【小説】ﾘｱ消だったら誰に告ってた　第43章【ｷｯｽﾞ】

※　キッズ＋エッグ専用の小説スレです。
※　常時sage進行で
※　荒らしには徹底スルー
※　基本的に、コテは作家のみで
※　スレ違いな雑談、自治議論禁止
※　エロネタ禁止
※　気に入れば「ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!」
　　気に入らなければスルー。ネガティブな書き込みはしない
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑これ重要！
前スレ
【小説】ﾘｱ消だったら誰に告ってた　第42章【ｷｯｽﾞ】
http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1139313795/
関連スレ
【小説】ﾘｱ消だったら誰に告ってた 新章【ｷｯｽﾞ】
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/ainotane/1118147458/

まとめサイト
http://www.geocities.jp/riasho_kids/top.html
短いの専用
http://jbbs.livedoor.jp/music/11853/ 　　（パソコン用）
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/music/11853/ 　　　（携帯用）

作品一覧は>>2-10あたりに

２

連載中作品
【小学６年生〜春〜】　夏焼・村上　他
【幼なじみ】　徳永・嗣永
【Distance】　清水・鈴木・村上　他
【白い東京】　梅田　他
【図書室】　夏焼　他
【旅立ち】　石村
【勇気の花を咲かせましょう】　有原
【クローバー】　嗣永・清水
【GIRL FRIEND　〜彼と彼女が、もし彼女を助けられたなら〜】　嗣永・須藤
【穂穂村探偵事務所の午後】
【桃ちゃんと行くグルメツアー】　嗣永
【強気な彼女】　夏焼
【素敵な思い出】

しばらく更新のない作品
【時代劇（仮）】
【秘密国家公務員】
【マニアック問題】
【上京恋愛】
【ともだち】
【Bye Bye またね】（旧題【下宿編】）
【夏休み】
【妖精の奇跡・マイマイのイタズラ】
【I REMEMBER YOU】
【風の声】
【彼女までの愛の距離】
【恋への記憶】
【ＧＲＯＷＩＮＧ　ＵＰ】
【永遠の絆】
【BOYS〜二人の女の子〜】
【妖獣ハンターK太郎】
【最高の思い出】
【遠い夏の日】
【夏の終わりに】
【イノセントウォーズ】
【永遠を誓うメロディ 】
【転校生】
【目隠し】
【好きになっちゃいけない人】
【ゴールデンルーキー】
【QUIZ】
【スカーレット】
【バレーボーイズ】
【恋愛シミュレーション２１】
【新連載2(仮)】(長期休載宣言)
【恋のEtude】

完結済作品１
【優しい恋の育て方】　15人斬り！
【修学旅行編　】　徳永・嗣永・須藤・熊井・他
【よく効く催眠術】　徳永・他
【プレゼント　】　中島・熊井・他
【特命係　菅谷梨沙子】　菅谷・他
【強くなりたいとゆいたい】　須藤・他
【王子様と2人のお姫様】　石村・嗣永
【舞波短編】　石村
【蝉】（【プレゼント】のシリーズ）　熊井・他
【セミ】（【蝉】の裏側、【プレゼント】のシリーズ）　熊井・他
【雪が降る季節に．．．】　村上
【日本一の鈍感男】　清水
【ロボキッス】　菅谷
【跳び箱】　清水
【友理奈となかさき続編】（【プレゼント】【蝉】続編）　中島・熊井
【満月の猫】　矢島
【ミステリー】　徳永・嗣永・他
【だんしじょし】　清水・徳永・石村・夏焼・他
〜うたたね〜　嗣永
【手を握って歩きたい】　菅谷（２役）・夏焼
【小児病棟】　岡井
【おつかい】　菅谷
【ギャンブラー】　嗣永
【妖精の奇跡・アイリーンの1週間】　鈴木・夏焼
【願かけ】　須藤・他
【さくら満開】　　桃子・他
【おもちゃのぜんまい】　清水
【アメリカ】 愛理・夏焼・他
【小遣いＵＰ大作戦】　桃子
【キャプテンつかさ】　武藤（エッグ）・他
【ためいきの日曜日】　石村

完結済作品２
【夏の日の君に】　夏焼
【Silent Emotion】　熊井
【緊張のホワイトデー】　清水
【恋は盲目！？】　清水・他
【だんしじょし・ファンファーレ】　萩原・福田（エッグ）
【学校の怪談】　熊井・清水・石村
【笑顔まで距離】　徳永・夏焼・他
【小さな勇気】 　石村・他
【富豪デカvs特命係・菅谷梨沙子】　菅谷・梅田・他
【ある公園にて…】　徳永
【本当に守りたい物】　夏焼・嗣永・徳永・熊井・菅谷
【涙の青春ドッチ！！】　徳永
【星の降る丘】　菅谷
【６月の方程式＝４．３．２】　清水
【奇跡の出会い】　菅谷・夏焼
【ふたりぼっちの宇宙戦争】　矢島
【俺はもう死んでいる】　菅谷
【こんな恋のはなし】　Berryz
【おりじなるれしぴ】　梅田
【僕に舞い降りた天使】　清水
【不思議な気持ち】　夏焼
【ハッピー．ライフ．ジェネレーター】　夏焼
【白と水色のメッセージ】　熊井
【レディライクな夏】　夏焼
【須藤さん（仮）】　須藤　中島
【☆友理奈と千奈美☆　〜ふたりはプリキュア〜）】　熊井　徳永
【夏の涙とスクール雅】　夏焼　菅谷　鈴木
【１日限りのシンデレラ☆】 梅田・熊井
【ｉｆ・・・】
【夏色の夢】　夏焼
【ウィードクラウン】　熊井

前スレ油断したな

完結済作品３
【とびばこ】　菅谷
【私があなたにできること 〜心に残る素敵な時間〜】　石村
【僕に舞い降りた天使】　清水・嗣永・矢島
【A big , little girl】　梅田
【タイトル未定】　菅谷
【思い出のままで・・・】　菅谷
【トライアングル】　熊井
【A big , kettle girl】　梅田
【世界で１番好きな瞬間】　嗣永
【夢のような日々】　石村
【金曜日の出来事】　嗣永
【青春の匂い】　熊井
【ちっちゃいイインチョ】　清水
【夜風につつまれて】　清水
【スタートライン】　鈴木
【パッション】　夏焼・村上
【優しい手】　須藤
【センチメンタル】　嗣永・矢島
【揺れ動く想い】　熊井・菅谷
【ずっと…】　夏焼
【ア・イ・ツ…】　嗣永
【未来の二人】　清水
【日直〜放課後の会話〜】　石村

＜＜おことわり＞＞

ここに登場する人物・団体・設定等はすべて架空のものであり、
実在の人物・団体・実際の出来事とは一切関係ありません。


ツッコミ用AA

州*‘ o‘ﾘ＜内緒になってないんだも〜ん

川*＾∇＾)|| ＜内緒になってないわ
（　川　_ゝ)|| ＜内緒になってないんだが　）

从 ’ｗ’)＜内緒になってないよ

从oﾟーﾟ从＜内緒になってないとゆいたいです

ﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜内緒になってないですよ

从´∇｀从＜内緒になってましぇーん

ﾙ ’ｰ’ﾘ＜内緒になってないぞ

|ﾘ･_･`川＜内緒になってないだぎゃー

前スレのHTML持ってる方いらっしゃいませんか？

まだ立てんなよ　

立てちゃったもんはしょうがない
>>10
ごめん油断してたからないわ

荒らしてやる

乙

今の状況で立てても>>11みたいな基地外が来るから作家さんが気持ちよく書ける雰囲気にはならない

立ててしまったものはしょうがないがしばらく待つべきだったんじゃないの？

>>15
申し訳ない

そうだそうだ！

ほじぇむﾌｫ――――――――――!!!!!

いつもの駄作家まだーーー？

ほ

最近ぬっちさん来ないね

またプロレス小説リレーやってよ
あれおもしろかったのに

携帯でも見られるまとめサイトってある？

前々々スレの続き


翌朝
何ヶ月ぶりか思い出せない不快な目覚まし時計の電子音に叩き起こされた
いつもなら9時か10時ごろまで寝ているのだが、依頼が入っているのでそうもいかない
眠い目を擦って昨日のうちにコンビニで買っておいたサンドイッチを缶コーヒーで流し込む
頭が冴えてきたので時計を見ると、6時30分
こんな時間に起きているなんて、日本に戻ってきた直後の時差ボケの頃以来だ
それもこれも、依頼人の宮沢さんと標的の石村さんの通う羽楼西中学は、この事務所から5キロほど離れているからだ
7時前にここを出ないと“遅刻”してしまう
食事を終えたら歯を磨きながらクローゼットを開ける
ここには変装用の衣装として、近隣の中高の制服が吊るされている
羽楼西中学の制服も・・・・・・・・お、あったあった
襟元にワンタッチ式のインチキネクタイを取り付け、紺のブレザーに袖を通し、事務所を後にした

始業時間間際のドサクサに紛れ、何とか羽楼西中学に潜入することに成功した僕は、1時間目が始まるまでトイレに隠れて時間を潰すことにした
鞄の中から取り出した宮沢さんから貰った資料で、宮沢さんのクラスの教室の場所と時間割を確認する
それによると、1時間目は体育、2時間目は国語、3時間目に理科・・・・・・となっている
チャンスは1時間目の体育の時間だな・・・・・・・・
チャイムが鳴り、ゾロゾロと人が移動する気配が消えてすぐに宮沢さん達のクラスの無人の教室に忍び込んだ

石村さんが大切にしている写真が更衣室にでもあればアウトだが・・・・・・・・
祈るような気持ちで教卓に貼られた座席表から石村さんの席を割り出す
案の定、脱いだ制服などは見当たらなかったが、教科書やノートが詰め込まれた鞄は机の脇にぶら下がっている
指紋を残さないための手袋をはめ直し、そっと鞄を開ける
中には弁当や教科書、ノートが女の子とは思えない乱雑さで詰め込まれてる
後で元通りに戻すときのため、デジカメで中の様子を写真に撮ってから鞄を漁り始める
こういう場合、真っ先に探すべきは手帳だ
女の子は手帳にあれこれと必要ないことまで書き留めることが多い
宮沢さんが疑う“男”がいるのなら、手帳に書かれている可能性はきわめて高い
こんなので腹いっぱいになるのかと思ってしまう小さな弁当箱をそっと持ち上げてみると・・・・・・・・あった！
表面にプリクラがベタベタと貼られた、分厚い手帳が出てきた
手帳に貼られたプリクラの多くに標的の石村さんが写っていることを確認しつつ手帳を調べてみると、厳重に鍵が掛けられている
それも、4桁のダイヤル式のものと、鍵穴に鍵を差し込む方式の、二重の鍵である
BINGOだと思って間違いないだろう
名札の安全ピンで鍵を開けながら、ダイヤルロックの方を観察する
0から9までの数字が刻まれたタイプ・・・・・・・1万通りか・・・・・・
0000から9999まで総当りで試すと、1つの数字を1秒で確かめても2時間以上かかってしまう
総当りは無理か・・・・・・・・・
カチリという小さな音を立てた鍵穴から安全ピンを引き抜きながらダイヤル部分を耳元に近づけた

ほ

右手の手袋を歯で外しながら深呼吸し、精神統一する
そして、指先と耳に全神経を集中させ、一番左のダイヤルに指を当て、ゆっくりとダイヤルを回す
カチリ、カチリ、カチリ、カチャリ・・・・・・・・・
手応えと音が違う場所を確認し、次のダイヤルへと移る
この作業を4度繰り返すと、鍵が開き、押さえつける力から解放されたページがふわっと開く
『1120』というダイヤルキーの数字をちらっと見ながら厚紙の表紙をめくる
表紙の裏のポケットに写真が3枚挟まっていた
1枚目は・・・・・・・集合写真のようだ
テレビドラマの時代劇の出演者の集合写真なのか、全員和服・・・・といっても、羽織袴や振袖のような正装でない、浴衣の延長のような服を着ている
日本の俳優はよく知らないが、この中に石村さんが好きな役者でもいるのだろうか・・・・・・・・・
そう思って写真に目を近づけると、真ん中に石村さんがいる
石村さんがタレント活動しているなんていう情報は聞いていないので、これはドラマの写真じゃないようだ、と思ったその時
「えっ！？な、なんで・・・・・・・・・！」
石村さんが抱きかかえている子供の顔を見て、思わず声が出てしまった
この子・・・・・・・小さい頃の僕じゃないか！
でも、いったいなぜ・・・・・・・・？
僕の両親はどちらかというと和風なものは嫌いで、僕は七五三の時ですら和服というものを着ていない
いや、それ以前に年齢が矛盾する
だが、こんな混乱状態の僕の脳細胞は更なる衝撃に見舞われた
「・・・・・・・・っ！！」
石村さんの横に立ち、強張った笑顔で腕を組む男・・・・・・・・ぼ、僕じゃないか！！
幼い頃ならともかく、最近の記憶はハッキリしているが、こんな記憶は・・・・・・・
訳もわからず残りの2枚の写真を見ると、白い浴衣を着た僕の寝顔と、盗み撮りしたかのような横顔・・・・・・・
何故だ・・・・・・どうなっているんだ・・・・・・・・・石村さんって誰だ・・・・・・・・・・・
一度にいろいろな事実が頭の中を駆け回る
だが、和服を着た僕の写真が存在する理由はわからないし、石村さんの名前も顔も記憶に残っていない
無人の教室に立ち尽くし、冷や汗を垂らしてガクガク震える僕だったが、何者かに肩を叩かれ、現実世界に戻ってくることができた

つづく

更新してなかったから書き込まれてるのがわかりませんでした
被って申し訳ないです

窓から入る小春日和の日差しを浴びながら、フランスから届いたばかりの数学の専門誌のページをパラパラ捲る
まさに至福の瞬間である
フランス語はまだ勉強中なので辞書がないと正確な意味はわからない
だが、そこは数学の本だ
数式を見ているだけで十分楽しい
何の計算かわからないが、トップレベルの数学者による華麗な式の変形を眺めていると、自然に笑みがこぼれる
だが、しばらくボーっと眺めるだけだった僕の目が、中ほどのページに載っている記事に釘付けになった
『Ｘのｎ乗＋Ｙのｎ乗＝Ｚのｎ乗。ｎが3以上の自然数のとき、この式を満たす自然数X，Y，Zの組は存在しない』
という、いわゆる『フェルマーの最終定理』に関する記事だ
フェルマーという数学者が、手持ちの本の余白に『これの証明を思いついたが、ここに書くには余白が少なすぎる』と書き記した
しかし、フェルマーは十分な余白に証明を書き記すことなく、1665年にこの世を去ってしまった
それ以降、世の数学者はこの単純でありながら美しく、極めて難解な命題に悩まされ続けてきた
しかし、10年前、この定理は300年の時を超え、とうとう証明されたのだ・・・・・・
記事の分量を見る限り、その証明がそのまま載っているわけではなさそうだ
だが、これは面白そうだ
腰を据えてじっくり読もう・・・・・・・・
そう思って椅子に深く座り直し背筋を伸ばしたら、この式に似て非なる数式が目に飛び込んできた

「・・・と言う訳で、辺ａの長さを2乗したらこの正方形の面積になり・・・・・・・・」
中年のおっさんが黒板に直角三角形といくつかの正方形を描き、数式を左手でバンバン叩いている
おっさんが叩いている式はフェルマーの式のｎが2になった式・・・・いわゆる三平方の定理だ
彼は三平方の定理の証明を黒板に書き続けているのだ
この定理の証明は何通りかあり、もっと上品な方法もあるのだが、中学生が教わった範囲で可能な証明だとこの方法になるだろう
だが・・・・・周囲を見回すと、熱心に彼の説明を聞いている者は一人もいない
半分くらいの生徒は惰性で黒板をノートに写しているのだが、残りの半分は話を全く聞いていない
真面目に聞いたところで理解できる生徒など一握りしかいないし、理解できなくても公式さえ覚えてしまえば問題は解けてしまうのだから仕方ないと言えば仕方ない
まったく、これだから日本の教育制度は嫌になる
折角の上機嫌に水を注された僕は、数学の専門誌だけを鞄に放り込み、席を立った
「・・・・で、この正方形とこの正方形の面積・・・・・お、おい、穂村！何だ！？何の真似だ！？」
誰も聞いていない証明を熱演していた『先生』と呼ばれるおっさんが証明を中断し、僕を怒鳴る
「馬鹿馬鹿しいんで帰ります」
クラスの連中はまたか、と呆れつつも授業の中断を歓迎している
「穂村、おまえ・・・・」
「わかってます。テストはちゃんと受けますから」
僕はそういい残して教室の戸をピシャリと閉め、廊下に出た

