァハァしましたよw
色ですか?う〜ん・・・自分は茶色かなぁ。
151 :
286:2006/05/05(金) 02:25:25.22 0
乙でございます
純白でお願いします。
152 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 02:26:40.30 0
俺も水色しか思い浮かばなかった。。
ピンクかな
154 :
286:2006/05/05(金) 03:47:00.73 0
純白派な私ですが、一身上の理由により今日は更新できません
明日もどうなるかは分かりませんが御期待くださいませ。
では、申し訳ありませんです
h
156 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 06:25:03.00 O
ピンクですね。
保全
〜
158 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 08:13:03.57 0
桃色
>>147 乙です
白かな?と思ったけど、ピンクや水色もいいよね
160 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 10:06:55.47 O
無色透明なままで
あなたに出〜会い〜♪
162 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 11:43:19.29 O
ブルースカイ
163 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 12:59:05.56 0
保全
に、新垣さんはそんなはしたない真似はしないのだ
165 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 13:19:51.65 O
・・・と濡れ濡れガキさんが申しております
h
突然の夕立とかのほうが効果的
( ・e・)<
>>167いつも折り畳み傘持ってるけど、今度試してみるのだ
169 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 16:14:38.62 O
小学校時代にガキエリと掃除の時間にケンカしたい
170 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 17:05:04.03 O
>>140-146 43氏乙です!
ガキさんの行動可愛い杉!最高です!
千奈美に自分はブラの色ライトグリーンを想像しました
( ・e・)<みんな外れなのだ 正解は黒
172 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 17:53:00.60 0
>>147 遅ればせながら乙です!!いやー毎度ながら絶妙な萌えエロ描写に脱帽ですわ!!
これから徐々に徐々にピンクになっていくかと思うともうあれですわ!!
>>154 いつも勃起しながら286氏の作品を心待ちにしています!!
ご期待していますよ!!
h
174 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 19:50:56.42 0
ぜ
nn
ちょっと可愛い系を付けて行こうと思ったけど、やっぱり恥ずかったので、純白。
177 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 21:30:56.13 O
レインボーピンク保全
( ・e・)
みゅん
180 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 22:54:52.54 0
更新期待保全
181 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 22:56:36.66 0
猥褻期待保全
182 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 22:57:31.43 0
卑猥期待保全
183 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 23:33:39.43 0
寝る前にちゃんと一発抜いてからぐっすり眠るえりりん保全
ドエロこないかな
185 :
名無し募集中。。。:2006/05/05(金) 23:58:40.76 0
オナニーとセックスの違いを未だによくわかってないガキさん保全
186 :
名無し募集中。。。:2006/05/06(土) 00:31:37.36 0
ほぜ
( ・e・)
188 :
名無し募集中。。。:2006/05/06(土) 00:32:48.58 0
今日も作者さんの投下あるのだろうかワクワクテカテカドピュ
なんか出たぞ
190 :
名無し募集中。。。:2006/05/06(土) 01:01:00.85 0
なに?
ドピュってさ
192 :
名無し募集中。。。:2006/05/06(土) 02:10:05.31 0
保全しないと
193 :
名無し募集中。。。:2006/05/06(土) 03:14:06.26 0
保全
194 :
名無し募集中。。。:2006/05/06(土) 04:15:38.85 0
ん
195 :
名無し募集中。。。:2006/05/06(土) 05:16:59.57 O
イェイ
196 :
286:2006/05/06(土) 05:29:03.86 0
「今日横浜行きたいんだけど」
と、切り出した私
「ふ〜ん別にいいんじゃない?」
「そうだねー面白そう」
「じゃあ行こう!」
やった!みんな何にも感づいてないぞ!
これが私の作戦の始まりだとも知らずに・・・
ごめんねカメ。恋とは時に非情にならないといけないの!
・・・・・・・・・・
「さすがに遠かったな」
「絵里のど渇いちゃった〜」
チャンス!
「じゃあさ、あそこでジュース買ってきてよ。私奢るからさ」
「うんわかった〜」
カメが走っていって徐々に姿が見えなくなっていく・・・今だ!
「ちょっとこっちきて!」
「えっ!何々?」
「いいから早く!」
「でも亀井が・・・」
「さっさと来る!」
「ちょっとー・・・」
・・・・・・・・・・
「ガキさーん!ジュース買って来たよー!あれ?ガキさん?ガキさん!しまった!逃げられた!」
197 :
286:2006/05/06(土) 05:29:35.46 0
「これこれ!」
「はぁ・・はぁ・・てかよかったのか?亀井置いてきて」
「いいのいいの細かいことはそれよりこれのろ」
私が連れてきたのは観覧車。
だって恋人同士が二人になるとこの定番って言ったらいつの時代でもここでしょ!
・・・・・・・・・・
「うわぁ〜高い!」
さっきまでのカメへの不安はどこへやら。アイツは純粋に楽しんじゃってる。
で・も♪私の力でこの観覧車の中をレインボーピンク色に染めてやるのだ!
「ふぅー走ったら汗かいちゃった・・・上着ぬいじゃお」
上着の下は藤本さんセレクトのセクシーなタンクトップ
いつだって男は色仕掛けに弱いんだ!
「うぉーすげー」
うぇ?全然興味無しですか!いや気付いてないだけ・・・気付いてないだけ・・・
「ねぇ?」
「ん?」
よしこっち向いた!これでアイツもイチコロ・・・
「どうしたの?」
「いや・・・今日暑いね」
「うん。暑いね」
どどどどどどどどどどういうことだーーー!!!全然興味無しですか!
ま、まさか女に興味無しとか!
198 :
286:2006/05/06(土) 05:31:03.61 0
無論彼も普通の男の子。決してホモとかではない。女の子に興味ありありなのだ。
新垣さんの作戦は完璧だった。ただ彼女は重大なことを忘れていたのだ。
そう。単純に彼女に色気がないのだ。どんなに強力なエンジンでもガソリンがないと走らないのだ
「ねぇちょっと」
「何?」
「何か感じない?」
「なんかって何が?」
「いやだからぁ・・・」
「あっ新垣」
「何?何?」
「そんな薄着で寒くない?」
もうだめだ・・・作戦大失敗・・・
199 :
286:2006/05/06(土) 05:31:22.80 0
「あっあのビルさぁ・・・!!!」
「ん?ビルがどうしたの?」
アイツは急に顔を真っ赤にしてる
「何?どうしたの?」
「いや・・・その・・・なんていうか」
「何〜なんかあった?」
まさか今頃お色気攻撃が効いてきたとか!?
「いや・・・言ったら絶対新垣怒るから」
「何〜怒んないから言ってみなって」
大丈夫私に欲情しちゃったって言っても怒らないから♪
「いや、やっぱりやめとく・・・」
「何〜大丈夫だって!」
今すぐキミとしたいんだ!
駄目っ外じゃヤダっ!
もう我慢できないんだ!
うん・・・でも優しくしてね?
と、レインボーピンク色に頭が染まっちゃってる中アイツが口を開いた
「新垣・・・パンツ見えてる」
「ん?」
ゆっくりと下を見る私・・・
ボーっとしてたら足思いっきり開いちゃってる・・・
よりによってミニスカだよぉ・・・
「き・き・き・きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「だから怒るって・・・」
「どこ見てんのよこの馬鹿ぁぁぁぁぁぁ!!!!」
200 :
286:2006/05/06(土) 05:31:44.06 0
「あっいた!ちょっと二人っきりなんてずるいよ!何してたの!」
「知らない!私用事思い出したから帰る!じゃあね!」
「あっ行っちゃったよぉ・・・」
「あー亀井・・・」
「あー・・・えっどうしたのその顔の手形!?」
「まぁ・・・色々とありまして」
「色々って・・・大丈夫?」
「大丈夫大丈夫・・・それより新垣は?」
「さぁ・・・何か怒って帰っちゃったけど」
「あーじゃあいいや・・・」
「ねぇ・・・」
「んー?」
「ガキさん帰っちゃったし・・・せっかく横浜まで来たんだし・・・絵里とデートしてこ?」
役得ぅ!よくわかんないけどありがとうガキさん!
201 :
286:2006/05/06(土) 05:33:54.11 0
以上でございます。
横浜デート@亀井さん編をお楽しみに
あえて書きませんでしたがどんなパンツだったんでしょうね?w
>>201 乙です
薄ピンクに一票投じたいと思います 純白も捨て難いがw
203 :
名無し募集中。。。:2006/05/06(土) 07:25:00.40 0
パン!ツー!マル!見え!キターーーーーーーーーーーーーー
204 :
名無し募集中。。。:2006/05/06(土) 08:27:51.69 O
286氏乙です!
ガキさん見せるのはOKで見られるのはNGってw
可愛い杉!!
千奈美にレインボーブリッジピンク色に染めたいって事でやはりパンツの色はピンクですかねw
>今すぐキミとしたいんだ!
>駄目っ外じゃヤダっ!
>もう我慢できないんだ!
>うん・・・でも優しくしてね?
ガキさんこれだけ思っててなんで見られてキレるかなぁ〜(w
色は…デートだし可愛いのをってことでピンクで(w
ガキさんならノーパンに1票w
207 :
名無し募集中。。。:2006/05/06(土) 10:35:52.44 0
黒だな
白と青のストライプだな
209 :
名無し募集中。。。:2006/05/06(土) 11:57:46.87 0
いや、白と白のストライプだな
210 :
名無し募集中。。。:2006/05/06(土) 12:00:07.58 0
ガキさんは大人っぽいのが似合うよ
バニー衣装見て確信した
紫
柴
213 :
名無し募集中。。。:2006/05/06(土) 13:17:18.86 O
ガキさんはレモン色のミルクパンツだよ
さくら満開
216 :
名無し募集中。。。:2006/05/06(土) 16:12:54.81 O
ほ
217 :
名無し募集中。。。:2006/05/06(土) 16:57:19.62 O
ほぜん
ほ
219 :
名無し募集中。。。:2006/05/06(土) 18:33:45.88 O
くまさんパンツ
220 :
名無し募集中。。。:2006/05/06(土) 18:54:28.60 0
>>201 乙です。自分は・・・やはりピンクでしょうかw
保全
222 :
名無し募集中。。。:2006/05/06(土) 20:01:07.08 O
ほ
223 :
名無し募集中。。。:2006/05/06(土) 20:24:23.24 O
いちごパンツだろ
ぜ
ん
黒!
赤
みずいろ
ベージュ
そろそろか
231 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 00:04:36.25 O
ほ
232 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 00:15:24.01 0
今日も更新があるといいなぁ
だったらいいのにな・・・
◇
…うーむ。
絵里は自室で一人、頭を悩ませていた。
どうすればあのニブチンの気を引くことができるのだろうかとあれこれ思案をめぐらせる。
自分から勝負を持ちかけてみたものの、実のところ絵里はまったくの無策だった。
ただなんとなーく頭に浮かんだだけの提案が、思いのほか里沙に受け入れられてしまって驚いているのが正直なところだ。
そして、早速、今日の放課後、里沙が何かを仕掛けようとしたのは明らかな事実だった。
廊下を全力で駆け抜けることがどんなアピールになるのかはまったくの不明だが、とにかく。
絵里も負けてはいられない。
が、いくら考えてもなかなかいいアイデアが浮かばない。
そのうち、考えるのが面倒くさくなってベッドにごろりと寝転がった。
手を伸ばしてそこら辺に放置していた漫画本を適当に手繰り寄せる。
それは兄の部屋から勝手に持ってきたもので、2003年時点で絵里の最も好きな漫画だった。
先週、久しぶりにまた読み返してみようと思ったのだが、
その時は兄の部屋に侵入し、漫画本を調達してくるという行為だけで満足してしまっていた。
パラパラとページを捲る。
はじめは、あー、懐かしいなぁ、なんて軽い気分だったのだが、
1冊、また1冊と読み進めていくうちに、絵里は次第にその世界へ引き込まれていた。
気がつくと、作戦立案そっちのけですっかり漫画に夢中になってしまっていた絵里。
夜更けには全31巻を読破し、読み散らかした漫画本の山に囲まれてぐっすりと眠りにつく姿がそこにあった。
しかしその顔はどこか満足げだった。
そう、絵里にはある作戦が思いついていたのだ。
◇
昼休みの体育館にダムダムとボールの弾む音が響く。
ニコニコと笑顔を浮かべて張り切る絵里と、ちょっとだけ不思議そうな顔を浮かべている彼。
「…なんで、また急にバスケット?」
「いーの♪
ほらっ、やるよ♪」
昨晩、絵里が読破した漫画。
それは”スラムダンク”だった。
いまや絵里はすっかりその世界に感化され、”バスケットがしたいです病”にかかっていた。
ただ、絵里も単純にバスケットがしたいだけというわけではない。
これが絵里の昨晩思いついた作戦だった。
一緒に爽やかな汗を流すことによって、二人の距離を縮める。
パスだけじゃなくお互いの気持ちも交換しちゃえ。
最後はあなたの愛を絵里のリングに叩き込んで―――というのはあくまで表向きの作戦。
「…着替えなくていいの?」
「うん、昼休み、時間短いし。 面倒だからこのままでいいや♪」
絵里は制服姿のまま無邪気にボールと戯れ始めた。
彼が心配するのも当たり前。
絵里のスカートはちょっと短めのひざ上10cm。
だからちょっと走るだけで絵里の太めの―――もとい人より立派な太腿がチラチラ覗く。
さらにバスケットには欠かせないジャンプの動作をしようものなら…。
これほどまでに爽やかとドキドキを両立させる作戦があるだろうか。 いや、ない。
絵里は己の作戦の完璧さに、ウヘヘ、とたまらず笑みを洩らした。
>>235-237 好きな漫画はガールズザッピィ vol.4より
イメージ画像はDAYSより
239 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 01:08:58.96 O
作者さん乙です
240 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 01:16:45.13 0
241 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 02:25:33.87 0
更新キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
今日も乙です今から読ませていただきkまーす
242 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 02:27:46.38 0
作者さん乙です
243 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 02:44:39.14 O
えりりんがスラムダンク好きなんて初めて知った
例のおにーちゃんの影響なのかな?
俺も大好きだからなんかすげー親近感沸いた
どのキャラクターが好きなんだろう
まぁ女の子だからどうせ流川とか三井が好きなんだろうな
桜木とか宮城なら少しは好感持てるけど
244 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 02:45:16.99 0
彦一
245 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 02:48:41.20 O
もしそうなら一生えりりんに仕えるよ
246 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 04:17:44.78 O
おっぱいえりりん
247 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 04:21:41.58 0
おっなんかきてる
248 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 06:47:25.85 O
おっきしてすぐ保全
乙〜
250 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 08:54:21.47 O
ほぜん
うむ
252 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 10:30:09.12 O
ほ
253 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 11:38:43.82 O
ぜ
254 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 12:23:56.40 O
43氏乙です!
全31巻と聞いて『スラムダンクか!』と思いましたがやはりでしたw
ミニスカでバスケに興じるカメちゃんってハマり杉です!
彼も内心はドキドキじゃないかなぁw
おっぱい保全
ho
257 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 13:52:56.19 0
ほ
258 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 14:50:27.63 O
ぜ
ん
h
ho
262 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 18:14:41.33 0
今夜も更新あるといいな
263 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 18:54:57.45 O
ほ
作者さん乙や!
このスレチェックや!チェックやでぇ!
265 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 20:04:56.09 0
彦一がいるな
ノノ*^ー^)<庶民のシュートですよ?
ほ
268 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 21:35:02.05 O
ぜ
269 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 21:45:36.11 0
( ;・e・)
270 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 22:23:09.30 0
ん
271 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 23:15:33.64 O
今宵も保全
272 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 23:22:21.57 0
今宵も投下待ち
273 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 23:23:04.74 0
今宵の月のように
274 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 23:32:44.15 O
あの月が見える丘の上で
275 :
名無し募集中。。。:2006/05/07(日) 23:38:32.67 0
月桂冠
絵里も彼も、本格的なバスケットの経験はなかった。
とりあえずなんとなーくドリブルをしてなんとなーくシュートを打ったりと、なんとなーくのバスケットをしてみる。
動作に合わせて絵里のスカートがフワフワと舞った。
その度に絵里は少しドキドキしながら彼の様子をチラリと伺う。
が、彼にさし当たって目立つ変化は見られなかった。
むくれて口を尖らせる絵里にも気づかずに、彼は楽しげにボールと戯れていた。
やがてなんとなーくのバスケットをするのにも飽きてきたので、二人は1on1をやることにした。
やはりスポーツの醍醐味は真剣勝負にある。
それも勝者に与えられる賞品があれば尚のこと。
彼が10点、絵里が5点先取でそれぞれ勝ちとし、敗者が勝者にジュースを奢るルールを取り決めた。
序盤は彼が少し手加減をしていたのだが、絵里が予想外の健闘をみせた。
”左手はそえるだけ””リバウンドを制するものはゲームを制す!”などと怪しげな一人ゴトを呟きながらプレーしているのも、
彼に心理的な揺さぶりを与えていた。
試合は次第にシーソーゲームの様相を呈し、お互い徐々にヒートアップしてきた。
「フッフッフッ、やるなセンドー」
「…センドーって誰?」
そんなやりとりも交えつつ。
絵里は彼の気を引く作戦などそっちのけで、今はただ単純にバスケを楽しんでいた。
しかし、あまりに夢中になるあまり、絵里は自分の足元に起こっている異変に気づいていなかった。
惨劇は突然訪れる。
”彼 8 - 3 絵里” で迎えた絵里のオフェンス。
絵里はこれを決めてどうにか先にリーチをかけてやろうと意気込んでいた。
ゆっくりとしたドリブルから徐々に相手との距離をつめていく。
そしてタイミングを見計らい、鋭いカットインを試みた、その時。
「ほえ?」
踏み出したはずの足が宙で何かに引っ張られて、絵里は間の抜けた声を上げた。
引っ張った正体は踏み出した方とは反対の、自身の足だった。
絵里はいつの間にかほどけていたシューズの紐を自分で踏んでいたのだ。
バランスを崩したまま絵里は、そのまま目の前の彼に体当たりを食らわす形になった。
彼はどうにか絵里を支えようとしたが、残念ながら絵里の勢いが勝ってしまっている。
おっとっと、と二人で何歩かつんのめったあげく、彼がとうとうこらえきれなくなって―――
どし〜ん!
フロアに二人分の体重が叩きつけられた。
「……イテテ」
転ぶ瞬間に反射的に瞑っていた目を、絵里はおそるおそる開いた。
フロアに打ち付けて赤くなった両膝をこする。
どうやら絵里は膝から落ちたようで、正座を内股気味に崩したような、いわゆる女の子座りの態勢になっていた。
…あれ、アイツは?
