帰ってきたBerryz工房のエロ小説を書こうよ26

このエントリーをはてなブックマークに追加
749名無し募集中。。。 :2005/11/13(日) 23:35:53 0
乙です!
750保守:2005/11/13(日) 23:47:19 0
======================================================
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=53440407&owner_id=1169074
// ペドリンさんの日記 //
2005年11月12日
07:22 ヒマ
長崎することねぇ!
居間に家族いたから昨日の娘3つとも見逃したし。

今日は家族で有田焼をみにいって、帰りにスーツを買ってもらいます。
ベリイベなり美勇伝コンなり何らかのヲタ活動に参加する人は羨ましすぎるので、速やかに氏んでくらさい。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=53440407&owner_id=1169074
======================================================
751ヘンタイ和尚:2005/11/14(月) 00:07:25 0
フーゾクファイター・ユリナ

『第七話 エレクトスパーム』

ヘンタイ和尚 作

数多くのエロ男児(時には桃子のような女子も)が集う友理奈のもとには時々妙な客が訪れる。
今日の客もそんな類の男だった。
「まずは服を着てくれ。お嬢さんが裸だったら気が散ってしょうがない。俺は抜いてもらいにきたんじゃないんだ」
男は開口一番そう言うと、友理奈に触れることもなく、じっくり見つめることさえなく、狂気じみた熱心さで「エレクトスパーム」について一方的にまくし立てる。
男は友理奈と性的な交渉を持つつもりは全くないようだ。とにかく誰にでもいいから、語りたいだけのようだ。
友理奈の勤める店は良心的な店で、客が射精し終えても四十五分間はみっちり話し相手になったりと、つかの間の恋人気分を十分に味わわせる。
だが友理奈にとっては他人の話を聞くのはとても疲れることだ。友理奈はなるべく客と会話を交わさずにすませるために四十五分の時間いっぱいかけて射精させるように調整しながらフェラを行なう。客の興奮の度合いを正確に測りながら緩急を調節する。機械のような技巧だ。
だが今日の客のように最初から友理奈とのエロ行為を求めていない人間に対しては友理奈は全くの無力だ。
それでも不思議なもので、こういった客はしばしば重要な情報をもたらす。
風俗店にいるだけで、倒すべき敵の情報が勝手に舞い込んでくるのだ。
大好きな性的行為に従事して金を得ながら待っていればいいだけだ。
フーゾクファイターである友理奈の放つ歪んだエネルギーがそれらを引き寄せているのかもしれない。
友理奈の頭とアソコはエレクトスパームという名にびくんと反応した。
752ヘンタイ和尚:2005/11/14(月) 00:10:14 0
友理奈は男の話すに任せ、男が話しやすいように退屈そうな素振りを示しながらも――この手の人間は往々にして、向き合っている相手が退屈そうであればあるほど饒舌になるのだ――男の話を吟味していた。
男は三十分間滔滔とエレクトスパームを賛美した。驚くことに、男の話には同じ内容の繰り返しは一切なかった。三十分間、実に様々な賛美の仕方、言葉でエレクトスパームを讃えた。男にとって問題なく最上の価値があるものなのだろう。
だが男の話は聞く端から忘れていった。あまりに無意味だったからだ。しかしエレクトスパーム自体は甚だしく引っかかる。
客は三十分間、一方的にまくし立てて満足して帰って行った。
この男の相手をするために与えられた時間はまだ十五分残っている。
その十五分を友理奈は自分の休憩時間として使わせてもらい、エレクトスパームに思いを馳せた。
友理奈の脳の深奥から、友理奈が司令官と呼んでいる声が響く。
「やあ、友理奈。さっきの男が言っていたエレクトスパームというのを知ってるかい?」
「ええ。アバンギャルド音楽グループの名前。訳すと「勃起精子」。ごく一部に熱狂的な支持者を持つ。グループといっても、固定メンバーは大乗氏という天才音楽家一人だけ。
