【小説】リア消だったら誰に告ってた 第25章【キッズ】

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1名無し募集中。。。
愛しさとせつなさと甘酸っぱさと
もう帰らないあの日々

※ キッズ+エッグ専用の小説スレです。
※ 常時sage進行で
※ 荒らしには徹底スルー
※ 基本的に、コテは作家のみで
※ スレ違いな雑談、自治議論禁止
※ エロネタ禁止
※ 気に入れば「ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!」
  気に入らなければスルー。ネガティブな書き込みはしない
                      ↑これ重要!

前スレ
【小説】リア消だったら誰に告ってた 第24章【キッズ】
http://ex10.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1123773248/

新まとめサイト
http://www.geocities.jp/riasyo_matome/

短いの専用
http://jbbs.livedoor.jp/music/11853/   (パソコン用)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/music/11853/    (携帯用)

作品のあらすじは>>2-10あたりに

作者さん、あらすじ作家さん、保全屋さん
 &まとめサイトの人にKAN-SYA KAN-SYA!!
2名無し募集中。。。:2005/08/17(水) 23:13:44 0
連載中作品 あらすじ1

【秘密国家公務員】
学校の治安を守る秘密国家公務員、清水佐紀の前に立ちふさがるかつての仲間、ZYXとは?
〜リプレッシブ・プリンセス〜
新学期、梨沙子・友理奈ら秘密国家公務員は新たな学校に潜入する・・・・待望の新章。

【Bye Bye またね】(旧題【下宿編】)
両親の都合で僕は裕子おばさんの家に預けられたが、そこには僕と同い年くらいの女の子が何人も下宿していた 。
〜中学生編〜
中学に進学した僕は夏焼・徳永と同じクラスになった。

【夏休み】
前から愛が好きだった俺、最近友達の友理奈への気持ちにも気付いて・・・・
〜玉田編〜
俺の友達玉田と、友理奈の友達千奈美のアナザーサイドストーリー 。

【妖精の奇跡・マイマイのイタズラ】(ゲリラ的に連載中)
イタズラ好きの妖精マイマイちゃんが「は、は、はくしょーん!」とクシャミをすると・・・・

【小学6年生〜春〜】
小6のクラス替えで、村上・矢島・桃子・清水・徳永・熊井と同じクラスになって・・・・
3ゼロス ◆JayItArT0M :2005/08/17(水) 23:14:09 O
ぬっち
4名無し募集中。。。:2005/08/17(水) 23:14:18 0
連載中作品 あらすじ2

【時代劇(仮)】
〜第壱部 まよひ姫〜
抜け忍の焔、通称ほっちゃんと幼馴染のくノ一の桃。信長の軍勢からめぐみ姫を守れ!
〜第弐部 信長を斬れ!〜
敵は信長、本能寺にあり!桃からの依頼、それは里と村上家のみんなの仇討ちだった
〜第参部 牙を持たぬ狼〜
おめぐと桃の新一座“すせも”の舞台に隠された殺気・・・・・・大旦那のおっちゃんと舞美の正体は?
〜第四部 時の流れに身を任せず〜
野苺組の変な子舞波の謎を暴け!・・・・・・・初めて人を斬ったときに抱えた心の傷に負けるな!ほっちゃん!
〜第五部 兄と妹〜
(あらすじ募集中)
〜第六部 再会〜
(あらすじ募集中)

【I REMEMBER YOU】
〜第1章 心の扉〜
むかしこのあたりに住んでたらしいけど・・・長い間海外生活から帰国した小6のオレは、8人のかわいい女の子達と出会った。
〜第2章 1枚の写真〜
わたしのシール手帳の中には誰にも見せたことのない写真がある・・・ わたしとあの人をつなぐ唯一の想い出の証拠・・・

【ウィードクラウン】
(あらすじ募集中)
5名無し募集中。。。:2005/08/17(水) 23:14:43 0
しばらく更新のない作品 あらすじ

【好きになっちゃいけない人】
【ゴールデンルーキー】
【QUIZ】
【風の声】 
【スカーレット】
【バレーボーイズ】
【彼女までの愛の距離】
【恋愛シミュレーション21】
【新連載2(仮)】(長期休載宣言)
【恋のEtude】
【電車の中の恋心】
【恋への記憶】
【GROWING UP】
【永遠の絆】
6名無し募集中。。。:2005/08/17(水) 23:15:05 0
完結済作品1
【優しい恋の育て方】 15人斬り!
【修学旅行編 】 徳永・嗣永・須藤・熊井・他
【よく効く催眠術】 徳永・他
【プレゼント 】 中島・熊井・他
【特命係 菅谷梨沙子】 菅谷・他
【強くなりたいとゆいたい】 須藤・他
【王子様と2人のお姫様】 石村・嗣永
【舞波短編】 石村
【蝉】(【プレゼント】のシリーズ) 熊井・他
【セミ】(【蝉】の裏側、【プレゼント】のシリーズ) 熊井・他
【雪が降る季節に・・・】 村上
【日本一の鈍感男】 清水
【ロボキッス】 菅谷
【跳び箱】 清水
【友理奈となかさき続編】(【プレゼント】【蝉】続編) 中島・熊井
【満月の猫】 矢島
【ミステリー】 徳永・嗣永・他
【だんしじょし】 清水・徳永・石村・夏焼・他
〜うたたね〜 嗣永
【手を握って歩きたい】 菅谷(2役)・夏焼
【小児病棟】 岡井
【おつかい】 菅谷
【ギャンブラー】 嗣永
【妖精の奇跡・アイリーンの1週間】 鈴木・夏焼
【願かけ】 須藤・他
【さくら満開】  桃子・他
【おもちゃのぜんまい】 清水
【アメリカ】 愛理・夏焼・他
【小遣いUP大作戦】 桃子
【キャプテンつかさ】 武藤(エッグ)・他
【願かけ】 須藤・他
7名無し募集中。。。:2005/08/17(水) 23:15:35 0
完結済作品2
【さくら満開】  桃子・他
【おもちゃのぜんまい】 清水
【アメリカ】 愛理・夏焼・他
【小遣いUP大作戦】 桃子
【キャプテンつかさ】 武藤(エッグ)・他
【夏の日の君に】 夏焼
【Silent Emotion】 熊井
【緊張のホワイトデー】 清水
【恋は盲目!?】 清水・他
【だんしじょし・ファンファーレ】 萩原・福田(エッグ)
【学校の怪談】 熊井・清水・石村
【笑顔まで距離】 徳永・夏焼・他
【小さな勇気】  石村・他
【富豪デカvs特命係・菅谷梨沙子】 菅谷・梅田・他
【ある公園にて…】 徳永
【本当に守りたい物】 夏焼・嗣永・徳永・熊井・菅谷
【涙の青春ドッチ!!】 徳永
【星の降る丘】 菅谷
【6月の方程式=4・3・2】 清水
【奇跡の出会い】 菅谷・夏焼
【ふたりぼっちの宇宙戦争】 矢島
【俺はもう死んでいる】 菅谷
【こんな恋のはなし】 Berryz
【おりじなるれしぴ】 梅田
【幼なじみ】〜誕生日の翌朝〜 徳永
【僕に舞い降りた天使】 清水
【不思議な気持ち】 夏焼
【ハッピー・ライフ・ジェネレーター】 夏焼
【白と水色のメッセージ】 熊井
【スクランブル】 熊井
【須藤さん(仮)】 須藤 中島
8名無し募集中。。。:2005/08/17(水) 23:16:35 0
完結済作品3
【☆友理奈と千奈美☆ 〜ふたりはプリキュア〜)】 熊井 徳永
【夏の涙とスクール雅】 夏焼 菅谷 鈴木
9名無し募集中。。。:2005/08/17(水) 23:17:03 0
<<おことわり>>

ここに登場する人物・団体・設定等はすべて架空のものであり、
実在の人物・団体・実際の出来事とは一切関係ありません。


ツッコミ用AA

州*‘ o‘リ<内緒になってないんだも〜ん

川*^∇^)|| <内緒になってないわ
( 川 _ゝ)|| <内緒になってないんだが )

从 ’w’)<内緒になってないよ

从o゚ー゚从<内緒になってないとゆいたいです

ノノl∂_∂'ル<内緒になってないですよ

从´∇`从<内緒になってましぇーん

ル ’ー’リ<内緒になってないぞ

|リ・_・`川<内緒になってないだぎゃー
10名無し募集中。。。:2005/08/17(水) 23:19:59 0
ごめん保全しようと思ったら落ちてた
この時間に775前で圧縮とか...

テンプレ用意してなかったんでそのままコピペ
連載中作品・完結済作品に加わったものがあればフォローよろ
11名無し募集中。。。:2005/08/17(水) 23:23:31 0
スレ立て&テンプレお疲れ様
感謝感謝!
12まとめの人:2005/08/17(水) 23:27:19 0
運良く一番最後までログ取ってたのであげました
http://www.geocities.jp/riasyo_matome/1123773248.html
13名無し募集中。。。:2005/08/17(水) 23:50:47 0
少しずつでも書いてみっかな、ほったらかしにするのもな…
14名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 00:05:35 0
スレ立て乙です!
まとめの人いつも乙です!
15名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 00:09:26 0
乙w
16名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 00:10:05 0
たまに来てくれると続きがあるんだと思って安心するもんだ
誰だか知らんけど続き気になってるの沢山あるし
17名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 00:13:04 0
18名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 00:22:52 0
>>1
新スレ乙あり

>>12
昨日読めなかったから嬉しかった
ありがとう
19名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 00:53:27 0
もう終わりでいいんじゃね?
20名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 01:07:47 0
>>19
荒らしの人へ
保全乙
21時代劇(仮):2005/08/18(木) 01:53:20 0
前スレのつづき


危ない!と感じるより早く、焔は左に飛んで吹雪の太刀を避けた
「おい、吹雪!何の真似だ!?」
「殺ス・・・・・・・・・ホムラ・・・・・・ブッ殺ス・・・・・・殺シテヤル・・・・・・・・」
そう言いながら刀を再び振り上げる吹雪の目は、先程の雅のような異様な光を帯び、焦点が合っていない
「なんだよ・・・・・・おまえまで刀の妖気にやられちゃったのかよ・・・・・・・」
焔はそう言いながら妖刀の鞘を構え、武器として使えそうなものを探す
だが、周囲に散らばっているのは、折られた刃の無い刀、壊れた桶が二つ三つ・・・・・・・・・
とても吹雪相手に使えそうなものは無い
そんなことを考えていると、吹雪がまた斬りかかってきた
だが、その太刀筋は信じられないほどの力強さが漲っているものの、普段の吹雪のような速さは感じられない
焔はこの斬りを楽々交わし、足元に転がっていた桶を吹雪に向けて蹴飛ばした
そして、吹雪が桶を刀で叩き落す間に距離を取って再び鞘を構えた
この速さなら・・・・・・・・あの武器が使える!
焔に勝機が見えた
「ホムラァ!シネシネシネシネシネ死ネェッ!!!!!」
そう絶叫して刀を振り上げた吹雪に向かって焔は突進した
そして、吹雪の間合いに入る寸前、手に持っていた鞘を吹雪に向けて投げる
吹雪がそれを刀で叩き落す間に焔は吹雪の右側を走り抜けた
そして、すれ違いざまに吹雪の腰から刀を抜き取り、振り向くと同時に吹雪の左足を斬り飛ばした
片足を失った吹雪は体勢を崩し、地面に倒れこんだ
「これで終わりだな・・・・・・・・・・・」
焔はそう言いながら倒れた吹雪に近付き、刀を右足で踏みつけ動けないようにした
「オマエ・・・・・・・ナカマノ体ニ傷ヲツケタ・・・・・・・新タナ怨ミヲ生ミ出シタ・・・・・グハハハハハハ!」
「残念だったな。吹雪の左足は義足なんだ。斬られても痛くも痒くもないんだ・・・・・・・・」
焔はそう言うと妖刀の刃の根元を思い切り踏みつけた
妖刀は折られると同時に光を失い、吹雪も気を失った
22時代劇(仮):2005/08/18(木) 01:54:20 0
半月後
「こんちわ〜!」
「おう、いらっしゃい」
稽古が終わったばかりの昼下がりの旧芝居小屋を訪れた千聖を、焔が出迎えた
千聖の背後には、傷の癒えた吹雪が付き添っている
「ちょっと待ってろ。呼んでくるから」
焔はそう言うと小屋の奥に向かい、楽屋を改装した座の娘の私室の襖を開けた
「おーい、吹雪が来たぜ」
「あっ、はい・・・・・・・・・」
焔に背を向けて正座して鏡を見ていた雅が振り向いた
「おっ・・・・化粧しているのか・・・・・・・・」
雅の顔にはうっすらと白粉が塗られ、頬と唇には紅が・・・・・・・・・
「あ、あの・・・・・・・変じゃないですか?」
「うん・・・・・似合ってるよ。すごくいいと思うよ」
「吹雪さんは・・・・・・気に入ってくれるでしょうか?あの方、『悪くない』としか言わないので・・・・・・・」
「あいつの『悪くない』っていうのは・・・・・サイコーだぜ!!!って意味だ」
焔はニヤっと笑いながら言った

「なあ、千聖、あの二人・・・・・うまくいってるのか?」
一言も言葉を交わさず、手も握らずに人ごみの中へと消えていく二人の後姿を見送りながら焔が聞いた
「どうなんだろうねぇ・・・・・・・・」
千聖は腕組みしながら考え込んだ
23時代劇(仮):2005/08/18(木) 01:56:18 0
男嫌いの雅だったが、吹雪に二度も怪我を負わせてしまった責任を感じ、つきっきりで傷の手当てをすると申し出た
雅に一目惚れの吹雪も、その申し出を「勝手にしろ」と言って受け入れた
そして、雅は無口で人を近付けない鋭さを持ち合わせているものの、正直で真っ直ぐな吹雪に少しずつ惹かれ、心を通い合わせ・・・・・・
今では一座が休みの日に、こうして二人で出掛けて行くのが常である

「この前なんだけど、『静かなところに行きたい』って言った雅ちゃんを、あんちゃん、どこに連れて行ったと思う?」
「うーん・・・・・・・河原・・・・・・・とか?」
「墓場だよ!信じられる?『墓場なら人が来ないから静かだ』って・・・・・・」
「ふ、吹雪って・・・・・・・・・バカ?」
焔の目は点になっている
「でもね、雅ちゃんも負けてないよ。あんちゃんに手拭を贈ってくれたんだけど・・・・・・・・・」
「手拭なら常に肌身離さず持ち歩くし、よく使うからいいんじゃないか?」
「それがね、あたしが欲しくなっちゃうようなかわいい花柄の手拭なんだよ・・・・・・・・」
「は、は、は、花柄・・・・・・・吹雪が・・・・花柄・・・・・」
焔はあまりのおかしさに声を出せずに腹を痙攣させて大笑いしている
「それでね、あんちゃん『こんなの使えるか!』って言ってたから、ちょうだいって言ったんだけどくれないの。で・・・・・今、こっそり使ってるみたいなんだ」
「つ、つ、つ、使って・・・・いるのかよ?・・・・・・あの二人・・・・・意外とお似合いかもな・・・・・・」
ようやく落ち着いた焔が呼吸を整えながら言った
「ねえ焔さん、あんちゃん達、上手くいくのかな?」
「うーん・・・・・時間は掛かりそうだけど・・・・・・上手くいくといいなぁ・・・・・・」
焔と千聖は青空を見上げたが、すぐに二人のぎこちなさを思い出し、同時にため息をついた



第八部 妖
おしまい
24時代劇(仮):2005/08/18(木) 02:05:19 0
あとがき

とりあえずこのシリーズは明晩にでも短いオマケを書いておしまいにします
理由はネタがもう無いから
無理矢理続けることも不可能じゃなさそうだけど、変なのが沸いてきたんで・・・・・・・
今までの流れだと、これは粘着荒らしが大暴れするリーチ目みたいなんで
25名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 02:12:31 0


次作の構想があるのか分からないけど
短くても良いから一本初期のような純萌書いてくれ
今書くとどういうもんになるのか興味ある
26名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 02:49:10 0
時代劇さん乙です。
スレタイとズレてる、などの指摘もありましたが、
そんな事は関係なく、純粋に面白かったので毎回楽しく読ませて頂きました。
次作も期待してます。乙です。
27名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 02:55:15 0
28名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 03:12:41 0
>>24
お前が粘着して駄作を書き続けなかったら、変なのも沸かないよ、

わかったかい?
ストーリーが粘着の


   だ   ・   さ   ・   く   ・   し   ゃ   ・   く   ・   ん









ハート
29名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 03:20:48 0
時代劇は引き際を誤ったな
過去に続編を書いて失敗したのもいたし、他の作者はこれいい教訓にしてくれ
同じ失敗は2度と繰り返さないように
30名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 03:27:06 O
時代劇終わってしまうのか
水戸黄門が終わるときもこんな気分だった

新作頼むよ
31名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 03:32:10 O
時代劇乙
次で終わりと思うと寂しいな
ストーリーがワンパターンとか関係なくキャラが動いてるのを読むだけで楽しめる作品だった
32名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 03:45:23 0
時代劇はワンパターンとかマンネリって言われて怒ったのか?
確かに作品が少ない中でよく褒められていたが、読んでいる奴が全員絶賛している訳無いだろ

ちゃんと読んでいるから、マンネリ、ワンパターンと批評される訳だしな
読んでなければこんな批評はされない
これ程度のことでいちいち腹を立てるな
33名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 04:07:52 0
>>24
そういう発言をしたからには、このスレがどうなるか覚悟の上だろうな?
age
34名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 04:48:42 0
スレの状況考えての打ち切りならしなくて良いと思うよ
作者が叩きをスルーして投稿し続けてくれりゃ読者側はスレが荒れようが構わんし
読者が必死に荒らしに構うのは供給減る危機感からだろうしね
35名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 04:58:50 0
時代劇さんは続けて欲しい
読むのが毎日の楽しみだったから
荒らしはスレを潰すのに必死だからスル−してれば大丈夫ですよ
頑張れ
36名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 05:16:14 0
羊のスレを感想スレにしてこのスレは作品投稿だけにしましょ。
37名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 05:22:09 0
>>36
それを出来ないから困ってるんだよ
守らない奴がいるだろ・・・・
38名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 05:30:04 0
ストーリーが粘着大ワロス
ネタ切れなんてみんな察してるよ
39名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 05:30:18 0
それは荒らしとして徹底無視。
40名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 05:30:53 0
というわけで以降感想は羊のスレで。
41名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 05:35:08 0
時代劇はちょっと褒められて調子に乗っちゃってたんだろ
実際はBエ並のカスだから
42名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 05:39:36 0
>>40
了解
43名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 05:41:08 0
褒めたい奴は褒めればいいし、叩きたい奴は叩けばいいし、無視したい奴は無視すればいい
みんな好きなようにやれ
44名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 05:41:29 0
>>24
晒しage
45名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 05:41:52 0
荒らしの人は保全乙

羊に感想とか限定しなくても荒らしを無視してれば大丈夫だよ
ログを見たときに作品と一緒に感想とかも見れた方がいいと思う
これからは荒らしが来たら 保全乙 って思って流していこうよ
誰も反応しなくなったら消えるだろうし
46名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 05:43:16 0
>>45
もっと簡単に保全出来るようにsageるなよ
常時ageの方が保全に適してるよ
47名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 05:43:53 0
>>45
そういってるお前が無視出来てないんだけど
48名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 05:43:57 0
>>45
いや感想を付けるから荒れてるわけで感想はなくした方がいいよ。
49名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 05:45:51 0
変な自治厨が来たな
50名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 05:46:46 0
というわけで議論も羊で。
51名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 05:49:52 0
他の作者さんたちはどこ行ったの?
52名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 05:50:17 0
>>51
ビビって逃亡
53名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 05:52:49 0
今までいろんな作者がいたけど、悪態ついたのはマンネリ劇がはじめてだよな
そもそもスレタイと全く関係ねーし
マンネリ劇は自分でスレ立てて、そこで展開したらいいかも
それか、メモ帳に書いて自分で何度も読み返して自己満足するとか
54名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 06:07:05 0
というわけで感想はこっちで。

【小説】リア消だったら誰に告ってた 新章【キッズ】
ttp://tv8.2ch.net/test/read.cgi/ainotane/1118147458/
55名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 06:10:23 0
どっちでもいいよ良作が読めれば
逆に言えば、駄作はどっちにも書くな
56名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 06:15:02 0
時代劇さん乙でした
代わりにまた書いてください
劇的なのが読みたいです
はやく戻ってくるのを楽しみにしてますので
最高に楽しめるのを期待してます
悪いなんてことは無いですから
57名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 06:18:00 0
58名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 06:22:57 0
>>57
59名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 06:24:32 0
だから羊のスレでやれ。>>58
60名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 06:29:09 0
>>59
嫌だよ〜ん
61名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 06:31:37 0
そういえば時代劇は(仮)がついたまま終っちゃうの?
62名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 06:32:09 0
もう時代劇の話はやめようぜ
63名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 07:01:20 0
だから言ったろ
男は引き際と生え際が大事だって
64名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 07:48:21 0
男の子出てこないと駄目?
65名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 08:21:56 0
だだこねて騒いでる輩も引き際があるだろってことだな。
>>52みたいなのが作者を遠ざけたっていう自覚がないようだしw
このままスレが終われば自業自得ってヤツだ
キミらここが終わっても他のスレ来て暴れるなよ
ただの迷惑だからな
66名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 08:37:34 O
時代劇たん乙!
楽しかったよ
またいい続き思いついたらお願いねノシ
67名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 08:41:29 0
とりあえず男の子でないやつだけど書いてみよっかなあ
68名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 09:26:48 0
69名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 10:46:53 0
おはほ
70名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 12:09:21 O
ル ’ー’リ<あんくらいでビビッてんなよ
71名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 12:14:52 O
新機軸が欲しいな
72名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 12:18:17 0
新機軸よりほったらかしのの続きが読みたい
73名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 12:39:06 O
またテンプレに幼なじみが忘れられてるwwwwww
74名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 13:43:00 0
荒らしてるのはほんの一部
駄作者って言われたから自分も誰かに言いたいんだろw
75名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 14:16:21 0
新機軸?
新作のことですか?
76名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 15:20:18 0
冒険しまくって叩かれ役を一手に引き受ける新作が欲しいとかじゃ
77名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 16:00:57 0
>>74
それって例あいつですかwwwwwwwwwwwwwwwwww
78名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 16:14:10 0
>>72
どんな作品でもどんどん投稿してもらうのが一番。
そのためには私たちで作品投稿をしやすい雰囲気を作らないとね。
79名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 16:18:15 O
ふぅちゃん良かったねふぅちゃん(つД`)

時代劇タソ乙です。
どうせ叩いてるのは荒らしだけで、俺の様に楽しみにしてる読者も他にも居ると思うんで、また書いて下さいm(__)m
80名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 16:19:44 0
新機軸というけど、今までの作品でかかれてないジャンルって何があるんだろう?
81名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 16:23:21 0
昔の雰囲気に固執する奴が荒らしの大好物になってるんじゃないの
今の雰囲気に慣れた方が良い
結果的に雰囲気が良くなるのは大歓迎だけど
82名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 16:29:23 0
一通りジャンルは網羅してるかと
83名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 17:11:09 0
今までボロカスに叩かれて去っていったのはBだったが、
時代劇はこれを超えたかもな
調子に乗りすぎたと言うか、勘違いしちゃったと言うか
84名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 17:16:39 0
>>83
お前の方が勘違いしてるんじゃないかなw
85名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 17:31:18 O
その通りでした
ごめんなさい
86名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 17:38:33 0
今までの作品を誰かジャンル別に分けてみて。
87名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 17:58:02 0
ジャンルって

恋愛、スポーツ、特撮、料理くらいか?
88名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 18:09:05 0
ミステリなかったっけ?
89名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 18:14:15 0
ストーリーが粘着のマンネリ劇さようなら
90名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 18:21:14 0
あと時代劇もあったね
91名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 18:28:28 0
時代劇は特撮に入るんじゃない?
92名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 19:17:39 0
入るかよばかか
93名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 19:18:50 0
>>91
じゃあ特撮時代劇?
94名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 19:20:28 0
時代劇ってあれって演じてるわけ?
終わったらあーざすとか言ってんの?
95幼なじみ:2005/08/18(木) 19:50:01 O
忘れられてる僕が更新



俺は大前提を忘れていた。千奈美は、松浦を選んだんだった。俺はフラれたんだ。もう俺は…

ヘルメットも被らずにこのペースは危ないと思ったけど、脚が緩まない。
車の多い国道から外れ路地裏に入り、うろ覚えの道順であいつのアパートに突き進み、ロードを停め、ランドセルから携帯を取り出す。

「ハァハァ…もしもし?桃子?ハァ…今さ、桃子ん家の、前にいるんだけどさ…フゥ」
桃子がすぐに玄関から出てきた。学校での可愛らしいオシャレな服装ではなく、首の伸びたTシャツに短パンだ。
96幼なじみ:2005/08/18(木) 19:55:58 O
>>95

「どーしたの?ランドセル背負ってそんなの乗っちゃって」
「ハァハァ…俺、ダセェ…」
「ふふっ♪で、どうしたのよ?」
本当なら公園かどっかに行った方が雰囲気が出るんだけど、早く言いたくて仕方なかった。
「……付き合って」
「どこに?」
「え?いやいや、そうじゃなくて、その、えっと…」
「うふふっ♪分かってるよ♪私と付き合ってくれるんでしょ?よかったぁ♪」

なんかくねくねしてる桃子がすごく可愛く見える。
余計な事かも、と思ったけど口に出てしまった。
「…昔から桃子が好きだった」
桃子が俺をキッと睨む。
「ウソだ!ちぃちゃんは?」
「…同じくらい好きだった」
「…ふ〜ん。ま、いいや」

そう言って桃子が抱きつくと、俺の胸の中で驚く。
「うわぁ!何?すごいドキドキしてるよ!…そんなに緊張しないでよ♪」
「ばっ、ちがっ…急いで来たから疲れてるだけだよ!!」
「うふふっ♪照れちゃって♪」
俺は息切れしながら桃子を抱きしめた。

千奈美にフラれたからとかじゃない。誰でも良かったわけじゃない。
桃子だから。幼なじみの、大切な桃子だから…

「ハァハァ…」
「何か変態さんみたいだよ?」
「バカッ!」
97幼なじみ:2005/08/18(木) 19:57:34 O
ぞく
98名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 20:08:27 0
99名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 20:27:38 0

どうか千奈美をorz
100名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 20:36:34 0
スマソ
sage忘れた
101名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 21:25:32 0
待ってたほ
102名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 22:10:59 0

待ってたよ
103名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 22:17:31 0
まぁ早めに更新出来るよう頑張れ
104名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 22:41:17 O
一回の更新が少ねーんだよ

頑張れ
105名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 23:10:58 0
オマケまだかな
106時代劇(仮):2005/08/18(木) 23:27:08 0
第八部 おまけ
吹雪と雅の出干支


「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
黙って下を向いたまま頬を赤らめ、人の流れに乗って市を歩き続ける雅
そして、その後ろを左足の義足を引き摺りながら、上を向いて頬を赤らめて必死についていく吹雪
市の外れの四つ角で、どっちに行くか迷った雅は立ち止まり、周囲を見回した
そして、吹雪が自分の後ろをだるそうについて来ていることに気付いた
「あの・・・・・・吹雪さん、歩きにくい・・・・・んです・・・か?」
「ああ。新しい義足、どうもしっくり来なくてな・・・・・・・・・・」
雅に追いついた吹雪が素っ気無く言った
「あっ・・・・ごめんなさい・・・・・・元はと言えば・・・・私のせいで・・・・・・・・・」
雅の頬の赤さが増した
「気にするな・・・・・・・・焔が悪いんだから」
吹雪も雅と目が合うと頬を更に赤らめ、慌てて上を向いて目を逸らす
「それで・・・・・・・どっちに行きますか?」
「おまえの行きたい場所で・・・・・・いいぞ」
「私はどこでも・・・・・・・吹雪さんはどちらに行きたいですか?」
「俺もどこでもいい・・・・・・んじゃあ、真っ直ぐ進むか?」
「・・・・・・・そうしましょう」
二人は再び無言で歩き始めた
雅は下を向き、吹雪は上を向いて・・・・・・・・
107時代劇(仮):2005/08/18(木) 23:28:06 0
しばらく歩くと人通りが途絶えた
「なあ、雅・・・・・・・・一つ、聞いていいか?」
小川の土手に腰を下ろした吹雪が、雅に横に座るよう促しながら聞く
「なんでしょう?」
雅も吹雪に従い、少しばかりの距離をとって腰を下ろす
「その・・・・・俺なんかとこうして歩いて・・・・・・・・楽しいか?」
「はい・・・・・・・とっても楽しくて・・・・・・・幸せです」
雅が頬だけでなく顔全体を紅く染めて答える
「そうか・・・・・・・・・・・・」
吹雪が口元に小さな小さな笑みを浮かべ、そっと頷く
「吹雪さんの方は・・・・・楽しい・・・・・・ですか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・悪くない」
吹雪の顔も紅くなる
吹雪の『悪くない』の意味を焔から聞いたばかりの雅は、耳の先まで朱色に染めた
「あの・・・・・・吹雪さん・・・・・・お願いが・・・・あるんですけど・・・・・・・・・・」
雅が覚悟を決め、吹雪の真っ赤な顔を見ながら言う
「な、何だ?俺にできることか?」
吹雪も雅の顔を見て答えたが、二人は目が合うと慌てて顔を背けてしまった
「えっと・・・・・・・あの・・・・・・・・・・・・」
そう言いながら雅が深呼吸して必死に落ち着こうとするが、効果は現れない
「てってってってててってってってって、っ手を・・・・・・・・握っても・・・・いい・・・・です・・・・・・か?」
吹雪の耳にも届くような激しい胸の音を響かせながら雅はそう言うと、顔と同じくらい紅く染まった掌で顔を覆った
「あ、ああ・・・・・・・えっと・・・・・・・・・・」
頭の先から湯気を噴き出しながら、吹雪は自分の真っ赤に染まった左手を、着物の裾でゴシゴシ拭く
「こんな手でいいなら・・・・・・好きなだけ握れ」
吹雪が差し出した汗ばんだ左手に、雅の冷たい左手が触れた



おしまい
108名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 23:28:33 O
くねくね桃子ハァ━━*´Д`*━━━ン!!
109名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 23:29:01 0
雅…
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
110名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 23:31:41 O
くねくね桃子ハァ━━*´Д`*━━━ン!!
111名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 23:33:05 0
お疲れ様でした。次回作を楽しみにしています
112名無し募集中。。。:2005/08/18(木) 23:37:33 0


出干支ってなんだって一瞬考えたw
113名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 00:26:54 O
久々に萌えた
114名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 00:53:00 0
> 左手に、雅の冷たい左手が触れた

どういう体勢なんだ?
115名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 01:15:15 0
やっとマンネリ劇が終わったか
もう来るなよ
116名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 01:20:25 0
幼なじみたん乙
次回楽しみにしてるよー

時代劇たんも乙
ヤバイ、この雅(・∀・)イイ
117時代劇(仮):2005/08/19(金) 01:38:41 0
こんな状況だから何としても続きを書きたいんだけどマジでネタがないんだよ〜!
まあ、古くからのこのスレのお馴染みさんは俺にとってのネタ切れという言葉の意味がどれほど深刻かご存知だろうが・・・・・・・

>>112
出干支は第四部参照ですな

>>114
握手を想定していたんだけど確かに変な体勢だな・・・・・・・
右手が自然だけど、両手に変更で
118名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 01:43:56 O
吹雪は右手ないんじゃないのっけ?
119時代劇(仮):2005/08/19(金) 01:46:52 0
「雅の冷たい両手」ね
吹雪の方は左手のまま
120名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 01:52:00 0
時代劇たん、なんかまた思いついたら頼むねノシ
121名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 01:55:28 O
刀の呪いはあの妖精がくしゃみをしたからですか
122名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 01:58:20 0
ワロスw
123名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 02:01:15 0


ネタないならアイリーンみたいに矢島猫をリライトするとかは?
骨折の件もあるし

まあ半年ですげぇ量書いてるし鞭叩く気はないけど
124名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 02:08:23 O
しばらく見てこなかったからまとめて読みたいゆだけどぉ〜・・・
まとめサイトはどうなってんのorz
125名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 02:16:02 0
名無しに戻して

>>121
妖精さんのクシャミか・・・・懐かしい
あの子は悪質なイタズラはしないずら
中澤君の心臓を止めちゃったりはするけど

ってネタで書くつもりだったけど忘れてた
いまさら書くのもどうかと思うし・・・・・・

>>123
猫さんはもういいです
書くとしても3日目くらいに舞美ちゃんの包帯が取れてるよ、あれ?舞美ちゃんが帰った後で来たミーちゃんの包帯もなくなってる、怪我も治ってるようで不思議だな・・・・・・
くらいのことを書き足す程度で済んじゃうんだよなぁ
やるならまとめの中の人にメールで修正版を送るくらいで済んじゃうとゆいたいです


