【小説】リア消だったら誰に告ってた 第34章【キッズ】
連載中作品
【秘密国家公務員】 清水 他 (羊で連載中)
【小学6年生〜春〜】 夏焼・村上 他
【時代劇(仮)】 村上・嗣永・石村 他
【幼なじみ】 徳永・嗣永
【遠い夏の日】 夏焼
【Distance】 清水・鈴木・村上 他
【上京恋愛】 夏焼
【夏の終わりに】 菅谷
【白い東京】 梅田 他
【マニアック問題】 熊井・徳永
【ともだち】 村上・矢島
【イノセントウォーズ】 徳永・熊井
【センチメンタル】 嗣永・矢島
しばらく更新のない作品
【Bye Bye またね】(旧題【下宿編】)
【夏休み】
【妖精の奇跡・マイマイのイタズラ】
【I REMEMBER YOU】
【好きになっちゃいけない人】
【ゴールデンルーキー】
【QUIZ】
【風の声】
【スカーレット】
【バレーボーイズ】
【彼女までの愛の距離】
【恋愛シミュレーション21】
【新連載2(仮)】(長期休載宣言)
【恋のEtude】
【電車の中の恋心】
【恋への記憶】
【GROWING UP】
【永遠の絆】
【BOYS〜二人の女の子〜】
【妖獣ハンターK太郎】
【最高の思い出】
完結済作品1
【優しい恋の育て方】 15人斬り!
【修学旅行編 】 徳永・嗣永・須藤・熊井・他
【よく効く催眠術】 徳永・他
【プレゼント 】 中島・熊井・他
【特命係 菅谷梨沙子】 菅谷・他
【強くなりたいとゆいたい】 須藤・他
【王子様と2人のお姫様】 石村・嗣永
【舞波短編】 石村
【蝉】(【プレゼント】のシリーズ) 熊井・他
【セミ】(【蝉】の裏側、【プレゼント】のシリーズ) 熊井・他
【雪が降る季節に・・・】 村上
【日本一の鈍感男】 清水
【ロボキッス】 菅谷
【跳び箱】 清水
【友理奈となかさき続編】(【プレゼント】【蝉】続編) 中島・熊井
【満月の猫】 矢島
【ミステリー】 徳永・嗣永・他
【だんしじょし】 清水・徳永・石村・夏焼・他
〜うたたね〜 嗣永
【手を握って歩きたい】 菅谷(2役)・夏焼
【小児病棟】 岡井
【おつかい】 菅谷
【ギャンブラー】 嗣永
【妖精の奇跡・アイリーンの1週間】 鈴木・夏焼
【願かけ】 須藤・他
【さくら満開】 桃子・他
【おもちゃのぜんまい】 清水
【アメリカ】 愛理・夏焼・他
【小遣いUP大作戦】 桃子
【キャプテンつかさ】 武藤(エッグ)・他
【ためいきの日曜日】 石村
完結済作品2
【願かけ】 須藤・他
【さくら満開】 桃子・他
【おもちゃのぜんまい】 清水
【アメリカ】 愛理・夏焼・他
【小遣いUP大作戦】 桃子
【キャプテンつかさ】 武藤(エッグ)・他
【夏の日の君に】 夏焼
【Silent Emotion】 熊井
【緊張のホワイトデー】 清水
【恋は盲目!?】 清水・他
【だんしじょし・ファンファーレ】 萩原・福田(エッグ)
【学校の怪談】 熊井・清水・石村
【笑顔まで距離】 徳永・夏焼・他
【小さな勇気】 石村・他
【富豪デカvs特命係・菅谷梨沙子】 菅谷・梅田・他
【ある公園にて…】 徳永
【本当に守りたい物】 夏焼・嗣永・徳永・熊井・菅谷
【涙の青春ドッチ!!】 徳永
【星の降る丘】 菅谷
【6月の方程式=4・3・2】 清水
【奇跡の出会い】 菅谷・夏焼
【ふたりぼっちの宇宙戦争】 矢島
【俺はもう死んでいる】 菅谷
【こんな恋のはなし】 Berryz
【おりじなるれしぴ】 梅田
【僕に舞い降りた天使】 清水
【不思議な気持ち】 夏焼
【ハッピー・ライフ・ジェネレーター】 夏焼
【白と水色のメッセージ】 熊井
【レディライクな夏】 夏焼
【須藤さん(仮)】 須藤 中島
完結済作品3
【☆友理奈と千奈美☆ 〜ふたりはプリキュア〜)】 熊井 徳永
【夏の涙とスクール雅】 夏焼 菅谷 鈴木
【1日限りのシンデレラ☆】 梅田・熊井
【if・・・】
【夏色の夢】 夏焼
【ウィードクラウン】 熊井
【とびばこ】 菅谷
【私があなたにできること 〜心に残る素敵な時間〜】 石村
【僕に舞い降りた天使】 清水・嗣永・矢島
【A big , little girl】 梅田
【タイトル未定】 菅谷
【思い出のままで・・・】 菅谷
【トライアングル】 熊井
【A big , kettle girl】 梅田
<<おことわり>>
ここに登場する人物・団体・設定等はすべて架空のものであり、
実在の人物・団体・実際の出来事とは一切関係ありません。
ツッコミ用AA
州*‘ o‘リ<内緒になってないんだも〜ん
川*^∇^)|| <内緒になってないわ
( 川 _ゝ)|| <内緒になってないんだが )
从 ’w’)<内緒になってないよ
从o゚ー゚从<内緒になってないとゆいたいです
ノノl∂_∂'ル<内緒になってないですよ
从´∇`从<内緒になってましぇーん
ル ’ー’リ<内緒になってないぞ
|リ・_・`川<内緒になってないだぎゃー
乙
あれ?また落ちたの??
