もしもミキティが幼なじみの隣の娘だったら 22冊目
乙〜
昼ほ
ほ
ぜ
CDTV対策
慎吾の代わりに、中居君と草薙とヒガシでスマステ豪華保全
944 :
名無し募集中。。。:05/02/12 23:18:03 0
age
ほ
946 :
名無し募集中。。。:05/02/13 03:39:20 0
ヤス
今日は投稿ありますように
ho
ze
n
アーロンかっこいい。ナミさんの乳でかい
ho
ガキさんのドラマ面白い、来週は京子ちゃんがガキさんを縛るシーンから放送してくれ。
この板にないジャンルがありますたサスペンスなり。
更新しまーす
ちょっとした沈黙・・・。オレは思い切って口を開いた。
「何でおれと登校してた?」
「は?何でって・・・、そりゃ家が隣だし、出る時間も同じだし、
行き先も同じだし、それに話もけっこう合うし・・・急になによ」
「おれもそうなんだよ」
「は?」
「いや、時間とか場所は別として、話が合うんだよな」
美貴は目をパチクリさせていた。
「でさ、急にひとりになったらつまんないかと思って」
「そうかな?」
美貴はこういう時にかわいくない。心の底から思った。
でも、深く追求するのはやめた。
「おれ、サッカー部の朝練だけ出ようと思うんだ」
「サッカー部?」
サッカー部は基本的に朝は自主練で、顧問かコーチかどちらか一人が一応見ている。
顧問の岡田先生は大学時代に全国大会に出場したほどの腕の持ち主で、
今はオレのクラスの担任だ。
この前、岡田先生にフットサルをやっているという話をしたときに
「週2回の練習じゃ、微妙だろ。朝練しに来ないか?サッカー部に」
「え、いいんですか?」
「あぁ。朝練なら自主的にやってるだけだから、
入部届けもいらないし。○○はけっこうサッカー部に友達多いみたいだしな」
「そうですね」
サッカー部には小学校時代からの友達が何人かいた。木村もサッカー部だ。
「じゃあ、気が向いたらいつでも来い」
「はい。ありがとうございます」
美貴にその経緯を話した。
「そうなんだ。じゃあ特に問題無いか」
「美貴が変な噂立ってもいいならな」
「私は全然気にしないけど、○○は平気なの?」
美貴はこういうときに頼りがいがある。
「オレも平気」
「なら7時にね」
「わかった」
美貴は1回部屋を出かけて、振り向いた。
「あ、○○、朝苦手でしょ」
「え・・・」
図星だった。小さい頃から一緒だとそんなことまでバレてしまっている。
「起こしてあげようか」
美貴はうちの目覚まし時計が壊れていることまで知っているのだろうか。
うちは一家揃って朝が苦手だ。
朝ごはんも毎日パンなので、母さんはゆっくり起きてくる。
というより、母さんが起きれないからパンということにしたのだろうが・・・。
「お願いします」
「はいはい。じゃあね」
そういって美貴は部屋から出て行った。
958 :
名無し募集中。。。:05/02/14 00:41:47 0
age
新作です
1
男には妙にそわそわしてしまう日がある。
落ち着き払った顔をしていても、胸の中は小波が飛沫をあげているんだ。
男には妙に甘いものが食べたくなる日がある。
普段は甘いものは嫌いとか言ってても、その日はとぼけて見せるんだ。
今日の俺のように。
俺は座椅子にもたれかかりながら、コタツの上にあるものを睨みつけていた。
コタツの上にはチョコレートが二つ。
もちろん、もらえたことはうれしい。
うれしいんだけど…でも、そうじゃないんだなぁ。
その時、俺の部屋の窓が開いた。
「お、おす…」
美貴がためらいがちに立っていた。
「よ、よう。入れよ。どうしたんだ」
ゆっくりと入ってくる。
俺はなぜか慌てて、机の上のチョコを隠そうとした。
「なに隠してんのよ。あっ…」
「いや、これは…」
「ひとつは、おばさんでしょ」
「あぁ、そうだ」
もう俺も高校二年生になったって言うのに、お袋は律儀にチョコをくれる。
それは美貴も知っているから別に問題ないんだけど、問題は…。
「もう一個は?」
「いや、これは…。後輩のコがくれたんだよ」
2
「そう。…あんたもチョコもらえるようになったんだね」
つぶやくような美貴の声。
「ちっ、ちがうよ。義理チョコだって」
俺は慌てて否定する。
「マネージャーがくれたんだよ。俺だけじゃなくてクラブのみんなに…」
「わかってるよ。なんでそんなに慌ててんの」
「いや、あの…」
美貴はクククッと喉を鳴らしながら、俺の隣に座った。
「必死になっちゃって。バカみたい」
「バカみたいって、なんだよ…」
しょうがないだろ。
そう思ったが口には出さなかった。また突っ込まれそうだし。
「なんの用だよ」
代わりに出た声がそこれだった。
「べつに。用がないと来ちゃいけないの?」
「そういうわけじゃないけど…」
「嫌なら帰ろうか?」
「えっ!帰るのか!?」
また、慌てたような声が出た。
目の前には冗談ぽく笑う美貴がいた。
「冗談だよ。はい、これ」
そう言って美貴は小さな箱を取り出す。
「欲しい?」
「うっ、…うん」
「あんた、確か甘いの嫌いじゃなかったっけ?」
「えっと、そうだったかなぁ…」
美貴はまた喉を鳴らして笑うと、コトリとその箱を机の上に置いた。
「…ありがと」
俺はその箱に手を伸ばす。
そかし、俺の手がその箱に触れようとしたその時、さっと美貴がその箱を奪い取った。
3
「でもあんた、もう二つもチョコもらったんだから、これはいらないか」
そう言って、その箱を開け始めた。
「おっ、おい…」
俺の静止もどこ吹く風で、銀紙に包まれたチョコを取り出し…。
チラッと俺を見る。多分俺は、めちゃめちゃ情けない顔をしていたと思う。
美貴はまた悪戯っぽく笑うと、パクッとそのチョコを自分の口に入れた。
「あぁ…」
「甘くておいし。…なんて顔してんのよ」
「うるせぇ」
美貴は二つ目のチョコを食べた。
「欲しい?ミキのチョコ」
「……」
俺がなにも言わないでいると、美貴はまたチョコを口に入れた。
「欲しいんでしょ?」
美貴のチョコはあとひとつしかない。
「欲しかったら、ちゃんと言いなさい『ミキのチョコが欲しいです』って」
ニヤニヤ笑いながら最後のチョコを俺の目の前で振る。
「み……美貴の…チョコが…」
「なに?き〜こ〜え〜な〜い〜」
心底楽しそうに美貴は俺を見ている。
チキショー!!
