もしもミキティが幼なじみの隣の娘だったら 38冊目
1 :
名無し募集中。。。:
2 :
大曽根ライトフライ ◆/89x1U91uM :2005/08/06(土) 14:51:13 O
携帯で『ぶ』を予測変換するとブラック・アイド・ピーズって出るんだけど
これってふぁに?
3 :
名無し募集中。。。:2005/08/06(土) 14:51:48 0
从VvV)
4 :
名無し募集中。。。:2005/08/06(土) 15:01:30 O
スレ立てハゲしく乙!
5 :
名無し募集中。。。:2005/08/06(土) 15:03:10 0
もしもとかねーんだよ
7 :
名無し募集中。。。:2005/08/06(土) 16:20:29 0
从*VvV)
会いたかったよ、藤本
9 :
名無し募集中。。。:2005/08/06(土) 19:29:29 0
美貴ちゃああああああああああん
サクシャキボンヌ
その前にきちんと保全しれ
そうだそうだ
ho
新スレ祝いに美貴独占
16 :
名無し募集中。。。:2005/08/07(日) 00:57:56 O
やんごとなく阻止
>>1 乙!!
∩
⊂ ヽ;::;:,∴
ゴッ /(
>>14)っ
ノノハヽ ∪
⊂从从从) <だれがハゲじゃい!!
/| ) ・.゜
( ̄二二ニ○0 |
 ̄ ヽ| |
(/ |)
即死判定ってまだあるの?保全
ho
ze
( ・e・)ノ保
ぜ
n
な
前スレ239以降なにかありましたか?
hoo
>>26 爆笑ギャグのオンパレードだったのですが、お伝えできないのが残念でなりません
zee
nnn
31 :
名無し募集中。。。:2005/08/07(日) 20:24:26 0
ほ
ho
┌─┐
│藤│
└─┤
ノノハヽヽ∩ ミキソロ!
川*VvV)彡 ミキソロ!
┌─┬⊂彡ハァハァ
|藤|
└─┘
┌─┐
│藤│
└─┤o 。゚
ノノノ_,ハヽ∩ ミキソロ!
川;VvV)彡 ミキソロ!
┌─┬⊂彡ハァハァ
|藤| ゚
└─┘
┌─┐o
│藤│
└─┤ 。 ゚
ノノノ_,ハヽ∩ ミキソロ!
川♯` v ´)彡 ミキソロ!
┌─┬⊂彡ブンブン
|藤|.゜ ゚
└─┘
ノノノ_,ハヽ
川;VvV)ハァハァ
┌─┬⊂ノハァハァ
|藤| ゚
└─┘
39 :
GD:2005/08/08(月) 04:02:46 O
前スレからの続きです。
五時限目が終わり、六時限目が始まる直前に美貴は帰って来た。
その様子は他の人から見れば、いつも通りに見えるだろう。しかし、昔からの仲の俺にはそれは一目でわかった。
美貴が落ち込んでる。
何の理由かはわからなかったがそれは明らかだ。
直ぐに授業が始まってしまったので俺は授業中、美貴の事が気になって集中できなかった。
いつもより長く感じた授業が終わり、俺は帰る準備を速攻で済ませた。
とりあえず、普段通りに話しかけようと思い、美貴の席に行き話しかけた。
40 :
GD:2005/08/08(月) 04:03:36 O
「五限目帰ってこなかったけど、何してたんだ?」
「ん?ちょっと屋上に行ったら気持ちよくて寝てた。」
「何だよ、サボリかよ。」
「あはは、サボリだね〜。」
やはり、美貴が何かを隠しているように感じた。
とりあえず、学校を出てから聞いてみようと思い、朝の約束を持ち出した。
「そういや、朝の約束。駅前のケーキ屋に行くんだろう?」
「う〜ん、ちょっと体調悪いからやめにしてあげるよ。その方があんたも助かるだろ?」
「いや、まぁ、そりゃそうだけど。じゃあ、一緒に帰るよ。」
「あんた、掃除当番じゃなかったっけ?」
「あっ!そういえば…。」
「一人で帰れないって程、ひどくはないから大丈夫よ。」
「じゃあ、気を付けて帰れよ。」
「うん、わかった。じゃあね。」
美貴はそのまま帰っていった。
俺は美貴のことが心配だったので急いで掃除を終わらせ、家へ向かった。
41 :
GD:2005/08/08(月) 04:04:26 O
今日はここまでです
では、また
乙
更新乙です
おいおい続きが気になるなぁ
よかね
おはようございます
はい、おあよう
ほ
a?