前スレは作者が全然来なかったな
マニアック、白東、ディスちゃん待ってるよー!!!
マニアック頼むから戻ってきて・・・・
保全
ほ
人稲w
また落ちるとこだったよ
>>1 乙
テンプレ補完
連載中作品
【永遠を誓うメロディ 】
【夢のような日々】
【病院であった可愛い少女と紡いだあの日】
【転校生】
完結済作品
【世界で1番好きな瞬間】 嗣永
ノノlp_q'ル<まとめサイト誰か引き継いでよー
フォー
>イケメン なぜ、あんなこと書くの?
ほ
ぜ
保全
保全でもするか
川´・_・リ<保全でもするか
ハイスコアでも見るか
なんかさみしくなったな
誰か投下して、この雰囲気打開してくれ
目覚め一発目の保
ほ
誰一人作者が来ないorz
ついに保全屋さんからもそっぽを向かれたか・・・
協力します 保
とりあえず保全でもするか
連載中にセンチメンタルが無いけど前の章で完結したの?
スレの最後の方を見てなかったんだけど
昨日の深酒がたったのか正が目を覚ましたのは午後の2時だった
頭がズキズキして立っているのが辛かった
若い頃はこんなんじゃなかったはずだ
階段を降りるのにも一苦労した
風呂場で熱いシャワーを浴びた
家には誰もいない平日の午後当然である
まっとうな人間なら仕事をしているか勉強している頃だ
正はニートであるといってもあと1年でニートではなくなる
35歳からなんと呼ばれるのかただ単に無職になるのか
正は知らない別に知らなくても支障は無い
正は正しである名前は変わっても彼の本質はなんら変わらない
10畳のリビングは彼の母親京子の自慢の一つである
欧州製のソファ、京子と父忠明が新婚旅行でいった東南アジアで購入した
紫檀のテーブル壁に掛けられた薄型テレビ床にペルシャ製の絨毯がひかれていた
わかるように金持ちである。両親とも現役で働き続けている。
この家で働いていないのは正1人だ。
弟の仁は大学入学と同時に家を出て今は外資の生保で働いている
働けと両親から言われたことは無い
甘えている完全に正自身働くつもりは無かった
母親自慢のリビングを通り抜け台所に鎮座する冷蔵庫から適当に
食えそうなものを取り出た
どんなに忙しくても京子は正のために料理をつくっていく
正はそれを食べるときもあればそとで食べることもあった
柔らかいソファに腰を下ろし食物を口に運んだ
うららかな昼下がりである採光を重視したリビングには四方から光が入ってきていた
でかけるか
とくに予定はない暇人中の暇人はなにか変化を欲していた
パジャマを脱衣かごに放り込み真新しいスウェットに着替えた
携帯とサイフをポケットにおさめ正は家をでた
つづく
保全でもするか
ニート乙
まだ読んでないけど乙
>>40 よかったら読んでください
これからもがんばります
これキッズ出んの?
ニート氏乙
ここにいるのは似たようなやつばっかだから期待ですなw
なによりこっちに投下してくれた事が嬉しい
ほ
ニートが誰に恋するか楽しみだな
ももみたいのにだまされて絵画買わされる展開きぼんぬ
投下待ち保全
48 :
幼なじみ:2005/11/09(水) 19:19:27 O
たぶん30章の587から続き
「いいです、いいですからぁ!」
「いいじゃないか、おいでよ?お嬢ちゃん、カワイイねぇ…○○のお友達でしょ?でへへ…」
酔いを醒まそうと夜風にあたりに表へ出ていた亨は、神山邸の前にいた桃子の手を掴んでいた。
見ず知らずの親父、亨に手を掴まれて桃子は気持ち悪かった。
「○○のお父さんのお祝いに来たんでしょ?おじさんも今日試合で成績がよくてね、一緒にお祝いしてもらってるんだよ」
「……おじさん、誰?」
「知らないの?おじさんね、鈴木亨ってゆってね、ゴルフの選手なんだよ」誇らしげに話す亨。
「ウソだ!そんな選手知らないよっ!桃子、丸山と神尾米くらいしかしらないもんっ!放して、放してよっ!」
桃子が強引に亨の手を振りほどき、来た道へ走っていったのを、テラスにいた千奈美は見つめていた。
49 :
幼なじみ:2005/11/09(水) 19:22:26 O
「2人はさぁ、小学校どこなの?」
「北小だよ」
「ホント?じゃあ家もこの近く?」
愛と愛理に近寄る亀井を、呆れ気味の友理奈が冷ややかな目で見ている。亀井はそれに気付かない。
「ねぇ友理…」
「ん?どしたの千奈美?」
「ちょっと」そう言って千奈美は部屋を出て友理奈を廊下まで連れ出した。
「今ね…外に桃ちゃんいた」
「え?じゃあここに来るのね」
「ううん、なんか愛理ちゃんのお父さんと喋ってたみたいだけど、走って帰っちゃった……○○に桃ちゃんそこまで来てたこと、教えた方がいいかな?」
「いいんじゃない?気付かなかった事にしなよ」
伏し目がちに言う千奈美だが、友理奈はあっさりと言った。
「でも…」
「私はどうなっても、千奈美の味方だからね」
「ありがと」
友理奈にはいつも助けてもらってる。ホントに大好き。
友理奈の気持ちが嬉しくて、少し泣きそうになった…
50 :
幼なじみ:2005/11/09(水) 19:30:07 O
「はぁ…」
近くの公園まで走ってきてた桃子は、ブランコに座り込んでいた。
