もしもミキティが幼なじみの隣の娘だったら 33冊目
1 :
名無し募集中。。。:
2 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 01:54:29 0 BE:187740757-
何度でも立てるぜ!
3 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 01:55:27 0
このスレの使命は終わってるんじゃないのかなw
4 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 01:56:33 0 BE:122333055-
全部保全したつもりだったのに・・・
6 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 01:57:16 0 BE:241380959-
作家さん常に募集中。。。
7 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 01:59:01 0 BE:262836577-
ま、俺が一番美貴の事好きなんだけどな
8 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:02:46 0 BE:85823982-
幼なじみ
9 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:04:46 0 BE:85825128-
大切な幼なじみ
10 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:06:41 0 BE:150192274-
Let'sDo幼なじみ
11 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:09:06 0 BE:193104094-
幼なじみに会えない長い日曜日
12 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:12:54 0 BE:21456522-
そっと口づけてぎゅっと抱きしめる幼なじみ
13 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:14:02 0 BE:386208498-
幼なじみにロマンティック浮かれモード
幼馴染っていう設定は絶対なの?
15 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:15:44 0 BE:214560858-
落ちるの早杉
17 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:17:19 0 BE:193104566-
ブギートレイン03を運転する幼なじみ
み
き
は
お
れ
が
24 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:18:24 O
読んでたら落ちたんでビックりした
ま
26 :
cap004-065.kcn.ne.jp:2005/05/25(水) 02:18:36 0
も
る
29 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:19:50 0 BE:187740375-
涙GIRLの幼なじみ
30 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:21:12 0 BE:300384487-
幼なじみと恋よ!美しくしたい
31 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:22:11 0 BE:337932397-
幼なじみと一緒に眺める満月
32 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:23:09 0
33 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:24:02 0 BE:160920465-
ケーキ止めましたけど幼なじみは続けます ソロも続けます
34 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:26:21 0 BE:112644937-
35 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:29:03 0 BE:53640252-
SHALL WE 幼なじみ?
36 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:30:18 0 BE:53640825-
幼なじみがボーイフレンド
438 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2005/05/24(火) 22:22:35 0
作者来てないのにsage保全だけのもしもスレとか逆に笑えるけどな
38 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:32:00 0 BE:160920465-
銀色の永遠を誓った幼なじみ
39 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:36:54 0 BE:96552836-
>>37 逆煮の意味が分からないって言ってみる幼なじみ
40 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:38:21 0 BE:53640825-
お風呂長いお姉ちゃんがいる幼なじみ
41 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:41:04 0 BE:257472768-
今はまだ知らない素敵な人が幼なじみ
42 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:42:47 0 BE:128736083-
恋人・・・だったらいいのにな の幼なじみ
43 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:46:55 0 BE:171648948-
いつの間にか好きになってた幼なじみ
44 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:48:48 0 BE:150192274-
忘れる忘れない・・・幼なじみ
45 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:50:44 0 BE:144827993-
ねぇ、結局は幼なじみ・・・?
46 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:54:10 0 BE:64368443-
もっと輝きたいずっと一緒にいたい幼なじみ
47 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:56:50 0 BE:193104094-
お化粧してない顔を見られた幼なじみ
ふはは
49 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:59:11 0
50 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:59:47 0
51 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 02:59:53 0 BE:225288667-
上手に出来る幼なじみに逢えるのなら・・・夜中お部屋抜け出して・・確かめ合いたい
52 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 03:00:26 0
53 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 03:01:12 0
54 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 03:01:56 0
55 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 03:02:13 0
保全
ふはは
ふはは
58 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 03:02:43 0
59 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 03:02:54 0 BE:80460353-
吐く息も白くなりいつの間にか幼なじみを演出してる
60 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 03:02:58 0
ふはは
62 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 03:04:19 0 BE:386208689-
恋人 永遠の恋人・・・だったらいいのにな の幼なじみ
63 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 03:05:07 0
あの声を聞いてるだけで幸福です・・・
64 :
名無し募集中。。。 :2005/05/25(水) 03:05:16 0
落としてんじゃねーよ保全隊
65 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 03:06:40 0 BE:128736083-
よし!60までやったからな
俺は会話が無くても通じちゃう幼なじみと寝てくるわ
おやすミキティ
新スレ乙 オメ!
68 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 06:16:23 0
皆乙新擦お米!
ほぜん
70 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 08:27:11 0
死守age
がんがれ
おまいらおはよう
またおちたのか!
美貴はオレがまもる
いやオレが守る
74 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 10:54:08 O
おれおれ
75 :
高田:2005/05/25(水) 11:24:33 O
なんでこのスレはこんな落ちんだ?
というか昨日はかなり落ちた。
77 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 11:53:52 O
ぴよゆきのせいにでもしとくか
vV
ぽ
オレが守る
81 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 14:24:18 O
幼なじみでかたさんでよ
vV
いつも最後にミキティが「うん」って頷くの何だっけ?
ho
85 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 16:25:53 0
3年前、高校卒業と同時に東京へ旅立った幼馴染が今日帰ってきた。
3年前の素朴さは見る影もなかった。
相変わらず田舎くさく、成長も感じさせない自分に、嘲笑とも哀れみとも
取れる一瞥を投げかけたきり、二度と彼女の視界に入ることはなかった。
87 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 17:18:14 0
かなすぃ
88 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 17:52:27 0
ほ
89 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 17:58:21 0
オラもかなすぃけど漢字が読めない
90 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 18:53:14 0
保全
91 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 19:06:40 0
保全
92 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 19:33:51 0
保全
93 :
高田:2005/05/25(水) 19:45:49 O
94 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 19:54:15 0
95 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 19:55:51 0
いちべつ 0 【一▼瞥】
(名)スル
ひと目ちらっと見ること。
「広く文芸全般の自然主義について―するに/文芸上の自然主義(抱月)」「―を投げる」
97 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 20:46:29 0
V) < ・・・また、落ちちゃうのかな・・・
オレが守るよ美貴
じゃあおれも
100 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 20:50:44 0
V) < ・・・あ、ありがと・・・
_ , ‐ ' ゙ ゙̄ヽ,
, '゙ ) \\ ,
,ノ!,' @ \ / \ _,.イ __
,,.. --─- ノ゙!,/ ,' / .\ ─┼─ .|
 ゙̄'i; ノ゙!,!゙ ゙i, ノ \ \ / \ノ __| オォ ン
゙'゙ ,!V ,゙゙ :, \ \
!!.,i ノ゙, .'., \ `゙''‐、 \ | ./ ./
! !_!_ ,'゙ i.,_ ゙, \ `゙''‐、 \ | / /
! .!_! ,゙ ゜ ゙!i, ──−‐‐‐ : ←
>>98-99 i..i'i ,゙ ノノノノハヽ / / | \ ポセイドーン
゙.. ', ! 从从从V) / / | \
'!,', ! __/.)wxvム / / |∴・ \
' , ',, ´つ/ ,.イ /i / .∵|:・∴・ \
\ ' .,人ミノ_,_ムロく]/ノ / ∴・|∵' ・∵
\「`〜⌒ _,_ノソ\ \_
"ヽて⌒´∠ノ ハゝ、_ `⌒i
とか言うと思ったか!このやろぉぉぉぉぉぉぉ!!!
ひとつ教えてくれ美貴・・・なぜいつもオレは殴られるんだ・・・ゴフ・・
V) <(・・・あんただからに決まってんじゃん、・・・バカ)
バッカ・・・何言ってんだよ(ずっとオレが守る)
美貴ってよくみたら普通にかわいい部類だな
今日気づいた
今頃かよ
まとめサイトの人、ガンガレ・・・
108 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 21:59:44 0
超ガンガレ
てかまとめてんの誰?コテの人?
豆に保全
110 :
名無し募集中。。。:2005/05/25(水) 23:05:29 0
ホ
オレが守る
112 :
名無し募集中。。。:2005/05/26(木) 00:02:40 0
113 :
名無し募集中。。。:2005/05/26(木) 00:26:22 0
114 :
名無し募集中。。。:2005/05/26(木) 00:31:54 0
▼ハヽヽ▼
/|\从VvV)<みきみき♪
⌒⌒''(U 美 )
▼〜し'~し'
つかよく無事だったなあ
115 :
名無し募集中。。。:2005/05/26(木) 00:46:28 0
ほじぇん
116 :
名無し募集中。。。:2005/05/26(木) 00:49:55 0
「○○にとってさ、美貴って何?」
「オナドル」
「…ナニそれ?」
「美貴を見てるとたまらない。オナニーせざるを得ないじゃないか」
「セックスしよ」
「いやだ」
「なんでー?」
「野に咲く花は、野に咲くから美しいんだ。鉢植えにしてなんの意味があるんだ」
美貴は、おれをぶっとばした。
あやべ、忘れてた。
だ め だ こ り ゃ
119 :
名無し募集中。。。:2005/05/26(木) 01:15:44 0
だめだこりゃ
120 :
名無し募集中。。。:2005/05/26(木) 01:32:12 0
だめだこりゃ
121 :
名無し募集中。。。:2005/05/26(木) 01:32:25 0
ほ
122 :
名無し募集中。。。:2005/05/26(木) 02:05:51 0
123 :
名無し募集中。。。:2005/05/26(木) 02:11:48 0
124 :
名無し募集中。。。:2005/05/26(木) 02:27:45 0
作家さんがんばれ
保守
127 :
名無し募集中。。。:2005/05/26(木) 03:21:30 0
死守
129 :
名無し募集中。。。:2005/05/26(木) 04:42:57 0
ほ
▼ハヽヽ▼
/|\从VvV)<みきみき♪
⌒⌒''(U 美 )
▼〜し'~し'
ぽ
132 :
名無し募集中。。。:2005/05/26(木) 06:59:02 0
三三三三三三三三三三三三三三三三三
| |:| |:| |:|二二二二⊇| |
| |:| |:| |:|二二二二⊇| |
| |:| |:| |:|二二二二⊇| |
| |:|_|:|______|:|二二二二⊇| |
| |:|◎|:|+♂+ω+♀+◎|:|二二二二二| |
| |:| ̄|:| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|:|: ノ_,ハ,_ヾヽ | |
| |:| |:| |:|:从VvV从<あ!間違えた・・・
| |:| |:| |:|:::::(∩∩) ::::| |
==================
おはよう美貴スケ
おっはー
オレが守る
136 :
名無し募集中。。。:2005/05/26(木) 11:15:09 O
ほ
137 :
名無し募集中。。。:2005/05/26(木) 12:08:29 0
幼なじみと食べる緑のたぬき
オレが守る
vV)
140 :
名無し募集中。。。:2005/05/26(木) 14:06:45 0
141 :
名無し募集中。。。:2005/05/26(木) 14:59:20 O
フットサルをやる幼なじみ
保
オレが守る
ほ
オレ守る
オレ走る
川VvV)<走れデヴ
vV)
ho
守る
ze
n
ho
155 :
名無し募集中。。。:2005/05/26(木) 22:51:02 0
犯す
守る
守る
幼なじみじゃん・・・保全くらいしてよ
守る
守る
作家さんガンバレ
オ
レ
は
美
貴
が
165 :
名無し募集中。。。:2005/05/27(金) 02:39:19 O
阻
止
だ
よ〜ん
。
ho
169 :
名無し募集中。。。:2005/05/27(金) 05:46:28 O
お客様の中で作家様はいらっしゃいませんか?
お客様の中で作家様はいらっしゃいませんか?
ほ
171 :
名無し募集中。。。:2005/05/27(金) 07:49:51 O
僕、パンクロックと美貴が好きだ
川VvV)
おはよう美貴
今日もオレが守るよ
vV
AV
どうした美貴?
177 :
名無し募集中。。。:2005/05/27(金) 11:24:13 0
どうして透明で書き込めるの?
美貴からの愛はないけどな
全米が泣いた
183 :
名無し募集中。。。:2005/05/27(金) 13:57:46 O
美貴とは以心伝心
185 :
名無し募集中。。。:2005/05/27(金) 16:26:15 O
美貴が好きやねん
186 :
名無し募集中。。。:2005/05/27(金) 17:24:27 0
やっぱすっきゃねん
愛してるの響きだけで強くなれる気がしたよ
リー何か書いて
▼ハヽヽ▼
/|\从VvV)<みきみき♪
⌒⌒''(U 美 )
▼〜し'~し'
豆に保全
>188
前の続きで良い?
ok
よろ〜
てすと
やってもうたリーです・・・orz
2005/05/27(金) 20:34:13以降はこのトリップでどうかひとつ
うっかリーって言いたかっただけちゃうん?www
615/0h30m (2005/05/27 20:48) 57 615/615
30分で落ちるぜ
▼ハヽヽ▼
/|\从VvV)<みきみき♪
⌒⌒''(U 美 )
▼〜し'~し'
200 :
高田:2005/05/27(金) 22:09:01 O
トリップの元って以外とおもしろいよなw
AV
笑ってくれい・・・orz
AVジーコ・・・
ほ
怖い夢を見た。
アイツが居なくなって、私がひとりぼっちになる夢。
夢の中で私は泣いてた、目が覚めてからも泣いてた。
おかしいよね、アイツは今こうして私の隣で寝てんのに。
何で居なくなっちゃう夢なんか見たんだろ?
私はスヤスヤと眠るアイツの頬をつまんでやった。
(ブルルルル ブルルルル)
マナーモードにしといた私のケータイが震えてる。
私はそれを手に取り、ディスプレイを見てタメ息を吐いた。
・・・また、バイトだ。
まだ夜も明けていない午前4時、美貴の部屋。
昨夜はコイツと過ごした。たまにしか無い、大切で幸せな時間。
最近会えて無かったけど、コイツは私を変わらず愛してくれてる、そう感じれた。
・・・でも行かなきゃ。
用意を済ませた私は、幸せそうな顔して眠るアイツの頬にキスをして、部屋を出た。
アイツを起こさないようにして。アイツを夢から覚まさせないようにして。
そのバイトは3時間程で片を付けて、私は部屋に戻った。
アイツは、まだ寝てる。
私は急いで全力でバイトを切り上げてきた事もあって、
ドサッとアイツの横に倒れ込み、また、眠った。
.....
「早く起きないと遅刻するよー」
部屋の外から妹の声が聞こえる。
起きなきゃ、そう思った時アイツが隣で寝てる事を思い出した。
まあ、親公認の彼氏だから横に寝てても大丈夫なんだけど、何か・・・恥ずかしいじゃない?
そうしていると、妹の真希と亜弥がドアを勢いよく開けて部屋に入って来た。
「「あー!」」
「あ、亜弥ちゃんは見ちゃダメよ!」
驚く亜弥の目を手で隠す真希。でも、指の隙間から亜弥は見てる。真希も凝視してる。
「「・・・えっち!」」
声を合わせて私にそう言い、部屋を出て行く妹2人。
アイツは私の隣でまだスヤスヤと寝てる。
私はアイツの耳元でささやく。
「・・・ねぇ、起きないと。・・・学校、遅刻するよ?」
「・・・早く起きないと、チューしちゃうよ?」
アイツはまだ幸せそうな顔して寝てる。
「美貴、鼻血が止まん無いんですけど・・・」
同じ高校へ向かう通学路。アイツと私と真希と亜弥。いつも大体4人で登校してる。
私とアイツは2人並んで前を歩き、真希と亜弥はじゃれあいながら私達の後を付いて来る。
雀の鳴き声と車の音と、冷えた空気と眩しい朝の光、そんな日常の風景。
「美貴、鼻がジンジンするんですけど・・・」
「・・・男でしょ!我慢しなさい!」
「美貴にやられたのに・・・はぁぃ」
アイツがなかなか起きないもんだから、ちょっとグーで起こそうとした。
そしたら力が入りすぎちゃって・・・。
「「だいじょーぶ?」」
アイツの両脇に真希と亜弥が割り込み、両腕にギュッとつかまり、顔を覗き込み、心配してる。
3人はそのまま歩き続ける。・・・そして私、ポツンとひとりぼっち。
アイツは両手に花状態で、顔がにやけている。
ムカッときた私は、アイツのケツに中段蹴りを喰らわし、先に学校に向かった。
朝早くにバイトがあって眠かったせいで、昼の授業は大体寝てた。
すぐ前の席のアイツに注意されながらも、眠いもんは仕方ない、爆睡を決め込んだ。
「・・・起きろ、メシ食うぞ」
「フガ?」
昼休みになってアイツに起こされた。
アイツと私はいつも一緒にお弁当を食べる様にしてる。
いつも2人だけしか知らない抜け道を通って屋上へ。
「「「いただきまーす!」」」
「・・・いただきます。・・・なんで、あんた達が居んの?」
いつのまにか、真希と亜弥も一緒に並んでお弁当を食べている。
私達2人だけしか知らないはずなのに、何で?