ライブのたびに不特定のサポートメンバーが参加するけど、実質、大乗氏のソロ活動ね。ロックの要素もクラシックの要素も、何もない。その音楽性を正確に示すことは言葉では不可能。悪の音楽とも言われている。または性の音楽。
彼の奏でる音楽を聴いて性欲に変調をきたす者が多発している。大乗氏の生き様は非常に変わっていて、活動日数は六十九日に一回。年間五日だけ。この不思議な男はライブが終わり次第深い眠りにつき、
きっかり六十九日後に行なわれる次のライブまでの間、眠り続けて決して起きない」
753ヘンタイ和尚:2005/11/14(月) 00:11:02 0
「さすがは友理奈。博識だな。ところで、賢明な君はもう察知しているだろうが、その大乗という人物も君が倒すべき敵だ」
「ええ。それはわかってる。でも、少々変なところはあるけど普通の人間みたいだけど」
「そう。人間だ。いつもの敵とはいささか趣向が違う。だが、紛れもなく君の敵だ。どうして君の敵なのかは、彼と深く関わってみないとわからないだろうが」
「でも今回はアブノーマルすぎるエロはなさそうね」
「いや。考えようによってはもっとすごいものが待ってるよ」
「そう」
友理奈は遠い目をした。
「大乗氏を倒せ。いや、救ってやれ。彼はその天才と引きかえに、苦しんでいる」

とあるライブハウス。三百人ほど収容できるのだが、開演一時間前だというのに既に満員だ。息苦しくて辟易だが、早めに来てよかった。もう少し遅かったら入れなかったかもしれない。
ハンカチで口を押さえながら周囲を見渡す。
Berryz工房とは対極に位置する音楽だが、Berryz工房のイベントと客相があまり変わらないことに友理奈はひどく驚いた。
やがてメンバーがひょこひょこ現れ、おもむろに演奏を始める。
何の演出もなく、静かに始まる。やはりアイドルのコンサートやイベントとは全然違うな。
オールスタンディングなので客は立ったままだが、皆、一音たりとも聞き逃さぬとばかりに静かに傾聴している。友理奈がステージに立っていた時には味わえなかったことだ。こういうのもいいかもしれないな、友理奈は少しうらやましく感じた。

―――つづく―――
754名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 00:24:35 0
展開が全く読めねぇええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!
どんな和尚ワールドが花開くのか期待して待ってまつ
乙です
755名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 00:32:08 0
4番だお、ヘンタイ和尚氏乙!
ほんと展開読めない( ´∀`)
ただただ続きが楽しみですわ♪
756名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 00:34:39 0
フーゾクファイター友理奈キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
乙っす♪さてどうなっていくのやらw
757名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 01:17:18 0
保全
758CAROL ◆1991JcDFIE :2005/11/14(月) 01:20:24 0 BE:100422274-#
2回目の更新
759CAROL ◆1991JcDFIE :2005/11/14(月) 01:20:42 0 BE:35865825-#
「これを入れて、と…」
 カーナビに道順を出してもらう。その間、佐紀は持ってきた帽子を被って遊んでいた。
「似合う?」
「うん、よく似合ってるよ」
 ショートカットの彼女が帽子を被ると、何だか男の子みたいに見える。
「ルート検索が完了しました」
 画面表示が旅の始まりを告げる。
「じゃ、出発するよ」
「うん!」
 遊園地への長いドライブが始まった。外は大分暖かくなってきている。
「ここから遊園地まで2時間くらいかかるけど、いい?」