下駄箱に向かって歩いていると、隣の教室の戸が開き、僕のクラスの担任をしている石川先生が出てきた
「穂村君、また帰っちゃうの？」
「はい。つまらないんで」
「もうすぐ受験でしょ？内申書に悪く書くつもりは無いけれど、嘘は書けないから・・・・・・」
「別に構いませんよ。僕、高校行きませんから」
「その話は何度も聞いてるけど、やっぱり高校は行かないと・・・・・」
「高校なんて行かなくても僕は困りませんよ。知ってるでしょ？僕んちは金持ちだから働かなくても食っていけるって」
「でも、勿体無いよ。穂村君は頭いいんだから」
「大学に行きたくなったら大検受けます。それに、僕はただ遊びたくて高校に行かないんじゃないんです。高校に行く以上の人生経験を積む自信があるから」
石川先生はいい人なのだが、僕のプライベートに介入し過ぎるのが嫌だ
そして・・・・・・・今も泣き出しそうなのだが・・・・・・すぐ泣いてしまう
これ以上関わるのは面倒なので、目に涙を貯めて何かを言いたげな先生に背を向け、その場を後にした

真っ直ぐ帰宅しても良かったのだが、馴染みの食堂で昼食を食べ、図書館で時間を潰してから家路に就いた
数年前から高層ビルもいくつか建ち始めた私鉄の駅前商店街
その一角、両側をビルに挟まれたレンガ造りの3階建てのマンションがある
関東大震災で一面焼け野原になった際にいち早く建てられ、第二次大戦の空襲もガラスを数枚割られただけで生き延びてきた年代モノのマンションだ
1階は貸し店舗になっているのだが、輸入食器の店がオイルショックで潰れて以来、テナントは入っていない
シャッターの降りた1階入り口の脇、『2F　穂村探偵事務所』と書かれた看板の掲げられた暗くて急な階段を登ると、僕の家だ
このマンション、2階が探偵事務所で、3階が住居になっている
僕はここに独りで住んでいる
母さんは僕が幼い頃家を出た
その後、僕が8歳になってすぐ、僕と父さんはニューヨークに渡った
しかし、父さんは2年前、仕事中に行方不明になった
独りぼっちになった僕は、ここで探偵事務所を開いていた爺ちゃんに引き取られた
だが・・・・・爺ちゃんも去年、僕に莫大な財産とこの事務所を残してこの世を去った
僕の銀行の口座には、この超低金利時代でも利息で食っていけるくらいの預金がある
だが、僕は中学を卒業したら、この探偵事務所で本格的に活動をするつもりだ
実は、今も細々と探偵業を続けているのだが、いかんせん依頼人が・・・・・・・・・
と、思っていたら、珍しいこともあるものだ
暗い階段の突き当たり、事務所の入り口の前に人影が見えた
「あの・・・・・依頼人の方ですか？」
相手を警戒させぬよう、表情は崩さず、声も相手に聞こえるギリギリの大きさで語りかけた
階段を一段ずつ登るたびに相手のシルエットは明確になってくる
女の子・・・・・小学生高学年、いや、制服らしきものを着ているから中学生だろうか？
相手は表情を強張らせて頷いた

「さ、こちらにお掛けになって少々お待ちいただけますか？その間にこちらの用紙に必要事項をお書き下さい」
事務所の鍵を開けて彼女を中に入れ、埃が気になるソファに座らせ、調査依頼の用紙を手渡し、事務所奥の階段から3階の私室に向かう
制服から私服に着替え、インスタントコーヒーの準備をする
湯が沸くのを待つ間、流し台に山積みになった食器を漁ってみたが、お客様に出せるような衛生状態のカップが見つからない
仕方が無いのでコーヒーは諦め、ガスコンロの火を消し、2階に下りていった
「どうもすいません。お待たせいたしました」
そう言いながら事務所の応接間のドアを開けると、用紙を前に頭を抱え込んでいた彼女は顔を上げ、僕の姿を見て眉間に皺を寄せた
「当事務所のオーナー兼探偵の穂村武蔵です」
何か言いたげな彼女に口を開く間を与えず、手早く自己紹介をして名刺を手渡す
「あ、あの・・・・えっと・・・・・・・探偵・・・・？」
「はい。僕がこの事務所の探偵です」
「他の・・・・・大人の方は・・・・？」
「いません。この事務所は僕一人でやってますので」
ここで大概の依頼人は逃げてしまう
だが、今日はそうはさせない
秘密兵器があるのだ
「これをご覧下さい」
不信感を露にして目をぱちくりさせる依頼人の鼻先に胸ポケットから取り出した名刺大の紙片を突きつける
「これ・・・・・は？」
「アメリカの私立探偵のライセンスです」
「アメリカ・・・・？」
「ご存知ですか？日本では私立探偵をするのに何の資格も届け出も必要ありません。でも、アメリカは違う！」
自信満々でそう言いながら依頼人の目を見つめ、言葉を続ける
「アメリカでは国家資格が必要です。難しい試験をクリアしなければならないのです！これがその難関を僕がパスしたという証です！」

このライセンス、実は贋物だ
いや、正確には本物なのだが、僕のではない
死んだ爺ちゃんのライセンスなのだ
その顔写真を僕のものに貼り替えただけだ
名前や生年月日などは細かい字で、しかも英語で書かれているので、まずばれないだろう・・・・・と思う
でも、中学を出たらすぐに試験を受けるつもりで、受かる自信もあるので、決して騙してるわけではない、と自分には言い聞かせてる
実際、このハッタリは通じたようで、彼女の表情を見る限りではマイナスの感情はほぼ拭い去れたようだ
「では、その依頼用紙を頂けますか？」
ライセンスを再び胸ポケットに仕舞いつつ、ニッコリ笑ってそう言うと、彼女は用紙を僕に差し出してくれた

「えっと・・・・・宮沢静香さん・・・・中学1年・・・・・・ですね？」
依頼用紙を読みながら彼女の表情を窺う
依頼人の中には自分の個人情報を偽る人が少なくない
危ない依頼でなければそれでも構わないのだが、彼女の場合は表情や直筆の文字を見る限り、嘘偽りは無さそうだ
「この住所だと・・・・羽楼西中学ですか？」
頷く彼女の制服の胸ポケットには、『西』の字を崩したデザインのマークが刺繍されている
この様子だと、ここに書かれた内容は全て真実だろう
依頼人の素直な態度に喜びつつ依頼用紙の下の方へと視線を走らせる
「おや？肝心の依頼内容が・・・・・書いてありませんが・・・・・・」
「はい・・・・・・・どう書いていいかわからなくて・・・・・・・・」
「では、口で説明してください。できますか？」
「は、はい・・・・・・やってみます」
依頼人の宮沢さんの警戒心は少しずつ解け、笑顔が時折笑顔が浮かぶようになった

「えっと・・・・・・お友達のことなんですけど・・・・・・・・」
「友達ですか。名前は？あなたとの関係は？」
「えっと・・・・石村さん。石村舞波さん。同じクラスのお友達です」
「なるほどね。同じクラスの・・・・・石村さん・・・・・・その彼女が、どうしたんですか？」
宮沢さんの話を聞きながら用紙には僕が書き込んでいく
「夏休みが終わってから・・・・ちょっと様子が変わっちゃったんです」
「どう変わった？」
「なんか、急に大人っぽくなったんです！これ、きっと恋だと思うんですけど・・・・・・・・・」
「恋ねえ。ならば、放っときましょうよ。他人の恋路に口を出すなんて野暮ですよ」
言ってから、これは折角の依頼を失いかねない失言だと気付いた
「でも、あの子の場合、見ていて辛いんです。なんかものすごく悲しい目で写真を眺めていたり、切ないため息をついたり・・・・・」
どうやら僕の失言は失言にならずに済んだようだ
「きっと、これは叶わぬ恋、許されぬ恋だと思うんです！だから、私が友達として救いの手を差し伸べてあげないとならないんです！」
宮沢さんは完全に“恋に恋する乙女”の目になり、自分の言葉に酔っているようだ
「は、はあ・・・・そうですか・・・・・・で、その彼女・・石村さんでしたっけ？彼女が見ている写真、見せてもらったことは？」
「ありません！あの子、あの写真すっごく大事にしていて、誰にも見せないんです！」
「そうですか・・・・・それで、相手に心当たりは？」
「それが、全然無いんです。誰かとこっそり会っている様子もないし・・・・・・・・」
「ふ〜む・・・・・謎の男か・・・・・・・・・」

消化試合のような依頼だと思っていたが、宮沢さんの話に好奇心が刺激され、気付けば乗り気になってしまっている
「それで、石村さんの写真とか・・・・・ありますか？」
「あっ、は、はい。これです」
宮沢さんは鞄の中から分厚いプリクラ貼りまくりの手帳を取り出し、そこに挟み込まれた2枚の写真を取り出した
1枚にはちょっと上品で、大人びた感じの小4くらいの少女が、もう一枚には上品というよりは逞しい、幼い感じの中2くらいの少女が写っている
柔らかそうなふっくらした頬、くりっとした澄んだ目、ちらっと覗く前歯などの共通点から、同一人物であることは間違いない
「これが夏休み前の写真で、これが2学期の始業式の日に撮った写真です」
宮沢さんの今の言葉は、僕の平常心を打ち砕くに十分だった
「えっ・・・？たった2ヶ月ほどで・・・・・・・・こんなに変わっちゃった・・・と？」
「はい・・・・・・だから心配で・・・・・・・・」
宮沢さんは最初の時とはちょっと違った不安げな様子で僕の顔を見ている
「あのぉ・・・・・・・舞波ちゃんの調査・・・・・してくれますか？」
「・・・・・ええ。僕の知的好奇心を大いに刺激する。いいでしょう。引き受けますよ」
そう言いながらニコっと笑うと、宮沢さんも笑顔になったが、彼女の笑顔はすぐに曇ってしまった
「それで・・・・・・お金のこと・・・・・なんですけど・・・・・・・・」
「手付け金3万、実費は別で調査1日につき1万5千、プラス成功報酬ですが・・・・・・払えますか？」
宮沢さんは悲しそうに首を横に振った

「でも、噂を聞いたんですけど、この事務所は・・・・・・・」
「はい。もう1種類の料金プランがあります。それならあなたでもお支払い可能なはずです」
「じゃあ、そっちで！・・・・・・・でも、お幾らですか？」
「そうですねぇ・・・・・・・・・」
僕は腕組みをしながら彼女のことを眺めた
爺ちゃんの死後導入した、うちの事務所オリジナルのもう一つの料金プラン・・・・・それは相手の覚悟を支払ってもらうのである
相手の支払い能力の限界を弾き出し、それに相手の切実度を掛け合わせる
深刻であったり、リスクが大きい依頼であれば、限界ギリギリの支払いを要求するのだ
もっとも、このプランは僕の好奇心や冒険心をくすぐらない限り、適用されない
「あなたの場合は・・・・・・・・」
宮沢さんのアクセサリーなどを見る限り、あまり裕福でない家庭の子らしい
それほど多いとは言えない小遣いを貯め、気に入ったものをちょっとずつ買い揃え、大事に使ってる様子だ
「手付け金としてお財布の中身全部。そして来月のお小遣い半分。それから成功報酬で来年のお年玉半分・・・・・・どうですか？」
宮沢さんはちょっと考え込む仕草をしたが、即座にニコっと笑って頷いた
「では、契約成立ですね」
特製の契約書を作り、宮沢さんのサインを貰い、財布の中身の1387円を徴収した
「調査の方は明日から取り掛かります。それと、石村さんの写真、お借りしますね」


つづく

これ前にも貼ってあった奴じゃん

やはりこのスレはしばらく放置だな　新作来ても読む気にならない

>>38
ぬっちが荒らしているつもりなんだろう

一回落とすか

穂穂村さんこっちに移ってみませんか？
続き待ってます

http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1139493304/

>>42
あっちのスレまで巻き込んで荒らすな

>>43
貼られたのを読んで上手いと思ったから
叩かれるよりエロで書いてほしいと思っただけです

>>43
ageてるのが荒らしだろ

ファンを装った荒らしの追い出し工作でしょ

可哀想だからこれからみんなで完全スルーしてやろうぜww

>>46
荒らしてるんだったらもうあきらめてるはずだけど
叩くことにやっきになってるから

時代劇さんってこのスレが嫌いなんでしょ
自分が書いたら荒れるとわかっててわかるように書いてるわけだし

おいグロイカ劇
ageて荒らしてんじゃねーぞ

本人が荒らしてるんだからどうしようもない

だからスルーしとけって　そうやって相手するからますます調子に乗るんだよ

>>50なんだ？呼んだか？

言っとくが俺はグロイカじゃ無いぞ

>>1
乙

>>1
乙

荒らしはいったい何人いるんだ？

お前らどうせ実際には兄妹なんて無理だからこんな妄想をしちゃったりして
それは近所に住むキャプテンが冴えない普通の男の設定のお前らに何故かなついてて
まぁ実際も冴えないお前らなんだけど
時々キャプテンがお前らが留守の間にお前らの部屋に上がりこんでて
お前らが帰宅するとテレビ見ながらお菓子を食べてるキャプテンが
「おはいひー」とか言うのをお前らは
「また勝手に部屋に入って！てゆーか、鍵かかってただろ」って言うと得意気な顔のキャプテンは
「えへへ♪」と笑いながら窓の方を見てもう一度お前らの顔を見て「えへ♪」
と笑うもんだからお前らは
「窓から入ったのか！ここ二階だぞ…。もう中二なんだからそろそろ女の子らしくしないと嫁の貰いてないぞ…」
とか言うとゴロンと寝転んだキャプテンは
「いいも〜ん♪そうなったらお兄ちゃんにもらってもらうから♪」
とか言うんだけど寝転んだ拍子にシャツがめくれてキャプテンの白いお腹が見えちゃったりしたもんだから
ドギマギしたお前らは
「ば、ばかいうなよ！」
と慌て言うのが精一杯でそんなお前らを
ニヤニヤしたキャプテンは「本気にした？お兄ちゃんもそんなだといつまでたっても彼女出来ないよ♪」とか言われたいです

コピペ保

とりあえず毎日書いてくれてた強彼さんと素敵さん待ち

グロ何度もコピペすんなよ

ほ

ほ

投下待ち

ほじぇん

申し訳ないんですが…。

前ﾚｽで自分がどこまで更新したか忘れてしまいました。
わかる方いますか？

本当にすいません…。

まとめサイトから

「道重君がね…ユー君が気を失ってる時ずっとごめんねってずっと謝ってたんだよ…」
「お酒を持ってきた俺の方が悪いよ…」
俺は一人反省をした…。


「でも〜楽しかったっ！また皆で遊ぼうね〜」

梨沙子の笑顔を見ると俺まで笑顔になる。

「おう、次はお酒なんか絶対持ってこないからさっ」
「頼んだよっじゃ〜梨沙子そろそろ帰るね〜」
「うん。気を付けてね。あと…ありがとう」
「うん。じゃバイバイ〜」
梨沙子は俺の部屋を出た。

>>66さん
ありがとうございます。

まとめサイトで確認すればよかったですね…。
思いつきませんでした。

今後は更新したら消して次更新するのをわかるようにします。

消したら危なくないですか？

消すのはまずい…ですょね。
自分で工夫しながらやっていきたいと思います。

がんばれ!