キョロキョロとあたりを見回すが、傍にあるのはコロコロと転がるバスケットボールだけ。
それにしても床がずいぶんと柔らかい。
最近の体育館の床は衝撃吸収に優れているのかな。
そんなことを考えていると、苦しげなうめき声がどこからともなく聞こえた。
「………ぐ、ぐるしい」
「ひゃっ!?」
その声と同時に、お尻の辺りにくすぐったい感触が走り、絵里は思わず声を上げてしまった。
いやーな予感がして、おそるおそる首を下に曲げてみる絵里。
そして自分のスカートをそーっと捲り上げてみると―――。
「……キ、キ、キ、キィ〜〜ヤァ〜〜っ!!!!!!」
とたんに、絵里の叫び声がフロアから学校中に突き抜けた。
いったいどういう転び方をしたらこういうことになるのだろうか。
彼が下手にこらえて、つんのめったのが結果的にいけなかったのかもしれない。
どうやら彼が背中から仰向けに倒れた上から、絵里のヒッププレスが顔面に見事に炸裂してしまったようだ。
受けた衝撃の大きさによるものなのか、はたまた息を吸えずに窒息状態に陥っているのかは定かではないが、
文字通り絵里の尻の下に敷かれた彼の手がピクピクと小刻みに震えていた。
「あ、あははは………。 ……ヒャークマーミーピートゥーパー♪……」
あまりにもありえない態勢に絵里はすっかり気が動転していて、まったく分けの分からない言葉を口走っている。
「…………ど、どい………て………く………れ……」
彼の搾り出すような必死の訴えも、絵里の耳には届いていない。
その間にも絵里の重量感溢れるお尻が、彼の命の灯火を確実にすり減らしていく。
このままもし死んだら、はたして死因は窒息死となるのか、それとも圧死となるのか。
薄れ行く意識の中で、彼はそんなことを考えたとか考えないとか。
282 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 00:29:53.21 0
283 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 00:32:16.49 0
川*’ー’)<あっし?
良い展開ですねw
主人公が羨ましいかぎりですが
286 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 00:55:20.50 0
>>281 今宵もキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!43氏乙です
今宵も(*´д`*)ハァハァしながら読ませて頂きます!!
萌え死ぬ
288 :
286:2006/05/08(月) 01:23:05.21 0
亀井さんの心を理解するため・・・
という名目で快感フレーズ恥を忍んで買ってきました。
読んでないんですけどね。
↓横浜デート@亀井さん編
289 :
286:2006/05/08(月) 01:23:38.20 0
「絵里ねぇ〜行きたいところがあるの」
特に行きたいわけでもないけど二人っきりなんだし連れまわしちゃえ!
「付き合ってもいいけど場所わかるの?俺この辺よく知らないけど」
「大丈夫〜絵里に任せて!」
・・・一時間後・・・
「ねぇ〜ここどこ?」
「だから俺に聞くなっていったでしょ!」
どこだここ?やっばい完全に迷っちゃったよぉ〜
ホントは洋服屋で色々試着してどれが似合う〜とかやりたかったのに!
もうそれどころじゃないよぉ〜
「なぁ亀井・・・さっさと帰ろう」
「ん?どうしてよ」
「いや・・・どうしても」
「いいじゃん!もっと遊ぼうよ!」
ここまできて引き下がれますかっての!
「遊ぶってここじゃあさ・・・」
「何?別にいいじゃん」
290 :
286:2006/05/08(月) 01:24:08.78 0
でもちょっと疲れちゃったし・・・アイツも疲れたから帰りたいなんていってるに違いない!
「じゃあちょっとこの辺で休憩してこうよ!」
「えっ!」
「何休憩するって言った位で驚いてるの?ほらどこでもいいから入ってさ」
「いや・・・そういうことはさ」
なんか様子がおかしいぞ?絵里変なこと言ったかな?
にしてもこの辺カップル多いなぁ〜・・・って!まさか!
絵里は重大なことにいまさら気がついた
「こ、ここはまさか!」
今まさに絵里たちがいる場所・・・そこは
休憩=運動が成立する唯一の場所だった
「ち・・・違うよ?絵里そんな意味で言ったんじゃ・・・え?え?えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
「おい亀井!大丈」
「触るなぁぁぁぁぁ!」
絵里はアイツに華麗なビンタを決めてその場から逃げ去った
絵里の絶叫とアイツの悲鳴がラブホ街に響き渡った・・・
291 :
286:2006/05/08(月) 01:25:41.78 0
以上。主人公はこういう運命の星の下に生まれてきたんでしょうね。
うらやましいんだかうらやましくないんだか・・・
292 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 01:27:29.66 0
>>291 乙です!これから読ませていただきます(*´Д`)ハァハァ
293 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 01:48:37.16 0
286氏もキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!エロス担当キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
294 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 01:54:41.66 O
43氏
286氏
W更新キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
お二人共激しく乙です!
偶然にも主人公がどちらも受難の回でしたねw
立場としては43氏の主人公のが羨ましいですね〜
カメちゃんにだったら圧死で殺されても悔いなしです!
286氏の主人公はホントに受難続きですねぇw
怒られるわ叩かれるわ…
でもどっちも羨ましい!
295 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 02:12:47.15 0
W更新乙でありますじっくり読ませてもらいます
それにしてもここは小説スレにしては深夜なのにいつも人いるなぁ
前回の同時告白といいガキえり小説は需要あるんだなぁ
296 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 02:26:49.74 0
一日中それなりにいるよね
297 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 03:31:08.18 0
それだけ楽しみなんですよ
298 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 04:47:07.63 0
俺も毎日楽しみです
乙〜
300 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 06:24:06.46 O
このスレが立ってからずっと勃ちっぱなしなんだが
なんとかしてくれ
301 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 07:32:03.45 0
ユー抜いちゃいなよ
302 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 10:08:22.09 O
俺も休憩時間は覗いてるなぁ
303 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 11:32:12.35 0
保全
304 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 12:21:31.26 O
えりりんの着替えをこっそり覗いてあの部分にありえないモノが付いているのを確認して絶叫したい
305 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 14:48:37.46 0
俺もいま全く同じこと書き込もうとしてたら先に書き込まれててビックリ
306 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 15:59:07.47 O
ガキさんの着替えを覗いてあまりに色気のないボディに苦笑してるところ見つかっていろんな怒りが込められた往復ビンタをされたい
307 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 16:11:32.72 0
ちんこで?
308 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 16:19:01.61 O
309 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 17:46:07.11 O
えりちんこで
ho
ze
312 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 20:25:54.36 O
俺の着替えを覗いて○○くんのおちんちんってちっちゃめだよねとかぷぷぷクスクスと笑われたい
313 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 21:18:11.18 0
(〜^◇^)<312くんのおちんちんってちっちゃめだよね!
ぷぷぷクスクス
314 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 21:42:07.44 0
正直萌えた
315 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 22:31:08.41 0
小さい頃えりりんがおもらししたのを見てアホな俺がバカにしてたのを見てガキさんがものすごく怒った
みたいな話キボン
316 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 22:53:21.32 0
ものすごく怒ったガキエリに無理やりチンコ見られる
みたいな話キボン
317 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 22:55:50.92 0
318 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 22:56:12.58 0
何か知らないけど散々飲まされた挙句二人に脱がされつつさわさわ
みたいな話キボン
319 :
名無し募集中。。。:2006/05/08(月) 23:35:33.13 O
今宵も貴女のそばで
あほほどエロイこと書いて両ヲタから顰蹙を買う職人さん希望
今日は来るかな?
本日休業
申し訳
323 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 00:23:51.96 O
来る、きっと来る
324 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 00:53:30.61 O
じゃあ寝ます
325 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 00:54:37.68 0
286氏が降臨する事を祈ろう。
326 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 00:55:58.18 0
>>322 気にしないでいいですよゆっくり静養して下さい
そしてまた良い作品を待っています
327 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 00:56:13.45 0
286待ち
328 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 01:00:02.90 0
>>322 そうですか・・・残念です。次回はたくさん書いてください。(5以上)
お願いしますよ・・・(失礼承知
329 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 01:42:11.03 0
図々しいなw
保全
結局286も投下無しかよ
332 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 03:21:30.09 0
いいじゃないか職人さんも生活があるんだから毎日書くのは大変だよ
そういいつつ寝ずにずっと待ってる俺ガイルけどね
興奮して寝れない俺ヨガフレイム
334 :
286:2006/05/09(火) 04:26:54.87 0
そういわれてあんまりいい気はしないよね。あくまでも私は
↓続き
335 :
286:2006/05/09(火) 04:27:47.14 0
「ガキさん!飲もう!」
「何!?どうしたのいきなり!」
「いいから飲もう!もうね絵里飲まなきゃやってられないの!」
「だから未成年でしょうがぁ!」
「細かいことはいいの!」(早くラブホで誘ったと勘違いされた事実を記憶から消したい!)
「うーじゃあ付き合うよ!」(パンツを見られた事実を記憶から消したいし)
・・・・・・・・・・
「ただいまぁ〜っと」
なんとなく帰り辛いんだけどな・・・同じ日に二人から殴られるとはいくらなんでも酷いだろ!
怒ってるだろうな・・・二人・・・俺悪くないのに何でこんな心配してるんだろ・・・
「うわっ!なんだこれ!」
俺は自分の部屋で行われている惨劇を目の当たりにした
そこらじゅうに転がる缶チューハイの缶・・・全四本
そして転がる女の子が二人・・・
「おい大丈夫かよ?」
「あぁ〜なにぃ〜ヒャクマミー」
「ちょっとカメぇ!酔いすぎだからぁ〜ヒャッハハハ」
いやあんたも十分酔ってるから・・・
「水持ってきますか?」
「うるさーい!いらない!」
酔うとさらにたち悪くなるなこいつら・・・
336 :
286:2006/05/09(火) 04:28:29.41 0
「アンタね〜さっきはよくも私のパンツ見てくれたねぇ」
「えっガキさん見られたの!」
「そうだよ無理やり覗いてきてさぁ」
「おいこら!記憶を捏造するなよ!」
「あのね。私のウサギを見た罪は重いんだよ。わかってる?」
「確かに見えたけども・・・不可抗力だって!」
「絵里もさっき無理やりラブホにつれてかれそうになったんだよ!」
「だから記憶を捏造するなって!」
「ひどーいへんたーい!」
収拾がつかないよこいつら・・・
「じゃあ逆に絵里たちが襲っちゃえ!」
「なぜそういうことになる!」
と、亀井が全体重をかけて押し倒してきた。
「えーい!絵里のおっぱいで窒息死しちゃえ!」
「おい!・・・や・・め・・・」
正直窒息死するほどの大きさがあるわけでもないのだがこれはキツイ
「重い・・」
「絵里重くないもん!」
「早くどけって・・・」
「二人ともやらしー!あはははははは」
押し倒されてる俺。押し倒してる亀井。大爆笑の新垣。
そんな構図の俺の部屋。エロい気分になるとか考えられないほど酷い現場だった・・・
・・・・・・・・・・
潰れた二人を寝かせ、ぐちゃぐちゃの部屋を片付け、今日は厄日だと言い聞かせ。
罪悪感に浸りながらトイレで顔に当たった胸の感触を思い出しつつ致した俺であった・・・
337 :
286:2006/05/09(火) 04:29:23.90 0
以上。正解はウサギさんでした。
遅くに更新乙
ガキさんのウサギさんにえりりんのおっぱい(;´Д`)ハァハァ
339 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 05:17:49.49 0
諦めかけてたらキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
340 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 05:18:45.71 0
286氏乙です今からじっくりゆっくり読ませて頂きます
341 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 05:29:13.43 0
ううううううウサギサン!?
……
俺もトイレで致してきますw
342 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 06:21:37.63 O
てか主人公は致しちゃったのかよw
個人的に主人公は現時点であんまり二人を異性としてみていなくて
恋愛に関しても奥手なシャイボーイかと思っていたんだが
普通にエロスなのねww
343 :
286:2006/05/09(火) 06:32:57.21 O
>>342の通りの性格だけど健康的高校生男子だからw
致し方ない
344 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 06:39:11.25 O
つまり普段は二人を異性として見ていないが
状況に応じて頭では意識せずとも身体は反応してしまうという訳かww
345 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 07:23:17.11 0
ちんぴく保全
346 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 07:23:46.71 0
フジにガキさん
うむ
保全
349 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 11:37:35.43 O
小学校時代に意味もわからずガキエリとちょっとえっちなお医者さんごっこしたい
350 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 12:30:32.34 0
普通抜いちゃうわなw
当然当然
ひるほ
352 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 15:13:33.28 0
ひるすぎほ
353 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 15:59:59.31 O
ガキさんに隠していたエロ本を発見されて、もー!こんなの見ちゃダメでしょうがー!とか言われながら怒られたい
怒りながらページめくってたらだんだん口数が減っていくガキさん
355 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 17:44:08.17 O
読者投稿ページで黒塗りの目線の入った制服えりりんのパンチラ盗撮写真を見て
自分もこのままじゃいけない!と何故か熱い決意をするガキさん
ほ
357 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 19:42:18.10 0
ほ
358 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 19:58:55.11 O
286氏遅くに更新乙蟻でしたm(__)m!
ガキさんのパンツ…ウサギさんとは……やられましたw
むしろカメちゃんにそこまでされて致さなかったら男じゃないでしょう!
主人公に更に親近感出てきましたw
286氏乙です
どうせなら自家発電を見られてたら良かったのに…(ボソッ)
360 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 21:13:14.60 0
えりりんのちんこ
ガキさんのまんこ
361 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 22:08:22.71 0
ho
コネヲタよ
このスレを楽しんでいるのはコネヲタだけだぞ
亀井ヲタはひとりもいないと断言出来る
363 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 22:11:57.49 0
コネヲタよ
強がりはよせ
365 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 22:14:53.60 0
エリーゼのために
366 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 22:28:13.43 O
新垣ヲタでも亀井ヲタでもないのにこのスレを楽しんでいる俺がいる
367 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 22:28:55.94 0
368 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 22:45:57.08 0
369 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 22:46:57.25 0
好きです、つぼ八
370 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 23:17:13.66 0
好きです、統太郎
371 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 23:58:41.37 O
そろそろ来るか
372 :
名無し募集中。。。:2006/05/09(火) 23:58:49.82 O
ほ
373 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 00:03:47.19 0
ドキドキ
374 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 00:56:43.08 0
43氏と286氏の降臨を待とう
寝るほ
376 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 01:21:54.44 O
落ちる直前……………保
どの方向にもってこうか迷ったあげく分かんなくなったから全部書いた
ぜんぜんまとまってない
今は反省している
>>277-280 つづき
彼が生命の危機に瀕したこともあってバスケットは一時中断。
二人は体育館の壁に寄っかかって、並んで腰を下ろしていた。
「ごめんねー……。 まだ顔、痛い?」
「ううん、だいぶよくなったよ」
「息、苦しくなかった?」
「そんなに心配すんなって。 俺、結構、丈夫だから」
申し訳なさそうに覗き込む亀井に、彼はドンと胸を叩いてみせた。
ついさきほどまで半ば意識を失った状態でフロアに伸びていたのだから、決して大丈夫なはずはないのだが。
それでも気丈に振舞う彼を見て、絵里の心に暖かい気持ちが広がっていった。
「それより、コレ、サンキュー」
そう言ってから、彼は手にしたペットボトルのスポーツドリンクを口に含んだ。
お詫び代わりに絵里が買ってきたものだった。
それをゴクリと飲み込むと、ペットボトルの蓋を閉めながら彼が訊いた。
「亀井さ、なんか部活やろうとか思わなかった?」
「へ、なんで?」
「いや、昔っから運動神経良かったほうじゃん。
ちょっと勿体無いかなって、さっきバスケやりながら思った」
「うーん、なんかね、部活のノリとかちょっと絵里には合わないかなーって。
そっちこそ、運動神経悪くないくせに、なんで部活入んなかったの?」
「あー、なんでだろ?
人と競うのがあんまり好きじゃないからかなー」
「そのわりには、さっき結構熱くなってたじゃん」
「あ、ホントだ」
「アハハハ♪」
二人の間を行き来する、ゆったりとした穏やかな会話。
南中高度からほんの少しだけ西に移動した太陽が、体育館にも暖かな光を届ける。
なんだかとてもいい雰囲気だった。
彼がまたスポーツドリンクに口をつける。
傾けた顎からツツーッと流れ落ちた汗が首筋を伝う。
絵里はそれを密かに目で追った―――と、彼が急に絵里のほうを向いた。
それがあまりにも急で、尚且つ至近距離だったために、絵里は視線を逸らすことができなかった。
彼の顔を目前にしたまま思わず固まってしまう。
が、彼は絵里の視線を別の意味に受け取ったようだった。
「あ、亀井も飲みたい?」
「え? …あ、う、うん」
彼の的外れな問いかけに、反射的に頷いてしまった絵里。
手渡されたペットボトルを、絵里はじっと見つめた。
そして、思った。
…これって、間接キスじゃん。
彼は何も気づいていないようでポケーッと宙を眺めていた。
ペットボトルを持つ絵里の手が、心臓の鼓動にあわせて、少し震えた。
…いいよね、昔はこんなの全然平気だったもんね。
絵里は昔をふと思い出す。
それは3人が自転車に乗れるようになった頃だ。
自転車に乗れるのがただ嬉しくて、視界の流れる速さが新鮮だった頃。
自転車を漕ぐためだけに、目的地も決めないで遠くまで出かけたことがあった。
やがて知らない街の自動販売機でジュースを一本だけ買った。
お金をあまり持っておらず、3人でその一本を回し飲みするしかなかった。
その時に飲んだのは確かガキさんが好きだったコーラ。
自分たちだけで遠くまできたという充実感と、その裏に隠されたちょっぴりの不安。
その二つが入り混じったせいか、何かみんなおかしなテンションでとにかく笑っていた。
そしてあのコーラは家で飲むコーラより何倍も美味しい気がした―――
昔の思い出に飛んでいた絵里の意識が、ようやく今に帰ってきた。
昔の気持ちを思い出しながら、意を決してペットボトルにおそるおそる口をつけようとした、その時。
どこからか、ただならぬ強い視線を感じた。
発生源を探すため、絵里は忍者のようにキョロキョロと辺りを見回す。
前方―――いない。
横様―――いない。
上方―――いない。
じゃあ、ひょっとして。
絵里は、自分が寄りかかっている壁しかないはずの、背後を振り返った。
すると壁の下方につけられた下窓が微妙に開いていることに気づく。
そのわずかな隙間から、じとーっと冷たい目がこちらを覗いていた。
「ガ、ガキすわぁん!?
な、なんで、そんなとこに!?
ってか、いつからそこに!?」
絵里の三連続疑問符に、里沙はようやく気づいたかと、表情を変えずに頷く。
と、そのすぐ横にある体育館の中扉が、ぐわらぁーッと豪快に開けられた。
「カァーメェー! たのもぉー!」
道場破りよろしく、威勢のいい啖呵が体育館に木霊した。
「”たのもー!”―――って?」
「バスケやるの! 一対一で勝負なのだ!」
あまりにも唐突すぎる展開に、彼と絵里は少々戸惑い気味。
しかし、里沙の耳打ちで、絵里はようやくこの勝負の真意を理解した。
(あのスポーツドリンクは勝ったほうのものだかんね)
―――!
