【小説】リア消だったら誰に告ってた 第44章【キッズ】
2 :
名無し募集中。。。:2006/02/18(土) 15:32:27.37 0
小説スレ随分増えたんだね
連載中作品
【小学6年生〜春〜】 夏焼・村上 他
【幼なじみ】 徳永・嗣永
【Distance】 清水・鈴木・村上 他
【白い東京】 梅田 他
【図書室】 夏焼 他
【旅立ち】 石村
【勇気の花を咲かせましょう】 有原
【クローバー】 嗣永・清水
【GIRL FRIEND 〜彼と彼女が、もし彼女を助けられたなら〜】 嗣永・須藤
【穂穂村探偵事務所の午後】
【桃ちゃんと行くグルメツアー】 嗣永
【強気な彼女】 夏焼
【素敵な思い出】
【僕に出来ること】
しばらく更新のない作品
【秘密国家公務員】
【マニアック問題】
【上京恋愛】
【ともだち】
【Bye Bye またね】(旧題【下宿編】)
【夏休み】
【妖精の奇跡・マイマイのイタズラ】
【I REMEMBER YOU】
【風の声】
【彼女までの愛の距離】
【恋への記憶】
【GROWING UP】
【永遠の絆】
【BOYS〜二人の女の子〜】
【妖獣ハンターK太郎】
【最高の思い出】
【遠い夏の日】
【夏の終わりに】
【イノセントウォーズ】
【永遠を誓うメロディ 】
【転校生】
【目隠し】
【好きになっちゃいけない人】
【ゴールデンルーキー】
【QUIZ】
【スカーレット】
【バレーボーイズ】
【恋愛シミュレーション21】
【新連載2(仮)】(長期休載宣言)
【恋のEtude】
完結済作品1
【優しい恋の育て方】 15人斬り!
【修学旅行編 】 徳永・嗣永・須藤・熊井・他
【よく効く催眠術】 徳永・他
【プレゼント 】 中島・熊井・他
【特命係 菅谷梨沙子】 菅谷・他
【強くなりたいとゆいたい】 須藤・他
【王子様と2人のお姫様】 石村・嗣永
【舞波短編】 石村
【蝉】(【プレゼント】のシリーズ) 熊井・他
【セミ】(【蝉】の裏側、【プレゼント】のシリーズ) 熊井・他
【雪が降る季節に...】 村上
【日本一の鈍感男】 清水
【ロボキッス】 菅谷
【跳び箱】 清水
【友理奈となかさき続編】(【プレゼント】【蝉】続編) 中島・熊井
【満月の猫】 矢島
【ミステリー】 徳永・嗣永・他
【だんしじょし】 清水・徳永・石村・夏焼・他
〜うたたね〜 嗣永
【手を握って歩きたい】 菅谷(2役)・夏焼
【小児病棟】 岡井
【おつかい】 菅谷
【ギャンブラー】 嗣永
【妖精の奇跡・アイリーンの1週間】 鈴木・夏焼
【願かけ】 須藤・他
【さくら満開】 桃子・他
【おもちゃのぜんまい】 清水
【アメリカ】 愛理・夏焼・他
【小遣いUP大作戦】 桃子
【キャプテンつかさ】 武藤(エッグ)・他
【ためいきの日曜日】 石村
完結済作品2
【夏の日の君に】 夏焼
【Silent Emotion】 熊井
【緊張のホワイトデー】 清水
【恋は盲目!?】 清水・他
【だんしじょし・ファンファーレ】 萩原・福田(エッグ)
【学校の怪談】 熊井・清水・石村
【笑顔まで距離】 徳永・夏焼・他
【小さな勇気】 石村・他
【富豪デカvs特命係・菅谷梨沙子】 菅谷・梅田・他
【ある公園にて…】 徳永
【本当に守りたい物】 夏焼・嗣永・徳永・熊井・菅谷
【涙の青春ドッチ!!】 徳永
【星の降る丘】 菅谷
【6月の方程式=4.3.2】 清水
【奇跡の出会い】 菅谷・夏焼
【ふたりぼっちの宇宙戦争】 矢島
【俺はもう死んでいる】 菅谷
【こんな恋のはなし】 Berryz
【おりじなるれしぴ】 梅田
【僕に舞い降りた天使】 清水
【不思議な気持ち】 夏焼
【ハッピー.ライフ.ジェネレーター】 夏焼
【白と水色のメッセージ】 熊井
【レディライクな夏】 夏焼
【須藤さん(仮)】 須藤 中島
【☆友理奈と千奈美☆ 〜ふたりはプリキュア〜)】 熊井 徳永
【夏の涙とスクール雅】 夏焼 菅谷 鈴木
【1日限りのシンデレラ☆】 梅田・熊井
【if・・・】
【夏色の夢】 夏焼
【ウィードクラウン】 熊井
完結済作品3
【とびばこ】 菅谷
【私があなたにできること 〜心に残る素敵な時間〜】 石村
【僕に舞い降りた天使】 清水・嗣永・矢島
【A big , little girl】 梅田
【タイトル未定】 菅谷
【思い出のままで・・・】 菅谷
【トライアングル】 熊井
【A big , kettle girl】 梅田
【世界で1番好きな瞬間】 嗣永
【夢のような日々】 石村
【金曜日の出来事】 嗣永
【青春の匂い】 熊井
【ちっちゃいイインチョ】 清水
【夜風につつまれて】 清水
【スタートライン】 鈴木
【パッション】 夏焼・村上
【優しい手】 須藤
【センチメンタル】 嗣永・矢島
【揺れ動く想い】 熊井・菅谷
【ずっと…】 夏焼
【ア・イ・ツ…】 嗣永
【未来の二人】 清水
【日直〜放課後の会話〜】 石村
【時代劇(仮)】
【Sweet or Bitter】 夏焼
【バレンタインデイ・キス】 夏焼
【バレンタインはチョコレース?】 石村
【幼なじみ番外編 友理奈〜初恋〜】 熊井
<<おことわり>>
ここに登場する人物・団体・設定等はすべて架空のものであり、
実在の人物・団体・実際の出来事とは一切関係ありません。
ツッコミ用AA
州*‘ o‘リ<内緒になってないんだも〜ん
川*^∇^)|| <内緒になってないわ
( 川 _ゝ)|| <内緒になってないんだが )
从 ’w’)<内緒になってないよ
从o゚ー゚从<内緒になってないとゆいたいです
ノノl∂_∂'ル<内緒になってないですよ
从´∇`从<内緒になってましぇーん
ル ’ー’リ<内緒になってないぞ
|リ・_・`川<内緒になってないだぎゃー
>>1 お・つ・か・れ・おつかれおつかれおつかれおつかれおつかれさまでしたおっつ〜
作者さん投下期待保
ほ
ぜ
ん
書いてる奴がカス過ぎて保全しなかったら落ちたよ
とっとと書けやカス
>>15 じゃあ来なくていいし
君が来るんだったら落ちる方がまし
20 :
名無し募集中。。。:2006/02/18(土) 16:49:07.86 0
ほんとほんと
強彼さん待ち保
22 :
でらえもん調査局ヽ(`Д´)ノ ◇CJMS06S/xs:2006/02/18(土) 16:50:19.41 0
age
25 :
名無し募集中。。。:2006/02/18(土) 17:05:37.66 0
乙
>>17 むかーし昔、ある所におじいさんとおばあさんがいたらいいな。
めでたしめでたし。
27 :
名無し募集中。。。:2006/02/18(土) 17:08:00.09 0
26さん、面白いです最高です
言葉の端々にエロさを感じます
これからも頑張って下さい
至上最高の自演キター
29 :
名無し募集中。。。:2006/02/18(土) 17:18:51.43 0
甘いな
俺が自演する時は数レス挟む
投下待ち保
暴走保全フォ――――――――――!!!!!!!!!!
グロ劇だけは来なくていい
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ ミヤビガイクヨ
::::::ミノノl∂_∂'ルつ
::::::⊂__つノ
みやびちゃん巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
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::::::\:/☆ノノハ ぞなもし! シュルルル
::::::ミ.ゝ((イ´・_・リつ………………@
::::::⊂__つノ
キャプテンサキ巡回中!
期待保
前スレ
吸い寄せられるように窓をすり抜け暗い病室の中に入った瞬間僕は何か違和感を感じた
そこにはたくさんの管でつながれてベッドに横になっている人と彼女の姿しかなかった
よく考えたら今は23時で面会時間はとっくに過ぎている
そんな時間におよそ10代前半くらいだと思われる少女が一人で何をやっているのだろうか
疑問を抱きながらもさらに彼女のほうに近づくと
何かの気配を感じたのかずっとベッドのほうに目を向けていた彼女が僕のほうにすっと目を向けた
1メートルくらいの距離で僕と彼女の目が合う
正確に言うと天使は人の目には見えないので僕が見つめているだけなんだけど…
近くでそして真正面からみる彼女の瞳からはさっきよりも強く悲しみが放たれていた
そしてそれは強烈に僕の心をとらえて離さず正体のわからないその悲しみは何故か心の中心にスッと入り込み僕の心を震わせた
僕はそれ以上動くことが出来ずその場に固まり気づくと僕の瞳からは涙がこぼれ落ちていた
こんなことは初めてだった
何故なのかは自分でもわからなかったけど一度流れ出した涙は止まることなく流れ出ていく
呆然として立ちつくす僕にさらに思いもよらないことが起こった
>>39 それまで変わることのなかった彼女の表情が警戒するような険しい顔に変わったかと思うと口がゆっくり開き
「あなた…だれ…?」
小さくて弱々しい声だったけど彼女は僕のほうを見ながらそう言った
(えっなんで?!彼女に僕は見えないはずなのに)
驚いた僕は他に人がいるのかと辺りを見まわしたがやっぱり誰もいない
彼女の言葉はたしかに僕に向けられたものだった
「君…僕のこと見えるの?」
信じられない気持ちで恐る恐る尋ねると彼女はコクリと小さくうなずいた
(そんなはずは…でも彼女は僕の声も聞こえてるみたいだし…えっ?えーっ!)
思わぬ事態に僕の頭は混乱した
天使が見える人間なんて今まで聞いたことも見たこともない
でも彼女には見えないはずの僕の姿が見えていて声も聞こえている
(どういうことなんだ?)
ふと僕はここに入ってきた時に感じた違和感を思い出した
(もしかして彼女は…)
頭の中に一つの考えが浮かぶと同時に僕はベッドに横になっている人のほうに目をやった
(やっぱり!だから見えたのか)
仮定が確信に変わり一気に頭の中が整理されていく
>>40 事件の謎を解いた探偵にでもなった気分で一人納得して大きくうなずく僕に
「だから…誰ですか?」
彼女はさっきよりも警戒心も声も少し大きくして再び尋ねてきた
その一言に僕は現実に引き戻さ
「あっ、えっと…」
答えるのをためらった
天使と言ったら彼女は信じてくれるだろうか?ただの頭がおかしい奴だと思われるのではないか
きっともっと怪しまれてしまうに違いない
そんなことが頭をよぎったけどいい答えが思い浮かばず僕はつい本当のことを言ってしまった
「僕は…天使…です。」
恥ずかしそうに自信なさげにそう言ったあと僕はすぐに後悔した
(彼女は怒るかな?笑うかな?)
しかし返ってきた反応は僕が予想しないものだった
「やっと来てくれたんだ…」
小さい声だったけど彼女はたしかにそう言った
彼女の顔から警戒心が徐々に消え少しホッとしたような表情に変わった
(やっと来てくれた?)
どうやってわかってもらおうかと考えていたのに
あまりにもすんなりと天使だということを受け入れた彼女に僕はあっけにとられた
「僕が天使だって…信じてくれるの?」
伺うように聞くと彼女は頷き
「だって、羽根が…」
と僕の背中についた羽根をゆっくりと指差した
>>41 (そうか羽根か…でもそんなに簡単に信じてくれるものなのか?羽根だって偽物とか思わないのか?)
そんなことも思ったけど僕はもう考えるのをやめた
彼女が信じると言ってくれているならそれでいい
例えそれが嘘だったとしても彼女と会うのなんて今日が最初で最後なんだから…
そう思うと同時に彼女がさっき言った言葉が引っかかり僕はさらに彼女に質問した
「やっと来てくれたってどういう意味?」
「…だって、私のこと…迎えに来てくれたんでしょ。」
「いや、僕は君のこと迎えに来たわけじゃ…。」
僕がそう言うと彼女は視線を落としその瞳はみるみるうちに僕が吸い寄せられたあの瞳へと変わっていった
僕は不思議だった
僕が迎えに来ると言うことは天国へ行く―つまり死を意味する
僕は今まで必死にそれを拒む人をたくさん見てきた
なのに彼女は拒むどころか違うと知って落胆している
彼女は死を望んでいるのだろうか
そんなことを考えながら僕はベッドに横たわる人に目をやった
そこには‘彼女自身’がいた
〜続く〜
スレ立て乙です
乙
訂正
>>41の
現実に引き戻さ→引き戻され
の間違いです
すいません
僕に出来ることさん乙です
舞い降りた天使とともに天使ものは良作ばかりのよ・か・ん
僕に出来ることさん、乙です。
ほ
前スレ
夜も遅いという事で、俺と菅谷さんは近所を歩いて回ることにした。
「須藤君。」
「ん?」
「この前のキーフォルダーありがとう!」
菅谷さんが笑顔で言う。
「あ、どういたしまして!」
「あれね!学校の鞄につけたの!」
「ほんとに?ありがとう!」
すると、さっきまで笑顔だった菅谷さんの顔が、いきなり真剣な顔になった。
「あの…、今日何かあったの?」
「え?」
「夕方一緒に帰ってるとき、考え事してるみたいだったから…」
「あぁ…、ちょっとね!」
そして、少し、ほんの少しだけ沈黙が流れた。
菅谷さんが立ち止まった。
「変なこと…聞いていい?」
「なに?」
「須藤君は、好きな人いますか…?」
>>49 一瞬、俺の中で心臓が[ドクン]と鳴った気がした。
菅谷さんが、俺の目をまっすぐ見て言う。
菅谷さんのまっすぐな目に、俺は嘘をついてはいけない気がした。
だから、話した。
「好きな人…。好きとはいえないけど、気になる人はいるんだ。」
「そう…なんだ…」
「俺わかんないんだ。その子のこと、好きかどうか。」
「そっか…。その子って、もしかして…愛理ちゃん…?」
俺の気のせいだろうか。菅谷さんの声が震えている気がする。
「うん。菅谷さんはどう思う?俺、鈴木さんのこと好きなのかな??」
俺がそう聞くと、菅谷さんは下を向き、小さな声でこう言った。
>>50 「そんなの…わかんないよ…」
そう言うと、菅谷さんはいきなり走り出した。
「え!?菅谷さん!?」
俺はとりあえず、菅谷さんを追いかけた。
そして、菅谷さんの腕を掴み、こっちを向かせた。
「菅谷さん…」
菅谷さんは、泣いていた。
>>51 俺は、どうすれば良いか分からないので、とりあえず菅谷さんの頭を自分なりに優しく撫でた。
「菅谷さん…泣かないで…」
すると菅谷さんは、濡れた瞳で俺を見上げ、背伸びをし、俺に顔を近づけた。
俺の唇と、菅谷さんの唇が重なった。
そう理解できたのは、菅谷さんが俺から唇を離し、もう一度俺を見上げた時だった。
「私…須藤君が好きだよ。」
>>52 菅谷さんの言葉が頭に響く。
俺は何も言えない。ただ、菅谷さんを見つめるだけ。
「初めて見たときから好きだった…」
俺はこの時、自分のせいで菅谷さんが泣いているのに、
菅谷さんの涙が、とても綺麗だと思った。
「一目惚れだった…」
菅谷さんの目からは、何度も涙が零れ落ちる。唇を震わせて、菅谷さんはこう言った。
「困らせて…ごめんね…」
そういうと、菅谷さんはまた、走り出した。
俺は追いかけることはできない。足が動かない。
俺は、菅谷さんの小さくなってゆく背中を、見つめることしかできなかった。
続きます。
長すぎですね…。うまくまとめられなくて長くなってしまいました…。
僕に出来ることさん乙です。
>>54 自分的には長い方が読み応えあって嬉しいです
では今から読ませて頂きます
乙
乙
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::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
59 :
名無し募集中。。。:2006/02/18(土) 22:30:13.69 0
素敵な思い出氏、乙!です!
梨沙子可愛いです、抱きしめたいです
ageてしまってもうしわけありません;
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::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
素敵な思い出さん乙です
気になされるほどそんなに長くないですよ
これからも頑張って下さい
乙です保全フォ―――――――――!!!!!!!!!!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
67 :
名無し募集中。。。:2006/02/19(日) 01:58:31.88 O
もう二度と落とさせやしない
ありがとうB工
69 :
名無し募集中。。。:2006/02/19(日) 03:51:04.10 O
ほ
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::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
おはほ
ほ
ぜ
保全
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ ズバシャー
::::::.ミゝ从 俺 )つ
::::::⊂__つノ
俺巡回中!
77 :
名無し募集中。。。:2006/02/19(日) 13:10:01.43 0
ちと落ちすぎ
ageんなよ
79 :
名無し募集中。。。:2006/02/19(日) 13:15:06.99 0
嫌だ
あげんな。
強彼さん待ち保
82 :
名無し募集中。。。:2006/02/19(日) 14:18:04.47 0
そう言われるとあげたくなる。
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ ズバシャー
::::::.ミゝ从 俺 )つ
::::::⊂__つノ
俺巡回中!
