「ちょっと、あれ誰だよ?」
「知らん!大体俺の周りでツインテールって言ったらさゆみぐらいだし・・・」
「うん・・・さゆみちゃんにしては背が大きすぎるし・・・」
憶測を走らせているとそこへ梨華がやって来た。
「おはよ。」
「お・・おは。」
まだ黒板には気づいてないみたいだ。俺は吉澤にアイコンタクトを送る。
"黒板消せ!"
俺の指令に気づいた吉澤は急いで黒板の文字を消し、写真をポケットにしまい込んだ。
別にこの写真はガセだけど、梨華なんかに知られた日には振られるかもだし・・・後藤にも知られたくない。
これは俺と吉澤だけで犯人を捜さないといけないみたいだ・・・
しっかし・・・こんな写真・・心当たりも無いよ。
〜3年9組〜
教室の隅で一人眼鏡を掛けて本を読み更けている少女が居た。
周りの机には仲の良い友達同士が集まり、週末の予定やら、たわいもない噂話で盛り上がっているがその女子は誰とも話さない。まるで他人との接触を怯えているかのように・・・
「あやた〜ん!」
教室に響き渡る通った声。藤本だ。
「あぁ。みきたん。どしたの?」
「いや。ちょっと暇しててね。」
「いつもの友達は?『アホっぽい男子』とその『彼女』と『男っぽい女の子』と『んあ〜』って女の子。」
「あはは。略しすぎだっての。何かその『アホ』が変な写真と噂流されたみたいで。
今日はみんなバラバラで行動・・・」
「そうなんだ・・・」
何故一年の藤本と三年のこの女子が中がよいのかは知らない。
が、藤本が心を開き、そしてまたこの女子が藤本に心を開いている事は一目瞭然だ。
「そうだ。今日あやたん家に行って良い?」
「え・・良いけど。"私"の家だかんね?」
「分かってるって。」
気持ち小声で話す二人。周りから見てみればこれ以上に怪しいモノはない。
しかしこの二人の関係、そしてこの少女。何か裏があるのは間違いないだろう。
ぁ”・・・意味無くスペース空けてもた。スマソ。。。
多分皆さん今までの話忘れてると思うのであまり楽しめないと思います。。。
まぁ自己マンで完結させて頂きやす。でわ。
つづけ
乙
辻のやつはスルーしてたけど久しぶりに学園キター
267 :
名無し募集中。。。:2005/06/10(金) 22:40:06 0
更新乙
この小説は大好きなんで楽しみにしてますよぉ
あり^^
やっぱ戦闘モノはこのスレとは関係ないしね・・・最近迷ってるよ。。。
まぁこっちはスルーせずに読んでやって下さいな。
更新乙。考えてみるとこのスレで進行中の学園物っつったらこれしか無いんだよね。
これからもがんばって。
圧縮前の保
>>240さん
はい。ついに・・・いや、やっとですw
>>241さん
期待して待っていただき、
ありがとうですぅ。
>>244さん
これからどうなっていくのか・・・。
>>275さん
どうなりますかねぇ〜?
