2 :
名無し募集中。。。:2005/09/25(日) 12:25:45 0
========== 終 了 ==========
乙
まとめサイトはテンプレに載せないでいいの?
4 :
名無し募集中。。。:2005/09/25(日) 12:54:06 0 BE:290507099-#
何となくいいスレそうなので保全
機会があればこっちでも書きたい
5 :
名無し募集中。。。:2005/09/25(日) 13:40:06 0
ほ
>>4 みぃはあっちで続き書け!
こっちはせっかく落としたのにまたどっかのバカが立てやがった
みぃ〜じゃなくてCAROLじゃないの
CAROLのエロ無しは読んでみたいな
エロ無しであのペースだと続き待ちきれないと思うけど
9 :
名無し募集中。。。:2005/09/25(日) 15:07:23 O
誰だよそれ
11 :
ho:2005/09/25(日) 17:18:18 0
ho
>>10 まぁまぁほっときゃいいじゃん
それより昨日ってSFさんきてた?出かけてたからわかんないだけど
14 :
SF作者:2005/09/25(日) 19:24:32 0
「友理奈ちゃん、それって…」
「…うん、私本気だよ!それに”GAF”に入れたら、ユウちゃんに会えるかもしれない…」
「……」
「確かに馬鹿な事言ってるのは分かってる!でも、でも…私、このままだと…」
「…友理奈ちゃんがそこまで言うなら私付き合うよ??」
桃ちゃんは私の肩に『ポンッ』と手を置き、優しい笑顔で言う
「本当にいいの??”GAF”は銀河青年団よりも内容が厳しいんだよ??」
「いいよ友理奈ちゃん。私だって”市民権”欲しいって前言ったしね♪」
「…」
「もう何友理奈ちゃん??どうして泣くのぉぉぉ??」
「…ごめんね、いつもワガママ言って……」
「桃はいつだって友理奈ちゃんの味方でしょう??」
「…ありが、と…」
私はしばらく桃ちゃんの胸に顔うずめて泣いていた
「友理奈ちゃん??もう大丈夫??」
「…うん!」
「よし、それじゃあ行こう!!」
「ど、どこに??」
「決まってるでしょう??”GAF”に願書出しに行くの!今からならまだ間に合うわ!さ、早く!」
「あっ、っちょ、ちょっと」
桃ちゃんに勢いよく手を引っ張られ、私達は”GAF”の願書を出しに行く事にした
15 :
SF作者:2005/09/25(日) 19:25:03 0
>>14 「うわぁぁぁ、す、凄いなここ…」
「うん…。何か…」
銀河首都の惑星ファクトタムは俺達の想像を遥かに超えていた
どこを見渡しても超高層ビルが林立し、水平線の向こう側まで所狭しと埋まっている
スカイ・ハイウェイはスカイ・カーやタクシーで一杯で、見ているだけでも酔ってきそうだ
周りは俺達のような人間や、ちょっとしたクリーチャー的な者までいた
「お、おい愛理!」
「な、何?ユウちゃん?」
「お前確かさ、『映画に出てくるような化け物なんていない』って言ってなかったか??」
「そ、そんなこと言ったかな??」
「言ったよ!見ろよ!化け物みたいな多いぞ!」
「……」
「どうした??」
「もどしそう…」
「はっ??何で??何か変な物食ったんじゃないのか??」
「た、食べないよ!そんなもの…」
そう言って愛理は少し気分悪そうに俯き加減で俺にいう
映画の中でしか見たことのないような化け物がうようよと犇めいているから気分が悪い
愛理が気分悪いって言ったのはこれが原因か…
「あのぉ、これから僕達はどこに行くんですか??」
『取り敢えず銀河青年団本部へ行って、手続きを済ませてから本部が用意してある寮に向かう事になるよ』
「そう、ですか…」
