>>559 第17章『因縁』
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藤本さんは絵里の膝を固定していたローブを解くと、
絵里を椅子から立ち上がらせた
「こっちへいらっしゃい」
藤本さんは隣の部屋と歩いていく
絵里は立つのもやっとだった
膝が震え、ふらつきながら藤本さんの後をついていく
腕を後ろで縛られたままなので、バランスが取りにくいみたい
「なんにしようかぁ? そうねぇ、久しぶりだから…
お馬さんに乗せてあげるっ!」
藤本さんはクルッと振り向くと、嬉しそうな笑顔をしてた
お馬さん!
わたしは一瞬目を輝かせたけど、ここは都内にあるマンションの一室
本物のお馬さんがいるはずがない
「ひいっ! ソレだけはイヤッ! やめて… ぃゃ…」
絵里は腰が抜けたように座り込んだ
頭を床に付け身体を丸めて抵抗する
絵里はお馬さんがそんなにイヤなの?
っていうよりお馬さんってなに?
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「なにグズグズしてんのよ」
藤本さんは、しゃがみ込んでる絵里の髪を掴むと隣の部屋に引きずっていった
絵里は悲鳴を上げながらついていく
藤本さんの話では、イヤイヤやらされていたはずなんだけど、はたして本当なのだろうか?
とても楽しそうに見えるんだけどな…
嫌がっている絵里の上半身をロープで固く縛ると、そのまま天井から吊るした
そこは以前わたしが吊られたことのある場所だった
絵里のおっぱいが潰れ乳首がロープの隙間から飛び出している
藤本さんは部屋の隅に置かれていた物を、絵里の足の下まで引いてきた
カバーが外されると、中から出て来たのは馬とは似ても似つかない物だった
高さは1mほど。キャスターの付いた4本の脚があるが、
首はなく、胴体にあたる部分は三角に尖っていて、とても人が座れるようには出来ていない
これはいわゆる「三角木馬」って呼ばれている奴だ
拷問、またはSMなどのプレイで使われている
わたしが性の知識に目覚めてからネットのH系サイトで見たことがあるけど
実物を見たのはこれが初めてだった
藤本さんはリモコンを操作し、絵里をゆっくりと馬の背に跨がるように降ろしていく
絵里は膝に力を入れてお尻が当たらないように頑張っていたが、それは無駄な抵抗だった
「何してんの?」
藤本さんが絵里の膝の内側に手を入れると軽く拡げた
なまじ抵抗した分、吊るされていたロープが弛んでしまい、絵里のお尻はストンと落ちた
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「ぎゃぁ〜〜〜〜っ! 裂けるぅ〜っ!!」
絵里が悲鳴をあげた
痛みから逃げようと身体をよじる
「ほら、動くともっと食い込むよ。じっとして」
藤本さんが忠告する
激痛で身体が勝手に動いてしまうのを、絵里は歯を食いしばって耐えた
落ち着いたところで、藤本さんの口が開く
「ところでさぁ、ちょっと聞きたいんだけどあなた何者なわけ?」
絵里の身体がピクッと動いた
「あぅっ!」
わずかな動きが、さらに新たな激痛が絵里を襲ったらしい
絵里の顔が歪む
「やっぱり言わなきゃダメですかぁ?」
絵里が困った顔で藤本さんを見た
「当たり前でしょ」
ガンッ! 藤本さんはイラついたように馬を蹴飛ばす
絵里は顔を歪めながら悲鳴を上げた
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「なんてね。無理に喋らせるつもりはないよ。喋りたくなるまで待っててあげるから」
そう言うと藤本さんは馬のお尻?にあるスイッチを入れた
グォ〜〜ンという機械音とともに、絵里が座っている馬が動き出す
馬は上下前後左右に不規則に揺れた
脂汗を流し苦痛に耐えながらも絵里は落ちないようにバランスをとる
さすがに絵里が可哀想になってきた
「大丈夫。絵里ッぺだって本当は喜んでいるんだよ、ほら」
わたしの心配をよそに藤本さんは笑いながら指を差す
藤本さんが指を刺した場所、絵里のお尻の下はビショビショに濡れていた
「絵里は嫌がってるようにみえるけど、これが一番気持ちがいいんだってさ」
「ち… 違いますぅ… あぅ、本当に い、痛いんですよぉ… がっ」
絵里が途切れ途切れに藤本さんの言葉を否定する
「絵里ッぺが楽しんでるのを見てるだけってのもつまらないなぁ… さゆ、わたしのも舐めてよ」
藤本さんが身体に巻いていたバスタオルを取ると足を広げた
わたしは床に膝をついて藤本さんのアソコに顔を埋める