「何やってんだろ」と呟くと、自分が情けなくなってしまった。
「ホント何やってんの?」
「え?」
そこへロードレーサーに乗った○○が公園に入ってきた。
「聞いた、てか会ったでしょ?亨おじさん。今祝賀会、父さんの友達のおっさんも一緒でさ。そのおっさんがさ、なんかちっちゃくてギャオス声の子が、玄関まで来て帰ったってゆうからさ…やっぱ桃子か」
息を切らしながらロードレーサーをブランコの柵にもたせかける。
「何帰ってんの?」
と言うと桃子前にしゃがみこんだ。桃子の瞳にだんだんと涙が浮かんでくる。
「……わかんないんだもん…ちぃちゃんの前で、どんな顔していいかわかんないんだもん」
「俺だってわかんないよ」
「そうじゃないよ…ちぃちゃん、○○ちゃんのこと好きなんだよ。私は勝ち誇った顔すればいい?それとも申し訳ないって顔?ワカンナイよ…」桃子は顔を伏せて泣きだした。
「ちょ、待てよ…千奈美は自分から松浦に告白したんだろ?俺は千奈美にフラれたんだしそれに」
「ちぃちゃんがホントに松浦くんなんかを好きだと思ってんの?」
桃子が○○の言葉を遮って強く言う。
「え?…」
「ちぃちゃんは…ずっとずっと○○ちゃんの事が好きなんだよ。私は分かるし、知ってるよ」
そう言うと桃子は泣き始めた。
桃子はホントは優しい。自己主張がちょっと強いから誤解されたりするけど、自分の事より人の気持ちを優先させる事がある。
その桃子の優しい部分が出たんだと思った。
…だから、桃子がたまに見せる涙は、すごくキレイだ。
51 :
幼なじみ:2005/11/09(水) 19:38:19 O
千奈美はありがとうと言ったあと、廊下にしゃがみこんで泣き始めた。
「言いたい事あったら言って。ちぃ?」
友理奈の優しい声に、千奈美がしゃくりあげながら言う。
「……好きじゃないよ…松浦くんなんて」
「え?…じゃあ何で?」
「○○は…桃ちゃんが好きなんだよ、昔っから…ちぃじゃダメなんだよ。だから、松浦くんでガマンしようと思った…忘れちゃった方が…楽なのは分かってる…」
自分に言い聞かせるようにしゃべる千奈美。
松浦くんで我慢なんて贅沢だ、と友理奈は思った。
「そしたら○○がちぃの事好きって言ってくれた。でもそれたぶん違うの…○○はちぃが松浦くんに告白したから、なんかそーゆう、恋愛したい気分になっただけなんだよたぶん」
「違う、ごめん」
「え?何が?」
「…私と亀井が○○に焚き付けたの。アイツずっと煮え切らないし、きっかけあげたくて…ごめんね」
「そっか…でもいいんだよ!○○は桃ちゃんと今付き合ってるわけだしさ、うん!」
無理に笑う千奈美を見て、心が痛くなった。
千奈美は今まで笑顔ばっかり見せてたから…涙を見たのは初めてだ。
52 :
幼なじみ:2005/11/09(水) 19:42:53 O
つづく
バーミヤン乙!
他スレの出張もいいけどここも忘れないでねw
俺は楽しみにしてるんだから
更新乙でした
いつもより多めだな乙
最近叩かれるコトも増えてきたから…
描くのがちょっとこわいけど
レスがつくと嬉しいでござる
乙
千奈美ちゃん考えすぎだよ(泣
幼なじみ乙
幼なじみ乙
保全
ほ
幼なじみ氏、乙!です!
亨サイテーwww
「…だから、桃子がたまに見せる涙は、すごくキレイだ」この一文に作者の強い想いがこもってマスね
千奈美の強がりも切なくてイィ!さりげない友理奈の突っ込みもねw
楽しみにしてる読者が大勢いるので、引き続き頑張ってください!
ほ
幼なじみがんばれ!
州*‘ o‘リ<イケメンくんもにんきがでてきたものですね
前スレのつづき
翌朝、日の出前に二人は眠い目を擦って布団を這い出し、黒装束に着替えて家を出て、近くに生えている大木によじ登った
てっぺんに上れば村が一望できるが、まだまだ周囲は暗く、夜目には自信のある焔と桃でも何も見えない
だが、日が昇ってくるとともに闇の中に大きな建物から順に姿が浮かび上がってくる
「桃・・・・・・あれだよな?」
村の中心に高い塀を廻らせる、大きな屋敷を指差す焔に、桃がコクリと頷いた
「高い塀に堀、そして蔵が三つ・・・・・・まるで砦だな」
「ここは国境も近いから、何かの時には篭城するのかな?」
「かもな。おっ・・・・・・・誰か出てきたぞ」
屋敷の中庭に、一人の男が木刀を手に現れ、素振りを始めた
「背は高いけど・・・・・・・あんまり強そうじゃないな。あれなら俺が・・・・・・・・」
「ダメだよ、ほっちゃん、頭領に言われたこと忘れたの?それに、あれは護衛の人かも知れないよ」
「そうか。護衛の可能性もあるか・・・・・・・おっ、もう一人出てきた」
次に現れたのは少し背が低い男で、先に現れた背の高い男と二言三言話すと並んで素振りを始めた
「あいつもさっきの奴と同じくらいの強さだろうな。俺の相手じゃない」
「でも、護衛の人は斬っちゃダメって言われてるでしょ?」
「・・・・・そうだったなぁ」
焔はむくれながら屋敷の観察を続ける
「あっ!ねぇ、ほっちゃん、あっちの池の方、また一人出てきたよ!」
「どれどれ・・・・・おっ、本当だ!」
三人目の男は池の鯉に餌をやり、先に素振りを始めた二人の男の方に向かった
