主人公×梨華愛里沙美貴絵里さゆで学園物小説書いて

【主人公】　２年Ｂ組　学園一のお調子者でスケベな最低男
現在は帰宅部だが中学時代は名門バスケ部の主将で
全国大会ではMVPにも選ばれたほどの名選手だったという意外な過去を持つ
中学３年のある時期に突然バスケ部を辞めてしまうが、その真相は幼馴染の高橋愛しか知らない

【石川梨華】　３年Ａ組　学園のマドンナ的存在
主人公を含め学園の男子の憧れの的
しかしなぜか浮いた話はまったく聞かず、噂では男性恐怖症らしい

【高橋愛】　２年Ｃ組　主人公の過去を知る唯一の存在であり幼馴染
中学時代は主人公と同じ中学校の名門バスケ部のマネージャーだったが
彼女もなぜか主人公と同時期に突然バスケ部を辞めている

【新垣里沙】　１年Ｃ組　学園の弱小バスケ部マネージャー
中学時代も弱小バスケ部のマネージャーで、他校ながら全国でも有名だった主人公を尊敬していた
主人公がバスケを辞めた真相を探るべく、今年同じ学園に入学してきた主人公を慕う学園内でも数少ない女の子

【藤本美貴】　２年Ｂ組　学園一の不良少女
主人公とはクラスメイトで学園でも悪い噂が絶えない問題児
プライベートは謎に包まれており、学園内でも彼女と親しい人は特にいないようだ

【亀井絵里】　１年Ｃ組　夢はアイドル笑顔の可愛い女の子
クラスメイトの道重さゆみとは中学からの親友で、二人でアイドルを目指している
最近よくクラスメイトの新垣里沙から主人公の話を聞かされている為、主人公に興味を持ち始めている

【道重さゆみ】　１年Ｃ組　ちょっぴりナルシストな天然少女
クラスメイトの亀井絵里とは中学からの親友で、二人でアイドルを目指している
彼女もよくクラスメイトの新垣里沙から主人公の話を聞かされているが
ナルシストな性格ゆえか、はたまた天然ゆえか、自分以外にはまったく興味がない様子


↑例えばこんな感じで作者さん宜しくお願いします

だから新垣(ﾟ�听)ｲﾗﾈって

前スレ　http://ex10.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1111404578/

前々スレ　http://ex10.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1110404050/

そんな勝手な設定で縛られたら書く気にもならんわな

梨華　愛理　美貴　絵里　さゆだから
里の時がまちがってて、沙の字がいりませんよ

>>4
>>1はあくまでも例だから設定は職人さんの自由に任せます
>>1を使って頂いても結構ですし新しく設定を考えて下さっても結構です

一応前スレで書いて頂いた職人さんの作品を掲載しておきます

目覚めると教室には誰もいなかった。
なんだか嫌な夢を見ていたような気がするけれど、
起きた途端に忘れてしまった。

しかし、俺を無視してみんな帰っちゃったのかよ・・・
普段クラスメートとの関わりを避けているくせに、
無視されるとちょっとだけ悲しかったりする。
（帰るか・・・）
カバンを手に立ち上がると、いきなり後ろから声をかけられた。
「やっと起きた」
教室には誰もいないと思い込んでいたので、ビックリして振り向くと、
そこには・・・・・藤本が居た。

「なんだよ・・・藤本か。お前も居眠り？」
「まさか！アンタと一緒にしないで」
「ま、どうでもいいけど。じゃな」
ほとんど話したことが無い藤本に話しかけられたことを訝しげに思いながらも
特に話すことはないので、そのまま帰ろうとした。
「まって」
「まだ何か用？」
「アンタって昔有名なスポーツ選手だったってホント？」
いきなり俺の急所を攻撃してきた藤本を、思わず鋭い目で睨みつける。

色々悪い噂があって、クラスでも恐れられてる藤本にこんな態度取れるのは
多分俺ぐらいだろう。それは俺が何もかも諦めてしまったからに他ならないのだが。

そんな態度を取られるのに慣れていないんだろう。藤本は困惑した表情を浮かべている。
「な・何よ・・・」
「誰から聞いた！あの一年か」

俺は鬱陶しく絡んでくる１年生の顔を思い出していた。
あいつの名前は何っていったんだったか。
ウザいのでずっとシカトしてたけど、１回ちゃんと言い聞かせないとダメだな。
「何言ってんの・・・クラスの女子がそんな事言ってたから聞いてみただけだよ」
俺は藤本の顎を鷲づかみにし、睨みつけながら言った。
「興味本位で人の傷口抉り出すような真似するんじゃねえよ！」
藤本も負けずに鋭い目で俺を睨み返してくるが、その瞳からは涙が溢れ出してきていた。
なんだかしらけてしまい、顎から手を離した後もボーッと突っ立っている
藤本を置いて教室を出てきてしまった。
去り際に「覚えてろ！」とか「殺してやる！」とかお決まりの捨てセリフが聞こえてきた。
本当に殺してくれるんなら・・・それも悪くないな。
俺は生きる価値も無いのに、自分でそれを止める勇気もない駄目人間だから。

それにしても・・・・
あの１年が入ってきてから、だんだんと学校に居づらくなってきてしまった。
いろいろと世話になった高橋には悪いけど、こんな状態が続くようでは学校を辞めることも
考えなくてはなるまい。

