練習メニュー&内容
●ランニング
……2列になってアップのラン、ステップラン、バックラン、ジグザグランなどのあと、
マーカーを5つ直線上に置き、コーン間ダッシュ&バックを繰り返していく。
コーンによって距離がばらついている。長短織り交ぜた細かなステップを要する。
最後に競争をしてから個々でストレッチ。
●パス交換【パス基本練習】
……2人1組でパス交換。顔を上げて、相手の受けやすい方向に出すことを意識。
コートを横に使い中央までドリブルしてパス、その後バック走で戻る。その繰り返し。
右足、左足で交互にパスを出していくため、相手の出しやすい方向へパスを出すことを心がける。
その後、前走して振り返ってパスを受ける練習、
前走して合図があったら振り返ってパスを受ける練習と続いた。
●ブレイク
●GK練習
……GK紺野は別メニュー。直線上に5つ置かれたコーンをジグザグランしてからシュートセーブ。
同じくゴロセーブ。その後、コーンをバック&ゴーでかわしながら、かわすたびにシュートセーブ。
その後、コート隅に移動。後ろ向きで背後にゴムボールを落としてもらう。
バウンドした音を聞いたら振り返ってキャッチ&変則スクワット。
反応を速めるとともに、一連の動きを瞬時に行う判断力を養う練習か。その後横っ飛び。
フォームは完全にマスターしている。この日はさらに発展形に挑む。
ジグザグに配置されたコーンをバック&ゴーで抜けてから横っ飛びでボールをキャッチ。
最後に斜め45°から放たれるミドルシュートのセーブを繰り返し、
フォーメーション練習から全体練習に参加。
●フォーメーション練習【戦術確認】
……中央と両サイドの3人で攻撃を組み立てる。クロス、ヒールを織り交ぜて
仲間と呼吸を合わせながら自由にボールを繋いでシュートにつなげる。
DF役を1人、2人と増やしていくと自由度が減る。ポジションが重ならないように注意。
その後、ピヴォが入って4人で攻撃を組み立ててみる。ピヴォの囮の動き、
フィクソの飛び出しのタイミングをチェック。攻守のバランスを保つことを注意。
●ブレイク
●紅白戦 1本目 【実戦練習】(10分1本)
赤ビブス/GKコーチ、石川梨華、みうな、斉藤瞳、是永美記
緑ビブス/GK紺野あさ美、藤本美貴、あさみ、里田まい、柴田あゆみ
<得点経過>
8分 コート中央石川→右サイド是永→ゴール前石川のワン・ツー。
石川がシュートしたこぼれ球を斉藤が詰めて赤ビブス先制点。
結果 赤ビブス1-0緑ビブス
●ブレイク
●紅白戦 2本目 【実戦練習】(5分1本)
赤ビブス/GKコーチ、石川梨華、みうな、斉藤瞳、是永美記
緑ビブス/GK紺野あさ美、藤本美貴、あさみ、里田まい、柴田あゆみ
……チームは変わらず。「落ち着いて、1本目の紅白戦で何ができて、できなかったか。
練習で何をしたかをよく考えて、みんなで話し合おう」というコーチの言葉の下、
意見交換を行う。その結果、両チームともボールが繋がるようになり、
チームプレーの意図が明確になった。
結果 赤ビブス0-0緑ビブス
<練習観察記>
この日の紅白戦1本目。「バタついてる」「ボールが落ち着いてない」の声がメンバーから上がった。
プレーをしながらの状況把握はなかなかできるものではありません。
でも、そういった声が聞こえるようになってきたのは成長の証でしょう。
特に目を引いたのは石川さんの動き。フィクソの位置に入って両サイドに効果的なパスを配給していた。
プレースタイルからして、フィクソというポジションは適役かも、です。
●ストレッチ&ミーティングして練習終了
……練習時間120分