保全
あげんなって。マナーまもれよ。
86 :
名無し募集中。。。:2006/02/19(日) 15:31:40.78 0
まったくだ
マナー守れよ
87 :
図書室:2006/02/19(日) 15:34:24.43 0
前スレの続き
「おぉ〜い!一樹〜ボール行ったぞ〜!!」
仁が俺を呼ぶ声が聞こえる。
俺のほうにサッカーボールが向かってくる。俺はこのボールを上手くゴールまで持っていく。
「パサ」
ゴールネットが揺れた音がした。
俺が蹴ったボールは予想外の場所へ向かい、キーパーの手を声ぎりぎりゴールに入った。
「はぁ〜疲れた〜」
今日の体育がサッカーということで張り切った俺。
珍しく点数を決め結構楽しかった。
「よぉ〜!一樹サッカー上手いんだな。」
仁が俺の方を叩きながらほほえましく言った。
「上手いってほどじゃないけど苦手ではないな」
笑顔で俺はそういった。
一週間前。あの日俺は友理奈とキスをした。
今思えばなぜキスをしたのかと自分に問いかけている。
今みたいな二股をずっと続けてたら、いつかばれてきっと後悔する。
自分自身分かってはいるんだが、あまり行動に移せないでいた。
88 :
図書室:2006/02/19(日) 15:34:46.21 0
>>87 自分が、どちらのことをすきなのかさえわからない。
いつまでも考えていると癖でマイナス思考になってしまうので、気持ちを切り返すつもりでいつもよりテンションをあげている。
放課後、いつものように雅と待ち合わせ。
「ねぇ〜今度の日曜日暇?」
「ん?暇だと思うけどどうしたの?」
「暇なら二人で、どっか行かない〜?」
「ん〜いいけど。どこいくの?」
「それはまらメールではなそう。」
そういって雅は走って帰っていった。
彼女の全力の照れ隠しなのだと俺はおもった。
下宿先に帰り充電中の携帯を見てみると雅からメールがはいっていた。
「遊園地行こう!!」
一言だけのメールだった。すぐにOKの返事を送った。
一応カレンダーにもしるしをつけた。
日曜日になると、俺はいつもの休日より早めにおきた。
それはそうだ。今日が遊園地に行く日だからだ。
急いで準備をし雅を向かえに行った。
雅の家につくと時間はまだ早かったが雅も準備がOkだったので予定より早く出発した。
二人で初めて乗る電車。普段のるときと違って隣には雅がいるのでいつもより緊張している。
89 :
図書室:2006/02/19(日) 15:35:09.46 0
>>88 「ねぇ〜遊園地って最近いついった?」
「ん〜全然いってないなぁ〜」
「へぇ〜。私はね〜遊園地とか好きなんだ〜」
「へぇ〜」
「楽しくない?色々な乗り物あるんだよぉ〜」
電車の中で色々と話した。
いつもより雅のテンションが高くそんな雅を初めて見る俺は、今までよりも惹かれていった。
「ねぇ〜あれ乗ろう〜!!」
「次あれ〜!」
さっきからずっと乗りっぱなしだ。
雅は絶叫ものでもなんでも乗れるらしく、乗り物には強い。
そんな雅に対して俺は酔いやすくずっと乗っていると気持ち悪くなる。
「スマン。ちょっと気持ち悪いから休憩しようぜ。」
「えぇ〜。もぅ〜」
駄々をこねたくせにアイスをおごると急に喜び始めた。
休んでいる間は良かったのだが、乗り物にまた乗り始めるとまた気持ち悪くなった。
「ねぇ〜大丈夫?」さすがに心配そうな顔をしている。
「う・・・うん大丈夫。。」
少し引きつった顔で俺は安心させようとするが、そんな顔を見て安心するわけもなかった。
「酔い止め確か持ってきてるよ。」
雅は自分にバッグから酔い止めを探しはじめ、見つかった。
「良かった〜。あって。はい。コレ」
そういって俺に酔い止めを渡してくれた。
90 :
図書室:2006/02/19(日) 15:35:40.47 0
>>89 俺は酔い止めを飲んでから少し気分が良くなりそれから乗り物を乗る事ができた。
「はぁ〜楽しかった〜」閉館まじかに出た俺達。
「そうだね〜」俺も途中からは酔わなくなり楽しむ事ができた。
これからは酔い止めをもってくることにしようと心の中で決めた。
「こんなに一緒にいるのって初めてだよね。」
「うん。そうだよね」
さりげなく手をつないだ。そんな行動に対して雅は動じなかった。もしかしたら俺が手をつなぐ事を待っていたのかもしれない。
「一樹って意外と乗り物弱いんだね〜〜」
「いやいや、雅が強いんだよ〜」
いつもより楽しく話せているのは手をつないでいるからか・・・それとも今までよりすきになっているからか・・・
そんなことは俺にはわからない。
帰りは雅を家まで送った。
時間は8時を過ぎていた。
「ただいま〜」
帰ると徳永と清水がリビングで遊んでいた。
「ぁ、遅かったね。どこいってたの?」
「あぁ、ちょっとな。」
「そっか。」
清水は納得していない様子だったがお構いなしで俺は自室に戻った。
疲れていたからか、すぐ寝てしまった。
91 :
図書室:2006/02/19(日) 15:35:59.75 0
>>90 ・
・
・
・
「ん??寝ちゃったのか・・・」
大きくあくびをし、腕を伸ばしてみる。時間は深夜の2時半だった。
「中途半端な時間に起きちゃったな・・・」
俺はリビングに向かった。
リビングに向かうと誰かいた。
「誰だろう・・・」
気づかれないように俺はリビングの方に目をやった。するとリビングには徳永がいた。
「ははwwそうなんだぁ〜。ぁ、そういえば今日一樹くん帰り遅かったよ。」
徳永は誰かと電話している。
「うん。朝早くからどこかにでかけてたみたい。」
誰だろう・・・・相手が分からない。
「もしかしたら浮気してるかもね」
(ぇ・・・!?)
「ぁ、そろそろ寝るね。またね、友理奈ちゃん。」
徳永が電話をきるとこっちの方にきた。俺はさりげなく暗闇にかくれた。
徳永は気づかず自室へと向かっていった。
「徳永と友理奈って知り合いだったのか・・・・」
冷や汗が俺の額を通った。
92 :
図書室:2006/02/19(日) 15:36:24.42 0
ここまでです。更新もうちょぃ早めに出来るようがんばります。
おっつぅ〜
図書室さん乙です
乙
>>87 キーパーの手を声→キーパーの手を越え
97 :
名無し募集中。。。:2006/02/19(日) 19:06:04.45 O
修羅場な予感
すまんsage忘れた
図書室さん乙です
とうとう修羅場くるのか
ママレード・ボーイみたいなの書いて!
って何?
図書室乙
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
前スレ
何分か経ちチャイムが鳴った。
夏焼さんと会うのが気まずくて…
俺は結局午後の授業をさぼってしまった…。
教室に戻ると…誰もいない…。
当たり前かぁ…。
俺は鞄を持ち学校を出た。
「帰りたくないなぁ…」
あんなに怒って泣いていた夏焼さん始めて見たから…家に帰っても…
また喧嘩になる。
俺は仲良くしたいのに…。
空はオレンジ色から段々暗くになっていく。
俺はどこにも行く場所が無く…ただひたすら歩くだけ…。
>>104 「はぁ…」
深くため息をつくと…
『ポツ…ポツポツ…』
雨が降りだした。
「雨か…頭冷やすのには丁度いいかもな…」
傘も持っていないし…雨宿りする場所もない…。
すれ違う人すれ違う人に変な目で見られるけど、まったく気にしなかった。
「俺があんな事言わなかったら…」
自分の失敗を今更後悔する。
足取りが段々重くなっていき体が熱くなってきた。
「頭がボーっとする…。」
俺は公園の中に入りベンチに座った。
どうしたんだ…?
目の前がぼやけて見えるし…。
自分の顔を何回も叩いても変わらない。
おかしいなぁ…。
そんな事を思っていると…目の前に人が見える。
目を擦りよく見ると…傘を持った人がいる。
>>105 その人は傘を俺の方に向けてくれた。
「ユー!何やってんのよ!こんな雨の中…」
聞き覚えるある声…。
「夏…焼さん?」
「傘もささずに…本当馬鹿なんだから…」
息があらい…俺を探してくれてたのかな…?
「探しにきてくれたの…?」
「ばっ馬鹿じゃない…そんな訳ないじゃない…」
「そうだよね…。」
と言い俺は立ち上がろうとした…が…
頭がくらくらして…ついに倒れてしまった。
「ユー!ユー!大丈夫!?」
夏焼さんは俺の体を揺さぶりながら言った。
「大丈夫だよ…探しにきてくれて…ありがとう…」
覚えてるのはここまで…。
つづきます。
遅れてすいません。
毎日更新を心がけていたのですがインフルエンザなってしまったて…。
今後は早く投稿したいと思います。
>>107 熱が下がってから3日は休養してくださいよ〜
乙です
乙
お大事にw
今、マメに更新されている作品は何作品でしょうか?
乙
乙です保全フォ――――――――!!!!!!!!!!!
>>42 彼女の体はたくさんの管につながれ頭や手などは包帯でまかれていた
それでもなんとか生きている
僕はもう一度その横に佇む彼女に視線を戻した
そこには管も包帯も何もないきれいな姿の彼女がいる…それは彼女の心
ベッドに横たわっているのは彼女の体でその横で佇むのは彼女の心
つまり彼女は幽体離脱をしていた
だから僕を見ることも話すことも出来るのだ
僕は何も言えずただ彼女を見つめていた
病室には彼女の絶望にも似た深い悲しみが渦巻き俺の心まで飲み込まれてしまいそうだった
「…こなっちゃった。」
ふいに彼女が独り言のように呟いた
小さくて消え入るような声だったけどその言葉ははっきりと僕の耳そして心に突き刺さった
―死に損なっちゃった―
聞き間違いなんかじゃない
彼女はたしかにそう言ったんだ
>>113 耳を疑うようなその一言が僕の疑問の一部を紐解いた
彼女はきっと自分で自分の命を終わらせようとしたのだ
けどそれは失敗し彼女はこうしてまだ生きている
彼女の悲しみは‘死ぬこと’ではなく‘死ねなかったこと’の悲しみ
彼女の意思とは関係なしに生きようとしている体とそれを拒もうとする心
相反する体と心が分離して彼女は幽体離脱しまったのだろう
彼女のその一言はずしりと重く僕の頭と心を打ちつけた
今まで自殺した人もたくさん見てきた
しかしそれはたいてい中高年や老人ばかりでこんなに若い子が自ら死を選ぶなんてあまり聞いたことがない
彼女はどうして死を選ぼうとしたのか
彼女から溢れでている悲しみの奥にきっとその答えが眠っている
そして僕はそれに引き寄せられた
ただ何故僕がそれに吸い寄せられたのかはわからない
そしてそれは知らないほうがいいことのような気がした
知ってしまったら僕の心の奥にずっとしまってあった何かを呼び起こしてしまいそうな予感がした
(これ以上ここにいてはいけない)
頭の中に警告が鳴り響いた気がして僕は彼女からそして自分自身の気持ちから逃げるように病室を飛び立った
〜続く〜
強気な彼女さん、乙です。
無理をせずにご養生ください。
乙
乙です
僕に出来ることさん、乙です。
彼女がどうして死を選ぼうとしているのか気になります。
乙保全フォ――――――――!!!!!!!!!!!!!
保全
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
夜中に起きてしまった保
ほ
ほ
おは
出勤前ほ
>>53 菅谷さんの告白に何て答えたら良いか分からず、俺はしばらく、菅谷さんと距離をとっていた。
菅谷さんも俺を避けているようで、学校で会っても、お互い目も合わせず、すれ違うだけだった。
そんな中、クラスでは席替えが行われた。
「須藤君この席なの?」
「うん。鈴木さんもここ?」
「うん!隣ですね☆」
「そうだね!よろしく!」
鈴木さんと隣になった。その後俺は、鈴木さんが気になり、全然授業に集中できなかった。
そして時間は過ぎ、放課後になった。
「鈴木さん帰らないの?」
「私、日直なんだ〜。だから、掃除と日誌付けなきゃいけないの。」
「そうなんだ〜。俺、今日暇だから手伝おうか?」
「ホントに!?じゃあ、お言葉にあまえて…」
「おぅ!任せとけ!何すれば良い?」
「えっと、私が日誌書くから、須藤君は掃除してて☆」
「わかった!」
俺は掃除しながら、鈴木さんの方を見ていた。
すると、いきなり目が合った。
「ねぇ須藤君。」
「え!?うん!何??」
「須藤君は好きな人いる?」
一瞬、俺は菅谷さんの顔を思い出した。
>>128 「別にいないよ。鈴木さんはいるの?好きな人…」
俺は、半分は俺への質問から逃げるため。もう半分は、鈴木さんのことを知りたかったから、
鈴木さんに問いかけた。
「いるよ…。好きな人。」
鈴木さんの答えは、俺の心臓を締め付けた。
俺は確信した。鈴木さんが、好きだ。
だから、この答えは聞きたくなかった。
「そう…なんだ。」
「うん!その人ね〜、私の前では好きな人いないっていうけど、たぶんいるんだ。好きな人。」
「そうなの?」
「うん。最近その人考え事ばっかしてて、元気ないし…。絶対恋の悩みだよ…」
「へー…」
俺は心底、鈴木さんから思いを寄せられている男子を羨ましく思った。
>>129 「片思いって辛いよね☆」
鈴木さんが笑顔で言う。その切ない笑顔がとても可愛かった。
俺は思わず、思っていたことを口に出してしまった。
「好きです…」
「え?」
「鈴木さんが、好きです。」
振られても良い。ただ、鈴木さんに思いを伝えたかった。
教室には俺と鈴木さん2人だけ。
俺の言葉を聞いてるのは鈴木さんだけ。そう思ってた。
しかし、そうじゃなかった。
俺はきずかなかった。
窓から、菅谷さんが見ていたなんて
つづく
皆さん乙です。強気な彼女さん、お大事にしてください。
乙
素敵ハァ━━━━━;´Д`━━━━━━ン
乙
りーちゃん…
素敵な思い出さん乙です
愛理ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
おつ
愛理ちゃんの濡れ場!
保全
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
ほ
遅れ馳せながら素敵さん乙
思わせぶりな愛理の発言にハァ━━━━;´Д`━━━━ン!!!!
田舎から転校してきて勉強が遅れてるから放課後特別補習受けてる俺がやっと追いついて今日で終了
隣に座って補習を受けてるりーちゃんが自分の事のように喜んでる姿を見て初恋をした
的な保全
りーちゃんハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
保全
僕がその子に出会ったのはおじいちゃん家に里帰りしていた時だった
おじいちゃん家の近くには黄泉山(おうせんざん)と呼ばれる立ち入り禁止の山があって
そこに入ると美しい少女が出てきて地獄に連れて行かれるらしい
僕はいつかそこに入ってやろうと冒険心を抑えるのに大変だった
そしてその時がきたんだ
村の集会があっておじいちゃんとおばあちゃんが出かけてしまった隙に僕はその山に入ったんだ
そこは昼間なのに50メートルぐらい進んだだけで後ろが見えなくなってしまった
僕は怖くなり山を出ようと元来た道を引き返そうとした
でも出られない!!!
むしろどんどん奥に引き込まれていくような感じでどんどん周りを霧が隠していく
僕は泣きそうになった
いや、あの子に出会って無ければ完全に泣いていただろう
身も心も疲れ果てたその時、その子は僕の目の前に現れたんだ
「何してるの」
声のする方を見ると
霧の中に溶け込んでしまいそうな白く透き通った肌とは対照的な
どこまでも黒い吸い込まれそうな瞳が僕を見ていた
僕はその子を見てこんな状況にもかかわらず綺麗だと思った
「あ、あの、道に迷って、その・・・」
僕はさっきまで道に迷って泣きそうだったということも忘れ顔を赤くしていた
「そう、私はおつかいの帰り」
涼やかな声が僕をますますその子への興味でいっぱいにした
「ねえ、君名前は?」
「梨沙子」
抑揚の無い声でそう答えた
「梨沙子ちゃんか、かわいい名前だね」
もう、僕は完全に立場を忘れていた
「かわいいって何?」
梨沙子ちゃんは不思議そうにその問いかけを僕にした
「うーん、梨沙子ちゃんみたいな魅力的な子への褒め言葉だよ」
僕は、梨沙子ちゃんがふざけてるんだと思って軽く答えた
「私みたい?」
梨沙子ちゃんは何か考え込んでいる
「そう、梨沙子ちゃんみたいな子のことを言うんだよ」
僕の言葉にまだ不思議そうに考え込んでいる
そこに別の女の子がやってきた
「梨沙子、何やってるの?!」
その女の子は少し怒ってるようだ
「あ、雅ちゃん。かわいいってなに?」
その言葉を聞いた雅ちゃんという子は僕のほうを睨んだ
「汚らわしい」
雅ちゃんは鋭く刺すような目で僕を見ている
その視線は僕の背筋に冷たいものを伝わせた
「おつかいの途中でしょ、忘れないで」
雅ちゃんは梨沙子ちゃんの両腕を揺すって強く言った
「こうなっちゃったら代われないのよ、しくじったらわかってるんでしょ」
梨沙子ちゃんは雅ちゃんの言葉もうわの空で僕のほうを見ている
「わかってる!」
梨沙子ちゃんは辺りに響き渡るほどの大声で雅ちゃんの言葉を遮った
「梨沙子・・・」
雅ちゃんはそれまでとは違う寂しそうな顔で梨沙子ちゃんを見た
「大丈夫ですから・・・」
梨沙子ちゃんは搾り出すようにそう言って雅ちゃんの手を解いた
「そう」
心配そうな顔で雅ちゃんは何度も振り返りながらその場を去っていった
「ねえ、大丈夫なの?ゴメンね僕のせいで喧嘩しちゃったみたいで」
「違う」
梨沙子ちゃんは頭を左右に勢いよく振る
「そう、よかった」
僕がほっとして笑顔を見せると梨沙子ちゃんもぎこちないけど笑ったように見えた
そしてしばらく僕の顔を不思議そうに凝視していたかと思うと
「帰る」
急にそう言って梨沙子ちゃんが歩き出した
僕は歩き出してからも梨沙子ちゃんにいろいろ話しかけたけど
何も答えてくれなくなった
「ねえ、どうしたの、やっぱり怒ってるの?」
何度目かの同じ質問の時、不意に耳の後ろから声が聴こえた
ふふふ
心臓が止まるかと思ったぐらい今まで聴いたことも無い嫌な声だった
「今の何?」
梨沙子ちゃんに尋ねるけど返事もせずすたすたと歩いていく
「ねえ、待ってよ」
僕は怖くなって梨沙子ちゃんに駆け寄ろうとするが足元に何か絡み付いてるようで進めない
(黄泉山で美しい少女に会うと地獄に連れて行かれるんじゃぞ)
おじいちゃんの言葉が今となっては重く僕の心にのしかかってくる
まさか、そんな
(その美しい少女は鬼が化けたもので地獄の使者なんじゃ)
そうも言っていた
梨沙子ちゃんが鬼?
こう考えてる間にも耳のすぐ後ろであの不快な笑い声が聴こえている
そんな、梨沙子ちゃんは鬼?
僕を殺そうとしてるのか?
殺される???