ho
ze
n
ほ
ze
更新します。
『キレツ』
あっという間に高校も3年生になったけど、おれと美貴の関係に進展は無かった。
というより、ふたりがそれを望まなかった。
今まで通り。付き合うときにふたりで決めたようにした。
その選択は正しかったと思う。
付き合ったというだけで、妙にギクシャクすることもなく、
普通に話のできる、仲良しな家の隣同士の幼なじみでいられたんだし。
3年になって、おれと美貴は別々のクラスになった。
当たり前といえば当たり前。文系と理系でスッパリ分ける学校だから。
美貴は「理数だと勉強大変そうじゃん」と言って、文系を選んだ。
おれは特になんの理由もなく理系を選んだ。
なにがやりたいとかも決まってないのに、就職したら高給なんじゃないかとか考えて。
大学だって、行きたいのかどうなのかすら分からない。
でも、クラスのみんなだってそう・・・なはずだ。
将来のビジョンが見えているのはほんの一握りで、後は適当に毎日を過ごしている。
部活やってる奴は、夏の大会が終わるまで忙しいんだろうし。
進路のことなんか切羽詰ってから考えても間に合うんだろう、どうせ。
いや、間に合わないか。高校受験とは違うんだし・・・。
あぁ・・・めんどくさいから、今は考えないようにしよう。
テレビでも「今を生きろ」って言ってたし。
「なにボーっとしてるの?」
「お、亜弥ちゃん。同じクラスなんだ」
亜弥ちゃんとは、美貴と付き合い出してから特に良く遊ぶようになった。
そのうち呼び方も松浦さんから亜弥ちゃんになっていた。
「えぇ?気付くの遅すぎだよ〜」
「ごめんごめん」
「でも良かったぁ。気軽に話せる男の子がいて」
「それはそれは。なんでも聞きますから気軽にどうぞ」
「どーも。○○くんも気軽にどーぞー」
それにしても亜弥ちゃん・・・カワイイなぁ。
元からヤバイけど、最近ますます磨きがかかってきたよ。
でも、前から思ってたけどあんなにカワイイ顔して案外、巨乳なん・・・。
ガスッ
「いってー!」
「なに、ニヤニヤしながら亜弥のこと見てんのよ!」
「べ、べつにそんなことねーよ」
「うそつけ。どうせエロいこと考えてたんだろ」
「そんなわけないだろ!」
そりゃ、考えてたけどさ。だって、美貴は貧乳なん・・・。
ドゴッ
「ジ、ジロジロ見ないでよ。変態!」
「見てねーよ!」
「もう、知らない!せっかく来てやったのに」
プンプン怒りながら、美貴が教室を出て行く。
あーあ。後で謝らなきゃなぁ。どうせ美貴のほうからは謝ってこないだろうし。
放課後になって、ひとり廊下を歩いていると、後ろから誰かがおれを呼んだ。
「おーい、○○」
「お、木村じゃん」
「今日どっか行かない?部活休みなんだよ」
「久しぶりだしな。どこ行く?」
「カラオケ行って・・・飯食うか」
「いいね。あれ、でもせっかくの休みにおれとでいいのかよ」
「ん?どういう意味?」
「亜弥ちゃんはいいのかなぁって」
「・・・あぁ」
急に木村の表情が曇ったように思えた。
でも、それはおれの勘違いだったみたいで、一瞬にして笑顔に戻った。
「いいんだよ!明日デートするから」
「そっか。ならいいんだけど」
「よし、行こうぜ!」
とりあえず、今日はここまでです。
久しぶりに来たらもう38冊目ですか。
長いことお休みしちゃっててすいませんでした。
やっと夏休み(というよりか盆休み?)になって、時間に余裕ができたので
また少し書いて行きたいと思います。
では、また。
イイヨイイヨひさぶり〜
更新乙〜
マターリ待ってるからがんがり過ぎない程度にがんがってくれ
z
e
64 :
名無し募集中。。。:2005/08/09(火) 00:31:47 0
久し振り更新乙
久々〜乙
hoo
vV)♥
久々の更新乙です
なにやらタイトルを見る限り続きが気になって眠れない・・・ハァハァ
ままままま、待ってます
久々の更新乙でした
気になる展開
ho
ze
ほ
ぜ
n
hoo
zee
79 :
名無し募集中。。。:2005/08/09(火) 22:44:31 0
nuu
眠い
あと一月くらいなんとか保全して
2周年で終了ってのはどうだい
ない
ネタ募集中。。。
ho
ze
暑
hoo
ミキティ大好き
滝川
zee
ネタ募集中。。。
h
うむ
ほ
も
ho
だ
hoo
100
zee
もえもえ
美貴、いってくる
104 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 12:24:16 O
ほ
は
ze
ヮ´)ノ<寂れちょ〜
108 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 17:08:33 0
109 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 17:09:17 0
とある日の午後。
今日は買い物に付き合う為に