ドキリとする絵里。
不敵に微笑む里沙。
あのスポーツドリンクとは、もちろん、”彼の飲みかけのスポーツドリンク”である。
里沙が、いつから二人を監視していたかは定かではないが、
彼がペットボトルに口をつけ、それを絵里がドキドキしながら手にしていたという肝心の場面は、
家政婦よろしくしっかり目撃していたようだ。
それにしても昔は何気なく消費していたあの商品が、数年を経てみたら、
こうやって勝負をして奪い合わなければいけないまでに価値が急騰するとは思いもよらなかった。
ビックリマンシールのヘッドロココ然り、プロ野球カードのルーキーカード然り。
世の中、何にどんな値がつくか分からない。
それはさておき、”彼の飲みかけスポーツドリンク争奪 第1回チキチキバスケット 1on1対決”が早速開催された。
昼休みの残り時間の都合上、里沙が5点取る間に、絵里は1点でも取れれば勝ちという変則ルール。
圧倒的に絵里が有利の条件ではあるが、それが提案されたのは里沙のほうからだった。
いざ試合が始まってみると、どうにも絵里に分が悪い。
それもそのはず里沙はバスケット経験者だったのだ。
ただの経験者ならまだしも、時折””ハニパイディフェンス”や”推しジャンプシュート”など気味の悪い往年の技を繰り出すのだから性質が悪い。
ポンポンポポンポンポポン♪と、里沙が即席のテキトーな鼻歌を歌うようなリズムで、立て続けにあっさり4失点を許した。
早くもリーチがかかる。
追い詰められた状態になって、絵里はまたしても昔をうっすらと思い出していた。
里沙の通っていたバスケットボールクラブに、実は絵里も一日だけ行ったことがあることに。
里沙があまりにもしつこく誘うものだから、とりあえずの遊び気分でついていったのだ。
が、その時、やたらとコーチに注意されて、その暑苦しさに途中で逃げ出したという、なんともいえない思い出だった。
体育会系ノリ、ノーサンキューはその頃に形成された性格なのかもしれない。
実際のところは、絵里の運動能力に目をつけたコーチが期待をこめた叱責をしていたのだが、
そんなのは絵里のしったこっちゃない。
なぜなら絵里は誉められて伸びる、福田吉兆タイプだったからだ。
絵里が昔のブルーな思い出に浸っている間に、里沙はとどめとばかりに鋭いペネトレイトで切り込む。
ゴールに一直線に向かっていく里沙の背中を、絵里はただ立ち尽くして見つめることしかできなかった。
…ダメだよ、やっぱり絵里にはスポーツは向いてないんだ。
体育会系の勝負根性剥き出しの野蛮な世界は絵里には合わないんだ。
もはやボールを追う気にもなれず、がっくりと膝をつこうとした、その時。
まるで仏様のような神聖なお声が、天空から降りそそいだ。
”―――あきらめたらそこで試合終了ですよ?”
―――刹那、絵里はまるで瞬間移動のように里沙を追い越してゴール前に立った。
次の瞬間、里沙は自分の目を疑った。
まるで絵里が分身したかのように目の前に立ちふさがったのだ。
”フンフンフンフンっ!”と気合の入った声があちらこちらから耳をつんざく。
里沙がたじろぎ、おののいている間に絵里はすかさずボールを奪った。
そして、すぐさまオフェンスに切り替え、里沙を鬼神のごとく鋭いドリブルでかわす。
ゴール前。
本日一番のジャンプが絵里の発達しきったハムストリングスから繰り出された。
ブワッと高く舞い上がる体。
ゆっくりと近づいてくるリング。
そこへ大事なものを差し出すようにそっと手を伸ばした。
―――置いてくる。
一番のジャンプということは、一番スカートも捲れ上がったわけだが、
絵里にとってそんなことはもはやどうでもいいことだった。
ネットを通り抜けるパサリという音に続いて、フロアにボールが弾んだ。
庶民シュートが見事に炸裂したのだった。
絵里は心の底から湧き上がる爽やかな快感に目を閉じて浸った。
…ありがとう、安○先生。 大好きです、バスケットも、そして――――――
彼のほうに意味ありげな視線をチラリと向ける。
それは少しだけ熱の込められた視線。
―――キミ、も――――――って………
「あ゛〜〜〜っ!!」
爽やかさとかそういうのをすべて吹き飛ばすような、素っ頓狂な声が響いた。
なぜなら絵里の視線の先の彼が、賞品であるはずの”飲みかけのスポーツドリンク”を、
今、ちょうど自らの口でもって飲み終えたところだったからだ。
「なんでアンタが飲んでるんだよ〜〜っ!!」
「え、の、飲んじゃダメだったの!?」
「ダメに決まってるでしょっ!」
「てっきり奢ってくれたもんだと思ってたから!
じゃ、じゃあもう一本買ってくるよ!」
「それじゃーダメなのっ!」
その二人のやりとりを見て里沙は笑わずにはいられなかった。
笑いはやがて絵里に伝染し、彼もその流れに巻き込まれて、わけも分からず何となく照れ笑いを浮かべている。
―――それは、いつかの自動販売機の前で、絵里が見た光景だった。
>>378-385 長い割にはエロ皆無
どうでもいいけどエロ皆無とエルガイムって似てますね
387 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 02:25:26.68 0
更新乙です
ハニパイディフェンスとか懐かしいw
388 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 02:26:18.78 0
おつかれいな
って、何この新垣絵里と送るスラムダンクの世界は
389 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 02:27:00.74 0
イイ!!
390 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 02:28:38.38 0
>>386 (・∀・)イイ!!乙です!エロ皆無でもイイです!
後は286氏・・・頼むぜ降臨!
391 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 02:35:17.85 0
作者氏乙です。
去年放送されてた、ポカリのCMみたいなかんじでしょうか。
「も〜らい」
うむ
393 :
286:2006/05/10(水) 03:57:29.70 0
ネタ切れ感は否めない。
一日休むとズルズルになっちゃうので少しずつでも
43氏がエルガイムなんで短いけども軽エロで
↓続き
394 :
286:2006/05/10(水) 03:57:44.70 0
んんー・・・絵里寝ちゃった?
重いよぉ・・・何かのっかってる?
「亀井!」
「うわぁ!何何何!?」
「もう我慢出来ないんだよ!」
「何ちょっとぉ」
「亀井と・・・絵里としたいんだ!」
「でも・・・ガキさんいるし・・・」
「いいから・・・ほらキスするときは目を瞑るもんだろ?」
「うん・・・優しくしてね?」
あぁーついに絵里のファーストキスと処女が奪われちゃうんだ・・・
「んんー・・・」
ちょっとだけ目を開けてアイツの顔を見てやろ・・・
少しだけ目を開けてみた・・・
なにこれ?眉毛?ってぇ・・・
「ガキさん!」
「うぇ?何何?ってカメぇ!」
「何でガキさんがここにいるのぉ!もう少しでアイツに唇を・・・」
「えっ?なんて?」
「なんでもないよぉ・・・」
でもなんとなくガキさんと同じ夢を見ていたような気がする・・・
395 :
286:2006/05/10(水) 03:58:47.67 0
以上。予想以上に短いなこれ・・・
亀井さんの夢と新垣さんの妄想が同じなのは多分情報源が一緒だから
396 :
286:2006/05/10(水) 04:14:39.00 0
短いはずだねコピペ忘れ
↓続き
397 :
286:2006/05/10(水) 04:15:07.72 0
「てかガキさんに絵里の初めて奪われるとこだったよ」
「あたしもだよ・・・」
「あれ?起きた?」
爽やかななんとなくすっきりした顔でアイツがきた
「酔いつぶれてて大変だったんだからな!飲むときは考えろよ」
「はーい・・・てか絵里なんか変なこと言ってなかった?」
「・・・何も言ってない」
「なにその変な間は?」
「なんでもない」
「なんか隠してない?」
「隠してない」
「あーやーしーいー」
「私もなんか言ってなかった?」
「俺は何にも聞いてない」
「あやしいー」
「なんでもないからさ・・・それより酔い覚めたんなら家に戻ったほうがよくない?」
「えぇーなんでよ?」
「何でって俺今から宿題やるんだけど。数学のやつもう終わったの?二人とも」
「「あぁーーーー!!」」
しまった!完全に忘れてた!この宿題をやってこなかったら三倍の量の宿題をやらされるんだ!
「どこだっけ・・・?」
「問題集p15〜p20」
「さっぱりわかんない・・・」
「私も・・・」
「まぁそういうと思ってた」
「ひとつお願いが・・・」
「あるんですけど・・・」
「はいはい。今日は勉強会ですね。」
結局これといった進展があるわけでもなくGWは深夜までの勉強会で終わったのだった
「わっかんないよー!」
「さっぱりだー!」
398 :
286:2006/05/10(水) 04:15:59.46 0
今度こそ以上
399 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 04:35:54.34 0
>>398 乙です!軽エロで(*´Д`)ハァハァしました!w
これからも頑張ってください!
更新乙アリなのです
401 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 05:30:05.02 0
今日もW更新キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
ハァハァしながら読ませて頂きます!!
乙です
両氏乙です!
笑いあり爽やかありチョイエロあり贅沢なスレですねえ
404 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 07:12:40.79 0
おりょ?
405 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 07:24:23.91 0
さて毎日の楽しみを寝ながら携帯でゆっくり見るかな
なんて優雅なひと時なんだ
うむ
h
409 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 12:56:35.96 O
ほ
410 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 14:10:17.68 0
ぜ
411 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 15:07:10.53 0
ん
de
413 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 16:32:47.05 O
たった今放課後の女子トイレでえりりんがガマンできなくなってオナニーしてるかもしれない保全
414 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 17:18:02.54 0
変態が多くてなにより保全
415 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 18:21:12.12 0
ho
416 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 19:03:51.72 O
ほ
417 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 19:48:09.67 O
ほ
保
419 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 20:42:37.90 O
ほ
420 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 20:48:24.95 0
超Hな保全
421 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 20:57:17.74 0
422 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 21:55:35.07 0
>>420 うわぁ・・やらし〜レスだなぁ(*´д`*)ハァハァ
423 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 21:59:24.75 0
おまいらバカか?
>>420のどこがエロいんだよ
つ
424 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 22:03:44.94 0
なんてノリの良いスレだw
ho
426 :
名無し募集中。。。:2006/05/10(水) 22:45:38.34 O
ze
h
428 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 00:16:54.58 O
今宵も貴女が来るのを待っています
429 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 00:20:34.37 0
呼んだ?
430 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 00:22:18.61 0
さぁ今日も43氏と286氏の降臨を待とう
431 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 00:22:25.09 0
Hな義理の妹の補完もはじまって楽しいです
うれしいです
432 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 00:56:59.52 O
そろそろかな?
433 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 01:04:30.18 0
ピュッ
434 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 01:42:14.16 0
今日は休業かねぇ!?
435 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 01:46:00.19 0
>>434 おまいさん!そんなエロエロな保全レスをするもんじゃないよ!
436 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 01:53:39.94 0
>>434をエロエロに思えないオレはまだ修行が足りないのか?
440 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 02:32:48.57 0
キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
441 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 02:33:50.48 0
>>438 PCからだとホストが表示されるんだよな。だけどさ、携帯からなら意味不明な
数字だけしか表示されないんじゃね?それとも携帯番号が表示される?
◇
―――in the morning。
「いってきまーす」
履き慣れたスニーカーに足を通して、トントンとつま先を蹴る。
いってらっしゃーい、と台所のほうから母の声が返ってきた。
勢い良くドアを開いて、彼は今日も新たな一日へと飛び出していく。
澄んだ青空が彼を出迎えた。
よく手入れされた庭の緑。
葉についた朝露が光をキラキラと反射させて輝いていた。
うーん、と大きく伸びをしながら、今日も良い一日になりそうだ、と彼は思った―――その時。
…あれ?
それらの美しい朝の光景は、彼には見慣れたものであったが、
その中に一つ、見慣れないものがあることに彼は気づいた。
―――いや、それは、以前の彼の朝の光景には欠かせないものであったのだが。
「…新垣、どうしたの?」
制服姿の里沙が、カバンを両手でぶら下げて彼の家の前でじっと待っていた。
小学校までは、まず里沙が彼の家に迎えに行き、その後、二人で絵里を起こしに行くのがお決まりのコース。
里沙が彼の朝の光景から姿を消したのは中学校に入ってからのある事件がきっかけだった。
それは朝、3人が揃って絵里の家から出てくる姿を、クラスの広報的な存在のヤツにフライデーされてしまったこと。
3人は冷やかしに冷やかされ、それがきっかけでまず絵里が登校メンバーから脱退してしまう。
その頃の絵里は、現在のノーテンキおマヌケガールとは程遠い、とってもシャイで内気なあんちきしょうだったのだ。
また寝起き姿を彼に見られるのが恥ずかしいと思うようになってきていたのも、脱退の理由だった。
(その理由については、じゃあもっと早く起きなさいよと、里沙から散々突っ込まれたが)
里沙はというと、少しの間は彼と登校するのを続けた。
それはどうしても彼と登校したいという思いからではなく、
むしろ周囲の冷やかしに負けないという、持ち前の負けん気の強さによるものだった。
しかし、二人で登校を続けている間に、里沙の心境に変化が訪れた。
いや、それはむしろ、二人で登校をしていたからこそ訪れた変化だったかもしれない。
里沙も彼のことを変に意識してしまうようになってしまい、3人が別々に学校へ登校する日々が始まった。
その後、3人の距離は一時期離れていたが、周囲が冷やかしに飽きてきた頃には、
またすっかり以前のような仲の良い幼馴染に戻っていた。
ただ、以前のように3人で学校へ登校することはなくなってしまったが。
結局、彼だけが、自分たちが冷やかされていることにも、
絵里と里沙が一緒に学校を行くのを辞めてしまった理由にも最後まで気づかずに、ちょっぴり寂しい思いをしたのだった。
とにかく、里沙が登校前に彼の家へ来るのは久しぶりのことであり、
これは何か重大な訳があるのでは、と彼は身を構えた。
案の定、深刻そうな表情を浮かべて、里沙が切り出す。
「…ちょっと見てほしいんだけど」
「う、うん」
里沙がカバンの中をごそごそと探り始めた。
彼はゴクリと唾を飲み込んで事の成り行きを見守る。
そして里沙が取り出した物を見るなり、彼の目がカッと見開いた。
その取り出した物は、この爽やかな朝の風景にはあまりにも似つかわしくないものだったからだ。
彼がおののいているのを尻目に、里沙は準備を整えると指をパチンと鳴らした。
” (Fu〜n♪)
チュッ!チュッ!チュチュチュッ!サマーパ〜ティ♪
チュッ!チュッ!期待しちゃうわ チュッ! ”
爽やかな朝の風景に似つかわしくないショッキングピンクのカツラをつけ、歌い、踊る里沙。
その動きはまさに完璧だった。
彼を魅了し、釘付けにする華麗な動き。
証拠に彼は身を少しも動かすことなく、ただじっと里沙の動きに見とれている。
” チャーララッチャッチャッ、チャーララッチャ、(あ、ほわ♪)
チャーララッチャッチャッ、チャーララッチャ、(A〜n♪)
チャーララッチャッチャッ、チャーララッチャ、(あ、ほわ♪)
チャーララッチャッチャッ、(にゃにゃにゃ、にゃにゃにゃ♪) ”
(以上間奏部分、新垣里沙の肉声による完全再現)
” 朝早く お出かけね♪
グループで 青い海♪
YES!(YES!)MY LOVE!(LOVE!) 電車のって日帰り♪ ”
(中略)
” プリティな 水着着て♪
勝負♪ 勝負♪ 勝負 勝負 パーティパーティ♪(Yeah〜!) ”
―――そこで里沙はピタリと動きを止めた。
ちょうど前方に向かってお尻を突き出すポーズ。
さすがにある程度の恥ずかしさは感じているのか、少し顔を赤らめて、目をギュっと閉じている。
里沙はその態勢のまま、おずおずと彼に伺いを立てた。
「…あ、あの、どうかな?」
「…ど、どう、って言われましても」
「なんか、こう、ハッときたり、グッとしたりしない?」
相変わらずの昭和センスはさておき、いきなり繰り出された里沙の誘惑(?)に彼はすっかりと唖然としてしまっていた。
そう、彼は、里沙の動きに釘付けだったから動かなかったわけではなく、ただただ呆然としていたのだ。
残念ながらハッとくることもグッとすることもない。
里沙の問いにはただぷるぷると首を横に動かすだけだった。
二人の間に浮かび上がる静寂。
小鳥の美しいさえずりが閑静な住宅街に響く。
やがて里沙は眉間に目いっぱい皺を寄せて、彼に説教を始めた。
「バ、バカ〜っ! なんで何にも思わないのっ!?
こっちの身にもなってくれー!? 訴えてやるっ!」
某倶楽部のお家芸のように被っていたカツラを地面に叩きつけ、里沙はその場をプンスカと後にする。
やっぱり彼はそれを呆然と見送るしかなかった。
―――と、少しして里沙がサササッとその場へ舞い戻ってきた。
地面に叩きつけたカツラを拾い上げ、パンパンと埃を払ってから一言。
「すいません、取り乱しました」
そして里沙は、光の速さでその場から消えていくのだった。
>>442-447 以上です
間奏部分は”あ、ほわ”でよかったのか、はたまた”あ、ぽわ”だったのか
正解をお待ちしてます
おつれす
なんて素晴らしい朝を迎えてやがるんだ
450 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 03:02:58.18 0
(・∀・)イイ!!
後は286氏の降臨だな
453 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 03:06:51.49 0
43氏キテタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!深夜に更新乙です!!
454 :
286:2006/05/11(木) 04:04:19.72 0
本日御暇を取らせて戴きます
次更新を御期待下さいませ
>>454 そうですか・・・残念。次回はたくさん書いてくださいよ!(偉そうですが5以上)
ゆっくり休んでください。
>>455自己レス
5以上とは5書き込み以上の事です
長編期待しています
作者さんのペースでいいよ
458 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 04:45:11.88 0
乙〜
h
462 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 07:18:23.74 O
登校前に保
ナイス保全
464 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 09:34:14.61 O
ほ
465 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 10:03:48.58 0
今間違いなくえりりんは部屋に鍵かけてオナニーし始めた保全
466 :
_:2006/05/11(木) 11:31:14.32 0
別館1階の理科室で化学の授業が終わった後、3階の教室への帰りの階段で
後ろから登ってパンツを覗こうとしている俺らに気付いて「信じらんな〜い(プンプン)」
と手で抑えつつスタスタと小走りに駆け上がり、気付かれて悔しがってる俺らに
向かって、最後の一段を登る瞬間だけ、抑えてる手をどけて、思いがけなく
パンチラGetできて喜ぶ俺らを尻目に教室に帰り女友達と話ながら、俺らを
指差してケラケラ笑っているガキさん保全
467 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 11:35:17.39 0
>>466 ガキさんはそんなことしないお
だってノーパンだもん
469 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 12:27:39.64 O
43氏乙蟻です!
幼馴染みと登校なんてそれだけで羨まし過ぎるシチュなのにガキさんの三人祭まで見られるなんて……
何て贅沢な青春!!
青春〜贅沢な日々〜
ほ
472 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 15:51:01.13 0
473 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 16:16:56.58 O
ほ
474 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 17:09:31.59 O
ぜ
475 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 18:30:47.18 0
ん
476 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 19:25:58.09 O
保
477 :
286:2006/05/11(木) 19:43:14.89 0
平日の前日に5とか無理です無謀ですできません
弁解も終わったところで
↓続き
478 :
286:2006/05/11(木) 19:43:54.41 0
「連休ご苦労様。じゃあ連休ボケしてへんか抜き打ち小テストはじめんでー」
「きーてねーよ!」「前もって言っとけよ!」
「アホか!前もっていってたら抜き打ちテストにならんやろが!」
こちとら宿題でほとんど寝てないんだよ!
頭なんか働くか!
なんていっても先生に届くはずもなく仕方なくテストを受ける・・・学生の宿命・・・
「ねぇ〜ガキさん勝負しない?点数」
ちょっとした楽しみでもないとやっていけないからガキさんに勝負を持ちかけた。
「おっいいねぇ〜じゃあ勝った人が負けた人に命令できるってのは?」
「いい!やろやろ!」
「楽しそうじゃん俺も入れてよ?」
アイツが声をかけて来た・・・チャンス!