そして、背の高い方の男から木刀を受け取ると、並んで素振りを始めた
「あの二人がヘコヘコしてるから、あれが主人だろうな」
「みたいね。あの男が私の標的か・・・・・・・・ほっちゃん、どう思う?」
「なんか、ヒョロっとしてて、しまりのない顔で、弱そうだけど・・・・・・・・」
「ええっ?整った感じの顔立ちで、優しそうないい男じゃん!ほっちゃん、見る目ないよぉ!」
「お、おなごはああいうのが好きなのか?でも、弱そう・・・・・・えっ!?」
突然、主人である優男が二人の隠れる大木の方を睨んだ
「まさか、気付かれたの?」
「いや、普通の人の目だと遠すぎて見えるわけが無い。それに、俺たちは黒装束を着てるんだ。葉っぱに溶け込んでいて近付いても見えないはずだ」
焔の言葉を裏付けるように、優男は首をかしげ、素振りに戻った
三人は半刻ほど素振りを続けたが、素振りを終えると屋敷の中に引っ込んだ
「朝ご飯かな?」
「多分な。炊事のような煙が上がってる」
「私たちも朝ご飯にする?」
「いや、もうちょっとここにいよう。聞いた話だと、あいつらは飯を食ったら道場に向かうらしいから」
「そうだね、一応それも確認しておこうね」
しばらく待つと、屋敷の大きな門が開き、中から二人の護衛と、その後ろから優男が出てきた
三人は村人たちとにこやかに挨拶を交わしつつ、焔らの住む家とは逆方向の村はずれにある建物に向かった
「なるほど・・・・・・・あそこが道場か」
「そうみたいだね。じゃあ、私たちも朝ご飯にしましょう」
朝食を済ませた焔と桃は市に向かうことにした
昨日まで潜入していた里の大人が残していった食料が残り少ないからである
そして、焔の仮の姿の商売道具である砥石の入手もしなくてはならない
だが、先ほど木の上から観察した限りではこの村には市が立っていないように見えた
「ほっちゃん、出かけるよ」
「出かけるって、どこに?市がどこで開かれてるか、俺たちは知らないんだぞ」
「あのねぇ、ご近所に引越しの挨拶に行くのよ。市のことはその時についでに聞けばいいでしょ?」
「あ、そうか・・・・・・おまえ頭いいなぁ」
「そんなの忍びの腕以前の常識じゃない・・・・・ほっちゃん、大丈夫?」
桃は焔の顔を見てため息をついた
「それからねぇ、私のことはおまえ、とか桃、とかって呼んじゃダメよ」
「じゃあ、何って呼べばいいんだよ?」
「あんた、昨日の話をもう忘れたの?お姉ちゃん、でしょ?」
「ああ、はいはい・・・・・わかりました、お・ね・え・ちゃ・ん!」
桃は無愛想に頭を下げるだけの弟、焔を連れて近くの家を回った
流行り病で親を失ったこと、焔が砥ぎ師をしていた父の跡を継いだこと、永住できる地を探して諸国を回っていること・・・・・・
そんな作り話をしつつ、抜け目無く研ぎの仕事の宣伝もして、隣町で市が開かれてることを聞き出した
周囲の十軒ばかりの家を回った後、隣町の市で買出しを済ませた二人が村に戻ってくると、もう西の空は赤く染まりかけていた
二人が標的の江利久家の道場に差し掛かると、ちょうど稽古を終えた村の男達が道場から出て、家路に就くところであった
焔と桃は相談し、標的の亀蔵が出てくるのを待つことにしたが、護衛の二人も含め、三人はなかなか道場から出てこない
痺れを切らせた焔が窓から中を覗くと、三人は中で木刀を用いての打ち合いの稽古を行っていた
護衛の二人が同時に亀蔵に斬りかかるが、亀蔵は最小限の動きで木刀を交わし、あるいは剣先を弾き、優雅に攻撃を避け、隙は逃さずに二人に一撃を入れる
これは確かに俺より強いかも知れない・・・・・・
焔は頭領の言葉をやっと受け入れることができた
三人の稽古は半刻ほど、お日様が完全に沈むまで続いた
「それで・・・・・・どうやって亀蔵さんに接近すればいいかな?」
焔と桃は夕飯をつつきながら、今日一日の亀蔵ら三人の行動を思い出しつつ明日からの策を練る
「屋敷に押しかけるのは・・・・・・何かきっかけがないとなぁ・・・・・・・」
「ってことは、道場と屋敷を往復する間・・・・・・・しかないわね?」
「うーん、そうなると・・・・・・ありきたりだけど、あの方法かな?」
翌日、日没直後
道場を後にし、屋敷へと向かう亀蔵一行の背後から、悲鳴を挙げながら走ってくる娘が一人・・・・・
「キャーーーーっ!!!!助けてぇ!助けてくださぁーーーい!!!」
娘・・・・つまり、桃は、何事か!?と振り返った亀蔵の着物の袖を掴み、そのまま亀蔵の背後に身を隠した
そこへ、三人の、ひと目でならず者とわかる大男が駆け寄る
「おうおうおう、そこの兄ちゃん、その娘をこっちに渡してもらおうか!」
「これ、この娘は怯えておるではないか!そなたにこの娘が一体何をしたというのだ?」
亀蔵はひ弱そうな外見からは思いもよらない毅然とした態度で言い放った
「この娘、俺様の足を踏んでそのまま逃げやがったのよ!その詫びをカラダでさせようってえんだよ。兄ちゃん、邪魔しないでもらいたいんだがねぇ!」
「足を踏まれたくらいで大の男が・・・・・・・情けないと思わぬか?」
護衛の背が高い方の男が亀蔵と桃を守るように一歩前に出ながら言う
「なんだと!?おまえら、やるってぇのか?」