とりあえずあっちのを終わらせたい
126秘密の会:2005/08/19(金) 02:17:25 0
>>115もう来るなよw
127名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 02:19:43 0
時代劇乙です。
15人斬りいくかと思ってましたがw
結局、何人出たことか
128名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 02:56:07 0
時代劇さんお疲れ様でした、毎回楽しく拝見させていただいておりました。
舞波の温泉シーンが一番印象に残ってるかなw
どうもありがとうございましたm(_ _)m
129名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 03:01:30 0
>>126
あっちのスレの作者さんハケ―――ン!!!
130名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 03:57:57 0
駄作いらない
131名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 04:02:58 0
駄作者だけはもう来るなよ
132名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 04:06:15 O
最初は小説スレじゃなかったのを今みてる人は知っているだろうか
ツッコミ用AAがテンプレにある意味が分かる人は今みてる人の中で何人いるだろうか
133名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 04:31:31 0
俺最初からいたよw
134名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 04:34:53 0
お、今日は色々来てたな。
とりあえず乙。
時代劇さんネタが浮かんだらまたよろしく。
135名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 05:33:16 0
幼なじみ&時代劇乙です
次を待ってます
136名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 06:07:13 0
茉麻のノーブラボイン画像はまだかよ
画像待って一睡もしていないんだが
137名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 07:00:46 0
:::::::::::::::::::::::::::::.     
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン    
::::::ミゝ从 ’w’)つ  
::::::⊂__つノ 
マイハマン巡回中!
138名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 08:20:05 0
ひはほい
139僕に舞い降りた天使:2005/08/19(金) 09:01:44 0
前スレからの続き

嗣永が僕らの方に振り返り、満面の笑みで言った。
「あったあったやっぱり遊園地と言ったら・・・こ・れ・よ♪」
嗣永の視線の先を見ると・・・メ、メリーゴーランドだ・・・
「え〜メリードーランドかよ・・・」
(小学六年生にもなってメリーゴーランドなんて恥ずかしいだろ・・・)そんな思いが僕の頭を過ぎった。
「わ、私もちょっと・・・」
清水も同じことを思ったのか苦笑気味だ。
「な〜に言ってんの!ほら行こっ♪」
「わっわっちょっと!」嗣永が僕と清水の手を取り走り出す。この時点で僕はもう諦めたが・・・
「や、やっぱり私ちょっ・・・恥ずかっ・・・」
まだ清水はぶつぶつ言っていた。僕は逃がしてなるものか!と空いている方の手で清水の手を取った。
「きゃっちょっとタロウ君までっ・・・」
「道連れじゃあ清水!」
「きゃはははっ♪ゴーゴー!」
嗣永が走る速度をあげる。清水は「ちょっとやだぁ」と嘆きながらも笑顔だ。
三人で手を繋ぎキャッキャッ騒ぎながら乗り場に走っていった。

係員によってゲートが開かれると嗣永が「きゃーー」と声を上げながら中へ走り出す。
色とりどりに装飾された、馬や馬車を模られた乗り物達の間を縫って中へと進んでいくと、
「タロウ君!こっちこっち!」
きっと、お気に入りの形、色合いの馬を見つけたのだろう、
嗣永が『これは私の物よ!』と言わんばかりに、一頭の馬に抱きつきながら手招きをしていた。
「タロウ君はこの馬に乗って!」
「えっ僕が馬に乗るの?」
「うん桃と佐紀ちゃんはこっちの馬車に乗るから♪」
嗣永がすぐ後ろの馬車を指刺しながら言う。意外に思った、嗣永は馬に乗りたがりそうだけど・・・
「テーマは・・・悪い・・・悪い魔王に捕まったお姫様を王子様が助けだした・・・でねっ」
「は、はぁ・・・」
「さぁ佐紀ちゃん乗ろぉ♪」
清水と共に馬車に乗り込む嗣永、僕は(やれやれ)と思いつつも馬に跨った。
140僕に舞い降りた天使:2005/08/19(金) 09:03:08 0
>>139

にぎやかで単調なBGMが流れだすと、目に映る景色がゆっくりと廻り始める。
後ろから「ゴーゴー♪」と嗣永の楽しそうな声が聞こえてきた。
僕は(ゆっくり過ぎるよ・・・なんか・・・こう・・・刺激が足りない・・・)と思いながらふと隣に目をやる。
隣の馬に乗っている見るからに小学校低学年の男の子と目が合った。
「・・・・・・」
数秒男の子と見つめ合う形になる。
「・・・・ふっ」
男の子がニヤリとして、目を逸らす、
(だぁーーーーっ!こいつ鼻で笑いやがった!あぁそうだよ!僕は小学校六年生にもなってメリーゴーランドに乗ってるよ!悪いかよ!?あぁ!?・・・・はぁ・・・)
虚しさを感じながら後方の馬車の方へと視線を移す。
嗣永は相変わらず元気にキャッキャッと騒いでいる、
そして驚いたことに、清水も嗣永と一緒に楽しそうにしていた。僕はある事に気がついた、
(そーいえば清水って多分遊園地来るの初めてなんだよなぁ・・・そりゃジェットコースターも恐がるか・・・)
じっと見つめる僕の視線に気がついたのか、笑顔の清水と目が合う、僕は清水にニヤリと笑ってみせた。
すると清水は恥ずかしそうに咳払いを二度ほどして、焦って表情を真顔に戻した。
(べ!別に私は・・・た、楽しんでるわけじゃありませんから!)と目が訴えている。
僕が(はっはっは、素直になれよ?楽しいんだろ?)と目で語りかけると、清水はツンとそっぽを向いた。
こんな清水を見て嬉しくなった僕は嗣永と一緒に「ゴーゴー!」と騒いだ。

「目・・・目が回るぅ・・・」
清水がフラフラとおぼつかない足つきで歩きながら呟いた。
僕が一緒に騒いだのが相当嬉しかったのか、嗣永のテンションはMAXに達し、
あの後メリーゴーランドに無理矢理2回も乗せさせられた。
「次はコーヒーカップね♪ゴーゴー!」
衰えず元気な嗣永が再び僕と清水の手を取り、次の目的地へと歩きだす。
(駄目だ・・・もう誰にも嗣永を止められない・・・)
自分の無力さに気づいた15の夜であった。
141僕に舞い降りた天使:2005/08/19(金) 09:04:15 0
>>140

「きゃはははははははは♪」
非常に高音な笑い声を上げながら、中央にあるハンドルを回し続ける嗣永。
僕はコーヒーカップを見くびっていた。まさかこれ程までに過激な乗り物だったとは・・・・
ハンドルを回せば回す程カップの回転する速度が上がっていく・・・
清水はもう完全にダウンしている、
(つ、嗣永さん!だ、だ駄目です回し過ぎです!何かもう景色が歪んで・・・ゆ、歪んで・・・あぁ・・・)
僕の心の叫びは当然伝わらず、次第に嗣永の笑い声が頭を支配していった。

「もう一回乗ろぉ♪」と言い出した嗣永をなだめ、少し休憩をとった。
近くのベンチに三人並んで座った。ベンチの後ろには大きな池が広がっている。
この池は全体の中央に位置しており、冬にはアイススケートができるらしい。

「次どぉする?」
「もう乗り物はちょっと・・・」
「私も・・・」
「え〜、何かあるかなぁ・・・」
案内の冊子を開き考え込む嗣永、
(このまま嗣永のペースに合わせ続けると死んでしまう)そんな思いから僕も必死に頭を働かす。
「何かあったかな・・・えっと・・・えっと・・・・・・・・・・あっ・・・」
一軒の建物が目に入った、僕は心の中で(これだ!)と叫んだ。
「あった!あった!やっぱ遊園地に来たならアレだけは行っとかないと!」
二人に分かるようにその建物を指刺した、
「え〜〜!やだぁ!桃絶対やだぁ!」
その建物の看板には『岡村病院』と赤く血文字の様に書かれていた。
                                    つづく
142名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 09:27:15 O
朝から天使タソ
キテタァ――――(゚∀゚)――――ッ!!!
143名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 09:57:06 O
天使たん乙
佐紀たん見ながらにやりと笑うと変態のおっさんみたいだなwと思ったのは内緒だ
次回岡村病院楽しみにしてるよノ
144名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 10:33:16 0
天使乙
145名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 11:19:37 O
大御所 時代劇
人気作 天使
新鋭 幼なじみ

スレ復活のヨカーン
146名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 11:53:26 0
時代劇の人がしばらくお休みだとすると筆の速いのがもう一枚欲しい感じだな
147名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 11:58:38 O
天使と幼なじみは更新早くないからな
幼なじみなんて少ないし

保全だけはきっきりやろーぜ
148名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 12:14:03 0
おーし!きっきりきっきりきっきりなー!
149名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 12:28:32 0
ウィークラウンの続き読みたいなぁ・・・
150名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 12:41:23 0
>>149「ド」が抜けてまっせ



俺も読みたいよ。
151名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 12:42:20 0
ドウィークラウンか・・・
152名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 13:47:03 0
更新の速さならみぃ〜氏じゃないか
153名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 14:21:15 O
みぃ〜のヒデチャン読みてえなぁ
ちなとのお泊りは最高だった
154名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 15:09:19 0
ho
155名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 17:22:59 O
そういや雅の男嫌いの話って多くない?
5本くらいあるな
156名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 17:50:02 O
佐紀たんメリーゴーランドで酔うとは…
山手線でも酔いかねんな
157名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 17:52:08 0
マンネリはつまんなかったじゃん
158名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 18:02:31 O
伊勢崎線の準急も恐いのだろうか
159名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 18:10:53 O
酔わないために佐紀ちゃんは寝てるのかな?
160名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 19:27:34 0
リ・_・`川<一人では寝れません
161名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 20:09:08 0
162名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 20:11:26 O
>>153
千奈美の犬の話しもヤツではなかったか?
悔しいがあれ読んで泣いた。
あれ依頼、動物ものに弱いことがわかったから
映画も動物ものってわかった時点で見ないようにしてる
163名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 20:22:55 O
>>162
泣きたい時はなけばいいさ
164名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 20:25:07 0
>>162
作品名おしえれ
165名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 20:31:58 O
>>164
短編だったよ
題名はワスレタけど
千奈美のところにあるはず犬に成り切ってんだよ
視点が違うからネタかと思うよ
166名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 20:36:03 O
リア犬だったらだったかも
167名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 20:43:50 0
探してみるほ
168名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 20:44:42 0
ありがとうが題名だったと
短編に題名つける人あんまりいないけど
169名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 20:51:41 0
犬の作品見つけて読んだけど、特に何も……俺にはもう純粋な心が残ってないってことだな……
170名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 20:53:17 O
>>162
あれもみぃ〜?!
なかなかやるでねか

>>169
从´∇`从<鬼!悪魔!
171名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 20:54:21 0
>>170
そう言われても……
172名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 21:05:49 0
動物とか死とかって条件反射引き出すスイッチみたいなもんだ
俺もスイッチついてるから感動するけど
作家への評価としては2・3割引いて考えるようにしてる

みぃ〜は自身でも言ってたけど感動より萌え向きだと思う
173名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 21:11:45 O
読んだ…死んじゃうって予想出来たせいで回想みたいな場面のとこから涙が…orz
174名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 21:41:08 0
短い方ちゃんとしっかり更新されてるんだね
中の人乙です!
175名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 22:13:05 O
>>174
それは前の中の人だよ
今の人は…
176名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 22:34:20 0
いや短い方・・・
177名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 23:05:56 O
あ、まとめサイトと短いサイトは別サイトか
178名無し募集中。。。:2005/08/19(金) 23:48:33 0
179名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 00:21:12 0
ゼ
180名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 00:51:23 O
ノノl∂_∂'ル<ンッ…
181名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 01:40:02 0
ho
182名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 02:11:08 0
よかったよかった
183名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 03:11:31 0
184名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 04:12:16 0
とっとと書け
185名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 06:12:20 0
ho
186名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 08:14:37 0
ze
187名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 09:22:25 0
休日期待保全
188名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 10:45:47 O
カス連載ばっかでつまらん
189名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 11:29:59 0
n
190名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 11:34:14 0
作者たんまだー?
191名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 13:06:52 O
>>188じゃあお前書いてみろよ
192名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 13:12:30 O
>>191
>>188のようなヤツは自分じゃ何も出来ない口だけ野郎なんでスルーしれ
193名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 13:40:36 O
今このスレの住人に必要なのは荒らしをスルーする大きい心と、新規及び常連作者さん達が書きやすい環境にすること
194名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 14:13:55 0
今このスレに必要なのは敷居を高くして身の程知らず恥知らずが愚にもつかない落書きを投下するのを抑止することだと思うが
195名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 14:52:37 0
塾の出口で梨沙子は傘を忘れたことに気付いた。
教室へと急ぐ梨沙子
──急がなきゃ州*;´o `リ=3
 「あーあ、もうはじまっちゃったぁ」
 「おっ、菅谷、もうこれから帰りか?」
──州*;‘ o‘;リ<アセアセ
 「あ〜、でも傘を机の中に忘れてきちゃったんですけど・・・」
 「うーん・・・・もう授業始まっちゃったからなぁ、しょうがねぇから俺の傘貸してやるよ、
じゃあ準備室まで取りに来てくれるか」
と言い、先生は歩き出した。
──州●‘ o‘●リ<ポッ
 「ぉーぃ、菅谷ー」
──州*‘ o‘リ <ハッ
小走りでいそいぐ梨沙子。

 「はい、返すのはいつでもいいからな、気をつけて帰れよ」
 「えっ、先生は大丈夫ですか?」
 「俺は加奈子先生にいれてもらうから、気にすんな」
──州*;゜ρ ゜リガーン
かの泣くような声で頭を下げながら
 「ありがとうございます」
と言った。

 塾の出口を出るともう雨はやんでいた。
──州‘ -‘リ<フフ
 「あーあ傘、借りなくてよかったなぁ」
傘をみながら、考えをめぐらす梨沙子
 「かんけーない、かんけーない」
と自分に言い聞かし、梨沙子は歩き出した。
196名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 14:55:16 0
おわり
197名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 16:00:54 0
AAを使った作品は今まで少なかったので面白い
もう少し長いと嬉しいかもだけど長いとAAが鬱陶しくなるかもなのでショートで良かったのかなとも思う
198名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 16:58:38 0
>>192
嫌だ

>>194
同意

数多い駄作より、少ない良作の方が全然いい
199名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 17:47:48 0
ho
200名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 18:32:48 0
顔文字の人乙です。短いけど良かったです
201名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 19:29:26 0
ze
202名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 20:08:15 O
つまり今駄作云々言ってるやつらは今の連載のどれが駄作だと言いたいの?
しばらく駄作は来てないじゃん良作ばっかじゃん
203名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 20:23:13 0
>>202
そんな事言ってるから荒らしが来るんだよ!
みんな荒らしが来たら、徹底的にチョベリバって感じでスルーしよう!!
204名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 20:24:04 0
駄作駄作言ってる人間はだな、相手にしないことです。
205名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 21:27:43 0
n
206名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 21:28:53 O
良スレ荒らして何が面白いのかわかんね

チョベリバ
207名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 22:01:04 0
208名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 22:42:10 0
作者待ち保全
209名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 22:58:19 0
作家で残ってる人って、舞い降りた天使氏だけなのか
210名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 22:59:46 0
テンプレに入れ忘れると読者にも忘れられるんだな

つ幼なじみ
211名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 23:01:55 0
そうだった、幼なじみ氏がいた
失礼!!
212名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 23:04:02 0
書きながらで次の投稿が遅くなりますが書きます!
1回で終わる様な感じで書いたショートですが夏っぽいのです!
213名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 23:09:32 0
『if・・・』

ここは学校の視聴覚室
3人の生徒が土曜日のクラブの練習後に集まって昼食を食べていた

「やっぱり視聴覚室で食べるお弁当って最高だよね♪」
そんな雅の声に桃子も嬉しそうに答える
「『貸切』って感じがいいよね♪」
見つめ合って笑ってる2人とは別に茉麻はお弁当を片手にビデオが置いてある棚を漁っている

「茉麻ちゃん?何してるの?」
激辛コロッケを平然とした顔で食べながら雅が茉麻に聞く
「せっかく視聴覚室だから面白いビデオでもあったら見ながらお弁当を食べようと思って」
「何か面白そうなのあった? 猫の恩返しがとか無い?」
無茶を言う桃子に「『さわやか3組』と『探検 僕の町』しか無〜い!」と返す茉麻
「そりゃそうだよね〜・・・」と呟きながら雅は激辛コロッケをさらに1口
『美味しい♪』って顔をした雅を横に『味覚音痴?』と少し警戒の視線を送る桃子
214名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 23:15:39 0
『if・・・』


少しして茉麻が手に1本のビデオを持って2人に近づいてくる。
「何か面白いビデオ見つかったの?」
桃子の問いに茉麻は『ニヤリ』と意味深な笑みを浮かべながらビデオのラベルを見せる。
そのビデオには1度貼られたラベルが破られていて残っていた白い部分には『if・・・』と書いてあった。
「『if・・・』? もしも〜・・・ってことかな?」
雅が少し首を傾げながら言う。
「何か・・・嫌な感じのビデオだね・・・」
ラベルの破られ方が雑な感じが雅にはひっかかった。
茉麻は2人の反応を見たあとでテレビとビデオの電源を入れる。
「とにかく見てみようよ」
茉麻がリモコンを持ちながら部屋のカーテンを全て閉めて教室を真っ暗にする。
勝手に進める茉麻に唖然としながら視聴会の準備ができる。

「いくよ・・・」

茉麻も少し緊張気味で小さな声で2人に呟くとビデオの再生のボタンを押した・・・
215名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 23:18:19 0
全角の小文字にしてもIとFが潰れてしまうなぁ・・・
まぁ〜・・・いいか(´・ω・`)
216名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 23:29:28 0
>>213
たんけんぼくのまち
だろ
217名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 23:38:06 0
『 if・・・ 』 
>>214

『ザーッ』っていう砂嵐から始まるビデオ・・・
再生した瞬間に教室の雰囲気が全く違う感じがして・・・
窓は閉めているはずなのに温い風が頬をスーッと通り抜ける感じ。

2分間見たけど・・・ビデオは砂嵐のままだった。
「何も映ってないね・・・」
桃子が少し声を震わせながら言う。
「・・・もう止めようよ」
雅も微妙な雰囲気に気持ち悪くなってきて中止を訴える。
ビデオは未だに砂嵐・・・の途中で画面が突然、真っ白な画面に『パッ!』と変わる!

その瞬間に桃子が驚いて『キャーッ!!!!』って大きな声を上げる。
茉麻も『ビクッ!』ってなって驚きながら桃子の方を見る!
「画面が変わっただけで大きな声出さないでよ!」
茉麻の言葉に『ごめん・・・』と言いながら半泣き状態の桃子。
雅は〜・・・

「ヒック・・・ヒック・・・」
既に泣いていた。

>>216
平仮名でしたか
訂正どうもです
218名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 23:39:40 O
>>198
まあ君みたいのがいるから数少ない作者が居なくなって、良作はおろか駄作すら生まれなくなるんだけどね
219名無し募集中。。。:2005/08/20(土) 23:53:36 0
『 if 』 
>>217

「もう・・・やめようよ・・・」
泣きながら必死な声で言う雅。
茉麻も嫌な感じがしてビデオの停止ボタンを押そうとした時だった・・・
「早く止めてよ!」
桃子の声に『まって!』と茉麻が言う。
泣いてる雅の手を強く握りながら桃子がテレビの方を見つめる。
「何か・・・映像が少しずつ映りだしてる・・・」

確かに映像が少しずつ映り出していた。
椅子の位置とかロッカーの中の物とか・・・私達の教室の風景?
ビデオに映っていたのは確かに自分達の教室だった。
放課後なのか教室に残ってる生徒は舞波に千奈美、友理奈と梨沙子と佐紀。

「何で私達の教室が映ってるの!?」
桃子が驚きながら言うと雅も目を赤くしながらもビデオを怖がりながらも見る。
「違う・・・何か違う気がする!!」
茉麻が何かを見つけた様に大きな声で言う。

・・・確かに何か違和感がある
3人はビデオに写る6人をじっと見た。
220名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 00:10:33 0
『 if... 』
>>219

「早く告っちゃいなって!」
「別に佐紀には関係無いでしょ・・・ 舞波には舞波のタイミングがあるんだから・・・」
そう言って意地悪な笑みを見せる佐紀に舞波は『うるさなぁ・・・』って感じの顔を見せながら言い返す。
その言葉に少し『ムッ!』とした顔で佐紀が舞波を睨みながら言う。
「それじゃ!私が今スグにタイミングを作ってあげる! お〜い・・・」
デカイ声を出す佐紀の口を慌てて抑えて舞波は焦りながら小さい声で言う。
「バッ・・・バカッ! 何で勝手にそんなこと・・・」
そんな舞波の焦ってる姿を嬉しそうに見ている佐紀の顔
舞波と佐紀のやり取りを見ていた、隣の席で分厚い本を静かに読んでた千奈美が小さい声で『ボソッ』と呟く。
「清水さんは石村さんのことを好きだから苛めたいだけなんでしょ・・・」
千奈美の言葉に佐紀は大笑いしながら千奈美の肩をバンバン叩く。
「ピンポーン♪ 大正解です♪ 千奈美は正解した賞品は何が欲しい? 私のキス?」
早口で勝手に言うと佐紀は千奈美の頬に勢いよくキスをした。
千奈美はキスをされた後で佐紀を見ながら『私・・・そ〜ゆ〜趣味は無いからやめてくれる?』と冷めた口調で呟いてから本に視線を戻した。

「あらら・・・千奈美に嫌われちゃった〜・・・」
つまらなさそうに言った佐紀に向かって前の席から声が掛かる。
「清水さん!!そ〜ゆ〜行動はつつしんでもらえますか? ここは学校で私達は遊びに来てるんじゃないの!」
友理奈は佐紀を真剣な表情で睨んだ後で舞波の方に視線を向けると同じ感じの強い口調で言う。
「石村さんも恋愛とかしてる暇があったら勉強したら? それに彼は女子恐怖症なんだから早く諦めなさいよ!」
「うるさいなぁ・・・ 好きなんだから仕方ないでしょ! もしかしたら彼の女子恐怖症だって治るかもしれな〜・・・」
友理奈に少し怒り気味で言い返した舞波の話を切る様に後ろの席の梨沙子が笑いながら話に入ってくる。
「そんなの無理に決定〜っ! 女の子と見つめ合っただけで倒れる彼なんだからさっ!」
221名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 00:20:05 0
>>219
訂正です

3人はビデオに写る6人をじっと見た。
  ↓
3人はビデオに写る5人をじっと見た。

でしたw
222名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 00:23:11 0
『 if... 』
>>220

そのビデオには確かに5人が映っていたけど・・・
「これは誰!? 皆の性格はこんなのじゃない!!」
桃子が怖がる様に大きな声を出す。
「このビデオ気持ち悪いよ!! 早く止めて!!!」
雅が叫ぶ様に茉麻に言うけど〜・・・茉麻は何かに取り付かれた様に真剣にTVの画面を見ている。

「茉麻ちゃん!お願い!!早く止めて!!!」
桃子の言葉に茉麻が冷静な口調で言う。
「このビデオを撮ってる人物がいるはずだよね・・・ 誰なんだろう・・・」
茉麻の言葉に雅は背筋が『ゾッ・・・』とする感じがした。
確かに、このビデオを誰かが撮影してるはずなのだ。

突然『ザーッ』と画面が砂嵐に戻る。
ビデオが終わったのだろうか?
見た後で後悔した感じに襲われながら3人が砂嵐の画面を見ていると・・・

画面に茉麻の顔が映る

「後悔しても遅いから・・・」

その言葉を残して画面が真っ白になる。
驚いた桃子と雅が慌てて茉麻の方を見ると・・・
茉麻は焦点が合ってない感じでビデオだけを『ジーッ』と見ていた。
223名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 00:57:11 0
続くなのか?
224名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 01:06:22 0
コワスww
225名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 01:08:30 0
『 if... 』
>>222

「ちょっと!茉麻ちゃん!?どうしたの!?」
桃子が大きな声を出しながら茉麻を揺らすけど全く反応が無い!
「ジョーダンでしょ!? やめてよ!!本当にやめて!!!」
雅が泣きながら叫ぶように茉麻に話しかけるけど・・・茉麻は瞬きもしないでボーッとしたまま。
「嫌ーっ!!!」
桃子が大きな声で叫ぶと同時に真っ白だったTVの画面が変わって・・・

次に画面に映ったのは桃子だった。
画面に映る笑顔の桃子の顔に『嫌っ・・・やめて・・・』と顔をこわばらせながら桃子が呟く。

「ふざけて・・・こっちの世界に興味持つから・・・ ほら・・・こんなことになっちゃったじゃん・・・」

画面が真っ白になると同時に立っていたはずの桃子が『カクン』って感じでその場に座り込む。
雅は顔を真っ青にしながら桃子の肩を揺さぶる。
「桃ちゃん!? 桃ちゃん!? 嘘でしょ・・・止めてよ!!」
桃子も茉麻と同じで瞬き1つしないで口を空けたまま固まってしまっている。
床の一点を見つめたまま桃子が涙を流しながら何かを呟いている。

「お願い・・・助けて・・・」

桃子の言葉に雅はショックを受けた。
226名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 01:11:16 0
良作のヨカン
227名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 01:25:12 0
>>218
生まれてるし
228名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 01:40:36 0
『 if... 』
>>225

どうしていいのかわからずに雅はパニック状態になる。

真っ白な画面・・・
次に画面に映るのは私だろう・・・
私が映ったら2人と同じ様に・・・

その恐怖が雅を襲う。
雅は教室から逃げようとするけど体が動かない。
足が言うことを聞かないのか、金縛りに合ってるのか・・・

「次はあなたの番ね・・・」

聞こえてくる低く冷たい女の声に雅はガクガクと震えながらテレビの方を見る。
画面は真っ白なまだった・・・

「大丈夫・・・友達はたくさんいるから・・・」

そして『ザーッ』と砂嵐が雅の瞳の中に映る。
その声と映像に雅の意識が『フッ・・・』と消えた。
229名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 01:54:22 0
『 if... 』
>>228

「大丈夫!? 雅ちゃん!!」
大きな声に『う〜ん・・・』って声と共に雅が目を覚ます。
開いた瞳に映った光景は・・・茉麻と桃子、ビデオに映っていた5人の顔だった。
心配そうに雅を見つめる7人の顔を『ボーッ』とした表情で見つめる雅。

「ごめんね・・・ こんなことになるなんて・・・」
佐紀が本当に申し訳無さそうに雅に言う。
「その・・・ あれって〜・・・雅ちゃんを驚かそうと思って皆で計画して作ったんだよね〜・・・」
桃子が言い辛そうに言うと『少しやりすぎちゃったね』って感じで茉麻と見つめ合う。

「雅ちゃん!本当にごめんね!」
茉麻も少し泣きそうな表情で雅に言う。

雅は心配そうにしてる全員の顔を見ながら起き上がると笑顔で皆の表情を見つめた。
千奈美も友理奈も梨沙子も舞波も・・・7人全員が雅のことを見つめている。

「本当に・・・ごめんね・・・」
ダメ押しとばかりに桃子が雅に真剣に謝った。
「別に私は怒ってないよ・・・」
雅の優しい笑顔で全員に笑顔が戻った。

〜おしまい〜
230名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 02:02:16 0
なにこれ
231名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 02:04:26 O
いいもの読ませてもらったよ。乙。

「…って感じで」っていう所はもう少し工夫のしようはあると思う
次回作に期待。
232名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 02:05:45 0
『 if... 』
>>229

『逃げて!!』

突然、視聴覚室に響く声に全員が『ビクッ』となる。
「ちょっと誰!? もう、ジョーダンとかで雅ちゃん驚かすのはやめようよ!」
友理奈が少し怒った声で言う。
「本当だよ! 誰が言ったの!?」
千奈美も周りを見渡しながら言うと〜・・・舞波が一点を見たまま固まって動かない。
その表情は真っ青で恐怖に怯えていた。
『???』と思って千奈美が舞波が見てる方に視線をやる。

そこには、さっきまで見ていたTVがあって・・・・・・そこに映ってるのは雅ちゃん!?
映像の雅ちゃんが泣きながらドンドンと画面を叩きながら皆に向かって叫んでいた!

『逃げてっ!! 皆、早くその場所から逃げて!!!』

「何・・・この映像・・・」
梨沙子が隣にいる雅の手を握り締めながら言う。
雅も梨沙子の手を優しく握り締めるけど・・・その手の感触がいつもと違って冷たいことに『ハッ!』として梨沙子が雅を見る。
雅は梨沙子を見つめながら静かな声で言い返す。
「違うよ・・・梨沙子・・・ あっちが映像じゃなくって・・・ こっちが映像なんだよ・・・」
その声に全員が雅の方を見ると雅が真顔で言う。

「ふざけて・・・こっちの世界に興味持つから・・・ ほらっ・・・こんなことになっちゃったじゃん・・・」
 

〜おしまい〜
233名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 02:10:30 O
えぇぇぇぇ!?さっきので終わりじゃなかったの?同じ人が書いたの?それとも違う人!?
とにかくビビった
234名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 02:18:13 0
さて、今回の作品について『あとがき』を少し
本当は最初にできていたのはビデオの映像の別の世界の内容でした
『毎回キャラの性格が同じで〜・・・』って意見があったので試しに書いてみたけど〜・・・何かシックリ来ない?
そこで、もう1つの『内容が恋愛ばっかりで〜・・・』って意見を元に付け加えてミステリー系(ホラー?)にしてみました

自分ではミステリーは好きだけどホラーは大っ嫌いなので書きながら微妙な気分^^;
やっぱり恋愛の方が書きやすいかなw

今回の作品を夏の夜に合わせて楽しんで頂けたのなら光栄です☆


>>233
少しだけ仕掛けと言うか〜・・・怖がらせるなら先が見えない方が盛り上がるかな?って思って
それで1度終わらせてから再び〜・・・って感じですね
235名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 02:49:54 0
乙、一気に読ませてもらいました。
236名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 04:14:15 O
乙!
豊中に向かいながら読ませて頂きましたw
237名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 04:54:35 0
こっちにもちんこびんびんみたいな奴がいればな
238名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 05:06:24 0
>>234
面白かったぁ!!!結構ゾクゾクしたぜ・・・
239名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 05:33:40 0
>>234
ホラー映画特有の「終わった」って気を休めてる時に追い討ちかけるアレだなw
マジで鳥肌立った!乙です。
240名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 05:34:51 0
元々5人が中入っちゃってて?ビデオ見た桃子とまあさが入っちゃって?
でも入っちゃってる事に7人は気づいてなくて?雅は偽者で?
だ、駄目だ!馬鹿な俺にはよくわからんorz
241名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 06:40:39 0
・・・この作品にとって>>231のようなレスはまさに良レスなわけで・・・
オレも含めてまんまと作者にやられた・・・
242名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 07:17:25 0
243名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 07:30:07 O
恐すぎて酔いが醒めたうえに眠れません
恐いよ恐いよ恐いよ恐いよ………








   逃げてーーーーー!!!!!!
244名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 08:40:42 0
245名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 09:30:36 O
>>227
本気で言ってるとしたら、お前バカだろw?
246名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 10:11:23 0
247名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 11:26:13 0
ベリ版の 
『世にも奇妙な物語』って感じだな
248名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 11:34:15 O
揺れてるよー!デカイよー!うち崩れるー!
249名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 11:36:43 0
201 名前:名無し募集中。。。[sage] 投稿日:2005/08/21(日) 11:35:21 0
 从o゚ー゚从<こけましたとゆいたい
250名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 11:53:17 O
>>247
本当にそんな感じだな
251名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 12:02:24 0
私、理解力が少し足りなくて>>240さんみたいになってます。

1つアドバイスがあります。それは、中学1年生位なら「if・・・」の意味はちょっと分からないということです。
2年生だったとしても今ごろだったらまだ分かんないと思う。

けど、おもしろかった。              現役中学2年生より
252名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 12:08:05 O
>>251中2だけど普通にわかるよ。テレビとかでも見るし英検とかにも出たし…
オレifで読書感想文書きたかったです…orz
253名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 12:14:26 0
>>252
もしかして、教科書違うからかな? 
ちなみに私の英語の教科書は、開隆堂だよ。
254名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 12:25:26 O
>>253教科書にはまだ出てないけどプリントとかテストの長文に入ってたりするから…
255名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 12:35:21 0
>>254
習ってないのがプリントとかテストに入ってたりするの?なんか凄く頭良さそうだね。
256名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 12:39:22 O
>>255一応習ってない単語の意味は書いてあるし。
ifの意味は結構知ってる人多いっしょ
257名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 12:48:25 0
確かに、注釈つているなプッ
258名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 12:48:46 0
>>256
そうなの?やっぱり都会は違うね。私の住んでるところは田舎で携帯持ってると怒られるよ。
いいな、携帯持ってて。ここらは、高校生くらいから携帯持つのが当たり前なんだよ。
だから、小学生の時から携帯持ってる、Berryz工房のみんなが凄くうらやましい。
259名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 13:09:56 O
>>258都会とか関係なく勉強してるかしてないかじゃないか?
>>256は塾でも行ってるんじゃねぇの
260名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 13:20:22 0
>>259言っとくけど、私は期末テストの5教科で450点は取っちゃう人だよ。
261名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 13:24:05 O
頼むから帰って下さい…お願いします!
更新が近いんです
最近はいい新人も来てるし
天使タンも戻ったし
もしかしたら戻れるかもしれないんです
超良スレに…

