よっすぃ、眠りにつく

保田は石川の手を引く。
「ほら、石川も」
呆然としていた石川は保田の手を振り払い、うつろな目をしたまま、
ふらふらと棺の元へ歩み寄る。

「石川……」
保田はそれ以上何もいえなかった。

「どうしたの、よっすぃー。なんで寝てるの？骨髄移植してもらわないといけないんだよ？
風邪引いちゃうよ？ほんとによっすぃーは自分勝手なんだから」
石川は、動かない彼女の体に向かって、小さな声でそう呟きつづける。

「よっすぃー、おきてよぉ」
まるで楽屋で居眠りをする吉澤を起こすように、やさしく彼女の頬を触る。

ヒヤリ──

冷たく、そして少しだけ固い感触が石川の右手に伝わる。
認めざるをえない現実。

そのことを思い出させるように、
止まっていた彼女の思考回路のスイッチが入る。

「いやぁぁぁ！」
石川は叫ぶ。

「つめたい……、よっすぃーがつめたいの！なんで、なんでぇ！」
メンバーたちにそう叫びながら、棺に崩れ落ちる。

２

石川は何度も何度も吉澤の頬を撫でる。

うそ？なんで冷たいの？
いやだ、いやだ、いやだ、いやだ──

もう一度触ればきっと温かいはず。
そして何事もなかったように起きてくれるはず。

そう願いながら、撫でつづけた。
しかし、先ほどと変わらない、冷たい感触だけが彼女の手のひらに伝わる。

「つめたいよぉ……、よっすぃー、うっく…、うっく…、つめたいよぉ……」
石川は両手で吉澤の頬を包み込むように、手を当てつづけていた。

メンバーの誰もがその姿を見ることができなかった。
石川の吉澤の想う気持ちはメンバーの誰もが知っていた。
もうこれ以上言葉をかけることができなかった。

霊安室は石川の嗚咽だけが響いていた。

しばらくして父親は泣きつづける石川に歩み寄る。
「石川さん、そこまで言ってもらえてひとみも幸せだとおもいます」
そういうと、彼女の肩に手を置く。
その言葉に、石川は嗚咽をあげつつも顔を上げ、吉澤の棺から離れる。

「本当にお気持ちはありがたいです」
そういうと、父親は彼女にハンカチを渡す。
石川はそれをゆっくりと受け取ると涙をふき、
そして小さくお辞儀をした。

「石川……」
保田が石川に駆け寄り、肩をだく。
その保田の肩に頭を乗せるようにして石川は泣きつづけた。

霊安室のドアが開く。
そして、慌てた様子で主治医が入ってくる。
「このたびはお力になれず、残念です」
「いえ、これも運命だったんです。有難う御座いました」
父親は気丈にもそう答えた。

「そろそろ、出発をさせていただいてもよろしいでしょうか？」
葬儀屋の人がそう両親に告げる。
「おねがいします」
両親がそういうと彼らはひつぎを外の車へ運び出した。