チラッとガキさんのほうを見ると・・・
「カメ。絶対に負けないよ」
乗り気だ!やってやろうじゃんか!ここで絵里が勝てば・・・
考えるだけでウヘヘ♪だ
「負けないよ!ガキさん!」
勝負は十五分。いつもならとっとと寝ちゃうトコだけど・・・とってみせる夢の満点!
479 :
286:2006/05/11(木) 19:44:15.55 0
・・・・・・・・・・
「はい終わり。答え配るから自己採点な。ずるはいかんで」
黙々と採点する・・・おっ絵里にしては上出来だぞ!
「ガキさん何点?」
「7点。カメは?」
「ガキさん・・・ウヘヘ♪勝利の女神は絵里に微笑んだみたいだね♪ジャーン9点!」
「ナニィ!?カメが9点!?ずるしてないでしょうね!」
「しないもーん♪実力だもーん♪」
やった・・・やったよ神様仏様エリザベス様!
何命令しよ?今すぐ絵里と付き合えとか?いやだ恥ずかしくて絵里そんなのいえないよー♪
じゃあキス?もっと恥ずかしいって!じゃあじゃあえっち・・・だめだめだめ!絵里まだ十七だもん♪
「喜んでるとこ悪いんだけどさ」
「ウヘ♪なに?」
「ハイこれ」
アイツから渡されたテスト用紙・・・
「ナニィ!?」
「俺の勝ち」
アイツから渡されたテスト用紙・・・それは見事に十点満点の完璧なテスト用紙だった・・・
負けた・・・ガキさんという門番を破って城を討ち取ったつもりでいたら武将に叩きのめされた・・・
「ガキさぁん・・・」
「残念だったねカメ。」
と、満面の笑顔で言われた
その日の昼休み。絵里たちはウエディングドレスとタキシード(衣装協力・演劇部)で腕を組み
ジュースを買いにいくという恥辱プレイをやらされた・・・
タキシードを着たガキさんがひげを付けさせられたのは言うまでもない
480 :
286:2006/05/11(木) 19:45:41.79 0
以上。ちなみに担任教師は中澤先生(国語担当・32歳・独身)
481 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 20:09:43.65 O
早めの更新キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
286氏乙です!
主人公も中々味な要求をしますなぁ
ここで軽エロな要求をしないトコがらしいと言えばらしいですねw
乙〜
483 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 21:22:47.68 O
ご苦労様でし
484 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 21:24:01.75 0
286氏キテタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
485 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 22:18:24.95 0
またこのふたりから伝説が
486 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 22:36:52.73 O
始まる
ho
489 :
名無し募集中。。。:2006/05/11(木) 23:47:23.35 O
sage過ぎ注意
490 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 00:29:24.53 0
ほ
491 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 00:48:47.80 0
ぜ
nn
493 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 01:07:41.44 O
今宵も貴女が来るのを待っています。
494 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 01:08:14.60 0
さぁ!43コールが始まりました!
43!43!43の降臨が待たれます
―――lunch time
昼休みは学生にとってオアシス、パラダイス。
皆で輪になってお弁当を広げれば、午前の勉強疲れもなんのその。
彼もご多分に漏れずウキウキ気分で母の手作り弁当を広げ、今まさにエビフライに食いつかんとしているところ。
が、そんな至福のひと時に怪しい足音が忍び寄る。
ぐわらぁ〜!
突然、勢いよく開けられた教室のドア。
そこから現れたのは朝に続いてのご登場、新垣里沙。
まっすぐな足取りでツカツカと彼の前へと歩み出る。
と、コホンと咳払いを一つしてから、目を閉じて空気の流れを読み始めた。
―――そして、何かを悟った里沙の目がカッと見開く。
「セクシ〜、ビ〜〜ム!!!」
すると、まあ、なんということでしょう。(劇的ビフォーアフター風)
さっきまであんなに賑やかだったはずの教室が、一瞬にして寒々しい空間に。
自分の胸の先端からまっすぐ前方へ手を伸ばすポーズのまま静止している里沙。
それに倣っているわけではないが、彼もエビフライを摘んだ箸を片手に固まってしまっている。
水を打ったように静まり返る教室。
まるで日常空間に潜むエアポケットにこの教室が吸い込まれてしまったかのよう。
ようやく、ハッと意識を取り戻した彼は、珍しく周囲の空気を敏感に察知した。
どうにか里沙をフォローしなければならないと彼は考える。
そして彼のコンピューターが導き出した答え―――。
「うっ、やられたぁー」
彼にしてみれば良かれと思ってとったリアクション。
しかし、その中途半端さは火に油を注ぐならぬ、氷に塩をかけた挙句リフリジーター(亀英語)に叩き込む行為。
冷え切っていた教室の温度が絶対零度まで下がりきってしまった。
ピンと前へと伸びていた里沙の右手がプルプルと震え始め―――
「う゛わ〜〜んっ!」
周囲の冷たい視線にとうとう耐え切れなくなった里沙は、両手の甲で目を押さえながら廊下へ飛び出していった。
彼はその背中に己の力不足を感じずにはいられない。
里沙に心の中で謝罪をしつつ、気を取り直して箸を口の中に運ぼうとした―――しかし。
「…あ、ない」
泣きながら廊下を疾走する里沙の口には、ちゃっかりとエビフライが咥えられていた。
―――after school
終業のベルが鳴れば、学校は学びの場から青春劇場の舞台へと変化する。
恋あり、友情あり、笑いあり、涙ありの、各々の胸騒ぎのドキドキアフタースクールが待っているわけだ。
しかし、彼は別の意味での胸騒ぎを覚えていた。
案の定、その胸騒ぎは的中。
帰り支度をしている彼の前には、本日、3度目の登場の新垣里沙。
その真剣な眼差しには、本日一番の覚悟の色が伺えた。
「これだけは使いたくなかったんだけど…」
もったいぶるような前置きをしてから、里沙は突然両足をガバッと開いた。
そして腰を徐々に地面へと落としていく。
理想は地面と太腿が水平になるくらい。
首はゆるりと右に曲げ、左手を頭の後ろへ回し、右手は腿の裏を這わせるような感じ。
大事なのは表情で、決して露骨にいやらしさを押し出してはならない。
薄く目を閉じるだけのシンプルな表情に、さり気ない艶かしさを出すのがプロの技。
と、唐突に繰り出されたこの里沙の一連の動作。
まあ、贔屓目に見てあげれば、いわゆるM字開脚というものなのだが―――。
彼は頷きながら手のひらをポンと叩いた。
「ああ、リンボーダンスか!」
………。
「そうそう、こうやってね、ヨッ!ハッ!トォっ!って、バーの下をくぐって―――って、コラー、さすなっ!
違うでしょーがっ!メロンさんの『肉体は正直なEROS』でしょーがぁ!」
彼にはまったく伝わっていなかった。
里沙はショックを受けながらも、しっかりとノリツッコミを成立させるあたりは貫禄の域。
「う゛わ〜〜んっ!」
昼休みのリプレイのように、廊下へ飛び出していく里沙。
彼はまったく分けがわからないまま、本日3度目の里沙の背中を拝むこととなった。
一人残された教室で、里沙の本日の奇行の数々を頭に思い浮かべる。
あれらはいったいなんだったのだろうか、と首を捻る。
が、すぐに、まー、いっか、とカバンを手に教室を出て行ってしまった。
夕陽に染まる廊下を歩きながら彼が思うことは一つだけ。
ああ、今日も一日、いい日だったなー、と、ただそれだけを感謝して家路に就くのだった。
501 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 01:34:18.35 0
クルップー
さいっこう
504 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 01:46:19.01 0
43氏キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!更新乙です今から読ませて頂きます
505 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 01:49:08.02 0
506 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 01:51:24.69 0
この主人公の性格凄いなw
507 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 02:27:37.84 0
乙です穂
乙〜
509 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 06:50:36.58 O
ほ
うむ
保
512 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 11:26:22.65 O
43氏乙です!
ガキさん怒濤のヲタ的エロ攻撃w
メロンヲタでもある俺からしたらこれ以上ない会心の一撃なんですが
ヲタでも何でもない彼には伝わらずガキさんにとって痛恨の一撃になってしまいましたねw
インディゴは最終兵器かなw
513 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 11:28:02.32 O
休み時間にトイレでオナニーに夢中になりすぎていつの間にか授業時間になっていたことに今ちょうど気付いたえりりんの保全
えりりん・・・
名無したん(;´Д`)ハァハァ
515 :
名無し募集中:2006/05/12(金) 12:36:50.98 O
ほ
516 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 13:41:25.58 0
ぜ
517 :
350243007781299:2006/05/12(金) 14:57:19.33 O
ん
518 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 15:37:17.72 O
体育でヒザすりむいて保健室に行ったらカーテン越しにベッドでセックスしてるヤツらがいてどうしていいかわからず慌てふためくガキさんの保全
うむ
ho
521 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 18:13:07.71 O
下校ほ
522 :
a:2006/05/12(金) 18:17:36.11 0
やあ、突然なんだがこのスレ↓ に、
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1147424228/ 21位から18位になってよかったね。よかったね。
昨日は売り切れ続出とか言ってたけど、どんな気持ち?
∩___∩ ∩___∩
♪ | ノ ⌒ ⌒ヽハッ __ _,, -ー ,, ハッ / ⌒ ⌒ 丶|
/ (●) (●) ハッ (/ "つ`..,: ハッ (●) (●) 丶 21位から18位になってどんな気持ち?
| ( _●_) ミ :/ VIPPER :::::i:. ミ (_●_ ) | ねぇ、どんな気持ち?
___ 彡 |∪| ミ :i ─::!,, ミ、 |∪| 、彡____
ヽ___ ヽノ、`\ ヽ.....::::::::: ::::ij(_::● / ヽノ ___/
/ /ヽ < r " .r ミノ~. 〉 /\ 丶
/ /  ̄ :|::| ::::| :::i ゚。  ̄♪ \ 丶
/ / ♪ :|::| ::::| :::|: \ 丶
(_ ⌒丶... :` | ::::| :::|_: /⌒_)
| /ヽ }. :.,' ::( :::} } ヘ /
し )). ::i `.-‐" J´((
ソ トントン ソ トントン
・・・と、書き込んでくれ。
523 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 19:22:06.56 O
えりりんのおっぱい保全
524 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 20:10:40.55 O
はいりんしゃい
保
526 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 21:16:00.73 O
全
527 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 22:03:20.71 0
ガキさんがフルチンで風呂から出てきた保全
ほ
529 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 23:05:50.40 O
ぜ
本日暇を頂きます
明日は5以上書きますです、はい
ゆっくり休養を取ってください
532 :
名無し募集中。。。:2006/05/12(金) 23:09:28.26 0
待ってます
ほ
534 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 00:14:05.72 0
エロレベル5以上に期待
535 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 00:23:45.16 0
536 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 00:45:07.41 0
>>530 俺がいつも5以上書いてください!とか言ってる為にそんな事言わせてしまい
すいませんでした失礼ながら明日5以上宜しくお願い致します
286氏の降臨を待ちます
537 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 01:16:28.71 O
待つことには慣れています
楽しみですね
ho
540 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 03:16:37.45 0
286コールが鳴り響きます!286!286!286!
さぁ期待しましょう!
541 :
286:2006/05/13(土) 03:19:43.86 0
>>540 面白いぐらいタイミングがいいのね。
↓続き
542 :
286:2006/05/13(土) 03:20:32.06 0
「せんぱぁい!せんぱぁい!」
「あっ!さゆだ」
絵里の中学時代からの後輩・道重さゆみが走ってきた
慕われてはいたけど走ってくるなんて愛いやつめ。
「せんぱぁい!これさっきの調理実習で作ったんです!」
走ってきたさゆは絵里ではなく隣にいたアイツに声をかけてた
「あーありがと道重さん。」
「はい!じゃあまた!」
嵐のように去っていったさゆ。アイツの手にはクッキー・・・?らしきものが
「へっへ〜もてもてジャン」
「そう?たまにくれるのよお菓子。ありがたいけど」
鈍感もここまできたらすごいわ・・・
「もててるとかじゃないでしょ?結構もらうよ?」
「・・・よしっ!」
「あれ?どこ行くのー?」
543 :
286:2006/05/13(土) 03:20:50.06 0
・・・・・・・・・・
「ではこれより作戦会議を行います」
「何なのさ急に呼び出して?」
「何なのさじゃないの!絵里は重大な事実に気がついてしまったんだよ」
「重大な事実・・・それは」
・・・・・・・・・・
「・・・あっ!」
「でしょ?」
絵里が気づいた事実。それはアイツが意外ともてるという事実だったのだ!
「確かにアイツのそういう噂聞かないけどもしかして・・・」
「だって女の子からお菓子いっつももらってるんだってよ!」
絵里たちはライバルが”お互いだけ”と思い込んでいた
でももしかしてほかにもライバルがいたら?
まさかもうすでに彼女がいたら?
「そんなんだったらどうしよ・・・」
「無駄?無駄だったの?私たちがやってきたことは?」
「これはもう遠まわしに聞くしかないね」
「大丈夫なの?」
「大丈夫!アイツの鈍感さは折り紙つきでしょ!」
「・・・確かに!」
544 :
286:2006/05/13(土) 03:21:35.62 0
「こらーーーーーーーー」
ドゴッ!
「いてっ!」
新垣から豪快なラリアットをくらった
「なにすんだいきなり!」
「いいからくる!」
「えっ?何?」
「早く!」
・・・・・・・・・・
「何なのさいきなり?」
「あのね。カメが聞きたいことあるって」
「えっ!絵里?」
「そうだよ!」
「ぶぅー・・・」
聞きたいこと?なんだろか?
「あのさー・・・えっとぉー・・・」
「カメはやくいいなよ!」
「うん・・・アンタ彼女いる?」
ドコッ
俺は質問の内容とまるで昭和のコントのように机に頭をぶつけた新垣に同時に驚いた
「何でそんなこと聞くの?」
自慢じゃないが今まで生きてきて女っ気が0に等しい俺にそんなことを聞くとは失礼な
「い・いやぁ〜ちょっと気になって」
「いないよ。もてないの知ってるでしょ?」
「あそ・・・じゃあいいんだ!うん!忘れて!じゃあいこうガキさん!」
「・・・何だったんだ本当に」
・
545 :
286:2006/05/13(土) 03:22:15.38 0
・・・・・・・・・・
「カメぇ!遠まわしに聞くっていったでしょ!ストレートすぎだよ!」
「ガキさんが急に振るからでしょ!」
「でもいないってわかったんだし良かったじゃん」
「話を摩り替えないの!でも絵里もうひとつ気付いたことあるんだけど・・・」
「なに?また!」
「あれだけ絵里たち色々したのに『もててない』って言ってるってことは明らかに絵里たち眼中に入ってないよね?」
「・・・あっ!」
鈍感すぎる彼にかなりの不安を抱きつつこの恋は前途多難なことを改めて知らされたのであった
・・・・・・・・・・
「道重さんお菓子くれるのはいいんだけど常に破滅的な味だからな・・・」
うっ・・・やっぱり今回もだ・・・
なぜ俺の周りには料理がうまい女性が存在しないんだろ・・
546 :
286:2006/05/13(土) 03:26:59.96 0
とか何とかいって律儀に全部食べる主人公なのでありました
そんな状況にいるので主人公は必然的に料理上手です
さて、お知らせでございます
私は今後約2〜3週間更新がかなり滞る予定です。
リd*^ー^)<学生の宿命!
というやつなのでご勘弁くださいませ。ではではなるべく更新はするつもりですので
547 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 03:32:30.46 0
>>546 タイミング良過ぎですなw
乙です!これから読ませていただきます
548 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 03:59:53.48 0
乙です穂
なんでラリアットすんだww
550 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 06:10:49.32 0
ワロタ
h
主人公ずるい
553 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 09:04:40.50 O
286氏乙です!
さゆが後輩で登場とは中々に予想外の展開でしたねぇ
ガキさんは何か呼び止めで普通にラリアットしそうw
554 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 10:31:30.69 O
ほ
555 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 11:54:35.65 O
生理痛がヒドくて保健室で眠っていたらカーテン越しに隣のベッドでセックスしてるヤツらがいてなんだかだんだんその気になってきて指が止まらなくなっちゃったえりりんの保全
556 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 12:15:58.04 0
生理痛がヒドくて保健室で眠っていたらカーテン越しに隣のベッドでセックスしてるヤツらがいてなんだかだんだんその気になってきて指が止まらなくなっちゃったえりりん
を隣のベッドから見ていたらなんだかだんだんその気になってきて指が止まらなくなっちゃったガキさんの保全
ho
558 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 13:19:18.26 0
生理痛がヒドくて保健室で眠っていたらカーテン越しに隣のベッドでセックスしてるヤツらがいてなんだかだんだんその気になってきて指が止まらなくなっちゃったえりりん
を隣のベッドから見ていたらなんだかだんだんその気になってきて指が止まらなくなっちゃったガキさん
に気づいてさらに盛り上がっちゃって2回戦に突入しちゃったカーテンごしのカップルの保全
559 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 14:02:47.63 O
保全
560 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 14:38:39.69 O
保全
561 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 15:33:26.50 O
みんな仲良く猥褻保全
ほ
保全
564 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 18:21:13.75 O
ほ
565 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 19:02:50.20 O
ぜ
566 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 19:30:20.98 0
ん
567 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 20:22:05.50 O
濡れ保
ho
569 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 21:36:27.05 0
なんていやらしい保全部隊なんだ
570 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 21:55:16.41 0
571 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 22:09:30.17 O
遭難しました!!
572 :
名無し募集中。。。:2006/05/13(土) 22:59:20.87 O
隊長「そうなんですよね」
はい
574 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 00:03:18.61 O
今宵もあの御方がやってくる
期待
―――wednesday night
” ―――今週はコントはお休み。
では、早速タイトルコール。(チャラランチャチャチャララーン、チャチャーン♪(SE))
松ペン先生のドッキドキ!LOVEメール添削。
この時間はセレブの中のセレブ、松ペン先生が担当致します。
が…、今週はスペシャルウィークのために短縮バージョン。
だから冒頭に毎回お届けしているショートコントもお休みです。
…え、コントじゃない? ショートストーリー?
えー、私、いっつもコント気分で参加してたんですけどぉー(笑)
今、ガラスの向こうの人がものすごい抗議の目で私を見てます(笑)
え? 毎回、あれを書くのに膨大な時間を割いてるって?
あんなコント書くのにそんなに時間掛かりますかぁ?
だって、コントでしょー、あれ、誰がみてもー。
コントじゃないとしたら妄想ですよ、妄想(笑)
…と、まあ、その話はここらへんにしといてですねぇ、時間がないので早速本題です。
今週も恋に悩める若者たちからメールが続々届いているんですがぁー、
今週はちょーっと変わった相談なんですよねぇー。
ではラジオネーム、恋する豆さんからのお便りです。
『こんばんは、松ペン先生。
毎週、128kbpsの高ビットレートで録音しつつ、楽しく聞かせていただいております』
…えーと、ちょっとよくわかんないけど、とにかくすごくよく聞いてくれてるってことですよね?