三人のならず者はそう言いながら刀を抜いた
「お主等、このお方が江利久家が次男、亀蔵と知って剣を抜くのか?」
今度は背が低い方の護衛の男が前に出て、腰の刀に手を添えた
「な、なにっ?江利久・・・・・亀蔵!?き、今日の所は・・・・あんたに免じて許してやるよ!」
ならず者は刀を鞘に戻し、逃げるように去っていった
「娘さん、もう大丈夫だよ」
亀蔵は自分の背後で震える演技をする桃ににこやかに微笑みながら語りかけた
「あっ・・・・・あ、ありがとうございます!」
桃は亀蔵の笑顔を見て、胸の奥が締め付けられ、首から上の血が全て顔に集まり、頬から吹き出しそうになるのを感じた
「えっと・・・・そ、その・・・・・・・ありがとうございます」
桃は再び礼を言い、慌てて顔を背けると、任務を忘れてその場から逃げ出そうとした
しかし、そんな桃の腕を亀蔵が優しく握った
「これ、待たれよ。そなた、怪我をしているではないか。手当てしてやるから屋敷に来るがいい」
桃の顔や膝にはいくつかの擦り傷、切り傷があったが、これは桃が実際に襲われたように見えるよう、焔がつけた物である
「えっ?で、でも・・・・・」
「遠慮せずともよい。さあ、行くぞ」
亀蔵はそう言うと桃の背中と膝の裏に腕を回し、抱き上げて屋敷に向かって歩き出した
「よし。上出来だ。ありがとうよ」
桃が襲われたところから少し離れた路地裏で、三人のならず者に焔がそう言いながら銭を渡す
「おい、小僧、上出来だったらもっと銭をよこせよ」
「・・・・・・まあ、そうだな。わかった」
焔はそう言うと懐に手を入れ、小銭を数枚取り出してならず者たちに向けて放り投げた
「おいおい、何だよ!?これっぽっちか?」
「最初から相場の倍の銭を払ってる。文句を言うな」
そう言って立ち去ろうとした焔の胸座を、ならず者が左手で乱暴に掴んだ
「おいおい、小僧、有り金全部出せって言ってるんだよ!わかんねえか?調子に乗ってると・・・・・・・・・」
そう言って振り上げたならず者の右腕が地面に落ち、直後、焔の腰で刀がカチッと鳴った
「調子に乗ってると・・・・・次は左手?それとも首が地面に落ちるってか?」
ニヤニヤと醒めた笑みを浮かべながらそう言う焔を見て、胸座を掴んでいるならず者を置いて、他の二人が逃げ出した
「ねえ、その腕、放してくれない?放してくれないんなら・・・・・・・・・」
腰の刀に手をかけ、ニヤっと笑う焔を見て、放心状態のならず者はやっと自分の置かれてる状況に気付き、焔を開放して逃げ出した
「おーい、忘れ物だよぉ!」
地面に落ちていたならず者の右腕を拾い上げ、焔は逃げるならず者に向けて放り投げた
腕だけとは言え、人を斬る感触を初めて知った焔は、込み上げてくる複雑な感情を純粋な喜びだと思い込みながら家に帰った
つづく
73 :
名無し募集中。。。:2005/11/09(水) 22:19:33 0
↑続くな
ウザイ
消えろ
童貞おっさんはいつもいるなw
何でマンネリって誰も呼んで(読んで)無いのに、長文でダラダラと書きまくるの?
おもしろいならいいけど、つまらないし。
って言うか、完全なスレ違いだし。
このカスやたら更新早いけど、やっぱり童貞無職のおっさんなんだろうね。
このカスやたらageまくってるけど、やっぱり無職の童貞おっさんなんだろうね
こうやってみると、感想書き込みに対し、いちいち文句付けるのはいつも援護派なんだよな
まぁ時代劇の自作自演なんだろうけど
本物の作家にでもなった気分でいるんじゃねーの(爆笑)
ageたりsageたり忙しいですねw
保全活動乙
しょうがないよ放置しようぜ
ほかの作者も投下たのむ
アヒルおいでよw
自作自演というと何でも済まされると思ってるかわいそうな人もいるな
幼なじみ乙
時代さん乙です。
時代劇たん乙
展開はーこれからってとこだね
それにしてもいつも本当に乙です
頑張ってくださいノシ
保全でもするか!
保全してやるよ
センチさん待ち保全
マニアックさん待ち
こまめに保
センチもマニアックもたぶんもう来ないよ
94 :
名無し募集中。。。:2005/11/10(木) 02:01:29 0
だろうな
なら来なくていいよ
両者乙であります!
>幼なじみ氏
どんどん巧くなってる気がする…複数人の感情の入り乱れた感じがとても伝わってきます!
>時代劇氏
ほっちゃんがこれからどうなるのか…楽しみでもあり心配でもあり不安でもありますね!続き期待!
マニアックまでこなくなったら、もうここは終わりだな
ほ
こないのは書けてないからでしょ書けてたらくるよ普通にこない意味がわかんないもん
今は構想を練っているところなんだよ
雰囲気のせいもあるんじゃないの
構想決まっててもこういう雰囲気だったら書きたくないかもしれないし
マニアックとかは今みたいな批判がない最初の時からいた世代だし
特にそういうのを嫌がってるのかも
何にしても作者さん投下キボン
最近マジ寂しくなった
時代劇乙
ほ
時代劇氏、乙!です!
エリック…亀造ですか、でもそれならなんとなく許せるかもw
やんちゃな焔、すれてない(?)桃、どうなるのやら
続きをまた楽しみにお待ちしてます、頑張ってください!
