川;�Vo�V从＜何がお尻ペンペンよ！？また落ちたの？

せっかく小説がうｐされはじめたのに・・・

朝、小説うｐされてたけど時間なくて
さっき帰ってきてみたら落ちてた
だれかログ持ってない？

川;�Vo�V从＜なにがお尻ペンペンよ！？in羊
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/ainotane/1091104836/
小説のまとめ
http://www.geocities.jp/mc_hentai/

>>1
乙
>>2
職人が書きやすいように転載しようか？

なんでもいいからよろ

29 ：名無し募集中。。。 ：2005/07/07(木) 01:45:43 0
シャッフルユニット。
それは、毎年行われるハロプロ恒例の人選ユニットである
普段あまり活躍のないメンバーにとっては自分を生かす大きなチャンスであり
またファンにとっては普段は一緒に歌うことのないメンバー同士の絡みを見られる
という大きな利点があった


そして今年、発表されたユニットは三つであった

藤本はその中のひとつ「セクシーオトナジャン」に加わることになった。
当初、メンバー入りを聞かされた藤本は
娘。を離れての、久しぶりのユニット活動ということで喜んでいた・・・が

そこにはひとつの問題があった。それは「オトナジャン」のメンバー構成である。

藤本は今年成人を迎えたばかりではあるが既に大人である。だがそれに対して「オトナ」のメンバーは
１２歳、１３歳の中学生メンバー。オトナっぽいという理由で選ばれたそうであるが

既に２０歳を超えた藤本にしてみれば、やはり一回り年下にしかみえないのである。

そのためどのように接すればいいのかわからない。

30 ：名無し募集中。。。 ：2005/07/07(木) 01:49:16 0
また、相手もどことなく、自分を恐れてる気があるらしい。
あまり自分からは話題を振ってくることはしなかった。

そのため「オトナジャン」の楽屋では、どうしても会話が少なくなりがちであった。、
明るい性格の藤本にとっては珍しいことであったが、楽屋内が「気まずい」雰囲気になることがしばしばあった。

初めて会った人でも１０分話せば仲良くなれるとという特技を持つ藤本だが
いかんせん子供の扱いとうものは、苦手なのだ。

そんな雰囲気なためが、藤本は楽屋内では本などを読んで時間をつぶすことが自然と多くなった。

しかし

当然、その気まずさを感じていたのは藤本だけではなかった。

「オトナジャン」メンバーの夏焼と村上は、藤本に対して、ある種の恐れに近い感情を抱いていた。
それは、年上に対する礼儀と先輩に対する尊敬の念という面も含まれているのだろうが
とにかく、二人にとっては、それがどこから来ているのものなのかはわからないが

雰囲気や、態度も含めてすべてが怖いといってもいいほど藤本のことを恐れていた

31 ：名無し募集中。。。 ：2005/07/07(木) 01:50:33 0
以前、藤本と仲がよいという松浦が話をしていたことがある。松浦いわく

「美貴たんはねえ、末っ子だからね・・あの、すごく甘えんぼなんですよぉ」（ラジオ談）

・・・とのことだが楽屋で黙々と時間をつぶすクールな藤本の姿を見ているととてもそうは見えない。

二人ともどうしても藤本には打ち解けるのは難しいことであった


しかし、そんな関係を一気に一変する事件が起こったのはそれから数日後のことだった

32 ：名無し募集中。。。 ：2005/07/07(木) 01:52:11 0
それは、夏焼きと村上の二人が自分たちの楽屋へ歩いてたときのこと。

廊下の曲がり角を曲がったとき
最初にそれを見つけたのは村上だった。

「でね、ん？…あれ、みやびー、あれって…」
「あ…うん。松浦さんと……藤本さん…だよね？」

二人が見たのは、松浦と一緒に、松浦の楽屋に入っていく藤本の後ろ姿だった。
遠かったのでよく見えないが、その表情はどことなく気落ちしているような、
今にも泣き出しそうな子供を思わせた。

「…やっぱ、本当なんだね〜」
「え？何がぁ？」
「いや、あの二人やっぱ仲いいんだな〜って」
「でも…なんか様子変じゃなかった？藤本さん、なんか泣きそうだったよ？」
「…そう？上のメンバーの中でなんかあったんじゃないの？
　　それで、松浦さんに慰めてもらおうとしてるとか」