- 完 -

>>10
氏ね

また落ちる気がする
けっして悪いスレじゃないと思うんだが

顎を掴まれる役は梨華ちゃんじゃないと

結構面白そう。誰か書いてないの？

今回でPart3だが今んとこ>>8-9だけｗ

設定で縛りすぎなんじゃないか？

>>16
>>6

俺がこういうの書いたら崩れるから誰か書いてください自信のあるひとか小説書いたことあるひと。でも誰がヒロインとかあるのかな？

いわゆるパラダイス系なんじゃないか？
主人公モテまくりみたいな

>>1を見ると一見ヒロインは高橋っぽいがそこは職人さん次第じゃね？

じゃあ高橋でいいんじゃない？俺も結構高橋好きだし

既存の設定でも新しい設定でもいいので職人さんお願いします(；´Д`)ﾊｧﾊｧ

さゆ狙いでお願いします

いっそのことハロプロ学園物にしちゃおうぜ
そうすれば各ヲタが好きなように書けるし
だが小説の中に分かりやすい敵を設定すると荒れてしまう諸刃の剣

>>1
何も知らない無垢なさゆﾊｧ━━━━━ ;´Д` ━━━━━ﾝ!!!!

ハロプロ学園物ってのも(・∀・)ｲｲ!!な

ﾐｷﾃｨの不良少女がうけるw

なんでもいいから職人さん書いて・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・

職人さん降臨キボン

じゃあ1さん続き書いちゃいなよ。YOUならできるよ

>>1
全部俺の推しメンじゃないか！！やるな>>1！！

また落ちるのか・・・orz

じゃーさ続き書いていい？主人公の名前は原田毅ってのはどう？

主人公はローマ字表記にしようよ

誰か名前考えて

エロゲーみたいな設定だな

原田毅でいいのね？

「ちっ…うるせんだよどいつもこいつも、俺はもう辞めたんだよ」そういいながら地面の石ころを蹴りながら校門をでた。そのとき…
「毅！！」後ろからこえがした…。振り向くとその声の主は俺の幼なじみの高橋愛だった。「おま…何やってんだよ」「何じゃないよ。毅待ってたんだよ」「……あっそ。何か用？」
俺はまた歩き始めた。
「ちょっ…ちょっと待ってよ」
愛は俺の斜め左後ろを歩いている。少し歩くと愛が弱々しくいった。
「毅、………バスケ続けよう…あんなことあったけどさ…やっぱり…もったいないよ。」
「うるせーんだよ！！」

- 完 -

>>39
これほど低脳な臭いのする主人公もなかなかいないだろ
生暖かく見守ってやろうぜ

>>39
これほど低脳な臭いのする主人公もなかなかいないだろ
生暖かく見守ってやろうぜ

>>39
これほど低脳な臭いのする主人公もなかなかいないだろ
生暖かく見守ってやろうぜ

>>39
これほど低脳な臭いのする主人公もなかなかいないだろ
生暖かく見守ってやろうぜ

低能というかちょっとした精神障害持ってるな

>>38
続きキボンヌ

原田って誰だよ
こういうスレだと主人公は○○だべ
つーか>>38って>>8-9の続きなわけ？
続きなら呼び方ぐらい統一しようよ

確かに○○の方が読み手としては感情移入しやすくて嬉しいかな

職人様職人様降臨ｷﾎﾞﾝﾇ

マジで誰か書いて欲しいな〜

　

誰か書いてくださーい！！

別スレで書いてる者ですが、ベタな短編書いていいですか？
藤本と高橋しか出さないし、>>1さんの設定でいうと高校生位しか共通点がないし、
激つまらんと思うけど、よければ。

是非書いて下さい！！お願いします！！

>>52
このスレに活気を与えてやって下さい

「だからさ、童貞君が安吾読んでもわかんないって」
「…悪いかよ」
「いや、悪いってことないんだけどさ、アンタ解んないでしょ、それ」
「じゃあ、解らせてくれるのか？」
「死ね」
時々この女は、こうやって俺を挑発することで沈黙を破ろうとする。
藤本美貴。十七歳。今日の頭髪検査でもその茶髪はひっかかったのだろう。
校則違反が服を着て歩いているような女で、とかく悪い噂が絶えず、
最近では夜な夜な大学生と遊び歩いているとさえ言われる。
だが藤本は高校内では孤独だった。いや、藤本は何時も孤独ではないかと俺は勘繰る。
この女がどこか傲慢さを感じさせる下目で本を読む姿からは、影が感じられる。
…藤本は本が好きなのだ。不良というのは不思議と本が好きなものだ。
好きな作家は、坂口安吾、太宰治。いかにもだ、と俺は思う。
藤本は授業を大抵サボり、図書室に居る。一人で菓子を食い、MDを聴きながら夕方まで本を読んでいる。
藤本が聴くＭＤの微かな電子音だけが響く、基本的に静寂な世界。それが放課後の図書室。
普通の教室を少し広げた程度の大きさしかなく、そこに書架と閲覧用の机が並んでいる。
放課後の図書室にはいつも俺と藤本と、図書委員のタカハシさんの三人しかいない。
タカハシさんはいつも一人図書委員のカウンター席に鎮座して、
爛々と眼を輝かせ宮部みゆきやファンタジー小説を読んでいる。