更新した所とまだの所の間に線を引いておく（コピペする）とか
投下済と未投下で２つテキストファイル作るとかはどうでしょう？

携帯だから前者の方がよさげ

まとめさんへ
アヒル氏の図書室がまとめでは更新されてませんよ。

前レスじゃなくて、スレね

前レス
ソファーから起き上がり鏡を見ると、とてつもなく恐ろしい顔…。

「道重君…派手にやってくれちゃったなぁ」
少し触れただけで痛い。
「痛いなぁ〜もう！でも…道重君にお酒なんか飲ませなきゃ…あんな事にならなかった…。夏焼さん怒ってるんだろうな…」
俺は独り言を言っていると…後ろから夏焼さんの声が…
「怒ってるにきまってんでしょ！この馬鹿！」
救急箱の角が俺の頭に当てる。
「痛っ…」

「もう少しは反省してよね…」
「はい…」

夏焼さんは救急箱を開けガーゼとﾏｷﾛﾝを出した。
「少し染みるけど我慢してね」
夏焼さんは俺の口にガーゼを当てた。
「痛っい〜！！」
「馬鹿！動かないでよ」
「だって…」
痛すぎて涙が溢れる。
「男でしょ。もう手当てしてあげないからね！」
「ごめんなさい…」
俺は痛いのをグッと堪えた。

>>72
すいません直しました
HTMLを間違ってHTMであげてました

>>74
「よし！これでOK〜」
と言い俺の頬を軽く叩いた。
「だから…痛いって…。」

「ユーさぁ…何で手出さなかったの？」
ちょっと…俺の話シカトしないでよ…。
「私が道重君の事好きだから？だから出さなかったの？」
「いや…その…喧嘩した事なくてさ。恐くて出来なかったんだよ〜弱いから〜アハハハ…」
うまく流そうと思い適当に思い浮かんだ事を言った。
「嘘つき…」
夏焼さんは俯いてしまった。
「嘘なんか…」

夏焼さんは顔を上げ俺を睨む。
何でもお見通しって感じだな…。

「わかった…話すよ。目の前にいると話しづらい…」
面と向かってだと…何故か緊張してしまい言えなさそうになかったから…。

「わかった」
夏焼さんは俺の横に座る。

>>75
俺は夏焼さんの顔を見ずに前を向き話始めた。

「俺が…手を出さなかった理由は…夏焼さんの言う通り…夏焼さんの好きな人だからって言うのもある。しかも、目の前に夏焼さんいるのに…」

「やっぱり…」
呟いた…。

「あと…俺がお酒を持ってきたからこんな事になった…だから一番悪いのは俺。殴り返せる訳がない…」

「だからってこんなになるまで殴られて悔しくないの？」
「悔しい悔しくないの前に俺がお酒を持ってきた事によってこういう事になっちゃった訳だし…」

「本当に…馬鹿…なんだから…」
声が震えてる…。
泣いてるのかな…。

夏焼さんの顔を見ようとした。
「見ないで…そのまま前見てて…」
「わっわかった…。」

>>76
何分か立ち夏焼さんは俺の肩に頭を『ﾎﾟﾝｯ』と乗せた。
ビックリした俺は夏焼さんの方を向こうと思ったけど…
見ずに前を見続けた。

「今日は…私のために…ありがとう」
「いいえ」
「かっこよく見てた気がする」
「気がするってなんだよ〜。いつもかっこいいだろ？」
「ｸｽｯ…そうかもね…」

いつもならつっかかってくるのに…。
でも…夏焼さんといると落ち着く…。

つづきます

アドバイスを下さった方ありがとうございました。

是非やってみたいと思います。

あと…レスじゃなくスレですよね。
すいません…。

>>79
ごめんなさい
また被りました

>>78
何分か立ち夏焼さんは俺の肩に頭を『ﾎﾟﾝｯ』と乗せた。
↓
何分か「経ち」夏焼さんは俺の肩に頭を『ﾎﾟﾝｯ』と乗せた。

ではないですか？保全ﾌｫ―――――――!!!!!

強気な彼女さん、乙です。
雅ちゃんと良い雰囲気ですねぇ。
この後どうなるのか楽しみです。

『立ち』じゃなく『経ち』ですよね…。

申し訳ございません。

もう読んじゃった乙です
続きに備えてもう寝ます

夜中の保全よろしく

ほんとに進歩がないね

がんがれ！

>>86
君がね

保

誤字脱字が多すぎ　小学生じゃあるまいし
最低限自分で書いたものを見直して書き込むべきじゃないの？

こんなこと書きたくないけど毎回のことなんでちょっと厳しく

確かに毎回必ずって言っていいほど間違いがあるよね
>>86がそのことを言ってるのは分からないけど確かに気になる

でもグロイカよりは全然いいよ

またその名前を出す！お前荒らしの仲間だろ！

強気な彼女さんを叩いてる奴は消えろ

相手にするな。その名前を口にするのは、多くて二人だ。
一人二人のざれごとに付き合って、いつまでもスレを荒らすことはない。

携帯まとめサイトの方はどうなっているんでしょうか

確かに更新が早ければいいってもんじゃないってことは良く分かった

強彼さん、俺はあんたの擁護派だけど、やっぱ、アップする前に読み返そうよ。
指摘するほう（>>81さんとか）もけっこう気を使いながら指摘してることだし・・・

それでもあいつよりはマシ

>>99
もうやめなよ
君があまりにも惨め過ぎる

気を付けたいと思います。

何度も何度も同じ事を繰り返してしまって本当に申し訳ございません。

色々言ってくださった皆さん本当ありがとうございます。

正直強彼Ｂ工はうんざりたくさんだ
書かないでくれ

私が気になったのは
＞「怒ってるにきまってんでしょ！この馬鹿！」
＞救急箱の角が俺の頭に当てる。
＞「痛っ…」

多分「救急箱の角が俺の頭に当たる。」か「救急箱の角を俺の頭に当てる。」のどっちかが正しいんだと思うけど
前者なら雅がわざと当てたとも取れるし偶然当たったとも取れるけど後者なら明らかにわざと当てたことになる
この違いって雅のキャラ付けにおいて結構重要なところになると思うんだけど

>>99
○○よりマシとか言ってる時点で比較されてる作家も卑下していることに気づけよ
あ、もしかしてお前も間接的に叩いてるのか！ごめん

正直>>102はうんざりたくさんだ
たのから読まないでくれ
たのむからレスしないでくれ

強彼を叩いてるのはグロ劇信者かグロ劇本人だろ
俺はグロ劇は叩いても強彼を叩いたことはないからな

時代劇は叩かれ強彼は叩かれないのは何故

俺は面白くないなら面白くないってはっきり書いてもいいと思うんだけど>>102みたいに書くなと言うのはおかしいと思う
嫌なら読まなければいいだけの話で

今までマンネリと優恋の続編以外文句言ったことない

じゃあもう一度前スレの内容直してうｐすれば？それで許してあげなよ

許してやるって発想が出てくることが信じられない
心が根っこから腐ってるんじゃないの？

作者さんが手直ししてもう一度って事で、いいかな。

age

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ほっとけ　エロの方にも顔出して忙しそうだから
構って君に構う奴にも責任があるんだ

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もう、書き直してあげたら？そうすれば黙るんじゃない？俺は作者さんの味方だから

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優恋の誤字訂正を知ってる人ならこの位どうでも良い許容範囲だろ

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構って君ガンガレ！

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こっちも是非

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137 名無し募集中。。。 2006/02/11(土) 02:26:35.00 0
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134 名無し募集中。。げｓｖ!Berryzｂｄｒｇｖｄ⌒ヽﾌ　　 ε　⌒ﾍ

※　キッズ＋エッグ専用の小説スレです。
※　常時sage進行で
※　荒らしには徹底スルー
※　基本的に、コテは作家のみで
※　スレ違いな雑談、

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保全

帰ってきた!!Berryz工房のエロ小説を書こうよ!!! 33
http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1139493304/
帰ってきた!!Berryz工房のエロ小説を書こうよ!!! 33
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強彼叩くな

cgi/morningcoffee/1139493304/
帰ってきた!!Berryz工房のエロ小説を書こうよ!!! 33
http://ex11こうよ!!! 33
http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1139493304/
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http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1139493304/ .2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1139493304/
帰ってきた!!B
エロ小説を書こうよ!!! 33
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帰ってきた!!Berryz工房のエロ小説を書こうよ!!! 33 のエロ小説を書こうよ!!! 33
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帰ってきた!!Berryz工房のエロ小説を書こうよ!!! 33

ここはさゆスレ？

さゆさゆさゆさゆ

緒ｗ倍ｔ：だお

ポｈｇｔ：

j




u

m

0

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・・・・・・ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・・・・

・・・・・・ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・・・・

┣¨

ザマーミロクソ劇

グロ劇が悪いと思います

ほ

強彼だろ

俺もグロイカが悪いと思うに1票

さゆ豚がわるいに一票

あかん

あみん

荒らしてる奴が一番悪いだろｗ

ほ

ぜ

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・・・・
　(´)　　(｀)　　(´)　(´)　　(｀)　　(´)　(´)　　　(｀)　(´)　(´)　　(｀)　(´)　　(´)　(｀)
. .ﾍ⌒ヽﾌ　 ε　⌒ﾍ⌒ヽﾌ 　 ε　⌒ﾍ⌒ヽﾌ　　 ε　⌒ﾍ⌒ヽﾌ　 　 . ε　⌒ﾍ⌒ヽﾌ
( (　*･ ｡.･)　（ 　　(　*･ ｡.･）　 （ 　　(　*･ ｡.･）　 （ 　　(　*･ ｡.･）　　 （ 　　(　*･ ｡.･）　ｵﾊﾖｰ
ヽ_ヽ-ヽヽ　ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ　ノ,ノーﾉ_ﾉ-ﾉﾉ　　 ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ　　ノ,ノーﾉ_ﾉ-ﾉﾉ
　. ε　⌒ﾍ⌒ヽﾌ　 　 ε　⌒ﾍ⌒ヽﾌ　 　 ε　⌒ﾍ⌒ヽﾌ 　 　. ε　⌒ﾍ⌒ヽﾌ
　 （ 　　(　*･ ｡.･）　 　（ 　　(　*･ ｡.･）　　 （ 　　(　*･ ｡.･）　　（ 　　(　*･ ｡.･）　ﾌﾞﾋｰ
　 ノ,ノーﾉ_ﾉ-ﾉﾉ　　 　ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ　　ノ,ノーﾉ_ﾉ-ﾉﾉ　　　ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ
　(´)　　(｀)　　(´)　(´)　　(｀)　　(´)　(´)　　　(｀)　(´)　(´)　　(｀)　(´)　　(´)　(｀)
. .ﾍ⌒ヽﾌ　 ε　⌒ﾍ⌒ヽﾌ 　 ε　⌒ﾍ⌒ヽﾌ　　 ε　⌒ﾍ⌒ヽﾌ　 　 . ε　⌒ﾍ⌒ヽﾌ
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ヽ_ヽ-ヽヽ　ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ　ノ,ノーﾉ_ﾉ-ﾉﾉ　　 ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ　　ノ,ノーﾉ_ﾉ-ﾉﾉ
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　 ノ,ノーﾉ_ﾉ-ﾉﾉ　　 　ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ　　ノ,ノーﾉ_ﾉ-ﾉﾉ　　　ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ
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ヽ_ヽ-ヽヽ　ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ　ノ,ノーﾉ_ﾉ-ﾉﾉ　　 ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ　　ノ,ノーﾉ_ﾉ-ﾉﾉ

ん

い

本当に終わったな

まだまだ収まったらいいスレだよ

ほ

とりあえず一旦スレを落とします
保全しないで下さい。

正直落としても無駄だと思うのだが…

このスレが本当に好きな人は全部スルーしてる

無意味な連続コピペは規制の対象だから誰か勇者よ運営に通報してくれ

ほ

>>192
もうした

通報の仕方ってどうするの？

>>195
http://qb5.2ch.net/saku/

ほ

>>196の削除要請板の荒らし削除依頼スレに書き込んだらいいの？

>>198
もう依頼しました

今後のためにも教えて
どこ板の何スレに書けばいいの？

>>200
注意書き読めばわかると思うけど
要請は重要削除対象のみだから
削除整理板に

強彼さん頑張って！！俺は何があっても応援してるよ

皆ももうちょっと優しい言葉でアドバイスとかすれば良いと思うよ

>>202
禿同

ほ

B工時代からいくら言っても全然進歩ないやん

一部の読者より十分進歩してる

投下待ち保

>>206贔屓目に見ても進歩はしてないと思うが　叩き厨は論外だが

投下待ち保

なぜ気に入らない作家の作品をわざわざ読むのかが、いくら考えても理解に苦しむ。
ファミレスで嫌いな料理を注文して食べて、料理に文句言ってるようなもの。

読みたくないんならあぼ〜んしてね

>>210
基地外だから仕方ない

作品が嫌いなんじゃなくて
時代劇に妙な恨みを抱いてんだろ
たまにこういう変なのが沸くんだよな

俺は淡々とスルーしてるよ

ところでまとめさん
作者別進んでないね

今いる作者で他に複数書いてるのってﾃﾞｨｽの人くらいだろ
作者に申告求めてるんだから今いない作者の分は進まないわな

いなくなっちゃった人でもまとめるくらいの量書いてるのって
時代劇・マニアック・願掛け・みぃ〜くらいのもんじゃない？

>>216
一人づつ作品載せられる知識ある？

完結済作品だからﾃﾞｨｽは対象外でみぃ〜も微妙か

>>218
みぃ〜2作品くらい完結してなかったっけ？

マニアックは皆分かってるだろ
時代劇は初期のはいくつか微妙なのもあるけど何度か明言してるからログ漁れば
願掛けは３つ覚えてるけどもう１つあった気がする

>>219
うん
だから微妙
２本の内一本は書ききりものだったと思うし
名作長編とか今後作品増える現役作家なら２本でもまとめる価値あると思うが

>>220
あっちに出現したっぽいよ

マニアックってペンネーム562氏だっけ？

562氏はディスタンと上京恋愛じゃなかった？
マニアックはHLGとウィードクラウン

マニアックは謝ったんだから許してやってもいいと思う
それとグロイカ以外で左気品に文句言うのやめろ
嫌ならスルーしろ

作品

自演したとかしてないとかで叩かれたマニアックさんｶﾜｲｿｽ

まとめの人のためにまとめると
562氏　遠い夏の日　ディスタン　上京恋愛
マニアック氏　HLG　ウィード

後は？

アヒル作品

いいから早く書け

今作者はいないよ

マニアックはだんしじょしシリーズもね

まとめの完結済あらすじ見直して記憶辿ってみたけど
２本くらいのとかほのめかした程度で推測されるっての含めると結構あるな
どこまで対象にするのか難しそうだ

>>220
知ってるやつ載せて下さい

>>231
否定されるまで載せとけばいいんじゃない？

あっちにみぃ〜いるよ

時代劇って妖精シリーズだっけ？
願かけは？

ほ

投下待ち保

>>235,232
願かけの人は
手を握って歩きたいと小遣いＵＰ大作戦は覚えてるがもう１つか２つあった気がする

時代劇は妖精シリーズ以外に
プレゼントシリーズ、特命係シリーズ、よく効く催眠術、
強くなりたいとゆいたい、王子様と2人のお姫様、
キャプテンつかさ、満月の猫,、ロボキッス、小児病棟
あたりで多分まだ他にあったと思う

みぃ〜は小さな勇気、本当に守りたい物だっけか

>>238
みんな良いのばっかり

ごめん
みぃ〜のは適当に書いた
自信なくてログ見てみたら本当に守りたいものはシルバーで
みぃ〜のは星振る丘だった
他に短編でありがとうとか書いてたな
犬のやつ

そういやシルバーも今のアヒルみたいな作調で複数書いてたよな確か

なんかあったなぁ〜と思ってたら星振る丘だったか

強気な彼女さん待ち

避難所立てといた
http://yy21.kakiko.com/test/read.cgi/morning/1139654229/

強彼女さんもう少し前の内容からうｐしてくれませんか？なにぶん携帯なもんで

うっせーはげ

まとめは？

>>244
http://www.geocities.jp/riasho_kids/making/bold.html

>>243
羊にあるけど
まぁいいか

作者さん別のページを更新しましたが
マニアックさん、時代劇（仮）さんはペンネームありますか？
とりあえずこの表記にしておきました

たまには保全とかしてみる

みんな保全よろしく

【小説】リア消だったら誰に告ってた　避難所【キッズ】
http://yy21.kakiko.com/test/read.cgi/morning/1139654229/

775超えたが今何分くらいで保全必要なんだ？

真面目
おとなしい
馬鹿騒ぎが苦手
ネガティブ
仲良くなりたい女性がいても全くの無関心を装う
男女混合な状況は自分は場違いだと思っている
初対面だろうが女性から嫌われていると思っている
他人と距離を置いてしまい心から接することが出来ない
自分が孤独である理由をわかっていても行動に出せない
自分からチャンスを逃す
例　コンパに誘われても忙しいふりをして断る

さぁいくつ当てはまるか

全部

>>254
○×○○○○×○○△
７〜８個

全部だorz

荒らしにめげずにがんばりましょうぜ保全ﾌｫ――――――――!!!!!

