もしもミキティが幼なじみの隣の娘だったら 41冊目
1 :
名無し募集中。。。:
終了
3 :
名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 13:49:45 O
保全レスだけで脱兎落ちするのは切ないな
川VvV)<美貴も悲しい
5 :
名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 14:06:01 0
藤本は俺が守る
保全もタイミングがむずかしいな
昨夜はごめんよ美貴
今日はずっと一緒にいられるから
美貴はオレが守る
だからもしもとかねーんだよ
だからもしもなんじゃねーか
納得
ちょ・・・がんばれおまいら
乙
ho
ぜ
守るよ美貴
また守る
再三守る
散々守る
前髪抜ける
きゃー
Λ Λ∩ Λ Λ∩
>>5 人`Д´)/人`Д´)/Λ Λ∩
.< .> .< .> .人`Д´)/
>>7 V V .< .> 人 .Λ Λ∩
ガッ ガ 丶ガ .V. < .>`人´)/
>>15 ヽ ガ V < .> Λ∩
_, ,_ |l ガ V人Д´)/ <あぁもぉめんどくせぇなぁ!!
川VvV从 || ガ < .> Λ∩
と ) | | ガ .人Д´)/
>>16 Y /ノ | | ガ < .>Λ∩
/ ) / / ガ 人VД´)/
>>17 _/し' // ガ < .>Λ∩
(_フ彡 ガ 人VД´)/
>>18 ガッ ガ .人< >Λ∩
人 人 < >VД´)/
>>19 < >Λ< >ΛVД´) ノ
(V`Д´)VД´)つ つ>>RI
(つ つ つ つ _ノ
(ヽ ノ _ノ(ヽ ノ_ノ
だめだこりゃの精神はを忘れない
ho
24 :
名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 06:24:45 0
川VvV)<おはよー
おはよ美貴
今日も一緒にいよう
おはみき
守る
ネタ募集中。。。
さて、出かけてくるか
ほ
守
32 :
名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 18:04:52 0
川VvV)
守る
ho
∫
ノノハヽヽ∬
从VoV从っ━~ <…いつからここは一列に並べスレになったんだ?
_と~,,,ミキティ~,,,ノ_∀
.ミ,,,/~), .| ┷┳━
 ̄ ̄ ̄ .し'J ̄ ̄|... ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .┻
ze
ん
ラジオあったっけ
?
ドキミキ
あー・・・忘れてた
もうだめぽ
作家さん募集中。。。
まだホゼン代わりに書くか
よろ〜
ho
おはゆ美貴
今日も守る
_ , ‐ ' ゙ ゙̄ヽ,
, '゙ ) \\ ,
,ノ!,' @ \ / \ _,.イ __
,,.. --─- ノ゙!,/ ,' / .\ ─┼─ .|
 ゙̄'i; ノ゙!,!゙ ゙i, ノ \ \ / \ノ __| オォ ン
゙'゙ ,!V ,゙゙ :, \ \
!!.,i ノ゙, .'., \ `゙''‐、 \ | ./ ./
! !_!_ ,'゙ i.,_ ゙, \ `゙''‐、 \ | / /
! .!_! ,゙ ゜ ゙!i, ──−‐‐‐ ・ ←
>>47 i..i'i ,゙ ノノノノハヽ / / | \ ヒャクマミピートゥーパー
゙.. ', ! 从从从V) / / | \
'!,', ! __/.)wxvム / / |∴・ \
' , ',, ´つ/ ,.イ /i / .∵|:・∴・ \
\ ' .,人ミノ_,_ムロく]/ノ / ∴・|∵' ・∵
\「`〜⌒ _,_ノソ\ \_
"ヽて⌒´∠ノ ハゝ、_ `⌒i
いらんわっ!!
好き好きミキティ
保田
グワッ!いくら叩きのめされようがオレが守る
>>51 残念・・・今美貴は俺の横にいるぜ!
妹だけどな
今まとめサイト読み返してんだけど、やっぱここの作品好きだわ
笑いも泣きもあるって最高やの〜
ほ
さて
lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllllll/ ̄ ̄ヽlllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllll / ヽllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii あ .iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiii| き |iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ら |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| め |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| .た |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| ら |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、 ? /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:. :. :. :. :. :. :. :. ‐‐--‐‐':. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,.‐- 、 : : : :
廴ミノ
///¨' 、
y':;:;:;:/⌒i!
J:;:;:;:;};:;:/;},
;il||||li' t`'---‐';:;:;:l
,.r'"''、,┘ 7;:;:;:;:;:;:;:;「
ノ4 (⌒i .}:;:;:;:;:;:;;/
/..,__彡{, | `i:;:;:;:;:;}
( .ミi!} l、 .」:;:;:丿
クュ二二`Lっ) `==='
IPまるだしのやつ ちょ、まてよ
ho
ze
60 :
名無し募集中。。。:2005/08/30(火) 21:53:02 0
職人降臨待機
保田
62 :
名無し募集中。。。:2005/08/31(水) 00:09:47 0
だめだこりゃ保全
守るよ美貴
64 :
名無し募集中。。。:2005/08/31(水) 02:10:01 0
65 :
名無し募集中。。。:2005/08/31(水) 03:33:16 0
66 :
名無し募集中。。。:2005/08/31(水) 03:38:38 O
奴隷として調教して頂く
TDN
「・・・あのさ、美貴。大事な話があるんだ。」
「な、なにさ。・・・聞いてあげていいけど。」
「・・・けっこう恥ずかしいんだけどさ。」
「う、うん。」
「・・・美貴、最近キレイになったよな。」
「えっ!?ほ、ホント・・・うれしい。」
「いや〜、どこから見ても美貴はキレイだよ。」
「そ、そんなハッキリ言わなくても・・・。美貴の事、もしかして好き?」
「ああ、好きだよ。元気があって可愛らしいからね。」
「・・・美貴も○○の事、好きだよ。」
「ハア?お前、なに言ってんだよ。」
「だ、だって・・・○○。美貴の事、好きっていったじゃん。」
「俺が言ってんの。スケートの从 `ー´)ミキティの事なんだけど・・・おっぱいも大きいし可愛いね。」
「・・・」
「まあ、俺の中では長谷川京子ちゃんが史上最大なんだけど・・・ん?どうした美貴・・・アーッ!」
このあと、俺は美貴にボコボコにされました。
完
ho
69 :
名無し募集中。。。:2005/08/31(水) 06:45:10 O
TDN?
70 :
名無し募集中。。。:2005/08/31(水) 09:31:44 0
だめだこりゃ
守るね美貴
とん
でも
ない
じゃない?
美貴がゴルフをしてるあいだもオレが守る
TDNって多田野じゃないの?
か
き
く
79 :
名無し募集中。。。:2005/08/31(水) 18:37:40 0
え
ば
か
め
Tokyo Disney Nonotan
い
え
┌─┐
│藤│
└─┤
ノノハヽヽ∩ ミキソロ!
川*VvV)彡 ミキソロ!
┌─┬⊂彡ハァハァ
|藤|
└─┘
┌─┐
│藤│
└─┤o 。゚
ノノノ_,ハヽ∩ ミキソロ!
川;VvV)彡 ミキソロ!
┌─┬⊂彡ハァハァ
|藤| ゚
└─┘
┌─┐o
│藤│
└─┤ 。 ゚
ノノノ_,ハヽ∩ ミキソロ!
川♯` v ´)彡 ミキソロ!