アイツの方を見ると、小さくゴメンってしてる。
そっか、アイツが教えちゃったんだ。
アイツも断れない奴だから、教えちゃったんだね、きっと。
「・・・所でさ、何で今朝、美貴ちゃんの部屋で寝てたの?」と亜弥がアイツに聞いた。
「そりゃぁ・・・」戸惑うアイツ。
「・・・何してたの?」横から真希が話に割り込んでくる。
「何って・・・ラブだよラブ」
「こらっ!」
私は恥ずかしくなって、お弁当の卵焼きをアイツに投げつけた。
そしたらアイツ、ナイスなキャッチでイートした。
そして沸き起こる拍手喝采。ドーモ、ドーモと声援に応えるアイツ。
・・・私、アイツのこういう所、好き。
「・・・起きれ、・・・帰るよ」
「フガフガ?」
午後の授業も結局寝てた。
アイツに起こされた時はもう帰りの会が終わって、みんな帰る所だった。
「今日は部活無いんだろ?一緒に帰ろう」
「・・・うん」
アイツには、部活とバイトが忙しくて会えないって言ってるだけど、私、本当は部活してない。
バイトもアイツに言ってるコンビニの店員じゃない。
・・・本当のバイトの事は、アイツに心配かけたくないから、言わない、言えない。
「久しぶりにこうして一緒に帰るよな?」
「そだね」
部活生でにぎわう校庭を抜け、高校前の並木を2人、手をつないで歩く。
「ねぇ?」
「ん?何?」
「・・・幸せ。・・・あんたは?」
「どうかな?」
「えっ?」
「・・・嘘」
「あっ!・・・この!(ビシッ)」
「痛い!」
アイツがボケて、私がツッコむ。いつもそれの繰り返し。でもそれが私にとって、とても幸せな時間。
ずっとこうしていれたらいい、そう思える時間。
(ブルルルル ブルルルル)
また、私のケータイが震えてる。私はケータイのディスプレイを見てタメ息を吐いた。
「また、バイトか?」
「・・・うん」
「また、急ぎなんだろ?」
「・・・うん、ゴメンね」
「終わったら俺の部屋に来い、待ってるから」
アイツの寂しげな表情を見たくなくて、私は下を向いたまま駆け出す。
「待ってるから」
また、そう言うアイツに、私は後手で手を振った。
今日はここまで
長くなりそう
続きはまた明日の晩?
おやすみなさい
212 :
名無し募集中。。。:2005/05/28(土) 00:05:23 0
乙。ごまっとう姉妹か。まだ話の内容が謎めいてるね続き期待。
オレが守る
リー仕事速いな 乙
乙乙です!ちょ、いいとこで切りますね〜
守る
俺が守るよ
イイヨイイヨ-展開読めないのがなんかイイヨ-
リー・・・凄くいいんだけど一言だけいいかい?
あの、さ・・・バッドエンドだけは勘弁して欲しいんだ
名無しの俺にこんなこと言う資格はないと思うけど
それになんか嫌な予感がするんだよね・・・バッドエンド臭が凄いするんだ
これが気のせいであると信じて・・・乙
リー乙
いいねぇー。まだ良く内容がわからんが明日に期待してまーす
221 :
名無し募集中。。。:2005/05/28(土) 02:28:21 0
たまにはバッドエンドもいいと思うけどな、俺は
乙〜
おいリー上手くなってきてないか?
いいぞリー!!
寝る保
おは保
227 :
高田:2005/05/28(土) 07:08:44 O
リー乙。
リーは確実にレベルアップしてるよね。うらまやしい。
乙イ呆
ぽ
オレが守る
たてつづけに美貴はオレが守る
じゃあ俺は美貴に守ってもらう
守って
ミキ・・・もっとそばにいたいよ
落ちちゃうよ(´・ω・`)
保
239 :
名無し募集中。。。:2005/05/28(土) 15:51:29 0
川VvV)
240 :
名無し募集中。。。:2005/05/28(土) 16:16:15 0
やはりあの時以来エレカシは来てないな もう二度と来ないだろう
242 :
名無し募集中。。。:2005/05/28(土) 17:08:29 0
>>241 たぶんこれからだと思われる↓
622 名前:名無し募集中。。。 :2005/04/21(木) 23:09:12 0
ワンパターンで飽きた
624 名前:名無し募集中。。。 :2005/04/21(木) 23:13:51 0
スピッツ。『正夢』&『夢じゃない』です。
飽きましたか…、そうですか…。
はぁ…
631 名前:名無し募集中。。。 :2005/04/21(木) 23:38:03 0
奈無しとか飛亡の方が面白い
638 名前:624 :2005/04/22(金) 01:12:48 0
皆さんどうもです。感想や批評、ありがとうございます。
実は自分でも、ワンパターンになってるってのはあるんです。マンネリ気味かな?ってのは
でも新しい感じに書こうと思っても、こういう感じにしか書けないのも事実なんですよね
シリーズものは書けないし、思い切って違うスレで書いてみようかなとか思ったり…
いろいろ考えて、また新しいのが出来たらその時はうpさせてもらいますので
その時はよろしく
ま、わからんがね
>>242 これはおれもイカンなとおもった
批評するにもいいかたってあるだろう
作者あってのスレなのに
244 :
名無し募集中。。。:2005/05/28(土) 17:28:18 0
高田って何者やねん?
たった一行の批判レスでやめるようなら
やめようと思ってたんだろ
このスレもそろそろ幕引きしたらどうだい
246 :
名無し募集中。。。:2005/05/28(土) 17:43:00 0
うるせーカス!
それよりお前の狼生活を幕引きしろ
俺はまだまだこのスレに依存するから
俺もまだまだ萌えたい
川VvV)<美貴をめぐっての喧嘩は止して
251 :
高田:2005/05/28(土) 18:27:25 O
从*´ ヮ`) <高田しゃんは関係無かとよ
>>242 この時エレカシ擁護した俺が待ってるんだから帰って来い
川VvV) ノ(´・ω・`)
オレ
守る
257 :
名無し募集中。。。:2005/05/28(土) 20:17:32 0
男の中の作者出て来いやー!!
>250
vV)<罠にも?
| Hit!
|
ぱくっ|
/V\
/゜;;;;;,;,,,ヽ そんなあんたの罠なんかに
_ /川*VvV) 美貴が釣られると思ってんの?
ヽツ.(ノ:::::::::.:::::.:..|)
ヾソ:::::::::::::::::.:ノ
` ー U'"U'
美貴全てを受け入れるよ美貴
262 :
名無し募集中。。。:2005/05/28(土) 21:16:15 0
何このキモイレスは?
263 :
名無し募集中。。。:2005/05/28(土) 21:32:06 0
>>262 言っておくがこのスレより俺の顔の方がキモイぞ
川 VvV) < リカちゃんの事?
ω
今から美貴の時間です
保全の仕方が激しく気持ち悪いな
ノノ_,ハ,_ヽ
川VvV)<美貴の大事な人に何イッテンダヨ!
269 :
名無し募集中。。。:2005/05/28(土) 22:33:26 0
>>267 だぁ〜かぁ〜らぁ〜俺の顔の方がキモイって
もっとおとなしく保全しろよ
271 :
名無し募集中。。。:2005/05/28(土) 22:41:00 0
最近気持ち悪い奴が住んでるからな
マジウザイ
272 :
名無し募集中。。。:2005/05/28(土) 22:41:32 0
273 :
名無し募集中。。。:2005/05/28(土) 22:41:56 0
たまには荒らすか?
ほ
だけしか書かない保全よりよっぽどマシだよ
ここは小説スレかだら ほ で充分
おちなければいいじゃん
277 :
名無し募集中。。。:2005/05/28(土) 22:54:06 0
このスレ
(´・ω・)カワイソス(´・ω・)カワイソス(´・ω・)カワイソス
(´・ω・)カワイソス(´・ω・)カワイソス(´・ω・)カワイソス
更新します。
『母さんの昔話』
朝、目が覚めたときからなんとなくブルーだった今日は最悪だった。
授業中ボーっとして先生に怒られるし、サイフ無くしたのにも気付かずどこいったか
もわかんないし、軽トラにひかれかけるし・・・。
結局のところ、美貴のことばっか考えてたわけで。
で、今も美貴のことばっか考えてるわけで。
ベッドに座りながら、ボーっと壁にかかっているカレンダーを見つめてる。
昨日のことが頭の中をぐるぐると観覧車のように回転して・・・ってウマイこと
言ってる場合じゃない。
やっぱり、美貴と付き合うのはやめたほうがいいのかもしれない。
普通に話してたってケンカばっかりなのに、長く続くわけがないと思う。
なにより幼なじみとして、ここまでやってきて急に恋人ってのは・・・。
そんなことを考えていると美貴が網戸を開けて入ってきた。
「よっ。難しい顔してんじゃん」
「あぁ、思春期だからな」
「ふーん。○○でも悩んだりするんだぁ」
「悩み出すと止まらないタイプなんだよね」
「そっかぁ。美貴は逆かな」
「だよな。お前が悩んでるの見たことない」
「悩んだことくらいあるさ、心外な!」
「ほー。何を悩んだんだよ」
「それは・・・」
「あ、やっぱ言わなくていいや。余計悩む」
「すいません。でも、あんまり悩みすぎもよくないよっ!じゃあね」
そう言って美貴はまた自分の部屋へ戻っていった。
ようは、早くしろって催促しに来たわけですね。
でも、今日はもう疲れちゃったから寝ます。ごめんね、美貴ちゃん。
天井を見つめながらも、どうしようかと悩んでいる。
告白されて、即決できないようじゃ、ホントは好きじゃないのかもしれない。
でも、昨日美貴を抱きしめた感覚がぼんやりと戻ってくると、いてもたってもいられない。
胸がギューッとなって、ドキドキする。
やっぱり、好きなんじゃないの?美貴のこと。
幼なじみから恋人・・・うまくいくのかな。軽々しく決断して、結局おれのほうから
フッちゃったりしたらそれこそ美貴に悪いし・・・フラれたら嫌だし・・・。
普通に友達だったら良かったのに。
お互いに教室でしか喋らなくて、たまに街なんかで私服姿みるとすごい新鮮で、
ドキドキしながらメルアド聞いて、デート誘って・・・。
そんな関係だったら全然悩まないんだろうな。
でも、おれたちは違う。お互いのことを知りすぎてる。
でも、やっぱり美貴のこと好きだし。でも、でも・・・。
あー!ダメだ。全然眠れやしない。
睡眠薬代わりに、キッチンに行って牛乳を温めるとリビングに母さんがいた。
「あら、まだ起きてたの?」
「うん・・・ちょっと眠れなくて」
「あんたが?珍しいこともあるのね」
「そりゃ、まぁ思春期だし、悩みだっていろいろあるよ」
「悩みごと?なになに」
「母さんには関係ないでしょーが」
「関係ないから聞きたいんじゃない。第三者だからこそのアドバイスもあるのよ」
母さんの言ってることも一理ある。でも美貴のことをしゃべれるわけがない。
「でも・・・言わない」
「あっそ。ま、母さんには言わなくてもわかるけどね」
「う、うそだぁ〜」
「わかるわよ。親子だもん。好きな子のことでしょ?」
「え!?なんでわかったの?」
「へー、やっぱりそうなんだぁ」
あ。ちくしょー。カマかけやがったな。
「告白するの?それともしたの?」
「なんで、おれがしたって決まってんだよ」
「えぇ!?アンタがされたの?」
「なにそんなに驚いてんだよ。ムカつくー」
「ごめんごめん。誰に?」
「言わない。でも、どうしようか迷ってんだよ。そいつとは、その・・・友達だったから」
「小さいときから?」
「うん・・・ん?いや!そ、そんなに小さくも・・・ないかなぁ・・・」
「ハイハイ。わかりやすっ」
「・・・」
ヤバイ・・・ミスった。うわー、赤面。
「でもね」
母さんはおれのホットミルクを一口すすって話しだした。
「母さん、アンタにはそういうことで悩んでほしくないなぁ」
「ん?どういう意味?」
「母さんの若いときの話なんだけどね。スゴく好きな人が出来て、お付き合いしてたの。
でもね、その人がお仕事でアメリカに行くことになっちゃったんだ。
母さんはもう別れなくちゃいけないのかなぁって思ってた。
ほとんど覚悟も決めてたつもりだったの。でも、その人が出発の2週間くらい前に、
結婚しようって言ってくれたの。本当に嬉しくてね。でも、すごく迷った。
海外でしょ?言葉もわかんないし、こっちで仕事だってあるし・・・。
って考えてたら2週間経っちゃって、結局その人ひとりでアメリカに行っちゃった。
すごーく後悔したよ。しばらくは毎晩泣いてた」
「え、その人とそれから会ってないの?」
「ううん。母さん、一生懸命に英語勉強してアメリカに後から追いかけて行ったの」
「おぉ、すげー。ドラマみたい」
「でも、その人もう向こうで彼女ができてた」
「なんだよ。バッドエンドじゃん」
「そうねぇ。アメリカに一緒に住んでたら、もっとお金持ちだったかも」
「じゃあ、父さんとの結婚は不本意ってこと?」
「話は最後まで聞く。その後、その人彼女に振られて、
ショックで仕事も失敗して、なんにもなくなって日本に帰ってきたの。
でも、そんな情けないとこも母さん好きだったから拾ってあげて、今に至ります」
「え!?父さんの話だったのかよ」
「だから、母さんがもっと英語が話せたら、お金持ちだったって話よ」
「はぁ?なんだそりゃ」
「だからアンタに英会話習わせてるんでしょ」
そうだったのか。どうりで指導に熱がこもってると思った。って・・・
「じゃあ、おれの話と関係ないじゃんか」
「だから、無駄なことは考えないで、好きなら好きを押し通したほうがいいってことよ」
「・・・そういう話だったか?」
さっきお金の話って言ってたじゃねーか。
「ためになったでしょ?ほら、早く寝なさい。明日もまた寝坊するわよ」
毎朝のように寝坊してるのはアンタだろうが!!
でも、なんか勇気出たっていうか、気持ちが晴れた。
そうだよな。結局ダメだったらとか考えるほうがどうかしてた。
好きなら関係ない!ぐらいの意気込みがありゃ、どんな壁だって・・・。
って、なんかおれ・・・熱くないか?
今日はここまでです。
前回の美貴はちょっと女の子っぽかったんで、
今回はいつも通りの図太い美貴を登場させてみました。
リアルタイム飛亡キタ━━━イィ━━(゚∀゚)━━イイィ━━━━ !!!!!
母さんは誰イメージすりゃいい?
286 :
名無し募集中。。。:2005/05/28(土) 23:23:18 0
(´・ω・)カワイソス(´・ω・)カワイソス(´・ω・)カワイソス
(´・ω・)カワイソス(´・ω・)カワイソス(´・ω・)カワイソス
ところでこの話に終わりはあるのだろうか
>>284 乙です激しくいいのう
母さんの昔話とか出してくるなんてうめぇなぁ
ネバーエンディングストーリーにも終わりはあるよ>287
なら終わり希望
294 :
名無し募集中。。。:2005/05/28(土) 23:37:29 0
エレカシもカモン
飛亡さん乙です
めちゃめちゃいい所で終わりましたね
凄く続きが気になるぅー
ハァ━━━━━━━━━━┓
┏━━━ ;´Д`━━━━┛
┗━━━━━━━━━━ン!!!
