【小説】リア消だったら誰に告ってた 第26章【キッズ】
あとよろしく
3 :
名無し募集中。。。:2005/08/31(水) 18:49:26 0
ちんこだけが好きだったんや!
ちんこが
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ちんこちんこ
連載中作品 あらすじ1
【秘密国家公務員】
学校の治安を守る秘密国家公務員、清水佐紀の前に立ちふさがるかつての仲間、ZYXとは?
〜リプレッシブ・プリンセス〜
新学期、梨沙子・友理奈ら秘密国家公務員は新たな学校に潜入する・・・・待望の新章。
【Bye Bye またね】(旧題【下宿編】)
両親の都合で僕は裕子おばさんの家に預けられたが、そこには僕と同い年くらいの女の子が何人も下宿していた 。
〜中学生編〜
中学に進学した僕は夏焼・徳永と同じクラスになった。
【夏休み】
前から愛が好きだった俺、最近友達の友理奈への気持ちにも気付いて・・・・
〜玉田編〜
俺の友達玉田と、友理奈の友達千奈美のアナザーサイドストーリー 。
【妖精の奇跡・マイマイのイタズラ】(ゲリラ的に連載中)
イタズラ好きの妖精マイマイちゃんが「は、は、はくしょーん!」とクシャミをすると・・・・
【小学6年生〜春〜】
小6のクラス替えで、村上・矢島・桃子・清水・徳永・熊井と同じクラスになって・・・・
【I REMEMBER YOU】
〜第1章 心の扉〜
むかしこのあたりに住んでたらしいけど・・・長い間海外生活から帰国した小6のオレは、8人のかわいい女の子達と出会った。
〜第2章 1枚の写真〜
わたしのシール手帳の中には誰にも見せたことのない写真がある・・・ わたしとあの人をつなぐ唯一の想い出の証拠・・・
【ウィードクラウン】
(あらすじ募集中)
【夏色の夢】
(あらすじ募集中)
【僕に舞い降りた天使】
僕には友達がいない。そんな僕の前に自称『天使☆清水佐紀』が現れて・・・・
もう駄作ばかりだし終わりでいいんじゃね?
と思いつつも保全しとくか
しばらく更新のない作品 あらすじ
【好きになっちゃいけない人】
【ゴールデンルーキー】
【QUIZ】
【風の声】
【スカーレット】
【バレーボーイズ】
【彼女までの愛の距離】
【恋愛シミュレーション21】
【新連載2(仮)】(長期休載宣言)
【恋のEtude】
【電車の中の恋心】
【恋への記憶】
【GROWING UP】
【永遠の絆】
完結済作品1
【優しい恋の育て方】 15人斬り!
【修学旅行編 】 徳永・嗣永・須藤・熊井・他
【よく効く催眠術】 徳永・他
【プレゼント 】 中島・熊井・他
【特命係 菅谷梨沙子】 菅谷・他
【強くなりたいとゆいたい】 須藤・他
【王子様と2人のお姫様】 石村・嗣永
【舞波短編】 石村
【蝉】(【プレゼント】のシリーズ) 熊井・他
【セミ】(【蝉】の裏側、【プレゼント】のシリーズ) 熊井・他
【雪が降る季節に・・・】 村上
【日本一の鈍感男】 清水
【ロボキッス】 菅谷
【跳び箱】 清水
【友理奈となかさき続編】(【プレゼント】【蝉】続編) 中島・熊井
【満月の猫】 矢島
【ミステリー】 徳永・嗣永・他
【だんしじょし】 清水・徳永・石村・夏焼・他
〜うたたね〜 嗣永
【手を握って歩きたい】 菅谷(2役)・夏焼
【小児病棟】 岡井
【おつかい】 菅谷
【ギャンブラー】 嗣永
【妖精の奇跡・アイリーンの1週間】 鈴木・夏焼
【願かけ】 須藤・他
【さくら満開】 桃子・他
【おもちゃのぜんまい】 清水
【アメリカ】 愛理・夏焼・他
【小遣いUP大作戦】 桃子
【キャプテンつかさ】 武藤(エッグ)・他
完結済作品2
【願かけ】 須藤・他
【さくら満開】 桃子・他
【おもちゃのぜんまい】 清水
【アメリカ】 愛理・夏焼・他
【小遣いUP大作戦】 桃子
【キャプテンつかさ】 武藤(エッグ)・他
【夏の日の君に】 夏焼
【Silent Emotion】 熊井
【緊張のホワイトデー】 清水
【恋は盲目!?】 清水・他
【だんしじょし・ファンファーレ】 萩原・福田(エッグ)
【学校の怪談】 熊井・清水・石村
【笑顔まで距離】 徳永・夏焼・他
【小さな勇気】 石村・他
【富豪デカvs特命係・菅谷梨沙子】 菅谷・梅田・他
【ある公園にて…】 徳永
【本当に守りたい物】 夏焼・嗣永・徳永・熊井・菅谷
【涙の青春ドッチ!!】 徳永
【星の降る丘】 菅谷
【6月の方程式=4・3・2】 清水
【奇跡の出会い】 菅谷・夏焼
【ふたりぼっちの宇宙戦争】 矢島
【俺はもう死んでいる】 菅谷
【こんな恋のはなし】 Berryz
【おりじなるれしぴ】 梅田
【幼なじみ】〜誕生日の翌朝〜 徳永
【僕に舞い降りた天使】 清水
【不思議な気持ち】 夏焼
【ハッピー・ライフ・ジェネレーター】 夏焼
【白と水色のメッセージ】 熊井
完結済作品3
【レディライクな夏】 夏焼
【須藤さん(仮)】 須藤 中島
【☆友理奈と千奈美☆ 〜ふたりはプリキュア〜)】 熊井 徳永
【夏の涙とスクール雅】 夏焼 菅谷 鈴木
【1日限りのシンデレラ☆】 梅田・熊井
【時代劇(仮)】
【if・・・】
【夏色の夢】 夏焼
<<おことわり>>
ここに登場する人物・団体・設定等はすべて架空のものであり、
実在の人物・団体・実際の出来事とは一切関係ありません。
ツッコミ用AA
州*‘ o‘リ<内緒になってないんだも〜ん
川*^∇^)|| <内緒になってないわ
( 川 _ゝ)|| <内緒になってないんだが )
从 ’w’)<内緒になってないよ
从o゚ー゚从<内緒になってないとゆいたいです
ノノl∂_∂'ル<内緒になってないですよ
从´∇`从<内緒になってましぇーん
ル ’ー’リ<内緒になってないぞ
|リ・_・`川<内緒になってないだぎゃー
連載中や完結済作品ぬけてたらごめん
次回からは昔みたく900くらいからテンプレ案を作ろう
今回はdat落ちだから仕方ないけど
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
スレ立て乙
15 :
名無し募集中。。。:2005/08/31(水) 20:36:47 0
ほぜん
乙
幼なじみ又連載中の方に入れてもらえなかったのな
25スレ目の佐紀タンの続きが気になるな
佐紀タンがヒロインっぽいのは久しぶりだからな
>>16 入れ忘れちゃったorz
前スレのコピペしたから
ドンマイ
なーんて言えた義理じゃない前スレの犯人w
前スレ831までしかログ取ってないんですけど更新ありましたか?
ウィードと短発があった
>>21 更新あったんですか了解です
誰か前スレのログをhtmlで上げてくれないでしょうか?
乙
途中からでいいの?
831以降があれば繋げられるべ
できれば過去ログが欲しいけど8/31以降を再掲してくれれば繋げる事はできますね
今日は誰かくるかなー
30 :
562:2005/09/01(木) 01:13:23 0
前スレ
>>855の続き
「な、何?」尚も須藤は腕を組んだまま動かない。
「(な、何々だよ・・・)」
須藤はやれやれとした顔をして俺の机に座る。その須藤の行動を見つめる俺。
「・・って言うか、何俺の机に座ってんの?」
須藤は中々の美人だが、力があまりに強大すぎて誰も彼女に逆らう事のできるやつはいない。
俺もその1人だったりする。
「な、なんでしょうか?」須藤の顔を見て恐る恐る言う
「佐紀ちゃんも大変だよねぇ。こんなバカと一緒に文化委員やるなんて・・。」と俺の顔を見て言う。
「バ、バカは余計だろっ、バカは!?」
ついつい強い口調で言ってしまった。
「(・・や・やばい・・・)」
と、須藤が俺の机から降りる動作を見て、とっさに俺は身を守るために構える。
その俺の行動を見た須藤が笑いはじめた。
「な、なんだよ・・」俺は身構えながら言う
「君おもしろいねぇ!・・まぁどっちにしても今日はサボっちゃダメだからね!」
「・・・・・・」
「分かった?!」
「は、はい・・・。」物凄い見幕で迫る須藤に俺は2つ返事することしかできなっかた。
「今日サボったらヘッドロックかけるからね!」そう言って須藤は清水の所にとんで行った。
”キーンコーンカーンコーン”昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴る。
「はぁ・・・(今日ウイイレやる予定だったのに)・・はぁぁぁぁ・・・・」
「どうしたの?そんな深いため息ついて・・?」
そう言って俺の顔を覗き込んで話しかけてきたのは、俺の席の隣の村上だった。
〜続く〜
31 :
562:2005/09/01(木) 01:18:36 0
>>30 俺の席の隣の村上だった。
訂正→俺の隣の席の村上だった。
乙
562さん乙
てかタイトルは無いの?
34 :
ウィードクラウン:2005/09/01(木) 03:09:14 0
前スレ838の続き
ちと長いかも
35 :
ウィードクラウン:2005/09/01(木) 03:09:44 0
*
木の上で悪態をつくチビ女とにらみ合いを続けていると、左手の方角からチリチリと熱を感じた。
友理奈が手の前に火球を生み出し、その手をあのチビ女に向けている。
舞ちゃんは友理奈の隣で不安そうにそれを眺めている。
何かがおかしい、と感じたのは友理奈の表情のせいかもしれない。
いつも見せる朗らかな笑顔からはかけ離れた哀しい顔をしていた。
何か、思いつめることがあったのか。
「友理奈…」
ボウンッ
友理奈の眉にぐっと力を入った瞬間、手の先の火球が物凄い勢いで放たれた。
木の上のチビ目掛けて火球が飛んでいく。
「わっ」
チビは一瞬反応が遅れて枝の上でよろけたが
すぐにテレポーテーションでそこから消えうせる。
それから姿を現さないということは、どこかに隠れたのだろうか。
>>35 俺は道路脇にへたり込んでいる友理奈のもとへ走った。
「友理奈!」
「はぁ…はぁ…こうちゃん…」
荒く息をする友理奈の体からは、かなりの熱気が発せられていた。
俺がその肩に触れると、すぅっとその熱気が引いていくのが感じ取れる。
「ああ、涼しくなった…」
友理奈は額から汗を一筋垂らし、ほっとしたような表情を浮かべた。
「どうしたんだよ、いきなり」
「うん…私もね、なにか役に立たなきゃって思って…」
「いいんだよ友理奈は何もしなくて。 お前この力、嫌いなんだろ?」
「そうだけど…でも私も戦わないと、舞ちゃん連れてかれちゃう」
友理奈は哀しそうに顔を伏せた。
どうして友理奈にこんな攻撃的な能力が宿ってしまったのだろうか。
優しい友理奈に、何故…。
「ははーっ、やっぱれいなのほうが当たりやった!」
公園の奥からあのチビ女の声が聞こえた。
草の陰から顔を出し、こちらを見て笑っている。
友理奈が立ち上がった。
「またやらなきゃ」
「やめろって! お前は何もしなくていいから!」
「やらなきゃ…こうちゃん、どいてて」
俺の制止も聞かず、友理奈はまた手を前に出した。
「また火の玉使う気やろ! もう当たらんけんね!」
チビはその場からまた消えた。
「どこ? こうちゃん、あの子、どこ行ったの?」
友理奈は必死に公園の中をキョロキョロ見渡している。
ageてもた
すんません
>>36 「あんたの隣〜」
すぐ近くから声がした。
友理奈の右隣、舞ちゃんの肩に手を置いてチビ女が笑っている。
「舞ちゃん!!」
舞ちゃんのもとに駆け寄ろうとしたが一瞬遅く、チビ女は舞ちゃんと一緒に消えてしまった。
「くそっ!」
「そんな…」
友理奈ががっくりとうなだれた。
うつろな眼で、「私のせいだ…」と繰り返し呟いている。
「これで手ェ出せんやろー!」
再び公園の中に現れたチビ女は、右手で舞ちゃんの腕を掴んでいる。
舞ちゃんはぐすぐすと泣き出していた。
「やめて! 舞ちゃんを連れて行かないで!」
友理奈は公園の中に向かってよろよろと歩きながらチビ女に訴えた。
「あー、あんたなんか勘違いしとうやろ」
チビ女は眉を寄せて、またにやけて見せた。
それから友理奈を指差して言う。
「あんたも一緒に連れて行くんよ。 それがれいなの仕事やし」
なんだって!? 友理奈も連れて行くって…
「わ、私も…?」
「そう、能力者を保護するのが目的やけんね。 この子と離れんでいいんやけん、別に良かろ?」
「ふざけんなよチビ! 何考えてんだ!」
「チビって言うな! まぁ、あんたの方は能力無いけん、連れて行けんけどね」
こいつは、俺の能力には気づいていないようだ。
萩原先輩も言っていたけど、俺のは『無い』のが力のようなもの。
あいつらが友理奈の能力をどうやって知ったのかはわからないけど
それでも俺の力までは読み取れないらしい。
>>38 「私も連れてかれちゃうの…」
友理奈は愕然とした表情をして、俺を見た。
「大丈夫だって! 俺が何とかするから!」
「やだ…やだよう、離れたくない…こうちゃんと離れたくないよ」
ついには顔を両手で覆って泣き出してしまった。
「大丈夫って言ってるだろ!」
「やだ…やだ…やだぁぁ」
俺の声が聞こえていないのか、友理奈は泣くばかりだ。
「友理奈…」
「……」
泣き声が止んだ。
ぐすっ、と鼻をすすってから、友理奈はキッと眼前のチビを睨みつける。
「ど、どうした?」
「…どいててね、こうちゃん」
「え?」
ぶわっ、と友理奈から再び熱気が発せられた。
そしてまた、一歩一歩、歩き出した。
「おい、ちょっと待てって! …うおっ!」
俺がまた友理奈の肩に触れようとすると、高い熱気がそれを阻んだ。
焦げ臭い匂いがして、じじじじ、と何かが燃える音がする。
友理奈の右の靴のつま先が黒く焦げ、そこから煙が立ち昇っていた。
それから髪の一筋に、赤く小さな炎が揺れていた。 いや、そこだけじゃない。
頬、首、腕、指、脚…友理奈の体の様々な箇所に炎が浮かび上がっている。
その数はどんどん増えていき、炎も大きくなって一つの塊になっていった。
「どうなってんだ…」
>>39 「なん、これ…。 こんなん聞いとらんよ!」
ついに全身を炎に包まれた友理奈を見て、チビ女が驚いている。
「私、どこにも行かない。 ここを離れないんだから!」
友理奈の炎はさらに火力を増している。
そしてあのチビに向けて両手を突き出した。
「やめろ! なにやってんだ!」
俺の言葉を無視して友理奈はその手に力を込めた。
ボンッ、ボンッ、と火球が二つ友理奈の手から放たれる。
「ひっ」
チビが舞ちゃんを連れたまま瞬間移動した。
しかし友理奈は移動した先に向けて素早く火球を放つ。
そこからまたチビは逃げ出し、友理奈は目で追ってまた火球を放った。
火球が当たった木や地面には大きな穴が開いていた。
「おい友理奈、舞ちゃんもいるんだぞ!」
友理奈の力を止めようにも、あまりの熱気で近づけない。
>>40 公園のほうを見ると、チビ女は能力を使いすぎて疲れたのか
舞ちゃんの腕を掴んだまま木に寄りかかっていた。
「絶対、行かない…」
友理奈は一時攻撃をやめ、両手にぐっと力を入れた。
両手の間に出来た火球がどんどん大きくなっていく。
「何なん、あれ…」
チビ女がその場で震えている。
テーブルくらいの大きさまで膨らんだ友理奈の火球は、まるで小さな太陽のようだった。
あの時、俺の目の前でトラックを吹き飛ばしたのはこれだったのかもしれない。
それに力の使い方を覚えた友理奈なら、もっと強力になっている可能性もある。
「行かないんだからあああ!」
「やめろって言ってんだろおおおお!!!」
俺はもう自分の身など省みず、友理奈に飛びついた。
熱い。 一瞬で内臓まで焼けてしまいそうな熱さだった。
しかし友理奈の炎は瞬時におさまった。
友理奈の火球は空に向かって飛んで行き、上空で弾けて消えた。
>>41 「こうちゃん…」
「友理奈、無事か!?」
俺は友理奈の体の熱が完全に静まるまで抱きしめた。
「ごめんね、こうちゃん…ごめん」
「ほんっと…何やってんだよ…」
「ごめんね…」
友理奈の熱は、ほぼ完全におさまっていた。
「あー、体がなんかひりひりする」
「あ、こうちゃん、腕が…」
友理奈が指差した先を見ると、友理奈を掴んでいた腕の部分が焼けただれていた。
「火傷か…まぁ、嗣永先輩になんとかしてもらおう」
「ごめん…」
「もういいって。 それより、アイツは…」
公園のほうを見ると、ちょうど舞ちゃんがこっちに向かって走って来ていた。
「こうたろ兄ちゃん、友理奈ちゃん、大丈夫?」
「舞ちゃん…アイツは?」
「うーん、どこかに消えちゃった」
消えた…。
確かに、辺りを見渡しても、あのれいなとかいうチビ女の姿はどこにも見えない。
恐れをなして逃げてしまったのだろうか。
「友理奈ちゃんすごいねっ!」
舞ちゃんが嬉しそうな顔で言った。
「すごくなんてないよ…」
友理奈は目を伏せた。
照れたのではなく、自己嫌悪だろう。
「それでー、友理奈ちゃん達いつまで抱き合ってるのー?」
「え、あっ、ああ」
ずっと抱きついたままの姿勢だったことに気づき、慌てて離れた。
そして、友理奈の姿を見て固まった。
>>42 「友理奈、お前、服…」
「え?」
言われて、友理奈は今自分がどういう格好をしているのかに気づいた。
「あっ、やだ、えっ、どうしよう!」
自分が出した炎に焼かれ、服や靴は全て燃えてしまっていた。
つまり、友理奈は今全裸だった。
「やだああ、見ないで!」
道路に座り込んで体育座りのような格好でうずくまる。
「ちょ、み、見てねえよ!」
俺は慌てて後ろを向いた。
「見たじゃん! さっき見てから言った!」
「お前…それ、だって目に入ったから」
「ほらやっぱり見てたあ!」
「なっ…そ、その…」
「はいっ、友理奈ちゃん、さっき買った服」
俺がどうしようか困っているところに舞ちゃんが機転を利かせてくれた。
「わぁ、舞ちゃんありがとう!」
しかし友理奈が買った服は確かシャツ一枚だったはずだ。
…しょうがないか。
「え、こうちゃん何してるの!?」
俺は履いていたズボンを脱いで、後ろの友理奈に放り投げた。
「下ないだろ、これ履いてろ」
「あ、ありがとう…」
後ろでがさごそと着替えている音がしている。
「すぐ着ろよ。 人に見つかる前に先輩んちまで行くから」
「うん…」
ここが人通りの少ない場所で助かった。
しかし一応は住宅がいくつかあるところだし、急がなければならない。
…それにしても友理奈って、やっぱ胸無いな。
展開速かったかなあとか思いながら
つづくまー
ウィードクラウンさん乙です!
46 :
名無し募集中。。。:2005/09/01(木) 04:28:16 0
ウィードクラウンさん乙!です
懐かしいというかなんというか、読んでいて楽しかったです
そうですか、ゆりなのおパンツも燃えちゃいましたか
道端で全裸ですか・・・・(;´Д`)ハァハァ
乙
前スレから
「清水!これ一体どーゆー事だよ!?」
「ちょ、ちょっと待って! ひとまずどこかに・・・・」
背中の清水はそう言ってスピードを上げた。
もう何が何だか分からなかった、とりあえず助かった・・・・また清水が命を救ってくれた・・・・
そのまま僕等は巨大ミキさんから遠ざかっていき、ひとまず岡村病院の建物の裏に隠れた。
「許せない・・・タロウ君にまで・・・・仕掛けてくるなんて・・・・」
岡村病院の壁に背中を付けてしゃがみ込むと、清水が少し上がった息を整えながら言った。
「な、なんなんだよこれは!?目が覚めたら誰も居なくて・・・ミキさんに襲われて・・・何であんなでっかい物が動いてるんだよ!あんな巨大な物体を二足歩行させるなんて!動力は一体・・・」
踏み潰されそうになった事が頭から離れない。殺されかけた・・・改めてそう考えると恐怖で体中が震えだした。
「タロウ君落ち着いて・・・」
「落ち着けないよ! 清水は何か知ってんの!?『仕掛けてくる』って何だよ!」
「お願いタロウ君、話を聞いて・・・」
「そうだ嗣永は!? 清水、嗣永は!? どこにも居なっ・・・」
清水が僕の震える手を両手で強く握った、ハッとして清水の顔を見る、
清水は真剣な眼差しで僕の目を見つめながら、「落ち着いて・・・」とまた言った。
>>49 僕の手を包む清水の柔らかい手、例え小さなその手でも、ゆっくりと僕に冷静な心を取り戻させてくれた。
「何が仕掛けてきたんだよ? 清水はこれがどうゆう状況か分かってるんだろ?」
さっきよりは大分落ち着いた口調で訊いた。清水は頷き、少し申し訳なさそうに答えた。
「ごめんね、私のせいなの・・・・油断してた・・・彼女も凄く楽しそうだったし・・・」
「彼女? 嗣永の事?」
「タロウ君、彼女に何かされなかった?」
「えっ・・・・・・・い、いや別に何も・・・」
キスをされたなんてとても恥ずかしくて言えなかった。
「そう、よかった・・・」
「・・・てゆーか清水は知ってるんだろ?嗣永とか他の人達・・・何で誰もいなくなっちゃったのか」
清水は俯いて少し考えこんだ後、不安そうな表情を浮かべて言った。
「タロウ君、これから私が言う事・・・・落ち着いて聞いてね・・・」
(まさか・・・でも・・・)
僕はそんなに鈍い人間ではない。
今の清水の口ぶりから、消えた大勢の人、巨大化したミキさん、これらの不思議で非現実的な出来事に、嗣永が関わっているのではないか、と心の中で何者かが囁いてくる。
でも嗣永は小学5年生の時からのクラスメートであり、天使の清水と違ってそんな事は─────────
「彼女はきっと・・・悪魔・・・・なの」
清水の言葉が、そんな僕の葛藤を一気に吹き飛ばした。
>>50 (嗣永が・・・悪魔・・・?)
「こんな事ならもっと早く話しておくんだった」
僕と清水、無音なこの空間に清水の静かな声が響く。
「う・・・うそだ!悪魔?悪魔なんて・・・・」
『悪魔なんて存在するはずがない!』そう叫びたいが、天使という存在を認めている以上、信じないわけにはいかない。 天使の清水が言うならなおさら・・・
「タロウ君信じて!多分あの大きな着ぐるみを操ってるのは嗣永さんなのっ!」
「あのミキさんを・・・? 嗣永だよ!?あのいっつも僕に付きまとってくる嗣永が僕を・・・・」
『私・・・好きだよタロウ君の事・・・』
・・・・僕を殺そうとした・・・?
「ばか!清水のばか!嗣永が悪魔だなんて信じられるか!」
「私だって!こんな事言いたくないよ!でも・・・・」
「でも何だよ!」
「あの時・・・あの火事の時・・・」
清水が静かに語りだした・・・
私達を囲んだあの炎の動きは明らかに不自然だった。
確信した、これは何者かによって作られ、操られている炎だ、って・・・悪魔の仕業に違いないって・・・
でもその時、嗣永さんが悪魔だなんてこれっぽっちも思いつかなかったよ。
もし悪魔が絡んでいるなら危険すぎる・・・そう思って、最後の力を振り絞ってタロウ君を『送った』の。
当然、私は力尽きた。あの燃える校舎から逃げ出すなんてとても無理だった。
もう駄目・・・私は覚悟を決めた。段々意識が遠のいていって・・・・・・
でも気がつくと私は外にいた、誰かにおぶられてた・・・
もう目を開く力も無かったからそれが誰なのかは分からなかった。
その誰かは私を安全な所で優しく、そうっと降ろしてくれた、
それでね立ち去る時にね・・・『ごめんなさい・・・』こう言ったの、
特徴的な声だったから誰なのかすぐ分かったの。
あの時私を助けてくれたのは・・・・嗣永さん・・・
>>51 『タロウ君・・・ごめんね』
「そうだ・・・さっき僕にも言った、ごめんねって・・・」
「もう私にも分からないよ、あの火を嗣永さんが操っていたなら何で私を助けてくれたんだろうって・・・」
清水の目には微かに涙が溜まっていた、清水だって信じられないのだろう。
あの日から清水の様子が時々おかしくなるようになったのは、そのせいだったんだ・・・・
「嗣永が・・・悪魔・・・」
『タロウく〜ん、お勉強ばっかしてると頭がパンクしちゃいますよぉ〜??』
『桃切なくて悲しくなっちゃったからタロォ君の傍に居たいのぉ〜』
『あ〜また無視ぃ?桃子ションボリしちゃいますよぉ?』
『タロォ〜〜くぅ〜〜んおかえり〜〜〜♪』
『キスしてもいい?』
ツグナガが・・・
・・・・気がつくと僕の目から大量の涙が溢れ出していた。
「うぅっ・・・やっぱり信じない!だいたい・・・嗣永が悪魔だったとしても何でこんなこと・・・」
「悪魔は、天使への妨害、人間への悪さとかが生きがいなの・・・だからタロウ君が襲われたのはきっと私を困らせる為に・・・・」
「嗣永がそんな事するかぁ!」
そう言い放ち僕は走り出した、止めどなく溢れてくる涙を必死に拭いながら、
「あっタロウ君待って!」
清水の声は僕の耳に届かなかった。
嗣永を探そう! 嗣永と話がしたい! 僕の頭はそれらで一杯になっていたから。
つづく
乙
乙
乙乙
子悪魔ももちキタキタキタ━━(゚∀゚)━━!!待ってたよ!!
友理奈…服燃えたってことは…ボーボーのお毛けも燃えちゃったのかカワイソウに
幼なじみw(ノ∀`)ノアヒャヒャヒャ
嗣永〜!
八景島で愛理に指を鳴らしてもらって来たほ
ウィークラさん>友理奈かっこいいね!燃えない服を開発しないとねw
天使たん>こっちも激しい場面ですな
続き楽しみにしてます!
>>58 おめw
61 :
562:2005/09/01(木) 11:27:57 0
学校早く終わったんで少し載せます
62 :
58:2005/09/01(木) 11:28:23 O
>>59 ヒント:妖精
>>60 サンクス
でも、愛理が必死に2・3回やっても、きちんと鳴らせなくて萌へ
だが愛理に恋という魔法をかけられますた
63 :
562:2005/09/01(木) 12:49:20 0
>>30 「えっ?あぁ何でもないよぉ」
「え〜でも凄く落ち込んだ声だしてたよぉ?悩みあるんだったら聞くよ?」と優しく俺を見つめる。
何て優しい言葉だろう・・・須藤とは大違いだな・・・
そんな事を考えながら前に目をやると、須藤が激しくい目つきで俺を睨んでいた。
「(お、俺の心の中まで読めるの・・?)」
恐怖のあまり視線を横に反らす。
すると今度は村上がこの世の者とは思えない程の笑顔で俺を見つめている。
「な、なに?」
「ううん、別にぃ」尚も村上は俺を見つめる。
「(そんなに可愛い顔で見るなよぉ・・。照れるだろ・・)」
焦る俺を救ってくれたのは教室に入ってきた担任の稲葉先生だった。
64 :
562:2005/09/01(木) 12:58:06 0
>>33 見切り発車で書いたものですから、タイトルはまだ考えていません。
スマソ・・orz
乙
67 :
562:2005/09/01(木) 14:14:38 0
>>63 相変わらず国語の授業は眠い。クラスの大半の男子は机に沈んでいる。
「ふぁぁ・・(じゃ、俺も寝よっと・・)」
俺も皆と同じ様に机に沈もうとすると、村上がそれを制する。
「だめだよ!寝ちゃ!」
「だって、眠いもん・・」
「そうかも知れないけど、○○君が寝ちゃったら私もすごく暇になるじゃん?」
村上の口からそんな言葉が出るとは思わなかった。村上は成績も清水に引けをとらないトップクラスで、
そんな彼女から『授業が暇になる』という言葉を聞くと誰でも驚くだろう。
「わ、わかった・・。」
「ありがと」
そう言って村上は再び教科書に視線を戻した。
「(えっ?!俺と話したいんじゃないの?よくわからん・・・)」
村上と同じように教科書を眺める。でも、何が書いてあるか全く理解できない、もはや呪文と化している。
「(だめだわ・・今度のテストも20点くらいだな・・・)」
「ん?」教室が騒がしい。
眠気眼で辺りを見ると皆元気よく教室をとびだして帰っている。いつのまにか俺は寝ていたようだ・・。
「あれ?もう学校終わり?」
「そうだよぉ!○○君あれから寝ちゃうんだもん」村上は笑いながら言う。
「そっかぁ。じゃあ俺も帰ろっ・・あっ!」
俺は委員会の事を思い出した。しかし教室には清水も須藤もいない。
「(チャーンス!!)」
俺は村上に”バイバイ”とだけ言って、意気揚揚と教室の扉を開ける。
が、・・・その扉の向こうに先程と同じようにして腕を組んで仁王立ちした須藤がいた。
68 :
562:2005/09/01(木) 14:47:16 0
>>67 「す、須藤・・・」俺の額からすごい勢いで汗が流れる。
険しい顔をした須藤は腕を組んだまま俺に一歩一歩ゆっくりと詰め寄る。
”ザッ”俺は思わず後ずさりをする。
「アンタ、帰ろうとしたでしょ?!」須藤のドスの聞いた声に俺は硬直する。
「・・・・・」言葉が出てこない。
「どうなの?!」険しい顔が更にこわばる。
俺の須藤への恐怖は頂点に達し、教室内へと逃げ出した。
「待てぇー!アンタさっき約束したでしょ?!」
掃除したての教室は俺と須藤が走りまわっているせいで台無しになる。
そうこうしている間に俺は教室の隅の方に追いつめられた。
「さぁ追いつめたわよぉ!」
「ちょ、ちょっと待てよ!大体、須藤には関係ないじゃん!」
「関係ない?大有りよ!」
「はぁ??」
「こうなったら腕の一本や二本は軽くいっとかないとねぇ」須藤は腕まくりをし始める。
「ま、待て待て待て待て!!」
「さぁいくわよぉ!」
「もういいの!茉麻ちゃん!」そう言って須藤を制したのは清水だった。
「で、でも・・・」
「いいの・・・○○君もきっと用事があるんだよ・・・そ、そうだよね?」清水の目には涙が浮かんでいた。
「さ、佐紀ちゃん・・。」
須藤が清水の元に駆け寄ろうとすると、清水は教室を走って出て行ってしまった。
”シーン”となる教室。
「(や、やっぱりまずいよなぁ?)」俺はそう思い、清水を追い掛けるため教室を後にした。
〜続く〜
>>62 (*´Д`)ポワワ
新人さん>乙!佐紀たんを泣かせちゃダメだぞ
乙であります
全裸友理奈とめーぐると佐紀タムでおかしくなりそうだ
だが・・・・俺には・・・保全という・・・・義務がある・・・
保全義務フォ――――――!!!!!!
アイリーンは指ぱっちん
マイマイははっくしょん
マーサはなんだっけ?
>>62 あぁなるほどシーパラでイベがあったのか!知らなかった
もしかし野郎だけでシーパラ行ったの?まさかね
幼女イベに女連れで行くの?まさかね
デートスポットだもん、女連れじゃなきゃ入れないでしょ?まさかね
作者待ち保全
>>43 *
数十分くらい前、私がワンちゃん達にエサを上げていた時
急にあの子達は吠え出して、みんな一斉にどこかへ向かって走り出して行った。
もちろん私は追いつけるはずもなく、私がこの家に着いた時には
セーラー服姿の知らない女の子にみんなで飛び掛っていた。
偶然そこには桃ちゃんと、同じクラスの萩原くんもいた。
萩原くんはクラスでもあんまり目立たないほうなのに
何故か桃ちゃんと親しげにしていて驚いた。
それから萩原くんが急に私の手を握ってきて、それも何をしているのか意味がわからなかった。
とにかく、急にいろんなことが起きて私は混乱していた。
そこに、さっきまでワンちゃん達が群がっていたあの女の子が起き上がってきて…
今、傷だらけのその子が私達の方を怖い顔で睨みつけている。
「許さない…」
その子は私たちに向かってそう言った。
それは、ワンちゃん達が勝手に飛び掛って行ったせいで言っているのかもしれない。
でもいつもは優しいこの子達が理由もなく人を襲うなんて信じられない。
きっと何かあったんだ。 この子達をこんなに興奮させる何かがあったに違いない。
「まずい、またか!」
萩原くんが焦ったような口調で言う。
女の子は私たちを睨みながらゆっくりを口を開けた。
何をするつもりなんだろう。
「舞波っち! 逃げて!」
え?
逃げるって、どういうこと? この女の子はやっぱり悪い人なの?
でも武器を持ってるわけでもないし、どこに逃げる必要があるんだろう。
それとも、見た目によらず喧嘩がとても強い人なのかな。
>>80 すぅっ、と女の子が大きく息を吸った。
「危ないっ!」
萩原くんが桃ちゃんと私の前で、女の子に背を向けて立って、両手を広げた。
私たちを庇ってくれているのかな…
隣の桃ちゃんも、俯いて耳を塞いでいる。
何なんだろう。 一体何が起こるんだろう。
"アアア…"
耳障りな、高い声が聞こえた。
「グルルルル…ッ」「ワンワンワンッ!」
ワンちゃん達がさっきより一層殺気立っている。
耳が、痛い…
萩原君は私たちを庇うように、両手を広げたまま飛び込んできた。
私はそれにびっくりしてバランスを崩し、よろけてしまった。
「わっ」
倒れそうになりながら、萩原君の肩越しにあの女の子の顔が見えた。
私たちのほうを向いて口を大きく開いている。
この耳障りな声…この子が出してるんだ。
それから、その子の首のあたりにどこからともなく、"脚"が現れて…
え? …脚?
>>81 "アアア……はべっ!"
萩原君はそのまま私たちに覆いかぶさってきて
それで…その耳障りな声は止んだ。
砂利の上に倒れこんだ萩原君と桃ちゃんは
2人とも目をぎゅっと瞑って、両手で耳を押さえて、何かに怯えているみたいだった。
「ねぇ…2人とも、何やってるの?」
「いいから舞波っち! 耳を押さえて!」
桃ちゃんが目を瞑ったまま叫ぶ。
「でも…もう何も聞こえないよ?」
「ちっ、石村さんは鼓膜をやられたみたいだ!」
萩原くんも同じ姿勢で言った。
「え、いや、私2人の声聞こえてるし」
「……」
「……」
桃ちゃんと萩原くんが、ゆっくり、恐る恐るといった感じで目を開いた。
平気な私を不思議そうに見ながら今度は両手に当てた耳を外す。
「ホントだ、あの声聞こえないよ」
「じゃ、じゃあアイツは!」
私たちに覆いかぶさっていた萩原くんが慌てて起き上がり
さっきの女の子の方を振り返る。
私と桃ちゃんも体を起こしてそっちを見た。
>>82 「あれぇー、ごめんさゆ! 慌てて飛んだけん降りるとこ間違えた!」
女の子は砂利の上に倒れており
その子の上に、黒いスーツ姿の女の子が脚で顔をまたぐように乗っかっている。
「あう…何するの…」
「やけん、ごめんたい!」
上に乗っかっている子の来ているスーツはところどころ破れていて
まるでどこかの廃屋から抜け出して来たかのようにススで汚れていた。
「何が起きた? あいつ、誰だ…」
「もしかしてまた敵…?」
桃ちゃん達が怯えた顔で言う。
しかし、そのどこからともなく突然現れたスーツ姿の女の子は
私たちをちらっとだけ見てから、倒れているセーラー服姿の女の子を起こして肩に抱えた。
「まだ…さゆは、まだやれるの…」
「おとなしくしとって! 今日はもう退くよ!」
それから私たちをキッと睨みつけ、
「今日のところはこれくらいにしといてやるけん、次は覚えときぃよ!」
と言って2人ともその場からフッと、まるで蝋燭の火が消えるように、消えてしまった。
私はもちろん、桃ちゃんや萩原君たちは
その一連の光景を呆気に取られながら眺めていた。
「よくわかんないけど、助かった…みたいだ」
萩原くんが心底ほっとしたように言った。
「はぁ…良かったぁ! 良かったよう!」
その萩原君に、桃ちゃんが泣きながら飛びついた。
「……」
え? え? 2人ってそういう仲? 聞いてないんですけど…
>>83 「おお、みんな無事なようだのう」
縁側の廊下から、しゃがれた声が聞こえてきた。
雨戸に寄りかかって、見知らぬお爺さんがこちらを見ている。
よく見ると全身傷だらけで、口元からは血が流れているように見える。
「重蔵さん!」
「あ! お爺さん、傷が!」
桃ちゃんがそのお爺さんの元に走って、自分の手をお爺さんの体に当てている。
一体何をやってるんだろう。
「お爺ちゃーん!!」
今度は聞き覚えのある声がした。
部屋の奥から赤いタンクトップの女の子が出てきて、お爺さんに抱きついた。
あ、あれって1年の夏焼雅…?