┌─┬⊂彡ブンブン
|藤|.゜ ゚
└─┘
ノノノ_,ハヽ
川;VvV)ハァハァ
┌─┬⊂ノハァハァ
|藤| ゚
└─┘
88 :
名無し募集中。。。:2005/09/01(木) 01:14:50 0
89 :
名無し募集中。。。:2005/09/01(木) 02:40:45 0
みきたんらいすっき
てっきり死んだと思ってた
91 :
名無し募集中。。。:2005/09/01(木) 03:12:56 0
生きる屍のように粘るぜ
ho
ze
94 :
【だん吉】 :2005/09/01(木) 08:29:33 0
プロゴルファー美貴
95 :
【豚】 :2005/09/01(木) 10:15:38 0
n
ほ
97 :
【吉】 :2005/09/01(木) 12:26:13 0
激しく萌え不足
みきーーーー
99 :
【大吉】 :2005/09/01(木) 14:44:18 0
ほわわ
h
101 :
名無し募集中。。。:2005/09/01(木) 17:17:20 0
オレんちにまで赤飯配らなくていいっておばさんに言っといて。
ちなみに、これから毎月大変だけどがんばれよ
102 :
【大吉】 :2005/09/01(木) 17:53:42 0
いくつの話だよ
ほ
いつなんだろうな
ze
106 :
名無し募集中。。。:2005/09/01(木) 22:34:48 0
107 :
【だん吉】 :2005/09/01(木) 22:46:11 0
大吉なら作者降臨
n
ふむ
おやすみきてぃ
111 :
名無し募集中。。。:2005/09/02(金) 02:17:39 0
112 :
名無し募集中。。。:2005/09/02(金) 03:06:32 0
ho
ze
ほ
ほ
117 :
名無し募集中。。。:2005/09/02(金) 13:08:35 0
ホーテル来い
ほ
北海道はもう秋になるのかな
今日は30度あったけどね
ほ
守る
他の作者さんいないんですね。
更新します。
亜弥ちゃんに呼び出された次の日の朝。
美貴の携帯に電話をかけると、電源が切れていた。
充電忘れたのかな、なんて思って、しかたないからベランダから美貴の部屋に行く。
カーテンが閉まっていて、中の様子が見えない。たぶん、まだ寝てるんだろう。
そう思って、自分の部屋に帰り、雑誌を読んでヒマをつぶしていると家のチャイムが鳴った。
ピンポーン。
「はーい。どなたですかぁ?」
母親がかったるそうな声で、ドアを開ける。
そういう時って普通はよそ行きの声になるって聞くけどな。
「アタシだけど、○○ちゃんいる?」
あの声は美貴んちのおばさんだ。
おばさんがおれを訪ねてくるなんて珍しいな。
「○○〜」
母さんが呼ぶが早いか、おれは自分の部屋を飛び出した。
「あ、○○ちゃん。なんか今日、美貴と出かけることになってたんでしょ?」
「あぁハイ」
そんなことが両方の親にバレて恥ずかしいのもあって、曖昧な返事をする。
「美貴ねぇ、風邪ひいちゃったみたいで。いや、たいしたことないんだけど」
「そうですか。お大事に・・・」
「せっかくのデートなのにねぇ。自分でメール送れば?って言ったんだけど・・・」
「いや、大丈夫です。ヒマならヒマでやることありますから」
「そうよね。じゃあね」
「わざわざありがとうございました」
美貴のお母さんはガチャンとドアを閉めた。
母さんは「メールでも送ってあげたら」と言ったけど、無視して部屋に戻る。
ベッドに座ると、携帯を開いてメールの画面にはしたけど、そこで思いとどまる。
電源切れてるし・・・。寝てたら悪いしいいや。
月曜日になると、美貴は風邪もすっかり治ったみたいで、普通に学校へ来ていた。
ただいつもと違ったのは、ひとりで行ってしまったということ。
なんでなのか、怒っているのか、とにかく話がしたかった。
クラスが変わってしまったから、自然に声かけたりなんかはできない。
わざわざ美貴の教室に行くのも、なんか・・・気まずい。
ひとりで行っちゃったってことは、やっぱり怒ってるってことなんだろうな。
でも、なんで怒ってるんだろう。
その1週間、美貴と会うことはなかった。おれは今までに無い、美貴の怒り方が
なんとなく不安で、謝ることすらできずにいた。
いったい、おれの何がそんなに美貴を怒らすことになってしまったのだろう。
ある夜、おれは決心した。ちゃんと美貴に理由を聞いて謝ろうと。
この1週間、美貴に口もきいてもらえない生活がどんなにつらいかわかった。
だからこそ、しっかり謝って話をしよう。
でも、こんな誠意ある対応で仲直りしようとしている裏にはちょっとした不満もある。
だって、いくら怒っているからといって話もしなかったら、仲直りなんてできないのに、
あっちから一方的に無視して・・・。
そんな感情も時々おこったりするけど、
ここはおれが大人な対応でやり過ごすべきだと判断したのだ。
謝る日もちゃんと考えてある。
その日は、ふたりにとって大切な日でいつかふたりで祝おうと思っていた日でもある。
『ちゃんと話がしたい。明日の夜、いつもの公園で待ってる。
怒ってるかもしれないけど、美貴が来るまで待ってるから。必ず来て欲しい』
こんなにマジメな文章をメールで打ったのは初めてだ。
それだけ、美貴の存在がおれの中で大きいってことなんだろう。
どんな理由で怒っているのかさっぱりだけど、
ちゃんと謝れば美貴もきっと許してくれるはずだ。
結局、その日の夜も返事は来なかった。
次の日、起きた時にはもう午後の5時だった。
昨日の夜、メールを送ってから今日のことが気になって朝方まで寝付けなかった。
でも、まさかこんなに遅くまで寝てしまうなんて。
おれは急いで身支度を済ませて、家を飛び出した。
美貴の部屋の前を、少し横目で意識しながら通り過ぎた。
公園に着くと、犬の散歩の人たちがたくさんいた。
デートの帰りにいつも美貴と座るベンチに座って、美貴を待つ。
そういえば、メールの返事が来てるかもしれないと思って、携帯を開くと
充電が切れている。
あ、そういえば昨日気になってずっと握ったまま寝てたから充電してないんだ。
まぁいいか。きっと美貴は来てくれるよ。
今日はここまでにしておきます。
ヒサブリに更新キタ(AAry
飛亡氏乙です!毎回読むたびドキドキしてまっす
ゆっくりでいいんで続き待ってます
「あー、いいお風呂だったー。○○も入ってきなよ」
美貴がバスローブ姿で髪をふきふき言った。
「いや、なんで風呂壊れてるわけでもないのにおれんちで風呂入ってんのかわからない」
おれは実に理路整然と攻撃した。
「なーに言ってんの。湯上り姿の美貴が見れてうれしいくせに」
美貴は小さな顔をころころとほころばせて言った。
「冗談じゃない。そんなことは、湯船に陰毛の2,3本も浮かべてきてから言え」
我ながら実に真っ当な言い分だ。
が、美貴は してやったり とばかりに にっ、と笑った。
「あ、そんなこと言っちゃうんだ。じゃあそっちこそお風呂入ってきてから言いなー♪」
「なんだそれ。行ってきてやるよ。ああ、行ってきてやるともさ!」
言って勇躍風呂場に向かったおれを待っていたのは、
湯船にぷかぷかと浮かんだ純白のパンティだった。
まあ、だめだこりゃだろうな
部屋に戻ったおれを待っていたのは、おれのベッドですやすやと眠る美貴だった。
短編お疲れフォー
飛♥亡♥フォォォォォォォ!オッケ〜イ!
ノハヽヽ
<(VvV)>
/ /カクカク
<  ̄<
GJ
おやすみきてぃ
作者さんたち乙ですまたお願いします
みんな乙
あとはオレが守る
vV*)
ハァハァ
にゃー
川*VvV)<もうすぐで二周年だね
ほ
何年たとうが美貴はオレが守る
h
保田
o
>>124の前ってどんな話なの?
まとめサイトにも全部載ってない
さあ
だれかにログうpしてもらえば
あややがチュウシタのです
ho
150 :
名無し募集中。。。:2005/09/03(土) 22:37:43 0
だめだこりゃ保全
美貴はオレが守る
ze
そういや、まとめサイト更新されないな。
ガンガレ中の人
n
おやすみきてぃ
ho
おはよう美貴
今朝は冷えたね
ze
n
みきみき
162 :
名無し募集中。。。:2005/09/04(日) 14:28:10 0
ho
ze
n
オレが守る
ho
ze
33以降のログ持ってる人いたらうpしてほしいなぁ…。
170 :
名無し募集中。。。:2005/09/04(日) 22:33:25 0
アク禁解除されたのかな?