驚く展開を見せられたらいいなぁと思っています。
やっと・・・完結まで書けました。(自分のWordに)
あとは更新するだけです。
あ、でも、見直してみて少し変えるかもしれません。
とりあえず、
>>238の続き書きます。
学校に着いてもぼーっとするだけだった。
友達が何か話してきたけど、全然聞いてなかった。
俺の頭の中は『転校』という事でいっぱいいっぱいだった。
授業の途中、先生にまた仮病を使って教室を出た。
「あ、○○」
教室を出てすぐ、あのアニメ声が聞こえてきた。
「梨華・・・」
「なぁ〜に?またサボり?」
「・・・そう言うお前こそ、授業抜け出して何してんだ?」
「わ、私はトイレよ!○○と一緒にしないでよ!」
「そりゃ・・・失礼しました」
「そんな事より・・・・○○は『あの事』知ってる?」
「あの事って?」
「今日うちのクラスに来た?」
「いや、来てないけど」
「じゃあ、知らないか・・・・」
「だからあの事って何だよ?」
「あ、ううん、何でもないの、気にしないで!」
「はぁ?」
「○○は今からどこ行くの?屋上?」
「ま、まぁ・・・そうだけど」
「ふ〜ん・・・わかった。じゃあね」
「お、おい・・・!」
梨華は何故かニヤニヤしながら自分のクラスに入って行った。
なんなんだよ?アイツ・・・・。
少し疑問に思いながら俺は屋上へ向かった。
今日も晴天・・・って、当たり前か、
雨の日に屋上行ったらずぶ濡れになっちまうもんな。
俺はフェンス越しに町の景色を眺めていた。
すると急に視界が真っ暗になった。
それと同時にココにいるハズのないアイツの声が聞こえてきた。
「だ〜れだ?」
「え・・・?ど、どうしてお前が・・・?」
「お前じゃなくて、ちゃんと名前で言ってよぉ?」
「・・・・・・美貴」
俺が言ったのと同時に視界が明るくなった。
俺は慌てて後ろを振り向く。
「あったりぃ〜!」
アイツの・・・美貴の笑顔が視界に入った。
「ど、どうして美貴がここにいるんだよ!?」
「ひどぉ〜い!美貴はこの学校の生徒だよ!いて当たり前じゃん!」
「いや、俺が言ってるのはそう言うことじゃなくて、
その・・・謝金取りのせいで学校来れなかったんじゃなのかよ?」
「あ、実はね、その事なんだけど・・・・」
美貴は少し嬉しそうな表情をしながら、
俺を見つめてきた。
梨華があの時ニヤニヤしてた理由・・・今わかった。
「昨日、ミキの両親から電話があったの」
「え?マジで?」
「うん。それでね、なんとかお金返せるように頑張って働いてるって。
今まで辛い想いさせちゃってごめんねって・・・泣きながら謝ってた」
「・・・・美貴は・・・両親の事・・・怨んでるの?」
「・・・・ちょっとね。でも、昨日の電話で、
ミキ達を捨ててなかったって事がわかったから・・・・正直嬉しかった」
美貴は頬を緩ませて微笑んだ。
本当に嬉しそうだ。
「それと、あれから謝金取りも全然来なくなってね。
だから、今日学校来てみたの」
「そっか・・・よかったな」
「うん!これで○○にも毎日会えるしね!」
「・・・・・・」
「どうしたの?」
「あ、う、ううん、なんでもない・・・・」
いつも嬉しそうな表情をしてたけど、
こんなに嬉しそうな表情をした美貴を見るのは久しぶりだった。
その表情を崩したくなかった。
だから俺は・・・『あの事』を美貴に言えなかったんだ。
その夜、俺は自室のベッドその上で寝っ転がりながら、
美貴にどうやって『あの事』を話すかずっと悩んでいた。
物凄く言い辛い・・・。言い辛いのなら言わなければいいじゃないか。
クラスが違うからこのまま言わないで置けば、
バレないで引っ越す事が出来るかもしれない。
でも、俺はそんなのはイヤだ・・・。
じゃあ、なんて言えばいいだ?
ここは明るく、『俺、今度引っ越す事になったんだぁ!』なんて言えばいいのか?
そう言えば、アイツは・・・・美貴は・・・笑ってくれるのか?