「あはぁ〜ん、やっぱり素質があるよ。さゆ」
藤本さんはわたしの頭に手を乗せて髪を撫でる
藤本さんのアソコはすでにびっしょりと濡れていて、太ももにまで流れていた
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「どお? 喋る気になった?」
藤本さんが絵里に尋ねている
「痛っ! やめっ…」
「このまま千切れるまで引っ張っちゃおうかぁ〜?」
「だめっ… あっ!… 本当に切れちゃう〜っ!」
何をやっているか見えないけど、なんとなく判った気がした
「ねぇ、美貴がお願いしてるんだから話してよぉ」
藤本さんが甘い声を出してお願いしてる
(お姉さま、それは「お願い」とは言わず「拷問」っていうんですよ)
わたしは心の中でつっこんでみた
「ぎゃ〜〜っ!!」
突然、絵里の甲高い悲鳴が部屋中に響き渡った
まさか本当に引き千切ったわけじゃないでしょうね?
わたしは心配になったけど、舌を止めることはできなかった
「絵里は… 狩人(ハンター)なんですぅ…」
絵里の小さな声が聞こえた
それと同時に藤本さんの身体がブルッと震えた
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わたしが頭を離そうとしたとき、藤本さんが両手でわたしの頭を押さえアソコを顔に押し付ける
アソコからチョロチョロと流れてたオシッコが、徐々に勢いを増した
顔にかかったオシッコが目や鼻に入ってくる
「飲んで! さゆ。わたしのオシッコを全部飲んでっ」
わたしの頭をさらにアソコへ押し付けてくる
口を開くとアッと言う間にいっぱいになった
口から溢れてきたオシッコがのどを伝わって身体を濡らす
無理矢理飲み込もうとしたら、間違えて気管支へ入れてしまった
ゴボッ!!
思いっきりむせた
たまらず口の中に残っていたオシッコを床に吐き出す
ケホン、ケホン
咳が止まらない
咽に引っかかってるモノを出そうとして四つん這いになっていたら
わたしの頭に向かって、上からオシッコが降ってきた
すべてを出し終えた藤本さんは、満足そうな笑顔を見せ木馬のスイッチを切った
静寂が部屋を包む
「で?」
しばらくの間沈黙が続いた後、再び絵里が話し始めた
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「ハンターと言っても野生の動物を狩るのではなく、
物の怪(もののけ)を捕らえるのが使命なんですぅ
先祖代々素質のある女性がその役目を受け継いで、
絵里はお祖母ちゃんから神器をもらいました…」
「ジンギ?」
藤本さんが訊き返した
「あっ! 絵里のブレスレットは?」
絵里はきょろきょろと周りを探す
「これ?」
わたしは立ち上がり、腕にはめていた銀のブレスレットを外して絵里に見せた
「返して!」
絵里が叫ぶ
しかしそれは藤本さんに取り上げられた
「はいそうですかと渡せる訳ないでしょう。これはなに?」
絵里の目の前にブレスレットをちらつかせる
腕を縛られているから、絵里にはどうすることもできない
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「また、痛い目に遭いたいの?」
藤本さんは絵里の乳首を指で弾いた
「うっ!」
絵里が呻く
やっぱりさっきの悲鳴は絵里の乳首を引っ張っていたかららしい
身体を縛られ変形していたおっぱいの先、乳首が真っ赤になって変な痕がついてる
何かで挟まれて引っ張られたのかも知れない
「これで敵を殺すんですぅ そのブレスレットには霊力が込められていて、
絵里の思い通りの武器になると同時に、絵里にも甚大な力を与えてくれるんですぅ」
「ふ〜ん、それでいつもの絵里と気配が違ったのね?」
藤本さんは納得してるらしいが、わたしにはさっぱりだった
「娘。に入ったのもさゆを殺すためなの?」
その質問にわたしはちょっとドキッとした
絵里の返事が気になる
「違いますっ! 絵里は普通にモーニング娘。に憧れて…
歌手になりたかったんですぅ
幼いときから修行はしていましたが、ハンターとして働いたことは今までありません
それに、ヴァンパイアは覚醒するまで誰もその正体に気がつきませんから」
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「「覚醒?」」
2人の声がダブった
「ヴァンパイアの女性は初潮と同時期に吸血鬼として目覚めますぅ
そして血を求めて街をさまようんですぅ」
「さゆ、最近初潮きたの?」
藤本さんがわたしに向かって訊ねる
もうちょっと訊き方ってものがないかしら?