ありがとうございまーす、では続き。
『私には小っちゃな頃からずっと一緒にいた幼馴染がいます。
昔は彼のことを弟みたいな奴だと思っていたのですが、中学校に入った頃からそいつの事がちょっと気になり始めています。
この間、決心をして告白しようと試みたのですが、それも未遂に終わってしまい、
さらに、とある事情から私のほうから彼に気持ちを伝えることはできなくなってしまいました。
気持ちを伝えることができないなりに、私にできる最大限のアピールはしてみたのですが、彼には一向に気づいてもらえません。
そこで、こちらから気持ちを伝えることなく彼の気を引く方法を松ペン先生に教えてほしいのです。よろしくお願いします 』
…と、まあ、ぶっちゃけメールの添削ではないんですがー。
でもね、松ペン先生は恋の伝道師ですから、恋のキューピットですから。
いついかなる恋の相談でもお受けしますよー。
で、今回の相談のお答えなんですけどぉー、えー、好きって言えばいいんじゃないですかぁ?
あ、それがダメだから困ってる?(笑)
んー、何でだろうなぁ、好きなら好きって言ったほうがいいと思うんだけどなぁ…。
まあ、きっと何か深い事情があるんでしょうけどもぉ…。
うーん、幼馴染にアピールする方法かあ…。
たとえば何かプレゼントをするとかー? でも、それじゃありきたりよねぇ。
むー、…やっぱり、自分が一番輝いているところをみてもらうのがいいんじゃないでしょうかねぇ。
マツウラもいちおー、アイドルっていうのものをやらせて頂いてるんですけどぉ、いちおーね、いちおー(笑)
で、それにはやっぱりマツウラのことを好きになってくれるファンの人が必要なわけでして、
そういう方たちは、なーんでマツウラのこと好きになってくれたかっていうとぉ、
きっとマツウラの輝いてる姿を見てくれたからだと思うんですね。
それがマツウラにとっては歌だったり、ライブだったりすると思うんですけどぉ。
だから、えーと、恋する豆さんも、自分が一番輝いている姿、
自分の一番自信があるものを彼に見せつけちゃえばいいんじゃないでしょーか?
いかかでしょうかねぇ?
え? あ、マツウラじゃない、今は松ペン先生でしたね(笑)
じゃあ、えーと、マツウラさんもきっとそう思ってると思いまーす。
えー、いちおー男性目線からということで、ガラスの向こうの人の意見も伺ってみましょうか?
えーと、男の人は女性にどんなことをされたら気を引かれますかぁ?
…え、何々? は、触られる? はぁー、何かいやらしくない!?
そういう意味じゃなく? さり気なく?
あー、たとえば『やだぁー』とかいって相手の肩をタッチするとかそんな感じ?
んー、でも言っときますけど、それ勘違いだから、勘違いですよー?
女性の立場からすると、いちいちそんな相手のこと考えながら触んないよー、普通。
ちょっと自意識過剰、みたいな?(笑)
…あ、でも勘違いしてくれればいいのか、今回の相談の場合だと。
じゃあ、ひょっとしていきなり手とか握られたりした日には―――あ、もう絶対好きだな、と?(笑)
えー、そうなんですかぁ?(笑)
うーん、じゃあ、ガラスの向こうの人が言ってる、相手の身体に何気なく触れてみるってのもひょっとしたらアリかもしれませんね。
思い切って手とか握っちゃえば、もうイチコロ?(笑)だそうですよー、こんなんでよろしいでしょうかねぇ、恋する豆さん―――”
―――another day
「いやー、すごい音なんだな、びっくりしたよ。
それに、新垣、ず〜っと真剣な目をしてステージの人と同じ動きしてた。
その動きにちょっと感心しちゃったよ。
ああいうのってテストみたいなのあるのかな?」
里沙は、ん?と顔をしかめた。
まるでどこかで聞いたような台詞。(しかもちょっと苦しい)
だが、今の里沙の頭の中はそれどころではない。
「テストなんてあるわけないでしょー。必要なのは愛だよ、愛」
二人はとあるコンサートの帰りだった。
ラジオのパーソナリティから受けた教えを実行するため、里沙が無理やり彼を連れ出したのだ。
里沙はそのコンサートで彼に自分が一番輝いているところをみせようとした―――しかし。
「ねえ、私の動き、どうだった?」
「え? …いや、単純にすごいなーって、ほんとに感心した」
「…感心?」
「うん、ステージの人とフリとかピッタリ合ってたし、あと時々なんか面白い動きしてたし」
「…おもしろい?」
「うん、パン、パ、パン、ヒュー♪ってジャンプしてたり、腰ひねりながら天高く手拍子したり、すごい面白かったよ」
「…そうですか」
里沙はガックシと肩を落とす。
そして心の中で、松ペン先生のウソツキー!と訴える。
が、まさか”恋する豆さん”が考える一番輝いている自分というものが、
完コピしつつヲタ芸を打っている時だとは、松ペン先生も夢にも思わなかっただろう。
とにかく松ペン先生の作戦が失敗に終わった今、
里沙は同時並行で進められていたガラスの向こうの人立案の”何気に相手にタッチ大作戦”に懸けるしかない。
あわよくば手まで握ってしまおうと考える里沙だが、それがどうにもうまくいかなかった。
今思えば、公演終了直後の人の波に呑まれている間に、ドサクサに紛れて握るのが一番のチャンスだった。
しかし、テンションが上がりきってしまっていたため、つい会場に最後まで残ってコールをし、
その絶好のチャンスを潰してしまったのが後の祭り。
電車の中の二人は微妙な感じ―――というわけでは別段なかったが、
里沙はなぜかつり革から手を離すことができなかった。
駅から自宅まで並んで歩ている今も、何度かトライを試みたが、結果は同じ。
彼の方へ手を伸ばそうとすると、里沙の手は魔法をかけられたように動かなくなってしまう。
ただじわっと汗が滲み出るだけの手のひらを里沙は恨めしく思う。
こんなに彼が近くにいるのに。
ちょっと手を伸ばせば触れられる距離なのに。
そのちょっとがあまりにも近すぎて、あまりにも遠い。
「今日は誘ってくれてありがと。 じゃあ、また明日な」
気がつくともう家の近くまで来ていて、彼は笑顔で手を振りかけていた。
「あ、あの、ちょっと待ったっ!」
声は自然と口をついて出ていた。
「ち、ちょっと、お話、してかない?」
――――――
―――
―
近所の公園のベンチに、一人座る。
ちょっとしてから彼がすぐに駆けてきた。
手には熱々の缶コーヒー。
里沙は、…ありがと、と小さくお礼を言いながらそれを受け取った。
話をしようと誘ってみたものの、里沙は貰った缶コーヒーにちびちびと口をつけるのみ。
いざこうして隣同士座ってみるといったい何を話したらよいのか分からない。
彼に不自然に思われていないかと、里沙は内心不安だった。
しかしそんな里沙の不安は無用だったようで、彼は懐かしそうに目を細めながら言った。
「昔はさ、この公園でよく遊んだよねー」
「…あ、う、うん、そだね」
「覚えてるかなー、俺がスーパーマンの真似してさ、あの滑り台を頭のほうから滑ってって…」
「ああ、あの時ね、覚えてるよー、アンタ、もろ顔面から落ちて鼻血ダラダラ流しながら大泣きして」
「うんうん、でさ、俺の血を見た亀井も、泣き始めちゃって」
「そうだよー、あの時、泣いたアンタたちをあやすの大変だったんだからねー」
その昔、泣いた二人をあやすのは里沙の仕事だった。
これがまた二人とも泣き虫で、里沙はその仕事を日課のようにこなしていた。
あの時は本当に二人のお姉さん気分だったのだ。
今もその関係に近いところはあるかもしれないが、少なくとも泣いた二人をあやすということは、もうない。
今さらその事にようやく気づいて、いつの間にか自分の肩の荷が下りていたことを知る里沙。
その肩の軽さがなんとなく寂しいような気も少しだけ、した。
思い出話は尽きることがなかった。
毎日が思い出になる時期を一緒に過ごしてきたのだから、それは当たり前のことかもしれない。
この公園で起こった出来事だけでも語るに語りつくせないほど。
話題が登下校時の思い出に移ったとき、彼は、そういえば、と思い出したように言った。
「こないだね、嬉しかったんだよ」
「え、何が?」
「こないだの朝、新垣が家の玄関の前で待っててくれた時あったじゃん」
里沙が三人祭の振付けでアピールを試みた朝のことだ。
ひょっとしたら自分のアピールが効いていたのかと一瞬期待したが、どうやらそういうことではないらしい。
「昔からずっと新垣が家に迎えに来てくれてて、それが俺にとって自然だったからさ。
玄関開けた時に、新垣がそこにいる光景ってのが、なんかすごく懐かしくて。
亀井の時ももちろんそうだったけど、新垣に”明日から別々に学校行こう”って言われたとき、実は結構ショックだったんだよね。
俺、ひょっとして嫌われちゃったのかなぁー、って」
言いながら、彼が少し悲しそうに笑った。
その表情がなんだかとても幼く見えて、まるで小さな頃の泣き虫な彼に見えて―――。
「…嫌いなんかじゃないよ。
アンタのこと嫌いになるわけなんて、ないでしょーが」
―――あ。
気がつくと自分の手がすっと彼の頭に伸びていた。
それは自分でも驚くほど自然に。
…なんだ、こんなに簡単なことだったんだ。
そう、昔はあんなに簡単に、毎日のようにできていたこと。
なのに、大きくなった今、自分はどうしてこんなに難しく考えていてしまったのだろうか。
「ちょ、ちょっと何すんだよ、やめろよー」
「エヘヘー、いいじゃないの、恥ずかしがらないー♪
昔はこうやってアンタのことあやしてたんだからね」
嫌がる彼を制しながら、里沙の小さな手が彼の頭を撫でる。
それは昔、この公園でなされていたのと同じ光景だったが、ただ一つ違うのは里沙の腕の角度。
昔はほぼ水平に差し出せばよかったその手が、今はだいぶ上向きに差し出さなければ頭に届かない。
大きくなったもんだなーと、里沙はしみじみ思う。
…などと油断していたのがいけなかった。
「ふわぁっ!?」
突然、頭に乗せられた優しい感触。
それは包み込むように里沙の頭を覆った。
「あ、あ、アンタぁっ!? 何してんのよぉ!?」
「ヘッヘー、お返し」
「な、生意気だぞぉっ!」
里沙の訴えにも、彼は無邪気に微笑む。
里沙はその手を振り払おうとする仕種を一応みせたものの、真剣に退かそうとはしなかった。
彼の手が里沙の髪の上を滑るたびに、胸の奥のほうがキュッと震える。
やがてそこからじわりと溶け出した暖かなモノが体中に広がっていく。
人に頭を撫でられるのがこんなにも気持ちいいのだと、今まで人の頭を撫でてばかりいた里沙は初めて知った。
最後に里沙の頭をポンポンと小さくはたいてから、彼はその手を離す。
里沙は少し名残惜しそうにその手をみつめた。
彼は少し照れくさそうに自分の頬を指先でポリポリと掻きながら言った。
「…あのさ、良かったら、また一緒に学校行こうよ」
…これはひょっとすると。
里沙の心臓が最大限に高鳴る。
絵里との勝負のことなど今はすっぽりと頭から抜け落ちていた。
「…う、うんっ!」
真っ赤な顔を隠すこともせずに、懸命に首を縦に振った。
ぶんぶんと何ども力強く。
自分に向けて発せられた彼の言葉が、自分に伝えられた彼の気持ちが、ただ里沙には最高に嬉しかったのだ。
―――が、敵の強大さを里沙はまだ知らなかった。
彼は里沙が頷くのをみて、ニッコリと笑みを浮かべる。
「よしっ、じゃあ明日からまた三人で登校だな」
「ふぇ? さ、三人?」
「うん、三人だろ? 俺と新垣と―――それともちろん亀井も」
里沙は思わずベンチからずり落ちそうになる。
彼は以前のようにただ三人で学校に行きたかっただけで、
その言葉にはそれ以上の意味はまったく含まれていなかったのだ。
頭を撫でてくれたのも、おそらくは小さな頃にふざけてじゃれあうのと変わらない気持ちなのだったろう。
…これは予想以上に手ごわいぞ、と里沙は深くため息を吐いた。
「あー、カメね、カメちゃんね。はいはい、そうですよね…」
「え、なんか俺、間違ってる? あ、ひょっとして亀井の兄ちゃんも数えてた?
いやー、それは無理だろ。 だってもう高校卒業しちゃってるし…」
「そういうことじゃないの!………って、いいや、もう」
一瞬怒りかけて、途中まで振り上げかけた手。
それを柔らかなため息とともに、そっと彼に差し出した。
「…そろそろ、行こっか?」
「おう」
そういや昔はこの公園で泣いた彼の手を引いて、よく家まで連れて帰ってたなぁと、ぼんやり思い出す。
(もう一匹カメみたいなのがいた気もするけど、今はそれはおいといて)
今、繋いだ手はその時と比べ物にならないほど大きくなっているけど、暖かさはちっとも変わらない。
今日のところはとりあえずそれだけでいっか、と喜び半分、呆れ半分で里沙は静かに微笑んだ。
>>578-590 あえて描写はしなかったけどこれガキさんニュレニュレだから
それコミでエロレベル5
明日はお母さんにありがとうを言う日なので書けるかわかりません
夜に余裕があればまた明日
>>591 乙です
ガキさんニュレてましたか…
主人公気付けよ〜〜〜!!!
593 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 01:50:19.05 0
>>591 乙です!
長いので今日はいつも以上にワクワクしてます
これから読ませていただきます
594 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 02:03:45.11 0
ガキさん128kbpsって(w
2時間番組で約92MBか…勇者だなガキさん。
でもそんなガキさんが愛しいわけだが。
連日乙です!
595 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 03:07:55.22 0
保全
596 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 03:46:01.39 O
43氏乙です!
今回は久々の長編!
かなりいい雰囲気になってこれはガキさん一歩リードか!?
と思いましたが流石は鈍感主人公w
でもこの主人公のキャラクター好きだなぁ
乙です!
あはぁ〜〜〜〜!!!!
ガキさん可愛いすぎるよガキさん
松ペンも何気にもの凄くリアルw
ho
599 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 08:45:50.92 O
作者さん乙です
ho
601 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 10:48:30.07 0
甘酸っぱくていいよー
602 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 11:12:10.82 0
遅ればせながら更新キテタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
43氏乙です今から読ませて頂きます
603 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 11:32:17.26 O
今日は学校ないのに遅刻遅刻と叫びながらベッドで眠ってる俺を叩き起こすガキさん
604 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 12:09:33.24 O
あるあるw
ほ
来週二人仲良く罰ゲームか━━━(゚∀゚)━━━
ほ
ぜ
609 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 15:32:28.52 O
ん
610 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 15:57:54.77 O
全然起きない俺を見てふと学校休みだと気付いた途端になんだか眠くなってまあいっかと俺のベッドで一緒に眠り出すガキさん
うむ
612 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 17:07:41.09 O
ほ
613 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 17:55:51.49 O
パンツとシャツだけで眠る俺とはだけた制服のまま眠るガキさんが2人で1つのベッドに眠っているのを見つけて半狂乱になるえりりん
ほ
615 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 18:38:14.22 O
ぜ
ほ
617 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 19:26:11.48 O
>>613 それに気付いた俺が寝ぼけて「ちょっと狭いけど亀井も入るか?」と言ったら
これ幸いと皺にならないように上のYシャツを脱いでブラで布団に入るえりりん
618 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 19:50:37.01 O
ベッドの中で朝勃ちでギンギンになってしまった俺のを寝ぼけたままパンツの上からがっちり握るガキさん
619 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 20:27:30.05 O
ほ
620 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 20:59:38.47 0
そして我慢し切れずにそのままガキさんに向かって出しちゃう俺
621 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 21:19:19.13 O
しかしネバネバの正体が分からないガキさん
亀井を起こすが、恥ずかしがって教えてもらえずオロオロするガキさん
622 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 21:35:05.65 0
とうとうガキさんは救急車を呼んでしまった
623 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 21:44:51.29 0
しかし救急車は来てくれなかった
624 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 21:46:16.26 O
騒ぎに気付いて起きた俺
ガビガビになってるパンツ、ブラ姿で二度寝してる亀井、ベトベトの手であちこち触って混乱してるガキさん
という地獄図に発狂してしまう
625 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 22:07:14.23 O
ほ
626 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 22:21:43.07 O
そんな恐ろしい夢にうなされてガバッと起き上がると何故かガキさんとえりりんが俺のベッドの中ですぴーすぴー言いながら眠っていたという保全
627 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 22:26:09.22 O
でも夢精はしていたw
628 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 22:32:13.26 0
ケータイワロス
629 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 23:05:34.63 O
ほ
630 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 23:11:39.32 0
次の日本語文を英訳しなさい
(1)このスレには最強の猥褻保全部隊がいます。
631 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 23:23:14.18 0
ケータイエロス
632 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 23:25:51.68 0
>>630 Please hold on me as long as possible
633 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 23:30:56.33 0
634 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 23:31:42.94 0
635 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 23:32:00.43 0
636 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 23:33:52.06 0
637 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 23:36:14.35 0
>>630 This thread operated by EROKA.
638 :
名無し募集中。。。:2006/05/14(日) 23:37:05.21 0
ほ
640 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 00:28:59.15 O
ぜ
ん
642 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 01:31:55.94 0
で
643 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 01:34:24.48 0
お
ま
645 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 02:00:58.99 0
す
646 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 02:19:44.86 0
だ
お
648 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 02:56:13.81 0
か
649 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 03:19:39.78 0
だ
今日は43氏、286氏、無しですか
明日は長編!に期待保全
651 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 06:49:20.72 O
オハヨー保全
うむ
653 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 08:45:29.63 0
今日は更新なかったのか
今晩期待
655 :
名無し募集中:2006/05/15(月) 10:32:54.31 O
ほ
656 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 11:35:41.91 O
ちょい悪保全
657 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 12:18:36.56 O
昼休み保
ぽ
スレ乱立保
ほ
ぜ
662 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 15:40:18.82 O
ちょいエロ保全
663 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 16:21:09.46 0
キャー(>▽<)
664 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 17:10:29.46 O
ほ
665 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 17:48:31.30 0
ぜ
ん
667 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 18:14:54.46 0
す
る
669 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 19:55:10.29 O
ほ
670 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 20:22:34.26 0
の
ぐ
そ
673 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 22:22:02.22 O
ら
ho
675 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 23:47:05.13 O
今宵こそ………
676 :
名無し募集中。。。:2006/05/15(月) 23:48:05.23 0
今宵の月のように
677 :
名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 00:47:04.66 O
夢に出て来て以来かなり亀井さんの存在が気になりだした単純バカな俺が保全
678 :
名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 01:02:56.57 0
狼でガキさんスレ乱立される2週間ぐらい前に夢でガキさんにキスされてから虜になった単純バカな俺が保全
679 :
名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 01:13:33.36 0
えりりんとガキさんがオナニーしてるとこを想像して以来2人の存在が気になりだした単純バカな俺が保全
新亀のネタ書いてるくせに夢に小春がでてきて「最近なんか小春が気になる」状態の単純バカ(DD)な俺が
>>578-590つづき
◇
彼は一人、公園でブランコをキコキコ漕いでいた。
ボケーッと遠くを見つめる瞳に、西に傾き始めた太陽が映る。
そのたたずまいはさながらリストラされたサラリーマンのようだが、彼は別に会社を首になったわけではない。
とある人物に呼び出されてのこのことやってきたのだ。
お子様たちは彼の存在を特に気にかけることもなく元気に遊びまわっている。
子供たちばかりの空間に大人が混じると、普通子供は警戒心を示すもの。
しかし、彼は子供らの群れの中に見事に身を溶け込ませていた。
それは彼が、彼ら子供たちと同じような無垢な心を持ち合わせているからなのか、はたまた存在感が薄いだけなのか。
なにはともあれ、子供たちが外で遊ばなくなったと嘆かれる現代においては希少かつ麗しい光景だった。
―――だが。
この平和な空間に今、怪しい影が忍び寄ろうとしていた!