ってことはここって、あの子の家?
でもなんで桃ちゃんがこんなとこにいるの? いつの間に仲直りしたわけ?
もう…ワンちゃん達は急に走り出すし、変な声で耳は痛くなるし
人が突然現れたり消えたりするし、桃ちゃんはこんな所にいるし
変なことばっかりでわけわかんない!
ぺろっ
「んっ」
いつのまにかまた私のまわりにワンちゃん達が集まっていた。
ハッハッと元気そうに息をしながら、嬉しそうに尻尾を振っている。
私は、頬を舐めたブルドッグを抱きかかえて
おそらく意味は解りはしないだろうけど、その子に向かって呟いた。
「全然わけわかんないよねぇ、五右衛門」
ブルドッグの五右衛門も私と同じように首を傾げて、
「くぅ〜ん」と鳴いた。
春〜
つづくまー
映画「ファンタスティック・フォー」は絶賛放映中です
ウィークラさん乙
舞波視点ですか
それもよし
一応訂正ね
>>80 ゆっくりを口を開けた
↓
ゆっくりと口を開けた
>>82 今度は両手に当てた耳を外す。
↓
今度は両手を耳から外す。
>>87 アハハハハハ
えーと、まとめの人
上記の通り訂正お願いします…orz
89 :
562:2005/09/02(金) 02:48:17 0
PM7:12 学校に忘れ物をした。
さすがに夜の7時ともなると、辺りは真っ暗だ。
「いやぁ、にしても夜の学校って気持ち悪いなぁ・・・」そう言いながら、校内への入り口である
下足室へと入る。
しかし、電気がついてないので自分が日常しまっている上靴の場所がわからない。
壁をさわりながら、電気のスイッチをさがす。
「おっ?!発見〜!」電気のスイッチを入れると、真っ暗だった下足室が明かりであふれる。
「よしよし!」俺は上靴に履き、職員室へと向かう。
いつも賑わっている廊下とは思えないほど辺りを静寂が包む。
「うぉー!これはけっこうドキドキするぞ?!」何故か俺のテンションは高い。
暫く歩いていると職員室が見えてきた。
「あのぉ・・すいません?」扉をそっと開け、誰かいないか尋ねる。
「おっ?どうしたぁ?こんな時間にぃ?」と返事をしたのは警備員の”中澤のおっちゃん”だった。
俺は事情を説明し、教室のカギをもらい鼻歌を歌いながら一人教室へと向かう。
教室のカギを開け、自分の忘れ物を確認し教室を後にした。
職員室に行ってカギを返却し、また帰るため下足室へと向かう。
するとさっきは気付かなかったが、体育館からかすかに光がもれていた。
「何だろう・・・?」俺は体育館から漏れる光に導かれるように、体育館へと歩いていった。
複数人の視点から読めていいね
萩原の思ってる事とかは分かりきってるけど舞波だと新鮮ってかなんつうか面白い
91 :
562:2005/09/02(金) 03:09:16 0
>>89 〜とびばこ〜
俺はソーッと中をうかがう。
「(誰かが何かしている・・・)」
よく目をこらして見ると、それはマットの上に寝転がっている菅谷の姿だった。
「な、何やってんの?」俺は体育館の扉を開け、寝転がっている菅谷に聞いた。
「えっ?!」驚いた顔をして俺の方を見る。
「ど、どうして○○君がここにいるの?!」
「いや、忘れ物して取りに来たんだよ・・・。」
「そ、そうなんだ・・」
「で、何やってんの?体操服まで着ちゃって・・?」
「えっ?!あ、あのぉ・・」焦っている菅谷の横に3段くらい?の跳び箱が横に
置いてあった。
「あっ!分かったぁ〜!」と俺は頷きながら言う。
「さては、跳び箱の練習をしてたんだな?」
俺がそう聞くと菅谷の顔が真っ赤になる。
「何も恥ずかしがることないじゃん!俺が教えてやるよ!」
俺は座り込んだままの菅谷の手を取った。
「な?一人で練習するより、二人で練習した方がいいだろ?」と優しく言う。
するとずっと黙り込んでいた菅谷は元気良く頷く。
「よし!それじゃあ始めるか?!」
そうして菅谷と俺の跳び箱レッスンが始まった。
92 :
562:2005/09/02(金) 03:21:43 0
>>91 〜とびばこ〜
あれから3、40分練習してるが一向に菅谷は3段の跳び箱を飛べないでいた。
「だー違う!違う!跳び箱に手をついた時に腕の力で跳び箱を押し返すんだよ!」
俺はかなり”イライラ”してきた。
「・・・だって・・・・できないんだもん・・・」そう言ってその場に座り込んだ。
「まぁ、取り敢えず休憩なぁ・・」
俺は鞄の中からポカリをだして”ゴクゴク”と飲む。
「ふぅーうめぇ!」
菅谷を見ると、物凄くポカリを飲みたそうにしている。
「・・・・・」
「・・飲むか?」そう言うと菅谷は顔を真っ赤にする。
「いらないの・・?」
「そ、それ飲んじゃうと・・・か、か、間接キ、キスになっちゃうよ?」
菅谷の言葉に俺も動揺する。
「べ、べつに俺は気にしないし・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
妙な沈黙が流れる。
93 :
562:2005/09/02(金) 03:39:31 0
>>92 〜とびばこ〜
「じ、じゃあ・・ちょうだい・・?」下を見ながら言う。
「・・う、うん・・」俺も菅谷同様下を見たままポカリを渡す。
菅谷が勢い良くポカリを飲む音が聞こえる。
「ふぅ〜生きかえるぅ・・・は、はい・・・ありがと」
そう言って菅谷は照れながらも無邪気な笑顔でポカリを俺に手渡した。
その瞬間、菅谷に惚れる自分がいた。
確かに菅谷は可愛いし、学校でも1番人気があるけど、俺は彼女を意識したことはなかった。
菅谷=高嶺の花
というイメージが先行していたから、俺は特別意識していなかったんだと思う。
でも、・・・そんな菅谷が今物凄く近くにいて、それだけじゃなく間接キスもしてしまった。
俺の思考回路はショート寸前だった。
「どうしたの?さっきからずっと黙ってるけど・・」菅谷が先程の笑顔で俺を見つめる。
「・・・・・・」
「あっ?!分かったぁ!さっきの間接キスで上がっちゃったんでしょう?」と俺を嗜めるように言う。
「な、何言ってんだよ!ほ、ほら練習再開するぞっ!」
俺は自分の動揺を菅谷に見ぬかれないように語気を強めて言った。
「ほぉ〜い!」
菅谷は元気良く手をあげ、跳び箱へと向かって行った。
94 :
562:2005/09/02(金) 03:55:01 0
>>93 〜とびばこ〜
俺は動揺を隠すため、さっきよりも厳しめに指導した。
「だから、手をつく位置は手前だよ!手前!」
「でもさぁ・・?それじゃあさぁ・・?」
「でももそれもない!文句言わないで飛ぶ!さぁ早く!」
俺の厳しい指導に菅谷は頑張ってついてきた。
いつもならすぐ夏焼に飛びついて助けてもらっているのに・・・
「はぁ・・はぁ・・・」菅谷は相当疲れきっているようだった。
「どうする?休む?」菅谷に聞くが、彼女は首を横にふる。
「飛べるまで・・・休まないもん・・・」菅谷の目に涙が滲む。
「よ、よし・・・じゃあ後一回、後一回飛んで飛べなかったら明日やろう?」
菅谷は首を立てに振る。
「じゃあ、・・・いくよ!」そう言って菅谷は跳び箱目掛けて走って行った。
”ドサッ”
「と、とべた・・・とべたーーー!」菅谷は大喜びして俺に抱きついてきた。
「やったじゃんかぁー!菅谷!すごいよ!」俺も心から菅谷を祝う。
暫く2人の興奮は冷めずに、ずっと大喜びしていた。
95 :
562:2005/09/02(金) 04:15:58 0
>>94 俺と菅谷は興奮冷め遣らぬまま、そのままずっと話していた。
帰る途中、菅谷は急に立ち止まる。
「どうしたの?」
「あ、あのね・・・その・・・」
俺の頭の周りには???がグルグルと周る。
「す、菅谷?」
「あの・・・前から○○君の事が好きでした!」
突然の菅谷の告白に俺は驚いて、その場でずっこける。
「え、えっ?!お、俺を・・・?」
「う、うん・・・」
「え、あ、あのぉ・・・お、俺も菅谷が好きだ!」
俺は校庭中に聞こえるくらいのデカい声で言った。と言うより叫んだ。
「ほ、ほんと?り、梨沙子、う、嬉しい・・」その場で菅谷は嬉しさのまり泣き崩れた。
「な、泣くなよぉ?」
「だって・・だって・・・うえぇぇぇぇん」暫く俺はそんな菅谷を優しく見ていた。
「私ね、跳び箱が飛べるようになったら決めてたんだ・・!」
「何を??」
「君っていう、もう1つの”とびばこ”をこえることを・・・」
俺の顔は真っ赤になる。
「さぁ、早く帰ろ??」
そう言って菅谷は俺の手をとり、月明かりに照らされている校舎を尻目に俺達は学校を後にした。
〜終わり〜
96 :
562:2005/09/02(金) 04:23:56 0
>>89 >>91-95の短編を書いた者です。頭にパッと浮かんだのでその場で打ち込みました。
すんませんでちた・・・orz
尚、”遠い夏の日”は近々更新予定。佐紀たんの小説も今日の学校終わりに少し更新したい
と思います。
この梨沙子の短編は本当思いつきで書いただけなんで、気に入らなければスルーして下さい!
それでは、明日?っていうより今日?学校の休み開けテストがあるので寝ます・・・
97 :
名無し募集中。。。:2005/09/02(金) 04:24:37 0
562氏、テスト前にw乙です。
ほのぼのとした良い短編ですね
sageミススマソ
そうか!自分からスルーしてくださいって言えばいいのんか!
乙
五右衛門じゃなくて舞波にくぅ〜んって言わせなきゃ
101 :
562:2005/09/02(金) 05:42:40 0
>>95 「〜」その場で菅谷は嬉しさのまり泣き崩れた。
↓訂正
「〜」菅谷は嬉しさのあまりその場で泣き崩れた。
どうもスマソ・・・
>>101 新人さん乙!いいもの読ませてもらったよ
体操服姿の梨沙子に少し萌えた
ほ
___ クゥ〜ン
/____]
// ̄ヽ_从 ’w’) ____
| ̄ ̄|_ (⊃/ ̄☆ ̄(O|||||O)
.⌒ヽ ,;;; | / ̄ヽ ||___|// ̄ヽ ̄| |||||/ヽ
(";"':;.):;゛ |_| ◎ |___ | ◎ .| |=======
⌒;:ヽ;; ヽ_// ヽ_// ヽ_//
~~~~´゛`゛゛´´ ~~~~゛`゛´``´゛`゛゛´´ ~~゛゛´`
マイハマン占領中!
ほ
ぜ
保全
保全
保全
ほいっ
久々保全フォ―――――!!!!!
ho
ハードゲイはいつまで保全になってない保全で荒らし続けるのだろう?
結構前の話だけど思い出したから言う。
「21時までのシンデレラ」の宮城のイベントのときに、梨沙子がおっきなぬいぐるみと
一緒に寝てるって言ってた。それで、最前列のヲタが「どんなの〜?」みたいなことを聞いたら
梨沙子がどんなのか言いそうになってた。
Bye Bye またねってどうなったっけ?
千奈美誕生日更新を最後にフェードアウト
愛理なんて登場したばっかだったのに
中学生編になってこれからとゆう時にいなくなっちゃったよね
復活キボン
ほ
>>52 僕等を探しているのだろうか・・・?巨大ミキさんは大きな地鳴りを響かせ、園内を闊歩している。
僕はその巨大ミキさんに向かい走った。
清水は後ろから「待って!!危ないから!」と声を上げながら追ってくる。
(嗣永!嗣永・・・・・) もう涙が止まらなかった。
「嗣永!!」
一気にミキさんの前に飛び出して叫んだ、
するとミキさんの動きが一瞬止まった。
「僕は信じないぞ!嗣永が・・・・」
その動きを止めていたミキさんが再び動きだした、
僕に標的を定め真っ直ぐ向かってきている。
「逃げてタロウ君!!」後方から清水が叫ぶ、
「ズドン!・・・・』
ミキさんがあっという間に僕の目の前まで来て止まった。
「嗣永が悪魔だなんて信じないぞ!!」
必死に呼びかける、
「駄目!タロウ君!」
清水も叫ぶ、ミキさんがさっきと同じ様に、僕を踏み潰そうと片足を上げた。
嗣永を信じている、信じているけど体は勝手に震えだした。
(本当に嗣永が操ってるなら、そんなことできっこない! できっこない・・・・だって・・・)
「・・・友達だろ・・・・? 嗣永は僕にとっては大切な友達だ!!」
そう叫んだ瞬間ミキさんの足に力が入る! そして一気に僕目掛けて足を降ろす─────────
「嗣永!!」
─────────ミキさんの足が僕の目の前でピタリと止まった。
>>119 僕の叫びが伝わったのか・・・?
ミキさんの足の風圧を体中に感じながら、思わず瞑ってしまった目をそっと開けた。
目の前に広がる巨大な足・・・完全に止まっている・・・
まるでおもちゃの人形が、そのゼンマイを切らしてしまったかのように・・・
「タロウ君!! 早く離れて!!」
清水が呆然と立ち尽くす僕の背中に飛びついてきた、そしてそのままグイグイと後ろに引っ張ってくる。
「ちょっと待って! 嗣永居るんだろう!?」
嗣永がどこに居るかも分からないが、必死で清水に抵抗しながら呼びかける。
「早くタロウ君!」
「嗣永!」
『ザッ』・・・僕の右手側にあった売店の影から聞こえた足音・・・・
咄嗟にそっちを向く僕と清水、
「あっ・・・」
嗣永がそこに立っていた。
「嗣永!!」
「来ないで!」
駆け寄ろうとした僕に嗣永は冷たい声で言い放った、がそれでも僕は前に進む。
「う、嘘だよな・・・・?嗣永が悪魔だなんて嘘だよな?」
ゆっくりと嗣永に歩み寄りながら言う、嗣永は下を向いたまま黙り込み、僕の質問に答えようとはしない。
「嘘だろ・・・? だって嗣永は5年生の時から僕の友達だろ? 初めて会った時『よろしく』って言ったじゃんか、 明日もまたいつもみたいに学校で「タロォくぅん♪」とか言いながら近寄ってくるんだろ・・・?」
「来ないで・・・来ないで・・・」
そう繰り返す嗣永の声は震えていた。
「何で!・・・・何でこんなことに・・・・・人間だろ?嗣永は悪魔なんかじゃないだろ!?」
「ごめんねタロウ君・・・・ごめんね・・・・」
嗣永はその場に跪き、とうとう泣き出してしまった。
泣きながら謝り続ける嗣永の姿が全てを物語っていた、嗣永は本当に悪魔だった。
>>120 「・・・・・・」
何て声を掛けたらいいのか分からない。
「・・・うっ・・・・逃げて・・・」
「えっ?」
嗣永が消え入りそうな声で呟いた。
「お願いタロウ君!佐紀ちゃんも!逃げて!」
嗣永が涙でぐちゃぐちゃになった顔を上げ、必死に「逃げて」と訴えだした。
その訳がよくわからない僕と清水は顔を見合わせる。
「そんな訳にはいかないよ・・・悪いけどあなたをこれから天界に・・・・」
「いいから逃げて!」
嗣永が清水の話を遮る、
「どうしたんだよ嗣永!?落ち着いて話を・・・」
そう言いかけた時・・・
「桃子・・・あんた一体どういうつもりかしら?」
辺りに響いた、凍りつくように冷たく聞き慣れない声、
パッと声がした方へ振り向く・・・、そこには見たことのない女性が立っていた。
>>121 その女性はいつの間にか僕等から5メートルくらい近くに立っていた。気配や足音に全く気づかなかった。
見たところ20代前半・・・いや後半か? 見方によっては凄い美人だ。何故か楽器のフルートを手にしている。
「どういう事か説明しなさいって言ってるのよ!」
その女性が強い口調で嗣永を攻める、嗣永は叱られている子供の様にジッと視線を下に向けたままだ。
「タロウ君気を着けて、この人・・・危ない・・・」
何かを察知した様子の清水が、その女性に向かって身構える。
確かに只ならぬ空気を発している、おそらくこの女性も悪魔なんだ。
怖くなり、思わず僕は清水の後ろへと後ずさりした。
「この役立たず! ・・・・まぁいいわ、アンタには最初から何も期待してなかったから」
激しく警戒している僕と清水には目もくれず、その女性は嗣永を罵り続ける、
「はぁ・・・だからアンタは何時まで立っても、半人前の小悪魔だなんて言われるのよ!」
大きな声を出される度に、嗣永はビクンと体を震わせ大粒の涙を零す。
「清水・・・僕何となくわかったような気がするよ・・・」
二人には聞こえない様に、清水に囁いた。
すると清水は真剣な表情で僕の顔を見て、大きく頷いた。多分清水も僕と同じ事を考えていたのだろう。
嗣永はこの女性に脅されてやっていたんだ。
学校の火事もこの女性の仕業だろう、たぶん嗣永はそれに反対したに違いない、だから清水を助けてくれたんだ。
きっと・・・きっと嗣永は苦しんでいるんだ・・・・
つづくです。
書く人として自分の技術の限界を感じる今日このごろ・・・
>>123 乙です
面白いんでもっと自信を持って良いと思います
この作品以外は書いた事ないんですか?
どんどん使っちゃって下さい保全フォ――――!!!!!
>>113 私って荒らしと見られているのでしょうかね?
いやならスルーしてくらさい保全フォ――――!!!!!
>>126ですが、
125は私ではありませんので連投荒らしとか言わないでほしいれす
天使乙
技術的なあざとさがないのが良い味になってると思うよ
書き手としては読ませる話書きたくなるもんなんだろうけど
保全フォ――――!!!!!
保全フォ――――!!!!!
>>126 スレの内容と関係ない
保全になっていない
これを荒らし以外に何と呼べばいいんだ?
保全と書いておけばどんなことを書いても許される、という前例を作って荒らしにいいようにされる原因にもなるからスルーすれば済むって問題でもない
やるなら最低でも保全の意味を調べて必要な時だけやれ
保全フォ――――!!!!!
ふぅおぅおおおおぅうぅぅぅぅぅーーっっ フォー。
まぁまぁ仲良くね
天使たん>目まぐるしい展開ですな(・∀・)
楽しみにしてます
乙
寝てる間に作者降臨してることを祈りつつネノレ
天使さん乙!!
20代後半の女性が誰か気になる…
キーワードは
・見方によったら美人
・何故かフルート(これは関係ないか?)
…うーん誰だ?
ヤススかw
優恋に舞美ちゃん出てた?
単に見落としてるだけかもしんないけど。
誰か教えて??
クイズ
何でもいいよ
ほ
新スレおめ
保全フォ――――!!!!!
>>139 ・転校してきたたろうくんのクラスメイト
・隣の席に座ってた
・学校が火事になった時・ロッカーに閉じ込められた彼女を救出
・現在療養中
・相思相愛の中(?)
あスマン
話の流れから天使たんと勘違いした_| ̄|○
保全フォ――――!!!!!
保全フォ――――!!!!!
保全フォ――――!!!!!
保全フォ――――!!!!!
从 ´∇`从<四つ並べて保全4ー!!!
オレはHGを悪いとは思わないけど
いやだとゆわれたばっかなんだからさ…それともワザトやってんじゃねえだろうな?
うるせーな、ほとか保ならなにも言わねーくせに
叩きたいだけだろ、くずがしねよ
保全人が自己主張したがるのを快く思わない人間が少なくないだけ
叩く人間が悪いと思ってるけど、叩かれるのが解ってるならやめて欲しい
荒らしたいのなら別だけど
ここの住人はいつになったらスルーを覚えるのやら
進歩が無いって悲しいことだよね
話が通じる相手ならスルーする必要ないだろ
早く書けばいいだけ
満足に保全もできない奴等が何言ってんだか
その歪んだ選民思想を捨て去れ、お前は平凡な人間だよ
この時間帯ならあまり保全はいらないだろ
そういう慢心がいけないんだよ
保全フォ――――!!!!!
保全フォ――――!!!!!
普通に保全
で、良いよね?
保全フォ――――!!!!!
保全フォ――――!!!!!
保全フォ――――!!!!!
ほ
保全フォ――――!!!!!
保全フォ――――!!!!!
優恋は全員でてんだろ?
作者待ち〜
今日は誰がくるだろうか
保全フォ――――!!!!!
「朝からラブラブですね〜」
菅谷の笑顔にみとれていると、後ろから声が聞こえてきた。
「ち、千奈美!」
「おいおい、俺もいるんだけど〜」
千奈美の後ろから田中も現われた。
「千奈美と田中…一緒に来たのか?」
「ん、ただ公園の前で偶然会っただけだよ。なぁ?」
「うん!」
菅谷は田中と千奈美が一緒に来たことは別に気にしていないようだ。
てっきり落ち込むかと思ったのに…そんなことを考えてると菅谷がいきなり仕切りだした。
「ねぇ、全員揃ったんだから出発しようよ!」
普段は少し抜けている菅谷がいきなりリーダーシップをみせたのでみんな驚いていた。
菅谷に引っ張られつつ、みんなで電車に乗り込むと横から千奈美が小声で話しかけてきた。
「あんた、わかってるわよね!今回はあたしと高橋君のための計画なんだから!あんたはりぃちゃんと仲良くやっててよ!」
「はいはいわかってるよ」
俺は適当な返事を返す。
「本当にわかったのかしら…」
千奈美はため息を吐きながら、田中のほうへと向かっていった。
電車内は結構人がいたので、俺はみんなとはなれて外を見ながらドアの近くに立っていた。
トントン、と肩を触られたので振り向くと頬に何かがあたった。菅谷の指だ。
「引っかかった〜」
菅谷は嬉しそうにこちらを見ている。俺はさっきの千奈美の言葉を思い出し、仕方なく今日は菅谷と楽しむことにした。
「高橋君てさ〜、あんまり遊園地とか行かないでしょ。何で今日は行く気になったの?」
「ああ〜、それは…」
言いかけたところではっとしてやめた。千奈美と田中をくっつけるためなんて言ったら
田中を好きな菅谷が落ち込んでしまう。
「えっ、えっと…夏休みさ、どこにも行かなかったから最後くらいはって思って!」
俺は咄嗟に出た嘘に我ながら感心した。
「そうなんだ〜。それでさ〜」
次の瞬間菅谷の口から信じられない言葉を聞いた。
〜続く〜
短いですけど更新します。
いろいろあってあんまりペースは速くないですが…
気に入らなければスルーでお願いします!
気に入らないわけないだろう!
いいところで切るもんだから続き気になるってw
保全フォ――――!!!!!
保全フォ――――!!!!!
>>181 いつもお疲れ様です。
「あんた、わかってるわよね!今回はあたしと高橋君のための計画なんだから!あんたはりぃちゃんと仲良くやっててよ!」
↓
「あんた、わかってるわよね!今回はあたしと田中君のための計画なんだから!あんたはりぃちゃんと仲良くやっててよ!」
(高橋→田中)じゃないですか?
ちょっと人物関係気になったもので。
間違っていたらすいません。
すいません!!やってしまいました!
まとめの方、ご迷惑おかけします…
乙
188 :
562:2005/09/04(日) 01:04:57 0
>>68 俺は走りながら、まず清水の行きそうな場所を考えた。
「(どこ・・・かなぁ?)」
どういう内容にせよ女の子を泣かせてしまった行為は男にとって恥ずべき事だ。
俺の頭は清水に申し訳ない気持ちで一杯になる。
2階に降り4年生のクラス前を通るが、皆清水と同じくらいの身長だから見分けがつかない。
「え〜っと・・・え〜っと・・・あっ!」
俺より少し前を一人で歩いている女の子がいた。俺は彼女の側まで走って行き、彼女の手をとる。
「やっと捕まえたよ・・清水・・・疲れたぁ・・・」
「あのぉ・・・」
俺はその子の手を握りながら彼女の顔を確認した。だがそこにいたのは清水と同じくらいの背丈のだが、
全く別の女の子だった。
「君・・・はぁ・・・誰?」
「荻原舞・・ですけど・・・」彼女は俺の顔を怪訝に見つめる。
「ごめん・・・間違えた・・ごめんね・・」俺はその場を離れよとした時、舞ちゃんの俺を呼びとめる声が
聞こえたが、俺は舞ちゃんの声を無視して再び清水を探し始めた。
「○○・・・先輩・・・」
彼女は○○の後ろ姿を見ながら、寂しそうに呟いた。
お、待ってましたよー
190 :
562:2005/09/04(日) 02:10:21 0
>>188 「はぁ・・・はぁ・・・どこ行ったんだよ・・」
俺は職員室から保健室から体育館裏へと順をおって探したが一向に清水を探し出せないでいた。
渡り廊下から見える、花壇に囲まれた可愛いらしい校庭の時計を見ると3時を指している。
「やばいなぁ・・・後、15分で始まっちゃうよ・・・」
そう言って俺は、疲れていたのかその場にへたれこんだ。
「・・・・・・・」
「な、なにしてんだよ!早く清水探さないと!」俺はすばやく身を起こし校内へと足を向けた。
さっきまで賑やかだった校内は、まだ昼間なのにひっそりと佇んでいる。
「清水〜、清水〜、清水〜、」
と探していると、横から突然出てきた女の子とぶつかった。
”ドン”
「キャッ!いたた・・・」
「いってぇ・・・」互いにしりもちをつきながら、相手の顔を確認する。
「何だ・・・お前かよぉ・・」
「”お前”とは何よ!”お前”とはっ!」
そう言って彼女は、俺の腕をつかみながらギャーギャーと騒ぎ始めた。
「はぁぁぁぁ・・(相変わらず、うるさいなぁ・・)」
静かだった廊下は窓から漏れる光と、彼女の騒ぎ立てる声で少し明るくなったような気がした。
191 :
562:2005/09/04(日) 02:16:29 0
続きます。短くてスマソ・・・
関係ないですが、今日で16になりました・・・orz
年をとるのは実に嫌なものですね・・・
え〜っと、遠い夏の日は月曜か火曜にでも更新したいと思います。
乙おめ
乙!頑張れ
それと誕生日おめ
若いねー
とか言われたいの?
期待保全
乙
オレが16の頃は・・・orz
いかんいかん!ほ
197 :
名無し募集中。。。:2005/09/04(日) 08:14:06 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
死んじゃえば?年取らなくてすむよ
保全フォ――――!!!!!
↑
面白くないほ
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ <駄スレ乱立中保全
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中
今まとめサイト見てきたけど正直もっと評価されていい作品あるよな
お誕生日おめでとう。これからも頑張って!
絶賛レスつける層2・3人捕まえれば評価高いように見えちゃうし
こういう場で見える評価なんて意味なくね
205 :
562:2005/09/04(日) 14:35:23 0
562
同じ作家同士頑張ろうぜ!誕生日おめれとうでげす。
保全フォ――――!!!!!
保全フォ――――!!!!!
ホ
保全フォ――――!!!!!
・・・なんかムカつくほ
212 :
562:2005/09/04(日) 19:59:59 0
HGって面白い?気持ち悪いじゃんあのオッサン
何がフォー!だよ
214 :
ken:2005/09/04(日) 20:38:18 O
僕は3日前13歳になりましたぁ!!!!(^^)v
>>214 はい、おめでとう
わかったから E-mail(省略可)の右の空欄に sage っていれてから書き込みなさい
それから作者以外は名無し募集中。。。でよろ
217 :
ken:2005/09/04(日) 21:28:20 O
これでいいですか?\(^O^)/
どうしてみなさんは名前を書かないのですか?ファンサイトではみんな名前を書きますよー☆(?_?)
(\ /)っ
⊂ ヽ ___ (っノ
\\ ):::=o=< //
\ ヽ、(■∀■) // 保全フォ―――――――ゥ!!!!
\ ):::V:::::ノ~,//
〈::::::|:::::ヾノ
|:::::|::::::::/
/;;;;;|;;;;;;/
ノ:::::::::::::::)
/ y⌒ヾ/
ヽ/ /
( , /
| | \
|__/\入
}:::| ):::ゝ
ノ:::::)⊂ノ´
(;;;;;/
保全
『今年の冬は各地、例年より冷え込む日が多くなりそ……』
テレビを消し、時計を見る…pm1時…
(せっかくの日曜日だ、もう一眠り)そう思い、布団に入った瞬間……
『ドンドン』「入るよーー!」『ガチャ』
返事をする暇もなく姉ちゃんが部屋に入ってきた。
「返事する前に入んなよ」
「まぁまぁ堅い事言わないの、そんな事より……これさ、えりかちゃんに渡してきてくれないかい?」
そう言って姉ちゃんは俺にCDを差し出した。
「……やだよ、自分で行けよ」
「ダメなの!おいらはこれからデートだから」
姉ちゃんがニヤリとする。
「すぐ下だろ!時間掛かんないじゃん!」
「いいからいいから♪ そんじゃ頼んだよ〜」
「ちょっと待っ……」
姉ちゃんは俺の返事を待たずして部屋を出て行ってしまった。いつもこうだ、姉ちゃんは調子が良すぎる。
しかし姉ちゃんは怒ると怖いのだ。俺は仕方なく着替えて、理不尽に置いてかれたCDを手に部屋を出た。
「あら、出かけるの? お姉ちゃんも今出かけたみたいだけど?」
部屋を出ると、リビングでワイドショーを見ていた母ちゃんが訊いてきた。
「うん、ちょっと…デート」
「まぁ本当に!? 彼女できたの!?」
「嘘だよ…姉ちゃんはデートだってさ」
「あ〜あの子は私に似て可愛いから」
「はいはい」
「……で、あんたはどこ行くのよ」
「ちょっと下の梅田さん家まで…」
「あらそう……あっじゃあ! これ持ってってあげな! 女の子はプレゼントに弱いのよ〜」
母ちゃんはテーブルの上にあったみかんを一つ取って俺に渡した。
「………プレゼント? みかんが?」
「うん、みかんが」
仕方なくCDとみかんを一つ持って家を出た。
外に出る、冬の風が肌に染みる。
(早いとこ済ませて、寝よ…)
階段を降りると、あっという間に梅田さん家のドアの前。
寒さに凍える手に、息を吐きかけながらインターホンを押す。しばらくして出てきたのは梅田の母ちゃんだった。
「あれ、マオちゃんどったの?」
「…ちょっと…えっと……」
「あっえりか? あの子今買い物行っちゃってるの…ごめんね」
「そうすか…」
「上がる?上がって待ってる?さぁ入って入って♪」
「い、いや、今日はやめとくよ、これ渡しといてくれる?」
そう言ってCDとみかんを差し出す、梅母は少し不思議そうな顔でそれらを受け取った。
「あの子に?CD……とみかん?」
「うん、みかん」
「…………オッケー、渡しとくわ」梅母はそう言ってウインクをした。
(さぁて戻ってもう一眠り)そう思い階段を上がった。
自分家のドアを開けようとした時……
「マオ」
不意に向こうから慣れ親しんだ声に呼ばれた。
そこには隣の隣の隣から今まさに出てきた、という感じの村上がバックを片手に笑顔で手を振っていた。
「お出かけですか?村上さん」
「ふふっ♪ ちょっと下のフロアの清水さん家まで……。よろしかったら一緒に来られますか?」
わざとよそよそしく声を掛けた俺に対し、村上も同じように返してきた。
「いえいえ、自分はこれから大切な用事がありますので……」
「あー、とか言ってどうせ寝るんでしょぉ?」
「…………で、ではお気をつけて〜」
図星だったので少し罰が悪そうに言って、自分の家の方へ向き直した。
「マ〜オ♪」再び呼びかけられた。
振り向くと村上は少しはにかんだ可愛い笑顔で手を振ってきた。
何だか俺は照れてしまい、軽く会釈だけしてすぐに家に入った。 つづく
季節外れな話でごめんなさい。また来ます。
どうしてもダンのときの桃子(森下真央)が浮かんで来てしまうw
悪くない。うん悪くないよなかなか
なんかオレ好みなの来たな
がんばってほしい
すみませんが、この2日間の「保全フォ―――!!!!」は私ではないです
(PCブッ壊れちょりまして・・・)
気軽にレーザーレモンを始めた俺が馬鹿でしたわ
そうですよね、荒らしですよね
これからは本当に保全が必要な時にだけ保全させていただきます
遺志を継ぐ者
(\ /)っ
⊂ ヽ ___ (っノ
\\ ):::=o=< //
\ ヽ、(■∀■) // 保全フォ―――――――ゥ!!!!
\ ):::V:::::ノ~,//
〈::::::|:::::ヾノ
|:::::|::::::::/
/;;;;;|;;;;;;/
ノ:::::::::::::::)
/ y⌒ヾ/
ヽ/ /
( , /
| | \
|__/\入
}:::| ):::ゝ
ノ:::::)⊂ノ´
(;;;;;/
作者さん乙
俺もめーぐるに名前で呼ばれたいなぁ(*´Д`) ポワワ
(\ /)っ
⊂ ヽ ___ (っノ
\\ ):::=o=< //
\ ヽ、(■∀■) // 保全フォ―――――――ゥ!!!!
\ ):::V:::::ノ~,//
〈::::::|:::::ヾノ
|:::::|::::::::/
/;;;;;|;;;;;;/
ノ:::::::::::::::)
/ y⌒ヾ/
ヽ/ /
( , /
| | \
|__/\入
}:::| ):::ゝ
ノ:::::)⊂ノ´
(;;;;;/
レモンです。
・・・・ヤメテ
>>231 スルーしろ
どうせバカが調子乗ってるだけ
普通につまらんのにw
このメンション住みたい
>>217 氏ね
年齢の話とかそんなんいらんねん 最初にしたやつ誰だ
☆ ゜ ゜ ☆ ゜ ・。
゜ ☆ ゜ ☆彡 。
___ _
//  ̄ ̄\ ( ゜∋
クゥ〜ン♪|☆ノノハ. | │|
| | 从 ’w’) | │|
.ゝゝ| |( つ┬つ│ノ .|キコ キコ
ヽノヽ ( ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄丿 ノヽ
ノヽノヽノヽノヽノヽノヽノヽノヽノノヽノヽノヽノ
マイハマン哨戒中!
まお良い感じ
マオって中華一番の?
(\ /)っ
⊂ ヽ ___ (っノ
\\ ):::=o=< //
\ ヽ、(■∀■) // 保全フォ―――――――ゥ!!!!
\ ):::V:::::ノ~,//
〈::::::|:::::ヾノ
|:::::|::::::::/
/;;;;;|;;;;;;/
ノ:::::::::::::::)
/ y⌒ヾ/
ヽ/ /
( , /
| | \
|__/\入
}:::| ):::ゝ
ノ:::::)⊂ノ´
(;;;;;/
ほ
やべぇビデオ漁ってたら2003年冬ハロコンが出てきたwベリいないんだよなぁとか思ってたら藤本の横でしみ公矢島愛理そして友理奈が踊ってるwww友理奈カワイイwwww
(\ /)っ
⊂ ヽ ___ (っノ
\\ ):::=o=< //
\ ヽ、(■∀■) // 保全フォ―――――――ゥ!!!!
\ ):::V:::::ノ~,//
〈::::::|:::::ヾノ
|:::::|::::::::/
/;;;;;|;;;;;;/
ノ:::::::::::::::)
/ y⌒ヾ/
ヽ/ /
( , /
| | \
|__/\入
}:::| ):::ゝ
ノ:::::)⊂ノ´
(;;;;;/
>>240 普通に秋田
マジでつまらんので他のネタ持って来い
ごめん、やめるわ
じゃ俺が
(\ /)っ
⊂ ヽ ___ (っノ
\\ ):::=o=< //
\ ヽ、(■∀■) // 保全フォ―――――――ゥ!!!!