「先月…」
わたしは口ごもりながら答えた
「おめでとう 明日お赤飯炊こうね」
藤本さんはにっこりと微笑んでる
「やめてください」
わたしはきっぱりと断った
わたしはずっとクラスメイトに比べ初潮が遅かったことを気にしていた
そんなおおっぴらにされたくない
それより、絵里はさゆの知らないことを知ってる?
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「それで?」
藤本さんが話しの先を促す
「先月位から血を吸われる事件が起こっていたので調べていたら、さゆか…」
「さゆか?」
「さゆが人の血を吸っているのをみつけました
まさかさゆがヴァンパイアだったなんて…」
ヴァンパイア… その言葉を絵里はずっと繰り返してる
「それから毎晩、ずっとさゆを見張っていました
ある日、藤本さんのマンションに入っていくのを見たんです
翌日藤本さん、いえ美貴さまが入院なさって、マネージャーも死んじゃうし
さゆが暴走を始めたのだと思いました」
絵里は藤本さんの顔を見て呼び方を変えた
「でもその後暫くは大人しくしていたので、わたしも様子を見ることに決めたんですが
れいながさゆとデートするって話していたので、わたしは予定があるからって断って
2人の後をつけていたんですぅ」
あれを見られていたのか
「幸い、れいなに被害はなかったんですが、またいつ人を殺すか判らないので
これ以上人を危めて罪を重ねさせないためにも、わたしの手でケリをつけようと…」
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「そうだったんだ。でもそういうことなら、もう大丈夫だよ」
藤本さんが優しい声で言った
「え?」
絵里が不安そうに藤本さんの顔を見る
「さっき、さゆに私の血を吸わせてあげるって約束したから
もう他人の血を吸って間違えて殺す事もないんじゃない?」
藤本さんがニッコリと笑う
しかし絵里は「やっぱり」と淋しげな表情を浮かべた
「ねぇ ところで美貴はなんになったの?
さっき『美貴もヴァンパイアになった』て言われたけど、
美貴は別に血なんか吸いたくないよ?」
絵里の顔色が変わったことに気づかず訊ねた
絵里は俯いたままなにも答えない
「ねぇ!?」
木馬を揺すっても蹴飛ばしても、絵里は黙ったままだった
藤本さんはとうとう鞭を持ってきて絵里を打ち始める
絵里は苦悶の表情を浮かべるが結果は変わらなかった
「ねぇってば!? 美貴はどうなったのさ!?」
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絵里の様子がおかしいことに気づいてるのかも知れない
壊れたオモチャのように絵里を打ち続けた
イライラがピークに達している
キレた?