メンバーたちは主治医らともに外へ出る。
棺が車の中へと入れられる。両親たちも後に続くように車に乗り込む。

「よっすぃー……」
ただ、メンバーたちはそうつぶやくことしかできなかった。

大きなクラクションの音が響く。

ゆっくりと車は走り出した。
主治医と看護婦たちはその車に向かって一礼をする。
それをただ、眺めることしかメンバーたちはできなかった。


この日、吉澤ひとみの闘いは、幕を閉じた──

　(（ ∩ノハヽヽ
　　 (.ｃ)　´ Д ｀)　いんまら〜 ♪

（ ＾▽＾）＜ここはジンバブエかっ

美貴様スレで誤爆を見たのでどうでもいいですよ

今にきっと…In My LIFE

（　´ Д ｀）＜若気の至りで先輩と口喧嘩♪　何だか今ならよく分かる♪

（キモヲタ）＜いんまらーーーあーあー！！

（　´ Д ｀）＜少々気ままに遊んできたのは♪　夢がたくさんあったから♪

（キモヲタ）＜いんまらーーーあーあー！！！

（　´ Д ｀）＜このままじゃいけないこと♪　とっくにもう気づいてた♪
　　　　　　　　資格取ったりもう一度学校行こうかなぁ　行こうかなぁ♪

（　´ Д ｀）＜今に見ててよ♪

（キモヲタ）＜インマイライ！！

（　´ Д ｀）＜私にだって出来るの絶対♪

（　´ Д ｀）＜今に見ててよ♪

（キモヲタ）＜インマライライ！！

（　´ Д ｀）＜平凡だって幸せがいいなぁ♪

（キモヲタ）＜いんまらーーーあーあー！！！

（キモヲタ）＜いんまらーーーあーあー！！！

おわりか

（*´ ヮ｀)＜ これはぜんぶダーリンの夢だっちゃ

最近こういう駄文多くないか

葬儀は滞りなく終了し、吉澤の遺体は火葬場へと運ばれる。
両親とメンバーたちは火葬場の外で吉澤の遺体が焼かれるのを待つ。

しばらくして火葬場の煙突からは、煙が立ち始める。
それを眺めるようにメンバーたちは空を見上げる。
その日、風はなく、煙はメンバーたちの上をまっていた。

まるで、彼女たちとの別れを惜しむように──

「よっすぃーが煙になっちゃったよぉ……」

もういないんだ。もう会えないんだ。
その想いが石川の瞳を再び濡れさせる。

「天国に行くといいねえ」
飯田はそう呟く。

「絶対行くよ。だって、あんなにみんなのために頑張ったんだから」

吉澤は頑張った。吉澤は立派だった。
彼女の死を絶対無駄にしない。私は絶対彼女を忘れない。
後藤は煙を眺めながらそう答えた。

長い

　 〆⌒ヽ +
　（#‘д‘）＜ 君たちは大阪府の知事をどこまでいじめたら気が済むんだ！

ノノハヽ
´〜｀０

こんばんピンク〜 の後に
こういうの読まされても・・・・・・

メンバーたちは1週間ほどの休養を取る。喪に服すのと、
年少メンバーたちの精神的なショックをとるためだった。
ただ、その間も安倍、矢口を筆頭に年長メンバーは、
追悼番組のゲストとして、多忙な日々をおくる。
某新聞社会長の系列のテレビ局は連日のように、吉澤の闘い、
そしてモーニング娘。の闘いを特集した。

石吉ネタもうええねん

http://cocoa.2ch.net/ainotane/kako/1014/10147/1014751964.html
ここの248からだろ？

泣いた

ビューティフルライフを思い出したよ。･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

こんなの初めて見た

>>20
古参乙

「先生、心停止から1時間です」
看護婦が時計を見ながらつぶやく。
主治医はいったん手を止める。そしてモニターをみる。
乱れていた波形がスッと平坦な波形に変わる。
すでに血圧は測定不能の数値まで下がっていた。

「お父さん、もうこれ以上は」
主治医はそう言って吉澤の父親をみる。

病室の外でその様子を眺めていたメンバーたちはグッと息を飲み込む。
「いや、いや、いやぁ……」
それが何を意味するのかがわかった石川は、
おもむろに病室の中に入ろうとする。

自分が心臓マッサージを続ける。腕がちぎれてでも続ける。
絶対吉澤を助ける。そんな想いだった。
「梨華ちゃん、ダメ。」
後藤が石川の体を抑える。
「いやだよぅ、やめちゃいやだよぅ……。やめちゃいやぁ……」
石川はそれを振りほどこうともがく。
後藤は必死になって石川を抑えつづけていた。