いや、付き合わされる為に美貴の家に来た。
何やら親友の後藤さんにドタキャンされたらしい。
ひとりで行く買い物が嫌みたいで、近所に住む幼馴染の俺を誘ってきた訳だ。
俺は借りてきたDVDを観賞しようとしてたのに、美貴の強引な誘いを断れなかった。
う〜、外は風が強い・・天気悪くて雨降りそうだな・・
家の呼び鈴を鳴らす。インターフォンから美貴の声で
出掛ける支度がまだ終わってないから部屋に上がって待っててとの事。
110 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 17:17:33 0
美貴の部屋に上がるのは久し振りだ。
美貴は自分の事を女のコらしくないとか思ってるようだが
部屋の中はそれなりに女のコしてるように見える。
キョロキョロ部屋の中を見回してると
「人の部屋そんなにジロジロ見ないでよね」
化粧台に座って化粧をしていた美貴が鏡越しに言ってきた。
「なんか部屋の雰囲気変わったな」
「あ、わかる?」
「前に来た時より可愛らしい感じになってる」
「でしょ?美貴もそろそろ女のコらしくしようかなと思ってさ」
女のコらしくねぇ・・部屋の模様を変えても当の本人の性格がアレでは・・
それに一年位前から髪を伸ばしてるのも女のコらしくなりたいが理由の
ようだが俺からすれば昔から変わらない幼馴染の美貴なんだよね。
111 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 17:25:58 0
「ちょっと聞いてんの?」
「ん!?あぁ、ところで後藤さんはどうしたんだ?」
「急にバイトのシフトが入ったんだってさ。真希はいくつもバイトを掛け持ちしてるし」
「そっか。女同士で行く予定だった買い物に俺なんかでいいの?」
DVDが見たかったので少しテンション低めで聞いてみた。
「○○は美貴と買い物がイヤなの?」
「あのぉ・・俺が質問してんだけど・・」
「えー、だってなんか美貴と一緒がイヤみたいな感じだし・・」
「そんな事ないって」
「ならいいじゃん。今、メイクしてるからあと少し待ってて」
「はいはい」
何だかいつもこんな感じで美貴の都合のよい流れになるんだよな・・
でも、この感じが居心地よかったりもするもんだ。
112 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 17:32:43 0
俺は待ってる間
ソファーに腰を下ろして化粧をしている美貴を眺めていた。
前髪をアップにし、デコだし姿で眉毛の手入れをしてる最中だ。
「ん?何か用?」
「何も・・」
「言いなさいよ?」
「え〜と、デコ全開だな」
「それが何よ?」
「美貴ってデコ広いよね?」
「そうかな?別に普通じゃない」
鏡に映る自分のオデコを触りながら答えている。
いや・・広いよ!デコっぱちだよ!ってのは黙って置くか。
「じゃあ、眉毛は薄いよな?」
その言葉に美貴は化粧をする手を一旦止めて、
「・・・うるさいわね!人がメイク中に話しかけないの、気が散るでしょ」
どうやら眉毛は薄いとの自覚はあるようだ。
113 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 17:52:06 0
美貴は普段めんどくさいとか言って化粧をしない方だし
化粧してる所とか見たことないから色々聞きたい気分になっていた。
「だって美貴が珍しくメイクしてるからさ」
「街に出掛ける時くらいするわよ」
「そりゃそうだろうけど」
「○○の部屋に行くのとは違うの」
普段、俺の部屋に遊びに来る姿といえば女っ気のない格好でスッピンだし
その姿を見慣れちゃってるんで化粧してオシャレしてる美貴に違和感が・・
「あっ、言っとくけど美貴はノーメイクでも全然可愛いんで」
「へぇー、それは気付かなかった」
「ここで『そうだね』って言って貰えると女のコは嬉しいんだけどなー?」
眉毛を書きながらまるで俺にそう言って欲しそうな口調だ。
美貴は小顔で顔のパーツも整って目鼻立ちも際立ってるしスッピンでも問題ないと思う。
114 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 17:52:44 0
でも、面と向かって誉めるようなことが苦手で出来ないんだよ。。
「なぁーに、黙っちゃてんのよ?」
「そ、それより外見てみろよ。今日天気悪いよな」
困った俺は立ち上がり窓際まで行き空を見ながら適当に話題を逸らす。
「・・・、そういえば雨降りそうね」
ちょっと不満そうな顔した美貴を横目に再びソファーに座った。
こういう時は素直にそう言ってあげるべきだったのかな。
なんか複雑な気分・・。
115 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 17:54:48 0
ちょい急な用事が…一時中断
えー!?