俺は腹の中の異物を吐き出さないように口元をしっかりと押さえた
16 :
SF作者:2005/09/25(日) 19:25:48 0
>>15 ―翌日―
『まず、君達には銃を撃つ練習をしてもらう。銃は戦場での唯一の友であり、自分の最後の砦だと心得よ』
「あのぉ??」
俺は恐る恐る手を挙げ、藤本中隊長に質問をする
『何だっ??!』
「えっとぉ、レーザー銃とかはないんですか??実弾だと未来的じゃないし…」
”ゴツンッ!”俺は思いっきりぶん殴られ4mくらい吹っ飛んだ
「ユウちゃん、だ、大丈夫??」
「あぁ、いってぇぇぇ」
「ひどいじゃないですか?!!いきなり殴るなんて!!」
愛理は中隊長に激しく詰め寄る
『黙れっ!!銃の使い方も分からん奴が偉そうな事を言うな!!いいか、実戦で一番使用されるのは今も
昔も実弾だ!!レーザー銃は宇宙間でしか使用せん!!そんな事でよく銀河青年団に入れたものだな!!』
そんなこんなで一日目から波瀾の幕開けとなった
「ユウちゃん、大丈夫?まだ頬赤いよ…」
「あぁ、大丈夫だよ。まあ俺が悪いんだから、あんま中隊長に詰め寄ると愛理が狙われるぞ??」
「あんな嫌な奴、私がフッ飛ばしてあげるわ!!」
愛理は腰に手をポーズを決める…妙に似合ってるから何か可愛い
「愛理、…」
「何、ユウちゃん??」
「お前、…可愛いな♪」
「エッ??突然変なこと言わないでよ、て、照れるじゃんか」
「照れてやんのぉぉぉ!あれ??愛理ちゃんは俺の事が好きなのかなぁぁぁ??」
「そ、そんなんじゃないってばぁぁぁ!!」
俺と愛理は暫くそんな馴れ合いを30分くらいしていた
17 :
SF作者:2005/09/25(日) 19:26:20 0
>>16 時間が経つのは早くあれから1ヶ月の時が流れた、…そんなある日、突然それはやってくる
『よし、では今日の訓練は、エアー・シップに乗る訓練をする』
「おい!エアー・シップだってよぉぉ!!すごくない??」
「うんうん!!やっとあれに乗れるんだねぇぇぇ!!」
エアー・シップ 二人乗りの小型宇宙船で、最高速度はM30、生命探知機、大気分析機、レーザー砲
M4ミサイル、収納式大型チェインガン、車内にはマシンガン4体にレーザー銃が標準
装備されている万能小型宇宙船である
『まぁ君達は今までの訓練生の中では非常に優秀だ。通常、エアー・シップに乗るには最低1年の訓練が
必要だが、私は君達を少し侮っていたようだ…。初回の訓練の時に、殴ったりしてすまなかったな。』
いつも厳しく俺達の訓練を指導してきた藤本中隊長は初めて笑顔を見せた
『さぁ早く乗って見るがいい、今の君達なら感覚で飛べるはずだ!!』
「か、感覚で??」
「本当にそんなので飛べるんですか??」
『大丈夫だ。』
俺達はエアー・シップに乗り込むが、ボタンやら何やらいっぱいあってよく解らない
「中隊長、やっぱり全然解らないんですけど…」
『………』
中隊長は何も言わずに腕を組んで俺達を見ているだけ
「愛理、何かボタン押してみろよ??」
「わ、わかった!じゃあ、このボタンを、えいっと!」
するとエアー・シップの扉がゆっくりと閉まり、宙に浮き始めた
「うぉぉぉ!!愛理浮いたぞ、浮いたぁぁぁ!!」
「うん!!すごいすごい!!」
『(マザー、あなたの言っていた通りこの子達はずば抜けた才能を持っていますよ…
いよいよ始まる、銀河の運命を掛けた戦いが…)』
18 :
SF作者:2005/09/25(日) 19:26:51 0
続きは深夜に少し投稿します
携帯からですが激しく乙であります!
いよいよ始まるんですか?宇宙大戦争の予感;
夜の更新すごく楽しみにしています!