暫くして父親が主治医に答える。
「分かりました」
「あ、あなた！」
母親は父親の腕にすがる。
「ひとみは充分頑張った」
諭すように父親は母親に向かっていった。

それを受け主治医は瞳孔、脈を調べる。
そしてゆっくりと時計をみる。
「午前7時35分、ご臨終です。お力になれずに残念です」

火葬の後、骨を見るのがいちばんキツイよね

人が物になった事を実感する瞬間だね
あの時の臭いが記憶に残るんだよなぁ

全然

火葬の時のゴォーッという音がきつい
さらにその後親戚一同で待ってなきゃいけないのがさらにきつい

いや焼き釜に入れる直前に最後に顔を見るのが辛い

うむ

それそれ

・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・

火葬ってやめてほしいよね


もう生まれ変わりできない気がして・・・

Д ｀;）

見慣れた姿がアッサリ変わってしまうのがイヤ

可愛かった子も骨か

どんどん続きを

よっすの火葬の時は梨華ちゃんは骨拾いに参加していいの？
親族じゃないからダメ？

軽くなってしまうのが本当きつい
箸で持てるくらいになっちゃったんだなって

火葬直前までは覚えてるけど
その後って覚えてないというか実感がなかった

しばらくメンバーたちの上に留まっていた煙は
急に吹き出した北風によって、南の方角へと流れていく。

「東京のほうに向かってるね」
矢口が呟く。

「きっと辻ちゃんのところだよ」
安倍は上を見上げたままそう言った。

「なんか、よっすぃーの姿が目に浮かぶね」
メンバーたちは入院している辻の元へ向かう吉澤の姿に想いを馳せる。

「辻さんのところに行った後はどうなるんですか？」
ふと、高橋が尋ねる。
「お星様になって、私たちをずっとみていてくれてるよ」
安倍はそう答えた。
「なっちはロマンティックだなあ」
矢口が小さく笑う。
「矢口さん、ミニモニ。の歌詞にもありますよ」
加護はそういいながら、流れていく煙を追いかけるように眺める。
「きっと、きっと、吉澤さんは私たちのことを見守ってくれてます」
紺野はそう呟いた。

「そうだね。よっすぃーはモーニング娘。が大好きだったんだ。
だから、私たちをずっと見ていてくれるはず。ね、梨華ちゃん」
後藤は、ずっと空を見上げながら涙を流している石川の手を握る。
「……うん」

その台詞にメンバーたちは空を見上げながら小さく頷いた。

よっちぃのスペアリブ食べたい

お骨になっちゃったら
あーあ…って真っ白だよ頭
諦めの境地というか

なんか縁起でもねえなｗ

感情に蓋をしちゃうからな
そうでもしないと耐えられんもん

俺は今のところ祖父の死しか経験していないのでなんとも言えない

なんか骨になったの見た瞬間って冷静なんだよね
そのあと骨壺に収まって初めて泣けてくる

なっちはどっかの作品で人は死んだら星になるとか見たんだろうな

スレタイｗ
ヒースレでもないし

肉親死ぬのは相当きつい

箱に入れたときにかさばって入りきらないと
へらでざくざくって骨を砕いて詰めるんだよな
しかも最後は頭蓋骨を上からかぶせてギュッと押しちゃう

お袋は痩せちゃって骨がほとんど残らなくて・・
涙が止まらなかったよ

遺骨見ても、生前の姿と同一人物と思えない
信じたくない

親父の骨もぶっとくて入りきらなかったなぁそういや

「ほら、たくさんの手紙がきてるよ」
矢口が事務所の机に詰まれた手紙の束を指差す。
メンバーたちはそれをおのおの開き、読み始める。

「よっすぃーの似顔絵だね」
後藤の開いた手紙からは一枚の絵が出てきた。
つたない絵であるが、それはどうみても吉澤だった。
7歳ぐらいの子供だろうか。小児白血病で骨髄移植を受けた子供からだった。
そこには、“よしざわさん、ありがとう”との文字が書いてあった。
「こっちはミニモニ。だね」
「みんな子供からだね。やっぱ慰問キャンペーンのおかげかな」
おのおのは、励ましの文章、そしてメンバーたちの似顔絵が入った手紙を次々と開封する。

「ほら、みて」
石川は一枚の絵をみつける。
それは心臓移植を待つ患者からの、励ましの手紙に同封されていた。
そこにはベッドに寝ている一人の患者を取り囲むメンバーたちの姿、
そして、その上には微笑んでいる吉澤の姿が描かれていた。
「寂しいんだろうね。元気を分けて欲しいんだろうね」石川は呟いた。
「みんな、ひとりぼっちなんれすよ」
辻は自分自身の入院時の孤独感を思い出す。

適合骨髄が見つかった患者たちからの喜びの声、
いまだ見つからない患者の孤独と悲痛な叫び。
日本ではなかなかみつからない、臓器移植を待つ患者の切実な願い。
そして、家族、友人たちのメンバーたちの活動への期待。
メンバーたちへの励ましの裏にあるそのメッセージを
彼女たちは手紙の山から読み取っていく。
「頑張らなくっちゃ。もう、これ以上私たちが味わった悲しみや苦しみを他の人に
味わわせちゃいけないんだ」
「そうだね」
後藤の台詞にメンバー全員は頷いた。