\ ):::V:::::ノ~,//
〈::::::|:::::ヾノ
|:::::|::::::::/
/;;;;;|;;;;;;/
ノ:::::::::::::::)
/ y⌒ヾ/
ヽ/ /
( , /
| | \
|__/\入
}:::| ):::ゝ
ノ:::::)⊂ノ´
(;;;;;/
ほ
ぜ
ん
し
る
と
き
か
た
く
り
こ
夢に愛理が出てきたよぉ
257 :
562:2005/09/05(月) 23:19:06 0
前スレ
>>772の続き 〜遠い夏の日〜
「ただいまぁぁぁ!」私は元気よくおばあちゃんの家の玄関を開ける。
すると奥からパパがものすごい勢いで私の方へ走ってきた。
「み、みやびぃぃぃ!」
「ど、どうしたの?パパ?」パパの顔は涙でグチャグチャになっている。
「どうしたの?じゃないよぉ・・。パパ心配したぞぉ(涙声)。・・・ケガは、な、ないか?!」
そう言ってパパは私の体を簡単にチェックする。
「な、ないよ・・・パパの方こそ大丈夫?」私は泣きじゃくるパパの頭をそっとなでる。
「・・・だ、大丈夫だよ・・・(涙声)」
「(全然大丈夫じゃなさそう・・・)」
パパの慌て振りに思わず引いてしまった。
「さ、さぁ居間に行こう?みんなまってるよ」パパは私の手を離すまいと強く握る。
居間に入ると誰もいない。テレビが1人賑やかに音をたてている。
「あれ?おばあちゃんに、ママは・・・?」
すると居間に続く台所からお料理のいい香りがしてくる。
「いい匂〜い・・」
匂いにつられ台所に入ると、おばあちゃんやママが忙しく動いている。
私はおばちゃんを驚かせようと、背後へとまわる。
「おばぁ〜ちゃん!!」そう言っておばちゃんの肩を掴む。
「あぁぁ、びっくりしたぁ・・・」よほど驚いたのか胸に手を当てている。
「ご、ごめんね!だ、大丈夫?」
「ふふふっ・・。大丈夫だよ。まぁ、それにしても雅ちゃんまた一段と美人さんになったねぇ!」
「そ、そんな、び、美人だなんて・・。」私は頬を赤らめる。
258 :
562:2005/09/05(月) 23:49:23 0
>>257 〜遠い夏の日〜
「今日はどこに行ってたのぉ??」ママはテーブルにお皿をのせながら笑顔で聞いてきた。
「え〜っとねぇ・・・それは、ひ〜み〜つ!」私はそう言って体をクネクネさせる。
「な〜にぃ〜この子はぁ??」
「さぁ、白状しなさい??」ママは私の頭を優しくグリグリする。
「だ〜め・・絶対に・・・言わな〜い。」
私はママの魔の手から逃れ、再び居間へと戻った。
少し遅めの晩ごはんを食べ終え、私は隣の和室で少し休むことにした。
「おばあちゃん・・・」
和室にはおばちゃんが一人、縁側でうちわを仰ぎながら夜に輝く星を見ていた。
「どうしたの?おばあちゃん・・・?」
「いやねぇ、星を見てたら”あの日”の事を思いだしてねぇぇ・・・」
おばあちゃんの目には涙が少しばかり浮かんでいる。
「”あの日”・・・って?」
「・・雅ちゃんは・・・恋をしたことがあるかい?」夜空を見上げながら、おばあちゃんは優しく聞く。
私はおばあちゃんの問いかけに静かに頷く。
「私、今まで恋とかした事がなかったけど、今日・・・」
「・・どうしたんだい・・・??」星を見ていたおばあちゃんが私を見つめる。
「・・・そ、それより・・・おばあちゃの恋の話聞きたい!・・・それも”初恋”とか・・」
「私の・・初恋かい??そうだねぇ・・・・それは・・・・」
おばあちゃんは、再び視線を夜に輝く星へと移し静かな声で話し始めた。
〜続く〜
いいとこなんlに〜
260 :
562:2005/09/06(火) 01:17:50 0
>>258 「・・・〜・・・おばあちゃの恋の話聞きたい!・・・〜」
↓
訂正「・・・〜・・・おばあちゃんの恋の話を聞きたい!・・・〜」
スマソ・・orz
期待ほ
562氏乙
早く続きキボン
保全
今すぐ欲しい思い出した
おはほ
>>222 『ピリリリリリッ…ピリリリリリッ…』携帯が鳴っている。
「……うぅ」時計を見る…pm2時…布団に入ってからまだ一時間程。
(眠い、めんどくさい……)
『ピリリリリリッ…ピリリリリリッ…』
一向に鳴り止まない携帯、悔しいけど布団から出て机の上にあった携帯を取る。
開くと画面に表示されたのは『清水 佐紀』という名前。
(どうりで…)鳴り止まない訳だ。
清水は俺が寝ているのを承知で…むしろ起こそうという魂胆で電話を掛けてきたんだろう。
多分いつまでたっても鳴り止まないので、電話にでた。
『もしもし〜マオ?寝てたでしょ?』
「あぁ寝てたよ、村上から聞いたんだろ?」
『え〜めぐぅ? あははっ♪ 知らないよ…』
清水はとぼけているが電話の向こうからクスクスと村上の笑い声が聞こえている。
「まぁいいや、何?」
『あっそうそう、後で…7時くらいになったら屋上に来て』
「……やだよ寒いじゃん」
『ダーメ、じゃあ後でね』
清水はそう言ってすぐに電話を切った。
(………眠い)
まだ何時間もあるのでとりあえず布団に戻った。
>>266 夕飯を食べ、上着を羽織って、外に出た。時計は既に7時を回っている。
ここは四階建ての四階なので屋上までの距離は僅かだ。
冬の夜…寒さが身に染みる、吹き付ける風の音が余計に寒さを引き立ててる。
ポッケに手を突っ込みながら、階段を駆け上がった。
屋上へ出るドアのノブに手を掛ける、ひんやりとしたドアノブが痛い。
普段、このドアの鍵は閉められており、立ち入り禁止になっている。
しかし矢島舞美の親がここの管理を任されているので、僕等だけは特別ここに入る事を許されている。
屋上はバカ高いフェンスに囲われているので特に危険ではない。
少し向こうの方に広がる高層ビル、光の群、その中心で景色を赤く彩る東京タワー、
夜に屋上から見る東京の夜景は綺麗だ。
冬はとてつもなく寒いので、できれば行きたくないんだけど。
>>267 「こら!遅いぞ!」
寒い思いをしながら来た俺を、罵声で迎えたのは梅田えりかだった。
「寒いんだよっ」
「ほらほら桃が暖めてあげるから早くこっちおいでぇ〜」
長身梅田の後ろから嗣永桃子が現れ、手招きしながら言った。
「……変な悪い声出すなよ」
「あー、変な声とかひど〜い!生まれつきなのにぃ…」
いじける嗣永、
「まぁまぁ、皆揃ったね♪」
そんな様子を楽しそうに見ていた矢島が言った。
「んでどうしたの?こんな寒い中皆さんお集りになっちゃって…」
矢島、清水、嗣永、梅田、村上、皆がニヤニヤしながら顔を見合わせる。
「ジャーン! はなび〜♪」
少し間を置いてから村上が嬉しそうに、花火の詰め合わせを前に突き出した。
「花火?冬に?」
「ジャーン! シュ…シュ…シュ…チャッカマン参上!」
チャッカマンを持った梅田が、テレビの戦隊ものでされるようなポーズを決めて言った。
この花火は清水の家にあった夏の残りを、さっき村上と遊んでいる時発掘したものらしい。
「よ〜しマオ、今日からお前はチャッカマンだ!」
「………」
梅田に火点け係を任命していただいた。皆がふざけて俺に拍手を送った。
村上、嗣永、梅田、矢島、清水と順番にそれぞれが持っている花火に火を点けてやった。
暗かった辺りが色鮮やかな光と煙に包まれる、その光に皆の笑顔がよく映える。
俺も花火を持ち火を点けようとすると、矢島が自分で点けるのは危ないからと火を点けてくれた。
花火をジッと見つめたり、花火の光で字を書いたり、皆楽しんでいる。
梅田に関しては、花火を両手に走り回ったり、振り回して踊ったり、とにかく一番はしゃいでいた。
>>268 水を張ったバケツ一杯になった花火。
残るは線香花火だけになった所で梅田がある提案をした。
「じゃあ一番最初に落ちた人が後片付けねっ」
皆それに同意した。俺は嫌な予感がしたので同意しなかったけど、ゲームは勝手に開始された。
「せーの…スタート…」
皆でしゃがみ込み円になると、清水の号令で一斉に火を点けた。
バチバチと音を立て激しく燃える線香花火……次第に勢いが衰えていき……先端に赤い火の玉が出来上がる。
「マオのちょっと小さいんじゃないの〜?」
梅田が俺への攻撃を開始した。体でグイグイと押してくる。
「ほら〜マオちゃん落ちちゃうよっ」
続けて嗣永がわき腹を人差し指で突っついてくる。
「卑怯だぞっ!」
くすぐったくて身をよじる俺。
「あっ……」
俺の火の玉は二人の攻撃によってあっけなく撃沈した。
「あー残念〜じゃあマオちゃん後片付け、よろしく〜」
「よろしく〜」
嗣永と梅田が嬉しそうに言った。そんな様子を笑って見てる矢島。
「ねぇ可愛そうだよ〜もう一回やろっ?ねっマオっ?」
村上が優しく声を掛けてくれた。
「そうだよ、もう一回もう一回」
清水も村上に賛同する。
「どうせ何回やっても結果は同じですから」
梅田と嗣永を睨みながらそう言った。
つづく
次までにタイトル考えてきます。
そうですね!
しゃべり方が自然になっていいですよ
乙
乙
乙!いいよいいよー
乙乙
ほ
主人公のキャラがなかなか良いね
頑張ってほしい
川´・_・リ<そうだよ、もう一回もう一回
ココだけでも ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
ほ
ドアが開いて佐紀が入ってきた。
僕は一瞥してなに?と聞いた。
「パソコン借りてもいいかな」
「なにすんの?」
「ちょっと調べ物」
「トイレの行ってる間だけな」
僕は立ち上がり、佐紀に席を譲った。
トイレから戻ってくると、佐紀がパソコンの前で呆然としていた。
不審に思って、画面を覗くと、すごい勢いでウィンドウが立ち上がっていた。
「おい、なにしてんだよ、どけよ」
入れ替わって僕は椅子に座った。
「クリックしたら、いっぱいでてきた」
「安易にクリックするなっていつも言ってんだろ、あーあ」
「壊れた?」
「見りゃわかんだろ?HDDが死んだ」
「うそ・・・ごめん」
「ごめんじゃねーよ、なにしてくれてんだよ」
僕はウィンドウが無限増殖する画面から目をはなし、佐紀のほうに顔をむけた。
「・・・弁償するよ」
「あたりめーだよ、HDDと3万とそのなかにはいってたやつで合計5万な」
そう僕が言うと佐紀は小走りに部屋を出て行った。
「たくよー」
僕はわざと佐紀に聞こえるようにぶつくさ言って、強制終了させた。
起動するのを待っていると佐紀が戻ってきた。
「ごめん今これしかない」
しわくちゃの一万円札を差し出した。
「あと4万な」
僕はその1万円札を受け取り、ポケットに入れた。
「お小遣いからちゃんと返すから、ほんとにごめん」
「わかったからもういけよ」
佐紀はまたごめんといって部屋を出て行った。
無知は罪だよなと思いながら、僕はエロ画像を探す旅に出た。
おわり
土日は娘。コン
そして今日は台風休み
>>84 *
信彦や桃子達が通う学校から1kmほど離れた小高い丘の上。
一人の少女が、あぐらを組んで両目を瞑り、座禅のような格好で座っている。
ひゅう、と鳴る風の音に少女の耳がぴくっと反応した。
「おかえり〜」
彼女、亀井絵里が目を開いてそう言うのと同時に、視線の先に2人の少女が現れる。
一人は半分焼け焦げたようなスーツを着ていて
もう一人はところどころ敗れたセーラー服を着ていた。
「はぁ、もうあんなん聞いとらんよ!」
スーツ姿の女、田中れいながぼやきながら、芝生の上にどっかり座り込んだ。
「ちゃんと下調べしないからいけないんじゃん」
笑顔のままで、亀井がたしなめる。
「私はまだやれたもん…」
セーラー服姿の女、道重さゆみも不機嫌そうに腰を降ろした。
「そんなボロボロの姿で言うことじゃないでしょ」
亀井に言われ、道重は俯いてしまった。
「だいたい、絵里も手伝ってくれたらもっと上手くいったったい」
田中が頬を膨らます。
「勝手に飛び出してったのはさゆとれいなでしょ。 絵里は監視するように言われただけだもん」
「なんか知らんけど、能力が使えんこともあったし…」
「だからー、もっと慎重に調べてから行けばよかったの。 私に声も掛けないでさ」
亀井は、今度は少し不満そうに言った。
>>284 3人は『ファーザーズ』に属する末端の能力者である。
熊井友理奈がこの町で強大な力を使ったことをいち早く感知したのは道重の能力で
力を認めてもらいたい気持ちが強い道重は、田中を誘ってこの町へ来た。
道重の能力は口から発する超音波攻撃で、彼女はそれを"ハウリング"と呼んでいる。
そしてそれを応用したもう一つの能力がある。 彼女が"ソナー"と名づけたその能力は、
音波を指定したエリアに放ち、反射波により人や者の状態を掴む能力で
ソナーの反射波は能力者に対しては違った反応を示す。
能力者の場合は、通常の人間と違う遺伝子情報を感知して反応するのだ。
これにより道重は信彦や桃子、舞、友理奈の情報を掴むことが出来た。
しかし能力を打ち消す能力を持つ光太郎の場合は
その音波自体を受け付けない為、存在自体が認識できなくなるのだ。
「う〜ん…アンチサイ、かもねえ」
2人からの報告を聞いた亀井は腕組みしながら言った。
「そんなんホントにあるん?」
田中が眉をひそめて尋ねる。
「人工的な能力だけど、全ての能力が封じ込められてるM05に接触したのなら、有り得なくはないと
思うよ」
M05とは舞の研究所での呼び名であり、「M」にはマテリアルとかモルモットという意味がある。
「絶対復讐してやるんだから…」
道重がぼそぼそと呟くのを聞いて、亀井が強い口調で返した。
「いや、ダメ。 もう私たちは動かないほうがいいよ」
「なんでよ! やられっぱなしじゃ…」
「上が動き出しそうだから、もう私たちの出る幕じゃないってこと」
「……」
「それに、勝手に動いたペナルティでしばらく謹慎になるだろうしね」
亀井が涼しそうな顔で言った。
「はぁー、さゆに誘われただけなんに、なんでれいなまで…」
田中がふたたび頬を膨らまして芝生の上にごろんと寝転んだ。
>>285 「さぁーて、帰る前に一応、"見て"おきますか」
亀井はさきほどのように両目を瞑って座禅を組んだ。
彼女が"千里眼"と呼ぶ、遠隔透視能力を発動させる時のスタイルである。
>>286 *
部屋の中に、シャッ、シャッとハサミの音が響いている。
「こんなもんかな…」
ハサミを置いた光太郎は、手鏡を取って友理奈に渡した。
「なんか変な髪型になってるよぉ」
友理奈が半分泣きそうな声で言う。
「お前が燃やしたんだろ。 変なパーマになるよりマシだと思え」
光太郎は友理奈の頭を軽く、パシッと叩いた。
「いたーい…」
友理奈は少し不細工なショートカットになった自分の髪を撫でた。
友理奈は自分の体の全身から炎を発したことにより服が全部燃えてしまった。
髪の一本一本からも炎は発していたが、髪の先のほうは熱で縮れてしまい
部分的に変なパーマ、例えるならプードルの脚のフサフサのようになっていた。
自慢の長い髪であったが、さすがにこのままではいられないと思った友理奈は
信彦の家のハサミを借りて、光太郎に切ってもらっていたのだった。
>>287 「でも友理奈ちゃん、その髪型も可愛いよー」
舞が友理奈の髪を触りながら楽しそうに言う。
「舞ちゃんからかってるでしょ…。 なんか男の子みたいだよ…」
「そんなことないって!」
「そうだぞ友理奈、文句言うな」
「うぅ…」
友理奈は手鏡を使って様々な角度で自分の新しい髪型を見ながら
ますます落ち込んでいった。
「だいたいなぁ、お前っ…」
信彦は言いかけて、やめた。
友理奈は服が全部燃えてしまった時、当然下着も燃えてしまっている。
信彦の家までは応急処置的に光太郎のズボンを貸していたのだが
ずっとノーパンと言うわけにはいかなかったので
近所のスーパーへ光太郎と舞が2人で、ショーツとブラを買いに行く事になったのだった。
恥ずかしい思いをして帰ってきた光太郎だが、今、それに対しての文句を言おうとしたその時に
着替えるまでは自分のズボンを直に履いていたという事実を思い返してしまい
さらに恥ずかしくなって何も言えなくなってしまった。
>>288 「何? こうちゃん」
友理奈が光太郎に尋ねた。
「な、なんでもねーよ!」
光太郎は真っ赤になった顔を伏せた。
「えー、何〜! 気になるから言ってよー!」
「うっせっ!」
肩を揺さぶる友理奈の手を、光太郎は叩いて落とした。
「もう…」
友理奈は不満げな顔をしてそっぽを向いてしまった。
光太郎は、そういうあしらい方をするつもりはなかったのだが
"そういう想像"をしている時に友理奈に触れられたものだから
つい興奮してしまって、友理奈の手を叩いてしまったのだった。
「…ごめん」
お互い後ろを向いた状態で、光太郎は小さく呟いた。
「……」
友理奈は何も言わない。
「ていうか、お前さ…あの、服が燃える前…言ってた事…何なんだよ」
光太郎が言うのを聞いて、友理奈がびくっと肩を震わせた。
友理奈もまた、顔を紅潮させていた。
>>289 『離れたくない…こうちゃんと離れたくないよ』
友理奈はそう叫んでいた。
「……」
「……」
2人ともその時の映像を思い出しており、それ以降何も言えないでいた。
そしてしばらくの沈黙の後、
「私は…」「俺は…」
2人は同時に口を開いた。
「…なんだよ、先に言えよ」
「こうちゃんが言って」
「友理奈が一瞬早かっただろ。 そっちが言えよ」
「いいからこうちゃんから言って」
>>290 光太郎は観念したようで、先に話始めた。
「俺は、別にその、お、お前のこと好きとかじゃないからな…」
「わ、私も別にこうちゃんのこと好きじゃないもん!」
「だったらなんであんなこと言ったんだよ」
「それは、だって、友達だから…」
「そ、そうか…。 だよな、友達だしな…」
「うん、と、友達だし…」
「俺も、なんつうか、友達として友理奈のこと、す、好きだけど」
「私もこうちゃんのこと、友達として、好きだよ…」
「まあ、アレだ。 そ、そのうちアレになるかもしれないけど」
「あ、う、うん…アレだね…」
「アレだからその、別に嫌いじゃないんだからな」
「うん…」
「その、う、嬉しかったんだ。 だから、ありがとうな」
「うん…」
背を向け合い、俯いて、2人とも顔を赤くしながら
奇妙な告白(?)は行われた。
その光景を横から見ながら舞は、「変なのー」と呟いた。
>>268 > 「……変な悪い声出すなよ」
ル ’ー’リ<気持ち悪い声って書こうとしました?
乙
乙!
ウィクラおもしれー
れいなキャワ
テラオモシロス
友理奈もだんだんうまく能力使えるようになるかなw
このままだとハゲになったゃうよぉ(ノ∀`;)
ハゲはあれだがスポーツ刈の友理奈は見てみたい
結構ボーイッシュな髪型似合うかもな…
むしろ惚れる
あたまの形がくっきりでちゃうよ
形は悪くないだろ
でかいのは否定できないが
正直スルーしてる
おもしろいの見てーなー
そーゆーことゆーなー!
(*^∇^)つ川 ||
>まとめサイトの人
メールで送ろうと思ったんですがメアド無くしてしまったのでこちらで失礼
まとめサイトを読み返していたんですが
http://www.geocities.jp/riasyo_matome/crown-3.html このページの真ん中あたりの
>俺は舞ちゃんの手をしっかり握って、歩き出した。
>光太郎くん達が舞ちゃんを連れて出て行った後
>私と信彦くんも家を出た。
という部分は
光太郎編・信彦編の区切りをつけるのを忘れていたみたいなので
「光太郎くん達が…」の前の行に
アスタリスクマークを付け足しておいてもらえないでしょうか
*←これをアスタリスクマークと呼ぶことを初めて知った
見上げた夜空の星たちの光
ウィクラ乙
なんだか不思議な告りあいイイよー
ほ
突然だが復活してみる
次は第九部でいいんだっけ?
第九部 立ち上がれ!
そろそろ来る頃だな・・・・・・・・
背の低い少年が道端の物陰に隠れ、通りの様子を伺う
少年の名は細川小太郎
清和源氏の一族で、名門の細川家
・・・・・応仁の乱の当事者となった細川勝元や、足利将軍に仕え、後に織田信長にも仕えた歌人としても有名な細川藤孝らを排出した、京の民なら誰でも知っている・・・・・・・
小太郎はこの細川家・・・・・・・の、傍流の子孫の浪人の嫡男である
もっとも、小太郎の一家があの名門の一族であるという証拠は一つも無い
家系図はもちろん、家紋入りの具足等も伝わっていない
唯一、紋付の羽織袴の礼服が一着あるのだが、これは小太郎の曽祖父の代に作られたものである
それゆえ、一家の者以外は誰も小太郎らが名門細川家の一族だと信じていない
小太郎の着ている着物はボロボロである
色は褪せ、継ぎ接ぎだらけで、それでも修繕が追いつかず、穴が開いている
それは小太郎の家が貧しいからだ
小太郎の父は真面目で、そこそこ能力のある侍だった
だが、それが裏目に出た
奉行所の役人をしていた小太郎の父は、上役に上手く取り入り、出世の道が開けようとしていた
そこへ、織田信長の上洛、そして足利家の滅亡である
普通なら小太郎の父のような下っぱの侍にとって、このような事態が起きても大した影響はない
しかし、出世のために足利家に近付きすぎた小太郎の父は、職を失った
もともと裕福でなかった小太郎の家は一気に傾き、小太郎の母は物心つかぬ幼い小太郎を置いて家を出た
こんな生い立ちの小太郎であるが、名門の誇りを胸に、ぐれることなく、剣の修行に励み、真っ直ぐに育ってきた・・・・・・のだが
最近の小太郎は、剣術の道場にあまり顔を出さなくなった
まだ十二歳という年齢ながら、免許皆伝を受けたので道場に出る必要がそれほどなくなったというのもある
しかし、本当の理由は別にある
京のあちこちで毎日のように舞台が開かれる野苺組の公演を見に行くためである
だが、目当ては野苺組ではない
前座で舞台に上がったり、野苺組の後ろで踊ったり、幕間に客席に下りてきて菓子や飲み物を売ったりする、“給徒”と呼ばれる娘たち・・・・・・・
その中の一人の千聖という娘であった
小太郎の調べでは、舞台が無い日はだいたい今くらいの時間に、千聖が犬の散歩でこの道を通る
小太郎は今日、ある決意を胸に千聖を待ち伏せしていた
ドッキンドッキンという大きな小太郎の胸の音に、ササッ、ササッという子犬の走る足音が重なる
そして、キャンキャンという鳴き声と「シシマル、走るな〜!」という千聖の叫び声・・・・・・・・
き、き、き、来た・・・・・・・・・!
小太郎は呼吸を整え、往来に飛び出し仁王立ちした
「ち、ち、ち、ち、千聖殿・・・・・・・・・・」
だが、千聖は小太郎に一瞥もくれず、走る子犬に紐を引かれて小太郎の脇を走り抜ける
「えっ・・・・あ・・・・・・・・・・千聖殿!!!」
あっけに取られた小太郎だが、咄嗟に走り去る千聖の後姿に向けて叫んだ
だが、千聖は足を止めず、そのまま走り去ってしまった
今日はダメだったか・・・・・・・・・
角を曲がり見えなくなってしまった千聖の後姿にガックリ肩を落とした小太郎がその場を立ち去ろうとした時・・・・・・
「お〜い!呼んだ?」
子犬を抱きかかえた千聖が小太郎のもとに戻ってきた
「えっと・・・・・・・・あんたは・・・・・・・・・・」
千聖は小太郎を眺めながら、微かに見覚えのあるその顔を思い出そうとしている
「こ、小太郎。細川小太郎。細川家嫡男・・・・・・・・・・・・・」
だが千聖は小太郎の自己紹介には耳を貸さず、考え続ける
「どっかで見たことあるんだよな・・・・・・・・・」
地面に下ろされた千聖の犬が小太郎の足に噛み付くが、舞い上がっている小太郎は気付かない
「あっ!そうだ!いっつも一座を見に来る子だ!」
「は、は、はい!そうです!いっつも一番前の席で舞台を見ている小太郎です!」
「・・・・・・で、誰に渡せばいいの?」
「はぁ?」
「だから、お手紙か贈り物を誰かに渡してくれっていうんでしょ?相手は桃さん?雅ちゃん?お熊ちゃん?」
「いや、そうでなくって・・・・・・・・・・」
「じゃあ、お梨沙?」
「ですから、そうじゃなくて、千聖殿、あなたに用があるのです!」
「あたしに!?・・・・・・どんな用?」
「あ、あの・・・・・拙者と・・・・・・・・交際をいたしてはくれぬでしょうか?」
「交際?どういうこと?」
「で、ですから、その・・・・・・ゆくゆくは許婚として・・・・・その・・・・・・・・」
「許婚って・・・・・・・・ええっ???ちょ、ちょっとぉ!あんた正気?あたしなんかとぉ?」
「はい!誰よりも明るく眩しい笑顔の持ち主の・・・・・・千聖殿が・・・・・・・・好きです!」
小太郎の大声での告白に、こういう体験が初めての千聖の顔が真っ赤に染まった
だが、シシマルと呼ばれていた子犬はそんな二人にはお構い無しに小太郎の足を齧り続ける
「えっと・・・・・・・・あんたは・・・・・・・・・・」
千聖は小太郎を眺めながら、微かに見覚えのあるその顔を思い出そうとしている
「こ、小太郎。細川小太郎。細川家嫡男・・・・・・・・・・・・・」
だが千聖は小太郎の自己紹介には耳を貸さず、考え続ける
「どっかで見たことあるんだよな・・・・・・・・・」
地面に下ろされた千聖の犬が小太郎の足に噛み付くが、舞い上がっている小太郎は気付かない
「あっ!そうだ!いっつも一座を見に来る子だ!」
「は、は、はい!そうです!いっつも一番前の席で舞台を見ている小太郎です!」
「・・・・・・で、誰に渡せばいいの?」
「はぁ?」
「だから、お手紙か贈り物を誰かに渡してくれっていうんでしょ?相手は桃さん?雅ちゃん?お熊ちゃん?」
「いや、そうでなくって・・・・・・・・・・」
「じゃあ、お梨沙?」
「ですから、そうじゃなくて、千聖殿、あなたに用があるのです!」
「あたしに!?・・・・・・どんな用?」
「あ、あの・・・・・拙者と・・・・・・・・交際をいたしてはくれぬでしょうか?」
「交際?どういうこと?」
「で、ですから、その・・・・・・ゆくゆくは許婚として・・・・・その・・・・・・・・」
「許婚って・・・・・・・・ええっ???ちょ、ちょっとぉ!あんた正気?あたしなんかとぉ?」
「はい!誰よりも明るく眩しい笑顔の持ち主の・・・・・・千聖殿が・・・・・・・・好きです!」
小太郎の大声での告白に、こういう体験が初めての千聖の顔が真っ赤に染まった
だが、シシマルと呼ばれていた子犬はそんな二人にはお構い無しに小太郎の足を齧り続ける
あ、
>>312と
>>313は同じだ
顔を紅く染めて硬直していた千聖だが、口をパクパクと動かすと次第に落ち着きを取り戻し、腹を抱えて笑い出した
「アーッハッハッハッハ。あんた、小太郎って言った?年はいくつ?」
「こう見えても十二です」
「うそ・・・・・・あたしより一つ上?こんなに小さいのに?」
「それは言わないで下さい・・・・・・それに千聖殿も十一歳にしては小さいではないですか!」
「まあ、そうなんだけどね・・・・・・・・・」
千聖は笑ったことを反省するかのよう二、神妙な表情になった
「と、とにかく、拙者は本気なのです!千聖殿、拙者とおつきあいしてください!」
小太郎はそう言うとこれまた顔を紅く染めて下を向いた
「うーん・・・・あんた、悪い人じゃないみたいだから、友達としてならつきあってあげてもいいと思うんだけど・・・・・・・あんちゃんが・・・・・・」
千聖はそう言って眉をしかめた
「あんちゃん?兄上がおられるのですか?」
「そうそう。怖くって、とーっても強いあんちゃんがおられるの」
「で、その兄上が・・・・・何か?」
「あんちゃんね、ものすごい剣の達人なんだけどね、弱い人は相手にしてくれないのよねぇ」
「せ、拙者、こう見えても免許皆伝の腕前です!」
「ヘェ〜!凄いじゃない!じゃあ、あんちゃんに勝てるかもね」
千聖はいたずらっぽい笑みを浮かべてそう言った
「で、では、兄上に勝ったら・・・・・・拙者と交際していただける、ということですね?」
「まあ、そういうことになるかな?」
千聖はそう言いながらしゃがみ込み、小太郎の足に噛り付くシシマルを抱きかかえた
「そういうことだから・・・・・頑張ってね!じゃぁね〜!」
千聖は小太郎に手を振り、その場を立ち去っていった
千聖殿の兄上・・・・・・・・
野苺組の巡業でよく雑用している、ちょっと軽い感じで優しそうなあの人だろうか?
一見優しそうだがなかなか強そうだし、よく千聖殿と親しげに話をしているし・・・・・・・
怖いというのは意外だが・・・・・・・
一人残された小太郎はそんなことを考え、あの人だったら勝てるかもしれない、と思った
>>314の
>千聖は笑ったことを反省するかのよう二
最後をひらがなの「に」にチェンジで
というわけでつづく
斬新なタイトルがマニアに受けてる人キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
シシマルw
この二人のイメージは弥彦と燕だな で吹雪が佐の透け
光太郎くん、そのジーパンこれで譲ってくれないか?ハァハァ
っ[10000]]]
俺もるろ剣思い出したw
おかえり
乙
乙おかえり
322 :
名無し募集中。。。:2005/09/07(水) 11:02:44 0
マンネリ劇ウゼーよ
消えろ
お帰り♪
まってたよ
時代劇ほど、先の読める話は無い。
乙
吹雪とほっちゃんはガキなんぞに負けねーぞw
時代劇
をNG登録してよじゃ
オレは登録してる
時代劇さんはかなりすごいと思います。継続は力なり!
みんなの意見は大切だけど〜・・・よく読んでみて下さい!細かい構成など、ホントによく出来てますよ!時代劇さんは!
それに比べて私は^^;
時代劇が来ると荒れる
自粛して欲しい
332 :
562:2005/09/07(水) 15:29:49 0
>>258 〜遠い夏の日〜
「あぁ〜暑いなぁ・・。」私は家へと続くあぜ道を、額に汗を溜めながら一人歩いて帰る。
「また、いつもの場所で涼もうかな??」
私は夏が近づくと学校帰りによく小川で足を浸して涼むのが日課になっていた。
”ピチャ”
「くぅ〜気持ちいぃ!・・・はぁ・・・これでスイカでもあればいいんだけどなぁ・・・??」
「相変わらず食べる事しか頭にないのかぁ??」
私が気持ち良く小川で足を浸しているのを邪魔するのは、幼馴染のだいちゃんだった。
「もぉ〜何よぉ?人がせっかくいい気持ちで浸ってたのにぃ・・・」
私は頬をふくらまして、だいちゃんを睨む。
「あっそぉ??雅のためにサイダー買ってきてあげたのに、そんな事言うんだぁ??」
「えっ?!サイダー?!」
「でも、いらないんだよねぇ?!」彼はすごく意地悪な顔をして私を見る。
「そ、そんなの嘘に決まってるでしょ?!だからぁ・・・ちょうーだい??」
「はいはい。ほらよ・・・」私にサイダーを手渡し、私と同じように彼は小川に足を浸す。
昭和17年の夏 戦争が始まって半年も経つがこの”小さな村”はそんな事を微塵も感じさせなかった。
なるほど例の男の子はだいちゃんの霊で
雅が若い頃のばあちゃんに似てたから取りついたわけか
334 :
562:2005/09/07(水) 15:42:19 0
>>331 同意
相変わらず質は上がらないけど、落ち着いた状態でいたのに、こいつが来てまた悪い雰囲気になってきたな
時代劇さん復活キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
乙です
ばあちゃんの名前も雅?
なんか外人みたいだな
ホントだw作者ミス?
それとも雅子(まさこ)とかじゃないの?w
ほ
562さんが、夜来るまで分かんないよ
ぜ
時代劇さんが気に入らない読者はスルーかNG登録すれば良いやん。
それでも叩くのはアラシとみて徹底放置。
荒れるから来るなという前に大人になんなよ
俺は時代劇サンの作品大好きだよ♪
叩かれるの時代劇だけだからな、そのへんだよ
>>180 「千奈美ちゃんと田中君、うまくいくといいね〜!」
「えっ!?」
「えっ!?って千奈美ちゃんから今日の事聞いてるんでしょ?」
「聞いてるけど…俺はてっきり…」
「てっきり?」
田中のことが好きだと思ってた。そうじゃなかったら朝の公園の寂しい顔は何だったんだ?
「いや。やっぱり何でも無い」
「へんなの〜」
そういって菅谷は電車の窓からくるくる変わる外の景色を見て、まるで幼稚園児みたいにはしゃいでいた。
俺は朝の謎をしばらく考えていたが、答えは浮かんでこなかった。
ふぅとため息を吐いたとき、後頭部に少しの衝撃を感じた。
「いって〜」
「全く大げさだなぁ。ほらっ着いたぞ」
その衝撃は田中が俺の頭を殴ったものだった。
「着いたって…何処に?」
「高橋君何言ってるの〜?遊園地に決まってるじゃない〜!」
横にいた菅谷が笑いながら答えた。
「ホントもう…しっかりしてよ〜」
千奈美はあきれて下を向いてため息を着いていた。
「いやぁ〜ハハハ…」
俺は苦笑いしかできなかった。
駅から5分ほど歩いて、遊園地に着いた。大きな城があって華やかできれい…とはお世辞にも言いがたいほどのボロさだった。
客もほとんど入っていない。
何でも来年に閉館するとか…
「ホラッ見かけはこんなでも、安いしさ!この中にも楽しいものがきっとあるって!」
千奈美の必死のフォローがとてもむなしく感じた。とはいえ中に入ってみると、ジェットコースターやメリーゴーラウンド、
急流すべりなどそれなりに遊園地らしかったので俺たち一同は安心した。
「ね〜ね〜!最初はやっぱりあれ乗ろうよ〜!」
「いや、やっぱり最初はあれだって!」
俺と菅谷が最初の乗り物のことで討論していた。後ろでは田中と千奈美が
「ホントに中のいい二人だね〜」
「ホントホント、まるで恋人みたいだな〜」
などと茶化していた。結局俺が折れて、最初はメリーゴーラウンドというなんとも少女チックな乗り物に決定した。
もちろん俺と田中は乗らなかったが…
「キャ〜!たのし〜!」
「ちょ!ちょっとりぃちゃん!恥ずかしいよ〜…」
はしゃぎまくりの菅谷と違って千奈美は周りの目を気にしている。そりゃそうだ。もう小学校高学年なんだから
…それにしてもメリーゴーラウンドではしゃぐなんて、菅谷もまだまだ子供だなぁ。
「あ〜楽しかったね!」
「うん!でもちょっと恥ずかしかったなぁ〜」
「高橋君たちも乗ればよかったのに〜」
「それは絶対嫌だ!」
俺と田中が口をそろえて言った。なんだかおかしくなってみんな笑い出した。
その次に、急流すべりやジェットコースターなどいろいろ楽しんだ。
「なんかのど渇いたね〜」
しばらくして菅谷が言った。
「そうだね〜!さけんでたからね〜!ねえあんた飲み物買ってきてよ〜」
「え〜!」
「あら?女の子にまさか買いに行かせる気〜?」
千奈美は当然のように言い放った。
「わかったよ〜」
俺がしぶしぶ立ち上がると、菅谷も立ち上がった。
「あっ!りぃも一緒に行く〜」
「でも、一人で大丈夫だよ?」
「いいからいいから」
と言って俺に目で合図をした。なるほど、そういうことか。
自販機の前で俺はずっと聞きたかったことを菅谷に聞いた。
「あのさ…」
「ん〜?」
「田中の事好きじゃなかったの?」
「えっ!?」
突然の質問に菅谷も驚いていた。
「なんで?」
「いや、そういう風に見えたからさ…」
「ふ〜ん…そうなんだ」
菅谷はしばらく遠くを見ていたが、俺に向かって
「田中君のことは好きじゃないよ〜!」
と言った。
「そっか〜」
「そろそろもどろっか!」
菅谷は立ち上がって
「あの二人、せっかく二人きりにさせてあげたけど、うまくやってるかなぁ?」
と一人でつぶやいていた。
「ふ〜ん…そうなんだ」
菅谷のこの言葉の後に、不意に見せた朝と同じ悲しそうな笑顔を、俺は見逃さなかった。
〜続く〜
保全
なんだ気になるところで終わるなぁ
乙
350 :
562:2005/09/07(水) 23:53:11 0
>>332 〜遠い夏の日〜
「やっぱり暑い日にはサイダーが1番だな!」小川の水をバシャバシャとしながらサイダーを飲み干す彼。
「そんなこと言って本当はスイカが嫌いなだけでしょ?!」
彼はこの当時の子供にしては珍しくスイカが嫌いだった。
「だってさぁ・・・味が変だろ??とても食べれた物じゃないね!」と開き直る
「何それ・・・変なの・・・フフッ♪」
「何笑ってんだよぉ!」と私の頭を軽く小突く。
「痛いでしょ〜!もぉ〜!」
そんな他愛もない会話をするのは毎日の事で、私も彼とこうして過す時間が好きだった。
「あぁ〜!また2人で一緒にいる!!」
「おいおい!俺を差し置いて、雅ちゃんを口説こうとは!許せん奴だなっ!」
そう言って後ろから声をかけたのは、桃子ちゃんとだいちゃんの親友の紺野君だった。
「な、何も口説いてないよ!な、なぁ雅?!」と私と紺野君を交互に見て焦る彼
「それはどうかなぁ??」と私はさっきのお返しとばかり業と答えをはぐらかす。
「お、おい!」
「てめぇ!この野郎!」そう言って紺野君はだいちゃんの首を締める。
「何してんの?あんたには”桃子”っていう素敵な子がいるでしょ?!」
彼の首を締めていた紺野君を無理矢理引き剥がして桃子ちゃんは自分の方へと引き寄せる。
「ったく!桃子!お前小さいくせしてどんな力してんだよ!」
「ひどぉーい!またチビって言ったぁ!これでも少しは大きくなったのにぃ!」とポカポカ紺野君を叩く
私とだいちゃんはそんな2人の様子を見て、クスクスと肩を振るわせて笑っていた。
〜続く〜
【小説】リア消だったら誰に告ってた 第26章【キッズ】
マンネリ劇みたいにタイトルと全く関係の無い話はスルーでよろ
時代劇さん待ってたよ
353 :
562:2005/09/07(水) 23:59:38 0
>>350 毎回毎回、短い更新ですいません。本当申し訳ないです・・・^^;
後、設定では雅ちゃんのおばあちゃんも”雅”としています。読みもそのままです。
分かりづらくてスミマセン・・・orz
突然復活とか言って用意してたくせに(ワラ
細川家がこんな氏素性のわかんねーやつと結婚とか言うわけねーだろw
誇りに思ってるなら尚更だろ
面白いからOK
どんなの書いても叩くやつは出てくるから気にせずに…。
時代劇は歴史の知識皆無で勉強する気すら無いなら
普通に現代の書けよ
時代劇書いてる奴
空 気 嫁
遠い夏の日さん乙です
確かに短いなぁw
続き期待してますよ!