「うん」
 俺がどうして行きたがらなかったか、佐紀には分かっているような気がした。俺が最初難色を示したのは移動する
時間が長すぎて、佐紀といろんな事ができる時間をその分失ってしまうような気がしたからなのだが、彼女はその
気持ちを分かっていると思えたのである。その上で、遊園地に行きたいと言った。その理由は…
「思い出…づくり?」
 至極簡単な答えではある。でも、俺には佐紀が(この旅で)主張を押し通した本当の理由が、何となく見えた気がした。
そして、その答えは多分間違ってはいないと思う。だけど…
「先生、先生?」
「…あっ?うん?」
 佐紀の言葉で慌てて俺は我に返って、それ以上考えるのをやめにした。
「先生に話しかけても、返事がないんだもん」
「あ、ごめん…運転に集中してたんだよ…ヘヘッ」
 嘘っぱちの言い訳をこしらえる俺を、彼女はどんな思いで見ているのだろうか。彼女の心の中を覗けるなら、今すぐ
覗いてみたいと思った。
760CAROL ◆1991JcDFIE :2005/11/14(月) 01:20:57 0 BE:125527875-#
 時計の針は正午になろうとしていた。遊園地まであと1時間。
「どうする?お昼ご飯、向こうで食べる?それともこの辺で探そうか?」
「向こうでいいよ」
「そっか…」
 何だか車内の雰囲気が暗い。俺の頭がまだ働ききっていないせいか、佐紀があまり喋らないせいか、それとも…
俺は妙に気になってきた。
 とはいえ、それを改めて訊いては彼女に悪い。俺は黙ってハンドルを握りなおした。少なくとも車の運転をしている
間なら、これに集中できる分だけ気は楽だ。
 しばらく走って隣を見ると、佐紀はいつの間にか眠っていた。もうすぐ目的地に着くというのに…
「…」
 少しずつ、俺の心に変化が現れている事を、目が覚めたとき、彼女は気がついてくれるだろうか。気がついてくれれば
嬉しいんだけど…
 そんな事を思っているうちに、ナビは俺に高速道路を下りるように言ってきた。ここを降りれば、後は遊園地まですぐだ。
「あ、見えてきた」
 目の前に見える大きな観覧車。今回の旅、3つ目の行き先「ポートピアシティ」だ。駐車場に車を止める。
「佐紀ちゃん、着いたよ」
「ん…ふあぁ」
 助手席で眠っていた彼女を起こす。まだ何か寂しい雰囲気。
「さ、行こうよ」
「うん」
 何だか気の乗らないまま、俺は遊園地に降り立った。
761CAROL ◆1991JcDFIE :2005/11/14(月) 01:21:10 0 BE:150633476-#
 ワンデーパスポートを買って佐紀に渡す。
「わー、可愛い!」
 中にいるぬいぐるみに夢中になる彼女を見ていると、少しだけほっとする。
「さ、どれ乗ろっか?」
「あれがいい!」
 佐紀の指差す方向には、かなり難易度の高そうなジェットコースター。
「え…あれ?」
 いきなりとんでもないものを指名してくれたなと内心苦笑いを浮かべながら、俺は佐紀について行った。
「あ、先生、今なら空いてるみたいだよ!さ、行こ、行こ」
「うん…」
 あんまり気乗りはしなかったが、それでもジェットコースターに乗る。
「こ、こんな上まで上がるの…?」
「そうだよ?」
「うわ、高い…」
 俺がそう言った瞬間、ジェットコースターは下へ向かって加速していく。
「ぎゃあああああああああああああ」
「ひはほーい」
 生きた心地がしない俺とは対照的に、佐紀は実に楽しそうにスリルを楽しんでいる。俺はそんな余裕などない。
「うわぁぁぁぁ」
「たすけてぇぇぇぇ」
 結局、ゴールに着くまで、何度叫んだか分からなかった。それが証拠に…俺の喉が随分痛くなったのだった…
762CAROL ◆1991JcDFIE :2005/11/14(月) 01:21:31 0 BE:172152768-#
「楽しかった」
 ニコニコしている佐紀。対して俺は顔が蒼ざめてしまった。何だか吐き気に襲われている感じだ。
「先生、そんなに怖かったの?」
「あぁ…俺、高いところ苦手なんだよ…」
 高所恐怖症の俺にはこんな所に行く事自体が自殺行為以外の何物でもない。
「あっ、そうだったんだ…ごめんなさい」
 佐紀が俺に謝った。謝らせてもしかたがない。
「いいよ、今回は大丈夫。まだ吐かなかっただけいいよ、ハハハ…」