「そうかなぁ…」

しかしあの表情にはどこか腑に落ちない部分がある

33 ：名無し募集中。。。 ：2005/07/07(木) 01:52:59 0
はじめはそんなことを話しながら通り過ぎようかと思ったが、何か気になったので二人は
楽屋の前までつくと、話を中断し、中の様子を伺おうと耳を済ませた

すると。。。

（パチンッ…きゃんっ！パチンッ……いたいっ！パチッ……あっ！パチンッ……やぁっ、痛いよぉ！）

中から聞こえてきたのは、何かやわらかい物を叩きつけてるような規則正しい音と、それに伴う悲鳴だった。
それはまるで、ひらべったくした粘土を、硬い床に思いっきりたたきつけたような、かん高い音だった

（え〜？　なに？これ？　何だろ？　何が起こってんだろ！？）
（わかんないよ…でもなんかすっごくヤバいことのような気がする…）

ふたりは大声を出さないように気をつけながら、話のボリュームを極限まで下げた

（これってさぁ？この…あ…悲鳴だよね？）
（うん…でもこの音なんか聞いたことあるような…なにか叩いてる？）
（ねえこれって………まさか）

そのとき村上の頭をよぎったのはとんでもない光景だった。

34 ：名無し募集中。。。 ：2005/07/07(木) 01:54:33 0
藤本が松浦を苛めている場面であった
藤本と松浦は仲がよいが、実はそれは表面だけでのことである

裏では、藤本は松浦に対して、こうして楽屋に連れ込んでは
定期的に、暴力を振るっているのではないか

そして二人は運悪く、その現場に居合わせてしまったのではないか。

そういえば松浦の体には、いつみてもなんかしら傷があったような気がする

この叩きつける様な音が何かはわからないが、きっと松浦を棒かなんかで痛めつけているのだ

（これは黙ってられないよ、みやび！確かめなきゃ！）
（はぁ！？なに言ってんの？あたし、こういうのあんまりかかわりたくないんだけど…）
（だめだって！もしそうだったら、上の人たちに報告しないと。中澤さんとか！飯田さんとか！）
（そうってなにが…？）
(だからいじめの現場だよ！)
(うーん…なんか勘違いしてない？）
（とにかく、何が起こってるか確かめなきゃ！）
（え？え？ちょっと…まさか覗く気！？）
（ひとりじゃ怖いからみやびも見て！）
（え〜やだなぁ…）

35 ：名無し募集中。。。 ：2005/07/07(木) 01:55:51 0
そういうと村上は楽屋のドアを、静かに少しだけ開く。ロックが外れていたので
ドアは簡単に開いた。村上は身をかがめてドアに顔を寄せ中を覗き見した
それに続いて夏焼が上から顔を覗かせる

結論をいうと、村上の予想は半分は当たっていた。ただし中で行われでいたのは「暴力」ではなかった

狭い視界にまず飛び込んできたのは、正座した松浦の後姿だった。
そしてその奥に、おそらく松浦の膝の上に横たわっているのであろうと思われるもうひとつの体。
それは紛れもなく、藤本のものだった

そしてさらに二人を驚かせたのは、その藤本のお尻がまるだしになっていることであった。
それはただのお尻ではなく、ひどく日焼けしたように真っ赤になっていた
そのお尻にたいして振り上げている松浦の平手が見えた

36 ：名無し募集中。。。 ：2005/07/07(木) 01:57:09 0
パチン！！

「あんぅっ！」
松浦の平手がお尻を直撃したとき、二人も思わず目をつぶった
楽屋には藤本の声が響いた。

パチン！パチン！パチン！パチン！パチン！パチン！
「くぅっ！ちょ…あやちゃ…　いたぁーーい！もう許してよぉ…お尻いたいよぉ…」

そこで行われていたのは「暴力」でもなければ「いじめ」でもなかった。
まさしくそれは親が子供などに行う「お仕置き」であった


二人が見ている位置では、藤本の体は松浦の体で隠されてしまい
藤本の肩から上と丸出しの下半身しか見えない。藤本の膝には松浦に
下ろされたのであろう、白い小さなパンツがひっかかっていた。