続きマダー?
乙。タイトルが付けやすそうな作品やね
120 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 20:50:21 0
121 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 20:51:26 0
続いて、美貴は大きな鏡に身を寄せて器用にアイラインを塗っている。
次にマスカラを手に取りこれまた器用に睫毛をカールさせはじめた。
「あっ、そのマスカラって今CMでやってるやつだろ?」
「そうだよ、くわしいね」
「まあね。俺メイク用品とか興味あるんだ」
「○○は女のコっぽい所あるしね」
「そっか?」
「だって中学生の頃でもおばさんにどっちが男の子かわかんないって言われてたし」
「それは美貴が勝気で凶暴だから・・」
「なんですって?」
美貴は振り返り俺を軽く睨む。
もう慣れっこだけどその視線がちょっと怖いんですってば・・
「なんでもない・・。そうそう、中学の時姉貴のメイク道具を勝手に使ってエライ怒られた」
「それって小学生の女のコがやるような事じゃん。○○ってオカマ気質あんの?」
「ないない。まぁ、当時は変身願望みたいなのがあったのかもな」
122 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 20:54:50 0
そんな俺の会話を聞いてか美貴が何か閃いたような顔してこう言った。
「ねぇ、○○。今ここでメイクとかしてみる?」
「え!?い・・いいよ、そんなん」
「ちょっとやろうよ、なんかおもしろそう」
「えー、無理」
「ちょっとだけだから。ね?やろうよ」
美貴は自分の化粧もまだ終わってないのに
半ば無理矢理に俺を化粧台に座らせた。
美貴の化粧姿を弄ってたのは俺なのに、なんで俺が化粧される立場に・・
とはいえ、美貴は一度言い出したらなかなか止めようとしない性格だし
俺もその勢いに押されて何となくおもろいかもと思い始める。
123 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 20:57:12 0
「美貴がメイクしてあげるね」
「ちょっとだけだぞ」
「まずは軽くアイシャドーから、目閉じてて」
「次にマスカラ塗るよ、今度は目を開けてて」
「あ!ダメだよ目閉じちゃ」
されるがままの俺。
「なんかくすぐったいな」
「美少年に変身させてあげるから我慢しなさい」
「ん〜、人にメイクすんのってなんか難しいね」
・・、俺は真剣な表情の美貴との距離が近い事に気付く。
お互いの息遣いが聞こえてきそうで少しドキドキした・・
美貴からは爽やかないい匂いがしてくる。
124 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 21:01:24 0
「はい、アイメイク完了」
鏡を見るとやけに目がパッチリな俺が映っていた。
「あはは。少女漫画に出てくる男のコみたいだよ。かわいいー」
「う〜ん・・これが可愛いか?やっぱ気持ち悪い・・もういい・・」
「まだまだ。次は口紅塗ってあげるからさ」
「もう嫌だって」
「いいじゃん、あと口紅だけ」
「嫌だ。それより早く買い物行こうぜ」
「え〜、おねがい。ね?いいでしょ?」
うっ・・そんな芝居じみた可愛い子ちゃんポーズでお願いされても・・
「わ、わかったよ」
「そうこなくっちゃ。最初から素直に言うこと聞きなさい」
なんか術中に嵌ってるような・・まぁ美貴が妙に楽しそうだから仕方ないか。
125 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 21:02:12 0
「じゃあ、塗るからね。じっとしてて」
そう言って、口紅と紅筆を持ち出し塗り始める。
俺の唇に美貴の視線が接近する。
またしても美貴との距離が近づき今度は髪の毛のいい匂いがしてきた。
どうもこの距離感が落ち着かなくて少し顔をそむける。
「ああん、○○。動いちゃダメだよ」
俺のアゴをくいっと自分の方に向け塗り易い体勢に持ち込む美貴。
126 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 21:07:21 0
目の前に美貴の顔がある。
美貴の顔をこんなに近くで見た事があったろうか?