心の中で叫びながら、俺は唇を噛みしめる。
「どうしたの?いらないの?じゃあ食べちゃおっかな〜」
そう言って美貴はチョコを自分の口に持っていく。
「ちょ、ちょっと待って!」
「どうしたのかな〜?」
「……美貴のチョコが欲しいです」
「へへへッ。よく言えました」
美貴はニコッと笑うと
「でも、ダメ」
最後のチョコをパクッと食べてしまった。
4
「あっ!!」
呆然と見つめる俺を、美貴はただ楽しそうに眺めていた。
「残念ながら時間切れです」
「ウソだろ…」
「ウソじゃないよ。おいし、このチョコ」
もぐもぐと口を動かす美貴を、俺はただ眺めるしか出来なかった。
「……」
「そんなに欲しかったんだ。ミキのチョコ」
口の中にチョコを入れたまま美貴が俺に尋ねる。
「……うるせぇ。もう、いらねえよ!」
俺はコタツの上に突っ伏した。
「ホントにもういらないの?」
「まだあるのか!?」
今度はガバッと起き上がる。
「残念。もうないよ」
「なんだよ!バカにしやがって!」
「…怒った?」
「当たり前だろ!…ったく」
また、机の上に突っ伏そうとする俺の肩を美貴がいきなり掴んだ。
「なっ、なんだよ」
「チョコ。…あげるよ」
少し緊張した面持ちでそう言うと…
美貴の顔が俺に近付いてきて…
俺の口の中にチョコの味が広がった。
5
「……」
「…なんか言ってよ」
「…おいしいな。美貴のチョコ」
美貴は俺をパシッとはたいた。
「なんだよ…」
「なんかいやらしい」
「…じゃあ、なんて言えばいいんだよ」
「そんなこと…。それくらい自分で考えてよ」
俺が少し考えていると、美貴が期待に満ちた目で俺を見上げるのがわかった。
「…チョコ、まだあるか?」
「あるよ。ここに二つ」
美貴はお袋とマネージャーにもらったチョコを指差した。
「そうじゃなくてさ…」
また喉を鳴らして笑う。
「わかってるって。欲しかったら、さっきみたいにちゃんと言いなさい」
意地悪っぽく俺の目を見つめた。
「……美貴のチョコが欲しいです」
「よく言えました。って言いたいところだけど…」
美貴は大きく口を開く。
「今度は本当に時間切れ。チョコもう完全に食べちゃったから…」
そう言ってぺロッと唇をなめた。
俺は誘われるように、美貴に顔を近づける。
「なによ?もうチョコないってば…」
「ちゃんと言うよ」
「…なに?」
「美貴とキスがしたいです」
「よく言えました。……しょうがないな」
美貴ははにかんだ笑顔を赤く染めると、静かに目を閉じた。
了
今回は一応、Judy And Maryの『HYPER 90'S CHOCOLATE BOYFRIEND』なんですが、
『バレンタインデーキス』でもいいような…
まだ読んでいないが乙です
>>965 JAMは大好きだったからそれが元なのはうれしい
ほ
970 :
名無し募集中。。。:05/02/14 04:05:31 0
チョコレートキッスキター!!!
ん〜、甘いよ〜、とろける位に甘い話だよ〜。 乙!
いいねー
欲し過ぎる
乙でした
GJ
ほ
974 :
名無し募集中。。。:05/02/14 16:23:43 O
も
さ
ぴ
ぴ
被った_| ̄|○
WOWOW、はよグリーンデイやれや!!
てめーホモサピピってなんだゴラァ
そろそろ次スレ?
やっとグリーンデイ出た、かっこいい。比べると日本のバンドださい。
乙
あま〜い話乙でした