>>291 ちょうど同じ頃、信彦や桃子達もアパートに到着していた。
「もう戻ってきてるかなあ」
カンカンカン、と階段を駆け上がりながら桃子が言う。
「たぶんね」
信彦は少し楽しそうな表情である。
「……」
後ろから舞波が、心配そうな面持ちでゆっくり着いてきている。
「もう、舞波っち〜。 そんな縮こまらなくても大丈夫だって」
「で、でも…」
舞波は同年代の男の部屋に入ることなど今までほとんどなかったので
信彦の部屋、しかも子供達だけで暮らしているというアパートに行く事に
多少の抵抗があったのだった。
ガチャッ
>>362 「たっだいま〜」
桃子が勢いよくドアを開くと、目の前に奇妙な光景が広がっていた。
光太郎と友理奈がお互い背を向けて、顔を真っ赤にして座っており
2人の間で舞が困ったような顔をして立っている。
舞は桃子と、その後ろの信彦の顔を見ると途端に笑顔になり、「おかえり〜」と駆けて来た。
「あ、おかえりなさい…」
友理奈も、まだ顔を赤らめたまま言う。
「どうかしたの?」
信彦が靴を脱ぎながら尋ねると、光太郎は無理矢理に自然な顔を作って
「いえ、な、なんでもなくて…、ていうかその…
先輩のジーンズ勝手に借りちゃったんですけど、良かったですか?」
と誤魔化した。
「あ、うん、いいけど。 ズボンどうしたの?」
信彦はそこで、自分のジーンズを光太郎が履き
光太郎が今朝履いていたものを友理奈が履いている事に気づいた。
「ええっと、これは…」
光太郎は、ついさきほどファーザーズの刺客を名乗るチビっ子に襲われた事と
友理奈が暴走して全身から炎を放ち、着ていた服が全て焼けてしまった事を話した。
―もちろん、友理奈との奇妙なやり取りまでは隠していたが。
>>363 「なるほど、じゃあさっきのはやっぱり2人組だったわけか」
「へぇ、友理奈ちゃんそんなスゴイ事も出来るんだあ」
信彦は腕組みして頷き、桃子も羨望の眼差しで友理奈を見た。
「そんなんじゃないです…」
友理奈はまた、俯いてしまった。
「それじゃあさあ友理奈ちゃん、下着はどうしたの?」
何気ない桃子の問いに、光太郎と友理奈がびくっと反応する。
「ほ?」
桃子は一瞬、何があったのだろうかと考え込んだ後、
2人の様子を見て急ににやにやと笑みを浮かべた。
「ほっほー、面白そうじゃーん。 何があったのか教えてよ〜!」
2人のもとに駆け寄り、顔を交互に覗き込みながら"聞き込み"を始めだした。
「いや、なんでもないんですってば」
「そうです…なんでも…」
「ウソだねっ、絶対なんか隠してるー」
意地の悪い笑みを浮かべたまま、桃子がさらに聞き込みを続けようとしたところで
「あのぅ…」
と、ドアの方から声がした。 舞波である。
>>364 「ああ、石村さん。 遠慮しなくていいから上がってよ」
信彦が手招きすると、舞波がおずおずとドアの影から顔を出した。
「お兄ちゃん、誰ぇ?」
舞が信彦に尋ねる。
「石村さん。 桃子と同じクラスの子で……舞が触った最後の一人」
「あっ…ご、ごめんなさい!」
信彦は少し悪戯っぽく言ったのだが
舞はそれを聞くと途端に、舞波に向かってぺこっと頭を下げた。
「え…いや、その、私よくわかんないし…」
いきなり謝られた舞波は困惑してしまっている。
「はは、まぁとりあえず上がってよ」
言われるまま、舞波は靴を脱いで部屋に上がり、部屋に隅に座り込んだ。
「そんなに隅に座らなくても…」
信彦は言うのだが、それに桃子が
「舞波は人見知りするからねえ、しょうがないよ」と返した。
全員が揃ったところで、信彦も夏焼家で起きたことを光太郎達に話した。
光太郎の話した女と同じ風貌の女が、信彦達のもとに現れた事も。
それに光太郎や友理奈は、まさか隣のクラスの夏焼雅の祖父が
信彦達に関わりのある人間だったことに驚いていた。
>>365 「光太郎君達のところに現れたのは、敵が自分で言っていたようにテレポーテーション、
つまり空間移動なんだけど、自分から能力をバラすってのはかなり未熟だと思う」
信彦は光太郎達のもとにあらわれた女、田中れいなの事をそう分析した。
「それから僕らの前に現れたのは、声のエクストラセンスの能力者。
あ、エクストラセンスっていうのは人間がもとから持つ力を特化したもので
例えば透視とか超聴覚とか筋力強化系とか…」
―ここから信彦の長い講釈が始まったのだが
この時点でその場にいる殆どの人間はこの話についていけていなかった。
「まぁ舞や僕や光太郎君は人為的な…ってあれ? つまらなかったかなぁ…」
小一時間ほど経ったところで、信彦はようやく周りの状況に気がついた。
光太郎や友理奈達は頭上に疑問符をたくさん浮かべて、困ったような顔をしている。
舞にいたっては、昼間の疲れもあってか座ったまま頭をこくりこくりと揺らしていた。
そんな中で、舞波だけが目を輝かせてそれを聞いていた。
「そんなことない! とっても興味深いと思った!」
舞波は歴史の授業が得意だが、それが高じて世界の秘密結社とか、占いやまじない、
もちろん超能力も含め、そういう謎めいたことに対してとても興味があったのだった。
「ホントに!? ありがとう!」
信彦も自分の話に頷いてくれる同志を見つけて興奮し、手を取り合って喜んでいる。
それを少なからず嫉妬を含んだ視線を見ていた桃子だったが
見られている信彦は興奮していて気づくはずもなく
また、桃子自身も自分がそういう気持ちを含んで見ている事に気づかないでいた。
長くなったので残りは少し編集してから1時間後くらいにまた
あと時代劇さんおひさしぶりです
時代劇って笑えるよねいろんな意味でw
おっととウィークラさん乙です
残りは朝読ませてもらいます
おやすみーノシ
>>366 「そうだ! 忘れるところだった」
舞波の手を握ったままの信彦は、それで唐突に思い出した。
「?」
と、舞波だけでなく光太郎達もきょとんとした顔を信彦に向けた。
「石村さん、君の事。 君の能力だよ」
「私の…? いや、そんなの無いと思うけど…」
「あるんだよ、石村さんだけが持っている力」
手を握ったまま声を弾ませる信彦に、舞波は気押されてしまった。
「私だけって…そんなの無いよ…。 ただ、みんなより少しワンちゃん達と仲がいいだけで…」
「だからそれだよ! さっき雅ちゃんの家で君に触れてわかったんだ!」
「え…?」
(動物と仲良くなるのが超能力? そんなの聞いたことないよ…)
舞波はさきほどの光太郎達と同じように頭上に疑問符を浮かべた。
そんな舞波に構わず、信彦は話を進める。
「僕が分析したところ、石村さんはある程度の知能指数の動物に対して
絶対的なカリスマ性を発揮できる能力を持っていると思う」
「カリスマ…」
舞波は半ば呆然と彼の話を聞いていた。
「僕ら人間みたいに複雑な思考を持っている人間には効果が無いみたいだけど
でも成長すれば犬以外の動物にも効果は出ると思う」
「そんな能力ってあるんだねえ」と桃子が呟く。
「いや、実は僕自身驚いてるんだ。 こんな能力今まで見たことも聞いたことも無かったから。
だから能力の名前なんてものも無い。 まったく新しい能力ってことになる」
おそらくは舞の中に封じ込められている何十種類もの能力が
舞の体内で複雑な反応を起こし、新たに生まれたものであろうと信彦は推測したのだが
それをこの場で話すとまた長くなりそうだと思ってやめておいた。
>>370 「ハイハイ! じゃあさ、そのチカラに名前をつけてあげようよ!」
桃子が勢いよく挙手した。
「そうだね。 桃子、何かいい名前ある?」
そう言われると、特に何も考えていなかった桃子は「うーん」と唸ってしまった。
「あ、思いついたかも」
そこに光太郎が手を挙げた。
「おお、何?」
「えっと、"猛獣使い"とか…」
「……」
「……」
光太郎はもちろんジョークで言ったのだが、想像以上に周りが凍り付いてしまった。
「あ、じょ、冗談です…」
「でもさー、それ英語で言ったらかっこいいんじゃない?」
桃子が提案し、信彦が相槌を打った。
「それはいいかもね。 えっと、確か英語で…ビーストテイマーだったかな」
「ほらー! いいじゃん、かっこいい! ねぇ舞波っち!」
桃子は嬉しそうに舞波に賛同を求めたが、
舞波は「なんか、怖そう…」と不満げに答えた。
「英語にしたって怖いものは怖いか…、うーん…」
そう言って信彦も腕組みして考えこんだ。
>>371 「あの…」
友理奈が、恥ずかしそうに手を挙げた。
「なんか思いついたのか?」
光太郎が尋ねると、友理奈が小さく頷く。
「言ってみ?」
「えっと、その…ト…」
「ト?」
その場の全員が見つめるので友理奈は一瞬俯いてしまったが、再び顔を上げた。
「ト、トップブリーダー…」
部屋中が静まり返った。
友理奈はウケを狙うつもりではなく、TVCMで聞いたことがあったので
ただなんとなく似合いそうだと思って言ってみたのだが
言った後に急に恥ずかしくなってまた俯いてしまった。
「プッ」
桃子が耐え切れず、笑い出してしまう。
「あはははは! 友理奈ちゃん面白〜い!」
「くくくっ、お前もたまにはそんなこと言うんだな」
光太郎も笑い出し、信彦や当の舞波も顔に笑みを浮かべていた。
「そ、そんなつもりじゃ…」
友理奈のその声も、周りの笑い声にかき消されてしまった。
「でも、私それ気に入ったかも」
くすくすと笑いながら、舞波が友理奈に言った。
「え…」
「そっか。 石村さんが気に入ったのならそれにしよう」
「だねぇ、ワンちゃんいっぱい連れてるところとか、似合ってるし」
「うん! 私それでいいよ」
結局は、友理奈の一言で舞波の能力の名前が決まってしまった。
周りの笑い声で目が覚めた舞は、またもぽかんとした顔で
「みんな、変なのー」と呟いた。
つづくま
クラウンさん乙!!
トップブリーダーワロスwwwwwww
訂正!
>>370の19行目
「僕ら人間みたいに複雑な思考を持っている人間には効果が無いみたいだけど
↓
「僕ら人間みたいに複雑な思考を持っている動物には効果が無いみたいだけど
でお願いしまっすまとめの人!(毎回すみません
朝読むといいながら携帯から読んでしまったw
俺も舞波のしもべになりたい(ノ∀`;)
荒らしてんのは1人
時代劇タンに何か冷たいレスでもされたの?
面白いから弥彦頑張れ
>>353 ばあちゃんと孫が同じ名前なの?吉村貫一郎みたいだね
あと ^^; ←これは優恋タンのトレードマークだから使わないでほしい 優恋タンがわからなくなる
まあ話のレベルが違うから優恋タンはわかるけどできればその顔文字は使わないでほしいなぁ
トップブリーダーwwwwwwwww
乙
ほぜむ
話のレベルとか言ってくれるよね
あんたも荒らしと変わんないよ
どこも古参ほど厄介なものはないな
なんか勘違いしてる
最後の2行で自分のギャグレベルの高さを示してるんだから
他の人に高水準のものを求めるのも当然と言える
>>269 「じゃあよろしく〜」
笑顔で手を振る梅田、嗣永、矢島。
「本当にいいの?」
心配そうに言う村上に、俺は「いいよ」とぶっきら棒に答えて、散乱している花火の燃えカスを広い始めた。
村上と清水は俺に「ごめんね……」と謝ると、
去りずらそうにこっちをチラチラ見ながら行ってしまった。
一人残された俺は黙々と後片付けをする。
燃えカスを集め終わったら、一階にあるごみ箱に捨て、煤で汚れたバケツを水道で濯がなければならない。
この寒さの中、厳しい労働だ。
(……もっと着こんでくればよかった)
こんな長時間外に居るとは思ってなかった。
薄着に上着一枚だけで来たことを後悔した。
『ガチャ』
すべて拾い終えバケツを持った時、ドアが開く音がした。
「やっぱり手伝うよ……」
戻ってきたのは清水だった。
「いいよ、風邪引くぞ…?」
「いいからいいから」
清水がバケツを一緒に持ってくれた。
「どうも」
「ううん、元々私が誘ったんだし…」
「そっか、そうだよな…」
二人でバケツを持って階段を下り始めた。
>>384 「背伸びたよね?もう梅さんのこと抜いた?」
4階から3階に降りる階段の途中で清水が訊いてきた。
「いや…まだ梅田の方がデカイよ、全然」
「ふ〜ん……」
「清水はいつになったら伸びんの?」
「これでも少しずつ伸びてますから!」
「へ〜そう…」
「ふんっ、昔はマオが一番小っちゃかったのにぃ」
「そうだっけ?」
「あの頃から梅さんは大きかったからよくからかわれてたじゃん」
「………そうだっけ…」
「そうだよ、泣いてるマオをよく私とめぐで慰めたなぁ…」
遠い目をして思い出に浸る清水。
そんな会話をしている内に一階へと到着した。
ごみを捨て、水道でバケツを濯ぎ終わるまで清水は付き合ってくれた。
>>385 「いつの間にか…」
清水ん家がある2階へと上がり終えた時清水が呟いた。
「ん?」
「いつの間にか…皆のこと、苗字で呼ぶようになったよね?」
「…あぁ……まぁ」
「何で?」
「…別に、特に理由はないけど?」
「ふ〜ん、えりかちゃん、舞美ちゃん、桃ちゃん、めぐちゃん、後……佐紀ちゃん?かな」
「…………」
「5年生くらいまではそう呼んでたのにね、何か寂しいな…」
「…あぁ…そうか?」
「…………じゃあ…おやすみ、マオ」
一瞬の変な沈黙の後、清水はそう言って部屋に入っていった。
(えりかちゃん、舞美ちゃん、桃ちゃん、めぐちゃん、佐紀ちゃん……か)
俺達は生まれた時からこの団地、この第6号棟で同じ時を過ごした。
同じ幼稚園に行き、同じ小学校へ通い、卒業した。
俺にとって皆は幼なじみ、別にそれ以上でもそれ以下でもなかった。
「………さみぃ」
寒さを少しでも紛らわせるため、階段を勢いよく駆け上がった。
つづく
タイトル、色々考えましたが捻らずこれでいこうと思います
>>292 訂正ありがとうございます。
まとめの方
>>268 > 「……変な悪い声出すなよ」 → 「……変な声出すなよ」でお願いします
388 :
562:2005/09/08(木) 08:55:47 0
携帯から・・・
>>377 以後使わないよう気をつけます
ほんとに?
白TOさん乙です!
戻ってくるとか佐紀ちゃんぽいw
377は時代劇作者じゃねえの?
作者が作者叩くなよ
最低だな
これほど厚顔無恥って言葉当てはまる奴そうそういないよ
>>388 ま、荒らしにいちいち反応しない方がいいよ
おいマンネリ劇荒らすなよ
このスレのためにもお前は去れ
叩かれまくりだね
Bエを超える嫌われぶりだな
たたかれ役は必要ってことで時代劇がんばれ
>>382 逆じゃない?
このスレの1章や2章から居る古参の人達はまず荒らしてないと思うよ。
もし気に入らない作品あってもスルーしてるだろうし。
むしろあの頃の良い雰囲気に戻って欲しいって思ってると思う。
荒らしてるのは中途半端に後ノリで古参ぶってる奴。
スレが荒れたりしてる頃にやってきてるから、作者を叩くのが当たり前と思ってやがんだよ。
「優恋なんていつの話してるんだよ」
こんなレスしてる奴なんて典型的なタイプやん。
他にも良作はたくさんあったけども、優恋という作品がこのスレをここまで延ばしてくれた力の一翼を担ってくれたのは紛れもない事実。
その作者に対して一定のリスペクトすら無い様な奴に偉そうに言われる筋合いは無いと思うわ。
それに時代劇さんの設定を叩くバカな新参が居るが、彼が書き始めたのは今よりももっと作者さん達が沢山居た頃。
こんな視点で書いても面白いんじゃない?ってくらいのスタンスだったんだから、今更何言ってんの、って感覚。
細かい設定だって素人の書く物語なんだから多少史実と違ってたってエエやん。
ガタガタ言う程じゃないやろ?
と、携帯から長文マジレスm(__)m
もうこの辺で終わりにしたら? 作者さんが投稿しづらくなるよ
>>381 仰る通りで御座います
>>366の下から3行目
嫉妬を含んだ視線を
↓
嫉妬を含んだ視線で
でお願いしますまとめの人!いや、ほんと毎度毎度ご迷惑ばかり…
ほ
荒らしてるやつ1人だから 時間みればわかるでしょ
夜と午前中はあんな必死だったのに昼から1人もきてない
>>401 お前携帯からよくそんな糞長い文を書く気になるな
ぜ
在日とか_| ̄|〇
頑張ってみました。
だって元の良い雰囲気に戻って欲しいんだもん。
このレスのせいで荒れるの嫌なんで、もうこれからはただの保全だけします。
お騒がせm(__)m
>>401 1章からのやつは荒らさないってのに賛成!
僕もそうですから
>>409 気持ちはわからないでもないが
いかんせん長文すぎる・・・。
ん
ho
1人でうるせえんだよ
おまえが読まなきゃいいんだろ何なのさ
そーだそーだ。
オレみたいにNG登録しろよ
お前らいつまでやってんだよ
いい加減にしろ時代劇
>>392読め
荒らしはスルーしろって書いてあるだろ
もっとも、これ書いた奴がものすごく頭悪くて荒らしがスルーできていない見本のようなことを直後に書いているのはご愛嬌だが
一人で荒らしてるんじゃないの?
お前ら必死だなw
一人ってばれてんのにいつまで続けるんだよw
1人じゃないからだろw
時代劇さん、ネガレスに負けずに頑張って下さい!
ってことで保全フォ―――――!!!!!
時代劇は荒らしってことでOK
荒らしはスルーで
>>424 まあ、時代劇が荒らしだと思って暴れている誰かさんが荒らしはスルーのルールに則ってくれれば解決するよな
がんばがんば!
時代劇の自演がひどいな
時代劇おもしろ
とりあえず作者さん待ち保全
ガンバレ時代劇!!
朝から晩までヒマな一人のバカはもうほっとこうぜ
ホントに時代劇ツマンネなんてバカはこのバカ一人なんだからホントにこれで最後 完全スルーで
スルーできないのも荒れる原因だって前にゆわれたしさ、踏張ろうぜ
そして時代劇タンつづきつづきー♪
明日の朝を楽しみにしつつ就寝
おやしみ〜
ウィークラも天使も早くこいよ!
おはほ
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中 !
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中 !
じょ
マンネリの(仮)っていつまで(仮)何だ?
こいつの(仮)は仮性包茎の(仮)か?
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中 !
時代劇荒らすなよ
朝からほんと暇人だよな、なんかしろよ
13時じゃもう寝る時間だろ?外は明るいぞ
時代劇の粘着がひどすぎる
時代劇さんの話はメリハリあっておもしろいじゃん
ほ
気に入らないレスもスルー
↑
これも重要
時代劇は展開がいつも一緒。
だからマンネリ劇と言われる。
水戸黄門が受ける国民性を無視するなw
読みたい人間も居るんだぞ
もうすぐ春たんが来ると信じて保
学校から帰ってきて塾まだの待ち時間僕はすることが無いのでベッドに横になった。
自然とおチンチンに手が伸びてしまって、僕は手淫をはじめた。
寸止め、寸止め、でやっていたら、一瞬多くしこってしまい、大量の精子が放出された。
おお、僕は流れ出る精子を見ながら呆然としてしまった。
3ヶ月まであと2日のところで精子を出してしまった。
傍らにあるティッシュで丁寧におチンチンを拭った。
あー、やってもうた、激しく後悔し下腹部を露出したまま後悔の念に囚われていた。
出してしまったものは仕方ない。次また頑張ろう。前向きに考えることにした。
明日から再スタートだ。そう考えるとなんか元気が出た。
おチンチンを眺めながら、そうだ、剃毛するかと思った。
自分への戒め、汁遊びもしない、その決意のために。
いいねいいね。僕は早速
立ち上がって、バスルームへと急いだ。
全裸になって、石鹸を泡立て、陰毛に塗りつけた。
ちんげは意外と硬かった。親父のかみそりでは歯が立たない。
ダメかと諦めかけたそのとき、妹のすね毛そり用のかみそりを見つけた。
これならいけるかもしれない、数えてみると刃は4枚あった。親父の2倍だ。
剃ってみるといい、かなりいい。
さすが4枚刃、親父の2枚刃とは比べ物にならないくらいの切れ味を発揮する。
すっすっすと刃が滑っていく。どんどんちんげが皮ふから切れ離されて行った
そしてすべての毛を剃り終えた。
触った感じぞりぞりとするもののすーすーしてかなりいい、すっきりした。
しかし、剃り跡がなんだか痛々しい、明らかに色が違うのだ。茶色っぽい、どす黒い色なのだ。
まあいい。僕は立ち上がり、シャワーを当ててまとわりついているちんげを流した。
正面の鏡に映る剃毛された陰部が映し出された。うーん、やっぱり色が変だ。
僕は落ちた陰毛を色付のビニールに入れてゴミ袋に捨てた。
ひょー、気合が入るぜ、つぎこそ、半年汁遊びしないでオナ禁だ。
決意も新たに僕は、着替えて塾へ出掛けた。
家に帰るとすぐ塾でやったところを復習して何度も演習問題をした。
なぜだかすごい集中できる、剃毛効果かもしれない。
僕はどんどん問題を片付けていった。
「お兄ちゃん」
突然ドアが開いて佐紀が入ってきた。
「今忙しいから」
僕は邪魔されたくなくて佐紀を見ないで言った。
「これ」
ぬっと手が視界に入った。その手に剃刀が握られていた。
しかも明らかにちんげとわかる毛がついていた。
やべー、毛を取るの忘れた、うぇっ
「これあそこの毛でしょ」
怒っていた。当たり前だ。自分もやられたらぶち切れる。
ひたすら謝った。
「ちょっと下腹部けがしちゃってそんで剃って消毒したごめん、弁償するよ、いくら?」
「2千円」
たけー、が仕方ない。僕は引き出しから封筒を出して2千円を渡した。
ちんげのついたままの剃刀を僕に渡すと、佐紀はドアに向かって歩き出した。
「ケガは大丈夫なの?」
佐紀が振り返って聞いた。
「うん、大丈夫、消毒してカットバン貼ったから」
嘘をついた、少しの罪悪感。
「そう」
ドアが閉められた。
僕はぼんやりと剃刀を見ながら、こいつはちんげ剃り専用にしようと思った。
終わり
スレ違いですよ
なんのために半年も断つんだろう
ほ
羊に国家公務員
458 :
562:2005/09/09(金) 23:11:16 0
>>190 「なぁ、愛理お前うるさいよ・・・耳が凄く痛いんだけど・・・」
「・・・・・・」
急に黙り込むから調子が狂う。
彼女とは入学当時から6年になるまで一緒で、今年のクラス替えの時に俺とクラスが違うというだけで
職員室に抗議までしに行ったくらいだった。
「ごめんごめん、言い過ぎたよ。それよりさぁ、愛理、清水見なかった??」
「えっ?佐紀ちゃん?・・・あっ!思い出した!」
愛理はそう言うと、再び俺の腕を掴み激しく揺さぶる。
「アンタと佐紀ちゃん探しにきたのよ!」
「なんで??」
「なんで??って・・・大体、委員会は15分前集合って決まりでしょ?」
「へぇ、そうなんだ・・・で、なんで愛理が俺達を探してたの??」
”ゴツンッ!” 返事の代わりに愛理のチョップが俺の頭に炸裂する。
「なんでいきなりチョップすんだよぉ!痛いだろぉ・・・」
愛理は昔からことあるごとに俺に対してチョップを食らわす癖があった。
「アンタ馬鹿じゃないの?」
「はぁ??」
「私が文化祭実行委員会・委員長って知らなかったの?!」腕を組んで俺を睨みつける
「(何その役職・・・) も、もちろん知ってたよぉ!可愛い愛理ちゃんだもん・・・?」
「うそばっか・・・」そう言って下を見ていじける。
「あのぉ・・・愛理ちゃん?」愛理の体をツンツンと突つくが、一向に顔を上げない。
「はぁ・・・」
待ってたよぉ!
460 :
562:2005/09/09(金) 23:43:53 0
>>458 「可愛い愛理ちゃん?どうちたんでちゅか??」わざと赤ちゃん言葉で話かける。
「・・・プッ!何それ・・・ハハハッ!」下を向いていた愛理は顔を上げ、笑い出した。
「(はぁぁ・・・助かったよ、愛理が泣き出したり元気なかったりすると、ずっと引きずる
からなぁ・・・)」
愛理とこうしていると昔を思い出す。
「(まぁ今はこの余韻にひたれないな・・・)」そう思い、俺はおもむろに立ち上がる。
「どうしたの??」キョトンとした目で俺を見つめる。
「だからぁ」
「あっ!そっかぁ・・・」
俺が言いかけたのを愛理が遮る。
「じゃあ俺清水探しに行くから先生に”少し遅れます”って言っといてくれるか?」
「うん!わかった!」愛理は軽く頷いて、今来た道を戻って行った。
「さてと、それじゃ清水探し始めるか!」俺はファイティングポーズをとる。
「・・・まてよ、ひょっとしたら清水あそこにいるんじゃ・・・」
俺の頭によぎった場所に向けて俺は静かに走り出した
「(やっぱり・・・)」
案の定、清水は自分達(6年2組)の教室で、机に向かって伏せていた。
俺はゆっくり彼女に歩み寄る。
461 :
562:2005/09/10(土) 00:08:00 0
>>460 「お〜い、清水!」俺は”お〜いお茶”のように彼女の名前を呼ぶ
すると彼女は”パッ”と顔を上げて、驚いた表情をして俺を見る。
「○○君・・・。」彼女の俺を見つめる目は、まだ少しばかり紅かいように見えた。
「どうして・・・ううん、よく分かったね。教室にいるって・・・」
何か言いたかったのを遮るかのように、違う言葉が出てきた。
「・・・うん。前に清水さ、辻に泣かされた事あっただろ?その時に・・・教室で須藤に
慰められてるとこみてさ・・・」
「・・・あれ、見られちゃったんだ・・・」
「・・い、いや、たまたま忘れ物取りに来た時に、・・・こう・・・チラッと・・・」
「そっか・・・」
「(言っちゃまずかったかなぁ・・・)」
俺達以外誰もいない教室は昼の喧騒とは違い静まり返っている。
「なぁ清水・・・そろそろ行かない??」
時計はもう15時半を指している。
「えっ?ほ、ほんとうだぁもうこんな時間!また先生に怒られちゃうよぉ・・・」
こんなに焦る清水を見たことがない俺は、それがすごく新鮮に見える
「(こういう清水も可愛いなぁ・・・って何考えてんだよ!」と心の中でつっこむ。
「大丈夫だよ!」
「えっ?」
「さっき愛理と廊下で会って、その時に”少し遅れる”って言っといてって頼んだからさ。」
「そっか・・。○○君にしては気が利いてるね!」
「それは心外だなぁ!・・・フフッ、まぁどっちにしても早く行こう?」
「うん!」
俺と清水は急ぎ歩きで会議室へと向かった。
〜続く〜
>>372 *
EP.
8月某日。
1日に朝晩の2本しか無いバスに乗り、山の麓がかすむような高地にあるバス停で降りて
そこから続く長い長い山道を6人の少年少女が歩いている。
「ねぇ、まだぁ〜」
息を切らせ、山道を登るにはおよそ不向きな服装にリュックを背負い
嗣永桃子が息を切らせながら歩いている。
「桃ちゃん、だらしなーい」
数歩先を歩く萩原舞が、桃子を見て笑っている。
「もぅ、私こういうの向いてないんだからあ」
フゥ、と大きく息を吐いて、桃子は両手を膝に置いて座り込んだ。
「先に行こうっと!」
そんな桃子を置いて舞が小走りで走り出す。
「元気だねぇ…」
桃子がため息をついていると、後ろから誰かが桃子の背を押した。
「ほら、もう後そんなに遠くないから、立って立って」
「やーだ、もう桃子歩けな〜い」
萩原信彦が、座り込んで動こうとしない桃子の脇を抱えて無理矢理立たせる。
「ダメ。 ちゃんとついてこなきゃ置いてくよ?」
「ここでちょっと休んでくから、先行ってていいよ〜」
背負っていたリュックをおろし、桃子はその辺の岩の上に腰を下ろした。
「ふぅ…」
信彦は少し呆れたような笑みを浮かべ、
「それじゃ、ちゃんと後から追いついてね」
と、桃子を残して歩き出した。
>>462 「ほいほーい」
桃子はそれに軽くを返事をしてから、持ってきた水筒を開け、直接口に当てて飲み干した。
「ぷはぁー」
口から垂れるスポーツドリンクを手の平で拭いながら、桃子はふと考えた。
(…この疲れも私の力でどうにかなればいいのになあ…)
なんとなく、桃子は動悸の激しい心臓に手を当ててみるが
特にどうとも変わりの無いのを確認すると、また一つため息をついた。
その桃子の横を、石村舞波が足早に追い抜いて行く。
(あら、舞波っちも元気だねぇ…)
桃子は山道をぐんぐん登って行く舞波を目で追った。
舞波は前を行く信彦に追いつくと、ペースを落として信彦に話しかけている。
「結構遠いんだね」
「もう少しだよ、頑張ろう」
信彦がそう返事をすると、
「うん! 頑張ろう!」
と、舞波は信彦の右腕に自分の左腕を絡ませた。
それを見ていた桃子は持っていた水筒を落としそうになり、慌てて拾い上げる。
(あっれぇ…舞波っち、いつのまにそんなに積極的に…)
急いでリュックを背負うと、桃子は全速力で駆け出した。
「舞波ーー!! ちょっと待ちなさい!」
駆け上がってくる桃子を見て、舞波はしてやったりというような表情で「へへっ」と笑った。
>>463 一方、彼らの数十メートルほど先では梅田光太郎と熊井友理奈が連れ添って歩いていた。
2人は手を繋いでいたが、ぎゅっと、というわけではなく
誰かが触れればそのまま離れてしまいそうな、微妙な手の握り方である。
「……」
「……」
こうなったのは、石につまづいて転びそうになった友理奈に、光太郎が慌てて手を差し出し
それを握った友理奈が、そのままの姿勢で歩き出してしまったからなのだが
光太郎のほうも別にそれを振り解こうとせずに、しかし視線は友理奈を見ないままで歩いていた。
(手、このまま離さなくても変じゃないかな…離したほうが自然かな…)
(俺から手を離すべきなのか…いや、別に離さなくても良いっちゃ良いんだけど…)
というようなことを、2人ともかれこれ数十分ほど悩みながら
無言のまま、結局はずっとそのまま歩いているのである。
「…なぁ、友理奈」
先に口を開いたのは光太郎だった。 が、やはり視線は前を向いたままで友理奈を見ない。
「なに?」
友理奈も視線を地面に落としたままで返事をする。
「お前が…、あ、いや、俺が…」
「え?」
光太郎はちらっとだけ友理奈を見て
また友理奈も、その視線に気づいて少しだけ視線を光太郎のほうにずらす。
「ああ、その、やっぱいいや」
「そっか…」
2人はまた、そのまま歩みを続けた。
>>464 『お前に何かあった時は、俺が全力で守るから』
なんていう科白は、こんな所で何の脈略もなく言うことではなく
ましてやそんな恥ずかしいことはやはり口に出せないと、結局は口をつぐんでしまったのだが
友理奈のほうもそういった光太郎の気持ちを
繋いだ手に少しだけこもった力から、なんとなくは感じ取っていた。
「切ぃ〜った!」
と、唐突にその繋いだ手が引き剥がされる。
光太郎も友理奈も少しだけ驚いたが、その声を主を見てすぐに笑顔に戻った。
舞がさきほどまで繋がれていた2人の手の間に入り込み
そこに代わりに自分の両手を繋いだ。
「ふふっ、舞ちゃん元気だね」
「うん! だって楽しいんだもん!」
友理奈が微笑みながら言うと、負けない笑顔で舞が返事をする。
「舞ちゃん、あと少しで着くみたいだから3人で競争しよっか」
と言う光太郎の提案に、舞は「うーん」と考え込んでから
「やだ! このままがいい!」
と、2人の手を更にぎゅっと握って、そのまま2人を引っ張るように元気に歩き出した。
そんな舞を見て、光太郎と友理奈はお互いに顔を見合わせ
まるでやんちゃな子供の親になったかのような気持ちで微笑みあった。
466 :
562:2005/09/10(土) 00:21:30 0
タイトルなかったんで一応決めました。
「Distance」って事で・・・。
また明日のこの時間に更新したいと思います。
>>465 ―これから6人は夏焼雅の祖父、重蔵が所有している別荘に向かう。
能力を高めるために、静かなところで精神修行をするほうが効果的だからである。
その山道には若い楽しそうな声がこだましていた。
彼らはそれぞれに絆が出来て、そして彼らの前には道が出来た。
これから彼らはいくつもの苦難に出会い、乗り越えて行くのだけれど
それはまた、いつか。
おわり
468 :
562:2005/09/10(土) 00:22:34 0
ウィークラさん被ってごめんなさい
ご愛読いただきありがとうございました
なんだかジャ○プの打ち切り漫画のような終わり方になってしまったんですが
こういうテーマで物語を最後まで考えると
これ以降は戦いばかりで萌えなんて欠片もない話になってしまうので
まぁ、ここまでということで
また新しい話を考えてはいるので
まとまったらまた書きます
>>468 お前は多分全然悪くない
つーか別に被ってもない
OK
田中道重戦みたいな感じなら戦いばっかりでも良いのに
萌えが書きたいから新しい話ってことなら嬉しいし期待して待ってるけど
他の駄作者は残ってもいいけど、マンネリ劇だけは消えて欲しい
両者とも乙!
え〜ウィクラ終わっちゃうのお
寂しいな読んではなかったけど
えーウィークラさん終わっちゃうの??