つまり厨房かオッサンか知らないけど二度とここには書き込まないでくれ
262名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 13:29:05 O
ごめんなさい(>_<)スレ違いでしたよね。消えます。
263名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 16:24:00 0
ごめんなさい(>_<)スレ違いでしたよね。私も消えます。
264名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 16:40:01 0
皆さん、知ってますか?
去年に放送されていた「大好き5つ子!5」のみほのベッドの隣の壁に「ピリリと行こう!」のポスターが貼ってあったことを・・・
265名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 17:12:12 0
太朗は、夏休みを利用しておばあちゃんの家へ遊びに来ていた。
暇なのでボールを持って小学校へ遊びに行った。

 「たくー、つまんねーよ」
といい、太郎はサッカーボールを思いっきり、蹴飛ばした。
 「キャンキャンキャン」
太朗が蹴ったボールに柴犬がじゃれついてきた。
「おっ、お前もひとりぽっちか・・・」
太朗はやさしく柴犬の頭を撫でた。

 空が暗くなり始める頃には、二人は仲良しになっていた。
「あっ!シバ!こんな所にいたのー」
といい、女の子が現れた
「あーこの犬君の?「」
「君じゃなくて私の名前は、梨沙子」
「あっ、僕は太朗」
(りさこ、かわいーなぁ・・・)
「もう暗いし・・・シバ!帰るよ!」
「あ!明日も一緒に遊んでいいかな」
(ひまだし、梨沙子に会いたい)
266名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 17:12:44 0
 次の日から、二人とシバは、一緒にアイスを食べたり、木登りしたり、はなびをしたり
海に行ったり楽しく遊んだ

 いつものように梨沙子とシバが校庭にいっても太朗はこなかった。
次の日も次の日も梨沙子とシバは、待っていた。

 夏休みがあけ、梨沙子はシバの首輪の裏に手紙がついているのをみつけた。

-----梨沙子、シバへ
 ありがとう、楽しかったよ。またお正月に来るからな、
と汚い字で書いてあった。梨沙子は手紙を何度も読み返しながら、「ふふ」と笑った。
目には涙が浮かんでいた。
 
 おわり
267名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 17:58:27 0
268名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 18:12:34 O
これはいいなー!これはいいなーおい!!
269名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 18:16:03 O
まずは乙。
あとほんのもう少し、1レス分くらい太朗と梨沙子の思い出のシーンがあればもっと良くなったかも
270名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 19:13:02 0
271名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 19:45:15 0
272名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 20:12:14 0
273名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 20:21:29 0
2075年
ゆうとは、自動販売機の前に立っていた。
---んー、ハルナも良いけどアリサも・・・・
「よし!りさこにしよ!」
〜ガラン
 中からスプレーが出てきた。ゆうとは、走って帰りすぐにスプレーの
ボタンを押した。
シュ〜〜〜〜〜〜〜〜という音とともに
りさこが現れた。
「こんにちは、私の名前はりさこR1415です」
「僕はゆうと」
 その日ゆうとは、りさこと散歩して食事に行った。プラネタリウム行ったら
りさこは途中で寝てしまった。
----また寝顔がかわいいんぢょなぁ〜
しかし、その反面、時々ゆうとは悲しい表情になってきた。
と!次の瞬間、りさこは、シュ〜と言う音とともに消えてしまった。
 ゆうとはなんともいえないさみしい気持ちになる。
だが、やめられない。
---・・・・
274名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 20:35:13 O
終わり?
275名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 20:40:27 0
おわりです
276名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 20:41:09 0
ぢょなぁ〜?
277幼なじみ:2005/08/21(日) 21:13:28 O
僕を忘れないでw

>>96続き

朝、恒例となった亀井&友理奈に攻められてた。
「えっ?!付き合うのっ?!」
「…うん」
「……」
「まぁ嗣永さんって可愛いし、お互いよく知ってるんならいいんじゃないか?」
「……」
友理奈の視線が冷たい…俺が友理奈を見返すとようやく口を開いた。
「○○さ、千奈美の事好きだったんじゃないの?」
「ぇ……」
「お、おい友理奈…」
オロオロする亀井をよそに友理奈が俺を睨みながら続ける。
「フラれたところにタイミングよく嗣永さんがきたからOKしたんじゃないの?!誰でもよかったんじゃないの?!」
図星。
真っすぐな友理奈だから、ストレートに聞いてくるとは思ってたけど…
「○○がそんな男だとは思わなかった!」
何も言い返せない俺に叩きつけるように言って友理奈が教室を飛び出して行った。
「お、おい○○…」
「…いいから、友理奈追いなよ」
「……あぁ」
友理奈の後を亀井が追って行った。
幸い早い時間だったから教室には数人チラホラいるだけで、今の話は誰にも聞かれていない、と思う。
278幼なじみ:2005/08/21(日) 21:20:49 O
>>277

屋上入り口の階段に座り込み、友理奈は亀井の胸に顔を埋めていた。
「ひっぐ、ぇぐ…うっ、ひんっ…」
「泣き止めよ友理奈〜」
亀井は弱り果てていた。なんといっても既に2時間目が終わろうとしている時間だったからだ。
「…だってさ…ヒドイじゃない?○○ってあんなやつだった?」
「……」
「私わかんないよ…」

「俺達余計な事したかも知れないな」
「え?」
友理奈がようやく顔を上げた。いつもキレイな目が可哀相なほど赤くなっている。
「誰が誰を好きだとか…誰が誰にフラれるとか…本人達に任せるべきなんだよ」
「お節介だったかな?」
「わかんないけど、わかんないけど…○○も千奈美も、俺達の親友だろ?親友にそれぞれ素敵な恋人ができたんだからさ…祝ってやろうよ」
「………うん」
見つめ合う二人。亀井が咳払いをしてから
「あ、あのさ!」
「え?」
「俺は…その、友理奈がホントにホントに、好きだから…いや、そんだけ…」
「…ありがとう」
279幼なじみ:2005/08/21(日) 21:22:16 O
ぞく

バイト行ってきます
みんな忘れないでよ…
頑張るから(T_T)
280名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 21:23:24 0
281幼なじみ:2005/08/21(日) 21:26:29 O
やっちまった!
>>278
「私わかんないよ…」

「俺達余計な事したかも知れないな」
の間に

亀井の肩に頭を乗せる友理奈。

を追加してほしいです。すいまそん
282名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 21:27:57 0
言いたいことはある
・・・でもスルーしなきゃだね
283幼なじみ:2005/08/21(日) 21:32:44 O
やっちまった!
>>278
「私わかんないよ…」

「俺達余計な事したかも知れないな」
の間に

亀井の肩に頭を乗せる友理奈。

を追加してほしいです。すいまそん
284名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 21:38:17 O
この複雑な関係は小学生とは思えん
285名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 21:54:47 0
友理奈、泣かないでおくれ友理奈
286僕に舞い降りた天使:2005/08/21(日) 22:03:15 0
>>141
「やだぁ私駄目なのぉ、ほーんとに苦手なのぉ!」
「大丈夫だって!別に本物のお化けが出るわけじゃないんだから、なぁ清水」
「・・・うん」
さっきとは逆に、嫌がる嗣永の手を引いてお化け屋敷待ちの列に並んだ、空いているのですぐ入れそうだ。
並んでからも嗣永はブツブツ独り言を言っている。
「ほんと大丈夫だから、お化けなんて非現実的だよ」
「ふえ〜ん、やだよぉ・・・じゃあ手貸して・・・」
「手?」
言われた通り手を嗣永に差し出すと、嗣永は僕のその手をギュウっと握った。
「出るまで絶対話さないでねっ!」
「・・・う、うん」
僕の手を握る嗣永の手から、嗣永の緊張で少し高くなった体温が伝わってくる、
逆に僕の手からは、この体中に響き渡るドキドキという音が、嗣永の手に伝わらないか少し心配だ。
ブツブツ言っていた嗣永が急に大人しくなったせいで、静かになる。
清水はジェットコースターの時と同じようにジッと下を向いている、まさか・・・
「まさか清水も怖いの?」
「・・・ま〜さか、私が怖い訳な〜いじゃ〜ん♪」
清水はニコッと笑顔で、やたら明るく答えた。
そしていよいよ僕らの番となり中へ・・・・

中に入ると暗闇が広がり、外の空気とは一味違う、ひんやりとした空気が体に纏わり付く。
まだ目がなれていない為、ほとんど何も見えない。
「え〜ん暗いよぉ・・・・」
嗣永の手に一層力が入る。いつも高い嗣永の声がより高くなっていた。
とりあえず嗣永の重い手を引いて歩きだす。まさかこんな初っ端から何かが飛び出してきたりはしないだろう。
「もう駄目!もう帰る!」
「まぁまぁ」
軽く暴れる嗣永を宥めつつ目を凝らすと、段々闇に慣れ、部屋の様子を認識できるようになってくる。
どうやらこの部屋は病院の受付のようだ、勿論、誰も居ない。
「・・・あれ?・・・清水?」
しばらく経ってから、一緒に入ってきたはずの清水がいないことに気づいた。
287僕に舞い降りた天使:2005/08/21(日) 22:05:11 0
>>286

「清水?どこ?」「佐紀ちゃ〜ん?」

「・・・・・・・・ふぁい」

清水の偉く間の抜けた返事が後ろから聞こえてきた、
振り返ると、清水はまだ入り口のドアの前にたたずんでいた。多分一歩も踏み出していない。
「何してんの?早く来なよ?」
「・・・・・・・・・・・ふぁい」
清水は再び間抜けな返事をしてトコトコと小走りで僕の隣まで来た。
僕が「やっぱり・・・・怖いの?」と問いかけると清水はしかめっ面で、首を力強く横に振った。
どう見ても意地を張っている。
でもまた喧嘩になると嫌なので、「じゃあ早く行こう」とだけ言って次の部屋へと足を進ませた。

次へ進むとそこは部屋・・・ではなく病院の廊下だった。両側に幾つもドアが並んでいるのが見える。
(飛び出てくるのか?いやそれじゃ安易に予想出来すぎるな・・・)と僕が先の展開の予想を楽しんでいると、
嗣永の手を握る右手とは逆の左手を、清水が突然無言で握ってきた。
はっと清水を見る。清水は照れているのか、一瞬だけ僕の顔をチラッと見るとすぐに視線を前に戻した。
僕は(やっぱ怖いんだ)と普段中々見れない清水の弱い部分を見れて、不謹慎にも少し嬉しくなった。
僕も何も言わずに清水の小さな手を優しく握り返し、歩き出した。
ちなみに嗣永は手を繋ぎながら僕の右半身に抱きつくかたちになっていて、もう殆ど前なんて見ていない。
「いやぁちょっと待って!ちょっと待って!」
数歩進むと嗣永が止まった。
「何?」
「な、何でもないよ〜ぉ」
「何でもないなら止めないでよ・・・」
少し用心しながらまた歩き出す・・・が結局この廊下では何の仕掛けも無かった。
288僕に舞い降りた天使:2005/08/21(日) 22:06:53 0
>>287

次の部屋に足を踏み入れる・・・
「きゃあああああ!誰か居る!誰か居るぅ!!」
入って早々嗣永が悲鳴を上げた、ここは病室らしい、
カーテンが掛けられたベットが左右に4つ程に並んでおり、その内の一番奥のベッドに何かが居る・・・・
「いやだ・・・もうやだぁ・・・グスッ」
「ちょ、ちょっと泣くなよっ!」
奥のベッドに掛けられたカーテンの隙間から見えるのは・・・足・・・人の足だ。
進もうとするが、泣き出してしまった嗣永が中々足を動かさない、
清水も足取りが重く、僕と繋いでいる手に力を入れ、僕の左半身に体を寄り添わせる。
「ほら怖いんなら早く進んだ方がいいだろ?」
二人をグイグイ引っ張り、半ば強引に先へ進む。
奥のベッドに前に到達するとカーテンを「シャーッ」と勢いよく開けた・・・人形だった。
「ほら人形だろ?」二人にそう言う、が二人の顔は恐怖に満ちていた。
「「きゃああああああ!!!」」
二人は同時に悲鳴を上げ、僕の背中に顔を押し付けた。
「な、何?何?」
人形なのに何故悲鳴・・・?そう思いよく見てみると、
それは人形とはいえ、作りが非常に精巧で、しかも顔がゾンビの様にグチャグチャだった。
「いやぁ!いやぁ!!」
「わっ!ちょっと押すなよ!」
いきなり走りだした二人に押され、病室を後にした。

病室の後は再び廊下で、次が診察室、そして手術室。
どこも大した仕掛けなど無かった。
時々どこかに取り付けられてあるだろうスピーカーから、「ガシャーン!」と大きな音が流れるくらいだ。
しかし僕にとって大した事でなくても、嗣永、清水にとっては相当怖いらしく、
音が流れる度に「きゃあ!」「いやあ!」と悲鳴を上げ、僕に体当たりをしてくる。
両側から同時に突き飛ばされる僕は当然バランスを崩し、何度も何度も三人一緒になってこけた。
しかもその度に嗣永は座り込んで泣き出すので、普通に行けばすぐ過ぎるようなコースなのに、かなりの時間が掛かった。
289僕に舞い降りた天使:2005/08/21(日) 22:10:21 0
>>288
そして辿りついたのは霊安室。
「ほら・・・多分もうすぐ終わりだから頑張ろうよ」
入る前に見た建物の規模から言って、終わりが近いことは予想がついた。
『しくしく』と泣き続ける嗣永、今にも泣きそう顔をしている清水、
ここに無理矢理連れて入った事が申し訳なくなってきて、僕は二人を励ましながら進んでいた。
「それにしても・・・不気味な部屋だな・・・」
恐らく遺体を表現しているであろう、部屋の隅に不規則に並べられた大人一人分くらいの大きさの布の塊。
何故かボロボロの布が天井から無数に垂らされ、僕等の視界を阻み、
この部屋だけ冷房が強めに設定されているのか、入った瞬間鳥肌が立った程の冷気が漂っている。
「・・・ちょっとタロウ君変な声出さないでよ!!」
清水がいきなりそう言いながら僕の背中に張り手を喰らわせた。
「ん、何が!?出してないよ・・・」
「きゃあああ!やめてタロウ君!!」嗣永も何故か悲鳴を上げる。
「だから僕は声なんか・・・・」
耳を澄ます・・・・・微かに、本当に微かにではあるが、確かに聞こえる・・・
『・・・・うぅぅ・・・うぅぅぅ』物音のような気もするが、人のうめき声のように聞こえないこともない。
290僕に舞い降りた天使:2005/08/21(日) 22:11:47 0
>>289

「やだやだやだやだやだやだ!!」
「ちょ、ちょっと嗣永静かに・・・痛いって!僕じゃないって!」
嗣永が今まで堅く握っていた僕の手をパッと離し、両手をブンブン振り回し始めた。
嗣永の拳を避けながらも、空いた方の手で目の前の布を掻き分け進む。
うめき声の様な音は、進むに連れどんどん大きくなっていく、大きくなって、大きなっ・・・

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

「きゃあああああああああああああああ!」
突然布の向こう側から雄たけびと共に現れたミイラ男!
「いやあああああああ!!!!」
「あっ!嗣永!ちょ待、ちょ待てよ!」
パニック状態の嗣永が風よりも早く部屋を駆け抜ける!慌てて後を追おうとするが・・・・
「ふえ〜〜〜〜〜〜ん!」
清水が座り込んで、幼い子供の様な声を上げ、泣き出してしまった。
嗣永を追おうにも、清水が僕の手を離してくれない!
「ほら!清水、これはえっと・・・に、人間だから!バイトだよ!バイトの人!」
既に嗣永の姿は見えなくなっている。
「え〜〜〜〜〜〜〜〜ん!」
「あっ、あのう・・・大丈夫ですか?」
ミイラ男の人が心配そうに清水に声を掛けるが、清水は泣き止むどころか酷くなる一方。
困り果ててその場に立ち尽くす僕とミイラ男の人。
僕が初めて見た清水の涙だった。
                                              つづく
291名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 22:52:31 0

・・・おもろい。しみちゃんイイね
292名無し募集中。。。:2005/08/21(日) 22:56:57 0
293名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 00:00:40 0
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
天使さん乙です!
この二人と一緒にお化け屋敷だなんて果報者だなタロウ君はw
294名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 02:20:03 0
ほぜん
295名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 02:40:56 O
天使タン乙
萌るよ

なんかダメだな幼なじみは
296ウィードクラウン:2005/08/22(月) 03:50:09 0
約1ヶ月ぶりです
萌えとかあんま無いですけどね
297ウィードクラウン:2005/08/22(月) 03:50:32 0
*

「人間の遺伝子で実際使われているのは20%と言われている」

夏焼重蔵さんは、僕が来ると話の締めに決まってこの話をする。
「残りの80%には未知の部分がたくさんある。
 遠い未来に人類もいつかそれを使える日が来るのかもしれんが、
 お前達は、ワシらが持っとらん数%を先に未来から授かったようなもんだ」
「はい…」
「試されておるのかもしれん、神さんとか、そういうもんにな。
 絶対に、悪用してはいかんぞ」
そういうと重蔵さんはタバコを手に取り、一服し始めた。

僕もそれに合わせて足を崩すと
廊下の向こうから女の子のきゃっきゃと騒ぐ声が聞こえてきた。
桃子達の声だ。
2人の騒ぎ声は襖の前でピタッと止まり、息を整えているようだ。
「失礼します」
声を揃えて言い、襖が開けられると、桃子と雅ちゃんが正座してお辞儀していた。
「こっちの話はもう終わったよ。 2人は何話してたの?」
僕が尋ねると2人は顔を見合わせて、くくっと笑い出した。
僕には何がなんだかわからなかった。
「なんだ、いつの間に仲良くなったんだお前達」
重蔵さんも不思議そうな顔で2人を見つめていた。
「あー、お爺ちゃんまたタバコ吸ってる! 体に悪いし、それに臭いよー」
「私もタバコきらーい!」
2人から同時に責められた重蔵さんはバツが悪そうな顔をしてタバコをもみ消した。
298ウィードクラウン:2005/08/22(月) 03:50:53 0
>>297
「それで、何の話してたの?」
重蔵さんが尋ねる。
話していいものかどうか迷い重蔵さんの顔を伺うと、翁は無言で頷いた。

僕が重蔵さんに話したのは、まず僕と舞がこの町に来たことの経緯。
それにハプニングで舞が幾人かに能力を与えてしまったこと。
そのうちの一人、熊井さんの能力のせいでファーザーズに感づかれた可能性があること。
そして光太郎くんのアンチ・サイの能力のことの4件の報告だ。
桃子には、重蔵さんが昔海上自衛隊の海上幕僚長を務めていた時期に
僕らのいた組織を後援してくれていた人物であることを教えた。

「へぇー、雅ちゃんのお爺ちゃんってすごいんだねえ」
「私も知らなかったんですよ!」
2人とも感心している。
「そうだろ、すごいだろう」
上機嫌の重蔵さんはそう言って再びタバコに火をつけようとしたが、
「タバコはダメ!」
と、2人に注意されてまたふてくされてしまった。
299ウィードクラウン:2005/08/22(月) 03:51:16 0
>>298
「さて、そろそろ帰ろうか、桃子」
「そうだね、あっちの事も気になるし」
桃子は座布団から立ち上がった。
「雅、2人を送ってあげなさい」
重蔵さんが促すと、雅ちゃんは笑顔で頷いた。

キィィィィンッ…

部屋から廊下に出たところで、僕は何やら妙な違和感を感じ、立ち止まった。
「信彦くんどうしたの?」
「……」
それは、重苦しい、何か耳鳴りのようなものだった。
何なのかはわからないが、良くないものであると直感した。
まさか、という思いが頭の中を巡り、額から汗が一筋流れた。
「ねぇ、信彦くんてば…」
桃子が僕の腕を掴んで揺さぶった。

ドオオオオオオオオォォォォォンッ!!

屋敷中に轟音が鳴り響いた。
「きゃっ、な、何!?」
「ば、爆発…?」
桃子は僕にすがりつき、雅ちゃんは床にへたりこんでいる。
「信彦!」
部屋の中から重蔵さんが叫んだ。
その気迫で、何を言わんとしているのかわかった。
僕は桃子を振りほどいて、音のした玄関のほうへ向かった。
300ウィードクラウン:2005/08/22(月) 03:51:40 0
つづくまー
301ウィードクラウン:2005/08/22(月) 03:54:07 0
いきなり間違えた

>>298の2行目

>重蔵さんが尋ねる。



>桃子が尋ねる。

です。
桃子とじーさんを間違えるなんて…
302名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 04:17:22 O
ドウィークラウン久々にキテタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
みなさん乙です
303名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 04:36:37 O
じいさん爆発?!

ドウィーさん復活したから繋ぎの幼なじみさんお疲れ様でした
304名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 04:36:37 O
久々きてたぁ♪アンタがいなけりゃココは進化しなかったよ
305名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 04:44:02 0
幼なじみ・天使乙

ウィードクラウン帰ってキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
306名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 04:48:53 O
>>136昔からいる人乙
307名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 06:06:12 0
308名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 07:04:45 0
これからもいっぱい書いてください!
309名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 08:13:27 0
ふぉ
310名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 09:28:56 0
天使・幼なじみ 乙
311名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 11:00:37 0
ウィードクラウンの作者タンお帰りぃ
312名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 12:15:16 O
みんな頑張れ
313名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 12:30:06 0
春タンも中々来ないなぁ
314名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 15:01:33 O
315名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 16:38:12 O
316名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 17:46:54 O
317名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 18:30:54 0
何か書いてみよっかな?
318名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 18:38:18 0
やめとけ
319名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 18:42:05 0
>>317
待ってるよ
320名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 19:37:45 0
久々保全フォ―――――!!!!!!!
321名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 20:27:48 0
ho
322僕に舞い降りた天使:2005/08/22(月) 20:35:00 0
>>290

腰が抜けて立てないと、泣きながら訴える清水をおぶり霊安室を後にした。
「ご、ごめんね、大丈夫?本当ごめんね・・・」
申し訳無さそうに謝るミイラ男の人、その姿は逆にこっちを申し訳無させた。
霊安室を出た後、短い廊下を挟むとすぐに出口だった。
嗣永は出口の目の前で、座りこんで泣いていた。
膝の間に顔を埋めて、耳を塞ぎ、「うっ、うっ」と嗚咽を漏らしながら泣いていて、
遊園地の係員に「お嬢ちゃん大丈夫かい!?」などと声を掛けられていた。
僕が呼びかけると、「タロ〜君のばかぁ〜〜〜!」と泣きながら抱きついてきた。
盛り上げようと思って言い出したお化け屋敷は、散々な結果になってしまった。

「本当ごめん!」
近くのベンチで休み、大分落ち着いてきた二人に向かって心から謝った。
「・・・・・・・」
しかし二人は驚き&泣き疲れているのか、ボーっと遠くを見つめている。
「申し訳ございませんでした!」
二人に僕の声が届いているのかも分からないが、とりあえず謝りまくった。

謝り続けて数十分・・・清水は今だ燃え尽きたボクサーの様に真っ白な灰状態だが、
嗣永は恐怖が段々怒りに変わってきたらしく、僕が謝っても、
「お化け屋敷に入ろうとか言い出すタロウ君なんて大嫌い!」なんて言い出す始末。
323僕に舞い降りた天使:2005/08/22(月) 20:35:57 0
>>322

「悪かったよ・・・どーしたら許してくれる?」
「・・・・フン」
「・・・はぁ・・・・・・あっそうだ!何かおごるよ!何か食べたい物ない?」
「おごる」という言葉を口にだした瞬間、嗣永がピクッと反応したのを僕は見逃さなかった。
「な、なんでもいいよ!色々あるよ〜、ホットドッグ、ハンバーガー、フランクフルト・・・・・」
食べ物の名前を挙げていき、嗣永を一気に畳み込む。
「アメリカンドックにフライドポテト・・・ドーナッツなんかもあるよ!た、多分!」
じわじわと食べ物の誘惑に勝てなくなってきた嗣永が、ボソッと呟いた・・・
「・・・・・ソフトクリーム」
「ソフトクリーム!嗣永さんお目が高い!じゃあ今すぐ買ってまいります!清水も食べるよね!」
清水が力無く微妙に頷く、
「じゃあちょっと待ってて!」
そう言って、どこにソフトクリームが売っているか分からなかったけど、僕はとりあえず走り出した。

(早く買って戻んないと嗣永がまた・・・)そんな思いを胸にひたすら走り、なんとか売っている店を見つけた。
しかし売店は混んでおり、買うにはかなりの時間が掛かりそうだ。
(そういえば二人っきりにして来ちゃったのって結構まずいよな・・・・早く戻んないと・・・)
焦る僕とは裏腹に、なかなか進まない長蛇の列・・・
(本当悪い事したな・・・・・折角来たんだから清水をもっと楽しませてあげたいな・・・)
刻一刻と過ぎる時間・・・・、結局ソフトクリームを買えたのは、並んでから30分程経ってからだった。

(やばい!やばい!やばい!やばい!絶対やばいよ!)
両手にソフトクリームを握り、上のアイスが落ちないように小走りで急ぐ。
(はぁ・・・・)嗣永がカンカンなのが目に浮かぶ・・・・
戻りたくないという気持ちを、でも混んでたんだからしょうがないという言い訳で打ち消してとにかく急いだ。

324僕に舞い降りた天使:2005/08/22(月) 20:36:43 0
>>323

「タロウく〜〜〜ん!」

「えっ?」
嗣永の声が遠くから聞こえた気がした、思わず足を止めて廻りを見渡す。
「タロウく〜〜〜〜〜ん!」
「嗣永!?」
嗣永が向こうから駆け寄って来ている、僕は(あんまり遅いから探しに来たんだ)と思い、
「ご、ごめん嗣永!売店がすっごい混んでてさ・・・はいソフトクリーム!」
「そんな事より佐紀ちゃんが大変なの!!」
「えっ・・・?」
僕が差し出したソフトクリームなど目もくれず、とても危機迫る表情の嗣永、
「し、清水が・・・・?」
「いいから早く来て!!」
嗣永が走りだした、僕も慌てて嗣永に続き走り出す。
「清水がどうしたんだよ!?」
「大変なの・・・とにかく大変なの!」
嗣永の焦り様が僕の不安を煽る、(まさかビックリしすぎて心臓発作とか?いやでも一応落ち着いてたし・・・)
一応、両手に握ったソフトクリーに気を使いながら全力で嗣永の後追う、
「あれ?こっちじゃないよ!?」僕等が進んでいるのは、さっき休んでいたベンチの方とは明らか違う方向、
「いいからこっちなの!」
(何があったんだよ!?まさか・・・まさか誘拐されたとか!?清水ちっちゃいし・・・変なおじさんに・・・)
『い〜や〜!タロウ君助けてぇぇぇぇ!!』清水が変なおじさんに連れ去られるシーンが頭に浮かぶ、
「すいませーーん!乗りまーーーーす!」
嗣永の叫び声が僕のおかしな想像を掻き消す、気づくと目の前に聳え立っている観覧車・・・
嗣永がその観覧車の係りの人に必死に「乗りまーす!」と声を掛けている、
「えっ・・・ちょっとどーゆー事だよ!?」
訳が分からず足を止めた、清水が大変で・・・観覧車に乗りまーすって?
「いいから早く来て!」
嗣永が僕の腕を掴み、強引に引っ張る。ソフトクリームを持っているせいで、あまり抵抗できない・・・・・・
325僕に舞い降りた天使:2005/08/22(月) 20:37:35 0
>>324

「行ってらっしゃいませ〜」
『ガチャン!』
係りの人が扉を勢いよく閉める、ゆっくりゆっくりと地面が離れていく。
「・・・・・・」僕は呆然と嗣永の背中を見つめ、思考回路をフル回転させていた。
(えっと清水が大変で・・・嗣永の後を追って走った・・・んで何故か今観覧車に乗ってて・・・・・・・ん!?)
「まさか嗣永!」
嗣永がくるりと振り返る、そして僕の目を見てニヤリと笑みを浮かべた。
「あっ!ちょっと降ります!降りまーす!!」
慌てて外の係り員に向かって叫ぶ、しかし係員はそんな僕に笑顔で手を振って答えた。僕の声は全く届いていないようだ。
「無駄だよ・・・もう戻れないぞぉ♪」
嗣永が僕の背中越しに呟いた。誘拐されたのは僕の方だった。

つづく
326名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 20:41:25 O
リアルタイム乙
327名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 20:43:42 0
328名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 20:44:41 0
・・・いったいなにが起きるんすかw
あ、乙です!
329名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 22:04:30 O
久々にきたらいっぱい作品きてたー!!
作者さんたち乙です

桃子のずる賢さにはやられたな(ノ∀`;)佐紀たん…
330名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 22:05:02 O
久々にきたらいっぱい作品きてたー!!
作者さんたち乙です

桃子のずる賢さにはやられたな(ノ∀`;)佐紀たん…
331名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 22:34:50 0
この桃子に拉致られたい…。
332名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 22:48:57 0
いーなー、観覧車に二人、
しかも桃子となんて・・・。
333名無し募集中。。。:2005/08/22(月) 23:59:05 0
どんどん書けよ
334名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 00:34:55 O
俺も特殊能力が欲しいなほぜん
335名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 01:36:16 O
天使タン乙
佐紀ちゃんが無事なのか気になるお
336名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 03:02:12 O
もしも清水佐紀ちゃんが学級委員長だったら
http://ex10.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1124731573/
337名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 04:36:35 0
 
338名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 06:11:41 0
ho
339名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 08:20:58 0
ze
340名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 09:57:15 0
341名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 10:04:04 0
>>317
書かないの?
342名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 11:52:47 O
春タソ待ち♪
343名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 12:01:16 0
>>342
漏れも
344名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 13:10:09 0
今のうちに独りきりの佐紀たんを・・・
345名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 13:18:27 O
誘拐
346名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 13:52:42 0
.
.
.(\              /
 \\             /)
 ((\\            /)″
 ( (_ヾヽ          /)″
..(  ( ヾ )  ⊂⊃  /ヾ) >>344
. し し//ヽ ノノ人ヾ(ノ   >>345 
  し//ヽハ.川´・_・リ|ヾ″<神罰の意味を知りなサイ
    し(///( つ  つ ヾ″
      (/(/___|″
        (/ (/
347名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 15:12:29 0
348名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 17:21:54 O
349名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 18:58:01 0
夏休み終わっちまうぞってことで夏休み待ち
350名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 19:22:25 0
春タンまだ?
351名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 19:41:21 0
向こうにくらべてこの体たらくはなんなんだ
352名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 19:47:38 O
向こうは見てない
エロは好きなんだけど両方見る時間がない
353名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 20:37:30 0
byeタン待ち
354名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 21:00:25 O
誰誰待ちとか今書いてる作者に失礼
355名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 21:03:01 0
歴史に学べ
356名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 21:06:24 0
読みたいものを読みたいと書いてなぜ悪いのか
そこまで作者に気使わなきゃいけないのか
357名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 21:24:44 0
同意
作者は偉そうにするな
マンネリ劇とか最悪
358名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 21:29:50 0
偉そうにってのはちょっと違うけど^^;
まあ、何かを読みたいって書いたことに対して失礼って事は無いだろうよ
とにかく、みんな頑張ろうよ
359名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 21:31:57 0
作者が偉そうにするのはアリかも知れんが読者が作者より偉そうにするのは絶対に間違っている
360名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 21:34:33 0
読者あっての作者だろうが
ヨイショしてくれなきゃ書けない
そんな独りよがりな作品書くならチラシの裏にでも書いとけ
361名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 21:37:03 0
>>354,356-357
ここの荒れの歴史を見事に3レスで表現してる
GJ
362名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 21:40:37 0
>>358
状況がよくないときは荒らしに暴れる口実を与えるようなことは自粛すべきでは?