 そうフォローしてみたが、我ながらちっともフォローになっていない事に気がつく。でも、今の俺の状態ではこれ以上
フォローになりそうな言葉が出ない。
「ちょっと休む?」
「ああ…そうしてもらえると嬉しいかな」
 心配そうな顔で見つめる佐紀の髪を撫でてやる。もっとも…誰のせいで俺がこんな状態になったのかと言えば、
目の前で心配そうな顔をしている彼女のせいなのだが。
「お昼ご飯、食べよっか?」
「うん」
 俺は佐紀と一緒にファーストフード店に入った。
763CAROL ◆1991JcDFIE :2005/11/14(月) 01:21:44 0 BE:64558229-#
 彼女がハンバーガーを食べている間、俺はセットでついてきたポテトをつまみながらコーヒーを飲んでいた。
「先生、大丈夫?」
「うん…まあ」
 胃の調子まで悪くなったのでポテトくらいしか入りそうにない。それ以上入れるとホントに吐きそうな気がしたのだ。
「ごめんね、私がジェットコースター乗りたいって言ったから…」
「いいよ、佐紀ちゃんのせいじゃないから」
 何とか彼女に落ち込んで欲しくない、責任を感じて欲しくないと思って俺は精いっぱいの強がりを見せるのだが、
体がついていかないのだ。
「この後、何乗る?観覧車は最後でいい?」
「いいよ。でも、観覧車…乗っても大丈夫?」
 佐紀が心配そうな顔をして尋ねる。
「大丈夫。ほら、観覧車は早く動かないから多分大丈夫だよ」
 そう言って俺は笑う。もちろん本心からの笑いじゃない。
「ならいいけど…」
 まだ心配そうな顔を引きずっている佐紀に、俺は言った。
「大丈夫だから、もう心配しないで」
 それは、俺の自分への言葉でもあった。彼女がいなくなってからの自分への…
764CAROL ◆1991JcDFIE :2005/11/14(月) 01:21:56 0 BE:32279033-#
 二人していろんなものに乗って、いろんなものを買って…約束どおり最後に観覧車に乗る事になった。巨大な観覧車に
並ぶ人の列。
「結構並んでるね…」
「うん…」
 俺は焦っていた。この後行く予定のところまでの時間を計算したら、もう長居はできないのだ。
「こちら、30分待ちとなっております…」
 長い。間に合うか、非常に微妙だ。でも…ここまで来て帰るのは勿体無い。俺は仕方なく待つ事にした。そこからの時間が
とても長く感じられた。あれほど一分一秒が惜しかったのに…不思議なものだ。
「お待たせいたしました、こちらへどうぞ」
 係員がようやく俺たちをゴンドラへ招いた。時計の針はもう四時を回っている。
「やっと乗れたね」
「うん」
 佐紀が俺の隣に座る。相対して座った方がいいのに…と思ったが、彼女は俺の隣を選択した。
「先生、今日はごめんね。ワガママ言って」
「いいよ。佐紀ちゃんのせいじゃないよ」
 観覧車がゆっくりと上に向かって動き出す。佐紀が目を閉じる。
「…キス…して」
765CAROL ◆1991JcDFIE :2005/11/14(月) 01:22:14 0 BE:200844678-#
 彼女の唇に自分の唇を重ねる。何度も彼女の唇を奪ってきたけれど、何度そうしてもやっぱり緊張するのは何故だろう。
「佐紀ちゃん…こっちに…」
 彼女を抱き締めたまま俺の膝の上に彼女を乗せる。俺の股間に彼女の尻が来る形になる。
「また…えっちなこと、したいの?」
 佐紀の問いに俺は首を横に振った。
「今はいい…佐紀と一緒にいたいんだ…」
 彼女を俺の方に向かせる。そして、またキスをする。
「独り占めしたいんだ、いいかな?」
「いいよ…私も先生と一緒にいたいから」
 少し長くなった日がゆっくりと傾いていく。オレンジ色に染まった観覧車の中で、俺と佐紀はずっと抱き合っていた。
こんな俺にずっと尽くしてくれる彼女を、今は、誰にも渡したくない。手放したくない。俺だけのものにしていたかったのだ。
「だいすきだよ」
 俺と目が合うと、佐紀はそう言ってにっこり微笑んだ。その彼女の笑顔を見ているうちに、俺は何だかとても切ない気持ちに
駆られてしまった。
 胸の奥にしまった言葉が喉まで出かかる。それを必死に抑える俺。もし、その言葉が言えていたら、俺と彼女の運命は
少しでも変わってくれるのだろうか…?