>>78
日曜日。
学校が休みだから昼まで寝ていた。
「うっう…」
寝返りをすると…口の傷に当たり痛さで目が覚めた。

「痛い…。もう昼か…起きなきゃ…」

俺は居間に向かうと夏焼さんは出掛ける準備をしている。

「夏焼さん、どっか出掛けるの？」
「ユー。今起きたの？」
「うん…まぁ」
髪はボサボサでジャージ姿。
「今から買い物行こうと思ってさっ。おばあちゃん今日帰ってくるでしょ？たまには御馳走を作ってあげようかなって。」
「へぇ〜頑張れ」

「何よ。その素っ気ない態度！ユー！今日は荷物持ちとして付き合って」

「何でだよ…」
「おばあちゃんにいつもお世話になってるでしょ？」
「確かに…」
「今から早く準備して！わかった？」
仕方ないなぁ…。
「はいはい…」
「『はい』は一回でいい！」

「はい…」
一階に行かなきゃ良かった…。
俺は急いで準備して夏焼さんと家を出た。

>>260
俺達は材料を買う為デパートに向かう。

「何作るの？」
「う〜ん。お鍋なんかどうかなぁ〜？」
「おっいいねぇ〜！」

「じゃお鍋で決定ねっ」

材料を探し買った。
「これよろしく〜」
「えっ…」
目の前には袋が四つ。
こんなに…。

「えっじゃないでしょ！今日は荷物持ちで来てもらったんだから。」

夏焼さんは偉そうに腕を組み睨む。
「わかりました…」

>>261
帰る途中知らないおばさん達には笑われるし…もう最悪。
『旦那さん大変ね〜』

とか色々…。

でも…旦那さんって響きいいかも…。

夏焼さんの旦那かぁ〜。美人だし料理上手いし…。
あっでも…暴力ふるうから却下！

俺は一人妄想をしていると…

「ユー！さっき『旦那さん大変ね〜』と言われて変な妄想してたでしょ？」

何故わかった。おそるべし夏焼雅。
「なっ何でだよ」
「顔がにやけてた」
「えっうそ！！顔に出てた？」

口が滑りつい本音が…。
『ﾊﾞｼｯ』
夏焼さんは俺の頭を平手打ち。
これがまたいい音…。

>>262
「痛いなぁ…」
「私の旦那さんは道重君なの！ユーは圏外なんだから！」

「はいはい…」

夏焼さんはまだ道重君の事好きなんだ…。

「だから！『はい』は一回！」
「はい…」

「よろしい」
「はぁ…」
俺は深くため息をついた。
家に帰り準備をした。
かなりコキ使われたけど…帰ってきたばあちゃんは凄く喜んでくれたからよかった。

つづきます。

全然成長してなくてつまらない作品ばかりですいません。

まとめサイトでいろんな作品やエロの方の作品を読ませてもらって…自分はまだまだだと実感しました。

ミスばっかりして皆さんを不愉快な気持ちにさせてしまってすいません。

これからも頑張りたいと思います。

頑張れ
作者が少ない時にマメに更新してくれるのは嬉しいよ

作者呼んできたよ





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こいつ、夜の帳とともに現れ、一晩中暴れて日の出とともに眠りにつく、真正のニートだなｗ

だれかこいつに『アナク〜息子よ〜』（杉田次郎）の歌詞をコピペしてやれ。

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マニアックさんはどこにいったの？

強気な彼女さん、乙です。
不愉快だとか思ってませんから気にせず頑張って下さい。

↑

強彼さん乙
楽しんで読ませてもらってるので、そんなに気にすることないよ。
訂正つっこみも作者さんとのコミュニケーションの一つと思って楽しんでるというのは内緒だw

ﾙ ’ｰ’ﾘ＜内緒になってないぞ

と久しぶりにｗ

すんごい久しぶりに見たわ

おっは〜

携帯の強彼へのレスは全部自演ですから
みんなスルーしてますから

ほ

恋は盲目は願かけの人でガチだと思うよ
他にも書いてると思うけど今二日酔いで文章読めん

この時間は基地外は寝てるから平和だな。

俺携帯しか持ってないけどどうして携帯嫌われてるの？

基地の外の人が携帯の作者に対する携帯からの絶賛レスは自演だと言ってるだけだから気にするな

保全

前スレ
「ぁ、一樹君お帰り〜。」
「お帰りじゃないよ。何してんの？」
「転校してきちゃった」
舞波は笑顔で言った。だが、そんな簡単に言うことじゃないと思う。
「転校してきちゃったって・・・・なんでまた・・？」
「なんでって・・・・同じ高校行こうって決めたじゃん」
嬉しそうに舞波は言った。
「そのためだけに・・・？」
「うん。」
舞波は高めのテンションだった。
話を聞くと、今日から舞波はここに住む事になった。
舞波のおばさんやおじさんはすぐＯＫをくれたとかで。
清水や徳永、菅谷の3人は喜んでくれた。
清水が早速舞波に勉強をリビングで教えていた。
そんな舞波の姿を見ていると俺と同じ高校に行きたいって言っていた事を思い出した。
（あれ、本気だったんだ・・・・）
そんな姿を見ると俺は嬉しくなった。

>>286
朝起きるとやはりこの下宿には見慣れない子が朝いるわけで。
「ぁ、おはよう〜一樹君。遅いじゃん〜」
「遅いか？普通だよ。まだ徳永来てないし。」
リビングに向かうとすでに朝ごはんを食べ終えた清水と舞波。
菅谷はもう1つのほうのリビングで朝食をとっている。
徳永はというと、自室で寝ているはず。
「清水起してきてくれ。」
「はいはい」
清水は笑いながら徳永の部屋に向かった。
徳永は起きるのが遅く大体はこうやって清水に起してもらっている。
「千奈美ちゃんっていつも寝起き悪いの？？」
「うん。まぁね。」
俺はパンを口にほおばりながら答えた。
「行儀悪いよ〜ちゃんと座って食べなよ。」
「いいんだって。」
そういって二個目のパンは立ちながら口にほおばり歯を磨いて学校に向かう準備完了。
「んじゃもう行くな。」
「ぇ？もう行っちゃうの？皆と行かないの？」
「あぁ。一緒に行った事ないよ。じゃぁな。」
「ぁ・・・・・」
最後に舞波が何ていったか聞き取れなかったがいつもの時間に下宿先を出る事ができた。

>>287
学校に向かうと誰もおらず、仕方なく屋上に向かった。
屋上にも誰も居なかったが1人で時間をつぶすには良い場所だと思う。
「あれ、先客がいた」
俺の後ろで声がする。
俺が寝っころがっていた場所は入り口から近く声が聞こえた。
後ろを見ると見たこともない女の子が立っていた。
「ぁ、おはようございます。」
女の子は丁寧に挨拶をしてきた。誰か知らないけど俺も頭を下げた。
ふと見ると結構背の高い女の子だった。
「じゃぁ私はこれで・・・・」
一言そういって、彼女は屋上から姿を消した。
舞波の教室はというと、俺と同じクラスになった。
「あ〜一樹君〜同じだね！！」
嬉しそうな笑顔を俺にふりまく舞波。そんな舞波をシカトする事もできず
軽く引きつった顔をしながらも笑顔で手を振った。

ここまでです。続きはまた今度。早めに更新できるよう頑張ります。

図書室さん乙
屋上に来た子誰だろ

図書室さん乙
友理奈は既出だし、まあさんか梅さんか？

強彼さん図書室さん乙です！
図書室さん主人公って舞波の事嫌いなんですかね？
背の高い人は俺の予想では茉麻だな
　
俺道重君に嫉妬しちゃうな〜だってあんなに雅に好かれてるんだから
おふたりさん続き楽しみに待ってます

ほ

ﾙ ’ｰ’ﾘ＜ageちゃダメだぞ

ほ

ほ

保全

ぜ

ん

アヒルさん乙です ｲｲﾖｲｲﾖｰ

投下待ちほ

IPアドレス 43.244.84.198
ホスト名 198.84.244.43.ap.seikyou.ne.jp
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割当国　※ 日本 (JP)
都道府県 鹿児島県
市外局番 --
接続回線 種別不明

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::::::.＼:☆ノノハ　ｸｩ〜ﾝ
::::::.ミゝ从 ’ｗ’)つ
::::::⊂＿＿つノ
マイハマン巡回中！

>>263
次の日。
朝起きて下に行くと朝食はばあちゃんが作っていた。

「ばあちゃん。おはよっ」

「おはよっ！こんな朝早く起きるなんて珍しい。雪でも降るんじゃないか？」
「ひどいよ〜」

いつもと同じ時間に起きたのに…冗談きついよ…。

きっと夏焼さんはばあちゃんに似たのかも…。

「あはは〜ごめんごめん。それより顔の傷大丈夫かい？」
「あっうん。全然痛くないよ」
ばあちゃんには昨日の夜…適当に不良に絡まれたと言った。
友達に殴られたなんか言えるはずがない…。

「あっ冷蔵庫に入ってたお酒知らないかい？昨日飲もうと思ったんだけど…ないんだよ…」
「えっ？あっ…俺が見た時なかったよ？ばあちゃんボケたんじゃないの？」
と誤魔化してなんとかセーフ。
確か缶は梨沙子が持って帰ったはず…。

「そうかな…ボケちゃったのかな…」
真剣に悩み始めるばあちゃん。
「あっいや…ただ忘れちゃっただけだよ。あっ！ばあちゃん〜お腹空いたから早く〜。」
「おっ忘れてた。ちょっと待っててね」
・・・・・
朝食が出来た頃に夏焼さんが起き…
朝食を食べ学校に行く準備をした。

>>304
いつも通り先に夏焼さんが出る。
そして…五分後俺が家を出る。

道重君に会いづらいなぁ…

そんな事を思っていると目の前に道重君の姿が…。

道重君も同じ事考えてるのかな…
このまま気まずくなるの嫌だし。
俺は走って道重君の隣に行った。

「道重君！おはよう」
俺にまったく気付いていなかったのか、かなりビックリした顔をして俺を見た。

「おっおはよう」
「一昨日はごめんね〜俺調子に乗っちゃってさぁ〜」軽い感じで謝った。

「俺こそごめんね…」

これまた暗い顔して謝る。せっかく空気を変えようとしたのに…。
「いいって〜そんな暗い顔しないでよ。ねっ？」
と言い俺は変顔した。

「ぷっ…アハハ」
「楽しくいこうぜ〜」
「うん。ありがとう〜」

仲直りと言うかなんというか…。
でも仲良くまた学校に行けてよかった。

>>305
教室に入るといつも通り梨沙子が挨拶をしてくれた。

「ユー君と道重君おはよう〜」

『おはよう』

「夏焼…一昨日はごめん…。」
道重君は夏焼さんに頭を下げる。
「やっやめてよ…。全然気にしてないから…」

「そっそうだよ…突然…朝の約束忘れたのか？『楽しく』って言っただろ？だから…頭上げなよ。」
俺は説得をした。

「うん。でも謝りたくて…菅谷もごめん。」
「梨沙子は全然気にしてないよ〜ん」
「ありがとう」
皆で話した結果一昨日の事は忘れる約束をした。

猛烈保全ﾌｫ―――――――!!!!!

つづきます。

強気な彼女さん、乙です。

雅と道重君の会話がうまいな

ageてｽﾏｿ

強気な彼女さん、乙です！！

>>302はこないだの荒らし君？

新参なので正しい書き込みかたが分からないんで、すいません！

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>>314
半年ROMってなさいｗ

分かりました！すいませんでした！

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寝る前の保

ﾌﾞﾋｰﾏﾀﾞｰ

ほ

PCから記念保全

じゃあ俺も記念保全

保全

>>前スレ

家に帰ると、リビングには嗣永さんと菅谷さんがいた。

「晃太君おかえりー☆」
「おっお邪魔してます。」

嗣永さんが元気な声で言う。菅谷さんは一応勝手に家に入ってることを気にしてるようだ。

「なんで家に…？」
「君の伯父さんから鍵借りました☆」
「そっそうなんだ…」

良いのかよ伯父さん…

「そんなことよりさ！転校初日の日はどうだった？？」
「別に普通だったよ。」
「じゃあクラスに可愛い子いた？？？」

嗣永さんが興味津々といった表情で、俺を問い詰めてくる。
俺は菅谷さんに助けを求めようとしたが、菅谷さんも真剣な表情をして、俺の答えを待っていた。

>>325

「えっと、まだよくわかんない…」
「えー!!なんだ、つまんないなぁ。」

嗣永さんが不満そうな顔で言った。
何とか話を変えないと…。そして思いついた話題が

「鈴木さんってどんな子？」

だった。すると嗣永さんがくらいついてきた。

「なに??愛理ちゃんが気になるの????」
「そっそういうわけじゃないよ！」
「じゃあ、どういうわけなの？？」
「ちょっと気になっただけだよ…」
「やっぱり気になってんじゃん！」

すると菅谷さんがスッと立ち上がった。

「私、用事思い出したから帰るね。」
「え!?ちょっと待って梨沙子！晃太君ばいばい！」

そう言って、二人とも出て行ってしまった。
菅谷さん怒ってた…。俺が何かしたんだろうか…。
考えれば考えるほど分からなくなってきた。
俺は後で菅谷さんを窓から呼び出して、とりあえず誤ることにした。

つづく

最近荒らしが多かったので、少しの間更新するのを控えてました。。。
強気な彼女さん、図書室さん乙です。頑張ってください。

素敵な思い出さん、乙です。
鈍感な主人公ﾜﾛｽ

乙

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::::::ミゝ州　` ｖ ´）つ　
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アイリマン巡回中！

保

sage

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みやびちゃん巡回中！

また新参を装った荒らしか

保

こないだのさゆ豚荒らしは規制になったのかな？

削除要請はしといたけど

狼の削除要請はスルーでしょ
でも2週間たてば長期放置の方で要請できるよ

削除要請じゃなくて削除整理だった
2/25までこのスレ残ってるかな？

ほ

投下待ち保全

新狼の避難所に短編を貼っといた

乙

保

全

>>342
そんなとこ行かないし
何でそんなとこに貼るんだよ

>>346
いけばいいじゃん

保全

sageすぎ

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>>306
チャイムが鳴り皆席に着いた。
「ねぇ…ユー君？」
何やらもじもじしながら俺に話し掛けてきた。

「何？」
「一昨日の事忘れるって言ったけど…梨沙子あの事は忘れないからね…」

「あの事？」
梨沙子は何が言いたいのか俺にはわからなかった。

「だからその…キッ…キ…もう〜わかってんのに言わせないでよ〜」
俺の肩を『パシッ』と叩き両手で顔を隠した。

「いや…普通にわからない…」
「えっ？本当に覚えてないの…？」
「いや…別に酔ってなかったから覚えてると思うけど…梨沙子が何を言いたいかわからない。」

「ひどい…あの夜の事忘れたなんて…」
梨沙子潤目になりながら言った。

あの夜の事…ってそんな大げさな…。

話を聞いてたのか夏焼さんはくるっと体を向け俺を睨んだ。

>>353
「『あの夜の事』って何？まさか、ユー梨沙子に変な事した訳じゃないでしょうね！！」

あの夜…あの夜…あっもしかして…キス…。
「あっいや…変な事なんかしてないよ…。梨沙子覚えてるよ。キスだろ？」
「えっ？キス！？」

やべ…また口が滑った。

「もうユー君たら〜」

梨沙子は顔を真っ赤にしてしまい俯いてしまった。

「ユー！どういう事！？説明して！」
完璧怒っている。
どうしよう…。

その後は先生に注意されて話は終わったが…休み時間しつこく聞かれる。
俺は「さぁ〜？」と誤魔化して出来るだけ教室にいないようにした。
案の定昼休み…屋上に呼び出し…。

>>354
「どういう事？」
「あっいや…その…」

今日の夏焼さんは今まで見た事がない位怒っている。

「じれったいな〜！早く答えてよ！」

ここは正直に言うしかない…。
「したよ…」
「えっ？」
「キスしたよ…」
「何で？」
「したかったから…」
俺は下を向きながら質問に答えるが…
だんだん夏焼さんの声が弱くなっていくのがわかった。
「ユーから？」
「あぁ」
梨沙子からなんて…言える訳がない。
「本当に？本当にユーと梨沙子キスしたの？しかも…ユーから…」
俺は夏焼さんの顔を見た。

目には今にも涙が零れ落ちそうになっている。

泣かせちゃってごめんね…。
心の中で何度も謝った。

>>355
「あぁ。本当だよ」
夏焼さんの目に溜まっていた涙が零れ落ちた。
『バッシーン』
屋上から響きわたる音…。

俺は頬を擦る事なく夏焼さんを見つめた。

「最悪！！自分が何したかわかってんの？」
「…」

俺は何も言えずにいた。

「梨沙子…可愛そう…。梨沙子にこれ以上手出したら本当にただじゃおかないんだから！」
そう言い夏焼さんは屋上から出て行った。

「何やってんだよ…俺…」

俺は一人ベンチに座り頬を擦った。

つづきます。

図書室さん素敵な思い出さん乙です。

保

　 ε　⌒ﾍ⌒ヽﾌ⌒ﾍ⌒ヽﾌﾍ⌒ヽﾌ⌒ヽﾌ　
　（ 　　( 　*･ ｡.･） ( 　*･ ｡.･）･ ｡.･）･ ｡.･）　
　　しー し─Ｊしー し─Ｊ し─Ｊ　─Ｊ

また来たか

強気な彼女乙
でもなんで梨沙子がかわいそうなのかわからない

強気な彼女さん、乙です。
確かにりさこがかわいそうってのがイマイチよく分からないね。

↑

強彼氏乙!!