そんな・・・
梨沙子ちゃんの方を見るとわき目も振らずに歩いている
「殺されるぞ」
不意に耳の後ろの声がそう言った様な気がした
まさか
その声は何度も何度もそう呟いた
そんなことあるもんか
僕はさっき見た梨沙子ちゃんの笑顔が忘れられなかった
ぎこちないけど心が表れるような笑顔
あんな笑顔ができる子が地獄の使者なわけが無い
僕は、そう確信した
梨沙子ちゃんは鬼じゃない僕が迷ってたのを救いにきてくれた天使だって
そう梨沙子ちゃんは神様の使いなんだ
ふふふ殺されるぞ
僕はその声を打ち消そうと振り向こうとしたその時
「振り向いちゃ駄目!!!」
つづく
久々に書いてみたくなり書きました
スレタイと内容があってませんが
保全代わりにどうぞ
1年ぶりに続編キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
>>149 「おい、○○、おい先生が来たぞ」
僕は不快な振動とその声に眠りを妨げられた
何か夢を見ていたようだが思い出せない
ぼんやりしているとそこに先生が女の子を連れて入ってきた
クラス中がざわめく
その女の子はサングラスをしていたからだ
「はい、静かに」
先生が教壇を叩いた
僕も含めてみんなはそのサングラスをした女の子に興味深々だった
「今日はみんなに転校生を紹介する」
転校生だなんて聞いてないぞというざわめきでクラスがまた騒々しくなる
「静かに」
今度はさっきの倍力強く教壇を叩いた
静寂を取り戻した教室で先生が再び口を開いた
「菅谷梨沙子さんだ。彼女は生まれつき目が不自由でサングラスで保護して無いと失明してしまうんだ
みんなその辺を理解してほしい
それと彼女は喋ることも不自由だ。十分理解して仲良くしてください」
彼女は、身を縮めてその紹介を受け入れていた
僕は、何か懐かしい人に出会った気がしたけどそれがなぜだか思い出せなかった
「それじゃあ菅谷さんは○○の隣に座ってくれ」
先生は僕の隣を指差した
静かに頷くと菅谷さんは僕の隣に座った
「よろしくね」
僕がそういうと彼女はほんの少しだけ頭を下げた
サングラスでよく見えなかったけどなぜだか少し寂しそうだった
1時間目が終わり次は体育の授業だ
僕たち5年2組はマラソンだった
体育委員の僕は、準備のために教室を出ようとした
その時あわてて菅谷さんが僕についてこようと追いかけてきた
「どうしたの?」
僕の服の裾を持ったままただ黙ってる
そりゃそうだ喋れないんだから
「ゴメンね、準備しなきゃ。また後でね」
僕は準備があるので菅谷さんを置いて教室を出た
何かそれでも言いたそうだったがクラスの連中に止められたみたいで追っては来なかった
僕はちょうど階段を半分ぐらい降りた時、背中に刺すような視線を感じた
蛇ににらまれた蛙ってこんな感じかなって思った
僕はその視線の主を探した
ちょうど階段の上に一人の女の子が立っていた
長い髪と整った顔立ち、瞳は全てを飲み込んでしまいそうなほどの黒で僕を睨んでいる
その顔はどこかで見たことがある気がした
数秒間見詰め合っていただろうか
僕は眩暈を感じ始めていた
「みやびちゃ〜ん、ここにいたの?」
沈黙を破り、その子に別の子が近寄ってきた
みやび?何か聞いたことあるような無いような
みやびという子は僕に一瞥をくれた後去っていった
その目は憎しみに包まれていた
つづく
>>151-152 ありがとうございます
とりあえず今日はここまでです
よろしくお願いします
>>155 古参の作者さんが戻ってきてわしゃ嬉しいよ
158 :
名無し募集中。。。:2006/02/20(月) 22:29:14.96 O
神様が戻って来た。この調子でみんな戻って来てほしい
159 :
名無し募集中。。。:2006/02/20(月) 22:29:46.00 O
すまん興奮してsage忘れた
160 :
名無し募集中。。。:2006/02/20(月) 22:33:34.05 0
だれにでもあることだ
気にするな
>>155 前作のファンです
がんばってください♪
>>155 久々にキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
乙です
この調子で他の作者さんもよろです
そろそろ春が来そうな予感
みぃ〜さん待ち保
みぃ〜とか不人気だろwwwwwwwww
ぐれて消えたヘタレだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
自演するなよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>166 どこがだよ
リメンバー読んでから出直して来い新参
168 :
名無し募集中。。。:2006/02/20(月) 23:42:06.59 0
( ^▽^)<けんかをやめて〜♪
まあまあだな
171 :
61-24-162-5.rev.home.ne.jp:2006/02/21(火) 00:15:55.50 0
ネ申キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
興奮して裸にsage忘れた…
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
ヘンなのが絡んでるな
マニアック待ち
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
図書室強彼素敵のワンダー3とはレベルが違う彼
ワンダー3って何だよw
ポッコ、ノッコ、プッコ
戒律を破ってしまった梨沙子かわいそ〜
治してあげてね
マニアック待ち
>>130 「嘘…。須藤君、好きな人いるって…」
「俺の好きな人は、鈴木さんだよ。」
少し、沈黙が流れた。
俺、振られるんだ…。そう思った。
しかし、鈴木さんの答えは違った。
「ほんとに、私が…、愛理が好きなの?」
「うん…」
「だって、最近ずっと…」
「え?」
「…ううん。私も好きだよ!須藤君のこと☆」
「え!?さっき好きな人いるって…」
「それは須藤君のことですよ☆」
俺たちはしばらく見詰め合っていた。そして
「クスッ。よろしくね!須藤君☆」
「ハハッ。よろしく!鈴木さん!」
「その鈴木さんっていうの止めませんか??」
「え?じゃあ何て呼べば…」
「愛理!愛理でいいよ☆晃太♪」
「アハハッ!よろしくな愛理!」
>>184 幸せだった。まるで、夢を見ているような感じだった。
しかし、次の瞬間、現実に引き戻された。
[ガタンッ]
ドアの方から音がした。
振り向くと、ドアの向こうには菅谷さんがいた。
「菅谷…さん…」
「りーちゃん…」
固まる俺と愛理。それをよそに菅谷さんはドアを開けて
「ご、ごめんね!覗くつもりはなかったんだけど…」
菅谷さんが、無理して笑顔で言う。
「2人ともよかったね☆」
「菅谷さん…」
「りーちゃん…」
「そ、それじゃあ行くね!2人ともお幸せに☆」
そういうと、菅谷さんは走り去ってしまった。
「見られちゃいましたね。」
「え?うん。そうだね。」
「けどまぁ、りーちゃんだからいいよね☆」
「そう…だね…」
>>185 その後俺は、愛理を家まで送り、自分の家へと帰っていた。
幸せなはずなのに…。
俺の気持ちは、とても悲しかった。
俺は、愛理が好きなんだ。なのに、考えることは菅谷さんのことばかり…。
「くそっ!!」
俺は自分を殴った。
「何なんだよ…。この気持ちは!」
口の中に、血の味が広がった。
「こ〜う〜た〜ちゃん!」
後ろから、声が聞こえた。
「嗣永さん…」
「どうしたの?自分殴ったりして。桃ビックリしちゃった。」
「ちょっとね…」
「仕方ない!桃ちゃんが君の悩みを聞いてあげよう!」
「…。ありがと。」
俺は、舞波意外は人に相談なんてしない。他人に自分のことを知られるのが嫌だから。
しかし、この時は誰でもよかった。俺の話を聞いてくれるなら。
俺の話を聞いてもらうことによって、この気持ちが、楽になると思ったから。
つづく
187 :
名無し募集中。。。:2006/02/21(火) 08:48:39.31 0
直で留守電
おつかいさん乙です!続き楽しみにしてます!
また透明がきたな
乙。透明ってなんだ?
乙
透明ってなんだ???
素敵な思い出さん乙でーす!
素敵な思い出さん乙です
保全
ほ
ぜ
と
み
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
乙
アヒル上手いな。
強気な彼女さん待ち保全
俺待て保
ゴマキのドラマ見ながら保
自演とかいうなよ。
>>154 体育の時間僕の半径5メートル以内には必ず梨沙子ちゃんがいた
つかず離れずといった感じで時折辺りを見回している
僕は決して足が速いほうじゃないけど梨沙子ちゃんは女の子だ
男子のペースで走れるなんて見かけと違ってスポーツできるんだなって思った
それにしても目が不自由なのに何を探してるんだろうって思った
まあ普通に歩いたりできてるから見えているのはわかるんだけど
梨沙子ちゃんの方をちらちら見ながら走ってると
僕の友達が見かねて近寄ってきて
「おい、一目惚れされるなんてニクイね、このイケメンが」
と肘で僕を突付きながらからかう
「誰がイケメンだよ」
自分で言うのもなんだけど本当に僕は普通を絵に描いたような子供だと思う
いたって平々凡々で転校初日の女の子に好かれるなんて漫画みたいだ
でも梨沙子ちゃんなんだか僕を好きで傍にいるって言うよりも
何かから守ってるって感じがした
何から守るんだよ?
それこそ漫画だ・・・僕は馬鹿な考えを振り払い再びペースをあげた
「それより、帰りにたこ焼き食って帰ろうぜ」
「お、いいねえ」
僕が返事する
梨沙子ちゃんがいつの間にか併走していた
何か不思議そうにこちらを見ている
「梨沙子ちゃんもたこ焼き好き?」
僕はなんとなく聞いてみた
もちろん梨沙子ちゃんは返事ができない
たこ焼きに付いてもなんだかよくわからないみたいで不思議そうな様子だ
「たこ焼きってのは丸い蛸の入ったお好み焼きのちっちゃい奴でおいしいんだよ」
僕が呼吸の合間にそう答えるのを梨沙子ちゃんは黙ってみている
「今度一緒に食べようか?」
我ながら何を言ってるんだ
梨沙子ちゃんが僅かながら頷いたように見えた
「お邪魔かな」
友達が気を使って?離れていった
梨沙子ちゃんは相変わらず併走している
結局最後まで梨沙子ちゃんは僕に付いて走りきった
流石に疲れたのか肩で息をして座り込んでいる
「足速いんだね」
僕が話しかけると僕の方を向いて何か言いたそうに口を震わせてる
僕は無理しなくていいよって言う意味で首を横に振った
梨沙子ちゃんは体育座りでうずくまった
何か話しかけづらい雰囲気だったので僕が去ろうとしたら
体操服の袖口を掴んできた
僕は、傍に座ることにした
梨沙子ちゃんは俯いたままだったけど何か幸せな気持ちがしていた
その後も梨沙子ちゃんはずっとこんな調子で僕の傍から離れようとしなかった
僕もこんなに女の子に付き添われたことが無いので悪い気もしなかった
放課後、僕は掃除当番を済ませ当然の如く待っていた梨沙子ちゃんと帰ることにした
梨沙子ちゃんは顔の半分ぐらいあるサングラスをしてるから良くわからないけど
かわいらしい顔をしてるように見えた
僕の贔屓目も入ってるのかもしれないけど
それにしても女の子と一緒に下校するなんて
それも集団登下校じゃない
僕って案外もてるのかな
って思ったとき急に梨沙子ちゃんが走り去って行った
「あ・・・」
やっぱり、変な下心は持たないほうがいいなとほほ・・・
僕は梨沙子ちゃんが去ったほうを寂しく見つめているとまた先ほどの刺すような視線を感じた
みやび?
僕は直感した
彼女を探す
しかし見当たらない
「あぶない!」
誰かが叫んだ
僕に向かって植木鉢が落ちてきている
体が動かない
駄目だ
目を閉じた瞬間僕は誰かに押された
恐る恐る目を開けると梨沙子ちゃんが僕に抱きついていた
梨沙子ちゃんの足元に植木鉢とたこ焼きが転がっていた
僕は上を見上げた
目の前のマンションの屋上に彼女を見たような気がした
そうみやびの姿を
再びその場所を見上げるとそこには何も無い空間が広がっていた
それより!!!
「梨沙子ちゃん大丈夫?」
梨沙子ちゃんは震えながらも頭を上げ僕を見て頷いた
どうやら怪我はなさそうだ
「たこ焼き・・・」
一緒に食べようと買ってきてくれたんだろうか
あのマラソンの時の会話を覚えていてくれたんだ
そう思うと梨沙子ちゃんがとてもいとおしくなった
しかしたこ焼きは無残にも転がっている
それに気付いたのか梨沙子ちゃんは悲しそうにその光景を見つめている
「ありがとう」
僕はその気持ちに礼を言った
僕はたこ焼きを拾って
「僕がおごるからお店に案内してよ」
そう言うと梨沙子ちゃんは
少し口元を歪ませて頷いた
ドクン
その表情に僕はなんだか胸を打たれた
なんだろうこの気持ち
あのぎこちない笑顔・・・それがものすごく気になる
なんだか思い出せない自分が凄く腹立たしかった
つづく
今日はここまでです
いろいろ応援してくれる皆さんありがとうございます
本当に嬉しいです
熊井スレ並みのネ申乙!
ネ申キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
文構成のレベルが高い
リアル小説家ですか?
乙です
続きが気になります
220 :
名無し募集中。。。:2006/02/21(火) 23:33:01.03 0
何か読んだあとスゲー充実感があるな保全フォ―――――――――――!!!!!!!!!!!
そうか?
はっきり言ってつまんない
スルーすることに決めた
>>223 誰だって好みはある、
マンセーされるのがウザイのはわかるが
そういう発言をする時点でスルーできてないぞ
駄作はスルーが一番
イケメンキタ━━(゚∀゚)━━!!
まあ確かに最近の中じゃずば抜けて上手いからマンセーされて当然かと
>>226 某作者の投下があったかと思って探しちゃったじゃないかw
萌え度が低い
>>228 主観の相違だな、無自覚で危機感の無い主人公
身を挺して守ろうとする梨沙子
この設定だけでもオレは萌えられる
ho
萌えたいだけなら他んとこ行けば?
常連2人組よりかはマシだな
熊井スレで書いてる人じゃないかな?
いつもレベルが低いだの駄作だの言ってる割にはまともなの来ても盛り上がらないのなw
とことん作者をつぶすスレだから
やつらは叩くのが趣味らしいからな
哀しいスレになったもんだ
あまりにも一気に盛り上がり過ぎたんだな
ほ
霧氏呼んでこいとか言ってるけど来たら来たでたいして反応しない気がする
褒めるより叩くのが好きみたいだから
ほ
いっそのことここもコレで終わりにすれば?
作者のことを馬鹿にしちゃいかんだろ。
ドンナに未熟な作者でもいつかは上手くなるんだし長い目で見てやるのが
お前らの役目。作者がよんでいやだと思うことは書くのは控えるべき。
それがここのにいるマナーだろ。
叩かれるのが嫌ならチラシの裏にでも書いて自己満足してろや
まぁまぁ保全
叩きたい奴こそチラシの裏がふさわしいのでは
秋彩様の有原cが早く読みたいですぅ><
このスレほんとに相変わらずだな…
多少の駄作なら目を瞑らないと
注意する時もやんわりとね
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
マナーなんて言葉は
このスレでは、とっくの昔になくなったのだ
投下待ち
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ ミヤビガイクヨ
::::::ミノノl∂_∂'ルつ
::::::⊂__つノ
みやびちゃん巡回中!
夕立保全フォ―――――――――――!!!!!!!!
2006年のテーマは『UNITY』って事で原点回帰でよろしく
ほ
>>257 unity
[名](複 -ties) [U]
1 単一(であること), 単独;[C]個体, 単一体.
2 (諸要素による)全体構成;統一(性), まとまり(⇒UNION[類語]);一貫性, 均一性
・ find unity in variety
多様性の中に統一性を見いだす.
3 合同, 合併, 団結, 編入, 加盟
・ achieve unity among allies
連合国が団結する.
4 (…との)共感, 和合, 一致, 協調((with ...))
・ family unity
一家の和合
・ live in unity with nature
自然と融和して生活する
・ unity between Government and people
政府と国民の協調.
5
(1) [C]《劇》(劇構成での)一致, (時・場所・筋の)三単一:Aristotleに源を発する古典派演劇の法則.
(2) (文学・芸術作品の効果としての)調和.
6 《数》(ある数量の代表単位としての)1(one);恒等式(identity).
7 《法》合有[合同](状態).
>>256だが冗談で言っただけ
正直、スマンカッタ
とっとと書け
まだ春休みには早いと思うのだが・・・
春たん待ち
ここにはほんとにマナーの悪いやつがいるな。
そんなんじゃ作者も気持ちよくかけない。
人間じゃないやつにかまってても無駄だよ
どうせ書いたら書いたで叩くんだから
暗い話はこれくらいにして明るくいきましょう
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
マイハマンいつもお疲れ様です
ほ
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ ミヤビガイクヨ
::::::ミノノl∂_∂'ルつ
::::::⊂__つノ
みやびちゃん巡回中!
271 :
名無し募集中。。。:2006/02/23(木) 02:03:41.96 0
何か違うような
作者を気持ちよくさせる事がスレの目的じゃないと思うぞ
誰もそんなことは言ってないぞ
取り違えも甚だしい
まずはsageれるようになってからおいで
なんて不快な奴等の集まるスレになったんだ
ほ
ぜ
二ー
保全
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
ほ
投下待ち
281 :
名無し募集中。。。:2006/02/23(木) 12:37:59.43 0
カス書け
そんなに読みたいならエロスレか熊井スレに行けばいいじゃん
283 :
名無し募集中。。。:2006/02/23(木) 13:04:59.15 O
マニアック待ち
284 :
名無し募集中。。。:2006/02/23(木) 14:43:22.47 0
マニアックはつまらないからいい
だまれ
だまる
だるま
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
保全
待ち
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
投下待ち
293 :
名無し募集中。。。:2006/02/23(木) 19:42:40.00 0
だるま弁当
真面目にsageないやつとか、人が読んだらいやに思う文書くなよ。
高崎駅でだるま弁当と峠の釜飯の両方買う
僕ドラえもん
拙者忍者服部貫蔵でござる
キモいおっさんばっかだな
299 :
名無し募集中。。。:2006/02/23(木) 21:45:25.10 0
まあそう言うなよ
>>214 二人でたこ焼きの匂いをさせながら家路についた
なんと驚いたことに梨沙子ちゃんは僕のマンションの隣の部屋だった
いつ引っ越してきたんだろう
僕は名残惜しそうな?梨沙子ちゃんに別れを告げ家に入った
「ねえ、母さん。隣っていつ引っ越してきたの?」
僕の質問の意味がわからないのか素っ頓狂な顔をしている
「何言ってるの。隣はずっと空き家じゃない」
僕は言葉を失った
と同時に家の外に出た
そして隣の部屋・・・そう梨沙子ちゃんが消えた部屋の玄関のノブを回した
開かない
???
どういうことなんだ
ノブを壊れそうなぐらい廻したりドアを狂ったように叩いたりしたが反応は無かった
これだけ騒いでるのに母さんはおろか誰も僕を止めに出てこなかったが
梨沙子ちゃんに会いたい気持ちからかそれをおかしいとは思わなかった
ふとエレベータのほうに向かう梨沙子ちゃんを見たような気がした
「梨沙子ちゃん!!!」
僕はそっちに向かって駆け出した
なぜだろう?
追いつけない
いくら全力を出そうとしても鉛が入ったみたいに手足が重い
梨沙子ちゃんはエレベーターに乗った
向こうを向いたままだ
僕は汗だくになりながらエレベーターまでたどり着いた
「梨沙子ちゃん、君はいったい?」
疲れ切っていたが梨沙子ちゃんを見ようと頭を上げたその時
周りの景色が変わった
辺りは鬱蒼とした森の中といった感じで深い霧が立ち込めている
そして何より僕の目の前にいるのは梨沙子ちゃんではなかった
みやび!!!
冷たい何の感情も感じ取れない目が僕を捉えている
霧がゆっくりと動くのが感じ取れるぐらい時間の流れが遅い
体が冷えてくるのがわかった
「梨沙子ちゃんはどうした?」
僕は勇気を振り絞って気になることを訊いた
脇の下を冷たいものが走る
「その名を口にするな!」
脳に直接響くような声でみやびは沈黙を破った
「ここはどこなんだ?なぜ僕を殺そうとする?」
殺す?そうだなぜ僕は殺されようとしてるのだ
見も知らずの女の子に・・・なぜ!
「知らなくてもいいことよ」
みやびは右手を僕に向かって翳した
何か雷が落ちた後のような刺激臭がしてきた
僕の本能が死を悟った
嫌だ死にたくない
父さん、母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、友達の顔が次々と浮かぶ
みやびの右手にバチバチと電気が走っている
頭が真っ白になってきた
白い空間に彼女が浮かんできた
梨沙子ちゃん!!!
梨沙子ちゃんが頭に浮かぶと同時に僕目掛けて閃光が走った
どれぐらいの静寂だろうか
一瞬のようでもあり永遠に続くかのようでもあった
僕は自分の存在を確かめるべくゆっくりと目を開けた
目の前には梨沙子ちゃんが両手を広げ立っていた
みやびの方を向いてゆっくり首を左右に振っている
僕を守ってくれた
しかしそのせいか梨沙子ちゃんのサングラスは壊れて外れていた
梨沙子ちゃんの眼は開いているが黒目は幕がかかったように白く濁っている
「全てあなたのせいなのよ」
驚いてる僕の心を見透かしたようにみやびが言った
「あなたのせいで梨沙子は視界と言葉そしてお使いとしての力を失ったのよ」
みやびは激昂している
その目は怒りで満たされている
「あなたなんかを助けたせいで」
「あなたが梨沙子の真実に気付いたせいで」
「なんでなのよ」
何のことだ?
おつかい?力?
梨沙子ちゃんの真実?
「あなたが死ねば梨沙子は元通りになる」
みやびのその言葉に梨沙子ちゃんは強く首を振った
そして僕の方を見てゆっくり首を振った
「いったい何回梨沙子に助けられてるのよ」
その言葉はなぜだか分からないが僕の心に響いた
「さあ、梨沙子どきなさい」
みやびがにじり寄る
梨沙子ちゃんは僕を抱きかかえて守ろうとする
梨沙子ちゃんの鼓動が僕に伝わってきた
暖かい・・・
駄目だ、僕が守らないと僕が梨沙子ちゃんを守るんだ
「梨沙子ちゃん、僕、君が大好きなんだ」
僕は梨沙子ちゃんの目を見ながらはっきりと伝えた
梨沙子ちゃんはあのぎこちない笑顔を見せゆっくりと頷いた
「汚らわしい」
みやびの放った言葉が僕の脳を揺さぶる
なんだろうこの感覚
この景色も何か見覚えがある
いったい?
「死んじゃ・・・ダメ・・・」
梨沙子ちゃんが喋った!!!