20 :
名無し募集中。。。:2005/09/25(日) 19:55:04 0
げーついにくるのかwきゃー
スレタイ変わってて、最初分からなかったw
SF氏、乙!です!
なんかブレードランナーの風景を思い出しちゃいました、あんなに暗くないかw
ワクテカで続きをお待ちしておりますm(_ _)m
「みなさんお待たせしました」
まことが立ち直ったのか腕に注射針の痕を付けたまま司会をしていました。
「それでは次の審査ですが、えー、椅子の上にそれぞれ台本が置いてあったと思うんですが‥‥‥‥ああ、捨てちゃいましたか‥‥で、ではもう一度お配りしますので今度は捨てないでくださいね」
スタッフからそれぞれ台本が配られました。
「えー、台本の中身を見たら判るように次の審査は演技審査です。それぞれの役を振り当てられていますので、自分の台詞は完璧にしといてください」
それぞれ練習に取り組みます。
「どれどれ‥‥私の役は‥‥‥。サザエ? なんだ?」
夏焼は台本を裏返しました。そこには『サザエさん 〜新たなる戦慄〜』と書いてあります。
「いや、あの平和な家庭に戦慄はいらないだろう‥‥」
夏焼はスタッフの意図が見えませんでした。
「雅ちゃんなんの役だった? あ、すごい!主役じゃん!! 私なんてタマだよ。いいなぁ」
タマって猫だろ?演技力いらねえじゃん、と夏焼は思いました。
〜30分後〜
「では、青春ドラマ『サザエさん 〜二回目の戦慄〜』スターット!!」
え? 一回目は? まことはタイトルに驚きましたがそんな疑問を持たせないまま演技開始です。
「ワカメが殺されてもう3ヶ月ねぇ」
サザエ役の夏焼が言います。て言うかいきなりワカメの死の知らせから始まるドラマってどうよ?とまことは思いました。
「そうね。お父さんがあんなことしなかったら生きてたのかもねぇ‥‥。あら、いけない!お風呂にタラちゃん沈めたまんまだわ」
フネ役は矢島です。タラちゃん役の須藤を助けに風呂場に向かいました。
「もうお母さんたら、おっちょこちょいなんだから。フフフフ‥‥」
フフフフじゃねえよ、あんたの息子が沈められたんだよ、慌てろよ!とも思いました。てか、タラちゃんデカっ友思いました。
「ま、ママぁーー!! 苦しかったですぅ!!」
タラちゃん役の須藤が夏焼に飛びつきます。そこでマスオ役の村上に一蹴されました。
「俺の嫁に手を出すんじゃねえ!! いくら息子といえどもそれは許さねえ!!」
えええ、マスオさんってそんなキャラだっけ!? まことは目玉をひん剥きました。
「ただいま〜!」「今帰ったぞ」
カツオ役の清水と波平役の梅田です。
「お帰り〜。あ、カツオ昨日の晩からあんたの部屋に中島くんと花沢さんが来てるわよ。」
「え、ほんと? サンキュぅ!」
清水は自分の部屋へ直行しました。梅田は台詞の少なさに不満でした。
「よう、中島、花沢さん。どうしたの、なにか用? 金なら貸さないよ!」
金なら花沢さんのほうが持ってると思います。
「違うよいその、大変なことになったんだ」
中島役の中島が言いました。名前だけで選ばれたんだなとまことは思いました。
「そうなのよいその君、実はこの前うちの学校にあいつが来たのよ」
花沢さん役の鈴木が言います。
「なんだよ、あいつって?」
清水がオーバーな演技をしてしまい、鈴木に軽く抓られました。
そのとき、いその家のチャイムが鳴り響きました。サザエ役の夏焼の「はーい」と言う声が遠くに聞こえます。
「待って! 姉さん!! 開けちゃダメだ!!!」
迫真の演技です。内容を知らないまことは生唾をごくっと飲み込みました。
ガラガラ。
「あら、伊佐坂先生。こんにちは」
まことはずっこけました。
「やあ、こんにちは。いそのさんはいてますか?」
伊佐坂先生の役は熊井でした。
「あ、どうぞどうぞ上がってください。今、マスオさんとモンゴル相撲やってますわ」
マスオと波平のモンゴル相撲は見てみたい気がします。
「違ったみたいね‥‥」
鈴木は、ふうっと溜息をつきました。
「で、あいつって誰なのさ?」
「いそのは学校休んでたから知らないだろうけど‥‥」
中島が口を開きかけたとき、今度は玄関をバンッと開け放たれる音がしました。