>>360
叩きのレスこそチラシの裏に書け
読者が読まない自由を発動しても誰も困らない
だが、作者が書かない自由を発動すると楽しみにしている人が困る
363名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 21:42:00 0
まあ、結局ネタ切れなんだけどね
364名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 22:04:39 0
「あっー、やっちゃったー、ごめん、忘れもんしたから、先帰ってて」
「たくー、もうすぐで家だったのに、ドジだなー、じゃあ気をつけてねー!!
また明日」
りさこは、もと来た道を走り出した。あたりはもう暗くなってきていた。
 教室に戻ると、知らない男の子が校庭を見ていた。
------あれ誰だろう
りさこは気にせず、自分の机と急いだ。しゃがんで机の中を探る。
-------あった!ふう宿題を忘れてどーすんだよ・・・
と、後ろに誰かが立っている気配がして、体が強張った。
-------さっきの子がいない・・・・
しゃがんだまま、おそるおそる後ろを振り返った。すると誰もいない
ほっとして机に向き直ると
 机の中に男の子が入っていて目が合った。

ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああ・・・
365名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 22:11:27 0
おわり
366名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 22:12:39 0
その男の子がりさこをみてないた
「ほう」
367名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 22:36:07 0
368名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 22:42:56 0
369名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 23:06:10 0
370名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 23:22:13 0
久しぶりに優恋読んだ
371名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 23:22:56 0
主人公に殺意を覚えた
372名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 23:23:32 0
「あー、降って来ちゃったー」
土茶振りの雨の中りさこは急いで雨宿り出来る場所を探した。
-------あそこでいっか・・・
そこは、バレリーナ教室の前だった。外から様子が見れる。
ガラス張りの教室だったので、様子を見させてもらうことにした。
 もくもくと踊る子供達、転んでも立ち上がり、何度も回転に挑戦する子
注意されても、くじけずやる子等々。
 気がつくと雨は止んでいた。りさこは急いで家に帰った。
 「お母さん私バレエ習うから、もお決めたから!!!」

 次の日からりさこは、バレエに打ち込んだ。学校から直で教室に行き
練習をした。私は人より出遅れた。んだから、その分練習しなきゃと、
レッスン以外の日も自習室で1人で練習した・・・

 「あの日の雨、かさ持ってなかった、私、あの日バレエに出会った。
おかげで今の私がいます。」と記者会見で話すりさこ。
そう今からパリの大会に日本代表として出ることになったのだ。
 今、りさこは歩き出す、夢に向かって。

おわり
373名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 23:31:38 0
実際はスイカ割りでへたり込む梨沙子
374名無し募集中。。。:2005/08/23(火) 23:46:27 0
375名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 00:06:42 0
つまんないよ
ふざけてんの?
376名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 00:07:59 0
ああ?
377名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 00:14:56 0
で正夢
378名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 00:27:10 0
>>372
男の子はいづこへ?
379ウィードクラウン:2005/08/24(水) 00:41:30 0
>>299
*

「もう4時だね、そろそろ帰ろうか」
こうちゃんが腕時計を見ながら言った。
「えぇ〜、もう帰るの?」
それを聞いて舞ちゃんがこうちゃんの手をぐいっと引っ張って拗ねる。
私はその2人の半歩後ろをついて歩いていた。

(私も手を繋ぎたいな…)
と、思ってはみても口には出せない。
こんな小さい子にやきもちやいてるのか、なんて言われそうだし。
でも、実際それに似たものを感じてしまっている自分が嫌だ。
たぶん嫉妬とか、そういうのじゃなくて
なんだか自然に手を繋いでいる舞ちゃんが羨ましいというか…
いや、結局一緒の事なのかもしれないけれど…。
2人が手を繋いでいるのは舞ちゃんの能力を抑えるためだし、仕方の無い事なのに
私はなんでこんなもやもやした気持ちになっているんだろう。

「どうした?」
ふいにこうちゃんが振り返った。
気づかないうちに私は俯きながら歩いていたみたいだった。
「疲れたのか?」
こうちゃんは心配そうに声を掛けてくれた。
確かに傍から見たら落ち込んでいるか疲れているかのようにしか見えなかったと思う…。
「ううん、なんでもないよ」
「ホントか?」
「なんでもないってばぁ」
なんとか笑顔で答えた。
380ウィードクラウン:2005/08/24(水) 00:41:52 0
>>379
「もしかして、友理奈も手を繋ぎたいとか思ってたりして?」
「えぇっ!?」
ニヤニヤ顔で、明らかにこうちゃんはからかって言ってるのに
いきなり核心を疲れたものだから、私はつい変な声を出してしまった。
「声裏返ってるぞ」
と、こうちゃんはけらけら笑っている。
…まったく、こうちゃんは鈍感なのか敏感なのかわからない。
私が買ったキャミソール、せっかくこうちゃんが選んでくれたから
一番のお気に入りにしようと思ってたのに、そういう気持ちには気づいてくれないんだもん。

「手、繋ぐか?」
膨れている私にこうちゃんが声を掛けた。
今度はにやけているわけではなくて、自然な笑顔だった。
「う、うん…」
手を差し出そうと、右手の荷物を左手に移し変えようとしたところで、
「友理奈ちゃん!」
と、舞ちゃんが私に呼びかけた。
見おろすと、舞ちゃんは私に向かって手を差し出している。
「え…」
「はいっ、手つなごう!」
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、悔しいって気持ちが沸いてきた。
でも舞ちゃんの晴れた笑顔を見ていたら断れない。
「うんっ」
私は荷物を再び右手に戻して、舞ちゃんの手を握った。
381ウィードクラウン:2005/08/24(水) 00:42:30 0
>>380
3人で手を繋いで歩くのも悪くないかも。
私とこうちゃんに挟まれて、舞ちゃんが今日あったことを楽しそうに話している。
今朝、喫茶店の前で佐紀に言われたように、なんだか親子のような気分になってくる。
いつのまにか自然と私も笑顔になっていた。
「舞ちゃん、今度はお兄ちゃんや桃ちゃん先輩も一緒に遊びに行こうね」
「うん! 今度は遊園地に行きたいなぁー」
「水族館とか動物園もいいんじゃないかな」
「あ、行きたい行きたい〜!」
なんて事を話していたら、いつのまにか舞ちゃんの家の近くまで来ていた。
目の前の公園を曲がればもうすぐだ。
「あ、この公園でよく一人で遊んでたんだぁ」
舞ちゃんが指差しながら少し寂しそうに言う。
そこは住宅密集地から離れている少し寂れた公園で、日曜の夕方だというのに子供の姿は見えない。
あまり外出できない舞ちゃんはこういうところでばかり遊んでいたのだろう。
「俺の力が成長したら、もっと広い公園で遊べるようになるから」
「うん、待ってるね!」
こうちゃんの言葉で再び舞ちゃんに笑顔が戻った。
382ウィードクラウン:2005/08/24(水) 00:42:51 0
>>381
そんな舞ちゃんから視線を上げると、公園の奥に人影が見えた。
ついさっき見た時は誰もいないように見えたのだけど、
おそらく周りの木の影に隠れて見えなかったのが
日が傾いて影の角度が変わって、見えるようになったんだと思う。
「人がいるね、何してるんだろう」
「ホントだ。 子供じゃないみたいだな」
そのシルエットは小柄ではあるけど、スーツを着ている事から大人であることがわかった。
公園の奥、ブランコの前の柵に腰掛けてこちらを向いている。
「私たちのこと見てるのかな」
そう呟いた時、私の手を握る舞ちゃんの手に急に力がこもった。
「どうしたの、舞ちゃん」
舞ちゃんはその人影から目をそむけるようにして少し震えていた。
「怖い…あの人」
「え…」
私はもう一度、その人影の方向に目をやった。
しかし、ブランコの前の柵はおろか、その周囲にもその人影は見えなくなっていた。
「さっきの人、どこ行ったんだ?」
こうちゃんも不思議そうに言った。 でもその声には少し恐怖が隠れているように聞こえた。
普通なら、見間違いかと素通りするような出来事なのかもしれない。
けれどこういう能力を持ってしまった私たちにとっては無視できることではなかった。
萩原先輩が出かける前に私たちに注意していた事がある。

『奇妙な出来事が起きたら疑ったほうがいい』

今がまさにそれだった。
383ウィードクラウン:2005/08/24(水) 00:43:35 0
1ヶ月ぶりに書いてすっかり伏線回収し忘れていることに気づいたりする夏の夜


つづくま
384名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 00:47:58 O
乙です!!
待ってました!!
385名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 01:34:43 0
実はサッカーネタとか出てきた頃からつまらないと思い始めてた
386名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 01:56:41 O
ウィクラキター!!
友理奈の微妙な気持ちの揺れが萌えるW
387名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 02:44:05 O
小柄な大人?
ハイドか西川だな
388名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 04:46:46 0
389名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 06:37:43 0
390名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 08:15:31 O
超能力タンきてたぁ♪新世界でもがんばりや
391名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 10:08:25 O
お!きてたきてた(・∀・)

確かに友理奈萌えるわ(*´Д`)ポワワ

そういえば、「核心をつかれた」が「核心を疲れた」になってたよ
392名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 10:51:46 0
::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::\:/ノノノヾ ビュンビューン 
::::::ミゝ川´・_・リつ <ひはほーい♪
::::::⊂__つノ 
しみハムマン巡回中!
393名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 12:10:53 0
きたいほ
394名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 12:28:05 0
「あっ!」
---サイフみっけ!
りさこは、こっそりカバンに入れて、公衆トイレへ急いだ。
---ドキドキ、わっ!18910円もある、あっ、お守りも入ってる。やった!使っちゃおー
 本屋さんへと急ぎ、マーガレットを買った。途中、
---・・・返したほうがいいよ・・・
 りさこは、万引きしてる気分になってきた。
---お金拾ったよ、でも、人のもの、落とした人が悪いんだよ。
でも・・・
 りさこは、考え考え抜いて、交番に行った。正直に本を買ってしまったこと、、
ネコババしようとした事・・・
 警察官のおじさんは、正直に話してくれて嬉しいよと言ってくれた。
だけど私は、明らかに自分のものにしようとした。不意に涙が出てきた。
警官は何も言わずに、麦茶とハンカチを出してくれた。
 4日後電話があり、交番に急ぐりさこ。
---私捕まっちゃうのかな・・・
 「あなたが菅谷さんね、ありがとう、ずっと探してたのよ」
と言って、お守りと、サイフをふって見せた。りさこは、恥ずかしさと悔しさでいっぱい
だった。いてもたってもいられなくなり、りさこは一礼して逃げるように帰った。
 しかし、りさこのこころは変わった。りさこはなにかを決意したのだった
395名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 12:29:42 0
おわり
396名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 13:23:33 0
「あー、降って来ちゃったー」
土茶振りの雨の中りさこは急いで雨宿り出来る場所を探した。
-------あそこでいっか・・・
そこは、バレリーナ教室の前だった。外から様子が見れる。
ガラス張りの教室だったので、様子を見させてもらうことにした。
 もくもくと踊る子供達、転んでも立ち上がり、何度も回転に挑戦する子
注意されても、くじけずやる子等々。
 気がつくと雨は止んでいた。りさこは急いで家に帰った。
 「お母さん私バレエ習うから、もお決めたから!!!」

 次の日からりさこは、バレエに打ち込んだ。学校から直で教室に行き
練習をした。私は人より出遅れた。んだから、その分練習しなきゃと、
レッスン以外の日も自習室で1人で練習した・・・

 「あの日の雨、かさ持ってなかった、私、あの日バレエに出会った。
おかげで今の私がいます。」と記者会見で話すりさこ。
そう今からパリの大会に日本代表として出ることになったのだ。
 今、りさこは歩き出す、夢に向かって。

おわり
397名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 13:47:38 0
コピペしないでください
398名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 14:38:24 0
コピーイクナイ
399名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 16:35:55 O
えぇ?パクリなの?
交番のはちょっといいなと思ったのに・・・
400名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 16:55:51 0
401名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 18:01:03 0
朝からりさこはうれしくてたまらない!!!なんでって?(自問自答)
それは、今日から、お母さんと、赤ちゃん(妹)がお家に来るの〜♪
すんごい楽しみ〜♪、名前は私が決めたのよ〜♪優子にしたの〜
 次の日からりさこは、お皿洗いを手伝ったり、買い物したり、洗濯、お風呂掃除
も、玄関掃除だって!!なのにお母さんは、優子につきっきり、仕方ないんだけど。
だけど、私は時々優子が憎らしくなる時がある、泣き声は癇に障るし、
だから!私は、おばさんの家に泊まりに行くことにしたの、おばさんはお父さんの
お姉さん。
 おばさんの家は私より2こうえのゆうき君と妹のみなちゃん。
 みなちゃんは3さいでとっても可愛い!!!おばさんの家に行くと、みなちゃん
とゆうき君が遊んでた。私も一緒に遊んだ。楽しかったけど、頭に浮かぶのは優子。
私がいなくて寂しいかな、泣いているかな・・・だんだんさみしくなってきた。
優子がいやになったけど、やっぱり私は優子が好き、ごめんね、赤ちゃん
なんだから仕方ないよね。ごめんね嫌なお姉ちゃんで
今、帰るよ
おわり
402名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 18:11:45 0
なんだこれは
403名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 18:23:01 0
>>401
イイヨイイヨ
404名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 18:46:13 O
俺16なんだけどさ、兄夫婦が子供産んでみんなそっちにつきっきり
淋しいけどこんな気分よ
405名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 18:47:53 0
16でかまってちゃんかよ
406名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 19:26:46 0
小さな夢の苗を植えましょう

出演 熊井友理奈、神木神木隆之介、中島早貴、谷村聡美、入江紗綾.
緒方拳、杉本哲太、原日出子、小西真奈美、金子昇、三上博、安田成美
伊東美咲、斉藤孝、内山信二、保田圭。松田龍平、有田哲平

監督 山田洋次

主題歌 Berryz工房「BERRY FIELDS」

制作費 6000億円

主催 日本郵政公社
407名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 20:06:08 0
いいね〜
・・・6000億円てwwww
・・・神木神木隆之介てwwww神木二回wwww
408名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 20:06:33 0
ウィードクラウンさんこれからも前のようにいっぱい書いてください。
他の作者さんもいっぱい書いてください。

ここの作品を読むのがわたしのいきがいだということは、内緒だ。
409名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 20:07:45 0
もっとほかにないのかよw
410名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 20:09:02 0
スレがなくなったら死人がでるぞ
411名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 20:12:20 O
>>406
これほんと?!
412名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 20:13:16 0
なにがだよw
413ウィードクラウン:2005/08/24(水) 20:52:11 0
>>391
あがー
ほんとだ

そんなわけで>>380の4行目
>いきなり核心を疲れたものだから



>いきなり核心を突かれたものだから

に訂正お願いします
414名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 20:53:54 0
もっと書いて
415名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 20:57:41 0
ところでもう少しで、というかあと数時間で雅ちゃんの誕生日だから、
雅ちゃんの作品をいっぱい書いてね。
416名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 21:18:23 0
いっぱいとは言わないが一本くらい誕生日作品来て欲しいね
417名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 21:21:33 0
从 ’w’)<泣いてないもん
ttp://www.yurimomo.net/saori/img/saori242.jpg
418名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 21:36:01 0
>>417
ねずみに見えない
419名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 22:19:36 0
ガキさん?
420名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 22:48:21 0
>>417
テラモエスwwwwwww
421名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 22:53:58 0
久々保全フォ――――――!!!(今日はオマケ付き)

JavaScript:with(document.body)innerHTML=innerHTML.replace(/<\/(a|A)>/g,'フゥーーー!!').replace(/。/g,'フゥーーー!! ').replace(/」/g,'オッケ〜〜!!」').replace(/w/g,'セイセイ');focus()
↑これをこのスレのURLのところにコピペする
         │
         │
         ↓
       フォ――――!!!!
422名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 23:04:44 0
>>417
これより喜怒哀楽の『怒』の部分がリアルで萌えた
423名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 23:04:45 0
>>417
これだれ?w
424名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 23:12:50 0
誰よ?このかわゆい娘は
425名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 23:14:14 0
>>421
なにもなんねーぞ
426名無し募集中。。。:2005/08/24(水) 23:28:33 0
379 :ウィードクラウン フゥーーー!!:2005/08/24(水) 00:41:30 0
>>299フゥーーー!!
*

「もう4時だね、そろそろ帰ろうかオッケ〜〜!!」
こうちゃんが腕時計を見ながら言ったフゥーーー!! 
「えぇ〜、もう帰るの?オッケ〜〜!!」
それを聞いて舞ちゃんがこうちゃんの手をぐいっと引っ張って拗ねるフゥーーー!! 
私はその2人の半歩後ろをついて歩いていたフゥーーー!! 

(私も手を繋ぎたいな…)
と、思ってはみても口には出せないフゥーーー!! 
こんな小さい子にやきもちやいてるのか、なんて言われそうだしフゥーーー!! 
でも、実際それに似たものを感じてしまっている自分が嫌だフゥーーー!! 
たぶん嫉妬とか、そういうのじゃなくて
なんだか自然に手を繋いでいる舞ちゃんが羨ましいというか…
いや、結局一緒の事なのかもしれないけれど…フゥーーー!! 
2人が手を繋いでいるのは舞ちゃんの能力を抑えるためだし、仕方の無い事なのに
私はなんでこんなもやもやした気持ちになっているんだろうフゥーーー!! 

「どうした?オッケ〜〜!!」
ふいにこうちゃんが振り返ったフゥーーー!! 
気づかないうちに私は俯きながら歩いていたみたいだったフゥーーー!! 
「疲れたのか?オッケ〜〜!!」
こうちゃんは心配そうに声を掛けてくれたフゥーーー!! 
確かに傍から見たら落ち込んでいるか疲れているかのようにしか見えなかったと思う…フゥーーー!! 
「ううん、なんでもないよオッケ〜〜!!」
「ホントか?オッケ〜〜!!」
「なんでもないってばぁオッケ〜〜!!」
なんとか笑顔で答えたフゥーーー!! 
427名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 00:03:21 0
雅ちゃんの誕生日━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
428名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 00:22:01 0
みやびおめでとう
429名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 00:32:25 0
『夏色の夢』


「本当にゴメン・・・」

彼が申し訳無さそうに言うから、私は『わかった! 気にしないで♪』って明るく返事をした
電話が切れる最後まで謝り続ける彼の優しさだけで私は十分だったから

彼との電話の後で愛理ちゃんから電話があって〜・・・
「もしもし?雅ちゃん? 明日のデートの準備はできたの?」
自分のことみたいに嬉しそうに言う愛理ちゃんに嘘を付くのも嫌だったから・・・
私はできるだけ明るく優しい声で『それが〜・・・彼が用事あるみたいで中止になっちゃった!』と言ってみた
・・・そんなのが通じるハズも無く予想通りに愛理ちゃんは怒り出した
「用事!? だからってドタキャンは無いでしょ!」
愛理ちゃんの声に私は『そうだけど〜・・・』と小さく呟いた
「雅ちゃんの誕生日より重要なことなんてあるはず無いよ!!」
私の分まで怒ってくれているみたいに愛理ちゃんの声が強くなっていく
『彼のお母さんに・・・』って愛理ちゃんから危険なキーワードが出てきたので私は急いで彼のフォローをする
「ほ、ほら! 本当は内緒で『サプライズ!』って可能性もあるじゃん! だから今は様子を見ようよ!」
「何で彼をかばうの!? 雅ちゃんは優しすぎるから彼が甘えるんだよ!?」と言う愛理ちゃん
「愛理ちゃんだって私に優しいでしょ? だからお互い様だよ♪」と無理やり言い返して必死に愛理ちゃんをなだめる

愛理ちゃんとの1時間以上の会話が終わると私は疲れ果ててベッドに携帯を持ったまま倒れた

彼には彼の事情があるんだ
私は彼を信じる
絶対に彼と離れないって決めたんだし・・・
430名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 00:43:38 0
『夏色の夢』
>>429

『明日も来るよ・・・』
『でも・・・明日は・・・・・・私1人で・・・』
『いや・・・明日も俺は来るよ・・・』

私は逃げるようにその場所を離れた
見てはいけないものを見てしまった・・・そんな感じがしたから
走り続けて息が苦しくなったけど足を止めることができなかった

 ・
 ・
 ・
 ・
 ・

かなりの距離を走って『ハァハァ・・・』と息を切らしながら立ち止まる
立ち止ったと同時に涙が頬を伝う
(彼を信じるって決めたのに・・・)
この涙が彼に対してなのか、彼を信じ切れてない自分に対してなのかがわからない
わからないのが悔しかった

「雅ちゃん♪」
突然、聞こえてきた声の方に私は顔を向けた
そこには鳥の様な人間の様な〜・・・妖精っていうのかな?
掌くらいの小さな女の子が私を笑顔で見つめていた
431名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 00:51:08 0
『夏色の夢』
>>430

「あなたは誰?」
「私はアイ・・・じゃなくって・・・う〜ん・・・どうしよう・・・」
私が不思議そうに女の子を見つめると、彼女も微妙な表情で私を見つめながら話しを続ける
「事情があって名前は言えないんだよね! だから『妖精さん』ってことで♪」
目の前で起こっている非現実的な世界に『はぁ』と私は小さく頷くことしかできない
(彼女をどこかで見たことがある様な気がするけど・・・思い出せないな)
彼女は私を笑顔で見つめながら言う
「さっきまで泣いていたけど悲しいことでもあったの?」
「えっと〜・・・色々と・・・」
「私に教えて! 役に立つと思うから!」
目をキラキラと輝かせて見つめられると『別に大丈夫だから!』とも言えなくなる
私は座って話をしようと周りを見渡すけど辺りは真っ暗だった

「今って夜だっけ?」
私が質問をすると彼女は笑いながら言った
「ここはお姉さんの夢の中だよ」
「えっ!? 私の夢の中なの?」
「そうだよ! だから適当に昼の公園でも思い浮かべてみて」
私が彼女の言う通りに昼の晴れた公園を思い浮かべると〜・・・そこは一瞬にして公園に変わった!

「すごい!!まるで夢みたい!!」
「だから夢の中だって言ったでしょ」
笑いながら言う彼女に『そうだった』って言って私も一緒になって笑った
432名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 00:57:06 0
『夏色の夢』
>>431

芝生に座って私は彼女に話をする
「明日〜・・・って、これが夢の中なら目を覚ましたら私の誕生日なんだ」
「そうなの? おめでとう♪」
嬉しそうに言った彼女に『ありがとう』と笑顔で言い返してから私は話を続ける
「彼氏がいるんだけど誕生日の日は思い出の場所でデートする予定だったの」
「彼氏いるんだ!! 雅ちゃんに吊り合ってる相手なの?」
「カッコいいし、人気もあるし、勉強もできるし、運動もできるし〜・・・」
顔を赤くして永遠と彼の自慢話を続けていると『・・・惚気話はそれくらいでいいから』と彼女にツッコミを入れられてしまった
私は『コホン』とわざらしい咳払いをして気持ちを切り替えてから話を続ける
「それで、寝る前に電話で明日のデートがキャンセルになっちゃったの」
「なにそれ! その男って最悪じゃん!」
「それは寝る前に愛・・・愛・・・あれ? 誰かも同じことを言ってたんだけど〜・・・」
(誰だろう?誰かが全く同じことを言っていたのに思い出せない)
「そっ、そこらへんはいいから話の続きをして!」
少しだけ妖精さんが焦りながら私に言う
「えっと・・・ 昨日の夕方の話なんだけど近くに公園があって〜・・・」
「公園があって?」
「彼と村上さんが・・・2人で・・・」
「2人で?」
「『明日も会おう』って約束をしてて〜・・・」
私が言い終わる前に彼女が大きな声で怒り出す
「何そいつ!? 浮気してるの!?」
「ちっ、違うよ! 彼にかぎってそんなこと〜・・・」
「だって、自分の彼女の誕生日のデートをキャンセルして他の女と会うんでしょ?」
「それは・・・何か重要な用事とかがあってだと・・・」
(あれ?さっきも同じ様に彼をフォローしてた気がする・・・)
「雅ちゃんは優しすぎる! そんなバカ男はふっちゃった方がいいって!」
「バカじゃないもん! 本当に優しくって私のことを思ってくれてる人だもん!」
433名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 01:05:41 0
『夏色の夢』
>>432

「絶対に浮気だね!」
「浮気じゃないもん!」
そんな言い合いが続いて、私も知らないうちにムキになっていた

「それじゃ、こうしよう!」
少し怒り気味に言う妖精さん
「明日は雅ちゃんの誕生日だから私からプレゼントとして3つだけ願いを叶えてあげる!」
「えっ・・・願いを3つ?」
夢の中とは言え妖精さんから『願い事を3つ』と言われると少し嬉しい気持ちになる
「そのかわり! 雅ちゃんの彼氏が本当に浮気をしてるかを明日は確かめること!」
「そんなスパイみたいなことは嫌っ!」
私が言うと彼女は『なんだ・・・やっぱり自信が無いんじゃん・・・』とボソッと言った
その言葉に私は少し『ムカッ』として彼女に向かって言う
「別にいいよ! 彼は絶対に浮気なんてしてないもん!」
「それじゃ!交渉成立だね!」
「いいよ!」
「それと〜・・・」
「それと?」
少し言い辛そうに彼女が付け加える
「願い事を3つも叶えるのにはすごい力がいるから・・・その人の身に付けてる物でパワーがあるものを貰わないとダメなの」
「それは妖精の世界の約束みたなもの?」
「そうそう! それで雅ちゃんから貰うものとしては〜・・・その左手の薬指にはめてる指輪かな」
「この指輪!?」
434名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 01:18:19 0
『夏色の夢』
>>433

私は薬指にはめている指輪を右手で隠す
「その指輪は何人もの人の想いが入ってて信じられないくらいにパワーを持ってる」
「ゴメン・・・やっぱり今の交渉は無しで・・・」
「自信が無いんだ!」
さっきと同じ言葉を言われたけど〜・・・私の気持ちが熱くなることは無く静かな声で彼女に言う
「この指輪だけはダメなんだ・・・絶対に手放せないから」
私の顔を見ながら『う〜ん・・・』と少し考えてから・・・彼女は少し寂しそうな声で言う
「残念だけど『交渉成立』に『いいよ』って言っちゃった時点で取り消しはできない約束で〜・・・」
そう言った彼女を私は真剣な表情で見つめた
(この指輪だけは手放せない・・・)
そう思うと瞳に涙が溜まっていく
少しの間、彼女は私を見つめた後で『帰ったら怒られるだろうなぁ・・・』と小さな声で呟いてから私に向かって言う
「もし、彼が浮気をしていなかったら指輪を貰うのは無し! 浮気をしてたら指輪は貰います!」
その表情が真剣だったので、この条件でも彼女がかなりの無理をしているのがわかった
無理を言ってるのは私の様な気がして・・・彼女の言葉に『わかった』と言うしかできなかった

「それじゃ、雅ちゃんの運命が変わる1日がそろそろスタートするね! 幸せな1日になりますように♪」
そう言いながら彼女は私の頬にキスをした
「絶対に彼は浮気なんてしてないから」
笑顔で言った私に彼女も笑顔で言い返す
「その人が浮気していて、雅ちゃんと別れた方が私は幸せになれると思うけどね!」
そんな意地悪を言ってから彼女は指を『パチン』と鳴らした・・・

・・・夢の中で彼女が指を鳴らしたのと同時に私はベッドの上で目を覚ました
カーテンからこぼれる朝日を眩しく感じながら『全部夢だったのかな?』と思ったけど・・・
「さ〜て、どんな1日になるのやら♪」
笑顔で私の横顔を彼女が見つめていた

☆続く☆ (できれば25日以内に終わらせたいw)
435名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 01:30:14 0
ま…まさか…

訂正はないんですかw?
436名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 01:48:29 0
あっ・・・訂正ありましたw

>>431
「ここはお姉さんの夢の中だよ」
  ↓
「ここは雅ちゃんの夢の中だよ」

まとめサイトの方、訂正をよろしくお願いします !
437ウィードクラウン:2005/08/25(木) 02:38:39 0
えっと、たぶん優恋の人、乙です

では本日分投下
萌え無し
438ウィードクラウン:2005/08/25(木) 02:39:10 0
>>382
*

急いで夏焼家の玄関へ向かうと、木製の引き戸が粉々に破壊されていた。
玄関前の廊下では雅ちゃんのお母さんが腰を抜かして震えている。
「おばさん、何があったんです!?」
「そ、それが、わからないのよ…。 急に大きな音がして…」
おばさんは声を震わせながら話した。
とりあえずおばさんに肩を貸して立たせ、部屋に奥に隠れるように促した。

ガタッ

と、木材の破片が崩れる音がした。
音のしたほうを見ると、制服を着た女が服についた埃を払っている。
「あーあ、やりすぎちゃった。 ちょっと驚かすつもりだったのに」
そう言った女が着ている制服には、見覚えがあった。
確か隣町にある金持ちや芸能人の子供などが通う高校の制服だ。
この破壊を行ったのは、目の前にいる女なのだろうか。
「あ、あんたがやったのか…これ」
僕が尋ねると女は
「そうよ、私がやったの」
と、今度は髪についた粉塵を払いながら平然と答えた。
間違いない。 この女は敵だ。
「ファーザーズか?」
「そう。 君は萩原信彦くん、でしょ?」
僕を知っている、という事はやはり僕を連れ戻しに来たのか。
やはり熊井さんの一件でこの町にいることがばれてしまったのだろう。
しかし、何故僕がここにいることまで知られているんだ…。
439ウィードクラウン:2005/08/25(木) 02:39:35 0
>>438
「僕を捕まえに来たのか…」
「まあ、君にも用はあるんだけど…その前に、ちょっとそこ通してね」
女は僕らの横を通り抜けて奥へ歩き出す。
…まさか、桃子を狙っているのか!?
僕はともかく、桃子まで連れて行かせるわけにはいかない!
咄嗟に僕は女の腕を掴んだ。
「待てっ! そこから先へは通さない!」
女は僕をぎろっと睨みつける。
「私に気安く触らないで」
そう言って、口を少し開いた。

ギィィィィンッ!

またあの耳鳴りが響いた。
さきほどのようなかすかなものではなく、脳を揺さぶられるような大音響だった。
「ぐあっ!!」
周りにある壁や柱、家具などがビリビリと震えだす。
僕の体も痛みがしみてきて、だんだんと力が入らなくなってくる。
これは…超音波攻撃か…?
「弱〜い」
女は僕の手から力が抜けたのを確認すると、それを振り払った。
僕はそのまま床に倒れこんでしまった。
女は僕に構うことなく、廊下の角を曲がって奥の部屋に向かって進んでいく。
440名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 02:39:49 0
言うしかできなかった→言うことしかできなかった
じゃないですかね?
乙です!
441ウィードクラウン:2005/08/25(木) 02:39:59 0
>>439
…非力だ。
僕の能力は攻撃的ではないし、光太郎くんのように能力を打ち消せるわけでもない。
ただ他の能力者の手助けをすることしかできない、非力な能力だ。
たった1人の敵の侵攻を止めることだってできず、倒れ伏している。

屋敷の奥から重蔵さんの声が聞こえてきた。
「お、お前…道重さゆみか…」
「おひさしぶりね、お爺さん。 さて、能力者はどっちの子?」
"道重さゆみ"という名前なのか、あいつは…。
重蔵さんが知っているという事はファーザーズの施設育ちなのか。
初めて聞く名前だから、たぶん僕とは別の施設にいたのだろう。

「あんなに優しかったお前が刺客とは…」
「昔の事なんて覚えてなぁーい。 それより、早く能力者の女を差し出してください」
「ワシがすすんで組織に渡すとでも思うたか!」
「あれぇー、そんな事言っていいのかなー」
「ふんっ、小娘が!」

重蔵さんのこんなに激昂した声なんて滅多に聞かないなぁ…
なんてことをつい、ぼんやりと考えてしまった。
自分の情けなさに参りすぎて、僕はどうにかしてしまったのだろうか。
442ウィードクラウン:2005/08/25(木) 02:40:27 0
>>441
「ぐっ!」

重蔵さんの唸り声が聞こえた。
と同時に、僕の目の前にある廊下の角からすごい勢いで人が吹っ飛んできた。
ドスッ、と鈍い音がして、そのまま壁に打ち付けられたその人は紛れも泣く重蔵さんだった。
「重蔵さん…!」
僕は力の入らない体をなんとか動かして、重蔵さんのもとへ這い進んだ。
「うう…」
「だ、大丈夫ですか!」
「あの小娘め…、ひねくれて育ちおって…ゴホッ」
重蔵さんは口から血を吐き出しながら廊下の先を見つめて言った。
「重蔵さん…」

「で、どっちの女の子がそうなの〜? どっちも私より可愛くないけど」
廊下の先から、あの道重という女の声が聞こえる。
桃子と雅ちゃんの声は聞こえない。
ここからは見えないけど、おそらく恐怖で声が出せないのだろう。
「自分から言わないなら一人ずつ潰すからね〜。 どうする?」

(…くそっ 僕はなんでこんなに非力なんだ! なんで僕は! なんで…!)