 ゆっくりと下がっていく観覧車の中で、俺と佐紀はずっと抱き合っていた。それ以外に、何もいらなかったのだ。
766CAROL ◆1991JcDFIE :2005/11/14(月) 01:29:18 0 BE:125528257-#
 日が暮れた。俺は猛然と高速道路を飛ばしている。隣では佐紀が買ったぬいぐるみを抱いて眠っている。
「後どれくらいかなぁ…」
 今日のもう一つの目的地、俺がどうしても佐紀を連れて行きたかった場所。そして、二人でどうしても見たかったもの。
それを目指して車を走らせる。
「着いたよ」
 高速道路を下りて、さらに山道を登ること数十分。やっと目的地にたどり着いた。ビルの上やジェットコースターは苦手でも
山の上ならそれほど怖くない。
「ん…ここ、どこ?」
 佐紀が目を覚まして俺に尋ねる。俺はそれには答えず、彼女の手を引いて歩く。
「ここはね…こんなところだよ」
 俺が指差した先に見えるのは、大きな天文台。
「天文台?」
「そう」
 彼女に見せたかったもの、それは、満天の星空。
「さ、早く行かないと、始まっちゃうよ」
 天文台の中へ入ると、もう説明会が始まっていた。
「この星は、太陽系の云々…」
 説明を聞いてもあんまり楽しいものでもないが、いざ天体望遠鏡で星を眺めるとそれは変わる。
「ほら、見てごらんなさい」
 子供連れに混じって立っている俺と佐紀に、おじさんが薦める。
「見てごらんよ」
 俺は佐紀にそう言った。彼女が望遠鏡を覗く。
「うわー、すごい」
 太陽系の惑星を一つ一つ見て、説明会が終わる。後は、二人の時間だ。
767CAROL ◆1991JcDFIE :2005/11/14(月) 01:29:34 0 BE:32279033-#
「てっぺんまで上ってみよっか?」
「うん!」
 車に戻って、山の頂上まで登る。そして、車を降りて空を見上げると、満天の星空。
「綺麗でしょ?」
「すごいね…綺麗だね」
 俺が佐紀に見せたかったもの。山から眺める街明かりを見せた時よりも、もっともっと、見せたかったもの。街中に
いたんじゃ、一生見えやしないもの…
「…」
 芝生の上に寝転んだ。黙って空を見上げる。数え切れないほどの星が俺たちの頭上に輝いている。それを二人で
ずっと眺めていた。
 黙って二人、手を繋いだ。こうしている間は、一人じゃない。俺と佐紀は今、二人だけの時間を、確かにこの青く
揺れる惑星の上で刻んでいる。そこには混じり気のない純粋な愛情がある。
 それが実現するまでに、俺は沢山のものを失った。中には、失いたくなかったものもあった。でも、俺は確かに
悟ったのだ。いいじゃないか、こうして俺を愛してくれる人がそばにいてくれれば、ないものねだりをする必要は
もう、ない。例え、それが儚い恋物語だったとしても…決してそれは、無駄になりはしない。思い出は後にセピア色に
なっても俺の心で輝くのだ…
 それが分かっただけで、もう充分だった。例え、俺と佐紀の絆がいつか死に絶えたとしても…ここまでの恋が、
全てなかった事になるわけじゃない…
768CAROL ◆1991JcDFIE :2005/11/14(月) 01:30:05 0 BE:193671296-#
川´・_・リつ(今夜中にもう一度更新しマス)
769名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 01:30:48 0
佐紀推しの俺がマジで感動保全フォ――――――!!!!!