絵里はぐったりして頭が垂れ下がったまま、身動きひとつしなくなった
身体には無数の真っ赤な鞭の痕ができ、裂けた皮膚から血が弾け飛ぶ
「もうやめてぇ! 絵里が死んじゃう!!」
わたしはたまらず叫んだ
藤本さんの動きがぴたりと止まる
「さゆ、 邪魔をするならあんたも一緒よっ!」
鞭を持った手が振り上げられた
わたしは反射的に首を竦める
しかし、その手が振り降ろされることはなかった
「なんで!?」
藤本さんがつぶやく
鞭を私に打ち下ろす代わりに部屋の反対側へ投げ捨てた
藤本さんの身体が震えている
自分の手とわたしの身体を交互に見つめていた
どうして?
藤本さんが正気に戻った理由が、わたしにもわからなかった
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「美貴様は… さゆの従者になってしまったんです」
絵里の口から微かな声が洩れた
気を失っていなかったらしい
「ジュシャ? どういうこと?」
絵里を問い詰める
「ヴァンパイアには主人に絶対服従な従者を持つことができると聞いています
従者は主人に絶対服従で逆らうことは絶対にありません
代わりに強靭な身体と不死の命を与えられます」
「私がさゆの奴隷になったっていうの?」
「いえ奴隷ではなく従者に…」
「どっちだって一緒よ! わたしが他人の下に就くなんて!」
突然目の前に平手が飛んで来たが、それはわたしのほっぺの1cm手前でピタリと止まった
まるで他人の手を眺めるように自分の右手を見た藤本さんは、突然笑い出した
「うふ、ふ あは… あは、あははははははははは」
大きく笑いながらベッドルームに向かう
「藤本さん、あの、わたしは…」
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わたしは追いかけてベッドルームに入ろうとした
「来ないでっ!」
藤本さんは裸のままベッドに倒れこみ臥したままそう叫んだ
わたしの足が止まる
そして、わたしはそっとドアを閉じた
そして身を翻すと絵里のところに駆け寄る
絵里の身体を縛っているロープを解くと、絵里は木馬から崩れ落ちた
わたしは絵里の身体を受け止め、床に横たえる
絵里の身体には青い痣と赤い血の痕がコントラストを作っていた
「酷い傷…」
わたしは絵里の傷を舐めた
さっきわたしは藤本さんに舐められて傷を癒されたけど、
同じことがわたしにもできるだろうか?
オマンコからお尻にかけても真っ赤になっていた
愛液で濡れていたとはいえ、全体重をここでで受け止めていたのだ
大陰唇も小陰唇も伸びきって擦り傷を作っていた
「平気よ、死にはしないわ…」
わたしがいまにも泣きそうな顔をしていたのがわかったのか
絵里は力のない声で強がりを言う
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「さゆに舐めてもらえるのは嬉しいけど、あんまり意味はないわ
あれはさゆと美貴様だからできたことなの
わたしにはアレがあればすぐに治るから気にしないで」
苦痛に耐えながら、絵里が身体を起こす
「あれ?」
わたしの質問に背中から答えが聞こてきた
「これでしょ」
藤本さんが銀のブレスレットを絵里に投げてよこす
絵里はそれを受け取ることが出来ず、ブレスレットは床に落ちた
「藤本さん!」「美貴様!」
目が赤く、少し腫れぼったい感じがする
泣いていたんだろうか?
「ペットゴッコはもうおしまい。亀井ちゃんも好きにしていいわよ
さゆの奴隷がペットを飼うとかありえないしね
ま、うすうす感じてはいたんだけど、はっきり言われたときはちょっとショックだった
べつにそれが苦しいとか痛いとかって訳じゃなくて、
さゆの顔を見ると『護らなきゃいけない』って胸がきゅん!ってするの
少し泣いてみたら、そういうのも悪くないかなって思ってきた
それに、こういう力を持ってると何かと便利そうだしね」
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わたしが呆気にとられて藤本さんを見ていたら目が合ってしまった
藤本さんがウインクをしてみせる
「ただし、さゆに手を出すようなことがあったら痛い目に遭うから覚えておいて」
藤本さんは笑顔のまま、絵里に凄んで見せる
「そんな!?」
絵里が突然叫んだ
「絵里はいつまでも美貴様のペットです
さゆが美貴様のご主人様だというのなら、絵里はもうなにもしません
だから、絵里を捨てるなんて悲しいこと言わないでください
絵里はもう、美貴様なしでは生きていられないんです
これからもずっと絵里を調教してください」
絵里の突然の告白にわたしは呆然とする
「美貴は嬉しいけどさ、さゆがなんて言うか…」
「さゆ、ごめん。でも絵里には美貴様が必要なの
きっとこうなるって判ってたから言いたくなかった
お願い! 許してあげて」
4つの瞳がわたしに向けられていた
えっ!? わたし? 2人ともここでわたしにふるの?