おやすみきてぃ
174 :
名無し募集中。。。:2005/09/05(月) 01:45:18 0
ho
ze
んっ・・・
んぁんぁ・・・
ほ
ぜ
る
強がりなあなたが大好きです
ほ
ぜ
186 :
名無し募集中。。。:2005/09/05(月) 21:24:03 0
ん
オレが守る
今日はラジオ
ラジオの性能が弱くて聞けない・・・
更新します。
しかし、そのまま何時間待っても美貴は来なかった。
公園にいるのがいつの間にか自分だけだとわかり、妙にむなしくなる。
美貴は本当に来てくれないんだろうか。
そこまで美貴を怒らしてしまったことってなんなんだろうか。
やっぱり、この答えをしっているのは美貴だけで・・・。
とにかく話がしたい。
でも、おれの心の中で大きく膨らみ始めていたのはもうひとつの感情・・・怒りだった。
理由もわからず無視されるという理不尽な状況で、さらに何時間も待たされている。
おれはそんな自分が妙に情けなく感じ、プライドもズタズタにされた気分だった。
そんな風に考えると、美貴に対して無性に腹がたった。
11時をまわってさすがにもう帰ろうかと、ベンチから立った時、誰かが道を歩いてきた。
街灯の影になって、表情はわからないけど、あれは美貴だ。
「美貴・・・・」
「はぁ・・・はぁ・・・びっくりしたよ」
「・・・」
美貴は肩で息をしながら、ベンチに座った。
「メール見なかったの?」
「メール?あぁ、電池切れちゃって・・・」
「じゃあ、ずっと待ってたんだ」
「あぁ、そうだよ」
おれは不機嫌さを全面に押し出して言った。
もう、今は仲直りの話なんかより、なんでこんなに待たされたのかということに
意識が移ってしまっていた。
「なんで、こんなに遅くなったんだよ」
「ちょっと・・・用があって。でも、ちゃんと別の日にしてほしいってメールしたんだよ」
「今日じゃなきゃダメだったんだよ・・・」
「え?」
「今日が何の日だか、覚えてる?」
なんだか、そんなセリフを言った自分を妙に女々しく感じた。
「・・・ごめん。わかんないや」
「じゃあいいよ」
まさか、そんなことがあるとは思わなかった。
きっと美貴も覚えていると思っていた。
だって、今日は・・・おれと美貴が初めて会った日だから。
今から13年前、おれは親父の仕事で引っ越すことになった。
まだ幼稚園児だったおれは、友達のいない環境に不安を覚えていた。
人見知りの激しいおれは、やっぱり最初はなじめずにひとりぼっちだった。
兄貴もいたけど、あっちは友達がすぐにたくさんできて、家にいたときなんてなかった。
小さい時の記憶だし、あったりなかったりだけど、
でも、美貴と初めて会ったときの光景は今でも覚えている。
隣の家に挨拶に行ったとき、父親同士がいきなり仲よさげに話始めた。
おれは退屈で憂鬱で、もう家に帰ろうかと思ったときだった。
奥の部屋から誰かがピョコッっと顔を出した。美貴だ。
その時はおれと目が合うと、すぐにお母さんの後ろに隠れてしまったけど、
1回一緒に遊んでしまうと、もう完全に意気投合した。
それから、遊び相手はずっと美貴だった。
おれたちはいつも一緒だった。食事のときも、遊ぶときも、寝るときも。
母さんが言うには、毎日のように「美貴ちゃんと結婚する」と言っていたらしい。
そんなに鮮明で楽しい記憶が高校生になって、こんなにも自分を苦しめるとは・・・。
「で、何の日なの?」
「・・・」
おれは答えたくなかった。
まだ、思い出してくれるんじゃないかとわずかな希望を持っていたから。
「いいよ。そんなことより、今日はどこ行ってたんだよ」
ここまでくると感情を隠すことが出来ない。
「・・・あぁ、こ、これなんだけど」
美貴はカバンの中から一枚のチラシをおれに渡した。
(○○新人オーディション 俳優・歌手・モデル・その他大募集)
え・・・?オーディション?
「ここ行ってた」
美貴は照れた様子でうつむいている。
「・・・」
言葉が出なかった。
「書類審査がやっと通ってさ・・・」
美貴がちょっと震えた声で、でも楽しそうに話を始めたけど、
おれにはそんなことを聞いている余裕が無かった。
「こんな・・・」
「え?」
「・・・こんなことのために?」
おれの声は震えていた。もう、感情が抑えられない。
胸から煮えたぎった言葉が口から溢れ出そうになる。
美貴は目を見開き、驚いた様子だ。
「オーディションなんかのために、おれは・・・」
「なんかって何よ!」
美貴は声を荒げた。
「なんかだよ!どうせ落ちたんだろ?なに夢見てんだよ!
おれはずっと待ってたんだ。今日は大事な日だから。なのに、こんな・・・!」
パチンッ!美貴がおれの頬を殴った。
不思議と痛くはなかった。時間が止まっちゃった感じ。
しばらく沈黙が続いて、美貴のすすり泣く声が聞こえた。
「夢見てなにが悪いのよ・・・、最低だよ、○○」
ハッと我に返った時にはもう遅かった。自分は取り返しのつかないことを・・・。
「○○なら応援してくれると思ってた。忘れてるのはそっちじゃん。
そんな○○・・・もうダメだよ」
「なにが・・・だよ」
「もう、別れよ。ゴメン」
「え・・・」
美貴はサッと振り返ると、もうこっちを向かなかった。
「おい、美貴」
そのまま美貴はおれの言葉を無視し、家の方へ歩いていく。
同じところに帰るはずなのに、それはとても遠くて・・・とても。
その場を動くことができなかった。
放心状態とでも言うのだろうか。
おれは、自分の頬を涙がつたったことさえ気付かなかった・・・。
今日はここまでです。
これで「キレツ」編は終わりです。
z
和解モトム
・・・・・orz
著者さん乙
おやすみきてぃ
もす!
うそーんえらいことになってしまった
はぁ・・・更新乙です・・・切なくなりました・・・
今後どうなっていくのかorz
202 :
名無し募集中。。。:2005/09/06(火) 02:26:59 0
だめだこりゃのせ威信を忘れられないおれはもうこのスレにはいらない子なのかな
とおもいつつも飛亡氏乙!!
おいおい・・・どーなっちゃうのさコレ
美貴の夢もオレが守る
またオーディションかこのパターンはきつい
守る
とりあえずあ今週末までは保全してみよう
210 :
名無し募集中。。。:2005/09/06(火) 16:17:28 O
保全だー
ho
ze
n
あっぶね
216 :
名無し募集中。。。:2005/09/06(火) 23:49:37 0
po
おやすみきてぃ
保田
なんか考えるか
ho
222 :
名無し募集中。。。:2005/09/07(水) 02:48:41 0
223 :
名無し募集中。。。:2005/09/07(水) 02:52:05 0
固めちゃおうかな前髪美貴ちゃん固めてもいい?
224 :
名無し募集中。。。:2005/09/07(水) 04:35:08 0
乳首を舐めて固めちゃいたいよ
63 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:04/11/29 14:47:56
从VvV)<出張!美貴ちゃんの6年後@
一部、不愉快な表現がまじっていますがリアルに6年後を想定したので、文句言わないでくらさいね。
時は6年後・・・
藤本美貴、25歳独身、現在彼氏募集中。
私、藤本も22くらいまではファンにもワーワー言われました。
しかしファンとは残酷なもんで2007年モーニング娘。解散と共にあれだけいたファンは・・・
16歳男性「・・・藤本美貴?って誰・・・ああ〜深夜によくテレビ出てる、あのおばさんか。」
お、おばさん!?