770名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 01:32:41 0
HGは佐紀c推しだったのか
771名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 01:38:42 0
CAROLさん、素晴らしいです。
読んでしばらく硬直してしまいました。
772名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 01:48:59 O
CAROL氏乙です
まぢで感涙しますた
しかも今夜は三本立てか・・・寝れんなw
773名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 01:50:06 O
すごいのキテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
いやCAROLさん、本当に感動してしまいました
言葉の使い方がすごくきれい、そして叙情的
満天の星空と混じりけのない純粋な愛情・・・
素晴らしすぎて声がでませんw
続き期待して待ってます♪
774名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 02:25:07 0
マジ泣きしてしまった
コレが世に出ないのが惜しくてしょうがない

CAROL氏乙です!
775名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 02:28:13 0
776http://web.hpt.jp/netrun01/bejita/1131876082_01.html:2005/11/14(月) 02:44:16 0
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
ベリーズ工房FCイベントの参加に重複当選した固定(YZよーぞー)からチケを買って参加した固定(べじーた)について
777名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 02:55:10 0
乙 ひさぶりに読んだら大量投下でハァ━━━━ ;´Д` ━━━━ンな8番か5番です
一気に人が書いた物を読むと自分の脳内で書く意欲が湧くのが不思議です 気が向いたら続きを書きたいと思います
778CAROL ◆1991JcDFIE :2005/11/14(月) 03:10:08 0 BE:193671296-#
本日ラスト、3回目の更新
779CAROL ◆1991JcDFIE :2005/11/14(月) 03:10:28 0 BE:225949897-#
 旅館に戻ると夜の9時過ぎだった。遅い夕食を食べ終えるともう風呂の時間だ。
「今日は私が先に入っていい?」
「いいよ」
 佐紀が風呂に一人で入る。しばらくすると、ドアの向こうから声がした。
「入っていいよー」
「はいはい」
 言われるまま風呂に入ると、前の毛が中途半端に消えた彼女が立っている。
「あ、やっぱりすぐには生えてこないんだね、ここ」
「もう…そんなじろじろ見ないでください」
 しかし、やっぱり裸の彼女と一緒にいて、興奮しない方が無理というものだ。
「今日も…いっぱいしちゃっていいかい?」
 ゆっくりと彼女の感じるポイントを責めながら囁く。
「今日は…お風呂から出たらに…してください…」
 珍しく佐紀がそんな事を言う。
「でも…俺、もう我慢できないよ」
 彼女のお尻の割れ目に俺のそれを当てる。
「ダメ…お風呂から出たら…いっぱいしていいから…待って…」
 俺ははっきりそう聞き取った。
「じゃあ、風呂から上がったら…していいの?」
 我ながら意地悪すぎる質問。どうしてあんなに普段彼女の事を気にしてるのに、いざこういう時だけこんなに
意地悪な言葉が出るのか自分でも分からない。
780CAROL ◆1991JcDFIE :2005/11/14(月) 03:10:47 0 BE:53798235-#
「いいよ…最後だもん…」
 最後…その言葉が脳裏を駆け抜ける。
「そうだよね、最後だもんね…」
 佐紀の髪や体を丁寧に洗ってやる。最後だから、してあげられる事は全てしてあげたい。できる事は全てやりたい。
彼女の中に、一生忘れられない思い出を刻み込みたい…俺の欲望が徐々にコントロールするのが難しい領域に