俺のじいちゃんは薬のせいで骨が黄色かった

ハッピーマテリアルのヒロインの火葬シーンは未だにトラウマ

土葬と火葬ってどっちがいいんだろ
日本も戦前は土葬だったんだよな

俺のばあちゃんのは緑色っぽかったな

吉澤が亡くなってから初めてのライブ、
メンバーたちは姫路セントラルパークにある野外ステージにきていた。
白血病の娘。を救えツアーは恒例となり、骨髄バンク協会のテントはいつものように
張られている。そこで配られる骨髄バンクのパンフレット、その表紙には
吉澤ひとみの笑顔があった。

普段どおりの楽屋。
相変わらず仕事はハード、しかし順調。
そして、何も変わらない日常が戻って来ていた──


「思い出すね」
石川はそのパンフレットを眺めながら、前にこの会場に来たことを思い出す。
「よっすぃー転びまくってたよね」
後藤が答える。
「あの衣装、かっこよかったのにね。転んじゃあ台無しだよ」

前回は雨の野外ステージだったよね。
舞台がぬれてて、何度も転んだっけ。
みんなまた戻ってきたよ。
ねえ、いっしょにあのときの話をしたいよ。
よっすぃー……。

火葬場の臭い思い出してきた

俺のじいちゃん代わりだったおじさんは酒しか飲まなくなって痩せて痩せて
今時ありえないんだけど栄養失調で死んだんだけど
おじさんの親友って人がアルコール漬けだからよう燃えとるていって
なきながら笑ってたのよく覚えてる

子供焼く時間違って灰にしたりしないのかな

うまいこと調節するらしいぞ

泣きながら笑うのは反則だ
まじで泣くぞ

火葬の後の砂台からどこまで細かいのを拾っていいもんか迷う

だめだ親父死んだとき思い出してきた

暗いスレだな(つД｀;)

眠れなくなった

「梨華ちゃん？暗くなってない？」
後藤が心配そうに答える。
「あ、大丈夫、大丈夫。もうね、泣かないことに決めたの」
石川は後藤にそういうと、小さく微笑んだ。

今回は雲ひとつない晴天であった。太陽は徐々に西に傾いてきている。

「吉澤が晴れにしてくれたんじゃない？」
保田がメンバーたちに話し掛ける。
「そういえば、一番転んでたよね、あのステージ」
後藤が答える。
「いや、ごっちんだって転んでたよ」
石川が意地悪そう後藤の腕をつつく。
「いや、なんといってもいいらさんのこけっぷりれすよ」
辻は飯田のひざの上で笑いながら言った。
「なによー、しょうがないでしょ。濡れてたんだし」

いつもと変わらないライブ前の楽屋。
そんなことを言いながら、メンバーたちは思い出話にはなをさかせていた。


「そろそろ準備おねがいします」
会場のスタッフの声がする。
メンバーたちはおのおの最後の準備にとりかかった。

消防の頃いつか訪れるであろう家族の骨を見る時が怖くて仕方がなかった
でも実際に父を火葬した時はすごく冷静だったな
滅多に泣かない上に父を嫌っていた妹が泣いたのが辛かったけど

2036保田圭ください

もう二度と火葬場なんか行きたくないのに
これから何度か行かないといけないんだな

火葬場の小役人が腹立つんだよな
こっちは万感募る思いでいるのに
さっさと骨拾ってくださいとかいいやがった

>>3
保田はそんな石川を可愛く思いマンコに手を伸ばしたじゃないのか

>>75
時間があるから
次の遺体の時間決まってるし

ｶｰﾁｬﾝの葬式なんか絶対行きたくない

親族としては通夜・告別式のろうそくの火を絶やさないように見守ってる時間って
悲しみとかよりも結構しんどいんだよな

俺が死んだときは川に流してください

レインボーピンク聴きながら推しメンとの新婚妄想オナニー中だった俺だがこのスレ開いたら寂しくなった

火葬場の釜が満杯なわけないだろ

んでなんで吉沢が死んだことになってるの？

>>78
親の葬式の時は悲しんでる余裕ない
葬式の準備だとか客の応対とか
全部仕事が終わって2，3ヶ月して始めて色々感じる

葬式やらなんやらで忙しいのは合理的ではある

そうなんだ

家族や友人の葬式に出られる自信がない

特に喪主は悲しんでる場合じゃない

なにこのスレの展開ｗ

>>85
それよくいわれるけど正しいね

会場は満員のファンで埋め尽くされている。
一部には親子席のほかに、白血病で苦しんでいる子供たちとその家族のための
席が設けられている。
ライブが始まる。メンバーたちは、吉澤への想い、病気で苦しんでいる人たちへの想い、
そして、自分たちを応援してくれるファンへの想いを胸に歌い、そして踊る。