「うわあああああああああああああああああっ!」

気づけば僕は立ち上がって走り出していた。
どこにそれだけの力だ残っていたのかはわからない。
けれど僕は立ち上がることができた。 後はもう、やるだけやるしかない。
443ウィードクラウン:2005/08/25(木) 02:41:26 0
从*・ 。.・)<つづくの


戦いのシーンとか書いたことないので
今後のこういうシーンは描写が甘くなると思いますがご勘弁を
444名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 02:44:01 0
乙です
445名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 02:59:49 0
早く
446名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 03:11:08 O
乙です
じぃさんを吹っ飛ばすとは呆れた小娘がきたな

「紛れもなく」が「紛れも泣く」になってたよ
447ウィードクラウン:2005/08/25(木) 03:48:47 0
>>446
ハフンッ

というわけで…
>>442の4行目
>その人は紛れも泣く



>その人は紛れも無く

に訂正お願いしますまとめの方…
448名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 04:46:08 0
乙乙
449名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 05:05:46 0
豪華だな
450名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 05:40:28 O
アイリーン書いたのって優恋さんだったの?!?!?!
451名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 06:12:04 0
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::\: ☆ノノハヽ クンクン
::::::ミゝ州*‘ -‘リ∩
::≡⊂⌒  つ(UFO) 
      ̄   ̄ ̄
香りしゃ姫巡回中

452僕に舞い降りた天使:2005/08/25(木) 06:26:32 0
>>325

「ど、どーすんだよこれ!」
「まぁまぁ、とりあえず座ろうよ。ほらアイス溶けちゃう・・・」
嗣永は僕が持っていた内の一つを奪うと、座席にストンと座り、溶けかかっているアイスを舐め始めた。
「で清水はどうなったんだよ?」
「佐紀ちゃんは大丈夫よ、さっきのベンチで休んでるから♪」
「やっぱり嘘だったのかよ・・・」
清水が何とも無いと分かり、とりあえず安心する。
外を見てみると、既に地上から2〜3メートルくらい離れていた。
清水が一人で待っていると思うと心配になるが、もうここまできたら一周終えるのを待つしかない。
全然納得いかないけど、大きなため息を着きながら仕方なく座席に座った。
「佐紀ちゃんの事・・・心配だった?」
嗣永が再びニヤリと笑みを浮かべた。
「あたり前だろっ!最悪だよあんな嘘ついて!」
怒鳴ると嗣永は急に笑顔からションボリした顔に変わった。
「だってぇだってぇ・・・」
「だってじゃない!何でこんな事したんだよ!?」
「二人っきりになりたかったから・・・ごめんなさい」
僕は「はぁ・・・まったく」と呟き、
僕は、悲しそうな表情でペロペロとゆっくりソフトクリームを舐めている嗣永とは逆に、怒った表情でバリバリと勢いよく食べ始めた。
453僕に舞い降りた天使:2005/08/25(木) 06:29:04 0
>>452

嗣永はしばらくションボリしていて、沈黙が続いていたが、
「タロウ君、佐紀ちゃんの事好きなの?」
嗣永がソフトクリームをようやく食べ終わると何の前触れも無く訊いてきた。
「・・・はっ?そんな訳ないだろ!い、いきなり何言ってんだよ!」
「え〜・・・だってタロウ君、今日佐紀ちゃんの事気にしてばっかなんだもん・・・」
「そ、そんなことないから!そんなこと・・・」
そんなことないとは言い切れないかもしれない・・・
「ここにこんな超絶セクシー美少女がいるのになぁ・・・・・まぁ佐紀ちゃんも可愛いもんね・・・」
寂しそうに呟く嗣永に、(自分で美少女とか言うなよ)と心の中で突っ込みを入れつつ、
「とにかく僕が清水を好きとかありえないから!」と言い放った。
すると嗣永がまた寂しそうに言った
「そうだよね、タロウ君が好きなのは舞美ちゃんだもんね・・・」
「そうだよ、何言ってんだよまったく・・・・・そうじゃないよ!ち、違うよ!な、な、な何言ってんだよ!」
嗣永の不意な発言に思わず本音が出てしまった!
「舞美ちゃんの事好きなんでしょぉ?」
「だから違うって!」
「ふふっ♪タロウ君顔真っ赤っ赤だよ?」
「つ、つ嗣永が変な事言うからだろ!僕は別に矢島の事なんか・・・」

「私・・・好きだよタロウ君の事・・・」

ゆっくり、ゆっくりと頂上に向かい廻り続ける観覧車。
嗣永の顔から笑顔は消えていた。
僕の中で、この一瞬だけ世界に存在する全てのものの動きが止まった。
454僕に舞い降りた天使:2005/08/25(木) 06:30:30 0
>>453

普段、「好きぃ♪」とか、「だ〜〜〜い好き!」とか、いつも嗣永は軽い感じでその言葉を使う。
このように真面目に言われた事は無く、僕の動きは完全に固っていた。
告白・・・?これは告白なのだろうか?そう思えば思うほど、どうしていいか分からなくなる。
嗣永はジッと下を向いて僕を見ようとはしない、
「・・・・・えっ、えっと・・・・あの・・・・その、な、何て言うか・・・・」
脳は「何か言え!」と命令してくるばかりで、その「何か」の部分が何なのかを伝えようとしてくれない。
僕がただ口を動かし言葉に成らない声を発し続けていると、嗣永が下を向いたまま「ふふふっ♪」と笑った。
「タロウ君の事だ〜〜〜〜い好き♪」
嗣永は顔を上げると満面の笑みで言った。いつもの軽い感じだった。
「な、なんだよ!?急に・・・・」
「返事は言わなくていいよ♪告白じゃないから・・・・ただ気持ちを伝えたかっただけだから・・・」
(そ、そうなのか・・・)内心ほっとする僕、
「それなのにタロウ君が『えっと・・・あの・・・』とか言ってるから可笑しくなってきちゃって」
「あっ!そ、そんな変な物真似すんなよ!」
「『あの・・・その・・・』」
「だからすんなって!」
さっきの台詞を真似られる度、恥ずかしさが込み上げてくる。嗣永はそんな僕を見て大笑いしている。
「からかうなよ!まったく・・・」
一通り笑い終えた嗣永が言った
「ふふふ♪私は、私は駄目だから・・・もし舞美ちゃんや佐紀ちゃんが居なくても・・・」
嗣永が視線を窓の外に移しながら話を続ける、
「例えこの世界に私とタロウ君しか居なくなっても、駄目だから・・・きっと友達にすらなっちゃいけない」
「ど、どうゆう意味?」 
あまりにも唐突な話で全く意味が分からなかった。嗣永の横顔は髪に隠れていて、表情を伺うことはできない。
「タロウ君、一つだけお願い聞いてくれる?」
嗣永がそう言ってスッと立ち上がった。
455僕に舞い降りた天使:2005/08/25(木) 06:33:47 0
>>454

「な、何?・・・ってこっち来るなよ!ゆ、ゆ揺れるだろ」
嗣永はそのまま僕の隣に座った。そのせいで足元が微かに揺れる。
「タロウ君・・・・」
「だからなっ・・・・・」
頂上までもう少しというところだった。
気がつくと嗣永の顔が目の前にあった・・・唇に一瞬感じた柔らかい感触・・・ほのかに香るバニラの味・・・
「キスしてもいい?」
嗣永は顔を離すと、嬉しそうに言った。もう唖然とするしかない僕。
「・・・・・・・・・・っ!?・・・・・・・・も、もうしてるじゃんか!」
「エヘッ♪」
「エヘッ♪じゃないよ!い、いきなり過ぎらりょ!って・・・っちぇ・・・ありぇ?・・とっとりゃんか・・・」
突然、頭が真っ白になった。呂律も回らなくなってきている。
(つ、嗣永・・・?なんかあたまが・・・・・・)
声が出ない・・・・
嗣永の笑顔がじわりじわりと霞んでいき、頭も筋肉も正常に働かなくなってくる。
(あぁ・・・だめだ・・・・)
どさっと嗣永に向かって倒れ込む僕、ちょうど嗣永に膝枕をしてもらっているような形で横になった。
薄れていく意識の中、嗣永の「タロウ君・・・ごめんね」という微かな声が頭に響いた。

つづく
456名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 06:40:46 0
天使乙
457名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 06:43:46 0
川´・_・リ<ひはほ〜い
458名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 06:53:11 0
他の作者も早く書け
459名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 06:59:31 0
('A`)
460名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 07:01:06 0
天使乙 新まとめサイト更新してる人乙
461名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 07:21:04 0
わたし的には、桃子とタロウ君がLOVE×2になる方がいいな。

夏色の夢、乙
ウィードクラウン、乙
天使、乙
462名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 08:16:02 0
雅ちゃんおめでとう
463名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 08:21:39 0

     トテテテテ・・・。
    ∋8ノハヽ ラビラビ
     从o゚ー゚从
 ε==   ゚し-J゚
    爆走巡回中

☆ノノハヽ 13時って何時〜?
州*‘ o‘リ
 ゚ し-J ゚
りさこ彷徨中

464名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 09:06:37 0
>>434
優恋作者?
465名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 11:19:00 O
天使たん乙!

奴め…今度はなにしたんだ…
佐紀たん頑張れー!
466名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 11:44:16 0
天使乙っす
・・・なにが起きるんすかぁー!?
467名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 12:54:38 0
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン 
::::::ミゝ从 ’w’)つ <嵐が来るとワクワクするの
::::::⊂__つノ 
マイハマン巡回中!
468名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 14:07:24 0
「お兄ちゃん、ごめん、セブンイレブンまで送っていって」
外は雨が降っている、セブンイレブンの前にはバス停がある。
「無理、俺やることあるから」
そういって、作業に戻った。
「お願い、遅刻しちゃう」
「しらねーから」
嘲りを含んだ笑いで返した。
作業を続ける。
「今日していいから」
「何回?」
手を止めて佐紀の方を見た。
「1回」
「2回なら考える」
「ずるいよ、セブンイレブンまでだよ」
「だったら歩いていけよ」
突き放すように言って、また作業に戻った。
「わかった」
ため息にまじりにつぶやいた。
「いますぐだよ」
僕は立ち上がり、車の鍵を持って雨の降る外へ出た。
佐紀も嫌いではないのだ、多分僕が3回と言えば、しぶしぶといった感じで了承しただろう。
469名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 14:07:56 0
 わざと車を車庫からだし、少し行った所でとめて、佐紀を待った。
嫌なにおいが少しこもっている。消臭剤を補充しなくてはならない。
 ポケットからガムを取り出して口に放り込んだ。車を叩く雨音とくちゃくちゃと言うガム音が
こだまする。
 家から佐紀が出てきた。走ってきてドアを開けた。
 「なんで行っちゃうの?」
 「ああ?すぐ行ける様にだろが」
 「濡れちゃったじゃん」
 「しるかよ」
鍵を回し、エンジンをかけた。車が振動する。
クラッチを踏み込み、1速にギアを入れた。半クラッチにしてアクセルを踏み込む。
車が動き出した。
 ワイパーが規則正しいリズムを刻み、水滴を払う。
晴れの日より、注意しながら、通行人がいれば徐行して進んだ。佐紀は怒っている。
 「歩いたらもっと濡れるだろうが」
 「だから?」
 「ちょっとぐらいがまんしろや」
 「待っててくれれば済む話でしょ」
 「出しとけば、すぐいけんだろ、わざじゃねーんだから、ごちゃごちゃ言うなよ」
 「ふーん、わざとだと思ってた」
全く信用していない、吐き捨てるように言う。
 セブンイレブンの前でとまり、佐紀がありがとうと言って降りた。
何も言わず、車を発進させた。さて帰ってきたらどうしてくれよう。
尾篭な思いが胸中に去来する。
思わず顔がにやけた。

終わり
470名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 14:16:00 O
川*´・_・リ<手コキ2回だからね!
471名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 16:40:00 0
正直・・・今日中に終わらせられる自信が無くなってきた・・・

>>440
その通りです^^;

まとめサイトの方へ
>>433の訂正を『言うしかできなかった→言うことしかできなかった 』でお願いします

>>450
違いますよ
雅誕生日企画として無断で使ってしまいましたw
アイリーンの作者さん 本当にすみません^^;

>>464
そうです
特別編みたいな感じだと思ってください
472名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 16:43:55 0
『夏色の夢』
>>434

朝食を食べ終わって家を出る
「さ・て・と! まずはどうしようか? 公園に行くの?」
その発言に少し『えっ!?』と私は反応してしまった
それを見て『クスッ』と微笑んで彼女が言う
「わかってるって! 結果をスグに見にいけるほどの自信が無いんでしょ?」

大抵の挑発なら流す私だけど彼のことになると何故か本気になってしまう
「自信も何も彼は浮気なんてしてないもん!!」
「それじゃ、公園に向かおうよ!」
「う・・・うん・・・」
彼女の言葉に上手く乗せられてしまったと言うか〜・・・私はしぶしぶと公園に向かった

彼は絶対に浮気はしてないって信じてる
村上さんと一緒にいたとしても何かの理由があってだと思う
でも・・・やっぱり村上さんと2人でいるところを見ると凹んでしまいそうだった

『はぁ・・・』とため息を付きながら重い足取りで公園に向かう私に彼女は私の肩に乗りながら話しかけてくる
「ねぇ? 本当に雅ちゃんは彼で満足・・・してるの?」
「えっ・・・何で?」
不思議そうに見つめる私に向かって彼女が手帳の様な物を出して語り出す
473名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 16:51:46 0
『夏色の夢』
>>472

「あれから彼について調べてみたんだけど〜・・・色々な女の子とキスしてるんですけど・・・」
「それは私と付き合う前の話でしょ?」
「それにしてもキスした相手が多すぎない? 清水佐紀、嗣永桃子、熊井友理奈、徳永千奈美、村上愛・・・」
(・・・佐紀ちゃんとか友理奈ちゃんともキスしてたんだ)
知らなかった事実に少しだけ『ズキッ』と心が痛む
でも、それは私と付き合う前だし・・・彼は彼なりに色々とあってキスしたんだろうし
「特に『村上愛』って子は北海道に行って浮気とか〜・・・」
「その時は付き合ってないから浮気にならないもん!!」
彼女が言いかけてる途中で私は大きな声で言う
私の発言に『ポカーン』としながら彼女は私を見つめていた
「それに冬の北海道で出会うなんて素敵じゃない! それは仕方ないことだもん!」
「・・・やっぱり雅ちゃんは彼に甘すぎると思うけどなぁ」
「そう・・・なのかな?」
最近、周りからよく言われるセリフに少し疑問を持っていたので彼女に理由を聞いてみる
「2人はクラスが別なんでしょ? 彼はクラスの女子とも仲が良いみたいだけど〜・・・許してあげれるのが不思議」
その返答に『え〜っ!』って言いながら私は笑って言い返す
「『仲が良い』って佐紀ちゃんとか友理奈ちゃんでしょ? 皆、私と親友みたいに仲がいいんだよ?」
「佐紀って子も友理奈って子も彼とキスしてるけどね」
「・・・・・・信じてるもん」
「その割には『信じてるもん』の前に沈黙が少しあったけど?」

その発言で涙目で下を向いて何も喋れなくなってしまった私
焦った彼女が『かっ、彼は雅ちゃん1筋だし彼女達が雅ちゃんと親友なら大丈夫だよ!!!』と必死にフォローしてくれた
474名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 16:58:19 0
『夏色の夢』
>>473

彼女が思い出した様に言う
「願いごとは3つ叶うけど何に使うか考えた?」
「えっ? 特には〜・・・」
「別に『彼が雅ちゃんしか見えなくなる』とか『彼と雅ちゃんが将来結婚する』ってのも大丈夫だよ」
その言葉に『けっ・・・結婚!?』と顔が真っ赤になってしまう
結婚なんてまだまだ先の話だよ・・・だけど、結婚できるならそれも幸せかも〜・・・って、私って何考えてるんだろう!!!

・・・勝手に舞い上がって『そんなのまだ早いし〜!!』とか言いながら手をブンブン振ってる私を彼女が冷たい視線で見ていた
「妄想するのはいいけど真剣に考えてもらえる?」
その言葉に『ハッ』として、今の自分の行動を思い返して恥かしくなる
ごまかそうとして『そうそう、願いごとだよね〜・・・』と小さく呟きながら辺りを見渡す

「『村上って子を北海道に帰す』ってのもアリなんだよ」
少し魔性の笑みを見せながら言う彼女
私は『ジ〜ッ』と彼女を見つめてから・・・笑顔で言い返す
「それは絶対に無いかな 村上さんは私にとっても大切な友達だもん♪」
「ライバルになるかもしれないのに?」
「それとこれとは別でしょ!」
彼女は『ふ〜ん』と言いいながら私を見つめていた


「あれっ?」
アクセサリー屋の前である女の子を見かけた
近づいてみると〜・・・やっぱり彼女だった
「おはよう!まいまいちゃん♪」
私の声に下を向いていたまいまいちゃんが私の方を向く
「あっ・・・雅ちゃん・・・」
その声は元気が無くって瞳に涙を浮かべている
475名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 17:05:40 0
『夏色の夢』
>>474

少し気になったので『どうしたの?』と聞いてみた
まいまいちゃんは何も言わずに両手で握り締めていた物を私に差し出す
その手の中には何かのカケラがたくさんあった
「ハート型のペンダントだったんだけど・・・落としちゃったらバラバラになっちゃって・・・」
そのカケラからは元がハート型だったとは全く思えないほど見事に砕けてしまっていた
「そっかぁ・・・大事にしてたものなの?」
「・・・・・・」
何も言わずに下を向いているまいまいちゃん

少ししてからまいまいちゃんと同じ年くらいの男の子がアクセサリー屋から出てきた
男の子は走ってまいまいちゃんのところに来る
「やっぱり同じのは無いんだって・・・ 仕方ないけど諦めようよ」
その言葉に『・・・本当にごめんなさい』と言って、まいまいちゃんが泣き出してしまった
男の子は『別に気にしなくっていいから』とか言ってまいまいちゃんを慰める

「そのペンダント、そんなに大切な物だったの?」
その声に『えっ?』って感じで私の方を見る男の子
「あっ!学校で1番可愛いって噂の夏焼雅ちゃんだ! うわ〜・・・やっぱり本物は可愛・・・イテッ!」
『ボーッ』としながら私を見ていた男の子に泣きながらも足にまいまいちゃんのキックが入る
その行動に『クスクス』と笑ってしまった私に男の子はペンダントについて説明を始めた
「このペンダントは、俺が舞の誕生日にプレゼントした物なんだけど・・・さっき、舞が転んで壊れちゃって」
「それで同じ物を探してたの?」
「そうなんだけど、買った時に最後の1個だったし全く同じのって無いみたいで〜・・・諦めようよ?」
男の子はまいまいちゃんに優しく言うけど・・・まいまいちゃんは泣き止まない

私はまいまいちゃんの手から砕けたペンダントのカケラを取ると『ちょっと待っててね♪』と言って2人から少し離れた
476名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 17:11:31 0
『夏色の夢』
>>475

「雅ちゃん・・・まさか・・・」
彼女が私を疑う様な目で見つめている
「えっと・・・最初の願いは『まいまいちゃんの壊れたペンダントを治してもら〜・・・』」
言いかけた私の口を塞ぎながら彼女が言う
「わかってるの!? 願いごとは『世界征服』だって『巨万の富』だって叶うんだよ? そんなのに使っちゃうの?」
「『世界征服』も『巨万の富』もいらないもん!」
「だからって『ペンダントを治す』ってのは違うんじゃない? 3つの願いは雅ちゃんと彼との関係に使った方がいいって!」
あれだけ私と彼の関係を反対してたのに必死になって言った彼女の言葉が嬉しかった
私は笑顔で彼女に言う
「きっと2人は両思いなんじゃないかな? 私はまいまいちゃんの気持ちとかわかるし2人に上手く行って欲しいから」
「ペンダントが無くっても2人は上手く行くって!」
「ペンダントがあったら2人はもっと上手く行くんじゃないかな?」
笑顔で言い返す私に『これ以上言っても無駄なんだ』と理解したらしく彼女はしぶしぶとカケラを見た

「雅ちゃんは優しすぎるよ・・・」
「良く言われます♪」
『はぁ・・・』と小さくため息をついてから彼女は指を『パチン』と鳴らした
それと同時に手の中にあったカケラが可愛いハート型のペンダントに変わった


手を繋いで走って行く2人の後姿を私は見つめていた
「本当にまいまいちゃん嬉しそうだったね♪」
ニコニコしてる私とは対照的に彼女は『もったいない』とか『欲が無さすぎる』とか呟いている
「も〜っ! 私が願いが叶って良かったんだからいいでしょ!」
「全然良くない! とにかく、願いごとは残り2つしか無いんだから絶対に無駄な内容はダメだよ!!」
そんな怒った声に『了解♪』と笑顔で言い返す
彼女は私の明るい声に『はぁ・・・』と再びため息をついた

☆続く☆ (2つ目の願いごとが思いつかない・・・)
477名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 17:46:46 0
どうなるんだろう・・・。雅たんと彼の関係は・・・
478名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 18:32:23 O
み、みやびちゃんって…もしかして………



バカ?
479名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 19:01:23 0
普通
480名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 19:18:45 0

優恋は相変わらず上手い!

・・・>>468はズルイw
481名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 19:45:49 0
優恋の続き?
482名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 19:54:23 0
>>481
特別編らしいよ
483名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 19:58:52 0
続きは酷かった
484名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 20:16:00 O
優恋の続きって何がダメだったの?
485名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 20:21:22 0
>>483
んなこたねーよ。
ただ話的に多少ムリがあったのと、(ノリが少女マンガ的?)
千奈美エンド希望者の怒りを逆なでして・・・ってオレだけかw
486名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 20:38:59 0
今日は、8月25日。俺の大好きな夏焼雅の誕生日だ。
俺は今日、夏焼に告白しようと思っている。だけど・・・夏焼には、いろんな噂があるんだ。

1つは、うちの学校の生徒会長が今年の入学式に夏焼に一目惚れして、告ったらすぐに「OK」をもらって、今は付き合ってる。とか、
もう1つは、隣の学校のめちゃくちゃイケメンと付き合ってて、体の方の関係までいっちゃった。とか・・・。

俺は夏焼のことが大好きだけど、「そんなことはありえない」と自分に言い聞かせていた。
そんなことを考えながら、俺は知らず知らずのうちに夏焼の家に電話をかけていたのだ。
「トゥルルルルルルー トゥルルルルルルー」
「えっ!なんで俺電話なんかかけようとしてるんだ!」
「はい、もしもし夏焼ですけど。」
と、夏焼が電話に出た。
「あっ・・え、えっと・・・・夏焼?・・おっ、俺・・・くくくくっ、工藤だけど。」
俺は、びっくりと緊張で舌がうまく回っていなかった。
「くっ工藤君?・・・わたしに何か用?」
こうなったら、公園に呼び出して告ろう。
「あっ、あのさ・・・今、暇?」
「今?一応暇だけど。」
「じゃあさ、公園に来れる?」
「うん、分かった。今行く。じゃあね。」
「おう。」
ほんとに呼び出しちゃった。どうしよう・・・とりあえず着替えて早く行かなきゃ。




487名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 20:50:37 0
わくわく
488名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 21:01:12 0
>>486

公園に着くと夏焼は、来てなかった。
ずっとドキドキしていたからホッとして肩をおとすと、後ろからいきなり肩をツンと押された。
俺はビックリして後ろを振り向くと、そこには夏焼が立っていた。

「おっ、おう。」
「ねぇ、いきなり呼び出して何か用?」
「あのさ、俺、結構前から夏焼のことが大好きなんだ。だから・・・その・・俺と付き合ってくれる?」
「えっ・・・・・」
夏焼は下を向いて黙ってしまった。
「もしかして、彼氏いる?」
夏焼は、下を向いたまま首を横に振った。
「俺じゃ、ダメ?」
夏焼はまた、下を向いたまま首を振った。

少しして、
「夏焼?」と声をかけると夏焼は顔を上げてくれた。その顔は、涙で濡れていた。
俺はビックリしたのでまた、
「夏焼?」と声をかけた。
489名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 21:03:40 0
もう少ししてから続きを書かせていただきます。短編です。
490名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 21:13:43 0
短編の方 乙です!
491名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 21:14:28 0
『夏色の夢』
>>476

「雅ちゃん!」
後ろから声を掛けられて振り返ると〜・・・そこには茉麻ちゃんが立っていた
「あれ?茉麻ちゃん・・・どうしたの?」
茉麻ちゃんは片手に花束を持っていた
「これから舞美ちゃんの病院にお見舞いに行くの」
「舞美ちゃん?」
「陸上の練習中に怪我しちゃったんだって・・・雅ちゃんも一緒に行く?」
私は少し考えてから『うん』と笑顔で頷いた

「公園行くまでの時間稼ぎなんじゃ〜・・・」
彼女の声に『違うもん!』と反応する
前を歩いていた茉麻ちゃんが不思議そうに私の方を見た
「何か・・・言った?」
「あっ!独り言だから気にしないで!!」
私は焦りながら茉麻ちゃんに言う
「ふ〜ん・・・その独り言のクセは彼と似てるねぇ」
そう言って笑った茉麻ちゃんの後ろを私は顔を真っ赤にして下を向きながら歩いた

病院に着くと茉麻ちゃんが受付で舞美ちゃんの部屋を聞く
私は壁にある時計を見ると『12時30分』を刻んでいた
「12時間切ったね」
彼女の言葉に『そうだね〜・・・』と小さな声で返しながら考える
今、彼は村上さんと一緒に公園にいるのだろうか?
2人が楽しそうにしてる姿しか思い浮かばなくって悲しくなってくる
そんな私を見つめながら『雅ちゃん・・・』と心配そうに彼女が呟いた

「雅ちゃん! 部屋がわかったから行こう!」
聞こえてきた茉麻ちゃんの元気な声に私は気持ちを切り替えて笑顔を向ける
・・・私の瞳に映ったのは大きな声を出しすぎてナースに怒られている茉麻ちゃんだった
492名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 21:19:07 0
『夏色の夢』
>>491

「あ〜っ!雅ちゃんも来てくれたんだ!」
病室に入ると右足にギブスをした舞美ちゃんがベッドから笑顔で出迎えてくれた
先に来てたらしく桃ちゃんと舞波ちゃんもいた

「あっ!彼とキスしたことがある嗣永桃子だ!」
そう言った彼女にだけ聞こえる様な小さな声で『うるさい!』と私は言った
「舞美ちゃん・・・足の具合はどうなの?」
ストレートに聞く茉麻ちゃん
「う〜ん・・・1ヶ月くらい掛かるかもしれないんだって・・・」
舞美ちゃんの言葉を聞いて舞波ちゃんが言う
「それじゃ!9月にある陸上の大会は?」
「舞波!!」
桃ちゃんがスグに反応する様に舞波ちゃんを少し睨んだ
その反応に『あっ・・・』と小さく呟いて舞波ちゃんは下を向いて反省していた

舞美ちゃんは『ニコッ』と微笑んで舞波ちゃんに言う
「別に気にしなくっていいよ! 9月の大会は無理なのは事実なんだし!」
その言葉に病室が『シーン』と静まり返ってしまう
静かな病室の中で最初に声を出したのは・・・やっぱり舞美ちゃんだった
「今年の大会は短距離で地区大会に出れたのは私だけだったから・・・期待されてたのに部の皆には悪いことしたかな〜って」
言いながら舞美ちゃんの瞳に涙が溜まっていくのがわかった
そこにいた皆が願うことは1つだけ・・・

「あの・・・私、ちょっとトイレ行ってくるね」
そう言って私は病室を抜けるとトイレの個室に入った
493名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 21:25:22 0
『夏色の夢』
>>492

「あのさ・・・」
「ダメだよ!」
私がお願いを言う前に彼女がダメ出しをする
少し悲しい表情をした私に対して彼女も私を悲しい表情で見つめながら言う
「私は雅ちゃんの幸せのために願いを使って欲しいの・・・」
「・・・・・・・」
彼女の声から伝わってくる優しい気持ちに私は言葉の続きが言えなくなってしまった
「もっと自分が幸せになるように願いを使って欲しいの! 大切な指輪を本当に失うかもしれないんだよ?」

(大切な・・・私と彼の気持ちが繋がってる指輪・・・)

私は瞳を閉じて少しの間考えてる
そして笑顔を彼女に向けて言う
「足を怪我しちゃったのも舞美ちゃんの運命なのかもしれない」
「そうだよ!それが運命なら仕方ないよ!」
「でも、私の大切な友達の悲しい運命を今の私なら変えることができるんだよね」
「雅ちゃん・・・」
そう呟いて彼女は下を向いてしまった
「朝とか放課後に毎日走ってて・・・生徒会長の仕事も大変なのに毎日走ってる姿を私は見てたから・・・」
「・・・・・・」
「舞美ちゃんが大会で走ってる所を見たら私は幸せになると思う! 優勝できたらもっと幸せになれると思うの!」
「足が治れば・・・雅ちゃんの幸せになるって言いたいの?」
その言葉に私は笑顔で頷いた
彼女は私の顔を真剣に見つめて『バカ・・・』と小さく呟くと『パチン』と指を鳴らした
「スグに治るのは自然界の流れを無視することになるからできないけど・・・」
「大会までには治るの?」
「1週間前には完治するよ! あとは舞美って子の頑張り次第かな?」
その言葉に私は嬉しくって少し泣きそうになった
494名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 21:27:36 0
『夏色の夢』
>>493

「お見舞いに来てくれて・・・ありがとう♪」
ベッドの上から笑顔で手を振る舞美ちゃん
最後まで私達に気をつかって明るくしていた舞美ちゃんに私達は笑顔で手を振った

「最後の大会だし・・・何とか治ればいいんだけど・・・」
病院の廊下で少し元気無さそうに言う茉麻ちゃん
そんな茉麻ちゃんに私が力強く笑顔で言う
「大丈夫だよ! 舞美ちゃんなら絶対に大丈夫!」

私の笑顔が伝わったのか皆にも笑顔が戻った
495名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 21:33:38 0
『夏色の夢』
>>494

「そう言えば・・・」
病院を出て舞波ちゃんが何かを思い出した様に言う
皆が『えっ?』って感じで舞波ちゃんに視線を向けると〜・・・舞波ちゃんは私を見つめながら言った
「午前中って彼と公園に一緒にいなかった?」
「えっ!?」
「今日って雅ちゃんの誕生日だから公園に一緒にいた女の子って雅ちゃんだと思って〜・・・」
「舞波っ!!」
桃ちゃんの大きな声に『ビクッ!』となった舞波ちゃんが桃ちゃんの顔を見つめて〜・・・『あっ・・・』と小さく呟いた

(彼は・・・やっぱり村上さんと一緒にいるんだ)
「あのさ・・・雅ちゃん・・・」
少し言い辛そうに桃ちゃんが私に声を掛ける
私は・・・笑顔で桃ちゃんを見つめながら言う
「それは村上さんだよ! 何か私の誕生日プレゼントの用意とかで驚かそうとしてるらしいんだ!」
(スラスラと出てくる自分の嘘で胸が痛くなる・・・)
「そうなの?」
さっきまで下を向いていた舞波ちゃんも私の方を見つめながら言う
「そうそう! それに3時になったら彼とデートに行く約束だしね♪」
(必死に笑顔を作るのは慣れてたから・・・)
「3時? それなら急いだ方がいいんじゃない?」
茉麻ちゃんの言葉に『あ〜っ本当だ!』と携帯を見ながら言う
そのまま『バイバイ♪』と急いでる用に早口で言って私は走り出した

「彼と幸せな時間を楽しむんだよ〜♪」
「甘えすぎないようにね♪」

そんな皆の言葉を背中に受けながら私は泣きながら走っていた

☆続く☆ (電車男見てたら絶対に間に合わないよ・・・困った・・・)
496名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 21:34:43 0

ムリすんなw
497名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 21:39:37 0
498名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 21:43:16 0
ビデオ録って後で(ry
499名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 22:13:18 0
『夏色の夢』
>>495

悲しい気持ちとか切ない気持ち
そんな感情を胸いっぱいに詰め込みながら私は走った
走っても涙は止まることは無くって・・・

少しずつ速度が落ちていって・・・ちょうど足が止まった場所は公園の隣にある土手だった
私は土手の芝生に座ると涙を流しながら公園の方に視線を向けた

私の瞳に映ったのは彼と村上さんだった・・・

何かを話してるみたいだけど少し離れてるために聞き取りづらい
彼と村上さんは見つめ合っていて・・・・・・村上さんが突然泣き出してしまった
私の耳に少しだけ聞こえてきたのは『雅ちゃんに悪いよ・・・』って言葉だった
彼は泣いてる村上の肩に優しく手を置いて『俺も同罪だから・・・』って言ったのが聞こえてきた・・・

その瞬間に何かが私の心の中で砕けてしまった感じがした
(信じてたのに・・・)
そんな言葉だけが何度も頭の中で繰り返される

泣いている村上さんを必死に慰めている彼・・・
私は土手に座って2人を静かに見ていた
無表情で見つめているのに涙は止まらずに頬を伝って地面に落ちた

(最高の誕生日になるはずだったのに・・・)
私は左手の薬指の指輪を見つめる
指輪はいつもと変わらずに静かに輝いていた
500名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 22:43:49 O
夏色さん乙です。
少しタイミング悪いですが、投稿させてもらいます。...間に合うかなぁ
501名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 22:45:10 0
>>488 短編の続きです。

そしたら夏焼は、「ありがと。」と言って俺に抱きついてきた。俺はすごくドキドキしたけど、優しく抱きしめた。
また夏焼が泣き出した。俺は夏焼が泣き止むまで抱きしめた。

夏焼が顔を上げて笑顔で話し出した。

「実はね、わたし前から工藤君がすきだったの。けど、いろんな変な噂のせいで嫌われたと思った。」
「俺はそんなことじゃ、夏焼を諦められないよ。」
「ありがと。ほんとに優しいんだね。」

「大好きな、夏焼にだけだよ。」
そう言って俺は、夏焼にキスをした。俺のファーストキスだった。
「わたしのファーストキス奪ったなぁ!」と言って、今度は夏焼からキスしてきた。二人ともファーストキスだった。

「あっ!」俺は夏焼と体を離した。
「どうしたの、急に?」
「夏焼、今日誕生日だろ。プレゼント何も用意してなかった。ごめん。」
「えぇ〜、ひどい。」
「ごめん。ほんとにごめん。」俺は、必死に謝った。
「ウソだよ。
 今日の出来事がプレゼントだから。工藤君に告白されたこととか、キスしてくれたこととか。」
「いや、なんか・・・俺のほうこそありがとうっていうか。」
「最高の誕生日プレゼントありがとう。」



この2人は言うまでもなく仲良く幸せになりましたとさ。                おしまい
502〜春〜:2005/08/25(木) 22:46:16 O
小学生6年生〜春〜
>>??