↑

俺的解釈だと、主人公なんかにキスされる梨沙子可哀想って意味と受け取ったけど。
にしてもツンデレって定義が広すぎるなぁという感があるね（一般論として）
とかなんとかで保

まあ作者の脳みそがさっぱり分からないからな

強彼さん乙！
続き期待してます！

大学への進学も無事に決まり、高校の卒業式から帰ってきたあの日に、俺は父親にこう告げられた
「お前には半分血が繋がった妹が居る」と
そう言われても意味が分からず「えっ？どういう事？」と聞くと、家のチャイムがなった
[ピンポーン]
父が玄関先へ向かう
家に入ってきたのはBerryz工房のあの子だ

入ってきたのは嗣永桃子だった。理解できずに呆然と立ち尽くす俺に父がこう言った
「今日からこの家で一緒に暮らすことになった嗣永桃子さんだ」
「初めまして!嗣永桃子です!今日からよろしくお願いします!」
屈託のない笑顔で言われた。
「お前が小さい頃に母さんと離婚した理由は、俺の浮気が原因なんだ」
父の言葉に俺は戸惑いを隠せなかった
俺には母がいない。小さい頃の母の思い出しかない
「この子が原因なの?」俺がそう言った瞬間に下を向いたままの桃子に父は肩を置く
「桃子の事は最近知ったんだ。桃子のお母さんに[あなたの子なの、桃子はTVに出たりしててウチよりあなたの家からの方が都内に通いやすいし、桃子も納得してる]と言われたんだ。お前はBerryz工房が好きなんだろ?むしろ嬉しいだろうが!ハッハッハッハッ!」
この親の思考が俺には理解できない…確かに俺はBerryz工房が好きだ。特に誰が好きなんだと聞かれたら、近くで握手会やるみたいだし、曲もいいからＣＤ買って握手会に行ってみようと思って行ったら桃子の笑顔にやられたんだ…
桃子が少しだけ顔を上げた…
桃子「Berryz工房好きなんですか?」
俺「いや、好きじゃないよ」
父「何言ってるんだ!去年の夏の暑い中でも行って日焼けして赤くしてた奴が!ハッハッハッ！」
「そもそも親父はこんな子と俺が一つ屋根の下で暮らせるとでも思ってるの?」
「いやならお前が出ていけばいい、もう高校まで出してやったんだし大学の学費は俺が払うんだぞ!一人暮らしでも何でもすればいいだろう!学費以外は一切出さないからな!」

続き書いてくれる人募集中。。。３人いると誰がどの言葉を言ってるか自分で分からなくなる長所新車でスマソ

読み返すとこの言葉は誰が言ってるか伝わるだろうか？と不安になる
言葉の内容だけで誰がこの台詞を言っているのか分かるような台詞が書ければよいのだがスキルが足らないorz

やっぱりいいです。続きとか図々しいですよね。
自分は続きは書けそうではないのでまとめサイトから削除してください。
スレ汚しすみませんでしたm(__)m

自分は強彼です。

ほ

図々しいので死んで下さい。
最後に売名とかなおさら図々しいです。

他人になりすますスレなんだなここは
最悪

句読点で分かりそうなものを

>>371
最初からまとめ入ってねーんだよｗ俺が書いたんだしあの時Ｂ工と間違われてまとめ入らなかったんだよｗｗｗｗｗｗｗｗ

叩かれた強彼がやっぱり自分じゃないことにしようと必死ｗｗｗｗｗ
死ねよガキ

強彼氏、乙！です！
いい感じですね、楽しんで拝読してます

梨沙子が可哀想ってのは主人公がその場の勢い(欲望のみ)でキスしたと
雅が思い込んでるからって事なんだと思うんですけど…
違ってたらスマソ

>>376
何がそんなにおもしろいの？
結局おまえが下手で図々しいってだけの話じゃん

やべｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗこのスレおもしれｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

強彼を叩いてる奴はグロ人間

強彼さん乙です

まとめサイトの作者別ページの事だけど
Ｂ工やアヒルが何でだんしじょしさん時代劇さんみぃ〜ﾀﾝより前なの？おかしくない？
古くからいる人達だしなによりレベル的に

まとめの人が決めるんだったら何かと言われそうだから
50音順ってのが１番じゃないかな

実力＆人気順にすべき
何があろうと秋彩さんを一番上にすべし

>>326

「ただいまー!!」

伯父さんが仕事から帰ってきた。

「おかえりなさい。」
「悪い晃太。今日の晩飯は店の余り物の寿司だけどいいか？」
「はい！全然！」

そして俺は、伯父さんと二人で晩御飯を食べ始めた。
俺は伯父さんに今日あった出来事をいっぱい話した。
伯父さんは俺の言葉に一言一言返事をしてくれた。

やっぱり家族って良いな…。
俺は心から思った。

>>386

「あっ、そういえば今日、梨沙子ちゃんの誕生日らしいな。」
「そうなんですか？」
「たぶん。帰ってくる前、梨沙子ちゃんのお母さんと会って、でっかいホールケーキ持ってたから。」
「そうなんだ〜。」

そして晩御飯を食べ終わり、自分の部屋に戻った。
窓の前に立ち、カーテンを開けようとしたとき

[コンコンッ]

窓の向こうからノックの音が聞こえてきた。
窓を開けると菅谷さんが暗い顔をして立っていた。

｢どうしたの？｣
｢あの、今日は嫌な態度とっちゃってごめんね…｣
｢いや、俺の方こそごめん。｣
｢…どうして須藤君があやまるの…？｣
｢なんか…、俺が悪いことしたと思うから…｣
｢須藤君は悪くないよ！私が勝手に…｣

菅谷が泣きそうな顔で言う。

>>387

何か辛いことでもあったのだろうか…。
この前俺が辛かった時に、俺は菅谷の言葉で元気になれた。
だから、俺もお返しがしたかった。
でも、何て言えば良いか分からない…。
俺は考えて考えて、とっさに思いついた言葉を言った。

｢辛いときや、悲しいときは、逃げても良いんだよ！｣

菅谷さんは、潤んだ瞳で俺を見上げた。

｢我慢しないで、考え込まないでさ！菅谷さんは、独りじゃないんだから…｣

菅谷さんの瞳から、ついに涙が出てきてしまった。
俺は、菅谷さんを泣かしてしまった。
俺は最低だ。
しかも、今日は菅谷さんの誕生日なのに…。

>>388

｢あの…｣
｢ん??なに!?｣
｢私…、私ね！すっ…須藤君が…｣
｢うん…。あ！そうだ！ちょっと待ってね！｣

昔誰かから聞いた。女の子はたしか、物をあげると元気になるって。
俺は、机の中にあったキーフォルダーを、菅谷さんに渡した。

｢あげる！誕生日おめでとう！｣

すると、さらに菅谷さんが泣き出してしまった。
俺まで泣きたくなってきた…

｢どうして…、誕生日知ってるの…？｣
｢え？あぁ、伯父さんから聞いたんだ。｣
｢そうなんだ…ありがとう…｣

菅谷さんが涙を拭いて、笑顔で言った。

もうここには来ません

さようなら

本当に終わってるな

糞スレｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>389

｢うん！あ、それよりさっき、何か言おうとしてた？｣
｢え!?うっうん。でも…今日はもう良いや！｣
｢そう？なら良いけど…｣

｢梨沙子も…、須藤君にお返ししたい！｣
｢え？｣
｢須藤君！耳貸して！｣
｢あっ、うん…｣

そして、俺が耳を菅谷さんの方に近づけると

[チュッ]

｢え!?｣
｢えへへッ｣

なんと、耳にキスされてしまった。

｢キーフォルダーのお礼！｣
｢あっ…うん。ありがろう…｣

多分今、俺の顔は真っ赤だろう。
その後俺たちは、夜遅くまでずっと、いろんなことを話した。
結局なんで菅谷さんが泣いていたのかは分からなかったが、
それでも菅谷さんが笑ってくれたから、よかったと思った。

つづく

梨沙子ﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!
乙

作家さん乙。
荒らしは無視。終わったなとかしつこく言ってるのも荒らし。
耐えどころですよ

訂正です。
>>387と>>388で菅谷って呼び捨てになっているところは、全部菅谷さんなんです。。。
あと、>>394のありがろうになっている所も、ありがとうです。ごめんなさい。
今後気をつけます。

素敵な思い出氏､乙！です！
梨沙子可愛いです､惚れそうですｗ
頑張って下さい！

嵐に負けるな

くそぅ皆して俺の梨沙子の唇を！

キスネタが流行？

キスなんてかれこれ何十年もしてねーな

どれが嵐だよ

素敵な思い出さん乙です。
りさこｷｬﾜ

バレンタインデイキッス♪

そうかぁ今日はバレンタイン伯爵の命日ですか
南無南無〜

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マイハマン巡回中！

素敵な思い出さん乙です。
これからの展開に期待
素敵な思い出氏､乙！です！
素敵な思い出氏､乙！です！

バレンタイン短編に期待保

皆さん乙

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マイハマン巡回中！

「それで何個目？」
徳永から貰ったチョコをカバンの中にしまっていると誰かが声を掛ける
振り向くと清水が笑顔で俺を見つめていた
「えっと･･･５個目かな」
「５個も貰ってんの！？凄いじゃん！！」
間髪入れずに清水が大きな声を出す
『凄いじゃん！！』って言うわりには表情が全然驚いてないのが･･･
そんな清水に向かって強調して言う
「全部『義理チョコ』だから！！」
その言葉を聞いて『だと思った』と笑いながら清水が言った

確かに女友達が多いからバレンタインデーにチョコはたくさん貰えるけど･･･
やっぱり義理チョコよりも本命のチョコを１つでいいから誰かから貰いたい

そんなことをカバンの中に入っている５個の可愛くラッピングされた箱を見つめながら考えていると･･･
（ゴトッ）
俺の見てる最中にカバンの中のチョコは５個から６個に増えた
顔を上げると清水が俺を見つめていて･･･
「義理チョコだから気にしないでね♪」と笑顔で一言
清水の『気にしないでね』の言葉に１ヶ月後に用意するお返しの数が６個に増えたのが決定した

乙

「２月１４日…。」
今時珍しい日めくりカレンダーを見て繰り返し心無く呟く。
今日のこの日は世界中が沢山の『愛』に包まれ、色めき立つ日
毎年毎年、母親か近所のおばさんくらいにしかチョコなんて貰ったためしがない
諦めにも似たような溜息をついて重い足取りで家を出る
登校途中には大きな包装紙に包まれた『それ』を小脇に抱えている子を多く見かける
（あの中の誰かに、俺のが…）
何ていう心の片隅に少しの期待を添えて、嬉しそうに走って行く彼女達見つめる。
校門前には既に告白をを済ませ、その想いが届いたのか手を繋いで門を潜っていく姿もちらほらと…
すると一人の女の子が俺の所へ歩み寄ってくる
内心は浮き立つ、でも外面はいつもと変わらずに振る舞う…が、…
その子は見事俺をスルーして、俺のすぐ後ろを歩いている男の方へ…
（そりゃそうだよな…）
でもまだ諦めた訳じゃない。まだ下駄箱という、いかにもオーソドックスな場所、俺にとっては
最後の砦がまだある！
皆にはバレない程度に歩行スピードを加速させる
勢い良く下足室の扉を開け放ち、急いで自分の下足箱を空けて見ると…
「…………。」
俺は教室に向かった。

>>413
教室に入ると、いつもは時間ギリギリに登校してくる奴を多く見られる
熱心に自分の机とその中の丁寧に磨いているのだ
磨き終わった男子は女子にチョコをねだっている
「義理でもいいからチョコくれよ〜！」
何とも情けのないことか…俺はあそこまでして男を落したくない
自分の席に着いて終始そのやりとりを見つめながら、俺はここにきてようやく一番期待
できるあいつを忘れていた
（…あいつは…俺にくれる…かなぁ？）
幾ばくかの期待と不安を織り交ぜながら、俺は彼女を待っていた
「おはよ〜！」
教室中に響き渡る、いつもの元気な声に反応して俺は咄嗟に振り向く
「菅谷…だけか…」
別段菅谷には期待等しているわけではない
菅谷の少し後に『おはよ〜』と、至って普通の朝の返事が漏れる
（来た…）
「雅ちゃんおはよ〜！」
夏焼の周りを取り囲むようにして女子、一部男子が群がる
「雅ちゃん聞いてよ〜！あのね△△がさっきから〜…」
等と雅に愚痴る女子
それと相対して雅にチョコをねだる男子…。
俺は軽蔑の目で男子を見る
（雅がお前らにチョコ何てやるわけないだろ…）
と、内心そんな事を思っていた俺だが、実際はその逆をいくかたちとなった

>>414
鞄の中から小さな袋に収められたチョコを雅は手渡していた
信じがたい雅の行動に唖然とする女子と俺。
「でも義理チョコだよ〜！」
苦笑いを浮かべながら言う雅に男子は、嬉しさのあまり泣き出すやつもいた
「うわぁぁぁん、ありがとぉぉぉ夏焼ぃぃぃｔｒｙｈｇｄｖｃｓ…」
最後は何を言ってるのか聞き取る事が出来ない
呆然と見守る俺に、菅谷が話しかける
「みやーも変わってるよねぇ…。」
二つ返事の俺に菅谷は「君はもらったのかな？」と卑しい顔をして迫る菅谷を追い払って
横目でチョコを手渡している雅を眺めていた
暫く雅を眺めていると、こっちにやってくる！
義理とは分かっていても高鳴る俺の心
「はい！田中君にもチョコ！」
朝の女の子といい、雅といい何故俺を悉くスルーしていく…
撃沈した俺はその日沈んだまま１日を過した

>>415
いつから俺と雅の距離はこんなに開いてしまったのか
昔は何をするにも一緒だったのに
いつも俺の後を着いて来た雅はもういない…
「義理チョコぐらいくれてもいいよな〜…。」
幼稚園、小学校の低学年時に一緒になって遊んだ思い出の公園のベンチで一人呟く
今日の雅は俺以外の男子には皆、義理ではあるもののチョコを配っていた
「幼馴染だったら…。」
「やっと…、やっと見つけた…。」
俺の目を覆うひんやりとした手に、俺は「えっ？！」と振りかえる
「み、雅…。」
「もう学校中探したんだよぉ！……でも、やっぱりここにいると思った」
赤く染まる雅の頬に、吐き出される淡く白い息に、俺は天使でも見ているかのように雅に見入ってしまう
「そ、そんなに見られると、…て、照れるよ…」
「あ、ご、ごめん。」
「…き、今日は何の日だか知ってる？」
突然の雅の問いに、焦る俺
でもここで「バレンタイン」と言うと恥ずかさが余計に増すと考えてしまう俺がいる
「さ、さぁ…何の日だったかなぁ？」
「も〜お！知ってるくせに〜！」
と俺の頬をグリグリと引っ張る雅の顔には笑みが毀れる

>>416
それから暫く公園を眺めた後に、雅がおもむろに立ち上がる
「そろそろ帰ろっか？」
結局チョコを貰えなかったのか、と内心諦めた俺も「そうだな…。」とポツり…
並んで歩く２人の影は短くなっていく…
「ん？」
今まで並んでいた短い影が急に俺の視線から外れる
振り返ると、雅は下を向いて立っているだけで、他に何の動きもみせない
「どうした？」
「………。」
押し黙ったままの雅に、俺が駆寄ろうとすると
「越えられないかな？」
「えっ？！」
雅の問いの意味が分からず、俺は返事をする事が出来ない
「だ、だから…幼馴染とかじゃなくて…その、こ、こ、恋人…とかに」
「……。」
突然の雅の告白に、嬉しさのあまりまた返事を出来ないでいる俺
「な、何とか言ってよ…」
更に頬を真っ赤にして言う雅に、俺は「こ、こちらこそお願いします！」と頭を下げる
そんな俺を見て、一気に緊張がほぐれたのか雅から少しの笑みが漏れる

「チョコはないんだけど…」
公園を後にする間際、雅は俺の頬に軽くキスをした

チョコは貰えなかったけど、それよりも大切な人と一緒に過すこの時が何よりものプレゼントとなった

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜fin〜

>>417
バレンタインという事で思いつきで今書いたため、訂正があるかもしれません
後、タイトルもありがちだし
申し訳ないです。。。
それと「Distance」は近いうちに更新したいと思います

家帰ってからゆっくり読みます
取り合えず乙です!!!