ライブは充分な盛り上がりを見せる。
そして、メンバーたちは順調に、最後の曲を歌い終えた。
歓声、そしてアンコールの声が鳴り響く──

滴り落ちる汗をぬぐいながら、メンバーたちは楽屋へと戻る。
「今日は誰も転ばないね」
矢口が笑いながら言う。
「よっすぃーのおかげだよ」
後藤がそう答える。
「みててくれてるかなあ」
石川はすこしだけ切なそうにそう言った。

「ほら、今日は野外だからね。それに星がきれいでしょ」
それを聞いた安倍が楽屋のテントの隙間から見える星空を指差す。

「よっすぃーはお星様になったんだよね」
加護と辻は少し背伸びをしながら上をみあげる。
それにつられるようにメンバーたちは空を見上げた。
そしてそのメンバーたちに向かって安倍は話し掛ける。

「だから、アンコールのMCでよっすぃーに伝えたいことがあるんだ」

「え？なに？」
驚いた顔をしてメンバーたちは安倍のほうをみる。
「あとでね」
安倍はいたずらっぽく笑った。

大災害の時の火葬ってどうなってるんだろ

>>88
喪主は酒飲んでるだけだぞ
大変なのは次男坊とか喪主の長男とか

25超えるあたりから身近な親戚がどんどん死んでいくよ

いしよしを語りたくて参入したけど
つい葬式のことを思い出したもので

>>93
酒いくら飲んでもいいが寝るのはアウト
ろうそくの火の管理しなきゃならん

小説の出るタイミングが絶妙だな

もう父方全滅した

同年代が死にだすとつらいぞ身内より

>>93
ちょっと俺は経験者だ
色んなケースはあると思うがな

葬式だなんだと用事が沢山あることで救われる
何もなかったら目の前の死のことしか考えられないんだから辛い

「え？なに？」
驚いた顔をしてメンバーたちは安倍のほうをみる。
「あとでね」
安倍はいたずらっぽく笑った。

「アンコールお願いします」
スタッフの合図が入る。

「なっちのいうとおり、今日はきっと吉澤も見てます。恥ずかしくないように頑張りましょう」
飯田が掛け声をかける。12人になったメンバーたちは手を重ね合わせる。

「頑張っていきまっ」
「「「しょい！」」」

メンバーたちの声がそろった。

メンバーたちの再登場で会場が沸く。
「アンコール、ありがとー！」
「みんな、ありがとー！」
「親子席のみんな、そして病気と闘ってるみんな、楽しんでくれましたかー？」

アンコールのMCが始まる。安倍の希望で最後は彼女のＭＣだった。

安倍はマイクを持ち、一歩前へ出る。そして話し始める。

「今日はメンバーのみんな、そしてファンのみんな、
そしてお星様になって私たちを見守ってくれているよっすぃーに
報告したいことがあります」

歓声が上がっていた会場は、それを聞いて静まり返る。

大して仲良くなかった同級生が死んだときはなんだか不思議な感覚になった

酒飲んでも酔えないし寝れないよ
物凄い緊張状態なんだろうな

メンバーがもし死んだら俺はどうリアクションするんだろ

（　;´ Д ｀;）＜ﾌﾞｵｵｫｫｫｫｵｵｵ

「実は、私の骨髄を必要としている人がいるんです」

安倍はゆっくりと、そしてはっきりと話した。

会場がざわめく。

「この活動をはじめて、いろいろなことを学び、そして知りました。
そして、吉澤の死は私たちにとても大きなことを教えてくれました。
医療が進んだこの日本でも、まだ助かるべき命があるんです。
そんな患者の苦しみ、そして周りにいる人間の悲しみ。
それを少しでも減らすために、私たちは一生懸命活動しています。
その中の一人が、そしてその人の家族、友人たちの苦しみや悲しみが、
もし私の骨髄で救えるのなら、こんなにうれしいことはありません」