>>284 更新キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
いいなぁいいなぁドキミキするなぁ♪
続き期待してまっせ!
P.S
エレカシ戻って来い!俺はお前の作品好きだったぞ
つまんね
>297
ハァーンするとこがどこにある? w
脳内はぁーん
('A`)
ノヽノヽ =3 ブッ
>>299 くく
>>298 このレスだけじゃなく、上のほうでも待ってくれている人がいるみたいで
どうもありがとうございます。
>>242 の件は確かに少しショックでしたが、うpできないのはそれだけのせいじゃないです。
ちょっといろいろあって…。
また新しいのを書き始めてますが、正直、パターンを変えるのは難しい。
期待しないで待っててくれるとありがたいです。
304 :
名無し募集中。。。:2005/05/29(日) 00:33:02 O
そんな事を言われても
期待してしまうぞ
エレカシキタ━━━(゚∀゚)━━━━!!
>>303 待ってるよ!!
こころないレスに負けないでがんばってくれ
オレはあなたのおかげで美貴好きになったようなもんなんだ
来たら叩くよ
エレカシもオレが守る
錆びつくより燃え尽きたい
310 :
名無し募集中。。。:2005/05/29(日) 01:16:55 0
うんこ
守る
312 :
名無し募集中。。。:2005/05/29(日) 01:50:04 0
ちんこ
俺は美貴に別れを告げてエレカシを守る
守
316 :
名無し募集中。。。:2005/05/29(日) 02:12:56 0
ツマンネ
守る
保全するよ
よ
保
(VvV从
▼ハヽヽ▼
/|\从VvV)<みきみきしたいんでしょ♪
⌒⌒''(U 美 )
▼〜し'~し'
川VvV)つ))
∩
マダ (VvV⇔VvV) マダ
(VvV从
ノヽノヽ =3 ブッ
くく
めっ!
▼ハヽヽ▼
/|\从VvV)<みきみき♪
⌒⌒''(U 美 )
▼〜し'~し'
328 :
名無し募集中。。。:2005/05/29(日) 12:41:54 O
きのう
リーこなかったな
▼ハヽヽ▼
/|\从VvV)<みきみき♪
⌒⌒''(U 美 )
▼〜し'~し'
昨日は飛亡さんとエレカシさんが書いたので
リーは良いかなと思ったのはナイショです
明日の昼には必ず書ける
たぶん書けると思う
書けるんじゃないかな
もうちょっとだけ保全しといて
できる範囲でかまわないから
わかリー
がんばリー
333 :
名無し募集中。。。:2005/05/29(日) 16:25:41 0
友達になりたい
▼ハヽヽ▼
/|\从VvV)<みきみき♪
⌒⌒''(U 美 )
▼〜し'~し'
名無しで書けよな
从VvV)
▼ハヽヽ▼
/|\从VvV)<みきみき♪
⌒⌒''(U 美 )
▼〜し'~し'
VvV
v
AV
VAV
VA
345 :
名無し募集中。。。:2005/05/30(月) 00:09:03 0
age
VA
V
おちるぞ
大丈夫だよ俺が守るから
しまった_| ̄|○
りかみきの方落ちてんじゃん
続きどこに書こう
>>350 俺立てようと思ったけど立てれなかった
誰かが立ててくれるかもしれないからそのときまでたくさん書いといてくれ
>>351 わかった
サンキュ・゚・(ノД`)・゚・
おそっ
从VvV)
从VvV)
>210のつづき
私は夕暮れの道をトボトボ帰る。今日2回目のバイトも大急ぎで済ました。
・・・1日2度の出勤は体にこたえる。帰ったら、アイツにマッサージしてもらおう。
そう思いながらようやく家の前まで帰り着いた時、亜弥が玄関から飛び出してきた。
「あっ!美貴ちゃん!」
「どうしたの?亜弥ちゃん」
「アイツが!」
「アイツ?・・・アイツがどうかしたの?」
「さらわれた」
亜弥(と家の中にいた真希)の話をまとめると、
・アイツは私と分かれた後、真希と亜弥と一緒に家路についていた。
・3人が私達の家の前まで来た所で、謎の3人組が現れ、アイツを連れ去ってしまった。
・その時に謎の3人組は私宛に犯行声明(のようなもの、果たし状?)を置いていった。
・亜弥はケータイで連絡がとれなかった私をちょうど探しに行くところだった。
という事。犯行声明は以下。
―――返して欲しくば、ココまで1人で来い(地図省略) by 寺田―――
寺田は私のバイト(民間の特殊部隊)での天敵だ。
いつだって懲らしめてるのに、最後には逃げられている。
こないだは亜弥を連れ去られた。助けたけど。
・・・今度はアイツなんて。・・・許さない。
私は準備をして、救出に向かった。
これはバイトじゃ無い。
その場所(港の貸し倉庫)についた時にはもう日も沈んでいた。
・・・ここにアイツは捕まってる。
私は「秘密基地」と書かれた入口のドアを勢い良く開けた。
「「「遅い!」」」
広い倉庫内に、アイツをさらったと思われる3人組の声が響き渡る。
おなかを出したチャイナドレスみたいな服装でみんな扇子を持ってる。
向かって右の1人はボイン、左の1人は苦労感のある娘。
あと、真ん中には知ってる顔。
「・・・梨華ちゃん」
「何?美貴ちゃん」
梨華ちゃんは私の同級生で、親友に近い友達のひとり。
最近バイトを見つけたって言ってたけど、これの事?悪の手先?
「ねぇ、梨華ちゃん?」
「ちょっと待って!今は敵同士、ちゃん付けで呼ぶのはヤメテ!」
「・・・それはいいんだけど、アイツ返してくんない?」
「「「ダメー!」」」
隣の2人と合わせてあかんベーをする梨華ちゃんに私は即座にキレた。
右のボインはアゴ下のたぷたぷ攻めで倒し、左の苦労人を当身で気を失わせる。
一瞬の出来事で訳が分かってない様子の梨華ちゃんはチョップで倒した。
「・・・この部屋にはいないよ・・・」
梨華ちゃんは意識を失う前に私にそう教えてくれた。
真っ暗な廊下を忍び足で進む私の頭の中は、アイツの事でいっぱいだった。
・・・無事だろうか?怪我してないだろうか?
・・・アイツは私が助けに来たって知ったらどう思うだろう?
・・・寺田から私の本当のバイトの内容を聞かされたら、アイツはどう感じるだろう?
途中、トラップを幾多もスルーしながら、一番奥の灯の着いた部屋の前まできた。
手鏡で中を覗き込むと、床に座らされ目隠しとヘッドホンをつけられたアイツが見えた。
目立った外傷は無い。・・・寺田は・・・いない様だ。注意しながらアイツの元へと歩き出す。
アイツのヘッドホンからは爆音が私まで漏れ聞こえてる。
周りの音は聞こえていないようだ。気を失っているだけかも。
「よう来たな」
ふいに私の背後から寺田の関西弁が聞こえた。
とっさに裏拳を出すが、バックステップでひゅるりとかわす寺田。
しばし睨み合った後、私は寺田に問いかける。
「何でコイツをさらった?」
「石川に聞いたで、こいつが彼氏なんやってなぁ?」
「梨華ちゃんか・・・」
「お前をおびき出すには絶好のターゲットやからなぁ」
「コイツを返して!」
間合いを詰めながらジリジリと歩みよる私に寺田は続けた。
「こいつがお前の本当の姿知ったら何て言うかなー?」
「クッ・・・(まだ言っては無いのかな?)」
「マジで避けられるかもよ?」
「・・・」
「二度と口聞いてもらえないかもよ?(Bダッシュ)」
私は怖くなった。
攻撃をためらう私を見て、寺田がまた言う。
「こいつにバラさんといてあげようか?」
「えっ?」
「でも条件がひとつだけあんねん」
「何?」
「俺の仲間になれ、石川みたく」
「・・・悪の仲間に?」
「悪ちゃうで」
「悪でしょ!」
「・・・善悪は相対的なもんや、絶対や無い」
「意味わかんない」
「・・・そっか、じゃあしょうがないなあ」
そして、アイツのヘッドホンとアイマスクをとろうとする寺田に、私は動揺してて動けなかった。
止めようにも止められない。この場を離れようにも離れられない。・・・逃げようにも逃げられない。
ヘッドホンに手をかけようとした寺田の背後から何かが急にぶつかった。
上下ピンクの忍者服。・・・さゆだ。
さゆは私のバイト仲間(というか部下)。私、今日は仕事で来たわけじゃ無いのに。
「なんでさゆが?」
「それよりも、さゆが押さえている間に仕留めて下さい!早く!」
さゆに羽交い絞めにされた寺田は、抵抗してるっていうか、密着したさゆのボデーにメロメロのようだ。
私は鼻の下をデロンと伸ばした寺田の人中に鉄拳を喰らわし、部屋の端の壁まで吹き飛ばした。
寺田はすでに気を失っている。いつもより3cm程深くはいったので、
もしかしたらもう二度と目を開けないかもしれない。まあ・・・それでも良い。
私はぐったりした寺田を50cm四方のダンボールにみっちり詰め込み、クール宅急便でデタラメな住所宛に送った。
私はアイツのそばに駆け寄り、『大丈夫?』そう声をかけようとして止めた。
このまま家まで運ぼう。何も知らないほうがコイツにとってもいいはず。私にも。
アイツを心配そうに見つめるさゆに、目で合図した。
2人でアイツを持ち上げようとしたその時、ヘッドホンが外れアイツが気が付いた。
「・・・誰?・・・ここは?」
私はさゆと視線で牽制しあっている。『さゆが喋って!』『藤本さんお願い!』と。
「・・・警察のひと?」
「そうなの」
「・・・その声は・・・さゆ?」
「違うの、さゆじゃないの」
私はアイツの問い掛けをさゆに答えさせた。私が喋るとバレちゃうから。
何でアイツがさゆの声(というかさゆの事)を知っているか疑問にも思ったけど、
それよりも私はさゆに小声でツッコミをいれた。
(サツじゃ無いのバレバレだよ!・・・っていうか、何でさゆがココに?)
(女の感なの)
なんでアイツのピンチにさゆの感が働いたのかは気になったけど、私はさゆに促した。
「さゆはもう帰りなさい。後はひとりで連れて帰るから」
「・・・はい」
さゆは寂しい顔して去って行った。途中、何度も何度も振り返りながら。
さゆのあんな悲しい顔を見たのは初めてだったかもしれない。
私はアイツの目隠しをとらせないまま肩を組み、外へと向かった。無言で。
アイツは拘束されていた時のショックで足取りがおぼつかない。
フラフラするアイツの大きな体を支えながら、外へと出た。
私は頭を下げて、アイツを引っ張る。大変な重労働だ。
今日はコイツはもうダメだから、真希と亜弥にマッサージをしてもらおう。
・・・ちなみに、真希のマッサージは絶品だ。
肩組みをして夜の港を歩く私とアイツ。
海沿いの空気は冷たく、油と潮が2人の汗ばんだ肌に吸い付く。
外の空気を感じ、落ち着いてきたアイツが喋りだす。
「さっきから何で無言なんですか?」
「・・・」
「目隠しは取っていただけないんでしょうか?」
「・・・」
「警察の人ですよね?」
「・・・」
「これから警察署に向かうんですか?それとも俺の家?」
「・・・」
「俺の家に向かっていただけませんか?」
「・・・」
「・・・誘拐された俺がいうのもなんですが、今日は大事な約束があるんです。」
「・・・(約束?)」
「恋人とした大事な約束なんです。」
「・・・」
「・・・・・そうだろ?美貴」
名前を呼ばれて驚いた私は、アイツの顔を見上げた。
いつの間にかアイツの目隠しは取れていた。頭を下げていた私は気付かずにいた。
それよりも、アイツに見られた。アイツにバレた。どうしよう。・・・どうしよう。
【私信】 残りは夜までには何とか
リーさん面白いよ
なんていうか予想と違った
なんかこう独特だ・・・
なんじゃこりゃ
リーマジック!