ｲｲﾖｲｲﾖ〜

窓ガラスを、早咲きの桜が桃色に染めている。二階なので丁度下から生えている桜の花が間近なのだ。
稀に宴会と称してやかましい男子達が入ってくるが、その度に藤本が追い散らす。
図書室の守護神みたいやね、とタカハシさんはいうが、俺にはこの、
本を無断で持ち出し半ば自分の所有物とし、
いつも飲み食い散らかしたあとを俺とタカハシさんに片付けさせ、（時には発泡酒が置いてある！）
いつも脚を机の上に投げ出して偉そうに本を読む女がそうとは到底思えない。
そして今も、藤本は正面に座る俺に向けて脚を机に投げ出している。
最もスカートの下に安全ピンだらけのジャージというよくある全く不可解なファッションのため、
色気があったものではない。
「アンタさ、バスケ部やめたんだって？」
「ああ」
「どうすんだよ。アンタそれじゃブクブク太って、尚更本ばっか読んでオタクっぽくなるんじゃない？」
「俺の勝手だろ。それに本ばっか読んでんのは藤本も同じだ」
「私はね、アンタと違って思想を行動に移してるから。実践してるから」
「どんなだよ」
「生きよ、堕ちよ」
「藤本が言うとありたきりに聞こえるな」
「ハァ？殺すぞてめ」
タカハシさんが後ろでくすっ、と笑う声が聞こえる。俺と藤本が振り向くと、
あ、すいません、今小説が面白くって…と戸惑った表情で応えた。
その時藤本の携帯が鳴り出す。大方遊び仲間だろう。俺は盗み聞きする気もなかった。
藤本は会話を終えると、ジャージがなかったらと惜しまれるようなモーションで立ち上がる。
「じゃ、これ返せよ」
藤本は俺の手の「坂口安吾全集」をひったくると、風のように立ち去った。


それっきり藤本は高校に、図書室に姿を見せなくなった。消えてから今日で一週間になる。

続きｷﾎﾞﾝﾇ!!

短編だし話の筋が脳内で既にできてるんで、
それほど日数はかからないと思います。

GJ
これで保全する理由ができたな

>>1
激しく続きが気になる乙

>>1じゃなくて>>59だったｽﾏｿ

「どうしよう、どうしよう」タカハシさんは藤本がいなくなって五日過ぎてから、急にそわそわしだした。
というのは、以前藤本が五日連続で高校にも自分の家にも姿を見せなかった時、この人口十万の地方都市に、
街中の高校からいわば「夜回り先生」が駆り出され、「藤本包囲網」が敷かれたのだ。
結果、あえなく藤本は御用となり、翌朝くたびれた表情で図書館に姿を見せたのをタカハシは覚えている。

学校中、藤本の噂で持ちきりだった。理由なく三日休めば家に担任が来るという教育方針のこの高校で、
これだけの事をしでかしたのは藤本が始めてかもしれない。
やはり「藤本、遂に包囲網を突破」というのが相場らしい。
「どうしよう、藤本さん、帰ってこないかもしれんよ？どうやって連れ戻そう」タカハシさんは俺に尋ねる。
（どうしようもない）天衣無纏にも程が有る。
放って置いても春休みが来る。始業式になればひょっこり顔を出すのではないか。
「でも、心配やよ・・・」
藤本とタカハシさんは普段、仲がいいわけではない。かといって悪いわけではなく、
お互いのフィールドに立ち入らないという感じだ。要するに、距離がある。互いに違う人種だとわかっている。
本を貸し借りする時の二、三言の会話。藤本が食い残した菓子を押し付けるとき。
それくらいしか二人の間に会話はない。

俺は本を読み始める。カミュ「異邦人」
いつもと違い、静寂の中に微かな電子音が響く事はない。
快適だった。
だが、ふと本から顔を上げた時、そこに藤本はいない。
陽が傾くにつれ、文庫本の影ができる。藤本の影は、ない。
夕陽に照らされた藤本の顔が美しいと何度密かに思った事だろう。

「タカハシさん、藤本の図書カード、見てみないか？」

期待age

落としたくない

po

ふむ
なんかサクサク読める
何故にタカハシとカタカナなのかが気になるが・・・
ちょっと面白くなりそう

それも物語に関係しているとか 考えすぎか

良スレ保全

つまんね〜
38の方がおもろいやん。
38の続きかけよ

どっちも面白いよ

どっちの職人さんも続きｷﾎﾞﾝﾇ!!!!

「俺はあの時にバッサリバスケとは縁をきったんだよ。あのときに…そう誓ったんだよ」「…〇〇って成長しないね」「成長しないのはお前の胸だろ」「エッチ！！〇〇のバカ！！！」愛は走って行ってしまった
「……ちっ…今日はなんて日だ…」
次の日、俺は学校を休んだ！本屋で立ち読みしていると誰かに肩を叩かれた。それは…



リクエストがあったんで〇〇にしました。

なかなかやるじゃん

めまぐるしい展開だな

なかなかいいアイデアが浮かばないからこうしてほしいとかあったらリクエスト答えるよ

リクエスト型小説とは新しいな

職人さんどんどん降臨しちゃいなよ

すまん。なんか完全に学園物じゃなくなりそうで>>1氏の趣旨に沿えないと思うんで、
飼育黒に立てた自スレで続き書くことにします。スレ汚しすいませんでした。

このスレに活気を与える為にもこのスレで書いて欲しいなぁ

大根の里沙は不要

>>80
本当に申し訳ない。
既に自分のスレ一つあるんで両方狼のペースで書くと、
どっちか手抜きになりそうで怖いんですよ。

>>82
飼育黒で書いている小説をこのスレに貼ってくれるだけでもいいからさ

>>83
それならばできます

よろしく
あと昨日は短編って言ってたけど
飼育にスレ立てるくらいだから長編にするつもりなの？

>>85
うん。どんどん妄想が膨らんできて。
なんか学園物というよりロードノベルになりそう

それなら是非このスレにもペーストしておくれよ
個人的に長編小説は大歓迎だから

おｋ

期待してるぜ

俺も

このスレはエロスも期待していいのかな？

もちろん

Part3にしてようやく活気づいてきたな

これからって時に落としてたまるかっ

ももも！

期待と不安と保全

更新まだ〜

なんと女の子二人組だった！
「〇〇先輩ですよね。学校さぼっちゃったんですか？」「あ〜この人って理沙ちゃんが言ってた例の…」
とても元気な二人組でそのﾃﾝｼｮﾝについていくのも困難だった！「あの…ど、どなたです？」「申し遅れました私1年C組の亀井絵里と」「道重さゆみです」「私達の事理沙ちゃんから聞いてません？」
「いや、全然…」「理沙ちゃんから先輩の事よく聞かされてますよ」「あ、ああ、あの1年か」
可愛い！目、唇、笑顔、すべてが女の子っぽくて…