これからの展開楽しみにしてたのにorz
ちょっと萌え少なくてもいいから続けて欲しいなー・・
Distanceさんも乙です
ディスタン乙
ウィードタン乙 次回作待ってます
ドウィーさん乙
ほんとにジャンプみたいな終わり方w
次回策も期待してるよ
482 :
〜春〜:2005/09/10(土) 00:52:55 O
小学6年生〜春〜
>>前スレ813の続き
次の休み時間、俺は藤本に付き添い、購買部に向かっていた。
「...それで藤本、なに買うんだよ?」
「ああ、消しゴムだよ。今、使ってるやつが、古くなってきたからな」
「なんだ消しゴムか、それなら俺が...あれっ」
藤本と話しをしていた俺が、ふと前方に視線やると、2人の女の子がこちらに歩いてくるのが見えた。
「おい○○、あそこにいるの、千聖じゃないのか?」
「..ああ」
女の子の1人は、妹の千聖だった。藤本は、よく俺の家に遊びにきているので、千聖とも面識があり、ときには一緒に遊んだりもしていた。
「ウォ!!見ろよ○○、千聖の横にいる女の子...なんか、めっちゃかわいくないか..」
「えっ..ああ、梨沙子ちゃんの事か」
「お前、あの子の事知ってるのか!!」
「千聖の友達だよ」
俺はそう言いながら、千聖と一緒にいた梨沙子ちゃんに視線をうつしていた。
梨沙子ちゃんを見るのは、6年初日の登校の時以来だ。
去年までは、俺が低学年の千聖を学校に連れていってた事もあり、途中で千聖と待ち合わせている梨沙子ちゃんと合流し、毎朝3人で登校していたが、千聖の進級に伴い、今ではそれもなくなっていた。
「...おい、千聖の友達って事は、まさか小4か!!」
「ああ、そうだけど..」
「あれで小4...あのチビの千聖と同級...信じられん」
藤本は驚いた表情でそう言いながら、梨沙子ちゃんに視線を向けていた。
「...確かに」
俺は、そんな藤本の話しに共感しつつ、前方の2人に声をかけた。
483 :
〜春〜:2005/09/10(土) 01:05:33 O
>>482 「おい千聖!」
「あっ、お兄ちゃん、それに藤本..」
「コラッ千聖!!、『さん』をつけろ、さんを..」
「なんで?いつもは呼び捨てでも怒らないじゃん」
「学校は別だ..」
「なんで学校は別なの?」
「それはだな...」
そう言って、藤本はなにやら千聖に大人の事情を語り始めた。
「...大変だなぁ、藤本も」
「あ..あの..」
「えっ?..」
そんな感じで、俺が藤本と千聖のやりとりを観察していると、千聖の横にいた梨沙子ちゃんが、少し緊張気味な感じで、俺に話しかけてきた。
「こ..こんにちは、お兄さん..」
「あっ、こんにちは、梨沙子ちゃん。なんか久しぶりだね」
「は..はい」
梨沙子ちゃんはそう返事をすると、うれしそうにこちらを見ていた。
「...(こうやって話しをすると、やっぱり小4なんだよなぁ、梨沙子ちゃんは..)」
俺がそんな事を考えていると、横から藤本が割り込んできた。
「ウオ!!間近で見ると、これまた一段と...おい○○、俺を紹介してくれよ」
「えっ..ああ、梨沙子ちゃん、こいつは..」
「お兄ちゃん!藤本なんか、紹介する必要ないよ!どうせ、ろくな事考えてないんだから..」
「な..なんだと!!」
「なによ!!」
「...まったく、この2人は...」
藤本と千聖は、いつもこんな感じで、ふざけあいをしている。
まぁ実際のとこ、この2人は仲がいいので、俺も普段は止めたりしないが、ここは人が行き交う学校の廊下...俺はキリのいいとこで、2人の間に入り、千聖に話しかけた。
春サンキター!
何か急に良スレに戻ったと感じるのは漏れだけか?
>>466 ディスタンも乙であります!続き期待してるよ
>>470 ウィークラさんも次回作楽しみにしています!
485 :
〜春〜:2005/09/10(土) 01:14:39 O
>>483 「ところで千聖、どこかいってたのか?」
「えっ..うん、りーちゃんが購買部に行くって言うから、付き添ってたの」
「そうなんだ、(...俺と一緒か..)」
俺がそんな事を考えていると、千聖がさらに話しを続け出した。
「..でも、りーちゃんが教室にお金を忘れちゃってて、今からとりに...」
「ち..ちょっと、千聖ちゃん!それは内緒に..」
「えっ..どうして?」
「そ..それは」
梨沙子ちゃんは、ひどく動揺した感じでそう言うと、恥ずかしそうな仕草をしながら、俺の方をチラチラ見ていた。
「...(どうしたんだろ梨沙子ちゃん、お金忘れたのが、そんなに恥ずかしいのかな)..」
梨沙子ちゃんを見ながら、俺がそんな事を考えていると、横から藤本が小声で話しかけてきた。
「おい○○、この子かわいいけど、なんかヌケてんな..」
「...おい、そうゆうお前は、ちゃんと金持ってきてるんだろうな?」
「はぁ?なに言ってんだよ!あたりまえだろ!ちゃんとポケットに.....あれっ?あれれ??」
俺の冗談半分の言葉に、藤本は意気揚々とお金の確認を始めた.....が、なにやら急に慌てだし、あちこちポケットをまさぐりだした。
「...おい、まさか」
「ハハッ...そのまさかだ..」
「...(そこまで一緒かよ!!)..はぁ〜」
お金を忘れ、苦笑いしている藤本を見ながら、俺がため息をついていると、その一連の動作を見ていた千聖が、不思議そうに話しかけてきた。
486 :
〜春〜:2005/09/10(土) 01:28:24 O
>>485 「どうしたの藤本?急に笑いだして...」
「べ..別になんでもねえよ」
「ふーん.....あっ、こんな事してる場合じゃなかったんだ!梨沙子ちゃん、早くお金とりに戻って、蛍光ペン買いに行こうよ!」
「う..うん、そ..それじゃあ、お兄さん...失礼します」
梨沙子ちゃんは、どこか恥ずかしげな感じでそう言いながら、俺達に軽く一礼すると、千聖と手を握り、教室の方に歩いていった。
「...(そっか、梨沙子ちゃんは蛍光ペンを.....あっ..まてよ、確か蛍光ペンも)..」
そう思いながら、ある事を考えついた俺は、すぐさま藤本に話しかけた。
「おい藤本、俺達も教室に戻るぞ!」
「あっ、○○はここで待ってくれよ。俺、すぐ金とってくるから..」
「いや、消しゴムは買う事ないぜ」
「えっ..どうしてだよ?」
「いいから、ほら行くぞ!」
俺は藤本にそう言うと、千聖と梨沙子ちゃんの所に走っていった。
「おーい、ちょっと待ってくれよ!」
「あっ..お兄ちゃん!、ダメだよ廊下を走っちゃ..」
「まぁまぁ...ところで梨沙子ちゃん、蛍光ペンがほしいんだよね?」
「えっ?..は..はい、購買部に売ってる6色セットの...」
「そっか、それならちょうどよかった!...ねぇ梨沙子ちゃん、ちょっと6年の教室まで来てくれないかな..」
「えっ??」
そんな俺の言葉に、梨沙子ちゃんは、きょとんとした表情で、こちらを見ていた。
「ちょっとお兄ちゃん、なにわけ分かんない事言ってるの?」
「いいからいいから...おーい藤本、早くこいよ」
そう言って俺は、後ろからこちらに歩いてきていた藤本を呼び、4人で6年3組に向かった。
春キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
携帯から乙
ウィークラ終わって残念だけど次回作に期待。
春タンお久だな保全フォ―――――――――!!!!!!
490 :
〜春〜:2005/09/10(土) 02:01:06 O
>>486 …6年3組前…
「それじゃあ、2人はここで待ってくれよ」
「じゃあな、千聖」
3組の教室前に着いた俺と藤本は、2人にそう言うと、教室に入っていった。
教室に入るとすぐ、藤本が俺に話しかけてきた。
「おい○○、さっき消しゴムは買わなくていいって言ってたけど、あれどうゆう意味だよ?」
「ああ、消しゴムなら俺、予備をいくつか持ってるから、1つやろかと思って...」
「ほんとか!」
「ああ、後で持っていくよ」
「ラッキー!!これで金がうくぜ!サンキュー○○」
「ああ、別にいいよ。それじゃあ後でな。
...さて、急いで..あっ」
藤本と別れ、俺が自分の席の方に視線をやると、俺の席に矢島が座ってるのが見えた。
そして、隣りの矢島の席には村上が座っていて、なにやら向かい合って楽しそうに話しをしている感じだった。
「...なんか、座りが逆のような...まぁいいけど..」
俺はそんな事を思いつつ、自分の席に戻ると、矢島に話しかけた。
「おい矢島..」
「あらっ、噂をすればなんとやらだわ..」
「えっ..なにがだよ?」
「別に..なんでもないわよ、ねぇ愛」
「うふふ..そうね舞美」
2人は示し合わせたようにそう言うと、なにやら俺の顔を見ながら微笑していた。
「なんだよまったく...あっ、そんな事よりも矢島、俺の机の中から蛍光ペンセット取ってくれないか?」
「蛍光ペン?...
あんた、そんなの持ってたの?...
私、あんたが色分けしてるの、見た事ないけど..」
矢島はそう言うと、不思議そうに、俺の机の中を覗き込んでいた。
491 :
〜春〜:2005/09/10(土) 02:07:22 O
投稿間隔が開いてしまい、すみません。
もう少しで終わりますんで..
492 :
〜春〜:2005/09/10(土) 02:12:56 O
>>490 「いいから、早くしてくれよ」
「ちょっと!私に命令しないでくれる!!...だいたいあんたの机の中、汚すぎなのよ!!..まったく、触るのも嫌だわ..」
「じゃあ、私が探してあげよっか!」
「いいわよ愛、私がやるから..」
2人はそう言い合いをしながら、なにやら興味ありげな感じで、俺の机の中をあさり始めた。
「あの...お二人さん、あんまり荒らさないでほしいんだけど...」
俺がそんな心配をしていると、手際のいい村上が、すぐに何かを見つけていた。
「あっ!あったよ○○くん!これかしら?」
「あ..ああ、それだよ村上、ありがとう」
俺はそう言って、村上から蛍光ペンセットを受け取った。
「ちょっとあんた、そんないい物持ってるんなら、ちゃんと色分けくらいしなさいよね...って、ちょっと○○、どこ行くのよ!まだ話は終わって...」
そんな矢島の小言を後目に、俺は教室から出ていった。
教室から出た俺は、廊下で待っていた2人の所に行き、梨沙子ちゃんに話しかけた。
「梨沙子ちゃん、ごめん待たせちゃって。はい、これあげる」
「えっ?こ..これって」
そう言って、驚いている梨沙子ちゃんに、俺が手渡したのは、蛍光ペン12色セットだった。
「あっ、これってお兄ちゃんが、随分前にお母さんに買ってもらったやつだよね...でも、なんか新品みたい..」
「そりゃそうさ、ほとんど使った事ないからな..ハハッ」
そう言って俺が笑っていると、梨沙子ちゃんが、なにやら深刻な表情をして、俺に話しかけてきた。
493 :
〜春〜:2005/09/10(土) 02:24:20 O
>>492 「あ..あの、お兄さん...梨沙子、こんないい物受け取れません..」
「えっ..どうして?」
「だって、梨沙子がこれもらっちゃったら、お兄さんが困るんじゃ..」
「大丈夫だよ梨沙子ちゃん、俺は色分けとかほとんどしないし...」
「で..でも」
そう言って、梨沙子ちゃんが心配げな表情を浮かべていると、横から千聖が話し始めた。
「もらっちゃいなよ梨沙子ちゃん!どうせお兄ちゃんが持ってても、一つも役にたたない物なんだから...」
「...(なんか気になる言いまわしだけど、ナイスだ千聖)...」
俺はそんな事を思いつつ、梨沙子ちゃんに、やさしく話してかけた。
「千聖の言う通りだよ梨沙子ちゃん。その蛍光ペンも梨沙子ちゃんに使ってもらった方が、きっと喜ぶと思うから...だから、遠慮しなくていいよ」
「....」
そんな俺の言葉に安心したのか、梨沙子ちゃんの表情は和らぎ、今度はうれしそうな表情をして、俺に話しかけてきた。
「は..はい、ありがとうございます!梨沙子、一生大事にします」
梨沙子ちゃんはそう言うと、蛍光ペンセットを胸にあて、大事にそうに両手で抱きしめていた。
「...(どうやら喜んでもらえたみたいだな...でも、一生大事にしてくれなくてもいいんだけど)...」
目の前で、ほんとうれしそうにしている梨沙子ちゃんを見ながら、俺がそんな事を考えていると、再び千聖が話し始めた。
「あっ、りーちゃん、そろそろ帰らないと、休み時間終わっちゃうよ!」
「う..うん」
そう言って、2人が帰ろうとした時、俺はある事を思い出し、千聖に話しかけた。
眠さ限界
春たん明日読ませてもらいますねノシ
495 :
〜春〜:2005/09/10(土) 02:47:37 O
>>493 「..おい千聖」
「えっ?」
「お前、確か矢島に憧れてるんだったよな?」
「うん、そうだよ!矢島先輩は、千聖の目標だもん!」
俺の問いに対し、千聖は自慢げにそう言った。
体育系が得意な千聖は、もちろん走る事も大好きで、その先駆者とも言える矢島の事を、尊敬していた。
ただ、千聖はまだ矢島と、直に話しをした事がないらしく、俺はそんな千聖のために、一肌ぬごうと思っていた。
「だったら、俺が今から呼んできてやるよ!ちょっと待ってろ」
「えっ!!ちょ..ちょっとお兄ちゃんやめてよ!」
そう言って千聖は、矢島を呼びに行こうとしていた俺を、慌てて止めた。
「なんだよ千聖、矢島に会いたくないのか?」
「もぉ!!千聖は遠くから矢島先輩の走ってる姿を見てるだけで幸せなの!だからお兄ちゃんは余計な事しないでよ!まったく!!..」
千聖はそう言うと、なにやら怒りだし、俺を睨みつけていた。
「な..なんだよ、」
「ふん!いこ、りーちゃん」
「う..うん、あ..あの、お兄さん、ほんとありがとうございました」
「いやいや、梨沙子ちゃんがもらってくれて、俺もなんかうれしいよ!ありがとう..」
「そ..そんな..」
俺の言葉に、梨沙子ちゃんは、また顔を赤くし、恥ずかしそうにして、うつむいてしまった。
「もぉ、りーちゃん何してるの!早く帰らないと、ほんと遅れちゃうよ..」
千聖はそう言いながら、梨沙子ちゃんの手を握ると、強引に引っ張っていってしまった。
「あっ、お兄さん、..また一緒に登校を...梨沙子、ずっと待って...」
梨沙子は、離れていく○○の姿を見ながら、途切れ途切れに、そう呟いていた。
「...どうしたんだろ梨沙子ちゃん、なんか俺に言いかけてたみたいだけど...まぁ、なんにせよ、梨沙子ちゃんが喜んでくれてよかったぜ...」
俺はそんな事を感じつつ、教室に戻った。
つづく
496 :
〜春〜:2005/09/10(土) 02:49:42 O
>>493 「..おい千聖」
「えっ?」
「お前、確か矢島に憧れてるんだったよな?」
「うん、そうだよ!矢島先輩は、千聖の目標だもん!」
俺の問いに対し、千聖は自慢げにそう言った。
体育系が得意な千聖は、もちろん走る事も大好きで、その先駆者とも言える矢島の事を、尊敬していた。
ただ、千聖はまだ矢島と、直に話しをした事がないらしく、俺はそんな千聖のために、一肌ぬごうと思っていた。
「だったら、俺が今から呼んできてやるよ!ちょっと待ってろ」
「えっ!!ちょ..ちょっとお兄ちゃんやめてよ!」
そう言って千聖は、矢島を呼びに行こうとしていた俺を、慌てて止めた。
「なんだよ千聖、矢島に会いたくないのか?」
「もぉ!!千聖は遠くから矢島先輩の走ってる姿を見てるだけで幸せなの!だからお兄ちゃんは余計な事しないでよ!まったく!!..」
千聖はそう言うと、なにやら怒りだし、俺を睨みつけていた。
「な..なんだよ、」
「ふん!いこ、りーちゃん」
「う..うん、あ..あの、お兄さん、ほんとありがとうございました」
「いやいや、梨沙子ちゃんがもらってくれて、俺もなんかうれしいよ!ありがとう..」
「そ..そんな..」
俺の言葉に、梨沙子ちゃんは、また顔を赤くし、恥ずかしそうにして、うつむいてしまった。
「もぉ、りーちゃん何してるの!早く帰らないと、ほんと遅れちゃうよ..」
千聖はそう言いながら、梨沙子ちゃんの手を握ると、強引に引っ張っていってしまった。
「あっ、お兄さん、..また一緒に登校を...梨沙子、ずっと待って...」
梨沙子は、離れていく○○の姿を見ながら、途切れ途切れに、そう呟いていた。
「...どうしたんだろ梨沙子ちゃん、なんか俺に言いかけてたみたいだけど...まぁ、なんにせよ、梨沙子ちゃんが喜んでくれてよかったぜ...」
俺はそんな事を感じつつ、教室に戻った。
つづく
497 :
〜春〜:2005/09/10(土) 02:52:34 O
>>493 「..おい千聖」
「えっ?」
「お前、確か矢島に憧れてるんだったよな?」
「うん、そうだよ!矢島先輩は、千聖の目標だもん!」
俺の問いに対し、千聖は自慢げにそう言った。
体育系が得意な千聖は、もちろん走る事も大好きで、その先駆者とも言える矢島の事を、尊敬していた。
ただ、千聖はまだ矢島と、直に話しをした事がないらしく、俺はそんな千聖のために、一肌ぬごうと思っていた。
「だったら、俺が今から呼んできてやるよ!ちょっと待ってろ」
「えっ!!ちょ..ちょっとお兄ちゃんやめてよ!」
そう言って千聖は、矢島を呼びに行こうとしていた俺を、慌てて止めた。
「なんだよ千聖、矢島に会いたくないのか?」
「もぉ!!千聖は遠くから矢島先輩の走ってる姿を見てるだけで幸せなの!だからお兄ちゃんは余計な事しないでよ!まったく!!..」
千聖はそう言うと、なにやら怒りだし、俺を睨みつけていた。
「な..なんだよ、」
「ふん!いこ、りーちゃん」
「う..うん、あ..あの、お兄さん、ほんとありがとうございました」
「いやいや、梨沙子ちゃんがもらってくれて、俺もなんかうれしいよ!ありがとう..」
「そ..そんな..」
俺の言葉に、梨沙子ちゃんは、また顔を赤くし、恥ずかしそうにして、うつむいてしまった。
「もぉ、りーちゃん何してるの!早く帰らないと、ほんと遅れちゃうよ..」
千聖はそう言いながら、梨沙子ちゃんの手を握ると、強引に引っ張っていってしまった。
「あっ、お兄さん、..また一緒に登校を...梨沙子、ずっと待って...」
梨沙子は、離れていく○○の姿を見ながら、途切れ途切れに、そう呟いていた。
「...どうしたんだろ梨沙子ちゃん、なんか俺に言いかけてたみたいだけど...まぁ、なんにせよ、梨沙子ちゃんが喜んでくれてよかったぜ...」
俺はそんな事を感じつつ、教室に戻った。
つづく
498 :
〜春〜:2005/09/10(土) 02:53:26 O
>>493 「..おい千聖」
「えっ?」
「お前、確か矢島に憧れてるんだったよな?」
「うん、そうだよ!矢島先輩は、千聖の目標だもん!」
俺の問いに対し、千聖は自慢げにそう言った。
体育系が得意な千聖は、もちろん走る事も大好きで、その先駆者とも言える矢島の事を、尊敬していた。
ただ、千聖はまだ矢島と、直に話しをした事がないらしく、俺はそんな千聖のために、一肌ぬごうと思っていた。
「だったら、俺が今から呼んできてやるよ!ちょっと待ってろ」
「えっ!!ちょ..ちょっとお兄ちゃんやめてよ!」
そう言って千聖は、矢島を呼びに行こうとしていた俺を、慌てて止めた。
「なんだよ千聖、矢島に会いたくないのか?」
「もぉ!!千聖は遠くから矢島先輩の走ってる姿を見てるだけで幸せなの!だからお兄ちゃんは余計な事しないでよ!まったく!!..」
千聖はそう言うと、なにやら怒りだし、俺を睨みつけていた。
「な..なんだよ、」
「ふん!いこ、りーちゃん」
「う..うん、あ..あの、お兄さん、ほんとありがとうございました」
「いやいや、梨沙子ちゃんがもらってくれて、俺もなんかうれしいよ!ありがとう..」
「そ..そんな..」
俺の言葉に、梨沙子ちゃんは、また顔を赤くし、恥ずかしそうにして、うつむいてしまった。
「もぉ、りーちゃん何してるの!早く帰らないと、ほんと遅れちゃうよ..」
千聖はそう言いながら、梨沙子ちゃんの手を握ると、強引に引っ張っていってしまった。
「あっ、お兄さん、..また一緒に登校を...梨沙子、ずっと待って...」
梨沙子は、離れていく○○の姿を見ながら、途切れ途切れに、そう呟いていた。
「...どうしたんだろ梨沙子ちゃん、なんか俺に言いかけてたみたいだけど...まぁ、なんにせよ、梨沙子ちゃんが喜んでくれてよかったぜ...」
俺はそんな事を感じつつ、教室に戻った。
つづく
499 :
〜春〜:2005/09/10(土) 02:53:50 O
>>493 「..おい千聖」
「えっ?」
「お前、確か矢島に憧れてるんだったよな?」
「うん、そうだよ!矢島先輩は、千聖の目標だもん!」
俺の問いに対し、千聖は自慢げにそう言った。
体育系が得意な千聖は、もちろん走る事も大好きで、その先駆者とも言える矢島の事を、尊敬していた。
ただ、千聖はまだ矢島と、直に話しをした事がないらしく、俺はそんな千聖のために、一肌ぬごうと思っていた。
「だったら、俺が今から呼んできてやるよ!ちょっと待ってろ」
「えっ!!ちょ..ちょっとお兄ちゃんやめてよ!」
そう言って千聖は、矢島を呼びに行こうとしていた俺を、慌てて止めた。
「なんだよ千聖、矢島に会いたくないのか?」
「もぉ!!千聖は遠くから矢島先輩の走ってる姿を見てるだけで幸せなの!だからお兄ちゃんは余計な事しないでよ!まったく!!..」
千聖はそう言うと、なにやら怒りだし、俺を睨みつけていた。
「な..なんだよ、」
「ふん!いこ、りーちゃん」
「う..うん、あ..あの、お兄さん、ほんとありがとうございました」
「いやいや、梨沙子ちゃんがもらってくれて、俺もなんかうれしいよ!ありがとう..」
「そ..そんな..」
俺の言葉に、梨沙子ちゃんは、また顔を赤くし、恥ずかしそうにして、うつむいてしまった。
「もぉ、りーちゃん何してるの!早く帰らないと、ほんと遅れちゃうよ..」
千聖はそう言いながら、梨沙子ちゃんの手を握ると、強引に引っ張っていってしまった。
「あっ、お兄さん、..また一緒に登校を...梨沙子、ずっと待って...」
梨沙子は、離れていく○○の姿を見ながら、途切れ途切れに、そう呟いていた。
「...どうしたんだろ梨沙子ちゃん、なんか俺に言いかけてたみたいだけど...まぁ、なんにせよ、梨沙子ちゃんが喜んでくれてよかったぜ...」
俺はそんな事を感じつつ、教室に戻った。
つづく
500 :
〜春〜:2005/09/10(土) 02:56:05 O
間違えて同じの連投してしまいました..
すみません。
501 :
〜春〜:2005/09/10(土) 03:12:12 O
>>493訂正
「...(どうやら喜んでもらえたみたいだな...でも、一生大事にしてくれなくてもいいんだけど)...」
↓
「...(どうやら喜んでもらえたみたいだな。...でも、一生大事するって...それはちょっと、おおげさな気が...)」
で、お願いします。
春さん乙です
>>122 保全代わりということで投下
「お、おい、おばさん!」
勇気を振り絞ってその女性に声を掛けた。清水が「ちょっとタロウ君・・・」と僕を止める。
その女性は嗣永を叱る口を止め、僕をキッと鋭い目つきで睨んだ。その形相はまさに鬼・・・じゃなくて悪魔だ。
「小僧、随分とウチの桃子が世話になったわね・・・・私の名前は保田圭、ヤススとでも呼んでちょうだい」
その女性・・・ヤスス?がニヤリと笑みを浮かべた、こ、怖い。
「・・・・保田・・・圭・・・ヤスス?」
「・・・知ってるのか?清水」
「知ってるわ、超特別第一級危険悪魔に指定されてる悪魔よ!」
「ちょ、超・・・?」よくわからないけど、とにかく危険だという事は伝わってきた。
「ふふふっ、第一級だなんて光栄よ、私が来たからにはお遊びは終わりにさせてもらうわ・・・」
ヤススはそう言ってフルートを口に当てた。
『ブオォォォ』
フルートの低音が辺りに響き渡る・・・・
「なっ!?」
今までピクリとも動かなかった巨大ミキさんが、突然、一瞬にして炎の柱と化した。
ゴォゴォと音と立てて燃え、崩れる巨大ミキさん。
こ、これが僕の学校を燃やした力・・・・・・これが超特別第一級危険悪魔の、ヤススの力・・・・・
>>504 思わず後づさりする僕、
「さぁ・・・行くわよ!」
ヤススがフルートを持ち直した。
(い、一体どんな攻撃を・・・)
身構える清水と僕、そして・・・
「きええええええええええええいいぃぃぃいぃいぃぃぃぃ!!!」
ヤススが奇声を発しながらこちらに走りだした。
早い! ヤススが一瞬にして清水との間合いを詰めた、
「逃げろ清水!火が来るぞ!」僕がそう叫んだ時にはもう遅かった・・・・
ヤススは清水の目の前でフルートを持つ右手を高々と上げると、
清水目掛けてフルートを勢いよく振り下ろす―――
―――――――清水はそのフルートを体勢を崩しつつギリギリで交わした。
「フンッ!フンッ!」
ヤススが鼻息を荒げてフルートを剣の様に振り回し、次々と清水に攻撃を繰り出す。(火は使わねぇのかよ!!)
清水はその身を左右に素早く振り攻撃を交わす、しかし避けるのが精一杯という感じで、身動きが取れていない。
(やばい・・・清水がやられちゃう・・・助けなきゃ・・・助けなきゃ・・・)
そう思った僕は清水を手助けする方法を探し始めた。
>>505 「きゃあっ」
清水の悲鳴が!
ヤススの攻撃が清水の肩をかすめたらしい。フルートがかすっただけなのに、何故か清水の肩からは切り傷の様に血が滲みでている。
きっと悪魔の力だ!
「ひゃっひゃっひゃっひゃっ!」
ヤススが不気味な笑い声を上げながら、渾身の一撃!とばかりにフルートを振り上げる、
「清水ーーー!!」
僕はある物を清水目掛けてぶん投げた、清水がそれをとっさにキャッチする。
『カンッ!』
清水がフルートをそれで受け止めた。
(う、嘘だろ・・・?)自分で投げといて驚く僕。
僕が投げたのは『極長!極太!』という看板が乗っている売店にあったチョリスだった。
『極長!極太!』と書いてあるだけあって、そのチョリスの長さは1メートルくらいある。まるで木刀の様だ。
とはいってもチョリスはチョリス。ただのドーナッツなのに・・・
きっと天使の力が注入され、あの悪魔のフルートと渡り合える頑丈なチョリスに生まれ変わったに違いない!!
「余計な真似を・・・桃子! その餓鬼を動けないように抑えときな!!」
「ちょ、ちょっと嗣永っ・・・?」
いつのまにか僕の真後ろに居た嗣永が、僕の背中に抱きついてきた。
動けない――嗣永の腕が僕の体を堅く締め付ける。嗣永のその細い腕からは想像もつかない力だ。
「嗣永?は、離せよ!」
嗣永は何も答えてくれない、僕の背中に顔を埋めているため表情を伺うこともできない。
そんな間にヤススが攻撃を再開していた、しかし武器を手に入れた清水は攻撃を上手い具合に受け流している。
また、清水からもチョリスを駆使し攻撃を繰り出している。
「は、早い!」
ヤススの体技も早いが、それ以上に清水が早い!というよりすばしっこい! さすが小さいだけの事はある。
>>506 ヤススが清水のわき腹目掛けて、フルートを振る。
清水がそれを受け止めると、体を一回転させ、遠心力が加わったチョリスをヤススの頭へと振りぬく!
ヤススは身を屈めてそれを避けると、清水の腹に強烈な蹴りをおみまいした。
清水が後ろに高く吹っ飛ぶ、が空中で体勢を整え、バク宙のようにくるりと回って上手く着地した。
「うっ・・・」着地と同時に清水が苦悶の表情を浮かべお腹を押さえる。
「ふふふっ、なかなかやるわね、・・・でもその程度の力ではまだまだヤススは倒せなくてよ!」
確かにスピードは清水の方が勝っているかもしれないが、
腕力・リーチ、はたまた戦闘経験の差はヤススの圧勝だろう。
「さぁ!ドンドン行くわよ!!」
ヤススはこの戦闘を楽しんでいるかのような表情でそう言うと、一層スピードを上げ清水に突進する。
清水は翼を羽ばたかせてジャンプし、ヤススの突進を交わす。
ヤススが清水を追う。
高々と舞い上がる清水に目を奪われている内に、ヤススの背中には黒い翼が生えていた。
(天使が白い翼なら・・・悪魔は黒い翼か・・・・)
戦闘は完全に空中戦へと移行した。
しかしヤスス、清水のスピードがあまりにも速すぎて僕の目ではもう追いかけきれない。
あっちの方でフルートとチョリスが交わる『カンッ!』という音がしたと思ったら、
次の瞬間にはこっちの方で『カンッ!』という音がする。
(こ、これが天使と悪魔の戦闘・・・)
もうこの世のものとは思えないような『チャンバラごっこ』が目の前で繰り広げられていた。
つづく
508 :
名無し募集中。。。:2005/09/10(土) 06:15:36 0
こんな朝から・・・天使さん乙です!
509 :
風見:2005/09/10(土) 07:55:06 O
え?ちょwドウィータン!僕の出番もあるってゆうからスタンバってたのに!終わりかよw
うわあああああ!
乙乙
ほ
ぜ
春たん乙です!
投稿ラッシュで嬉しい限りw
ディスタン、春タン乙! どちらも展開が気になりますw
天使タンのヤススワラタw 強ぇ〜w
ドウィーさんお疲れ様でした!
娘メンがちゃんと絡むのは珍しかったので名残惜しいですが
逆にいろんな可能性を含みつつダレない綺麗な所で締められたなぁと思います。
…かつての娘小説のように壮大な作品になるのを楽しみにしてたのは内緒だ つДT)
いい雰囲気に戻ってきたな
みんな乙保全
ほ
ほ
例の荒らしはバイトかな?それとも寝溜めかな?
ぜ
>>386 朝、駅に向かいゆっくり歩いていると後ろから誰かに名前を呼ばれた。
振り返ると矢島と清水が、「おはよ〜〜」と言いながら走って来るのが見えた。
俺等三人は団地から近い公立中学ではなく、最寄駅から2駅先の私立中学に通っている。
「ゆっくり歩いてると遅刻しちゃうよ?」
俺の隣まで来た矢島が走るスピードを緩めて言った。
「ちょっと!舞美ちゃん走るの速すぎ!」
少し遅れている清水が後ろから言った。
「ほら佐紀ちゃん早く早く!マオも!」
「大丈夫だろ走んなくても」
「待ってー舞美ちゃーん」
「じゃあ駅まで競争ねっ!」
矢島が再びスピードを上げて走り出す。
「待ってー!」
その後を清水が追いかけて行った。
俺は二人の背中をぼーっと見ながらゆっくりと歩き続けた。
>>521 駅に着くといつも乗っている電車が既に来ていた。
これはまずいと急いだけど、俺の目の前で電車のドアが閉まった。
ドアの向こう側には矢島と清水の姿があった。二人は俺に気づくと、笑顔で手を振ってきた。
少し悔しい思いをしながら5分後に来た次の電車に乗った。
電車内は朝の通勤ラッシュで満員だった。
車内は暖房と会社員達の熱気に包まれ少し暑かった。
「マオ…君?」下を向いて会社員達の圧力に耐えていると、頭上で聞き覚えのある声がした。
「あぁ須藤か…」
顔を上げると、同じクラスの須藤茉麻が目の前に居た。
「おはようマオ君♪」
「おはよう」
「時間ギリギリだね?」
「うん、いつもこの電車に乗ってんの?」
「今日は…ちょっと…あの寝坊しちゃって……マオ君は?」
「…俺も同じような感じかな」
俺がそう答えると須藤は何故か嬉しそうに「ふ〜ん……同じかぁ……同じかぁ…」と繰り返し呟いた。
普段あまり話すことが無いので、(滑舌あんまり良くないんだなぁ)と新たな発見をした。
「今日、体育あ……きゃっ」
須藤が言いかけた時、電車が大きく揺れた。
須藤が俺の方に大きく一歩踏み込む。須藤と俺の体がかなり密着した。
「…大丈夫か?」
「………うん」須藤は下を向いて黙ってしまった。
元々暑かった所為もあり須藤の顔は真っ赤になっていた。
俺も気まずくて何て声を掛けたらいいか分からなかった。
その後も駅に着くまでずっと俺達の体は合わさっていて、一度も言葉を交わさなかった。
>>522 電車を降り、そのまま須藤と一緒に学校へ行った。
授業中は寝る。休み時間は友達と他愛もない雑談をしたり、サッカーやったり……
何事もなく、いつものように時間が過ぎ、あっという間に下校時間。
矢島は部活、清水は生徒会があり、それぞれ帰れる時間がバラバラなので一緒に帰ったりはしない。
まぁ帰れる時間が同じだとしても一緒には帰らないけど。
学校帰り一人で帰ってくると…
稲婆が団地内にある並木の落ち葉をせっせと集めているのが目に入った。
(年甲斐もなく元気だな……寒いのに…)
そう思いながら通り過ぎようとすると、
「こら少年!お年寄りがせっせと働いてるのに黙って見過ごすのか!」
ホウキを持った梅田が視界に飛び出てきた。稲婆の手伝いをしていたようだ。
「あらマオちゃん久しぶりねぇ」
梅田の声で稲婆が俺に気づいた。
「……昨日も会ったけど…?」
「ほらほらボーっとつっ立ってないで落ち葉集め!」
梅田が言ってきた。断れる空気ではなく俺も手伝うことになった。
稲婆は俺達と同じ第6号棟の住人。
稲葉貴子さん、通称稲婆。陽気で面倒見がよく、俺等も小さい頃から何かとお世話になっている。
「じゃあマオちゃんはそこら辺を頼んだよ」
「あぁ」
言われるがままに落ち葉を集めを始めた。
>>523 「大きくなったねぇ、いくつになったんだい?」
稲婆が黙々とホウキを払っていた俺に訊いてきた。
「13になったよ」
「ああ…そうかい」
「稲婆は今何歳なの?」
「わたしゃ今年で66じゃよ」
「…へぇ……去年も66だったね」
「稲婆! 一昨年は64だったでしょー?」
少し離れた所で落ち葉集めをしている梅田が話に入ってきた。
稲婆が「じゃあ間を取って65だね」と言って笑った。俺と梅田も釣られて笑った。
「ところでもう彼女はおるんかい?」
稲婆が近づいてきて小声で訊いてきた。
「いないよ彼女なんか…」
「あらまぁいないんかい、マオちゃんは男前なのにねぇ」
「……そんなことないよ」
「いやいや心なしか顔立ちが死んだ爺ちゃんに似てきたよぉ……」
「……いや別に稲婆の旦那さんとは血繋がってないんだけど…」
「………」
「………」
「……わたしゃねぇアンタにはえりかがお似合いだと思うよ」
稲婆が向こうにいる梅田をじっと見ながら言った。
「梅田が?」俺も一緒になって梅田を見た。
「うんうん。後はそうだね…愛や佐紀なんかも…いやいや舞美も桃子もいいと思うよ」
「……それって6号全員だね?」
「皆いい子ってことじゃよ………………さて! この辺で終わりにしとくかねぇ」
稲婆が向こにいる梅田に声を掛けた。
梅田が「はーい」と返事をして、落ち葉がパンパンに詰まったごみ袋を抱えてこっちに来た。
つづく
この団地に住みたい…。
526 :
ウィ:2005/09/10(土) 20:33:57 0
オレモー
>>509 ごめんなさい…
俺も今日仕事中にそれ思い出しました
次の話とかで、そのうち…
>>515 いや、それに被ったらいけないなあと思って
ここで終わらせることにしました
(けど萌えが絡まさせそうなエピソード思いついたら書きます
ほ
おん
保温?あったかいスレって意味かw
白TOさん乙です
俺もそこに住みてー
530 :
562:2005/09/10(土) 23:46:30 0
>>461 Distance
走って会議室まで行きたいが、清水と一緒にいるてまえ廊下を走る事ができない。
”セカセカ”と”黙々”と早歩きで廊下を歩く2人
だんだん競歩みたいになってくる。
最初は2人横一線だったが、俺が一歩先に前に出る。
それを見た清水は少し歩くスピードをあげ再び俺と並ぶ。
また俺が一歩前に出る。
清水は負けじ!と俺に着いてくる。
何も言わない2人の争いが続く。
廊下の先に”会議室”と掛けられているプレートを見つけ、よりスピードを上げる
「あっ!」
振りかえって清水を見ると悔しそうな顔をして俺を見る。
デッドヒートの末、勝利したのは俺だった。
「よっしゃー!俺の勝ちー!」
「えー!?私の方が絶対に速かったよ!」
「いーや!俺だね!」
「ちがうもん!私だもん!」
俺達は会議室の前で、廊下中に響き渡るくらいの声で”どっちが先に着いたか”という
子供じみた討論を繰り広げていた。
”ガラガラッ”
不意に会議室の扉が開く。
扉の向こうには石川先生が丸めたノートを持って、”ものすごぉーい笑顔”で俺達を見ていた。
俺と清水は石川先生の氷のような微笑みに凍りついた。
531 :
562:2005/09/11(日) 00:08:19 0
>>530 「(やっべぇ〜・・・)」
「(ど、どうしよう・・・)」
石川先生がゆっくりと俺達に歩み寄る。
「何をそんなに楽しげに盛りあがっていたのかなぁ??」顔自体は笑顔だが、目が座っている。
「遅れてすいませんでした!」
「あ、あの、すいませんでした!」
俺と清水は深々と頭をさげる。
深々と下げる頭に石川先生が持っていたノートが軽くふれる。
「もう遅れちゃだめよ。それじゃあ席に着いて」
なんだかんだ言っても石川先生は優しい。その上、チャーミングだから男子生徒には人気がある。
俺達は6年2組の立て札がある席へと向かう。
「ふぅぅぅ〜・・・にしても良かったな!あんま怒られないですんだしさ!」
「本当だよねぇ!まぁ、それもこれも愛理ちゃんのお陰だね!」
「いやいや!俺のお陰だろぉ?!」
「うぅ〜ん・・・まぁそれでもいいかなぁ?」
さっきの教室にいた時とうってかわり、清水はすごく楽しそうだった。
「(まぁ、でもよかったよ・・・あのまま清水が元気なかったら須藤に殺されてるからな・・・)」
そんな須藤に殺されかける自分を想像すると、急に額に冷や汗が流れる。
「ちょっと!○○君!先生話してるんだから静かにしないと!」
そう言って注意したのは6年1組の夏焼だった。
「夏焼も文化委員だったの??」
”ガツンッ!”