ほ
マニアック降臨待ちほ
頼むから来てくれ
そんな急かさなくても来るって
今けっこうイイ感じやんか
>>71のつづき
一方、桃を抱きかかえたまま屋敷に戻った亀蔵は、入ってすぐの部屋で立ち止まり、小さい方の護衛の男に座布団を用意するよう目で合図した
「薬を用意するからしばし待たれよ。重左衛門!、茶の用意だ。湯を沸かせ!」
亀蔵は桃を座布団の上にそーっと下ろし、自分の身に何が起こっているのか把握しきれずにキョトンとする桃の目を見てニコっと笑った
そして、懐から手拭を取り出しつつ背の高い方の護衛の侍に指示を出し、部屋を出て行った
胸の高鳴りが少し落ち着き、屋敷への潜入があっけなく成功したことに桃が気付いた直後、小さな壷を小脇に抱えた亀蔵が部屋に戻ってきた
「さあ、傷を見せてみよ」
亀蔵はそう言いながら桃の顎の先を優しく掴み、口元の傷に濡れた手拭を近づける
「えっ?い、いや、結構です!自分でやります!」
亀蔵に触れられた顎の先から頬を通って頭のてっぺんまで炎が通り過ぎるのを感じつつ桃が拒絶する
「遠慮するでない。ちょっと滲みるかもしれぬが、我慢するのだぞ」
しかし、亀蔵は逃げようとする桃の体を力強く、それでいて桃に痛みを感じさせずに押さえつけ、手拭を傷にあててそっと拭いた
桃は傷に滲みるかも、と思い身体を硬直させたが、亀蔵はあくまでも優しく、そーっと拭くので、痛みを感じないどころか心地よいとすら感じる
「道場を営んでいると生傷が耐えぬので、傷薬は常備しておるのだが・・・・・・」
顔中の傷の血を拭き取ると、亀蔵は小さな壷の蓋を開け、中に右手の人差し指を突っ込んだ
しかし、壷の中の軟膏は水気を失って固まっており、指で掬い取ることができない
亀蔵はちょっと困ったように眉をしかめると、指先をペロっと舐めて湿らせ、再び壷に指を入れた
今度はほんの少しであるが、桃の顔の傷に塗るのに十分な量が指についた
「この薬はよく効くぞ。拙者もしょっちゅうお世話になる」
そう言いながら亀蔵は桃の額や頬、こめかみの傷にうっすらと薬を塗る
そして最後に、再び水気を失ってしまった指先をペロっと舐め、口元の傷に指を伸ばす
亀蔵の唾液で湿った指先が唇の端に触れた瞬間、桃の精神は飛んだ
「・・・・すめよ、これ、娘よ・・・・おーい、娘よ!」
自分が呼ばれ、揺り動かされているのを感じ、桃はパッと目を覚ました
「おお、気付いたか!薬が身体に合わず倒れたのかと心配したぞ!」
亀蔵が柔らかくて温かい例の笑顔で自分の肩を抱いていることに気付き、桃は慌てて目を逸らし、頬を真っ赤に染めて「大丈夫・・・です」と蚊の鳴くような声で呟いた
転んで擦りむいただけの右膝には包帯まで巻かれている
「傷の手当ては終わったぞ。この程度なら三日もすれば跡形も無く消えるだろう」
そう言う亀蔵に対し、桃は必死に目を逸らせたまま頷いた
「やれやれ、嫌われてしまったか・・・・・・・・・・」
「そんなことないです!」
笑顔を崩さずにため息をついた亀蔵の方を向いて桃は大声で答えたが、目が合った瞬間、再び顔を赤く染めて下を向いてしまった
「気を使わんでもいい。拙者、おなごの扱いには慣れておらぬ・・・と言うか、おなごに触れるのは初めてだ。不愉快な思いをさせてしまったか・・・・・」
「いえ!不愉快な思いなどしていません!本当に、本当にありがとうございました!!」
ここで目を逸らせてはこの上ない失礼なことになってしまう、と感じた桃は、恥ずかしさを堪え、亀蔵の目を見ながら礼を言った
ものすごい恥ずかしさと、それ以上の嬉しさ、そして何ともいえない甘酸っぱさが胸にこみ上げ、口の中がカラカラに乾く
亀蔵の方も桃の目を見ているうちに生まれて初めて感じる胸の苦しさを感じ、桃に次に言うべき言葉がみつからない
胸を去来する複雑な苦しさに戸惑う二人が、決して不快ではない重い空気を感じつつ表情を変えずにじーっと見詰め合っていると・・・・・・・
「若、茶が入りましたぞ」
重左衛門と呼ばれていた背の高い方の護衛の侍が盆に二つの茶碗を載せて部屋に入ってきた
「娘よ、そう言えばそなたはこの辺りでは見ない顔だな。旅の者か?」
重左衛門から茶をひったくり一気に飲み干した二人は若干落ち着きを取り戻した
「はい。研ぎ師の弟と二人で永住できる地を探しております」
「そうか。名は何と?」
「桃と言います」
「桃か。甘く可愛らしいそなたにピッタリのよい名前だな」
「えっ?そ、そんな・・・・イヤですよぉ。ウフフフフっ」
頬を桃色に染め、下を向いて照れる桃の姿を見て、亀蔵の胸が再び高鳴る
「拙者のことは・・・・・知っておるか?」
「江利久・・・・亀蔵殿・・・ですよね?ご近所の方にお話は伺ってます」
「うむ。そうか・・・・・あ、そうだ。この背が高いのが道 重左衛門で、今はこの部屋にいない背が低いのが田中 怜也。うちの道場の師範代だ」
重左衛門は亀蔵の紹介で桃にペコっと頭を下げた
「怜也にも後ほど挨拶させよう。今は夕食を作っておる最中で手が離せぬのですまんな」
「田中さんがお食事の用意をしている?それって、この広いお屋敷に、三人だけで住んでるってことですか?」
「そうなのだ。婆やがおって家事をしてくれていたのだが、腰を痛めたので先月暇を出してから我ら三人交代で・・・・・・・・」
「そうですか・・・・・大変ですねぇ・・・・・・・・」
「そうだ!桃よ、我らの家事の手伝いに明日からうちに来てくれぬか?それなりの手当ては払うぞ」