20歳男性「ハロプロ?・・・なんですかそれ、旧石器時代の頃の話ですか?」
19歳女性「藤本って誰よ?・・・ババアの話はもういいんで〜、時代は平山あやちゃんでしょ。」
私より、平山あやの方が年上なんだけど・・・
ってことで、私の前からファンはほとんど消えました〜(笑)
ああ・・・ロマンティック浮かれモードを歌っていた時代に戻りたい。
今の私はというと、深夜番組のアシスタント。中居正広のイケイケ関係・トーク番組の横に座っている時代遅れの25歳。
最近リリースした7年ぶりの新曲、浅倉大介プロデュース『ラブ私を忘れないで』はオリコン初登場34位・・・微妙。
そして物語は中居正広のイケイケ関係の収録後から始まる・・・
中居「藤本、お疲れだべ〜。」
美貴「中居さん、お疲れ様でした〜。」
6年後の中居さんは38歳でスマップもまだまだ現役バリバリで活躍中・・・
草なぎさんと共に独身生活をまっとうしている。草なぎさんはまだスキャンダルが1回もないのが不思議・・・でも2人とも髪の毛が(泣)
>>225 中居「それにしても藤本、モーニング娘。の最後も俺らの後輩キンキキッズみたいにあっけないもんだったべ。」
美貴「ですよね〜。まさか矢口さんがリーダー就任半年で脱退、しかも出来ちゃった婚ですもん。そりゃ〜ねぇファンも離れますよ〜。」
中居「そうだべ〜、加護ちゃんまでさ、ダブルユーがこれからって時にべ。どこかの新人俳優と出来ちゃった婚でしょ、そりゃやってられないべ。」
美貴「ですよね〜。矢口さんも加護ちゃんも中居さんみたいに○絶させたらよかったんですよね〜。」
中居「って、おい!!そろそろ、みんなの記憶から薄れてる時にそれはアレだべ〜。」
美貴「結局ハロプロで残ったのは私と辻ちゃんと愛ちゃんぐらいですもん。保田さん、私が福岡の営業行った時テレビ出てたな〜。」
中居「保田・・・いたな。うたばんも調子乗りすぎて終わちゃったからな。企画で保田を水着でズームイン朝の後ろに立たせたのはまずかったべ。」
美貴「ですね〜。メンバーの男関係暴露とか最後の方は酷すぎですよ〜。紺野ちゃんが某人気アイドルとピーだとか亀井ちゃんは槍○だとかね〜。」
中居「・・・そりゃファンもいなくなるべ。で、紺野と亀井って誰だべ?」
美貴「覚えてないんですか?さすがに上辺だけの付き合いなだけある・・・」
中居「俺は辻と加護にしか興味なかったからな。」
美貴「ですよね〜。」
中居「ところで藤本以外のメンバーっていま、なにしてるんだべ?」
美貴「矢口さんは立派に主婦してるみたいですよ。飯田さんは外国の変なダンサーと結婚。愛ちゃんは今、月9出てますね・・・はぁ〜、うらやましい。」
中居「そういや、中澤はなにしてるんだべ?」
美貴「中澤さん?・・・4年前に石橋稜主演のVシネで脱いでから、私もあんまり知らないな。事務所、辞めたりするから・・・」
中居「俺、1回くらい中澤と寝とけばよかったな〜・・・つんくは訴えられるし。」
美貴「つんくさんも未成年に手を出したりするから淫行で捕まっちゃうんですよ。」
中居「聞きづらいけど・・・藤本はつんくになんかされたべ?」
美貴「実は私はないんですよ・・・つんくさんに嫌われてたんで、今だからいいますけど。」
>>226 中居「へえ〜・・・俺も今だから言うけど俺、石川意外と好きだったんだよな。」
美貴「あの、石川さんはつんくさんのお気に入りだったんで・・・その・・・」
中居「石川はつんくと肉体関係あり?」
美貴「・・・はい。私は行かなかったんですけど・・・その石川さんと亜弥ちゃんはしょっちゅう、つんくさんに・・・」
中居「呼び出されて・・・ハメられてたんだ。」
美貴「つんくさんてお気に入りの子にしかソロ活動させてくれなかったんで・・・」
中居「保田・・・」
美貴「暗いですよ〜中居さん。もう過去の話はやめましょうよ〜。」
中居「だべ・・・ところで藤本は彼氏出来た?」
美貴「いません。・・・みんな信じてくれないんですけど、私の絶頂期にも彼氏らしい彼氏はいなかったんですよ。
忙しくてそんな暇なかったのに・・・雑誌やインターネットである事ない事・・・当時は嫌になりましたよ。」
中居「俺もそうだったな〜中澤と付き合ってるって言うじゃな〜い・・・実際はそんな事ありませんでしたから〜残念〜!!」
美貴「・・・そのフレーズの人、すぐ消えましたね(笑)」
中居「悲しいな・・・ブームって。」
美貴「今はもうインターネットでも私の話題は一切ないんですよ。」
中居「一時、藤本の写真とか何万も出して買う奴とかいたじゃん・・・いま、その写真どうしてんだろう?」
美貴「ブームが過ぎればゴミですよね。私の最初で最後のCDアルバムブックオフでいくらか知ってます?」
中居「・・・いくら?」
美貴「200円・・・少年ジャンプより安いんですよ。愛ちゃんのCD以外のハロプロ系CDは100円とかですから。」
中居「そういや藤本の写真集・・・250円で売ってた。」
美貴「悲しくなりますね・・・」
中居「ファンって残酷だよな。藤本のファンは飽きたからファンを簡単に辞めれても藤本は死ぬまで藤本だもんな。」
美貴「ロマンティック浮かれモード・・・あの時代は幸せだったな。」
ho
ze
えりりんはやりマンじゃないよ
ほ
ほ
幼なじみ
234 :
名無し募集中。。。:2005/09/07(水) 15:13:54 0
おさなじみ
中居の「べ」が不自然なところで言い過ぎてて読みづらい・・・
保田
なんも浮かばない
239 :
名無し募集中。。。:2005/09/07(水) 20:55:44 0
美貴台風
落とすなよ
ho
おちるよ
やばいやばい
ze
おやすみきてぃ保全
nya
nya-
ho
ノノノハヽ
(( ∩VvV从 <おまいら おはよー
/ つ
し'⌒∪
もうだめぽ
保田
え
な
り
や
254 :
i218-224-187-164.s02.a022.ap.plala.or.jp:2005/09/08(木) 16:18:13 0
ぷららアク禁か?
256 :
名無し募集中。。。:2005/09/08(木) 17:24:26 0
(VvV从
ほ
h
259 :
名無し募集中。。。:2005/09/08(木) 21:31:47 0
从VvV川
うむ
ho
そろそろ終わりにしようぜ
そんなのって無いよ
二周年だってのになんもなしだぜ
それはもう必要ないって事だろ
265 :
名無し募集中。。。:2005/09/09(金) 01:01:33 0
1 名前:名無し募集中。。。 :03/09/09 01:09
おなじみもしものコーナーです
朝
ミキティ「おい○○、朝だぞ、起きろーーっ、学校遅刻するぞっ」
オレ「もうちょっと寝かせてクレよー、って勝手に人の部屋へ入ってくんなー」
だめだこりゃ
----------
まさにもうだめだこりゃなのか?
長さん・゚・(つД`)・゚・
おめ!