>>288
「はぁ〜・・・」
キッチンを見ながらずっと俺はため息をついていた。
明日がバレンタインということでキッチンで女の子はチョコを作っているのだが。。
当初は良かったのだが、リビングまでチョコの匂いがするし、挙句のはてには夕食にまででた。
甘いものは苦手ではないが夕食にまで出されるとさすがに嫌気がさすわけで。。。
朝起きるとキッチンの方から甘い匂いがする。
キッチンに向かうとどうやら朝からまたつくっているようすだった。
舞波と清水は得意げだったが徳永と菅谷は苦戦していた。
どうやらまだ完成していなかったようすだ。
俺はいつも通り家をで学校に向かった。
いつもなら、あまりいない教室に生徒が結構いた。しかも男子の方が割合が高い。
（これもバレンタイン効果なのか・・・）
そんなことを考えながら自席に向かう。
はたから見たら俺もこいつらと同じ目線で見られているのだと思うと、気持ち悪くなり屋上に向かった。
屋上はいつも通り誰もいなくやっと俺らしい場所を見つけた気がした。
いつも通り寝っころがっていると眠くなり・・・・・・

>>420
「は！いま何時だ」
屋上に時計はなく屋上から見える教室の時計を見ようと覗いていると、女子が着替えている教室をみつけた。
何分間か見ていたが一人の女子と目が合ってしまい急いで隠れた。
「・・・は！俺は何してるんだ。」
急いで教室に戻ると国語の授業をやってた。
「国語の授業はたしか・・・・・・４時間目じゃん」
俺は急いで教室に戻り先生には、保健室にいたといいなんとかばれずにすんだ。
教室に戻ってから５分もすると４時間目は終わった。
「ねぇ〜一樹君どこいってたの〜？」
俺の隣になった舞波が俺に話かけてきた。
「だ・・・だから保健室だって。」
「えぇ〜私２時間目保健室にいたよ。」
「は！？じゃぁなんでここにいるんだよ。」
「体育だったからサボったの。」
「たっくもぅ〜・・・」
「で、本当はどこにいたの？」
「お、屋上だよ・・・」
聞こえないような小さい声で俺は言った。
「ぇ？」舞波は聞こえないようだ。
「だから、、屋上だって。」
「屋上？なんでまた？」
「寝てた・・・」
「寝てたって・・・朝からさっきまで？」
「うん・・・」
それをきいた瞬間舞波は笑はじめた。
「そ、そんなに笑うなよ。」
「だって〜」ずっと笑っている舞波を見るとなんだかやりきれない気持ちになった。
すると廊下から俺を呼ぶ声が聞こえた。

>>421
「一樹〜！チョコつくってきたよ〜」
声がするほうを見ると桃子がいた。
桃子は俺の席までくると俺に大きいチョコをわたした。
「私の手作りなんだから。ちゃんと食べてよ！」
「あ、あぁ。分かってるよ。」
「あ〜桃子ちゃんも作ってきたんだ。」
「うん。そういう舞波ちゃんは？」
「私も作ってきたよ。はい。これ。」
そういって俺にチョコをくれた。
「朝渡しそびれちゃって。」
「ありがとう。」
「じゃぁ私はこれで。」
そういって桃子は消えた。
昼休みになると他学年もチョコを渡したりしにきていた。
俺はというと・・・菅谷と徳永に貰った。雅にはあっていない。
携帯を見るとメールも着ていなかった。
昼休みが終わり５時間目の授業が始まりかけたとき、仁が教室にはいってきた。沢山のチョコを持ってきたながら。
「すみません。ところどころで足止めくらっちゃって・・」
そういって俺の後ろの席に仁は座った。

>>422
「仁はモテるんだな。」
「そんなことないさ。」
そんなことを言っているけど彼のロッカーの中はチョコだらけで大変らしい。
貰いすぎるのも困るということだ。
放課後になりいつも通り雅を待つけど雅は来なかった。
メールをみると雅からきていた。
屋上に来て欲しいというメールだった。
「ごめんな。待たせて。」
「ううん。いいよ。」
メールを見るのが遅れてメールが着てから３０分ほどたってから俺は屋上についた。
「はいこれ。」
雅からチョコを渡された。改めてもらうと嬉しいもので。
「ありがとう。」
「へへ〜」
嬉しそうに笑う雅がそこにはいた。
屋上で雅と一緒にチョコを食べた。
だが、雅はあまり時間がないらしくあまり会話もせずかえることにした。
メールを見てみると友理奈から来ていた。
「今日渡したいものあるから会えない〜？」
俺はすぐに会えると返信し、会うことにした。

>>423
「あ〜一樹。急にごめんね。」
「あぁ、気にしないでいいよ。」
「ありがとう。」
友理奈は笑顔で笑ってくれた。それからバッグからチョコをとりだし俺に手渡してくれた。
「おいしいかは分からないけど・・・」
「ううん。いいよ。それにきっとおいしいよ。」
「ありがとう。」
「ははｗｗ」
「あ・・・あのさ・・」
「何？」
「ちょっと早いお返しだけど。」
俺はそういって友理奈にキスをした。
「ご、ごめんな。急に。」
「ううん。」笑顔で笑ってくれた友理奈。
もう一度キスを俺達はした。

今回はバレンタインということで書いてみましたがちょっと無理があったかも。
その辺はご了承ください。

図書室の主人公さんはチョコ貰い杉ｗｗｗ
でも乙です！

ディスタン短編よかたよ
照れる雅ちゃんにﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!!

　　

Distanceさん、乙です。
雅ちゃんﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!
内容もとってもﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!な内容で良かったです。

図書室さんも乙です。
主人公に殺意を覚えましたｗｗｗ

ディスたん最高

またageちまった
ｽﾏｿ

本当ごめん

>>411

「ありがとう･･･」
清水に半笑いで言う俺
「お返しは気にしなくていいからね♪」
俺に満面の笑顔で返事を返す清水

いつも通りの二人の会話
幼馴染同士で仲が良いからできる言い合いというか･･･
お互いに笑いそうになるのを必死になって我慢していた
わざとらしく『やれやれ』とため息を付いて外を見た俺に向かって清水が言う
「そのチョコは手作りなんだけど･･･」
「何をいまさら･･･毎年チョコは手作りだって言ってたじゃん」
俺が不思議そうに清水の顔を見つめて言うと･･･
「昨日は私の家で雅ちゃんと一緒に作ったんだよね」
清水の言葉に『えっ！？』と反射的に大きな声を出してしまった
そんな俺を嬉しそうに見つめている清水
俺が夏焼に対して好意を持っていることを清水は既に知っているけど･･･
バカ正直に『雅ちゃん』って言葉に反応してしまった自分が恥かしい
何とか冷静を装いながらもドキドキしながら清水に聞く
「そっ、それで･･･夏焼は誰にチョコをあげるの？」
自然な表情をして聞いてるつもりだけど、清水から見たら必死になっているのはバレバレだろう

何も言わずに清水は俺の顔をジーッと見つめていた
俺も清水の顔を真剣な表情で見つめる
お互いに見つめあった状態で３０秒ほど経ってから清水の口が小さく開いて･･･
「ウチの学校の生徒で･･･」
「生徒で！？」
「同じクラスの･･･」
「クラスの！？」

ﾃﾞｨｽはみやヲタ確定だなｗ

>>430

胸の鼓動が高くなる
次の清水の言葉を待つだけなのに･･･
プレッシャーで気分が悪くなりそうだった
清水は微妙なタメを作ってなかなか言わない
何とも某クイズ番組の司会者の様なタメである
清水が遂に次の言葉を言った！！

「･･･そこまでしか教えてくれなかった」
「何じゃそりゃー！！！！」
舌を出して『テヘッ』って感じで笑っている清水に俺が心の底から声を出して突っ込む
さっきまでの緊張感が一気に途切れて疲れみたいなものが『ドッ』と体に流れこんでくる
俺が清水を少し睨みながら無言の訴えをする
清水は『まぁまぁ』と笑いながら言ったあとで･･･スグに表情を真剣なものに戻した
突然の表情の変化に戸惑っている俺に向かって清水が言う
「これってヤバいんじゃないの？」
「何で？」
全く話が掴めていない俺を見つめながら清水がゆっくりと口を開く
「君が雅ちゃんからチョコを貰えなかったら、雅ちゃんはクラスの別の誰かにチョコをあげるってことでしょ？」
「あっ･･･」
「しかも、雅ちゃんは手作りチョコを１個しか作らなかったから確実に本命チョコだろうし」
「･･････」

清水は笑顔で『雅ちゃんからチョコを貰えるといいね』と言い残して自分の席に戻って次の授業の用意を始めた
俺が夏焼からチョコを貰えなかったらクラスの誰かが夏焼からチョコを貰う訳で･･･
しかも手作りの本命チョコとなれば･･･
今日の１日で夏焼と付き合えるか失恋するかの２択が確定してしまうことになる
俺の中では夏焼からチョコを貰える可能性は０％に近い気がしていた

わくわく

ねぇねぇ、聞いて!!!
今日雅ちゃんからバレンタインチョコが届いたよ!!!




はぁ〜…orz

>>432

昼休みが終われば次は最後の授業である体育
給食を食べ終わった後で『昼休みに誰かを呼び出してチョコを渡すのでは？』と思って俺は夏焼の行動を注意深く見ていた
夏焼は昼休みに入ると次の体育に向けて自分の席で体操着に着替えていてた
（あんな可愛い子にチョコを貰ったら誰でも彼女にしちゃうだろうなぁ）
そんなことを考えながら『ボーッ』と夏焼を見ていると･･･
途中で俺の視線に気付いたらしく夏焼が俺の方を見た
突然のことに『あっ！』と小さく声を出してしまう
そんな俺を夏焼はジーッと見つめていた
俺も夏焼を見つめたまま固まってしまって･･･
俺達は数秒間だけ見つめ合っていた

少ししてから夏焼が俺の方に笑顔で歩いてくる
（も･･･もしかして！？）
俺の中で『放課後に呼び出される』とか『ここで渡される』ってキーワードが頭を過ぎる
夏焼は笑顔で俺の前まで来ると立ち止まって･･･

「着替えてる最中なんですけど･･･エッチ♪」
そう言って俺を笑いながら見つめていた
予想外の言葉に呆気に取られながらも夏焼の全身を見てみる
上は着替え終わっていて、これからスカートの下からジャージを履こうとしてい･･･
「ちっ、違うんだって！！」
「嘘だ〜っ！！絶対に見ようとしてたでしょ！！」
必死になって言い訳をしている俺に夏焼は笑いながら『男子って全員エッチなんだもんな〜っ』とか言って笑う
少しの言い合いの後で『残念ながら期待してもらっても上手く着替えるからね』と笑顔で言って夏焼は自分の席に戻っていった

そんな笑顔も凄く可愛くって･･･夏焼が自分以外の奴にチョコを渡している姿を想像すると泣きたくなってくる



（今日中に間に合わないかも･･･ｗ）

雅ちゃんﾊｧ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ﾝ!!!!

>>435

体育の授業は体育館でバレーの練習だった
先生の指示で２人１組でペアになってトスの練習から始まる
昨日と同じ様に友達とトスの練習をしようとするけど･･･

皆が練習を始めている中で俺の相方だけが行方不明で１人余ってしまった
「おかしいな･･･」
慌てて体育館の中を見渡す
やっぱり俺の相方が見つからない
ボーッと立ちつくしていると『トントン』と肩を誰かに叩かれて振り返る
そこには少しだけ困惑気味の表情で清水が立っていた
「パートナーが見つからなくって･･･もしかして君も？」
清水の言葉にコクリと頷く
それを見るなり清水の表情が少しずつ険しくなっていって･･･
「んっ！？顔色が悪いけど･･･何かあったの！？」
俺の言葉に『えっと･･･その･･･』と戸惑っている清水
何が清水を困らせているのか分からずにいると･･･

「すみません！！遅れました！！」
体育舘の入り口から俺のパートナーの声が聞こえてくる
俺は彼に向かって『何してたんだよ〜！』と笑顔で言おうと振り返ると･･･

「ごめんなさい！私も遅れました！」

彼の隣に立っていたのは夏焼だった

>>437

他の生徒達から『何やってたんだよ』とか『同時に来るとか怪しすぎ』とか色々と言われていた
そんな野次に対して２人は笑顔で見つめ合いながら先生の方に行って適当な理由を説明していた
先生に少し怒られた後で彼と夏焼が走って俺と清水の前に来て言う
「悪い！ちょっと用事があって！！」
「佐紀ちゃんゴメンね！」
俺は無理に笑顔を作りながら『遅刻とかありえないんだけど』と彼に向かって言う
彼は何も言わずにニヤニヤと笑顔のまま俺を見つめているだけだった

「雅ちゃん･･･何かしてたの？」
清水が夏焼に向かって小さい声で尋ねる
夏焼は『えっと･･･』と少しだけ恥かしそうに下を向いたあとで･･･

「昨日の･･･例のアレを･･･ねっ♪」
そう言って清水に向かってウインクを１つした

その言葉を聞いた瞬間にショックで頭が揺れて倒れそうになる
必死になって意識を持とうと頑張るけど･･･
夏焼の今の発言が何度も頭の中でリピートされて目の前がクラクラとした

>>438

俺に気を使って清水が場を盛り上げ様と必死に何かを言っていたけど内容は覚えていない
彼と夏焼は清水のジョーダンに嬉しそうに笑っていた
途中で２人は何回か見つめ合って笑ってたりして･･･
一緒にいるのが耐えられなかった

「悪いけど･･･ちょっと調子が悪いから保健室に行ってくる」
盛り上がってる場の空気を読まずに俺は仮病を使って保健室に逃げようとした
そんな俺に夏焼が心配そうな顔をして言う
「大丈夫？一緒について行ってあげようか？」
そんな彼女の優しさが逆に俺の心を傷つける
夏焼に『１人で行けるから大丈夫』って無理やり笑顔を作って言うとフラフラした足取りで保健室に向かう

「やっぱり危ないよ！足元がフラフラじゃん！！」
そう言って夏焼が肩をかしてくれる
数センチ横で心配そうに俺を見つめてくれている夏焼
俺は小さい声で『ゴメン･･･』って呟くと下を向いて涙が溢れてくるのを必死になって隠した
夏焼はそんな俺を見て『大丈夫だよ。スグに保健室に行こうね』って優しい声で言ってくれる

本当に情けなくって･･･
もう２度と夏焼の顔は見れないと思った

ワクワク
あと1時間半、がんばって！ｗ

三ヶ月ぶりに来ました

>>439

「体調は大丈夫なの？」
「･･･まぁ」
「体調よりも心の問題だよね･･･」

家のベッドで横になりながら携帯で清水と電話をしていた
壁にかけてある時計を見ると既に２３時を回っていた
あと１時間で地獄だった１日が終わると思えば･･･それもそれで良いのかもしれない

保健室に連れて行ってもらって体育の授業はそのまま休んだ
夏焼は『先生がいないみたいだから一緒にいてあげようか？』とか心配してくれた
俺は涙が止まらないから保健室のベッドに潜り込んで『大丈夫･･･もう戻っていいから･･･』と言って夏焼を帰そうとした
そんなことを言っても優しい夏焼が俺を１人だけ残して授業に戻る訳もなくって･･･
保健の先生の机の上に置いてある花瓶の水を取り替えたり保健室の掃除をしたりしていた
ただ何も言わずに俺のために残っていてくれていた