「来た!! 今度こそヤツだ!!!」
まことはなんだかんだで嵌っています。
「おい、のび太!! いるのは判ってるんだ! 出て来い!!」
スネ夫役の桃子が部屋に入ってきます。右手にはスパイラルナイフを持って。
おいおい、キャラが違うよ。というツッコミはしませんでした。
「今日こそは死んでもらうぞ、のび太」
のび太って誰だよ! 桃子は素で間違えていました。
「どうしたのカツオ!! あんたは伝説の不二子キャラ!?」
夏焼は口元を抑えて言いました。伝説て‥‥とまことは思いました。
「長谷川町子のキャラを舐めんなよーーーー!!!」
いつの間にやらサブちゃん役んの石村が飛び入り参加しました。台本無視です。
「ニャーーーン!!」
タマ役の菅谷が二足歩行でやってきました。せめて四足でお願いしたいです。
「世界征服なんてさせないわよ!!」
夏焼も熱くなってきました。そんなこと一言も台本にはありません。
「うるさい!! のび太共めが!! お前らなど一瞬にして吹っ飛ばしてくれよう!!」
桃子は自分以外をのび太と認識しているようです。
「果たしてこのサザエに勝てるかしら」
もう、とことんバカです。
「そうだそうだ! 桃子が雅ちゃんに勝てるわけないんだニャン!!」
菅谷は現実と演技の世界が混同しています。というか語尾に「ニャン」を付ければ喋ってもOKだと思っているようです。
夏焼の昇竜拳が炸裂しましたが、桃子は寸でのとこで交わしました。というか誰かに引っ張られました。
「桃子ちゃんをイジメるなーーーーーー!!!!」
須藤です何故か変身しています。てか須藤はタラちゃん役だろ、とまことは思いました。
「伊佐坂先生! あいつを倒して!!」
伊佐坂先生役の熊井は清水以外の命令は聞きません。
「カツオ! 伊佐坂先生に命令して!!」
夏焼はイライラしていました。
清水は頷くと、熊井に命令しました。
須藤と熊井のバトルが向こう側で行われています。
「よし、じゃあ続き続き」
まだやる気のようです。
「じゃー、こっからね」
夏焼は台本を指差しました。
「カツオもそろそろ寝なさい」
「はーい!」
演技続行です。てかどっから初めてんだよ話の流れ判んねえよ!とまことは頭を抱えました。
「子供達も寝たみたいだし、サザエ二人目作る気ないか‥‥」
「ねえ、マスオさん。一緒に自販機荒らしにいかない?」
スネ夫役の桃子です。まだいました。出番がほしかったのでアドリブで出てきたのです。
「いや、君はここの子じゃないだろ? 早く帰りなさい」
村上もさっとアドリブで返しました。
「ちぇっ、じゃーいいや。電話借りるね?」
これから始まるはずの濡れ場のシーンをドキドキしながら夏焼は待っていたのですが、村上が来ません。
「もしもし。あ、ブタゴリラ?」
いやいやいや、ジャイアンじゃないのかとまことは思いました。
桃子は電話のシーンだけで2時間近く喋っていました。もちろん通話は切れています。
その後、ブタゴリラ役に急遽抜擢された徳永が桃子を迎えにきて去っていきました。
やっと次のシーンです。村上が部屋に入ると、夏焼はイビキをかいて寝ていました。
村上のエルボーが炸裂しました。
まあ、その後のお話はというと、マスオが不倫してサザエに毒を盛られたり(本物)、フネが舟になったり、波平がファッションリーダーになったり、カツオが実は本当にのび太だったりと色々あってクライマックスを迎えました。
「じゃあ、父さん母さん行ってくるよ‥‥」
「カツオ! ガンバってきてね」
「負けるんじゃないぞ!! ワシの息子なんだからな!」
「カツオ‥‥うう‥う‥」
「カツオ兄ちゃーーん!!」
いその家の玄関でカツオの旅立ちを家族全員で見送っていました。
さすがのまこともみんなの迫真の演技に涙ぐんでいました。
「じゃ、またね。バイバイ」
カツオ役の清水が手を振って歩き出しました。
中島たちと野球をしに‥‥‥。
もう、誰もツッコミません。
最終審査終了。
ちなみに、萩原の役はハチで、岡井がワカメ役でした。
チャンチャン♪
つづく
オーディション編ももうすぐ終わりです。
てかこれってオーディションかな‥‥?