・・・・・・・。
自分自身に何度自問自答しても、答えが返ってくるハズもなかった。
俺は喉が渇いたので、リビングに向かった。
するとそこには、頭にタオルを巻いて(たぶん風呂上り)の亜依が、
オレンジジュースをコップに注いでいた。
「あ、○にぃお風呂開いたよ」
「ああ・・・」
「ん?どうしたの?」
「・・・・・」
「・・・・○にぃも飲みたいの?」
「あ、ああ・・・」
「ちょっと待っててねぇ〜」
亜依はそう言って、もう1個コップを持ってきて、
オレンジジュースをそのコップに注いだ。
「はい」
「お・・・サンキュ」
俺はそのコップを受け取り、一気に飲み干した。
「よぉ!お兄さん!いい飲みっぷりやねぇ〜!」
「おいおい、お前はどっかの居酒屋のオヤジか」
「エヘヘ・・・」
亜依は少し照れながら笑った。
その笑顔で俺の気持ちは少し落ち着いた。
さすが、我が妹だな。
「そういえば、亜依は友達とか知り合いとかに引っ越す事言ったのか?」
「うん、今日学校で言ったよ」
「え?もう言ったのか?」
「言ったけど・・・あ!まさか、○にぃまだなの?」
「ま、まぁ・・・な」
「ダメだよ、早いとこ言っておかないと」
「あ、ああ・・・」
それが言えたらこんな苦労はしないんだけどな。
「こういうのは、早めに言っておかないと、
後になればなるほど、言い辛くなっちゃうんだからね」
「はいはい・・・わかりましたよ」
「なんなら、私から言っておいてあげよっか?」
「言うって・・・誰に?」
「誰って、亜弥ちゃんに決まってるじゃん」
「え・・・?」
「あれ?・・・亜弥ちゃんに言い辛いんじゃないの?」
「・・・・・・」
そういえば・・・・アイツにもまだ言ってなかったな。
でも・・・アイツとは喧嘩中だし・・・言えるわけない。
「○にぃ?」
「ん?あ、い、いいよ、自分で言うから」
「そうだよね、やっぱこういう事は○にぃの口から直接聞いた方が良いよね」
「あ、ああ・・・」
そう・・・なのか?
「じゃあ、私先寝るね?」
「お、おう・・・」
「おやすみ!」
「お、おやすみ・・・」
亜依は自分の飲んだコップを流しに入れて、
自分の部屋に戻って行った。
その後、俺も自分の飲んだコップを流しに入れ、
着替えを持って風呂場に向かった。
風呂に入ってる時も、ずっと『言うか、言わないか』で悩んでいた。
風呂から上がって、自室のベッドに仰向けになり、また悩む。
―――ダメだよ、早いとこ言っておかないと。
―――こういうのは、早めに言っておかないと、
後になればなるほど、言い辛くなっちゃうんだからね。
―――そうだよね、やっぱこういう事は○にぃの口から直接聞いた方が良いよね。
先ほどの、亜依が言ってた言葉がフラッシュバックする。
・・・・・・。
よし、決めた!明日美貴に言おう!
ふざけた口調ではなく・・・真剣に・・・。
逃げちゃダメだ。・・・現実から・・・逃げちゃダメなんだ。
ここまでです。
それでは|彡サッ
お疲れさまですぅ。
いよいよ言っちゃうわけですね。
どうなるのか楽しみ。
連日更新乙
まず保全してから
お二方更新乙です
109さん、MSさん
更新乙です
こうしんきたわああああああああああ
ho
終わりがちかい・・・
289 :
名無し募集中。。。:2005/06/11(土) 12:45:58 0
290 :
名無し募集中。。。:2005/06/11(土) 14:07:53 0
291 :
名無し募集中。。。:2005/06/11(土) 14:08:56 0
MSさん更新乙です
激しく続きがきになります
ho
保全
从*・ 。.・从<ほ。
298 :
名無し募集中。。。:2005/06/11(土) 20:46:05 0
( *´ Д `)
1時間3分後の保全
ho
/iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiリ ___/
/iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii/⌒ヽ, ノワ"`' ー--、_,_/
liiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiil {ヘ,. 'r-</ l l
liiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiハiil `/ / / / l
liiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiリiiiiハil ` _,/ / l ,l
リiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii/__lリ l / l
liiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii/liトr。、''i` , / l
リliiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiハiii/ li '゚”~ i r---、 l 逃げちゃダメだ。・・・
ノハiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiリ/ リi / ヽ、 ヽ、 l 現実から・・・逃げちゃダメなんだ。
リハiiiiiiiiiiiiリliiiiiiii/リ 、 /‐- 、,, ヽ `‐- 、l
i \iハiiil 'liiii/''\, ,i_ 、.っ / _,,... `/'> /
li li/ `-'=‐-y- 、,,___ __,,イ、, ,_/ /ー,
,/ l '、 ̄ / / /
/ ヽ r‐‐i, ヽ, // ,/
/ l l l \, // /
/ \l `¬ー--'"
ho
ze
n
ho
寝る保
オハヨウの保
ho
ze