「おまたせー!」
どこからともなく降りそそいだ声。
ブランコを漕ぐのをやめ、彼は声のした方へ顔をふっと向けた。
そこで彼が目にしたものとは―――
「愛と正義の美少女戦士、セーラーカメ、参上!」
黄金のティアラがまぶしく輝く。
手にしたロッドが正義へと導く。
胸元の真っ赤なリボンは愛のシンボル。
滑り台のてっぺんに立っていたのは、そう、我らがセーラーカメ!
―――というよりかは、まだ陽の明るいうちから野外でコスプレをしている危ないお姉ちゃんがそこにいた。
彼女がなぜこのような蛮行に及んだのか、その理由は複数ある。
1つは前回の”スラムダンク”で味を占めた漫画路線の継続。
漫画とは人類の想像力によって生み出されたファンタジーであり、そこには往々としてご都合主義なるものが存在する。
あまりにも物事がうまくいきすぎることを、”漫画みたいだ”と表現することがあるのもそのためだ。
絵里はそれを逆転の発想で捉えた。
つまり”漫画みたいに”やれば、すべての物事がうまくいくのではないかというトンデモ理論を作り上げたのだった。
また絵里は漫画の世界に入り込みやすいタイプだったので、
そのキャラになりきれば普段以上に思い切ったことがやれるというのもメリットだった。
ちなみに元ネタである”セーラームーン”は2003年時点の好きな漫画ランキング第6位。(ガールズザッピィ vol.4より)
2つ目は、一般的に男性はコスプレが好きだという分析によるもの。
数あるコスプレの中でもセーラー服は王道的な存在である。
また正義のヒロイン系のコスプレも一部の筋の人にはたまらないらしい。
その二つをかね揃えたセーラームーンはまさにパーフェクトなチョイスといえた。
その上、今回はストッキングを着用することによってよりフェチ度がアップする仕様となっている。
掴みはオーケーとばっかりに満足げに頷き、続いて滑り台を華麗に滑り降りようとレーンに腰を下ろした絵里。
が、この滑り台はあくまで小さなお子様用であり、絵里の成長しきったお尻は規格外だったようだ。
つっかえつっかえになりつつ、無理やりぐいぐいと尻を滑らせてようやく地面に着地した。
「亀に代わって、おしおきよ♪」
移動に若干の不手際はあったものの、ポーズも台詞もバッチリ決まった。
そしてこの場合、バッチリ決まれば決まるほど痛々しくなっていく。
「さあ、敵はどこ?」
台詞口調でいいながら、絵里はあたりをぐるりと見回した。
…?
が、何度かぐるりと見渡してみて、絵里はハッと気づいた。
この公園にいるのはブランコから目を丸くしてこちらを見ている彼と、すっかり怯えきった表情で絵里を見つめるお子様たちのみ。
そう、この公園には敵など存在しないのだ。
だが、正義のヒロインがヒロインであるためには戦う相手が存在しなければいけない。
絵里はそのことがすっぽりと頭から抜け落ちていた。
「て、敵は、オマエだ!」
意外な盲点にすっかりうろたえてしまった絵里は、一番自分の側にいたAくん(仮称・6才)に向かってビシッと指差した。
Aくん(仮称・6才)はビクッと肩を震わし、涙目でプルプルと首を横に振る。
が、絵里は正義の糾弾を続けた。
「いや、そんなはずはないよ。悪いことやってない人間なんてこの世には存在しないの。
ある人にとっては善い行いでも、それが必ずしも万人に対して善い行いだとは限らないの。
それに視点を変えてみれば、人間が他の動植物、さらには地球に与えている影響を考えると、
人間は存在しているだけで悪ともいえるんだよ。
―――だからお仕置きします!」
ある意味正しいが、しかしあまりにも強引過ぎる言い分にAくん(仮称・6才)はとうとう泣きながら逃げていってしまった。
獲物に逃げられてしまった絵里はチッと舌打ちをすると、次に近くにいたBくん(仮称・7才)に狙いを変える。
「じゃあキミ!」
が、Bくん(仮称・7才)もやはり涙目で首を横に振るだけだった。
困ってしまった絵里は、やがて思いついたように手をポンと叩きながら言った。
「うーん、あ、じゃあ多数決で悪者決めよっか?
うん、それがいい、それがいい♪
やっぱり民主主義の原則には則るべきだよね。
はい、じゃあ聞くよー、この中で一番悪者だと思う人だーれだ?」
子供たちの意見は一致していた。
皆、迷うことなく一斉に一人の人物をビッと指差した。
その人物とは―――
「…へ、え、絵里?」
子供らは一斉にコックリと頷いた。
風紀を乱す、常軌を逸脱した格好。
幼児を泣かせた挙句、公園から追い出すという非道な行為。
確かにどこをどうみても、悪そのものである。
「―――…う”わあ〜ん! 子供なんて嫌いだぁ〜」
公園を追放され、泣きながら走り去っていく絵里。
…果たしていったい何をしたかったのだろうか。
そんなことを考えながら、再びブランコをキコキコ漕ぎ始める彼。
そして、そういや今回一度も喋ってないなー、とふと気づき、少し寂しい気持ちになる。
やがて公園に子供らの遊ぶ賑やかな声が帰ってきた。
かくして、この公園の平和は悪のお姉さんの手から守られたのでした、めでたしめでたし。
つづく。
―――次回予告
あの悪ガメが再び帰ってきた!
しかも今回は子分を引き連れて!
その行動に隠された想いとは!?
そして最後に待ち受ける結末とは!?
次回、『センチメンタル・タートルズ』
亀に代わって、お仕置きよ!
687 :
名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 01:39:16.25 0
43氏、乙。
いつも楽しみにしてます。
688 :
名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 01:43:05.82 0
テラワロス
689 :
名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 01:45:28.38 0
キャワ
ho
692 :
名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 07:01:05.27 O
オハヨー保全
うむ
694 :
名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 10:13:48.02 O
43氏乙です!
今回はカメちゃんが主役
セーラーカメの文字を見た瞬間(´・ω・`)ナツカシス!
と思って一気に読んでしまいました
カメちゃんも43氏も飛ばしまくり!最高です!
ほ
ほ
ほ
喋らない主人公ワロス
699 :
名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 16:34:14.41 0
ほ
ほ
701 :
名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 18:08:33.77 O
ほ
702 :
名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 19:15:40.92 0
保全ですよ?
703 :
名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 19:51:00.03 O
ほ
ho
705 :
名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 21:17:36.07 0
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<保全ですよ?
ze
707 :
名無し募集中。。。:2006/05/16(火) 22:50:23.58 O
ほ
ほ
ぜ
ん
更新あるかな
( ^▽^)<更新4714
712 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 01:07:31.34 0
マジですか。長長(失礼ながら2(日)×5=10以上)の編期待します!
713 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 01:07:52.72 O
714 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 01:08:17.45 0
( ̄ー ̄)ニヤリ
715 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 01:33:15.67 O
お休み保全
716 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 02:59:00.85 0
ほ
717 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 03:37:47.04 0
718 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 05:30:14.45 0
ho
719 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 06:27:12.82 0
720 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 08:48:16.79 O
>>717 うむ
ノルマ課すとどうしてもクオリティ下がるよな
ほ
722 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 10:03:53.60 0
723 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 11:10:14.78 0
永遠に勃起
724 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 12:18:15.32 O
昼休み保
725 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 13:27:28.04 O
昼過ぎ保
保全しますよ
ほ
728 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 17:46:59.05 0
ぜ
729 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 18:25:34.95 0
ん
730 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 18:45:15.64 O
なんですかーこのスレは!もおー!
女神降臨
ho
733 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 19:57:14.57 O
ほ
734 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 20:41:37.38 O
女神天国
学園天国
736 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 21:41:07.20 O
ほ
737 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 21:55:55.29 0
ほ
738 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 22:36:42.40 O
ぜ
739 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 23:07:16.43 O
ん
740 :
名無し募集中。。。:2006/05/17(水) 23:43:43.59 O
そろそろか
741 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 00:26:31.73 O
あの人がやってくる
◇
別の日。
彼は再び公園へと呼び出されていた。
いつの間にかすっかり仲良くなった子供たちと砂場で遊んでいる。
彼は今、砂の城を建造中だった。
生まれつき器用だった手先を生かし、まるでガウディが現代に甦ったかのような超大作。
それはまさに芸術の域と言えた。
子供たちも目を輝かせ、その職人技に見入り、時折簡単な部位の作成を手伝ったりもしていた。
ともすれば現代では犯罪の予兆とも捉えられかねない、近所のお兄さんと子供たちとの交流の風景がここには存在している。
傾いた西日がその失われた日本の原風景をありありと照らし出していた。
が、その美しい光景に忍び寄る小さな足音が二つ―――。
彼はそんなことは露知らず、黙々と作業に没頭していた。
あとはプラスチックの小さなスコップをうまく使って、細かい部分を仕上げるのみ。
夢中で作業に取り掛かっていた彼だったが、完成間近の作品に小さな影が二つ折り重なったのに気づいた。
ふっと顔をあげると、そこには年端もいかない小さな子供が二人並んで立っていた。
目を見張るのはその格好だ。
黒いマントを纏い、顔には祭りの露店で売っているようなお面を被っている。
バイバイキーンが口癖の、某アンパン系ヒーローの敵役のお面。
夕暮れ、黒マント、子供、バイキンマン。
なんともいえない不気味な取り合わせに彼が首を傾げた―――その時。
「―――ああっ!」
彼が久しぶりに発した声。
それは平仮名たった二文字のみ、―――ああっ!、という驚きの声だった。
彼が驚くのも当然。
せっかく時間を費やして築き上げてきた砂の城を、お面を被った子供たちによって思い切り蹴り上げられてしまったのだ。
ざざざぁーっと音を立ててもろくも崩れ去っていく砂の城。
彼はその様を呆然と見つめることしかできなかった。
非道な行為に周りの子供たちも目を真ん丸くして固まってしまっている。
突然、平和な公園を襲ったリトルバイキンマン。
しかし、悪あるところには必ず正義の使者が現れるのだ!
「オマエたち、そこで何している!」
やたらと台詞口調の声が、以前と同じように滑り台のてっぺんから届いた。
声の主はやはりこの人。
「愛と正義の美少女戦士、セーラーカメ、参上!
我々の基地を破壊するとはなんと卑劣な!絶対許さないんだから!」
彼の作っていた城がいつの間にセーラーカメの基地になっていたのだろうか。
それはさておき、前回の反省を生かして、立ったまま滑り台を駆け下りるなり、彼女の決め台詞が颯爽と飛び出した。
「亀に代わっておしおきよ♪」
なんだか知らないが、突如として始まったバトル。
デパートの屋上でやっているヒーローショーの10分の1くらいのクオリティで、それは繰り広げられた。
はじめは優勢に敵を退けていくセーラーカメだったが、徐々に旗色が悪くなっていく。
一度ピンチに陥ってから大逆転で勝利するというのもヒーローものの王道か。
バイキンマンの攻撃をすんでのところでかわすと、絵里はゴロゴロと転がりながら彼のほうへ身を寄せた。
絵里は彼の目を見つめながら言った。
「元気をオラに分けてくれ!」
「え…、それ漫画違うんじゃ…」
「いーの、亀仙流だから亀つながりなの!」
元気玉は界王様から伝授されたものであり、亀仙人はまったくの無関係なのだが。
しかし、有無を言わさぬ絵里の勢いに、彼はそれを口に出すことはできなかった。
「で、でも元気を分けるって?」
「…私をギュッと抱きしめて!そうすれば愛の力がパワーに代わるわ!」
「え゛…」
彼は返答に困った。
はたしてそんなパワーの充電方法をこんなお子様たちにお見せしてよいものなのだろうか。
だいたいにして原作は勝手に世界中の元気を収集しており、そんなボディーコンタクトはとくに必要としていなかったはず。
一方、絵里は期待と少しの緊張に身をこわばらせながら、彼の抱擁を待っていた。
しかしそんな二人をよそに、事態は予想外の展開を迎えていた。
バイキンマンが、今まで黙って事の成り行きを見守っていた一般ギャラリーのお子様たちから襲撃を受けていたのである。
砂の城の作成には子供らも携わっており、彼らもその完成を心待ちにしていた。
よってそれが目の前で無残に破壊されたことに、子供たちも怒り心頭だったのだ。
やがてバイキンマンはポカポカと頭を叩かれる痛みに耐え切れずに、たまらずお面に手をかけた。
「もうやだよーっ!」
「ああっ、ダメだよ、お面とっちゃ!」
その行動に慌てたのは絵里だった。
お面の下から現れた顔は、なんとこないだ絵里にあらぬ疑いで追いつめられたAくん(仮称・6才)とBくん(仮称・7才)。
AくんとBくんは絵里を指差しながら言った。
「…このお姉ちゃんがやれっていったの」
「ムシキングのカードあげるからって…、でも、もうやめる!」
…まあ、あらかたの予想はついていたが、絵里は子供を買収して前回存在しなかった敵役を自ら作り出したのだ。
子供たちを恐怖に陥れ、果ては自演自作をするまでに堕ちてしまった正義のヒロインがここにいた。
絵里は前回に引き続き公園中から冷たい視線を集めてしまっている。
「あ、あはは…」
頭をぽりぽりと掻きながら誤魔化し笑いを浮かべる絵里。
しかし当然そんなもので誤魔化せるはずもなく。
かくしてこの公園の平和は再び守られたのでした、めでたしめでたし―――と無事終わるかに見えた、が。
「う”わぁ〜んっ!」
―――これは例のごとく公園を追われる絵里の泣き声、…ではなかった。
アホアホな自作自演劇が行われていた砂場に、どこからか女の子の泣き声が聞こえてきたのだ。
見れば、公園の隅っこのほうで気の弱そうな女の子が男の子5,6人に囲まれている。
年齢は小学校の3,4年生といった辺りだろうか。
少なくとも砂場で遊んでいた愉快な仲間たちよりかは、いくらか年上のようだった。
「ドロボーは学校くんなよ!」
「な、なっちは盗ってないべさ!」
「うるせー、豚はしゃべんなよ!」
まるでインターネットの掲示板の悪口のような罵詈雑言が、なっちと自称した一人の少女に浴びせられる。
みれば季節外れの松ぼっくりのようなものも投げつけられている。
いわゆる典型的なイジメの現場だった。
さっきまでアホっぽい誤魔化し笑いを浮かべていた絵里。
その表情がみるみるうちに真剣なものへと変化していく。
堕ち果てたヒロインの瞳に、初めて正義の光が宿ろうとしていたのだった。
「―――やめなさいっ!」
かつて聞いたことのないような絵里の怒声が公園に響いた。
749 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 00:55:05.19 0
/つ /つ
/ /__/ /
ノノノノハ
ノノ*・e・)
. ⊂_<∞>⊃
○(\ノ)
(_ノ(_)
751 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 00:57:06.27 0
ふ〜ん
おもしろいわ〜
753 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 01:03:54.84 0
だな
ほ
うむ
756 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 02:49:17.57 0
全然エッチじゃないじゃんと思ったけど
よく考えたらセーラー亀の姿がエロかったw
757 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 03:04:40.68 0
作者さんgj!
CLほ
759 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 05:06:08.33 0
いじめっ子にHなことをされるんだな
760 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 06:53:45.26 0
ノノ*^ー^)<悪い子はおしおきですよ?
∬ ・e・)<亀井ちゃんをお仕置きなのだ
762 :
名無し募集中:2006/05/18(木) 10:12:02.14 O
へ
763 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 10:39:56.40 O
43氏乙です!
遂に子供を買収するまでに堕ちた(笑)ヒロインセーラーカメ!
しかし最後に大逆転のフラグが!しかもなっち(笑)!
身体は女子高生なれど頭脳は小学生なセーラーカメが現役小学生イジメっこに立ち向かうかミモノですな
ガキさんならきっと亀〜をた〜すけにきてくれる
43氏乙です!!
>>746で転がった時にパンツ見えなかったのかな?
ほ
767 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 14:54:52.21 O
そ
768 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 15:41:21.76 O
ないパンツは見えぬ
ほ
770 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 17:45:42.64 O
ほ
ほ
772 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 19:01:03.50 O
ほ
773 :
765:2006/05/18(木) 19:25:41.65 O
セーラーマーズ亀井に悪戯をする吉澤・藤本
ってスレを思い出してしまう
775 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 20:03:57.63 0
昔あったなそんなの
エロかったんでかすかに記憶に残ってる
エロ描写あり?
777 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 20:12:53.78 0
違ったっけ?
もしかしたらなんか別のと勘違いしてるかも
そのスレもみたいな
779 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 20:21:43.93 0
そんなスカトロっぽいスレもあったな
スカトロなの?
もろエロ
過去ログないですか?
むっずー
786 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 21:51:29.09 0
アクセス権が無いって言われた
直リンからだと無理みたいだねスマン
「もしもろだ」でググれば1件目にろだがhitするからそこから入って落としてくれ
トン
789 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 22:02:06.47 0
IEではダウンロード出来ませんって言われた
どうすりゃいいんだろ
791 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 22:18:53.94 0
>>790 もしもロダ行って落とそうとしたら言われた
なんでだろ?
793 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 22:40:06.04 0
行けたよ!!ありがとう
拡張子変更じゃなくて、普通にlzhで固めればいいのに
795 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 23:18:04.94 O
固めちゃおっかな〜美貴(ry
796 :
名無し募集中。。。:2006/05/18(木) 23:53:06.63 O
ほ
797 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:17:52.40 O
そろそろだな
798 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 00:46:13.60 O
振り返ればやつがいる
絵里はイジメの現場に一目散に駆け寄り、女の子をかばうように立ちはだかった。
周りを取り囲まれているいじめっ子たちをキッと睨みつける。
その眼差しはまさしく正義の美少女戦士といえたかもしれない。
「女の子いじめるなんて最低なんだよっ!」
「ふんだ、そんなヘンな格好してる奴に言われたくねーやっ!」
いじめっ子の言い分も最も。
痛いところを突かれた絵里の心に動揺が走る。
「か、格好は関係ないの!とにかくイジメはだめっ!」
そう、イジメかっこ悪いのも、これまた厳然たる事実。
言いながら、いじめっ子どもを俄然強めな視線で再度睨みつけた。
が、しかし。
「…なんだよ、その目は?」
いじめっ子たちは絵里の視線に少しも怯むことはなかった。
それどころかある種の余裕すら感じられるふてぶてしい態度をとった。
子供は大人を見抜く力を持っている。
目の前にいる相手が自分にとって脅威となりうるのかどうかを敏感に感じとるのだ。
いじめっ子たちの絵里に対する評価は―――余裕、超余裕。
どっからどうみてもアホっぽいし、怒鳴り声にも迫力をちっとも感じなかった。
801 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 01:05:14.03 0
織田裕二
「う、うぅ……ふざけんじゃねーよぉ………」
相手がビビってないと悟った途端、俄然弱めになる絵里。
できることならすぐにでも逃げ出したかった。
わずかに震える足が、じりっと後ずさりを始める。
が、背中にぎゅっとしがみつく小さな感触を背中に覚えた。
その感触が、絵里に守るべきものがあるということを教えてくれた。
そう、少なくともこの女の子だけは助けなければ。
絵里は、いじめっ子の形成するサークルから、ドンッと女の子を突き飛ばした。
「逃げて!」
サークルの外にはじき出された女の子は一瞬躊躇って絵里のほうを見たが、
絵里の叫び声を合図にダダダーッと公園から駆け去っていく。
いじめっ子は女の子を追いかけることはしなかった。
新しいターゲットが自分たちのサークルの中にいるからだった。
絵里はリーダー格の男の子と対峙していた。
その小学生らしからぬ貫禄にビビリつつも、身構えて相手の出方を伺う。
が、攻撃は意外なところから繰り出された。
パーンっ!と快音が鳴ると同時に、絵里は悲鳴に似た叫び声を上げた。
「ひゃあっ!?」
絵里は衝撃を受けたお尻を押さえて、慌てて後ろを振り向く。
真後ろにいた男の子が絵里のお尻を思いっきり引っ叩いたのだった。
「へへっ、姉ちゃんいいケツしてんな!」
「ちょ、ちょっとアンターっ!」
とても小学生とは思えない台詞で絵里を挑発しながら逃げていく男の子。
絵里はムキーッと怒りを露わにし、その男の子のほうへ突進していく。
だが、それはいじめっ子たちの罠だった。
誰か一人を相手にするということは、残りのガキどもには無防備な背後を晒すということ。
尻叩きの犯人の腕をようやく捕まえたと思いきや、絵里は自分の下半身の風通しが急に良くなるのを感じた。
「きゃっ!?」
今度は別の子供に背後からスカートを捲られたのだ。
「んもーーーーっ!」
慌ててスカートを押さえ、今度はその子供を追いかけ始める。
と、再び無防備な背中を晒すことになり―――あとはもうその繰り返しだった。
絵里はスッパンスッパンお尻を叩かれ、ペロンペロンとスカートを捲られ続けた。
ようするに小学生相手に完全に遊ばれていたのだ。
絵里は怒りと恥ずかしさで顔を真っ赤にしながら、いじめっ子に弄ばれ続けた。
805 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 01:12:18.75 0
ねぇそれって面白いの?