オーディション編が終わったら、ベリ以外のキャラをもっと前面に出していきたいとマジで思いました。
30 :
名無し募集中。。。:2005/09/25(日) 23:24:52 0
キタ━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)ノ━!!!
うはまじか、超楽しみキュートさいこー
おぉ!?オーディションまでの話じゃなかったんですかー!
楽しみ〜、頑張ってください!
32 :
SF作者:2005/09/26(月) 00:39:32 0
>>17 「はぁ、はぁ、はぁ、どけっ!!」
一人の男が息を乱しながら、ある男の部屋の前へ…
「今こちらに陛下はおいでか?!」
「はい!」
「そうか…」
乱れた息を整え、男の待つ部屋へと入る
「皇帝陛下!!」
皇帝と呼ばれるその男が腰掛ける大きな椅子の前でひざまずく
『どうした??』
低く重い威厳のある声が部屋に響く
「ははっ!!サイド7の惑星ミューゼにて暴動が起きまし!今までにない規模で、これはもはや革命
としか呼べない状況でございます!銀河軍最高司令部より連合艦隊を派遣するようにとの要請がございました
いかがなさりますか??」
『…ほおっておけ、しばらく様子を見ろと伝えておけ…』
「はっ!!銀河青年団、及びGAFの方はどうなさいますか??」
『…そうだな、様子を見た後、両方の軍隊を派遣しろ、分かったな?』
「ははっ!」
『ふんっ、性懲りもなくまた始めおったか…だが今度こそ滅ぼしてくれるぞ…それにしてもあの女、あっちに
手助けをしたか、あの女とその組織もついでに皆殺しにしてくれる
……ふっふっふっ、ハッハッハッハッハ!!』
33 :
SF作者:2005/09/26(月) 00:40:13 0
>>32 「おい!!愛理これ、どうやったらミサイルとかレーザー砲とか出るんだよ??」
「もう、何で全部私に聞くのよ??私だって初めてなんだから分からないよぉ!!」
「それもそうだな…あ、このボタンじゃね??」
「ちょ、ちょっとユウちゃん、あんまり変なとこイジッて壊しちゃだめだよ!!」
「だってさぁボタンの所にMのマークがあるからミサイルのMだと思ったんだよ…」
「ふぅぅぅ、安直な考えね、それにこんなとこでミサイル撃ったら街が壊れるでしょ??」
「……」
「そんな事も考えずに押そうとしたの??もし、撃って街壊してたら銀河連邦保安局に逮捕
されてたかもよ??ハハッ、ハハッ、」
そう言って愛理は腹を抱えて笑っている
「笑い過ぎだよ、このっ!」
俺は振り返って愛理のおでこに得意技のでこピンが炸裂した
「いったぁぁぁい、信じらんない!!女の子に暴力振るうなんてっ!!」
愛理は俺の背中をポカポカと殴る
「ぼ、暴力ってでこピンだろ??」
『(ふふふっ、全くこの子達は…だがそろそろあの時間だろう、この子達の顔から笑顔が消えるのは
辛いが、それも銀河を救うため…)」』
”ビィィィィィィィィ” 突然、部屋の隅に設置されてある警報が鳴る
『始まった!!』
「は、始まったって何がですか?」
『革命だよ、銀河史始まって以来の大規模な!』
「えっ??!で、でも、まだ何もアナウンスとかないのに何でそんな事知ってるんですか?」
『…詳しい事は後程話す!君達は直ちに銀河青年団本部へ行き、そこで待機していろ!!分かったな??』