>>98は>>73からの続きですよね？更新乙です！

つまらん、飼育で勉強して来い

書かない人よりマシですわな

良スレage

職人さん降臨しちゃいなよ

俺も書き始めるからスレ落とさないでね

>>104
作者様ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!

>>104さんが降臨するまで俺が書いてもいいですかね？
設定は>>1さんの設定とは違った設定になってしまうんですが、
それでもよろしければ書きますが

是非書いて下さい職人さん大歓迎です

小説書くのは初めてなのでそこのところはご了承ください。

朝、家の玄関を出て学校に行く途中、
後ろから女の子の声が聞こえてきたので振り向いてみると、
その女の子が俺の名前を呼びながら手を振って走ってきた。

「おっはよう、○○ー！」
「おう、おはよ」

前髪を揺らしながら走ってきた女の子、
名前は【高橋愛】俺の小さい頃からの幼馴染だ。
愛とは幼稚園から高１までずっと同じクラスだったけど、
高２になった時、俺達は初めて別々のクラスになってしまった。

学校に着いて教室の前で愛と別れたあと中に入る。
最初の頃はこの教室に入るのも少し抵抗があった。
元々俺は引っ込み思案で、
自分からクラスの輪の中に入ろうとしない。
そんな俺に愛は手を差し伸べてくれて、
俺をクラスの輪の中に自然と入れてくれた。
俺が今まで学校が楽しいと思えたのは全部愛のおかげなのかもしれない。
高２になって愛と別々のクラスになった時、物凄い不安に襲われた。
ちゃんとクラスに溶け込めるか本気で悩んでいた。
それも今じゃその不安も完全に消え、
自分の力でなんとかクラスの輪に溶け込める事ができた。

３時間目の授業の時、
窓際の一番後ろの席のある生徒が突然ガバッと立ち上がり、
無言で教室を出て行ってしまった。
担当の教師はそれを見ていたのにもかかわらず、
その生徒に声をかける事なく、ため息をつき授業を続ける。
またいつもの事だと思って気にもとめていないのだろう。
クラスのみんなも誰も相手にしていないし、誰も近づこうとしない。
このある生徒････彼女は学年一の不良という事でその名が通っている。
髪は茶髪にし、スカートの丈が膝より上の短さで学校の校則に引っかかっている。
教師が何回注意しても聞く耳持たずな感じで校則違反を堂々と続けている。
彼女の噂は悪い噂しか聞いたが事ない。
例えば、他校の不良生徒と喧嘩して軽く２０人は病院送りにさせちゃったとか、
いろんな犯罪に手を染めて、何回も警察にお世話になっているなど、
信じがたい噂からなんとなくありえるかもって思う噂まで全部が悪い噂だった。
でも俺はそんな彼女が気になっている。

「先生、お腹痛いんで保健室行ってきていいですか？」

いつもの様に嘘の口実で教室を出る。
彼女の行き場所は知ってる。
いつも行ってるから知ってるのは当たり前なんだけど、
最初、彼女を探していた時もその場所がすぐにわかった。
この学校で一人になれる場所といえば、
今は立ち入り禁止となっているあの場所しかなかったから。

とりあえずここまでにしておきます。
あまり調子に乗って投稿しすぎるとあとがコワイですから。

話の切り方もいいね
続きが気になる終わり方にしてあるし初投稿にしては上手いと思う

新しい職人さんｷﾃﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!

職人さんも３人目か
このスレも盛り上がってきたな

乙〜

他スレは続々と落ちちゃってるね
職人さん更新乙です

あげ

ほ

ぜ

ん

みんな小説が書けていいな
俺が小説なんて書くと鶴瓶のアフロみたいなごちゃごちゃした文章になっちゃうよ

ho

小節書き始めましたが当方素人なモンでなかなか読めるモンじゃないｗ
完成しましたらこっちでスペース作ってあげますのでそれまでスレ落とさないでねん。
あと>>1の設定破っちゃうかもだが、そん時はスマソ。

あれ？今の時間帯は人居ないのかな？？
とりあえず第一部までは終わったので人来たらコピペします。。。
そんなに大した物じゃないけど気休めにｗ
あと打たれ弱いのでそこんとこもよろしくお願いします。