子供とは加減を知らない生き物である。
飽きがくると、より強い刺激とスリルを求め、行いをエスカレートさせていく。
彼らもまたイジメのグレードをワンランク上げようとしていた。
ジーコジャパンですら成しえていないような高度なアイコンタクトでそれぞれの役割を瞬時に分担する。
そんなことを知る由もない絵里は子供を追い続け、ようやく一人捕まえた―――かに見えたがそれは逆。
絵里の両脇からスッと子供が現れ、それぞれに腕を一本ずつ掴まれた。
もう一人の子供が絵里の足を押さえる。
捕まったのは絵里のほうだった。
「や、やだっ、ちょっと…、離してよぉ!」
身動きできない絵里に、リーダー格の子供がゆっくりと近づいていく。
背後に回るなり、スカートを背中の方まで捲り上げた。
そして、子供の手はなんとその下にあるものにまで伸びようとしていた。
「えっ、えっ、えっ!? ち、ちょっと…!? それは…ダメーっ!」
するり。
ストッキングもろとも引き摺り下ろされ、太陽の下に絵里のでっかいお尻がプルンと飛び出した。
あまりの出来事にとうとう絵里は言葉を失ってしまった。
リーダー格の子供の唇がニヤリと歪むと、すぐさま手が容赦なく振り下ろされ―――
ピッシャーンッ!!!
―――本日一番の快音が公園に鳴り響いた。
絵里は力が抜け落ちたようにへなへなと腰をおろしてしゃがみ込んでしまった。
怒りと恥ずかしさで赤かったはずの顔が、今はむしろ青ざめている。
絵里の頭の上を子供たちのゲラゲラと笑う声が飛び交っていた。
その笑い声は、絵里に嫌な思い出を蘇らせた。
昔、絵里は気弱で大人しい少女だった。
自分の言いたいことをはっきり言えず、相手に嫌なことをされてもただ泣くことしかできない。
それでいてなまじ整った顔をしていたものだから、絵里はイジメの格好のターゲットといえた。
公園で遊んでいたある日のこと。
絵里は砂場で彼と里沙が来るのを一人で待っていた。
と、たまたま公園にやってきた同級生の男子数人が絵里のことを取り囲んだ。
彼らは言った。
「ビョーキノケンサシテヤルカラ、フクヌゲヨ」
自分の肌のことをからかわれるのは度々あったが、そんな恐ろしいことを言われたのは初めてだった。
あまりの恐怖に体がガタガタと震えた。
周囲の悪意が自分一人に向けられているのがただただ怖かった。
そして驚くことに彼らはそんな自分の姿を見て、ゲラゲラと笑っているのだ。
とても同じ人間だとは思えなかった。
それでも絵里は何もすることができずに、ただしゃがみこんで耳を塞いで体を震わせるだけ。
やがて彼らの一人が絵里の服の裾に手をかけた―――その時。
―――――私がピンチの時、ヒーローはいつだって現れる。
「カメ(イ)〜をた〜すけにきましたっ!」
己の回想と、今、現実に公園で発せらた声が、見事にシンクロした。
何かに覆われて少しくぐもったような声が絵里のすぐ頭の上で鳴ったのだ。
顔を上げると、バイキンマンのお面をつけたヒーローがそこに立っていた。
バイキンマンはほんとうは悪者の役だけど、絵里にはそのお面がとても頼もしげに見えた。
「女の子泣かすなんて最低だぞ!」
手にはプラスチック製のスコップと少々頼りない装備だが、ヒーローにはこれで十分。
武田鉄也のハンガーヌンチャクならぬ、スコップトンファーでいじめっ子どもを怪我をさせない程度に撃退していく。
前述の通り子供は相手との力の差を敏感に感じ取る力があり、
これは敵わないと悟ったガキどもは「覚えてろよー!」という教科書どおりの捨て台詞を吐いて公園から逃げて行った。
周りの安全を確認してから、彼はお面を少し上にずらして絵里に手を差し出した。
「…大丈夫?」
その優しげな笑みに、絵里はとうとう、ふえーん、と泣き出してしまった。
―
―――
―――――
真っ赤な太陽が西の空に沈もうとしていた。
その日、最後の陽の光がベンチに座る二人を包み込む。
「少し、落ち着いてきた?」
「…う、うん」
しばらくしゃくりを上げて泣き続けていたせいで、絵里の目は夕陽と同じ色に染まっていた。
落ち着いてみると、小学生に泣かされてしまったという恥ずかしさが今になってこみ上げてくる。
「ごめんな、助けに入るのが遅れた」
「…ほんとうだよぉ、遅いよ」
「正直、ちょっと疑ってた。ひょっとしたらまた亀井が裏で仕組んでるんじゃないかって。
一生懸命作った砂の城壊されて、結構ショックだったから」
「…」
それを言われると絵里は何も言い返せなくなってしまう。
まさか彼がそこまで思い入れをこめて砂の城を建造していたとは。
と、絵里が少し悲しそうに笑いながら、両足を前へと投げ出した。
「あーあ、やっぱり絵里じゃダメかー」
「…何が?」
「絵里はヒーローにはなれないんだなぁって」
811 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 01:21:10.80 0
長いな
そろそろダレて来たぞ
絵里は助けてもらってばかりだった。
彼に、里沙に、守ってもらってばかりいた。
自分を守ってくれる二人の背中はとても頼もしくて、とても格好よく見えた。
いつも身近に見てきていた分、人一倍ヒーローへの憧れは強かったのだ。
その時の想いが昼間からコスプレをし、幼児に買収を持ちかけるまでに至らせたのである。
でも、小学生に泣かされるヒーローなんて聞いたことがない。
「…ううん、亀井はヒーローになったと思うよ」
彼はまじめな表情で、絵里の顔を覗き込んだ。
その距離の近さに絵里はドキッとして、思わず目を逸らしてしまう。
「少なくともあの女の子は、亀井のこと、すっごい格好いいお姉ちゃんだと思ってるはずだよ」
「…あの女の子ね、絵里に似てるなって思ったんだ。
そう思ったら、とてもじゃないけど、ほっておけなかった。
…でも、結局、泣かされちゃったし。 最後は助けてもらっちゃったし、こんなのヒーローじゃないよ…」
「いいんじゃない、そんなヒーローがいても」
「…え?」
彼の言葉に、絵里がふっと顔を上げた。
彼はなんにも言わずにただニコニコとその顔を見返すだけ。
言葉の代わりに、大きな手がふいに絵里の頭にのせられた。
気を抜くとひょっこりと顔を出してしまう、自分の弱気な心を包み込んでくれるような大きな手。
彼が自分の頭を撫でてくれるさまを、絵里はポケ〜っと口をあけて眺めていた。
やがてその口元がニンマリと緩む。
「…エヘヘ、元気、もらっちゃった♪」
「元気玉、打てそう?」
彼が悪戯っぽく聞く。
「うん、何個でも♪」
絵里はニッコリと笑ってそれに答える。
自分で勝手に作り出した設定だったけど、愛の力ってのはあながち嘘じゃないな、と絵里は思った。
43氏おつですw
途中で茶々入れる奴はROMってろ
816 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 01:27:41.54 0
まあそう言うなよ
817 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 01:27:44.66 0
乙です!!えりりんのおしりが…
オッキしますた!!
818 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 01:28:54.59 0
わざわざトリップまで付けて書いてるんだから余程の自信作なんでしょう
819 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 01:30:52.76 0
>>815 茶々を入れたくなるほどの力作ってことですよ
有名税ならぬ力作税ですな
820 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 01:31:46.06 0
だな
821 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 01:32:13.65 0
いいね
亀のお尻を見た彼はどう思ったんだろうw
822 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 01:32:31.75 0
読んでるんなら中身についても褒めてあげて
823 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 01:37:44.34 0
うぉおおおおおおおお
滅茶苦茶おもしれー
ガキさんじゃなかったけど亀〜をた〜すけてくれた(゚∀゚)
825 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 04:03:14.40 0
乙〜
826 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 05:36:15.29 0
ho
ほいほい
828 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 08:31:34.17 0
余計なことするなよヒーロー
乙!
おしりに気をとられてたが、前も丸見え?
ボーボーも見えたんだろうな
831 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 10:16:38.72 0
ほ
832 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 10:35:23.05 O
43氏乙です!
この小学生中々高度なイジメをw…
放っといたらなっちが同じ様な目に遭わされてたんスねぇ
主人公もカメちゃんのお尻に見入ってて助けに入るのが遅れてるのかとも
思いましたが(笑)そう言えばその前に一芝居打ってましたね
ヒーローは常にいい所で現れる…GJ!!
833 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 12:35:51.81 0
ほぜん
834 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 13:35:08.57 O
乳!
ほ
836 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 15:31:32.21 O
尻!
837 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 17:04:18.93 O
ただいま保全
おか絵里
h
えりりんとガキさんとなっちのスレもう無いんだね
841 :
名無しの募集中。。。:2006/05/19(金) 19:05:43.41 O
ほ
842 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 20:05:52.99 O
脇!
h
844 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 21:11:31.48 O
o
>>794 WinRARだとzipかrarにしか固められなくて・・・lzhに圧縮するソフトないし
846 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 21:32:51.79 0
なんていやらしいレスだ
847 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 21:46:11.41 0
どこをどう読んだら(ry
848 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 21:50:12.73 0
849 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 21:53:08.88 0
んなもんわかるわけがない
850 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 21:55:12.51 0
851 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 21:55:40.72 0
852 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 22:03:19.77 0
えりりんの股間を見る覚悟
853 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 22:06:15.24 0
>>852 すいません覚悟できません万が一ってこともあるのでorz
854 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 23:09:16.87 O
( ・e・)<ほ
855 :
名無し募集中。。。:2006/05/19(金) 23:34:22.66 O
ほ
856 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 00:23:36.98 O
ぜ
ん
858 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 00:56:14.00 O
今宵も貴女が
そろそろか
860 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 01:43:33.06 O
ほ
861 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 02:36:32.79 O
ノノ*^ー^)<保全ですよ?
862 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 03:19:50.10 0
ですね
863 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 04:50:23.05 0
保全っちゃ
864 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 05:28:41.60 0
斜視はイラネ
865 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 06:27:57.99 0
氏ね
ラムちゃんかもしれないだろ
867 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 07:27:03.42 0
うるせい
868 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 09:35:33.88 O
ほ
869 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 09:39:44.77 0
黒ストッキングを履いたたくましい
亀井の足で足コキされたい
極小ビキニを履いた亀井の太もも
をはちみつでマッサージしたい
870 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 11:20:01.03 0
hozen
871 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 11:35:24.76 O
えりりんのアナル
872 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 12:43:44.25 O
ほ
873 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 13:18:50.04 O
ガキさんのクリトリス
874 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 14:30:56.47 O
ほ
ガキさんとクリスマス
876 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 15:48:14.83 O
ほ
877 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 16:34:56.51 0
ガキさんとクリトリス
878 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 17:41:28.10 O
ほ
879 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 17:55:36.10 0
ガキさんのクリトリス
h
881 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 18:55:21.03 O
o
882 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 18:56:01.73 0
ガキさんがクリトリスでクリトリスがガキさんで
ほ
884 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 19:57:47.10 O
ぜ
885 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 20:30:27.50 0
ん
∬ ・e・)<クリとリスなのだ
887 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 21:31:49.86 0
今日はあるかな?
888 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 22:01:29.86 O
888
889 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 22:17:53.35 0
クリさんのガキトリス
890 :
名無し募集中。。。:2006/05/20(土) 23:00:23.16 0
えりりんのクリとリス
891 :
亀井:2006/05/20(土) 23:42:55.69 O
夢で亀井さんが俺に1000円くれたからありがとう保全
893 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 00:05:57.55 0
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
「おっじゃましまーすっ! おっ、ガキさん、部屋きれい♪」
「カメの部屋が汚すぎるんだよっ!」
学校帰り。
絵里は里沙の部屋を訪れていた。
はじめは里沙が絵里の部屋に赴いたのだが、そのあまりの散らかり具合に仕方なく自室へと招き入れた。
二人がこうして集まった目的。
それは中間報告を行うためだった。
お互い彼にどこまでアピールできたのかを報告しあおうというのだ。
が、しかし。
「ねー、ガキさーん、なんか漫画ないのー?」
「…今、巡回サイト巡ってんだからちょっと話しかけないで。
漫画は、ほらっ、あそこの本棚にあるから」
「えー、なになに、『娘。物語』『娘。物語ALIVE』『シャイニング娘。』―――って全部モー娘。のじゃん!
なんかキュンとなる恋愛物とかないっすかぁ?」
「恋愛ねぇ…。 だったらこのDVDとか」
「へー、ミュージカル? うーん、まあいっか、見てみよっかな。 …ねー、ジュースとかないのー? あとお菓子もー」
「ああっ、もう、我侭だなあっ!
私はこれからハロモニ。をエンコードしてロダにあげなきゃいけないのっ!忙しいの、わかるっ!?
ジュースとお菓子は持ってきてあげるから、あとは大人しくDVD見てなさい、もおっ!」
「…はいぃ」
―――そんなこんなで日が暮れて。
自分の作業を終えて画面に食い入るように見入る里沙とこっくりこっくり首を揺らす絵里。
テレビ画面の光がそんな二人の姿をぼおっと照らし出していた。
ミュージカル部分が終了し、その迫真の演技に里沙は拍手を送らずにはいられない。
突如、耳をつんざくその音に絵里の意識がようやく覚醒した。
「…ふぇ? …あ、終わったの?」
「カメー、アンタ、半分寝てたでしょー? せめてこの後のライブ部分だけは見てきなさいよー?」
「ライブかぁー、…それはいいやぁ」
リモコンに手を伸ばし、絵里は容赦なく停止のボタンを押した。
「ああーっ!ちょっとアンタァー、何すんのぉー!」
里沙の金切り声もそっちのけで、絵里はのそのそと立ち上がり部屋の明かりをつけた。
あくびを添えて伸びをしながら壁にかけられた時計を見やる。
「あれ、もうこんな時間かぁー。 じゃあ、絵里帰るねー」
「ちょっと、ライブー!」
「んー、また今度ねー」
「もおー、約束だからねー」
はいはい、と生返事をして絵里は部屋から出て行った。
里沙はDVDのディスクをしっかりとパッケージにしまって、所定の位置に戻して、
絵里が飲み食いしたコップやら食器やらを片付けて―――はたと気づいた。
部屋の扉を慌てて開き、まさに今、家から出て行こうとしている絵里に向かって大声で叫ぶ。
「カァメェー!ちょーっと待ったぁー!
アンタ、ウチに何しに来たのさぁー!」
―――当初の目的をようやく思い出した二人は、今一度、里沙の部屋に戻り、なぜか正座で向かい合っていた。
普段はお互い包み隠さずズケズケと喋りあう仲だが、恋の話は別。
なんともいえない気恥ずかしさのあまり、二人は緊張感に包まれていたのだ。
しかし、このままもじもじと、まるでお見合いみたいに向かい合っていても仕方ない。
里沙はコホンと咳払いをしてから切り出した。
「…えーと、カメは彼とどこまでいったのかな?」
「え…、な、なんかそういう風に聞かれると照れるなぁ…。
ガ、ガキさんから言ってよっ!」
「わ、私!? 私は……あ、頭、撫でてもらった…」
絵里の心にわずかな動揺が走る。
しかし、頭を撫でてもらった経験くらいなら自分にもあるのだ。
まだスコアはイーブンだと、絵里は平静を保つために自分に言い聞かせた。
だが、そんな絵里に追い討ちがかかる。
里沙はもじもじと自分の手を擦り合わせながら言った。
「で、その後、手を繋いで家まで一緒に帰った…」
途端、絵里の視界が真っ暗になる。
引きつった頬がピクピクと痙攣した。
…なんだよ、そのちょっとラブラブっぽい展開はよー。
ワタシなんか小学生相手にケツ引っ叩かれた挙句、泣かされたところ見られてんだよー。
なんだったら、今ここでオマエのケツひん剥いて、自慢のマグナム爆発させたろーか、ああ?
と、途端にやさぐれモードに切り替わる絵里さん。
かたや手を繋ぎ、かたや尻見られと、このいかんともしがたい差をまざまざと見せ付けられたのではそれも仕方なしか。
「でもねー…」
胸の前で合わせていた手をすっと下ろすと、里沙の口からため息が漏れた。
「アイツ、正直、ウチらのこと、ただの幼馴染としてしか見てないんじゃないかなぁ…。
手を繋ぐにしろ、頭を撫でるにしろ、子供が子供にするみたいっていうか、なんていうか…」
絵里の表情は忙しない。
やさぐれてすっかり悪い顔になっていたのが、今度はパァッと笑顔が広がった。
「へー、そっか、そうなんだー!なるほどねー、ただの幼馴染かあー、そりゃまいったねー!
確かにね、アイツ、ウチらのこと単なる幼馴染―――って………え、ウチ”ら”?」
里沙の言葉を冷静に捉えなおす。
”ら”に含まれているのは、おそらく、というか確実に自分。
それを踏まえてこの間、公園で頭を撫でてもらったことを思い返すと―――あれはまさしく子供をあやすような仕種ではなかっただろうか。
それにどういうわけか、最近また3人で学校に行くようにはなったのだが、
その時も彼だけ小学生ノリの無邪気さを炸裂させているような気がしてならない。
…そう、今までの二人の努力もむなしく、結局のところ、スコアボードにはゼロがずらーっと並んでいるだけだったのだ。
まだ差がついていないことに安心しつつも、ひょっとしてこのまま一生差がつかないんじゃないかという危機感すら覚える絵里。
どうにかしてこの状況を打開せねばと、絵里は一休さんよろしく、こめかみの辺りをグリグリやり始めた。
そして、チーンと効果音をつけてはじき出した答えとは。
「…ねえ、ここはキョードーセンセンといかない?」
「キョードーセンセン? …ってか、カメちゃんの方の話、聞いてないけど、そっちはどうなのよ?」
「…絵里だって似たようなもんだよ。悔しいけど単なる幼馴染。
だからね、まずアイツにウチらがもう子供じゃないんだってことをわからせるべきだと思うの」
「…うん、確かにその必要はあると思うけど」
「でしょ? だから今はウチらで争ってる場合じゃないんだよ。敵はむしろニブチンのアイツ!