 「...ちゃん、...雅ちゃんてば!!」
「えっ?」
掃除時間、自分の名前を呼ぶ声に、ふいに我にかえった雅が、声のする方に視線をやると、そこには愛理が心配げな表情で、こちらを見ていた。

「...どうしたの雅ちゃん、ぼーっとしちゃって?、早くしないと掃除時間終わっちゃうよ」
「う..うん、ごめん...」
「...なんか今日の雅ちゃん、途中からブルー入ってる感じなんだけど...なんかあったの?」
「えっ、...べ..別になにもないよ...あっ、もうすぐ掃除時間終わっちゃうね、急がないと.......はぁ」
そう言って、再び掃除を始めた雅だったが、少しするとまた手を止め、ため息をついていた。

「...(雅ちゃん、どうしちゃったんだろ).....あっ!!...まさか..」
そう言って、なにかを感じとった愛理は、ぼんやりと掃除を続けている雅に、再び話しかけた。

「ねぇ雅ちゃん...もしかして、○○くんに何かされたの?」
「えっ!!!」
愛理の口から、○○の名前が出た瞬間、雅の表情はあきらかに変わっていた。

「...その表情、やっぱりねぇ...よく考えたらあの後からだもん、雅ちゃんが元気なくなったの...」
「ち..違うの、○○くんは何も...」
「いいの、みなまで言わないで...それにしても、桃ちゃんが間近に迫ってたあの状況下で、まさか雅ちゃんにちょっかい出すなんて...○○くんもやるわねぇ〜」
否定する雅とは裏腹に、愛理は1人でなにやら勝手に話しを解釈しながら、○○の行動にあきれていた。

「だ..だから、○○くんは何も...」
「よし!わかったわ雅ちゃん!ここは私にまかせて!!」
「えっ?..まかせてって??...」
「大丈夫、雅ちゃんは何も心配しなくていいから...ね」
愛理はそう言うと、笑顔で雅の顔を見つめていた。
503〜春〜:2005/08/25(木) 22:51:32 O
>>502

…放課後…

「ちょっと愛理ちゃん!!ほんとに○○くんは関係ないから...」
「いいからいいから、私にまかせて、雅ちゃんはここで待ってて...ね」
終わりの会が終わり、4組のみんなが下校しだす中、○○に会いに3組に向かおうとする愛理を、雅は必死に引き止めていた。

「あっ!、もう3組も終わってるみたいね、急がないと..」
「ちょ..ちょっと、愛理ちゃん!!」
そう言って焦る雅を後目に、愛理は3組の教室に走っていった。
どうやら3組も、今しがた終わったらしく、生徒がぽつぽつと下校を始めていた。

「おじゃましま〜す...え〜と、○○くんは.....あれっ?」
3組に入った愛理が、教室内を見回すと、そこにはすでに○○の姿はなかった。

「あれっ?鈴木じゃん、どうしたんだよ?」
愛理が、教室内の入口前で立ちつくしていると、下校しようとしていた藤本が、話しかけてきた。
「ねぇ藤本、○○くんは...」
「○○??...あいつなら、終わったと同時に、教室を飛び出していったけど...」
「え〜!!、もう帰っちゃったの?」
「ああ、いつもは途中まで一緒に帰るんだけど、今日はなんか用事があるとかで、先に帰るって言ってたぜ」
「そうなんだ.....あと、桃ちゃんの姿も見えないみたいだけど...」
「嗣永なら、○○を追っかけていったみたいだけど...」
「ふ〜ん...あっ!さてはあの二人...やってくれるわねぇ」
愛理がそう言いながら、よからぬ事を想像をしていると、愛理の行動が心配で、3組にやってきた雅が、教室の入口から顔だし、困惑な表情をしながら、愛理に話しかけてきた。

504名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 22:52:57 0
短編書いた人です。作りながら書いたもんで見事にかぶってしまいました。すみませんでした。
505名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 22:58:37 O
短編の人
春タン
優恋さん


このスレ最高
506〜春〜:2005/08/25(木) 22:59:06 O
>>503

「愛理ちゃん、もういいから帰ろうよ..」
「あっ..雅ちゃん、ごめんねぇ、どうやら一歩違いだったみたいなの..」
「そ..そうなんだ...(○○くん、もう帰っちゃったんだ...)」
言葉とは裏腹に、愛理の行動にどこか期待してた雅は、そんな愛理の返答を聞き、さみしそうな表情を浮かべていた。

「...しょうがないわ、明日改め...キャッ!!..」
そんな感じで、愛理が雅と話をしていると突然、愛理を押し退けて、藤本が割り込んできた。

「な..夏焼さん!!どうされたんですか!!なにか3組に御用でも?」
「えっ..あの..私、もう帰りますから...」
「まぁまぁ、そう言わずに、ささ中へ..」
「ちょっと藤本!なにすんのよ...って、な..なによ、この人だかりは..」
愛理がまわりに視線をやると、いつの間にか3組の入口には、雅目当てにほかの男子も集まってきていた。

(男子達)「おい見ろよ!夏焼さんがいらしてるぞ!..(ざわざわ)
「...はぁ、こいつらときたら、あいも変わらずよくやるわねぇ...ってのんきにしてる場合じゃないわね。...とにかく、雅ちゃんを避難させないと...」
そう言いながら、愛理が雅を避難させようとした時、その騒ぎの輪に向かって、1人の女子が厳しい見幕で歩いてきた。

「ちょっと!!邪魔よあんた達!!!」
(男子達)「なんだよ!今いいとこなんだから、邪魔すん...ゲッ!矢島!!」
雅に夢中だった男子達が、その声のする方に振り返ると、そこにはあきらかに機嫌の悪い矢島が、男子達を睨みつけていた。
507〜春〜:2005/08/25(木) 23:07:45 O
>>506

(藤本)「な..なんだよ矢島、お前には関係ないだろ」
「関係ない?...みんなが出入りする場所で、大騒ぎしといて、関係ないですって...バカ言ってんじゃないわよ!!さっさとどきなさいよ!!」
(男子達)「ひぃーー」
そんな矢島の威圧に、入口前で固まっていた藤本を含む男子達は、すぐさまその場から退散した。
「...ほんと、バカばっか」
「...(こ..この人が、愛理ちゃんの言ってた、矢島舞美さん...な..なんか恐い..)」
男子達を一掃した矢島を見ながら、雅がそんな事を感じていると、矢島の後方から、村上が歩いてきた。

「ちょっと舞美、どうしたのよ大声なんかだして...」
「ううん、なんでもないわ愛。さっ、帰りましょ...」
矢島は、なに事もなかったかのように、村上にそう言うと、教室から出ていこうとした。
入口付近では、男子達と同じく、矢島の迫力に圧倒された雅と愛理が、呆然と立ち尽くしていた。
「あらっ、あなたは...」
そんな雅を、入口で見つけた矢島は、なぜか通り際に足を止め、雅の顔をじっと見始めた。

「あ..あの..」
「...ふ〜ん、騒がれてるわりには、たいした事ないわね..」
「えっ?」
矢島は、雅を見下すような表情で、そうはき捨てると、スタスタと教室から出ていってしまった。
「...(な..なんなの、あの人)...」
そんな感じで雅が、矢島の行動、そして発言に、あっけにとられていると、今度はそんな雅に村上が笑顔で話しかけてきた。
「こんにちは。私、村上愛っていいます。」
「えっ..あ..あの、こんにちは。私は...」
「4組の夏焼雅さんでしょ。クラスは違うけど、よろしくね」
「は..はい、こちらこそ、よろしくお願いします...(私の名前...知ってるんだ...)」
「うふふ..」
「.....」
どこにでもありがちな自己紹介、村上がこれと言って特別な事を言った訳でもなかったのに、雅は笑顔で自分を見ている村上に、矢島とはまた違うなにかを感じていた。

508〜春〜:2005/08/25(木) 23:12:47 O
>>507

「...ねぇ愛ちゃん、相変わらず舞美ちゃんは容赦ないよねぇ...私、ちょっとひいちゃった」
「もう愛理ちゃんたら、そんなに恐がらなくても大丈夫だよ。舞美は、根はとっても優しくて、純粋な子なんだから..」
「え〜〜!!うそだぁ!!..」
「ほんとだよ!」
そんな感じで、村上と愛理が話しをしていると、少し離れたところから、矢島の叫ぶ声が聞こえてきた。

「ちょっと愛〜!なにやってるのよ〜!先帰るわよ〜」
「ごめ〜ん、今行く〜...それじゃ、またね」
村上は笑顔でそう言うと、急いで矢島の待つ方へ歩いていった。
「...さすがは愛ちゃん、急いでても、廊下を走らないわ..」
「...ねぇ、愛理ちゃん」
「えっ?なに雅ちゃん?」
「○○くんて、嗣永さんだけじゃなくて、あの村上さんや矢島さんとも、仲いいんだよね?」
「そうだよ。私、時々3組に来るんだけど、あの男嫌いの舞美ちゃんが、隣りの席の○○くんと話してるの見た事あるし、その横では愛ちゃんが楽しそうに笑ってたよ。
あと、ほかの女子ともよく話してるみたいだけど...」
「.....」
「でも、結局のとこ最後はいつも、桃ちゃんが妨害するんだけどね...って、あれっ?雅ちゃん、どこ行くの?待ってよ〜」
「...はぁ、くるんじゃなかった...」

...こうして、雅のためを思った愛理の行動が、結果として雅をさらに凹ます事になったのは、言うまでもない......

509〜春〜:2005/08/25(木) 23:23:15 O
>>507

「...遅いなぁ、藤本達の話しだと、いつもこの公園の前を通って下校してるって言ってたんだけど...」
学校から急いで下校した俺は、家には帰らず、西町のとある公園で、人を待っていた。

「それにしても、さっきはあぶなかったなぁ、もうちょっとで桃子に捕まるとこだったぜ...もしかしてあいつ、矢島と同じくらい足が速いんじゃないか...あっ!!」
俺がそんな事を考えていると、1人の女子の姿が俺の視界に入ってきた。
その女子は、少しうつむきかげんで、心なしか元気なさげな足どりで、公園の前の道を歩いてきた。
俺は公園から出ると、こちらに向かってくるその女子に向かって、大声で叫び、手を振った。
「お〜〜い!!!」
「...!!!」
.....俺に気づき、驚いた表情してその場に立ち止まり、こちらを見ている女子、それは夏焼雅だった。
俺は、前方で立ち尽くし、こちらを見ている雅の方に駆け寄った。

「よかったぁ!もしかしたら、別の道から帰ったのかなぁと思ってたとこだったんだ..」
「...○○くん、どうして...確か○○くんの住んでるとこは、東町のはずじゃ..」
「うん、だけど俺、...どうしても雅にあやまりたくて、ここで待ってたんだ」
「...えっ..あやまる??」
「うん.......」
俺は、戸惑い気味の雅の目を真剣に見ながら、今日のトイレの件の事や、最近の自分の身勝手な行動の真意を話しだした。
俺が話してる間、雅は何も言わず、俺の顔をじっと見ながら、静かに話しを聞いていた。

510名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 23:25:12 O
>>508でした
511名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 23:32:06 0
>>509
ずっとあなたを待っていた。
512〜春〜:2005/08/25(木) 23:34:14 O
>>509

「.....だから俺、変に雅を意識し過ぎて、あんな態度ばかりとって....ほんとごめん」
そして、一通り話しを終えた俺は頭を下げ、雅にあやまった。

「...で、謝るの..」
「...えっ?」
雅の声に反応し、俺が頭を上げると、涙目になった雅が、俺をじっと見つめていた。

「なんで○○くんが謝るの?」
「なんでって...悪いのは俺だし...」
「○○くんは、何も悪くないよ!...悪いのは...悪いのは私の...(シクシク)
雅はそう言うと、両手で顔をおさえ、その場にしゃがみ込み、泣き出してしまった。
「お..おい雅、どうしたんだよ..」
「...(シクシク)」
そんな感じで、俺が泣き出した雅にとまどっていると、公園で遊んでいた低学年の子供がこちらに寄ってきた。
「おい見ろよ!あの兄ちゃん、女泣かしてるぜ」
「まったく、女の子を泣かすなんて、最低の男ねぇ〜」
「うるさいぞ!あっちいけ!!...」
「うわぁ〜逃げろ〜」
「と...とにかく、ここじゃ目立つし、とりあえずあそこに...雅、立てるか」
ひやかしにきた子供を追い払った俺は、泣き続けている雅を連れ、公園内にあるベンチに向かった。
513〜春〜:2005/08/25(木) 23:40:11 O
>>512
ベンチに座りしばらくして、雅が落ち着いてきたのを見計らい、俺は再び雅に話しかけた。
「雅、もう大丈夫か?」
「...うん」
「そっか...よかった」
そんな感じで、俺がホッとしていると、雅が静かな口調でしゃべりだした。
「私ね...○○くんが、そんなに私の事を気遣ってくれてたなんて、知らなかった...」
「えっ...」
「それなのに私は...自分の事ばかり...」
雅はそう言うと、また泣き出しそうになり、下を向いてしまった。
それを見た俺は、少し考えた後、意を決して雅に話しかけた。
「よし!決めた!!」
「...えっ??」
俺の意気込んだ声に反応した雅は、顔を上げ、俺の顔に視線をうつした。
「俺、明日からは自分らしくいくよ!」
「...自分らしく?」
「ああ、これからはまわりの目なんか気にせずに、雅に会いに行くし、いっぱい話しもする...昔みたいに」
「...昔みたいに..」
「ああ、...またあの頃みたいに、楽しくいこうぜ....な!」
「(グスン)..う..うん!!」
そんな俺の言葉に、雅は涙目になりながらも、うれしそうに笑顔で応えていた。
「...それにしても、あいかわらず雅は泣き虫だなぁ...」
「...もぉ!その原因はいつも○○くんでしょ!!...」
「あっ、そういえばそうだな...ハハハッ」
「...クスッ」
こうして、やっと本来の感じに戻った俺と雅は、そんな事を言い合いながら、自然と笑い出していた。
514名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 23:40:17 0
春さんお帰りなさい&地味に被るかも・・・でも時間が^^;
被ったら本当にゴメンなさい

『夏色の夢』
>>495

「雅ちゃん・・・」
彼女が悲しそうな声で私に声を掛ける
私は彼女に反応する余裕も無くって・・・ただ2人を見つめて泣いていた
「そんなに辛いのなら2人の仲を引き裂くことだってできるんだよ?」
その言葉に私は首を横に振って言う
「それ・・・は・・・私の・・・ワガママ・・・うっ・・・」
泣いてるために上手く言葉にできない
「ワガママじゃないよ! これだけ雅ちゃんが思ってくれてるんだから誰だって幸せになれるんだから!!」
「でも・・・彼の・・・・・・幸せ・・・は・・・村上・・・さん・・・だか・・・ら・・・」
そう言って私は顔を伏せて泣き続ける
「じゃあ! 雅ちゃんに起こった悲しい出来事は全て無くなるとか!!」
「辛い・・・ことで・・・も・・・彼との思い・・・出は・・・1つでも・・・忘れたくないの・・・」

彼女は何も言わないで私の頭を優しく撫でてくれていた

泣き疲れた私は顔を上げて公園を見た
村上さんも私と同じでベンチに座って泣いていた
彼の姿は見えない・・・
515名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 23:42:33 0
『夏色の夢』
>>514

(私が2人とって重たい存在になるのなら・・・)

私は村上さんを見つめながら言う
「最後の願いごとが決まったよ・・・」
「・・・・・・」
彼女は私の決意から何かを感じたのか返事をしなかった
それでも私は勇気を出して言う
「私と彼が付き合っていたって事実を私以外の全ての人の記憶から〜・・・」
「そんなのダメ!!」
その声に私は彼女の方に視線を合わせる
「なんで雅ちゃんばっかり不幸にならなきゃいけないの!! 私は絶対に嫌だからね!!」
彼女は泣いていた
「いいじゃん・・・ これだけ雅ちゃんは優しいんだもん・・・ 自分勝手な願いごとでも誰も雅ちゃんを責めないよ・・・」
私は涙を流しながらも笑顔で彼女を見つめながら言う
「私の1番の幸せが彼の笑顔だから・・・ それに1つだけワガママで私は彼と付き合ってた記憶を残してもらうんだし・・・」
私は手で涙を拭いてから自分の中で最高の笑顔を見せながら言う
「それで私は満足なの♪」

彼女は泣きながら少しの間だけ私を見つめてから『雅ちゃん・・・大好き』と言って頬にキスをした
そして、彼女は私の最後の願いごとを叶えるために指を『パチン』と鳴らした
516名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 23:44:42 0
:::::::::::::::::::::::::::. エンジョ〜イ
::::::\:☆ノノハ
::::::ミゝ川*^∇^)つ
::::::⊂__つノ
:::::::::::::::::::::::::::::.
::::::\:☆ノノハ チャンポンベルト
::::ミゝ从 ´∇`从つ
::::::⊂__つノ
ユリチナマン巡回中!


517名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 23:44:52 0
『夏色の夢』
>>515

「雅・・・」
聞こえてきた声に『ハッ!』となって後ろを振り向く
そこには彼が少し切なそうな表情で私を見つめていた
(願いは叶ってるんだから・・・彼は私と付き合っていたことを忘れてるんだ・・・)
目の前の彼を見つめながらそんなことを考えると・・・やっぱり涙が流れてきてしまう
「雅・・・あの・・・」
彼が泣いてる私に困ってしまうんじゃないかと思って必死になってごまかそうとする
「驚いた! 君が突然声を掛けるからビックリしちゃって涙が出てきちゃった!」
私は笑顔で『エヘッ♪』と言いながら涙を必死に拭く

(・・・いくら拭いても涙が止まらないよ)
私は笑っていることさえできなくなってしまって『さよなら・・・』って言って彼の前から走って逃げようとした
518名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 23:45:40 0
+   +
 ☆ノノハヽ  +
 州*‘ o‘リ   ワクワクテカテカ
 (0゜∪ ∪ +        
 と__)__) +

519名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 23:48:27 0
『夏色の夢』
>>517

彼が私の手を優しく握る
驚いている私を笑顔で見つめると彼は手を掴んだまま土手を降りて公園に向かった

公園のベンチでは未だに村上さんが泣いていた
私は目の前の村上さんを見つめながら『今は彼女が彼の恋人なんだろうな・・・』と思っていた
「めーぐる・・・雅に2人で謝ろうよ」
彼の言葉で村上さんが顔を上げる
(私に謝るって・・・)
少し戸惑っている私を見つめながら村上さんが何かを言おうとしてるけど・・・泣いていて上手く喋れない
彼はそんな村上さんの変わりに私に向かって言う
「今日は雅の誕生日だったのに一緒にいられなかったのは・・・2人で指輪を探してたんだ」
「えっ・・・指輪・・・を?」
私が彼を見つめると彼は繋いでいた手を優しく握り直してから言う
「雅が俺の誕生日にくれた指輪・・・あれを公園で昨日無くしちゃったんだ・・・」
呆気に取られてる私を見つめながら彼が話を続ける
「誕生日に貰った指輪なのに無くしちゃうなんて・・・ 雅を悲しませたくなかったから絶対に見つけてから雅に会おうと思って・・・」
そう言って私に『ゴメン』って頭を下げる彼
「違う・・・の・・・私が・・・彼に頼んで・・・その指輪を見せて貰ってたら・・・間違って・・・落としちゃって・・・」
村上さんが泣きながら必死になって言う
「そ・・・それで2人で公園で探してたの?」
「めーぐるだけが悪いんじゃなくって俺も悪いんだ・・・本当にゴメン!」

私は全てを知って『ホッ・・・』としたのと同時に嬉くってなのか安心してなのか・・・声を出してその場所に座り込んで泣き出してしまった
村上さんは私が指輪を無くしてしまったことで悲しんで泣いていると思って『本当にゴメンなさい・・・』と言いながら泣き続ける
彼は泣いている2人の女の子にどうしていいのか分からずにあたふたしていた
520〜春〜:2005/08/25(木) 23:49:19 O
>>514
こちらこそ、すみません。
なんとか間に合わせましょうw
...久々にきて、慌ただしくてすみません。

>>513
「ハハ...、またよろしくな雅!」
「うん、こちらこそよろしくね、○○くん!」
「あっ、でも変な噂が立ったら勘弁な...ハハハッ」
「.....私は...その方がうれしい...」
「ハハ...ハ..えっ?」
「あっ!!..で..でも○○くんの方は大丈夫なの?」
「大丈夫って?」
「ほらっ、前に私と話してる時に、男子の集団に連れて行かれたみたいだし...」
「ああ、それなら気にしなくていいよ。よくよく考えてみたら俺、別に悪い事してるわけでもないし...(問題は男子よりも、桃子なんだけど...まぁ、なんとかなるか)」
俺がそんな心配をしていると、雅がなにやら真剣な表情で話しかけてきた。
「...ねぇ○○くん、1つ聞きたいんだけど...」
「えっ、なに?」
「あ..あのね、...今ね、その...付き合ってる人とかいるの?」
「付き合ってる人?...」
「あっ、べ..別に深い意味はないの。ほらっ、最近の小学生ってすすんでるでしょ!だから...で、どうなの?」
雅は恥ずかしそうに言い終えると、再び真剣な表情に戻り、俺の返答を待っていた。
521名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 23:51:05 0
『夏色の夢』
>>519

「本当に良かった♪」
「・・・良くないよ」
全ての誤解が解けて私と彼は2人で手を繋いで夕方の公園のベンチに座っていた

村上さんは私に何度も謝っていたけど〜・・・誰にだって失敗はあるんだし!
私が『ずっと気にして探してくれたんだもんね・・・ありがとう♪』と笑顔で言うと泣きながら抱きついてきた
彼は相変わらず何をしたら良いのか分からなかったみたい
女の子同士の友情は男の子にはわからないんだろうな・・・

「・・・やっぱり良くない」
そう言った彼を『えっ?』と言って私は見つめた
彼は少し下を向きながら小さな声で言う
「貰った指輪も無くしちゃうし・・・大切な雅の誕生日なのに何もしてあげられなかったし・・・」
私は『そんな・・・別に気にしなくっても・・・』と言おうとしたら・・・
彼は下を向いたまま泣いていた

(私のことを真剣に思ってくれてるんだ・・・)
そう思うと嬉しくって・・・
私は彼を抱きしめながら頭を優しくなでた
(このまま2人だけの時間がず〜っと続いたらいいな♪)って思ってたのに・・・
522〜春〜:2005/08/25(木) 23:52:47 O
>>520
「べ...別にいないけど...」
「ほんと!!」
「ああ..」
「そっか...そうなんだぁ...うふふ」
「..(てか、小学生で付き合いとかしてる奴なんているのか..すげぇな)..」
目の前で、なにやら笑みを浮かべながら呟いている雅を見ながら、俺はそんな事を考えていた。
「あっ、そうだ!!○○くん、携帯持ってる?」
「えっ..いや、俺まだ携帯持ってないんだ」
「そ..そうなんだ..でも、「まだ」って事は、近い内に携帯持つんだよね?」
「えっ...ああ...」
小6にもなると、大半の生徒が携帯を持っていた。俺は、別にほしいとは思わなかったが、最近はなにかと物騒な世の中とゆう事もあり、親に持つよう進められていたところだった。
「一応、今月中に親と買いに行くつもりだけど...」
「そう!!..じゃあ...」
雅はそう言うと、鞄からメモ用紙とペンを出すと、なにやら書き始めた。
「はい、これあげる!!」「えっ..これって」
雅が笑顔で手渡してくれたメモ用紙を見ると、そこには、メルアドが書かれていた。
クラスなどでも、メルアド交換をする事はめずらしい事ではない。なかには電話番号の交換もする生徒もいるが、金銭的な問題から、メール交流が主流らしい。
男子の中では、お目当ての女子のメルアドを手に入れるために、必死になっている奴もたくさんいる。その中でも、雅のメルアドは、矢島のメルアドに次ぐレア物で、男子の中では幻の一品だ。
「...(藤本達の話しだと、雅は「メールが嫌い」との理由で、アドレスを誰にも教えないって聞いたんだけど)...」
そんな感じで、俺がアドレスの書かれたメモ用紙を不思議そうに見ていると、雅が少し照れくさそうな感じで俺に話しかけてきた。
523名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 23:53:34 0
『夏色の夢』
>>521

「あの〜・・・お取り込み中すみませんが・・・」
私は彼を優しく抱きしめながらも小さい声で『何!?』と彼女に少し不機嫌に言う
「ってか、彼がいると話がややこしくなるから〜・・・えいっ!」
そう言って指を『パチン』と鳴らすと辺りが無音になった気がした
「・・・何が起こったの?」
「時間を止めたの! 私と雅ちゃん以外は完全に時が止まってるよ」
・・・確かに飛んでる鳥が空中で止まってる
私が辺りを見渡しながら『へ〜っ』と関心をしてると彼女が言う
「それでですね・・・さっきの願いごとの件なんですが〜・・・」
「・・・あれ? そう言えば私と彼は別れてない・・・何で?」
不思議そうに見つめる私に彼女が少し戸惑いながら言う
「何か上の方に聞いてみたら雅ちゃんと彼との関係は指輪で絶対に切り離せなくなってるらしいの」
「えっ・・・この指輪が?」
私は左手薬指の指輪を見ると・・・やはり指輪は静かに輝いていた
「それで、さっきの願いごとはキャンセルされちゃったんだって! その指輪って・・・いったいなんなの?」
「確か〜・・・八景島で売ってる1000円くらいの物だって聞いたけど」
笑いながら言う私に『・・・ありえない』と言いながら彼女が首を横に振った
524名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 23:55:15 0
『夏色の夢』
>>523

「ってことで、残り時間が少ないんだけど最後の願いを言って欲しいな!」
私の願いは決まっていた
「それじゃ〜・・・」
「最後くらい自分の欲のために言ってもいいのに♪」
私が言おうとしたことを先読みしたらしく彼女が私に笑顔で言う
私も笑顔で彼女を見つめて〜・・・2人で声を出して笑った

「最後の願いは『無くなった彼の指輪が元に戻る』でお願い! 愛理ちゃん♪」
ウインクを付けて優しく言った私に驚きながら愛理ちゃんが言う
「記憶は消してあるはずなのに・・・いつ頃から気付いたの?」
「一緒に泣いてくれた時かな? その時に優しい愛理ちゃんを思い出した〜・・・って愛理ちゃんの記憶を消すなんて無理だもん♪」
「そっか。 でもね、私は愛理本人じゃなくって〜・・・う〜ん話せば長くなるんだけど分身と言うか〜・・・そんな感じなの!」
「わかってる! あなたのおかげで今日1日が本当に素敵な1日になった ありがとう♪」
私が愛理ちゃんの頬にキスをすると彼女は顔を赤くしながら指を『パチン』と鳴らした

「雅ちゃんに永遠の幸せがおとずれますように♪」

その声が何度も繰り返されてる様な感じがして〜・・・そのまま私は眠くなって目を閉じた
525名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 23:56:11 0
『夏色の夢』
>>524

品川駅で1人で待っている私・・・
後ろから『ポン』と肩を叩かれて振り向いた
あの時と同じく優しい彼の笑顔がそこにはある


「アイリーンちゃん! 今回はかなり規則をやぶったでしょ?」
隣で意地悪そうに妖精のマーサが言う
「あっちに戻ったら1週間はおやつ抜きかなぁ・・・」
そう言いながら切なそうに2人を見つめるアイリーン
「それにしても『指輪が元に戻る』って願いが『指輪が元に戻って25日が始まる』に変わってるみたいだけど?」
そんなマイマイの言葉にアイリーンは笑顔で言う
「願いごとは間違ってないよ! 雅ちゃんの願いは『彼の幸せ』だったんだもん♪」
「彼にとっての幸せが雅って子の幸せになる・・・ってことか」
アイリーンは見つめ合っている2人を優しい笑顔で見ながら指を『パチン』と鳴らした
526〜春〜:2005/08/25(木) 23:57:40 O
>>522

「そ..それでね、○○くんが携帯買ったら、一番最初に私にメール送ってほしいの...」
「えっ..一番最初に..」
「...うん、お願い」
雅はそう言うと、すがるような眼差しで、俺をじっと見つめていた。
「わ..わかったよ。携帯買ったら、一番最初に雅にメールするよ!」
「ほんと!!約束だよ!!」やったぁ!!!」
「...でも、なんで最初がいいんだよ?」
「それは...(○○くんが携帯買ったら、きっとあの人達も...でも、ファーストメールは私の物よ)..うふふ」
俺の問い対し、雅は不適な笑みを浮かべながら、なにやら呟いていた。
こうして、お互いの誤解も解けた俺と雅は、今まで話せなかった分もまとめて、ゆっくりと語り合ったのだった。
つづく

527名無し募集中。。。:2005/08/25(木) 23:58:20 0
『夏色の夢』
>>525

「あの時も後ろから驚かされたんだよね!」
笑いながら言う私に彼も『そうそう!雅がキスしようとしてきてさぁ!!』と言う
「え〜っ! あの時は君がキスしようとしてきたんだよ!」

そんな言い合いをしてると乗ろうとしている電車があと5分で着くってアナウンスが流れた
「早く切符を買わなきゃ!」
「あっ・・・雅!」
そう言って切符売り場に行こうとした私の手を彼が掴んだから『えっ?』って私は振り返る

あの時とは少しだけ違うシュチエーション・・・
彼は私に優しくキスをしてくれた

周りがザワザワと私達を見て騒がしくなってるのに気付いて恥かしくって・・・私は顔を赤くして下を向いてた
「切符なら買ってあるから・・・行こう!」
そう言って、彼は私の手を掴んで走り出した

「今日は絶対に水族館を見ような!」
「それじゃ、絶対に途中で熱なんか出さないでよ!」

幸せいっぱいの私の誕生日
八景島へ向かう私のバッグの中でポッキーの箱が『カタカタ』と鳴っていた


☆おしまい☆  (間に合ったけど・・・訂正が多そうで怖いw)

P.S 雅ちゃん誕生日おめでとうございます☆☆
528名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 00:00:49 0
最後の最後で雅祭♪
529名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 00:02:39 0
キタ━州*‘ o‘リノl∂_∂'ル川*^∇^)|| ル ’ー’リ从´∇`从从o゚ー゚从|リ・_・`川从 ’w’)━!!!
530名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 00:05:39 0
両者乙!ってもうなにがなにやら・・・。
何連コンポだよってくらいの攻撃がw
いやむしろコラボだったのかと思うくらい
雅祭りに乾杯&おめ!
531名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 00:10:12 O
春さん&優恋さん乙

雅ちゃん優しすぎ
優恋さんは雅ヲタだよね?
532名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 00:11:51 0
秋彩さん

>>527
「シュチエーション」→「シチュエーション」では?
533名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 00:19:22 0
雅ちゃん良かったね雅ちゃん…両方とも(泣)
534名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 00:21:17 0
優恋さん&春さん乙

535名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 00:41:53 0
やっと春タソキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
もうあんただけだよ
536名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 00:51:33 0
春と言う柱があればここは崩れることは無い
春は自分が大黒柱だと言うことを自覚してこれからも頑張って欲しい
537名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 01:03:26 O
秋彩さん乙
えー話でした、新作もお待ちしてます
春タンおかえり〜
妄想系な雅ちゃん萌え〜w
538名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 01:16:36 0
被るのはいいけどよりによって出演者まで一緒だと読むのが辛い
539名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 01:22:10 0
>>531
雅ヲタですねw
でも小説で書きやすいのは友理奈な気が・・・主人公として1番多く書いたと思いますw

>>532
見つけていただいてありがとうございます
言い訳をさせてもらえば本当に焦ってたもので確認が適当に^^;

まとめサイトの方へ
>>527
「シュチエーション」→「シチュエーション」で訂正をお願いします

色々な作者さんが戻ってきてスレに活気が出てきましたね!
540名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 03:36:22 0
:::::::::::::::::::::::::::::.     
::::::\:☆ノノハ クゥ〜ン    
::::::ミゝ从 ’w’)つ  
::::::⊂__つノ 
マイハマン巡回中!
541名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 04:08:53 O
優恋さん感動をありがとう
初めて優恋を読み終えた時くらいの鳥肌が立ってまするよ

質問。25日に戻ったってことは〜矢島の怪我とかはどうなったの?
24日までに怪我して入院したわけだから…アイリーンちゃんには出会ってないことになってますよね?ってことは…
大会には出られないのですか?
542名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 04:26:29 O
乙乙乙!