保守
おやすみきてぃ
8月上旬ぐらいにミキティが上京しちゃう話書いたんだけど、覚えてる?39冊目ぐらいかな。
んで2周年なのに作家いないから慌てて書いたよ。つーか忘れ去られてたらどうしようorz
もうちょいでうpします
もうこのスレはだめかもわからんね
んなこた〜ない
放課後の教室で、俺は一人座っていた。
教室には誰もいなくて、みんな部活を頑張ってたり、遊んでいたり。
何もすることがなくてボーっと座っていたら、同じクラスの藤本さんが息を切らして教室に駆け込んできた。
「あれ…中川くん……珍しいね、学校来てるなんて」
挨拶もなしにそう言った藤本さんだけど、実は藤本さんだってあんまり学校に来ていない。
それに、俺の場合はちゃんとした理由があって休んでる訳だから、藤本さんのようなサボりと一緒にしないで欲しい。
「結構来てるよ。休みがちなのは認めるけど」
「そーなんだ…へぇ」
特に興味がなかったのか、軽く返事を返すと藤本さんは自分の机をゴソゴソと漁りだした。
目に入った藤本さんの机は配られたプリントでいっぱいで、藤本さんの手も入らない程だった。
プリントをパラパラとたくさん落としながら中を覗く。
その姿勢のまま、話しかけられた。
「中川くん何やってるの?」
「え?」
「いやだから、こんな時間に教室で何やってるのかなーと思って」
「んー…」
少しだけ答えるのを躊躇う声色で答えたら、藤本さんがからかってきた。
「言えないようなことしてたんだ?」
相変わらず藤本さんは机をゴソゴソしてるから表情はわからないけど、きっとその顔はニヤニヤしてるんだろうなという想像が出来た。
特にやましいこともしてないし、言えないわけでもない。
ただなんとなく躊躇ってみただけだ。
「死のうとしてたんだ」
「そうなんだ。何かあったの?」
死のうとしてたって言ったのに、特に反応を示さない藤本さん。
本当に死ぬとか考えてないんだろうか。
「もう生きてんの辛くなってきちゃったから」
「わかるよその気持ち!あたしもマジ疲れてるもん」
「そんなレベルじゃなくてさ。マジなんだ」
少し真剣な声を出してみたりした。
自分が死のうとしてるのを軽視されてるみたいでなんか嫌だったから。
まぁ藤本さんには関係のないことなんだけど。
俺の真剣な声を聞いてちょっとだけ藤本さんはこっちを向いた。
「何、それ。あたし第一発見者になるのはごめんだからねー」
最後は少し振り向いて可愛い顔で笑って、また机をゴソゴソ。
一体何を探してるんだろ。
「その心配はしなくて良いよ」
「なんで?」
「…俺がよく学校休んでんの知ってるよな」
「うん」
「心臓がちょっと悪いからなんだ」
「…………そうなんだ」
「うん。俺が死んだら心臓発作で死んだと思われるから藤本さんは疑われないよ」
「そっかそっかぁ……ってダメだよ!!」
「何が?」
「……ほんとに死ぬ気なの?」
「まぁ」
「どうやって?」
「決まった時間に薬飲まなきゃいけないんだけど、それしなきゃいつでも死ねる」
「………………」
遂に黙ってしまった藤本さん。
ちょっと言い過ぎたかな。
さっきまでは全部本気だったけど。
いつの間にか藤本さんのゴソゴソする音も聞こえなくなっていた。
変な空気が流れてる。
少し居心地が悪い。
そんな空気を破ってくれたのは俺の携帯の着メロだった。
「薬飲む時間だ」
「…じゃぁ…飲みなよ」
「めんどくさい」
「ダメだよ!!!!!」
急に大きな声を出して立ち上がった藤本さんは、目に涙を溜めながらこっちに来る。
俺の目の前まで来ると、藤本さんはゆっくり話し出した。
「あたし今からちょっと話するから。今は薬飲んで」
「…………」
「長くなりそうだからさ」
「…面白い話?」
「…全然」
自嘲気味に微笑んだ藤本さんは、俺の前の席に座って話し始めた。
続くかも。
これで続かなかったら俺は薬飲まないぞ
続き期待してますから
あまりに唐突すぎる彼女との再開に思わず言葉を失った。
石川「久しぶりだね」
俺 「あっ…あぁ、そうだな」
石川「えっと、聞きたいことあるんだっけ?」
俺 「そ、そうそう。ちょっと道がわからなくて」
突然の再会に頭の中はパーッと真っ白になっていた。
彼女の言葉に、ようやく俺が反応して、
持っていた手書きの地図を慌てて彼女に差し出した。
石川「ここ?すぐ後ろに見える建物だよ」
彼女は俺のすぐ後ろにあった2階建ての小奇麗なアパートを指さした。
こんな出来事は本日2回目だな。
俺 「マジ?サンキュ」
石川「ふふふ、ほんとに変わらないね」
彼女は優しく笑いながら話した。
その笑顔に俺は少しだけ懐かしさを覚えた。
俺 「なにが?」
石川「すぐに道迷う所だよ。昔から方向音痴だよね」
俺 「そうだっけ」
石川「そうだよ−。初めて二人で映画館行ったときだって、凄い迷ったじゃん」
俺 「あーそんなことあったな」
なんだかついこの前の出来事のような気がした。
そう思わせるぐらい彼女は俺の記憶の中の彼女と相違点がなかったからだ。
強いて言えば、彼女は昔より綺麗になった所ぐらいだろうか。
石川「今日、上京してきたの?」
俺 「ん?そうだけど?」
石川「そっか。じゃあ何か聞きたいことあったら聞いてね。先輩が手取り足取り教えてあげる&heart;」
俺 「…はぁ…」
石川「ちょっと〜ひかないでよー」
俺 「はは、嘘だよ。うん、ありがと。」
石川「家具とか買うときは呼んでね。あたしが選んであげる」
俺 「やだよ。全部ピンクになるじゃん」
石川「そんなことしないよー。(笑)」
彼女は優しく笑った。
石川「ごめん。明日、朝早いんだ」
俺 「あ、あぁ、そっか。またね」
石川「またね」
彼女はそういうとコンビニの横の道を曲がっていた。
東京は狭いんだろうか?運命とは存在するのだろうか?
こんな偶然なんてありえるのだろうか?
この時、運命というものを信じ始めた気がする。
帰っていく彼女の後ろ姿を見ながらそんなことばかり考えていた。
それから数日後のこと…
玄関の呼び鈴がピンポーンと鳴った。1回…2回…
俺 「はいはい、ちょっと待って」
バタバタと煙たそうにドアをあけるとそこには石川さんが立っていた。
思わずあっという言葉をこぼして驚きの表情を浮かべている俺に
石川「今日、暇かな?」
と一言ぶつけてきた。そして彼女は優しく微笑んだ。
俺 「ぶっちゃけ、…暇過ぎ」
それから俺は彼女の提案で買い物に出掛けることになった。
急な出来事でバタバタと準備をした。
俺 「よし…っと携帯忘れた。」
テレビの横に置き去りにしていた携帯をパッ取った。
そういや…1週間ぐらい美貴と連絡とってないな。
そう思った俺は忙しいのか?とか近況を軽く尋ねるメールを打った。
石川「はやくー」
俺 「あーごめん。ごめん。今行く。」
やっぱり石川さんは3年程東京に住んでいるだけあって、色んなショップを知っていた。
俺のこれからの生活のために必要な物など二人で選びながら一緒に買った。
多分、全く知らない人が見たら、これから同棲生活でも始めるカップルに見えるんだろうな。
そんなことを考えていた。
石川「ねぇ、このクマさんのぬいぐるみ可愛くない?」
俺 「さ、次行こ」
石川「ちょっとー」
そんなことをしながら買い物をしていたら、あっという間に時間は過ぎ、
すでに太陽は沈んで、夜へと変貌していた。
石川「ちょっと休まない?」
俺 「お…お願い」
石川「ふふ、買いすぎちゃったね」
全くだ…。俺は買い物袋を両腕に抱え、余りの重さに俺の腕はパンパンだった。
俺たちは近くの公園によると、ドサッと買い物袋を置いてベンチに座った。
俺 「ふうー疲れた。つかやっぱ熊のぬいぐるみいらなかったんじゃね」
石川「えー可愛いから良いじゃん」
俺 「いや、別に」
そんなやりとりをしながら、ずいぶんと時間が経っていることに気付いた。
そして時間を確認するために、不意に携帯を取り出した。
石川「電話?」
俺 「いや、今何時かなーって思って…」
俺の携帯をじっと見つめて、彼女はなにか思いついたようにポンと手を叩いた。
石川「あっ、そうだ。ねぇ、携帯交換しよう?」
俺 「え?あぁ、いいよ」
そして二人は携帯を取り出して、俺は彼女を携帯を手にとって、
カチカチと登録し始めた。
俺 「なんか困ったときに聞いてもいいかな?」
石川「うん、全然いいよ。」
俺 「OK、終わったよ。さてと行きますか」
石川「うん」
そして買い物袋を両腕で抱えて帰路についた。
やっと家に到着。そして買い物袋を床にドサッと落とした。
足元に置いた買い物袋の一番上にあるクマのぬいぐるみがふと目に入った。
なんだかクマのぬいぐるみは買い物袋の上じゃなんだか座りづらそうに見えたので
棚の上に飾ってみた。
俺 「男の部屋にはいらねぇよなぁ…」
そのとき、携帯は一通のメールを受信した。
石川「お疲れさま。今日は楽しかったね。また行こうね〜。
それとクマさんのぬいぐるみは絶対必要(笑)」
彼女のメールを見ながら自分がにやけているのが分かった。
そして彼女のメールを見て、何か忘れている自分に気付いた。
そうだ。俺、美貴にメール送ったんだった。
そして未だに返信がなかったことにも気付いた。
忙しいのかな?そう思って、携帯をテレビの横に置いた。
そして寝る前に俺はもう一度携帯を手にとり、センター問い合わせをしてみた。
画面に出たのはメール0という数字だった。
この日、美貴からの返信はなかった。
なんだか少し嫌な気分になって、布団を覆いかぶって、横になる。
横になってパッと前を見るとそこにはクマのぬいぐるみがあって、
そのぬいぐるみを見てると、石川さんが優しく微笑んでいる姿が思い出せて、
それだけで気分が晴れた気がした。そんな気がした。
あっ、ここで終わりです。
ひとまずミキティの登場シーンが全くなくて申し訳
更新乙!