読ませて〜

>>123,125-126
気にせずにどんどん書いちゃって下さい
素人玄人関係なく職人さん大歓迎です

んじゃあコピペ開始。
−モーニングタウン　朝娘高校　屋上−
うだるような暑い夏の日・・・
目を開けると大きく広がる空、白い雲、そして眩しく光る太陽が目を眩ませる・・・
校庭の方からは女子生徒の騒ぐ声、男子生徒のざわめき、先生のメガホンを通しての大きな声が聞こえてくる。
「うっせぁなぁ・・・ってか、いつの間にか寝てた・・・」
俺はむくっと起きあがり、辺りを見回す。
いつもと変わりない屋上の風景・・・じゃない！
転落事故防止の柵の外側、屋上の淵に一人の少女が立っている・・・
少女と言ってもこの学校の制服を着ている・・しかし同学年では見たことの無い顔だ。
「危ないぞぉ〜！！い、今すぐ止めなさ〜い！！」
先生の頼りない声が空しく響く。
「？？？」
状況が理解できない俺は立ち上がり、女子の後ろに近づき、
「オイ！！」
と呼びかけた。
「何してんだよ？」
柵を挟んでの会話。まるで刑務所の面会みたいだ。
「あんたには関係ないでしょ・・・私、死ぬのよ・・・ここで・・・」
「！！（じ、自殺ぅ〜！！）」
面倒なことに巻き込まれた・・・オマケに校庭の先生は俺まで飛び降りるんじゃないかと誤解している。焦った俺は、
「と、とりあえず飛び降りはキツいんじゃない？？？」
などと訳の分からないことを言って女子をなだめようとした。
「オ〜イ！！そこのふ、ふたりぃ〜！バカな事はや、やめなさ〜い！！」
震える声で先生が忠告してくる・・・ＴＶドラマなどでよく見ていた光景だが、いざ言われる側となると案外腹の立つモノだ。いや、言い方にも問題があるのかも知れないが・・・しびれを切らせた俺は
「うっせぇ！ちょっと黙ってろ！！」
と叫んだ。すると先生は言われたとおりに黙った。（本当、いざって時に頼りにならないなぁ！先公は・・・）心の中でそう呟きながらも、「自殺志願」の女子を引き留めようと、説得を始める。

「あ、あのさぁ・・・何で死ぬなんて言うんだよ？」
「あんたには関係ないでしょ」
さっきと同じ台詞が返ってきた。ある意味予想だにしない返答だ。
「と、とりあえずさぁ・・・こっちに来いよ。」
と手招きをするが今度は見向きもしない。
（しょうがない・・・か・・・）
俺は柵を乗り越え、淵を歩いて女子へ近寄った。
「来ないでっ！！」
初めての反応。来ないでと言われても止めなければいけない・・・
足下を見ると黒山の人だかり。思わず目が霞む。
（そういやぁ、俺、高所恐怖症だったんだっけ・・・）
今更思い出しても遅い。震える脚で一歩、また一歩と女子に近づいていく。
「お、おい、もうやめろって！自殺なんて考えるな！な？」
そういって手をさしのべるが女子はパニックを起こしそうになっている。
俺が近づくにつれて女子も一歩ずつ後ろへ下がっていく。もう残りわずか・・・それ以上下がると転落してしまう。さすがに焦った俺は一か八か
「おい！お前！お前が飛び降りたら俺も飛び降りる！！目の前で人が死ぬのは嫌だからな。」
自分でもそんな度胸なんてないのに知らないうちに言葉が自然と口から出ていた。
明らかに女子の表情が変わった。「そんなこと言われても・・・」とでも言いたげだ。
しかし女子はすでにパニック状態を起こしており、いつ飛び降りてもおかしくない。
「どうした？飛び降りるんじゃないのか？俺を巻き添えにしたくないのか？」
次々と勝手に言葉が出てくる。これじゃあただの挑発だ。すると女子は
「う・・・うわぁぁぁああ！！」
そう叫ぶと、一気に後ろへと飛んだ！！

（ええええええええええ！！！！！）
あっけにとられている暇などない！遂に女子が飛び降りた！
（糞ッ！こうなったら！！）
頭の中は真っ白だった。とにかく彼女を死なせてはならない。そう思った。
―気が付くと俺も飛んでいた。―
まさに紐無しバンジー。最強の度胸試しだ。
そんな冗談も言ってられる訳もなく、無我夢中で女子の腕を掴んだ。
もう片方の手は屋上の淵を掴んだ！と思ったがさすがに２人分の体重を支えられる訳もなく、無情にも体が校舎から遠ざかっていく・・・
（もう・・・ダメだ！・・・あぁ・・・ジョン（犬）に餌やっとけば良かった・・・）
もうそんなことしか考えられない。周りの風景はスローモーションで進んでいる。
まさに万事休す。「オワリ」だ・・・

上を見ると、俺の腕が誰かの手に引っ張られている。
「？？助かった？？」
力強く吊り上げられていく俺と女子。（といっても女子は既に気絶していたが・・・）
屋上に上げられたが生きた心地がしなかった。
脚はガクガク震えるわ、腕はパンパンに腫れてるわ・・・
でも人の命が救えた。そんな達成感で胸がいっぱいだった・・・
「ねぇ・・・あんた。」
声のしたほうを見るとそこには一人の女子。校章を見ると俺と同じ第３学年。
（それにしてもこんな美人いたっけ？）などと考えていると、考えもしなかった言葉が投げ掛けられた。
「あんた、自分が何したかわかってんの？」
褒められていないことは確かだ。ってか怒っている。
「ハァ？」
自分の行動を批判され、俺は切れそうになった。が、所詮相手は女子。手はあげられない。
が！次の瞬間、腹部に強烈な痛みが走った。
「てめぇ・・・死ぬところだったんだぞ・・・」
何が起こったか理解できなかった。薄れゆく意識・・・
「し、死にそう・・・」
そう言い残した後は覚えていない。

こんなもんです・・・
明らかに話が進むの早いですがｗ
あえて主人公目線でのナレにしてます。つっこみどころ満載ですがご了承下さい・・・

続きが気になるなー
作者さん応援してるぞ

>>114さんお褒めの言葉ありがとうございます
新しい職人さんも来てくださって、こちらとしてはうれしい限りです
もしよろしければ>>112の続きを書きますが

全然関係ないんですが、ハロメンに置き換えてお答え頂けますでしょうか？（キャスト設定のため・・・）
Ｑ１、
怖い（裏のある、悪役）先生と言えば？
Ｑ２、
不良といえば？