「ええっ?で、でも・・・・・・いいんですか?」
「そなたのような美しいおなごがいればむさ苦しい男所帯も華やぐ。それに、こんな小さな村では弟の刀研ぎの収入も望めまい」
「それでは・・・・・はい!明日からお世話になります!」
桃は満面の笑みで頷いた
もはや桃の頭の中に任務のことは無く、純粋に亀蔵の傍にいることができる、亀蔵の役に立てることが嬉しかった
怜也の作る夕飯はなかなか出来ず、待つ間、桃と亀蔵は身の上話などをして時間を潰していた
どんなにくだらない話でも、相手のことを少しでも知るため、一言も聞き漏らすまいと必死に食らいつく
だが、幼い頃に死別した母のことを話していた亀蔵が、突然話を止め、桃の頭に手を伸ばした
「桃よ・・・・・・そなた、髪が乱れておるな。母は髪はおなごの命だと言っておった。直さねば・・・・・・・」
亀蔵はそう言いながら桃の髪を弄繰り回したが、髪は整うどころかどんどん乱れていく
「ああっ、桃、すまぬ!拙者、おなごの髪の扱いを知らぬゆえ、直してやることができぬ・・・・・・・・」
「ウフフっ。いいですよぉ。自分で直しますから」
亀蔵に髪を弄られることに何とも言えない心地よさを感じていた桃は、ちょっと残念に思いながら自分の髪に手を伸ばす
だが、髪が乱れていることはわかるのだが、触っただけではどう乱れているのか把握できない
「あの、すみませんが・・・・・・鏡を貸していただけませんか?」
「鏡か・・・・・男所帯ゆえ、この屋敷には無いが・・・・・・・いや、しばし待たれよ」
亀蔵はそう言い残して立ち上がり、足早に部屋を出て行った
しばしの後、亀蔵は小箱を手に嬉しそうに戻ってきた
「母の形見の手鏡だ。これを使われよ」
箱から出てきた手鏡は、薄らと曇っていた
「ああっ、すまぬ・・・・・・・鏡など使わぬから手入れを怠っていたら・・・・・・・・」
「いえ、髪を整えるならこれで十分です」
桃はさり気なく亀蔵の指を触りながら手鏡を受け取った
「これ、なかなかいい鏡ですね・・・・・・・ありがとうございました」
髪を整え終えた桃が差し出した手鏡を亀蔵は受け取らない
「気に入ったのなら、そなたに差し上げよう」
「えっ?ダメですよぉ。お母上様の形見でしょ?」
「道具は使ってくれる人の手元に置かれてこそだ。桃が使ってくれれば、母もその鏡も喜ぶ」
「そうですか。では、ありがたく頂戴いたします」
桃はニコっと笑って鏡を手拭に包み、懐に大切にしまい込んだ
つづく
時代劇こんな時間に乙
朝から時代劇さんのお話しを読めるなんて いい朝だなぁ
あああああももちハァ━━*´Д`*━━━ン!!
とゆうことでオレもももち短編
スタッフの○○と付き始めてから約3ヵ月。
2人はラブラブ♪とは程遠いの…キスもなければ、手も繋いでくれない。なんで?
桃子に魅力がないって事?
そんなはずはない。今日だってこの会場に何千人もの桃ヲタが来てるってのに…
今日は桃子のプライドに賭けて!その気にさせてやるんだからぁ〜!
って事で、楽屋にお菓子をもってきた○○にべったりとくっついてみた。
「○○〜♪」
「うわっ!何?ももち…」
「何、そんな驚いてんの?」
「いや、いきなしなんだもん」
負けないぞー、と決意を新にいつも以上にクネクネしながらもう一度誘ってみる桃子。
「今日さぁ♪○○んち泊りに行っていい〜?」
「えぇっ?!あっうん、いいよもちろん」
「ちょっとぉ!今明らかにイヤそーだったよね?!」
「そんなわけないじゃん」
「じゃあさぁ、なんで桃子と付き合ってからなんもしないのよっ?!」
そう桃子が強くゆったら、○○の顔が急にボッと赤くなった。
「いや実は、付き合うよーになって、あれこれ考えちゃって…いやほらももちまだ中2だし、ドコまでシテいいとか…えぇと、あぁオレ何ゆってんだろ…」
「はぁ?なに?」
「だか――」
○○の言葉を桃子の唇で遮る…
○○の驚きの表情なんて無視して、長くキスしてやった。
実はコレ、桃子のファーストキスで…緊張したぁ…
「んっ、ん…はぁー。何?えっ?」
唇をは離した途端、○○の顔はさっきよりも赤面。きっと桃子の顔も赤いと思うけど…
驚きで固まっている○○に、なんだか色んな意味のため息…
「不安にさせないでよぉ。桃子に魅力がないのかなぁ…なんて、考えこんじゃったじゃん!」
「あぁ、うー。ごめん」
「ごめんじゃないでしょ?!」
「あぁ、うん…好きだよ」
「キスなんて桃子からさせといて…好きじゃないなんて言ったら慰謝料請求して訴えてやる!」
「ひぇーwでも、そんなとこも好き。ももちクオリティ。もう不安にさせないつもり」
「つもりじゃ困る」
上目使いで○○を見てる桃子を見て、ニヘラ〜っと笑って、○○が桃子にキスをしてきた。
もうなんか桃子幸せで、抱きついちゃった♪
そこは楽屋だって事を思い出した時には、既に遅い。
「みやー、みやー!みんな見て〜!スタッフの○○さんとももちーがなんかヘンなコトしてるよー!!」
「りしゃこは見ちゃダメ!」
「○○さん、あなたは大人なんですから、TPOをわきまえてくだサイ」
「いや佐紀ちゃん、これはももちから……」
「そんなことよりそろそろ時間だろとゆいたいです」
「げっ!みんな出て出てっ!ほら、ゆりちな!ラブベリカードは片付けて!あれ?舞波どこいったー?!」
「Berryz工房ー!」
「「「行くべー!!!」」」
从 ▼w▼)<おしまいは
イケメンが調子乗ってる件
うるせーなだったらてめーが書けよ
だってこの短編面白いか?