今までとは違った雰囲気だな
371 :
名無し募集中。。。:2005/05/30(月) 15:22:25 0
前もこんな感じの書いてたよ
ho
ze
374 :
高田:2005/05/30(月) 18:10:33 O
いきなりジャンルが変わった気はする
n
守る
保全
ho
美貴はオレが守れ
オレが犯す
ho
久々ですが、新作うpさせてもらいます。
1
夜十一時過ぎ。
ラフな服装に着替えると、俺は軋む階段を慎重に降りる。
両親は比較的早く寝るから、この時間になるともう一階は真っ暗だ。
両親を起こさないように注意深く廊下を渡ると、俺は玄関の扉を開いた。
後ろ手にドアを閉じて見上げた夜空。
大きく息を吸い込むと、新鮮な空気が頭の中を巡った。
ゆっくりと歩き出しその歩をだんだん速めていく。
いつの間にか俺は、夜の中を全力で走っていた。
『どうしてこんなことしているのか?』
自分でも良くわからない。
べつに健康に気を使っているわけじゃない。
体力を付けたいってわけでもない。
自分でもなぜか分からないが俺はひたすら走っていた。
ただ、夜を駆けていた。
ハァ、ハァ、ハァ。
横っ腹を押さえながらも何とか進めていたその足が、ついに止まった。
俺は歩道の脇に腰掛けて、ゆっくりと呼吸を整える。
俺はシャツで額から滴る汗を拭って、目の前の金網を見上げていた。
ぼんやりと眺めると、張り巡らされた鉄条網がそこだけ切れているのが見えた。
メッキが剥がれ、錆び付いた金網。その向こうにはただ闇が広がっていた。
だんだん呼吸が整って来るのがわかる。
俺は大きく息を吐きながら立ち上がる。腕時計は十二時を少し過ぎたところだ。
ゆっくりとフェンスに近付くと、俺は金網にしがみつき…。一気に乗り越えた。
べつになにか理由があったわけじゃなかった。
2
着地した地面は土の感触がした。
そこは大きなグラウンドだ。何度か使ったことがある。
懐かしく見回す。
小学校の頃。俺がまだ野球少年だった頃。ここでよく試合をした。
小さいながらも観戦席があり、日曜日の試合だったりするとそれなりに観客も入る。
俺は万年補欠だったけど、それでも楽しかった。
風がフェンス沿いの大きな木を揺らした。
俺は準備運動をするように足を回すとまた駆け出した。
ただ走る。それだけだ。
なんの意味もない。それだけだった。
昔もよくここを走った。
俺の周りにはたくさんのチームメイトがいて。
さんさんと輝く太陽の下、そいつらと話しながら。
試合の日になると父さんや母さん、それとあいつがあの観戦席に…。
懐かしむように見上げた俺の足が止まる。
誰かが座っていた。
少したじろぐ。俺と同じ動きをその座っている相手もした。
それも一瞬のこと。すぐに気を取り直し、無関心を決め込んで走り出そうとする俺の足。
しかし動き出さなかった。
その誰かが立ち上がり、俺の名を呼んだから。
その声だけで、俺はその『誰か』が誰なのか特定できた。
ゆっくりとそちらに足を踏み出した。
3
「あんた、なにやってるの?こんな時間に」
俺はグラウンドから観戦席を見上げた。
「おま…、藤本こそなにやってんだよ」
「…ふじもと?」
「女一人で物騒だぞ。なにかあったらどうするんだ」
「……」
「それにお前、制服姿じゃないか。家に帰ってないのか?こんな時間なのに…」
「いいじゃんか、あんたには関係ないでしょ」
叫ぶようにそう言って、藤本は再びコンクリートのベンチに座る。
「……」
「……」
少し気まずい空気が二人を包んだ。
俺はまた走り出そうかどうかを思案していた。
『じゃあな』
そう言って走り出すのは簡単だけど、なんだかそうする気にもならない。
「…毎晩走ってるの?」
変な緊張感がピークに達したとき、ぶっきらぼうな声が聞こえた。
「えっ?…いや、たまにな」
「邪魔しちゃった?」
「いや…、べつに。休憩しようと思ってたとこだ」
「そう…」
「あぁ」
俺はどうしていいか分からず、鼻の頭を掻いていた。
「……こっち来なよ」
「はぁ?」
「いや…。立ち話もなんでしょ。それともなにか用事でもあるの?」
藤本は自分の隣をポンポンと叩く。
「…わかった。ちょっと待ってろ」
俺は脇の観戦席に続く階段のほうへ歩き出した。
4
俺の隣で藤本はそっぽを向いたまま。
俺はなにを言っていいのか分からず、ただ言葉を捜していた。
「久しぶりだな」
ようやく出てきた言葉がそれだった。
「そだね。うん、そうだ。三年ぶりくらい?ちゃんと話すの」
「…楽しいか?学校」
「えっ?……まあまあ、普通だよ」
「藤本は確か西高だったよな」
「うん。あんた北高でしょ?」
藤本はこちらを見た。
「…ミキの中学のときの友達も、北高に行ってるよ」
「へぇ。そっか。西高にも、俺の友達が通ってる」
「知ってるよ。うん」
夜に染み込む、藤本の声。時折、遠くのほうで車の音が聞こえた。
「なんで走ってるの?体力つけるため?」
いきなり藤本が口を開いた。
「…いや。そうじゃない。ただなんとなく。むしゃくしゃしてさ」
「むしゃくしゃして?『青春の衝動』ってやつ?」
藤本はニヤリと笑った。
「手垢のついた言葉だな。なんか野暮ったい」
釣られて俺も笑う。
「藤本はさ、進路…」
「えっ、なに?なんか言った?」
「だから、進路だよ。どうすんだ?」
「…お母さんみたいなこと言わないでよ」
そう言って少し俺を睨む。
「でも、もう高三になった…」
「あんたは?進学するの?」
俺の言葉を遮るように口を開いた。
5
「…あぁ、一応そのつもり。特にしたいこともないしな」
「勉強してるの?」
藤本が覗き見るようにこっちを見た。
「一浪は覚悟しないと」
「そっか」
そう言って、フフッと鼻を鳴らす。
「ミキは…どうしよっかなぁ」
「…まだ決めてないのか?」
ためらいがちにうなずく。
「とりあえず。大学行ったらどうだ?選り好みしなかったら、行けるんじゃないか。わかんないけど」
「うん…。行けなくもないと思うけどさ」
「けど?」
「ううん。…このまま、適当な大学行って、どっかの会社のOLかなんかになって…」
藤本は夜空を見上げながら、つぶやくように話しだした。
「適当に誰かと結婚して、お母さんになって。そんな風に年取って、おばあさんになって死んでいく。なんかそれってさ…」
「……」
「べつに嫌ってわけじゃないの。そういう人生も悪くないのかもしれない。でも…さ」
「うん…」
俺は思わず藤本を見つめていた。
「うん。なんかさ、なんなんだろうね…」
「…『青春の憂鬱』ってやつか」
俺のつぶやきに、藤本は笑みを見せた。
「そうかもね」
「…俺も一緒だ。どうしていいか分からない。なにがしたいのかも。だからむしゃくしゃして…」
「走ってるんだ」
俺は大きくうなずいた。
また、藤本は笑った。
6
「あんたでもそんなことあるんだね」
「あんたでも?」
「あんた昔から、『悩みなんてありません』って感じだったじゃない?ノーテンキって言うか、のんびり屋って言うか…」
「……昔は、だ」
言ってから後悔した。藤本の顔が少し曇りだしたから。
「…わりぃ」
「ううん。いいよ。ミキもちょっと無神経だっし」
俺は顔を上げて藤本を見る。
「こういうの嫌なんでしょ?こういう風に、自分自身を決め付けられるのが」
「…あぁ」
「ミキも…そうだよ」
藤本はうつむいていた。
「高校でもそんなのばっか。友達からは気が強いとか、サバサバしてるとか。生意気だとかも言われる」
「…そっか」
「ホントは、全然そんなつもりないのにさ」
俺は藤本を見つめていた。藤本も俺を見る。
どうしていいか分からず、俺は微笑んで見せた。藤本も微笑んだ。なぜか少しうれしかった。
「あたし、なに言ってるんだろうね…。こんなこと、友達にも話したことないよ」
藤本は俺から目を逸らした。
「…俺は知ってるよ」
「えっ…?」
「お前、ホントは結構繊細なトコあるってこと。でも、昔から強がってばっかだったから…」
「昔は、ね」
「あっ、…わりぃ」
俺はまた無意識に鼻の頭を掻いていた。
「フフッ、いいよ。実際、ミキ、今でも強がってるのかもしれないしね。それに…思い出した」
「思い出した?」
「うん。あんた、ノーテンキなフリしながら、ミキのこと気遣ってくれてたもんね」
藤本はいたずらっぽく笑った。
7
「あんた、小学校の頃ここで試合してたよね」
藤本はまた夜空を見上げていた。
「あぁ。補欠だったけどな」
「うん。…ミキいつもこの席であんた見てた」
「知ってる。覚えてる」
今度は俺のほうを向く。
「よく来るの?」
「??」
「このグランド」
「いいや。あの頃…小学校のころ以来かな。お前は?」
藤本は首を振った。
「ミキも久しぶり。なんとなく散歩してたら、ここに来て座ってた」
「へぇ。俺もなんとなく…。なんとなく来てみたんだ」
「…すっごい偶然だね」
俺わ見つめながらつぶやいた。
「…そうだな」
俺もつぶやくと、藤本からの視線から逃げるようにベンチの上に寝転がった。
冷たいコンクリートの感触がした。
「なんかさ…」
「なんだ?」
藤本は身を乗り出し、俺を覗き込むと
「なんか、特別なもの。感じない?」
早口にそう言って、またベンチに座った。
「…なんだよ。それ」
そういうのが精一杯だった。
8
「だってさ。隣に住んでるのに、三年くらい全然話ししなかった。でも偶然ここで逢って、友達にも言えないようなこと話してる」
俺は寝転びながら、途切れ途切れの藤本の話を聞いていた。
「なんかさ、あんたとミキは繋がってるって感じがする」
「赤い糸で繋がってる。ってか?」
俺は起き上がる。藤本は膝の上に手を置いて、うつむいていた。
「…茶化さないでよ」
「……」
「……」
夜の中、二人の呼吸の音だけが聞こえる。
いつの間にか、ざわめいていた木々も止んでいた。
「そうかもしれないな」
「なに…?」
「俺と美貴は繋がってるのかもしれない」
俺は大きく息を吸い込んだ。美貴は真剣に俺を見ていた。
「だけど、それは赤い糸なんてチープなもんじゃなくて…」
「えっ…?」
「なにかわからないけど。でも、ちゃんとしっかり。俺と美貴は繋がっている。…かもな」
俺は目を逸らした。
「……なに言ってるんだろうな。俺」
「きっとそうだよ。絶対にそう。あんたが言ってること、間違ってない」
俺の横顔に美貴の視線が当たるのを感じた。
「あんた、やっぱり…。あのころのままなのかも」
俺は美貴を見る。
「でも、やっぱり変わった。って言うか、…成長したんだね」
「そっか?」
「うん、そうだよ。ちょっと……カッコよくなったんじゃない?」
「えっ!?」
「なんちゃって」
美貴はニヤニヤしながら俺を見ていた。
9
「…ちょっと、グランド走ってくる」
「えー。なんでよ?むしゃくしゃしてきた?」
「違う。ちょっと。……モヤモヤしてきた」
俺が立ち上がろうとすると
「待って!」
美貴は大声で呼び止めた。その顔には、堪えきれないのか笑みが浮かんでいる。
「あんた気付いてる?」
「?なにが?」
「さっきから、あたしのことミキって呼んでる」
「えっ?…あっ!」
「べつにいいんだけどね。ていうか、そっちの方がいい」
はちきれそうな笑顔がそこにあった。
「じゃあ。行ってくる。……美貴」
笑い声を背に受けて、俺はグランドに降りた。
「ちょっと!ねえ、ちょっと!!」
「ハァ、ハァ。なんだよ!」
観戦席の最前列で、息も絶え絶えで走る俺を美貴が見ていた。
「明日も来る?ここに」
「わかんねぇよ!」
「そっか…」
美貴は寂しそうにうつむいた。
「そんな顔すんなよ!心配しなくても、大丈夫!!繋がってるんだろ?俺たちは!!」
「…うん、そうか。そうだね!!」
美貴の叫び声を聞きながら、俺は走り続ける。
ただ、夜を駆ける。
了
スピッツの『夜を駆ける』です。
乙
何とも言えない距離感が表現されてて
良かった。
えれかしキタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!
うんうんいいよなんかちょっと感じ変わってきて恋愛とかのカテゴリとかもない感じ
やっぱあんたずっと書いていてくれ
とにかくありがとう
たまにはいいね
グッとくる
396 :
名無し募集中。。。:2005/05/30(月) 23:19:42 0
エレカシは今 ドキドキしています
エレかしはオレが守る
エレカシさん乙。
さらっと読めて心に残るものがある。
あんたはほんとにいい作品を書くなぁ。
あんまベタほめするのはよくないのかもしれんが素直にそう思う。
オレが守る
イヤイヤ俺が
401 :
名無し募集中。。。:2005/05/31(火) 00:48:43 0
うんこちんちんまんこ
402 :
高田:2005/05/31(火) 01:15:04 O
話の作りがウマくてうらまやしい
あーエレカシだなぁって思う
良くも悪くもそう思うよ
キテタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(V )━(vV )━(VvV)━久々エレカシ物語!!!!
世界観が良い
エレカシさんだ!!!!
スピッツの夜を駆けるですか〜・・・イイですね
読んでて
「似てない僕らは細い糸で繋がっている
よくある赤いやつじゃなく」
って歌詞が浮かんできました
キタキタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
エレカシキタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!
なんかさぁ、この微妙な距離感の表現の仕方がエレカシなんだよな
エレカシよ、お前はやっぱり根っからの職人だったな
GJ!
保全
>364のつづき
「・・・なんで美貴が?」
「寺田に1人で来いって言われたから・・・」
「さっきの犯人と知り合いか?それにその格好」
「・・・」
堤防に並んで座り、アイツは私に問いかける。
私の黒ずくめのバイト着を見てアイツは不思議そうだ。
私はアイツとは視線を合わせず、海の方を見たまま何も言えない。
「美貴・・・俺に隠してる事があるんじゃ無いか?」
「・・・」
「言え、聞かせてくれ、頼む」
私は、両肩を掴み顔を覗くアイツに全てを話した。
寺田は私の本当のバイト(民間の特殊部隊)で知っていた事。
私がしているバイトはあんたに言ってたコンビニの店員じゃ無い事。
部活も本当はしてなくて、合宿とか遠征とか言って何日もいなくなってたのは、任務だった事。
任務(救出、工作、エトセトラ)の特殊・危険性。
あと、あんたにナイショにしててゴメンって事。
アイツはショックを受けている様だったけど、すぐにいつもの顔(冷静な時のね)に戻った。
「・・・そうか、俺は美貴の一番に近くにいたのに、何もわかって無かったんだな」
「ゴメン」
「謝んなくていいよ」
「・・・」
アイツがやさしい言葉をかけてくれているにも関わらず、私はまた海の方を向き黙ってしまう。
既に夜10時。潮の香りは強烈に匂う港、しょっぱい。
・・・いや、これは美貴の涙の味か・・・私はいつの間にか泣いていた。
涙を流す私の肩を抱き、ギュッと抱きしめるアイツ。
港の闇の中で私とアイツを暗い外灯が照らしている。
今にも消えてしまいそうな外灯の揺らめきも、今の私には見えない、感じない。
声を立てず泣く私に、アイツはずっとそうしてくれていた。
しばらくして私が落ちついて、アイツの顔を見上げた時、アイツが話しだした。
「きっかけは?」
「・・・フジテレビ」
「ん?」
「なんでもない」
「なんでこんな危ないバイトを?」
「・・・強くならなきゃって思ったの」
「強く?」
「そう、強く」
私はアイツの腕の中から離れ、海の方を見ながら顔をあげて話し出す。
「私、妹が出来たじゃない?真希ちゃんと亜弥ちゃん。
2人とも、初めは気分的にまいってたから、私が引っ張っていかなきゃって思ったの。
それには美貴が強くなんなきゃって。それで、このバイトを選んだってわけ。
・・・それにあんたも美貴が守ってやんないとなんないしね。」
アイツは少し悩んだ後、私を強く抱きしめて言った。
「よし、決めた!俺は美貴を守るために強くなる!」
「俺は、美貴を、守る!」
「えっ?ちょっと待って!美貴が守るんだって!」
「いやっ!俺が守る」
「美貴が!」
「俺が!」
「じゃあ、さゆが」
不意にさゆの声が聞こえた気がして、周りを見渡すも姿は見えない。
「・・・じゃあさ、美貴がアンタを守って、アンタが美貴を守れば良くね?」
「美貴、お前マジ頭いいな」
すっかり元気になったアイツの笑顔を見て、私は力が抜けそのまま倒れ込む。
「どうした?美貴?」
「・・・ちかりた」
「疲れたのか?」
「・・・うん、今日3回出動したから」
「バカ美貴!自己管理しろ!」
「・・・バカ言うな!・・・でも反論できない・・・抵抗もできない・・・Zzz...」
私はあまりの疲労と緊張の緩みと安心で、そのままアイツの腕の中で眠りかけた。
「これからどうなるんだろ?私達」
「なるようになるさ」
「・・・かな?」
「レイビ」
そう言ってアイツはビートルズの『Let it be』を口ずさみながら、私をオンブして家まで運んでくれた。
なんとかなるよね、私達だったら。
これからも、ずっと先も。
・・・レイビ。
【エンドロール】
最終話「ビートルズが教えてくれた」終了です
これにて4/26から続けていたシリーズ『レイビ』は完
感想をくれた皆々様々ありがとう
リーは普通の名無しに戻ります
おやすみなさい
エレカシさん・・・最高です!!
なんかドキドキするし、どんどんミキティを好きになる
この雰囲気を出せるのはエレカシさんだなぁ〜って思う
あ〜自分もこ〜ゆ〜の書ければな〜
って、ことでまた是非お願いします
更新乙!
面白かったけどなんか妙な違和感を感じるぜw
また書いてねー
じゃおやすみきてぃ
リーやめんのか?
せっかく上手くなってきてたのになぁ またどっかで書いてくれよ
リイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みなさん乙です。
おはリーまた書いておくれよリー
418 :
高田:2005/05/31(火) 05:56:37 O
ショートってだけじゃないの?やめるのと終わらすのは違う予感
色々謎も残ったけどさ
ho
ze
n
ノハヽヽ
(VvV从
UU )
/ ̄ ̄ U  ̄\
| ・*U |ヽ
| |ι |
U||  ̄ ̄ ||
 ̄  ̄
ho
424 :
名無し募集中。。。:2005/05/31(火) 13:18:33 0
ze
n
ぽ
さりげなく保全
なんとなく保全
ho
華麗に保全
ほろ酔い保全
食後の保全
腹ごなしの保全
豆に保全
今夜に期待保全
保全
保
438 :
名無し募集中。。。:2005/05/31(火) 22:21:52 0
ほ
ほ
|
た
る
こ
い
441 :
高田:2005/05/31(火) 23:01:37 O
にーちゃーん
こ
ま
い
Д`
保全
川VvV)<みんな最近冷たいぞ・・・美貴の事嫌いになっちゃった?