お手数ですがよろしくお願いします。。。

Q1　道重
Q2　ユウキ

Ｑ１、つんく（ハロメンじゃないが）
Ｑ２、吉澤
ってか作者がんがれ。

Ｑ１
保田
Ｑ２
松浦

なんか新しい職人さん（136さん）が来てくださったので、
俺の方は辞退します。スレ汚しスマソ

>>140
いやいや私の乏しい文章力でこのスレを潤すのは不可能なんで（泣
辞退なんかせずに是非続き書いて下さい！

>>全ての職人さんへ

辞退とかしなくていいですよ
職人さん全員が更新してくれればこのスレ全体の更新頻度も上がりますし
そういう譲り合いが過疎化の原因につながりますから
ただ職人さんが増えると読み手も混乱するので
できれば更新の度に（>>112の続きです）等のレスアンカーをつけてくれると助かります
あとトリップもつけていただけると尚幸いかと思います

106です。トリップつけてみました
>>141、>>142さん、お言葉ありがとうございます
長続きしないと思いますが、頑張ってみます
とりあえず>>109〜>>112まで書きましたから>>112の続きを書きます

立ち入り禁止の看板を越えて古くなっている扉を開け外に出る。
今日も曇り一つない青空で暖かい。
ここは日向ぼっこするには一番だなと思うところ。
ここは柵の向こうに見える街の風景がとても綺麗なところ。
ここはいつも彼女がいる場所。
ここはそう････屋上だ。
今日も彼女はいつもの場所にいつもの様に柵に寄りかかって街の景色を眺めていた。
風でその茶髪の髪が靡いているのを見てふと綺麗だなと思った。

「こらこら、授業サボって何してんだよ？」

俺はいつもの様に軽い口調で言った。
すると彼女はその鋭い目でキッと睨んだが、
俺だとわかると睨むのをやめてまた景色を眺める。これもいつもの事だ。
誰も彼女に近づこうとしないのは悪い噂があるっていう事もあるのだが、
一番の理由は先ほど見せた鋭い目つきにある。
その目で睨まれたら誰もが「蛇に睨まれた蛙」状態になってしまう。
俺はもう慣れたから平気なんだけど。
彼女の隣に行き、同じように柵に寄りかかって街の景色を眺めた。
そして下校時間までずっと外の景色を眺めて、どちらかが先に屋上を出て家に帰る。
いつもならそんな感じで１日が終わるんだけど、この日はいつもと少し違っていた。

「ねぇ」

隣から声が聞こえてきた。
俺は一瞬耳を疑ったが、
彼女が俺の顔を見ていたので空耳じゃないと理解した。
遅れて「なに？」と返事をする。
すると彼女は景色を眺めながら口を開いた。

「なんでアタシに付いてくるの？」

透き通った真っ直ぐな声。
こんな声を彼女の口から出たんだと思うとなんか不思議な気分になった。
確かに、全然無関係な人が毎日のように授業サボってまで、
屋上に来るのはおかしな話だろう。

「･･･さぁ？なんでだろうな？」

俺も外の風景を見ながら話す。
本当は気付いている。
彼女は似ているんだ。
あの時の、２、３ヶ月前クラスの輪に溶け込めなかった、
孤独だった俺自身に･･･。
そして俺は知っている。
彼女は本当は不良なんかじゃない、優しいヤツなんだって事を。

あれは一週間前の事だった。
この日は今日と違って大雨が降っていた。
俺は下校して帰宅途中だった。
俺の家の近所には小さな公園がある。
昔は愛とよくそこで遊んでいた場所だった。
普段は気にもとめていない場所なのだが、
丁度そこを通りかかった時、何かの鳴き声が聞こえてきたんだ。

（ん･･･？なんだ？）

気になった俺は公園の中に入ってみた。
そこで俺は信じられない光景を目の当たりにする。
なんとあの不良と言われみんなから恐れられている彼女が、
ダンボール箱に捨てられていた子犬にミルクを与えていたんだ。
右手で自分の傘を持ち、ミルクをペロペロと舐めている子犬の頭を、
左手で撫でている彼女からはとてもじゃないが、不良少女とは思えない姿だった。
さらに俺を驚かせたの事がある。
それは、彼女が微笑んでいたんだ。
いつも無表情でムスッとしている彼女が微笑んでいる。
今思えばこれが初めて彼女の笑みを見た瞬間だった。

しばらくその様子を見ていると、さすがに俺の視線に気付いたのか、
彼女が俺の目と会った瞬間、「あ」と一言漏らし慌てて走り去ってしまった。

「ちょっ、ちょっと待ってよ！」

俺も慌てて声をかけたが、時既に遅し。
声をかけた頃には、彼女の姿は遠くの方に行ってしまっていた。
俺は彼女の走って行く後ろ姿を見ながら呟いた。

「･･･傘、忘れてるぞ」

いや、本当はわざと置いていったのかもしれない。
天から降ってくる雨粒から子犬を守るようにして、
彼女の傘が置かれていたから。

彼女の優しさが見れた、そんな日だった。

とまぁ今日はこんな感じです
>>141さんに比べれば下手糞な文章ですがよろしくお願いします

>>149
乙

ほ

>>129-133,143-149
更新乙です一気に読みました
どちらの作品も違う個性があって凄く面白いと思います
続き期待してます

>>136
Q1　男ならつんく♂　女なら保田か中澤か元大阪パフォーマンスドールで太陽とシスコムーンで活躍した現ハロコンMCのまこっちゃんじゃない方の女の人

Q2　矢口か後藤か藤本か田中

稲葉はあえて名前を出さずにクイズ形式ですか？

いやどうしても名前が思い出せなかったｽﾏｿ

ほ

朝から読ませてもらいました作者さん乙です

良スレ保全age

ほ

このスレだけは落としたくない

皆さん保全ありがとうございます。
昨日のサッカーでテンションの下がった糞作者です。
皆さんの乙」と一言かけて貰うだけでどれだけ心が安まるか・・・
駄文・長文が売りの糞小説ですが温かい目で見守っていて下さいねｗ
あとキャストの方も何とか決まりました。どんどん書いていくのでお楽しみにしておいて下さい・・・

