もし矢口が気の強い姉さんだったら 10

真里「おっはー」
石川「おはよー、真里ぃ」
真里「たりーな。一限なんだっけ」
岡田「森永やん。現社現社」
真里「えー、土曜の朝からヲタクローかよ。最悪ぅ」
三好「その会話、毎週聞いてる気がする」
石川「っていうか、真里、宿題やってきた？」
真里「え、なになに？そんなのあったっけ」
石川「レポート出せって」
岡田「ほんまありえへんわ」
真里「レポートって、何？」
石川「真里ぃ、やばいよ。忘れたらヲタクロー、陰湿にいじってくるよー」
真里「ああ、まじやだ。今から書くっ。テーマなんだっけ」
三好「年収200万円で幸せに暮らす方法を考えなさい」
真里「専業主婦」
岡田「それ、ヲタクローのＮＧワード」
真里「えーっ、わかんねーよ」
キーンコーンカーンコーン♪
森永先生「はいはい、起立起立。席について。ほらほら、矢口さん、席についてください」
真里「あー、まじ最悪」
森永「個人レベルの最悪なんてどうせ大したことないんだから、楽しくやりましょうよ」
真里「おまえとはヤりたくねえよ」
森永「あれあれ、そんなこと言っていいんですか。使いますよ、ベホマズン」
真里「じゃぁ使えよ。ベホマズンとやらを、きゃはは」
森永「運がよかったですね。今日はＭＰが足りないみたいだ。じゃあ、授業を始めます」
石川「せんせー、礼してませーん」