春たん>久々だね
これからも頼むよノシ

短篇の人>両想いってうらやましいな
俺も一度してみたいと思った

優恋さん>よく頑張ったなw
今度もよろしく!
(プリキュアの続きが読みたいw)
543名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 04:36:49 0
久しぶりにこのスレが楽しく感じるのはオレだけ??
544名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 05:07:26 0
夏色乙
春お帰り
短編の人も乙
545名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 05:09:42 O
ドウィー、天使、幼なじみは空気読んで自粛したかwさすがだ!
546名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 05:34:38 0
春の桃子頼む
547名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 07:17:35 0
ほんとに雅祭りだったな。
みんな、乙
548名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 07:19:40 0
短編書いた人です。

お褒めの言葉ありがとうございました。
549名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 08:10:20 0
550名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 09:19:13 O
551名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 10:43:55 0
なんかひとすくない
552名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 11:21:31 O
>>541
細かいことは気にするな
553僕に舞い降りた天使:2005/08/26(金) 12:12:50 0
>>455

タロウ君・・・ごめんね・・・・・・・

教室に響く生徒達の明るい笑い声。その中に僕はたった一人でいた。
周りには大勢の人間がいるけど僕は一人だった。
今日から5年生。高学年の仲間入り。そんな事は別にどうでもいい。
クラス替えによって周りの面子も心機一転。
仲の良い友達と同じクラスになれたことで一喜一憂し、これから先、自分のいるこのクラスでどんな楽しい事が待ち受けているのだろう、と希望に満ち溢れた表情の生徒達。
友達のいない僕には関係のない事だ。
僕は決められた席に座り、(うるさいな・・・) と苛つきながら本を読んでいた。
不意にトントンと誰かに肩を叩かれる。
(何だよ・・・)視線を横にやる、隣の席の女子が僕の肩に手を伸ばしていた。
「ふふふっ♪ 私隣の席の嗣永桃子、よろしくね♪」
有無を言わず突然一方的に自己紹介をされた。
サラサラと風に靡く黒い髪、アニメの世界から飛び出してきてしまった様な甘く柔らかい高音な声、
太陽のように眩しいほどの笑顔、彼女は少し、クラスの他の女子とは違うオーラを放っているような気がした。
「ツグナガ?」
(しまった)と思った。僕はこの時、誰に話掛けられても、うざったいので絶対に反応しないと決めていた。
しかし初めて聞いた『ツグナガ』という珍しい苗字に、思わず反応してしまった。
「そう♪ 嗣永桃子・・・ちょっと待ってね・・・」
彼女はそう言うと筆箱から蛍光のペンを取り出す、
何を始めるんだ?と油断していると、彼女はなんと僕が読んでいた本に自分の名前を書き始めた。
「うわっ! ちょっと!何すんだよ!」
「いいからいいから♪ ツグ・・・ナガ・・・モ・・・モ・・・コ。これで嗣永桃子、珍しいでしょ?」
「そんなんわざわざ書かなくていいから!」
(なんて奴だ! こいつには絶対に近づかないようにしよう・・・嗣永桃子・・・・・)
僕が怒っているのを知ってか、知らずか、嗣永はニコッと笑みを浮かべ再び言った。
「よろしくね♪」

・・・ツ・・・グ・・・ナガ・・・モモ・・・コ・・・・・・
554僕に舞い降りた天使:2005/08/26(金) 12:13:59 0
>>553

気がつくと僕は観覧車の座席に横になっていた。
「あれ・・・? 嗣永?」
嗣永の姿が見あたらない。
(頭が重い・・・・くそ、一体どうなってんだ・・・確か嗣永がいきなり・・・)
思い起こされる嗣永とのキス・・・その後の記憶はない・・・
(嗣永の唇・・・・・くっ、いかんいかん! わ、わ、忘れよう・・・・)
慌てて立ち上がり、状況を把握するために辺りを見渡した。
どれぐらいの間意識を失っていたのだろうか・・・乗っている観覧車はもう既に一番下に到着していた。
とりあえず降りよう、と少しふらつく足を外に踏み出した時おかしな事に気がついた。
(観覧車・・・止まってる・・・)
観覧車は普通回り続けるものだ。人が乗り込む時だって動き続ける。
しかし何故か止まっている、よく見ると係員もいない。
そして観覧車から降り、何歩か歩く・・・するともっとおかしな事に気がついた。

「・・・何だこれ!?」

思わず驚きの声を上げる。誰もいないのだ。
観覧車に乗る前までは多くの家族連れ、カップルなどで賑わっていた園内・・・
しかし、今僕の目の前に広がってる景色に、人影が映りこむことはない。
人っ子一人居ない・・・・あれだけ居た人はドコへ・・・・?
慌てて時計を見る・・・閉園時間にしては早すぎる。
だが誰もいない上、見うる限りすべてのアトラクションは静止している、まるで閉園後の遊園地だ。
「な、何で・・・? どういう事だよっ!?」
混乱と、少しづつ大きくなっていく恐怖から逃れるように走り出した。
555僕に舞い降りた天使:2005/08/26(金) 12:15:03 0
>>554

「誰かーーー! 誰かいませんかーーー!」
返事は返ってこない・・・
静まり返った園内に響くのは僕の少し上がった吐息と声、『タッタッタッ』という走る自分の足音だけ。
(こんなの・・・・こんなのありえないよ!清水・・・嗣永・・・夢?これ夢?)
二人が心配だが、僕自身、不安、恐怖で押しつぶされそうで、もう何が何だか分からなくなってくる。
お化け屋敷を出た後休んでいたベンチに戻ってみたが、清水の姿は無かった・・・
やはりどこにも人がいない。誰でもいい、とにかく人を探して走り回った。
(本当に僕しかいないのか!?そんなことあるわけない・・・・・そうだ、ここの外には・・・)
もしかしたら人が居ないのは、このオカムーランド内だけかもしれない。
そう思い、体をオカムーランド入り口の方へ方向転換させたその時――――――――――

「・・・・!」

視界の片隅に何かの動きを捉えた・・・反射的にそっち向き、目を細めて凝視する・・・・

「ミ、ミキ・・・・さん?」

ここから遥か向こうに確かに見えるのは、さっき写真を取ったミキさんの着ぐるみ。
だが様子がおかしい・・・・いや『おかしい』なんて一言で済ませられるようなもんじゃない。
こんな遠くからでも、その不自然さは充分伝わってくる。
口をポッカリ開け、呆然とそのミキさんを見つめる僕・・・
ミキさんは一歩一歩確実にこちらに向かって歩いてきている。
ミキさんが近づいてくれば近づいてくる程、大きくなっていく『ズシン・・・ズシン』という地鳴り。
「んな・・・なっ、なんじゃありゃ!?」
それはミキさんの着ぐるみと呼ぶには、あまりにも巨大すぎる物体だった。
556僕に舞い降りた天使:2005/08/26(金) 12:19:28 0
>>555
全長10メートルはあるだろうか・・・? 巨大ミキさんがゆっくり、一歩一歩踏み出している。
見た時、一度は驚いた僕だったが、(もしかしたら・・・・)と思い浮かんだ事がある。
もしかしたらあれはパレードなのではないだろうか・・・?
巨大ミキさんのパレード、そのせいで園内に居た人達が一箇所に集中しているのでは?
そう思うと、いてもたっても居られなくなった僕は巨大ミキさんに向かって走り出した。
ミキさんまでかなりの距離があったが、向こうもこっちに向かってきているので、
あっという間に目の前まで辿りついた・・・・・・が周りには誰も居ない。
(あーもう! よく考えたら分かるだろ!
なんのBGMも無しにパレードなんかやるかよ・・・はぁ・・・・そんな事より・・・これ・・・どうやって動いてるんだ・・・? てゆーか何の為に・・・・?)
恐る恐る近づいていく、
(あれだけ居た人が消えてて・・・・ミキさんが巨大化していて・・・・もしかしたら本当に夢なんじゃ・・)
そんな事を思いながら、ミキさんの足元近づいた瞬間、突然ミキさんが右足を後ろへ引き上げた、
その態勢はまるでサッカーボールを蹴るかの如く・・・・

・・・標的は僕!?!?!?

「う・・・そ・・・だろ?・・・うわああああああ!どうなってんだよおお!」
ミキさんが僕目掛けて足を蹴り上げる!
間一髪!横に飛んで、ミキさんの足をなんとか交わした!
たまたま僕の後ろにあったゴミ箱が、『ガシャン!』と大きな音を立てて吹っ飛んでいく。
(こ・・・殺される・・・)何十メートルも先に吹っ飛んでいったゴミ箱を見て、そう確信した。
557僕に舞い降りた天使:2005/08/26(金) 12:21:40 0
>>556

青ざめた顔でその場に立ち尽くす僕をよそに、ミキさんが、今度は膝を曲げ足をグググッと持ち上げる。
(ふ、踏み潰す気だ・・・・絶対そうだ・・・絶対・・・ほらきたあああああ!)
ミキさんが一気に足を振り下ろす! 僕は震える足に鞭打って、全力で走り出した。
『ズドーーーーーーン!!!!!!』
地面が裂けてしまったのではないか、というくらいの地響き。
またしてもギリギリでミキさんの足を免れた。
(死ぬ!やだ!死ぬ!やだ!!死ぬ!!やだ!!!)
心の中で叫びながら走る! とにかく走る! ミキさんが追ってくる! 少しでも足を止めたら踏み潰される!
ミキさんは動きは遅いが、何しろ歩幅が大きいのですぐに追いつかれてしまう!

「あっ!!!」

焦っているため足が縺れた、『ドサッ!!』と勢いよく転ぶ僕・・・・
「痛ってぇ・・・」
まずい・・・すぐに体を起こそうとする・・・・しかし僕の周り一帯が影に覆われる・・・・
振り返ると目の前にミキさんの足が! 思わず目を瞑る!! もう駄目だ――――――――――――

『ズドーーーーーーン!!!!!!』

・・・・地響きは後ろの方から聞こえた、
体が軽い・・・風を感じる・・・目を開くとそこは上空、そして背中に感じる温もり、安心感・・・

「清水っ!!!」

気がつくと清水に抱えられ空にいた。 清水の背中には既に白い翼が・・・・・
558僕に舞い降りた天使:2005/08/26(金) 12:23:43 0
あっ、つづくです。
動きが激しい描写むずかしい・・・・
559名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 12:43:18 0
.(\              /
 \\             /)
 ((\\            /)″
 ( (_ヾヽ          /)″
..(  ( ヾ )  ⊂⊃  /ヾ)
. し し//ヽ ノノ人ヾ(ノ
  し//ヽハ.川´・_・リ|ヾ″<タロウ君はわたしが・・・
    し(///( つ  つ ヾ″
      (/(/___|″
        (/ (/


佐紀タ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ッ!!!!
560名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 14:43:31 0
天使、乙! 次回!クライマックス!!ほ
561名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 17:57:51 0
562名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 18:17:29 0
何か書いてみっかな?
563名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 18:54:08 O
>>562
是非
564名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 19:10:41 0
春まだー
565562:2005/08/26(金) 19:20:32 0
>>563
初めて書くから更新も遅いし、文章も稚拙だと思います。
では,深夜にでも少しだけ投稿しようと思います。
566名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 19:34:32 0
初心者あらある程度は許されるだろ
まぁ書かないと始まらない
567名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 19:35:45 0
だったら書いてから投稿すれば?
568名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 19:48:07 O
少し書きためて、つづくメドがたったら登校
じゃなきゃ飽きたとき放置になっちゃうよ
569562:2005/08/26(金) 20:06:15 0
色々ありがとうございます。ではある程度書きためてから
少しずつ投稿するようにします。
570名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 20:08:18 0
昨日、短編を書いた人です。
初めて書いたのですが、どうだったでしょうか?アドバイスや感想をお待ちしております。
571名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 20:09:26 0
初めてだとは思えなかった
572名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 20:12:27 0
えっとどれだっけ
573名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 20:14:42 0
574名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 20:43:23 O
>>570
良かったよ
長編作ってほしい
575名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 20:55:43 O
まぁ普通かな
576名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 20:59:31 0
>>574
それでは、いつ出来上がるか分かりませんがあとで書かせていただきます。
577名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 21:15:15 0
>>573
>>575と一緒
578名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 21:21:04 0
昼寝から覚めると僕が夏休みの間ずっと作っていたマッチ房の戦艦「武蔵」なくなっていた。
家中を探したら、風呂場で佐紀と雅ちゃんが立っていた。僕の「武蔵」は湯船の中に沈没していた。
「な・・・・なにやってんだー」
「ごめんなさい」「ごめんなさい」
「ごめんなさいじゃねーよ、ぼけが、お前・・・」
言葉が無かった。涙が込上げてきて佐紀の頭にゲンコをくらわした。
雅ちゃんがびくんと肩をすくめた。
「いたっ・・・」
頭を抱え、佐紀はうずくまった。
「なにしてんだよ、ほんとにもおおおおおおおおおおお」
「うくかなと思って・・・」
「うくわけねーだろ、ばか、マッチだぞ、マッチで出来てんだぞ」
「ギンギラギンに・・・・」
「ざけんなよ」
雅ちゃんの前でおどけて見せる佐紀にまたゲンコをくらわした。
総製作時間 3時間×40日=120時間まさに水泡に帰した。
「私が悪いんです、私が・・・」
そんなこと言われても、雅ちゃんにゲンコくれるわけにもいかず、
僕はまた佐紀にゲンコをくれた。
「出てけよ、さっさといけよおおおおおおおお」
雅ちゃんと佐紀がごめんなさいと言って、出ていった。
僕は浴槽の中に入り、沈没した「武蔵」を引き上げた。
主砲9門はボンドが剥離し、2門を残すのみで無残な姿を晒していた。
引き上げてから、台所からゴミ袋を持ってきて、残骸をすべてぶち込んだ。

おわり


579名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 21:42:07 0
マッチ房?
マッチ棒じゃないの?
580名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 21:44:13 0
佐紀たんを苛めるなボケ
581名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 22:08:21 0
清水はこんどーマッチを知ってるんだろうか
582名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 22:16:39 0
相模湖ピクニックランドでももちと友理奈と俺でカレー作り?;;;;
ももちと友理奈の愛のゲロ入りカレー?;;;;

但しあんまり煮詰めると匂いが出るので注意が必要!!

ももちと友理奈のスパイスゲロ!!!ピリリと行こう!


583名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 22:58:36 0
584名無し募集中。。。:2005/08/26(金) 23:36:32 0
ze
585名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 00:02:55 0
委員会の用事で部活に遅れため
山岡先輩にこっぴどく叱られた。委員会の仕事をするなってことですか?と
聞いたら、余計に怒られ、ボール磨きをやらされ、やっと終わったとき、
7時半を過ぎていた。今日は家族で夕食を食べるって話だったのに。
文化部に入ればよかったかな。そんな思いが胸によぎった。
586ウィードクラウン:2005/08/27(土) 00:03:08 0
>>442
*

「消えた…」

いなくなった、というよりもそう表現したほうがしっくりくる。
友理奈が見つけた公園の奥の黒いスーツを着た人影は、ほんの数秒目を離した隙に消えてしまった。
萩原君が言っていた『奇妙な出来事が起きたら疑ったほうがいい』という言葉を思い出した。
俺達から見て左側と奥側は壁になっているので
この公園から出るには俺たちの目につく場所からしか出られないはずだ。
それをあの短い時間に物音も立てずに立ち去るなんて…
これがあの『ファーザーズ』という奴らなのだろうか。

「なんか気味悪いね、こうちゃん…」
友理奈が心配そうな顔をして俺を見た。
「こうたろ兄ちゃん…怖い…」
舞ちゃんも俯いて俺にしがみついてきた。
なんだか、嫌な予感がする。
公園の木々の静かなざわめきが、さらにそう感じさせた。
「ひゃあっ! 何!?」
友理奈が突然大声を出した。
見ると、辺りをキョロキョロと見回している。
「どうした?」
「今、誰か私の肩を叩いた…」
「気のせいだって。 蝉か何かじゃないか?」
そう言ったのは涙ぐむ友理奈を安心させるためで、本心からそう思っているわけじゃあなかった。
587ウィードクラウン:2005/08/27(土) 00:03:37 0
>>586
ツン、ツン

俺の肩に、何かの感触があった。
「誰だっ!」
素早く振り向いたが、そこには誰もいない。
「ほらね…こうちゃんも…」
「……」
確かに肩を突付かれた感触があったはずなのに…。
「怖いよおぉ〜!!」
舞ちゃんはついに泣き出してしまった。
588ウィードクラウン:2005/08/27(土) 00:03:58 0
>>587
「うるさい鳴き声やねえ、もう」
不意に背後から声がした。
振り向くと、公園の入り口の柵に黒いスーツを着た小柄な女が腰掛けている。
さきほどの人影の正体だろうか。
「さっきのはお前か? もしかしてお前ファーザーズとかいう…」
「そうそう。 なかなか勘の良かねえ」
女は掛けていたサングラスを外し、つかつかと歩いてきた。
「……」
俺の前まで来て、顔を覗き込む。
スーツ姿だから大人とばかり思い込んで着たが、意外にも幼い顔立ちだった。
「女2人やって聞いとったけど、男のガキも一人おるやん。 さゆのミスかいな」
どう見ても俺と同い年くらいなのに、俺をガキ呼ばわりか…。
「誰がガキだ! どこ中だよお前」
俺が睨みつけると、そいつは眉をキッと吊りあがらせた。
「なん言いようと! れいなはあんたらより年上なんやけんね!」
と、俺を見上げてぎゃあぎゃあ騒ぎ立てているが、全く迫力がない。
俺や友理奈は160cm半ばくらいの身長だが、このうるさい女は見たところ150cmちょっと。
ファーザーズが萩原君のいうような恐ろしい団体なのなら
萩原君たち兄妹を狙う奴はもっと屈強なシークレットサービスみたいなのを想像していたのに
こんなひょろっちい女が来るなんて少し拍子抜けだ。
舞ちゃんもいつのまにか泣き止んで、このれいなとか言う女を眺めていた。
589ウィードクラウン:2005/08/27(土) 00:04:24 0
>>588
「ねぇねぇ、君何年生?」
さっきまで怯えていたはずの友理奈ものん気に尋ねている。
「ばかちん! あんた達中坊やろ! れいなは高1よ!」
「あ、そうなんだ…ごめんね」
「こらー! なんタメ口ききよーとや!」
地団駄踏んで怒っているが、やはりあまり怖くない。
それにしても、これで高1…?
顔は幼いし、身長もちびっこいし、体形は寸胴で胸なんて小学生レベルじゃないか?
いや、胸はまぁ…友理奈といい勝負か。 隣のクラスの菅谷のほうがまだありそうだ。
そんなわけで、毛も生えて無さそうなこの女がどうしても年上だとは思えなかった。
「お前、ホントにその、ファーザーズってとこの奴か?」
「そうって言いようやろもん! バカにしよーと!?」
だいたい、さっきから喋っているどこかの方言にしても、緊張感が失せるというか…
「そんなこと言われても…あんま怖そうに見えねーしな、お前」
「ああーっ、もう!」
と、ひとつ叫ぶと、女は一歩後ろに下がった。
そうして俺たちを睨みつける。
何かをする気なのか…

「あんた達、そうやってバカにしとったら後で泣き見るっちゃけん!」
「一体何する気だこのチ…ビっ!?」
俺が言い終わる前に、チビの女の体がみるみるうちに薄くなり、消えてしまった。
「わぁ、あの子消えたよ、こうちゃん!」
友理奈も目を丸くしている。
「どこに行った!?」
完全に目の前からいなくなってしまった。
透明になるのがこいつの力なのか!?
590ウィードクラウン:2005/08/27(土) 00:04:55 0
>>589
「ハハハハハ! 驚きよる! びっくいしたやろガキども、これがれいなの能力たい!」

右手側から声がした。 が、右に向き直っても誰も居ない。

「バーカ! そっちじゃなかよ! れいなの能力教えてやろうか!
 テレポーティ…テレ、トゥッ、テ、テレポーテーションたい!」

テレポーテーション…!
萩原君からこういう能力があることは聞いていた。
人物や物質を瞬間移動させるという能力。
漫画やアニメで見たことはあったが、それが目の前で!
ていうかコイツさっき噛んだな。

「驚いて声も出んやろ! れいなの攻撃受けてみろ! ほりゃー!」

今度はまた背後から声がしたかと思うと
ゴツンッ、と脇腹に携帯電話くらいの石が当たった。
「痛っ」

「ほうら! どこから攻撃来るかわからんやろー! びびったか!」

……

………

じ、地味だ…
591ウィードクラウン:2005/08/27(土) 00:05:17 0
从 ` ロ´)<つづくったい!
592名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 00:41:29 0
毛も生えて無さそうなこの女w
593名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 00:44:36 0
クラウンさん乙です
れいな今日は大活躍だなw
という事はファーザーズの刺客の三人目もやっぱいるのかな?
594名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 01:46:11 0
595名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 02:07:48 O
クラウンさん乙です!
れいなおもしろいなぁww
596名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 02:25:42 O
面白すぎるんですけどwwwww






オレがれいにゃヲタに戻ったらどうしてくれるんだよ!!
597名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 04:39:33 0
 
598名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 04:48:45 0
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::\: ☆ノノハヽ クンクン
::::::ミゝ州*‘ -‘リ∩
::≡⊂⌒  つ(UFO) 
      ̄   ̄ ̄
香りしゃ姫巡回中
599名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 05:28:39 0
600名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 05:51:23 0
ze
601名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 06:10:10 O
小学校でバスケしてたらとうとうお巡りさんに捕まったよ〜orz
パトカーの中でお説教されました…
602名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 07:32:22 O
>>601
イキロ
603名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 08:05:35 0
>>601
m9っV_ゝV
604名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 09:08:14 0
おはほ
605名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 09:09:05 0
( ノ゚Д゚)おはほ
606名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 09:09:32 0
( ´・Д・`)ノ オハヨ
607名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 09:24:22 0
大宮か・・・・
608名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 10:58:26 0
609名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 11:59:30 0
610名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 12:54:44 0
611名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 13:57:56 0
今日は大宮参戦しに行ってそうだからあまり期待はできないな
612名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 14:46:08 0
>>611
確かに。
613まとめの人:2005/08/27(土) 15:10:53 0
みんなが忘れた頃に作業再開です
614まとめの人:2005/08/27(土) 15:11:15 0
ageスマソ
615名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 15:18:22 0
今どれくらいの人がこのスレ見てるんだろうな
616名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 15:32:38 0
>>613
まとめの人乙です
617まとめの人:2005/08/27(土) 16:04:25 0
う〜ん・・・秘密国家公務員の狼と羊との繋がってる部分が分からなくなってきた
618名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 16:28:13 O
秘密国家公務員は羊で投下してからはずっと羊にいたはず

まとめの人>
乙です 最近このスレ昔の良い雰囲気に戻ってきたからまとめサイトの更新も何とか頻度をあげて頑張って下さい
619まとめの人:2005/08/27(土) 16:33:36 0
>>618
了解
狼の最後の更新まで探してみます
更新頻度も頑張らねば
620名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 17:44:04 O
>>619
いつも乙です。
621まとめの人:2005/08/27(土) 18:10:15 0
21章に秘密国家公務員さん来てたのでしょうか?
何度読み返しても狼と羊の繋がってる部分が見つからないんですけど・・・
622名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 18:18:16 0
19章の初日が終わって
羊の2日目朝の夢で始まるで良かったんじゃなかったっけ

あんまり神経質にならずに指摘あったら訂正するくらいのつもりで良いよ
623名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 18:25:17 O
繋がり変でもとりあえず載せてみれば 誰か気付いたら訂正すれば良いし
624ウィードクラウン:2005/08/27(土) 18:30:36 0
まとめの人乙です

刺客として6期を出して、シリアスかコミカルかどういう方向で持っていくか迷っていたんですが
こっちのほうでよかったかな

では信彦サイドの続きです
625ウィードクラウン:2005/08/27(土) 18:30:59 0
*

目の前でセーラー服姿で不気味な微笑を浮かべている、道重さゆみという女の人。
信彦くんだけではなく、私のことも狙っているらしい。
彼女に文句を言っていたお爺さんは、変な力で吹っ飛ばされてしまった。
孫の雅ちゃんは私の隣ですすり泣いている。
やっぱりこのヒーリング能力を持ってしまったからなのかな…。
私を捕まえてどうしようっていうんだろう。
もう一つ気になるのは、この人は信彦くんや私がいる場所まで突き止めといて
どちらが能力者がわかっていないという事。
626ウィードクラウン:2005/08/27(土) 18:31:30 0
>>625
彼女が不気味な笑顔のまま言う。
「どっちが"ファイアースターター"なの? 教えないとひどいめにあうよー」
ファイアスターター…
それは確か友理奈ちゃんみたいな炎を生み出す能力者の事を差す言葉だと聞いたんだけど
もしかして私を友理奈ちゃんと勘違いしてるのかな。
「あのぉ…私、そのファイアスターターとかいうのじゃないんですけど…」
「じゃあそっちの髪の長い子がそう?」
「じゃなくてぇ、私の力はそういうのじゃないって言ってるんです」
「へっ!?」
案の定、彼女は驚いていた。
「人違い、ですよね?」
それを聞いた彼女は右手を顔にあてて
「あ〜、れいなの方が"当たり"だったんだぁ〜」
と、本当に悔しそうにため息をついた。
「……」
「絶対こっちだと思ったのになあ…。 ま、いっかぁ」
「じゃ、じゃあもう私に用はないですよね? それならそろそろお引取りを…」
「えー、ダメだよ。 今のであなたが何らかの能力者だって事はわかったんだし」
あ、しまった…。
「わ、私をどうする気ですかぁ! か弱い乙女を!」
「か弱い乙女は私だけで充分。 あなたは連れてってうちで保護してあげるの」
保護するって言われても…、めちゃくちゃ怪しい…。
「イヤって言っても連れてくからねー」
そう言って私に手を伸ばそうとした、その瞬間…
627ウィードクラウン:2005/08/27(土) 18:31:54 0
>>626
「うわあああああああああああああああああっ!」

玄関のほうから信彦くんの叫び声が聞こえた。
「やめろおおおおおお!!!」
信彦くんはものすごい勢いで廊下を走ってきて
今まさに私の手を掴もうとしていた彼女に背後からタックルした。
「きゃあっ!」
信彦君は相手を掴んだまま縁側から中庭に飛び出すと、そのまま押し倒した。
「桃子に手を出すな!」
「な、何よあなた…、まだ動けたの…」
信彦君に馬乗りされて身動きが取れない彼女が苦しそうに言う。
「僕だけじゃなく、桃子にまで手を出すなんて…!」
「うるさいなぁ、さっきはせっかく手加減してあげたのに…」
そういうと、彼女の口が再び ―さきほどお爺さんにしたように― 少しずつ開いていった。
「させない!」
彼女の喉を、信彦君の手ががっしり掴んだ。
「あぐっ」
「お前の能力は超音波攻撃なんだろ! それなら喉を押さえれば早い!」
(わお、信彦くんすごーい!!)
「ふんっ」
でも彼女は、苦しそうにしながらもまたあの不気味な笑顔を浮かべた。
「何笑ってるんだよ!」
「う…うさ…ひゃん…ひーす…」
何やら呻きながら、信彦君の目の前に右手を挙げ、ピースサインを作って見せる。
「な、なんのつもりだ…」
「えいっ」
628ウィードクラウン:2005/08/27(土) 18:32:19 0
>>627
ブスッ

「痛っ!」
何をするかと思えば、ただの目潰しだった。
しかし不意を打たれた信彦君は仰け反ってもんどりうっている。
そしてその間に、彼女は起き上がってしまった。
セーラー服についた土汚れを乱暴に払っている。
「はぁ…はぁ…よくもさゆの制服汚したわね…」
その表情には既に笑みなどなく、鋭い視線は信彦君と私に向けられていた。
「ほら、ここ破れちゃってる…もう許さないんだから…」
彼女は大きく口を開いた。
「よくも…よくも…さゆの、さゆの制服返してよ! 返してよーー!!」
「ま、まずい…」
目を押さえながら信彦くんが立ち上がり、私のほうに向き直った。
「逃げろ、桃子! 雅ちゃん!」

"アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!"

突然、あの女が叫び声を上げた。
さっきおじいさんを吹き飛ばした時よりもさらに大きな声だ。
彼女のすぐ近くにいた信彦君は、その衝撃で屋敷のほうに吹き飛ばされてきた。
「信彦くん!」
私も、彼女から少し離れてはいるもののさきほどから体中に衝撃をビリビリと感じている。
コンサートなどでスピーカーの目の前に居る時の何倍もの音の衝撃だった。
629ウィードクラウン:2005/08/27(土) 18:32:42 0
>>628
"ァァァァァァァァァ…ァ…――――――――――――――!!!!!"

その声は既に不可聴域にまで達していた。
体中の筋肉や骨に音が響いてくる。 もう立っていられない。
いや、その前に鼓膜が破られ、神経も切れて…
このまま死んでしまうんだろうか、とまで考えたその時だった。

ふっ、と"音"が止んだ。

私はどっと力が抜けて、その場に座り込んだ。
目の前の中庭では、あの女が呆然とした表情で立ち尽くしている。
横を見ると、信彦君と雅ちゃんが倒れていた。
「信彦くん! 雅ちゃん!」
返事はなく、二人とも体の至るところから血を流して気絶しているようだった。
「待ってて、今助けてあげるから!」
と、2人に駆け寄ったところで、ふと気になった。
どうして彼女は急に攻撃をやめたんだろう。
私は信彦くんの体に手をかざしながら、また彼女のほうを見た。
630ウィードクラウン:2005/08/27(土) 18:33:12 0
>>629
さきほどど同じ、呆然と、というか何か信じられないものを見たような表情で立っている。

「……」
何を意味する表情なのかわからず、私も無言になってしまった。
「……」
彼女のほうも、まだ何も喋らない。
「……」
「……い」
彼女がかすかに、何か言葉を発した。
「え?」
「い…痛ぁーーーい!! 痛い、痛い、痛い、痛いよおおおおお!!!」
急に彼女が泣き出し、そこら中を走り回っている。
そのセーラー服のスカート部分に、何か大きくて白い何かがくっついていた。

(あ、あれは……犬?)

「痛いよーー!! なに、なに、なにーーーー!!!」
彼女、道重さゆみのお尻になんと、白い犬が噛み付いていた。
631ウィードクラウン:2005/08/27(土) 18:33:35 0
从*; 。.;)<つづくの
632まとめの人:2005/08/27(土) 18:38:53 0
>>622
了解
じゃあ再開します
633名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 19:02:08 0
ウィークラ乙
まとめ頑張れ
634名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 19:03:33 0
まとめの人乙
635名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 19:15:33 O
クラウンさん乙です!!
さゆもおもしろいなぁ、喉掴まれながらうさちゃんピースかよww
636名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 19:30:28 O
まとめの人とウィード乙
637名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 20:14:41 0
638名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 21:19:39 0
639まとめの人:2005/08/27(土) 21:41:36 0
スクランブルシリーズは更新終了しました
今回は3つに別れているので、時代劇(仮)や僕に舞い降りた天使みたいな感じのページ構成にしようと思っています

細かい事はまた後で報告します
640名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 21:53:23 0
まとめの中の人も乙っす!
これからもガンガン更新よろしくお願いします
641名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 22:00:48 O
まとめの人……今の更新に追い付くのか?
642まとめの人:2005/08/27(土) 23:11:13 0
22スレの
360 :名無し募集中。。。 :2005/07/17(日) 14:59:10 0
まとめの人へ
「小学6年生〜春〜」の最初らへんで、
村上は同級の女子の中でもズバ抜けた運動神経の持ち主で、何をやらしても無難にこなす万能少女だ。
女子はもちろん、男子も彼女の指示には黙って従う奴もいる。
その影響力は絶大で、俺達も彼女の率いるクラスには、何度となく苦汁を味わされた。
藤本いわく、四天王の中でも彼女は、一番敵にしたくないタイプだそうだ。
もちろん俺も同じだ。
矢島は、村上ほどではないが、それでも普通の女子と比べると、あきらかに異彩を放っている。
一番の魅力はなんといっても、小学生ばなれした快速にある。
華麗なフォームから繰り出されるその走りっぷりに、一緒に走ってる奴らはもちろん、見てる人すら圧倒させられる。
もちろん女子の短距離では敵なしだ。
男子でも、おそらく彼女に勝てる奴は数人いるかいないかだろう。
しかも持久力も兼ね備えてて、マラソン大会では確か、何年か連続で1位を取っている。
藤本いわく、彼女の足なら世界を狙えるとか..
これはいいすぎだ。
さらにこの2人..ものすごく美人だ。
おそらく、3組になった男子全員が、神様に感謝してる事だろう。
ってところが2回ありますよ?
361 :名無し募集中。。。 :2005/07/17(日) 15:01:46 0
あと、
同じく「小学6年〜春〜」のさっきの所の少し下で
「もっ...桃子感激ぃ〜..覚えててくれたんだぁ〜」
またまた桃子の表情は一変し、瞳をウルウルさせながら、今度はこちらに歩み寄ってきた。
ってのも2回ありますよ?

修正しました報告ありがとうございます
643名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 23:15:42 0
須藤さん(仮)は いつになったら全編うpされますか?
644名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 23:21:27 0
まとめの人乙です
645まとめの人:2005/08/27(土) 23:21:43 0
一つの作品に絞って更新しているわけではないので何とも言えないですね・・・
646名無し募集中。。。:2005/08/27(土) 23:47:33 O
とにかく急げ!取り返しつかなくなるよ!