あらら・・・文がグダグダｗ
＞ 皆さんの乙」と一言かけて貰うだけでどれだけ心が安まるか・・・
　皆さんに「乙」と一言かけて貰えるだけでどれだけ心が安まるか・・・
ですねｗこんな文章力で小説なんか書けるのか・・・

http://jbbs.livedoor.jp/music/12471/
まとめサイト（といっても手抜きですが）作りました。
本スレと並行して使用頂けると嬉しく思います。
＞MS ◆Haz5wayn.s
ならびに他の作者さん方もこちらの方にも投稿お願いします。。。

ho

>>163
乙
ここのスレ住人に聞きたいんだけど
梨華愛里沙美貴絵里さゆ以外のハロメンは小説に出しちゃいけないのか？

ほ

>>163
激しく乙です！！
他スレが落ちまくってる中、今やこのスレだけが生きがいです
どうか私のような者の為にも作品を提供し続けてやって下さい
>>165
梨華愛里沙美貴絵里さゆが主要キャラでさえあれば他のハロメンを出してもいいと思うよ

今日は更新あるかな

更新期待保全

ども。家の大掃除で腰を痛めた糞作者です。
中途半端なところまでしか出来ていませんがどうぞ読んでやって下さい。。。
↓↓↓

−モーニングタウン　朝娘高校　？？室−
「痛ぇ・・・」
目が覚めると共に腹部に痛みが走る。
（あれ？俺何してたんだっけ？）
「あ！目が覚めたみたいです！！『会長！』」
見覚えの無い女子が嬉しそうに騒ぐ。
すると『会長』と呼ばれた女子が俺の前に姿を現す・・・
「目ぇ覚めた？あんなパンチで気絶なんてナヨいわね」
その一言で思い出した。
俺は屋上で・・・自殺しそうな女子を助けて・・・んで・・・こいつに殴られた！！
「てめぇ！よくも殴りやがったな！！」
俺は一気に立ち上がり、本気で殴るつもりだった。が、しかし、俺のパンチはそいつに届くこともなく、『誰か』の腕で止められた。
「会長に手を出す人は、私『新垣里沙』が許しませんっ！」
さっきまで騒いでたヤツだ。それにしても・・力が強い・・・腕折れる！！
俺は全力で側近・・・新垣の腕を振りほどき、
「何だお前ら！大体俺に何の用だ！アイツを助けたのも俺だろうが！！」
と訴えた。すると『会長』と呼ばれた女子は
「へぇ〜、あれが『助ける』ねぇ・・・」
「？？」
「第一、私が助けなければ今頃あんた達、死んでたわよ？」
「う・・・・」
俺は言葉が出なかった。明らかに図星だ。確かにこいつが俺の腕を取ってくれなければ死んでた・・・
「待って・・・」
ベッドから『自殺志願』の女子が呼びかける。（ってか、ここ保健室？それにしては雰囲気が違うし・・・第一俺は床に寝てたぞ！？）
「何かしら？」
「バカな真似をしてしまい申し訳ありませんでした。でも！その人は助けてくれたんです・・・こんな私を。」
「ふぅ〜ん・・・こんなヤツに礼をねぇ・・・ま、良いけど」
いちいち引っかかるモノの言い方だ・・・しかしここは耐えるしかない。
「何で自殺なんかしようと思ったのかな？生徒番号３０１２５号『石川梨華』さん？」
「え？？」

自殺志願者・・・石川は「何で私の名前を？」とでも言いたげに、戸惑っている・・・
大体、何であいつの名前を知ってんだ？
「・・・虐められてたんです・・・」
「へぇ〜・・・」
さっきまでニヤニヤしていた『会長』の表情が一気に変わった・・・
「会長！これは事件ですよ！」
新垣が囁く。
「誰にいじめられてんの？」
「・・・」
石川は黙り込んでしまった。すると『会長』が、
「まさか、『後藤』？」
と尋ねた。その名前を聞いた途端、石川の表情はみるみるうちに悪くなっていった。
「はぁ〜ん・・・やっぱりねぇ。」
『会長』はあらかた犯人の予想がついていたようだ。それにしても・・・
「あのさぁ、何でお前そんなに生徒の事に詳しいんだよ？」
「会長に向かってお前とは・・・！！」
側近、新垣が凄い反応を示したが『会長』はそれをなだめる。
「あんた、私を誰だと思ってるの？この朝娘高校、全生徒の頂点に立ち、その美貌と女神のような優しさからファンクラブまで出来ている『生徒会長』と言えば、わたし。
『藤本美貴』の事よ！！」
何か一言二言多かった気もするがそれは流して、
「生徒会長！？あんたが？」
「何よ、あんた私の事、知らないの？月一の朝会でスピーチしてるじゃない！」
そんな事言われても困る。第一知らないのも無理はないし。なんてったって、
「俺学校来ても保健室か屋上だし。体育館にだって入学式から一回も行ってないぜ？」
少し自慢気に話す俺の顔を見て、藤本はため息をつき、
「呆れた・・・どうしようもないわね、あんた・・・
まぁ、これで分かったでしょ？私がこの学校の生徒のデータを完っ璧に把握している理由が。」
「あ、ああ・・・・」