ほにゃ
みきてぃー
両作者さん乙です
続きを期待しても良いんですかね?
あまり読んだことがない感じなんで楽しみにして待ってます
290 :
名無し募集中。。。:2005/09/09(金) 09:40:33 0
(VvV*从
ミキィ
292 :
名無し募集中。。。:2005/09/09(金) 12:17:13 0
川VvV)
やっぱりもうだめだこんなんじゃ
保田
幼なじみ募集中。。。
「気持ち」改
作詞:藤本美貴
あなたと逢ってもう2年
気づいてた?
初めて待ち合わせした交差点
覚えてる?
二人で買い物したり 写真撮ったり 映画観たり
いつも笑ってる
でもケンカしたり 言い合ったり 電話で朝まで話したり
あなたの前だと 私はびっくりしちゃうけど 素直になれる
不思議です
だから今日は 伝えたい
そんなあなたに あなただから
大好きだよ
むふふ
さて
ho
膳
美貴はオレが守る
ho
「開けちゃおうかなドア美貴ちゃん開けてもいい?」
「いつもは勝手に入ってくんだろが」
「お前に聞いてねえんだよ」
「はぁ おまえアタマ大丈夫か?」
「出てくんなよ」
「なんか用か?金ならないぜ」
「おまえよー 昨日メール送るんなら送れよさっさと」
「愛の言葉かなんか送れってのか?」
「お前そういうメールならいっさい返しませんから」
「俺もメールなんかより肉体的コミュニケーションのほうが断然好きなんですけどね」
「そんなコミュニケーションいらねっつってんだよ」
「いったい俺にどうしろと?」
「ねぇいらいらする」
「さあ 帰った帰った 悪態ついて気が済んだら帰った」
「さわんなよ」
「まったく 月に一度はこれだから困る 塩まいとこ」
306 :
名無し募集中。。。:2005/09/10(土) 00:13:34 0
生理ティ
うまいな
おやすみきてぃ
今日はいろいろ来てたのね。乙!
>>305 ちょwwwwwおまwwwwww
うま杉wwwww
寝る前保全
ho
ま
316 :
名無し募集中。。。:2005/09/10(土) 15:22:12 O
遺影!
選挙ho
318 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 18:21:48 O
ミキティと選挙に行こう
320 :
名無し募集中。。。:2005/09/10(土) 19:00:29 0
川∩v∩)<美貴ちゃん悲ちぃ
ho
ze
歩是
にゃ
オレが守る
おやすみきてぃ
hお
ho
ze
ん
はよう美貴
332 :
名無し募集中。。。:2005/09/11(日) 09:34:46 0
一緒に投票行こうか
333 :
名無し募集中。。。:2005/09/11(日) 11:34:46 O
もう
334 :
名無し募集中。。。:2005/09/11(日) 11:35:53 0
何だよ
何でも無い
何よ、なんでもなくなんて無いでしょ?言いなさいよ
言 い な さ い っ て ば ;hearts
>>336 > なんでもなくなんて無い
なんかおかしい
338 :
名無し募集中。。。:2005/09/11(日) 14:36:27 0
おかしくなんて無く無くないよ
339 :
名無し募集中。。。:2005/09/11(日) 14:52:52 0
なんでもないようなことを 幸せだったと思う
ho
ze
オレが守る
フォ━━━━━!
小春がいるな
n
守る
ho
「なにふくれっつらしてんの?」
便所を借りたコンビニから出てきた美貴が、なにやら楽しそうに言った
「ふくれっつらもする。なんで見ず知らずのカップルがおれに腕時計をくれるんだ?」
「はぁ?なにそれ?」
「なんか納品のとき書類まちがったとかで商品が余ったんだと。車に乗ったカップルだった」
「それくれたの?」
「気持ち悪いからイラネって言った。したら糞がとかド貧乏人がとか悪態ついて去ってった」
「じゃいーじゃん」
「よくない。なんでおれが、時計ももってねーのにとかだけで哂われなくちゃいけないのか」
「急に刺されるよりいいじゃん。もう忘れてさ、行こ。美貴はそんなこと言わないし」
言って美貴はおれの左腕に自分の右腕を絡めた。
素肌の触れ合う感触は、あのバカップルの記憶を吹き飛ばした。
おれたちは歩き出した。
次の日、街をぶらついていたとき、そのカップルの車を見かけた。
明らかに、車内の二人は、おれを見つめていた。
「考えすぎなんじゃないのー?そんな車、どこにでもあるしさー」
言って美貴はおれの首に両手を廻し、顔を寄せた。おれたちは唇を重ねた。
おれは美貴の背を抱き寄せた。美貴の小さめの胸がおれの薄い胸でつぶれた。
おれは美貴の尻から股間に指を這わせ、綿のパンツの上から美貴自身の形をなぞった。
「あ…んっ」
美貴はおれと舌を絡めたまま、吐き出す息とともにおれを促した。
おれは空いた手を美貴のブラトップの下にもぐりこませ、乳房と乳輪、乳首を弄んだ。
「んっ・・・んぅ、○○…脱がせて…」
唇を離れ、顎からのどにかけて吸い付いていたおれに美貴が懇願するように言った。
れは美貴の胸元を唇で吸い、左手で右乳首を弄りながら、左手でパンツを脱がした。
いつも通り、美貴はノーパンで、股間は待ち望むようにぬめっていた。
あわい陰毛を掌に感じながら腿の付け根に指を這わせた。
「ああああん!」美貴の声が高くなった。
ze
「今度は美貴がしてあげるね」
と言いながら俺のジーパンのボタンを外しはじめた。
「もうこんなにおっきくしちゃって。いやらしいんだから」
と上目づかいに見る美貴。
「み、みるなー!」
「顔なんか赤くしちゃって、かわいい!」
と言いながら爆発しそうなティムポを優しく包み込む美貴の唇。
「うっうっうううう!いっちゃいそうだよぉ!」
「まだだめだかんね、これからなんだから」
n
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
おやすみきてぃ
こんな幼なじみいるわけねぇ
ハァハァ
街中でかぁぁぁぁぁぁッ!!
ショミキなんちゃら
354 :
名無し募集中。。。:2005/09/12(月) 08:51:14 O
れんぞくほ
美貴の貞操はオレが守る
保田
貞操て
358 :
名無し募集中。。。:2005/09/12(月) 13:00:05 O
。
マイハガーーー
危ね
361 :
名無し募集中。。。:2005/09/12(月) 19:35:29 0
∩
ω・)
ω・)
∪
もす!
>>276 数ヶ月前放課後の教室で藤本さんの話を聞いてから、藤本さんは俺に話しかけてくれるようになった。
相変わらず休みがちな登校だったけど少しだけ学校が楽しくなった。
あの時の藤本さんの話にはすごく驚いたけど、どこか懐かしい感じがした。
そして今日も俺は重役出勤だ。
どんなに遅れても理由が理由なだけに怒られないから、こんなところは便利だったりする。
校門を抜けて昇降口までタラタラと歩いていると前方に同じ制服を着た男子が見えた。
俺と同じくらいの身長に、綺麗な金に染まった髪。
誰かなーと思っていると不意にそいつが振り向いた。
「んだよ來かよ」
俺の顔を見てつまらなそうに言ったのは、中学からの友達、松永健吾だった。
「可愛い女の子じゃなくてごめんね」
「まぁ許してやっか」
大の女好きな健吾と並んで歩く。
「今日は一人?」
「おぅ。今俺よ…その…すっ、好き……好きな人がいんだよ」
「マジで?」
「おぅ…」
見た目も中身も不良な健吾が少し俯きながら恥らう仕草は珍しかった。
というか、無類の女好きの健吾に好きな人って。
「誰?」
そう聞くと、健吾は待ってましたとばかりに俺の手を笑顔で握った。
「お前最近藤本と仲良いよな?」
「え?あぁ…まぁ普通」
もしかして藤本さんか?