37 ：名無し募集中。。。 ：2005/07/07(木) 01:58:55 0
（これって…お尻ぺんぺん…！！？）
（しっ…みやび…静かに…）

村上や夏焼自身も、悪さをすると母親や先生などから
お尻を叩かれた経験はあった。しかしそれは遠い昔のことだ。
今の年齢を考えれば、そんな罰は絶対にありえないものだった。

しかし、まさか、あの藤本が…二人にとっては自分たちよりはるかに上の存在だった彼女が
自分たちの目の前で、悪戯をした子供がされるように、松浦の膝の上で、そのお尻を曝け出して
ペンペン叩かれているのである。しかも彼女の場合、もう立派に成人した女性である。

二人は信じられなかったが、もう少し目の前の藤本たちのやりとりを見守ることにした。

38 ：名無し募集中。。。 ：2005/07/07(木) 01:59:55 0
「どうして美貴たんは、目を離すとすぐ悪い子になるのかなぁ？」

パチン！　パチン！パチン！パチン！パチン！パチン！

松浦はリズミカルに慣れた手つきで、お尻を叩く

「いっ！いっ！あんっ！ひうっ！い、いい子になりますからぁ！もう許してぇ……」

藤本はのどの奥から絞り出すような泣き声で松浦に許しを請う

「そんなこといって、たんは、全然反省してないんだよね？」

パチン！　パチン！パチン！パチン！パチン！パチン！

「きゃあぁ！痛い痛いッ！　反省してる！ごめんなさい！ごめんなさい！ごめんなさい！！ごめんなさいってばぁ！！！」

「何その言い方？ヤケになっても謝っても逆効果だよ？」

松浦はふいにお尻を叩く手を止めるとため息をつく

39 ：名無し募集中。。。 ：2005/07/07(木) 02:00:27 0
「えぇええ？　じゃあ……もうしません……もうしませんから…お願い」

「まーたそれ？美貴たんはいっつもそう。こうやってお尻叩かれてる時だけ
『もうしませ〜ん』とか『ごめんなさ〜い』って言うよね」

ぺチンッ！　松浦、また藤本のお尻をひとつ叩く

「あうぅっ…（泣」

「でもお仕置き終わったとたんすーぐに元に戻るんだから」

「そんなことないよぉ…」

「だいたい、なんでペンペンされるかわかってる？」

「え？えーとぉ…」

藤本は最近の自分の行動を思い返してみたが、松浦にお仕置きされる理由は
いくら探しても見当たらないように思えた。

40 ：名無し募集中。。。 ：2005/07/07(木) 02:00:55 0
「……わかんない　だいたい美貴、最近あやちゃんにおしおきされるような
　悪い事なんてしてなかったじゃん…」

「へぇ〜、心当たりぜんぜんないんだ？」

「…だって…美貴、悪くないもん…」

藤本は、すねた子供のような声を出した

「…最近ずいぶん遅刻が多かったんだって？それは美貴たんにとっては悪いことじゃないんだね？」

「えっ………で、でもっ！でもそれだけでこんなにお仕置きされるなんて…」松浦は続ける

「まだまだあるよ、たとえば最近、美貴たんの先輩にたいする口答えが多いんだってね？」

「え？だ……誰がそんな事……？」
藤本は激しく動揺した。膝に押さえつけられている藤本の体がむずむずとうごいた

41 ：名無し募集中。。。 ：2005/07/07(木) 02:01:30 0
「自分たちじゃ強くいえないから、仲がいい私から美貴たんに注意して欲しいってこないだ
　言われたばっかり。だいたい、それ聞いてまたお尻叩かなきゃって思ったんだもん。」

「誰に言われたの…？」

「だれでもいいでしょ？心当たりくらいあるでしょ？」

「そっ…その…そんな…そんなの嘘だよ！亜弥ちゃんが嘘つきなんだよぉ！うそつき…」

松浦は美貴のお尻をさすっていた手を止め、またそこで大きなため息をついた

「はい。今、嘘ついた分もお仕置きに追加ね」

「えっ！？　やめてぇ！ごめんなさい、今のなし！今の嘘！」

「大体、誰が言ったとかは問題じゃないでしょ？素直にごめんなさいって言えない
　時点で美貴たんはまだまだ悪い子なんだよ」

「だからうそだってばぁ…ぐしゅっ…」藤本がべそをかきはじめる

42 ：名無し募集中。。。 ：2005/07/07(木) 02:03:46 0
「どっちでもよろしい。どっちにしろまだ許してあげないんだからね。
　今日はお尻ペンペン100回って決めてたから。だいぶ残ってるしね」