正直聞きたいことはもっとあった。
お前にどれだけの権力があるんだよ？とかどこでデータを集めるんだよ？とか。
でもそれを聞いてしまうとまた一言多い返事が返ってきそうだったので止めた。
「それで、石川さん。アナタをいじめてるのは後藤で間違いないのね？」
石川はすこしの間うつむいたままだったが、意を決したように話し始めた・・・
「私、見ての通り暗い性格で・・・友達もあまりいないんです。
後藤「君」とは・・・始めの頃は全く接する事なんて無かったんだけど、３年になってからちょこちょこ暴力を振られるようになって・・・」
藤本の表情が変わった。
「後藤・・・「君」？？」
どうやら藤本の考えている犯人とは違っていたらしい。いい気味だ。
頭を抱える藤本に、新垣が提案する。
「後藤・・・と言えば３年の要注意リストには「後藤真希」、「後藤静香」、「後藤美由紀」が居ましたね・・・
しかし男子と言えば見当もつきません・・・」
すると石川が慌てて口を開いた。
「ち、違います！・・・恥ずかしいんですけど・・・２年の・・・『後藤ユウキ』に・・・」
「後藤ユウキ？」
藤本が首を傾げた。一時の沈黙が続く・・・そんな時、部屋に誰かが入ってきた。
「道重さゆみ。たっだいま戻りましたぁ〜♪」
明らかにキャラの濃いヤツだ・・・制服も特注なのか、スカートにフリルが付いている。
「あ、重さ〜ん！！おかえりぃ！！」
新垣が笑顔で出迎える。すると藤本は、
「お疲れっ。んでさぁ、いきなりで悪いんだけど２年の『後藤ユウキ』のデータが欲しいのよ。」
と頼んだ。道重は笑顔で、
「おっやすいごようですよぉ〜♪」
そういうと部屋の隅にあるパソコンを起動し、もの凄い速さで自身のデータベースを検索している。１分経つか経たないか、あっという間だった。

「出ましたぁ。はいっ♪」
そういってプリントアウトした書類を藤本に渡す。藤本は一通り目を通し、
「ふ〜ん、通りで・・・」
「何々？どうしたんですか？」
新垣が目をキラキラさせて藤本に尋ねる。
「この『後藤ユウキ』は『後藤真希』の弟よ。仲は悪いらしいんだけど、進んでる道はやっぱり兄弟一緒ねぇ・・・」
どうやら藤本の考えもハズレでは無かったようだ。悔しい。
「あ、あの・・・私が言ったこと、ユウキ君には内緒にしておいて下さい・・・
じゃないと私、また虐められる・・・」
今にも倒れてしまいそうな石川の顔色を見ていると何だか可哀想になってきた。
面倒くさい事は避けて通るのだが、俺の口からは思わぬ言葉が出ていた。
「じゃあ・・・俺がぶっ飛ばしてやるよ！」
「！！！」
室内全員の視線が一斉に俺に向けられた。
「無理無理。あたしのパンチで気絶しちゃうような男の子は無理！」
藤本がしつこくネタにしてくる。
「別に暴力で解決することもないんだ。話し合えば・・・」
「話し合いで聞くようなヤツじゃなさそうですよ？」
新垣が真顔で反論してくる。藤本とは違ってむかつきはしない・・・が、
「じゃあどうすんだよ！石川がここまで追いつめられてるのに見て見ぬふりかよ！
生徒会長ってのも案外名前だけのヤツなんだな！！」
煮え切らない態度にイライラした俺はついにきれてしまった。
室内に静寂が訪れた・・・たまらず石川が口を開く。
「や、やっぱ良いです・・・私の問題ですから。今日聞いたことは忘れて下さい。」
そういうと石川は部屋から逃げるように出て行こうとした。
「待てよ！」
死のうとまで考えるほどのイジメを受けてるんだ。きっとまた同じ事が起こる。
そう思った俺は石川の腕を掴んだ。
「！！」
振り返った石川の目には涙が浮かんでいた。もう耐えられない！
「俺一人でも相手してやるから。その後藤ってヤツんとこ、案内しろ」

石川の腕を取って部屋を出ようとした時、今度は俺の腕が引っ張られた。
振り返ると藤本、新垣、道重が立っている。
「誰が『助けない』なんて言ったのよ？」
「私たちも手伝いますっ。」
「さゆもがんばるぅ〜♪」
一人一人の顔を見れば分かる。本気だ。しかも何だか女子のくせに喧嘩に喧嘩に慣れてるみたいだ・・・

とまぁこんなところです。。。。
伏線を作っておこうとあえて情報不足に書いているのですが情報が少なすぎて読んでいる間に「？？」ってなっちゃう方も
居ると思います・・・申し訳ありません。
不良は後藤姉弟にしました。なんかそれっぽいなぁみたいな感じでｗ
いずれにせよ単なる自己マンで終わらせるのではなく、
一人でも多くの方に時間つぶしでもいいので読んで頂きたいと思っています。
もうちょっと文法とか訂正してまとめサイトの方に上げときます。。。
それではこれからもよろしくお願いします。

乙

いい感じだ

>>177
ありがとうございます。

乙〜

>>176
更新乙です今からゆっくり読ませて頂きます

保全

なんか最近もしもスレ落ちるの早すぎね？

糞スレ保全荒らしのせいだろ

なるほど

ほ

ぜ