「藤本さんが好きなの?」
「ちげーよ。最後まで聞け」
怖い顔で凄んでくる健吾にはまだ慣れない。
とりあえず先を促した。
「そこで相談なんだけどさ、お前と俺と藤本と松浦で…デートしねぇ?」
この時点で健吾の好きな人はわかった。
でも何かおかしくないか?
「なんで俺と藤本さんがいんの」
「だって二人なんて俺恥ずかしくて死んじゃう!」
キャッ、と両手で顔を覆う健吾はこの上なく気持ち悪い。
「誰か他の人誘ってよ」
「あ?てめぇ俺に逆らうのか?」
「え………」
いくら友達でも怖いものは怖いのだ。
俺は思わず首を縦に動かしてしまった。
続く。
一茂かっけええ
「」のあるなしを統一してくれるとありがたい
意味があるならいいけど
>>367 >「」のあるなしを統一してくれるとありがたい
どういう意味か説明してくれるとありがたい
371 :
名無し募集中。。。:2005/09/13(火) 01:27:15 0
だめだこりゃこりゃ保全
今までありがとう西川ちゃん・・・
松浦、あいつ西川ちゃんのANNの為に消えてくれないかな。
なぜにこのスレに?
まぁ書いてることは全面的に同意だけどな
ho
375 :
名無し募集中。。。:2005/09/13(火) 09:04:26 O
ふ
あ
幼な保
ho
ze
381 :
名無し募集中。。。:2005/09/13(火) 20:12:20 0
( ´ Д `)んぁ?
天海麗
誰もネタの感想を書いてないw
松ちゃん25の誕生日&圧勝オメ
守る
385 :
名無し募集中。。。:2005/09/13(火) 23:49:07 0
(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー !! (`・д´・ (`・д´・ ;)
ho
387 :
名無し募集中。。。:2005/09/14(水) 01:36:58 0
ぷ
388 :
名無し募集中。。。:2005/09/14(水) 04:13:11 0
だめだこりゃ深夜保全
ho
フニャー
恋の悩みカイケツします
モ
ホ
ホ
イ
ホ
イ
h
o
川*VvV从 窪塚クンかっこいいで
>>400 (´D`*)
Wデートの片割れ放言祭り保全
おやすみきてぃ
姉妹間違い☆みひろ
405 :
名無し募集中。。。:2005/09/15(木) 01:38:51 O
しま
川VvV)<お題くれ
ほ
ze
前立腺
肥大orz
生きろとは言わん、死なんでくれ
Night of the Living Thread
ho
415 :
名無し募集中。。。:2005/09/15(木) 16:07:09 O
「なあ美貴、胸さわらせてくれよ」
「はぁ?なんで?いやだよ」
「頼むよ、減るもんじゃないし」
「絶対いや」
「それにほら、さわってもらうと大きくなるって…」
「………」
ぼごっ。
だ、だめだこりゃ…ぐふっ
減る前にそのモノが無いものなw
417 :
名無し募集中。。。:2005/09/15(木) 16:30:15 O
「なあ美貴」
バキッ!(蹴)
「…ま…まだ…何も…ゴフッ」
だめだこりゃ
携帯から乙
小ネタ乙だが、似たようなのが過去にいくつもある
420 :
名無し募集中。。。:2005/09/15(木) 19:59:46 O
「美貴…」
グサッ!
だめだこりゃ〜
牛刀かよw
ho
つうか白石が教えてやればいいじゃん
誰やねん
誤爆乙ho
まもれ
おやすミキティ保守
X
ほ
430 :
名無し募集中。。。:2005/09/16(金) 03:45:23 0
ミキティ
ho
肛門が破けそうな屁が出たよ美貴
川VvV)<どら、見して!オロナイン塗ったげるから
('A`)
ノヽノヽ
くく
_ , ‐ ' ゙ ゙̄ヽ,
, '゙ ) \\ ,
,ノ!,' @ \ / \ _,.イ __
,,.. --─- ノ゙!,/ ,' / .\ ─┼─ .|
 ゙̄'i; ノ゙!,!゙ ゙i, ノ \ \ / \ノ __| オォ ン
゙'゙ ,!V ,゙゙ :, \ \
!!.,i ノ゙, .'., \ `゙''‐、 \ | ./ ./
! !_!_ ,'゙ i.,_ ゙, \ `゙''‐、 \ | / /
! .!_! ,゙ ゜ ゙!i, ──−‐‐‐ ・ ←
>>434 i..i'i ,゙ ノノノノハヽ / / | \ ボラギノーーーーール!!!!!
゙.. ', ! 从从从V) / / | \
'!,', ! __/.)wxvム / / |∴・ \
' , ',, ´つ/ ,.イ /i / .∵|:・∴・ \
\ ' .,人ミノ_,_ムロく]/ノ / ∴・|∵' ・∵
\「`〜⌒ _,_ノソ\ \_
"ヽて⌒´∠ノ ハゝ、_ `⌒i 汚ねえケツ見せんな!!!
ふじもん言うとることめちゃくちゃやん
しかし守る
保全
うむ
俺の子か?
大塚・浜崎・松浦で最悪なのが3人並んでるw
辻ちゃんと加護豚はなんでM捨て出れないの?教えて栗。一青タン可愛いお
股誤爆か
好きだよモキ
ho
( ・) ・)
おやすミキティほ
辻ちゃんと西川ちゃんだけでいいのに・・・録画停止
外は凄い雨と雷で、時折風が窓を叩く。
数時間前、まだ晴れていたときに俺の家に来て寝てしまった幼馴染。
実は怖がりな幼馴染はこの天気の中すぐ隣の自分の家まで帰ることも出来ないみたいだ。
でも気付いて欲しくなさそうだったから、気付かない振りをして俺は雑誌を読み始める。
開いたページには香水の特集が載っていた。
物凄く興味がある訳じゃないけど、ない訳でもないのでとりあえず読み続けることに決める。
すると今まで白いベッドソファの上で寝そべりながら携帯を弄っていた幼馴染――藤本美貴が、俺を呼んだ。
「ねぇ」
返事はしないで視線を美貴に送る。
まだ携帯を弄っている美貴は、俺の視線に気付かないのか少し苛立った声でもう一度俺を呼んだ。
「ねぇってば」
「何」
俺は再び雑誌に視線を戻し、声で返事を返した。
「今亜弥ちゃんからメール着たんだけどさ、修学旅行何処行くの?」
松浦からのメールがどうして俺の修学旅行の話と繋がるのかわからないが、答える。
深く考えたらこいつと幼馴染なんてやっていけない。
「沖縄」
「マジ。あたしたちも沖縄なんだけど」
だからそれが何だって言うんだ。
でもその後に「じゃぁ一緒に新しい水着買いに行こうか」なんて言われたら、想像しちゃうじゃないか。
美貴の水着姿を。
返事は返さず香水の特集をじっと見つめる。
見ているうち目に留まる記事があった。
俺がたまにつけている香水の名前が書いてあった。
その上には『販売中止となる香水』と書いてある。
結構良いニオイで気に入ってたから少しだけショックだった。
美貴がソファベッドから身を乗り出してきて俺が見ている雑誌を覗き込む。
「もう売らなくなっちゃうんだ」
「そうみたい」
「残念?」
「まぁ」
美貴は俺の肩に頭を置くと、思いっ切り息を吸い込んだ。
「あんたは香水なんかつけないでも良いニオイしてるのに。あたしすごい安心する…」
美貴の頭の位置から、必然的に耳元で囁かれる感じになる。
くすぐったい感触と共に俺の胸が高鳴ったのを感じた。
「あたしの香水あげるよ」
「いい」
「何で?」
「女物だろ」
「でも絶対あんたに合うと思うけど」
美貴の香水のカオリを確かめるために頭を少し回して今度は俺が息を吸い込んだ。
「良いニオイ……」
自然とそう言っていた。
美貴が少し微笑んだのが伝わり、また雑誌を読み始める。
俺はというと、胸の高鳴りが止まらずに一人ドキドキしている。
数分後、雨は止み雷も聞こえなくなってから美貴は自分の家に帰って行った。
その夜風呂を出て寝ようと自室のベッドに潜り込むと腹に何かが当たった。
取り出して月明かりに照らしてみると、中に入っている液体が綺麗に揺れていた。
シュッと一回手首にかけると、部屋いっぱいに美貴のニオイが広がった。
俺の胸の高鳴りは、消えることはなかった。
終わり。
良いものは良い
いいですな。独特の雰囲気があって
乙です
おおおおお!ヒサブリにごっついときめいたあああああ!!!!