「はっ！？　ひゃ…百回！？百回も叩くつもりなの！？」

「そうだよ。あとまだ60回くらい残ってるんだからね。あ、今の嘘の分も含めてあと80回かなぁ？」

「ええぇぇぇぇ！！やぁぁぁだぁぁぁぁ！！！許してぇぇぇぇ！！」

「だぁめ。今日は、美貴たんが泣いても叩くのをやめないからね」


そこまで二人は黙って松浦と藤本のやりとりを聞いていた。

松浦は藤本のことを甘えんぼといっていた。しかしこれではもはやそういう次元の話ではない

「泣いてもだめだよ。じゃあ続きいくよ？」

松浦はそういうと自分の平手にハァッと息を吹きかけた

「いやぁぁぁ！やぁだぁぁ！お願い！やぁだぁぁ！許してぇ！」

43 ：名無し募集中。。。 ：2005/07/07(木) 02:04:47 0
再び松浦が藤本のお仕置きを再会したところで、覗き見をやめた。
これ以上、生でおしおきを見るのは精神的にも耐えられそうになかったからだ
それは自分たちの心に描いていた、カッコかわいい藤本さんというイメージが
もろくも崩れていく瞬間であった

二人は、そのまま気づかれないように音を立てずに
早足で自分たちの楽屋に戻った

楽屋に着くと…村上が興奮して堰を切ったように話し始めた

転載乙
前スレ20の合宿編の人も待ってます

>>1乙

基本的に人口少ないのかもな
限られた人で保全するしかない
バイト行っただけで落ちてるようじゃちょっと寂しいね

というか前スレ立てたの俺だから軽く凹むわｗ

よっし俺も保全に協力するさ！

結構見てる人数いると思うけどな

以前途中まで書いてボツにしたのがいくつかあるので練り直してみます

>>26
ﾉｼ
携帯仲間

職人集まってキター

久しぶりに更新してみた
適当ですまん

自業自得系と理不尽系だったらどっちがいい？

自業自得。

小説スレはROMっているやつは多いが保全する人は少ないというのが定石

俺は面白いスレなら保全する人

自業自得系って普通に怒られてお仕置きされる感じ？

ミキティ悪いコ

ほ

保全しといてやる

俺も保全

ほぜ

みきてぃのお尻って硬そう…
なんかペンペンする手のほうが痛くなりそう

　　　　 ノノハヽ
　　　　从�Vv�V） 鋼鉄の尻
　　　 ⊂|､, 　つ　　
　　　　 （（, 　｜
　　　　　| | 　ﾉ
　　　　 （.（＿）

ｷｬﾜ

ほ

シャッフル編の作者です。これから出かけなきゃいけない用事ができたんで
とりあえず途中まで書いたものをあげます。

>>20のつづき

「ぷはぁ！ちょっとちょっと！見た！？みやび！」

「う…うん。なんだったんだろうね。今の…ていうかあれ本物かなぁ…？」

「本物って…、間違いなく藤本さんと松浦さんでしょ」

「いや、普通あんなことありえないでしょ。それとも、まさかハロプロって、
　上では普通にあんなことが行われてるの…？あたしちょっと怖い」

不安そうな顔をする夏焼

「ま…まさか。だってほかの人があんなことされてるとこ見たことないよ…。
　すくなくともあたしはね。たぶん藤本さんだけじゃない？」

「でも、なんでよりによって、あの藤本さんが…？」

「うん………」
「……………」
二人の間をしばらくの沈黙が包む

「ねぇ…」

「ん？」

「あたしたちずっと藤本さんのこと怖い人だって思ってたじゃん？」

「うん」
「あたしたち間違ってたかもしれない」

「もしかしたらあたしたちが思ってたのより…弱いんじゃない？藤本さん。」

「うーん、て言うか、そんな、怖い人じゃないかもね」
　普段のテレビとかだと明るいキャラだし。実際は冷たくみえるけど…」


「怖い怖いっておもってたのは、あたしたちが過剰反応してただけってこと？」

「そうかもね。いや、でも、それよりも藤本さんがあんなことされてたのがショック。