入っていく。
「あったかいね」
「うん」
 湯船に浸かっている彼女には、その心まではきっと見えない。いや、見てほしくない。俺がスケベな事くらい、彼女は
よく知っているだろうけど、それでも知られたくない一線は確かに…俺の心の中には…存在する。
「じゃあ、先に出てますね」
「うん…」
「あ、あと、私が出ていいって言うまで、出ちゃダメです」
「え?」
 佐紀がこんな事を言うとは今まで一度もなかった。珍しいけど…一体何でだろう?俺にはその意図が読めなかった。
「とにかく、勝手に出ちゃダメですからね」
 ここまで言われてしまうと、さすがに従わざるをえない。俺は渋々それに頷いた。
781CAROL ◆1991JcDFIE :2005/11/14(月) 03:11:03 0 BE:175739077-#
 湯船に一人で浸かると、何だか一人ぼっちに戻ってしまったような錯覚を受ける。まあ、明日の今頃にはまた一人で
天井の染みを眺めてるんだろうけど。
「いろいろあった2日間だったなぁ…」
 総括するにはまだ早いけど、何となく考えてしまう。考えてもどうこうなる訳じゃないのについつい考えてしまう。この
スパイラルはいつまで続くのだろうか。何度も何度も続いては何度も何度もやめてきたはずなのに。
「ふぅ…」
 俺は佐紀を幸せにしてあげられたんだろうか。せめていい思い出を作ってあげられたんだろうか。ここまで来てまだ
俺は自信が持てずにいる。そして、自問する種は尽きそうにない。
「ダメだダメだ、考えても仕方ないよ」
 自分に言い聞かせても、何も変わりゃしないという事を、俺はよく知っている。知っているからこそ、余計に空しい
気持ちが後に残る。
 この姿は決してカッコいいものじゃない。だから…人には見せたくないのだ。見せたくない事を見せないには、何とか
隠すのが一番手っ取り早い。
 俺の溜め息だけが、風呂場に舞い上がって消えていった。
782CAROL ◆1991JcDFIE :2005/11/14(月) 03:11:18 0 BE:50211072-#
「先生、出ていいよー」
 佐紀の声が聞こえた。俺は風呂場から出て着替え(と言っても別に大した服を着るわけじゃないけど)、部屋に戻った。
と…佐紀の姿がない。
「あれ?佐紀ちゃん?」
 返事はない。外に出た音はしなかったし、どこだ…?俺が探していると…
「せ、ん、せ、い…」
 もったいぶった声がして、
「じゃーん!」
 佐紀が現れた…中学生時代の制服を着て。
「佐紀ちゃん、それ、どうしたのさ!?」
 俺は目が点になった。普通、こんなもの持って来るとは誰も考えない。
「エヘヘ…先生に見せちゃおうと思って着てみたんだ」
 佐紀の制服姿は何度か見た事があるが、いざこの場で着られるとまた新鮮なものがある。しかし、旅館の和室に
紺ブレはどうにもミスマッチだ。
「どう?似合う?」
「うん、似合ってるけど…よく持って来れたね」
「だって…どうせもう着ないから…」
 それもそうだ。アメリカにまでこんな服を持っていく奴はいない。
「だから…」
 佐紀が急に下を向いた。
「汚したかったら、好きなだけ…汚してください」
 俺の官能の炎に火をつけるには、充分すぎるほどの燃料だった。
783CAROL ◆1991JcDFIE :2005/11/14(月) 03:11:39 0 BE:107595656-#
「いいの?本気で汚しちゃうかもよ?」
「先生だったら…いいよ」
 彼女の言葉に、俺は反射的にその体を抱き締めていた。そのまま貪るようにキスをする。
「今日は…佐紀の知らない俺を…見せてあげる」
 そういうと、彼女の紺ブレを引きちぎるようにして脱がせた。下に見えるブラウスの上から乳房を強引に揉む。
「あっ…いたっ…いたいよぉ…」
 構わない。どうせ最後には佐紀を絶頂に導くという自信があるのなら、今日はそこまでのプロセスなど、関係ないのだ。
とにかく彼女を貪りたい。彼女に自分の跡をつけたくて、俺は焦っていた。
「痛い?我慢して」
 そう言うと乳房を片手で責め、もう片手をスカートの中へ入れる。スカートの中は下着だけなのだが、その上から
彼女の蜜壷を指で無理やりに責める。
「あっ…あっ…」
 彼女が少しずつ喘ぎ始める。感じるポイントは知っているのだ、だからこそ少々強引に責めたって問題はない。
「ほら…イッちゃえ…俺の前で…気持ちよくなれよ…」
 指を捻じ曲げ、真芯を刺激する。同時にもう片手は器用にブラウスの中へ伸び、乳房を直に刺激する。乳房、そして女芯
