もうすぐプール開きで嫌だ・・・私胸小さいし><

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451 ◆acuAAs.52c
>>431

そして海についた。
新垣と亀井は、男子のいとこの兄ちゃんから準備してあったサーフスーツ(ハーフ)を借りて、
車の後の方で着替え始めた。
一緒に着替え始めた藤本は、既に服の下に水着を着ていて、
ウェアだけ着てさっさと行ってしまっていた。

モゾモゾと着替え始める亀井を見て、新垣が言った。
「亀ちゃん、靴下、穴あいてるよ」
「そうなんだよね」
亀井は、さもそれが当然であるように答えた。新垣は突っ込むのをやめた。

お互いが水着を着終わった後、新垣と亀井はお互いの胸を見て言った。
「「やっぱり、無いね」」
その後、お互いの肩を小突き、微笑みながらウェアに足を通した。

「じゃあさ、俺は美貴に教えるから、その娘らは頼むな」
いとこの兄ちゃんはそう言って、藤本と一緒にむこうへ行ってしまった。
「えーと、サーフィンする?ボディーボードする?」
そう言いながら、並んだ新垣と亀井を見る男子の視線は、胸にいっていた。
それに気付いた新垣と亀井は、手で胸を隠して恥ずかしがった。
「ボードでいいよな、ほら」
男子がそう言って、ボードをふたりに渡した。

浜辺におりると、そこはプライベートビーチ状態。
むこうの方ではもう、男子のいとこの兄ちゃんと藤本が海に入って、
サーフィンのレクチャーをしていた。
「ちょっと、小さいかな──」
思ったより大きくなかった波(と二人の胸)を見てそう言った男子の両手を引っ張り、
新垣と亀井は波打ち際に駆け出した。