495 :
名無し募集中。。。:
学校は8時30分から始まる。
今は25分で、いつも通りなら・・・ 夏焼と菅谷が一緒になって教室に入って来た。
さっそく俺と夏焼は引っ張られて黒板の「あいあいがさ」の前に立たされた。
男子はちゃかす! 女子キャーキャーうるさい
先に席に着いた菅谷は夏焼を取られたみたいに俺を睨んでる。
どうしていいのか、夏焼に何て言えば良いのかわからなかったけど・・・『ヤレヤレ』とした顔の夏焼に何か話しかけないと
「あの・・・さ、こんな事になっちゃったんだけど・・・」 夏焼の顔を見て俺は言った。
夏焼は、俺の顔を見ると
「ん〜、内容は聞いたの。でも、私はその時、教室居なかった。 で、あなたは別に私に告白したわけではないでしょ?」
サラッとした感じで言う。 ただ、うなずく俺
「それじゃ、本当に私が好きだったら、今度告白する時は私がいる前でしなよ?ね? じゃないと何も始まらないでしょ?」
そう言って、夏焼は笑顔を見せて、自分の席に着いた。
なぜか「おぉ・・・」 と歓声が教室に流れてた。