両方を刺激された佐紀はあっという間に絶頂への階段を駆け上る。
「あっ…やっ…ダメッ…ああああっ!!」
 彼女が最初の絶頂を迎えても俺の荒ぶる気持ちは抑えられない。スカートを穿いたままの彼女の下着を脱がせ、(ほぼ)
無理やりに自分の中心を挿入する。
784CAROL ◆1991JcDFIE :2005/11/14(月) 03:11:49 0 BE:86076364-#
「ん…あっ…」 
 意識が飛んだばかりの彼女には少々酷だが、俺はもはや自分の事しか考えられないエゴイストとなっているので、
そんな事を気にする余裕がない。
「ん…はい…った…」
 正常位の形になる。俺は佐紀の様子など無視して突きまくった。もはやそれは俺が彼女を犯しているのとほぼ同じような
状態になっていた。
「ほら…どうだ…入ってるか?」
「あっ…せんせい…いたいよぉ…」
 彼女がここまで痛がるのも珍しいが、そんな事は今の俺にはどうでもいい。自分の白濁を彼女の中へ注ぎ込むまでは
自分の事しか考えられやしないのだから。
「ほら…ほら!イケよ!」
 腰を何度も叩きつける。
「ひあっ…あああっ…だめっ…ああっ…ああ…」
 佐紀はまたしても絶頂をあっさりと迎えた。その瞬間、彼女の女芯の内部が急激に狭くなって…
「おおおあああっ!で、でる…」
 俺は彼女の中に―実に大量の―白濁を注ぎ込んだ。そして抜いたそれを、彼女に無理やり舐めさせる。
「ん…ん…」
 辛そうな顔をしてはいたが、佐紀は俺の残された白濁を全て飲み込んだ。その目には…うっすらと涙が光っていた。
785CAROL ◆1991JcDFIE :2005/11/14(月) 03:13:53 0 BE:86077038-#
川´T_Tリつ(今日はこれでおしまい…PS.Mr.Eddie Guerrero R.I.P,)
786名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 03:25:10 0
787名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 03:26:40 0
CAROL氏、乙!です!
制服プレイとは佐紀c、いつの間にそんな高度な技を・・・
788名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 03:29:58 O
さっきとは一転レイープキタキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
佐紀タンに忘れられない思い出を刻むってこういうことか・・・
はっ、これはもしや・・・!
とにかくCAROLさん、乙です♪
789名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 05:46:10 0
hoth
790名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 07:48:14 0
791名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 09:09:10 O
苦痔
792名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 10:21:40 0
エロより物悲しいね
793名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 10:42:35 O
保守でしゅ
794名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 11:03:52 0
もー息子とかマジかよ
795名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 11:05:21 0
ごめん、誤爆しちゃった・・・
796名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 12:13:28 0
ho
797名無し募集中。。。:2005/11/14(月) 12:22:33 0
4番が保守
CAROL氏、乙ですた
感動のあと、制服プレイとはw
なかなかナイスです♪続き期待して待ってます!
798名無し募集中。。。
CAROL氏乙
毎日すごいですねー