大好きだよ
川VvV)<美貴もアンタの事好きだぞ
照れるなぁ
やっぱり美貴は俺が守るしかないみたいだな
美貴は俺が守る
新人作家さんも大募集
オレが犯す
阻止だ
レアル・ソシエダード
美貴はオレがまりも
オレマリオ
ho
ze
( ´ Д `)<んぁ?
Д `)\(VvV从 )))))
ンァー ミキのスレだから
ほ
ん
こ
ん
け
い
さ
470 :
名無し募集中。。。:2005/06/01(水) 20:16:00 0
)\(VvV从 )))))
ミキのスレだから
ジャッキーはオレが守る
472 :
名無し募集中。。。:2005/06/01(水) 21:09:39 0
从*V-V) =3 プー < アタシは?
ho
475 :
名無し募集中。。。:2005/06/01(水) 22:14:33 0
ほ
つまりストーカー
(´・ω・`)
嫌だ美貴コワーイ
俺が24時間美貴の側にいて美貴を守ってあげるから安心しな
480 :
名無し募集中。。。:2005/06/01(水) 22:54:34 0
保全しまくり
(´・ω・`)
ピクッ (`・ω・`)
(`・ω・´) ピクッ
(`☆ω☆´) シャキーン!
(`・ω・´) ありがとう君たち
君じゃないよ
川VvV)<保全1714
ノノ_,ハ,_ヽ
川VvV)
| つ⊂) )) サッ
何を隠した?
わざわざ隠さなくても、最初から目立ってないから大丈夫
487 :
名無し募集中。。。:2005/06/02(木) 01:00:01 0
ほ
488 :
名無し募集中。。。:2005/06/02(木) 01:06:09 0
ぜ
ん
490 :
名無し募集中。。。:2005/06/02(木) 02:27:58 0
幼なじみが好きで何が悪いんだよ!
ノノ_,ハ,_ヽ
川VvV)<誰も悪いとか言って無いじゃん
保
田
圭
イラネ
ほ
おはよう奥さん
川VvV)<みのりかわのりお?
499 :
497:2005/06/02(木) 08:19:13 0
ho
te
初恋のキスのように無我夢中
川VvV) < こんにちわんこそば!
川VvV) <unco!
从 ´ ヮ`) <貧乳。
ノノ_,ハ,_ヽ 静かにしろ
川VvV)
⊂ と) /
ヽ二⊃ ―
//彡 \
_,,..-―'"⌒"~ ̄"~⌒゙゙"'''ョ
゙~,,,....-=-‐√"゙゙T"~ ̄Y"゙=ミ
T | l,_,,/\ ,,/l |
,.-r '"l\,,j / |/ L,,,/ \ヒンニュー…/
,,/|,/\,/ _,|\_,i_,,,/ / ∩∩
ho
ta
テ
ma
ヌ
保全しよう
「―――花火」
「び?ビスマルク」
「クマー」
「ま?マジックマッシュルーム」
「紫式部」
「ぶ?・・・ブーケ」
「・・・け、結婚しよう」
「・う・・うん・・・・・こしてぇ」
「えー!?」
だめだこりゃ
こういう小ネタがどんどん出てくれば盛り上がるよな
乙です
ho
ドキドキ
ほ
ぽ
捕獲
保守点検
保全
ぽ
523 :
名無し募集中。。。:2005/06/03(金) 00:00:34 O
おちるよ
保
526 :
名無し募集中。。。:2005/06/03(金) 00:56:33 0
保全
サービス
残業
・・・・・・
po
532 :
名無し募集中。。。:2005/06/03(金) 03:12:02 0
533 :
名無し募集中。。。:2005/06/03(金) 03:12:14 0
534 :
名無し募集中。。。:2005/06/03(金) 03:12:26 0
535 :
名無し募集中。。。:2005/06/03(金) 03:12:38 0
536 :
名無し募集中。。。:2005/06/03(金) 03:12:49 0
537 :
名無し募集中。。。:2005/06/03(金) 03:56:45 0
保全
539 :
名無し募集中。。。:2005/06/03(金) 05:05:45 0 BE:3619384-###
こんな子がいたら・・・
ぽ
ぴ
ゅ
542 :
名無し募集中。。。:2005/06/03(金) 09:22:20 0
ぴ
ゅ
保全
すんごくね大好きよ〜好きよ
川VvV) < みんな元気?
最愛の飼い猫が死んだ
さすがに今日は元気ない
ヨシヨシ 川VvV)ノ( >546 )
ノ_,ハ,_ヽヽ
(VvV川ゝ )) フォァチャー
く/ /
(( ノ ̄ゝ )) サッサッ
549 :
名無し募集中。。。:2005/06/03(金) 12:19:25 0
550 :
名無し募集中。。。:2005/06/03(金) 12:20:57 O
高体連なのにうちの学校応援行かんで授業やってるんやで。。。
ミキティ慰めて
(VvV从
ノヽノヽ =3 ブッ
くく
エッチな〜は個人的にあんまり好きじゃないからここしか読んでない
私ここ読んでないけど1日に5,6回は保全してるけどね
保神がいるな
>>546 一ヶ月前に俺ん家の猫も死んじゃった
あのときはマジで凹んだわ
悲しいときは好きなだけ泣けばいいよ
556 :
名無し募集中。。。:2005/06/03(金) 14:25:48 O
保全しよう
557 :
44837:2005/06/03(金) 14:38:48 0
558 :
44837:2005/06/03(金) 15:09:04 0
1530で圧縮来たけど
とりあえずミキティ独占
永遠の恋人
帰って来い
VvV) <先着1名様にあげる
つ♥と
イラネ
VvV) <1時間レスが無いので繰り越し
つ♥と
もらっとく
♥⊂
保
568 :
名無し募集中。。。:2005/06/03(金) 20:19:57 0
569 :
名無し募集中。。。:2005/06/03(金) 20:20:14 0
川  ̄ー ̄) <暇。
川  ̄ー ̄) <蝦。 ニヤリ
ただ今保全
575 :
名無し募集中。。。:2005/06/03(金) 22:42:20 0
577 :
名無し募集中。。。:2005/06/03(金) 23:19:09 0
578 :
名無し募集中。。。:2005/06/03(金) 23:32:49 0
ぽ
ぜ
む
ーー美貴ーー
待ちくたびれた〜
584 :
高田:2005/06/04(土) 03:28:06 O
>>566 ノブヒコです…
続きが気になって眠れなかとです
586 :
高田:2005/06/04(土) 03:45:41 O
>>585 かなりベタなストーリーだけど
「あのね、実はね、今日さすっごいおもしろい事があって…あ、やっぱいいや」
みたいな状態なので。
ハイクオリティを求めたらダメ。やっぱ深夜だからこそ見れるテンションかと
それがVIPク(ry
>>586 なーる
このスレに慣れてる俺には取っ付きにくそうだ
情報dクス
寝る保
ほ
高田なんか書いて
591 :
高田:2005/06/04(土) 08:51:58 O
そんな簡単にアイディア出ないから
お抱え職人が3人もいるんだし
そんな高田が好きだ
新垣本当に綺麗になったな
595 :
名無し募集中。。。:2005/06/04(土) 10:07:49 0
>>594 新垣なんかより、美貴様の黒い生パンの方が断然イイ!!
つーかミキティが可愛いパンティはいてたらちょっとひく
597 :
595:2005/06/04(土) 10:09:02 0
sageるの忘れてた。失礼!!
むしろ萌える
599 :
高田:2005/06/04(土) 10:17:32 O
藤本が毛糸のパンツとかはいてたらギャップに萌えるよな〜
生パンなわけry
あれは布だよ派
あれはミルコから奪った勝負パンツだよ派
スパッツって知ってる?
607 :
高田:2005/06/04(土) 10:28:05 O
おまいら朝から元気やな〜
>>605 そのネタわかるやつ俺くらいだぞ
>>606 もちろん知ってるよ。でも普通はあんなトコで穿く訳ねーだろ!!
生パンがあれだけ映って放送されるわけry
610 :
608:2005/06/04(土) 10:32:06 0
>>606 大体あんな短いスパッツある訳ねーだろw
あれは100%生パンだよ!!
黒は女を綺麗に魅せるってパン屋のお姉さんが言ってた
おまえら朝から・・・
613 :
608:2005/06/04(土) 10:36:36 0
>>609 ハロモニは生放送ではないから、ミキティも放送する時カットされる
と思って、平気で生パン見せてたんじゃないのか?
まさかテレビに映っているとは思ってなかっただろうな・・・。
>>610 生パンが直に映る蓋然性がありながら収録するわけないだろう
だからあれは映って差し支えない物なんだべ
まぁ、生パンと思うならそれはそれでいいんでない?個人的には最高だろうから
ということでもウザイだろうからやめるね
パン屋のお姉さんうp
616 :
高田:2005/06/04(土) 10:38:10 O
(´―`).oO(
>>611とパン屋のお姉さんがどんな関係なのか気になる)
蓋然性←読んで
619 :
610:2005/06/04(土) 10:42:47 0
>>614 俺は意見をぶつけ合うのが好きだから、お前の書き込みは全然不快に
思わないよ。けど、あんな短いスパッツなんて普通はないだろ?
ハーパンにしては短すぎるし、あれは生パンでしょ?
>>619 スパッツでなかったとしても収録時に
スカートに直パンていうのは事務所的にもないだろとオレはおもうだけ
それにミキティが変態INGwでも生パンで自らカメラの前であんなに
スカートめくるわけないとおもうわけ
だから(嫌味でないからね)おまいは生パンと思って萌えていたら最高だしうらやますぃよ
それはそれでいいじゃない
_ , ‐ ' ゙ ゙̄ヽ,
, '゙ ) \\ ,
,ノ!,' @ \ / \ _,.イ __
,,.. --─- ノ゙!,/ ,' / .\ ─┼─ .|
 ゙̄'i; ノ゙!,!゙ ゙i, ノ \ \ / \ノ __| オォ ン
゙'゙ ,!V ,゙゙ :, \ \
!!.,i ノ゙, .'., \ `゙''‐、 \ | ./ ./
! !_!_ ,'゙ i.,_ ゙, \ `゙''‐、 \ | / /
! .!_! ,゙ ゜ ゙!i, ──−‐‐‐ ::::: ←
>>593-620 i..i'i ,゙ ノノノノハヽ / / | \ クロパーン
゙.. ', ! 从从从V) / / | \
'!,', ! __/.)wxvム / / |∴・ \
' , ',, ´つ/ ,.イ /i / .∵|:・∴・ \
\ ' .,人ミノ_,_ムロく]/ノ / ∴・|∵' ・∵
\「`〜⌒ _,_ノソ\ \_
"ヽて⌒´∠ノ▼ゝ、_ `⌒i
このエロどもが!!
623 :
高田:2005/06/04(土) 11:57:13 O
ブルマにしちゃ薄手なよかん。
>>620 そーゆー気遣いができないのが藤本クオリティ
なかったらつくればいいじゃない
626 :
高田:2005/06/04(土) 12:22:40 O
>>624 ズリあがりすぎたから直したって可能性は無視かい?
>>626 俺今までずっと童貞だから女の事良くワカンネ
詳しく説明してもらえる?
前述のように、俺は意見をぶつけ合うのが好きだから、
全然かまわないよ。
朝から熱いなお前ら
俺なんて朝からずっと彼女とオマンコしてたよ
俺が猿みたいに腰振ってる間
お前らはずっとアイドルのハミパンについて議論してたのか
>>628 なんで彼女いるヤシがここに来てるんだよw
妄想乙!!
>>629 彼女いたら来ちゃいけないのかよwww
いっとくが俺はミキティ1推し彼女2推しだぜ?
彼女できる前はえりりんが2推しだったがな
ただミキティを超えることはできなかったな別格だよミキティは
うはwww俺最低の彼氏だなwww
その想像力を小説に向けてくれ よろ
ちょwwwおまwww想像とかwww違うからwww
別に彼氏彼女持ちのモーヲタなんていくらでもいるでしょwww
妻子持ちヲタとかもいるくらいだしwwwまぁ最低だがなwww
V) <人間失格。
>>632 今俺らはミキティが生パンか、否かで盛り上がってるんだ。
お前の妄想など聞きたくないんだよw
>>634 >今俺らはミキティが生パンか、否かで盛り上がってるんだ。
俺らって俺は仲間外れかよwww
俺だってミキティが生パンか否か気になるよwww
別にお前らを蔑視してるとかそんな気はサラサラないから
誤解を招く言い方をしたことは謝るけど
あと妄想じゃないからwwwww
おまえらスレ伸ばしすぎwwwwww
VIPPERは山へ帰れ
>>635 別に誤らなくてもいいよ。
とりあえず、
>>593の画像を拡大してみてよ。
これは、生パンだよね?
ひとまずwはやめとけ
それがパンだったらもっと上にあるはずなんだ
>>638 マジレスしていいのかどうかワカンネけど
>>593の画像は9割方スパッツだろうね
いくら人目を気にしないミキティでも
パンティなら流石にもうちょっと隠しながら上げるだろうし
それに長さ的にパンティとは考え辛い
残りの1割だとしたら考えられる点は二つ
一つはパンティがあそこまで下がってきてミキティが上げている
二つ目は最近女の子の間で流行のボクサータイプのパンツを穿いている
この二つの可能性が残っているね
マジレススマソ
>>639 おk
メンズのボクサーブリーフじゃない?
>642
いきなり紳士キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
>>残りの1割だとしたら考えられる点は二つ
一つはパンティがあそこまで下がってきてミキティが上げている
それに間違いない。
じゃそういう事で笑点お開き
>>642 お前が彼女いるって事が良く分かったぞ。
さっきは悪かったな、疑ったりして。
ちなみに俺は、29年間童貞なんだよ。
レスしてくれて、ありがとう!!
どうやら小説を書き込み難い
ふいんき(←なぜか変換できない)ですね
>>644,647
なんかwやめた途端にフレンドリーだな皆さん
>ちなみに俺は、29年間童貞なんだよ。
>レスしてくれて、ありがとう!!
いやいやこちらこそカミングアウトしてくれてありがとう
俺も喪失は遅かったからガンガレ!!
>>648 作者さんですかこれはこれはスレ汚しすいませんでした
どうぞ気兼ねなく更新して下さいお願いします
650 :
647:2005/06/04(土) 13:17:43 0
>>649 サンクス!!30までには喪失したいよ。
それと、この画像で美貴ニーしてもいいかな?
>>650 >それと、この画像で美貴ニーしてもいいかな?
(*^ー゚)b
w好きなやつなんて狼にはいないから
( ‘д‘)人(´D` ) 何か言った?
654 :
高田:2005/06/04(土) 13:33:35 O
てかお前らは見せパンでもいいんじゃねーの?
うちの親父はいつも家では見せパンだよ
そりゃパン見せだ
スカートの下から見えれば何でもいいんだ
たとえそれがティンコであってもか?
660 :
高田:2005/06/04(土) 13:47:22 O
ワカメちゃんと言えばわかるだろうか
やけに伸びてると思ったらくだらん討論してたんだな
スパッツでFA
つーか今頃になってこんな古いネタ出すなよw
見えた事なんて当時から分かってた事だろ
663 :
655:2005/06/04(土) 13:58:27 0
まだいたのかw
665 :
655:2005/06/04(土) 14:05:34 0
>>662 普通スパッツだったら、五分丈か三分丈位だろうが、
こんなスパッツ見たことないぞ!!
667 :
655:2005/06/04(土) 14:21:04 0
>>666 こんなエロいスパッツがあるのか!!
スパッツでオナニーするのって異常なのか?
ミキティに知られたら、「バカじゃねーの!?」って言われそうだな。
ミキティにキモイって言われた > (T▽T )
670 :
高田:2005/06/04(土) 14:43:59 O
てかよ
>>655は自分で調べ尽くして文句言ってたんだろうな?