空耳なんかじゃない確かに梨沙子ちゃんが喋った
その時だった
僕の記憶が甦った
僕はあの時、梨沙子ちゃんのおつかいの意味に気付いた
梨沙子ちゃんを信じてついて行けば助かると思った
しかし、「声」が梨沙子ちゃんを侮辱したのが許せなかった
それで振り向いて文句を言おうとした
その時、梨沙子ちゃんは俺に「振り向くな」と声をかけて助けてくれた
振り向いたが最後僕は地獄に落ちていたんだ
そう、あの時僕は最初に命を助けてもらった
しかも梨沙子ちゃんは力を失うことを覚悟の上で僕を・・・
「思い出したみたいね」
みやびは苦虫を噛み潰したような顔で僕を見ている
「思い出したんなら訊くわ。なんであの時振り向いたりしたのよ」
雅が怒気をあらわにして一歩前に出た
「それは・・・」
「梨沙子がお使いだってことには気付いてたんでしょ」
視線を外さない雅、下手なことを言ったら本当に殺されそうだ
いや実際何度も僕を殺そうとしている
この期に及んで誤魔化しは効かない
僕は本当のことを言う決心をした
「だって、声が梨沙子ちゃんの悪口を言ったから・・・悔しくて」
僕の言葉に雅は呆れている
「馬鹿じゃないの、そんなことのために・・・」
雅は哀れみの目になっている
「そんなことじゃない!!!好きな子の悪口を言われて黙ってるなんて僕にはできないよ!!!」
でもそれが梨沙子ちゃんを苦しめる原因となっていたなんて
それに気付いた今、僕は絶対に梨沙子ちゃんを守らなければと思った
「よくもぬけぬけと」
雅は右手をかざそうとした刹那
再び梨沙子ちゃんが立ちふさがる
「いい加減にしなさい。あなたはお使いなのよ」
雅の恫喝にも梨沙子は首を振る
「いつから私の言うことを聞けなくなったの!」
雅の右手に力がこもる
僕を守ろうとして目の前に立つ梨沙子ちゃんを僕は優しく横に動かした
梨沙子ちゃんが駄目って顔で僕を見つめる
「いいんだ。どうせ何回も梨沙子ちゃんに救ってもらった命だし
梨沙子ちゃんがここまで僕を守ってくれるなんてそれだけでもう・・・」
僕は雅の顔を見据えた
「生きてきた甲斐があったよ。」
梨沙子ちゃんは僕に抱きついて激しく首を振る
僕も梨沙子ちゃんを強く抱きしめた
梨沙子ちゃんを感じながら僕はもう覚悟を決めた
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん・・・みんな・・・さよなら
なぜだろう不思議と涙は出ない
梨沙子ちゃんが傍にいてくれるからかな
「そうか、その覚悟、ならば一瞬で楽にしてやろう」
僕を激しい光が包んだ
梨沙子ちゃんの声が聴こえたような気が・・・し・・た・・・
黄泉山には梅の花が咲き始めていた
梨沙子は○○が消えた場所を見つめながら道端の石に腰掛けていた
横には雅が立っている
梨沙子が心配でついて来た雅であったがあまりに元気の無い梨沙子を見るに見かねて
「ねえ、梨沙子。もう忘れ・・・」
梨沙子の方を見たとき、雅は声を失った
梨沙子の頬に伝うものを見たからであった
「梨沙子・・・」
梨沙子の涙は止まらなかった
「これ何、止まらない」
梨沙子は○○のいなくなった空間を見つめながら呟いた
「どうしてかな?」
あのぎこちない笑顔で雅を見る
涙で顔はぐしゃぐしゃだったが雅は今まで見たどの梨沙子よりも神々しく美しいと思った
「梨沙子が大人になったからだよ」
雅はそう言ってから黙り込んだ
「そう・・・」
梨沙子は再び霧に包まれた空間を見た
そこには何も無かった
春の気配を含んだ風が二人の髪をそよがせる
二人はいつまでもその場を動こうとしなかった
そう、いつまでも・・・
終わり
応援してくれた人ありがとうございました
皆さんのおかげで最後まで書けました
また機会があれば書きたいですが
内容がスレ違いかもしれないのでほどほどにしておきます
皆さんありがとうございました
309 :
名無し募集中。。。:2006/02/23(木) 22:06:52.05 0
どういたしまして
ドラえもん→ハットリ君→パーマン→オバケのQ太郎
311 :
サブ:2006/02/23(木) 22:11:42.85 0
カバ夫君、お父さんの入れ歯見つかった?
まぁ何でもほどほどが一番だな
引き際は大事だからな
ハットリ君はけんいちとみっちゃんがどうも好きになれなかった
のび太やしずかや、みつおやみっちゃんは問題無いんだが
ハットリ君はみっちゃんじゃなくてゆめこだ
315 :
名無し募集中。。。:2006/02/23(木) 22:30:07.64 0
藤子不二雄は偉大
日テレ版のドラえもんってnyとかに流れてんの?
>>308 乙です
梨沙子ちゃんいいなぁ・・・(*´Д`)
すげーなこれ
初めて見た
320 :
名無し募集中。。。:2006/02/24(金) 00:05:53.32 0
赤塚不二夫っぽい
いなかっぺ大将っぽい
中身も見たい
何かスレの軸がズレてるような希ガス保全フォ――――――――――!!!!!!!!!
だって最近誰も書いてくんないんだもん保全
325 :
名無し募集中。。。:2006/02/24(金) 00:31:38.02 0
テレ朝の初期の頃のドラえもんも味があっていいよな
新声優になってからは見てない
喫煙ゴリラがエンディング歌ってたなそういや
実況板で毎回ボロクソに叩かれてたけど
ここでドラえもんの話するな
パーマンならいい?
スレ違いな雑談は禁止
雑談しないと落ちるクセに
寝る前に保全
333 :
名無し募集中。。。:2006/02/24(金) 01:27:36.18 O
マニアックはこのスレの希望だよ
もう終わってるなこのスレ
何を今更wwwwwwwwwwwwwwww
ドラえもんの悪口言うな
書かないと落ちるぞ
とっとと書けよ
>>318 サンクス!
まさかネットで出回ってたとは
ほ
ぜ
おつかい乙でした
ちょっと難しかったから何時も読み返してまとめの方も読んだ
また何か書いてね
>>308 乙です
振り返っちゃいけないという掟は千と千尋にもでてきましたが
それとは違う感じでよかったです
次は学園物も期待して待っています
おつかいさん乙です
余韻の出し方?っていうのが上手くて感動しました
次回作待ってます
保全
ほ
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::::::\:☆ノノハ ミヤビガイクヨ
::::::ミノノl∂_∂'ルつ
::::::⊂__つノ
みやびちゃん巡回中!
348 :
名無し募集中。。。:2006/02/24(金) 11:08:56.06 O
マニアック待ち
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
ヽ从´∇`从/ ズコー
\(.\ ノ
おつかいさん乙でした。
すごおくよかったです。最近こういうSFっぽいの(かな?)なかったんで。
またかいてください。
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
_ ___ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/日=「' '日\_\ < クゥ〜〜ン
{' | \\ ┃| | \_____
__\ノノハ|_/__/,-、__
0ニニニ'∠=〔(’w’ 从 (( ))_二〉 ̄,ー'
\|乙/∪∪ /__/__二二,
<_,<、二ニ_/ ̄ ̄
l/ l/^
マイハマン阻止限界点に急行中!
保全
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
357 :
名無し募集中。。。:2006/02/24(金) 16:55:40.14 0
>>354 :::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ<貴様に話す舌など持たぬ!
::::::⊂__つノ 戦う意味すら解せぬ男に!
マイハマン巡回中!
保全
今日も無しかよ
全然書かれてない
スレ違いな話が多いし嫌気がさしたんじゃないか?
春たん待ち
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
スレ違いの話をさせないように努力しろ
保・保・保全の大合唱ぉ〜
強彼さん待ち
作者さんおつかいさんに気後れしないで書いてください
私なんてかけないで保全してるだけですからそれから見れば作者さんの文才がうらやましいです
お久しぶりです
6日ぶりに更新しましたので見てやってください
乙
まとめの方乙です保全フォ――――――――――!!!!!!!
まとめの人乙です
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::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
保全
374 :
名無し募集中。。。:2006/02/25(土) 01:35:04.03 0
全斗煥
ディスタン待ちほ
376 :
名無し募集中。。。:2006/02/25(土) 02:33:11.51 O
マニアック待ち
強彼待ち
素敵待ち
幼なじみ待ち
スケベリ待ち
ほ
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::::::\:☆ノノハ ミヤビガイクヨ
::::::ミノノl∂_∂'ルつ
::::::⊂__つノ
みやびちゃん巡回中!
おは
保全
まとめさん
43章のhtmlが見れないんですけどどうすればいいんですか?
奴はPCもってないぞ
知ったかぶってるだけだろw
保全
唐突投下期待保全フォ――――――――!!!!!!!!!
まとめですがJCOM使ってる誰かが
個人情報を晒したために巻き添いくってます
ROMることは出来るんで何かご要望ありましたらお願いします
394 :
名無し募集中。。。:2006/02/25(土) 15:47:15.04 0
見ることできましたありがとうございます
ごめんなさい ageちゃいました
保全
保全
めーぐる不足
ナカサキちゃん不足
400 :
名無し募集中。。。:2006/02/25(土) 21:22:12.77 O
400ゲトしたらマニアック復帰
決定
ただいまです
あいつはつまらないからいらない
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::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
投下期待保全
ツンデレ雅ちゃんやとなりの梨沙子ちゃんのはなしの続きが読みたいなぁ〜
真夜中保全フォ――――――――――!!!!!!!!!!!!
作者さん来てください
410 :
名無し募集中。。。:2006/02/26(日) 00:08:30.24 0
呼んだ?
強彼待ち保
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::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ^w^)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
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::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
書いてる奴はやる気あんのか?
今の荒みようじゃ書きたくもなくなるわな
417 :
名無し募集中。。。:2006/02/26(日) 01:31:52.79 0
∋o
ノノハ丶
川*・-・) <やんのかゴルァ
(o`y/o)
|_┳┳」
U U
州*‘ -‘リ < どちらさまですか
うお、まだ続いてたのか!!
おまいら乙
俺は1章から25章くらいまでいたんだけど、それから見なくなって・・
ちょっと感動した
春さんまだやってるかな??
ほ
ぜ
今日は投下あるかな〜ワクワク
休日投下待ち
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::::::\:☆ノノハ ミヤビガイクヨ
::::::ミノノl∂_∂'ルつ
::::::⊂__つノ
みやびちゃん巡回中!
投下期待保
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::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
駄スレ祭りにつき緊急保全
430 :
名無し:2006/02/26(日) 12:00:42.30 O
名前を変えたコピペ作品ってなしですか?
荒れるからやめなさい
黙ってやれば「剽窃」
作者さん見てるかな〜
投下待ってるよぉ
投下を待ちわびながら保
>>434 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
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::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
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::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
保全
作者さん来ないかなぁ〜
続きめちゃくちゃ読みたいのになぁ〜
こんなこと言ってすぐ作者さん来てくれたら最高だよなぁ〜
445 :
名無し募集中。。。:2006/02/26(日) 16:18:33.47 0
( ・e・)<呼んだ?
446 :
名無し募集中。。。:2006/02/26(日) 16:21:18.54 0
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447 :
作者なだれ込み中:2006/02/26(日) 16:21:52.54 0
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マイハマン巡回中!
まとめさんもjcomだったんだな
今依頼してきた
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マイハマン巡回中!
早く書けよ
452 :
名無し募集中。。。:2006/02/26(日) 17:14:35.23 O
マニアック待ち
保
ぜ
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マイハマン巡回中!
パッション感じながら保全フォ―――――――――――!!!!!!!!
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マイハマン巡回中!
ほ
ぜ
強彼さん素敵さん出来るさん待ち保
マリッペマリッペト
マリッペマリッペト
>>114 逃げるように天界へと帰ると目の前には光に満ちた明るい世界が広がっていた
たくさんの天使が飛び交い楽しそうに言葉を交わしたりしている
それはさっきまでいた暗くて重い空間とはあまりにも違いすぎて
いつも見慣れているはずのその世界が今の僕にはとても眩しく感じた
あまりの眩しさに目を閉じると僕はまた暗闇に包まれ彼女のあの瞳だけがはっきりと闇の中に浮かび上がってきた
一体なぜあそこに引き寄せられたのか
考えないようにしようと思ってもあの瞳が僕に考えることをやめさせてくれない
彼女の前から逃げることは出来たがその瞳からは逃げることが出来なかった
人間ならばこういう時は眠ってしまえばその間だけは何も考えずにすむ
けど僕達天使は眠らない
考えるのをやめることは出来ないのだ
しかしいくら考えてもその答えは出ることはなく僕はもやもやした気持ちを抱えたまま新たな一日を迎えようとしていた
>>464 一体どれだけ考え続けただろうか
「なにボーッとしてんの?もうリスト配られる時間だぜ。早く行かないと。」
ふいに後ろからかけられた声で僕は朝の訪れを知った
振り返るとそこには仲間の天使がいた
「ふぇっ?あっ、ああ。そうだね。」
僕の気の抜けたような返答にそいつは心配そうに僕の顔をのぞき込んだ
「なんか元気ないな。どうかしたのか?」
「実はさ……いや、なんでもない。」
「えっ?なんだよ?気になるじゃん。」
「いや、本当に何でもないんだ。」
昨日の出来事を話そうと思ったけどうまく言葉にできなくて僕は口を噤んだ
「そうか?でも何か困ったことがあったらいつでも言えよ。」
「ああ。ありがとう。」
「ほらリスト取りに行くぞ。」
「うん。」
(そうだ仕事!仕事してれば昨日のこと考えないですむ)
僕は重く沈んだ自分の気持ちを奮い立たせるように力いっぱい羽根を広げた
「はい、これが君の今日の分。今日は4件。」
「ありがとうございます。」
死亡予定者リストを受け取り一枚一枚に目を通していた僕の手が3枚目で止まった
そこには僕が今一番見たくない文字が並べられていた
『場所:A大病院』
〜続く〜
更新が遅くなったうえに短くて申し訳ありません
またあとで出来たら更新させて頂きます
僕に出来ることさん、乙です。
468 :
名無し募集中。。。:2006/02/27(月) 00:47:21.21 0
おつかれさん
乙です
改めてまとめサイト見た
サイコー
乙
>>106 「ユー…ごめんね…。私があんなひどい事言ったから…」
聞こえてくる声の主は夏焼さんだった。
泣いているのかな?
声が震えている。
「傘もささずに…ユーの馬鹿…」
意識が完全に戻りうっすらと目を開けた。
自分の部屋の天井が映っている。
どうしてココに…。
誰かを呼んでココまで運んでくれたのかな…。
ふと夏焼さん見ると…やはり泣いていた。
謝らなきゃ…
「夏焼さんごめんね…」
意識を戻っているのに気付かなかった夏焼さんは、かなりビックリしている。
更新おせーよ
>>473 「ユッユー?いつから起きてた…?」
夏焼さん急いで涙を拭き言った。
「今起きた…けど?」
「そっそう…ならよかった…」
何でそんな焦ってるんだろう…。
「ごめんね…俺最低な男だよな…。夏焼さんを何回も泣かせるなんて…。」
「最後に聞くよ?本当にしたかったからしたの?」
「うん…」
・・・・・
・・・
・
「ユーって…優しいというか…本当馬鹿だよね…」
「えっ?」
突然何を言いだすんだ…?
「梨沙子から全部聞いたよ…」
「そっか…」
「私てっきりユーが無理矢理梨沙子にその…キッキスをしたのかと…ごめんなさい…」
頭を下げる夏焼さん。
>>475 いつもなら絶対に『ユーが紛らわしい言い方するからでしょ!』とか言って怒るのに…。
どうしたんだろう…。
俺はそんな事を思っていると…。
夏焼さん俺の頬に触れ優しく擦った。
「ごめんね…痛かったでしょ?」
優しい声で俺に呼び掛ける。
「えっ…あ…まぁ。でも、俺が悪いから…」
「どうせ私と梨沙子が気まずくなったりすると思ったの?」
何故わかる…。
「なっ何で…?」
「ユーの考えてる事位わかるっつ〜の」
「そっか…」
凄いなぁ…。
「熱はまだある?」
俺のおでこに手を当て
『う〜ん』と悩んでいる。
>>476 「どう…?」
「わからないなぁ〜」
わからないのかよ…。
今度は俺に顔を近づいてくる。
「えっ…?えぇ〜」
「ちょっと…動かないで…」
なんだこの色っぽい声…。
「目瞑って…」
「わっわかった」
俺の心臓は爆発寸前。
まっまさか…2回目のキスなのか…
そう思った時、当たったのは唇じゃなくおでこ…。
しかも、堅い…。
「うん?」
俺は目を開ける…。
おでことおでこをくっつけて『う〜ん。ないかな…』と呟き離れた。
>>477 「たぶんないと思うから安心して〜」
「あっうん…」
なぜか頬が赤くなってしまった。
キスじゃなかったんだ…。てか何で残念がってんだよ俺…。
「ユー顔真っ赤。もしかして…私がキスすると思ったの?」
「うん…あっいや…」
何で俺の口は…馬鹿…。
「はっ?」
笑顔だった顔が一気に覚めた顔に…
「あっいや…違うよ…」
夏焼さんはゆっくりと立ち上がりぼそっと
「問答無用!」と呟き手を上に上げた。
「やめろ〜」
やばい…俺は目を瞑りたたかれるのを待った。
けど…いつまで経っても叩かれない。
「ば〜か!騙された〜」
「えっ?」
俺は目を開け夏焼さんを見ると…笑い転げている。
「ユーは正直者って言うか馬鹿正直だよね〜。」
「馬鹿は余計だっつ〜の」
今日初めてお互い笑い合った。
「あっ!さっきお粥作ったから〜もう一回暖めて持って来るね〜」
「あっありがとう」
夏焼さんは一階に行きお粥を温め持ってきた。
「いただきまぁ〜す」
「どうぞっ」
夏焼さんは俺が食べている姿をずっと見ていた…。
つづきます。
更新遅くなって本当に申し訳ございません。
こんな事が何回もあると作者として失格ですよね…。
早く書かなきゃと言う焦りでなかなか案が出てこなくて…って言い訳ですよね。
本当すいませんでした。
ほんとおっせーな
楽しみにしてたのに
乙
強彼氏、乙!です!
焦ったら余計イメージなんて出てこないですよ
無理せずご自身のペースで気が向いた時に、で結構ですので
また続きをお願いします
何で作者さんがそこまで下に出ないといけないのか理解に苦しむ
傲慢な人がいたら誰だって投下したりするのもためらうでしょ
強気な彼女さん乙です
大分読みやすくなってきたか、と思います。
この調子で頑張って下さい!!!
また自演か
>>482 前にも書いたと思うが、作者さんが下に出るから益々調子に乗るんじゃないかな?