『ホント小さな顔してるよなぁ。。』
「あとちょいで終わるからさ」
口をV字に結び、真顔になって俺に口紅を塗っている。
『幼い頃から真剣になるとこんな口元になるんだよなぁ。。』
その唇は艶々してて色っぽかった。
『この唇で誰かとキスとかしたことあんのかなぁ。。』
ついつい、そんな事を考えてしまい少しづつ顔が熱くなっていく。
美貴は俺のそんな視線には全く気付かず夢中になっている様子。
先程からされるがまま状態で口紅なんぞ塗られ不思議と気分が高揚してくる。
127 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 21:12:11 0
「あー、うまく塗れないな〜。もぉー」
時折、ほっぺを膨らませ上手にできない事に苛立ってる。
『プニプニなほっぺだなぁ。触ったら気持ちよさそう、ってかキスしたい。。』
変に甘い気分になっていた俺は
いきなり美貴の両肩を掴みほっぺにキスをしてしまった。
128 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 21:13:36 0
美貴は一瞬キョトンとした後
「きゃ!何すんのよぉお!!」
と、俺に強烈なビンタを喰らわす。
バチィィイーーーン!!
そのあまりの威力に椅子から転げ落ちた。
「痛ったたた・・・」
床に転がりながら美貴を見上げると
美貴のほっぺには俺の不器用なキスマークが付いている。
そして俺のほっぺには美貴のビンタの後がはっきり残っていた・・
だ め だ こ…
129 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 21:19:37 0
・
・
・
「○○のばかぁ・・」
「ご、ごめん・・」
「もう!謝るくらいならこんなことしないの!」
美貴は怒った様子で俺の横に座りながらも俺の顔にそっと手をやり
「ごめんね・・痛かった?」
そして・・
「○○、ずるいよ。いきなりキスするなんて・・」
そう言って、瞳を閉じビンタした方と逆のほっぺにやさしくキスをしてきた。
130 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 21:22:14 0
しばしの沈黙が過ぎる・・
ほっぺに残るやわらかい唇の感触に胸の鼓動が高鳴ってくのが分かる。
ふと我に返るとすぐ隣にいる美貴と視線が合う。
すると、俺を見つめていた美貴が慌てたように視線を逸らして
「エヘヘ、これでおあいこだからね」
と、はにかんでうつむいた。
131 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 21:23:08 0
『あれ?美貴のやつ、こんなに可愛いらしかったっけ?』
「また黙っちゃう気?」
俺の長い沈黙に耐えかねたように美貴が口を開く。
「なぁ、美貴・・」
キスされたからか?女のコらしい一面を見たからか?
美貴に対する俺の感情が少しづつ変化していくようだった。
「なんでキスなんかしたんだ?」
「それはこっちの台詞でしょ?」
美貴は俺の言葉を遮った。
「俺は・・したかったから・・」
「美貴もしたかったらしたんだよ・・キス。ダメだった?」
そう言って視線を下げる美貴。その表情は不安そうだった。
「キス。美貴のキス、良かったよ」
「ホント?」
不安げな表情が一転して明るくなる。
132 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 21:25:10 0
「ホントさ。美貴も女のコなんだな」
「当たり前じゃない」
今度は眉をしかめて納得いかない表情になってる。
いろいろな表情するよな、美貴のやつ。
ならこの言葉。普段は言えないこの言葉。
それを素直に伝えたらどんな表情をするんだろう?
「そうじゃない。可愛くなったよ、って意味でさ」
「え?何よ急に・・」
予期せぬ言葉だったのだろうか?