あとスパッツはいた事あるか?短めのなら動くとズリ上がる事もあるぞ
中田みたいにはならんが
恥ずかしながら帰って参りました、
リー ◆kpQqjdIlFcです。(
>>648もよ)
10レスくらいの書いたんだけど、また夜来た方が良い?
黒パン話で忙しいっしょ?
是非更新希望っす
673 :
高田:2005/06/04(土) 15:15:48 O
ヨタ話はキニスンナ
おれ的には飛亡続きキボン
梅雨前の土曜日。やや風はあるけど、気持ちのいい晴れの午後。
俺の家の隣の、美貴の家の庭には小さな林がある。
そこにはハンモックが掛けてあって、俺の丁度良い昼寝場所となっている。
今日もまた、そこで昼寝していた所、棒で突っ突かれた。
「痛!誰?」
「・・・誰じゃ無いでしょ!いっつも他人ん家の庭で寝て!」
「他人の家って、境界なんて無い様なもんじゃん」
「(プスッ!)」
「痛!刺すな!竹ボウキで刺すな!」
「ちょっと!神社行くよ!神社!」
俺と美貴は近所の神社の掃除に来た。
俺達が住んでる地区では交替で神社の管理をする様になってる。
今年は美貴の家が当番なんで、月1とかで掃除とか賽銭箱の集金とかをしている。
美貴の家の中でも神社管理当番があるらしく、今月は美貴らしい。
「はい、そこ!仕事する!」
「なんで俺も・・・」
俺はヒマなんだけど美貴は何かと忙しく、一緒に過ごせる時間があまり無い。
一緒にいなきゃいけないって事も無いんだけど、
俺は竹ボウキで落ち葉を掃く。美貴は神社建物のクモの巣を熊手で取り払う。
「久しぶりに来ると、ここも気持ちイ〜ネ!」
作業を終えて2人、地面に座りペットボトル入りのお茶を飲む。
神社は木々の生い茂った山(ともいえない丘)の高台、長い階段を昇った先にある。
境内は日中でも薄暗く、木の根で凸凹の地面はコケで覆われ、踏み心地は高級じゅうたんの様にフカフカだ。
ザワザワと鎮守の森を抜けてくるひんやりとした風には、凛とした気持ち良さがある。
「何ボーっとしてんの?」
「・・・あれ見てみ」
「ん?」
俺達が見上げた先には、クスの大木があった。
神社の後から伸びるクスの大木は60m程ある樹高と樹幅でこの神社の御神体となっている。
遠くからでも分かるこの巨木は、この町のシンボル、住民の心のふるさと的存在なのだ。
しばらくぼんやりと眺めていると、美貴が声を挙げた。
「あっ!」
「どうした?美貴」
「・・・何か・・・思い出しそう」
「何かって?」
「ここで・・・遊んでた時の事」
俺も、思い出してみた。
この神社は俺と美貴の家の近くにあって、子供の頃はよく遊びに来ていた。
でも、何をしていたのか、・・・思い出せない。何でだろう?
他にも小さい頃の記憶が所々飛んでいる様な気がしてた。
俺は、ただ忘れただけと思ってた。
「美貴、大丈夫か?」
クスの木の上の方を眺めてボーっとしている美貴に俺は問いかける。
すると、美貴は立ち上がり、神社の裏、クスの木の根元の方に走り出した。
慌てて追いかける俺。投げ出されたままの竹ボウキと熊手。
「どうした?美貴!」
「思い出したの!」
神社の裏に回り、クスの木の根元にたどり着く美貴と俺。
30m程はあろうかと思われるクスの木の幹からは、それだけで大木の様な根が四方八方に伸び
ている。
その内ひとつの大きな根を昇りはじめる美貴。訳がわからず着いて行く俺。
「あった」
美貴が覗き込んだ先を俺も除くと、入り組んだ根の窪みに空洞があった。
空洞はほぼ真下に延びており、ずいぶん深そうで奥までは全然見えない。
「このトンネル、思い出さない?」
「トンネル?」
俺は記憶の糸を辿り、紡いだ。
「そういえばその昔、木のトンネルをコロリンコロリン転げた気がする」
「でしょ?」
「その先には・・・・・何があったっけ?」
「それがまだ思い出せないのよね〜」
そう言って立ち上がった美貴は、空洞を覗いていた俺のケツを蹴飛ばした。
「ゲシッ!」
「おわっ!ちょっ!まてっ!うわ〜!(ゴロゴロ)」
「すぐ美貴も行くから」
トンネルをゴロゴロ転げる俺は、小悪魔の様な美貴の声を聞いた。
時間にして30秒程は転げただろうか。実質10秒くらいかもしれないが、俺にはそ〜と〜長く感じた。
パッと視界が開けたかと思うと、俺はコケのじゅうたんの上に投げ出された。
前転を繰り返していたので目が回り、落ち着くのにしばらくかかった。
・・・ここは何処だ?
そう思い始めた所、背後の俺が出て来たトンネルからゴロゴロゆう音と、美貴の叫び声が聞こえてきた。
「イィィヤッホゥゥゥ!(ドシッ)───着地成功!」
「・・・成功して無ぇ・・・」
トンネルから出て来た美貴は俺の上にシリモチをついて止まった。
北海道育ちのデカイ尻に押しつぶされる俺は思った─尻に敷かれるとはこの事か─と。
「ここって」
尻の下に仰向けの俺を敷いたまま辺りを見回す美貴の視界は、一面黄緑色の光で満ちていた。
俺も美貴を上に乗せたまま上を見上げる。
コケや寄生樹の幼生に覆われた樹皮(の様なもの)が360度覆っている。
上が吹き抜けになっていて、青空と木の葉のざわめきが見えた。
そこがクスの木の中である事に気付いた頃、美貴も同じ様に感じたらしく、視線が合った。
そこは外に比べてなぜか暖かく、コケと数種類の花の香りと柔らかい光と小鳥のさえずり声に満ちていた。
尻に敷いた俺を、伏目で見る美貴の表情は普段よりも美しく、荘厳に見えた。
しばらく目を合わせた後、美貴は体をかがめ、顔を俺に近寄せる。
美貴の唇の開く音が、俺の耳を、胸を刺激する。
「思いだした?」
「・・・な、何を?」
「小さい頃の事」
「・・・・・あっ!」
俺は完全に思い出した、小さい頃の事。所々飛んでいた記憶の断片。
俺が思い出したのを感じて、美貴は笑顔で俺の体を起こす。
美貴も全部思い出したみたいだ。
「何で忘れてたんだろう?」
「・・・あんたも美貴も、もう子供じゃ無くなっちゃんだね、多分」
俺と美貴が小さい頃の出来事。忘れていた記憶の断片。
それを確かめ合う様に、俺と美貴は黄緑色の光射す箱庭で喋り始める。
「そーそー!始めは美貴が会ったんだよね」
「俺はそん時は本当は信じて無かったんだよ、実は」
「あんたは雨のバス停で初めて会ったんだよね」
「そうそう!あん時はマジビックリしたよ」
「笛の練習したり」
「そうそう、ホーホーってのな!」
「迷子になった美貴を助けてもらったりもしたな」
「・・・そうだったね、あの時は美貴もバカだったよ」
思い出した記憶は俺も美貴も同じ内容だった。
「あっ!まだココにいるんじゃ無いの?」
そう言って辺りを探す美貴と俺。
大きな窪みには、大きな葉っぱが敷いてあるが、姿が見えない。
並べて置かれた壺の中にもいない。
トンネルの中にも、コケの下にも、草の陰にも、いない。
散々探して、いないと分かった俺達は、顔を合わせてため息を吐いた。
「もういないのかな、・・・もう美貴達には見えなくなっちゃたのかな・・・」
「・・・そう、かもな」
悲しい顔をして泣きそうになってる美貴を、俺は抱きしめた。
美貴の肩が震え出した。顔を俺の胸に押し付ける。
暖かい水が俺のシャツを濡らした。
「・・・」
「泣くなよ」
「だって・・・」
「泣くなって。・・・美貴のかわいい顔が台無しだろ?」
いつからだろう、美貴が泣き虫で無くなったのは。
そう、今思えばココで遊ばなくなってから、あの生き物と遊ばなくなってからだった。
美貴の泣き癖を直してくれたんだな、アイツらは。
今、美貴が泣いているのはココに戻ってきたからだろう。
泣きたいだけ泣かせてやろう。小さい頃の思い出にさよならをする為に。
コツン!
「あ痛!」
「・・・グスン、何?どうかした?」
「何か頭に当たった」
「何が?」
俺は美貴を抱きしめたまま上を見上げる。
・・・何も無い。あるのは木々のざわめきと間から覗く青空だけ。
コツン!
「あ痛!また?」
「何だ?キャッチ!」
俺の頭を跳ねたモノを美貴が両手で掴む。
ゆっくりと結んだ手を開く美貴。覗き込む俺と美貴は同時に叫んだ。
「「ドングリ!」」
俺と美貴はまた上を見上げる。
でも、どんなに目を凝らして見ても何も見えない。
そうしている間にもドングリは落ちてくるのに。
「いるの?いるんなら出てきて姿を見せて!」
美貴が叫ぶ。
それでも、見えるのは瞬く黄緑色の光だけ。聴こえるのは風のざわめきだけ。
まだまだどこかからドングリや木の実が落ちてくる。どんどんと、積もる。
俺と美貴の身動きが取れなくなるくらいまで、どんどんと。
気が付くと、神社の境内に2人寝転がっていた。
俺は美貴を起こすと、周りを見渡した。
「何で境内に?」
「あっ!」
目の覚めた美貴が叫んだ。
俺が振り向くと、コケのじゅうたんの上にちょこりんと座った美貴の両手の中に、緑色の包みがあった。
それは笹の葉で出来た見た事のある形。
「お土産だろう」
「そーね」
俺と美貴はなんとなく理解した。
それを確かめ合う様に視線を合わせ、次にクスの木を見る俺達。
美貴のばあちゃんの言葉を思い出す。
───ばあちゃんも子供の頃は見えたけど、あんたらも見えたんけぇ?───
俺は美貴を左手で引き起こし、右手で熊手と竹ボウキを持つ。
美貴は左手に笹の包みをぶら下げて、俺の左手に右手を絡める。
「帰ろっか?」
「・・・そうだな」
いつの間にか風の止んでいた鎮守の森を2人並んで歩く。
来た時よりも近くにいれた、俺達。小さい頃もこんな感じだった。
俺と美貴は来た時よりも子供の頃の間隔に戻れた。
家へと向かう田舎道。俺と美貴。
「このお土産、また庭にまこうよ!」
「そだね、またすぐに芽が出るよ」
「また家のあの林みたくなるかな?」
「なるよ、きっと。また10年後だ」
「・・・10年後、何してるかな?」
「美貴はOLでお局様かな?たぶん」
「なんでよ!」
「なんで怒るんだよ?」
「だ・・・誰かの、お・・・お嫁さんになってるかも知れないでしょ。」
「誰の?」
「誰のって・・・あ・・・あ」
「俺は結婚して無いかもな」
「(んたの)って、えっ?」
「美貴が余ってたらもらってやるよ」
「・・・バカ」
手を絡めて歩く俺達の横をつむじ風が通り抜けた。
美貴と一瞬目を合わせ、そして、つむじ風の行く先を見た。
木が除け、電線が揺れ、犬が吠えた。
俺達は風の中に猫の鳴き声を聴いた。
【忘却の彼方にある存在 終了】
684 :
名無し募集中。。。:2005/06/04(土) 15:44:52 0 BE:234878786-
リー待ってました
雰囲気よさげ
乙りー
トトロをおもいだしたのれす
乙〜
おかえリー
川VvV)
どーもどーも保全
690 :
名無し募集中。。。:2005/06/04(土) 21:03:54 0
おかえリー
692 :
高田:2005/06/04(土) 21:17:56 O
フォ
ho
jh
nm
保全
699 :
名無し募集中。。。:2005/06/05(日) 00:39:48 0
700 :
名無し募集中。。。:2005/06/05(日) 00:40:01 0
701 :
名無し募集中。。。:2005/06/05(日) 00:40:09 0
「遊園地行きたいな〜」
窓を閉め切った部屋の中は糞あっつい。
外は梅雨の嫌な雨がしとしと降っていて、湿度の高い空気が肌に絡みつくだけだ。
結果、ドアだけ開けて俺は使い慣れた座椅子に。美貴はテーブルの向かい側で壁にもたれかかって
何となく、通り雨が過ぎるのを待ってる雨宿りみたいなだった。
「遊園地ねぇ」
「あんま乗り気じゃない?」
「こんな天気じゃどこ行ってもつまんなそうだろ?」
今年の夏の人気スポット!! なんて題名の特集記事は、胡散臭い外人が書いたようなノリのいい記事と、
合成だろ? 疑いたくなるような青い空の紹介写真。
ハーパンにちょっと奮発したカラフルなTシャツでどうぞって感じだ。
「俺、今月は買いたいCDとかあっから」
「○○、意味わかんない」
「気にすんな、オシャレな編集者に文句言ってやっただけ」
美貴はつまらなそうに黒い雲を見上げては、俺の顔と見比べる。
「なんだかさー、雨ばっか降ってたら○○の顔まで梅雨になっちゃったみたい」
すっかりロングに伸びきった髪が、頬杖をついていたせいでピッタリ張り付いていた。
払う仕草が意外に好き。
気付いた美貴が何だよ?って顔でこっちを覗き込んだ。
「意味わかんない」
「今なんか凝視してなかった? 怖いんだけどっ」
「してないしてない、美貴を凝視なんて喧嘩売ってるのと勘違いされそうだ」
「はぁ?」
口調とは裏腹に何となく納得してくれた模様。
おいおい…納得すんなよ。また少し汗が滲んできた。
流れ変えよ。
「遊園地っても、こんな天気じゃあれだしなんか服とか買いに行くのもめんどいんだよな」
「じゃあ、美貴が買いに行くの付き合ってよ」
「いやいや、あなた荷物持ち欲しいだけでしょ」
「美貴、意外に晴れ女だから買い物の日は多分晴れるよ」
「そんなら遊園地の日も晴れようぜ」
こんなやり取りが意外に続いてしまったりするのが何とも、微妙なところだ。
全く何時ものペース。
コンビニで買った500の紙パックが空になる頃には、何となく来週の予定が決まってしまう。
「そろそろお風呂だから帰る」
そういって美貴が帰っていったのは9時を過ぎた頃だったか…俺も風呂はいろうかなーなんて、テレビ
見てたら、携帯に着信が。
『ごめん、さっきの雑誌また見たいからダッシュで持ってきて』
外見たらまだ小降りだってーのに。
それでも何となく持ってってしまう俺って一体なんだろう?
深く考えたら怖そうなのでさっさと、美貴の家のインターフォンを押した。
「新聞なら間に合ってますよ」
なんてお気楽な声で扉が開いた。
首に掛けたタオルとさっきよりちょいラフなカッコ。
「うわっ、傘ぐらい差してきなさいよ」
「近くだし、これから風呂入るからいい」
「ったく、雑誌だけバックに入れてくるとか変なとこだけ律儀なんだから…はいこれ」
美貴が使っていたタオルを押し付けられた。
なんかちょっと照れてるように見える?
「買い物の日に風邪ひいたとか言われても嫌だし、ちょっとは体調の管理とかも考えろよっ」
「あ…うん」
なんだか変な感じ。
頭を拭いてたらなんだか、シャンプーの匂いがする。
「なんかやらし…それ100回洗ったら返してよね」
だめだこりゃ。
>>702 使用済みタオルの香りイイネ!
一部『?』もあるけど、全体的にいいよ
きにった
またよろ
706 :
高田:2005/06/05(日) 01:35:14 O
どこが「?」なんだ?