授業の終わるチャイムと同時に保健の先生が戻ってきて･･･
夏焼は俺のことを色々と説明してから『それじゃ。先に教室に戻ってるからね』と一言残して教室に戻った
俺はそのまま帰りの会も体調が悪いってことでスルーした
とにかく夏焼を見れなかったし見たくなかった
別に夏焼が悪くないのは自分の中で分かってはいたんだけど･･･

「私のチョコ、今年は君の好きなバナナを中に入れてるから絶対に食べてね」
携帯から聞こえてくる明るい清水の声に『わかった』と弱々しく答える
清水は最後まで俺に気を使ってくれて『それじゃ。明日も学校でね♪』と優しく声を掛けてくれたけど･･･
明日は学校に行く気は全くなかった

>>442

俺は電話が終わった後で『ハァ･･･』とため息を付いた
何も考えずに視界に広がる真っ白な天上を見つめていると･･･

腹が空いていることに気が付いた
失恋のショックで夕食は何も食べていなかったから
どんなに落ち込んでいても体は正直というか･･･
「清水のバナナチョコでも食べようかな･･･」
空しく部屋に響き渡る独り言
俺はカバンを開けると清水のチョコを探す
奥の方から清水のチョコを見つけると取りだ･･････あれ？

手前にあった１個の箱に目が止まる
オレンジ色のリボンで綺麗に包装されたもので･･･
「こんなの貰ったかな？」
不思議に思いながら包装を破ると中には箱と一緒に手紙が入っていた
その手紙には数字だけが書いてあるだけで･･･

「もしかして！？」

俺は慌てて携帯を掴むと書いてあった数字を打ち込む
可能性は低いけど･･･
それでも･･･
何回かの呼び出しコールの後で女の子の声が聞こえてくる
「･･･もしもし」
「もしもし！あのっ、カバンの中にチョコと携帯番号が入ってたから掛けたんだけど･･･」
電話先で相手の女の子が小さく深呼吸をしているのが聞こえて･･･

「夏焼です･･･体調の方は大丈夫ですか？」

>>443

信じられなかったけど･･･
確かに俺の耳には『夏焼です』と聞こえていた
「本当に夏焼なの？」
俺の言葉に『うん』と小さな声で夏焼が呟く　
「だって！！カバンにチョコが入ってたんだけど！？」
「うん･･･バレンタインデーだもん」
その声から電話先で恥かしそうにしている夏焼が思い浮かぶ
実際に見てないから想像の中の夏焼なのに再び惚れている自分がいた

そんな夏焼に向かって俺が言う
「だって！！チョコは体育の時間に･･･」
「だからっ！体育の時間に君のカバンの中に入れておいたの！！」
何度もチョコについて聞き返す俺に向かって恥かしそうに言う夏焼
「アイツに渡したんじゃなかったの！？」
「えっ･･･何で私が彼にチョコをあげたことになってるの？」
質問した俺に驚きながら質問を返す夏焼
全く状況が理解できなくって俺の声が知らずに大きくなっていく
「だって！！一緒に体育の時間に戻ってきたから･･･」
「途中で会ったから一緒に戻ってきただけじゃん！！」
電話先の夏焼の声も大きくなっていく
「戻って来た時に皆に色々言われて笑顔だったし！！」
「だって！！勇気を出して好きな人のカバンにやっとチョコを入れられ･･･」
途中まで言いかけて夏焼の言葉が止まったけど･･･

「好きな人のカバンに･･･やっとチョコを入れられて･･･嬉しくって･･･しょうがなかったんだもん」
勇気を出して夏焼は最後まで言ってくれた

>>444

「本当に･･･？」
聞こえてきた言葉を再確認する様に俺が夏焼に聞き返す
夏焼は恥かしそうに『･･･本当だよ』と小さく呟いた
その言葉を聞いて安心した俺が『ハァ･･･』とため息をつきながら言う
「良かった･･･絶対に失恋だと思ってたから･･･」
「えっ！？」
不思議そうに言った夏焼に俺が言う
「俺も夏焼のことが好きだから･･･絶対にダメだと思ってたんだ」
「ほ、本当に！？本当に･･･私のこと･･････」

･･･そのまま夏焼の声が聞こえなくなる
「もしもし？夏焼？」
慌てて声を掛けると『ヒック･･･』と夏焼の泣き声が携帯から聞こえてきた
「ちょ、泣くなよ！！」
突然のことに戸惑いながら声を掛けると･･･
「だって･･･嬉しくって･･･」
「俺だって嬉しいけどさぁ･･･何も泣かなくっても･･･」
「何よ･･･自分だって泣いてたくせに･･･」
夏焼は涙声ながらも明るい声で笑った

チョコを貰った方も渡した方も泣いてしまうなんて不思議なバレンタインデーだった
それでも･･･
その涙が明日には笑顔に変わっているのだから幸せな１日だったんだろう

夏焼の手作りチョコは甘さの中にほどよい苦さを感じさせてくれていた

　〜おしまい〜

乙ぎりぎりセーフでよかたよかた
どきどきしました内容も時間も

乙！
時間ギリギリに投稿しよって憎い奴だなこのｗｗｗｗｗｗｗ

みやびちゃんみやびちゃん

ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!!!!!
最後までどうなるかとハラハラしました。
乙です。

タイトルください

みやびちゃん幸せでよかったけど、しみハムｶﾜｲｿｽ(´･ω･`)

何とか間に合いました･･･
急いだ分だけ内容が微妙だったりミスがあったら申し訳ありませんｗ

>>449
『Sweet or Bitter』ってことで！

>>450
主人公としみハムは本当に友達って感情だけなので大丈夫ですｗ

秋彩さん乙！

強気な彼女待ち保全

いつもこれぐらい書け

乙乙乙乙乙乙乙乙乙保全ﾌｫ――――――――!!!!

乙

すまんあげてもた

なぁ〜急にだけど、俺的定期的にまとめに人気投票作りたいわ〜。
そっちのほうが作者やるきでるんとちゃう？

自演ばっかでつまらんなるから拒否

自演でしらける程度ならいいけど荒らしが作者追い出しに使い出したらホントにスレ終わっちゃうから拒否

>>458
いいかもな
書いてる奴も自分のランクがわかるしな

まとめの人へ
携帯入口で
http://www.50xi.com/cgi-bin/i.pl?m=0903&u=www.geocities.jp%2Friasho_kids%2Ftop.html
を入れたらいいと思うんですが

>>462
作ったのか？

>>458
ありかもしれんがよけいに荒れる元となると思うからやめた方が良いと思われ

だね
普通に荒れると思う

荒れるのを恐がってたら何も出来ない

2月14日　バレンタインデー
男なら多少は期待してしまう日だ
別にチョコもらえなくても死ぬわけねえけど
やっぱ欲しい…

このクラスなら夏焼か菅谷か嗣永にもらえたら自慢できるだろうなぁ
でも熊井もいいなぁ
…まぁもらえるわけねえけど

カツン　コロロロ…

隣の席からシャーペンが転がってきた
拾って渡すとペコっと頭を下げ、またノートを書き出した

石村は誰かにチョコあげるのかな？
彼氏はいなさそうだけど
…俺もだけど

「あ〜。チョコいっぱいもらいてぇ〜。」
吉澤が大声で言う
2月には言ってから俺の周りはこんな話しばっかだ
「俺生まれてから1度もチョコもらったことねえんだよね」
小川がぶっちゃけ話を始めた
俺もそんなにもらったことないなぁ
1度はあるけどね
女子に軽〜く”チョコちょうだい”とか言えたらいいのに
言えねえけどね

次の日、学校に行くと
石村がお菓子の袋を開けれなくて困っていた

「かせよ」
石村があんなに苦戦してたのが嘘みたいに簡単に開いた
「はい」
「ありがとう」
ちょっと恥ずかしそうにお礼を言う姿がすごくかわいかった

ゴンッ！
小川が跳び蹴りをしてきた
「見てたぞ！藤沢！！
お前石村にチョコもらおうとしてるだろ！？
袋なんかあけてやって点数かせぎしやがって！！
そうまでしてチョコがほしいのか！？」
「何言ってたんだよ！バカバカしい！」
小川の勢いに圧倒されてこんなことしか言い返せなかった
「いや、絶対そーだ！
石村隣の席だしくれそうだから優しくしてるんだ！」
…くれそうか？
確かに欲しいけど…
まず石村がチョコを準備するかもわからないのに期待しても…


「昨日はどうもありがとう」
そう言って石村はチョコをくれた

…普通のチョコ菓子だけど
「あ！桃ちゃん、チョコあげるー」
…みんなにもあげてるけど
今日は13日…明日だったらよかったのに

「藤沢ぁ、俺昨日いいもの見ちゃった」
小川がうれしそうに話しかけてくる
「なに？」
「知りたい？」
小川はすごいニヤニヤしてる
「いや、別に」
「なんだよ！つまんねーなぁ」
こいつは1つ1つのリアクションがデカイなぁ
「言いたいなら早く言えよ！」
「仕方ねえなぁ。そんなに藤沢が知りたいんなら教えてやるよ」
…こいつは
「実は…昨日デパートに行ったら石村がいたんだよ」
「うん」
石村って名前にちょっとドキッとした
「そしたら、石村チョコ買ってたんだよ！」
「へ、へぇ。そうなんだ」
石村チョコ買ってたんだ…
「あれ、お前のなんじゃねえ？」
「なんでだよ」
「だって石村あんまり男子としゃべんないのに
お前にはお菓子くれたりしてるじゃん」
こいつよく見てるなぁ
「いいなー。お前チョコ1個確定じゃん」
そうなのか？くれるのか？
それからも小川はずっとブツブツ何か言ってたけど
俺の頭の中はそんなことでいっぱいになって聞こえなかった

「バイバイ」
石村は大量の本を抱えていた
「バイバイ…何してんの？」
少しでも会話がしたくて話しかけてみた
「あー、私図書委員だから…」
「そういえばそうだったな」
「うん」
「じゃあがんばれよ！」
これ以上話しを膨らませるのは無理だった
ちょっとガッカリしながら歩き出すと

バサバサッ

後ろからすごい物音がする
振り返ると、石村の足元に本が散乱していた

俺は無言で拾うのを手伝う
「え？あ、ごめんね。ありがと」
顔を真っ赤にして石村は言う
その顔がすごくかわいくてすぐに目を逸らした

「ほれ、これで全部だぞ」
拾った本を揃えて渡す
「ありがと」
石村はニコッと笑った
やっぱかわいい…
「気をつけろよ！じゃあな」
今度こそ帰ろうと歩き出すと

バサバサッ

「石村ぁ〜」
さっきと同じ状態になっていた
「ご、ごめんなさい」
石村は慌てて拾い出した
「石村って相当ドジなんだな」
俺はまた手伝いながら言う
「アハハ…」と恥ずかしそうに石村は笑う
ちょっと涙目だったような気もするけど

「よし！これで全部だな」
「うん、ありがとう！今度こそ落とさないように気をつけます」
ペコっと頭を下げて石村は歩き出した
俺も逆方向に歩き出したけど…

「え、なに？いーよ！」
「いいって。石村が運んでたら夜中になっちゃうよ」
本を全部運ぶことにした
最初からこうした方が早かったなって思ったけど
石村の意外な一面を見れたからいいか
「ありがとう」
「あぁ」
石村のほうを見ないで返事した
俺何やってんだ
カッコつけすぎてる

『チョコ買ったんだよね？あれどーするの？』
って聞けねぇし！！

図書室にはすぐ着いてしまった
「ありがとう。本当にありがとう」
石村は深々と頭を下げた
「いえいえ」
「じゃあ私はちょっと整理してくから」
「大変だなぁ。がんばれよ」
「バイバイ」
石村は満面の笑みで見送ってくれた

…石村、何でだろ　俺　今猛烈にチョコが欲しいよ

ついに14日になってしまった
石村はくれるのか？

何事もなく放課後になった
でも石村もまだ教室にいる
渡しにくいのかな？
ちょっと廊下に出てみる

「藤沢くん！」
石村の声だ！ついにキタか？

「…バイバイ」
それだけ言って石村は帰って行った

…終わった　何事もなく

家に帰るとテーブルにチョコが置いてあった
「何これ」
「お父さんが会社でもらってきたのよ
あんた食べる？」
「いや、いらない」
オヤジにすら負けた…
石村のチョコは俺のじゃなかったんだな

ブーブーブー…

携帯のバイブが鳴る
着信表示は
公衆電話

もしかして…

「…もしもし？」
「あ、オレオレ」
「…何？」
「ねーねー、石村にチョコもらえた？」
「もらってねーよ」
「もらってねえの？だせー！勝負かけたのにな」
小川は大声で笑い出した
「勝負なんかかけてねぇよ！俺はただ…」

…ただ石村があんまり困ってたから
ただ助けてやりたかったんだ
好きだったから

…それ俺から言えばいいんじゃないのか？
チョコくれるとか
くれそうとかくれなかったとか
よく考えたら俺の気持ちには全然関係ない

石村に告白しに行こう！

バレンタインに男から告ったっていいだろう
むしろ告らなきゃ男じゃねえ！
振られたっていいんだ

バンッ！

勢いよく玄関のドアを開けた
門で1人の女の子がチャイムを鳴らそうとしていた

「え？あっ…あの…」
「い、石村？」

「遅くにごめん。これほんとは学校で渡すはずだったんだけど渡せなくて…
でもやっぱりどうしても渡したくて
トリュフなんだけど好き？」
「…好き」
「あ、ほんと！？よかっ…」
「チョコじゃなくて石村が好き」
石村は笑うかと思ったのに涙ぐむから
俺も泣きそうになった
ちょっとだけね

…来年は手作りがいいなぁ

上手くまとまらなくて14日に間に合わなかったです
また舞波ものですが…
一応見直しました誤字があったらすいません

乙

>>463
他サイト経由で携帯用に変換されるだけ

作品投下たくさんあったし
みんな面白かったからすごく満足
ミヤビヲタとしてはSweet of Biterが特によかた

バレンタインネタみ〜んな乙です

かなりイイ

チョコレートステークス？

ご無沙汰です
どうしても書きたかった友理奈の番外編です、いきます

『○○さ、千奈美の事好きだったんじゃないの？』
『フラれたところにタイミングよく嗣永さんがきたからＯＫしたんじゃないの？！誰でもよかったんじゃないの？！』
『○○がそんな男だとは思わなかった！』

これは○○が、桃子ちゃんと付き合うとゆった時に私がゆった言葉だ。

自分にゆってやりたかった。

『……好きじゃないよ…松浦くんなんて』
『○○は…桃ちゃんが好きなんだよ、昔っから…ちぃじゃダメなんだよ。だから、松浦くんでガマンしようと思った…忘れちゃった方が…楽なのは分かってる…』

これは○○のおじさんの競輪の祝賀会の時、千奈美が泣きながら私に話してくれた言葉。

似ていると思った。

○○を忘れるために松浦くんと付き合った千奈美。

○○を忘れるために亀井と付き合う、私…

初めて○○会ったのは５年生、同じクラスになった時だった。

その頃私は恋なんてしたコトなくて、自分の気持ちがよくわからなかった。

今ならわかる。
一目惚れだった。初めて好きになった男の子。

――――初恋

同じ頃、千奈美と仲良くなりだした。千奈美と○○が幼なじみだと知って、これはチャンスかも知れないって、思った。

それから○○ともよく喋るようになった。いつも側にいた。

教室の中、何十回も視線、合った気がしてた。

でも恋をしたコトのない私は、うまくアピるコトができなかった。

夏、事件が起きた。
林間学校の夜、部屋で好きな人の話で盛り上がっていた。千奈美の言葉に私は耳を疑った。

「ちぃ、実はね…○○のコト好きなんだぁ…」

色んなものが、音を立ててが崩れていく感じがした。
毎晩秘かに思い描いていた理想のデートとか、憧れていた『付き合う』って言葉とか。

その時一緒に話していた友達は
「そんなの知ってるよー」
「バレバレ〜」
「千奈美わかりやすすぎー！」

知らなかったのは鈍感な私だけ。

その次の日は千奈美の顔をうまく見れなかった。

今思い出しても泣きたくなるような…私にとっては、大きな事件だった。

それでも○○は諦められなかった。でも千奈美とライバルになるなんて、私には無理。

亀井を含めて４人で遊ぶコトは何度もあった。私はいつもドキドキしていたけど、いつからか千奈美にバレないよう注意するようになっていた。
よく見ると千奈美は恋をしている瞳をしていた。
私と同じ瞳だ。