乙!激しく乙!
457 :
名無し募集中。。。:2005/09/17(土) 01:06:07 0
ほのぼの
イイヨイイヨー
勃起した
乙 ほ
だめだこりゃ
で締めて欲しかった
んなこたーない
464 :
名無し募集中。。。:2005/09/17(土) 08:07:52 0
アナルさんまだー?
美貴の香水はオレが守る
続けざまにオレが守る
俺も守って
468 :
名無し募集中。。。:2005/09/17(土) 13:21:50 0
殴りたい
ho
ふ。
ほ
守る
ほ
ze
ん
守る
おやすミキティ&保守
Zzz
ho
あ
4
ze
n
ズッコケ…
美貴はオレが守る
きんもーっ☆
488 :
名無し募集中。。。:2005/09/18(日) 16:50:50 0
h
o
z
o
まあたしかにズッコケが戻らない限りジリ貧だな
>>452 美貴からもらった香水をたまにつけるようになって、数日が経った。
俺は前と同じようにつけたい日につけていたんだけど、ある日俺の姉貴――真里に言われた一言で、それが出来なくなってしまった。
いつものように学校へ行く準備をして、制服を着て二階から下りてきたところで、丁度姉貴とすれ違った。
適当に挨拶して俺はそのままリビングへ、姉貴は仕事に行くはずだった。
でもすれ違ったあと姉貴が俺に言った言葉のせいで、俺は妙に意識することになり、それ以降香水をつけられないでいる。
別につけてもつけなくても何の問題もないけど。
気持ちがザワザワしていた。
思えば美貴から香水をもらったあの日から、心の中に新しい感情が住み着くようになった。
恐らくは恋という感情。
俺は幼馴染に恋をしたんだ、きっと。
それを認めるのは大したことじゃないけど、それからが問題だった。
今まで意識しなかった美貴の仕草や行動に敏感になった。
美貴が近くにいるとドキドキして死んでしまいそうになった。
それでも平静を装いながら美貴に接するのは無理があったみたいで、俺の様子がおかしいことにいち早く気付いた美貴に何度も問い詰められた。
俺の変化に美貴が一番に気付いてくれたことがどうしようもなく嬉しかった。
その度に曖昧に誤魔化してきたけど、それももうすぐ出来なくなるだろう。
最近の美貴が少し苛々し始めてるのはわかっている。
多分俺が原因だというのもわかっている。
俺が美貴に恋をしていることもわかっている。
告白するしかないんだろうか…。
「まだそんな時期じゃないよな…」
「あんたが独り言なんて珍しいじゃん」
「っ」
学校帰り、最近は毎日同じことを考えながら歩いている。
それが声に出てしまったのか。
というか、最近は俺が美貴を意識してるから一緒に帰ってないはずだけど。
「…何でいんの」
「美貴がいちゃ悪い訳?」
「……………」
悪い?と聞かれると、悪くはない。
俺が黙っていると美貴は急に無表情になり、俺を見つめた。
心がザワザワして、気持ちが悪い。
ドキドキし過ぎて、心がはち切れそうだ。
「ねぇ」
今返事を返すと余計なことを言ってしまいそうだった。
「ねぇってば」
「……んだよ」
精一杯視線を逸らしながら返した。
美貴の視線が黙り込むことをさせてくれなかった。
「…何だよ」
「あんたは…子供のときから無口でこっちから話しかけないと何も喋んないで…。言ってくれなきゃわかんないよ……幼馴染でも…言葉がなきゃ伝わらないよ…」
無表情なくせにどうしてそんな悲しそうな瞳で俺を見るんだ。
言葉がなきゃ伝わらないのはわかってる。
だけどまだ伝えるつもりなんてないから。
「伝えなきゃいけないことなんて…今はまだ、ない」
一瞬美貴の視線の強さが緩んだ隙を見逃さずに、俺は家に向かって全力で駆け出した。
最低だ。最低だ。最低だ。
家に帰ってからはもちろん引きこもった。
無意味にワックスで髪の毛を全部逆立てたり、使い終わった携帯を逆パカしてみたりして気分を紛らわせた。
窓から見える美貴の部屋はカーテンが引いてあって中までは見えない。
あの時から少し時間が経って俺は大分落ち着いていた。
美貴に謝りに行こう、そう思えるまでに。
俺は私服に着替えて美貴の部屋の窓を叩く。
シュッとカーテンが開いて、美貴が顔を見せた。
「なぁごめん…開けてくれ」
美貴は帰り道と同じ表情で窓を開けてくれた。
美貴の部屋に入るのなんて、久しぶりだ。
「さっきはごめん。俺が悪かった」
「…ん。いいよ、許したげる。あんたさっき『今はまだない』って言ったよね」
「何、それ」
「伝えることは今はまだないって」
「…あぁ」
「待ってるから…。あっ髪立ててんのちょっとカッコ良いよ」
誰にも見せないような優しい表情で笑ってくれた美貴に、また胸の中がおかしくなる。
告白は、もう少し先延ばしにしてみよう。
美貴の部屋から帰って来て、電気もつけないでドアに寄りかかる。
そして姉貴の言葉を思い出す。
“あんたミキティと同じニオイすんね。同じ香水なんかつけちゃってラブラブー”
他人にそう思われるなら、明日からまたあの香水を使ってみよう。
美貴が迷惑だったら、なんて考えないで。
その夜俺は、部屋を美貴のニオイでいっぱいにして眠った。
…俺キモいな、だめだこりゃ。
すげえ良かったよ、いやマジで
つづきあるよね?
待ってるから
501 :
名無し募集中。。。:2005/09/19(月) 01:54:59 0
>>499 乙!萌え萌え!
無意味にワックスで髪の毛全部逆立てるって俺にもあるあるw
弟「まじめにやってよ。」
俺「いいじゃねえか。どうせ遊びなんだから。」
弟「じゃ、賭けよう。」
俺「なにを?」
弟「ミキティ!」
ミキティ「え?」
弟「勝ったほうがミキティを嫁さんにできる。」
俺「……」
だめだこりゃ
なにこのヒサブリに萌える小説
続き期待保全
美貴の部屋はオレが守る
も
ほ
ろ
511 :
名無し募集中。。。:2005/09/19(月) 12:47:05 0
川VvV)<ヘンタイ!
ほ
h
从*´ ヮ`)
从*´ ヮ`)
h
保全
ほ
ぜ
ミキティは本当にきれいになったな
心も綺麗ならなー
美貴はピュアだよ
おやすみきてぃ保守保全保管保安
自己の欲求に正直なだけ
美貴の心はオレが守る
ho
528 :
名無し募集中。。。:2005/09/20(火) 02:59:30 0
だめだこりゃ保全
ze
ほ
h
532 :
名無し募集中。。。:2005/09/20(火) 11:17:04 0
帰って来い
ho
恋の悩みカイケツします
「隣に住む幼なじみの暴力に悩まされてます」
ほ
h
保守
寝る前ほ
寝る前ほ
寝る前ほ
さっき風呂入りながらちょっとネタ思いついたんだけど
すっかり忘れちゃった
KAT−TUN
川VvV从<・・・
KA川VvV从つバコッ))T−TUN
T−T
川VvV从<ナクナヨ
T−T<ウン
KAT−TUN
〃´⌒☆
♪ !(((!´゙リ))
川VvV从 ノマノマイェイッ!ノマノマイェイ!ノマノマノマイェイッ!!
(,,⊂)人)つ
/(^Y}\ ♪
<乂_,し'ノ,乂>
(__
〃Y "⌒`Y"ヽ ,r´ `ヽ
( (( (`´))) ) ♪ (,,人ヽヽ!リ
)从VvV∩(( ∩リVvVノ从 ノマノマイェイッ!ノマノマイェイ!ノマノマノマイェイッ!!
(つ_^=) 丿 ヽ( (!^=⊂)
く/L_ゝ く/L_ゝ ♪
♪ し(_) (_)J
ho