　何だかんだいってあたし藤本さん、怖かったけど尊敬してたから…」

夏焼は肩を落とす。

「これでますます、距離置いちゃうかも。こんなこと知っちゃったら
　もう、いままでの藤本さんに見えないもん」

「……ねえ、みやび。でも、これって考えようによっては藤本さんと打ち解けられるかもよ」
　いや、もしかしたら、あたしたちの立場のほうが優位になれるかもしれない

「え？何で？何する気なの？」

「今までの怖い藤本さんじゃなくなったのを利用すればいいのよ」

「でも別に優位に立つとか私そんなこと望んでない…」

「本当の目的は違うわよ。さっきの藤本さん見てて気づかなかったの？」

「何が？」

「あの人ね、きっとどMよ」

「どえむ…？」

「だ〜か〜らぁ、平たく言えばいじめられたり、いじってもらったりするのが好きってこと」

夏焼はいまいち理解できずにいて、怪訝そうに村上の顔を見る

「まあまあ、ちょっとした『イタズラ』を思いついたの。協力してくれる？」

「…何する気なんだか…」


―――それから数十分後


お仕置きを終えた藤本が「オトナ」の楽屋に入ってきた。

「あ、藤本さん、おはよーございます」

雑誌を読んでいた夏焼が藤本の姿を認めて挨拶をした

その表情はいつもとまったくかわらずクールなものであった

「ん、…みやびちゃん、おはよ」

藤本はそれだけ言うと、さっさと目をそらした

藤本のこういった態度を見ると到底さっき、松浦の膝の上で
泣き喚いてたり、甘えてたりした人物とは思えない

しかし

「あっ！ふじもとさぁん！おはよーございまぁす！」

村上はいきなり美貴の後ろから近寄ってスカートのお尻を叩いた
感覚的には肩を叩く感じである

「いたぁっ！」

当然のことながら藤本はビクッと体をのけぞらせた。

「ちょっ！…いきなり何すん…」

思わず後ろを振り返る藤本

「えっ！？　ご…ごめんなさい…そんな…あたし挨拶代わりにちょっとポン
　藤本さんよくやるじゃないですか。そんな痛かったですか…？」

当の村上はわざとらしく驚いたふりをする

「はぁ？…あっ…うん。なんだそっか、いやいや別にいいよ　そんなの。」

藤本は、自分の文字通り痛いところを突かれて、怒りが一気に高まったが
村上がいつものようにおびえて謝るので何か拍子抜けしてしまった。

そんな美貴を見て、さも心配そうに村上は尋ねる

「ほんと、ほんとごめんなさい…でも、それよりどうかしたんですかぁ？」

「えっ？な、なにが」

「おしりですよ」

「えっ！？な…なんで？なんで、いきなりお尻？」

「いや…いまあたしが叩いたとき凄く痛そうだったなぁって…」

「え？…えーとぉ…」　美貴は、困ったようにつくり笑いを浮かべた

「…これは……いや…あのぉ…うん。なんだろうな…実はさぁ……
　美貴、昨日家で転んで尻餅ついちゃってさぁ…そんで朝からお尻ずっと痛いんだよね」

「へ〜そうなんですかぁｗ」

「あ〜あたしもそういうことありましたよぉ」

そこで夏焼も口を挟んできた

「でしょぉ？　もしかしたら痣になっちゃったかもね。ははｗドジだよね美貴って…」

「ははそうですねぇ」
藤本以外の二人は、適当に取り繕った藤本の話にこれまた適当な相槌を打った

藤本はなんとか言い訳できたことに安堵したが
その会話の不自然さは誰の眼に見ても明らかだった。

「みかけによらず、けっこードジなんですねぇ。藤本さん」
「う…うん」

藤本はそういうと適当な椅子を選んでそこに腰を下ろし

なんとか、もうこの話題を終わらせたかったのだ。

しかし村上は話をさらに発展させた。

「あ、お尻で思い出したんですけどぉ、聞いてくださいよぉ、あ、みやびちゃんも聞いて。
　昨日、学校で遅刻しちゃったらー、生活指導の先生にお尻叩かれたんですよぉぉ…
　『お尻ペンペンだぁ』とか言われてｗマジありえないと思いません？」