愛理同様俺の頭に夏焼のチョップが炸裂し、俺は一人もだえていた。
532 :
562:2005/09/11(日) 00:32:20 0
>>531 「(愛理といい夏焼といい何故、皆俺の頭をチョップする?)」
俺は痛みに苦しみながら、そんな事を考えていた。
「コラッ!○○君!話聞いてる?」
ここで再び石川先生登場・・・
「は、はい聞いてますよ・・・。(多分ね・・・)」
「まったく・・・。」呆れて俺を見る先生。
「え〜それと、最後に・・・」
「(えっ?もう終わり?!)」
時計は16時半を指していた。
俺はまたあれからボーッとしていたようだ。この癖直さんとな・・・。
「今度の委員会の時にですね、自分のクラスが何を行うかを発表してもらいますねぇ!」
「はぁ〜い!」
「よしよし!じゃあ解散!皆ごくろう!」そう言って石川先生は足早に会議室を後にした。
俺も帰る用意をして、俺は清水と一緒に下足室へ向かう。
「な、なぁ清水・・・」
「なぁ〜に??」
「一緒に帰らない??」
「うぅ〜ん、ごめん!茉麻ちゃんと帰る約束してたんだぁ!・・・でも、今度一緒に帰ろうね?」
そう言って須藤が待つ校門へと向かって走っていった。
「はぁぁぁ・・・(清水と帰りたかったなぁ・・・)」
「○○君!どぉしぃたのぉ??」と俺の肩を”ポンッ”と優しく叩いたのは村上だった。
めーぐるキャワス
534 :
562:2005/09/11(日) 01:12:13 0
535 :
562:2005/09/11(日) 01:33:34 0
>>532 「む、村上・・・どうしたの??こんな時間まで・・ま、まさか・・・居残り勉強させられ・・」
「そんな訳ないでしょう??・・・○○君じゃあるまいし」サラッと言ってのける
「(村上って可愛い顔して結構キツい事言うなぁ・・・)」
「愛理ちゃんと雅ちゃん待ってたの♪あっ!来た来た!」
「ごめんねぇ!こんな時間まで待たせちゃって・・・ってアンタもいたの?」
「いちゃ悪いか・・じゃ、俺帰るから」
村上が俺の手を強く握り行く手を阻む。
「だめだよぉ!一緒に帰ろうよ??ねぇ??」
俺はあまりの村上の可愛さに見惚れてしまう。
が、・・・足に激痛がはしる
「いってぇぇぇ!・・・何すんだよいきなり!」
「アンタが馬鹿面してのが悪いのよ!」
「あのなぁ、この際はっきり言わせてもらうがお前、」
今度は夏焼が俺の口を抑える。
「まぁまぁ、愛の言う通り一緒に帰ろうよ??」
「分かったよ・・・(にしてもアイツ何怒ってんだよぉ・・)」
そうして俺達は学校を後にした。
俺は緊張していた。
何せ”月間!女子人気投票!”で必ずトップ5に入る女子の内の3人と一緒に帰っているからだ。
俺は少し優越感に浸っていた。
「ねぇねぇ!この前さぁ、原宿にあったアイスクリーム屋さんでねぇ・・・」
「(何て可愛い会話だろぉ・・・)」
俺の幸せは絶頂に達していた。
536 :
562:2005/09/11(日) 01:37:01 0
他の人がものすごく書きにくいぞ
まぁまぁこのくらいならOKですよノ
その主人公デレデレしすぎだなwどうしようもないやつだなw
携帯からの更新だったらしょうがないって思えるけどね
もしかしてPHSなのか
オレもこの4人にまざりたい・・・
この4人の幸せをぶち壊して3人を僕のものにしたひょ
また今度が20分後じゃ2度目のまた今度はいつなんだよ!って話だ
めーぐるぅ
>>314のつづき
翌日
敵を知り、己を知れば百戦危うからず、という言葉に従い千聖の兄上のことを知るため、小太郎は野苺組の芝居小屋に向かった
今、野苺組は来月から始まる地方巡業と、そこで披露される予定の新しい唄の稽古で芝居小屋に篭っているはずである
恐らく、野苺組にいつも付き添って雑用をしている千聖の兄上も、芝居小屋にいるはずである
芝居小屋の前に来てみると、案の定、戸は堅く閉ざされ、時折断片的に小太郎が聞いたことのない唄の節が微かに聞こえてくる
さて、どうしたもんだろう・・・・・・・・・
鳶がくるりと輪を描く雲一つない青空を見上げて小太郎は考えた
確か、この芝居小屋、裏に庭があったよな・・・・・・・・・
以前、“出待ち”というのをやった時に覗いた感じだと、あそこから小屋の中に入れそうだ・・・・・・・
稽古を覗くのはよくないことだが、千聖殿の兄上を観察することは、勝負の前の偵察、つまり兵法である
みつからなければいいよな・・・・・・・
小太郎は足音を忍ばせ、息を殺し、裏庭の方へ向かった
小太郎の思惑に反し、裏庭には人がいた
鋸を挽いたり、金鎚で釘を打ったりする音が絶え間なく聞こえてくる
残念だがこれでは忍び込めない・・・・・・・
そう思いながらも垣根の隙間から庭を見ると、小太郎が千聖の兄上だと勝手に思い込んでいる相手その人が、こっちに背を向け、しゃがみ込んで作業をしていた
竹竿や木の板などで何だかわからないが大きな物・・・・・・・舞台で使う大道具と思しき物を作っている最中だった
忍び込む手間が省けた、と少しの時間の後に気付いた小太郎は千聖の兄上と思しき男を観察し始めた
この男、大工道具の扱いはぎこちなく、金鎚や鋸を力任せに振り回しており、お世辞にも大工仕事が上手いとは言えない
だが、竹竿を短く切る時、一度鋸を手に取ったが、少し考え込み、地面に竹竿を突き刺し立ち上がった
そして腰の刀に手をかけると居合いの要領で一気に抜き、また刀を鞘に戻した
それと同時に両断された竹竿が地面に落ちる
は、速い!そして強い!
この人、千聖殿が言っていた通り、かなりの達人だ!
小太郎の背筋に冷たい汗が滲み出した
「・・・・・・・何か用か?」
突然、庭の男が地面に落ちた竹竿を拾いながら言った
状況からして、相手は小太郎以外考えられないが、男は小太郎の方を一度も向いていない
息を殺し、足音を忍ばせここまで来たのだから、自分の存在が気付かれているはずがない・・・・・・
そう信じていた小太郎だが、男は振り向いて小太郎の目を見ながら次の言葉を発した
「悪いけど今、野苺組は秘密の稽古中なんだ。帰ってくれないか?」
「け、稽古を見に来たのではありませぬ!」
「じゃあ、出待ちか?今日の稽古は夕方まで終わらんぞ・・・・・・・・・・あ、おまえは・・・・・・・」
男はそう言いながら小太郎のことを指差した
「この辺で公演するといっつも一番前で見てるガキだな!」
「あ・・・・・はい、そうです・・・・・今日はあなたに用があって来ました・・・・・・・・・」
小太郎は体を強張らせ、ペコリと頭を下げながら言った
男は垣根の端にある勝手口を開け小太郎を庭に招きいれ、縁側に腰を下ろすように薦めた
「・・・・えっと、おまえは何者だ?名前は?」
「細川家嫡男、小太郎・・・・・です」
「細川・・・・っつうと、細川勝元と関係・・・・・・あるわけないよな」
男は小太郎のボロボロの着物を眺めながら言った
「いえ、その細川の一族です・・・・・・・と言っても、傍流の傍流、筋金入りの傍流ですが・・・・・・・・・・」
「ふーん・・・・・・・・傍流だからか・・・・・・・」
小太郎が今まで出会った人は、例外なくここで疑惑と軽蔑の入り混じった冷たい目をするのだが、この男はそういう目で小太郎を見なかった
かと言って、小太郎の話を信じ、細川の名に敬意を払ったり畏れたりする風でもない
「あの・・・・疑って・・・・いるのですか?」
「そう見えるか?」
「いえ・・・・皆は疑うのにあなたは様子がちょっと違うので・・・・・・」
「正直に言ってどうでもいいんだよな。おまえが細川の一族だろうが、嘘だろうが・・・・・・・」
「どういうことですか?」
「おまえが偉い人の末裔だろうがそうでなかろうが、おまえはおまえ、関係ないってことだ」
男はそう言ってニヤっと笑った
疑われたわけではないものの、いつものように名門であることを否定されたのだが、小太郎はそれほど嫌な気はしなかった
「で、歳は幾つだ?」
「十二です」
「じゅ、じゅ、じゅ、十二・・・・・だと?」
男はそう言って目を白黒させる
「悪かったですね。チビで・・・・・・・」
「い、いや、そんなつもりじゃ・・・・・・・・・ところでおまえ、うちの一座の規則、知ってるよな?」
「規則?どんな規則ですか?」
機嫌を損ねた小太郎が口を尖らせながら聞き返した
「九歳までの観客からは木戸銭を取らないっていう規則だよ。知ってるだろ?おまえ、一度も銭払ってないだろ?」
「えっ・・・・・あ・・・・・・・それは・・・・・・知ってますが・・・・・・・」
小太郎は最初からタダ見をする気でいたわけではない
初めて道場の仲間と野苺組の舞台を見に行ったときは雀の涙ほどの小遣いを握り締め、木戸銭を払うつもりで行った
だが、入り口でこの男が小太郎からは銭を徴収しようとしないのを見て、これ幸いとばかりに、その日から通える公演すべてに顔を出したのも事実である
「あ、あなたが銭を取ろうとしないからいけないんですよ!」
「うっ・・・・・・ま、まあ、この件はまあ、不問にしよう。次からは銭払ってもらうぞ」
「えっ?・・・・・・・・・・は、はい・・・・・・・」
貧乏な小太郎にとって、これは厳しかった
これからは月に一度通えるかどうか怪しくなる
「んで・・・・・・小太郎って言ったよな?俺に何の用だ?」
改めて背筋を整えた男が真面目な表情で小太郎に聞く
それを受けて、小太郎も縁側から降りて、男の足元で正座した
「はい・・・・・・・あなたに、勝負を挑みに来ました!」
「俺と・・・・・・・・勝負?・・・・・・・・・・何で?」
「千聖殿との交際を認めていただくためです!」
小太郎は男の目をきりっと睨みつけながら言う
「千聖と交際・・・・・おまえ、あいつが好きなのか・・・・・・・・・でも、何で俺と勝負しなきゃならないんだ?」
男は小太郎の赤らんだ頬をニヤニヤ眺めながら聞き返す
「千聖殿と交際したければ、兄上であるあなたに勝たなければならない、と聞いたのですが・・・・・・・・・」
「なるほど、そういうことか・・・・・・・でもな、人違いだ。俺は千聖の兄上じゃないぞ」
「えっ?で、でも、あなたは千聖殿とよく親しげにされてますが・・・・・・まままままままさか、千聖殿とあなたは深い関係なのですか?」
完全に面食らった小太郎が目を白黒させながら聞いた
「プッ・・・・・ハッハッハッハッハ、違う違う。俺はあいつのあんちゃんと昔からの馴染みなんだよ。それに、俺には女房も子供もいる」
笑われた屈辱、人違いの恥ずかしさ、千聖殿に深い関係の相手がいないという安堵感・・・・・・・・
そういった感情が入り混じって一気に押し寄せ、小太郎は全身の力が抜け、汗が一気に噴出した
「そ、それでは・・・・・千聖殿の兄上は・・・・・・・・・・・」
「あいつは今、京にはいないぞ。座長が今度の巡業の最終的な打ち合わせに行ってるんだけどな、その護衛で同行している。三日後くらいに帰ってくる予定だが・・・・・・」
「そうですか・・・・・・・・」
小太郎はそう言うと力なく立ち上がり、ペコリと一礼して勝手口の方によろよろと歩き出した
「おい、ちょっと待てよ。おまえ、千聖のあんちゃんに今日みたいに勝負を挑む気か?」
「ええ。兄上が京に戻られる頃を見計らって・・・・・・・・・・・」
「言っとくが、あいつは・・・・吹雪って言うんだが、ものすごく強いぞ。おまえが勝てるとは思えんが・・・・・・・・」
「見縊らないでください!拙者、こう見えても免許皆伝の腕前です!」
「へぇ・・・・・・・どこの道場だ?」
「斜乱急道場・・・・・・・・ご存知ですか?」
「いや・・・・・・・知らねえ。その道場、他の道場と比べて強いのか?」
「知りませぬ・・・・・他流試合はしたことがないので・・・・・・・」
斜乱急道場は、浪人の小太郎の父の乏しい稼ぎでも月謝が払えるような道場である
門下生にも小太郎のような浪人の子や百姓や手習い感覚の商人などが多く、京でも下から数えたほうが早いような水準であることを小太郎も知っていた
「ちょっと俺と手合わせしてみないか?吹雪と戦える力があるかどうか見てやるよ」
「で、でも・・・・・・・・・・・」
「吹雪と俺の剣の技量は互角だ。文句あるか?」
「あなたとは剣を交える理由がないので、ちょっと・・・・・・・・」
「じゃあ、稽古ってことにしよう。おまえが俺に稽古をつけるってことで。勿論、タダとは言わない。代金は・・・・・・」
乗り気でなく、早く帰ろうという意図が見え見えの小太郎に対し、男がニヤっと笑いながら言う
「今までおまえが舞台をタダ見した分ってことでどうだ?イヤなら払ってもらうが・・・・・・・・・」
一回分の木戸銭でも厳しい小太郎にとって、返事は考えるまでもない
「わかりました。やればいいんですよね?」
むくれる小太郎に、男は先ほど両断した竹竿の片方を放り投げ、もう一本を両手でしっかり握り、刀のように構えた
「そういえば、あなたのお名前を聞いていませんでしたね。差し支えなければ教えていただけませんか?」
小太郎は勝負に対する礼儀として、竹竿を構えて数回素振りしながら聞いた
「俺の名前か?・・・・・・・・・・焔って言うんだ。知ってるか?」
「ホムラ・・・・・・・?ひょっとして、あの五条大橋の弁慶退治とかで有名な、あの焔さんですか?」
やる気の感じられなかった小太郎の目の色が変わる
「ん、まあ、そうなんだが・・・・・・・・俺って有名だったのか・・・・・」
焔はちょっと照れ臭そうに下を向いた
「ま、まあ、とりあえず最初はおまえの方からかかってこい!」
「はいっ!じゃあ、行きますよ!」
小太郎は嬉しそうに竹竿を振りかぶり、焔に向かって突進した
つづく
時代劇さん乙!です。
私はいつも楽しみに拝見させて頂いてます
頑張って下さい
時代劇さんおちゅ
乙
乙
ほっちゃん乙
時代劇さん面白かったw
次も期待してますノシ
市原か・・・
ディスタンおちゅです!
>>540 自分もこの3人と帰りたい
時代劇さんもおちゅ
保
グッズにソロ全部セットがあって凹みながら保全
公式にも載ってなかったのに_| ̄|〇
SFっぽいの大丈夫ですか?
>>560 バッチこ〜い!
じゃなくて是非読みたいです、お待ちしてます
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワク テカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
562 :
名無し募集中。。。:2005/09/11(日) 12:23:46 0
マンネリ劇UZeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
時代劇さんがいると荒らしがくるんでどうしても書きたいなら
羊に行ってくれませんか、よろしくお願いします
時代劇もわかkってやってるんだから荒らしと変わらん
別に時代劇でもいいけど、誰かみたいにつまらないマンネリはやめてくれ
時代劇さんまじお願いします。
またこのスレを良スレに戻してください
せっかくいい雰囲気だったのに
●だったらいけるんじゃないの?
舞波…
570を書いたのは俺
いい雰囲気を壊さないでくれ
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
マンネリ劇さ、お前消えてくんない?
お前が来ると荒れるんだよ
舞波はトップブリーダーに専念します
ところでさ
舞波がハロプロ止めた後に舞波主役の話書いたらスレ違いになるの?
元メンはセーフとか?
なんでもいいよ
かげろうもスレ違いになります。
・・・再開したらの話だけどねw>158氏
582 :
581:2005/09/11(日) 18:17:36 0
ゴメン、あっちのスレと間違えた
・・・逝ってきます。
あんでねもーよ
舞波もの誰か書いてくれ
舞波転校ものでヨロ!
主人公(男)が転校先の学校でキッズメンにモテAって話をお願いします。
>>585 卒業の日に完結なんてしたら号泣してしまう
時代劇は頼むから空気読んでくれ
>>588 おまえが読めよ
荒らしが不発に終わってるのにいいかげん気付け
俺からもお願いする、羊行ってくれ
同意
>>589 荒らしなんて誰もいないでしょ
ウザイから空気読んで消えてくれって言ってるんだけど
おまいらもちつけ!
・・・舞波orz
前荒れたときは自分から言ったのになあ
自分が原因なのに居座るってのはどういうことよ
ho
新しいのを書こうと思ったのに
手につかない
舞波・・・
テスト勉強の気分転換に書いてみました。投下させていただきますね
「嘘だ!オレは信じない!絶対!」
「いやいや、公式に載ってるんだよ。嘘なわけねぇだろ…」
「…あいつ。オレと別れるとき言ったんだ」
「なんて?」
「私達離ればなれになっちゃうけど…ずっと応援しててね!?いつか日本中の人みんなが知ってるようなグループになるからさ!!…って」
「…オマエの気持ちは分かるよ。だけど現に石村は…」
「うっせぇ!オレは信じない!!」
オレはそう言って勢いよく携帯の電源ボタンを押した。抑えきれない気持ちを胸に感じながらパソコンの電源を入れる。
『Berryz工房 石村舞波 卒業のお知らせ
Berryz工房のメンバー石村舞波(中一)は、「Berryz工房 コンサートツアー 2005 秋〜スイッチ ON!〜」の最終日、 10月2日(日)東京厚生年金会館でのコンサートを最後に、 Berryz工房、そしてハロー!プロジェクトを卒業することになりました。
今後は学業に専念していきます。』
公式には紛れもなく舞波が引退する事実が書かれていた。
「…何でだよ舞波」
オレと舞波は小学まで同じ学校に通っていた。家が隣どうし、ということもあって舞波とは家族ぐるみの付き合いだった。
オーディションに合格して芸能人になれたこと。
Berryz工房というアイドルユニットで全国デビューできたこと。
舞波はいつも笑顔で嬉しそうに話してくれた。
そしてオレ達が中学生に上がる時、親の転勤でオレは北海道に引っ越ししなければいけなくなり、それ以来、舞波とはメールや電話でやり取りをしている。
「…ふぅ」
オレは1度大きくタメ息をつくと携帯の電話帳を開き、イ行で指を止める。
「…」
いつもならまったく躊躇せずに舞波と電話しているのに今日はなかなか発信ボタンが押せない。
(…大丈夫だ。いつもどうり。。いつもどうりのオレで。。。)
トゥルルルル…
5回目のコールで舞波は電話に出た。心臓の心泊数が一気に上がる。
「…はい。もしもし」
「よ…よぉ!ひ…久しぶりぃ!!」
変に緊張しているせいか声が裏返る。
「久しぶりって…3日前も話したじゃん。変なの」
「あ、そーだったけ??ははは…」
受話器の向こうからは舞波のクスクスとした笑い声が聞こえてくる。まずはホッと胸を撫で下ろす。
適当な話題で話を繋いだあと、オレはいよいよ本題に入る。
「…舞波。ちょっと聞きたいことあんだけど」
「なに??急に改まっちゃって」
「オマエ…Berryzやめんの?」
「…」
「それだけじゃない。ハロプロもやめんだろ?」
「…」
「…なんでだよ。せっかくBerryzだって売れてきたのに」
「…」
数秒の沈黙が2人を支配したあと、ようやく舞波が口を開いた。
「公式サイトに載ってたでしょ?学業に専念したいって」
「オマエ…そんなくだらない理由で…」
「くだらないって何!?私は自分の将来をちゃんと考えてるだけ!!」
「…舞波」
「…もう切るね。お風呂入るから」
「おい!?ちょ待っ…」
ガチャ!…ツーツー…
有無を言えずに会話は途切れた。どうやら舞波が電話を切ったようだ。
オレは携帯を見つめながら、ただその場に立ちつくすことしかできなかった。
途方にくれながら1階に下りる。お茶の間では酒を飲んで酔っ払った父さんがイビキをたてながら寝ていて、母さんがタオルケットをかけている。
「…あら。アンタまだ起きてたの??」
舞波のことで頭が一杯になっているオレは力なく母さんにうなづく。
「…あ、そうそう。舞波ちゃん芸能界引退するって聞いた?」
…ドキッ!!!
「な、なんで母さん知ってんの!?」
「ちょっと前に舞波ちゃんのお母さんから相談されてたのよ。このまま舞波を芸能界に居させていいのかって…」
「…それで?」
「もちろん勉強のことも心配だったんだろうけど舞波ちゃん自身が自信なくなってたみたい。いつまで経ってもバックで目立てないって…」
「…アイツ、さっきそんなこと一言も…」
「ねぇ?アンタ舞波ちゃんの最後のコンサート行ってあげたら?」
「…え?」
「舞波ちゃんはアンタに来てほしいんじゃないのかなぁ」
「…オレは行けないよ。さっきもケンカしちゃったし…」
「ふふ…若いわねぇ」
「うっせー!」
オレはそう言うと勢いよく階段を掛け上がった。
「でも…若いっていうことは…さびしくて情けなくて不器用で、たくさん傷つくことでもあるのよね…」
そして時は流れ、10月2日。日曜日だというのにオレは部屋から一歩も出ずに布団で包まっている。
(そーいや今日はコンサートの日だっけ)
(あの日から舞波とは1回も連絡とってないや。ははは…)
目をつぶると、まぶたの裏には舞波の笑顔が浮かんでくる。
色々な思いが試行錯誤する中、1階から母さんの声が聞こえてきた。
「母さん、父さんと友達の結婚式行ってくるからー!!」
「…」
「コンサートのチケット、テーブルに置いとくからね!?」
「…」
部屋の窓から母さん達が出ていくのが確認できるとオレは一目散に1階に下りる。確かにテーブルにチケットは置かれていた。
「母さんめ…余計なことしやがって…」
オレはただずっとチケットを睨み続けた。
会場は東京厚生年金会館。ここから自転車で十分行ける距離だ。だけど舞波に会わす顔がない。ただ一言がんばれ!って声をかけることも今のオレには…
時刻は夜の12時。結局オレは会場に行かなかった。いや行けなかった。それは今になって後悔として滲み出てくる。
(せめて…たった一言…素直に舞波の第2の人生を応援してあげよう…)
オレは携帯を開くとメールを作成する。
Dear舞波へ
がかなさやまたなかか
んさかなたみやならや
ばかたなさかやまらな
れはさからなやまたな
!やまなさはなかたや
いせへにくつむよるよ
つかなやなかなさくて
もすきにきつこゆめさ
応ひれしきぬきつむよ
援かういいああていう
ししきぬちあかゆまた
てさかなはさかなたあ
るさかなかなかさはさ
!かなたあかわゆてな
(はは…結局素直になれなかったな)
おわり
時代劇さん。
悲しいような気もしますけれど、大切なお役目ができましたね。
ちゃんと舞波ちゃん、現代(未来?)に帰してあげてくださいね。
マジで読めなかったorz
マンネリ劇の話はするな
舞波・・・
はぁ・・・かなりテンション下がる
舞波・・・orz
今頃皆大泣きしてるだろうなぁ
去る者は追わず
やっぱり胸が大きくなりすぎたのが原因かな
夏までには辞めるって決めてたらしいよ
そこまでして入学したかった学校らしいから
それにしても・・・Orz
615 :
562:2005/09/12(月) 01:01:50 0
今HP見ました。
本当に辞めちゃうみたいですね・・・
自分としては舞波ちゃんが一番推してる子だったので相当堪えますorz
でも、これからも頑張ってもらいたいものです
>>604 ためいきサン乙です
舞波の中学ってどこだっけ?
都内のどっか
スレ住人全員でリレー小説書こうぜ
船○
○宮だろ
知ってる
562さん舞波で何か書いて
舞波が出てくる話を書こうと思っていたのだけど
ちょっと今無理っぽいので
サブで考えていた話を書くことにします
今日は9/1、新学期である。
そして俺の転校初日でもある。
今日から俺の新しいスクールライフの始まりだ。
「転校生の、山本大介くんです」
担任の先生から紹介され、クラスのみんなから拍手を浴びる。
男子生徒も怖そうな奴はいないし、女子生徒も可愛い子が多い。
先生に、後ろに用意された席へ行くよう案内される。
幸運なことに、両隣は2人とも女子だった。
「私、熊井友理奈。 よろしくね、山本君」
窓側の席に座る女子がにこやかに挨拶してくれた。
凛々しい眉に、可愛い笑顔。
俺は一目でその子に惹かれてしまった。
「あ…よ、よろしく」
それでまた、熊井さんが笑った。 なんてキュートなんだろう!
「あーあー、またゆりが持ってく〜」
「え?」
右手側から声がした。
褐色の肌で、活発そうな女子だ。
「私は徳永千奈美。 よろしくね、メガネ君!」
「…あ、うん」
あああ…せっかくいい気分だったのに、いきなりテンションダウンだ。
メガネ君。 そう、確かに俺はメガネを掛けている。
だから前の学校でも俺をそう呼ぶ生徒はたくさんいた。
だからって、いくらなんでも転校初日からそれはないだろう。
えなりみたいな顔でニコニコ笑いやがって、ちくしょう。
>>623 …とまぁ初日からかなりイライラ数値が上がってしまったのだけど、
「山本君、1時間目の授業はプリント使うから、隣の熊井さんに見せてもらってね」
という先生の一言で、救われた。
「じゃあ机くっつけようか」
そう言って熊井さんが自分の机をずらして、俺の机にくっつける。
おおっとー! いきなり距離縮まってんじゃないですかコレー!
「えっと、プリントプリント…」
熊井さんは机の中のプリントを探している。
そんな横顔もとても可愛い。
それをずっと見ていたら、熊井さんが急に俺のほうを向いて、困ったような顔で言った。
「ごめんなさい! 私プリント忘れちゃったみたい…」
と、俺に向かって両手を合わせた。
その困った顔も可愛いです、熊井さん…。
>>624 「そぉいっ!」 ズガーンッ!
突然、横から声がして、俺の机に何かがぶつかった。
「な、なんだ…」
俺の机と、それに繋がった熊井さんの机がビリビリ振動している。
右隣を見ると、さっきのえなりみたいな…えーと、確か…徳永か、
その徳永が自分の机をいつのまにか俺に机にくっつけていた。
さっきの声と音は、こいつのせいか…。
「ゆりプリント忘れたんなら、私がメガネ君とゆりに見せてあげるよ〜」
「あ、ああ…」
「ごめんね千奈美、ありがとう。 でも彼はメガネ君じゃなくて山本君だよ?」
そうだそうだ。 俺には山本大介っていう、平凡だけれど良い名前があるんだ。
そこをちゃんと指摘してくれる熊井さん。 ああ、君はなんて素敵なんだろう。
「でもメガネ掛けてるからメガネくんじゃーん!」
「そうだけど…、あの、ごめんね山本君」
「いや、いいよ…」
何故熊井さんが謝るんだ! 謝るべきは徳永だろう!
当の徳永は、やはりニコニコ顔のままだ。
…それから俺たちは3つの机を連結させ、徳永のプリントを俺の机に置き、授業を受けた。
>>625 1時間目の休み時間、俺は生徒に囲まれていた。
「どこ住んでるの?」「部活もう決めた?」「前の学校どんなとこだった?」
などと、いろんなことを聞かれた。
俺はそれに適当に答えながらも、熊井さんのことばかり考えていた。
熊井さんは友達のところに行って何やら話しているようだ。
>>626 質問攻めからようやく開放され、俺は机に肘をついた。
そしてクラスの男子や女子と楽しげに話している熊井さんを見つめた。
「はぁ…」
熊井さん可愛いなあ…、仲良くなれるといいなあ…。
彼女がどんな子なのかもっと知りたい…。
「ねぇねぇメガネくん」
隣から声が聞こえたけれど、無視しました。
「メガネくんってば」
うるさいですよ。
「メーガーネー君!」
…ああ、はいはいわかりましたよ。
「なに? 徳永…さん」
あやうく『さん付け』するのを忘れるところだった。
こんな失礼な奴でも、やはり初日から呼び捨ては印象悪いだろうし。
「さっきからずっと、ゆりのこと見てるよねー」
「えっ…そ、そんなこと…」
やばい! 俺そんなにあからさまだったか!?
「隠さなくてもいいってー。 でもさー、ゆりはやめといたほうがいいよー」
「へ…?」
何だ。 何故そんなことを俺に言う。
もしかして熊井さんはああ見えてとんでもない悪女とか?
「ど、どういうこと?」
「ゆりに惹かれるのはわかるんだけどねー、良い子だし」
だよな。 熊井さんが悪い女の子のわけないよな。
「じゃあ、なんで?」
「いやいや、彼氏いるからー」
「な…」
なんだってーーー!!!
芽生えからたった1時間にして、俺の恋心は砕かれてしまった。
つづく
629 :
名無し募集中。。。:2005/09/12(月) 02:56:43 0
山本大介=アマゾンライダー。
ho(
乙
乙
題名で誰だかわかるってのも凄いな
未だに誰か分からない俺が乙と誉める
ためいきの日曜日の最後のやつ「がんばれ!いつも応援してる!」しかよめなかったんだけど、
なんて、書いてあんの?
舞波ほんとに辞めちゃうんだね。
俺の途中まで投下した小説はいつになったらまとめサイトに入れてくれるのだろうか…
俺はヤツじゃない!ド新人だ!
。・゚・(ノД`)・゚・。
舞波…
>>615 舞波推してるなら舞波絡みで何か書いてくだしゃいよ
こんな時こそマイハマン来ないかな保全
食欲ねーな
舞波凾ネんて言ってた俺だけど
いなくなるってわかって舞波がどんだけ俺の中にいたかわかった
ごめん舞波、新天地で頑張れ
舞波が頑張ってると思うと俺も頑張れる
オレは 8人のうち 誰が欠けてもいやだ
そんなとこまで きてしまったからな
ほんとのヲタじゃないな
自分の事しか考えないストーカーと同じレベル
ホントの舞波ヲタなんかいないよ
いるのは箱ヲタとマイハマンヲタ
山本大介って山井大介と一字違いだな
山井も変な眼鏡掛けてるし
もしかして味噌ヲタ?
久しぶりの良作かも
蔵馬?
そうか?
今日は誰かくるかなぁ
天使サンあたりかな?
【I REMEMBER YOU】の作者さんなんとか続きを・・・
みぃ〜はどこにいるんだよ?
655 :
名無し募集中。。。:2005/09/12(月) 19:40:15 O
そこでスケベリですよ
スケベリさそかもーん
それはあっちの話ですよ
みぃ〜はあっちで書いてんだろ
叩かれ弱いから今のこっちは厳しいんじゃないか
えーwみぃ〜にエロが書けるのかよw
お前に書け無いくせに偉そうに言うな
みぃ〜やBエよりも時代劇が最悪
>>661 wwwwwwwwwwマンネリ劇マンネリ劇言ってるお前の煽りの方が「マンネリ」化してる件wwwwwwwwww
煽りじゃないから
時代劇は糞
つーかなんで時代劇さん叩かれてんの?
めちゃくちゃおもしろいじゃん
楽しみにしてる人もいるんだから気に入らないならスルーしてよ
ケータイ(笑)
あいつが嫌われるのは
「展開がいつも一緒でマンネリ。少しは工夫しろ」
と批評されたことに対し、激怒して暴言を吐いたから
その後に名無しで他作家叩きまくってたよな
暴言ってこれか?
24 時代劇(仮) sage 2005/08/18(木) 02:05:19 0
あとがき
とりあえずこのシリーズは明晩にでも短いオマケを書いておしまいにします
理由はネタがもう無いから
無理矢理続けることも不可能じゃなさそうだけど、変なのが沸いてきたんで・・・・・・・
今までの流れだと、これは粘着荒らしが大暴れするリーチ目みたいなんで
これに対して叩いてるってことは、自分は粘着荒らしですって認めているも同然だが
たったこれだけの発言で激怒して暴言ですかそうですか
んなわきゃない
一番の理由はまんねりだからだろ
読まないでつまらないって言った訳じゃないのに、
マンネリといわれただけで粘着荒らしがどうのこうの言ってんだから、
こいつは頭おかしいよ
批判されたくなかったら、チラシの裏にでも書いてろ
ッツmmmmmmミッ
ッmmmmmmmmmミッ
mmmmmmmmmmmm
mmmmmmmmmmmmm
mmmミ ・ mm
,.、. mmm 丶/|::/!!! ミ;= ミm このスレはこんこんが守る!!
,.‐、 \ mm::::: :r",,ゞィ ヨ ●ヾ m 保全!!!
\ \ \ミm::::::::: イ●ノ / 、 "'ーヘ __ミ/ 二二フ
\ ヽ `ヽ:::::::::"" ,.゙・ ・'' ヽ""⌒ヽヽ// ̄
〈 \ヽヽ" ( "'-三-''" / ,コ / //__, ‐、
〈 ゝ、..,,,,,,,,,,,,,,,,,,./ ゝ‐' ノ ハ /
,.へ、__ / / \/ f ヽ _,ノ ̄ __/
/ ― 、 \/_,. -/7 f | , ‐一' \
/ ニ三>'7"/ f l | | / f´ ̄ `ヽヽ \
/ / / / i | | | |/ ::| | 〉ヽ ソ } ヽ
/ / / | | | | |:::::::::| | | j |
/ / ハ | | | | |:::::::::| | | |
舞波推しだった私が保全フォ―――――!!!!!!
レモンはこんな時でも元気なんだな……(遠い目)
空気読めない奴は強い
時代劇荒らすな
>>627 昼休みは学校案内。
案内してくれたのは、梅田っていう背の高い男子だ。
各階の教室や、体育館、武道館、ホールなどを案内してもらった。
「さっきの大ホールでは、発表会とか生徒集会とかをやってるよ」
「へぇ〜、前の学校にはそんなホールとか無かったよ」
「まあ市内でも結構でかいホールだからな、選挙の投票所にも使われたりしてる」
「なるほどー」
「そういや、部活って何に入るか決めた?」
「部活かぁ…えーっと…」
前の中学では、部活には入っていなかった。
もともとスポーツが好きではあるのだけど、
春の時点で7月に転校する事がもう決まっていたので、どこにも入らなかった。
「まぁ、運動部にしようとは思ってるけど」
そう言うと、彼は目を輝かせた。
「そうか! それならさ、サッカー部入らない? 俺サッカー部なんだよ」
サッカーか…、それもいいかもしれないな。
「ああ、いいよ。 そうしようかな」
「ホントか! よろしくな、山本!」
彼は嬉しそうに、俺の手を握ってきた。
「うん。 よろしく、梅田くん」
「なんだよ、呼び捨てでいいって」
照れくさそうにそう言う。
「わかった、梅田ね」
いい奴そうで良かった。 仲良くなれそうな気がする。
>>681 「お〜ぅい! ウメコー!」
背後から、廊下をダダダダダとやかましく走る音とともに、嫌な声が聞こえた。
「ありゃ、徳永か…」
梅田がちょっと呆れたような顔で言う。
「とうっ!」
徳永はあっというまに追いつき、ひと跳びして俺たちの前に立った。
「ふぅ、追いついた〜」
「ったく徳永ー。 ウメコって呼ぶなって言ってるだろ」
ウメコってのは、梅田のあだ名なんだろうか。
女の名前みたいなあだ名だな。 それに本人は嫌がっているようだけど。
「えー、いいじゃんいいじゃーん。 名前略してウメコなんだからさー、
キムタクとかトヨエツとかハマコーみたいでいいじゃん」
ハマコーとかホントに知ってんのかよお前!