ずるずると時間が経って、バレンタインデー前日。千奈美と一緒にチョコを作った。
２人で○○と亀井に渡すコトにした。

「はい！昨日友理奈と一緒に作りました〜！」
「もらってください♪」
「おーすげぇ！ありがとう！」
「お返し、期待してるよー♪」
「うえぇｗ」

私はすごい頑張った。○○に本命だって思ってもらえるように、キレイにラッピングもした。

告白なんてしなかったけ、私は…きっと千奈美も、特別な気持ちを込めて作った。

ホワイトデー。○○はお返しをくれた。
デパートで買った、千奈美と同じもの。

別に期待なんてしてなかった。これからもっと仲良くなればいいんだ。
告白なんて、ずっと後でもいいって思ってた。

でもそこで意外なコトが起きた。

「友理奈…あのさ…放課後、屋上に来てくれないか？」

私は戸惑った。○○ではなかった、亀井がそうゆってきたから。

「オレ…ずっと友理奈のコト好きだったんだ！」
「でも…その…私は…」

「知ってる！友理奈は○○のコト好きなんだろ？でもオレ、友理奈のコトすげぇ好きで！どーしようもないんだよ！」

悩んだ。もちろん亀井のコトはキライじゃない。
イイやつ。真っすぐで、熱くて、バカ正直。

「……一晩…考えさせて」

次の日、私はＯＫした。
数日はウソの気持ちだったかも知れない。これから亀井のコトを好きになろう、とか思ってた。

でも今は、ううん、今もどんどんどんどん亀井が好きになっていってる。
ワカンナイけど、これも『恋』だと思う。

ただひとつ、初恋が、恋愛に変わった。

私の恋は、現在進行形。

涙が枯れるまで、泣いた夜もあった。

でも私は、色んな気持ち、情熱、忘れない。

今も、心の中で好きな人…

ここまで


本編が煮詰まりすぎているので楽しく書けました

こーゆー過去があって友理奈は今に至っているわけですねー
ももち、千奈美、そして舞波
もどかしい心の動き、葛藤などうまく表現出来るように
それにまだ出てきていないあの子は……？

とかいっぱしの作者ぶってみるｗ

乙！


从*´∇｀)でも久しぶりだから内容おぼえてないよー

ふあぁぁぁぁ
ねみー

>>491-492
すみましぇん

>>394

転校してから数日が過ぎた。友達もいっぱい増え、結構楽しい毎日を過ごしていた。
しかし、今日はとても体調が悪い…。

｢須藤！おはよ！｣
｢あぁ…、おはよ。｣

小川が話しかけてきた。

｢どうした!?顔色悪いぞ!?｣
｢ちょっと体調悪くて…｣
｢そ、そっか…。今日保健の先生いないから、保健室で寝てきたら？｣
｢え？大丈夫なの？｣
｢俺が適当に言っといてやるよ。｣
｢マジで？ありがと。｣

そして俺は、保健室で仮眠することにした。
保健室に行くと、ベッドにはすでに先客がいた。
俺はとりあえず、空いている奥のベッドに座り、寝ている子の顔をのぞいた。

>>494

｢鈴木さん…？｣

寝ている子は鈴木さんだった。
鈴木さんはみごとに熟睡していた。
俺は鈴木さんを見てると、あることに気がついた。

鈴木さんは…舞波に似た雰囲気を持っている。

だから、初めて鈴木さんを見たとき、懐かしさを感じたんだろう。
俺は体調が悪いのも忘れて、鈴木さんの寝顔に見とれてしまっていた。
あっというまに時間は過ぎてしまい、俺は鈴木さんが起きる前に教室に戻ることにした。

俺の心の中には、鈴木さんに対して、変な気持ちが残っていた。
何なんだろう、この気持ちは…

｢おい須藤。ちょっと来てくれ。｣
｢なんですか先生？｣
｢お前たしかまだ、部活に入ってなかったよな？｣
｢はい。まだですけど。｣
｢ちょうどよかった！悪いがここにある資料全部図書室に持っていってくれないか？｣
｢え…。｣
｢他の皆は部活があって頼めないんだ。｣
｢…はい。分かりました。｣
｢悪いな。持って行ったら帰っていいから。｣

そして放課後、俺は先生に頼まれた資料を、図書室に持っていった。
図書室の扉をあけると、そこには夕日に赤く染められた部屋と、鈴木さんの姿があった。

つづく

夕日に血で赤く染められた部屋と、鈴木さんの姿があった

昨日バレンタインものを書こうとしたら、１２時過ぎてて書けませんでした…。
幼なじみさん乙です。

作家のみなさん乙
やっぱりイベントってかテーマがあると
芯が通るっていうか、短編なのに読み応えが
あるっていうか・・・。全部おもろかったっす。

次はホワイトデーでw

糞固定乙

>>496
事件や！事件!!

ネバダちゃん乙

ネバダ萌え

http://en.wikipedia.org/wiki/Nevada-Tan

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::::::.＼:☆ノノハ　ｸｩ〜ﾝ
::::::.ミゝ从 ’ｗ’)つ
::::::⊂＿＿つノ
マイハマン巡回中！

乙

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::::::.＼:☆ノノハ　ｸｩ〜ﾝ
::::::.ミゝ从 ’ｗ’)つ
::::::⊂＿＿つノ
マイハマン巡回中！

人気投票作ってもいいんじゃない？

反対

個人で好きな作品をあげとけ

時代劇に一票

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::::::＼:☆ノノハ　ﾐﾔﾋﾞｶﾞｲｸﾖ
::::::ミﾉﾉl∂_∂'ﾙつ
::::::⊂＿＿つノ
みやびちゃん巡回中！

ほ

第6回モー板系小説人気投票（12月31日まで）
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/ainotane/1126108153/

人気投票やりたいって奴はこのスレ見てくれ

優恋と時代劇と雪が降る季節にが特に好き

あとキャプテンつかさも好きだ

投下待ち保

爽健美茶の人やっぱ雅ちゃんに似てるわ

投下期待保全ﾌｫ――――――――!!!!!!

今のエースは確実にアヒルだろ。

誰？
強気な彼女さん待ち

>>517
前名前貼ったのに覚えてないわ
何だっけ？

>>519
何の冗談？有り得ないだろ
そうゆう事書くから荒れるんだよ

強彼死ね

>>523
また自演か

いや、でもアヒルも頑張ってるだろ。

キム･テヒだったかな？

>>526
雅ちゃんに似てるかはわかんないけど
可愛いよね

うん可愛い

バレンタイン大量投稿でうまい下手がはっきりしたなw

::::::::::::::::::::::::::::::::.
::::::＼:∋oノハo∈
::::::ミゝ州　` ｖ ´）つ
::::::⊂＿＿つノ
アイリマン巡回中！

愛理まんくちゅくちゅ

と

ほ

杜甫

誰かコメディー書ける人いないの？

いるだろうけど荒らしに叩かれてもスルーできる強いハートも併せ持ってるかというと…

おもしろければ基地外以外文句言わないだろ
過去作にあったっけ？

:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.＼:☆ノノハ　ｸｩ〜ﾝ
::::::.ミゝ从 ’ｗ’)つ
::::::⊂＿＿つノ
マイハマン巡回中！

松本が書いてたじゃん

強彼さんｶﾓﾝ

はいはい自演自演

:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.＼:☆ノノハ　ｸｩ〜ﾝ
::::::.ミゝ从 ’ｗ’)つ
::::::⊂＿＿つノ
マイハマン巡回中！

だれか霧氏と１５８氏を呼んで来い！それでコメディータッチのを書いてもらうんだ

お前が呼んでくればいいだろ

ほ

クロ劇だけ嫌い

ほ

州*‘ o‘ﾘ

>>495

｢須藤君だよね？｣
｢あ、うん。｣
｢私、鈴木愛理。よろしくね。｣

恥ずかしがりながら、彼女が言った。

｢よ、よろしく。ところで、鈴木さんは一人で何してるの？｣
｢見てのとおり、本を読んでるの。｣

鈴木さんは持っていた本を読み始めた。

舞波も本が好きだったな…

俺はふと、舞波のことを思い出した。
なぜだろう。鈴木さんが舞波に似た雰囲気を持ってるからだろうか。


｢須藤君。｣
｢え？なに？｣
｢須藤君は本好き？｣
｢うん…、結構好きかな！｣
｢そっか。｣

>>549

鈴木さんは本を本棚に直し、また新しい本を探しながら話し始めた。

｢私ね、本も好きだけど、この図書室の風景が好きなの。｣
｢風景が？｣
｢そう。風景が。特に夕方のね。｣
｢…。なんで？｣
｢だって、ほら。｣

そういって鈴木さんは、図書室全体を指差した。

｢本が夕日色に染まって、ガラスが夕日に反射してピカピカ光って、凄く綺麗でしょ？｣
｢…。そうだね。｣
｢ねぇ須藤君。｣

俺を見る鈴木さんの目は、俺の心の中をすべて見透かしてるように思えた。

｢須藤君は、色々なことがあったんだね〜。｣
｢え？｣
｢なんか目がそういってる！｣
｢まいったな…｣
｢クスッ、頑張りすぎはよくないですよ☆｣

そういい終わると、鈴木さんは本を置いて、図書室から出て行った。
図書室には一人、鈴木さんに心惹かれている俺が残っていた。

>>550

数分後、俺は教室に置いてある鞄を取りに、教室に戻った。
教室のドアを開けると、俺の席に菅谷さんが座っていた。

｢須藤君！｣
｢菅谷さん？どうしたの？｣
｢須藤君の鞄があったから、一緒に帰ろうと思って待ってたの！迷惑だった…？｣
｢ううん！ありがとう！じゃあ帰ろうか！｣

そして俺は、菅谷さんと帰ることになった。
菅谷さんと帰っている途中、菅谷さんが色々話してたけど、
俺の頭の中は鈴木さんでいっぱいで、菅谷さんの話をまったく聞いてなかった。

｢ねぇ須藤君…｣
｢え？｣
｢…。やっぱいいや。｣
｢そっか。｣
｢……。｣

その後俺たちは一言も話さなかった。
菅谷さんを家まで送り、(といっても、隣なのだが）俺も家へと帰った。

つづきます。

ぱんつ

おつ

ほぜん

乙です

微妙

ぱんつくんくん

素敵さん乙です
今後の展開に期待

マニアック待ち続けるから
戻ってこい

桃子ちゃんにフェラチオされたい　四発目
http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1140075665/

みぃ〜さん白東さんも待ってます

皆さん待ってま〜す

マイハマン待ち保

人気投票しようぜ！

自演する気満々だなｗ

>>565はオレじゃねえぞ

人気投票！人気投票!!

人気投票やりたいなら別スレ立てて

久しぶりに更新しました
作者別ページについては５０音順に変更しました

時代劇に一票！

人気投票だけで埋まるから他でやって

>>570
まとめの人乙！

ディスタン１票

格付け板でやれ

>>574
新狼でやれよ

あれ？羊にあるよね？

>>577
それがどうかしたか？

白に一票

強彼さん待ち保

素敵な思い出さんの文章の雰囲気が優恋さんに似てるような希ガス保全ﾌｫ―――――――――!!!!!!

さすがにそれはないかと思われ

どうでもいい

強気な彼女さん待ち保全

自演

だれか…来て…

自演じゃないから

マニアックこいや

:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::.＼:☆ノノハ　ｸｩ〜ﾝ
::::::.ミゝ从 ’ｗ’)つ
::::::⊂＿＿つノ
マイハマン巡回中！

とっとと書けよ
保全ばかりさせるなボケ

毎日どこかでたくさんの人が死んでいく
小さい子供からおじいちゃんおばあちゃんまで
病気や事故により生きたくても生きられなかった人や自ら死を選ぶ人
死ぬ理由もそこまでに至る過程も様々だ
僕の仕事はそんな人々を天国へ送ってあげること
今までに何人もの人を天国に送ってきた
初めの頃は｢まだ生きたい！｣とすがりついて僕に懇願する人たちを見て胸を締め付けられるような気持ちになった
なんとかしてあげたいとも思ったりした
でも結局僕たち天使に出来ることは天国に送ってあげることだけでそれ以上のことは出来ない
天国に送ってあげることがその人にとって幸せなんだって
僕たちのしていることはすごいことなんだって
そんなことを考えていた僕はバカだった
死んでしまった時点でもうその人達に幸せなんて訪れることはないのだ
僕は知ってしまったんだ

天使なんて結局は無力だって

しかしそんなことを考える暇もなく毎日どんどん人が亡くなっていく
そのうちに僕の感覚は鈍っていき人の死に何も感じずただ事務的に仕事をこなすようになっていた
いや…感じないようにしていたのかもしれない
そうしないとやっていけないから…

彼女に出会ったのはそんな時だった

>>591

｢今日は10人か。忙しくなりそうだな。すんなりといってくれればいいけど｣
死亡予定者リストを見ながらその日も僕はいつものように淡々と仕事をこなしていた
ガンで亡くなった老人や旅行帰りに事故に遭い家族を残して亡くなってしまった男性
そんな人達を天国へ送りいつものように一日が終わるはずだった

｢はーあ、最後はちょっと大変だったな。さて、帰るかな｣
Ａ大病院で今日最後の一人を送り終え天界へ帰ろうとして羽根を広げ飛び立とうとしたとき
僕の目に一人の女の子が映った
その子は病室のベットに横になっている人をその傍らでただじーっと見つめていた
ベッドを見つめる彼女は無表情なのにその瞳からはどことなく人の死から来るものとは別の悲しみが溢れているような気がした
それが一体なんなのかはわからないけど僕は催眠術にでもかかったように彼女のその瞳から目が離せなくなった
気がつくと僕はその悲しげな瞳に吸い込まれるように彼女に近づいていた
〜続く〜

乙
なんか新しい感じだな

新作乙です

>>590
保全しかできない無能が偉そうに

偉そうに保全してる奴は氏ね！

ほんとほんと

乙

天使ものっていうと僕に舞い降りた以来ですね
がんばれ〜

I REMEMBER YOUが1ヶ月以内に更新されないと
僕は生きる意味が無くなります

今度から作者に保全させようぜ

即落ち確定だな

>>551

｢鈴木さんか…｣

俺は自分の部屋で、鈴木さんのことを思い出していた。




『ねぇ晃太…。幸せになってね？』
『え…？』
『私が死んでも、私に縛られないで、ちゃんと恋をして、幸せになって…？』
『舞波…』

『自分が幸せにしてあげたいって子探して、その子のこと幸せにしてあげて？』
『…。そんな自信ない。それより！俺は舞波を幸せにしたいよ…！』
『私はとっても幸せだよ？大丈夫。晃太ならきっと探せる。』
『…。』



『晃太には私がついてるよ。頑張れ。』

>>603

鈴木さんは、俺の探していた『幸せにしてあげたい子』なのだろうか。
俺は確かに鈴木さんに惹かれている。しかし『好き』とは言い切れない。


舞波…。俺は鈴木さんが好きなのかな？それとも、ただ気になるだけなのかな？


心の中で舞波に問いかけた。しかし、返事は返ってこない。

「あー!!もう！考えるのは止めよう!!」

俺は気晴らしに散歩に行くことにした。
しかし、一人で行っては迷ってしまいそうだ…。
俺はダメもとで菅谷さんを誘うことにした。
菅谷さんの窓にノックをする。

「どうしたの？」
「いや…、特に用事はないんだけど、暇だったから、ちょっと一緒に散歩しない？」
「え…？」
「嫌だったらいいんだよ??ごめんね！無理言って！」
「…いいよ」
「え？」
「行こう！散歩☆」
「やった！じゃあ菅谷さんの家の前に行くよ！」


「話したいこと…あるしね…」

>>604

菅谷さんが小さな声で何かを言った。

「え？何か言った？」
「ううん！何も！」
「そう？じゃあ行こうか！」
「うん！」

そして俺は菅谷さんと散歩に行くことにした。
この散歩が、俺と菅谷さんの関係を変えるなんて、この時俺は、思ってもいなかった。

つづく

やがいせっくす！やがいせっくす！

素敵な思い出さん乙です！

乙

すがやせっくす！すがやせっくす！

くんくん書いて

書いて

マスかいた