心の中の本当の気持ちを伝えたい。

メンバーたちに、ファンのみんなに、
病気で苦しむみんなに、そして天国にいる吉澤に──

「なっち！」
メンバーたちは声をあげる。安倍はメンバーたちに微笑みかけると、
再び会場のほうを見る。

「というわけで、もう少ししたらちょっとだけお休みします。
ちょっとドキドキなんだけど、みんなも、そして天国にいるよっすぃーも
応援してくれるよね？」
そう言って、会場に笑顔でたずねた。
その瞬間、会場内は大きな歓声と拍手が沸きおこる。

「なっちの骨髄はきっと元気だよ！どこのだれだか分からないけど、絶対治ってね！」
そう言って、安倍は腕を大きく突き上げた。

高校の時
同級生が自殺した時はそいつの親に葬儀への参列拒否された

淡々とコピペしてるこいつは何なんだ

コピペ自体は懐かしい時代のモノだなあ

例えホリエモンでも死んだらなんか寂しい

>>108
いじめて自殺に追い込んだお前が拒否されるのは当然かと

歓声が一段と大きくなる。会場内は異常なまでの興奮に包まれる。

メンバーたちは安倍のそばへ集まる。

「安倍さん、そうだったんですか」
「なっち、よっすぃーもきっと喜んでるよ」

「へへ、ちょっとキザだったかな？」
安倍は照れくさそうに笑った。

メンバーたちは会場の興奮が少し落ち着くのをまつ。そして、飯田は最後のMCをした。

「人は助け、そして助けられ生きています。モーニング娘。もみんなに支えられてます。
そして、私たちがみんなの心を支えることができたら嬉しいです。
私たちの本当の気持ちが伝わって欲しいと思います。聞いてください」

「そうだ！We’re ALIVE──」

俺はまだガキだから連れが死んだとかいう経験ないなぁ

ろうそくの火って消したら怒られるの？

⊂二二二（　＾ω＾）二二つブーン

>>112
ひどいこというなｗ

火葬場で焼け上がった友達の下顎骨が頭蓋骨から外れて転がってるのを見て感情が壊れたのを思い出した

死んでから火葬で骨になるまではろうそくの火をずっとつけてないといけない

消防のころばあちゃん死んだときろうそくの火を絶やすまいと必死だったのを思い出した

連れじゃないけど無いけど同級生が2人死んだな
これがもう何年も前のことだからもしかすると今なら
10人くらい死んでるかもしれないな

可愛い女の子もブサメンな俺も死んだらみんな同じ骨なんだよな

>>115
爺さんの時は大往生で若衆が線香番しろっていわれて
いとこ連中と大酒飲んで線香もろうそくも消えてしまったけど
大笑いされて終わったな

冷たい事言うようだが
骨になったら元が誰であれ骨なんだなと思った

よしこが力尽きたとこからか

ロウソクの火で亡くなった人が迷わないように
歩いていく道を照らし続けるって意味らしい

会場の歓声のなか、曲が始まる。

努力！未来！THE BEAUTIFUL STAR──

そう、私たちは生きているんだ。
そして、人に勇気や元気を与え、そして与えられながら生きているんだ。

流れるように歌い、そして踊りつづけるメンバーたち。
会場の興奮はさらに増してゆく。

メンバーたちは吉澤への想い、そして病気で苦しんでいるひとたちへの想い。
モーニング娘。としての使命感を感じながら歌い、そして踊る。
みんなに、自分たちの本当の気持ちが伝わるように。

よっすぃー、見てる？
みんな頑張ってるよ。
ねえ、私たちモーニング娘。は
ちゃんとみんなに、勇気や元気を与えていますか？
よっすぃーの頑張りに恥じないように、歌えてますか？踊れてますか？