「そう呼んでんのお前だけじゃねえか」
「だってさーだってさー、ウメコはこうちゃんっても呼ばれてるじゃーん。
こうちゃんって呼んでるの1人だけでしょー、ならさー
私も自分1人だけが呼べるあだ名とか作りたいじゃん、いいじゃん」
わぁ…ちょっと、この人うざいよ!
>>682 「あぁもう、勝手にしろ」
「うはははー」
そりゃあイラつくよなあ梅田よ、毎日こんなこと言われてたら。
「…それで、徳永、何の用?」
「あ、そうそう。 ゆりが探してたよー」
ゆり…って、確か熊井さんのことだよな。 すると梅田は熊井さんと仲がいいのかな。
俺の恋は破れてしまったけれど、せめて熊井さんとは友達になりたい。
梅田と仲良くなれば、それも叶うかもな…
「友理奈が? 教室?」
「うん」
「そっか、サンキュ。 あ、それじゃあ徳永さ、続きを山本に案内してやって」
「オッケー」
げっ! 徳永が案内するのかよ!
いやいや、それくらいなら後は自分で見てまわるからいいよ…。
と、梅田に声を掛けようとしたのだけど、
「じゃ、またな山本!」
そう言って、梅田は駆け足で教室に戻っていった。
ああ、行くな梅田よ…。
「ところでさー、メガネ君」
メガネ言うな!
「なに…?」
「ゆりの彼氏って、ウメコなんだけどね」
「え…」
えええええええええええええええええ!!!!!
>>683 …徳永に案内してもらっている間中、俺はほぼ無言だった。
各部屋の説明をされても、「ああ」「そう」とかぶっきらぼうに答えていた。
昼休みも終わりに近づき、教室に戻らなければいけない時間になった頃
あからさまに不機嫌そうな顔をしている俺に業を煮やしたのか
徳永は立ち止まり、腰に手を当て、眉を吊りあがらせて俺を見た。
「メガネ君さー、なんでそんな膨れてるの」
うるさいな。
俺は今、心がひび割れちまってるんだ。
せっかく仲良くなった梅田が、あの熊井さんと恋人同士である事を知って
ガラスのハートが砕けそうなんだ。
「なんかー、感じ悪いじゃんそういうの。 ウメコとは楽しそうに歩いてたのに」
転校初日だってのに慣れなれしいんだよ…。
>>684 「まぁ、いいけどさ。 そんでメガネ君、部活決めたの?」
「うん、まあ…」
関係ないだろ、お前には。
「どこどこ? どこに入るの?」
「梅田に誘われて、サッカー部に入ろうと思ってるけど…」
「えー、ダメだよー!」
何がダメなんだよ! 俺が何部に入ろうと勝手だろ!
「でも、サッカー好きだしさ…」
「そんなんよりさー、流しおーどん部入ろうよー」
どんな部活だよ! だいたいおーどんってなんだよ!
「流す…って、何を流す部活なの…?」
「だからー、おーどん」
それがわからないんだよ! そんな意味不明な物流しちゃうのかよ!
「何、それ」
「あのね、そーめんはさーっていくじゃん、おーどんはどわーってなるじゃん!」
えええ? おーどんって、そーめんと対比するような物なのか?
麺系か…? あ、もしかして、おーどんって…
「うどんの事?」
「違うよ、おーどんじゃん」
「おうどん?」
「おーどん」
「いや違うでしょ。 うどんに"御"を付けるんだから、おうどんだよね?」
「おーどんだよ」
「……」
ああ、なんだろう、この湧き上がってくる怒りは。
「ま、まあ…でも俺はその流しおーどん部とやらには入らないけど」
「なんでさー! 楽しいじゃん、どわーって!」
「いや、意味がわからないし、俺うどんよりサッカーの方が好きだし」
「えー、メガネ君、ダサーい」
む、むかつくーー!!!
>>685 「あのさ…徳永さん、そのメガネ君ってのやめてくれない?」
「え、気に入らない?」
そりゃそうだろう。 初日からそんなあだ名付けられて喜ぶ奴がいるか。
だいたい、メガネつってもオシャレメガネだぞ。 3万くらいしたんだぞ。
それをただメガネ君と呼ばれて嬉しいことがあるか。
せめてナイスグッドメガネ君とか…いや、そういう問題じゃなくて。
「ニックネーム付けてくれるのはいいんだけど、もっと他のが…」
そう言うと、徳永は腕組みして考え込んだ。
「うーん…そうだなあ、山本大介だからぁ…」
まぁ、オーソドックスなのはヤマちゃんとかダイちゃんとかだよな。
そっちのほうが親しみやすくていいんじゃなかろうか。
でも梅田がウメコって呼ばれてるみたいに、ヤマダイとか付けられたりして。
「よし、決めた!」
手の平をポンと叩いて、徳永は俺を見た。
あの、出会った時から変わらないニコニコ顔だ。
「何?」
「えっとねぇ、メガネ君がイヤだったらぁ、アマゾ…」
「メガネ君でいいです」
「ホント? メガネ君でいいの?」
「うん」
当たり前だ。
なんで徳永が知っているのかわからないが、その名前でだけは呼ばれたくない。
「決定だね! メガネ君だね!」
徳永は俺の手を握ってぶんぶん振って喜んでいる。 何がそんなに楽しいのか。
「じゃあクラスのみんなに言ってくるね!」
言うなアホー!
…という、俺の気持ちなど汲まずに、徳永は教室に走っていった。
まあ、アレよりはマシだけど…。
>>686 転校初日を終え、俺は家に帰り着いた。
マンションの駐車場を通ると、父さんの車が置いてあった。
珍しいな、もう帰ってきてるのか…。
俺はエレベーターで自分の部屋の階に上がり
ドアを開け、靴を脱いで、キッチンへ向かった。
今日は暑いうえに精神的に疲れたから喉がカラカラだ。
オレンジジュースを飲んで喉を潤し、今へ向かうと父さんがソファで雑誌を読んでいた。
「ただいま、父さん」
「おう、おかえりアマゾン。 初日はどうだった?」
「……」
そう、これだからイヤなんだ。
つづく
ウメコが出たならジャスミンも頼む
♪おおっ空に聞けぇ〜
俺の名は〜
いい感じだな
悪い空気を浄化してくれてありがたい
おっつー
乙
乙
ウィードクラウンの「こうちゃん」って苗字なんだっけ?
萩原
HLG、ドゥィ-と三部作だね!
こりゃようやくボクの出番かな!ワクワク
ほ
>>347 ジュースを買って二人のところに戻ると、千奈美が膨れっ面で待っていた。
「遅いよ〜!二人とも!」
「ごめ〜ん!ちょっと道に迷っちゃって〜」
そう言った菅谷はいつもの笑顔だった。
「ねぇねぇ…ちょっと…」
いつのまにか千奈美が横に立っていて、小声で話しかけてきた。
「本当は道に迷ったんじゃないんでしょ?何があったか言いなさいよ!」
小声だがとても迫力がある。
「別になんでもないよ!それよりお前の方こそどうなったんだよ。
せっかく田中と二人っきりにしてやったのに…」
すると千奈美はニヤッと笑って鼻歌混じりで田中のほうに歩いていった。
「さ〜てもうそろそろ遅くなってきたし…次が最後だな〜」
不意に田中がつぶやいたその一言に、千奈美と菅谷は目を合わせて一緒に言った。
「観覧車!」
こうなることはおそらく田中も俺も予想していただろう。
ここまでの自然な流れで千奈美と田中、俺と菅谷に別れる事になる。
菅谷と二人っきりも最初は不安だったが、今となっては問題ない。
それよりも問題なのは…
「高橋君!次だよ〜」
菅谷の言葉にはっとして周りを見渡した。千奈美と田中はすでに観覧車に乗り、二人の世界に入っている。
目の前には観覧車のドアが開き、俺たちを待っていた。
「大丈夫?私一人で乗るから、心配しなくていいよ…?」
「だ、大丈夫だよ!」
笑顔で答えたが、顔がひきつっていたのがバレバレだった。
―ガシャン―
勢いよく扉が閉められた。俺の顔から冷や汗が滴り落ちる。
「本当に大丈夫?」
心配そうに見る菅谷に俺は本当のことを言うことにした。
「実は…高所恐怖症なんだ。」
「えっ!?でもジェットコースターは乗ってたよね?」
「…目、つむってた」
「そうなんだ〜」
「情けないよな〜。観覧者に乗れない男なんて…」
俺が、ため息をつきながら下を向いた。
「目、閉じててもいいよ」
菅谷は俺に優しく言ってくれた。
「ありがとう」
そういって俺は目を閉じた
しばらくして、口に何かが当たった。驚いて目を開けると、すぐ目の前に菅谷の顔があった。
そして俺の口、いや唇に当たったのは菅谷の唇だった。
その瞬間、俺には何が起こったのか理解できなかった。
「目を開けてまだ怖いなら、りぃだけを見て。それなら他のものは見えないから怖くないよ。」
そういった菅谷は、いつものちょっと抜けてる人とは思えないほどとてもりりしくて、可愛かった。
その時、俺は菅谷のことがすきなんだと気付いた。
その後観覧車の中では一度も目をつぶらなかった。
怖くなかったわけじゃないけど、それ以上にもっと菅谷の顔を見ていたかった。
〜続く〜
乙です!
お昼の時間帯から乙です!
オレもりしゃことキスキス
良かったです
>>705 さりげないなw、だが阻止!
りしゃこの唇はオレのもの
主人公浦山氏杉!!!
709 :
562:2005/09/13(火) 15:33:48 0
『上京恋愛』
「向こうにいっても元気でね・・・」
「うん・・・愛も、・・元気でいろよ」
”トゥルルルルルルル”
「じゃあ、俺行くから」
「うん・・・」
俺は新幹線に乗り込む。これで幼馴染の彼女ともお別れだ・・・
ドア越しに映る彼女はいつもと変わらない笑顔を見せる。
でも、俺に理解る。ずっと一緒にいたから、それが作り笑顔だってことぐらい・・・
ドラマによくあるシンデレラ・エクスプレスのように別れを惜しむ恋人のように
俺達は見つめ合った。
そしてドアは閉まり、列車は静かに走り出す
「げん・・き、でね」そう言って彼女はその場で泣き崩れた。
プラットホームには”新大阪発””東京行き”を告げた悲しいアナウンスが響いた。
俺は長年住んだ大阪を離れ東京へと向かう。両親は前日に東京に移った。
俺に気を遣って愛と最後の時間を存分に過せとの事だった。
うなだれるように俺は自由席へと座る。この時間だから乗っている人もまばら・・・
「(にしても・・・アイツ今日一回も泣かへんかったな・・・いつもやったらすぐ泣くくせに)」
俺は今日過した彼女との思い出を振り返る。
窓から見える大阪の街を忘れないように目に焼き付けながら俺はそっと目を瞑った。
710 :
562:2005/09/13(火) 15:53:13 0
>>709 『上京恋愛』
「ちょっと梨沙子!あんまり大きな声出すと他のお客さんに迷惑でしょ?」
「だぁってぇぇ・・退屈なんだもん。ねぇトランプしよう??」
「トランプ??もう8回目だよぉ??」
「いいじゃん!みーや相手してあげなよ??」
「じゃあ、桃ちゃんも一緒ね!」
「えぇぇぇ桃も??桃は今日のコンサートで疲れたから眠たいよぉ・・」
「私だってそうだよぉ・・・」
何やら前の席が騒がしい。女の子がトランプをするしないでもめている。
「(うるさいなぁ・・・人がせっかく愛との思い出に浸ってんのにぃ・・・)」
俺はイライラしてきたので寝ることにした。
「キャハハハハッ!また梨沙子の負けぇ!」
「えぇぇぇ!だって皆りぃにババ引かせるんだもん・・・卑怯卑怯!!」
「(あぁぁ寝れへんやろ?!もうちょい静かにせいや・・・)」
あまりの騒がしさに寝つけない。でも俺以外の客、押しなべてサラリーマンの人は余程疲れてるのか深い眠りに
ついている。
「ちょっとトイレに行ってくるねぇ」
騒がしい女の子の一人が席を立つ。
俺は文句の1つでも言ってやろう!と思い、起き上がろうとしたがその子のあまりの可愛さに言葉を失った。
俺を通り過ぎようとした彼女と目が合う。
彼女のその瞳に吸い込まれそうになる。
これが俺と彼女の初めての出会いだった。
8月21日 夜21時東京へ向けてはしる新幹線の中、俺は彼女の事で一杯になった。
711 :
562:2005/09/13(火) 15:53:49 0
続きます。
乙
どうか彼女の事を忘れないでいてあげてください
夏さん乙!
上京さん乙!
舞波…
めーぐるを忘れないでぇ
上京さん乙!
〜Distance〜の方も待ってますんで続きよろ
>>524 稲婆がお礼にケーキをご馳走してくれると言うので、稲婆の部屋に上がらせてもらった。
ケーキが切り分けられている間、二人でコタツに入って待っていた。
「さっき稲婆と私の方見てコソコソ何か話してなかった?」
「………そうだっけ?」
「絶対そう! 何話してたの?」
俺と梅田がお似合い………? そんなこと言ったら梅田が何て罵ってくるかわからない。
ボコボコにされるかもしれない。
「……梅田の成績落ちてるのが心配なんだって」
「え〜本当に?」
「…うん。あんま稲婆に心配かけんなよ」
「あーっ! 今自分がちょっと私立行ってるからって見下した!」
梅田がペシペシと俺の頭を叩きだした。
「おやおや、元気だねぇ」稲婆がケーキを持って部屋に入ってきた。
「稲婆ぁ…マオが酷いんだよぉ!」
「俺は別に…」
稲婆がこんな俺達の様子を見て笑いだした。
「やっぱりマオちゃんとえりかが一番お似合いのカップルかもわからんねぇ……」
稲婆が言っちまいやがった。ビクビクしながら梅田を見ると…
「………や、やだぁ! 稲婆、変な事言わないでよ!」
梅田の顔は赤くなってて、一切俺の方を見ようとしない。
「いやいや、アンタ達はお似合いだよ、この稲婆が保障する…」
「ちょ、ちょっとマオも何とか言ってよ……」
「う〜ん……」
「あー、もう暑いなぁ……ここ、この部屋暖房利かせ過ぎだよっ……あっケーキ頂きま〜す!」
梅田が差し出されたケーキを大きく頬張った。
「おいあんま急いで食べると…」
案の定、ケーキを喉に詰まらせたらしく梅田がすごい勢いで咽始めた。
「稲婆ちょっと水いい?」咽る梅田の背中をさすりながらそう言うと、
稲婆は「はいはい」と不敵な笑みを浮かべながら水を汲みに行った。
>>718 ケーキを食べ終わり稲婆の部屋を出た。
「うぅ…ケーキが鼻に行ったよぉ…」
まだ涙目の梅田が鼻声で言った。
「一気に食べるからだろ…?」
「もういいよ……ばいばいっ」
梅田はぐったりとした様子で、俺の顔も見ずに家に入って行った。
(なんだかなぁ…) 俺も階段を上がり、家に入って行った。
母ちゃんが楽しそうに夕飯の仕度をしていた。
「……やけにご機嫌だね?」
「可愛い〜彼女がお待ちよ…」
居間に目を移すと、コタツでゴロゴロと自分の家の様にくつろいでる嗣永が居た。
「おかえり〜マオちゃんっ」
母ちゃんは皆大好きだけど、特に嗣永がお気に入りだ。
「おいおい、ここはお嬢さんのお家ではありませんぜ?」
「もぉそんな事言わないでくださいよぉ」
とりあえず俺もコタツに入った。
「んっ?」急に嗣永が顔を近づけ、クンクンと俺の匂いを嗅ぎ始めた。
「……何だよ?」
「何かマオちゃん甘〜い美味しそうな匂いがする」
「…あぁ今稲婆んとこでケーキ食べたから」
「ちょっと! 何で桃の事呼んでくれなかったのぉ!?」
「いや……」
「そうよ桃ちゃんも誘ってあげなさいよ」
俺らの会話を聞いていた母ちゃんが口出ししてきた。
「それに何か女の匂いもするにゃ……」
「マオ! 母さん浮気だけは絶対に許さないわよ」
俺は大きくため息を着いた。
>>719 「で何しに来たんだよ?」
「暇だったから」
「あっそ…」リモコンでテレビを付けた。
「………ねぇ暇ぁマオちゃんどっか連れてってよぉ」
再放送のドラマをぼーっと見ていると、嗣永が俺の肩を突っついてきた。
「どこに……?」
「う〜ん…どっか…」
「…………」
「じゃあ〜東京タワー行く?」
「行き飽きたし…」
東京タワーまでは自転車で行ける距離。小さい頃から何十回も行っている。
「暇だよぉ暇ぁ〜どっか連れって…どっか連れてって…」
「まぁまぁ外も暗くなってきたし、桃ちゃん御飯食べてくでしょ〜?」
駄々をこね出した嗣永を母ちゃんが諭した。
「え〜でもぉ……いいんですかぁ?」
「いいのいいの、ママ達今日も遅いんでしょ?」
嗣永の親は共働きで、遅くまで帰ってこない日が多い。
「でもぉ……」
「もう作っちゃったから、断られたらこっちが困るわよっ」
結局食べていくことになった。
つづく
いいね
乙 良作のヨカソ
この主人公のモデルはオレだな
皆さん、お疲れさまです...いい感じ
どっちも続き期待保
726 :
〜春〜:2005/09/13(火) 23:15:39 O
小学6年生〜春〜
>>495 「ハッ..ハッ、...今日は余裕だな..」
遅刻常習犯の俺はそんな事を呟きながら、いつも通り走って学校へ向かっていた。
余裕といっても、いつもより、少しだけ早く家を出ただけで、普通の生徒から見れば、あきらかに遅い登校には変わりはなかった。
「ハッ..ハッ..あれっ?...」
快調に飛ばしていた俺が、ふと前方を見ると、一人の女子が、俺と同じように走って学校に向かっていた。
その女子は、背中にランドセルをしょい、手には手さげ袋を持ち、かなり遅いペースで、学校に向かってるようだった。
「あの後ろ姿は...ハハッ!!」
俺はそう微笑しながら、、その女子の所に走っていき、少しペースを落とすと、横を通り過ぎる際に、悪戯っぽくその女子に話しかけた。
「よぉ〜徳永!お先ぃ〜!!」
「ハァ..ハァ...えっ?」
俺の呼びかけに気づいた徳永は、少しきつそうな表情しながら、こちらに視線を向けていた。
「早くしないと遅刻するぞ〜」
「ちょ..ちょっと待ってよ○○くん!!」
「えっ?」
そのまま学校へ向おうしていた俺が、その声に立ち止まり、後ろを振りかえると、なぜか徳永が先ほどの場所で立ち止まり、ムッとした表情でこちらを見ていた。
727 :
〜春〜:2005/09/13(火) 23:24:11 O
小学6年生〜春〜
>>726 「『えっ』じゃないよ!普通、この状況みたら、やる事あるでしょ!!」
「やる事?」
「そうよ!..はい、これと...あと、これもお願いね」
徳永はそう言いながら、状況が読めず立ち尽くしている俺の所まで歩いてくると、自分のランドセルと手さげ袋を俺に渡してきた。
「...これって」
「あーー、やっと体が軽くなったわ...さぁ、行くわよ!」
そう言って、しばしの解放感に浸った徳永は、さっきまでとはうって変わり、元気よく走りだした。
「あ..ああ、急ごう.....って、お〜〜い!!」
「えっ...もぉ〜、どうしたのよ○○くん?早くしないと遅刻しちゃうよ!」
徳永はそう言うと、早くきなさいよと言わんばかりの表情で、俺を見ていた。
「なんで俺が、徳永の荷物を持たなくちゃいけないんだよ..」
「なんでって...男の子が、か弱い女の子の荷物を持ってあげるのは、当然でしょ..」
「か弱い?...誰が??」
「誰って、この千奈美ちゃんに決まってるじゃな〜い」
徳永はそう言うと、なにやら乙女チックなポーズを決めていた。
「.....」
「とゆうわけだから、○○くん、よろしくねぇ〜」
徳永はそう言うと、どうも納得できず、首をかしげている俺をおいて、さっさと走っていってしまった。
「ちょ..待てって徳永、...うわぁ、重てぇ..しかも走りずらい..」
こうして、一気にペースが落ちた俺の前方には、快調に飛ばす徳永の姿があった。
728 :
〜春〜:2005/09/13(火) 23:31:44 O
>>727 …6年3組…
「ふぅ〜、よかったぁ、間に合って...それにしても、ほんとついてたわ、うふふ」
遅刻せずに、無事に教室に到着した徳永が、入口前でそんな事を考えていると、向こうから熊井が歩いてきた。
「おはよ、千奈美。めずらしいね、千奈美がギリでくるなんて..」
「あっ、おはよ友理奈。..それがさぁ、体操服を忘れちゃって、一度家に戻ったんだぁ」
「そうなんだ...あれっ?千奈美、なんで手ぶらなの?」
「うふふ、それはねぇ...あっ、きたきた私の荷物!」
「えっ...」
徳永の言葉に反応し、熊井がそちらに視線をやると、○○が教室に入ってきた。
「ぜぇ..ぜぇ、や..やっと着いた。..ったく、徳永の野郎、ランドセルに、荷物詰め込み過ぎだぜ..」
結果、俺が教室に着いたのは、いつもとそれほど変わらない時刻だったが、疲れはいつもの倍だった。
「お..おはよ○○くん...」
「はぁ..はぁ..えっ、..ああ熊井か、おはよ」
「...ねぇ千奈美、なんで○○くんが、千奈美の荷物持ってるの?」
「それがさぁ、○○くんがどうしても、私の荷物を持つってきかなくて...だから仕方なく頼んだわけ..」
息を整えている俺の前で、徳永は迷惑そうな表情を浮かべながら、熊井にそう説明していた。
「な..なに言ってだよ!有無も言わさず、無理やり渡してきたくせに..」
「あれっ、そうだっけ?..まぁまぁ、お互い遅刻せずにすんだんだから、いいじゃない、結果オーライよ」
徳永は笑顔でそう言いながら、ポンポンと俺の肩をたたき、なにやら1人で話しをまとめていた。
「..なにが結果オーライだよ。..ほらっ、荷物返すぞ...」
俺はそう言うと、徳永に荷物を返した。
729 :
〜春〜:2005/09/13(火) 23:43:34 O
>>728 「...(千奈美ったら、また○○くんを利用したのね。..○○くん、かわいそう)..」
俺と徳永のやりとりを見ながら、熊井がそんな心配をしていると、徳永がなにやら含み笑いを浮かべながら、しゃべりだした。
「...そんな事いいながら○○くん、ほんとは、この千奈美ちゃんの荷物が持てて、うれしかったくせに...うふふ」
「...うれしいわけないだろ。...だいたいだなぁ、さっき『か弱い』から、荷物が持てないって言ってたけど、普段からもの静かで、女の子らしい熊井が言うならまだしも、いつも騒がしくて、男子よりも元気な徳永がいうセリフかよ...」
「えっ!!!...」
そんな俺の言葉に、熊井が激しく反応したとも知らず、俺はさらに話しを続けた。
「それに、ランドセルはともかくとして、その手さげ袋...体操服しか入ってないんだから、いくらか弱くたって持てるだろ...まったく」
「な..なんて事言うのよ!ほんと、失礼しちゃうわね.....あれっ..」
俺の意見に対し、すぐに反論を始めた徳永だったが、途中でなにかに気づき、なにやら慌てた感じで、俺に詰め寄ってきた。
「な..なんで体操服の事知ってるの?...まさか○○くん、私の手さげ袋の中、見たの!」
「見るもなにも、その手さげ袋じゃ、嫌でも目に..」
「ちょ..ちょっと、なに勝手に見てんのよ!!バカー!!」
そう言って徳永は、俺のしゃべりを遮ると、顔を真っ赤にし、罵声を浴びせてきた。
「な..なんだよバカって..だいたい、お前が勝手に渡してきたんだろ」
「なによそれ、開き直る気!...最低!!」
そんな感じで、俺と徳永が言い争いをしていると、桃子がこちらにやってきた。
730 :
562:2005/09/13(火) 23:43:54 0
>>710 『上京恋愛』
小学6年の夏、俺は大阪から東京へと越してきた。
東京に越してきて10日あまりの8月31日。僕は未だに大阪への未練を感じていた。
父親の転勤だから仕方のない部分もあったが、それでも子供にっとては辛いものもあった。
僕はこの10日ほど、蝉の抜け殻のように虚脱状態だった。
愛がどうしているか・・・、新幹線の中で出会った少女の事などが頭の中を巡っていた。
そして・・・。
9月1日、今日から2学期の始まり。あまり行く気がしないが、行かないと仕方がない。
「母さん、行って来るよ・・・。」
前なら元気よく家を飛び出し、愛と楽しく学校に向かったが・・・今はその元気がすっかり失せている。
「(あの子、こっち来てから全然元気なくなったわねぇ・・・。やっぱり相当堪えてるみたい・・。)」
学校までの道程は、何度も確認したから把握してある。
僕を元気良く通り越して走っていく1、2年生くらいの子を見ていると恨めしく思えた。
「(何かこっち来てから性格卑屈になったなぁ)はぁぁ・・・」
トボトボと下を見ながら歩いていると、横の通路から出てきた女の子とぶつかった。
”ドカッ”
「キャッ!いったぁぁい・・・」
「いってぇ・・・」
彼女と目が合う。
僕は一瞬、時が止まったように思えた。
彼女は僕が大阪を発つ日、新幹線の中で視線をかわした子だった。
731 :
562:2005/09/13(火) 23:44:36 0
続くです
割り込みかよ
733 :
〜春〜:2005/09/13(火) 23:58:12 O
>>729 「おはよ〜○○くぅ〜ん」
「あ..ああ、...(まずいな、これは)」
こうゆう流れになるときは、いつもろくな事がない...俺がそう思った矢先、徳永が待ってましたと言わんばかりに、桃子にあれこれしゃべりだした。
「ちょっと聞いてよ桃ちゃん!○○くんたら、私の体操服が入ってる手さげ袋の中、勝手に見たんだよ!!」
「えっ..千奈美ちゃんの体操服を?...」
徳永の言葉を聞いた桃子はそう言うと、急に黙り込み、俺の顔をじっと見つめてきた。
「だ..だから、見たんじゃなくて、見えたんだって..」
「でも、見た事にはかわりないじゃん」
「まぁ、そうだけど..」
「聞いた桃ちゃん、ほんと、○○くんていやらしいよねぇ〜...変態よ変態!!」
徳永はそう言って、桃子がキレるよう、さらなる誘発を始めた。
すると案の定、桃子が深刻な表情をして、俺に話しかけてきた。
「...ちょっと、○○くん..」
「...(はぁ、結局この流れか)..」
また桃子がキレる...俺も、そしておそらく徳永もそう思っていたはず.....だったが、今回の桃子はまた違うキレ方をしていた。
「...そうゆう趣味があったんなら、早く言ってよぉ〜。桃子に言ってくれれば、いつでも協力してあげるのに..」
「...はぁ?(なにいってんだ、桃子のやつ...)」
「えっ?..(ちょ..ちょっと桃ちゃん、怒らないの?)...」
予想外の桃子の言葉に、俺と徳永がそんな事を思いながら、呆然としていると、桃子が新たな楽しみを得たかのような表情で、俺に話しだした。
「それじゃあ、すぐに桃子の体操服持ってきてあげるぅ〜...千奈美ちゃんのなんかより、全然いいから、期待してていいよ、○○くん...うふふ」
そう言って桃子は、不適な笑みを浮かべながら、自分の席の方へ戻っていった。
734 :
〜春〜:2005/09/14(水) 00:06:46 O
>>733 「...おい徳永、桃子が壊れたぞ。ちゃんと責任持てよな..」
「わ..私は知らないわよ、自分でなんとかしたら...」
さすがの徳永も、予想外の桃子の反応に、少し驚いてるらしく、そう言って、その場から逃げるように去っていった。
「お..おい徳永!...なんなんだよあいつは...あっ!そうだ、熊井に...」
俺はそう思い、事のなりゆきを静かに見守っていた熊井に、助けをもとめる事にした。
俺が熊井の方に視線をやると、なにやら熊井は、うつむいていたまま、考え事をしている感じだった。
「...(さっきの○○くんの言葉...あれって、遠回しの告白なんじゃ...ううん、考えすぎだわ。..1でも..でも..○○くん、私の事、千奈美より女の子らしいって...キャッ..)」
そんな感じで熊井は、○○の言葉の意味を、先ほどから繰り返し考えていた。
そんな妄想の最中、熊井の耳に○○の声が聞こえてきた。
「..熊井、おい熊井」
「...へぇ?」
「ちょっと頼みが..」
「た..頼み?...(もしかして、付き合ってくれとか言うんじゃ...)..そ..そんな、いきなり...友理奈困っちゃう..」
俺の呼びかけに対し、熊井はなぜか、ひどく動揺し、小声でなにやら呟くと、両手で顔を隠し、恥ずかしそうに去っていってしまった。
「ちょ..ちょっと熊井まで...なんなんだよ一体..」
.....その後、1人取り残された俺は、単独で桃子に事情を説明したのだが、とうの桃子は、「隠す必要はない」やら、「試着してみる?」..とか言って、悪戯っぽい笑みを浮かべるだけで、説得はかなり難航したのだった...。
「なんで俺が、朝からこんな目に...」
桃子説得中、俺がそう思いながら、かなり凹んでいたのは、言うまでもない...
つづく
>>730 上京さん、乙です
735 :
562:2005/09/14(水) 00:12:23 0
>>734 春さん、本当割り込んじゃってすみませんでした
両者とも乙
舞波ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ保全フォ――――――!!!!!
>>549のつづき
まずは小手調べ、とばかりに、小太郎は焔の脳天めがけて竹竿を振り下ろした
剣術の基本中の基本である面打ちである
焔は自らの竹竿を頭上に掲げ、難なくこの攻撃を防いだ
竹竿同士がぶつかりあう、乾いた音が響く
「思ったより素早いし、太刀筋も真っ直ぐできれいだ。そして、何より無駄な力が入っていないっていうのがいいな」
焔は小太郎の顔を見てニヤっと笑った
「免許皆伝は伊達じゃないな。よし、そのまま打ち込んで来い!」
「はいっ!」
小太郎は褒められたことで気を良くし、焔に向けて攻撃を再開する
面から胴、そして再び面へ
焔の剣先を崩してから小手、面
間合いの外からの片手面・・・・・・・・
道場で教わったありとあらゆる連携や小技を駆使して攻め続けた
しかし、小太郎の竹竿は焔の体に一度も触れることができなかった
「おまえ、人を斬った経験あるか?」
息を切らせて攻撃の手を止めた小太郎に焔が聞く
「いえ・・・・・・・・恥ずかしながら・・・・・・・・まだ・・・・・・・・」
「別に恥ずかしくなんてないさ。斬らないで済むならそれにこしたことはない」
「で・・・・・それが何か・・・・・・・・・関係ありますか・・・・・・・・・?」
構えを解き、竹竿を杖代わりにして肩で息をする小太郎が聞き返す
「おまえの剣は綺麗で素直すぎるんだよ。次に何をするかが手に取るようにわかる」
「どういう・・・・・意味・・・・・・ですか?」
「おまえの剣は道場の中では強いかも知れない。だが、実戦では通用しない剣だ」
「実戦・・・・・で・・・・・・通用しない剣・・・・・・・そんな・・・・・・・・」
「構えろ。今から俺が実戦の剣・・・・・・・人を斬るための剣を見せてやる」
息を整えた小太郎が再び竹竿を構えたのを見て、焔も竹竿を構えた
「じゃあ、いくぞ!」
小太郎が生唾を飲み込む音を聞きながら、焔は右足を半歩引いた
しかし、そのまま焔は硬直し、動こうとしない
小太郎が痺れを切らせる寸前、上空を飛んでいた鳶が突然鳴いた
気にするまい、と思った小太郎だが、焔の視線が鳶に向かった瞬間、釣られて空を見上げてしまった
その瞬間・・・・・・・・・・
焔が足元の砂利を小太郎に向けて蹴り上げた
「うっ!」
咄嗟に目を閉じ、顔を両手で覆った小太郎の首筋に、軽いものが当たってパンという音が鳴った
恐る恐る目を開け振り向いた小太郎の視界に、ニヤっと笑う焔の顔が現れた
「どうだ?首を取られた感想は?」
しばらく放心状態だった小太郎だが、焔の不意打ちを首に受けたことを理解するとみるみるうちに顔を赤く染め、怒りをあらわにした
「な、な、何するんですか!!!卑怯ですよ!!!!」
「あのなあ、実戦では卑怯とか無いんだよ」
焔が冷たく言い放ちながら、小太郎の正面に立った
「で、でも!」
「大体なぁ、おまえは死んじまったんだ。死人に口無しって言うだろ?どうやって文句言うんだ?」
「し、しかし・・・・・・・・」
「実戦の掟は単純だ。死ねば負け、生きて帰れば勝ち。俺も吹雪も、そういう戦いを何度も潜り抜けてきたんだ。わかるか?」
焔は笑顔で小太郎にそう語りかけたが、その目の奥には強さと、ほんの少しの悲しさが隠れていることに小太郎は気付いた
「わかりました・・・・・・・しかし、あなたの技量ならこんな手を使わなくても拙者に勝てるはずですよね?」
「まあな・・・・・・でも、まあ、おまえに実戦の剣ってものを知ってもらいたかったからな」
焔は小太郎の肩を優しく叩き、竹竿を受け取った
「今のおまえじゃぁ吹雪には勝てないよ。どこかで実戦の剣を身に付けたらまた来いよ。相手してやるから」
焔はそう言うと小太郎に背を向け、大工仕事に戻った
乙!