まとめの人って何してる人?普段忙しいの?
647まとめの人:2005/08/28(日) 00:11:02 0
本日の作業
スクランブルシリーズ 完了
羊のスレの分は全て掲載
時代劇(仮) 第六部に突入
22章531まで

>>646
普段は学生です
648名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 00:15:20 0
649名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 00:15:57 O
まとめの人には乙としか言えません
ガンガレ
650名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 00:17:27 O
>>647
乙です
もしかして受験生ですか?
651名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 00:29:24 0
>>643
誤字脱字が有ったはずだけど、まとめサイトにあるところの続きは
22章の570-571 690-691 719-722 817-820 848-857まで

あと、まとめサイトの「須藤さん(仮)」の3ページ目のリンクが間違ってる
http://www.geocities.jp/riasyo_matome/sudousan-3.html
に飛ばないでエラーになる
652名無し募集中。。。 :2005/08/28(日) 02:18:01 0
653名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 02:39:00 0
夏休みも中盤のお盆休み。帰省ラッシュの波に揺られながら私は今大好きな
おばあちゃんの家に向かっている。
         
              〜遠い夏の日〜

高速から見える”街”は徐々に”町”へと変わり、私が少し眠って目が覚めた頃には
高速をおりて、既に山道に入っていた。
大好きなおばあちゃんお家に行くのは年に2回、お正月とお盆だけ。
15分程走っていると山道が開けて”小さな村”が私の目の前にひろがる。
「いつ見てもいいなぁ。この風景。」
私はこの”小さな村”が大好きで、優しく流れる小川・延々と続く畑や山・そして夜になると
宝石箱をひっくり返したように辺りを包む満天の星空。その満天の星空に呼応すかのように
悲しく光り輝く蛍たち・・・。
この”小さな村”にある全てのものが好き。
すると勢いよく走っていた車が速度を落として、ゆっくりと止まる。
654名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 02:52:45 0
>>653
「どうしたの?パパ?」
「疲れたから少し休憩タイム」と言ってパパは気持ち良さそうに『うぅ〜ん』と伸びをしている。
ママは高速を降りた辺りから、ずぅ〜と寝ているらしい。
私は車から見えるのどかな景色をもっと見たいと重い、パパに尋ねてみた。
「ねぇパパ!この道、何度も通って知ってるから、ここからおばあちゃんの家まで散歩しながら行ってもいい?」
パパは少し考えて『あんまり遅くならないように』と言って笑顔で私を見送ってくれた。
外に出ると、陽射しがきつい。
「うぅ〜ん思ったより暑いなぁ・・・(クーラーの効いた車内にいたからそう感じさせるのかなぁ?)」
私は暑さから逃れるため適当に涼める場所を探す。
「あっ!?いいとこ発見〜!」私は小木が連なる小さなあぜ道を見つけた。
それは、アニメにでてくるようなお洒落な造りになっていて、この”小さな村”には少し不似合いだった。

655名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 03:09:05 0
>>654
「ハァー涼しい」思った以上に木陰の下は涼しく、爽やかな風が私の髪を優しくなびかせる。
あぜ道を歩いていると、どこからか水の流れる音がする。キョロキョロと辺りを見渡すと、畑とあぜ道の間に
小川を見つけた。
「あぁ〜小川だ!小川ぁ!」
サラサラと優しい音をたてながら流れていく小川をしばらく眺めていると小川に足を浸してみたくなった。
”ピチャッ”
「くぅ〜!冷たぁ〜い!」その小川はまるで雪解け水のように冷たく、私を覆っていた
暑さを一気に拭ってくれた。
「ふぅ〜。気持ちいいなぁ〜」と足を浸していると、自転車の”キィー”と止まる音がして、
振り返ると一人の男の子が立っていた。
私は彼に何故か懐かしさを感じた。
「君・・・誰?」彼が私に問い掛ける。
「えっ?!わ、私は雅、夏焼雅っていうの!」とアタフタして自己紹介すると、
「そっか・・・。僕は佐々木幸大」そう言って彼は優しくと笑っていた。
656562:2005/08/28(日) 03:59:22 0
>>653-655を書いた者です。
ちなみに初作品です。
まだまだ続くと思うのでどうかよろしくです。

657名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 04:50:49 O
みぃ〜タンのりしゃことりゅうちゃんを思い出したな
俺の好みっぽいから期待してるぞ!
658名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 06:55:07 0
659名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 08:13:56 O

>>654
私は車から見える景色をもっと見たいと重い
→私は車から見える景色をもっと見たいと思い

訂正あるから優恋さんかと思ったw
660名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 09:45:46 0
661名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 10:02:15 0
さっきから乙乙ばっかりだな










662名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 10:05:27 0
663名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 10:51:03 0
664まとめの人:2005/08/28(日) 11:19:04 0
>>650
受験生ではないですね
>>651
リンクは多分4ページ目まで行くであろうという事でリンク作りましたけど、まだ3ページ目までしか更新してません
紛らわしくてすいません
665名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 11:56:16 0
2→3へのリンクが違ってるって意味だろ
666名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 12:08:03 0
2→3へは行けるよ
667名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 13:26:05 0
 
668名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 14:45:58 O
保全
669名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 14:48:50 0
670まとめの人:2005/08/28(日) 15:03:16 0
時代劇(仮)の第六部 再会ですが、
この話は吹雪編と焔編に別れていて、最後に再会〜焔と吹雪と桃 へと進んで完結という構成になっています
吹雪編を読んでそのまま再会〜焔と吹雪と桃 へと進んだ場合、最初の2レス分が抜けて話が抜けてしまいます
なので、本来のスタート地点http://www.geocities.jp/riasyo_matome/1121262264.htmlR837

http://www.geocities.jp/riasyo_matome/1121262264.htmlR835
に変更します
671まとめの人:2005/08/28(日) 15:04:42 0
672名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 15:20:52 0
>>670
そのままでいいんだよ
吹雪の方は2度目の襲撃が芝居だってことが明らかになっていないから
673まとめの人:2005/08/28(日) 15:50:53 0
>>672
あら、やってしまいました
今から直してきます
674名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 17:10:48 0
ho
675名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 17:51:05 O
まとめの人!早く早く!更新がくるぞ!
676名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 18:24:50 0
ze
677名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 19:56:27 0
n
678名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 20:29:02 0
h
679名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 21:24:00 0
2代目は駄目だな
680名無し募集中。。。:2005/08/28(日) 22:17:22 O
あ、新人さん来てたんだね〜
誰が主役か焦らし上手なとことか中々いい感じ♪
ガンガレ!
681まとめの人:2005/08/28(日) 23:17:11 0
23章589まで更新

「スクランブル」完結済
「時代劇(仮)」7章まで終了
「須藤さん(仮)」完結済

今日はここまで
682名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 00:13:40 0
保全
683名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 00:37:21 O
まとめの人急げよ!!
684562:2005/08/29(月) 00:58:26 0
>>659
ご指摘どうもありがとです!でも、優恋さんの想像力をかきたてるような文章は書けないですが、
できる限り頑張りたいと思います。




685名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 01:09:31 0
まとめの人乙です。
ここまでのをまとめました。

時代劇 >>21-23 >>106-107 >>114 >>117 >>119
 
幼なじみ >>95-96 >>277-278 >>281
686名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 01:10:00 0
687名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 01:16:01 0
夏色の夢 >>429-436 >>471-476 >>491-495 >>499 >>514-515 >>517 >>519 
       
      

688名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 01:17:40 0

夏色の夢  >>521 >>523-525 >>527 >>539 

春 >>502-503 >>506-509 >>512-513 >>520 >>522 >>526
689名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 01:18:03 0

ウィードクラウン >>297-299 >>301 >>379-382 >>413 >>438-439 >>441-442 >>447 >>586-590 >>625-630

遠い夏の日 >>653-655 

一応訂正のも入ってます。必要なかったら余裕でスルーしてね
690名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 02:06:12 O
GJだな
しかし前スレの分もあるぞ
691562:2005/08/29(月) 02:33:37 0
>>655 〜遠い夏の日〜

私の名前を聞いた時、彼は少し言葉に詰まった。
彼は見た目、何て言うか・・・少し昔の白黒写真に映っている人のような、そんな懐かしさを感じさせる
少年だった。
「(年は・・・私より少し年上なのかなぁ?)」まじまじと彼を見つめる。
「か、可愛い名前だね!」
そう言って彼は被っていた麦わら帽子を更に深く被りなおす。
彼の顔を見ると、少し頬が紅く染まっている。そんな彼を見ていると、私も急に顔が火照ってくるよう
だった。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
”シーン”とした空気が私と彼を包む。
小川の冷たく優しい音色が私の耳に響いて急上昇した体温を少しずつ和らげてくれる。
「あ、あの、この近くに住んでるの?」
私は無意識のうちに彼に話しかけていた。
「・・・うん。そうだよ・・・君はこの辺りじゃみない顔だね。と言うより、この”小さい村”に君のような
美人さんはいないしね。」
「そ、そんな、び、美人だなんて・・・あっ!わ、私は東京から来たの!」
私は彼の何気なく言った?言葉に少し動揺した。
「そっかぁ東京かぁ・・・。懐かしいなぁ・・・」
「えっ?!」不意に漏らした彼の言葉が気になったが、彼の表情が『しまった』という様に気まずそうに
していたので、私はあえて”その事”を聞かなかった。
彼は黙ったまま俯いている。
「(どうしよう・・・何か話さないと)」
「(どうしよう・・・何か言わなきゃ)」
同じ事を考えながら2人を沈黙が襲う。
692562:2005/08/29(月) 03:09:18 0
>>691

少しして私は緊張しながら彼に尋ねてみた。
「(よ、よし!頑張れ雅!)あ、あのぉ、今って・・・暇、かなぁ?」自然とまた顔が紅くなる。
「・・・うん。すごく暇してた!」と彼は照れ笑いをしながら答えてくれた。
「ほ、本当?じゃあ・・・今からこの”小さい村”を案内してほしいな?私、何度も来てるけど、まだ知らない所とか
いっぱいあると思うし・・・ダメ・・・かなぁ?」
彼は黙ったまま何も言わない。
「む、無理ならそれでいいんだよ!ご、ごめんなさい勝手な事言っちゃって・・・」
「そうじゃなくて、どこに君を連れて行こうかな?って考えてただけだよ!」彼も慌てて言う。
「そ、そうなんだ(・・・よかった)」
すると突然彼は自転車にまたがった。私はそれを呆気にとられた顔で彼を見つめる。
「乗らないの?」と彼は笑顔で言う。
「うん!あっ?!」私は何かを思い出したように言葉につまる。
「ど、どうしたの?」心配そうに彼は私を見つめる。
「・・・2人してもいいのかなぁ?おまわりさんに見つかったら、すごく怒られちゃいそう・・・」と
私は心配したが、彼は笑顔で答えた。
「大丈夫だよ。それにここは見てのとおり”小さい村”だから、仮に見つかったとしても大目に
みてくれるよ。」
彼のみせる笑顔と言葉に安心して、私は彼の運転する自転車の後ろに『ちょこん』と座った。
「よぉ〜し!では出発〜!」そう言って彼は勢いよく自転車のペダルを前へとおくる。
「(こういうの久しぶりだなぁ・・・。昔よくパパとこうして遊びにいったけ・・・。)」
私は彼がどこに連れて行ってくれるのか、ものすごくワクワクしてきた。

                              〜続く〜
 
693562:2005/08/29(月) 03:13:44 0
>>692
 「・・・2人してもいいのかなぁ?〜」
訂正→「・・・2人乗りしてもいいのかなぁ?〜」 

どうもすみません
694名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 03:18:24 0
新人さん乙
かなり続きが気になります
それとこれは勝手な意見なので流してもらっていいんですけど
>>691の最後とかの雅と男の子の胸の中の心境
「」の中に()のWカッコよりも()だけの方がすっきりするのでは?
695562:2005/08/29(月) 03:20:54 0
>>692
「うん!あっ?!」私は何かを〜
訂正→「ううん!あっ?!」私は何かを〜

ちゃんとチェックしてるんだけど何故か見落としちゃいます。
重ね重ね本当すみません。
696562:2005/08/29(月) 03:26:36 0
>>694
僕もそう思ったんですが、Wカッコにすることによって登場人物の心情を
より明確にできるかも?と思い、あえてWカッコの形をとらせていただきました。

生意気言っちゃってすみません。
697名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 03:38:10 0
>>696
そういう意図があったんですね
了解しました!
続きを期待してます
698562:2005/08/29(月) 03:50:10 0
>>697

ありがとうございます!
また明日の今くらい?もうちょっと早いかも?に続きを投稿するつもりです。
では、今日はこのへんで・・・
699名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 04:08:21 O
みやびちゃん、一昨年転校したクラスメートの顔も忘れたのかよ!薄情だな!
700名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 05:07:03 0
701名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 05:14:42 0
702名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 05:47:57 0
703名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 05:54:07 0
704名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 05:56:47 0
705名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 06:01:10 0
706名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 06:05:08 0
707名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 06:11:31 0
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::\: ☆ノノハヽ クンクン
::::::ミゝ州*‘ -‘リ∩
::≡⊂⌒  つ(UFO) 
      ̄   ̄ ̄
香りしゃ姫巡回中

708名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 07:06:42 0
709名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 09:34:13 0
710名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 10:14:29 0
>>685
乙です
ちょうど自分もやろうとしていた所なので助かりました
711名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 11:59:34 0
712名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 12:00:20 0
713名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 12:22:47 0
乙乙ばっかりだなw










714名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 12:28:21 0
715名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 13:23:00 0
716名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 13:36:14 O
小さい村 が非常に重要そうだな
717名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 13:37:19 0
718名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 14:45:49 O
719名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 15:36:25 0
720名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 15:38:19 0
721名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 16:01:30 O
722まとめの人:2005/08/29(月) 16:24:57 0
幼なじみは第1章は完結して、http://www.geocities.jp/riasyo_matome/1122557006.html#590からは
第2章でいいんですかね?
723名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 16:45:39 O
>>722
あ!そうそうゆおうと思ってたんです…
1章に一緒にしちゃってください!これからも章分けはしないつもりなんで
ついでに〜誕生日の翌朝〜って部分もカットしてほしいです
ごめんなさい
724まとめの人:2005/08/29(月) 16:50:39 0
>>723
了解です
725名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 18:42:25 0
>>724
726名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 19:10:25 0
>>724

727名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 19:14:43 0
>>724
728まとめの人:2005/08/29(月) 19:47:29 0
24スレ目
185 :名無し募集中。。。 :2005/08/15(月) 10:03:56 O
まとめの人>
【須藤さん(仮)】つづくを押しても表示されない
【不思議な気持ち】完結しているのに連載中にある
【I REMEMBER YOU】途中できれてる(続きが投稿されている)
昨日まとめサイトで久々に連載中作品を読み直した
本当に良作ぞろいで改めてこのスレが昔の雰囲気に戻って連載中の作者が戻ってきてほしいと思った
とりあえずあらすじがない作品が増えてきたから皆で考えよう

【須藤さん(仮)】【不思議な気持ち】は修正しました
【I REMEMBER YOU】はMacでは編集できない状態なので・・・
近いうちに分割させて作業します
729名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 19:49:28 0
まとめの人へ
I REMEMBER YOU 
は更新しないのですか??
730名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 19:50:50 0
729
すいません
かぶってしまいました
731名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 20:28:08 0
732名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 20:28:45 0

「あ〜あ・・・また食べられちゃった・・・・・」

静かに、そしてゆっくりと流れていた時間が、村上の一言で正常なスピードに引き戻される。
「何で釣れないのぉ・・・・もうやだぁ・・・・」
村上はつまらなそうに言いながら釣竿を下に置き、その場にちょこんと座り込んだ。
俺はそんな村上をよそに、自分が持っている釣竿の糸の先をジッと見つめていた。
「ねぇ・・・餌つけてよぉ」
村上がこっちに向かって言っている、
「・・・・・」
「・・・・ねぇってば」
「うわっ何するんだよ!」
村上は釣竿を持ち、聞こえない振りをしていた俺の体を、竿の先で突っついてきた。
「餌つけてよ・・・」いじけた感じで村上が言った、
今にも泣きそうな顔をしているので、しょうがなく餌をつけてやった。
「餌くらい自分でつけろよ」
「だって気持ち悪いんだもん・・・・」
村上はそう言いながら、糸の先についた餌を、川の流れの中に垂らす。
釣りを始めてから約2時間、俺と村上だけが今だに一匹も釣れないでいた。
不意に少し向こうから、矢島の笑い声が聞こえてくる。どうやらまた釣れたらしい。
矢島の近くで釣っていた舞ちゃんや、
数人の女子、男子達が大量の釣果にわいわいはしゃいでいるのが見える。
「何で舞美ちゃんだけあんなに釣れるのぉ・・・・」
矢島を見つめながら、羨ましそうに言う村上。
「ねぇ場所が悪いんじゃない?絶対そうだよ・・・」
「・・・・ずっと気になってたんだけど、何で村上ここでやってんの?
あっちで皆と一緒にやってればいいじゃん」
俺がそう言うと、村上は何も言わず慌てて視線を川へ戻した。
「無視かよ」
呟いた俺の声は、流れる川の音に静かに吸い込まれていった。
733名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 20:31:21 0
今日一発目キタ━州*‘ o‘リノl∂_∂'ル川*^∇^)|| ル ’ー’リ从´∇`从从o゚ー゚从|リ・_・`川从 ’w’)━!!!
734名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 20:32:34 0
なんとなくめーぐるで書きたくなっちゃったもんだから見切り発車してみた
続きは書いてないです

735名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 20:33:08 0
乙の嵐だな。(乙ばっかりだなぁ〜っていうことだぞ!)
736名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 20:33:58 0
>>732
737名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 20:35:47 0
>>734
続き書いて
738名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 21:09:46 0
めーぐる!めーぐる!
739夏の終わりに:2005/08/29(月) 21:34:50 0

暑い。八月も下旬にさしかかり、夏も終わろうとしている。
しかしこの暑さは異常だ。ニュースでは例年より3℃も高いと言っている。
そんな中、俺はスポーツに燃えるわけでもなく、勉強に励んでいるわけでもない。
かといって、漫画みたいに女の子からデートに誘われることも無く、家でゴロゴロして夏休みを過ごしていた。
そう。俺はどこにでもいる平凡な男の子なのだ。
740夏の終わりに:2005/08/29(月) 21:35:23 0
「あ〜あ。今日も暇だなぁ…」
俺が何気なくぼやいていると
「そんなに暇なら私とどっか行く?」
俺は急に声がしたのでビックリして急いで起きた。
「いつもいつも、勝手にドアを開けるなよ!千奈美!」
部屋の入り口には、俺の幼馴染が立っていた。
こいつの名前は徳永千奈美。生まれた病院からずっと一緒で隣に住んでいる。
親同士も何かと仲がいいので、千奈美も勝手に家に上がり込んで、今みたいにいきなりドアを開けてくる。
全くプライバシーも何もあったもんじゃない。
「…おまえと二人で?」
「二人がいいの?」
千奈美は笑いながらこっちを見てる。
「まさか〜」
千奈美は結構可愛い方だし、クラスでも男子から人気がある。
しかし、俺はずっと一緒にいるせいかそんなことは思えない。
ただの腐れ縁くらいにしか思っていない。
「実はね、あんた田中君と仲いいでしょ?
言いにくいんだけど〜あたし田中君のことが好きなんだ。」
千奈美はかなり顔を真っ赤にして言った。
「へぇ〜」
「あまり驚かないんだね。」
「…実は知ってたんだ。」
「えっ!」
俺の言葉を聞いた千奈美の方が驚いていた。
741夏の終わりに:2005/08/29(月) 21:50:17 0
「クラスでさ、千奈美と菅谷と熊井が話しているのが聞こえちゃって…」
「そうなんだ〜。言うつもりだったから別にいいけど
盗み聞きはよくないぞ!」
「なっ!偶然だって!」
「ホントかなぁ〜…」
「ホントホント!」
千奈美はまだ少し疑っていたが
「まあいいや。それでね。明後日で夏休みも最後じゃない?
だから皆で何処か行きたいなぁ〜と思って…その時に田中君を誘ってほしいの」
「大勢で行くの?」
千奈美は少し考えて
「りぃちゃんと私とあんたと田中君でどう?」
「菅谷〜!?俺、菅谷と話したこと無いよ!」
「いいじゃん!これから仲良くなれば」
千奈美は他人事みたいに笑ってる。
742夏の終わりに:2005/08/29(月) 21:58:26 0
「でも…」
「お願い!」
千奈美は少し涙目でこっちを見ている。…負けた。俺は千奈美のこの顔にとても
弱い。いつもこの顔にやられてしまう。本人も気付いてきたのか、
いざとなるといつもこの顔をする。だから俺は千奈美の頼みを断れないのだ。
「…わかったよ。」
「やったぁ!あんたならそういうと思ってたよ!」
「それで〜何処へ行くの?」
「えっと〜…遊園地」
743まとめの人:2005/08/29(月) 22:01:48 0
>>688の夏色の夢まで完了しました
作業がはかどってやりやすいですありがとうございます

時代劇(仮)
夏の涙とスクール雅
夏色の夢
は完結済

他の作品は>>688さんがまとめてくれた所まで

前スレあたりのタイトルの無い作品は入れてないです
744まとめの人:2005/08/29(月) 22:05:01 0
被ってしまってすいません
745夏の終わりに:2005/08/29(月) 22:08:51 0
「遊園地ね…誘ってはみるけど無理かもよ」
「頑張ってよ!期待してるからね〜!」
そう言って千奈美は部屋を出て行った。よほど嬉しかったのだろうか、
鼻歌なんか歌っている。
一方俺は、田中にメールを打っていた。
「明後日、千奈美と菅谷と遊園地に行くんだけど、おまえも行かない?」
「マジで!行く行く〜!楽しみにしてるよ〜」
「じゃあ九時に○○公園な〜」
「オッケ〜!じゃあまた明後日な!」
…なんかトントン拍子に決まってしまった。俺は少し楽しみでもあったがそれ以上に
大きな不安なことがあった。

              〜続く〜
746夏の終わりに:2005/08/29(月) 22:13:55 0
いえいえ!更新お疲れ様です!
747名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 22:14:15 0
そして田中は菅谷とくっつく
748名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 22:16:40 0
夏乙
まとめ乙
749名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 22:36:43 O
そして千奈美は松浦と
750名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 22:40:35 0
久々保全フォ―――――!!!!
751p6244-ipad64marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp:2005/08/29(月) 22:52:29 0
時代劇(仮)が完成作品一覧に載ってましたけど、時代劇(仮)は完成したのですか?
752名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 23:00:52 0
どっかの馬鹿の所為でな、まったく
753名無し募集中。。。:2005/08/29(月) 23:16:58 0
ネタさえ沸けば復活するよ



たぶん
754p6244-ipad64marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp:2005/08/29(月) 23:20:21 0
そうですよね!楽しみに待ってます!!
755名無し募集中。。。:2005/08/30(火) 00:01:20 0
いや、マンネリ劇はウザイからもう勘弁
756名無し募集中。。。:2005/08/30(火) 00:14:28 0
そんなことないよ
時代劇たん待ってるよーノシ

新作さん乙
続きまってます
757名無し募集中。。。:2005/08/30(火) 00:21:45 0
夏色の夢  あらすじ

「彼を信じてる!」そんな雅の前に小さな妖精が現れて…

どうでしょうか??
758名無し募集中。。。:2005/08/30(火) 00:35:09 O
優恋番外編と付けるのを忘れるな
759ウィードクラウン:2005/08/30(火) 00:36:57 0
>>630
*

あの田中れいなって子は、テレポーテーションを使いながら
あちこちに出たり消えたりして、小石や木の枝なんかをこうちゃんにぶつけている。
私と舞ちゃんはそこから少し離れたところからそれを見ていた。

「ほい!」
「痛っ!」

時には真後ろに現れて、膝かっくんをしてみせたりした。
最初は、こんな力があるんだと驚いたけれど
見ているうちにだんだんと可笑しくなってきた。

「えいっ」
「うわっ、て、てめぇ!」

本当にファーザーズっていうところの刺客なのか疑いたくなるのは
その子が今の攻撃(?)をとても楽しんでいるように見えるから。
なんであんな子がこういう危険な仕事をしているんだろう。
善悪の感覚が私たちとは違うのかな。
760ウィードクラウン:2005/08/30(火) 00:37:34 0
>>759
「とりゃっ!」
「いい加減にしろお前!」

でも、やっぱりあの子はじゃれている子供のようにしか見えない。
テレポーテーションを使ってこうちゃんを翻弄してはいるけど
あんなんだったらきっとすぐにこうちゃんに捕まりそうだなあ。
…そんな事を考えていたら、またあの子がこうちゃんの真後ろに現れた。
今度は木の枝っぽいものを持ってこうちゃんを叩こうとしている。

「くらえーっ!」
スカッ

勢いよく振り下ろされたあの子の腕は、紙一重でこうちゃんにかわされた。
やっぱり…。
離れたところから見ていると、出たり消えたりするタイミングが一緒で
それに攻撃する前にいちいち声を出してるから、いつかはこうなると思ってた。

「捕まえた!」
「えっ、ちょっと、離して! あれぇ、なんで飛べんと!?」

「あのお姉ちゃん面白いね」
「そうだねぇ…」
敵だというのに、舞ちゃんも楽しそうにそれを見ている。
こうちゃんに腕をつかまれたその子は、テレポーテーション出来ずに戸惑っているようだ。
その子はわけがわからずにじたばたしていたけど、そのうちこうちゃんに両手を捕まれ
道路から公園の奥まで引き摺られるように連れていかれた。
761ウィードクラウン:2005/08/30(火) 00:37:56 0
>>760
「これでお前は能力を使えない。 観念しろよチビっ子」
「な、なんがチビか! あんた、れいなに何したと!?」
「うるせーチビ。 これからお前にはいろいろ喋ってもらうからな」
「喋るわけないやろ! 離せ! セクハラで訴えるけんね!」
「色気もないチビが言うセリフじゃないっつうの」

私もあの子に聞きたい事がたくさんある。
なんでこんなことをしているのかとか、いろいろ。

「痛っ、いたたたたたたた!!」

こうちゃんはあの子の腕を後ろにひねり上げて、身動きが取れないようにした。

「喋るか?」
「しゃ、喋る! わかった、喋るけん、片手だけでも離して!」

こうちゃんはそれで安心したのか、あの子の右手を離した。
その瞬間、あの子の口元が少しにやりと笑ったように見えた。
「あ…だ、だめ! こうちゃん!」
「え?」
公園の奥にいるこうちゃんに私の声が届いてから、私のほうを向いた時の
その一瞬の隙を、あの子は見逃さなかった。
762ウィードクラウン:2005/08/30(火) 00:38:58 0
>>761
「そぉい!」

ブスッ

右手に作ったピースサインで、そのまま後ろにいるこうちゃんの目を突いた。
「ぐっ…いってぇっ!!」
「ははっ、バーカバーカ!」
両手で眼を押さえたこうちゃんから抜け出したあの子は、
すぐにテレポーテーションを使ってその場から姿を消した。
「あ…ごめん、こうちゃん!」
結局は、その隙は私が作ってしまった。
「痛って…あいつどこ行った!?」
こうちゃんは片目だけ開いて辺りをキョロキョロ見回している。

「ここだよーん! さゆに聞いたのがこんなとこで役立つと思わんかったぁ」

声がしたほうを見ると、すぐ近くの木の枝の上に立ってけらけら笑っていた。
「くそっ!」
と、こうちゃんは地団駄踏んでいる。
…私の責任だ。 この能力を持ってから私、迷惑掛けてばっかりだ。
こうちゃんはあのアンチサイっていう力で
舞ちゃんや萩原先輩、桃ちゃん先輩、それに私を助けることが出来る。
でも、私はダメ。 トラックの運転手さんを傷つけてしまったり
今だってまたこうちゃんに迷惑掛けちゃった…。
私も何かやらなきゃ…。 私も何か役に立ちたい…。
763ウィードクラウン:2005/08/30(火) 00:39:19 0
>>762
…出るかな、あの火…

私は木の上からこうちゃんと睨みあっているあの子に向けて右手をかざした。
萩原先輩から聞いた通り、体中の熱が右手に集まっていくのを想像する。
そして今度は、自分の手がライターだとイメージする。
私は、お父さんがタバコに火を点ける時の様子を思い出した。
ライターに火が『カチッ』と点いて…

ボウッと、私の右手に、野球のボールより少し大きいくらいの火球が現れた。
その炎にさらに力を込めると、火球は赤から橙に色を変えていく。
初めてだからこれくらいでいいのかな、とそこで力を留めた。
後は弾丸を打ち出すイメージ。
私は左手の平を右手の背に持ってきて、勢いよく右手を押した。
764ウィードクラウン:2005/08/30(火) 00:40:41 0
つづくまー


で、まとめの人にお願いがあるのですが
この作品が完成したあかつきには
これを「ハッピーライフジェネレーター」の下あたりに置いてもらえないでしょうか
世界が同じ上、HLGを読んでいないとわからない箇所がいくつかあるので
765名無し募集中。。。:2005/08/30(火) 01:00:09 O
そうだね HLGを先に読むといいね ははっ♪
766名無し募集中。。。:2005/08/30(火) 01:08:35 0
いまいち
767名無し募集中。。。:2005/08/30(火) 01:10:27 0
火炎球出るのか出るのか
768名無し募集中。。。:2005/08/30(火) 01:19:37 O
クラウンさん乙!
いよいよ友理奈が活躍しそうですな
769562:2005/08/30(火) 02:06:38 0
>>692〜遠い夏の日〜

「ねぇねぇ?最初はどこに案内してくれるのぉ?」
「うぅ〜ん・・・そうだなぁ。さっきから考えてるんだけど・・・よし!あそこにしよう!」
「あそこってどこどこ?」
「それは着くまで内緒〜!」
彼の顔は後ろに座っている私からは決して見えないけれど、彼の声からは楽しさが伝わってくる。
「それより、この道あまり舗装されてないからしっかりつかまってた方がいいよ!」
彼のさりげなく私を気にかけてくれる優しい言葉に胸が高鳴る。
「君・に・・・つかまっててもいい?」
「うん。その方が安全だよ。」彼は優しく言う
私はゆっくりと彼を包む様につかまっていた。
『ドクン!ドクン!』
鼓動が物凄い早さで脈打つ。
「(・・すごくドキドキする・・・。これって・・・)

夏焼君!君と付き合える資格があるのはこのイケメンの僕だけだ!だから付き合おう!
夏焼!お、おれお前の事が好きだ!だから付き合ってくれ!頼む!
夏焼さん。ずっと前から好きでした。僕とお付き合いしてください。

今までたくさんの男の子から告白されてきたけど、私は男の子には興味などなかったから
断ってきた。もちろん初恋なんてした事もなかった。
「(でも・・・・・これは恋?なのかなぁ?」
私は自分にそう自問自答していた。

どれくらい時間が経ったのか・・・。いつの間にか自転車は車では通る事のできない山の中を
走っていた。
デコボコと山の中を走って行く自転車は、私の”ドキドキ”をかき消してくれるようだった。
770562:2005/08/30(火) 03:01:35 0
>>769

「(あぁ・・・早く着いてくれないかなぁ・・・すごくドキドキするよぉ・・・)」
私は彼の運転する自転車の後ろで、1人この”ドキドキ”と格闘していた。
山の中をガタガタと音をたてながら走る自転車が静かに止まる。
「ふぅ〜着いたぁ」そう言って彼は右手で汗を拭う。
「着いたのぉ?」
「あっ起きてたの?途中で声がしなくなったから寝ちゃったのかな?って思ったよぉ」
「(それは・・・君のせいだよぉ・・・)」
彼は自転車に座っている私を優しく降ろしてくれる。
「ありがと」彼の握った手は私の”ドキドキ”を更に激しくさせる。
自転車から降りて辺りを見渡すと・・・そこはただ森が広がるだけで何も・・・
「こ、ここは?」
「ここはね、さっき雅ちゃんと僕が出会った小川の上流だよ。って言うより源泉かな?」
そう言って彼は視線を私から下の方に移す。
私も彼の視線の方向に目をやると、そこには小さな泉からこんこんと水が涌き出ていた。
「すごぉ〜い!」
「良かった。喜んでくれて・・・喜んでくれないかな?って思って心配だったんだ。」
「ううん。そんなことないよ・・・すごく奇麗」
素直に心から出た言葉だった。
「美味しいんだよ!この泉の水って!」そう言って彼は自分の手で小さな器を作り、泉から
涌き出る水をすくって”ごくごく”と飲み干した。
「ふぅ〜美味しい」そう言うと彼は私にも飲むように勧める。
私はゆっくりと両手で水をすくい、彼と同じように勢いよくのみ干した。
「ほんと!すごく美味しい!それに冷たぁい!」
小川で足を浸していた時よりも、その水は冷たく感じた。
771562:2005/08/30(火) 03:15:14 0
>>770

森の中をゆっくりとした風が流れる。その風は静かな森に優しい音を添える。
「それにしても・・静かだね・・・」
「うん・・・。まぁ森の中だからねぇ」彼は微笑みながら言う。
「ふふっ。いつもここに来てるの?」
「・・・・・いや、たまに、かなぁ?その方が新鮮味があるからねぇ」
「そうだよぇ!毎日来てたら、ありがたみとかないもんねぇ!」
私は彼が再び言葉を詰まらせた事が気になったが、またあえて聞かなかった。
そうして私と彼は少しの間、森の中で色々と話をした。

772562
>>771
「じゃあ次はどこに案内してくれるの?」
「今日はもう遅いし、また明日にしよう・・・?」
「えっ?でも、まだ明るいよぉ?」確かに陽は傾いてきてはいるけど十分に遊べる時間である。
「いや、ここからさっきの場所まで結構距離があるから、案内している間に陽が暮れるよ?」
「「・・・分かった。」そう言って私はまた彼の運転する自転車に座った。
途中、彼は『ごめんね』と謝った。
「ううん!気にしないで。泉がみれただけでも、すごく楽しかったよ!」そう言って私は彼の背中に顔をあずける
「(幸ちゃんの背中暖かいなぁ・・・冬だともっと暖かいのかなぁ?」
山や畑を一面夕焼け色に染める西陽は、私と彼の紅くなった頬をかくしてくれるようだった。
”キィー”とさびれたブレーキ音が私の胸に響く。
「(もう・・・着いちゃったんだ)」私は急に悲しくなった。
彼はそんな私を察したのか優しく頭を撫でてくれる。
「あしたも・・・また会える?」俯きながら彼に尋ねた。
「うん。雅ちゃんがこの”小さい村”にいる限り、僕は会いに来るよ」彼は優しく私を見つめる。
「うん・・・」
「さあ早く帰らないと、大好きなおばあちゃんやパパやママが心配するよ?」
「うん!」私は元気よく頷いておばあちゃんが待つ家へと急いだ。

「(・・よかったぁ・・・彼女、ちゃんと・・・)」

                          〜続く〜