アイツにウチらがもう昔とは違うんだっていうのを思い知らせないと!」
「…でも、どうやんのさ?」
里沙にそう訊かれると、うーん、と口ごもってしまう絵里。
その場の思いつきだけで喋り、実はなーんも考えてないというところは相変わらずだった。
と、絵里の目にDVDが収められているラックがふいに映った。
絵里の頭に、ピコーンと電球が灯る。
「いいのあるじゃーん♪」
絵里が手に取ったもの。
それはさきほど夢うつつで見ていたDVDのパッケージだった。
タイトルは『サヨナラのLOVESONG』。
里沙にはそのDVDにいったい何のヒントが隠されているのか分からなかった。
「だからね―――」
チョイチョイと手招きをして絵里は里沙の耳を手繰り寄せる。
二人っきりの部屋なのにどうして耳打ちする必要があるのだろうか。
だが、そんな疑念は一切抱かずに、里沙は素直に耳を貸した。
「…ふー♪」
「ひゃあっ!? ち、ちょっとアンタ、くすぐったいでしょーがぁ!」
「あはは、冗談、冗談♪」
と、息を吹きかけるお決まりの小ボケもはさみつつ―――絵里はその恐ろしい計画の全貌を里沙に話した。
「うえええええーーーーーーーっっっ!!!」
里沙の叫び声がご近所中に響き渡る。
「そ、それはちょっと………」
「大丈夫、ぜったいうまくいくって♪」
計画に及び腰の里沙に対し、絵里はニヤリと妖しい笑みで答えた。
翌日。
彼は二人から里沙の部屋へと呼び出されていた。
最近、こういう呼び出しが多くかかるなぁ、と些かの疑問は抱きつつも、指示にはしっかりと従う律儀な彼だった。
部屋の前に立ち、コンコンとドアをノックする。
「あの、来たけど…、入ってもいい?」
「あ、次の患者さんですね、どうぞー♪」
…患者?
ドアの向こうから絵里が発したその言葉に、彼は眉をしかめながらも部屋の扉を開いた。
そこで彼が目にしたものとは―――。
「マメカメクリニックへようこそー♪」
「う、うわあっ! な、何、その格好!」
彼が驚くのも無理はない。
彼を出迎えたのはピンクのナース服に身を包んだ絵里と、真っ白いブラウスの上に白衣を着込んだ里沙の姿だった―――。
902 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 00:36:10.82 0
乙〜
寸止めっすかw
おつです
乙です
ガキさん、18禁はまずいだろガキさん
意外とエロ知識ありそうだな…
905 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 00:55:44.60 0
相変わらず長いな
906 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 01:52:22.06 O
今日で次のスレで移動たな
907 :
286:2006/05/21(日) 02:34:09.96 0
まだ開放されていません。
というかまだ始まってません。
( 286)つ【続き】
908 :
286:2006/05/21(日) 02:35:01.23 0
絵里とガキさんはいっつも共同戦なわけじゃない。
たまには各自で別の作戦をとることだってあるのだ
そこで絵里は最高の作戦を思いついたのだ!
「ウヘヘ〜♪絵里ってば時代も読める才女♪」
世は空前のオタクブーム!萌えブーム!
これみたらあいつもつい萌え〜って言っちゃうもんね!
セーラー服にメガネっ子。萌え要素を二つも兼ね備えてるんだもん♪
それであいつの部屋に侵入して・・・ウヘヘ♪
「さ〜て進入進入〜♪」
もはや日課となっているあいつの部屋への進入を果たす。
まだ朝早いからぐっすりと寝ちゃってる♪
「これでおはようございますご主人様♪とか言ったらもう卒倒だよ♪」
と、われながら完璧な計画を自分でほめていたら反対側の窓が開いた。
・・・もう一回言うね?絵里とガキさんはいっつも共同戦なわけじゃない
たまには各自で別の作戦を取ることだってあるのだ・・・あるのだ・・・ある・・・のだ・・・
909 :
286:2006/05/21(日) 02:35:40.04 0
「カカカカカカメぇ!」
そこには髪を三つ編みにしてセーラー服をきたガキさんが驚いた表情でたってた
「「かぶった・・・?」」
「何でガキさん絵里とおんなじ格好してるのーーー!!!まさか絵里の作戦を・・・」
「そんなわけないでしょうがぁ!」
「ありうる!だって絵里最近スッゴイ視線感じたもん!」
「それはね。最近カメの奇行が度を越え始めたから誰だって気になるんだよぉ!」
「絵里変なことしてないもん!」
「ウエディングドレスきて校内練り歩くことのどこが普通!?」
「ガキさんも一緒だったでしょ!」
「んー・・・うるさい・・・」
はっ!しまった!やさしく起こしてあげる絵里の計画がぁ
「何・・?かめい?にいがき?」
「いやこれはね?ちょっとした理由が・・・」
「俺らってまだ中学生だっけ?」
・・・?へ?
お互いでお互いの格好を見てみる
「ガキさんって中学のころ三つ編みだったよね?」
「カメって中学のときメガネかけてたよね?」
要するに絵里たちの格好は萌えとかのまえに数年前している格好だった。あいつにとっても見慣れた格好
「すぅー・・・」
あいつはもう寝息を立て始めている
「どうする?」
「どうしよ?」
「着替えよっか?」
「そうだね・・・」
・・・・・・・・・・
910 :
286:2006/05/21(日) 02:35:55.63 0
「今日なんか中学のときの夢見てさぁ」
「!?ふっ・・・ふ〜んそうなんだ」
「!?そうなんだぁ〜へぇ〜」
「あれ?でも亀井の髪短かったし新垣の髪茶色かったな?」
「ほら!夢ってそういうとこ曖昧じゃん?」
「そうだよ!夢なんだって夢!」
「そうかな・・・妙にリアルな夢だったんだけど」
「気にしないでいこ!ほらほら!」
苦労ばっかだなぁこの恋は・・・
でも楽しいからいっか♪
「何カメにやけてるのぉ?」
「なんでもなーい♪」
911 :
286:2006/05/21(日) 02:37:51.81 0
以上。
参考資料はデビュー当時のガキさんとセーラーカメ+寝起きドッキリ+あなたの想像力で
次スレに行く前に更新できてよかった。また少しとまるけども・・・
912 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 02:41:38.64 0
おつかれいな
913 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 03:41:58.35 O
テス勉で完徹保全
914 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 05:19:33.21 0
( ・e-)<ほ
915 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 07:03:27.74 0
( -e-)
916 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 08:46:52.98 O
総理
917 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 10:01:56.01 0
ho
918 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 10:02:02.61 O
ほ
919 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 10:57:41.90 O
ほ
920 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 11:31:48.00 0
ze
921 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 12:06:58.57 O
( ・e・)<んっ!!
ho
ぜ
ん
925 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 15:33:51.98 O
今まで見たこともないくらいやらしい保全
926 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 16:11:33.59 0
( ・e・)ドキドキ
ほ
928 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 17:24:48.43 0
( ・e・)<かめぇ〜
ぜ
ん
931 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 19:28:53.97 O
えりりんにならバックで突かれたい
\|/
.〆⌒ヽ 〆⌒ヽ
|. ・e・ | | ^ー^*|
.ヽ〓☆/ .ノ| フ
(___)__) ノ__ヽ
933 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 20:52:35.44 0
ちょいエロ
ほ
ほ
ぜ
ん
938 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 21:57:18.36 0
ho
939 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 22:48:59.23 O
今日も来てくれるかな?
940 :
名無し募集中。。。:2006/05/21(日) 23:40:05.61 0
941 :
名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 00:23:10.01 0
ze
942 :
名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 00:31:18.73 0
さぁ43コールが始まりました!43!43!43!43氏は間もなく降臨です!
943 :
名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 01:06:26.20 0
43!43!43!
「あらあら、そんなにびっくりなさらないで下さい、さあ、どうぞ座って座って♪」
すっかり役になりきった口調でクッションを差し出しながら、絵里はニッコリ微笑んだ。
が、彼はまだ部屋の入り口で警戒心を顕わにしている。
「だから、その格好は何…?」
「何って、お医者さんごっこに決まってるでしょー、ほら、昔やったじゃん」
「昔ってもあれは本当に小さい頃で…。俺たちもう高校生なんだぞ?」
「あれ、知らない? 今ね、昔の遊びが巷で流行ってるんだよ。 ほら、レトロブームってよく言うじゃん。
それに、昔の遊びを改めてやってみると意外な新発見があったりするし。
…そう、意外な新発見が、ね。 ほらー、とにかく座る♪」
むちゃくちゃな理論を振りかざし、絵里は彼を強引に座らせた。
里沙はというと、彼がこの部屋に来てからまだ一言も口を開いていない。
顔を赤らめては、伏目がちに彼の様子をチラチラ伺うだけだった。
その理由は自分の着ている衣装にある。
役割の分担を行う際、まだコスプレが恥ずかしくなさそうなほうの医者を選んだのが、それが間違い。
絵里が用意した衣装は白衣と純白のブラウス―――それと黒のミニスカートだった。
絵里曰く、白衣からチラチラ覗く太腿、そのチラリズムがグッと来るらしい。
もちろんブラウスの胸元は開けておくようにとのこと。
白衣の前をギュッと合わせて閉じていても、その恥ずかしさに変わりはなかった。
「では、ドクターお願いします♪」
言いながら、絵里は里沙に目配せをした。
里沙はそれにコクリと小さくうなずいて見せると、ドギマギしつつ彼に尋ねた。
「え、えーと、最近どこか体の調子が悪いところありますか…?」
「…いたって健康だと思いますけど」
彼はここ数年間病気らしい病気をしていない。
早寝早起き、三食摂取、規則正しい生活の賜物であった。
それは毎日学校で顔を会わせていた里沙も知るところである。
「そ、そうですか…。…そうですよね。
…えーと、じゃあ今日は健康診断ということで。…まずは口の中見せてもらいますね」
「はい、お口アーンしてくださーい♪」
甘ったるい絵里の口調に、彼が渋々口をパカッと開けた。
里沙はペンライトで照らしつつ、その中を覗き見る。
普段、絶対目にしない口内の風景。
それはなんとも生々しく、眺めているうちに里沙はなんだか妙な気分を覚えてしまう。
彼の口内に異常があるのかどうかはわからないが、少なくとも今の自分はとても異常だった。
続けて目の診察。
彼の目の下に指を当てて、あっかんべーをするように下方へと引っ張り伸ばす。
ふと目に入った彼の瞳に、自分の顔が映っていた。
自分だけど、自分じゃないような顔だった。
「…ええと、次は心臓の音、聞かせてもらいます」
「はい、じゃあ服脱いじゃいましょうか♪」
「え…、脱ぐの…?」
絵里がさらりと言い放つと、彼は眉をひそめて抗議の目を向けた。
しかし絵里は微笑みでそれを跳ね返す。
「そうしないと診察できないですよ?」
「昔はやるフリだけだったじゃん…」
「昔は昔、今は今。
高校生には高校生らしいお医者さんごっこっていうのがあるの。
この衣装だってそうでしょ? それにこの聴診器だって一応本物なんだよ?」
家庭用の聴診器というのは安価な値段で売られており、里沙の首にかけられているのはまごうことなき本物。
あくまでリアル志向にこだわる絵里だった。
それでも服を脱ぐのを躊躇う彼に、絵里はとうとう痺れをきらした。
「もー、じゃあ絵里が脱がしてあげる!」
「わっ、ちょ、ちょっと!」
ボタンに手をかけた絵里の手を、彼があわてて振り解く。
「い、いいよ!自分で脱ぐから!」
「そう?………ちぇっ」
舌打ちをして口を尖らせる絵里の脇で、彼はいそいそとシャツのボタンを外し始めた。
覚悟を決めたのか、男らしくTシャツをバッと脱ぎ去る彼。
その下からは均整のとれた肉体が姿をあらわした。
「おおっ♪」
両の手を頬に当て、歓喜の声をあげる絵里。
一方、里沙は絵里とは対照的に彼の身体から必死で目を逸らしていた。
それでも、自分の意思に反してチラチラと彼の身体をみてしまう。
一応の興味はあるが、それを理性で抑えようとしている里沙だった。
ところで、彼はなにもこうして二人に肉体を晒すために服を脱いだわけではない。
彼は少し恥ずかしそうな表情で里沙に診察を促した。
「あの…、はやくしてください」
「…え? あ、ああ、そうですねっ!」
とはいえ、里沙はやはり身体を直視することができない。
里沙は下を首に傾けたまま、プルプル震える手で持った聴診器を近づけていった。
それはやがてピタリと彼の肌に吸い付く。
トクン、トクンという鼓動が耳の奥に直接響いてきた。
目を閉じてその音の刻むリズムにじっと聞き入る里沙。
なんだか、かえって里沙の脈が乱れていくような感覚に陥っていた。
「ドクター、いかがですか?」
「うぇっ!? …あ、ああ、いいんじゃないですかね、うん、健康ですよ、多分」
突如絵里から声をかけられ、里沙は慌てて彼の身体から聴診器を離した。
医師としてはあまりにも曖昧かつテキトーな診断。
しかし里沙の頭の中はすでに彼の心音で埋め尽くされていたのだった。
「そうですか、異常なし、と。
…でも、念のため、お注射だけしときましょうか?」
”念のため”の指す意味はさっぱりわからないが、絵里はどこからか注射器を取り出し、それをかざして見せた。
注射器の先がキラリと鈍く輝くのを見て、彼が突如慌て始める。
「ちょ、ちょっと待った! それ、本物…じゃないよね?」
「さあ?」
絵里は呑気に首を傾げた。
彼の不安はいっそう募る。
「か、仮に本物として、亀井、注射打った経験なんてないだろ!?」
「大丈夫だよー、だって映画とかだとゴツイ兄ちゃんも自分でプスプス打ってるじゃん。カンタンカンタン♪」
絵里が言っている映画に出てくるのは、おそらく”ダメ。ゼッタイ。”系列のお注射。
それに映画での描写がいったいなんの参考になるというのだろうか。
「こ、これだけは聞かせて! …それどっから手に入れたの?」
「んーとね、前に家族でキャンプ行ったときに山で見つけたの。
いっぱい落ちてたから、ひょっとしたら何かに使えるかなーって、一本だけ持ってきちゃった♪」
「う、うわあああー、ダメっ! それはダメ、ゼッタイ!」
「いいから、いいから、ほらー、痛くないでちゅよー♪ ―――って、こらっ、逃げるなー!」
医療廃棄物を振りかざすデンジャラスナースと逃げ惑う彼との鬼ごっこは、その後1時間ほど繰り広げられた―――
951 :
名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 02:06:07.70 0
ほぅほぅ
952 :
286:2006/05/22(月) 02:08:13.19 0
953 :
286:2006/05/22(月) 02:09:24.27 0
「いつからだっけ?」
「何が?ガキさん」
「んーちょっと気になってさ」
「だから何がって?」
「アイツいつからあたしたち苗字で呼び出した?」
「そういやそうだね」
ほんとにいつからだろ・・・昔は里沙ちゃん絵里ちゃんっていってたのに
「小学校・・・とか?」
「あーそうかも?」
「懐かしいねぇ」
「ガキさんお婆ちゃんみたい♪」
「うるっさいなぁ・・・」
「もう一回呼ばせてみたくない?」
「呼ばせてみたいかも」
「じゃあ呼ばせちゃいますか♪」
「面白いかも・・・やるかカメぇ!」
「よーっしやるぞー!」
954 :
286:2006/05/22(月) 02:09:47.42 0
「おはよー!」
「おはよー!」
相変わらず朝から二人のテンションは絶好調だ
「笑顔の君を見ると♪」
「どうしたの急に歌い出しちゃって?」
「いや急に思い出した」
強制的に元気を引っ張り出される感じだけどね・・・
「ねぇー里沙?」
「なぁーに?絵里?」
「二人そんな風に呼び合ってたっけ?」
「えーいつものことじゃんねぇー絵里♪」
「そうじゃんねぇ里沙♪」
妙に疲れるなこの空間・・・
「今日の一時間目なんだっけ?」
話題を変えよう
「一時間目?何だっけガキさ・・・」
「里・沙・で・しょ?」
「そ・そうだったよね♪里・沙?」
「なーに?絵・里?」
いかんこの雰囲気に耐えられん・・・
「お・俺先に行くわ!じゃあね!」
二人を残して走り出す俺。こういうのには関わらないのが一番だ。
955 :
286:2006/05/22(月) 02:10:08.63 0
「ちょっとぉーいっちゃったじゃんか!カメがガキさんとか言うから!」
「ガキさんだってカメって言ったじゃん今!」
「今はいいの今は!」
「同じでしょ!」
「いい!学校に賭ける」
「俄然強めにやる気がでてきましたよー!」
956 :
286:2006/05/22(月) 02:10:24.13 0
・・・昼・・・
朝から二人の調子がすこぶるおかしい・・・まぁいつもの事といえばいつものことだけど
絵里だの里沙だの呼び合って・・・
「お昼ごはん食べようか里沙?」
「そうだね絵里♪ほら!アンタも食べよ?」
「あー悪いけど先生から呼び出しくらってるからさ。」
「じゃあ戻ってきたら一緒に食べようね」
「約束だよー」
「はいはい。じゃあいってくるよ」
・・・・・・・・・・
「あーもう休み時間終わりじゃん」
残り10分。昼飯食えるかな?無理だろうな・・・
「あーおそーい」
「なにしてたのー?」
「悪い悪い・・・って」
机の上には手付かずの弁当が二個・・・
「食べなかったの?」
「ん?だって一緒に食べようって約束したじゃん」
「でも・・・」
「あっガキさんもう休み時間終わる!」
「うそぉ!じゃあこれは次の休憩時間に賭けるしか・・・」
「早弁だね早弁!」
「プッ・・・早弁の意味違うよ亀井」
「なの?高速で食べることじゃないの?」
「カメ恥ずかしいー♪」
「ちょっとまってよー!」
こういうのが日常か。楽しいな。
と改めて思う俺であった
957 :
286:2006/05/22(月) 02:11:13.08 0
以上。
958 :
名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 02:15:34.58 0
うm
ごくろう
959 :
名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 02:17:29.40 0
>>952 ちょっと来れなかったから読めなかったのよ
毎度ありがとうね 次回も楽しみにしとります
1回切れたから少し前から読み直してみたよ
また呼んだ感想書くね!お疲れー
960 :
名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 02:19:34.64 0
乙
961 :
名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 02:43:53.79 0
>>957 い、いや決して期待してないわけでは!!
962 :
名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 03:09:16.60 0
二人とも乙であります
963 :
名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 03:17:37.24 0
更新のタイミングはもうちょっと考えたほうがいいと思う
964 :
名無し募集中。。。:2006/05/22(月) 05:11:09.52 0
乙〜
965 :
名無し募集中。。。:
h