いい作品じゃないか
川VvV)<シングルベッドで一緒に寝よ
708 :
名無し募集中。。。:2005/06/05(日) 02:13:10 0
ん〜GJ!!
いいよ〜いいよ〜
ミキティに「やらし」って言われてぇ〜
乙でした!
使用済みのタオルイイねぇー
シャンプーのにおいとか
クンクンして
男ってなんで臭いんだろう
保
全
早朝保全
ミキティの朝はケロッグコーンフロストから
Vv
幼なじみ
718 :
名無し募集中。。。:2005/06/05(日) 11:02:13 O
よく晴れた日曜なのに
ここには人がいない
オレいる
720 :
名無し募集中。。。:2005/06/05(日) 13:06:23 0
721 :
名無し募集中。。。:2005/06/05(日) 14:10:41 O
今頃ミキチィはどこでにゃにお
722 :
名無し募集中。。。:2005/06/05(日) 14:12:36 0
汐留だろw
723 :
名無し募集中。。。:2005/06/05(日) 14:38:58 O
いくらなんでも遠すぎるよ汐留
美貴は今、俺の胸の中にいる
ミキティはみんなの心のなかに生きているんだ
726 :
名無し募集中。。。:2005/06/05(日) 15:51:00 0
美貴
ミキティは今、ブリュッセルのEU本部にいるよ。
何かの極秘ミッション中か?
732 :
730:2005/06/05(日) 20:31:08 0
>>731 トルコのEU加盟について会議しているらしい。
733 :
名無し募集中。。。:2005/06/05(日) 20:33:43 0
ベルギーの魚屋のおっさんが屁をこいた
学校からふたりで歩く帰り道。
「ねぇ、○○って髪の毛長いコが好き?それとも短いコ?」
「うーん。あんまり短くても嫌かな」
「中くらいか」
「(ちょうど・・・美貴くらいかな・・・)うん、まぁね」
「へー」
「美貴はどんな男がいいの?」
「うーん。プチマッチョかな」
「プチマッチョ?」
「うん。あんまりムキムキなのも嫌だからね」
「プチ・・・ってどのくらいだよ」
「・・・○○くらいかな」
「え・・・」
だめだこりゃ
保
保全
740 :
名無し募集中。。。:2005/06/05(日) 23:12:04 0
阻止
ノノ_,ハ,_ヽ
川VvV)
743 :
名無し募集中。。。:2005/06/06(月) 00:35:52 0
744 :
名無し募集中。。。:2005/06/06(月) 01:07:29 0
745 :
名無し募集中。。。:2005/06/06(月) 01:47:27 0
746 :
名無し募集中。。。:2005/06/06(月) 01:47:36 0
保
748 :
名無し募集中。。。:2005/06/06(月) 03:05:51 0
749 :
名無し募集中。。。:2005/06/06(月) 03:22:59 0
だめだこりゃ保全
期待保全
保全
ho
ze
>>136 GJ!!
この反応の薄さがスレの衰退を物語ってるな
( ’д’)<誰が薄いねん!
从*` ロ´)<誰ばい!薄いって言ったのは!
川VvV)<美貴の何が薄いって?
リィィィィィィ!!!!
チ?
一発
ドラドラ
ピンフ
いーぺーこー
サンショク
768 :
名無し募集中。。。:2005/06/06(月) 20:08:45 O
このスレは幼なじみから来てるのか
そりゃ他のメンバーじゃ延びないわな
ミキティだけの特権だわな
769 :
名無し募集中。。。:2005/06/06(月) 20:09:51 O
ブーブー
ho
772 :
高田:2005/06/06(月) 21:23:42 O
は?
773 :
名無し募集中。。。:2005/06/06(月) 21:25:22 0
おならじゃないのよ
ze
776 :
名無し募集中。。。:2005/06/06(月) 22:32:51 0
777
よっしゃ777!
779 :
名無し募集中。。。:2005/06/06(月) 22:51:56 O
誰か我こそはと言う者はおらんのか
更新します。
『告白』
「おはよーう!早く起きろー」
美貴がベッドのおれを揺さ振った。
おれは布団を抱きしめながら、何度も寝返りをうっている。
「あと5分・・・」
「ダーメ。遅刻するだろうが!」
「・・・わかったよ。起きるよ」
そう言って頭を掻き、大あくびをかましながら洗面所へ向かう。
顔を洗いながらドキドキしている自分を鏡で確認する。
いつも通り、美貴がおれを起こしにきているだけなのに、この緊張。
理由はわかってる。今日、美貴に返事をしようと決めたからだ。
「でさ、ひとみがね・・・ちょっと○○、聞いてんの?」
美貴が怒ったような表情でおれの肩を叩いた。
「・・・ん?あぁ、うん。ひとみちゃんの話だろ?」
「ホントに聞いてた?まぁいいや。で、どうかしたの?」
「え、なにが?」
「いやいや。そっちが呼び出したんじゃん」
あ、そういえばそうだった。
放課後にでも返事をしようと思ってたのに、気が付いたら授業終わって、
家に着いてたから、公園に呼び出したんだった。
「呼び出しといて、ボーっとしてるから美貴が間をつないであげてるのに」
「わりぃ・・・」
「で、なに?」
美貴の目は期待でキラキラと輝いている。
サッと、視線を逸らして息を呑む。緊張が最高潮に達した気がした。
「あ、あの・・・この前の返事なんだけど・・・」
「うん」
美貴は軽く目を泳がせた。あっちも緊張してるんだろうか。
「なんていうか・・・。いろいろ考えたんだけどさ」
「・・・」
「やっぱりさ・・・」
「まって!」
意を決して、語り出したおれを美貴が静止した。
「あ、あのさ。ダメなんだったら、もう言わなくていいや」
「え?」
「うん。聞きたくないっていうか・・・。ダメならもう言わないで」
「あぁ」
「ね?」
「・・・うん。わかった」
「・・・・・・」
「好きだよ」
「え・・・?」
「おれも、美貴のことが好き」
脳細胞がぶっ飛んだ気がした。緊張がサーッと引いていく。
ついでに血の気もひいて、緊張してるのかすらわからない。
自分がどんな顔してるか、その辺に人がいたりしないだろうか、なんて
逆に冷静な自分もいたりする。
「ありがと」
美貴はうつむいたまま、耳を掻いた。
「でも、なんか実感わかないっていうか・・・。同情とかじゃないよね?」
おれは一瞬黙って、鼻で大きく息を吸った。ゆっくり吐き出しながら口を開く。
「美貴のそういう疑り深いところとか、自分勝手でわがままなところとか、
短気でケンカっぱやいところとか、強気で融通きかないところとか・・・」
「ちょっ・・・ちょっと!な、なになに?」
「意外に几帳面なところとか、何に対しても一途なところとか、
恋愛映画に憧れてるみたいに、案外カワイイとこあったりとか・・・」
「○○・・・」
「そういうの全部ひっくるめて、美貴のこと好きだから」
「・・・」
「だから、今までの美貴でいいんだからな。これからもずっと」
「うん・・・」
「いろいろ知ってるから衝突とかもあるかもしれないけど、
それでも知ってる分だけ、美貴を好きだし、味方っていうか・・・うん」
「・・・ありがと」
「なんかよくわかんなくなっちゃったけど、これからもよろしくってことで」
「こちらこそ」
美貴が鼻をすすった。
「最後にもう1回聞いていい?」
「なに?」
「美貴のこと、全部好き?」
いつでも隣にいた美貴が最高に愛しく思った。
「うん・・・時々、涙もろいとこもな」
「・・・バカ」
おれは一生涯この瞬間を、そしてコイツの泣き顔を忘れないだろう。
守ってやりたいと思ったとき、体が勝手に美貴を抱きしめていた。
公園に涼しい風が流れた。
今回はここまでです。
『告白』編、終わりです。
自分自身が生涯で、告白を1回しかしたことないので、
不自然っていうか変な感じになってるかもしれないですが・・・。
ようやく、一区切りついたので、次からは第2章って感じで書きたいと思います。
>>287 長編のつもりで書いてるので、一応終わりもあるつもりです。
まだ、けっこう先になりそうですが。
良かったよ飛亡
時に
自身の告白についてくあしく
787 :
名無し募集中。。。:2005/06/06(月) 23:50:18 0
おつかれーしょん しらないうちに みきをすきになってたよー
ついにやっと告白しやがったなこのやろう萌
乙!
まとめサイトの中の人もがんがれ!
790 :
高田:2005/06/07(火) 00:29:41 O
乙。
ふ、俺なんか恋愛400戦全敗よ。
飛亡氏乙です!
なんかムズムズしたよ
>>784 ハァ━━━━━━━━━━┓
┏━━━ ;´Д`━━━━┛
┗━━━━━━━━━━ン!!!
793 :
名無し募集中。。。:2005/06/07(火) 01:42:26 0
保
飛亡さん乙です
あとでゆっくり読みやんす
飛亡に2度目の乙
ときに
高田はチャレンジャーだな
20敗したぐらいで「俺ってダメかも?」ってきづけよw
797 :
名無し募集中。。。:2005/06/07(火) 02:45:16 0
799 :
名無し募集中。。。:2005/06/07(火) 02:48:42 0
800 :
名無し募集中。。。:2005/06/07(火) 03:07:06 0
800でミキティに手マンできる
そし
てみ
きてぃ独占
804 :
名無し募集中。。。:2005/06/07(火) 05:14:24 O
なら許可
前言撤回
ミキが好きやねん
807 :
名無し募集中。。。:2005/06/07(火) 10:46:58 O
ほ
携帯が多いな
仕事しろ
そういうお前も
ho
て
い
川VvV)<ともやすって漢字がわかんない
川VvV)<漢字で書くとか決まってねーよ別に!
幼なじみから恋人に昇格
おめでとうございます
ありがとうございます
紹介します 彼女の美貴です
阻止
深夜0時。
俺は、部屋のソファーに座り、中学校の卒業アルバムを眺めていた。
最近ハマっているアロマ(といっても線香)の香りが部屋にただよう。
ふいに俺の部屋を冷たい風が通り抜けた。
気が付くと美貴が横に座っていた。
「来ちゃった」
「また来たのか、美貴」
いつもの事で、美貴は自分の気の向くまま俺の部屋に来る。
もちろん俺の事なんかおかまい無し。
「お腹空いた、何か食べた〜い」
「またか」
ギッギッと音をたてる階段を下りて、1階のキッチンダイニングへ。
家族を起こさない様に静かに、慎重に下りる。
美貴はダイニングテーブルに座り、俺はキッチンを漁る。
「・・・何も無いな。カップラーメンも無いよ」
「私、カレーが食べたい」
「またカレー?」
美貴はカレーが好きだ。しかも市販のルーは気に入らないらしい。
たぶん、今日も言うだろう『たまねぎから炒めて』と。
「たまねぎから炒めて」
「ほらきた」
いつもの言葉のやり取りで、俺も美貴も微笑みあった。
俺は野菜室からたまねぎをとりだし、刻みはじめる。
トントントントントン
「この音・・・慣れたもんだね」
「そうだろ?」
「月明かりがきれい」
「そうだね」
ダイニングの電気はつけていない。TVもつけてない
開け放された窓からは、月あかりが部屋に差し込んでいる。
カーテンを揺らす心地良い風と虫の音に、
秋の夜長のような、ゆったりとした時間がダイニングキッチンに流れる。
たまねぎを刻み続ける俺に、美貴がはなしかける。
「最近、どう?」
「俺はボチボチ。・・・美貴は?」
「美貴もボチボチかな」
「そうか・・・むこうでも元気でやっているのか」
「うん」
「むこうはどうだ?」
「どうってこと無いよ」
「そうか・・・」
「変なの」
美貴は2年前、高校1年の時、幼なじみで隣に住む俺を残して死んだ。
それ以来、美貴はたまに深夜、俺の部屋を訪ねてくる様になった。
でもそれは、中学のアルバムを眺めている時に限る。
中学の事を俺が強烈に思い出せば、美貴はいつもそばに来た。
「もう泣かないで」
そう言うと、美貴はまたいつもの様に姿を消していた。
ダイニングには誰もいないテーブルと下げられたままの椅子。
キッチンではたまねぎを刻み続ける俺だけが残る。
俺は涙を流していた。
たまねぎを刻んでいるから?それだけじゃない。
あのアルバムさえ開かなければ、この涙は流れる事は無い。
でも、たまに開きたくなるんだ。あいつの顔を見たくなるんだ。
ずっと、ずっと、隣にいたかった、隣にいて欲しかった。
いつもの様に窓からやってくる美貴を俺は好きだった、愛しく想っていたんだ。
トントントントントン
刻まれたたまねぎの山に俺の涙が滝のようにドボドボと落ちる。
カレーを作るのには水を足す必要は無いようだ。
今日のカレーはいつもよりほろ苦くしょっぱいものとなりそう。
・・・・でも、明日の朝には、まろかな味になっているはずだ。
辛味も酸味も旨味も、思い出も悲しみも、すべて包みこむまろやかな味に。
トントントントントン
たまねぎを刻む俺は、まだ涙が止まらない。
こんな時には歌って自分をごまかす。
♪な゛み゛た゛と゛ま゛ら゛な゛い゛わ゛〜 あ゛な゛た゛や゛さ゛し゛す゛き゛る゛か゛ら゛〜
「へたくそ!」
背後から美貴が俺にツッコミを入れた。
「なんで泣いてんの?ださっ!」
「そ゛ん゛な゛い゛う゛な゛よ゛〜」
「鼻もズビズビじゃない!ほらっ、ティッシュやるからチーンして」
「両手がたまねぎ汁まみれで使えない」
「ほら、美貴がしてあげるから」
「チーン」
「うわっ!汚な!ゴミ箱どこ?」
「美貴のうしろ」
「ポイ!・・・ったく汚いわね!ほら涙も拭いたげる」
「美貴、トイレの後ちゃんと手洗ったか?」
「洗ったわよ!失礼な!カレーは出来た?」
「まだ」
「あんた、作るの遅いよ!何やってんの?」
いつもの様に俺をいじめる深夜なのに明るい美貴。
さっき美貴がダイニングからいなくなったのは、俺の家のトイレを借りていたからだった。
すまん。途中の美貴が死んだとか、ありゃウソだ。
【たまねぎ 終了】
乙
リー冗談きついよリータチ悪すぎるウソだよリー
一体なにがいいたいのかさっぱりだよリー
おいおい、おもしれーじゃないか
確実に腕をあげているなリーよ
美貴はオレが守る
乙〜
乙
俺的には死んだのが事実だった方が好きだったかもしれん
俺もだ
各自好きに読んでね
いちおう前のシリーズ「レイビ」の中の話なので
ミキティに亡くなってもらっては困るのでした
>>824 解説した方が良い?
>>825 頼むよ。今リーは他スレに浮気し始めています
830 :
高田:2005/06/07(火) 20:59:11 O
せっかくいい話なのに…
おいおい、リーうまくなってるよ
おもしろい
ho
ze
834 :
名無し募集中。。。:2005/06/07(火) 23:53:13 0
ほ
ぜ
ん
に
839 :
名無し募集中。。。:2005/06/08(水) 03:22:52 0
840 :
名無し募集中。。。:2005/06/08(水) 03:48:35 0
ho
ze
美貴オレ腹減ったよ
川VvV)<私、カレーが食べたい
じゃ一緒に食いに行くか
俺は美貴の愛に飢えている
今日より明日より愛が欲しい
保全
保守点検
ho
852 :
名無し募集中。。。:2005/06/08(水) 16:55:47 0
>>853 北斗の拳のエンディング曲知らないのか美貴は
困った変態さんだなぁハハハ
川VvV)<おっさんがいるな
川VvV)<つーか変態じゃねーよ、別に
▼ハヽヽ▼
/|\从VvV)<みきみき♪
⌒⌒''(U 美 )
▼〜し'~し'
______,.___, |;:;:.... |
゚ 。 : ..:| |l ̄|
: 。 ..:| |l |
゜ : ..:| |l_|
: ゚ ..:|;:;:.... |
゚ : ..:|;:;:.... | ヒョコ
゜ : ..:|;:;:.... |ノハヽ
。 ゚ ..:|;:;:.... |VvV) <あいつ帰ってきたかな?
: : ..:|;:;:....とノ
゚ 。 : : ..:|;:;:.... |
: : ..:|;:;:.... |
,,.,、-‐''"´~ `ー-‐'
▼ハヽヽ▼
/|\从VvV)<みきみき♪
⌒⌒''(U 美 )
▼〜し'~し'
▼ハヽヽ▼
/|\从VvV)<みきみき♪
⌒⌒''(U 美 )
▼〜し'~し'
緊急保
862 :
名無し募集中。。。:2005/06/08(水) 22:00:00 0
今日は石川さんたちとカラオケ。
みんなでマイクを回しながら歌って、テンションは最高潮。
「じゃぁ○○くん、一緒に歌おう!」
「えー、しょうがないなぁ」
と、マイクを取ろうとしたその時、ケータイがブルった。
『今どこ?』
愛想のかけらも無いメール。美貴からだ。
『家だけど』
めんどうなのでウソ付いとく。
『じゃあ、駅まで向かえに来て』
まずいことになった。
カラオケから駅まで20分。ちなみに家から駅までは10分かからない。
家にいるとウソを付いてしまったので、カラオケから駅まで10分で行かなきゃいけなくなった。
断ると後でいろいろうるさそうだし・・・・。
『わかった。今から行く』
溜め息をついてケータイを閉じると、石川さんが腕を掴んだ。
「○○くん、どうしたの〜?」
「ごめん。おれ、ちょっと用事できたから帰るね」
「「「えーーーーー」」」
一同、大ブーイング。
そりゃ、普通はこのタイミングで帰らないもんな。
「んじゃ!また誘って!」
自転車をフルコギで駅に向かう。信号も完全無視。
なんか、美貴のために全力疾走してるオレってカッコイイかも。
駅に着くと、美貴がひとりで立っていた。
もともと人の少ない駅だから、見渡す限りホントにひとり。
「遅いよ」
「ごめん。急いで来たんだけど」
「ま、許してやらないこともない」
「ありがとうございます」
汗でビッショリになったTシャツ。雨でも降ったのかと思うくらいだ。
「美貴のために、そんなに急いでくれたんでしょ」
「う、うん」
「ありがと・・・」
そう言って、美貴はおれの胸に飛び込んできた。
「おい、汚いよ。臭いし」
「ううん。いい匂い・・・」
美貴の背中にそっと手を回し、ぬくもりを感じる。
髪の毛からはいい匂いがして、心から落ち着く。
態度はデカイけど、体は小さくて、やっぱり女の子なんだと確認してみたりする。
永遠に時が止まってしまえばいい。
ずっとこうやって、お互いの感触をたしかめあっていたい・・・。
すると、美貴がスッと顔を上げた。
きっとキスを求めているんだろう。おれも視線を落とす。
美貴のカワイイ唇に・・・って、あれ?眉間にシワ?
「女の匂いがする」
「え・・・」
「どうりでいい匂いだと思った」
バシッ!裏拳・・・。
だめだこりゃ
乙!
やけに柔らかい態度だと思ったら最後はやっぱりそうなっちゃうのか_| ̄|○
なんかミキティっぽくてイイ!
読みやすいし面白かった
これからもちょくちょくお願いしますね
乙〜
>>863-864 いいよいいよ
しかし信号無視は良くないよ
抱き合ってる状態からどう裏拳を出すのかも?だよ
でも、いいよ
またよろよ
↑細かい事は脳内補正だろ
870 :
868:2005/06/08(水) 23:31:45 0
ごめんよ
871 :
名無し募集中。。。:2005/06/09(木) 00:18:47 0
保
873 :
高田:2005/06/09(木) 01:24:43 O
>>864 乙です
>>868 抱き合ったまま裏拳とはどこにも書いて無い。当てたのが顔面とも書いて無い
抱き合ったままでなければ1歩引くか横向きぎみにして打てる
抱き合ったまま顔に当てたとしても「体は小さく」の部分から
身長差がある事もうかがえる
身長差があれば隙間ができるから裏拳は当てられる
(=゚ω゚)ノ
875 :
868:2005/06/09(木) 01:45:20 0
>>864 乙です!
その後の展開まで想像してまったよ
877 :
名無し募集中。。。:2005/06/09(木) 02:31:05 0
878 :
名無し募集中。。。:2005/06/09(木) 03:08:08 0
隣のあいつは俺が守る
悪いな〜俺守ってもらっちゃって
保
h
「ブェッキシ!」
自分のクシャミで目が覚めた6月の朝。
目を開けると美貴が俺の横に寝ていた。俺の布団は美貴に全部とられている。
寝ぼけマナコの俺は、美貴を見つめ、また瞳を閉じた。
そうか、夢だ。美貴の家は隣だもの、美貴が俺の横で寝てるはず無いもの。
そして俺は瞳を開ける。───どう見ても美貴が横で寝ている。
ぼんやりとしながらも俺は昨日の夜を思い出す。
確か昨日の夜は美貴来なかったし、俺がベットに入って眠りに落ちる時もひとりだった。
深夜にドタドタ音がした様な気がするけど、よく覚えていない。
また、美貴を見つめる。
タオルケットにくるまれ、体を横にし、ヒザを抱えて美貴は寝息をたてる。
起きている時の大人びた表情とは違って、かわいい。
俺は、美貴のほほのうぶ毛に指の甲を這わす。やわらかいほほ、さらさらとしたうぶ毛。
かわいいな───。俺は自然に顔がにやける。
美貴はふいに俺の手を両手で握りしめ、また体を丸めてムニャムニャしている。
横向きに寝てる事で、美貴の肩からふとももにかけての体のラインが絶妙に見える。
ゴクリと唾を飲み込み、俺はそのカーブに魔の手を伸ばす。
寸前の所で美貴が起きた。やばい、殴られる。俺は身構える───あれっ?拳が飛んでこない。
「私、何でここに?
昨日、友達と飲んで、カラオケ行って、帰ってきて───
───あっ!帰る家間違えた。
ちょっと、あんた!美貴に何もしてないでしょーね!」
なんで美貴が怒るんだよ。被害者はコッチだよ。ったく───だめだこりゃ。
884 :
名無し募集中。。。:2005/06/09(木) 09:11:57 O
乙!
りーペース早いねりー
リー朝からなんだよりー
ええじゃないか
886 :
名無し募集中。。。:2005/06/09(木) 11:05:47 O
おつかりー
乙〜
おつかリィィィィィィィィィィィ!!
889 :
名無し募集中。。。:2005/06/09(木) 14:02:38 0
890 :
名無し募集中。。。:2005/06/09(木) 15:11:05 0
ho
ze
n
>>883 今読み返してみると、まさに『だめだこりゃ』ですな
寝起きに書くもんじゃないね
そうだそうだそうだ全く
(・c_・`)
そのカーブとはどこのカーブなんだろうか・・・?
美貴には胸ないし謎だ
女性の体は曲線でなりたっているのだよ
899 :
高田:2005/06/09(木) 21:04:06 O
ho
ze
n
普通にくびれだろ
905 :
名無し募集中。。。:2005/06/09(木) 23:20:05 0
やったー 久し振りに1000逝きそう 作者さんガンバレ!!!!!!!
期待保全
908 :
高田:2005/06/10(金) 00:27:18 O
>美貴の肩からふとももにかけての体のラインが絶妙に見える。
>ゴクリと唾を飲み込み、俺はそのカーブに魔の手を伸ばす。
お前らちゃんと読みゃわかるだろ
909 :
名無し募集中。。。:2005/06/10(金) 00:46:52 0
もう解説とかウゼーよ高田 そんなの個人の理解に任せとけ
910 :
名無し募集中。。。:2005/06/10(金) 00:53:12 0
お前は男だ!
もちつけ
912 :
高田:2005/06/10(金) 01:27:01 O
そうか。じゃあもうしないから安心してくれ
ほ
ぜ
915 :
名無し募集中。。。:2005/06/10(金) 03:21:43 0
高田ってここでしか見ない固定ですね
ほ
小説スレで固定名乗るなら何か書いてくれ
寝る保
ほ
ダイニングで家族と夕食後、2階の部屋に戻った俺を、美貴が無言で出迎えた。
「うわっ!ビックリしたぁ。なんだよ、美貴!」
美貴は俺のベッドに座ってうつむいている。
顔の半分が隠れるほどの綿のマスクをしている。
どうやら神妙な雰囲気。また何か俺に相談があるみたいだ。
「…どうした?美貴」
「あのね、さっきね、亜弥ちゃんとね、ダンスしてたの」
「ダンス?」
亜弥は美貴の妹で、いつも美貴とバカやってる。
他に真希もいるんだけど、美貴亜弥2人のバカさ加減にはついて行けないらしい。
「ダンスがどうした?」
「…した後にね、…とれなくなっちゃたの」
「何が?」
「……これ」
そう言って美貴はマスクを外した。
「これは!?…ヒゲ?」
「…」
チョビヒゲ所ではないヒゲを美貴は鼻の下にたくわえていた。
大久保利通とまではいかないまでも、夏目漱石あたりを想像してもらえればいいだろうか。
真っ黒のつやつやしたコクのあるヒゲが、美貴のユリのようなかわいい顔に、
ちょっとしたアクセントをかもしだしていた。
俺は口から空気が抜けながらも美貴に聞いてみる。
「(プププッ)と、とれなくなっちゃったのか?(プププ)」
「笑うな!こっちは本気とかいてマジなんだから!」
「亜弥は?(プププ)」
「私の部屋でワンワン泣いてる」
「どうやってもとれないのか?(プププ)」
「うん…」
「(やばい、マジでうなだれてる)ど、どれ!俺に見せてみろ」
「どうしたらいいかな?美貴、一生このまんまかな?」
「引っ張ってもダメなのか?(グイッ!)」
「痛!痛い痛い!ダメだってば!」
「見事に両面テープでくっついてるな、このヒゲ」
ベッドで横に座る俺のヒザに手を起き、美貴はヒゲを俺によく見えるように顔をあげる。
──ヒゲの生えた美少女ってのも萌え萌えで良いな。
そんなアブノーマルな事を考えていると、美貴が口を開いた。
「もう、とれないのかな?」
「どうだろう?(グイグイ)」
「…お嫁に行けない」
涙目になる美貴を俺はグッと抱きしめた。
「らいじょうぶ、そん時は俺がもらってやる」
「…バカ」
しばらくの間、なんともいえない空気が流れる。
男と女が抱き合っている。でも、女にはヒゲ。
これでヒゲが無ければもっと良い雰囲気なのかな。
美貴の髪から汗臭い(といっても俺にはいい)匂いがにおう。
「美貴、風呂には入ったか?」
「まだだけど」
「風呂でふやかしたら取れるんじゃないか?」
「ピコーン!あんた!マジ頭いいね!」
「なんで自分で気付かないんだよ」
「よし、お風呂入ってくる!亜弥と一緒に!」
「美貴と亜弥が一緒にお風呂?」
俺はちゅうを見つめ、想像を膨らませる。
──いやーん!ばかーん!そこはダメよーん!
「うへへ」
思わず口に出たその言葉とにやけた顔の俺を見て、
美貴は弱者を哀れむような視線を俺に送ってから、自分の家に戻っていった。
次の日の夕食後、部屋に戻った俺を無言の美貴が出迎えた。
「今度はどうした?」
美貴はマスクはしてないが、バンダナでほっかむりをしている。
マチコ巻きと言えばよいだろうか。
「今度は何だ?」
「あのね…カラオケしてて…で、今度はお風呂でもとれなくって…」
そう言って美貴はゆっくりとバンダナを外しはじめる。
すると美貴のこめかみから頬にかけて、もっさもっさのモミアゲがくっついていた。
全盛期の尾崎紀世彦あたりを想像してもらえればいいだろうか。
俺はため息を吐いてつぶやいた。
「だめだこりゃ」
乙。
プププw
面白かったよリーw
ho
お昼の保全
シンクロニティ
930 :
名無し募集中。。。:2005/06/10(金) 15:16:42 O
保
田
圭
降臨
゜ ゚ ゜ ⊂⊃
ノノノノ 。
。 ゜ ○ 。 .へ( `.∀´) .
彡〜ノ つ つ ゚ .
/ ____|
(/ (/
保全
゜ ゚ ゜ ⊂⊃
ノノノノ 。
。 ゜ ○ 。 .へ( `.∀´ ) <私のこと無視なの? .
彡〜ノ つと ゚ .
/ ____|
(/ (/
がんがれ保全
わかったおれがんがる保全
保
全
と
保全
美貴・・・
ベンチくらいしかない公園
陽はとっくに落ちてる
どっから見たって恋人じゃん
変な関係
幼なじみだし私達
今までのままもいいじゃん
告白されたら何か急に
男 感じちゃったな
「幼なじみ」より...
ho
ze
946 :
名無し募集中。。。:2005/06/11(土) 05:00:46 0
ほ
俺が守る保全
949 :
名無し募集中。。。:2005/06/11(土) 06:53:02 0
950 :
名無し募集中。。。:2005/06/11(土) 09:03:41 O
保全
951 :
名無し募集中。。。:2005/06/11(土) 10:01:41 0
ほ
952 :
名無し募集中。。。:2005/06/11(土) 10:20:56 0
まとめサイトの中の人ガンガレ
作家さん常に募集中。。。
美貴・・・ 保全
ギリホ
そろそろ次スレの季節だべさ
おーい
( VvV)ノ アーイ♪
959 :
名無し募集中。。。:2005/06/11(土) 20:39:59 0 BE:97866454-
保全しないと
保全です
961 :
名無し募集中。。。:2005/06/11(土) 21:49:51 0
ho
ほ
台風が日本の南を通り過ぎた後の海。
いい波が入ってるってんで、俺はサーフィンをしにきた。
ちょうどサーフ仲間から連絡を受けた時、そばに美貴がいたんで、
一緒に行くか?って聞いたら、行く!って言うんで連れてきた。
ちなみに家のみんなはサーフィンが好きだ。俺も真里姉さんも、父さんも母さんも。
「どう?立ててる?」
「初めてにしては、上手だな美貴ヲイ」
1時間もしない内に美貴はショートボードを乗りこなせるようになっていた。
運動神経の良さが発揮された格好だ。
その後は、俺はロングボードでゆったりと波に乗る。
その周りを美貴がショートボードでウロチョロする。
大海の鼓動に身を任せて、俺達は時間を忘れて波と戯れた。
すっかり遊び疲れて俺と美貴は砂浜に並んで座って、梅の炭酸ジュースを飲んだ。
「楽しかった?美貴」
「すっごい楽しかったよ!──所で、あんたが持ってきてくれた、今美貴の着てるウェア(ハーフスーツ)さ」
「ん?どうした?」
「胸ん所がガバガバで、腰あたりがキツキツなんだけど、真里姉のウェア?」
「違うよ。くくくっ(笑)あーそうか(笑)」
「何笑ってんの?おばさんのウェアなの?」
「違うよ。俺のお古」
「えっ?」
「美貴は昔の俺より胸が無くて、ケツがでけぇーんだな(笑)」
美貴の目が鈍く光った。
俺はハッ!と思った時には既に俺の体は美貴の振り回したロングボードによって
太平洋へぶっ飛ばされていた後だった。
──それから2日後、海上を捜索していた海上保安庁の巡視艇により俺は保護され、事なきを得た。
乙〜
おつかリー
オチでマイナ5点
リーだめだこりゃ精神を忘れちゃダメだよリー
968 :
名無し募集中。。。:2005/06/12(日) 02:47:36 0
もうこのスレは駄目かもわからんね
おはよう ヽ(´・ω・`)ノ そしてレスありがとう
リー乙だよリー
ho
ze