よんでねーよ
つまらんけど2chなんて所詮チラシの裏だし枯れ木も山の賑わいってことでいいだろ
ほ
時代劇氏、乙!です!
純真無垢な桃にハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!! もしかしたらはじめて桃に萌えたかもw
亀造の朴念仁ぶりも良い感じです
あぁ、ただこのエピソードが幸せであればあるほど…いゃ言いますまい
昨日の夜は読めなかったので、朝昼2回よめて凄い得した気分ですw
続き楽しみにしてます、頑張ってください!
イケメン氏、乙!です!
ももちの一挙手一投足がまるで目に見えるようです、どこかで桃子エナジー補給しましたか?www
佐紀cの冷静な突っ込みもイィ!そして舞波。・゚・(ノД`)・゚・。
純粋に面白かったです、楽しみにしてますので引き続き頑張ってください!
126 :
名無し募集中。。。:2005/11/10(木) 14:21:28 0
糞固定は何をしても糞
上げんなバカ
両者乙
ほかの作家も、どんどん投下するべし
変なのはいるけどスレ自体は今結構盛り上がってると思うけどな〜
時代劇とイケメンが嫌われてるのか
両者乙
バカがひとりいるだけ
132 :
名無し募集中。。。:2005/11/10(木) 15:52:16 0
作者さん待ち保全
ageてもたスマソ
ほ
未完の古参作者もきてくれ
ル ’ー’リ
桃子のイケメンスタッフ凄くおもしろくて良い。続きをぜひお願いしたいです。
138 :
名無し募集中。。。:2005/11/10(木) 19:43:43 0
マンネリってニートなの?
139 :
名無し募集中。。。:2005/11/10(木) 19:45:14 0
マンネリだけは消えて欲しいんだけどだめ?
140 :
名無し募集中。。。:2005/11/10(木) 19:47:59 0
マンネリって何でこんなに才能ないの?
マニアック待ち
そろそろ頼むわ
ほ
作家はトリップつけるようにする?
時代劇調子のるなよ
お前はニートなんだから
このスレから消えてどっかに
就職しろよ
あっち落ちたからあっちの連載中はこっちに書いてもらわない?
いつも思うのだが叩いてる奴って自分がやってることが正しいと思うなら
正論だけで紳士的に展開して新参や中立派を味方に取り込むようにすればいいのに
なんで低脳丸出しのキチガイな一目で荒らしとわかるようなことするんだろう?
あっちはこっちに来た方がいいよ
スレタイに関係なくても面白ければ問題ないんだから
>>147 頭が(ry
相手にしないのが一番だよ
エロ小の住人を見習うべき
でもこっちに書いたら話の途中からになるし読んでない人はわからないよ
あっちに書いてもまとめが長いこと放置だからわからないってのは一緒
保全
最初から貼ってもいいですけど長いですよ‥‥‥
テキストファイルをどっかのロダにあげればいいんじゃない?
やっぱ向こう立てたほうがいいんじゃない?
こっち見てないあっちの住人っているのかな?
松本のはあっちでいいだろ
あっち落ちまくりだもんな
やっぱり統合した方がいいって
時代劇ミスってやんの
やっぱ自演だったか
161 :
名無し募集中。。。:2005/11/10(木) 23:51:07 0
じゃあここには別の書いたりしてもいいんですかね?
その場合恋愛物にしなきゃいけないんでしょうか?
時代劇たん乙です
ももちほっちゃんと・・と思ったらそっちかよw
続き期待してますノシ
いっそのこと松本氏専用にしたら?姪っ子もこっちで
投下待ち保全
ほ
ho
寝る前のほ
作者待ち保全
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
ル ’ー’リ
ほ
今日も来てないか・・・
ほぜん
ほんと同じ作家しかこなくなったな...まぁ、いいけど
新作家にきてほしいって事?アヒルみたいな?wwww
保全
ほ
アヒルでもいいから来てほしい
何がそんなに不満なの
何がそんなに不満なのさ
何このコンビネーションwww
別に不満じゃないけど
アヒルと時代劇はスルーしてるから、ほとんど読んでない
あっちのCAROLみたいな実力派が、こっちには全然いないのが寂しい
こっちには時代劇さんという実力派がいるじゃないか
何だって?
ほ
アヒル待ち保全
今日はくるかな
ほ
195 :
名無し募集中。。。:2005/11/11(金) 18:16:18 O
「転校生」って何?
ageてしまった…スマソ
アフラックの作品じゃなかった?
マンネリ君は自作自演をしたりスレ違いのくだらない話を書かないで、普通の話を書いたらどうだ?
誰かきてくれぇ