「えー、中学生になってお尻ペンペンって…？やばいでしょ？ねぇ藤本さん？」

「えっ！？……あっ…うん…でも、そう…でもないんじゃないかな…普通じゃん…？」

藤本はもう二人の会話を気にしないようにと、手に取った雑誌に集中しようとしたが
夏焼に、いきなり話をふられて、またテンパった。

「えー？だって中学生ですよ？しかもお尻ぺんぺんだってｗ」

「う〜ん…美貴にはなんとも…だって美貴が中学生だったころはずいぶん昔だし…」

藤本はなんとか話をはぐらかそうとしていた。はやくこの手の話題は終わらせたかった。
なぜならぼろが出そうで怖かったからだ。、黙って手元にあった雑誌を広げた。

「お尻ペンペンなんて幼稚園で卒業でしょ？普通」

「えーでも、大人になってもペンペンされてる人って案外いると思うよ」

「オトナって？中澤さんとか？」

「あの人は、おとなっていうか、もうおば……いや、大人すぎるよｗ」

「へー、でもそういう人って結構身近にいるのかもね」

「え〜？大人になってもおしりペンペンされてる人？」

「うん。たとえばぁ…」



二人の会話は、我関せずでいようとする藤本の心に矢のようにグサグサと突き刺さった。
なんとか興味のないふりをして雑誌のページをめくった

「「藤本さんはどう思います？」」

その矢先、二人の声が再び藤本に突きつけられた

「はぁっ！？（な、何でまた美貴に話をふるのよこの子達！」

もはや藤本は、ターゲットに狙われた獲物同然であった

「だからぁ、大人にまでなって、おしりペンペンされてる人っていると思いますか？」

「し・・知らないよ、そんなの！あいちゃんや、みやびちゃんがいるって思うなら
　いるんじゃないの？大体、そんなの美貴には関係ないぢゃん…」

「ふ〜ん、そうですかぁ。確かにいるって思えばいるかもねぇ、みやび」
「う、うん。そうかもね」　

「……………」
藤本は、うすうす悪い予感がしていた。そしてその予感というものが
自分の中で風船のように、急速に膨らんでいくのを止められずにいた

この二人は先ほど自分と松浦の間で行われいた出来事を知っているのではないかと
何かの原因でバレてしまったか。それとも松浦本人がバラしたのか。

（いや…あやちゃんはそんなことしないよ…！）

そんな考えが頭をめぐり、もはや雑誌に集中するどころではなかった。

二人は、主に村上を中心に、話題をさらに核心へと導いた。

「ところで藤本さん？」

「な…なに…」とっさに身構える藤本。

もはや彼女にとって、目の前の二人は昨日まで自分に怯えていた年下の後輩とは思えなかった
もはや自分と対等、いやそれ以上の人間の迫力を醸し出していた

「さっきぁ、みやびと歩いてたんですけどぉ。そのときに藤本さん見たんですよぉ」

「…………！！」
もはや藤本の予感は、確信に変わっていた。この二人は知っている。さっきの出来事を。

藤本の思考回路はショートして真っ白になる寸前だった

「そんで、松浦さんも一緒でしたよね？そのとき」
「…………」

「で、あたしたち、お二人が松浦さんの楽屋に入っていくところを見ちゃったんですよぉ。ね、みやび」
「う、うん」

「…………」
美貴は何も声を出せずにいた。顔面蒼白で冷や汗を流し、その大きい目には涙さえ浮かべていた


（もうだめだ…）藤本がそう思ったそのときのことだった

とりあえず今はここまでです。ろくにペンペンとかなくてごめんなさい
なんか変な方向に向かってるような…

乙乙乙！

村上は愛って書いてめぐみって読むんだぞ

こりゃおしおきが必要だな

ほ

続編乙！
つづきも楽しみにしてます！

何はともあれ乙ですよ

ほ

も

さ