というわけで、強彼さんは余り気にしないで欲しいな
出来れば、長期に休む時は一言あれば荒れずに済むかな?とは思うけど
>>479 正直、遅過ぎてそれまでの話忘れちゃったよ
次からはもっと早くするように
でもまぁこれぐらいなら許せる
反省してるみたいだしな
また次から頑張ればいい
「本当に悪い事をしたと思っています、反省しています」
少年の棒読みな台詞が、放課後の職員室に響きわたる。
「ちゃんと心を込めて言いなさい!」
少年の母親が彼の頭を強く叩く。
『バチンッ』と気持ちの良い音が、人も疎らな放課後の職員室に響きわたる。
「本当にご迷惑をお掛けしました」深く深く頭を下げる母親。
少年は膨れっ面で叩かれた頭を撫でながら、目の前の光景がまるで他人事の様にそっぽを向いている。
「まぁ今日はもういいでしょう、そろそろ下校時刻ですし・・・・」
そんな二人を前に、少年の担任の教師はため息まじりに言った。
「本当にウチのバカ息子がすいませんでした」母親が再び深く深く頭を下げる。
このような少年が問題を起こし母親が学校に呼び出されるという事は、もう両の手では数え切れない程になっていた。
「これで一体何度目?何でこんなバカな事をするの?」
母親は職員室を出た後決まってこう少年に問う。
すると少年も必ず決まった答えを返す。
「バカだから」
母親は自分の息子である彼の心を、読み取れない事で込み上げてくる無力感から苛立つばかりであった。
「ちょっとどこ行くのよ?!」
「教室、かばん」
「お母さんまだ仕事残ってるから先に行くわよ!寄り道しないでまっすぐ家に帰るのよ!」
母親は歩き出した少年の背中に切実に言葉を掛けるが、答えが返ってくる事は無かった。
窓から差し込む夕日でオレンジ色に染まった廊下を進む少年。
自分の教室である6年1組の手前、6年2組の教室の前を通った時・・・・
この大空に翼を広げ・・・・
「・・・・・?」
少年の耳に、心に響いた歌声。
もう下校時刻は過ぎている。まだ校舎に残っている生徒は、自分くらいしかいないはず・・・
そう思った少年は6年2組の教室のドアに手をかけた。
『ガラガラ』
建てつけの悪い木製のドアを開くと、歌声は止んだ。
少年の目に映ったのは・・・・
オレンジ色に包まれた幻想的な普通の教室、開いた窓から外に覗かせていた顔をこちらに向ける一人の少女。
「(こいつ、確か・・・鈴木・・・鈴木・・・何とか)」
少女の名前は鈴木愛理。少年は今まで彼女とは同じクラスになったことがないので、名前は曖昧だった。
ちんちんちん♪
「・・・・・何?」
突然現れ、黙って自分を見つめてくる少年に、鈴木愛理が聞く。
「え?あぁいや・・・歌が、今、翼をください・・・・」
少ししどろもどろになりながら答える少年、
「あぁ・・・・私好きなんだ♪この歌」
少女はそう言って微笑んだ。
夕日が照らすその笑顔。
悪意など微塵も無いその笑顔。
喜びに満ちた、それでいて悲しみの影もあるような、相反する二つの感情が交じり合うその笑顔。
少年はその天使のような笑顔に、生まれて初めて『心が震える』という言葉の意味を知った。
続きません
続くなwwwwwwwwwww
続かなくて良かった
>>482 >>484 何言ってんだお前ら
こっちは読んでやってんだよ
グロ劇みたいな態度に出たら叩くだけだしな
>>465 その文字を見た瞬間一度奮い立たせた自分の気持ちが一気に萎んでいった
―A大病院―
それは彼女と出会った…そして僕が逃げ出した場所
全身の力が抜け手のひらから全てのリストが風に流されるようにひらひらと舞った
僕の心も宙を浮くように風に流されてふらふらと遠くへ行ってしまいそうになったが
バサバサっというリストが地面に散らばる音で我に返った
「何やってんだよ。大丈夫か?ほい。」
「ごめんごめん、手が滑っちゃって。」
僕は平静を装いながら仲間が拾ってくれたリストを笑顔で受け取ろうとしたけどその声と手はかすかに震えていた
「お前今日やっぱりおかしいよ。どうしちゃったんだ?」
「そんなことないさ。昨日いっぱい仕事したからちょっと疲れてるだけだよ。」
そう言って僕がまた笑顔をつくるとそいつは首を傾げ疑うような目で僕を見つめた
「大丈夫か?そんなんでミスとかするなよ。」
「大丈夫大丈夫、ミスなんてしないさ。あっそろそろ僕一人目のところへ行かなきゃ。じゃあね。」
「お、おう。まあ頑張れよ。」
「うん。」
心配そうに見つめる仲間の視線を感じながら僕は地上へと飛び立った
>>497 大丈夫と言ったものの僕の心は激しく動揺していた
A大病院に行ったら彼女と会ってしまうのではないか
またあそこに引き寄せられてしまったら…今度は逃げられないのではないか
そんな不安ばかりが僕の心をいっぱいにしていた
それでもなんとか仕事はこなしていきとうとう残りは1人になってしまった
僕は最後のリストを見つめてため息をついた
出来ることならそこには行きたくない
でも行かなくてはならない…
行きたくない…行かなくちゃ…
頭の中でそんなことが何回も繰り返されしばらく続いた後
(さっさと行って早く終わらせてしまおう)
意を決した僕はA大病院へと向かった
>>498 しかしいざ向かおうとすると行きたくないという気持ちが働いてしまいなんだか羽根が重く感じてうまく飛べない
重い羽根をなんとか動かしてやっとA大病院に着いた頃にはもう日が沈もうとしていた
「よし!行くぞ。」
目の前の大きな建物を見ながら僕は大きく深呼吸を一回して中へと入っていった
リストに載っている病室へと向かうと今まさに小さい男の子の命が消えようとしていた
医師や看護士が懸命になんとかその子の命を救おうとしている横で母親らしき人が祈るように手を合わせていた
しかし母親の願いもむなしく男の子の命は途絶えそれまで慌ただしかった病室内の動きが止まった
その途端に静かになった病室に母親の悲鳴にも似た声が響き渡り病室の中は悲しみに包まれた
命が失われていくことの悲しみに包まれた病室で僕はやっぱり彼女のことを思い出していた
命を消すことが出来なかった彼女のことを…
〜続く〜
強気な彼女さん乙です
みんな乙です
つまらんな
>>186 嗣永さんに、菅谷さんとあったことも、愛理と付き合ってることも、全部話した。
「そんなことがあったんだ〜。」
嗣永さんが(俺におごらせた)ジュースを飲みながら言う。
「梨沙子が告白するなんてねぇ〜。しかもキスまで…。」
「……。」
「梨沙子おくてだから、そういうことしないと思ってたけど…」
「そうなんだ…。」
「そうとう君の事が好きなんだね。」
「…。」
「けど…、君は愛理ちゃんが好きなんだよね?」
嗣永さんの言葉が俺の心に突き刺さった。
俺は愛理が好きなはず…。いや、好きだ。
だけど…
「好きだよ。だけど…」
「だけど?」
「菅谷さんの、泣いた顔や、笑った顔が、頭から離れないんだ。」
>>503 「…それって…」
「ん?」
「…ううん。なんでもない。」
「菅谷さんに、言った方がいいよね。」
「何を…?」
「俺の返事。」
そう言って、嗣永さんの顔を覗くと、とても切なそうな顔をしていた。
「ほんとに…いいの?」
「え?」
「君は、気づいてない…」
「何…が…?」
「…。それは言えないよ。だってそれは、君自身が気づかなきゃいけないから。」
「俺自身…?」
嗣永さんは、軽く微笑んだ。
「ま、君のしたいようにすればいいよ!」
「え?」
「それじゃあ私帰るね!ジュースありがとっ☆」
「あ、うん。」
嗣永さんが去っていった後、俺も家に帰ることにした。
結局、話を聞いてもらうだけで、俺の気持ちは楽にならなかった。
>>504 帰っている途中、俺の家の前で誰かが立っていることに気がついた。
その人物は、俺の今、一番会いたくなかった人物だった。
「菅谷さん…」
「こんばんは。」
さっきまで泣いていたのだろうか。菅谷さんの目が赤い。
「どうしたの…?」
今から、何の話をするか気づいているのに、聞いてしまった。
そうじゃないと、お互い何も、話せない気がしたから。
「おの…、この前の告白のことなんだけど…」
「うん…。」
「返事は…いらないから…」
「え?」
「須藤君が愛理ちゃんと付き合ってるの知ってるし!ただ…、私の思いを伝えたかっただけだから…。」
菅谷さんの手が震えている。泣いているのかもしれない。
「わかった…。」
俺は菅谷さんの手を握った。
今の俺は何も言えない。何も出来ない。
だからせめてもの償いで、菅谷さんの震えが止まるまで、手を握ることしかできなかった。
別にここに投下しなくてもいいんじゃん
こんなヤツらの集まりだで
まっとうな感想をして欲しかったらもっと適当なところがある
続きます。
なかなか更新できなくてすみません。色々忙しくて…。
皆さん乙です。
508 :
名無し募集中。。。:2006/02/27(月) 09:07:51.81 0
はいお疲れさん
素敵な思い出だけが楽しみなんだよな
乙
朝から乙
なんか降臨祭キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
みなさん乙作品も乙激しく乙
毎日来てくれてた作者さんが3人とも来てくれたからこれでこのスレも復活だぁ〜
この調子でサイクルが長めの作者さんの降臨も希望
秋さん春さんディスタングルメ
幼なじみも待ってるよ
もう誰でも待ってるって言った方が早いか
みなさん乙です
楽しみにしているのでこれからも頑張ってください
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ<乙
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
だから奴は携帯しか持ってないと何度(ry
それともコテで保全しろと?www
悪い、満足って読んでしまったw
まぁ自演じゃないとだけ言っておく
褒めてれば自演って頭悪すぎにも程がある
523 :
名無し募集中。。。:2006/02/27(月) 13:34:03.00 0
自演じゃなくて取り巻きでしょう
保全
525 :
名無し募集中。。。:2006/02/27(月) 14:01:36.00 0
524 名無し募集中。。。 sage 2006/02/27(月) 14:00:53.78 O
保全
俺も糞固定の続きには期待しているがいかんせん待たせすぎだ
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ ズバシャー
::::::.ミゝ从 俺 )つ
::::::⊂__つノ
俺巡回中!
更新が早いのも良作者として査定の部分に入る
査定は心の中だけに留めておいて下さい
530 :
名無し募集中。。。:2006/02/27(月) 15:28:11.44 0
>>528 それは言える
休載続きの連載漫画って面白くても読まなくなる
>>530 オレはF.S.Sをいまだに読み続けている、
だからこのスレの作者で更新を遅いと感じる人はいない
534 :
図書室:2006/02/27(月) 16:22:29.62 0
前スレからの続きです。
次の日、いつものようにリビングで朝食をとる。
徳永も一緒にいる。俺がいたことなんて気づいていない。
「なぁ徳永。」
「ん?何?」
「ゆ・・・ぁ、いやなんでもない。」
「そぅ?」
徳永は不思議な顔をしていたがそれよりパンに夢中だったらしくパンのほうに集中している。
徳永に友理奈の事を聞いたら変に思われるきがして聞くにも聞けなかった。
いつも通り学校に向かう。
いつも通りに時間は過ぎる。でも友理奈にあうのが怖い。
塾にいつも通りの時間に行く。
談話室に行くと友理奈がいた。友理奈は1人で本を読んでいた。
「よう!友理奈」
いつも通りで過ごせばバレないと思いいつどおりで通するつもり。
「あ!一樹〜」俺のほうに手を振ってくれた。
それから色々と話をした。
授業もいつも通り過ごし、やっと帰りの時間になった。
「一樹〜これから暇?」
「ん?」
「少し話しがあるんだけど。」
「な・・なに・・?」
「それは後で話すよ。」
「そう・・・」
二人で公園まで歩く。
「あのね、話はね。」
「う、うん。」
冷静に聞いているつもりだが、他人から見たら変な風に見えるんじゃないか。
そんな事を考えてしまう。
535 :
図書室:2006/02/27(月) 16:23:12.96 0
>>534 二人で公園に入った。入り口付近にある椅子に二人とも腰掛けた。
「で・・・話したい事って・・・」
俺は腰掛けてからすぐに本題を切り出そうとしていた。
俺が思っている内容の事だったら否定しないといけない。
「うん・・・・・私の友達の千奈美って子がね。一樹と同じ下宿場所だったのね。
それでちょくちょく千奈美から一樹の話聞いてたの。」
友理奈の顔がこわばっていた。
「それでね・・・・昨日帰り遅かったんでしょ?」
「あ、うん。」
「友達といたの・・?」
「うん。」
「女の子・・・・?」
「男だよ。」
「ホント?」
「うん。本当。昨日は、小学校の頃の友達何人かと遊園地いってたんだ。
それで帰り遅くなったんだ。」
「そ・・そぅ。私ね・・・一樹がもしかしたら浮気してるのかって思ってた。ごめんね。ごめんね。」
そういって友理奈は泣き出した。
そんな友理奈を見ている事しかできなかった。
長く更新しなかったのに、短めですみません。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
投下祭キタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
図書室さん乙激しく乙そしてGJ!
っていうか読んだら修羅場感がプンプン漂っております
どっちも悲しまないようなのがいいけどそれは無理か・・・
乙
更新遅いから誰と浮気してるのかさえ忘れちゃった
痴呆だな俺
すまんこ
541 :
531:2006/02/27(月) 16:44:37.40 0
更新が遅い奴は消えろ
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\∋oノノハ
::::::ミゝノk|‘−‘)つ
::::::⊂__つノ
カンカン巡回中
新半R
浮気なんかしてたっけ?
二股
新GTR
>>549 それかっ
ぐぐったら下のほうにあったアニメね
>>550 うん、それの原作の方
もう連載開始から20年近くになるよw
>>551 がんばるね
やっぱ長くてもいいものはいいよね
早く書け
性格も根性も悪いんじゃない?
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\∋oノノハ::::::::::::::::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝノk|‘−‘)つ:::::::::::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ::::::::::::::::::::::⊂__つノ
まぶだち巡回中!
そういえば栞菜ちゃんの小説の続き来ないかな
558 :
名無し募集中。。。:2006/02/27(月) 18:19:32.72 0
ほ
ぜ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\∋oノノハ::::::::::::::::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝノk|‘−‘)つ:::::::::::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ::::::::::::::::::::::⊂__つノ
まぶだち巡回中!
561 :
554:2006/02/27(月) 19:52:55.75 0
作品や感想よりも叩く叩かないとか
感想に見せかけて罵ったりと
しょーもないレスが多くなっちゃったね
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\∋oノノハ::::::::::::::::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝノk|‘−‘)つ:::::::::::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ::::::::::::::::::::::⊂__つノ
まぶだち巡回中!
雰囲気改善期待保全フォ――――――――――!!!!!!!!!!!
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\∋oノノハ::::::::::::::::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝノk|‘−‘)つ:::::::::::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ::::::::::::::::::::::⊂__つノ
まぶだち巡回中!
別に自演でも荒らしでもいいじゃん、って最近思ってきたw
一々ツッコミ入れる奴らがバカ。
所詮みんな狼住人なんだからさ、俺も含めてな。
という作者待ち保全
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ ズバシャー
::::::.ミゝ从 俺 )つ
::::::⊂__つノ
俺巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
作者さん早く来ないかなぁ〜
>>569 そうそう
言いたいこと言えばいいだけ
他人の感想に対して何か言う自分が一番悪いってことに気付いてないんだよな
俺様が気に入らない作者を叩き潰そうとするのを邪魔するなってことか?
作者さん早く来ないかなぁ〜
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
クゥ〜ン ノハヽ☆:/ ::::::
::::::::::⊂(’w’ 从く彡 :::::
:::::::::: ヽ⊂__つ :::::
マイハマン巡回中!
581 :
名無し募集中。。。:2006/02/27(月) 23:48:44.30 0
ねずみイラネ
かわいいかも
だけどやっぱり桃が好き
>>580 マイハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
つまんない 更新遅い まじめにやれ
との指摘に対し、
そういうこと言うな 消えろ
といちいち突っ込むから悪い
588 :
名無し募集中。。。:2006/02/28(火) 00:01:43.89 0
>>580 これ見て
マイハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
ってなった作者さん舞波っちとの感動物語かいてください
>>478 次の日は一応学校を休んだ…。
朝食は昨日夏焼さんが作ってくれたお粥の残りを食べまた一眠りをした。
目が覚めると…
「ユー君起きた〜?」
「りっ梨沙子…何でいるの?」
梨沙子は俺の漫画本を読んでいる。
何故梨沙子が俺の部屋に…?
「今日短縮だったからお見舞いに来たの〜ユー君ずっと寝てたから心配しちゃったよ…大丈夫…?」
心配そうに見つめてる梨沙子。
「全然平気だよ〜」
俺は笑顔で梨沙子に言った。
「ならよかったぁ。みやがユー君風邪引いたっぽいみたいな事言ってたから気になっちゃって〜」
>>591 「ありがとう。明日はちゃんと行くから」
「うん。また仲良く4人で話そうねっ」
「おう。あれ夏焼さんは?」
「みやは…う〜ん。何だったっけ?・・・あっ!お風呂掃除してるっ」
「そうなんだぁ〜」
「みやの事気になる?」
「えっ?」
真剣な眼差しで見てくる梨沙子に戸惑う。
「ユー君は、いつも…みやの事見てて〜いつも…みやの事聞いてくるから…。」
「そっそんな事ないよ。夏焼さんには道重君がいるんだし〜ありえないありえない!」
593 :
名無し募集中。。。:2006/02/28(火) 00:42:09.66 0
キタ━━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ━━━!!!!
へ ) ( ノ ( )ノ ( ) へ ) へ ) へ )
> > < < < > >
>>592 「だっ…だよね。あの二人…付き合うのも時間の問題って感じな位仲良しなんだよ。」
「へぇ〜そうなんだ〜」
付き合っちゃうのか…。
てかいつの間にそんな仲良しに…
でも夏焼さんかなり好きだもんな。
なぜか…胸が苦しい…。
何でだろう…。
「・・君…ユー君てばぁ〜」
「うん?あっわりぃ‥」
「ボーっとしてたけど…まだ具合悪いの?」
「そんな事ないよ」
「そっかぁ〜」
梨沙子は今日学校であった話をいっぱいしてくれた。一番気になったのが、夏焼さんと道重君が…二人で授業中手紙交換をしてた事…。
どんな内容なのか気になる…。
>>594 「でねでね〜」
梨沙子の話は長いけど…梨沙子と話をしてると楽しいし少し元気になった気がした。
夜遅くなってしまい…梨沙子は急いで家に帰って行った。
なんと梨沙子が一人で話した時間2時間…。
凄すぎる…。
その夜はばあちゃんと夏焼さん3人でご飯を食べた。
凄く久しぶりな気がした。
母さんや父さんとご飯を食べる時は無言で会話は一切ない。
でも、今は皆でいろんな話が出来て楽しかった。
こんな日がずっと続けばいいな…。
とりあえず投下終了かな?
とっても乙です
すいません。
続きます。
598 :
名無し募集中。。。:2006/02/28(火) 00:57:32.49 0
じゃあ待ってる
今回更新早いじゃん
まぁ携帯からだからな
大目に見てやらないと
ツンデレハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
強彼さんのせいで最近夏焼が少し気になってきてる
友理奈・千奈美・茉麻に続いてベリ4人目の推しメンになりそう
603 :
名無し募集中。。。:2006/02/28(火) 01:15:03.69 0
強彼氏、乙!です!
梨沙子健気だよなぁ…ハァ
続き楽しみにしてます、頑張って下さい!
あ、ホントに携帯からだ
それならばホントに乙だわ
605 :
名無し募集中。。。:2006/02/28(火) 01:35:30.06 0
もう来ないな
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\∋oノノハ::::::::::::::::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝノk|‘−‘)つ:::::::::::::::.ミゝ从 ’w’)つ<強彼さん乙なの
::::::⊂__つノ::::::::::::::::::::::⊂__つノ
まぶだち巡回中!
ほ
舞波もの小説キボン
609 :
名無し募集中。。。:2006/02/28(火) 03:21:03.92 O
俺も久々に舞波物読みたい
∞ノハヽ キュフフ♪
ノソ*^ o゚)
( つ⌒.O
ヽ_つ-つ
ポコさきちゃんポッコリ中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
>>505 数日がたった。
菅谷さんとはあの日以来、普通に友達として接している。
そして、俺の菅谷さんに対する変な気持ちは、前に小川から誘われていた陸上部に入り、それに専念することによって、紛らわされていた。
「ごめん愛理!待った??」
「遅い…」
「ほんとごめん!ちょっと寝坊しちゃって…」
「クスッ。冗談だよ☆私も今来たとこです♪」
「ほんとに…?」
「ほんとだよ☆ほら、行こう??」
「うん!」
今日は休日。部活が偶然休みだったので、愛理とデートすることになった。
愛理の私服は…俺の想像をかなり上回るほど可愛かった。
「どこに行きますか??」
愛理がそう聞きながら、さりげなく俺の手を握った。
「俺、引っ越してきたばっかで、あんまり分かんないから、愛理に任せるよ。」
俺もそういうと、愛理の手を握り返した。
「ん〜。じゃあ定番の遊園地に行きますかっ☆」
ということで、遊園地に行くことになった。
>>612 電車に乗りながら、ふと、疑問に思うことがあった。
なぜ愛理は俺の告白を、OKしたんだろうか。
俺と愛理は、話したことはあるにせよ、そこまで親しいわけじゃなかった。
「ねぇ愛理。」
「はい?」
「なんで俺と付き合おうと思ったの?」
いきなりの質問で戸惑う愛理。
「いきなりどうしたの?」
「いや、ちょっと疑問だったから…。」
俺がそういうと、愛理はさっきまでの戸惑いの顔とは違って、クスッと笑いこう言った。
「今は秘密です☆」
「秘密?」
「そう!秘密☆」
愛理が笑いながら言う。
「後で教えてあげる☆」
「…。期待してます。」
そしてその後、愛理と他愛もない話をしながら、やっと遊園地に到着した。
>>613 「何乗りますか?」
「う〜ん。愛理決めていいよ!」
「じゃあ、あれ!」
そう言いながら、愛理が指差したのはジェットコースターだった。
俺、ジェットコースター苦手なんだけどな…
そんな俺の考えもよそに、愛理はかなりハイテンションだった。
その後、俺たちはいろんな乗り物に乗った。
そして時間はあっという間に過ぎてゆき、俺たちは最後に乗ろうと決めていた観覧車に乗っていた。
「今日は楽しかったね☆」
「うん!愛理のお化け屋敷での大絶叫はかなりビックリしたけどね!」
「も〜!晃太のバカ!」
「ハハッ!ごめんごめん!」
そして、今日の感想を一通り話し終えると、愛理は黙って夜景を見始めた。
そんな愛理の横顔を見つめていると、愛理と目が合った。
愛理が口を開いた。
>>614 「晃太はね!もう引っ越しちゃったけど、私が前好きだった人にちょっと似てるの。」
「え?」
「どこが似てるとは言い切れないけど、どことなく似てるの。」
「そうなんだ…。」
すこし、ショックだった。愛理が続きを話し始めた。
「でも!それはきっかけであって、今は晃太自身がすきだよ。」
「…ありがと。」
「だから、告白された時は凄くうれしかった…。晃太には、他に好きな人いると思ってたから。」
「え?」
「晃太ずっと考え事してたでしょ?私は晃太が好きな人のことで悩んでると思ってたから…」
そういい終わると、少しずつ、愛理の顔が近づいてきた。
愛理が目を閉じる。
それにつられるように、俺も目を閉じた。
>>615 そして、俺と愛理の唇が触れる寸前
菅谷さんが、俺の脳裏にちらついた。
「ご、ごめん愛理!」
気がつくと、俺は愛理の体を引き離していた。
愛理の顔を見ることが出来ない。
すると、愛理がいきなり話し出した。
「やっぱり…」
「え…?」
「今の晃太の顔、私と付き合う前、考え事してた顔と同じ…」
>>616 「晃太は今、誰のことを考えてるの…?」
俺は何も言えなかった。
だって、俺が考えてたのは
愛理じゃなく、菅谷さんだったから
つづく
おつ!
佳境に差し掛かってるね
クゥ〜ン
ノノノハヽ
〆\从 ’w’)/ ヽ
ノ从リ⊂ ⊃ ,从从
(__ノ__ノ パタパタ
彡
素敵さん乙
梨沙子とハッピーエンドだよね
素敵だな
乙です
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
625 :
ピアス:2006/02/28(火) 18:33:58.12 O
保全も出来ないのかここのマナーのなってない住人はwwwwwwwwww
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
保全
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
作者さんまだ来ないかなぁ〜
後何分くらいしたら来てくれるかなぁ〜
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
どこのスレでも見事なまでのスルーされっぷりがかなり笑えるw
こうやって団結すればいけるね
::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:★ノノハ のにゅ
::::::.ミゝ从*´∇`)つ
::::::⊂__つノ
のにゅのにゅマン巡回中!
シャバダバダバダバダバダバダバダバダバ保全フォ――――――――――!!!!!!!!!!!!
舞波orz
早く書けよ
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\: ☆ノノハ ドーシヨードーシヨー
::::::ミゝ州*‘ -‘リつ
::::::⊂__つノ
りーちゃん巡回中!
2人で歩く夕暮れの帰り道
「まぁ…その…」
「なに?」
「いやっ、何かほとんど役に立てなかったから……」
立ち止まって恥かしそうに言った俺に栞菜は『そんなことないよ!』と周囲に響く様な大きな声で言った
その声の大きさに驚いて・・・
少しの間だけ俺達は見つめ合った
先に恥かしくなって視線を逸らしたのは俺の方だった
よくわからないけど栞菜が優しく微笑んで見つめてくるから何となく意識してしまって・・・
俺は下を向いて赤くなった顔を隠しながら『愛理がいなかったら成功してなかったし・・・』と呟いた
その言葉を聞いて栞菜は首を横に振る
「私はあなたに本当に感謝してるんだよ」
そう言って微笑んでから栞菜は歩き出した
俺も栞菜から遅れない様に歩き出す
ほんの少しだけ前を歩く栞菜を追い越さない様に歩幅を合わせながら
そんな俺達の姿は周囲から見たらぎこちない関係に見えていたかもしれないけど・・・
あの時から2人の距離は縮まっていったんだと思う
お互いにひと言も話さないから栞菜の足音が良く聞こえた
俺はその足音に自分の足音を重ねて歩いた
>>642 「村上とせっかく友達になれたんだから今日くらいは一緒に帰れば良かったのに・・・」
俺の声を聞くと栞菜は振り返り笑顔を見せながら『心配してくれてありがとう』と言った
それだけ言うと再び前を向いて歩き出す
俺は少しだけ早足で栞菜の横に並んだ
「俺と一緒に帰るとなると毎日6時ギリギリに下校になっちゃうよ?」
「別にいいよ! 図書室とか花壇にいれば時間は潰せるし」
「でもさぁ・・・」
弱々しく答えた俺に栞菜が笑顔で言う
「あなたが嫌でも約束は約束だから守ってもらうからね」
「俺は別に嫌じゃないけど・・・」
「それじゃ、この話はこれでおしまい!」
栞菜が昨日の放課後に言った2つ目のお願い
それは『栞菜と一緒に毎日下校する』ってことだった
もちろん、栞菜が先に校門を出てから俺が最後の生徒として出るんだけど・・・
何度も『本当にそんな約束でいいの?』と聞き返した
俺と一緒に帰るとなると暗くなるギリギリまで学校にいないとダメになる
心配だったのは放課後まで残ってグラウンドで遊んでる男子と違って女子はスグに帰る生徒が多かったから…
それが転校生の栞菜とクラスの生徒の距離を広げてしまう感じがしていた
何も言わなかったけど栞菜は俺の言いたい事は全部理解していたと思う
それでも栞菜は少し寂しそうな表情で小さく呟いた・・・
「お願い・・・」
少し瞳を潤ませ言った言葉は弱々しくも栞菜の気持ちが強く何かを訴えている様に感じた
その中にある意味まではわからなかったけど・・・
俺の心の中で『栞菜を守ってあげたい』って気持ちが不思議と生まれていた
〜続く〜
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
ボーっとしてたけど起きてて良かった
読むぞぉぉぉぉ
645 :
名無し募集中。。。:2006/03/01(水) 02:16:03.51 0
ご苦労
かんにゃーーーーーーーーーーーーー
遅いよーずっと待ってたんだからね
少しだけですが久しぶりに更新w
2月は色々とあってほとんど更新ができませんでした
ペースは遅いかもしれませんが今月中には終わらせようと思っているので最後まで読んでやってください☆
650 :
名無し募集中。。。:2006/03/01(水) 02:23:16.79 0
うm期待してる
652 :
イケメン ◆IKEMENyusE :2006/03/01(水) 02:31:07.09 O
さてはオレをかんにゃヲタにする気だな
すみませんすみません
>>654 イケメンはエロスレばっかり見てると思ってたのに
これ読んで栞菜ヲタになった俺が来たよ
657 :
名無し募集中。。。:2006/03/01(水) 02:37:36.11 0
ごめんなさい調子にのりました
(´Д`;)ヾ
∨)
((
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中
勇気の花さん乙です
やっぱうまいですね
乙
秋彩さんはトップレベルの上手さですね
本当尊敬します
これからも頑張って下さい
死ね
お前がな
ほ
正直忘れた
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
勇気の花を咲かせましょうさん、乙です。
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
保全
記念保全
ほ
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ<サーバー障害に付きとりあえず保全
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ メーグルグル
::::::ミゝリ|*‘ヮ‘)|つ
::::::⊂__つノ
メーグルマン巡回中
ほ
676 :
図書室:2006/03/01(水) 14:49:05.84 0
>>535 友理奈にはそうにか信じてもらったがこれからいつばれるか分からない。
どちらが好きなのかいい加減決めようと思う。
でもどっちも同じくらい好きで決められない。
それが俺の心境で・・・・・。
この気持ちを仁に伝えた。すると
「そっかぁ・・・。二人とも好きなのか。。。。」
仁に相談したはいいがやはり良い答えがでない。
ぼ〜っとしながら雅と歩く帰り道。
雅は一生懸命喋りかけているが俺の耳には少しも届かない。
「ねぇ、きいてる??」
雅が不思議そうな顔で俺の顔を覗いてくる。
俺は「うん」といった。だがやはり話が耳にはいらなかった。
「ねぇ・・・今日の一樹変だよ。なんかあったの?」
さっきとは違って心配そうな顔をしている。
そんな雅を悲しませる事なんて出来なくて無理にテンションを上げる。
そんな事に多分雅は気づいていたが、突っ込まず笑ってくれた。
次の日仁から言われたことは・・・
「二人と別れれば?」
「へ・・・・?」その内容がよく分からなかった。二人と別れるなんて選択考えてなかった。
「それが・・一番いいんじゃないかな・・?」
「そ・・・そうだね・・」
俺は二人と別れる決心をした。
677 :
図書室:2006/03/01(水) 14:49:34.59 0
>>676 次の日。雨の中友理奈を呼んだ。
近くの喫茶店で友理奈をまつ。
約束の時間から少したつと友理奈が来た。
友理奈は俺に気づくと笑顔で歩きながら手を振ってくる。
俺もそんな友理奈をみて手を振り返す。
「どうしたの?」
「ぁ・・うん・・・」
少し沈黙が続いた。友理奈も大事な話だと分かっていたのか黙っている。
「あのさ・・・別れないか?」
「ぇ!?」
友理奈は凄く驚いていた。言うのは辛かった。こんな風になるんじゃないかなって思っていた。
思った通り友理奈は泣いた。俺はそんな友理奈を見て黙っていた。
「なんで・・?好きな子できた。」
「いや、実はもう1人付き合ってる子がいて・・・」
「その子と付き合うの・・?」
「いや・・・別れるよ。二人と別れてもう一度好きな人を探したいんだ。」
「そっか・・・・」
それから何を話したかは覚えていない。
友理奈は納得してくれた。
そのまま俺は喫茶店を後にした。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
こんな時間に乙
でも1行目から誤字はけーん
680 :
図書室:2006/03/01(水) 14:52:23.95 0
>>677 次の日。今度は雅のところへ行く。
雅の教室にいくと雅はいなくて、廊下を歩いていると雅にあった。
放課後会う約束をして俺は教室に戻った。
放課後。雅は約束の時間にきてくれた。
「どうしたの?」
「うん・・・・唐突に言うけど・・」
「うん・・・」
「別れないか・・」
「ぇ?」
やはり雅も動揺を隠せないのか固まっている。
「実は・・もう1人付き合っている奴がいて・・その子とも別れたんだ。
それで、雅とも別れてちゃんと好きな人を見つけたいんだ。」
「そっかぁ・・・・・」
「うん・・ごめんな・・」
「いいよ。」
涙をふきながら笑ってくれた。そんな雅を見ると俺まで泣いてしまった。
一週間後。
俺は、誰とも付き合っていない。勿論二人の事は好きだ。
だが、好きなゆえに二人と付き合う事はいけないと分かった。
今度はしっかりと1人の人を好きになろうと思った。
これで図書室は終わりです。最後まで読んでくれた人ありがとうございました。
最後は急な展開でした。すみません。。。
新しいのも書いていきたいと思いますので、そのときはヨロシクお願いします。
終わりですか_| ̄|○
楽しませてもらったよ、乙
えぇ〜
また夢のような日々と同じかよ
話が浮かばないなら書くなとゆいたい
ふざけるな
まぁそれを言うなよ。展開は急だったけど面白かった。
次回作に期待してるなり!
よかったから余計にふざけるな、と
マジこんなんが続くなら書かなくて良い
687 :
名無し募集中。。。:2006/03/01(水) 14:59:34.86 0
ワロス
690 :
名無し募集中。。。:2006/03/01(水) 15:00:24.17 0
692 :
名無し募集中。。。:2006/03/01(水) 15:01:45.13 0
ワロス
すみませんお久しぶりです
長い間作品を更新出来なくて非常に申し訳ないと思っています
レスを見ていると舞波物の小説を希望している方がいたので急遽執筆してみました
よければ15時半頃に投下したいんですが、宜しいでしょうか?
見直しの為もう少し時間がズレこむかもしませんが…
694 :
名無し募集中。。。:2006/03/01(水) 15:06:17.81 0
ワロス
696 :
名無し募集中。。。:2006/03/01(水) 15:07:24.53 0
ワロス
>>693 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
がんばれ!待ってます
698 :
名無し募集中。。。:2006/03/01(水) 15:08:27.82 0
ワロス
>>693 この時間いい住人は少ないけど俺は待ってます
では投下させていただきます。
少し長くて、また読みにくいかもしれません
その辺りはご了承を…
702 :
春風:2006/03/01(水) 15:38:27.52 0
「なるほど…そうか、そうか…。」
塾帰りの9時を少し過ぎたあたりの某大型書店で、並んで本を読む人の間に混じって
何かを会得、納得したかのように「うんうん」と頷く。
僕が噛り付いて読んでいた本は、毎週定期購読している雑誌に付いてる特別付録だ。
滅多と付録なんて付かないその雑誌の特集はずばり恋愛について…
小学校の高学年にもなると好きな人の1人2人は誰にだっているとは思うし、自分も今まさに『恋』をしている
真っ最中だ。
そのせいか最近の塾や学校の成績も覚束なくなってきているのは確かだった
私立中学に進学を希望している僕としては両親・先生共に迷惑をかけちゃいけないと思いつつも、ついついあの子に
目がいってしまう。
今となっては自然と彼女を目で追いかけるようになっている程だった。
レジで清算を済ませて、家に帰る為、バスのロータリーへと向かう
早く家に帰って雑誌の続きが読みたい気持ちを抑えてバスを待つ事数分…
ふと前の方から何やら難しそうなハードカバーの本に目を輝かせて、こちらに向かってくる女の子が見受けられた
「(い、石村さんだ!)」
思わず声に出してしまいそうなのを必死で飲み込む。
そのせいでむせ返っている僕に目もくれずに尚も石村さんは本の世界に没頭しているようだった。
「はぁはぁ…。」と少し荒い息をたてて自分を落ちつかせる
自分を通り過ぎていった石村さんを見ようと身を乗り出して後ろを振り返ると…自分と同じ路線のバス停に石村さんはそっと並んでいた。
僕は心の中で小さくガッツポーズをした。
幼少の頃からずっと変わらない気持ちで、僕が想いを寄せていたのは、同級生の石村さんだった。
周りの皆から、「お前は変わってる」等と言われる事が多いけど、はっきり言って余計な御世話
人が誰を好きになろうと、それは個々人の自由だ。
大体皆が好きになるのは嗣永や菅谷といった「可愛さ」をうった女子ばかりだ
確かにこの2人は可愛いかもしれないけど、僕には彼女達からそれほどの魅力は感じ取れない
(石村さんの方が嗣永とかよりも可愛いじゃないか…)
少し意気地になって、手に持っていた雑誌をギュッと強く掴んだ。
703 :
春風:2006/03/01(水) 15:39:25.03 0
>>702 中々来る気配のないバスを待っていると、前から見覚えのある二人組の女子の姿が…
(うわっ…最悪…嗣永に菅谷じゃん)
僕のテンションは軒並み急降下していく。
彼女達にバレないように雑誌で顔を覆い隠す…が、非常に残念な事に見つかってしまう。
「あ〜!桃ちゃん、あれ○○君じゃない?」
「えっ?!どこどこ?…あっ!本当だ〜!○○君じゃ〜ん!」
(目ざとい奴らだな…。)
手を握ったまま僕の方へと駆寄ってくる彼女達を適当にあしらうと「○○のば〜か!」と態度を急変させて
2人は何処かへ行ってしまった。
「何なんだよアイツら…本当石村さんとは大違いだよ」
少し曇った気持ちを振り払おうと雑誌を広げて三度、恋愛特集に目を通そうとすると、ここで邪魔が入る
「異性が自分を好きか確かめる方法か〜!」
「つ、嗣永!!!お前帰ったんじゃ!!!」
僕は急いで雑誌を閉じて、嗣永の口を抑えにかかる。
嗣永の確認事をするかのような大きな声に、石村さんが気付いていないか後ろを振り向いて確かめる。
どうやら嗣永の声は石村さんには届いていないらしく、相変わらず難しそうな本の世界にどっぷりと浸っているようだった
「ふぅ〜」と溜息をつく僕に、嗣永は僕の手でふさがった口をモゴモゴとさせる。
慌てて嗣永の口にあてがっていた手を振り解くと、嗣永はその場にペタンと座り込んだ。
座り込んだ嗣永を軽く睨むと、
「何で睨むの〜?!桃何か悪いことした〜?!」と逆ギレしだす始末…
僕の膝辺りをポカスカと叩く嗣永は、まるで駄々をこねる子供のようだ
その後、嗣永は強引に並んでいる人を押し分けて、そして何故か僕の隣に陣取って、ぺちゃくちゃと話しだす…
石村さんは僕達が乗車したバスには乗らずに、次ぎのバスを待っていた。
704 :
春風:2006/03/01(水) 15:40:15.61 0
>>703 「よし!今日は『あれ』を実践するぞ!」
教室の前で軽く意気込む。昨日あれから家に帰ってたっぷりと予習をしたから、抜け目はないと思う。
万全の体制というやつだ。
勢い良く教室の扉を開け放つと、ちょうど正面にびっくりした顔の石村さんが立っていた
扉を境界線にして見つめ合う事3秒…。
僕にとってはとてつもなく長い時間に感じられ、更にこんなに間近で石村さんの顔を見たのは初めてだった。
石村さんの可愛さに見惚れ、このまま死んでしまってもいいと思った矢先、また邪魔が入る
「ちょっと○○君!そんなとこにいたら舞波っちが通れないじゃん!ねぇ?舞波っち」
今度は菅谷だ。
菅谷のぶっきらぼうな問い掛けに、石村さんは小さな声で「う、うん…。」と頷く。
「そうだよねぇ!○○君、邪魔邪魔!舞波っちトイレ行くの?じゃあ一緒に行こう〜!」
そう言って菅谷は、何とも自然な感じで石村さんの手を取って楽しそうに教室を出て行った。
(ぼ、僕の石村さんの手をぉぉぉぉぉぉぉ!)
菅谷に対して軽く舌打ちをした後、僕は自分の席へと向かった。
705 :
春風:2006/03/01(水) 15:41:03.92 0
>>704 自分の席に着いた後、僕は昨日買った雑誌の付録の恋愛特集に書いてあった言葉を思い出した
『好きな相手の目を3秒見つめて赤くなって目をそらした場合、その子は君に好意があるかもしれない。(86%)』
さっきの事は形はどうであれ、確かに僕と石村さんは3秒間は見つめあったのは確か。その後に余計な邪魔が入ったけど…
僕の顔から嬉しさのあまり笑みが溢れてくる
その日の僕は妙にテンションが高く、昼休みも滅多としないサッカーをするほどだった
ただ『石村さんが僕に好意を持っている』というのは僕の勝手な思い違いかもしれない、という一抹の不安を抱えながら…。
6時間目の授業が終わり、、そのままホームルームへと移行
それまでの僕は朝に高揚した気持ちを保ったままだったけど、ここで僕は先生の異変に気付いた。
いつも気さくな先生が神妙な面持ちで教壇の前に立つと、騒がしかった教室は何かを感じとったのか、皆各々の席に着き始める。
「皆に悲しいお知らせがあります。…石村さんが明日の授業を最後に…」
あまりに唐突すぎる先生の言葉に僕は耳を疑った。
先生の言葉を最後まで聞くことが出来ず、僕は机に塞ぎ込んだ
石村さんの転校…
僕の頭の中は真っ白な世界に覆われていった。
706 :
春風:2006/03/01(水) 15:41:51.80 0
>>705 ホームルームも終わり、その日の全ての過程を終えた後、石村さんの机の周りには沢山の人で埋め尽くされていた。
嗣永や菅谷、大勢の人達が石村さんを囲んでいる。
涙で顔をいっぱいにしながら彼女達は思い思いの言葉を石村さんに投げかけていた
泣き出してしまいそうになった僕は教室を飛び出し、気付けば自分の部屋の片隅でうずくまっていた。
(石村さん…。)
抜け殻のように呆然と佇む僕の所へ母さんがドアをノックして静かに入ってくる。
「嗣永さん…っていう子が来てるけど…どうする?」
「つ、嗣永が?……今日は…塾休んでもいい?」
母さんは僕の心の内を見透かしているかのように何も言わずに静かに頷き、最後に「公園で待ってるからって…。」そう言ってドアを閉めた。
僕は嗣永が待つ12月特有の澄みきった寒空の下の公園へと向かった
公園には学校での泣きじゃくっていたのと打って変わって、いつもと変わらない嗣永の姿が僕の目を捉える。
「よっ!泣き虫君!もう大丈夫なのかな?」
そう言って嗣永は鉄棒の上に座りながら屈託のない笑顔で僕を見つめる
「だ、誰が泣き虫だよ…誰が…。」
弱弱しい僕の反論に嗣永は「よっと!」と言って座っていた鉄棒から、足元に寂しげに広がる枯葉の上に着地する。
「まあまあ、いいじゃない!…ねぇ、少しだけ話さない?」
「…うん…。」
僕の素っ気のない返事に嗣永は少しむくれながらも「よしよし!」と僕の頭を撫でる。
「あそこのベンチに座って話そうよ?」
「あぁ…。」
それ以後淡々と話を始める嗣永に、僕は憤りを覚えたけど、それは嗣永が悲しみを悟られないように振る舞っているのが僕には理解できた
暗い夜空に電灯設備もあまり整っていない公園で微かに確認できる嗣永の目元には、沢山の涙を流した後が克明に残っていたから…
707 :
春風:2006/03/01(水) 15:42:41.00 0
>>706 「ねえ、○○君!君、舞波ちゃんの事好きでしょ?」
と、突然今まで話していた内容と大きく話題を切り替えて、僕に迫る嗣永に言葉が出ずにいた。
「やっぱりねぇ…そうだと思ったよ」
「な、何で分かったんだよ…。」
「君を見てれば分かるよ…いつだって君は舞波ちゃんばかり見てたから…」
嗣永の発した言葉の真意が掴めずに僕はその言葉を受け流した
「で、どうするの?」
「な、何をだよ…。」
「何をだよって…、決まってるじゃん!舞波ちゃんに告白するかどうか訊いてるの!」
寒さで真っ赤になった鼻の近くまで巻いたマフラーを振るわせながら話す嗣永
「……。」
「すぐ黙り込むぅ!…いつもそうなんだから…何かあるとすぐに黙る癖、全然治ってないね…。」
嗣永とはそれほど親くし話した覚えなんてないのに、僕の全てを知っているかのような口振りで話す
でも彼女の言う事は的確な的を射ている。
「でも、…石村さんとろくに話した事なんてないし、それに…、それに…。」
「またそこで黙るぅ!」
「…ごめん。」
自分の不甲斐無い態度は十分承知している。
でも石村さんに想いを告げてふられるのが怖い、仮に告白が成功したとしても石村さんは遠くの地に行ってしまう。
相対する2つの激しい葛藤が僕の心を一層不安の高みへと追いやっていく。
そんな僕を見かねてか、不意に立ち上がり、僕の目の前へと体を向ける。
「はぁ……。いい?想っている気持ちを相手に伝えないのは、相手を想っていないのと同じなんだよ?」
そう僕に投げかけて、公園を後にしようとする嗣永の後ろ姿を見て、僕はようやく決心がついた
「つ、嗣永!…ありがとな!」
嗣永は何も言わずに、首だけをゆっくりと縦に振って公園を後にしていった。
708 :
春風:2006/03/01(水) 15:43:28.79 0
>>707 嗣永が帰った後の公園のベンチで、残り僅か2日に迫った石村さんの転校の日までどうにか想いを伝える方法を考えていた。
だけど幾度も幾度も考えても中々良い案が浮かんでこない。
嗣永から掛けてもらった言葉も無駄にはしたくない。
前かがみになって寒さで堅くなった手をほぐすようにしてこすり合わせる。
「いい加減に帰るか…。ここじゃ何もでてこないや。」
パーカに付いたポケットに両手を突っ込んで、家へと帰ろうと公園を出ようとした時、偶然石村さんと朝の学校の時のように鉢合わせになる。
朝と同じようにして僕と石村さんは数秒間見つめあった後、互いに目をそらし合う。
何とか話しかけようにも極度の緊張のあまり、気の利いた「こんばんわ」の一言さえ出ない
石村さんも気まずそうな表情をしている
(何か話しかけないと…)
「こ、こんばんわ…。」
思いもよらぬ石村さんの口から出た挨拶に、僕も強張った表情で「こんばんわ。」と石村さんに挨拶を返す。
「こ、こんな所でどうしたんですか?」
「い、いや…あ、あのぉ、…夜の散歩に興じておりまして、ですね…えっと、えっと…。」
訳の分からない僕の返事に、始めは怪訝な表情を浮かべていた石村さんもニッコリと僕に微笑んでくれた。
「い、石村さんこそ、こんな所でどうしたんですか?」
「学校の帰りなんです。色々と手続きがあって…」
「あ、なるほど…大変ですね…」
「うん…。」
思うように話しが弾まない、その後の会話も途切れ途切れで、僕は上手く話せない自分を恨めしく思った。
709 :
春風:2006/03/01(水) 15:44:16.45 0
>>708 長い沈黙が続く。話すネタを必死で考えるも、どれもこれも尻すぼみに終わってしまいそうな事ばかりが浮かんでくる。
(ちょ、ちょっと苦しいな…。)
これ以上、2人の間に長く横たわる間隔を置きたくなかった僕はダメ元で話しを振った。
「い、石村さん…。本当に引越しちゃうの?」
こんな話しは自分もしたくはないし、石村さんも僕の突拍子のない質問には答えにくいと思う。
親しい友達や、住み慣れた土地を離れるのは辛いはず…
「うん…。」
「…どこへ引っ越すの?」
「先生の話聞いてなかった?…鹿児島だよ」
「か、鹿児島…。随分遠くへ行っちゃうんだね…。」
鹿児島の地を聞いた時、僕はもう二度と石村さんとは会えないような気がした。
それに例えこの場所で想いを告げたとしても、それは逆に石村さんを苦しめる事になるかもしれない。
通り過ぎていく時間の流れは早い。
石村さんは静かに立ち上がり、そんな彼女を僕は黙って見上げる。
「じゃあ…もう遅いから…帰るね」
月明かりに眩しく照らされ、寂しげに呟く
そして一歩一歩確実に僕から遠ざかって行く。
3日後の朝、石村さんがこの土地を離れる時も僕はこうして何も言わずに、何も出来ずに時間を無駄にして費やしてしまうのか?!
(そんな事は絶対に…それだけは絶対にしたくない!)
次ぎの瞬間、僕は自分でも思いもよらない行動に出ていた。
710 :
春風:2006/03/01(水) 15:45:03.43 0
>>709 僕は石村さんの左腕を力強く掴んでいた。
僕の突然の行動に、振り返って驚いた顔で僕を見つめる石村さんと視線が重なる。
「ぼ、僕は…僕は!!」
どうしてもこの先の言葉が言えない。「好き」という言葉が…
このたった一言が…
「ご、ごめん…何でも、ないよ…。ごめん、引き止めちゃって…。」
深く頭を下げるばかりの僕を見つめる石村さんの目は優しかった
「あのぉ、これから…どこか行きませんか?」
全く予想もしていなかった石村さんの誘いの言葉に僕は多少戸惑ったけど、断る理由なんてなかった。
僕の返事に石村さんは「はい」と言って笑顔で左手を差し出す
季節外れの紅葉のように紅く染まる手を、僕はそっと包み込んだ。
「どこか宛てはあるの?」
僕の問い掛けに石村さんは「ううん!全然!」と楽しげに首を横に振ってみせる
大人しい一面しか見てこなかった僕は、普段見る事の出来ない石村さんの笑顔や仕草に更に惹かれていくのを感じた。
繋いだ手を前へ送り出し、僕達は公園を後にした。
711 :
春風:2006/03/01(水) 15:45:54.38 0
>>710 (石村さんは僕の事を一体どう思ってるんだろう…。)
石村さんから差し出された手をギュッと強く握って考える僕に、不思議そうな顔をして「どうしたの?」と尋ねる。
僕は石村さんの問い掛けに明確な返事はせずに、首を横にふるばかりだった
暫く歩いた辺りで石村さんが急に立ち止まる。
「あそこのクレープ屋さん行きませんか?」
そう言って石村さんは一軒の小さなクレープ屋を指差す
「クレープ?この季節にちょっと寒いんじゃ…」
「あそこのクレープ屋さんって、珍しく温かいクレープもあるんですよ♪」
そう言って石村さんは僕の手を引っ張って先導していく
「わぁ〜!美味しそう!私苺に目がないんだぁ〜!○○君は苺好き?ねぇ好き?」
苺のクレープを見るなり目の色を変えて僕に尋ねる
ガラスケースの中に奇麗に並べられた色とりどりにデコレーションされたクレープの数々に僕も思わず息を呑む。
「好きだよ…苺…。」
こんな風に「好き」って言えたらいいのに…
「本当?…じゃあ苺のクレープ頼んじゃうよ!」
「…うん。」
石村さんが頼んだクレープは「とろける苺の温クレープ」…見るからに美味しそうだ
でも不思議な事に石村さんの手にはクレープ1つしか握られていない。
(どういう事だろう?)
「あのぉ、クレープ…、」
「あっ、○○君お金持って来てないでしょ?私今日の学校の帰りにパパから少しだけお金貰ったんだ。」
「そっかぁ…。」
「って言っても私もあまりお金持ってないから1つしか買えなかった…。」
思えば突然嗣永に呼び出された訳だから、お金何て持ち合わせていない
と、突然石村さんは持っていたクレープを僕の口に強引に押し込んだ
口の中に広がるクリームの温かい感触と甘く芳醇な香り…
「ふふっ!○○君、口の周りクリームだらけだよぉ!」
そう言って石村さんはクスクスと笑い出す。僕も負けじ!とクレープを彼女の口に押し付けた
傍から見たら何とも幼稚な行為かもしれない。けれど僕と石村さんはお互い夢中になってクレープの押し付け合いをしていた。
712 :
春風:2006/03/01(水) 15:46:44.59 0
>>711 「ありがとね…送ってもらって…。楽しかったよ…。」
あの後、僕達は緊張して話せなかったのが嘘かのように話し続けた
「僕の方こそ…。」
「じゃあ…ね」
ガチャンという扉の閉まる音に、それまで楽しく過ごせた自分が何処かへと消し飛んでいく
急に僕の体の中を空虚感が襲う。
残された時間は後1日…。
713 :
春風:2006/03/01(水) 15:47:39.22 0
>>712 石村さんと過す最後の日
皆はいつもと何ら変わりはない。嗣永もいつものように男子をたぶらかしているし、菅谷は魔女グッズがどうとか…
石村さんは相変わらず難しそうな本を読んでいる。
そしていつもと変わらず授業は進み、昼休みも過ぎていった。
最後のホームルーム時に、石村さんの口から皆に挨拶をして、ここで堪えていた涙を抑えきれずに女子が石村さんを取り囲む
それは昨日見た光景と何ら変わりはなかった。
放課後、人通りが少なくなった校舎の屋上に石村さんを呼び出した
「ど、どうしたの?それに…、話しって…。」
昨日あれから懸命に考えた彼女への想いの丈を全て伝えよう!
そうは思っていてもどうしても本番になると、伝えられなくる自分がもどかしくなる
「○○…君?」
石村さんと過した時間なんて、昨日僅かに過したほんの数時間…。
それでも僕にとっては一生分に感じられた。
今この場で想いを伝えないと一生後悔してしまう!
「い、石村さん…。」
「は、はい…。」
「僕は、僕は………あなたが好きです!」
714 :
春風:2006/03/01(水) 15:51:42.65 0
>>713 鹿児島行きの寝台列車に揺られながら窓から流れる景色を眺める…
あの日、僕は彼女にようやく積年の想いを伝える事が出来た。
僕の告白に涙を流した彼女は、翌日鹿児島の地へと旅立っていった…
あれから3ケ月が経ち、僕は自分の希望していた私立中学に猛勉強の末、合格を勝ち取り、暫くの自由を得た僕は
今こうして彼女の所へと向かっている。
彼女の所へ向かって行く今までの3ヶ月の間、僕は彼女と一切の連絡を取らなかった
住所や電話番号を知らなかった訳じゃない。
告白した時に彼女から手渡された小さな封書の中にそれはあった。ただ電話や手紙の交換をしていくうちに彼女への会いたい気持ちが募っていく
だから敢えて封書の封を開けはしなかった。
寝台列車から1両編成の列車に乗り換えて、更に奥地へと続く線路の旅は続く…
合格発表の通知を受け取った僕は、今まで貯金していたお金の半分近くをおろして鹿児島行きへの往復キップを購入した。
彼女には内緒にして行くつもりだったけど、心配した母さんが彼女の家に電話をしたみたいだ。
次第に山が開け、辺りは豊かな田園風景が広がる
列車が静かに停車する。
大きな手荷物を抱えて僕はホームに降り立った。
錆びれた無人のホームの長イスに彼女は温かい陽射しを浴びながら春を誘う妖精のように眠っている。
僕は彼女が眠るすぐ横に落ちついた。
無人のホームに連なる春を彩る桜並木…
柔らかい春風が眠っている彼女の頬を撫で、それに合わせて彼女はゆっくりと目を覚ます
彼女は僕の顔を暫く見つめ、ニコッと微笑んだ後、再び目をつむって僕の肩にそっと頭を預けた
桜並木が広がる無人の駅のホームに2人を包む優しい春の風が吹いた。
715 :
名無し募集中。。。:2006/03/01(水) 15:52:46.98 0
終わった?
716 :
春風:2006/03/01(水) 15:54:42.56 0
おしまい
全体的に話しが急すぎたかもしれません。申し訳ないです。
舞波の転校を前日、2日前になって知るとか普通はないですよね
後、終わり方に納得のいかない方もいるかもしれません
次回からはもっと腕を磨いていきたいと思います
718 :
名無し募集中。。。:2006/03/01(水) 15:56:43.23 0
おつかれ〜
719 :
名無し募集中。。。:2006/03/01(水) 15:57:06.11 0
ワロス
>>716 今読み終わりました
僕はこんなあまい作品大好きですよ
特に最後の風景描写がよかったです
なんか向こうの推してる作者と作風が似ているのは気のせいかな?
562氏の作品はディスタンスも上京恋愛も大好きなのでこれからもよろしくお願いします
普通によかったよ
あっちでも通用するくらいの力はあると思うからあっちでエロ作品書いてみたら?
>>721 何でだよ
いつからこっちがあっちの下になったのさw
723 :
名無し募集中。。。:2006/03/01(水) 16:27:31.78 0
>>716 ディスタンさん乙です
舞波っちの優しさが非常に上手く表現されていると思います
ディスタンの更新も待ってますよ
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
乙だけどディス進まないのは詰まってるから?
だったら上京の方書いてくれ
すっと待ってるんだ
このスレで一番の実力者に育ったな
乙
春待ち
俺も春たん待ち
強彼さん待ち保
アヒルはひどいにもほどがある
>>716 Distanceさん乙です
急なところもあったと思いますが全体的に良かったです
他の作品の続きも楽しみにしているので頑張ってください
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
テラネムス保全フォ―――――――――!!!!!!!!!!
保全
寝る前に保
>>595 次の日。
いつも通り先に夏焼さん家を出て5分後俺が出る。
「おはよう。ユー君」
ユー君?俺は後ろを振り替えると…道重君がいた。
「おはよ。てかユー君って…」
「いや〜夏焼も菅谷も『ユー』って呼んでるから。俺も呼びたくなってさ〜」
「やめてよ…」
夏焼さんが変なあだ名考えるから…。最悪…。
「風邪治った?」
心配そうに俺を見る道重君。
「うん…まぁ」
道重君を見ると夏焼さんを思い出す。
二人はもうすぐ付き合うのかぁ…。
「大丈夫?ボーっとしてるけど」
「えっ、あっ…うん。大丈夫だよ!」
最近考える事が多くなったなぁ…。
そんな事を考えていると…夏焼さんの顔が浮かび上がってきた。
何故…夏焼さんが…。
道重君は色々話しているけど…全然頭に入らなかった。
学校についても…。
>>738 ボーっとしていたらいつの間にか夕飯の時間になっていた。
「ユー?」
「あっ…はい」
「何ボーっとしてるの?」
「そっそう?」
俺は茶碗を持ったまま遠くを見つめていた。
「そうだよ。学校でもずっとボーっとしてるし、なんかあったの??」
夏焼さんまで心配そうに俺を見る。
夏焼さんも道重君と一緒…。
心配してくれてるのは嬉しいんだけど…。
何だろう…この胸が締め付けられる感じ。
「ご馳走様…」
「ユー全然食べてないじゃない!」
怒ってる。
きっとが夏焼さん今日夕飯を作ったからに違いない。
>>739 「まぁまぁ…なんか悩みがあるんじゃろう。」
ばあちゃんはフォローしてくれたが
俺は何も答えず二階に上がった。
「俺は何に悩んでるんだろう…。わからない…。」
俺は布団に入りながら考えた。
無理だぁ…。
自分が何を考えてるのかさっぱり…なのにボーっとしてしまう。
やめよ…。
俺は無理矢理目を瞑り寝た。
つづきます
皆さん乙です。
はーい
春風さん強気な彼女さん乙です
春風は良い終わり方だと思いました
744 :
名無し募集中。。。:2006/03/02(木) 04:35:17.40 0
うえうえ
ほ
強彼さん乙です
747 :
名無し募集中。。。:2006/03/02(木) 06:25:54.21 0
ワロス
春風はいいから春を
749 :
名無し募集中。。。:2006/03/02(木) 07:16:48.27 0
ワロス
強彼さん乙です
いつも更新待ってます
おぉディスタン来てたーーー
マイハァ━━━━━;´Д`━━━━━━ン
>>499 少し経つと男の子の体から魂が浮き出てきて目の前に広がっている光景を不思議そうな顔で見つめた後
「ママどうして泣いてるの?ねえママ?」
と母親に問いかけたがその答えは返ってくるはずもなかった
「お母さんには君の声は聞こえないよ。」
僕が近寄り声をかけるとその子はその不思議そうな顔を僕に向けた
「お兄ちゃんは誰?どうしてママは泣いているの?僕の声聞こえないの?」
「僕は天使、君のことを迎えに来たんだ。君のママは君が死んでしまって悲しくて泣いているんだよ。」
「僕死んじゃったの?」
「ああ。」
僕がそう答えると男の子の顔が途端に淋しそうな表情に変わり
「ママやパパともう一緒にいれなくなっちゃうの?そんなの僕嫌だ!死にたくないよ!」
そう言って泣き出し
大きいけれど決して母親に届くことはないその泣き声が病室に漂う悲しみを増幅させた
>>752 こんな光景も今までたくさん見てきた
そしてこういう場合に僕がかける言葉はいつも決まっている
「でも、お母さんたちはきっとずっと君のことを忘れないよ。お母さんたちの心の中で君たちはずっと一緒なんだよ。」
「ほんとに?ずーっと一緒?」
マニュアルでも読み上げるように言った僕をその子は目にいっぱい溜まった涙を拭いながら真っ直ぐ見つめた
けれども僕はその瞳を見つめ返すこともせずただ淡々とマニュアルをさらに読んでいく
「うん。それに天国って楽しいところなんだよ。君が楽しそうにしていたほうがお母さんたちだってきっと嬉しいよ。」
「…わかった、僕、天国へ行く。」
寂しげな表情を残しながらもそう言ったその子はさっきよりも少し力強い目で僕を見つめた
ただ天国に早く行ってもらう為に僕が発した思ってもいない言葉
そしてそれを素直に受け入れる幼い子供
僕はそんな子の瞳を見つめ返さないのではない…見つめ返せないのだ
純粋すぎるまっすぐなその瞳と思いを…
結局最後まで僕はそれを受け止めようとはしなかった
>>753 男の子を天国へ送り終えた僕の心の中には天使になりたての頃の胸を締め付けられるような感覚がかすかに蘇った
あんな小さな男の子でさえ死にたくないと泣いている
それなのに彼女は…
自ら死を選ぶのはどんな気持ちなんだろう?
何が彼女をそこまで追いつめてしまったんだろう?
静けさを取り戻した男の子の病室でまた彼女のことを考えていると
急に廊下からバタバタと慌ただしく通り過ぎていく足音とガラガラと医療器具が運ばれていく音が聞こえてきた
病室を出てその音が聞こえるほうへと目を向けるとある病室へとその音は消えていった
たくさんの姿と音が消えていった部屋…それは彼女の部屋だった
>>754 頭が考えるよりも先に僕の体は迷うことなく音が消えていったほうへと向かっていて
脳から行くなという指令が体に下りてきた時にはすでに僕は逃げ出したはずのその場所にいた
そこは昨日のように静かで暗い空間でなく蛍光灯と窓の外から射す夕日の明かりに照らされる中で看護士や医師が慌ただしく動き回っている
そんな昨日と全く違うこの病室の中でたった一つだけ昨日と変わらないものがあった
それはベッドの横に佇む彼女の姿だった
彼女の命を救おうとしている人たちを無表情で見つめているその姿と瞳はまさしく昨日僕がみた彼女の姿で
その姿を見た途端僕は後悔の念にかられた
(何故ここに来てしまったんだろう
ここにいてはいけない早く帰らなくては…)
しかし後悔したときにはもう遅かった
「あなた昨日の…」
病室を出ようとする僕の体の動きを彼女声が止めた
と同時に心臓の動きだけが早くなっていく
「今度こそ迎えに来てくれたの?」
「いや…」
「そっか…」
それっきり彼女は黙ってしまい僕も何も言えずただそこに佇んだ
いつのまにか病室内の慌ただしさも静けさを取り戻し医師や看護士がホッとした表情を浮かべながら病室をあとにしていた
>>755 「また助かっちゃったんだ…」
一命をとりとめた自分の体を見つめながら彼女はポツリと言葉を落とした
その言葉に彼女が死を望む理由が知りたい気持ちと知ってはいけないという気持ちが交錯する
「君はどうしてそんなに死を望んでいるの?」
知ってしまったらもう後戻りは出来ないと思いながらも僕の口からついて出た言葉は知ることを望むものだった
「……」
彼女は自分の体に向けていた視線を一度僕に向けた後下を向き答えようとはせず
一瞬だけ向けられたその視線は力なく深い悲しみで覆われていて
僕は自分で質問をしておきながらもその答えが返ってこないことに少しホッとした
再び二人を沈黙が包み僕らの間に漂う息苦しくなるような空気と彼女の悲しみが僕をまた動けなくする
なんとかこの空気を変えようと僕は彼女に話しかけた
「君、名前は?」
「…は」
「えっ?」
「舞波」
「舞波っていうのか。年は?」
「13歳…」
「そうなんだ…。」
13歳…これからたくさんの未来を思い描いていくだろう時なのに
彼女の選んだ未来は死だったんだ…
〜続く〜
みなさん乙です
758 :
名無し募集中。。。:2006/03/02(木) 08:57:14.59 0
つまんね
>>617 今日も、いつもと同じ一日が終わった。
学校へ行き、授業を終え、部活に行く。そして、部活を終え、小川と帰る。
「須藤!帰ろうぜ!」
「おぅ。」
しかし今日は、一つだけいつもと違うことが起きた。
今日は一度も、愛理と話していない。
遊園地で、観覧車から降りた直後、愛理は走って帰ってしまった。
だから今日、学校で誤ろうと思ったのだが、愛理に避けられてしまい、話せなかった。
「どうした須藤?なんか、今日ずっと暗いぞ!」
「え?いや、別に…」
「おい!須藤!!」
後ろから、名前を呼ばれた。
振り向くと、ガラが悪い男が四人、俺を睨んでた。
「なに?」
「ちょっとこい。」
一番偉そうな奴が、俺の腕を引っ張った。
「おい、須藤!」
「悪い小川。先帰ってて。」
>>759 小川を巻き込みたくなかったので、先に帰らせた。
なぜ呼び出されたか分からないが、これ以上考え事を増やしたくなかったので、黙ってついていくことにした。
連れてこられた場所は、体育倉庫。
周りに人がいないか確認すると、一番偉そうな奴が話し始めた。
「お前、鈴木と菅谷、二股してんの?」
なんだ、女の子の話かよ。と少しあきれた。
偉そうな奴の胸に、名札がついてあった。安部というらしい。
「は?してねえよ。」
「じゃあなんで、鈴木と付き合ってんのに、菅谷とキスしてんだよ。」
見られてたのか…
「別にあんたらには関係ないだろ。」
その瞬間、安部に胸倉を掴まれた。
「調子乗ってんじゃねえよ。」
「…。あんた、菅谷さんのこと好きなの?」
そう言うと、安部の顔が赤くなった。
そう理解した瞬間、顔に激痛が走った。
>>760 殴られた。
安部が俺を殴り始めると、他の三人も加わってきた。
普通なら、抵抗するのだが、なぜかその気にはならなかった。
気がつくと、体育倉庫に俺は一人倒れていた。
体が痛い…。たぶん顔も、傷だらけだろう…。
俺はふらつきながら家に帰った。
家に到着し、インターホンを押す。しかし、返事がない。
合鍵も持ってないので、どうすることも出来ず、家の前に座っていた。
「須藤君…?」
声の聞こえるほうを見ると、菅谷さんが立っていた。
「菅谷さん…」
「そうしたのその傷!?家は!?開いてないの!?」
「うん…。ハハッ。俺、かなりマヌケだね。」
「…。とりあえず、私の家に入ろ??」
「悪いよそんなの。」
「いいから早く。」
>>761 そう言われて、菅谷さんの家に入った。すごく綺麗な家だった。
菅谷さんに手当てをしてもらい、ベッドに横になったほうが良いと言われたので、菅谷さんのベッドで横になることになった。
「大丈夫…?」
「うん。ほんとごめんね。」
「それより、どうしたの?そんなにいっぱい傷作って…」
「…。ごめんちょっとね…」
菅谷さんの部屋にある鏡を見ると、俺の顔は悲惨なことになっていた。
たぶん体もアザだらけだろう。
「誰にされたの…?」
泣きそうな声で、菅谷さんは言った。
菅谷さんのことが好きな奴に、なんて言えるわけない。
「自分でした…」
みえみえの嘘をついてしまった。
菅谷さんは「そうなんだ…」とつぶやき、下を向いてしまった。
「ごめんね。」
「須藤君、さっきから謝りすぎだよ。」
「…。ごめん。」
「…。体痛いでしょ?氷持ってくるね。」
そう言うと、菅谷さんは部屋から出て行った。
菅谷さんの部屋は温かくて、いい匂いがする。
俺は安心してしまい、疲れていることもあって、寝てしまった。
つづきます。
皆さん乙です。
図書室さん、お疲れ様でした。次回作楽しみにしてます。
セックスはまだか
セックスはまだか
765 :
名無し募集中。。。:2006/03/02(木) 11:34:27.03 0
(●´ー`) < 素敵だな
朝から乙!
二人とも乙です
最近は荒らしにかまう人がいなくて一安心
こうかくと自演が来るような気がするけどw
マニアック待ち
ho
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::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
いやー春風読んでたら心がほんわかしてきました
あの後どうなったんだろ〜
772 :
名無し募集中。。。:2006/03/02(木) 16:09:49.33 0
2月14日
>>716 亀レスですが乙です
個人的には好みの作品でよかったんですが、舞波との絡みをもっと入れてほしかった
でも最後のまだこれから2人の話が続いてくような意味深な終わり方はよかったです!
次回作も連載中のも期待して待ってます!
なにぃぃぃぃぃ
僕に出来ることの女の子は舞波っちだったのかぁぁ
ハッピーエンドで終わることを信じていきます
マイハァ━━━━━;´Д`━━━━━━ン
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
>>774 話しの内容が重いからハッピーエンドはキツいんじゃないか?
でも期待してみる
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ ミヤビガイクヨ
::::::ミノノl∂_∂'ルつ
::::::⊂__つノ
みやびちゃん巡回中!
みやびちゃんご苦労様
何でもいいよもう
何があった?
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::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
作者さんまだ来ないかなぁ〜
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::::::\:☆ノノハ ミヤビガイクヨ
::::::ミノノl∂_∂'ルつ
::::::⊂__つノ
みやびちゃん巡回中!
素敵な思い出さん乙です
まいハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!! だったのかぁぁぁ保全フォ――――――――!!!!!!
「塾だりー」
学校からの帰り道、友達と別れて一人で帰る道
延々と何の変哲もなく続く家の間に間に俺は足を止めて空を仰ぐ
空もいつもと変わらない
何ら変わりはない
唯一大きく変わってしまったのは俺の心の内だけ…
先日、兼ねてから俺の憧れであり好きだった人が俺の親友と付き合う事になった。
「親友」という都合上俺は祝福した。
縛られ続けた「好き」という想いが親友に奪われてしまった事で逆にふっきれたかもしれない
手に持っていた給食袋をサッカーボールのように思い切り蹴り上げた
思った以上に遠くへ飛んで行く…
俺も何処か遠くへ行きたい、行けるものなら…
「はぁ…」と深々と吐く息は白く、これもまた遠くへ飛んで行く…
「ちょっと!!」
その声に反応して俺はようやく地上へと目を下ろす
そこには俺の憧れであり、好きだった人であり、親友の彼女である夏焼さんが…
夏焼さんの足元には、さっき俺が蹴り上げた給食袋が横たわっている
「私にあたったんですけど!この給食袋」
少し怒った表情で給食袋に指を差す夏焼さんに、俺は「すみません」と頭を下げる
「…じゃあ私へのお礼に…今からゲームセンターいこ!」
何を言い出したかと思えば夏焼さんは俺の手を引っ張り早歩きで今俺が来た道を逆送する
「い、いや俺いまから塾あるんすけど…」
「いいからいいから!」
「ちょ、ちょ、ちょっと!」
俺の言い分にはお構いなしで突き進む夏焼さん
一体夏焼さんは何がしたいんだろう?、的な一口保全です。
788 :
名無し募集中。。。:2006/03/03(金) 01:47:10.59 O
あるんスw
俺はいいや
妹スレみたいだな
神キターーーーー
安定した実力に文体からしてディスタムじゃないか?
作品が素晴らしければ誰が書いてようが問題ではない
間違えられてたら書いてる人間にすれば面白くない
だな
どれがだれとかうざい
早朝投下待ちほ
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
ひとくちさんここにもきてタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
クゥ〜ン
ノノノハヽ
\从 ’w’)
キュラキュラ __[ [●] :)コ━━
=□_________ヽヒ__
(( (◎_゚ ===゚=== ゚_◎)
\◎-◎-◎-◎-◎-◎/
マイハマン九七式中戦車で巡回中!
ほz
あっちとこっちの一口は別人なのだ
41章の続き
少し遅めのホームルーム
俺は昨日清水と作成した劇の内容を書き下ろしたノートを手に教卓の前に立った
いつまでも騒がしいクラスに、清水は俺のズポンの裾を引っ張って俺にクラスを制すように促す
「お〜い、今から大事な話しがあるから席についてくれ」
俺の掛け声に中途半端な格闘技をしていた男子とそれを取り囲む男子が渋々席に着く
「え〜、それではですね、今から文化祭で行うプログラムを発表したいと思います!」
クラス中から歓声が沸き起こる
「よっ!待ってました!」と宴会部長のように声を荒げる友達を清水が丁寧な言葉遣いで粛々と制する
「俺達のクラスでは劇をやるんだけど、…」
ここでまたアホな男子が俺の声を遮る
「えー?!劇ぃぃぃ?!文化祭つったら普通はもっと楽しい事すんじゃん!それが何で劇なわけ〜?」
一人の声が段々と束になる
女子は劇をする事にに異論はなかったみたいだけど、男子が猛反発
「どうせだったら、クラスで仲の良い奴が集まってそれぞれで店出すなり、何なりすりゃいいじゃん!」
またこれに男子が「そうだそうだ!」と敏感に反応する
俺は少し呆れ顔で清水の方を見ると、下を向いて緩み始めた唇を必死で抑えていた
>>802 一向に鳴りやまない「劇反対!」の声に段々と腹が立ってくる
俺は教卓の上に置いたノートを叩きつけた
「いい加減にしろよお前ら!清水がどんな気持ちでこれ作ったのか分かってんのかよ?!」
教室の隅々にまで広がる俺の怒号に騒がしかったクラスが一瞬で静かになる
清水は何も言わずにポタポタと涙を流していた
「もう、…いいよ…。○○…君。み、皆、嫌みたい、…だから…やっぱり…劇、やめよう?」
小さな声でそう呟いて教室を走って出て行く清水に、直ぐに反応した須藤が追いかけようとする俺を引き止める
「アンタはここにいて!私が佐紀ちゃん探すから!」
須藤も走って教室を出て行くのと同時に、教室の後ろの扉から職員室で用事を済ませた先生が入ってくる
「何かあったの?!清水さんと須藤さんが出て行くのが見えたんだけど…」
険悪な空気の教室に流れる先生の声
俺は再び教卓の前に立った…
>>803 「確かに俺も今のお前らと同じで…初めは劇には反対だったよ…お化け屋敷とかやりたかったし…でもな、」
「…でも?」と教室の後ろの方で心配そうに俺を見つめる村上
「…何て言うか、ほら、俺達のクラスってさ、互いに仲の良い奴、そうでない奴って他のクラスと比べると偏ってるだろ?そう思わない?」
俺の問い掛けにクラスの皆もそれに気付いていたのか頷く。
「清水はそれをずっと心配してたんだよ。このままじゃ皆バラバラのままで卒業してしまうんじゃないかって…だから清水は皆に役があって、
それでいて…皆が一致団結できる劇を選んだんだよ。」
静かだった教室がより一層静まりかえる。
教卓の上に置かれた「文化祭成功計画!!!」とカラフルなペンで色づけされたノートを見て俺は更に続けた
「だからさ、…皆で劇やろうぜ?」
この言葉を最後に俺は黙り込んでしまった。
「…そうだな、やってみようぜ!それによく考えたら楽しそうじゃん!」
暫く経った時、一人の男子の発した声に今まで「劇反対!」の雰囲気だった教室が「劇賛成!」のコールへと変わっていった
教室が「劇賛成!」の雰囲気になったその時、須藤が清水の背中をさすりながら教室に静かに入って来た。
下を向いたままの清水に俺は駆寄る
「大丈夫?」と声を掛けると小さく「うん」と頷いた。
俺は清水の手を取って彼女を教卓の前へと連れていく
皆の顔を見る事が出来ずに尚も下を向いた清水に俺はそっと耳打ちをする
その内容に「本当?本当に本当?」と聞き返す清水に俺は笑顔で答え、清水の顔にも俺がようやく待ち望んだ笑顔が戻る。
「それじゃあ…文化祭に向けていくぞお前らぁぁぁぁ!!!!」
「いえぇぇぇぇい!!!」
高々と掲げられた皆の拳を見た俺はこの時初めて今までバラバラだったクラスに「まとまり」を感じた。
〜続く〜
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
乙です
春風の最後のシーンはとっても良かったよ
ディスタンも待ってました
短い更新で申し訳ないです
後、
>>787の一口保全は自分が書いたものです
スレ汚しになりそうなのでやめておきます
807 :
名無し募集中。。。:2006/03/03(金) 18:11:35.08 0
死ね
Distanceキテル━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
乙です!!!
809 :
名無し募集中。。。:2006/03/03(金) 18:19:43.06 0
ワロス
ゲキワロタ
ディスタン乙
乙です
これからのクラスのまとまり気になる〜
春風に比べるとディスはいまひとつ
春風も好きだけどどっちかと言えばディスタンスの方が好き
作者さんまだ来ないかなぁ〜
>>806 スレ汚しとかとんでもない
思いついたら書いてください
春風のヒロインは舞波っちだから感動したんだよね
でも佐紀ちゃんもいいからディスタンも期待
春は春でも風じゃない方待ち
819 :
名無し募集中。。。:2006/03/03(金) 20:52:48.73 O
春とか更新遅いしもういい
あったとしても読む気しないし
更新の遅いつ奴は論外
荒らしは論外
ネガティブな書き込みはしない
822 :
名無し募集中。。。:2006/03/03(金) 21:31:33.06 0
ほ
823 :
名無し募集中。。。:2006/03/03(金) 21:34:22.42 0
ワロス
>>806 ディスタン乙ぅーーーーーーー
佐紀ちゃんの泣き顔ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
>>740 次の日は明るいキャラを演じた。
疲れるけど…皆が笑ってくれるから…。
俺はこのキャラを一週間も続けている。
疲れ切った体で俺は家に帰った。
疲れた…。
手を洗い居間に向かおうとしてドアを手を掛ける。
すると…夏焼さんとばあちゃんの声がする。
ゆっくり耳をドアを向けてみると…
『やだ…!!私どうしたらいいの?』
泣いているのか…。
声が震えているように感じた…。
『それは雅が決めなきゃいけないんじゃ…』
『無理だよ…。』
『雅…』
『もうわかんないよ!!』
『雅!』
>>825 足音がドアのほうに向かってくる。
まずい…俺は少し離れると…ドアが開き夏焼さんが出てきた。
『あっ…』
お互い目が合い数秒見つめ合った。
夏焼さんの目はいっぱいの涙が零れ落ちている。
「夏焼さ…」
夏焼さんは俺の話を聞かずに二階に上がっていった。
どうしたんだろう…。
ばあちゃんに聞いたが教えてくれない…。
気になった俺は夏焼さんの部屋の前に立ち声をかけた。
「夏焼さん?」『…』
反応なし…
「寝てるの?」『…』
いくら声をかけても夏焼さんからの返事はなかった。
>>826 そして次の日の朝何回も夏焼さんに声をかけたが…返事をしてくれない。
気になったが遅刻になっちゃうので渋々家を出た。
道重君と一緒に学校に行き教室に入ると梨沙子は一人で席に座っている。
「梨沙子〜おはよう」
「ユー君道重君おはよう〜みやが今日待ち合わせ場所に来なかったんだ…だから梨沙子一人なの…」
淋しそうな顔をしながら言う梨沙子。
きっと昨日何があったか夏焼さんから聞いてないのだろう。
授業が始まり先生の話を聞いていると隣から肩を『ポンポン』と叩かれた。
>>827 「どうした?」
「昨日みやなんかあったの?」
「いや…俺もわからないんだ…いくら声かけても返事してくれなくて…」
「そっか…なんかあったのかなぁ…心配だよ…」
梨沙子は夏焼さんの席を見つめながら言う。
そして俺も夏焼さんの席を見つめた。
「うん…」
「明日は来るかなぁ〜?」
「どうだろう…」
「梨沙子…明日も一人か…」
俯いている梨沙子に軽く肩を叩き
「明日夏焼さん来るかもしりないじゃん。もし…来なかったら…俺が一緒に居るから…ねっ?」
「本当??」
「おう!友達だろ?」
「…達だろっか…」
上手く聞き取れなかった俺は聞き返す。
「何?」
「う…ううん。何でもない〜ありがとう〜」
その日一日ずっと梨沙子と一緒にいた。
色んな話をしていっぱい笑いあった…初恋の相手…菅谷梨沙子は俺の中ででかい存在になり始めた。
つづきます。
皆さん乙です。
続きが凄く気になります。
みやりさハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
乙!GJ!!
831 :
名無し募集中。。。:2006/03/03(金) 22:42:43.25 0
ごくろうさん
強気な彼女さん乙です!!
そろそろアヒルの新作の投下を期待してみるか
頼むから今度はハッピーなストーリーをお願いするよ
強彼さん乙です
また一波乱ありそうですね
そろそろ恋愛模様にも変化が見られるのでしょうか?
乙です保全フォ――――――――!!!!!!!!!
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
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::::::\:☆ノノハ ミヤビガイクヨ
::::::ミノノl∂_∂'ルつ
::::::⊂__つノ
みやびちゃん巡回中!
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::::::.\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::.ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!