メンバーたちはステージ中央に集まる。
そして、曲の終わりとともに、右手を上に突き上げる。

自分たちの想いが、星空の中にいる吉澤に伝わるように──

そのとき、夜空の星がまばゆく輝き、その光がメンバーたちを包み込んだ。

リュウケミア──吉澤ひとみとメンバーたちの闘い──　　了

＊リュウケミア＝白血病

「そうだ！We’re ALIVE──」

ロウソク消すとどうなるの？

「そうだ！We’re ALIVE──」

>>124
ほんとそう
それまでは親しい人間が変わり果てるのを直視できるとは思えなかったのに

んでこれはあれか？
吉沢にしんで欲しいって言うスレか？

吉澤の追悼コンなのにいいところを全部持っていこうとして
作り話のネタを打ち出す安倍

「そうだ！We’re ALIVE──」

>>129
一族の長老級に怒られるだけ

藤本の料理スレにコピペ誤爆するなよｗ

辻が１番先に死んでるという予言書だろ

この話でよっちゃんりんご食べたら歯茎から血が出てたんだよね
呼んで以来歯茎から血が出るとどきっとする

坊さんの読経には遺族への催眠効果があるのではないだろうか

でも、実際に50人もメンバーがいると10年やれば1人や2人死ぬのが統計上正しいだろ

もうオッサンだし人前で泣く訳にはいかないんだが
親の葬式はちょっと自信ない

>>138
ベーグル食ったら歯茎から血が出たんだよ

骨よっすぃより髪を失い痩せ細ったよっすぃを想像する方が辛い

誰でも泣くさ

>>141
何歳？

梨華ちゃんとごまさんが不憫でならんな

⊂二二二（　＾ω＾）二二つブーン

そりゃののたんもショック受けるわ

親や親族が亡くなったときくらい泣いてもいいんじゃねえかな

親の葬式の時ぐらい堂々と力一杯泣いていいよ

吉澤死んだら葬式行く？

でも、親が80歳以上なら葬式で号泣するのはやめた方がいい
参列者は大往生ですねとか言いたいのに言えなくなるから

なにこのスレ(;´Д`)

じいちゃんばあちゃんを思い出して
寝れなくなってしまった
ウイスキーやって早く寝ないと

この元ネタってなんだか知ってる人いる？
ttp://kaorin00.hp.infoseek.co.jp/hakanaiyuki.htm

⊂二二二（　＾ω＾）二二つブーン

ﾍﾞｸﾞｰﾙ食いたくなってきた

小説ならかくれんぼをおすすめする

>>158
kwsk

最後の吉澤が病院に運ばれてからの
辻の描写が安倍卒コンの時の辻そのまんまで｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

>>158
あれいいねえ

>>158
矢口と加護がかくれんぼしてたら加護がそのまま死んじゃって見つからなくなったんだっけ？

>>162
ちょっとちがう

ハロメンも実際一人死んでるしな
あの頃ヲタだった奴がどれくらいいるかわからんが

ピンクスレとこのスレ行ったり来たり
なんかおかしくなってきたから寝る
そのまま死ぬことないように願いながらな

おいなんか凹んできたじゃねえか
不安だし怖いし寂しいし

相互リンク

久々に導かれし娘。神々の印、カテキョ、シアタ-etc
http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1138014726/

>>159
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7323/hozon/kakurenbo.html

俺は親族の葬式でも部屋の端で本読んでるタイプ

>>168
昔は感慨深く読めたんだけど
今は矢口を嫌いになってるから矢口視点の小説ってだけでNGだな

吉スレではないのか？

大人の雑談スレ

親より先に逝きたくないな
親の骨はちゃんと拾ってやりたい
あと親が死ぬ前に孫の顔を見せてやりたいな

http://f17.aaa.livedoor.jp/~goldmak/pumpkin/data/3262.jpg

親の骨をちゃんと拾ってやりたいという感情はなんか理解できるようになってきた
どういう感情なのか上手く説明できないけど

吉スレのようなものかも

よっすをきっかけに命について親について考えるスレ

吉澤の死を無駄にしちゃいけない
俺たちが何かを残していかないと

いや死んでねぇから

よっすぃ死んだことになってるのかよw

（-人-）

拝むな拝むな

柳原さんの死から俺たちはなにを学んだのか

三菱車は買うな

俺もよっすが白血病になったらドナー登録するかも

十勝型事故

俺が助けられるとしたら寺田さんかガキさんかこんこんだけだ
Ａ型に生まれたかった

そして地獄行く




細木が絶対地獄いくと思う

俺O型
待ってろ吉澤

待ってないっつーの

貧血体質な俺に娘｡メンの血を輸血してくれ

（ ;´ Д ｀;）