「えっと…、その、2人がやりたいって言うなら、さゆは止めない… の」
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わたしは返答に困り、適当なことを言ってしまった
そういう世界があるということは知っていたけど、
まさかこんな身近な、しかもモーニング娘。のメンバー同士でなんて…
「ありがとう!」
絵里が抱きついてきた
床に座っていたわたしはその勢いに負け、絵里を抱いたまま床に倒れてしまう
「絵里、重いの」
わたしの嫌味にはまったく耳を貸さず、絵里は嬉しそうにとんでもないことを言った
「美貴様、お願い! 絵里のお尻にぶっといおちんちんを入れてくださいっ!」
ちょっと絵里ってば、人のお腹の上でナニをしようっていうの?
わたしは慌てて絵里の肩を掴んで起こそうとする
「ちょっと!? 絵里! やめ…」
絵里の肩越しに、藤本さんの顔が覗いた
「いくよ、絵里っぺ」
「あぁっ! 太いっ! 絵里のお尻が壊れちゃう〜!」
2人ともやることが速い
わたしの上で、絵里と藤本さんが揺れていた
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「あん、あん、あん… いい、気持ちいい・・・ 」
絵里の喘ぎ声が耳元で聞こえる
絵里がわたしの身体を抱きしめたままなので、絵里の胸とわたしの胸が擦れる
絵里のこういう姿を見るのも悪くないかも知れない
そう思ったとき、下腹部に固いものが当たった
「やだ、絵里ったらまだ固くしてるの?」
そう言って、わたしは絵里の大きなクリトリスを手探りで探して握る
「ひぁ〜っ! ダメ、さゆ、やめ… うっ!」
絵里の身体が一瞬硬直したと思ったら、次の瞬間すべての体重をわたしの上に預けてきた
「ちょっと? 絵里?」
絵里の反応がない
「絵里っぺは、イッちゃったみたいね」
藤本さんが上から代わりに答えてくれた
「絵里っぺ、まだ終わってないよ。ほら起きて!」
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藤本さんが絵里の脇を背中越しに抱えると、そのまま起き上がった
膝で立ち、絵里の膝を抱えてさらに持ち上げる
ちょうどお母さんが赤ちゃんをおしっこさせるような感じになった
違う点は、絵里が赤ちゃんじゃないこと
そして絵里のお尻が大きな作り物のおちんちんで藤本さんと繋がっているということ
「起きて、起きて」
その言葉と同期させるように、藤本さんは絵里を上下に揺する
「うっ、うっ」
その揺れにあわせて、絵里の呻き声が聞こえた
気を失っていたわけではないらしい
「さゆにも手伝ってもらおう? ほら、絵里っぺからもお願いして」
「んぁ〜、絵里の、オ、オマンコにも、おっきなおちんちんを入れてくださぁ〜い」
え〜と、そんなこと突然言われたって、わたしにはそんなもんついてない
部屋を見回すと絵里のブレスレットが目に入った
考えて見れば、ほんの数時間前にこれでお腹の中をかき回されたのよね
もう少しで殺されるところだったんだっけ
そうか、これでいいや
拾い上げたブレスレットを目の前にかざして思いついた
「絵里、さっきはお腹をいっぱいかき回してくれたの。死ぬかと思ったの
藤本さんが助けに来てくれなければ、もしかしたら本当に殺されてたの
でもね、これで許してあげる」