そう言って藤本中隊長はエアー・シップに乗り込み、ここを後にした
34 :
SF作者:2005/09/26(月) 00:40:50 0
>>33 『よいか!!GAFはいかなる時でも迅速かつ適切な対応がとれるかが戦地では重要だ!!そして…』
「ねぇ、友理奈ちゃん。もう入隊して1ヶ月経つけど何もないね」
「…うん。」
「毎日、厳しい訓練ばっかで桃疲れたよぉぉぉ」
「…ごめんね、桃ちゃん。私のワガママに付き合ってくれて…」
「もう、何言ってんのよ??どんなにきつくても友理奈ちゃんに付き合うっていったでしょう??」
「うん…桃ちゃん、ありがとね。」
”ビィィィィィィィィ” 耳に響くような警報音が突如として鳴る
『サイド7、惑星ミューゼにて革命が勃発。至急、GAFは銀河情報通信省の連絡があるまで各々戦闘の準備を
整えるように。繰り返す…』
「か、革命だって…」
「…本当に、起きちゃった…戦争」
「ど、どうしよう、桃怖いよぉぉぉ、死にたくないよぉぉぉ」
そう言って桃ちゃんはその場でしゃがみ込んで泣き崩れてしまった
「だ、大丈夫だって桃ちゃん!それに…」
周りを見ると、皆『戦争に行くんだ』って感じで振るえている、桃ちゃんのように泣き崩れる人も多い
『貴様らっ!!何をしている!!さっさと立たんかぁぁぁ!!』
長官の怒鳴りつける声がホール中に響く
『アナウンスがあったように各自それぞれ戦闘態勢につき、連絡があり次第銀河首都のファクトタム
へと向かう!!さあ、早く準備をするのだ!!』
「(ファクトタムって…もしかしたらユウちゃんに会えるかもしれない)」
私はこれから戦争が始まると言うのに、ユウちゃんに会えるかもしれないってだけで興奮していた
35 :
SF作者:2005/09/26(月) 00:43:58 0
つづく
松本氏乙です
スネオがブタゴリラに電話かけるところで爆笑致しました
正に異色のコラボですね
続き楽しみにしていますね
SFよくワカラナイむつかしい
37 :
SF作者:2005/09/26(月) 02:31:51 0
>>36 分かりづらくて申し訳ないです
今までの話は、サイド7のミューゼで革命が起こる”まで”の話です
まずそれぞれの登場人物の視点があります
主人公サイド、友理奈・桃子サイド、味方サイド、敵サイド
ってな感じで、各登場人物の視点を織り交ぜながら話は進展してきました
これからは、その続きの『第2部』が始まるって感じで読んでいただければ幸いです
分かりにくい構成で、申し訳ないです
38 :
名無し募集中。。。:2005/09/26(月) 03:21:03 0
SF氏乙!です!
現体制が良く解らないうちに革命ですからね、解り難くても仕方ないカモ
「あの子」以外にも推しメンがでてきそうな役が出現してワクワクしてます
実は皇帝が「あの子」だったら(原作版無責任艦長タイラーのノリで)いいなぁwww
頑張って下さい!
あぁ、ageてしまたスマソ
毎度毎度、深夜の更新乙です!
ようやく今までの流れがつかめました
第1部は1番初めの”皇帝と男”の会話につなげるまでの話だったんですね!非常にユニークで
面白いです!
これから第2部ですか、ますます面白くなりそうですね
楽しみにしてるので頑張って下さい!!
革命ってのは戦争?だよね
例えば火星で起きた戦争を木星から助けにイクようなもんだよね?愛理達の役目は
わからんねんどないしよ