美貴は少し動揺した仕種を見せた後に
「そう言って貰えて嬉しいな」
と、照れくさそうに喜んでいる。
その表情が普段のツンとして強気な美貴とは違い
とてもしおらしく、女のコらしく感じれた瞬間であった。
133 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 21:28:00 0
「あっ、よく見るとだぞ。よく見ると」
慌ててそう付け加えた。そうでも言わないと恥ずかしくって。
「よく見るとって、今までは何を見てたのよ!」
俺の二の腕ら辺を叩きながらツッコミを入れてくる。
「痛っ!あれ?おかしいな。またいつもの美貴に戻ったぞ」
大げさに痛いふりをして冗談っぽく振舞った。
「美貴はいつもの美貴だよ。でも今はちょっと違うかも・・」
「どう違うんだ?」
「やだぁ・・こんな後に意地悪な質問しないでよ」
「ごめんごめん。俺もいつもとちょっと違うかもな」
俺は美貴との気持ちが通じ合ったような気がした。
たまには思ったことを素直に言ってみるのもいいもんだ。
134 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 21:31:08 0
「○○はいつもと違うよね」
「そう見える?」
「うん、ほら」
美貴は側にあった手鏡を手に取り俺の顔に向けた。
そこには完璧にメイクされた美男子?な俺が写っている。
「あんたキモイよ(笑)」
「うーん、確かにキモイかもな(笑)」
「あはは。さて、さっさと支度して買い物に行くこうよ」
「そうだったな」
「メイクは自分で落としてね。今あんたに近付くと今度は唇奪われそうだから」
美貴は悪戯っぽくそう言って化粧台に戻り再びメイクをし始めた。
「な、何、言ってんだ!」
そんな勇気ありません・・でもいつかはそんな日が・・
「ほら、ボーっとしてないで急いでよ」
「はいよ」
135 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 21:33:31 0
――――――――――――
その後、美貴と買い物に出掛けた俺はなんか楽しくてテンションが上がっていった。
そんな俺の気分に呼応するように今まで曇っていた空がいつの間にやら晴れ渡っている。
「おい!美貴。そっちの荷物も俺が持ってやるよ」
「もう持って貰ってるし、これは美貴が持つよ」
「俺は全然平気、まだ余裕で持てるぞ」
「いいよ、これくらいは自分で持つからさ」
「いいから、いいから、寄こせって」
美貴から荷物を奪い取る。
「なんか○○、テンション高いよ。どうしたの?」
不思議そうな表情で俺の顔を覗き込んできた。
「そうだな。俺、今ときめいてるからね」
チラッと美貴と目を合わせた後に自然とそんな言葉が出ていた。
「何それ?変なのー。うふふ」
美貴はニッコリ笑っている。
136 :
名無し募集中。。。:2005/08/11(木) 21:34:36 0
「よーし。次はあそこの店に行ってみようぜ!」
俺は言葉の勢いとは裏腹に
ぎこちない感じで美貴の手を取り歩き出す。
美貴は何も言わずに俺の手をしっかりと握り返してくれた。
これからもっと楽しくなりそうな今日という日の午後。
{終わり}
なんですか?
この甘酸っぱいお話は
若くなりたい or2
ちょ、おま、なんだこの青春真っ只中の二人
うらやましすぎ!!!
なんだか心の奥が痛いんだが・・・
乙だが、おぬしさては美貴ヲタじゃないな?
141 :
136:2005/08/11(木) 23:12:43 0
>>139 >>140 書いた者ですが、何故にそう思われたんですか?
僕的に非常に興味深い感想でした、今後の参考に是非お聞かせ下さい。
142 :
136:2005/08/12(金) 00:22:15 0
人否
143 :
139:2005/08/12(金) 00:32:45 O
俺がおっさんだから・・・
俺もミキティと胸キュンしたぃいいいい 乙!
146 :
136:2005/08/12(金) 01:25:54 0
どうも参考になった。何作か書いてるけど言葉使いは毎回苦労してる。
ズバリ指摘された感じ。他の作者さんはそこら辺どうしてるかも気になる。
俺は本人がよく使う言葉使いとかキャラや設定でフォローしてるけど、
どうしても自分の文章書く上での癖とか、自分の理想に変換して書いちゃう
みたいです。特に長い作品になるとますますそうなる。まぁ頑張ってみます。
ちなみに美貴ヲタですよ、DDでもあるけど。
DDっちゃなんね?
2 名前:大曽根ライトフライ ◆/89x1U91uM 投稿日:2005/08/06(土) 14:51:13 O
ほ
まだ読んでないけど乙〜!
家に帰ったらじっくり読ませてもらうよ
152 :
名無し募集中。。。:2005/08/12(金) 09:27:08 0
ho
157 :
名無し募集中。。。:2005/08/12(金) 16:58:05 O
胸
ze
ほ
無乳
n
ho
163 :
名無し募集中。。。: