1 :
名無し募集中。。。:
2 :
从o´ Д `)<やぐごま♪ ◆WDy6epQVD. :2005/05/06(金) 03:03:47 0
おつつつ〜
4 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 03:05:16 O
ありがと━━━━━━━!
5 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 03:07:22 O
やぐごま保全ついでに
賞金稼ぎの書いておくれ
6 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 03:09:47 O
マイケル(゚Д゚;≡;゚Д゚)ドコドコーッ?
7 :
从;o´ Д `)<やぐごま・・・ ◆WDy6epQVD. :2005/05/06(金) 03:09:53 0
いや、スレ違うしマズイよーぅ・・・
8 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 03:13:04 O
ニモっち(゚Д゚;≡;゚Д゚)ドコドコーッ?
10 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 03:15:07 O
73氏(゚Д゚;≡;゚Д゚)ドコドコーッ?
11 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 03:18:30 O
仲達(゚Д゚;≡;゚Д゚)ドコドコーッ?
12 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 03:23:50 O
やぐごま(゚Д゚;≡;゚Д゚)ドコドコーッ?
13 :
从o´ Д `)<やぐごま♪ ◆WDy6epQVD. :2005/05/06(金) 03:30:33 0
ほほほ〜保全だよ〜♪
>>9 乙です
なんちゅう時間に立てたんだよ
17 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 03:47:40 O
なんで前スレ落ちたんだ?保
18 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 03:55:46 0 BE:106774193-
前スレのレスはなんぼまで?
19 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 04:02:02 0 BE:48933825-
380かな?
20 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 04:03:07 O
21 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 04:11:39 0 BE:221458278-
マジか、取れてねえ
どなたかdatをうpしてくだされ
22 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 04:12:02 0 BE:137012674-
保全です
23 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 04:14:00 O
1時間ぐらいで落ちたんだな?
復活乙 前スレ1時間ちょっとで落ちたみたいよ
今568だから何時圧縮くるかわからね〜
26 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 04:35:42 O
保全で
27 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 04:40:17 O
仕事中に落ちるとは…
圧縮こないとねむれないの
29 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 04:49:01 O
あやや
30 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 04:53:30 0
ごめん、むちな俺に教えてくれ。
最近、圧縮でスレの数が激減してるのは分かるが
なんで?ずっと続くの?僕達はどうなっちゃうの?
31 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 05:02:08 0
保
32 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 05:03:11 O
ずっと続く
狼は運営に嫌われてるから下手するともっとひどくなる
575で圧縮だったのかな ま〜これで眠れるの
34 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 05:10:02 O
( ´ д `)ノ 5:10
35 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 05:14:47 O
↑やられた
圧縮きてたのね…
( ‐ Д‐)ZZzz保全ヨロ
この時間帯なら1時間30分でも大丈夫みたい、残ってたところあった
从*・ 。.・)
39 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 05:24:58 0 BE:99640692-
勃ったか・・・
ほ
41 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 05:39:36 O
んぁ
42 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 05:42:10 O
あややイっきまーす!!
保
44 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 06:48:16 O
心配だからとりあえず保全
45 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 07:12:57 0
とりあえずやぐごまの賞金稼ぎに件について話し合いたい。
賛成一票
一緒に旅してりゃ、同居みたいなもんじゃないかな?
やぐごまはイヤかな?
ho
ho
ze
n
新スレ乙
51 :
从;o´ Д `)<やぐごま・・・ ◆WDy6epQVD. :2005/05/06(金) 07:56:33 0
>>45 と、とりあえず今日は仕事なのだ・・・ノシ
h
53 :
名無し募集中:2005/05/06(金) 08:13:47 O
ほ
54 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 08:28:58 O
ムン
55 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 08:58:05 0
く
56 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 09:35:53 0 BE:107736645-
60まで伸ばせよ
57 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 09:51:37 0 BE:60678634-
60とか関係ないじゃん
58 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 09:59:48 0
もしもごまっとうがHな同級生だったらもえるな
59 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 10:22:45 0
DQN生?
60げっとなの
現在の設定
*圧縮
575→500
*即死判定
60レスまで行かないスレは最終レスから約x時間経過でdat落ち
*n日ルール
立ってから60日が経過したスレは最終レスから約x時間経過でdat落ち
*980レス超(1000到達含む)
最終レスから約x時間経過でdat落ち
※ x時間は総スレ数と圧縮のタイミングによって変わる、最短は多分40分
スレ立てが頻繁にある時間帯は1時間に1回位の保全が必要かも
また、61〜979レス、60日未満のスレでも丸1日(24時間)は持たない模様
60までは頑張ろう
理屈では立てて40分でdatもありうる?(スレ立て祭りとか特殊な場合だろうが)
62 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 11:26:08 O
おまっとう
63 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 11:36:23 0 BE:140563049-
てs
昨日は1時間で落ちたな
dat落ちって圧縮時に
即死・n日等
最終カキコから4時間(3時間?)以上経過→dat落ち
通常
即死・n日を落として設定数にならない分を最終カキコの早い順に→dat落ち
だと思ってた
>>61だと即死と通常の条件分けがどうなってるのか解らん
説明できる人よろ
>>61は通常時の判定
圧縮時は最終書き込み時刻によってdat落ちだと思うが
66 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 13:00:06 O
ほもさぴえんす
homosapiennsu
68 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/06(金) 13:25:38 O
亜弥ちゃんとはまるで釣り合ってない原チャは同じくまるで釣り合ってない俺を乗せて道路を滑走していた。
工事用のヘルメットをかぶっていた俺は、そりゃもう気が気じゃなくて落ち着かず、途中の信号で止まったとき、勢い余って亜弥ちゃんの後頭部にヘッドバットをかましてしまった。
でも亜弥ちゃん、法廷速度くらい守ろうよ…きみは学園のアイドルなんだし。なんてワイルドな。
そんなこんなだったが、無事目的地には着いたようである。
「ここは…」
俺はこの地に見覚えがあった。
「知ってるの?」
「ああ、ここ亀井の地元だ」
まぁそんな程度である。
港の見える丘公園。亀井はここでよく道重ちゃんと遊んでいるらしい。
「お兄さん、ここ夜にきたことあるっ?」
「夜はないなぁ、昼間なら」
「そぅ?じゃついてきて」
俺達は原チャをおりると、夜の公園へと足を踏み入れた。
69 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 13:31:41 O
おっとニモっち見つけてくれたか 乙
ちゃんと保全できなくて申し訳m(__)m
70 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/06(金) 14:10:02 O
携帯から更新!
なんか最近どんどんいろんなスレ落ちてるっぽいっすね(´Д`)ギャー
从*・ 。.・)< 原チャ二人乗り。逮捕するの
72 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 14:56:11 O
美貴帝
73 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/06(金) 15:39:12 O
>>71 逮捕してハァ━━━;´Д'━━━ン!!!!!!!!!!!!!
74 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 15:41:31 O
乙!!これの1つ前落ちたせいで読んでないやorz
まとめサイトに貼っといたよ
76 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 16:15:14 O
77 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 16:59:00 O
さあやってみよう
78 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 17:20:06 O
ホモサピエンス
80 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 18:55:36 O
(・∀・)
(`⊇`)
後藤
ほ
84 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 21:35:04 0
アレはひどい雨の日だった。俺が家に帰る途中で雨宿りをしようとバス停の待合所に駆け込んだ。
そこには先客が居た。俺は来るく会釈をして中に入り相手の様子を伺った。
制服を着ている女子高生なのだろうかビショビショになって下着も透けている。
体つきが良いので濡れて肌にぴったりと引っ付いた制服がよりイヤらしく見え俺の気持ちを悶々とさせた。
俺の抑えきれない気持ちは頭の中だけでは抑えられずに下半身にまで伝わってしまった。
彼女はそれを知ってか知らずか俺の方にチラチラと気に掛けるように視線を送ってきた。
話し掛けるなら今しかないと思った。こんなチャンスはめったにない…俺は勇気を振り絞って話し掛けてみた。
「あの、大変ですよね。こんな雨になっちゃって」
「・・・えぇ」
「どこか着替えるところかしいよね?ここじゃねぇ、もしよかったらウチが近いから寄って行かないかい?」
「あの、あたしオジさんと変なことする気ありませんから。」
「え、変なことって…ねぇちょっと待ってよ」
彼女は何も言わずに足早に去って行ってしまった。
しまった。今のは魂胆が丸分かりだったか、もっと慎重に行くべきだったか…
85 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 21:44:49 0
勿体無いことをした、せっかくの女子高生をみすみす見逃すなんて
今日はついてない、さっさと家に帰ろうと思ったその時
「きゃー雨かよ〜」
とまたビショビショの女子高生がやってきたのだった。
俺はかえろうと思ったがもう少し留まることにした。
さっきの彼女とは対照的に胸はなく全体的に細い感じなのだが
やはり濡れた制服、それにこの細い身体が逆にいやらしい
しかも今度の子は明らかに俺の下半身を意識しているように見えた。
今度こそ行けるいけるぞ!そう確信して俺は満を持して話し掛けた。
「こんにちは」
「おい、話し掛けてくんじゃねぇよおっさん」
「え…」
「マジきめぇ、美貴のこと見ておっ勃ててんじゃねぇよ!なに考えてのこっち来んじゃねぇよ。なんだよじろじろ見てんじゃねぇよ。もうやだあたしが出てくよ」
そういって彼女もまた逃げるようにして出て行った。
俺は1人になった。寂しさだけが心に残る虚しさと言う名の勃起
だが俺は諦めなかった、二度あることは三度ある。その言葉を信じて俺はここで待つことにした。
しかし待てどもいっこうに人が現れる気配もない、ついには痺れを切らして待合所からでることにした。
ドアから出たところで勢いよく走ってきた女子高生とぶつかって、ふっ飛ばしてしまった。
泥まみれになる彼女、それもまたイヤらしい限りだった
「いてててて、うわぁ泥だらけだ〜どうしよう」
「ご、ごめんなさい。よかったらうちが近いんでシャワー使って行って下さい」
俺はダメ元で思い切っていってみた。
「本当に?よかった〜ありがと」
見事成功した、俺たちは雨の中小走りで俺の部屋へと向かった。
新作乙
87 :
名無し募集中。。。 :2005/05/06(金) 22:58:44 0
誰だろごっちんかな?
88 :
名無し募集中。。。:2005/05/06(金) 23:15:30 O
キタ(・∀・)コレ!!!
キターー新作乙。
ごっちんかな?続きが気になるー
前スレで横レスさせていただいてしまったものです。挨拶もなく申し訳ありませんでした。
前スレのと同じパターンで申し訳ないのですが、続きいかせていただきます。
少々お付き合いのほどをよろしくお願いいたします。<(_ _)>
>皮ニモさん
乙です。一部ネタが被っており(次回以降分)心苦しいです…
>新作の人
乙です。ぼく的にはちょっと怖い感じですがw どきどきしつつ楽しみにしております
お二人の後で恐縮ではありますが。。。
休日。1030a.m. 晴天。
真希さんは庭で洗濯物干し、美貴さんはまたひとみさんと埋蔵金を掘りに行ってしまっていた。
ぼくがリビングの大きな画面でゲームをしていると、モスグリーンのつなぎを着た、やたら眠そうな亜弥さんが帰ってきた。
「よっ♪○○くん、おっはよ〜」
「おはようございます。亜弥さん、もー、今何時か知ってます?」
「えーと」リビングの壁の鳩時計に目をやる「10時半ですねえ〜」
「こんな時間まで、どこで何してたんですか?」
「な〜いしょ♪それよりさ、亜弥にもやらしてよ。一緒にゲームやろ?」
「いいんですか?シミュレーションじゃないし、徹夜明けじゃあ、ぼくには敵いませんよ?」
「なにを〜、ちゃんと起きてるときは亜弥の敵じゃないくせに。みてなさいよ〜」
いいながら、つなぎの上を脱いでピンクのTシャツ姿になった。微かに汗止めの柑橘系の香りがした。
「うひゃ〜、やっぱ、こうフラフラじゃあ敵わないな〜。シミュレーションとかボードゲームじゃ負けたことなかったのにな〜」
「そういうことですよ。えへへ。亜弥さんに勝てるなんて、ちょっといい気分」
「なにを〜。こうなったら、実力行使しちゃお」
言うと亜弥さんはコントローラを置いて、膝立ちになってぼくににじり寄ってきた。
「な、なにするんですか?」
「なにって…こうだ!」言ってぼくの両肩をつかむと、床に押し倒した。
「?!な、なにを…」
亜弥さんは無言でのしかかってきた。笑顔が優しいのが逆に怖かった。
「○○くんてさ、なんか、かわいいよね…」
言いながら亜弥さんは、やわらかくて大きな胸をぼくの胸にのせ、体重をかけた。Tシャツと下着越しに、頂点の突起が感じられた。
亜弥さんの端正な貌が、すぐ目の前にあった。亜弥さんの舌が、自分の唇をちらりと舐めた。
ぼくはなにがなんだかわからず、体を硬くするしかなかった。ていうか、また心臓が停まりそうだった。
「○○くん、かたくなっちゃって、かわいい…じゃあこっちもかな〜」
そう言って亜弥さんは右手を下にずらし始め
「はぁい、お洗濯、おわりっと!○○くぅ〜ん、DVD見よっかぁ〜」
廊下から真希さんの声が聞こえてきて、亜弥さんはぴょんと跳ね起き、正座した。
「あれ?また○○くん、倒れちゃった?っと、亜弥ちゃんおかえりぃ〜」と、トレーナー、Gパン、エプロンの真希さん。
「た、ただいまごっちん〜。そ、そうなの〜、亜弥に早く帰って来いとかってちょっとお説教してて〜、それで〜」
「あ、いや、その」よろよろおきながら見やると、亜弥さんがいたずらっぽく微笑みかけてきた「えと、そうなんです」
なんとなく話をあわせてしまった。
「もぅ〜、亜弥ちゃんてば〜。おなか減ってる?なんかつくろっか?」と苦笑しながら真希さん。
「いいで〜す。亜弥はもう、寝ま〜す」言いながら亜弥さんは立ち上がり、ちょっとだらしない感じで敬礼した。
「そ〜ぉ?晩御飯にはちゃんと起きてきてねぇ〜」
「あいあい!さー!」言ってしゃんと敬礼、ぼくにウインクすると、くるりと背を向けて自室に向かった。
「さてぇ〜と。ゲームしてたんだ。じゃあ、いっちょごとぉとやりますか!」今まで亜弥さんが座ってたところに腰をおろした。
「いいですよ」言ってコントローラを手渡す。ちょっと手と手が触れた。どきりとした。
真希さんはゲームをしながら「えい!」だの「やあ!」だの言いながらコントローらを振り回し、身体を動かした。
その度に真希さんの肩や二の腕がやわらかくぼくにぶつかった。
「あははははあ、敵わないかぁ〜。あっと、もうこんな時間。お昼の用意しよ」
「あ、そうですね。でも、真希さんもさっきの技、すごかったですよ」
「あーがとざーまーす。はい、これ敢闘賞。よくできました♪」
真希さんはあたたかい両掌でぼくの頭をつつんですっと顔を寄せると、ぼくの左頬に、ついばむように軽くくちづけた。
ぼくは、案の定気を失った。
お目汚し失礼いたしました。<(_ _)>
前回(前スレ2話目)とあわせて、松浦のキャラ紹介編ととっていただけますと幸いです。
では失礼いたしまして、次回は藤本紹介編でお会いいたしたいと存じます。
かしこ
寸止氏 乙〜
ミキティ編も待ってますよがんばって
95 :
名無し募集中。。。:2005/05/07(土) 00:37:58 0
ちんこ勃った。
96 :
名無し募集中。。。:2005/05/07(土) 01:10:00 0
俺の部屋の付くと俺はすぐさま彼女を風呂場に通した。だがなかなか入ろうとしない。何故かと尋ねてみれば。
「先に入っていいよぉ」
「なんで?ドロだらけじゃないか?」
「でもごとぅ、お風呂はいると1時間くらい出て来れないから。先に入っていいよ。」
好都合だった。俺は荷物をおいて風呂に入るように彼女に薦め、また彼女はそれに快く応じた。
彼女が風呂に入ると俺は大慌てで荷物を物色し始めた。とりあえずバックの中身を見てみる。
ノート、教科書、筆箱、お菓子、コンパクト、ポーチ、生理用品、体育着…
俺はまず体育着を手にとった。湿っている。しかし残念なことにこれは雨で濡れたのだろう。
きっと今日はこんな天気のために体育は中止、使ってはいなかったが先ほど吹っ飛ばしてしまったこともある。
濡れていて当然だが俺の期待していたものとは違っていた。
続いて俺はポーチの中を調べた。中に入っていたのはやはり女の子。化粧用品だった。
俺はその中からリップを選び自分の口に塗りたくった。いわゆる間接キスである。
ここまで来たが彼女らしい香りのするものがこの中には1つもないことが不満だった。
そんな俺にある考えがひらめいた。そのまま立ち上がり俺は玄関へと戻って行った。
97 :
名無し募集中。。。:2005/05/07(土) 01:28:36 0
玄関に着くと倒れこむようにして床にひれ伏し彼女の靴を手を延ばした。
マジマジと眺める小さな可愛らしい靴。しかしコレはただの靴ではない。
彼女が毎日のように使いたっぷりと香りを染み込ました、いわば俺だけのご馳走である。
なんの躊躇もなく俺はその靴を顔にあてその中の匂いを思いっきり吸い込んだ…
それは一瞬にして体を駆け巡り、俺の脳を刺激し、アドレナリンを分泌させる。
いまだかつてない興奮と快感に包まれた俺の体は普段よりも何倍も活力に満ち溢れて
それは言うまでもなく下半身にも及んでいた。ズボンの上からでもはっきりと確認できるくらいに膨張しており
我慢できなくなり、ここがどこであるかも自分がなにをしているのかも考えず、そしてズボンを下ろすことなくその上から無理矢理扱き始めた。
コレが世に言う快楽なのであろうか、俺は彼女の存在も忘れ一人快楽を求め陰部を刺激し続けた。
しかしまたここで1つの考えが浮かんできた、靴だけでこれかだけの快感
つまり彼女の足の香りだけで俺はここまで最高に気持ちよくなれるのだから、その他の香りを嗅いだらどうなってしまうのだろうか?
試したい、試したくて仕方なかった。それがかなうのただ一つ、脱衣所に他なからなかった。
しかしそんな人となりを外れたことが出来ようか、俺はその場で悩んでいた。
時間は長いが限られている。刻一刻と終わりの時は近づいていた。
98 :
名無し募集中。。。:2005/05/07(土) 01:58:58 O
(・A・)
99 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/07(土) 02:00:01 0
100 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/07(土) 02:03:22 0
夜の公園に入るというのは、俺にとってあまり気分のいいことではなかった。
そりゃ都合よく考えればいろんないけないことを期待できるが、俺にはどうも
ヤンキーが溜まってるというイメージの方が強い。
ましてや、最近後藤がらみでヤンキーにはひどい目に合わされたばかりである。
どうにも落ちつかない。亜弥ちゃん、よくこんなとこ来てるのかな…
「お兄さん?」
「んっ?」
「きょどりすぎ〜」
ぐあ〜なんか…かっこ悪いな俺。
「ヤンキーとか嫌い?」
「うん、関わってあまりいい思いしたことないな」
「そっか。あたしも大っ嫌い」
ホントか?ホントにそう思ってるか?そう思ってるやつが原チャ二人乗りでしかも
法廷速度振り切って工事用のヘルメットかぶらせたりするのか?
「お兄さん、信じてないでしょ?」
「ん、信じてないというか…亜弥ちゃんって意外とワイルドだなーと思って」
「うーん、うちのお父さんもお母さんも元ヤンだったみたいでさぁ。あたしにも
多少その血が流れてるわけだからね〜。でも、そっちの血は受け継いでないけどね」
いや、きみ多かれ少なかれ受け継いでると思うよ。
そんな風に思ってる俺をよそに、亜弥ちゃんは砂場の方へ歩いていく。
「ちょっ、亜弥ちゃん何を…」
「お兄さん見えないの?ほら」
亜弥ちゃんが遠くを指差した。
はは、なんでここまで来て気づかなかったんだ俺。こんなに綺麗で壮大な夜景を。
「綺麗だなぁ。あれは横浜ベイブリッジ?」
「そうだねぇ。こっから見る景色も綺麗だけど、あのドライブウェイから見る夜景はもっと
綺麗なんだろうなぁ」
後藤はこういう景色を眺めたことあんのかな。
101 :
名無し募集中。。。:2005/05/07(土) 02:08:11 0
気付くと俺は脱衣所のドアの前に立っていた。もうどうしようもなかった。何も考えないでドアを開けた。
そしてすぐ目に付く籠の中にはキレイにたたんでおいてある濡れた制服と下着一式。
俺は構わず制服をとりあげそれを思いっきり抱きしめ、顔に当てて全てを吸い込んだ。
ブルーベリーのようなとても甘酸っぱい香りの快感で俺は腰が砕け立っていられなくなり床に座り込んだ。
なんとか必死の思いで立ち上がり制服を戻してブラとパンツを手にしてまた床に腰を下ろした。
それほどハデではない可愛らしいピンクの花柄が付いた清楚な容、見た目の可愛さとは裏腹に以外に大きい
「Dカップ…(ごくり)」
俺は彼女の二つの乳房に挟まれている。そんなことを想像しながらその感覚を楽しんでいた。
そして俺はついにめったに触れることのない禁断の物へと手をかけた。その香り人万人いるとて知うる者我のみ…
先ほどの甘酸っぱさとはまた別の若くさい香りがし、それが俺を余計に興奮させた。
我慢できず俺はそれを口に含んでしまった。ほのかにしょっぱいのだが今はそれさえも甘く感じた。
俺はこんどはズボンを下ろし、硬くなってどうしようもなくなった肉棒をとりだし、パンツをそれに撒きつけてより激しく扱き始めた。
今までの中でこれほどに気が昂ぶるオナニーがあっただろうか、ドアの向こうには女の子がいる。
見つかればもちろん変態扱い、それだけでは済まないだろう。社会的地位すら危ない。
その危機感が余計に俺を興奮させる。鼻息もだんだん荒くなってくる。そろそろ限界が近づいてくる。
今日の絶頂はこれまでの中で最高峰であろうことは間違いない。それを想像したときにまだ逝ってもいないのに気持ちが高まり思わず声が出てしまった。
しまった。確実に聞かれたに違いない。今すぐこの場より立ち去らなければならない。
だがその前に証拠となるものをしゃがんだまま全て籠の中に放り込みその場から逃げ出そうとした。
しかし突如として風呂場へ通じる扉が開き、俺は何をあわてたのか慌てて両手でアレを握り締め隠したつもりになっていた。
そして彼女は先ほどまでは自分に対してあんなに優しかった男が床に座り込み自分の一物を両手で握り締めているなんとも滑稽な姿を目にすることになる。
えーと6人目?
とりあえずトリつけてね
104 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/07(土) 02:35:03 0
乙っす
続けてると知らず間に挿入させてしまってごめんなさい
>>100の続き、いっちゃっても平気っすか?
105 :
名無し募集中。。。:2005/05/07(土) 02:39:51 O
ニモっちはやく〜
続きヨロ
106 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/07(土) 02:40:48 0
「お兄さんは美貴タンと何があったの?」
何があったかって…ごめん言えないよ。俺が悪いとはいえ、理由が理由なんだ。
俺は亜弥ちゃんの質問に答えず、ただ黙って夜景を眺めていた。
「何も答えない…か。やっぱりなんかあったんだね」
「藤本からなんも聞いてないの?」
「うん。ただあたしの前で『もうやだ』って言っただけ」
あんなに仲いい亜弥ちゃんにも、俺がしたこと言わなかったのか…あいつ。
「言いわけだけさせてもらっていい?」
「どうぞー」
「俺、今の生活好きなんだ、みんなといるの楽しくてさ。それを壊したくなかった」
これが亜弥ちゃんの口から藤本に伝わらないかな、なんて考えてしまった俺は、
多分卑怯者だと思う。
「お兄さん、夜景綺麗だと思わない?」
「うん」
「なんかさ、悩み事って自分にとっては大ゴトだけど、他人にとってはちっぽけな
もんでしかないのかなって思うんだよ」
ぼけーっと夜景を眺める俺に、亜弥ちゃんは語りかけた。
「その証拠に、この夜景は広くて綺麗…あたしね、辛いことあると、よくこの景色を
眺めにくるんだけど、そうしてると…なんだか自分の悩みがホントにちっぽけな
ものに感じてくるんだぁ…ってちょっとありきたりな感じかな?」
「いや、俺はいいと思うよ」
「ごめんね、でも本当にそう思うんだ〜。それにこうやって夜景を眺めながら考えてると、
時間立つのもあっという間。不思議だよねぇ」
亜弥ちゃんって、年下なのに随分いろいろ考えてるんだな。
俺は亜弥ちゃんの話を聞きながら、心の隅で何を考えてるんだろう。
後藤のこと?藤本のこと?それとも…
「悩み事なんて、解決しようがしなかろうがいつか必ず消えるよ。時間があたし達を救ってくれる」
107 :
名無し募集中。。。:2005/05/07(土) 02:47:29 O
ニモっちもせつなくなってきてるねぇ
イイヨイイヨー
108 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/07(土) 03:15:56 0
「あたし達って…亜弥ちゃんも何か悩んでるの?」
「うんまぁ…」
亜弥ちゃんは俯いてため息を吐いた。辺りが暗いのでよくわからないが、亜弥ちゃんの
表情には陰りがあるように感じた。
「…別れよっかな」
「え?」
「ううん、こっちの話。そんなことよりお兄さんどうするの?もう知ってるんじゃないの、美貴タンの気持ち」
「俺は…藤本とは付き合えないよ」
むしろ、今はもうめちゃくちゃ嫌われてるだろう。友達としての藤本も帰ってこないと思うと、
急に胸が痛くなった。
「じゃあ、なんで美貴タンのパンツ持ってったの?」
「さっき言った通りだよ。今の生活を壊したくなかったから」
亜弥ちゃんは今ひとつ理解しかねているようだ。
それもそうだよな、パンツで守り抜いた生活ってどんなんだ。
逆を言えば、パンツがなかったら壊れた生活。自分でも滑稽だと思う。
その生活と引き換えに失ったものは、藤本との友情…
そんなのはいやだ、守ってもこれじゃ意味ないじゃないか。帰ったら藤本に土下座してでも
謝ろう。またいつものように意味のない言い争いがしたい。
「何か、自分の中で解決した?」
「うん…」
なんだか、亜弥ちゃんには全部見透かされちゃってる感じがするな。
「よかったね…あ、お兄さん今何時だかわかる?ケータイ、原チャの中に置いてきちゃった」
「んっちょっと待って、俺も時計してくるの忘れたから携帯で」
携帯電話って便利だ。時計代わりにもなるんだもんなぁ。
パカッと携帯を開くと『不在着信 1件』の文字。
おかしいな、鳴ってたのになんで気づかなかったんだ?ボタンを押して表示された名前に俺は驚いた。
『後藤真希 22:03 41秒』
109 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/07(土) 03:19:29 0
今日はこの辺で!
さーよーなーらーこーいーふーぶーき〜ノシ
110 :
名無し募集中。。。:2005/05/07(土) 03:23:40 O
ガ━━ΣΣ(゚д゚;)━━━ンマタイイトコデトメルノネ
お疲れ様ですぅ
ニモさん乙です
また気になる所本日終了か
( ´ д `)<寝るぽ
113 :
名無し募集中。。。:2005/05/07(土) 05:10:02 O
( ´ д `)<5:10だにょ
もぜん
皮ニモさん乙ッス
相変わらず良いところで止めますね〜。
ちょっと感心
ニモっち乙
続き〜続き〜気になりすぎるよ。死にそう
新しい人たち乙〜
グレイト
ほ
ニィーモォー!(jojo2部のシィーザァー!に似た叫びで)
寸止さん、新しい人も乙。
121 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/07(土) 11:26:05 0
>>119 从*・ 。.・)<奥義必殺シャボン玉ー!!(違
122 :
名無し募集中。。。:2005/05/07(土) 12:38:56 O
マイケルも新作待ってるよ
73氏と仲達氏はいつかな〜
123 :
名無し募集中。。。:2005/05/07(土) 13:30:16 O
(・∀・)ニヤニヤ
ゴロッキーズ見なかった俺は馬鹿に等しい
今更すげぇ後悔中保全
ほ
ここで小説についてラジオしたいね
127 :
名無し募集中。。。:2005/05/07(土) 17:05:16 O
(`・ω・´)
保゜
保全中
誰かこないかなぁ
(´・ω・`)
从*` ロ´)ノ<れいなが来たとよ!れいなは!ボーボー!れなれなナース!
あ、あ、ありえれいな…
_| ̄|○ …
133 :
名無し募集中。。。:2005/05/07(土) 21:19:05 O
前スレは1時間経たずに落ちたからな
そろそろ保全
>新作の人
そっちいくんですかw
>皮ニモさん
うはー、たまらんとこで切っちゃいますねw
では、失礼いたしまして、あげさせていただきます。
しばらくお付き合いのほど、よろしくお願いします。<(_ _)>
でもこれでストックなくなっちゃうんですけどね(苦藁
休日。1630p.m. 晴天。
ぼくは、自室でTRPGのシナリオを創っていたところを、いつも通りのジャージの美貴さんに捕まり、
特訓とかなんとか称してリビングでコブラツイストをかけられていた。
「美貴さん、いた、いたたたたたた。キブキブ」ぼくは美貴さんの、ジャージの左腕をタップした。
「オトコノコがなに言ってんの。まだまだー!」
美貴さんは言って、ますます締め上げた。背中に美貴さんの小さめの胸のふくらみがつよく感じられた。
「ちょーっとぉ〜、プロレスごっことかしてないで、買出し行ってきて〜」
真希さんが白いトレーナー、黒のGパンに黄色いエプロンをつけながら、キッチンに向かいつつ、言った。
「あ、ごっちん今日のメニュー何?」技を解いて、ぼくに背中から抱きついたまま、美貴さん。
「んとねぇ〜、ロールキャベツとかつくってみようかなぁ〜、なんて考えてるんだけどねぇ〜」
「あー、いいですねえ。手伝いますよ!」ぼくは言って美貴さんの腕を振りほどこうとした。離してくれなかった。
「じゃ、○○、美貴と買出しいこっか?」美貴さんがぼくを抱きしめた。左頬に美貴さんの右頬が、背中に美貴さんの胸があたった。
ぼくは固まった。
「あ、美貴ちゃん○○くんと行ってくれる〜?」と、冷蔵庫の中を覗きながら真希さん。
「はーい、いってきまーす」と耳元で美貴さん。こつん、と頭をぶつけてきた。同時に、また背中に胸があたった。
「あ、いやあの、美貴さん、あ、あたってるんだけど・・・」ぼくは、どうにか声を出した。ささやくような声だった。
「ん?何があたってるって?」美貴さんがめちゃくちゃ嬉しそうに言って、僕の背で胸をグラインドさせた「ん?ほら言ってみなー♪」
「あ、あの、あの、美貴さん、あのおっぱ…」そこで目の前がまっくらになった。
ほどなく息を吹き返したぼくは美貴さんと、坂のふもとのスーパーに一緒に買出しに向かった。
今はその帰り道。陽はもう傾いて、美貴さんとぼくの、ちょっと長めの影を路面におとしていた。
「でさー、○○って、学校とかで気になる娘とかいるー?」
とうとつに美貴さんが言った。ぼくは一瞬、気をつけの姿勢で硬直した。
「ぼ、ぼくは、あの…」
「美貴はねー、今、ちょっといるんだー」美貴さんはぼくのことなどお構いなし前を向いたままに言って、ぼくを追い抜いた。
固まったぼくから、3歩くらい進んでからくるりと振り返った。
「教えたげよっか?」なんだかえらくあかるい笑顔で言った。
「え、ええ…」ぼくは固まったまま、なんとか言った。
「それはねー」言いながら近づいてきた。近づく一歩ごとに、笑顔がやさしくなるようだった。
美貴さんは、ぼくの目の前までくると、両手のスーパーの袋を下ろし、両掌で固まったままのぼくの両頬を包んだ。
うっすらと目を閉じた美貴さんの顔がちかづいてくる。かたちのいい唇がかすかにひらき
ぴっぴー
「やほー、美貴たん、○○くん、亜弥、買っちゃいました〜!」
美貴さんは歩道の端に瞬間移動していた。車道では、かわいらしい原付に乗った、革ジャンに白い膝までのGパンの亜弥さんが
ゴーグルを顎の下に引きおろすところだった。頭にはジェットヘルメットをかぶっていた。
「えー、亜弥ちゃんどしたの?危ないよ、原付なんて」
「だあいじょうぶで〜す。亜弥は安全運転だし。も〜、バイトきつかった〜」
「え?じゃあ、朝帰りって、男の人のとこじゃあなかったんですか?」
ぼくも近寄って言った。亜弥さんを誤解していたみたいだ。
亜弥さんは、瞳だけで空をきょろきょろと見やってから、にっ、と笑ってぼくを見た。
「さあ〜て、それはどうでしょうかね〜♪」
「な、なんなんですか」
「なんでしょ〜?あ、そだ。二人とも買いもの袋ちょうだい。亜弥が積んでったげるから」
「あ、いいの?ありがと亜弥ちゃん」
「いえいえ〜。ではでは。おふたりさんは、ごゆっくりどうぞ〜♪」
言って亜弥さんは、さっさと行ってしまった。
「もうー、危ないんだから…オートバイなんて…」
亜弥さんを見送りながら、美貴さんはつぶやいた。
「美貴がねー、まだ田舎にいた頃、近所に弟分みたいな子がいたのね…」
美貴さんがぽつりと言った。ぼくたちは、坂の途中のバス停のベンチに並んで座り、自販機で買った飲み物を飲んでいるところだった。
「美貴たちが、原付でバカやって遊んでたとき、その子、仲間になりたがってねえ…」
美貴さんは、道路の向こう側に、どこか遠くが見えているような瞳をしていた。なんだか、美貴さんの横顔がとても遠く見えた。
「で、その子、どっからかバイクかっぱらってきて、めちゃくちゃ無茶して…事故って…そのまま…」
美貴さんはそう言って、自分のスニーカーのつま先を見つめた。美貴さんがなんだか、ちいさくなってしまったようだった。
美貴さんはふと、急に思い出したようにぼくに振り向いた。
「あ、ごめんごめん、○○には関係ないよね、こんな話」
美貴さんはなんだか困ったように笑った。その目から涙が一筋、こぼれた。夕陽の照り返しが、美貴さんの卵型の顔を染めていた。
「そんな、そんなことないですよ!ぼ、ぼくたち、家族じゃないですか!美貴さん、そんな、美貴さんにそんなことがあったなんて、
そんな、なんて言えばいいのかわかんないけど、美貴さん、あの」
自分でも何を言っているのか分からないうちに、ぼくは美貴さんに、つよく抱きしめられていた。
「〜〜!○○、ありがと…」
ぼくは、なんとなしに美貴さんの背に手をおいた。ぼくたちは、しばらく、そのままでいた。
やがて美貴さんはぼくをはなし、そっとぼくの額にくちづけると、立ち上がった。
「ありがと、○○!さ、帰ろっか!」
言って、美貴さんは飲み物を飲み干し、空になった缶をゴミかごに3ポイントで放り込むと、ぼくを振り返って、にっ、と笑った。
「今の話、亜弥ちゃんにも、ごっちんにも、内緒だかんね。じゃないと、ひっっどいからね♪」
ぼくは、かちんこちんに固まったまま、何度もうなずいた。美貴さんはいつも通り、おおきく見えた。
「なあ〜んか、妙に遅かったですねえ〜。なあにしてたんですかねえ、お ふ た り さんっ♪」
ぼくたちがキッチン/リビングに戻ると、キッチンのテーブルでなにやらつまみ食いしながら、亜弥さんが言った。
「なーによー、亜弥ちゃん。なんもないもん。一番星さがしっこしてただけー」
リビングのソファに跳び込みながら、美貴さん。
「そうなの?」キッチンの主役、真希さんがぼくを振り返り、小首をかしげて、言った。
ぼくは言葉も出ず、こくこくとうなずくしかなかった。なんだか、混乱しっぱなしだった。
「あ〜、あやし〜。美貴たん、○○くんになんか口止めしたっしょ〜」と亜弥さん。
「美貴そんなことしないもーん」言いながら美貴さんはテレビをつけ、ニュースからアニメに変えた。
「な〜んかあやし〜。こおら美貴たん、白状しなさ〜い」亜弥さんが美貴さんの隣に跳んで行って、肩を揺さぶった。
がくがくしながら、美貴さんはぼくを見て、ウインクした。なにか、ぼくの中に、電流が走ったようだった。
「ね、○○くん、ちょっと手伝ってぇ〜」笑顔の見えるような声で、真希さん。
「あ、は、はい!」ぼくは急いで真希さんの隣に行った。
「ちゃぁ〜んと手を洗うんだぞぉ〜」言って真希さんは、肩と腰をぼくにぶっつけた。真希さんのやさしい香りがひろがった。
いつも通り、真希さんの手料理はおいしく、真希さんはのほほ〜んとしてあたたかく、やわらかかった。
いつも通り、美貴さんはすっとんだ調子でぼくを、それは愉しそうにからかった。
いつも通り、亜弥さんはマイペースで、すごく嬉しそうにバイトの話をしてくれた。
でも、毎日の積み重ねは、常になにかを変え続ける。3人との暮らしで、つよく、そう思うようになった。
ありがとう、伯母・・・と、裕子さん。裕子さんの言ったとおり、いい経験になってるみたいだ。
お目汚し失礼いたしました。
例によって同じパターンで申し訳ありません。<(_ _)>
できましたら次回は、早くも新キャラ(亀井ですみません)登場編か、
後藤の過去編にてお会いいたしたく存じます。
140 :
名無し募集中。。。:2005/05/07(土) 21:53:00 0
めちゃくちゃ(・∀・)イイ!!じゃないか
ってイィ!ψ(゚Д゚)ψ
そうだよ!俺が思っていた小説はこういうのなんだよ!グッジョブ!!!
最高にヨカターヨ・゚・(ノД`)・゚・乙
なんかこういうみんながかわいい感じのって逆に斬新だな。
自分で書いてて意味わからんがとりあえず(・∀・)イイ!よ。
がんがってくれ。
寸止さんめちゃめちゃGJ
寸サマ乙です。GJ
卒コンの時期になると切なくなってやる気が失せます。
なんで連休の頭にやらんのだ明けても駄目人間じゃないか
元気が出る小説どんどん期待してます。
从‘ 。‘)<ほぜん
ほ
寸止氏 (・∀・)イイヨー
次回も楽しみにしてるよ!
149 :
名無し募集中。。。:2005/05/08(日) 00:47:25 0
「いや、俺は…」
「やっぱりお風呂入りたかったんでしょ?いいよ、一緒に入ろう。あ、私のパンツ、、、いいよぉ洗ってくれなくても自分でできるから」
そうして俺は彼女と風呂に入ることとなった。
150 :
名無し募集中。。。:2005/05/08(日) 01:37:44 O
ここ、作家さん多いけど
みんなこのスレ以外でも書いてるんだろか?
寸止さん乙
めちゃめちゃ良いじゃないですか!!
>>149 こういうの無かったけど良い
凄く続きが気になるぅー
そろそろ圧縮かな
こまめに保゜
154 :
名無し募集中。。。:2005/05/08(日) 03:31:49 O
んだばおいらも保
155 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/08(日) 03:36:16 O
すいません、ちょっと今日友達に拉致られたまま帰れそうにないんで更新できないっす
>>151 俺ここで書くのが初めてです、今まで読んでただけだったんで
ニモっち初めて!?
初めてでアレはなかなか出来ないよ シュゴイネ
ア━サ━━━━━!!
朝から元気いいなw
じゃオレは寝るよ、ハロモニ始まる前に起こしてくれ
( ´ д `)ノ<5:10
160 :
名無し募集中。。。:2005/05/08(日) 06:33:51 0
早朝保
ニモっち友達いっぱいいてうらやましい
俺なんて友達との約束すっぽかしてここで昨日小説待ってたからね。
162 :
名無し募集中。。。:2005/05/08(日) 07:29:12 0
それはどうなんだw
163 :
名無し募集中。。。:2005/05/08(日) 09:24:39 O
堡
正午
もぜんぽ
保
待ち保
このスレは俺が守る!
170 :
名無し募集中。。。:2005/05/08(日) 16:07:24 O
∬´Д`§<保
んにょ
h
ごっちんかわいすぎ保全
ho
175 :
名無し募集中。。。:2005/05/08(日) 19:54:02 O
(・∀・)
ほっ
もぜん
ほぜn
作者待ち
180 :
名無し募集中。。。:2005/05/08(日) 23:56:42 O
野球中継に娘。が出てたな保
181 :
名無し募集中。。。:2005/05/08(日) 23:57:17 0
くのいちあやや以降ここにハマりっぱなしだ俺
このスレおもしろい
182 :
名無し募集中。。。:2005/05/09(月) 00:33:03 O
作者は実はみんな同一
183 :
名無し募集中。。。:2005/05/09(月) 00:45:42 O
んなこたぁない
「あー、いっけなぁ〜い。もうこんな時間じゃぁん」
「?なになに、どしたのごっちん?」
「美貴たん美貴たん、これはあ〜、あれですねえ〜。せーの」
「「「『ほぜんです』ぅ〜」ー」う〜」
皆様乙です。保全ありがとうございます。新作ちょっと長くなっちゃってる上に、
どこがHな同居人なのか、訳わかんなくなりつつあるんですが、
亀井登場編改め、○○”絆”編として、近日あげさせていただきます。
ぼくの趣味全開でアレですが、よろしくお付き合いのほどを<(_ _)>
てか皆どこで遊んでるんだろ?(リーさんはミキ幼でエロやってたけど…w)
あそうだ。ぼくはこっそりミキ幼出です。だから藤本編長くなっちゃったんだろうなあ。
寸サマ乙
俺はHなくてもかまわないっす
Hはあったにこしたことないが、無くても別に良いかと
寸止さんのは3人ともキャワイくて気に入ってます
187 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/09(月) 02:41:42 0
寸止めさん激しく乙です
なんだか行き当たりばったりで書いてたら自分で何かいてんだか
よくわかんなくなってきたorz
とりあえず
>>108からスイッチオン
188 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/09(月) 02:46:08 0
俺の胸が高鳴った。
素気ないとか冷たいとか思ってたけど、もしかしたら俺の勘違いだったのかもしれない。
だって、本当にそうだったらわざわざ電話なんてかけてこないだろうから。
「お兄さん、今何時?」
「んっ、ああわり。えー22時53分…53分!?」
おいおい、電話きてから50分も経ってんじゃねーか!!
「どうしたの?」
「亜弥ちゃんわるい、ちょっと大事な人から電話きてたからかけ直してくるわ。
すぐ戻るから待ってて!」
「えっちょっと…もう」
俺は嬉々となって砂場のすぐ近くの階段を下り、ベンチのたくさん並ぶ広場に出た。
お〜いるいるカップル。なんか一人でボーっとしてるヤツもいるが、それもアリだろう。俺もいつか
後藤と来てやるからな、待ってろよおめーら!
俺はいちゃついてるカップルを邪魔しないよう、一番隅っこの空いてるベンチに腰掛けた。
不在だった着信履歴から発信しようとした時、俺はふと思った。
かけ直すにはちょっと時間経ち過ぎか?
いや、今かけ直さないでどうする。俺は後藤の彼氏だぞ、変なこと気にするな俺。
俺は自分でもよくわからない迷いを吹っ切り、親指でボタンをプッシュした。
189 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/09(月) 02:50:27 0
プップップップップップップップッフッ゚…トゥルルルルル…トゥルルルルルルル…
『もしもし』
「もしもし後藤?わりわり、さっき電話気づかなかったんだ。どうした?」
『何やってたの?』
「あの時間はたぶん亜弥ちゃんの原付のケツに乗ってる途中だったかな。マジわりぃ」
『どこ行ってたのよ』
「港の見える丘公園まで来ちまったよ〜あ、別に亜弥ちゃんとは深い意味があって来てるわけじゃないよ」
『嘘だ。まぁいいけどね〜』
「え、いや嘘じゃないって。もう帰るからさ、まだ起きてるっしょ?何かについて語ろうぜ」
『今からバイト行くところ』
「は?今から?」
『忙しいんだから切るね』
ブツッ…ツー、ツー、ツー…
切られた。
なに、この一瞬で終わった電話。
こんなの期待して電話かけ直したんだっけか…俺。
190 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/09(月) 02:56:24 0
今日かここらへんで!
月を見るたび思いだせ ノシ
191 :
从o゚ ∀ ゚)<やぐごま!!! ◆WDy6epQVD. :2005/05/09(月) 02:58:56 0
ニモ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
192 :
名無し募集中。。。:2005/05/09(月) 03:02:54 O
ニモっち 乙〜
ごっちん・・・
ニモさん乙
ごっちん?
( ´ д `)<5:10
↑( ´ д `)<明日は来れないから誰かヨロ ノシ
おは
マイケルが朝の保全をお知らせいたします
マイケルおはようミッシェル
ho
バイトなんかしてないじゃん
201 :
p15234-adsah09honb5-acca.tokyo.ocn.ne.jp:2005/05/09(月) 13:13:21 0
ニモっちは庵だったのか〜!!
ケータイから保
ほ
204 :
名無し募集中。。。:2005/05/09(月) 15:02:32 O
ずみ
205 :
名無し募集中。。。:2005/05/09(月) 15:35:53 O
ぺぺ
206 :
名無し募集中。。。:2005/05/09(月) 17:04:54 O
ロンチーノ
ho
ほ
209 :
名無し募集中。。。 :2005/05/09(月) 21:27:02 0
めちゃめちゃエロイ話書いてもいいですか?
210 :
名無し募集中。。。:2005/05/09(月) 21:27:18 0
211 :
名無し募集中。。。:2005/05/09(月) 21:32:03 0
212 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/09(月) 22:16:32 O
>>156 でも下書きもなんもないから他の作者さんに比べてお粗末かも。藤本怒らせてみたりしたものの、こっからどうするつもりだ俺orz
>>161 友達多くないっすよ、拉致りに来るのはだいたい決まってるし
73氏待ち保全
213 :
名無し募集中。。。:2005/05/09(月) 23:32:56 0
ごまっ保
ho
215 :
名無し募集中。。。:2005/05/10(火) 00:18:08 0
こまめに保
ho
今日は人の気配がしない
docomoやっと規制解除
保全
オレもやっとだ
規制されてたんだ
どうりで
221 :
名無し募集中。。。:2005/05/10(火) 02:48:58 O
保
川 v )ノシ<おやミキ
ho
( ´ д `)<5/10X5:10
んぁ
後藤の日だって
228 :
名無し募集中。。。:2005/05/10(火) 08:44:35 0
みきちー
229 :
名無し募集中。。。:2005/05/10(火) 09:42:46 0
ごってぃん
230 :
名無し募集中。。。:2005/05/10(火) 10:47:00 0
ごとぉー
規制だったんだね…
話書こうとしたのに繋がらなくて凹んだ
232 :
名無し募集中。。。:2005/05/10(火) 10:51:28 O
どういった理由で規制されてたかわかる人いますか?
234 :
名無し募集中。。。:2005/05/10(火) 12:12:24 0
あやぃや
235 :
名無し募集中。。。:2005/05/10(火) 12:48:47 O
236 :
名無し募集中。。。:2005/05/10(火) 13:33:01 O
>>209 おれたちに止める権利はない
つか期待保
237 :
名無し募集中。。。:2005/05/10(火) 13:33:28 0
エロまだー
後藤の日保
510保全
マイケル帰ってきたら新作あげてよねマイケル
242 :
名無し募集中。。。:2005/05/10(火) 19:05:56 O
エロいのまだ〜
ho
(・∀・)
245 :
名無し募集中。。。:2005/05/10(火) 21:11:55 O
ほ
>皮ニモさん
ぼくもかなりいきあたりばったり思いつきなので、あら捜しは堪忍してくださいね>all w
では、失礼いたしまして、あげさせていただきます。
しばらくお付き合いのほど、よろしくお願いします。<(_ _)>
実は季節がら、○○修学旅行編てのを考えてたんですが、
どーにもまとまらないので、方向転換
題して、○○天国と地獄編、といったところでしょうか。
エロもなく、やたら長くて恐縮ですが、楽しんでいただけると幸いです。
平日 0610 a.m. 日本晴れ
寒さで目が覚めると、真希さんが窓を閉めているところだった。
差し込む朝日が、パジャマ姿の真希さんの横顔を照らしていた。
「おはようございます、真希さん」ぼくは身を起こしながら声をかけた。
「わあっ!」真希さんは飛び上がった「お、おはよぅ、○○くん。起こしちゃったねぇ」
ぼくは目覚まし時計に目をやった。午前6時10分。
「どうしたんんですか?こんな時間に」
「ん〜、えとねぇ〜、目が覚めちゃったから、顔洗いにいこうと思ったんだけどぉ、
○○くんドアも窓も開けっぱで、おなかまで出して寝てんじゃぁん?
閉めといたほうがいいかなぁ〜、なんて」真希さんが、えへ、と笑った。
「あ、そうだったんですか。ありがとうございます。あれ?おっかしいなあ?
窓もドアもちゃんと閉めて寝たはずなのに。寝ぼけて開けたのかな?」
「もぉ〜、危ないよ?この辺は安全だから、ドロボーとかも居ないだろうけど、
油断大敵。それより、風邪なんかひいてない?大丈夫?」
「大丈夫で、っくしゅん!」くしゃみが出た。
「○○くん!だいじょぶ?」真希さんがベッドの脇に飛んできて、床に膝立ちになった。
「熱なんかないよね?」真希さんはぼくの額に右手を伸ばし、ぼくの前髪をかき上げた。
同じように真希さん自身の前髪を左手でかき上げると、おでことおでこをひっつける。
目を閉じた真希さんの顔が、ぼくの視界一杯にひろがった。熱が出そうだった。
10秒ほどそうして、真希さんは顔を離すと、なんだか愉しそうに笑った。
「あはは、こんなんしてもわかんないや。おかぁさんて、すごいねぇ」
ぼくは固まりそうになったが、ふと思い出して言った。
「だ、大丈夫ですよ。そ、それより、修学旅行代出てきたんで、返します。出してもらった分」
「?あ、そうなんだ」一瞬妙な顔をして、真希さん。忘れていたらしい「いいのに。てゆうかさ、
風邪なんかひいたら、修学旅行行けなくなっちゃうよぉ」
「そうですね。最近、旅行代引き出しの奥にしまったまま忘れてたり、
窓開けっ放しで寝てたり、なんか、気ゆるんでますね。気をつけます」
「うん。で、○○くん、どうする?念のため今日学校休んどく?明日からでしょ?旅行。
休むなら、あたしも会社休んで看病しちゃうけど?」真希さんは妙にうれしそうに言った。
「い、いいです、行きますよ。だ、大丈夫です」ぼくはどきどきして言った。
「そぉ〜お?」真希さんは心配そうに言った。アヒルぐちになっていた。
学校へ行く支度をしてキッチンに行くと、トレーナーにミニスカートの亜弥さんが
かわいらしいピンクのエプロンをして、なにやらじゃんじゃか炒め物をしていた。
「あれ?今日は亜弥さんが朝ごはんつくってくれるんですか?」ぼくは聞いた。
「あ、おっはよ〜、○○くん。残念!これは、今晩の晩御飯でしたあ〜」
亜弥さんはぼくを振り返り、眼を見開いて、どうだ、とばかりに微笑んだ。
「え?今からつくってるんですか?それは?たまねぎ?」
「そおですよ〜。カレーをつくって、夜までことこと煮込むんだよ。おっいしんだから〜」
「へえー、楽しみにしてますよ、亜弥さん」
「まっかせて、ちょうだい♪」亜弥さんは言ってウインクし、okサインを出した。
「まあー、ごっちんに教えてもらってたけどねー♪つくりかた」
食卓から、ジャージ姿の美貴さんが、ご飯に肉そぼろをてんこ盛りにしながらちゃちゃを入れた。
「美貴たあ〜ん、そんなこという子のカレーには、お肉が入りませんよお〜」
「なあんでえー、ごめん亜弥ちゃん、ごめえーん」
「わっかれば、いいんです」
「はぁ〜い、皆ご飯食べよぉ〜。亜弥ちゃんもきりのいいとこで食べなぁ〜」
ぱんぱんと手を打ち鳴らしながら、ぴしっと黒のスーツを着た真希さん登場。
「はいはあ〜い♪い〜まいきまあ〜す」コンロの火を消しながら亜弥さん。
「おはよーごっちん。かっこいいじゃん。つかもう食べてるし」とご飯をほおばったまま美貴さん。
急にぼくは、明日からの修学旅行で、3日間もこの家を空けるのが、なんだか
とても寂しいことに想えてきた。
お眼汚し失礼しました。
えらいアレでなんでございますが、こんなもんでございます<(_ _)>
長くなりますのでなんですが、
今日明日にはこの続きにてお会いしたく存じます。
251 :
名無し募集中。。。:2005/05/10(火) 21:44:22 0
乙です
このスレには良い作者さんがたくさんいるね
乙保
寸止さん乙です
あひる口の真希さんキャワ
寸サマ乙です
明日が楽しみです ガンバ
255 :
名無し募集中。。。:2005/05/10(火) 23:58:40 0
ほ
580越えてるがな
生存報告がてらにほんの少し
前スレ続き
◇
「…なあ、後藤、遅くないか」
言いながら部屋のカーテンを少し開く。
チラリと覗いた窓にはコタツで勉強をしている亜弥ちゃんと、その傍らで雑誌を読んでいる藤本の姿が映った。
その窓の向こうでは朝からの雨が飽きもせずに降り続いている。
「まだ7時前だよ?」
窓の中の藤本は雑誌から目を離さずに少し呆れ気味に言った。
「…けどいつもだったらもう帰ってきてもいいはずだろ」
「どっか寄ってるんじゃないの?」
「いや、早番の時は昼寝するためにまっすぐ帰ってくる」
へえ、よく見てるんだ、と藤本は初めて僕の方を見て、言葉を続けた。
「そんな事言ったって子供じゃないんだしさぁ、…なんかアンタ、今日、変だよ、イライラしてる」
僕がおかしな事を言っているのは自分でもよく分かっていた。
19才の人間が7時前に家に帰っていないからって、それがどうしたというのだろう。
それを心配などしようものなら過保護も行き過ぎというもの。
しかし、雨の雫が地面に一つはじける度に僕の焦燥の色は濃くなっていった。
「携帯に電話してみればいいじゃん」
さらさらとペンを走らせていた手をピタリと止めて亜弥ちゃんが顔を上げた。
それは至極真っ当な意見だった。
しかしそれを実行するのはどうもためらわれた。
そこでもし後藤が出なければ何かが決定的になってしまうような気がして。
僕は亜弥ちゃんの視線を逸らして再び窓の外に目を向けた。
「…ほんとにアンタ、変だよ。…じゃあいいよ、美貴がするから」
藤本はコタツの上に置いてあった携帯を手にとって、慣れた手つきでボタンを押した。
耳に押し当てられた携帯から微かに漏れる呼び出し音が1つ、2つ、鳴る。
3つ、4つ。
後藤は出なかった。
5つ、6つ―――その音はただ無情に積み重なっていく。
「あれ、出ないな…」
藤本は首を傾げて携帯を見つめながら電源を切った。
まるでそれがスタートの合図であったかのように、気づいたら僕は玄関に駆け出していた。
「ちょっと、どこ行くの!」
「外、見てくる!」
「外って…」
亜弥ちゃんが呆れるのも、もっともだ。
外といったところで僕に行く当てがあるわけでもないし、そもそもこんなに焦って後藤の行方を捜すような必要などまるでないのだ。
しかし僕はそうせずにいられなかった。
いつもより少し帰りが遅いことも、携帯に出ないことも、この静かに降り続く雨も、全てが嫌な想像に繋がってしまう。
そして何より、今朝、後藤が言っていた事。
”なんかね、この先もずーっとこういう風に暮らしていくんだと思ってた”
後藤がやけに穏やかに笑っていたのを思い出す。
そう願えば願うほど、それはあまりにも脆く呆気なく砕け散る事を僕は知っていた。
なかなか書けなくて申し訳
こんなところで引っ張るのもアレなんでなるべく早く続き書きます
保全周りしてたら
73氏キテタ━━━(゚∀゚)━━━━!! 乙!乙!乙!
圧縮きたら読ませていただきます
73氏乙です
後藤の行方が気になる〜
264 :
名無し募集中。。。:2005/05/11(水) 01:03:55 0
>>261 なんつーか、普通に小説として好きなので、じっくり書いてください。
73氏乙。おれあんたのめっちゃ好きだぞ。
がんがって書き続けてくれ。続き気になる・・・
73氏ゆっくりでかまわないっす ずっと待つッス
ここはホントいい作家さんが多くてうれしいっすよ
保全がんばろ
268 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/11(水) 02:06:55 0
73氏乙です
マジ飲み込まれそうだわ…真似できぬ
73氏のあとじゃちょっとアレだけど、一応
>>189から
269 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/11(水) 02:10:10 0
後藤は冷めててよくわかんないし、藤本はプンプンだし、なんかよくわからん。
最近いろんなことがありすぎた。
亜弥ちゃんに彼氏がいること知って、藤本とカラオケ行ったのが広まりファンクラブ
なる連中から命狙われて、後藤の古い知り合いに絡まれて、ボコされて、
藤本のパンツ盗んで、藤本にキスされて、後藤と付き合って…
密度の濃い一週間だったなぁ。なんだか、先週見ていた世界と今見ている世界が
まったく別物な気がしてならない。
俺はなにげなく着信履歴を見てみた。
『後藤真希 22:03 41秒』
はぁ…この時はいったいなんのために電話してきたんだよ後藤…もうダメだ、泣きてぇ。
俺は垂れかかった鼻水をズズッとすすった。
「えーん」
勘違いしないでほしい。今の泣き声は俺のものではない。
「えーん」
どうやら俺の対面のベンチに座っている女の子が泣き声の主らしい。暗くてよく見えないが、
うちの学校の制服を着ている。つーかこんな時間に一人で何してんだ?危なっかしいったら
ありゃしない。周りのカップルも、皆どうしたんだとチラチラその子を見ていた。
270 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/11(水) 02:27:23 0
今度頑張って更新するんで今日はここらへんで 汗
乙
ニモっち乙
ニモっちもあせらずゆっくりね イイモノ持ってるんだから大丈夫きっと大丈夫♪
寝る前の巡回保全なの
起きた後の巡回保全なの
( ´ д `)<5:10だぽ
昨日はもの凄く作者降臨率が高かったんね(^O^)
皆さん本当に乙かれサマンサっす♪
>>241 ホントごめんちゃい…
>GW中に…の人
本当にごめんなされ
次からは約束は守ります保
仕事に向うバスの中で保全
ほ
ぜ
昼の保全
ニモさん乙
283 :
名無し募集中。。。:2005/05/11(水) 14:03:21 0
つまんね
次回期待保
マイ保
ほじぇん
コマメに保
(0/3)
(保全も兼ねて)息抜きに。
「モ。」ののけ姫
以下、設定
アシタカ=アヤヤ
サン=ミキ
エボシ御前=後藤
モロ=姐さん
オッコト主=ヤスダ
シシ神=紺野
ジゴ坊=なっち
タタラ神=石川
ヤッグル=やぐち
東の国、西の国(タタラ場)=ソロ とそのサポート
森=娘。
朝廷=ファン
(1/3)
東のソロで石川の呪い(オンチ)を受けてしまったアヤヤ。
村のヤススオババが『西のソロへ行け。』と言うので
ヤッグルに乗って西へ、その道中。
川の辺で大きな狼といる若い娘を見る。
松:「私の名はアヤヤ!そなた達はの森に住むという精霊達か?」
藤:「去れ!」
狼と娘は森に消える。
タタラ場。
後藤に石川の呪いにかかった歌を聞かせる。後藤絶句。
松:「後藤の放った刺客による呪いだよ。」
後:「わたしを殺すの?『娘。』の森に住む、『モ。』ののけ姫にも命、狙われてんのに。」
松:(あの娘の事?)
松:「.....なにか、来る。」
ミキがタタラ場を襲撃。
ミキと後藤の一騎打ちが始まる。
その間に割り込み、一曲歌うアヤヤ。
あまりのオンチさに驚く皆を前にあやや。
松:「これが石川の呪いよ!オンチはアンチしか生まない。」
そしてミキを気絶させ、外に出ようとするアヤヤ。
あさみ:「行かせないよ!りんねの仇!」
里田:「やめれ!ビシッ!」
あさみ:「あっ!」
バキューン!
(2/3)
彷徨える蒼い弾丸がアヤヤの体を突き抜ける。
それでもアヤヤは歩むのをやめない。
タタラ場の入口扉を開けようとするアヤヤ。
穴の開いた腹からは血がドバッと出る。
みうな:「駄目だよ!アヤヤ!死んじゃう。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
松:「.....邪魔したね。」
ドスーン!
しばらくして、気が付くミキ。
藤:「なんで邪魔した!.....アヤヤ撃たれたの?.....死ぬの?」
松:「ミキを死なせたく無かった。ミキは美しい。」
ミキ再生。
保:「なぜ人間がおる。」
保:「我が一族、ことごとく滅ぶとも人間どもに思い知らせてやる。」
夜。岩屋の上。
松:「ミキを離して!あの娘は人間よ!」
姐:「黙れ、小娘!お前にミキが救えるんか?」
松:「.....救えるかはわかんない。」
姐:「ここから去れ!」
(3/3)
『娘。』の森&過去メンが、ファン&ソロ軍に攻撃を仕掛ける。
(中略)
保:「帰ってきた!昔のメンバーが帰ってきた!」
藤:「止まって!保田さん!氏んだ者は生き返ったりしない!」
そして紺野さん死亡。
ホッペをナッチが持ってく。
ポン野さん再生。
紺野さんレクイエム→ポン野さん。「カーンペーキデース!」暴れる。
草木は枯れはて、ポン野さんに命が吸い取られて行く。
紺野さんのホッペを運び出し逃げるナッチ。
止めるミキとアヤヤ。
な:「天地の間にあるすべてのものを欲するは人の業というものよ。」
藤:「あなたを殺したくない。」
ミキとアヤヤに紺野のホッペを返すナッチ。
松&藤:「ポンちゃんよ!怒りを静めなさーい!」
(中略)
藤:「アヤヤは好き、でもごめん、私、ソロには戻れない。」
松:「それでいい。ミキは『娘。』で、私はソロで。共に生きよう。」
藤:「うん。」
松:「また会いに行くよ。ヤッグルに乗って。」 【終】
(・∀・)イイ!!今までにないタイプで新鮮!
>オンチはアンチしか生まない
ここワラタwwww最高www
よくできてるよ乙!
ある意味共に暮らしてるね〜奇抜だね!最後のシーンは泣けるけど笑えたよ
294 :
名無し募集中。。。:2005/05/11(水) 20:59:24 O
リー最近いいねリー
圧縮くるよ〜保
リーといえば八極拳ほしゅ
保全の時間
保全
73さんのとか皮ニモさんの見てから自分の推敲してると、つくづく思うんですが、
ぼくのは、字数やたら多いわりには、明らかに小説ってよりシナリオなんですよね(´・ω・`)
まあこんな芸風の一匹くらい飼っててくださいとも申し上げたいところですが、
なんかあれば、改善方法教えてください。
リーさんのが遥かに読みやすいしなあ…
マイケルさんもよろしくです!
あと前回忘れててごめんなさい!保全隊の皆さん、乙です!
では、失礼いたしまして、あげさせていただきます。
しばらくお付き合いのほど、よろしくお願いします。<(_ _)>
また過去最長に長い上に山も谷もなく恐縮ですが、笑っていただけますと幸いです。
(・∀・)
平日。修学旅行前日 0730 p.m. 降るような星空
離れの武道場で一人ダンスレッスンをしていた真希さんがキッチン/リビングに戻ってきた。
グレーのTシャツに黒いスウェットパンツ。頬がほんのり上気していた。なんだかどきどきした。
「あぁ〜、いい汗かいた。あ、○○くんおかえりぃ〜。また一緒におどろ♪」と真希さん。
「い、いやあの、真希さん、ダンス激しすぎだし…」ぼくは曖昧な笑みを浮かべて言った。
「そーそー。ごっちんレベル高すぎー」とぼくをヘッドロックしたまま美貴さん。
「そぉかなぁ〜。普通じゃない?」と人差し指を頬にあて、小首をかしげて真希さん。
「じゃない。全、然、普通じゃない」美貴さんがぼくの頭を胸に押し当てながら言う。
「あの、美貴さん美貴さん、あの…おっぱ…っくしゅん!」ぼくはくしゃみをした。
「なに○○、風邪ひいた?大丈夫?」ぼくを放して美貴さんが言った。
「やっぱ風邪かなぁ〜。○○くん、夜窓全開で(
>>247)寝てたみたいだから…」と真希さん。
「なに○○、痴女さんでもきて、なんかエッチなことされちゃってたんじゃないの?」
「やっ、やめてくださいよ美貴さーん」
「そぉだよ美貴ちゃぁ〜ん。そんなのホントだったら怖いよぉ〜」ぶるぶるしながら真希さん。
「はあ〜い、じゃご飯ですう〜。皆集合〜」亜弥さんがキッチンから言った。
「あぁ〜、おいしかった。亜弥ちゃんごちそうさまぁ〜」と真希さん。
「おいしかったー。亜弥ちゃんグッジョブ!」右手親指を立てて美貴さん。
「ごちそうさまでしたー。亜弥さん、おいしかったですよ!」ぼくもお礼を言った。
「皆ありがとですう〜」亜弥さんがすごく嬉しそうに笑った。続けてぼくを見て、言った。
「○○くんはあ〜、こんなカレーつくるお嫁さんとか、どですかねえ〜?」
『え?』ぼくと真希さんが同時に、眼をむいて亜弥さんに言った。
「てかさー」と急に不機嫌そうに美貴さん「○○、修学旅行とか行くのやめなーい?」
「え?えええええ?急に何言い出すんですか美貴さん」びっくりしてぼくは聞いた。
「そ、そぉだよぉ〜。ど、どしたの美貴ちゃん」と妙にあたふたと真希さん。
「はっはあ〜ん」愉しそうに亜弥さんが言った「美貴たんも、○○くんがいなくなるのが
寂しいんですねえ〜♪どお?ずばり当たりでしょお〜♪」
「そっ、そんなんじゃないもーん」ぼくをちら見した後そっぽを向いて、美貴さん。
「こじろー(犬)いじめったってつまんないんだもん」
「え?でもあの…」ぼくはなぜか言葉につまってしまった。
「まぁまぁ、たった3日じゃなぁい。美貴ちゃんも我慢我慢」と真希さん。
「ええー、やだ。○○、休め休め。美貴も仕事休むから。一緒に居よ♪」
「て言うかあ〜、美貴たん自由業だし休み放題でしょお〜?」
「でもヤなもんはヤなの。美貴○○居ないとつまんなあーい」
「もぉ〜、わがまま言わない。○○くんもずる休みとかしちゃだめだよぉ〜?」
「は、はい…」なぜかさみしそうな真希さんの瞳と唇に応えながら、ぼくはずる休みしようかと考えた。
次の日、ぼくはマジで微熱を出し、おなかを下して、旅行には行けなくなった。
平日。修学旅行1日目、だったはずの日。曇り
その日は大騒ぎだった。
真希さんは会社を休んで、アイスノンだの、寝たまま飲み物が飲めるガラスの急須みたいなやつだのと
看病用品を買ってきて、濡れタオルだのアイスノンだのとっかえひっかえしてくれたし、
亜弥さんは晩御飯のカレーに責任を感じて、トイレの外までついてきてくれたりし、
美貴さんは「添い寝したげるー」とかなんとか言ってふたりに取り押さえられたりした。
そんなこんなでぼくは、晩御飯に真希さんがつくってくれた、小魚と昆布でだしをとったおかゆを
皆でぼくの部屋で食べる頃には、すっかり元気になっていた。
「あーこれおいしー。さっすがごっちん」と美貴さん。
「○○くう〜ん、はあい。ああ〜ん♪」ぼくに、スプーンでおかゆを差し出しながら、亜弥さん。
「だっ、大丈夫ですよ。亜弥さん。もう全然平気だし」
「あぁ〜、よかった。ごとぉもぉ一時はどうなることかと思っちゃった」
本当にほっとした様子の真希さんの笑顔を見たら、修学旅行のことなんかどうでもよくなった。
「大げさですよ、真希さん。こんなの、病気でもなんでもないです」とぼくは言った。
「でもさー」めちゃめちゃ嬉しそうに、美貴さん「結局○○、旅行行かなくてよかったじゃん」
「美貴ちゃん、そぉんな、嬉しそうにいわなぁい」と真希さん。
「そおそお。美い貴たあ〜ん、不謹慎ですよお〜」と亜弥さん。
「いいんですよ。ぼくも今日、皆とずっと一緒に居られてすっごくうれしかったし」
三人の顔を見回して言った。真希さん、美貴さん、亜弥さんは、とても優しい笑顔を返してくれた。
これでよかったんだ。ぼくは、これっぽっちも後悔なんかしていなかった。
そんなとき、ぼくの携帯が振動した。数少ない、というより唯一の、学校友達からだった。
「うん…うん…そんな…ホントに?…ありがと。うん、じゃね」ぼくは通話を切った。
なんだか急に、テンションが下がってしまった。
「どしたの?」と心配そうに真希さんが言った。
「うん…」ぼくは言った「旅行先の、学校での相棒から。あいつ、友達いっぱいいるのに…
『○○が居ねえとつまんねえよ』なんて言ってくれて…ちょっと、残念だったかななんて…」
皆の間に沈黙がおちた。
『ごめんなさい!!』突然、真希さんと亜弥さんが同時に起立して、頭を下げた。
???理解不能???
「○○くんが風邪引くように、夜中窓開けて朝閉めてたの(
>>247)ごとぉなのぉ〜」
「亜弥、○○くんのカレーに、粉に砕いたコーラックいれました(
>>301-302)あ〜」
「はあああああああああああああああああああああああ?!」
ぼくがぽかんとしていると、美貴さんがげらげら笑い始めた。
「あはははははは!ふたりとも洒落んなんないじゃん」ぼくの肩を抱いて、美貴さん。
ぼくは呆然と美貴さんの顔を見た。めちゃくちゃ愉快そうな笑顔だった。
まるくふくらんだ頬骨のあたりが、倍くらいにふくらんでいた。
「ま、旅行代の入った封筒隠した(
>>248)のは美貴なんだけどねw」
美貴さんは、すがすがしいほどあっけらかんとして、言った。
「な?なんなんですか?これ?皆グル?」われながら魂の抜けたような声で言った。
三人は同時に首を横に振った。
「違うのぉ〜、ごとぉが勝手に」
「悪いのは亜弥だけなんですう〜」
真希さんと亜弥さんが、すかさず同時に、すごい勢いで必死に言った。
ふたりはなんか、散歩に連れて行ってもらえないのをわかっていながらなにかを訴えかける
こじろー(犬)みたいな瞳をしていた。ぼくは胸を締め付けられるようだった。
「こ、これ、これって?これってなんなんですか?ね?なんで…真希さん…亜弥さん…美貴さん…」
なんか、頭の中が空っぽになって、美貴さんを向くと、美貴さんはすごい優しい笑顔で微笑んでいた。
━━━━━美貴○○居ないとつまんなあーい
━━━━━美貴たん も 、○○くんがいなくなるのが寂しいんですねえ〜♪
━━━━━○○くんもずる休みとかしちゃだめだよぉ〜(寂)
━━━━━ぼくも今日、皆とずっと一緒に居られてすっごくうれしかったし
━━━━━ぼくも今日、皆とずっと一緒に居られてすっごくうれしかったし
ぼくは、なんだかおかしくなって、笑い出した。笑い続けた。つられて皆も笑った。皆で大笑いした。
その夜、ぼくたち四人は、ぼくのベッドで、ツイスターをやってるみたいになって眠った。
ぼくは、ぼくのたいせつな、子供みたいにめちゃくちゃなことをする三人の姉さんたちの、
腕やら脚やら身体のまるい曲線やら髪やら寝息やらにやさしく、あたたかく、やわらかくくるまれた。
ぼくは、この上なく幸せだった。けど、なかなか寝付けなかった。
これにて、○○編終了でございます。
お眼汚し失礼いたしました。<(_ _)>
うーん、勉強不足だなーと思いつつも失礼いたしまして、
次回、後藤の過去編にて、お会いいたしたく存じます。
お疲れさまです。
なんかこういうほのぼのっぽい感じのもいいですね
寸サマ乙
良いですなぁ ごっちん編も楽しみにしております
ハァ━━;´д`━━━ン!!ハァ━━;´д`━━━ン!!一緒に暮らしてぇええええハァ━━━━━;´д`━━━━━ン!!!!!!
心があったかくなりますた
寸止さんグーーージョーーブ
何かいいすよね、みんなキャワいくて萌えました
311 :
名無し募集中。。。:2005/05/12(木) 01:57:21 O
保全上げ
寝る前ho全
313 :
名無し募集中。。。:2005/05/12(木) 03:32:57 O
ごっちんとあややに取り抑えられて、身悶えしているであろう
ミキティを想像したらとても(・∀・)イイ!気持ちになったよ
ホ
(*` Д ´)<5:10だぽ!
316 :
名無し募集中。。。:2005/05/12(木) 07:02:38 O
なぜか終ったはずの卒コンに行ける夢をみた保
317 :
名無し募集中。。。:2005/05/12(木) 07:04:24 0
お前本当にモーニング娘。が大好きなんだな
318 :
マイケル:2005/05/12(木) 08:48:53 O
こういうのいいね!
というわけで保全
昼ほ
321 :
名無し募集中。。。:2005/05/12(木) 13:03:51 O
へいへい保〜
322 :
名無し募集中。。。:2005/05/12(木) 14:03:39 0
虹ほ
323 :
マイケル:2005/05/12(木) 15:14:46 O
ポッポポポポポ三時の保〜
324 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/12(木) 15:27:16 O
「えーん」
その子は泣きやむ気配を見せない。
とりあえず俺にはどうすることもできないので亜弥ちゃんのところへ戻ることにした。
「わりわり」
亜弥ちゃんは砂場のワクに座ってほっぺを膨らませていた。どうやらふてくされているようだ。
「暗闇に女の子一人おいてけぼりにするなんて」
「ごめんごめん、マジで急用だったからさ」
「誰?」
後藤…と言おうとしたが、亜弥ちゃんにそれを言うとなんだかまた面倒なことになりそうなので、適当に濁すことにした。
「まぁこっちのこと。そーいやさっきあそこでうちらの学校の生徒が泣いてたんだけど」
「えっそうなの?知ってる人?」
「知ってたら話かけてるよ」
「へ〜あたしも見てこよっ」
野次馬根性丸出しだなおい。
俺がついていこうとすると、亜弥ちゃんはそれを止めた。
「お兄さんはきちゃダメ!」
「なんで?」
「お兄さんだってあたしのこと一人にしたじゃん、同じ苦痛を味わいなさーい」
「なんじゃそりゃ」
しゃーない、しばらく夜景でも見て落ち着くか。
ニモっち乙
ニモさん乙
ニモニモ乙
328 :
マイケル:2005/05/12(木) 19:10:04 O
現在充実中保全
>>ニモ
ユー小説家になっちゃいなよ
>>マイケル
ミー待ってるから
ほ
331 :
名無し募集中。。。:2005/05/12(木) 21:47:23 O
マイケルまさか…
332 :
名無し募集中。。。:2005/05/12(木) 21:53:55 O
333 :
名無し募集中。。。:2005/05/12(木) 23:03:08 O
マイケル充実の内容報告せよマイケル
ほ
「まぁ〜た、出てきちゃいましたねぇ〜」
「きたねー。んじゃ、元気にいってみようかー!」
「いきますよお〜、せえーの」
「「「『ほぜんだよ』ぉ〜」ー」おー♪」
ご声援いただきました皆さん、保全隊の皆さん、作者の皆さん、まとめ板の方(仲達さん?)、
皆さんありがとうごさいます。<(_ _)> 愉しく遊ばせていただいております。
73さん、仲達さん、皮ニモさんの作品を見させていただいて、気づきました。
どうもぼくは、先を書き急ぎすぎているようですね?(リーさんほど割り切れてもないし)
ぼくは、ラストで描きたいシーン、書きたい台詞から逆に遡って行くので、
その到達点に急いで、途中の描写がおろそかになってしまうのかなあ、と思いました。
この癖、どこまで治せるかわかりませんが、精進したいと思います。
生暖かく見守ってやってくださいませ。<(_ _)>
なお、次回は、後藤の過去編−序章− ○○と相棒 でお会いいたしたいと存じます。
ごまっとうの3人はがっくり出番が減るわ、ますますエロは無いわなんですが…
新キャラ(♂かよ!w)をお披露目しつつ、3人がなぜ、○○にやったら甘いのか、
を描けるといいなあ、と思っています。(新たな娘。も登場させたいと思っております)
まだまだ拙い駆け出しですが、どうぞ、よろしくお願いいたします。<(_ _)>
で、マイケルさん、どう充実してるんですか?w
>>寸止
ユー話長げーよ
337 :
名無し募集中。。。:2005/05/13(金) 00:14:27 0
まめおっぽいな
寸止さん次回作またーり待ってまーす
寸サマ キャラ完成
そのキャラで通してくれw
寝
ダチの結婚式前日保全
天才作者様方これからもマイペースでファイトですよ!
寝る保
( ´ д `)<5:10ぽ
345 :
名無し募集中。。。:2005/05/13(金) 07:10:11 O
いや別に…あれだ…作者がね保
346 :
マイケル:2005/05/13(金) 08:48:51 O
まもなく九時の保全
ほ
ho
349 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/13(金) 11:16:05 O
『悩み事なんて、解決しようがしなかろうがいつか必ず消えるよ。時間があたし達を救ってくれる』
俺は夜景を眺めながら、亜弥ちゃんが言っていた台詞を思い出していた。
確かにそうかも知れない。どんな大事件が起きたって、皆二ヶ月もすれば忘れてしまうだろう。
だが俺は当事者だし、いま藤本や後藤と向き合わないと二人ともいなくなってしまう。それでもいいやと思うことが悩みの消えた時だったとしたら…俺は自分の考えてることが恐ろしくなり、考えるのをやめることにした。
とにかく、後藤冷たい理由はわからないが、それで俺がおどおどしてても状況は何も変わらない。吉澤の彼女、石川先輩のようにポジティブに行こう、ポジティブに…
「ほら行くよ」
階段の方から亜弥ちゃんの声が聞えた。どうやら戻ってきたようである。しかも、先ほどベンチで泣いていた子を連れて。
350 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/13(金) 11:43:47 O
「なんだ、亜弥ちゃんの知り合いだったの?」
「知り合いも何も、お兄さんも知ってると思ってたけど」
「えっ誰だっけ?」
これでも友達の少ない男だ。知り合いじゃない自信はおおいにある…って自慢になんないか。
「ほら、こないだ家にきたお兄さんの友達の彼女だよ」
最近うちにきた友達っていうと亀井ぐらいしかいないな。ということは…
「道重ちゃん?」
「そう、お兄さん会ったことない?」
「えぇっあるにはあるけど」
こんな子だったっけ?
俺が会った時は髪を二本に結わいてて、ちょっと田舎っぽい感じだったのに、いつのまにこんな色っぽくなってたんだ?前髪なんてアシメ入ってるし。
「ちょっと何見とれてるの?」
「いや、そんなことは」
ないとも言い切れないかも。
「お兄さん、ちょっとこの子家まで送ってくるからさぁ、ここで待っててくれない?」
「えっ今から?もう遅いし、ここ亀井の家近いからあいつんち泊まってけば?」
俺がそう言うと、道重が突然
「うわ━━━━ん!!」
と涙腺から噴水のように涙を噴き出した。
「ちょっとちょっと、泣かさないでよ〜」
「俺のせいかよ」
わけがわからない。
351 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/13(金) 11:50:14 O
「とにかく、すぐ戻ってくるから」
「どれくらい?」
「30分くらい」
な、なげぇ…「あとで午後ティーおごってあげるから辛抱して。ほら、さゆ行くよ」
状況を飲み込めない俺を放置して、亜弥ちゃんは道重ちゃんの手を引き行ってしまった。
おいおい寂しすぎるぞ…
でもなんで道重ちゃん泣いてたんだろう。
暇だし、ちょうどいい。俺は亀井に電話してみることにした。
『こちらはNTTドコモです。おかけになった電話番号は、電波の届かない所に…』
あれ、電源切れてやがる。
この時間にあいつが電源切るなんて、珍しいな。充電でも切れたのか?
352 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/13(金) 11:55:29 O
授業あまりにヒマんもすなんで更新したっす
ではまたノシ
353 :
名無し募集中。。。:2005/05/13(金) 12:13:58 O
ニモさん授業中更新乙
よっぽどヒマな授業なんだな
ニモ氏様授業中に更新乙です。
ニモっちいい感じヤヨ
次も楽しみ
357 :
仲達 ◆xhuEl2sY0Q :2005/05/13(金) 13:06:30 O
ニモ君が百レス到達しました
オメ乙ノシ
仲達氏まとめ更新アリ乙
保全だぼ
ギリギリ保全
マイケル♪
保全するのだ
363 :
名無し募集中。。。:2005/05/13(金) 19:04:51 O
不安だからあげちゃう
364 :
名無し募集中。。。:2005/05/13(金) 20:23:04 0 BE:332523078-
関係ない
ho
ほぜんでございます
保
ほじぇんですー
ぽ
っぽ
372 :
名無し募集中。。。:2005/05/14(土) 03:17:09 O
ぽぽぽぽ〜
不可視
祭が飛び火しません様に
(−人−)ナムナム
375 :
名無し募集中。。。:2005/05/14(土) 04:59:25 0
保全
アン石がいなくなりますように
( ´ д `)<5:10ぽ
↑そのほうスクリプトかw
ho
ho
从*・ 。.・)っ/ 保全するの
381 :
マイケル:2005/05/14(土) 12:00:40 O
授業中暇保
382 :
名無し募集中。。。:2005/05/14(土) 12:17:47 O
ん、マイケルも学生?
俺も歳くうわけだ。
さて、保全
从*・ 。.・)っ/ 保全するの
385 :
名無し募集中。。。:2005/05/14(土) 15:56:07 0
さゆが保全するなら俺も保全
386 :
名無し募集中。。。:2005/05/14(土) 16:53:50 O
俺ならこう保全する
ほ
(・∀・)
まだー
ほぜんしとくよ
作者まだ?
誰も来ないなぁ
(´・ω・`)ショボーン
総合情報スレで変な展開になったから作者が躊躇してるかもな
気にせずがんばってくれよ期待して待ってるから
ほんとほんと
( ‘ д‘)待ってるんやで〜
皆様乙でございます。
そんな中、エロ無し萌え無し、挙句ごまっとう無しという問題作ですが、
開き直っても空気も読まず、大量に上げさせていただきます。
これまでになく恐縮ですが、しばしお付き合いください。<(_ _)>
後藤の過去編 -序章- ○○と相棒 でございます。
金曜日 17:45 夕焼け
ぼくと相棒は、生徒交流ホールの合成皮革製のソファに座り、禁煙パイポ(ミント味)を吸っていた。
パイポは、相棒が、「まじめな話をするときには、なにかが要るんだ」と言って、くれたものだった。
相棒はそういって、元々緩めているネクタイをもっと緩めた。
「女が髪を切るのって、失恋したからだろ?」
相棒が、177センチ64キロの巨体をソファに沈め、窓の外の夕焼け空を眺めながら言った。
「そうなのかなあ?昔の少女マンガではそんなのあるみたいだけど…なんとなく、気分でしょ?」
ぼくは、なにやら神妙な相棒の横顔に言った。パイポを吸うと、胸がすうっとした。
「おれに、なにか力になれること、あんのかなぁ」
相棒は、ぼくの声など聞こえていないように言って、頭の後ろで手を組んだ。
「あるさ。相棒は、いつだって他人のために闘う漢だもの」
ぼくはそんな相棒が、いつも通り好ましく見えて、言った。
「そんなんじゃねえよ。おれは、いつもおれのためだけさ。○○じゃないんだ」
相棒がこっ恥ずかしいことを言ったとき、ぼくの視界に、制服姿の新垣さんと亀井さんが入ってきた。
「よー、凸凹コンビ。なに黄昏ちゃってんの?」
新垣さんは言って、相棒の対面のソファに腰を下ろした。
にこにこと笑った亀井さんはその隣、ぼくの前。
「なっ、なんでもねえよ!男同士の話に割り込んでくんじゃねえよ」
と、やけにあわてて相棒。大きな体であたふたしていた。
「あーあ、仲がよろしいようで。そりゃなによりでござんしたねー」
新垣さんが身を乗り出して、相棒に言った。この二人もいつも通りだった。
「あ、亀井さん最近髪切ったよね?なんかあったの?」
ぼくはふと思いついて、亀井さんに聞いた。
亀井さんと新垣さんは、顔を見合わせてくすくす笑った。
「なんだよ、感じわりぃよ」
相棒が、禁煙パイポを口の端でもごもごさせながら言った。
「だってー、なんにもないんだもん。ガキさんが『きっと似合うよー』って言ったからしてみたの。似合う?」
亀井さんが明るい笑顔で髪をいじりながら言った。八重歯が押し上げた上唇が、跳ねるようだった。
「あ、ああ、に、似合うよ…」
相棒はこころもち赤くなって言った。顔はそっぽを向きながら、眼は亀井さんをちらちら見ていた。
「あー?何?相棒って亀ちゃんに気があんの?」
新垣さんが目を丸くして、亀井さんと相棒を見比べながら言った。
「ちっ、ちげーよ!似合ってっから、そう言っただけじゃねえか!」
相棒はあたふたしながら言った。そうか。そういうことだったのか。
「亀井さん、さっきね、相棒、なにかあったんだったら、力になりたいとか言ってたんだよ?」
ぼくは亀井さんに言った。たまにはぼくも、相棒の役に立たなきゃね。
「え?そうなの?・・・でも、なんにもないんだけどw」
亀井さんはからからとそう言って、新垣さんと顔をあわせて笑った。
「○○!ばっ馬鹿言ってんじゃねえ!おまえらも本気にすんじゃねえぞ!」
相棒が赤い顔で言った。その後ぼくをにらみつけた。あれ?逆効果?
「でもさー。相棒と○○、デキてんじゃないの?」
新垣さんの言葉に、ぼくをにらみつけていた相棒の顔がふっと笑った。新垣さんを向いた。
「ああ。そうだな。おれは○○に惚れちゃあいるな」
相棒が口を滑らした。やばい!ぼくはすかさず言った。
「相棒!」
「あ、わりわり。つい、な」
相棒はぼくに向いて、照れくさそうに笑った。
「何?何?二人、ボーイズラブ?」
亀井さんがぼくたちを交互に見て言った。妙に嬉しそうな笑顔だった。
「うわぁー、あんたたち、なんかヤバいとおもってたけど、やっぱそうなんだー」
身を引きながら、新垣さん。
「なんとでも言っとけよ。誰が何言ったって、○○がおれの命の恩人なのは、変わらねえんだ」
「相棒!」
「いいじゃねえか、○○。いい機会だ。話すぜ」
「また。美貴さんたちのときとはちがうじゃないか」
ぼくが言うと、相棒は急に真剣な貌になった。
「おれが言われるのは構やしねえ。けど、○○まで巻き込むのは、気にいらねえ」
相棒は言って、二人に向き直った。もう何を言っても聞かないモードだった。
ぼくは、相棒にもらったパイポを見つめた。
「○○はな、中坊んころ、刺されそうになったおれをかばって、大怪我したんだよ」
「ホント?」「なんで?」
「ケンカしてて」
「なんでケンカしてたの?」
「いじめられてたぼくを、護ってくれたんだ」
「んなんじゃねえよ。おれもいじめる側だったからな」
「?」「絵里わかんないですぅ」
「ある日、いじめられえてたぼくが切れたんだ」
「○○と一緒にいたやつも標的にしたからな」
「いや、そんなんじゃ…」
「『ぼくだけにしろ!』っつってたぜ、○○」
「憶えてないよ」
「でまあ、暴れだした○○を皆でボコったんだけどな」
「相棒はその中に入ってなかったじゃないか。『やめろよ』って、言ってた」
「言ってただけだ。止める気は無かった」
「またそれだ。途中で『わり、おれ、こっちつくわ』って助けてくれたじゃないか」
「○○があんましぶといからさ。あのままじゃ、病院送りじゃすまなかった」
「でも、それじゃ相棒が○○の命の恩人じゃん」「うんうん」
「こっからさ。で、おれは○○についたんだが、そのうち一人がナイフを持ち出しやがったんだ」
「もういいよ」
「おれの気がすまない。で、そいつはおれを後ろから刺そうとしたんだが、
そいつを、地面にひっくり返ってた○○が跳ね起きて、身をもって止めてくれた。
もみ合ってるうちに、そいつの手が跳ねて、○○は、胸に20針の斬り傷を負った」
「で、でも、そんなことして、学校で問題にならなかったの?!」
新垣さんが顔を蒼くして言った。
「○○は、あくまで事故で、自分でやったと言い張った。それで、問題にはならなかった」
「そんな…。じゃ、ナイフ持ってた奴は無罪放免なの?」
新垣さんの言葉に、相棒は、にや、と笑った。
「あとでおれが全員病院送りにしてやった。それ以降、○○にちょっかい出す奴は居なくなった。
あのとき○○が、それまで○○をいじめてたおれをかばってくれなかったら、おれはきっと、死んでいた。
だからおれは、○○に借りを返さなきゃならない。○○がイヤだと言っても。だからつるんでる。
だからおれは、自分をどう言われようが気にしないが、○○が哂われるのは我慢できない」
新垣さんと亀井さんは、困った顔を見合わせて、黙ってしまった。
「ほらみろ。ドン退きされちゃったじゃないかー」
ぼくは思わず相棒に言った。けど、ちょっと顔は笑っていたと思うし、パイポも咥えてた。
「うっせえ。いいんだよ。○○もこの話してから同居人とうまくいってんだろ?
”たいせつなひと”に、本当のとこを伝えるのって、大事なんだよ!」
「「「?たいせつなひと?」」」
ぼくと新垣さんと亀井さんが同時に相棒に向かって言った。
「あー、ち、ちげえよ…そんなんじゃなくてよ…」
相棒はそっぽを向いて頭を掻いた。ぼくたちは、皆で大笑いした。
新垣さんと相棒がなにやら言い合いながら帰って行くのを見送って、ぼくと亀井さんは
同じバスに乗り込んだ。もう陽はとっくに暮れて、空では星が光っていた。
「○○くんと相棒くんて、なんか、いいね。男の友情って感じだね」
つり革につかまって、亀井さんが窓の外の明るい街を見ながら言った。
「ありがとう。でもかっこいいのは相棒でさ。助けてもらってばっかりなんだ」
「”たいせつなひと”の話とか?」
亀井さんがぼくの方を見て、言った。ぼくはうなずいて、流れていく街を見ながら言った。
「ぼくの伯母さんが、おっきな家もってて、下宿屋やってるんだ。
ぼく、おばさんに押し付けられてそこの管理人代行させられてるんだけど、
最初のころ、下宿人のひとたち、皆ぼくのこと、暗い、キモイって、ぎくしゃくしてたんだ。
そんなとき相棒が遊びに来て。そのときに下宿人のひとりが相棒に言ったんだ。
『あんたこの子―ぼくのことね―の友達?なんとかしてよ。キモイんだけど』って。
そしたら、相棒スゴイ剣幕で怒ってくれて。さっきの話をしたんだ。
その後も今日みたいにドン退きされて、しばらくもっとぎくしゃくしたんだけど、
ひとりのひとが急に、『もう傷大丈夫なのぉ〜?』っていってくれて、
もうひとりのひとも『○○くんは、実は、スゴイ子なんですねえ〜』って。
一番ぼくのこと嫌ってたひとなんて、『いろいろ言ってゴメン!』なんて…
今じゃあ皆すごく仲良くなって。全部相棒のおかげなんだ。イイ奴だよ。ホント」
長々と言って亀井さんを見た。亀井さんは閉じ気味にしたくろい眼をきらきらさせていた。
亀井さんは、微笑んで、うん、うんと言ったきり、黙って窓の外の暗い海を見た。
そのままぼくたちは、なんとなく話すこともなくなってしまい、バスに揺られ続けた。
亀井さんは、バスを降りるとき、言った。
「○○くんて、いいひとだね。絵里、何かあって髪を切ったわけじゃないけど、
髪を切って、なにかがあったみたい」
バスを降りた亀井さんは、しばらくぼくに手を振ってくれていたが、軽やかに身を翻し、
踊るように歩き出した。
相棒が亀井さんの”たいせつなひと”になってくれるといいなあ、とおもいながら、
ぼくも、”たいせつなひと”たちの待っていてくれている(であろう)うちに近づくのが、嬉しかった。
お眼汚し失礼いたしました。<(_ _)>
改善点、どんどんお聞かせください。
また、よろしければ、次回、後藤の過去編 本編 にて、お会いいたしたく存じます。
キタキタキタ━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
家帰ってからゆっくり読ませていただきま〜す
保全
405 :
マイケル:2005/05/15(日) 01:13:15 O
寸サマ乙〜
統括スレに挨拶してきたよ。
俺も近々、久方に書いて良いかな?
許可待ちです。
マイケル待ち保全
マイケル何言ってんだ?
>>241からず-っと待ってるんだよ!!!!
ふむふむ。
序章だけじゃなんとも言えん。 早目に続きヨロ。
>177センチ64キロの巨体
巨体?
マイケル…悲しいよ
どこにいったのマイケル…
( ´ д `)<5:10
ヌハハハハハ
マ〜ジマジで保ゼ〜ン
ho
保全だぼ
从*・ 。.・)っ/ 保全するの
416 :
名無し募集中。。。:2005/05/15(日) 14:12:17 0
ノノノハヽ
川VvV)
/ U つビシッ
し'⌒∪
417 :
名無し募集中。。。:2005/05/15(日) 15:19:27 0
保全するやよ
なんか油断しすぎ 落ちるぞ此処
スマソ…
みんな保全忘れずに〜
( ´ д `)<ほぜんぽ
(´・ω・` )ホゼンスルネー
いつだって保全
从*・ 。.・)っ/ 保全するの
俺の名は
保全
おいおい73氏も皮ニモも更新してないじゃん
やっぱり総合スレのあの変な話題が原因だったりするんだろうか
427 :
名無し募集中。。。:2005/05/15(日) 22:33:31 0
もうその話題はえーっちゅーに
保
>>426 詳しく
…って聞かないほうがいいんすかね?
( ‘ д‘)<聞いたらあかんて
(`・ω・´)ホゼンスル
ほじぇん
こまめに
ぽ
>>429教えてやろう
このスレには全くなんの関係もない話だ
436 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/16(月) 03:22:34 0
437 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/16(月) 03:26:14 0
「うそつき」
俺は亜弥ちゃんに文句を言った。
「30分くらいって言ったじゃん」
けっきょくあれから亜弥ちゃんが俺を迎えに戻ってきたのは一時間半後。予定時間を
一時間も遅れてのご到着であった。
「ごめんごめん、ちょっとトラブッてさぁ」
「道重ちゃんと?」
「うん、あの子今日うち泊まるから」
は?泊まる?
「うち客人用の布団なんてないけど…」
「平気平気、お兄さんの部屋にあたしの布団敷いて、それ貸してあげたから」
「えっ俺の部屋?」
つーことはあれか?俺が道重ちゃんと同じ部屋で寝るってことなのか。
いや普通にまずいだろそれは。いくら友達の彼女とはいえ、何かするってことはなくても
絶対意識して眠れないと思う。
「なんか同じ部屋で寝るなんて気まずいな」
「お兄さんなんか勘違いしてない?さゆとはあたしが寝るよ」
「は?どこで?」
「お兄さんの布団で。悪いんだけど、今日だけリビングに寝てくれない?」
リビング…まぁそうだよな。普通に考えてそうだわ。何を期待してたんだ俺は。
リビングか…寒そうだな。でも今日だけだし、まあいっか。
「ほんっとゴメンね。今度焼きそばおごってあげるから」
いつもそんなこと言ってるけど、未だに何一つおごってもらっていないわけだが。
時間が時間なので、俺達はさっさと帰ることにした。
これから密度の濃い時間を送ることになるのも知らずに。
438 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/16(月) 03:30:40 0
とりあえずここまでなんだけど、まだやることあるんでもしかしたら更新するかも
でも今日はここまでかもってぐあ〜優柔不断でスマソ
じゃ一応おやすまっぷ
ニモっち勉強か?オナヌーか?
440 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/16(月) 03:57:34 0
家についたのは一時ちょうどくらいであった。
明日起きれるかなぁ〜けっこう目が冴えちゃってるんだけど。かといって風呂に
入るのも面倒くさいし。
とりあえず、いつも藤本が陣取ってるソファーの上に寝そべった。
「あんま寝心地よくないな」
俺はボソッと呟く。
「藤本のやつ、よくこんなとこで漫画なんか読めるなぁ」
「こんなとこで悪かったわね」
突然の声に驚き、俺は体を起こす。
そこにはホットパンツにでかめのパーカーという、寝巻き姿の藤本が立っていた。
あんな怒ってたのに、普通に俺に話しかけてくるなんて…俺はあっけにとられてしまう。
「…なんか言ったら?」
藤本が眉をひそめて言う。
「いつからいたの?」
我ながら空気を読んでない発言だと思う。もっと話すべきことはあるはずなんだが…
「今きたばっか。なんか眠れなくてさ〜、部屋、誰もいないし」
口調は至って穏やかである。もう怒ってないのだろうか。
「あれ、後藤は…バイトだっけ?」
「はぁ?あの子バイトなんかしてないじゃん、しかもこの時間だよ?あんたの部屋で、うぅーんと
さゆみんだっけ?その子と寝てるよ」
「亜弥ちゃんは?」
「お風呂」
これはどういうことだ。後藤と道重ちゃん、面識ないのに俺の部屋で二人で寝てて平気なのか?
って言っても、俺がリビングで寝ることには変わりないんだろうけど。
「ふぅ…」
藤本が息を吹いた。それが沈黙開始のスタートとなる。
藤本は立ったまま黙って下を向き、絨毯を見つめていた。
今日のことを謝るなら…今しかない。
441 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/16(月) 04:03:51 0
考えた内容忘れそうなんでけっきょく更新しちゃいました
>>439 課題っす 泣
更新乙〜 課題がんばって〜
ニモっち課題も大事だがちゃんと寝ろよ
(´・ω・`)マタイイトコデトメルー
(*` Д ´)<5:10ぽ!
445 :
名無し募集中。。。:2005/05/16(月) 06:30:43 0
皮ニモおっつ
こういう普通の連ドラみたいな(?)展開も俺は好きよ
今日もここから
ニモ氏更新乙です。
仕事前の保全なの。
いざ保全
ho
ニモさん待ってました
やっぱりイイッ。乙です
451 :
名無し募集中。。。:2005/05/16(月) 13:48:05 0
ごまっとうの3人ともいい味出してるな
452 :
名無し募集中。。。:2005/05/16(月) 14:21:00 O
今日のタメゴトとか買わなきゃ良かったよ…保
ネガティブ石
保全だぼ
ほ♪
保全
456 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/16(月) 18:52:23 0
俺は勇気を出して沈黙を破ることにした。
「「あのさ」」
どうやら藤本も同じ気持ちだったらしい。
俺と藤本の声がハモッた。
「どうした?」
「なんだよ、あんたから言ってよ」
「いいよ、藤本から言えよ」
「あたしは…あたしはただ知りたいだけ」
藤本はテーブルの座席に腰掛けた。
「なんで美貴のパンツ持ってったのかなって」
先ほどまでの声より小さい声で藤本はそう言って、テーブルに突っ伏した。
それでも口に出すことを躊躇している俺は最低かもしれない。さっき公園に
いた時は、土下座してでも謝ろうと思っていたのに。変なプライドが俺の邪魔をする。
黙っている俺にしびれを切らしたのか、藤本はさらにこう言った。
「お願い、ホントのこと言って。覚悟、できてるんだ」
今のセリフ、もっと違うシチュエーションで聞きたかったなぁ…
「俺さ、藤本たちと住んでるのバレて、脅されてたんだ」
藤本はテーブルに身を突っ伏したまま、黙って話を聞いているようだ。
「そいつお前のこと好きみたいで…下着渡せばこのこと黙っててくれるっていうから
それで…俺、今の生活壊されたくなくて」
あーもう、思ってることがうまく口に出せねーよ。
「ごめん」
もう、そう言うしかなかった。
ニモさん乙でーす
遂に言っちゃいましたね
藤本はどう返してくるのか?
非常に気になります
ドキドキ
パンツ盗んだ時点で性犯罪者になった「俺」を復権させてくれ!
気になるぅー
462 :
名無し募集中。。。:2005/05/16(月) 23:12:59 0
ワクテカ
今日初めてセックスして彼女出来たからヲタ辞める
続き気になるけど最後の保全
もしごまスレに栄光あれ
464 :
名無し募集中。。。:2005/05/17(火) 00:08:30 O
紋舞
2度と戻ってくるな
仲良くやれよ ノシ
寝る前保全
467 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/17(火) 01:37:49 0
468 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/17(火) 01:41:25 0
「つーかさ」
藤本が顔を上げて俺を見た。
「今の生活壊されたくないって意味がよくわからない」
「え、それは…」
「だって、美貴も亜弥ちゃんもごっちんも、あんただって同じ学校だよ?こういう生活に
なってから別に長いわけでもないし。学校で会えるんだよ?」
確かに…でも言い訳とかじゃなくて、これが俺の正直な犯行動機なんだが。
「あんたと美貴は小学校からの付き合いなのに…今の生活って何?」
「それは…」
「壊されるものなんて、ほとんどなくない?」
壊されるもの…なんだろう。
今の生活?
なんだそれ。
「あんた、誰かと離れるのがイヤなんじゃないの?それが美貴じゃないのはわかってるけどさ…」
それを言われて、俺はドキッとした。
自分でもわかっていなかったが、もしかしてそうなのか?俺。
そして、心の中で思い浮かべた顔。そして、
「ごめん」
自然とそんなセリフが出てきた。
「…今まであんたにはいっぱいひどい事されたし美貴もひどい事言ったけど」
藤本が目にいっぱい涙をためて言った。藤本の涙を見るのは小学生以来だ。
「こんな気分…マジで初めてだよ」
そしてボロッと涙を一滴、テーブルの上に垂らした。
「藤本」
「あたししばらくこの家出る」
「えっ?」
藤本は立ち上がって、逃げるようにリビングを出る。
469 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/17(火) 01:48:16 0
「おいちょっと待て」
リビングの扉を開いた藤本は、立ち止まった。それは俺の声に反応したわけではなく、
部屋までの短い廊下の壁に寄りかかってた誰かに気づいたからだった。
「…いつからいたの?」
「んぁ。初めの方から」
後藤?
「聞いてたの?」
「そんなとこ」
「…そういうの、やめてよね」
一段と声のトーンを低くし、藤本は言った。そして、そのまま部屋へと引っ込んでいく。
俺は藤本を追いかけた。家出るってなんだよ、俺はそんなのこれっぽっちも
望んでない。望んでねーよ。
リビングを出ると、上下スウェット姿の後藤が俺の腕を掴んだ。
やっぱり、今藤本が会話してたのは後藤だったんだ。
「なんだよ」
「どこ行くの?」
「決まってんだろ、そこだよ」
俺はアゴで藤本達の部屋を指した。
「どうしてあの子止めるの?」
どうして止めるかって?そんなの決まってるじゃないか。
「ごとーよりも、ミキティのこと好きなの?」
「そんなんじゃない」
「じゃあなんで?」
「親友だからさ」
後藤の手を振りほどいて、俺は藤本がいる部屋に入った。
470 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/17(火) 01:52:28 0
というわけで今夜はここまでっす!
さらば〜地球よ〜ノシ
471 :
名無し募集中。。。:2005/05/17(火) 01:55:16 O
472 :
マイケル:2005/05/17(火) 02:03:24 O
ニモ乙…
藤本の出てくとこで暴れすぎて肩外れた…痛い
待ってくれてる人来週まで待ってください。ごめんなさい。
マイケル大丈夫か?病院とか?
おっニモっち来たね 乙
課題終わったかい?
マイケルは…大丈夫か?w新作待ってるよ〜
保全
从*` ヮ´)<保全するっちゃ
( ´ д `)<ヌハハハハハハハハ 5:10だぽ
あー寸止めかよ〜保全
479 :
名無し募集中。。。:2005/05/17(火) 06:45:18 0
皮ニモうまいなあ
この調子でがんばれ〜
ニモ氏乙なの。
主人公は後藤と藤本
彼女と親友どっち選ぶんだろう。
けどおいらは、男と女の友情はありえないと考えるけど。
ho
>>480 俺も個人的には男女間の友情はないと考える
本当に僅少でも少なからずの下心はあるんじゃないのかな?自分が無自覚でも・・・
あくまで個人的な見解なのでスルーしてね
どっちを選ぶかねぇー
484 :
名無し募集中。。。:2005/05/17(火) 11:51:34 O
rusu
485 :
名無し募集中:2005/05/17(火) 12:28:33 O
藤本エンドは幼馴染みスレで散々見たしごっちんエンドかな
ニモ氏のこの4人ってなんでいっしょに住んでるの
この手の記述ってあったっけ
487 :
皮のニモ靴 ◆2tH7zOPLcg :2005/05/17(火) 14:51:06 O
いろんな意見をどうもです
俺も自分で書いときながら男女の友情ないと思います
つーかないです、親友なんて有り得ない。可愛い女に下心ないとか嘘です、だいたい仲良くなったら付き合っちゃう
でも、もしそんな友達できたら素敵だと思いません?理想でしかないけど
>>486 前スレかなんかにてきと〜に考えた強引な後付け設定を書いた記憶ありますよ
488 :
名無し募集中。。。:2005/05/17(火) 15:02:07 0 BE:58696027-
結果的に親友としか適当な呼び方がない関係になることってのはあると思う
それと下心の有無はまた全然別のものだとも思うが。w
前スレか ごめん!記憶ね〜わ
しかしまとめサイトきれいだね
今までもしもろだしか見てなくて気づかなかった
おいおい落ちるよ。
ってか
>>477はスクリプトか。
491 :
名無し募集中。。。:2005/05/17(火) 16:34:48 O
>>486 ないよ、前にも出たけどそう言うの気にしなくていいと思うの
マンション「後松藤」ってだけ書いてたようなキガス
493 :
名無し募集中。。。:2005/05/17(火) 17:10:58 0
ほ
ニモの設定コピペ
主人公と藤本が親が同業で元々知り合いで、二人の親が出張(単身赴任?)
松浦が藤本の幼馴染で、高校近いってことで転がり込んだ
後藤が家のゴタゴタで家出して、後藤の親が旧知の主人公の親に頼んで預かっても
らってると
一応三人の親が主人公の親の口座に生活費の四分の一を振り込んでるってのを考えた
けど…
マイケル、コピペしてる間があるなら新作書いてよマイケル
496 :
マイケル:2005/05/17(火) 19:05:23 O
未だ学校で課題処理中なので書けません(T_T;)
課題処理率40%です…ごめんなさい
ここの小説をレポートにして出せばいいじゃんかマイケル
そ れ だ !
>>494あり〜♪
そういえば雑談で設定書いてたね。作中捜したけど無かった・・・
この設定なら別に脅迫されるいわれがない・・・ような・・・
(`・ω・´)500!
>>499 作中のファンクラブの方々は理由はどうあれ同居してたら怒るだろう
初めの方で命狙われてたし
502 :
名無し募集中。。。:2005/05/17(火) 21:14:31 O
ま
ho
( *´ Д `)
ごっちんが跳飛に出たときの話ししようよ
ほじぇん
課題…
作者優先
( ´ д `)<しぇしーなごとぉが510げっと
>510
ウォイw
マイケルワロス
いつの間にか普通の人になってるw
513 :
名無し募集中。。。:2005/05/18(水) 03:56:55 O
そういえば、73氏はどうしちゃったんだろ・・・
そのうち来るよ
( ´ д `)<5:10をお知らせぽ
>>510もごとぉだぽ
んぁー
ただ今5時10分だぼ
ho
( *´ Д `)
519 :
名無し募集中。。。:2005/05/18(水) 08:41:22 O
やっぱり帰ってきちゃった。
でも彼女に愛の種は巻き散らしたけどね
从*・ 。.・)っ<保全するの
>>519 ヲタじゃなくてもファンは続けてもいいと思うよ
君が今まで見て聞いてきたユニットまたはメンバーそして自分を否定してはならない
これまでのヲタ活動に誇りを持ちなさい
ho
ho
規制解除でスレ数500?
保全むずかしそうだな
525 :
名無し募集中。。。:2005/05/18(水) 13:00:57 O
13:01:00ぐらい保
526 :
名無し募集中。。。:2005/05/18(水) 13:51:01 0
規制解除で調子こいてるとまずいよなぁ
風邪で寝込んでの保全なの。
528 :
名無し募集中。。。:2005/05/18(水) 15:26:31 0
お大事になの
雨でも部屋の換気はこまめになの
なのとかキモイの
さゆもそう思うピコ
うむ
ほ
h
何?600余裕で越えてるよ
ほ
537 :
名無し募集中。。。:2005/05/18(水) 20:55:53 O
俺の友達ちんこ触られたのに降られたって
ざま〜みろモーヲタを馬鹿にするからだよ
ほ
539 :
名無し募集中。。。:2005/05/18(水) 21:49:40 O
今、五万枚完売したときのアサヤン見てる
ごまっとうは誰もいないけどさ、この五人のお陰でごまっとうも俺らもあるんだよな…
涙が止まらないよ、愛の種マジでイイ曲だな。
和田薫も懐かしいよ。
伝説5人
なんかカッコいい!
いまはもうだれも
542 :
名無し募集中。。。:2005/05/18(水) 22:01:53 O
>>541 お前は見たことないからな
駄目な奴だな
ほ
重いなぁ
規制前の狼に戻りつつあるな みんな保全がんばろな
後松藤
保
全
だ
549 :
名無し募集中。。。:2005/05/19(木) 00:04:05 O
作者こいこい
550 :
にしこり:2005/05/19(木) 00:11:16 O
メジャーから保全
ほ
ノノ*^ー^) ニヤス
ノノ*^ー^) ニヤス モウ30分ゴトダ
ほ
ニヤス保全の方に 頭が下がる<(__)>
寝
寝る前保全
もう寝る保
もう寝なきゃいけない保全なの
ノノ*^ー^) ニヤス
( ´ д `)ノ5:10ぽ
ただ今5時10分です
おやごま
一番危ない時間の保全なの
565 :
名無し募集中。。。:2005/05/19(木) 07:50:31 0
もしごまH同居
保全
保全
保全
保全
保全だぼ
ここで書くよ!
いやっ!オレが書くよ!
573 :
名無し募集中。。。:2005/05/19(木) 15:17:58 0
じゃあ、俺が!
どうぞどうぞ
どうぞどうぞ
保全
どうぞどうぞ
从*・ 。.・)<みんな書けばいいと思うの
作者こい
保全しよ
ノノ*^ー^) ニヤス
ほ
584 :
通りすがりのマイケル:2005/05/19(木) 21:43:49 O
最終回「希望の虹」
雨が上がると僕らは裸のまま家を飛び出した
「別に隠してたわけじゃないんだ」
「わかってるよ、私たちみんなわかってる」
「そうだよ、ごとーもミキティも勝手にあなたのことが好きなだけ」
するとさっきまでベットで失神していた亜弥が起きて外に出てきた。
「あぁ〜みんなずるい松浦だけ置いてきぼりなんて」
「「「あはははは〜」」」
「う〜ん、でもまだジンジンするよ〜」
「最初だけ、すぐになれるよ」
「そうなのかな〜あっ虹だ!虹の向こうには何があるんだろうね?」
「希望じゃないかな…」
終保
終わりか?マイケル、終わりなのか?
( ゚д゚)ポカーン
新作じゃないよね…
587 :
マイケル:2005/05/19(木) 21:51:11 O
これひどいな…
今日中に課題やらなきゃいけないんだけど気が向かなくて
保全がてら適当に書いたらこんなことに…
明日、リベンジします。
しかしひでぇなw笑える
課題ガンガレよマイケル
589 :
585:2005/05/19(木) 22:02:50 0
風呂入れよマイケル
590 :
名無し募集中。。。:2005/05/19(木) 22:04:12 O
そういえば、肩は大丈夫なのかマイケル?
暇でどうしようもないので保全なの。
ほ
ふ
く
ぜ
ん
し
598 :
名無し募集中。。。:2005/05/20(金) 03:34:56 O
ん血塗れ
保全しよう
( ´ д `)<5:10をお知らせしますぽ
5時10分です
602 :
名無し募集中。。。:2005/05/20(金) 06:24:59 0
6時25分くらいです
六時五十三分ぐらいなの
今頃ロンドンの悪ガキは夢の中なの
605 :
名無し募集中。。。:2005/05/20(金) 08:06:43 O
ごっちんぎすハーンのAAくらさい
保全代わりに小説書いてみてもいいですかね?
ごまっとう3人が集まるのは後の方になると思うけど
許可
まぁそうゆうスレだしな
よ
ろ
家に戻ってからでもよいでしょうか?
613 :
マイケル:2005/05/20(金) 13:29:05 O
模擬授業おわたーー!
死ぬおもたーー!
肩外れやすいのよ…
だからって痛くないわけじゃないのよ
オホホホホホホ保
どうぞどうぞ
本日夜よりトーナメントの影響によりVIPPERの乱入が予想されます
こまめに保全しましょう
616 :
名無し募集中。。。:2005/05/20(金) 14:07:17 O
ビップに勝てるかね…
617 :
名無し募集中。。。:2005/05/20(金) 15:26:36 O
胡麻
618 :
名無し募集中。。。:2005/05/20(金) 15:34:41 O
胡麻唐
女はなんでエロいのを隠そうとするの?
永遠に続く虹など誰も見向きもしないだろう?
620 :
マイケル:2005/05/20(金) 17:14:12 O
最終話「永遠に続く虹」
雨が上がると僕達は裸のまま外へ出た
「ごめん、隠してたわけじゃないんだ」
「うん、わかってるよ」
「そうだよ、ごとーもミキティも勝手にあなたを好きになっただけ」
するとさっきまでベットの上で失神していた亜弥が外へと出てきた
「あぁずるいよ、松浦だけ置いてきぼりなんて」
「「あははは」」
「う〜ん、まだジンジンするよ〜」
「初めだけ、すぐ慣れる…あっ虹だ」
「虹ってどこまで続いてるんだろうね」
「きっと永遠につづいてるんじゃないかな」
「永遠に?」
「亜弥が信じればね」
「うん」
終
まず保全
622 :
マイケル:2005/05/20(金) 19:07:15 O
保全
マイケル?
ほ
ze
626 :
名無し募集中。。。:2005/05/20(金) 20:33:47 O
だって男の子だもん精子が出ちゃう
627 :
名無し募集中。。。:2005/05/20(金) 21:34:06 O
出ちゃう保
n
>>612 戻ってきました。
保全代わりに書きまーす。
630 :
マイケル:2005/05/20(金) 22:42:37 O
なんにも思いつかん(-_-;)
真面目に勉強するとヲタ度が下がるね
>>612さんに期待してます。
つかそろそろ作者降臨の儀式などしませんか?
631 :
612:2005/05/20(金) 23:21:26 0
>>629 その日はとても蒸し暑かった。
僕は普段、人込みの多い縁日などに足を運ぶような性分ではないのに、その日はなぜか、近所の神社で賑わう縁日に独り足を運んでいた。
もしかしたら暑さに頭がやられてしまっていたのかもしれない。
後にも先にも、僕が縁日へ赴くことはそれきりだったから。
「そこの坊や」
むせ返るほどの人込みに騒がしい喧騒の中、決して大声で名前を呼ばれたわけでもない。
それなのにその声はまるで僕にしか届かないような、不思議な魔術がほどこされているように思えた。
振り向く僕と目が合った初老のお婆さんはニヤリと笑むと、ゆっくりと僕に手招きをした。
「あんたにいいものがあるよ」
差し出す手の上にはちょうど手のひらに収まるほどの小さな卵。
所々に薄茶色の斑点があるのを見ると、ただの鶏の卵ではないようだ。
僕は目でこれは?とお婆さんに目線を移すと、またどこか怪しい笑みを浮かべながら話はじめた。
「これはニンゲンが生まれる卵だ。生まれたニンゲンは人間と体の仕組も成分も変わらない。
ただ人間は日に日に成長していくのに対して、ニンゲンはある日を境に成長が止まったり、急に飛躍的な成長をしたりと成長過程が不安定なところがあるだけじゃ。
それ以外は何も変わっている点などない」
いつもの僕だったらそんな非現実的な話を聞いても、そのまま聞き流して相手にしなかっただろう。
でもこのときの僕は考えることが気だるくなるくらい、人々の熱にやられていたんだ。
632 :
612:2005/05/20(金) 23:23:42 0
「この卵はあんたを呼んでいた。人間は子供が親を選ぶことはできないが、ニンゲンは子供が親を選ぶことができるんじゃ。
この子はあんたになら大切に育ててもらえると直感したんだ、この子のためにもあんたはこの子を受け入れるか、それとも受け入れないかはあんた次第。
絶対に買いなさいと強制はせんよ」
この卵は本当に僕を呼んでいるのだろうか。手の上に乗せられた卵に恐る恐る触れてみる。
ドキンッと鼓動が跳ねるような音がした。
「ほれ、今反応したじゃろ?きっと触ってもらえて喜んでいるんじゃな」
それまで怪しく笑っていた老婆が、その時はまるで孫を温かい眼差しで見守るおばあさんになっていた。
自分が子供を育てるなんて、遠い先のことだと思っていた。
この時の僕は中学三年生。
責任という言葉も、覚悟という言葉の本当の意味を知らない子供は、幻想的に華やいだ縁日の片隅で卵を一つ買ってしまった。
↑止まった?
マイケルDVD見たり ちょっと遊べ まだ待ってやる
鯖トビまくってるな
携帯なんか全滅ですな
人稲
新しい発想だな
卵から生まれるのかW
ばぁちゃんがぁゃゃ?
ホゼン
ほじぇん
( ´ д `)<5:10ぽ
寝る保
仕事行く前の保全なの。
643 :
名無し募集中。。。:2005/05/21(土) 06:33:13 O
( ´ д `)ノ いてら
644 :
一行ノベル:2005/05/21(土) 06:58:42 O
そこで奇跡が起こった、美しい魂がここにある。
645 :
名無し募集中。。。:2005/05/21(土) 07:47:04 0
起きたから保全
ほ
ho
ho
649 :
名無し募集中。。。:2005/05/21(土) 11:37:56 O
へいへい
へい MUSIC CHAMP
ニモ君待ち。。
↑同じく
653 :
名無し募集中。。。:2005/05/21(土) 13:57:18 O
ニモっちは彼女とヨロシクやっているのだろうか?
彼女じゃないんじゃね?
学生だから課題とかでガス欠してるんじゃないか
655 :
名無し募集中。。。:2005/05/21(土) 15:08:37 O
う
保全
ほ
658 :
名無し募集中。。。:2005/05/21(土) 15:42:45 0 BE:19573722-
73さん 寸止さん待ってます
ノノ*^ー^) ニヤス
ノノハヽ 面白いぞ!
||c| ・e・)|
__ ( つ/ ̄ ̄ ̄/_ カタカタッ
\/_娘。_/
>>660 携帯から見るとメチャクチャだぞ。なにがなんだかわからん。
( ´ Д `)
hozenda
664 :
名無し募集中。。。:2005/05/21(土) 19:56:40 0
漏れそう。。。
ほ
松浦の午後ティのCMがヤダよ
ハァハァ
保゜
保全
ho
ze
672 :
名無し募集中。。。:2005/05/21(土) 23:48:29 0
期待ほ
作家がんば
ほ
ぜ
ん
ぽ
ho
679 :
名無し募集中。。。:2005/05/22(日) 03:27:30 O
おっ
か
誰か書いてちょ
只今5時10分です
( ´ Д `)<5:10ぽ
ノノ*^ー^) ニヤス
687 :
名無し募集中。。。:2005/05/22(日) 07:56:48 0
(^▽^)
ほぜんするよ
ほ
そろそろ危ないぞ
691 :
名無し募集中。。。:2005/05/22(日) 12:37:31 O
な〜る保どThe
お昼の保全
ハ
694 :
名無し募集中。。。:2005/05/22(日) 14:33:27 O
ロ
モ
696 :
名無し募集中。。。:2005/05/22(日) 15:08:23 O
ニ最
前
列
に、