桃子の変態っぷりがすごいなw
562さんどうぞー
一方、小太郎の方はというと、失意のままガックリと肩を落とし、勝手口から裏庭を出ようとしていたが、戸に手を掛けると同時に硬直してしまった
そして、深呼吸するとくるりと後ろを向き、焔の方を向いて大きく息を吸った
「拙者に剣を教えてください!!!」
空を飛ぶ鳶が墜落するほどの大声で小太郎が叫んだ
「・・・・・・・・・・・おい、何を言い出すんだよ?」
耳を押さえながら焔が振り向いた
「ですから、拙者に剣を教えて欲しいのです!実戦で死なない、生きて帰る剣を!」
「いや、悪いけど・・・・・・・・俺、人に教えるのは・・・・・・ちょっと・・・・・・・・・・他あたってくれ」
「拙者は貧乏ですので、他に頼める人がおらぬのです!」
「・・・・・・・俺ならタダで教えてくれるってことか?」
「い、いや、ともかく、あなた以外に剣を教わりたくありません!」
「俺に・・・・・教わりたいのか・・・・・・・・?」
戸惑いの表情を浮かべる焔に対し、小太郎が真っ直ぐな力強い目で頷いた
「うーん・・・・・・・・じゃあ、ちょっと試験をさせてもらうぞ」
「試験・・・・ですか?」
「俺は悪人に人殺しの技術を教えるのは御免だ。上達する見込みがない奴に教えるのも嫌だし・・・・・な?」
「はい・・・・・わかりました・・・・・して、何をすればよいのですか?」
「まずは質問に答えてくれ。おまえは死ぬのが怖いか?」
「死・・・・ですか?拙者、元服前と言えど、武士の端くれ・・・・・・・・怖くありませぬ・・・・・・・時が来れば・・・華々しく散ってみせます・・・・・・・・」
弱弱しくそう言う小太郎の顔を、焔がじっと見つめる
「・・・・・ウソつくなよ。怖くて怖くてたまらない、死にたくないって顔に書いてあるぜ」
「そ、そんなことは・・・・・・・・・・」
「フッ・・・それでいいんだよ。俺は命を粗末にする奴が嫌いだ。剣を教わりたいなら正直に言えよ」
「・・・・・・・・・怖いです・・・・・・・・死にたくないです・・・・・・・・・」
「よし。じゃあ、次の試験だ」
焔はそう言うと真新しい竹竿を地面に突き立て、腰の刀を鞘ごと小太郎に手渡した
「この刀で、この竹竿を斬ってみろ」
「刀で・・・・・・竹竿を・・・・・・斬ればいいんですか?」
小太郎は拍子抜けしたかのような、あっけに取られた間抜け顔で焔と竹竿を交互に眺める
「どうした?こんなの簡単で試験にならないって言いたいのか?」
「ええ・・・・・・刀で・・・・・斬るんですよね?」
「叩き割る、とか折る、って言うのは簡単だが、綺麗に斬るのは意外と難しいぞ。それに・・・・・・よーくその刀、見てみろ」
そう言われた小太郎が鞘から抜いた刀の刀身を、焔は力いっぱい握り締めた
「この刀、刃がないんだよ」
顔をしかめて目を背けようとする小太郎に対し、焔がニヤっと笑って言う
「刃がない・・・・・・・?それじゃあ、斬れるわけないじゃ・・・・・・・・・・」
「斬れるよ。おまえも見ただろ?俺はさっき斬ったぞ」
「でも・・・・・どうやって・・・・・・・・・・・・」
「刀の代わりに心を鋭く研ぎ澄ませて一気に素早く斬るんだ。やってみろ」
「はぁ・・・・・・・・・・」
小太郎は言われるままに半信半疑で刀を構えた
「あの・・・・・どうやって心を・・・・・・研ぎ澄ますんですか?」
「いいか、目を閉じるんだ。そして、目の前に立っている竹竿の姿を想像しろ」
「はい・・・・・・・・・・・」
「竹竿が見えたら、次に真っ二つに斬られた竹竿を想像して、その姿がはっきり見えた瞬間に刀を振るんだ」
「わかりました・・・・・・・・・・」
そう返事した小太郎だが、目や肩や腕に無駄な力が込められており、これでは斬れないだろうと焔は思った
「あの・・・・・・・拙者に斬れると思いますか?」
そんな焔の心を察したのか、小太郎が目を閉じたまま不安そうに尋ねた
「斬れるか斬れないか、どっちかに賭けろ、って言われたら、俺は斬れる方に賭けるね。穴狙いで」
「あ、穴狙い・・・・・・?どういう意味ですか?」
「ひょっとしたら斬れるかも、ってことだ。刀を振る速さは問題ない。あとは心だけだ」
「そういう意味ですか・・・・・でも穴狙いっていうのは酷いなぁ」
小太郎はそう言いながら口元に笑みを浮かべた
それと同時に体中の無駄な力が抜けた
これなら穴狙いじゃなくて確信を持って斬れる方に賭けられるな・・・・・・・・・
焔がそう思った直後、竹竿が真っ二つに斬られ、上半分が宙に舞った
「よし、合格だ。おまえは俺の一番弟子だ。明日から修行を始めるぞ」
落ちてくる竹竿の断片を受け止めながら焔が言った
「明日からじゃなくて今日からお願いします、師匠!」
つづく
おっとその前に時代劇たん負けずに来たー!!
よかったきてくれて・・
楽しみにしてました!
745 :
名無し募集中。。。:2005/09/14(水) 00:41:37 0
時代劇UZeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
せっかく春タンの読んで気分良かったのに
桃子の体操着ハァハァ
時代劇さんは相変わらず読ませるな……やっぱ凄いよ。乙です。
グラビア系で戻ってくるのを信じてる
元々ハロプロ嫌いだし
素敵作家の皆さんおちゅです
春さん、上京さん、時代劇さん乙です
時代劇は空気読めよ
自分でスレ立ててそっちでやれ
時代劇も来たし今日も良い作品ばかりで良かった
時代劇はもうむちゃくちゃだな面白すぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
開き直るなよ謙虚になれ時代劇
時代劇さんまじおねがいします
何か時代劇がどさくさに紛れて書き込んでるけど、
とりあえずお前は最低でも保全代わりに書け
誰かが書いたすぐ後とか、保全書き込みの後に書くのはやめろ
これは命令だ
ちゃんと従えよ
時代劇の野郎性懲りも無くまたわいてんのかよ
荒らし認定だな
・・・・・・・・・ばっかだなw
時代劇さん乙!頑張って下さい
次も楽しみに待ってます!
みんな乙
>>749 賛成 でも舞波に芸能人なんて、もともと無理な話だったんじゃないだろうか…
なんかほっちゃんて年下にはえばるんだな
乙乙乙
三者ともに乙。
春たんの桃は本当にいいなぁ…w
乙!ほ
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中!
春タソの出演キャラの心の声と言うか、妄想癖というか、表現が最高です☆
桃子の体操服…
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
562氏も乙
誰の事だか続きが期待されますな♪
時代劇さんも乙
イベントのようにぶって叩くアホが居ますが気になさらずに…。
楽しみにしてる人間はここにもいますんで!!!
時代劇のってキッズもう関係ないよね
ただ名前だけキッズにしてるってだけ
ッツmmmmmmミッ
ッmmmmmmmmmミッ
mmm"゙ ゙"mmミッ
mmミ ・ mmミ
mm 丶/|::/!!! ミ;= mm
__,,,... ,mm::::: :r",,ゞィ ヨ ●ヾ mミ
`ヽ、 m::::::::: イ●ノ / 、"'ーヘヽ m- 、_
`ヽ|:::::: :: ::: "" ,.゙・ ・'' ヽ、"" | _,ニ=‐
/"`ヽ:::::::: " ( "'-三-''" ) ノ,- '"
/::::::::::::::::::゙゙'''‐-...,,,,,,,,,,,,,,,,,,....-‐-‐'''~ /`" '' ヽ、 そうはドドンドザ!!!
|:::::::::::::::::::::::::` 、_ ,, , - '::::::/ヽ:::::::::::::::::::\
/ ..::::::::::::::::::::::::└ ニ ,- ニ- '┘:::::::::/ ノ::::::::::::::::::::::/
i-' ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /'''~ _,..、:::::::::|
/ ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::''´ ノ-ー'´ _,-''´_,..|
、' ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-''´ `‐ー'" ̄ " ノ
,l ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-'" `‐ー''"´-、
/..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_(__ノ-''"´``''"´``‐-ー'' ̄ ̄ ":`、
..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l、
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
他のもそうじゃん
時代劇はそれが顕著すぎるんだよp
ネタがねーならもう書くなよw
それはただ時代劇が学園ものじゃないからでしょ?
荒らしはスルーしようぜ
荒らしは時代劇
もっと桃を出してくれ
マンネリはこういう1時間以上保全が無い時にこっそり書け
消えるのが一番だが
マンネリとかじゃないけど作られたキャラが出すぎ
魅力はあるけどもっとキッズがみたい
>>776 それもあるな
このスレとは全く関係無くなってる
キッズなんて所詮おまけみたいな存在になってるし
時代劇は他でやった方がいいと思う
このスレの為にもな
多分ヲタじゃないんだろな
どこぞのスレからきたただ小説を書きたいだけの奴
そろそろ自分の板に帰れよ時代劇
新参こそ消えろ
えーと、今書いてる「マニアック問題」は
「ハッピー・ライフ・ジェネレーター」、「ウィードクラウン」と同じ世界で書いてますが
そろそろこんがらがっている人もいそうなので、一応いままでの登場人物をまとめておきます。
1年A組…
男子:HLG主人公(現在アメリカ)
女子:夏焼雅、菅谷梨沙子、清水佐紀(喫茶店「パッション」の娘)
担任:紺野(産休)、保田(臨時担任)
1年B組…
男子:梅田光太郎(WC主人公)、山本大介(本作主人公)、本郷&一文字(HLG主人公の親友)
女子:熊井友理奈、徳永千奈美
担任:三好
2年A組…
男子:萩原信彦(WC主人公)、風見(サッカー部エース)
女子:嗣永桃子、石村舞波、梅田えりか(光太郎の兄)、須藤茉麻(サッカー部マネ)
その他…
萩原舞(萩原信彦の妹。小学4年生)
夏焼重蔵(夏焼雅の祖父)
山崎(学校長)
では、以下に投稿開始
>>687 俺の名前『大介』は、父さんが付けた名前だ。
名前の由来を聞いた時、父さんは言った。
『苗字が山本だし、これっきゃないっしょ』
父さんは、仮面ライダーシリーズが大好きで
シリーズのアマゾンライダーの名前が山本大介だから、俺をそう名づけたとか。
付けられた身にもなってみろ。 しかも未だに俺のことをアマゾンと呼ぶし。
俺は子門真人の声で『アーマーゾーン!』って変身したりしないよ!
…という知識も、父さんから植えつけられたものなのだけど。
転校2日目。
1年B組の教室に入ると、皆がおはようと挨拶してくれる。
俺もそれに返事をしながら自分の席に向かう。
既にそこには熊井さんが座っていて…そして、梅田と楽しそうに話していた。
「おお、山本! おはよう!」
「山本君おはよう」
「あ…お、おはよう!」
ぎこちなくするのも変だし、なるべく元気に挨拶を返した。
>>781 自分の席についた時、ガラッと勢いよく教室のドアが開く音がした。
「おっはよーい!」
大声で挨拶しながら入ってくるのは、徳永だ。
クラスのみんなに挨拶しながら自分の席、つまり俺の隣に向かってくる。
みんなの反応を見ると、徳永は別に嫌われている風ではなさそうだ。
何故だろう、昨日あれだけうざかったのに…。
それとも、昨日が特別おかしかっただけで、普段は良いヤツなのか?
徳永は席に着いて鞄から教科書などを取り出しながら、俺のほうを向いた。
「で、メガネ君さー、流しおーどん部に入る決心はついた?」
「え…」
おいおい、朝の挨拶する前からソレー!?
やっぱりおかしかったのは昨日だけじゃなかったようだ。
「いや、だから入らないってそんなの…」
「なんでー! 絶対楽しいからー! 想像してみてよ!」
想像してみてよって言われても、流しおーどん部だろ?
例えば切った竹を並べて、上からうどんの麺がどーっと流れてきて
なんか太くて掴みづらくて、箸からこぼれて下に流れていって
そして床にべちゃべちゃと落ちるうどん麺…
「えーと、やっぱり楽しくなさそうなんだけど…」
「うるせーい!!!」
「へぶっ」
何故かいきなり徳永にチョップを食らった。
「な、何す…」
「楽しい楽しくないじゃないの! 参加することに意義があるの!」
ええええええーー!!
お前さっき『絶対楽しいから』って言ったじゃないかー!
一体なに考えてんだ、こいつは…。
「まぁ、とにかく入りなよ。 なっ!」
と、ニコニコしながら、俺の肩に手をポンッと置いた。
ちくしょう…うざいよ…。
>>782 「山本くん!」
朝からげっそりしている俺の前に、2人の男子生徒が立った。
一人は中学生とは思えないような老け顔で、一人は長身でスケベそうな顔をしている。
「俺は本郷、そしてコイツは一文字」
老け顔のほうが言った。
「ああ、よろしく…」
「山本君、部活は決まったのかね」
長身の、一文字ってやつが尋ねる。
「サッカー部に入るつもりだけど」
「なにー! そんなのは軟弱者のやるスポーツだ! 野球部に入りたまえ!」
「そうだぞ、野球はいいぞ。 まさに青春のスポーツだぞ」
野球かあ…。
まあ運動部ならなんでもいいし、野球部も悪くないな…。
>>783 「おい! 軟弱とはなんだ! もう一度言ってみろ!」
すると、隣で聞いていた梅田が突っかかってきた。
「おう梅田、サッカーは野球に比べて軟弱だ、とそう言ったんだ」
「サッカーをバカにするんじゃねえ!」
朝っぱらから、俺の前でサッカーvs野球の論争が始まった。
…まったく、勘弁してくれよ。
「お前みたいに恋にうつつを抜かすような奴がやるスポーツがサッカーだってことだよ!」
「それなら5月の発表会の時にホールで夏焼に告白してた奴は野球部じゃねえか!」
「う…いや、ほら、アイツはもうアメリカに行っちゃったし…」
何のことを言っているのかわからないけど、正直俺はどっちでもいい…。
「ほら! どっちも変わらねえんだよ! なら、山本はサッカー部がもらう!」
「『なら』の意味がわからねえっつうの! 山本は野球部だ! だよな?」
「え…いや…」
俺に聞かないでくれ。 そっちで解決しろよ。
「サッカー部だ!」
「野球部だ!」
「サッカー部!」
「野球部!」
「あいだを取って流しおーどん部にしようよ」
「サッカー!」
「野球!」
「おーどん!」
なんか途中から変なのも入ってきてるけど、もうなんでもよくなってきた。
とりあえず運動部ならなんでもいいし、なんなら卓球部でも…。
と半ばどうでもよくなってきていると、ツンツン、と俺の腕を誰かがつついた。
熊井さんだ。
「ねぇ山本くん、私マネージャーやってるんだ、サッカー部の」
これで俺の部活は決まった。
つづく
> 梅田えりか(光太郎の兄)
リl|*´∀`l|<女の子です
しもたー!
時代劇消えろ
面白すぎる
てかここ数か月で俺が気に入ったやつはこの人の3つだ
サッカーネタに深く入らないなら許す
許すとか命令とかずいぶんと思い上がった奴がいるな
時代劇はこっからでしょ
今は離陸期、これからキッズが息もつかせぬ大活躍で
マンネリ劇とか言う不名誉な愛称をぶっとばすよ
>>780 WCをトイレのことだと思ったのは内緒だ
サカ豚の人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
あの程度で荒らしと思ってた頃が懐かしい
WCWと見間違えたのは内緒だ
おいマンネリ劇
名無しで荒らすな
時代劇さんをマンネリ劇というな
マンネリ保全
コラー謝れ謝罪しろ
時代劇は偉大
舞波ショックから立ち直れない保全フォ―――――!!!!!!
やる気のないやつはいなくてよし
時代劇さんがんばれ
やべーマニアック問題おもしろすぎるwww
時代劇おもしろすぎ
やる気はあっても○工はいらないよな
時代劇は偉いな
時代劇荒らすなよ
811 :
夏休み:2005/09/14(水) 22:12:18 0
最近時代劇叩いてる奴なんなの?
どう考えてもお前等の方が迷惑。気に入らないならスルーしろって
812 :
夏休み:2005/09/14(水) 22:13:03 0
やべ…
復活するのか?
時代劇を擁護してるのは駄作者だったw
ホントに楽しみにしてる読者だっているんだ…
つまらないと思うならマジでスルーしてくれ…。
お前の人生終わってる〜
あっち落ちたねw
>>810 その「スルーしろ」どうのこうのってセリフ飽きた
マンネリ劇じゃないんだから、もっと工夫しろよ
本当に楽しみって嘘だろ?
すいません嘘吐きました
なんかどこのキッズスレも似たような荒らしばっかり
トリアエズ時代劇ハ謝罪シルニダ
賠償も忘れんな
あっちいつ落ちた?8時半くらいまではあったみたいだけど
グータンのせいでくそスレが大量発生してるな
玉田くんつづきー!!
時代劇まだかよさっさと書けよ
狼ってほんと糞だな
おまえがくそ
サカネタも勘弁してください
俺夏休み一番好きなんで続きお願いします
ここは叩きが容認されてて、ある意味健全と言えない事もないな。
向こうはなんか褒めてばかりだから批判もしづらい。
叩きっていうか荒らしだよね。
容認されてるんじゃなくて言っても無駄だから荒らしとしてスルーしてるだけ
時代劇は荒らし以外何者でもないよな
良作は誰も叩かないよ
駄作と生意気な奴は叩かれるけど
一人で時代劇叩きやってるもんなぁー、何かの病気なんだろうな、きっと
1人で擁護してる奴よりましだよ(笑)
時代劇さん・・・
面白かったけど最近キッズが放置されてる感は否めない
岡井の使い方とか面白かったけど
まだ出てないメンっている?
作者降臨してることを祈って・・おやすみ〜
時代劇さんおつかれさまでした
マンネリさんさようなら
最初は結構よかったよね
何事も引き際が大事って事が時代劇さんを見ててわかった
本当にお疲れさまでした
時代劇(仮)じゃなくてマンネリ(仮)にしたほうがいいよ
>>848 それ何度も書かれたよな
男は引き際と生え際が肝心だって
>>848 本当に引き際が大切だと思うならキミももう叩くの辞めなさいよ
明らかに引き際を過ぎちゃってるよ
だって展開がいつも同じなんだもん
調子に乗っちゃったんだね
結構まわりがチヤホヤしたからさ
また一人で自演荒らしか・・・
適当になんか書いてみるか
>>854 適当?!適当とはとなんだ!小説をなんだと思ってんだ!バカにしているのかっ!
小説と自称小説の違いっつーかさ
自称小説書きますね
>>784 その日の放課後、梅田に連れられてグラウンドへ向かった。
サッカー部の見学をするためだ。
入部届けはもう書いてしまっているが
『最終決定は一応練習を見てからにしてくれ』
と、梅田に言われたのでまだ提出はしていない。
着替えるために部室に向かった梅田と別れ
練習が始まるまで何をしようかとグラウンドの周りをぶらぶらしていると
熊井さんに声を掛けられた。
「山本くん、練習が始まるまで、そこのベンチに座ってようよ」
「あ、うん…」
ああー、熊井さんやっぱ可愛いなあ。
梅田と付き合っていることを知ってショックだけど
まあ熊井さんは俺より背が高いし、同じくらい高い梅田が似合うか…。
でも、こうやって話せるだけでもいいや。
「あのさ、熊井さん」
「ん、なに?」
「梅田と付き合ってるって聞いたんだけど…」
「あー、あはは…」
思い切ってそう聞いてみると、熊井さんは顔を赤くして照れ笑いをした。
「付き合ってるっていうか、いつのまにかそうなっちゃってたっていうか…」
「へぇ…、じゃあ告白とかしてないってこと?」
「うん、それらしいのはしてないねえ…。 でも小学校の頃からずっと一緒だし
付き合ってるからって、今までとあんまり変わってないよ」
「そうなんだ…。 じゃあ、もし他の男子から告白されたらどうする?」
「それは断るよう、絶対」
照れ笑いのままで熊井さんはそう言ったけど
それには何か、固い気持ちが含まれているように聞こえた。
もしかして、とは思ったけれど、やっぱ入り込めないか…。
>>858 「あれぇー、友理奈ちゃん、その子入部希望者?」
俺たちが座っているベンチの後ろから、のっぺりとした声が聞こえてきた。
「あ、須藤先輩!」
熊井さんが振り向いてそう言う。
俺も後ろを向くと、そこにはでっかい女の人がいた。
身長は熊井さんと同じくらいだと思うけど、でもそのがっしりとした体格から
普通よりかなり大きく見える。 そして、心此処に在らず的な目をしている。
「入りたいのー? サッカー部」
昼間だというのに眠そうな声だ。 この人はいつもこうなのだろうか。
「あ、はい…そのつもりです」
「ふぅーん、そっかそっかー、いいねぇー」
それからその須藤さんは、熊井さんの方を向いた。
「友理奈ちゃんあのねー、ちょっと面白いの思いついちゃったんだー」
「なんですか?」
「見ててねー」
そう言うと須藤さんは右手を自分の首のところあたりまで持ってきた。
「パイーン!」
>>859 めっちゃ笑顔だ。
気持ち悪いくらいの笑顔で、須藤さんはその変なポーズをして見せた。
そのポーズや言葉に何の意味があるのか全くわからない。
というかこれ、バカ殿のアイーンのパクリじゃないのか?
そしてこれはギャグなのか? 笑ってあげたほうがいいのか?
しかし、それにしては寒いぞ…。 無理に笑えば失礼かもしれないし…。
「あっははははは! 先輩おもしろーい!」
熊井さんが突然、手を叩いて笑い始めた。
やっぱりこれはギャグだったのか。
「ね! 面白いでしょー! パイーン!」
いやー、どうだろう。 面白くはないけど…。
「パイーン!」
ってアレェー! 熊井さんもやっちゃってるよオイ!
しかもすっごい笑顔だよ!
熊井さんも須藤さんもすっごい笑顔でやってるよ!
でも、そんな熊井さんも可愛いよ…。
「ねえ山本くんもやってみなよ、面白いよ!」
「え…」
うわ、俺に振られちゃったよコレ。 どうしよう…。
「おもしろいよ〜新入部員くん〜。 パイーン!」
須藤さんがまためっちゃ笑顔でそれを俺に見せてくる。
「ほらほら、パイーン!」
熊井さんまで!
ええと、俺は一体どうすればいいんだろう…。
>>860 ハッ!(0.02秒)
これはもしかして入部テストなのか!?(0.11秒)
実はこの須藤さんが入部者をこうやって一人一人試して、
自分のギャグを笑うかどうか確認しているんじゃあないか!?(0.46秒)
そういえば俺が入部希望者かどうか聞いたすぐ後に須藤さんはこのポーズを始めた…。(0.87秒)
やっぱりきっとそうに違いない。(1.23秒)
ここでこのポーズをするのを断ると、入部できなくなるんだ!(1.55秒)
それはダメだ! 熊井さんがマネージャーをやってるからサッカー部を選んだのに!(1.81秒)
よぉし、ここはやるっきゃねえ! 男ならやるっきゃねえ!(2.00秒)
「パ…パイーン!」
>>861 「何やってんだ? 山本」
「ほあ!?」
いつのまにか後ろに、着替えを済ませた梅田が立っていた。
「え、いや…テス…ト…」
「はあ?」
あれ? 俺何か間違ってた?
「あー、梅田くーん、私ねー、また面白いの考えたんだー」
須藤さんが梅田に向かって言う。
「須藤先輩、またですか…。 練習始まるんで後から聞きますよ」
梅田は呆れたような声で言った。
「……」
えーっと、これはもしかして俺の勘違いですか?
「あ、山本。 もうすぐ練習始まるからそこで見てて」
「あ、う、うん…」
梅田はそのままグラウンドへ走っていった。
「ねー、面白いでしょー」
須藤さんはのん気にそんなことを言っている。
「面白かったです! また何か思いついたら教えてくださいね、先輩」
熊井さんも心底楽しそうに言った。
「……」
あー、何なんだろうこれは。
須藤さんはいつもあんな人で、常に新しいギャグを考えているんだろうか。
そんでもって熊井さんは、笑いのツボがちょうど須藤さんとマッチしているのか。
なんか、俺が勝手に思い込んで、バカみたいじゃないか…。
>>862 サッカー部の練習が始まった。
ランニングから始まり、それから2人づつで組んでパスやトラップの練習などをしている。
それから30分ほどすると、部員達は2チームに分かれて紅白試合を始めた。
梅田は1年にしては結構上手いらしく、DFを任せられているそうだ。
熊井さんが自慢げに俺にそう話してくれた。
「こうちゃん、がんばってー!」
熊井さんが彼の名を呼びながら一所懸命応援している。
梅田の名前は光太郎だから『こうちゃん』か…。
いいなあ、俺もそんなふうに呼ばれたいなあ、『だいちゃん』とか…。
あー、いいねえ、うふふふふ。
「メガネ君!」
俺が妄想に浸っていると、不快なあだ名で俺を呼ぶ声がした。
「……」
今のところ、俺をその名で呼ぶ奴は一人しかいない。
徳永だ…。
ベンチの俺の横にいつのまにか座っていて、俺を見ている。
「何サッカー部の練習なんか見てるのー! 流しおーどん部入る約束じゃん!」
いやいやいや! 何言ってんのこの人!
「約束なんてしてないよ!」
「した気がするもーん!」
気がするだけかよ! 思い込みで約束勝手に作るなよ!
>>863 「あれ、千奈美なんでいるの?」
熊井さんが徳永に気づき、声を掛けた。
「メガネ君を流しおーどん部に連れに来たんだよ」
だから行かないっつうの。
「だめだよー、山本くんはサッカー部に入るんだから」
そうだそうだ。 熊井さんの言うとおり。 前園さんの言う通り。 イジメかっこ悪い。
「違うよ! メガネ君は流しおーどん部に入りたがってるんだから!」
入りたがってないよ! いつ俺がそんなこと言ったよ!
「でも山本君はもうサッカー部の入部届け書いてるよ…ねえ?」
「うん、ほら」
俺は入部届けを徳永に見せた。
「でもまだ出してないから無効じゃーん!」
「そうだけどー、今日出すんだよね? 山本くん」
「うん」
徳永は一瞬困ったような顔を見せた。
「じゃあ部名のところを流しおーどん部に書き換えて出せばいいじゃん」
その理屈がわかんねえよ!
「いや、俺もう決めたからさ…。 それに、ホントにそんな部活あるの?」
「無いよ」
無いのかよ!
>>864 「じゃあ入ることすら無理だよね…、せめて作ってから言おうよそういう事は」
「何を言ってるのメガネ君! これから作っていくんだよ、私たちの未来を…!」
かっこよく言ったってダメだから!
そんな意味不明の部活に俺の未来は捧げないから!
「千奈美、山本くん困ってるからそんなに無理強いしないほうが…」
熊井さんが助け舟を出してくれた。 なんて優しいんだ。
「ええー…」
徳永はいつものニコニコ顔を崩し、俯いてしまった。
そんなにショックだったのか。
「あの、ごめん徳永さん。 俺、サッカーやりたいしさ…」
「うー…」
徳永はそのまましばらく黙り込んだ。
2日目だけど、ずっとニコニコしていた徳永がそんな顔をするので
俺はどうしていいのか戸惑ってしまった。
熊井さんに助けを求めようとしたが、彼女は水を汲みに行ってしまっていた。
「ま、まあ、そんなに落ち込まなくてもさ…」
俺がそう言うと、徳永は何かを思いついたように、急に立ち上がった。
「……」
「ど、どうしたの…?」
「メガネ君…、水飲み場の前でゆりが転んでパンツ見えてる」
「!!!」
な、なんだってーー!!!
俺は咄嗟に、水を汲みに行った熊井さんのほうを振り向いた。
しかし、それがいけなかった。
>>865 「いまだー!」
徳永はそう言って、俺の手の中の入部届けを奪い取ってしまった。
「あっ! 何するんだよ! しかも熊井さん転んでないし!」
そういう俺の言葉を無視して、徳永は入部届けを持ったまま走り出した。
「ちょ、ま、待て!」
俺は追いかけようとしたが、ベンチで足をつまづいてしまった。
「おいメガネ君!」
50mほど離れたところで徳永は立ち止まり、俺のほうを向いて叫んだ。
「くっそ…、なんなんだよ…」
「君がこのままサッカー部に入ったら、君のことライダーの方の名前で呼ぶぞー!」
ちょっと何言い出すのこの人ー!
メガネも嫌だけど我慢してたのに!
何で俺がその名を嫌がるのを知ってるのか解らないけど、その名で呼ばれることだけは嫌だ!
アマゾンだけは勘弁してください…。
「わ、わかった! わかったからそれはやめて!」
「じゃあこれはいらないねー」
徳永は入部届けを破ろうとしている。
「え…いや、それは…」
「アー! マー! ゾー…」
「いりません! 破って捨てちゃってください!」
「へへー、オッケー」
徳永はそのまま入部届けを破り捨ててしまった。
「……」
ああ、ちくしょう…。 恐喝じゃねえか!
まあ後でこっそりもう一度書けばいいか…
つづく
ベリヲタって若いから アマゾンとか知らないんじゃないのか?
(30代・男)
乙
乙であります!
向こう落ちた…
872 :
名無し募集中。。。:2005/09/15(木) 06:45:03 0
あうぅ…上げちまったスマソ
前半、後半どっちが誤解でしょう?www
保全
ってかむしろアマゾンしか知らない
ベリヲタって若いのか?
ハートは若いね
ベリヲタはオサーン率が高いから大丈夫♪
(20代・男性)
時代劇さん復帰してください
楽しみにしてる人もいるんです
今の若者はプリきゅあと虫キングだよね
(40代・男)
時代劇さんがんばれ
確かにアマゾンが何か分からないけど、小説みてたらイメージできたよw
ってことで乙!
時代劇さん僕も応援してます
時代劇もちろんわかってるだろうけど 騒いでんのは個人的に恨まれてるやつ1人だからな
早く桃子だして
時代劇さー、お前がくると荒れるんだからそこんとか考えてどっかいけよ
スレの雰囲気がお前のせいでだいなしだよ
せっかくいいかんじなのに
なんなら俺がすれたてしてやろうか?
立ててよ!ほら早く!
>>885 だからスルー出来ないならお前がどっか池。
例えばスルー出来ずに叩く奴が、一回全員来ないでみてよ。
もしくは試しに、そいつら全員黙ってみてよ。
絶対に荒れなくなるから。
そこんとこ荒らしてるのは自分らだと認識してみなよ。
それでも叩くのは普通の荒らしと一緒扱い。
スルーするのみ。
これでそっこー落ちたら時代劇がいかに需要が無いかわかるなw
どれぐらい人気あるか見ものですねw
おまえは叩きに移動しないの?
>>890 どちらかというとおまえが誰にも相手にされていないという証明だが
しかし、一人で叩いたり擁護したり何役もこなして大変だね
暇なんで大変とかってことは無いですよ
なんといってもニートですから、働いたら負けかなと思ってる
俺は負けとは思ってないね、つうか働かないとやべえww
ほ
>>888 乙
マンネリはそっち移動しろよ
邪魔だから
これで時代劇さんのスレに作家全員が移動したらワロスwww
俺は仕事も金も友達も何もないんです
あるのは時間だけ。その貴重な時間割いてマンネリ叩いてやってんだ!つまんなくてかまってもらえない時代劇さん!俺にかまってもらえてうれしいだろ?うぇっへっへ
時代劇移動でこの件は終わりにしよう
どっちも平穏なるならこれほどいいことはない
羊あるのに・・・
荒らしだけが残ったりしてw
荒らしてる奴マジウザいんだけど
スルーしろや(ゲラ
NEETはfromAでもよんどけ
それとアイデムも読んどけ。
アパート持ってるから余裕w
叩かれたくない作者はあっちに行け
叩かれたい作者だけここで書け(ゲラ
ってことだろ?
嵐が冗談で立てたスレなんかにいくなんて冗談じゃないよ!誰もいかないだろ
どっちにしろこの基地外は違う誰かを標的にするだけだよ
時代劇も他のも伝統あるここで読みたいし、みんなでスルーして頑張ろうよ、ね
時代劇さえ出て行けばいいんだよ
時代劇は荒らしに反応してないから大丈夫だろ
俺たち住人が完全スルーすればそれでいい
反応とか関係ないから
>>911 逆じゃない?
その叩きや荒らし自身が立てたことに意味がある。
要は奴らは向こうに行けば、叩きもしないし荒らしもしないってことでしょ?
だって来たら叩き・荒らしをしていた自分らが間違ってましたと、否定することになるんだからw
確かに貴方の言う通り、時代劇さんが向こうに行っても奴らは誰かしら標的にすると思う。
だったら全作者が向こうに行けば、叩きも荒らしも無いってことじゃん。
このスレの初めの頃の良い雰囲気に戻るチャンスになるんじゃないかな?
どうだろ?
嵐の言う通りにしなきゃいけない意味が分からねーよ
つーかこれから荒らしたい馬鹿はあっちに文句書き込めよ
ここには見てもいいけど書き込むな
擁護の言う通りにしなきゃいけない意味が分からねーよ
ニートは社会的だめ人間
マンネリ劇を移住させよう
うぜー
ワンパターンでもおもしろいものはおもしろいよ
自分がつまらないからといってそれを他人に押し付けるのはどうだろうか
つまらないと思ったらスルーを面白と思えば感想をこのスタンスでこれからも行こうよ
さあこの勢いで優恋だんしじょしついでに春も単独スレに隔離しようか
時代劇の前は別な作者を叩いてたしスレを潰すまで粘着する気なんだろう
気にせずに気違いは放置してここでやるべし
>>918 アラシがわざわざそんなことするわけない…。
だったら逆に乗ってやるのもアリかと思ったんだが。
叩きはスルーするにしても見てて不快なもんで。
春たん待ってるよ春たん
連載中作品
【秘密国家公務員】 清水 他 (羊で連載中)
【時代劇(仮)】 村上・嗣永 他
【小学6年生〜春〜】 夏焼・村上 他
【僕に舞い降りた天使】 清水・嗣永・矢島
【幼なじみ】 徳永
【遠い夏の日】 夏焼
【Distance】 清水
【上京恋愛】 菅谷
【夏の終わりに】 菅谷
【白い東京】 梅田 他
【マニアック問題】 熊井・徳永
しばらく更新のない作品
【Bye Bye またね】(旧題【下宿編】)
【夏休み】
【妖精の奇跡・マイマイのイタズラ】
【I REMEMBER YOU】
【好きになっちゃいけない人】
【ゴールデンルーキー】
【QUIZ】
【風の声】
【スカーレット】
【バレーボーイズ】
【彼女までの愛の距離】
【恋愛シミュレーション21】
【新連載2(仮)】(長期休載宣言)
【恋のEtude】
【電車の中の恋心】
【恋への記憶】
【GROWING UP】
【永遠の絆】
【BOYS〜二人の女の子〜】
【妖獣ハンターK太郎】
【最高の思い出】
こうやって見ると結構充実してるよね
完結済作品1
【優しい恋の育て方】 15人斬り!
【修学旅行編 】 徳永・嗣永・須藤・熊井・他
【よく効く催眠術】 徳永・他
【プレゼント 】 中島・熊井・他
【特命係 菅谷梨沙子】 菅谷・他
【強くなりたいとゆいたい】 須藤・他
【王子様と2人のお姫様】 石村・嗣永
【舞波短編】 石村
【蝉】(【プレゼント】のシリーズ) 熊井・他
【セミ】(【蝉】の裏側、【プレゼント】のシリーズ) 熊井・他
【雪が降る季節に・・・】 村上
【日本一の鈍感男】 清水
【ロボキッス】 菅谷
【跳び箱】 清水
【友理奈となかさき続編】(【プレゼント】【蝉】続編) 中島・熊井
【満月の猫】 矢島
【ミステリー】 徳永・嗣永・他
【だんしじょし】 清水・徳永・石村・夏焼・他
〜うたたね〜 嗣永
【手を握って歩きたい】 菅谷(2役)・夏焼
【小児病棟】 岡井
【おつかい】 菅谷
【ギャンブラー】 嗣永
【妖精の奇跡・アイリーンの1週間】 鈴木・夏焼
【願かけ】 須藤・他
【さくら満開】 桃子・他
【おもちゃのぜんまい】 清水
【アメリカ】 愛理・夏焼・他
【小遣いUP大作戦】 桃子
【キャプテンつかさ】 武藤(エッグ)・他
完結済作品2
【願かけ】 須藤・他
【さくら満開】 桃子・他
【おもちゃのぜんまい】 清水
【アメリカ】 愛理・夏焼・他
【小遣いUP大作戦】 桃子
【キャプテンつかさ】 武藤(エッグ)・他
【夏の日の君に】 夏焼
【Silent Emotion】 熊井
【緊張のホワイトデー】 清水
【恋は盲目!?】 清水・他
【だんしじょし・ファンファーレ】 萩原・福田(エッグ)
【学校の怪談】 熊井・清水・石村
【笑顔まで距離】 徳永・夏焼・他
【小さな勇気】 石村・他
【富豪デカvs特命係・菅谷梨沙子】 菅谷・梅田・他
【ある公園にて…】 徳永
【本当に守りたい物】 夏焼・嗣永・徳永・熊井・菅谷
【涙の青春ドッチ!!】 徳永
【星の降る丘】 菅谷
【6月の方程式=4・3・2】 清水
【奇跡の出会い】 菅谷・夏焼
【ふたりぼっちの宇宙戦争】 矢島
【俺はもう死んでいる】 菅谷
【こんな恋のはなし】 Berryz
【おりじなるれしぴ】 梅田
【幼なじみ】〜誕生日の翌朝〜 徳永
【僕に舞い降りた天使】 清水
【不思議な気持ち】 夏焼
【ハッピー・ライフ・ジェネレーター】 夏焼
【白と水色のメッセージ】 熊井
完結済作品3
【レディライクな夏】 夏焼
【須藤さん(仮)】 須藤 中島
【☆友理奈と千奈美☆ 〜ふたりはプリキュア〜)】 熊井 徳永
【夏の涙とスクール雅】 夏焼 菅谷 鈴木
【1日限りのシンデレラ☆】 梅田・熊井
【if・・・】
【夏色の夢】 夏焼
【ウィードクラウン】 熊井
【とびばこ】 菅谷
【ためいきの日曜日】 石村
久し振りに1000いきそうだからテンプレ校正やってくれ
あらすじ書く人いなくなったから連載中から削ってみた
揃ってないと見た目悪いし
幼なじみに桃子も名前入れた方がよさげなのでは?
ほ
27章までカウントダウン
フォー
※ キッズ+エッグ専用の小説スレです。
↓
※ キッズ(&舞波)+エッグ専用の小説スレです。
にすべきだと思うとゆいたいです
あっちに新しいの2作品きてるよ
こっちも誰かこないかな
舞波は俺たちの中で永遠
だから分けないでやってくれ
舞波はずっとキッズだろ
あ、結果的に舞波作品がタブーになるわけじゃないんだ・・・
時代劇はちゃんと移動しろよ
そしたら駄作って理由以外では叩かない
約束するよ
マンネリは移動しろ
主役ってあんまりないけど脇役としては代え難いキャラだしな
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン
::::::ミゝ从 ’w’)つ
::::::⊂__つノ
マイハマン巡回中 !
で、新章はいつごろ?
舞波ぁぁぁぁぁ!
ぜ
ん
い
ん
で
ベ
リ